JP2003018616A - ディジタルカメラ及び表示方法 - Google Patents

ディジタルカメラ及び表示方法

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JP2003018616A
JP2003018616A JP2001198870A JP2001198870A JP2003018616A JP 2003018616 A JP2003018616 A JP 2003018616A JP 2001198870 A JP2001198870 A JP 2001198870A JP 2001198870 A JP2001198870 A JP 2001198870A JP 2003018616 A JP2003018616 A JP 2003018616A
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Osamu Nonaka
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Cameras In General (AREA)
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  • Lenses (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成の表示部を利用し、効果的にしか
も操作容易に立体画像をモニタリングできるカメラを提
供すること。 【解決手段】 左右の異なる視野から撮影した複数のデ
ィジタル画像を、同一のLCDモニタ6上に表示する表
示制御部50を有するディジタルカメラ10であって、
このディジタルカメラの傾き状態を検出する傾き検出部
40を備え、この傾き検出部の出力に従って表示制御部
が、その複数のディジタル画像を選択表示する。またこ
のディジタルカメラにおいて、左右片側が下に傾けられ
ると、その表示制御部は当該複数画像のうち、傾けた方
と同じ方向から撮影した画像を表示するような表示制御
を行うように構成実施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体的に観察でき
る画像を撮影するためのカメラの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、立体的に観察可能なカメラおよび
その表示方法に関する技術としては、例えば、特開平5
−103349号公報に教示されたものが挙げられる。
これは、撮影したステレオ効果を有する複数の画像を、
メガネ状の接眼部を両眼で表示部をのぞいて見ることで
立体視できるものである。こうしたカメラは、立体カメ
ラ又はステレオカメラとして古くから知られており、こ
れはあたかも左眼と右眼で物体を見た時に、その視差に
よって立体感が得られるように、所定の視差をもたせた
2つの画面の撮影をカメラにも可能とさせたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平5−103349号公報に開示のものは、立体視の
ため両眼でのぞく表示部は2つ必要であり、密着させて
両眼で見る必要ある。そして、これ以上に単純小型の構
成では立体像がモニタリングできなかった。このよう
に、その多くの従来技術においては、撮影された画像の
確認技術としての装置構成が複雑であった。また、立体
写真は、被写体の距離や形状によって、好ましい視差が
異なるので、従来、一般のユーザには簡単に撮影ができ
なかった。仮に撮影したとしても、撮影者が思ったよう
な効果が得られない事が多く、失敗写真となる事が多か
った。
【0004】よって、操作容易に確実に立体像がモニタ
リングでき、しかも簡単な構成で、離れた位置から見ら
れる立体画像モニタリング機能が求められる。本発明は
以上の点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、単純な構成の表示部を利用し、効果的にしかも操作
容易に立体画像をモニタリングすることができるカメラ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するため、本発明では次のような手段を講じてい
る。即ち第1の態様によれば、左右の異なる視野から撮
影した複数のディジタル画像を、同一のLCD上に表示
する表示制御手段を有するステレオディジタルカメラで
あって、そのカメラの傾き状態を検出する傾き検出手段
を備え、この傾き検出手段の出力に従って上記表示制御
手段が、当該複数のディジタル画像を選択表示するよう
なステレオディジタルカメラを提案する。そして、上記
表示制御手段は、当該カメラにおいて左右片側が下に傾
けられた時には、その複数画像のうち、傾けられた方と
同じ方向から撮影した画像を表示するような制御を行う
ものである。
【0006】第2の態様によれば、左右の異なる視野か
ら撮影した複数のディジタル画像を画面に表示する表示
方法において、その画面上にシリンドリカルレンズを配
置して成るディジタルカメラで、検知された傾きに従っ
て上記複数の画像を切り換えて表示するような方法を提
案する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係わるディジタルカメラ
