JP2003019879A - 上製本の製造方法 - Google Patents
上製本の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】上製本の製造工程において、見えない部分に効
率よく磁性材料を組み込む上製本の製造方法を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕
上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備
する上製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の後
に、その丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/低
い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/
高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料を
シート状物で鋏みシール状にして、貼着する上製本の製
造方法である。また、背固め工程で中身の背に接着剤を
塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一つに
上記磁性材料を貼着する上製本の製造方法である。
率よく磁性材料を組み込む上製本の製造方法を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕
上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備
する上製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の後
に、その丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/低
い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/
高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料を
シート状物で鋏みシール状にして、貼着する上製本の製
造方法である。また、背固め工程で中身の背に接着剤を
塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一つに
上記磁性材料を貼着する上製本の製造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気的に監視する
システムに対応した不正持出し防止対応の上製本の製造
方法に関する。
システムに対応した不正持出し防止対応の上製本の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、商品に磁性材料を取り付
け、その商品を不正(代金を払わないで持ち出す)に持
ち出したとき、ある周波数の交番磁場をゲート状の送信
と受信アンテナ間に向けて放射し、該アンテナ間に尋問
磁場が形成されており、この尋問磁場内に不正持ち出し
の商品が通過すると、前記磁性材料から複数の高周波群
を含む多数のパルスが発生し、これを受信アンテナを通
してコントロール装置に導き、アラーム発生や出入り口
を閉鎖する等のシステムが知られている。前記磁性材料
は活性層と呼ばれる高い透磁率/低い保持力を有する磁
気層と、失活層と呼ばれる中程度の透磁率/高い保持力
を有する層の二重構造になっており、正規に購入した場
合は、レジで失活層が磁化され前記磁性材料から複数の
高周波群を含む多数のパルスは発生しない。これによっ
て不正持ち出しを防止している。
け、その商品を不正(代金を払わないで持ち出す)に持
ち出したとき、ある周波数の交番磁場をゲート状の送信
と受信アンテナ間に向けて放射し、該アンテナ間に尋問
磁場が形成されており、この尋問磁場内に不正持ち出し
の商品が通過すると、前記磁性材料から複数の高周波群
を含む多数のパルスが発生し、これを受信アンテナを通
してコントロール装置に導き、アラーム発生や出入り口
を閉鎖する等のシステムが知られている。前記磁性材料
は活性層と呼ばれる高い透磁率/低い保持力を有する磁
気層と、失活層と呼ばれる中程度の透磁率/高い保持力
を有する層の二重構造になっており、正規に購入した場
合は、レジで失活層が磁化され前記磁性材料から複数の
高周波群を含む多数のパルスは発生しない。これによっ
て不正持ち出しを防止している。
【0003】前記磁性材料を商品に取り付ける方法は、
薄板状部材の間に磁性材料を保持し、接着剤層を介して
剥離紙が設けられたラベルを用いる方法が知られてい
る。上製本に上記ラベル状磁性材料を取り付けるには、
本を醜いものにしてしまうおそれと、見えにくい場所に
貼着しようとすると手間もばかにならない。近年ソース
ターキング(製造段階で磁性材料を取り付ける)用とし
て、安価なラベル状磁性材料が出現してきたので、上製
本にどのように取り付けるかを鋭意研究し本発明に到っ
たものである。
薄板状部材の間に磁性材料を保持し、接着剤層を介して
剥離紙が設けられたラベルを用いる方法が知られてい
る。上製本に上記ラベル状磁性材料を取り付けるには、
本を醜いものにしてしまうおそれと、見えにくい場所に
貼着しようとすると手間もばかにならない。近年ソース
ターキング(製造段階で磁性材料を取り付ける)用とし
て、安価なラベル状磁性材料が出現してきたので、上製
本にどのように取り付けるかを鋭意研究し本発明に到っ
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決すべく、上製本の製造工程において、見えない部
分に効率よく磁性材料を組み込む上製本の製造方法を提
供することを課題とする。
を解決すべく、上製本の製造工程において、見えない部
分に効率よく磁性材料を組み込む上製本の製造方法を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕上げ裁
ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する上
製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の後に、そ
の丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/低い保持
力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保
持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料をシート
状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴とする
上製本の製造方法である。このような構成としたので、
前記磁性材料に高熱及び機械的応力がかからず、上製本
製造ライン上で貼着挿入することができる。
は、丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕上げ裁
ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する上
製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の後に、そ
の丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/低い保持
力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保
持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料をシート
状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴とする
上製本の製造方法である。このような構成としたので、
前記磁性材料に高熱及び機械的応力がかからず、上製本
製造ライン上で貼着挿入することができる。
【0006】請求項2に記載の発明は、丁合、糸綴り、
均し、駒締め、下固め、仕上げ裁ち、耳出し、背固め、
表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程において、耳
出し工程の後に、その耳出しされた中身の背に高い透磁
力/低い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透
磁力/高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性
材料をシート状物で鋏みシール状にして、貼着すること
を特徴とする上製本の製造方法である。このような構成
としたので、前記磁性材料に高熱及び機械的応力がかか
らず、上製本製造ライン上で貼着挿入することができ
る。これは、角背の上製本である。
均し、駒締め、下固め、仕上げ裁ち、耳出し、背固め、
表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程において、耳
出し工程の後に、その耳出しされた中身の背に高い透磁
力/低い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透
磁力/高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性
材料をシート状物で鋏みシール状にして、貼着すること
を特徴とする上製本の製造方法である。このような構成
としたので、前記磁性材料に高熱及び機械的応力がかか
らず、上製本製造ライン上で貼着挿入することができ
る。これは、角背の上製本である。
【0007】請求項3に記載の発明は、丁合、糸綴り、
均し、駒締め、下固め、仕上げ裁ち、丸身・耳出し、背
固め、表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程におい
て、背固め工程で中身の背に接着剤を塗布し貼着する寒
冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一つに、高い透磁力/低
い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/
高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料を
シート状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴
とする上製本の製造方法である。このような構成とした
ので、前記寒冷紗、シワ紙、地券紙を巻取から供給する
経路の途中でラベル貼り機等で位置を合せて貼着でき
る。
均し、駒締め、下固め、仕上げ裁ち、丸身・耳出し、背
固め、表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程におい
て、背固め工程で中身の背に接着剤を塗布し貼着する寒
冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一つに、高い透磁力/低
い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/
高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料を
シート状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴
とする上製本の製造方法である。このような構成とした
ので、前記寒冷紗、シワ紙、地券紙を巻取から供給する
経路の途中でラベル貼り機等で位置を合せて貼着でき
る。
【0008】請求項4に記載の発明は、丁合、糸綴り、
均し、駒締め、下固め、仕上げ裁ち、耳出し、背固め、
表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程において、背
固め工程で中身の背に接着剤を塗布し貼着する寒冷紗、
シワ紙、地券紙の何れか一つに、高い透磁力/低い保持
力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保
持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料をシート
状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴とする
上製本の製造方法である。このような構成としたので、
