JP2003018106A - データ放送システム、受信端末装置、受信端末補助装置、情報提供装置、情報提供方法 - Google Patents

データ放送システム、受信端末装置、受信端末補助装置、情報提供装置、情報提供方法

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JP2003018106A
JP2003018106A JP2001197508A JP2001197508A JP2003018106A JP 2003018106 A JP2003018106 A JP 2003018106A JP 2001197508 A JP2001197508 A JP 2001197508A JP 2001197508 A JP2001197508 A JP 2001197508A JP 2003018106 A JP2003018106 A JP 2003018106A
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Shigeru Tashiro
成 田代
Hideji Hirakawa
秀治 平川
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Toshiba Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯域が狭いデータ放送で簡易的な情報を配信
可能であることに着目し、ブロードバンドのCSやイン
ターネットで放送される詳細情報取得の機会を与える。 【解決手段】 CS放送で提供される詳細情報の簡易情
報をデータ放送で提供し、外出中に携帯受信端末30で
簡易情報を受信視聴し、その場で詳細情報を視聴したい
場合には、携帯電話40を通じてインターネットサービ
スプロバイダ50にアクセスし、そのサーバから詳細情
報をダウンロードする。また、コンビニエンスストアに
設置された、既に詳細情報の配信を受けているサーバ1
10に無線LAN等によってアクセスし、詳細情報をダ
ウンロードする。後で視聴できればよい場合には、蓄積
ドック90を通じてCS受信機82からCS放送の詳細
情報をダウンロードし、詳細情報を取得し、視聴する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に移動体や携帯
端末向けのデータ放送サービスを提供するデータ放送シ
ステムと、このシステムに用いる受信端末装置及びその
周辺技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、テレビジョン放送の分野では、地
上波放送、衛星放送のデジタル化が進められ、一部実用
化に至っている。しかしながら、いずれも基本的に固定
された端末装置向けの放送であり、移動体や携帯端末を
対象とする場合に、その使用状況に応じた適切なサービ
スを提供することは技術的に困難であると考えられる。
特に、上記の放送における番組内容は、いずれも全ての
端末装置において同じように再生されるものであり、ユ
ーザの指定、放送局側の指定、使用条件により番組内容
の一部を選択的に再生することはできない。
【0003】一方、主に移動体や携帯端末に向けて映
像、音声、文字等からなるマルチメディア情報を放送す
るデータ放送システムのニーズが高まってきているが、
その実現に際し、従来のテレビジョン放送では技術的に
困難であった上記の課題を解決することが必要不可欠で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、主
に移動体や携帯端末向けのデータ放送サービスを提供す
るにあたり、既存のインフラでは困難であった様々な番
組形態を実現し、いつでもどこでも所望の情報が得ら
れ、視聴者の使用状況に応じた適切なサービスを提供し
得ることが求められている。
【0005】本発明は、上記の課題を解決し、既存のイ
ンフラでは困難であった様々な番組形態を実現し、いつ
でもどこでも所望の情報が得られ、視聴者の使用状況に
応じた適切なサービスを提供し得るデータ放送システム
と、このシステムに用いる受信端末装置及びその周辺装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下のような特徴的構成を有する。
【0007】(1)伝送レートの高い放送または通信に
より情報を提供するブロードバンド放送・通信に比して
低い伝送レートで情報を提供するデータ放送システムに
おいて、前記ブロードバンド放送・通信で提供される詳
細情報の一部を抜粋した簡易情報を、詳細情報の有無、
入手先を含むガイダンス情報と共に放送することを特徴
とする。
【0008】(2)(1)のシステムにおいて、前記詳
細情報の提供が有料であり、前記簡易情報を受信した受
信端末装置から前記詳細情報の要求があったとき、課金
を発生させて前記受信端末装置に詳細情報入手の許可を
与える情報管理手段を備えることを特徴とする。
【0009】(3)(1)に記載のデータ放送システム
で放送される簡易情報を受信する携帯型の受信端末装置