は、簡単に効果的な立体写真を得るために、またその効
果を簡単にモニタリングできるように、ディジタル画像
技術と各種スイッチやモニタ等の適切なヒューマンイン
ターフェース技術を組み合わせて実施されるもので、以
下のような工夫が図られている。まず本発明では、特別
な接眼部や眼鏡を使わずに立体像をモニタリングができ
るように、通常のディジタルカメラに予め設けられてい
る液晶等の表示部を立体視用のディスプレイとして利用
するとき、例えば半円筒状の光学レンズを付設して、両
眼を密着させないでも立体的に見えるようにする。
【0008】また、ユーザの操作で、表示された複数画
像の一方を上下または左右にシフトしたり、画像を全体
的に合せて表示でき、各々のユーザの見やすい位置を変
えたり、一度立体的に見えてからその見え方の乱れを防
ぐためにも、可能な限り見る位置を変えなくてもよいよ
うにする。さらに本発明のディジタルカメラは、そのカ
メラ本体を左右どちらかに傾けるだけで、的確な画面の
切り換えができるように操作性を改善する。
【0009】以下、具体的な複数の実施形態を挙げて、
図1〜図15に基づき詳しく説明する。このディジタル
カメラの構成・使用上の特徴については図1に示し、そ
の動作・制御上の特徴は図2、図13及び図15にフロ
ーチャートで示す。また、外観上の特徴を、第1実施形
態は図4に、第2実施形態は図11に示す。その他の図
面には詳しい説明のための詳細部分を示す。
【0010】(第1実施形態)まず図1(a)〜(d)
に、この第1実施形態のディジタルカメラの構成と使用
形態を例示する。このディジタルカメラ10は図1
(a)に示すように、このカメラ全体を統括制御する制
御機能のほか画像処理機能をも兼ね備えるマイクロコン
ピュータ(ASIC)1を中心にして、次の構成要素が接
続されている。すなわち、被写体100を電子的に撮影
する例えばCMOSイメージセンサ等の撮影部2と、撮
影した画像を電子的に記憶するメモリ3と、上記撮影部
2の撮影機能部分を選択的に切り換える為のスイッチ群
4と、モニタ表示(LCD等)の制御駆動部としてのLC
Dドライバ5と、モニタ表示用のLCDモニタ6と、外
部LCDが表示部7として接続されている。そして、L
CDモニタ6の前面には立体視用のシリンドリカルレン
ズ6aが設けられている(詳細後述)。さらに、上記A
SIC1には別体にフラッシュメモリ1aが接続され、
また、傾き検出部40(詳細後述)が、このカメラ本体
の傾きの方向を検出するために接続されている。
【0011】撮影部2は、並列配置された4枚のレンズ
(2A,,,2D)と、これら各レンズの後方に配置さ
れた撮像素子A,B,C,Dとから構成されている。そ
して、レンズ2A〜2Dはそれぞれ光軸が異なり、視差
を有しているので、これらレンズ2A〜2Dを介した撮
像素子A〜Dにより、異なる視点からの像を観察でき、
記録できるように構成されている。また、画像処理用I
Cを兼ねるマイクロコンピュータ(ASIC)1は、例え
ば、像信号処理機能部やメモリコントロール機能部の
他、画像信号をJPEG形式に圧縮伸張する機能部を有
しており、スイッチ群4や別体のフラッシュメモリ1a
内の制御プログラム(詳細後述)に従ってカメラのシー
ケンス制御を行う。
【0012】構造的にこの実施形態のカメラを利用すれ
ば、画像信号は、1回の撮影で4つ得られる。得られた
これらの像信号は、まず、メモリ3のうちの第1メモリ
(「メモリ1」と略称)3aに画像圧縮されないまま記
憶される。この理由は、立体画像を得るためには、左右
の眼用に最低2つの画像があればよく、本実施形態のよ
うに4つの撮影画像があっても、そのうちの2つの画像
は使わなくとも、2つの眼で立体視可能であるからであ
る。つまり、使わない2つの画像を削除するプロセスが
必要となる。このため、その削除用のプロセス用に仮記
憶するメモリ部分を上記の如く第1メモリ(メモリ1)
3aとし、不要画像を削除した後の2つの画像を記憶す
るもう1つのメモリ部分を第2メモリ(「メモリ2」と
略称)3bとして、そのメモリ3を2つの部分に分離し
て設けている。なお、第2メモリ(メモリ2)3bには種
々のシーンが記録できるように、前述の如く構成して必
要な選択された画像のみを、且つ、画像圧縮した形で記
憶するように構成している。
【0013】ASIC1が、LCDドライバ5による表
示制御でLCDモニタ6に表示させると、シリンドリカ
ルレンズ6aを介して左右それぞれの画像が見えるの
で、被写体100を立体視できるようになっている。ま
た、このカメラ10のモード設定等を行う時に確認でき
る外部LCDの表示部7をこのASIC1は制御でき
る。
【0014】図1(b)に示す如くここでは、説明の簡
単化のため、2つの異なる方向から撮影し、その二画像
を切り換える場合を例にする。つまり、このカメラ10
の使用形態では、ユーザ101がカメラ10を構えて、
左右の異なる角度から被写体100を撮影している。こ
のとき、カメラ10における撮影方向が右側から行った
ことを表示するように、図1(c)に示す如くの矢印表
示が外部LCD7に表示出力される。同様に図1(d)
に示す如く、撮影方向が左側から行われたことが同じく
矢印表示されるように設定されている。つまり立体写真
撮影の場合、図1(c),(d)の外部LCD7に矢印