前記寒冷紗、シワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の
途中でラベル貼り機等で位置を合せて貼着できる。これ
は、角背の上製本である。
均し、駒締め、下固め、仕上げ裁ち、耳出し、背固め、
表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程において、背
固め工程で中身の背に接着剤を塗布し貼着する寒冷紗、
シワ紙、地券紙の何れか一つに、高い透磁力/低い保持
力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保
持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料をシート
状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴とする
上製本の製造方法である。このような構成としたので、
前記寒冷紗、シワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の
途中でラベル貼り機等で位置を合せて貼着できる。これ
は、角背の上製本である。
【0009】請求項5に記載の発明は、丁合、下固め、
仕上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具
備する上製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の
後に、その丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/
低い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力
/高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料
をシート状物で鋏みシール状にして、貼着することを特
徴とする上製本の製造方法である。このような構成とし
たので、前記磁性材料に高熱及び機械的応力がかから
ず、上製本製造ライン上で貼着挿入することができる。
これはアジロ綴じ方式の上製本である。
仕上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具
備する上製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の
後に、その丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/
低い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力
/高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料
をシート状物で鋏みシール状にして、貼着することを特
徴とする上製本の製造方法である。このような構成とし
たので、前記磁性材料に高熱及び機械的応力がかから
ず、上製本製造ライン上で貼着挿入することができる。
これはアジロ綴じ方式の上製本である。
【0010】請求項6に記載の発明は、丁合、下固め、
仕上げ裁ち、耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する
上製本の製造工程において、耳出し工程の後に、その耳
出しされた中身の背に高い透磁力/低い保持力を有する
第一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有す
る第二の磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏み
シール状にして、貼着することを特徴とする上製本の製
造方法である。このような構成としたので、前記磁性材
料に高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン
上で貼着挿入することができる。これはアジロ綴じ方式
の上製本である。また、角背の上製本である。
仕上げ裁ち、耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する
上製本の製造工程において、耳出し工程の後に、その耳
出しされた中身の背に高い透磁力/低い保持力を有する
第一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有す
る第二の磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏み
シール状にして、貼着することを特徴とする上製本の製
造方法である。このような構成としたので、前記磁性材
料に高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン
上で貼着挿入することができる。これはアジロ綴じ方式
の上製本である。また、角背の上製本である。
【0011】請求項7に記載の発明は、丁合、下固め、
仕上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具
備する上製本の製造工程において、背固め工程で中身の
背に接着剤を塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の
何れか一つに、高い透磁力/低い保持力を有する第一の
磁気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第二
の磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシール
状にして、貼着することを特徴とする上製本の製造方法
である。このような構成としたので、前記寒冷紗、シワ
紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼り
機等で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式の
上製本である。
仕上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具
備する上製本の製造工程において、背固め工程で中身の