は、前記ガイダンス情報に基づいて前記詳細情報の入手
要求を発信する通信手段を備えることを特徴とする。
【0010】(4)(1)に記載のデータ放送システム
で放送される簡易情報を受信する携帯型の受信端末装置
と接続されて当該受信端末装置に蓄積された情報を記録
する受信端末補助装置は、前記ブロードバンド放送受信
機または通信端末に接続され、前記受信端末装置からの
要求に応じて前記ブロードバンド放送または通信により
提供される詳細情報をダウンロードし記録して、前記受
信端末装置に出力することを特徴とする。
【0011】(5)予め(1)に記載のデータ放送シス
テムに用いられる情報提供装置として、詳細情報が配信
記録され、(1)に記載のデータ放送システムで放送さ
れる簡易情報を受信する携帯型の受信端末装置と接続さ
れて、当該受信端末装置からの要求に応じて前記詳細情
報をダウンロードさせることを特徴とする。
【0012】(6)情報提供方法として、伝送レートの
高い放送または通信により情報を提供するブロードバン
ド放送・通信に比して低い伝送レートで情報を提供する
データ放送を用いて、前記ブロードバンド放送・通信で
提供される詳細情報の一部を抜粋した簡易情報を、詳細
情報の有無、入手先を含むガイダンス情報と共に放送す
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。まず、本発明に係るデータ
放送システムの概要について説明する。このデータ放送
システムは、主に移動体に搭載された端末装置や携帯端
末に向けて映像、音声、文字等からなるマルチメディア
情報を放送する際に、放送サービスとして、単に番組を
提供するだけでなく、番組内容自体が使用者側のニー
ズ、使用状況に柔軟に対応可能な情報提示を行えること
を主眼とする。また、複数の放送サービスの融合、さら
には既存のメディアとの融合を図ることで、新たな視点
からの放送サービスを提供する。
【0014】上記放送サービス実現のため、本システム
は、放送衛星或いは通信衛星を利用した主に移動体や携
帯端末向けに放送するものとし、伝送方式としてCDM
(Code Division Multiplex)方式、符号化方式として
MPEG4(Moving PictureCoding Experts Group4)
を採用し、かつ衛星から端末装置へのダウンリンクにS
バンドを使用することで、車載端末装置や携帯情報端末
装置等の移動端末装置においても、映像や音声、文字等
からなるマルチメディア情報を受信できるようにしたも
のである。
【0015】ところで、このシステムは先に述べたよう
にMPEG4の使用を想定している。MPEG4は、従
来の動画像符号化方式が画像を一つのシーンとして単純
に符号化するのを基本としているのに対し、複数のAV
Os(Audio /Visual Objects:人物や背景に代表され
る構成要素)からなる階層化された映像/音響信号を合
成することによってシーンを表現するものである。各階
層構成要素としては、自然画像/音響でもよく、また合
成画像/音響でも構わない。また、シーン全体を表すも
のでも、一部を表すものでも構わない。さらに各構成要
素の重なり具合や時間的/空間的関係にも大きな自由度
がある。
【0016】すなわち、MPEG4を使用する本システ
ムでは、送信側において、一つのシーンを構成する複数
のコンテンツ(オブジェクト)と、これらのコンテンツ
を合成するためのシーン記述データとをそれぞれ最適な
アルゴリズムでエレメンタリストリームに符号化し、し
かるのち多重化して送信する。また受信側では、受信し
た各オブジェクト及びシーン記述データをそれぞれ復号
したのち、シーン記述データの内容に従って各オブジェ
クトを合成してディスプレイやスピーカ等の提示装置へ
出力する。
【0017】このようなシステム構成によれば、番組内
容の各シーンを1以上のコンテンツによって構成し送信
しているので、受信側で必要に応じてコンテンツを選択
し再生することが可能となる。このことから、ユーザの
指定、放送局側の指定、使用条件により番組内容の一部
を選択的に再生することができるようになり、番組内容
自体が使用者側のニーズ、使用状況に柔軟に対応可能な
情報提示を行うことが可能となる。
【0018】ところで、シーン記述データのみに従って
各コンテンツを合成して提示しようとすると、端末装置
の状況によっては不適切な提示が行われる可能性があ
る。例えば、コンテンツに地域性がある場合に、このコ
ンテンツを常に表示したとすると、端末装置には自己の
現在位置とは無関係のコンテンツが表示されることにな
る。
【0019】一方、上記のような新たな放送システムに
あっては、複数の放送局がそれぞれ独立して放送サービ
スエリアを特定することで、全国放送、地域別放送が任
意に選択可能とすることが提唱されている。この場合、
移動体搭載の端末装置や携帯端末においては、移動に伴
って必要とする放送サービスを同時に受けられれば、ユ
ーザにとって有意義である。また、既存のメディア、例
えば地上波放送(テレビ放送、ラジオ放送)、公衆通信