表示できる4つの方向のうち少なくとも2つの角度から
撮影されるように、このカメラ10を構成配置する。こ
のように、異なる方向からの撮影にて複数の画像を得れ
ば、その後の複数画像の適宜な組合せにより被写体像の
立体視像が入手可能となる。
【0015】本実施形態に例示のカメラ10は、後で詳
しく説明する図2のフローチャートのように、専用の制
御用プログラムのメインルーチンに従って所定動作を行
うように制御されている。この制御用プログラムは、フ
ラッシュメモリ1a内に記憶内蔵され、制御部内のCP
UまたはASIC1で稼動するように設定される。この
カメラで得られる画像イメージは、図3に例示のような
四画像である。即ち、前述の形態で撮影を行うと4つの
画像A〜Dが得られる。画像Aは被写体に対して最も右
方向から見た像であり、画像B,画像C,画像Dと移る
につれて、被写体を左側から見た像となる。
【0016】また、この第1実施形態のカメラ10の外
観を図4(a),(b)に示すと、カメラ上部には、図
4(a)の如くレリーズスイッチ4aの他、上述した表
示用の外部LCD7や、表示、画面切換あるいは画面選
択等を行う時に操作するモード切換用スイッチ4b及び
表示変更用スイッチ4cが設けられている。カメラ前面
には、撮影部2のレンズやファインダ対物レンズ11b
が並設されている。このカメラ10を後方側から見た図
4(b)に示す如く、光学式ファインダの接眼レンズ1
1aと、撮影画像をチェックしたり立体視モニタリング
するためシリンドリカルレンズ6aが略円筒状面を露呈
してファインダ対物レンズ11bの下に突設され、表示
機能を有したLCDモニタの表示面が見られるようにな
っている。さらに、後述する画面シフト用スイッチ4
d,4eが設けられている。尚、画面切換用スイッチ4
fは、右手親指で操作できる位置にある。
【0017】このような構成のディジタルカメラで撮影
を行い、図3の4つの画像A〜Dを得ると、画像A、画
像B、画像C及び画像Dの順に被写体の左側から見た被
写体像を表示できる。ただし、これらの画像A〜Dのう
ちどの像の組合せで見た方が立体画像としてよいかは、
通常、非常に選択が困難である。ユーザが、背景から浮
び上がった人物のみを期待するなら視差の小さい画像C
と画像Dの一対でもよいが、髪の毛と顔の微妙な「重な
り」までを描写するには、もっと視差の大きい画像ペア
(例えば画像Aと画像Dとの一対)である事が好まし
い。そこでこのカメラ10では、こうして得られた3つ
以上複数の画像から、一対の画像ペアを選ぶために、シ
リンドリカルレンズ6aを介すことで両眼でもモニタ確
認が可能なように構成されている。
【0018】さらに詳しく上述の画像表示について説明
すると、図5に例示した、モニタ確認時にシリンドリカ
ルレンズ6aを介して両眼で見えたモニタ画面におい
て、単にこれら2つの画像を並べて表示しただけでは不
自然だったり、見る際に疲れが生じるので、本実施形態
では、図4(b)の画面シフト用スイッチ4d,4eの
操作に従って片方の画面Aを固定し、もう片方の画像C
を横方向にシフトできるようにして、個々のユーザの好
みに対応している。
【0019】また前述のように、ユーザがこだわる立体
の見え具合は、必ずしも、どの視点からの撮影画像であ
るか決める事ができないので、4つのうちどの画像を組
み合わせればよいかが簡単に選択可能なように、図6に
示す如く、切換用スイッチの操作に応じて一対の種々の
画像ペアが自動的に組み合わされ、切り換えて表示でき
るようにしている。このようにヒューマンインターフェ
ース技術にかなった各部の配置と操作性が採用されてい
る。
【0020】レリーズスイッチ4aの例えば2RSWと
兼用する選択用スイッチが操作されると、表示制御手段
としてのLCDドライバ5により、多数の組合せのペア
画像を順次表示させることができる。尚、現在どの画像
とどの画像が組み合わされているかを解りやすく表わす
記号A、B,C又はDを、図5のようにLCDモニタ6
の各画面内右下に表示するようにしてもよいし、図4
(a),(b)に示した外部の表示部7としての外部L
CDに、それを表示するようにしてもよい。
【0021】具体的に、上述したディジタルカメラの運
用の仕方について説明する。図6には各画像は詳しくは
図示していないが、切換え時にどのような組合せで画像
表示されるかを概念的に示している。ユーザは、これら
左右画像の組合せを見ながら、どの画像ペアが一番自分
好みに合っているか否かを決定したいときは、所定の切
換用スイッチの切換操作によって簡単に複数の画像ペア
を順次チェックできるので、容易に最適なものを選択決
定ができる。また、一度、画面シフト用スイッチ4d,
4eで合せた後は、そのシフト量を記憶しておいて、次
回の表示の際にはシフト調整をしないで済むようにな
る。
【0022】また図7には、ユーザが選択可能な4つの
画像の表示形態例を示す。LCDドライバ5の制御によ
り、メモリ1内に記憶されていた画像データが、例えば
図示の如く隣接して表示されるので、ユーザはこれら四
画像A〜Dから所望の例えば二画像を選択指定すると、
これらを基にして立体画像が得られる。
【0023】続いて、図8(a)〜(d)に基づき、本
実施形態における立体映像のモニタリングの方法を説明
する。図8(a),(b)は本実施形態のディジタルカ
メラを傾けて画面表示切換えを行うところを示し、図8