背に接着剤を塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の
何れか一つに、高い透磁力/低い保持力を有する第一の
磁気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第二
の磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシール
状にして、貼着することを特徴とする上製本の製造方法
である。このような構成としたので、前記寒冷紗、シワ
紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼り
機等で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式の
上製本である。
【0012】請求項8に記載の発明は、丁合、下固め、
仕上げ裁ち、耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する
上製本の製造工程において、背固め工程で中身の背に接
着剤を塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何れか
一つに、高い透磁力/低い保持力を有する第一の磁気部
材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第二の磁気
部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシール状にし
て、貼着することを特徴とする上製本の製造方法であ
る。このような構成としたので、前記寒冷紗、シワ紙、
地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼り機等
で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式の上製
本である。また、角背の上製本である。
仕上げ裁ち、耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する
上製本の製造工程において、背固め工程で中身の背に接
着剤を塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何れか
一つに、高い透磁力/低い保持力を有する第一の磁気部
材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第二の磁気
部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシール状にし
て、貼着することを特徴とする上製本の製造方法であ
る。このような構成としたので、前記寒冷紗、シワ紙、
地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼り機等
で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式の上製
本である。また、角背の上製本である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき詳細
に説明する。図1〜図15は、本願発明の上製本の製造
方法の一実施の形態を示す説明図である。図1は丁合工
程で折丁が本の頁の順番に積み重ねられた本の中身であ
る。1は丁合された本の中身、2は折丁である。図2は
糸綴り工程を示す説明図である。一冊分の折丁2が丁合
された本の中身1の背をミシンを用いて糸3で綴じる。
図3は均し工程である。糸綴りされた背を小口と同じ厚
さになるように均し機4で鋏んで落ち着かせるものであ
る。駒締め工程は中身全体を平締めして各中味の厚さを
一様に落ち着かせるものであるが、図は省略する。
に説明する。図1〜図15は、本願発明の上製本の製造
方法の一実施の形態を示す説明図である。図1は丁合工
程で折丁が本の頁の順番に積み重ねられた本の中身であ
る。1は丁合された本の中身、2は折丁である。図2は
糸綴り工程を示す説明図である。一冊分の折丁2が丁合
された本の中身1の背をミシンを用いて糸3で綴じる。
図3は均し工程である。糸綴りされた背を小口と同じ厚
さになるように均し機4で鋏んで落ち着かせるものであ
る。駒締め工程は中身全体を平締めして各中味の厚さを
一様に落ち着かせるものであるが、図は省略する。
【0014】図4は下固め工程を示す説明図である。丁
合された本の中味1の背に糊塗布機5により膠や化学糊
を塗布し乾燥し仮固めする。図5は仕上げ裁ち工程を示
す説明図である。丁合された本の中味1の小口、天、地
の背を除いた三方を化粧裁ちする。図6はスピン入れ工
程である。注文によりスピン6を入れたり、省略したり
する。図7は丸身出し工程である。一対のローラ7で丁
合された本の中味1を挟み両側から締めて回転させなが
ら上下のアールの付いた型8で押える。図8は耳出し工
程である。丸身出しされた中味を左右から挟んで固定
し、上からアールの付いた型を押付け左右に揺り動か
す。これにより背の両側面を見返しの方へ曲げて耳を作
る。丸身出し工程を省いて耳出し工程を行なうと角背で
耳を作ることができる。
合された本の中味1の背に糊塗布機5により膠や化学糊
を塗布し乾燥し仮固めする。図5は仕上げ裁ち工程を示
す説明図である。丁合された本の中味1の小口、天、地
の背を除いた三方を化粧裁ちする。図6はスピン入れ工
程である。注文によりスピン6を入れたり、省略したり
する。図7は丸身出し工程である。一対のローラ7で丁
合された本の中味1を挟み両側から締めて回転させなが
ら上下のアールの付いた型8で押える。図8は耳出し工
程である。丸身出しされた中味を左右から挟んで固定
し、上からアールの付いた型を押付け左右に揺り動か
す。これにより背の両側面を見返しの方へ曲げて耳を作
る。丸身出し工程を省いて耳出し工程を行なうと角背で
耳を作ることができる。
【0015】図9は丸身・耳出し工程を終えた丁合され
た本の中味1にシール状の磁性材料9を貼着した状態を
示す説明図である。図10は丸身出し工程を省き耳出し
工程を行なった丁合された本の中味1に磁性材料9を貼
着した状態を示す説明図である。以後は丸背か角背の違
いのみの差で工程はかわらないので角背の説明は省略す
る。
た本の中味1にシール状の磁性材料9を貼着した状態を
示す説明図である。図10は丸身出し工程を省き耳出し
工程を行なった丁合された本の中味1に磁性材料9を貼
着した状態を示す説明図である。以後は丸背か角背の違
いのみの差で工程はかわらないので角背の説明は省略す
る。
【0016】図11は背固め工程を示す説明図である。
磁性材料9を貼着した丁合された本の中身1の背に接着
剤着けローラ10を接触させた後、巻取状の寒冷紗11
を背のサイズに切断したものを貼着する。図12も背固
め工程の一つで、シワ紙12に花ぎれ13を、接着剤1
4を塗布して貼着し切断する工程の説明図である。図1
3は上記花ぎれ付シワ紙15を、寒冷紗11を貼着され
た中味に貼着する工程の説明図である。同様の工程で地
券紙を貼着する工程を行なうものもあるが、図での説明
は省略する。花ぎれ13は地券紙を貼着する場合、地券
紙に付ける。背固め工程はこれら全て行なう場合と、一
部省略することもある。
磁性材料9を貼着した丁合された本の中身1の背に接着
剤着けローラ10を接触させた後、巻取状の寒冷紗11
を背のサイズに切断したものを貼着する。図12も背固
め工程の一つで、シワ紙12に花ぎれ13を、接着剤1
4を塗布して貼着し切断する工程の説明図である。図1
3は上記花ぎれ付シワ紙15を、寒冷紗11を貼着され
た中味に貼着する工程の説明図である。同様の工程で地
券紙を貼着する工程を行なうものもあるが、図での説明
は省略する。花ぎれ13は地券紙を貼着する場合、地券
紙に付ける。背固め工程はこれら全て行なう場合と、一
部省略することもある。
【0017】図14は表紙くるみ工程を示す説明図であ
る。別工程で表紙貼、箔押し等を行なって仕上げられた
表紙16で中味をくるみ、耳と表しの溝を接着し見返し
に糊を塗布して表紙と見返しを貼り付ける。一般的な表
紙くるみの説明をしたが、様々な種類があり特に限定す
るものではない。例えば背に化学糊を塗布してプラスチ
ックフィルム製等のフレキシブルな表紙を貼着してもよ
い。図15、図16は、本発明の上製本の製造方法の一
実施の形態で製造した上製本の斜視説明図である。図1
5は丸背の上製本、図16は角背の上製本である。
る。別工程で表紙貼、箔押し等を行なって仕上げられた
表紙16で中味をくるみ、耳と表しの溝を接着し見返し
に糊を塗布して表紙と見返しを貼り付ける。一般的な表
紙くるみの説明をしたが、様々な種類があり特に限定す
るものではない。例えば背に化学糊を塗布してプラスチ
ックフィルム製等のフレキシブルな表紙を貼着してもよ
い。図15、図16は、本発明の上製本の製造方法の一
実施の形態で製造した上製本の斜視説明図である。図1
5は丸背の上製本、図16は角背の上製本である。
【0018】また、磁性材料9を耳出し工程の直後に貼
着しないで、背固め工程の寒冷紗、シワ紙、地券紙を貼
着する工程の何れか一つで行なうこともできる。巻取状
の前記寒冷紗、シワ紙、地券紙の切断ピッチに連動さ
せ、切断前の途中でシール状の磁性材料を本の天地方向
になるように前記寒冷紗、シワ紙、地券紙に貼着する。
また、製本ラインを延長し貼着スペースを作れば、前記
寒冷紗、シワ紙、地券紙を本の中身の背に貼着後にシー
ル状の磁性材料を貼着することもできる。貼着はラベル
貼り機を用いることが好ましい。
着しないで、背固め工程の寒冷紗、シワ紙、地券紙を貼
着する工程の何れか一つで行なうこともできる。巻取状
の前記寒冷紗、シワ紙、地券紙の切断ピッチに連動さ
せ、切断前の途中でシール状の磁性材料を本の天地方向
になるように前記寒冷紗、シワ紙、地券紙に貼着する。
また、製本ラインを延長し貼着スペースを作れば、前記
寒冷紗、シワ紙、地券紙を本の中身の背に貼着後にシー
ル状の磁性材料を貼着することもできる。貼着はラベル
貼り機を用いることが好ましい。
【0019】ここで磁性材料9について説明する。図1
7の(イ)、(ロ)、(ハ)、(二)は第一の磁気部材
17と第二の磁気部材18からなる磁性材料19の部品
説明図である。離れているものは重ね合せた状態とな
る。(イ)は箔状の第一の磁気部材17に同じく箔状の
複数の小孔を有する第二の磁気部材18を重ね合せたも
のである。(ロ)は細いワイヤー状の第一の磁気部材1
7に箔状の第二の磁気部材を巻き付けたものである。
(ハ)はアモルファス金属製細線の第一の磁気部材17
に複数の薄い小片の第二の磁気部材18を配置したもの
である。(二)はアモルファス金属製細線の第一の磁気
部材17に薄い帯状の第二の磁気部材18を重ね合せた
ものである。
7の(イ)、(ロ)、(ハ)、(二)は第一の磁気部材
17と第二の磁気部材18からなる磁性材料19の部品
説明図である。離れているものは重ね合せた状態とな
る。(イ)は箔状の第一の磁気部材17に同じく箔状の
複数の小孔を有する第二の磁気部材18を重ね合せたも
のである。(ロ)は細いワイヤー状の第一の磁気部材1
7に箔状の第二の磁気部材を巻き付けたものである。
(ハ)はアモルファス金属製細線の第一の磁気部材17
に複数の薄い小片の第二の磁気部材18を配置したもの
である。(二)はアモルファス金属製細線の第一の磁気
部材17に薄い帯状の第二の磁気部材18を重ね合せた
ものである。
【0020】図18はシール状磁性材料23の構成説明
図である。上よりフィルム20、磁性材料19、フィル
ム20、粘着剤層21、剥離紙22の構成となる。剥離
紙22からシール状磁性材料23を剥がして本の中味の
背に貼着する。磁性材料19は例として図17の(ハ)
を用いたが他も同様に構成する。シール状磁性材料23
を剥離紙22に連続して設けた巻取状の形態でラベル貼
り装置で同期をあわせて本の背又は寒冷紗、シワ紙、地
券紙に貼着することが好ましい。
図である。上よりフィルム20、磁性材料19、フィル
ム20、粘着剤層21、剥離紙22の構成となる。剥離
紙22からシール状磁性材料23を剥がして本の中味の
背に貼着する。磁性材料19は例として図17の(ハ)
を用いたが他も同様に構成する。シール状磁性材料23
を剥離紙22に連続して設けた巻取状の形態でラベル貼
り装置で同期をあわせて本の背又は寒冷紗、シワ紙、地
券紙に貼着することが好ましい。
【0021】第一の磁気部材17として好ましい材料と
しては、アモルファス合金であり、保磁力は0.1〜
1.0エルステッドのものが挙げられる。組成として
は、Fe、Co、NIのうち少なくとも1種を65原子%