(c)はシリンドリカルレンズとLCDパネルの配置関
係を示す。また図8(d)はこの傾き検出の制御手順を
フローチャートで表わし、図8(e)はシリンドリカル
レンズで分離される光路を示す。
【0024】図8(a)〜(c)に示す如く、立体映像
のモニタリング方法として、ここでは、鏡の反射作用を
効果的に利用している。このシリンドリカルレンズ6a
は、略半円筒状の光学レンズで、左右の眼の視界を制限
する作用があり、上下方向には均一な像が見えるので、
立体表示にふさわしい。つまり、ユーザ101の右眼で
見える像、Rが見える位置かつ、左の眼ではそのR像は
見えない位置では、逆に右眼ではLの像が見えず、左の
眼ではLの像が見えるようにできる。この位置におい
て、ユーザ101は右と左の眼で各々別の左右(L/R)
の像を見るが故に、その二像が各々左右の眼で見た時の
ような映像であれば、ユーザ101の脳内で画像処理が
なされて立体像のように見ることができる。
【0025】ただし、右眼ではLCDモニタ6上の左の
像が見え、左眼ではLCDモニタ6上の右の像が見える
ので、LCD表示時にはLCDモニタ6の右に左の像
を、LCDモニタ6の左に右の像を表示するようにす
る。このような構成にすることで、特別な接眼部や眼鏡
を使わずとも、立体像をモニタリングする事ができる。
ただし、立体視できる位置には制限があるため、あまり
見る位置を変えると像が乱れるという欠点がある。
【0026】この欠点を対策するため、本実施形態で
は、ユーザ101のスイッチ操作により、図5のよう
に、片側の像Cを左右にシフトしたり、図9(a),
(b)のように両方の像を左右合わせながら上下にずら
したりして、LCDモニタ6上に表示できるようにし
て、各々のユーザの見やすい位置を変えたり、一度立体
に見えてからは、あまり見る位置を変えなくてもよいよ
うに改良している。これは、図10に略図解した如く、
同じ目の位置で上下に視線をずらした時に、眼とレンズ
との距離が変わり、LCDモニタ6上を見る位置が変化
して、像が乱れる事を防止するものである。
【0027】前述した如く、このディジタルカメラ10
は、そのカメラ本体を傾けるだけで、画面切換え可能に
なっている。つまり、必要に応じて画面シフト用スイッ
チ4d,4eを操作しながら図8(a),(b)のよう
にユーザ101がカメラ10を傾けつつLCDモニタ6
を見れば、自然な立体像が観察できるように調整可能で
ある。そして操作性を簡単かつ容易にもできる。尚、別
のスイッチによって図9(a),(b)のように上下方
向にシフトできるようにしても効果的である。
【0028】ここで、ディジタルカメラ10の特徴的機
能を制御する為の制御プログラムについて、図2のフロ
ーチャートに基づき詳説する。まずステップS1におい
て、このカメラが表示モードであるか否かを判定する
(S1)。これは、このカメラ自体が撮影手段であると
共に、立体視用の2つの液晶モニタを有するモニタ手段
でもあるためで、撮影時にいたずらに表示をさせておく
とエネルギーが無駄になるので、モード切換用スイッチ
4bの切換え操作によって、撮影モード又は表示モード
の切換えを行うようにしている。
【0029】続いて撮影モードか否かの判定を行い(S
2)、もし撮影モードである場合は、ステップS3にて
メモリ1の内容が消去済みか否かを判定し(S3)、も
し消去済みの場合は、レリーズスイッチの操作状態(例
えば2RSWのON状態)を検出すると、ステップS4
にて撮影が行われる(S4)。撮影は、前述のCMOS
イメージセンサ等で成る撮影部2の制御によって行わ
れ、その結果、画像データが生成される。そしてステッ
プS5からは、ASIC1がこの画像データを読み出し
(S5)、その画像データをメモリ1に記憶して(S
6)、上記ステップS1へ戻る。
【0030】こうして、4つの視野から所定の撮影画像
(図3参照)が得られるが、表示モードにすれば、上記
ステップS1からステップS40へ分岐して、メモリ1
内のデータの有無を判定し(S40)、有る場合は、A
SIC1がLCDドライバ5を制御してそのメモリ1内
に記憶されているデータの表示を行うが(S41)、こ
の時は、4つの画像A〜Dが隣接した所定の表示形態
(図7参照)にする。これは、4つの画像が表示された
画面から例えば2つの画像を選択するか否かを示すもの
であり、ここで(S42)、レリーズスイッチと兼用す
る選択用スイッチ4aが操作されると、ステップS14
に分岐して、図8(d)に示された傾き検出手順を含ん
だ「画像表示」処理によって、4つのうち2つの画像を
LCDモニタ6に表示し、ユーザがシリンドリカルレン
ズ6aをのぞくと、立体画像が見えるようにしている
(S14)。
【0031】この時、シフト操作が行われたか否かが判
定され(S20)、画面シフト用スイッチ(シフトS
W)4d,4eが操作されると、ステップS21でその
シフト方向に従って一対の画像の一方の像が微動し(図
5参照)、見やすい位置に合せ込むことができる。ま
た、図9のように二画像を揃えて上下にずらして表示を
可能にする。もし違う画像ペアの方がよい場合は、表示
した画像ペアを取り替えるためにユーザが画面切換用ス
イッチ(切換SW)4fを操作すると(S21)、その
切換え判定(S22)によってステップS23へに分岐