以上含むものが挙げられる。アモルファス形成を促進す
る元素として、B、P、C、Si、Al、Ga、Zr、N
b、Taから選ばれる少なくとも1種の元素を10原子
%以上35原子%以下含むことが好ましい。例えば、F
e−Si系、Fe−Cr-Co-Ni-Mo系、Co-Si-Mn
-Fe系等が使用できる。また、上記に他の金属を含有し
てもよい。
しては、アモルファス合金であり、保磁力は0.1〜
1.0エルステッドのものが挙げられる。組成として
は、Fe、Co、NIのうち少なくとも1種を65原子%
以上含むものが挙げられる。アモルファス形成を促進す
る元素として、B、P、C、Si、Al、Ga、Zr、N
b、Taから選ばれる少なくとも1種の元素を10原子
%以上35原子%以下含むことが好ましい。例えば、F
e−Si系、Fe−Cr-Co-Ni-Mo系、Co-Si-Mn
-Fe系等が使用できる。また、上記に他の金属を含有し
てもよい。
【0022】第二の磁気部材として好ましい材料は、保
磁力が10〜1000エルステッドでFe-Co-Mn-Si
系、Cu-Ni-Fe系、Cu-Ni-Co系、Pt-Co系ある
いはステンレス等が使用できる。
磁力が10〜1000エルステッドでFe-Co-Mn-Si
系、Cu-Ni-Fe系、Cu-Ni-Co系、Pt-Co系ある
いはステンレス等が使用できる。
【0023】フィルム20としては、ポリエチレンフィ
ルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエス
テルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム
等が使用できる。
ルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエス
テルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム
等が使用できる。
【0024】
【実施例】<実施例1>図で説明した丁合工程、糸綴り
工程、均し工程、駒締め工程、下固め工程、仕上げ裁ち
(三方断裁)工程、スピン入れ工程、丸身出し工程、耳
出し工程、シール状磁性材料貼着工程、寒冷紗貼着工
程、シワ紙貼着工程、花ぎれ付地券紙製造・貼着工程、
表紙くるみ工程を行ない、図15に示すような丸背の磁
性材料付上製本を製造した。シール状磁性材料は図18
に示した形態の巻取状のものを、ラベル貼り装置を用い
て耳出し工程の終了した本の中身の背に同期して貼着し
た。前記丸背の磁性材料付上製本を市販の磁気式検知ゲ
ートの間を通過させたところ、警報が鳴りランプが点灯
した。また、前記丸背の磁性材料付上製本を失活器にて
処理し、前記磁気式検知ゲートの間を通過させたところ
警報も鳴らずランプも点灯しなかった。
工程、均し工程、駒締め工程、下固め工程、仕上げ裁ち
(三方断裁)工程、スピン入れ工程、丸身出し工程、耳
出し工程、シール状磁性材料貼着工程、寒冷紗貼着工
程、シワ紙貼着工程、花ぎれ付地券紙製造・貼着工程、
表紙くるみ工程を行ない、図15に示すような丸背の磁
性材料付上製本を製造した。シール状磁性材料は図18
に示した形態の巻取状のものを、ラベル貼り装置を用い
て耳出し工程の終了した本の中身の背に同期して貼着し
た。前記丸背の磁性材料付上製本を市販の磁気式検知ゲ
ートの間を通過させたところ、警報が鳴りランプが点灯
した。また、前記丸背の磁性材料付上製本を失活器にて
処理し、前記磁気式検知ゲートの間を通過させたところ
警報も鳴らずランプも点灯しなかった。
【0025】<実施例2>アジロ綴じ用の折丁を用意
し、図で説明した丁合工程、下固め工程(糊着け後にシ
ワ紙を貼着)、仕上げ裁ち(三方断裁)工程、スピン入
れ工程、耳出し工程、花ぎれ付シワ紙製造(シワ紙を繰
り出す途中にフラット状になる場所を作りシール状磁性
材料を貼着した)・貼着工程、表紙くるみ工程を行な
い、図16に示すような角背の磁性材料付上製本を製造
した。前記角背の磁性材料付上製本を市販の磁気式検知
ゲートの間を通過させたところ、警報が鳴りランプが点
灯した。また、前記角背の磁性材料付上製本を失活器に
て処理し、前記磁気式検知ゲートの間を通過させたとこ
ろ警報も鳴らずランプも点灯しなかった。
し、図で説明した丁合工程、下固め工程(糊着け後にシ
ワ紙を貼着)、仕上げ裁ち(三方断裁)工程、スピン入
れ工程、耳出し工程、花ぎれ付シワ紙製造(シワ紙を繰
り出す途中にフラット状になる場所を作りシール状磁性
材料を貼着した)・貼着工程、表紙くるみ工程を行な
い、図16に示すような角背の磁性材料付上製本を製造
した。前記角背の磁性材料付上製本を市販の磁気式検知
ゲートの間を通過させたところ、警報が鳴りランプが点
灯した。また、前記角背の磁性材料付上製本を失活器に
て処理し、前記磁気式検知ゲートの間を通過させたとこ
ろ警報も鳴らずランプも点灯しなかった。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、前記磁性材料
に高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上
で貼着挿入することができる。
に高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上
で貼着挿入することができる。
【0027】請求項2に記載の発明は、前記磁性材料に
高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上で
貼着挿入することができる。これは、角背の上製本であ
る。
高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上で
貼着挿入することができる。これは、角背の上製本であ
る。
【0028】請求項3に記載の発明は、前記寒冷紗、シ
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。
【0029】請求項4に記載の発明は、前記寒冷紗、シ
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。これは、角背の上製
本である。
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。これは、角背の上製