し、先のシフト結果(即ちシフト量)をメモリ3内に記
憶して(S23)、次回の表示時にも調整結果を反映で
きるようにして画面の切換えを行う(S24)。
【0032】その画面は、所定の順番(図6参照)で切
り換えるもので、表示モードである以上、所定時間が経
過するまで(S25,S26)、上記のステップS20
〜S24で行われるシフトSWの操作、切換SWの操作
があれば、これら各SWの操作に従ってモニタ画面が制
御される。例えば、シフトSWの操作で片方の画像がシ
フトされ、切換SWの操作でシフト量が記憶され、画像
が切り換えられる。そして上述した如く、表示モードに
て所定時間の経過を見ながらステップS20〜S26が
繰り返えされて、所定時間経過後は、図示しないカメラ
シーケンス制御にリターンする。
【0033】効果的な画像ペアが決定された時には、シ
フト量記憶を選択指示するための所定の記憶選択用スイ
ッチ4a(但しレリーズスイッチと兼用)の操作を検知
することによって(S30)、選択された画像(即ち、
現在表示されている一対の画像ペア)を画像圧縮処理し
(S31)、メモリ2にその画像ペアとシフト量を記憶
する(S32)。この際、メモリ1の記憶内容は不要と
なるので、このメモリ1からその内容の消去を行い(S
33)、その後は、次の撮影操作に備えるため、所定の
カメラシーケンス制御にリターンする。このように、複
数の画面から一対の良好な画像ペアを簡単なスイッチ操
作で選択・記憶できるようにしたので、使い易く、メモ
リ容量を小さくして撮影可能枚数を増加させた立体撮影
用のカメラができる。
【0034】上記ステップS3の判定で、メモリ1内に
以前のデータが残っている時は、ここでステップS9へ
分岐し、所定の警告を行う(S9)。ここで表示モード
であるか否かを判定し(S10)、否の場合は前述した
ステップS3に戻る。表示モードであれば、ステップS
11にて、モニタ部に所定の形態(図7参照)で4つの
画像表示を行って(S11)、選択記憶が済んでいない
事をユーザに知らせる。そしてここで選択モードか否か
を判定し(S12)、否の場合は、当該画像を消去する
か否かを判定し(S13)、消去する場合は消去した
後、上記ステップS1に戻る。
【0035】もし選択モードにされると、ステップS1
4では、「画像表示」ルーチンにて一対の画像ペアを表
示する。このとき、ユーザ101が立体視用の画面を図
8(a),(b)のようにカメラ本体を左右いずれかに
傾けつつのぞくと、所望の立体画像が見える(S1
4)。その後、ステップS20以降の選択記憶処理手順
に移行する。
【0036】一方、表示モードでは、最後の撮影で選択
記憶が済んでいなくても、表示変更用スイッチ4cの操
作によって、その前の撮影結果を観賞することもでき
る。ステップS43でこれを判定し(S43)、ステッ
プS44では、メモリ3に圧縮されている画像データを
ASIC1が伸張して(S44)、ステップS45にて
表示制御を行う(S45)。また、この時、画面シフト
用スイッチ(シフトSW)4d,4eの利用も有効で、
見え難い時にはこのシフトSW4d,4eの操作によっ
て、所定の印(例えば黒矢印、図5参照)で示す方向の
画像シフト処理を行って、より見やすくする事が可能で
ある。
【0037】ステップS46にて、このシフトSWの操
作を検出すれば(S46)、このシフトSWの操作に従
って、モニタ画面が制御される。即ち、片方の画像がシ
フトされる(S47)。この表示モードもモード切換用
スイッチ4bの操作又は、所定時間が経過するまで継続
される(S48,S49)。そして、所定時間がくると
同様に、図示しないカメラシーケンス制御にリターンす
る。
【0038】本発明の特徴である傾き検出手段の出力に
応じて左右の二画像を切り換えるためには、図13
(a),(b)に示す如くに構成実施すればよい。図1
3(a)は、このカメラの傾き検出部40の構造を断面
構成図で示し、図13(b)は、この傾き検出の制御手
順をフローチャートで表わす。すなわち、この傾き検出
部40は、図13(a)のように、直交する三方向に電
極部41〜43を有する箱状のモールド部材中に、金属
ボール44を転がり移動可能に入れ、3つの電極部41
〜43それぞれからの接続コードを電気的に監視するこ
とで、傾き方向を検知・検出するものである。
【0039】この傾き検出部40が取り付けられたカメ
ラ本体を、例えば左又は右に傾けることによって、その
傾けた方向に金属ボール44が転がり、下方の電極部4
2と側面の電極部41とが金属ボール44によって電気
的に短絡されるので、当該電極間のショート発生を検出
することによって、電気的に傾き方向が検出できるよう
になっている。
【0040】つまり、傾き検知・検出に係わるCPUま
たはマイクロプロセッサが図13(b)のフローチャー
トの如き制御プログラムに基づいて、例えば電極41,
42間のショート(即ち傾き発生)を検出できるので、
そのカメラ10が図8(a)のような左傾き状態か、又
は図8(b)のような右傾き状態であるかを判定し、図
8(d)のフローチャートのような「画面表示」におけ
る切換え制御を行うことができる。詳しくは、まず最初
に、図13(b)の「傾き検出」ルーチンを実行した後
(S100)、ステップS101にて、検出された傾き
が右か左かを判別し(S101)、もし右が下になった
との検出結果では「傾きが右」なので、右から撮影され
た画面表示を行うが(S102)、一方、ステップS1
03にて、左が下になったとの検出結果では「傾きが
左」なので、左から撮影された画面表示を行い(S10
3)、リターンする。
【0041】なお、図13(b)の「傾き検出」ルーチ
ンでは、電極部41と電極部42との間がショートされ
たか否かが判定され(S200)、もしYESの場合
は、左が下と判定する(S201)。NOの場合は、右
が下と判定する(S202)。
【0042】そしてリターンする。
【0043】このように、本発明の第1実施形態によれ
ば、左右片側が下に傾けられた時には、このディジタル
カメラに表示されている左右の二画像を切り換えるため
に、表示制御手段の制御のもとで、傾き検出部40が検
知出力した信号出力に応じて、まず水平でなければ、上
記複数画像のうちで傾けられた方と同じ方向から撮影し
た画像を表示するように制御を行うことができ、よっ
て、簡単に立体画像の撮影記憶及び観察が可能なカメラ
が実現できる。
【0044】(変形例1)本発明は次のように変形実施
してもよい。例えば、以上のような考え方による製品
は、必ずしも、図1(a)のように、4つの撮影レンズ
を有する必要はない。例えば図1(b)のように、被写
体100を静止させて、ユーザ101が撮影方向を変え
ながらカメラ10を制御して、4つの画像を得た場合に
も図3のような画像は得られるし、図5に例示したシフ
ト制御、図6に例示したペア画像の切換量を含む図2の
フローチャートで表わされた制御の考え方はさらに有効
となる。またこのとき、図1(a)の表示部7に図1
(c),(d)のような表示を行い、撮影方向と画像の
対応づけを行ってもよい。
【0045】このほかにも、上述の如くの撮影ができる
カメラは種々の工夫が考えられるが、例えば、立体撮影
モードを選択すると、図1(c)のような表示が出るよ
うにし、ユーザはその矢印の角度から撮影する。そし
て、撮影が終了する都度に、矢印表示を切り換えて、ユ
ーザが被写体を見る角度を変えるようにカメラ側から指
示するという方法が考えられる。また、先に撮影を行っ
て、そのあとでユーザが画面と角度(即ち表示部7上の
矢印の向き)の対応づけを所定のスイッチの操作によっ
て行うようにしてもよい。こうして得られた画面は、図
3と同様にA〜Dの記号と、画面とが対応づけされる。
この例のように、撮影レンズは4つも必要なく、図1
(a)のような画面分割も不要なので、より解像度の高
い立体画像が得られる。
【0046】(第2実施形態)続いて、本発明の第2実
施形態のディジタルカメラについて説明する。本発明の
要旨は、図11(a)〜(c)に例示のような形状のデ
ィジタルカメラ10においても有効に適用できる。よっ
て、基本的な構成や動作制御は前述の第1実施形態と同
等であるとして、その説明の重複は避け、異なる点につ
いて主に説明する。
【0047】この第2実施形態のディジタルカメラの携
帯時の形状と構成を図11(a)に示し、このカメラの
利用時の形状を図11(b)に示し、このカメラの要部
の構成を図11(c)に示す。まず図11(a)に示す
状態は、このカメラを持ち運ぶ際の携帯時のものであ
り、レンズ2Lを有するカメラ外装10aと、レンズ2
Rを有するカメラ外装10bを、中間で軸支する軸部1
0cを中心に折り畳んで小さくできるようにしている。
撮影に利用する時は、図11(b)のようにこのカメラ
外装10a,10bを、軸部10cを中心にして開き、
それぞれのレンズ2R,2Lの間隔を広くできるように
して、立体視の効果を高めている。
【0048】また、モニタリング用に設けたシリンドリ
カルレンズ6aも図11(a)の状態では折り畳まれて
保護されているが、図11(b)の状態では、上方から
モニタリング可能である。すなわち、カメラ外装10b
の前方の壁の一部を開くと、図11(c)に示す如く、
このカメラにおいて、シリンドリカルレンズ6aの下方
には、表示用のLCDモニタ6及びLCDドライバ5が
実装された基板5aと、レンズ2Rを介して撮像するた
めのCMOSセンサ200R等が配設されている。この
配置構造によって、LCDモニタ6上に2つの像(即ち
レンズ2R,2Lを介して撮影された像)が表示された
とき、このシリンドリカルレンズ6aの効果によって立
体感のある像のモニタリングが可能になる。勿論、この
ディジタルカメラ10にも、前述した傾き検出手段(傾
き検出部40)を同様に内部に備えて同様な効果を得て
いる。
【0049】このように本発明の第2実施形態に例示の
図11(a)〜(c)に例示したような立体カメラにお
いても、本発明は有効に適用でき、例示のような構成の
カメラでも、少ないスペースにシリンドリカルレンズ6
aを1つと、LCDモニタ6を配置し、比較的簡単な構
成で立体的な像をモニタリングできるステレオカメラが
提供できる。よって、2つの接眼部でモニタする形態の
カメラの外観を示した図12のように、立体像を2つの
接眼部でモニタリングするような形態のものよりも、L
CDパネル自体やそれに関連する光学系を小さくでき、
しかも廉価に構成する事ができる。
【0050】つまり、より簡単構成にて立体視可能なモ
ニタリング装置を提供でき、ステレオディジタルカメラ
の小型化に貢献できる。また、このように小型化された
ディジタルカメラ10においても、このカメラの表示部