本である。
【0030】請求項5に記載の発明は、前記磁性材料に
高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上で
貼着挿入することができる。これはアジロ綴じ方式の上
製本である。
高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上で
貼着挿入することができる。これはアジロ綴じ方式の上
製本である。
【0031】請求項6に記載の発明は、前記磁性材料に
高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上で
貼着挿入することができる。これはアジロ綴じ方式の上
製本である。また、角背の上製本である。
高熱及び機械的応力がかからず、上製本製造ライン上で
貼着挿入することができる。これはアジロ綴じ方式の上
製本である。また、角背の上製本である。
【0032】請求項7に記載の発明は、前記寒冷紗、シ
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式
の上製本である。
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式
の上製本である。
【0033】請求項8に記載の発明は、前記寒冷紗、シ
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式
の上製本である。また、角背の上製本である。
ワ紙、地券紙を巻取から供給する経路の途中でラベル貼
り機等で位置を合せて貼着できる。これは、アジロ方式
の上製本である。また、角背の上製本である。
【図1】本発明の上製本の製造方法の丁合工程を示す説
明図である。
明図である。
【図2】本発明の上製本の製造方法の糸綴り工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明の上製本の製造方法の均し工程を示す説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の上製本の製造方法の背固め工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明の上製本の製造方法の仕上げ裁ち工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】本発明の上製本の製造方法のスピン入れ工程を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図7】本発明の上製本の製造方法の丸身出し工程を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】本発明の上製本の製造方法の耳出し工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】本発明の上製本の製造方法のシール状磁性材料
貼着工程を示す説明図である。
貼着工程を示す説明図である。
【図10】本発明の上製本の製造方法のシール状磁性材
料貼着工程を示す説明図である。
料貼着工程を示す説明図である。
【図11】本発明の上製本の製造方法の寒冷紗貼着工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図12】本発明の上製本の製造方法の花ぎれ付シワ紙
製造工程を示す説明図である。
製造工程を示す説明図である。
【図13】本発明の上製本の製造方法の花ぎれ付シワ紙
貼着工程を示す説明図である。
貼着工程を示す説明図である。
【図14】本発明の上製本の製造方法の表紙くるみ工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】本発明の上製本の製造方法で製造した丸背の
上製本の説明図である。
上製本の説明図である。
【図16】本発明の上製本の製造方法で製造した角背の
上製本の説明図である。
上製本の説明図である。
【図17】(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)は、本発明
の上製本の製造方法に使用する磁性材料の説明図であ
る。
の上製本の製造方法に使用する磁性材料の説明図であ
る。
【図18】本発明の上製本の製造方法に用いるシール状
磁性材料の説明図である。
磁性材料の説明図である。
1…丁合された本の中身 2…折丁 3…糸 4…均し
機 5…糊塗布機 6…スピン 7…一対のローラ 8
…上下のアールの付いた型 9、19…磁性材料 10
…接着剤着けローラ 11…寒冷紗 12…シワ紙 1
3…花ぎれ 14…接着剤 15…花ぎれ付シワ紙 1
6…表紙 17…第一の磁気材料 18…第二の磁気材
料 20…フィルム 21…粘着剤層 22…剥離紙
23…シール状磁性材料
機 5…糊塗布機 6…スピン 7…一対のローラ 8
…上下のアールの付いた型 9、19…磁性材料 10
…接着剤着けローラ 11…寒冷紗 12…シワ紙 1
3…花ぎれ 14…接着剤 15…花ぎれ付シワ紙 1
6…表紙 17…第一の磁気材料 18…第二の磁気材
料 20…フィルム 21…粘着剤層 22…剥離紙
23…シール状磁性材料
Claims (8)
- 【請求項1】丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕
上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備
する上製本の製造工程において、丸身・耳出し工程の後
に、その丸身・耳出しされた中身の背に高い透磁力/低
い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/
高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料を
シート状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴
とする上製本の製造方法。 - 【請求項2】丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕
上げ裁ち、耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する上