の左右の二画像を切り換えたいときは、所望する片側を
下に傾ければ、傾き検出部40がこの傾きを検知して、
簡単に表示を換えることができる。
【0051】(変形例2)さらに次のように変形実施し
てもよく、この第2実施形態と同等またはそれ以上の効
果が期待できる。例えば、上述の傾き検出手段は次の図
14及び図15のように変形実施してもよく、前述の実
施形態と比べて同等またはそれ以上の効果が期待でき
る。即ち、図14(a)〜(c)に例示の傾き検出手段と
してのもう1つの変形例のように半導体検出器を用いて
も、前述の傾き検出部40を構成することができる。
【0052】チップ48上には、図14(a),(b)に
示すような外観構造を成す電極46,47が形成されて
いて、その上部には、下端部をエッチングによって削り
取られた橋状の電極45が設けられている。この電極4
5は柱部45aのみがチップ48とつながっているた
め、他の部分は可動になっていて、チップ48の傾きに
応じてチップ48と電極46,47との位置関係を、図
14(b)の矢印方向に微妙に変化させる。よって、この
傾き検出部40の回路の概略回路図を示す図14(c)の
ように、3つの電極間に形成される2つの容量成分が、
一方は大きく一方は小さくなる方向に変化するので、こ
の変化を検出する事で、連続的にこのようなチップ48
を本体内に実装されたカメラの傾きを検出することが可
能となる。
【0053】こうして、傾きが更に詳しく検出される
と、傾き検出部40の検出結果に伴なう画面表示制御の
手順を表わす図15にフローチャートで表わした「画面
表示」制御によって、図13(b)にフローチャートで
表わした「傾き検出」制御よりも細かい連続的で自然な
画面の切換えが可能となる。尚ここでは、カメラが水平
の時には、両目で見えるとして、図5の画面Aと画面C
の他、その中間の画面Bを表示するように実施する。
【0054】図15のフローチャートが表わす「画面表
示」制御では、最初に前述同様の「傾き検出」ルーチン
(図13(b))を実行した後(S300)、水平か否
かを判定する(S301)。水平ならば、中央に通常状
態で画面表示をして(S302)、そのままリターンす
る。もし傾いている場合は、まずステップS310にて
検出された傾きにおいて右が下か否かを判別し(S31
0)、もし右が下であるとの検出結果では「傾きが右」
なので、右から撮影された画面表示を行うが(S31
1)、一方、左が下になったとの検出結果では「傾きが
左」なので、左から撮影された画面表示を行い(S31
2)、リターンする。このほかにも、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0055】以上、実施形態に基づき説明したが、本明
細書中には次の発明が含まれる。 (1) ステレオディジタルカメラにおいて、カメラの
傾きを検知し検出信号を出力する傾き検出部と、上記傾
き検出部からの出力信号に基づいて傾きの方向に対応す
る左右いずれか一方の表示画像を切り換え表示する表示
制御部と、を具備することを特徴とするステレオディジ
タルカメラを提供できる。
【0056】(2) 上記傾き検出部は、少なくとも3
つの電極が隣接する内壁面が配設された方形箱内に、自
由に転動する伝導性球体を有し、この球体の移動に伴な
う電極間の電気的短絡を検知することで、傾き発生と傾
き方向を判定することを特徴とする(1)に記載のカメ
ラを提供できる。 (3) 上記傾き検出部は、少なくとも3つの電極間に
形成される2つの容量成分が大小変化する方向に基づき
変化を検出することで、連続的に傾き発生と傾き方向を
判定することを特徴とする(1)に記載のカメラを提供
できる。
【0057】
【発明の効果】以上、本発明によれば、単純な構成の表
示部を利用し、効果的にしかも操作容易に立体画像をモ
ニタリングすることのできるカメラを提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)〜(d)は本発明の第1実施形態
のディジタルカメラを示し、(a)は、このカメラの構
成を概略的に示す構成図、(b)は、このカメラの使用
形態の一例を示す斜視図、(c)は、一つの撮影方向を
表示するこのカメラの平面図、(d)は、もう一つの撮
影方向を表示するこのカメラの平面図。
【図2】 このカメラの特徴的な動作を示し、この動作
のための制御プログラムのメインルーチンを表わすフロ
ーチャート。
【図3】 このカメラで得られる4つの画像イメージを
示す説明図。
【図4】 図4(a),(b)は本実施形態のカメラの
外観を示し、(a)は、このカメラの斜め前方からみた
場合の斜視図、(b)は、このカメラの斜め後方からみ
た場合の斜視図。
【図5】 得られた二画像のシフト制御時を示す説明
図。
【図6】 左右のペア画像の切換パターンの推移を示す
説明図。
【図7】 選択される4つの画像をすべて並べた表示画
面を示す説明図。
【図8】 図8(a)〜(e)は立体映像のモニタリン
グの方法を示し、(a),(b)は、カメラを傾け画面
表示切換を行うところを示す説明図、(c)は、シリン
ドリカルレンズとLCDの配置関係を示す斜視図、
(d)は、傾き検出の制御手順を表わすフローチャー
ト、(e)は、シリンドリカルレンズで分離される光路
を示す説明図。
【図9】 図9(a),(b)はこのカメラで選択され
る2画像を示し、(a)は、2画像を下方に移動する画
面を示す説明図、(b)は、2画像を上方に移動する画
面を示す説明図。
【図10】 シリンドリカルレンズを介してLCDモニ
タを見た時の、上下の調整を示す斜視図。
【図11】 図11(a)〜(c)は本発明の第2実施
形態のディジタルカメラの形状と構成を概略的に示し、
(a)は、このカメラの携帯時の形状を示す斜視図、
(b)は、このカメラの利用時の形状を示す斜視図、
(c)は、このカメラの要部の構成を示す斜視図。
【図12】 2つの接眼部でモニタする形態のカメラの
外観を示す斜視図。
【図13】 図13(a),(b)はこのカメラの傾き
検出手段を示し、(a)は、傾き検出部の構造を示す断
面構成図、(b)は、傾き検出の制御手順を表わすフロ
ーチャート。
【図14】 図14(a)〜(c)は傾き検出手段のも
う1つの例を示し、(a)は、傾き検出部の外観構造を
示す斜視図、(b)は、この傾き検出部の構成と傾きに
伴う動きを示す説明図、(c)は、この傾き検出部の回
路を概略的に表わす回路図。
【図15】 傾き検出手段の検出結果に伴う画面表示制
御の手順を表わすもう1つのフローチャート。
【符号の説明】
1…ASIC(マイクロコンピュータ:制御手段)、1
a…フラッシュメモリ、2…撮影部(撮影光学系)、2
A〜2D…レンズ(撮影レンズ)、2L,2R…左、右
レンズ、3…メモリ(記憶媒体)、3a,3b…第1,
第2メモリ、4…スイッチ群(操作釦を含むSW)、4
a…レリーズスイッチ(選択用スイッチ兼用)、4b…
モード切換用スイッチ(切換SW)、4c…表示変更用
スイッチ、4d,4e…画面シフト用スイッチ(シフト
SW)、4f…画面切換用スイッチ、5…LCDドライ
バ(表示制御手段)、6…LCDモニタ(内部表示
部)、7…表示部(外部表示部:外部LCD)、10…
カメラ(ステレオディジタルカメラ)、10a,10b
…カメラ外装、10c…軸部(外装軸)、11a…接眼
レンズ(ファインダ)、11b…ファインダ対物レン
ズ、40…傾き検出部(傾き検出手段)、40a…プッ
シュSW(判定用スイッチ)、41〜43…電極部、
44…金属ボール、45〜47…電極、
45a…柱部、48…チップ(傾き検出部の基板)、
50…表示制御部(LCD表示制御手段)、200R…
CMOSセンサ。S1〜S49…カメラ制御のメイン処
理ステップ、S100〜S103…画面表示の処理ステ
ップ、S200〜S202…傾き検出の処理ステップ、
S300〜S312…画面表示の処理ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/18 G03B 17/18 Z 5C061 19/07 19/07 35/00 35/00 A 35/08 35/08 35/18 35/18 H04N 13/04 H04N 13/04 Fターム(参考) 2H054 AA00 AA01 BB00 BB11 CD03 2H059 AA08 AA17 AA35 AB08 2H087 KA14 KA23 LA12 PA01 PA17 PB01 QA01 QA07 QA13 QA33 RA07 2H088 EA03 HA06 HA24 MA06 MA07 2H102 AA00 AA41 AA71 BA01 BA12 BA27 BB01 5C061 AA06 AB01 AB06 AB08 AB12 AB18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の異なる視野から撮影した複数のデ
    ィジタル画像を、同一のLCD上に表示する表示制御手
    段を有するディジタルカメラにおいて、 上記カメラの傾き状態を検出する傾き検出手段を具備
    し、 上記傾き検出手段の出力に従って上記表示制御手段が、
    上記複数のディジタル画像を選択表示することを特徴と
    するディジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 上記表示制御手段は、上記ディジタルカ
    メラにおいて左右片側が下に傾けられた時には、上記複
    数の画像のうち、傾けられた方と同じ方向から撮影した
    画像を表示するように制御を行うことを特徴とする、請
    求項1に記載のディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 左右の異なる視野から撮影した複数のデ
    ィジタル画像を画面に表示する表示方法であって、 上記画面上にシリンドリカルレンズを配置して成るディ
    ジタルカメラで、検知された上記表示画面の傾きに従っ
    て、上記複数の画像を切り換えて表示することを特徴と
    する表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100677569B1 (ko) 2004-12-13 2007-02-02 삼성전자주식회사 입체영상장치
JP2010263599A (ja) * 2009-05-06 2010-11-18 J Touch Corp 立体映像の表示とタッチコントロール機能を具えたデジタル映像キャプチャ装置

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