製本の製造工程において、耳出し工程の後に、その耳出
しされた中身の背に高い透磁力/低い保持力を有する第
一の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する
第二の磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシ
ール状にして、貼着することを特徴とする上製本の製造
方法。 - 【請求項3】丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕
上げ裁ち、丸身・耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備
する上製本の製造工程において、背固め工程で中身の背
に接着剤を塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何
れか一つに、高い透磁力/低い保持力を有する第一の磁
気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第二の
磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシール状
にして、貼着することを特徴とする上製本の製造方法。 - 【請求項4】丁合、糸綴り、均し、駒締め、下固め、仕
上げ裁ち、耳出し、背固め、表紙くるみ等を具備する上
製本の製造工程において、背固め工程で中身の背に接着
剤を塗布し貼着する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一
つに、高い透磁力/低い保持力を有する第一の磁気部材
と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第二の磁気部
材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシール状にし
て、貼着することを特徴とする上製本の製造方法。 - 【請求項5】丁合、下固め、仕上げ裁ち、丸身・耳出
し、背固め、表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程
において、丸身・耳出し工程の後に、その丸身・耳出し
された中身の背に高い透磁力/低い保持力を有する第一
の磁気部材と、中程度の透磁力/高い保持力を有する第
二の磁気部材からなる磁性材料をシート状物で鋏みシー
ル状にして、貼着することを特徴とする上製本の製造方
法。 - 【請求項6】丁合、下固め、仕上げ裁ち、耳出し、背固
め、表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程におい
て、耳出し工程の後に、その耳出しされた中身の背に高
い透磁力/低い保持力を有する第一の磁気部材と、中程
度の透磁力/高い保持力を有する第二の磁気部材からな
る磁性材料をシート状物で鋏みシール状にして、貼着す
ることを特徴とする上製本の製造方法。 - 【請求項7】丁合、下固め、仕上げ裁ち、丸身・耳出
し、背固め、表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程
において、背固め工程で中身の背に接着剤を塗布し貼着
する寒冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一つに、高い透磁
力/低い保持力を有する第一の磁気層部材と、中程度の
透磁力/高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁
性材料をシート状物で鋏みシール状にして、貼着するこ
とを特徴とする上製本の製造方法。 - 【請求項8】丁合、下固め、仕上げ裁ち、耳出し、背固
め、表紙くるみ等を具備する上製本の製造工程におい
て、背固め工程で中身の背に接着剤を塗布し貼着する寒
冷紗、シワ紙、地券紙の何れか一つに、高い透磁力/低
い保持力を有する第一の磁気部材と、中程度の透磁力/
高い保持力を有する第二の磁気部材からなる磁性材料を
シート状物で鋏みシール状にして、貼着することを特徴
とする上製本の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001208896A JP2003019879A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 上製本の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001208896A JP2003019879A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 上製本の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003019879A true JP2003019879A (ja) | 2003-01-21 |
Family
ID=19044636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001208896A Pending JP2003019879A (ja) | 2001-07-10 | 2001-07-10 | 上製本の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003019879A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071307A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 上製本及びその製造方法 |
-
2001
- 2001-07-10 JP JP2001208896A patent/JP2003019879A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071307A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 上製本及びその製造方法 |
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