網を通じた通信手段との融合が図れれば、ユーザに新た
な生活環境を提供することになり、情報化社会の発展に
寄与することができる。
【0020】以下に、上記の課題をふまえたデータ放送
システムについて、実施形態をあげて説明する。
【0021】図1は本発明係るデータ放送システムの全
体像を他のインフラを交えて示す概念図である。本デー
タ放送システムは衛星放送の一種であるが、ここでは既
存の固定端末向けのBSまたはCS衛星デジタル放送と
区別するため、モバイル衛星放送(MSB)システムと
称し、その放送波をMSB波として説明する。尚、本発
明はモバイル衛星放送システムに限定されるものではな
く、低伝送レートで主に携帯受信端末向けに放送するデ
ータ放送システムに適用可能である。
【0022】このモバイル衛星放送システムは、モバイ
ル放送局10から送出される放送波をMSB放送衛星2
0で受信し、所定のサービスエリア内(日本全国)に向
けて送信する。このMSB放送衛星20から送信される
MSB波を受信する携帯受信端末30は、携帯電話40
と接続可能であり(一体化してもよい)、この携帯電話
を通じてインターネットサービスプロバイダ50にアク
セス可能となっている。
【0023】モバイル放送局10は、複数の番組プロバ
イダにより作成・編集された番組情報を受け取り、各番
組情報をチャネル多重したのち放送信号に変換して、例
えばKuバンド(12.5〜18GHz)の上り伝送路
を介してMSB放送衛星20へ送信する。チャネル多重
方式としては、CDM(Code Division Multiplex)方
式が用いられる。
【0024】MSB放送衛星20は、Kuバンドの放送
信号を受信したのち、トランスポンダでSバンドの信号
に変換する。そして、この変換されたSバンド放送信号
をサービスエリアに向け送信する。このような高い周波
数帯で放送波を流すことで、比較的小型のアンテナでM
SB波を受信することができる。このことは、携帯受信
端末30の小型化に寄与している。
【0025】この実施形態では、他のインフラとしてC
S衛星放送を例にとって説明する。図1において、CS
放送局60から送出される放送波はCS放送衛星70を
介して日本全国に向けて送出される。CS加入者宅80
では、CSアンテナ81でCS波を受け、CS受信機8
2によって受信再生可能となっている。
【0026】このCS加入者宅80において、上記携帯
受信端末30をインターフェースにセットすることで、
その端末30の蓄積データを管理するためのデータ蓄積
管理装置(以下、ここでは蓄積ドックと称する)90を
用意しておく。この蓄積ドック90は、例えばハードデ
ィスク等の大容量記憶媒体を内蔵し、端末30から蓄積
データを取り込んで記憶媒体に保存し、要求に応じて端
末30に蓄積データを提供する。また、この蓄積ドック
90は、電話回線を通じてインターネットサービスプロ
バイダ50にアクセスしたり、IEEE1394ネット
ワークによりCS受信機82と接続してCS放送番組を
予約記録することが可能となっている。
【0027】ここで、モバイル衛星放送では、移動体・
携帯端末向けを主目的としている。このため、端末の蓄
積容量、バッテリ容量を考えると、番組視聴のために多
大なデータ量のダウンロードを強いることはできない。
特に、モバイル衛星放送は、CS衛星放送に比してデー
タ伝送レートを極めて低い。そこで、モバイル衛星放送
とCS衛星放送との連携を実現すれば、視聴者にとって
情報取得・視聴の棲み分けができ、有意義である。その
一形態として、モバイル衛星放送で簡易情報を放送し、
CS衛星放送でその詳細情報を放送する場合を例にと
り、以下に具体的に説明する。
【0028】図1のシステムにおいて、データ提供業者
(コンテンツ提供サーバ)100から簡易情報がモバイ
ル放送局10に配信され、詳細情報がCS放送局60に
配信され、それぞれの放送波によってモバイル携帯受信
端末30及びCS受信機82に提供される。詳細情報
は、インターネットプロバイダ50やコンビニエンスス
トアに配置される情報提供装置(以下、単にコンビニエ
ンスストアと称する)110にも配信されるものとす
る。詳細情報を有料とする場合には、データ提供業者1
00、インターネットサービスプロバイダ50、コンビ
ニエンスストア110を電子決済システム120とリン
クさせておき、詳細情報ダウンロード時に課金できるよ
うにする。
【0029】上記システム構成において、モバイル携帯
受信端末30にて簡易情報を視聴し、詳細情報を視聴し
たくなった場合、以下のような取得方法がある。
【0030】簡易情報としては、例えば詳細情報がフル
モーションの映像とするとき、蓄積型コンテンツの最新
の部分、もしくは、容量を削減したこま落ちの映像また
は静止画を送る。
【0031】まず、外出中に簡易情報を視聴し、その場
で詳細情報を視聴したい場合には、携帯電話40を通じ
てインターネットサービスプロバイダ50にアクセス
し、そのサーバから詳細情報をダウンロードする。ま
た、通信料を節約したい場合には、近くのコンビニエン
スストア110に行き、そこに設置された、既に詳細情
報の配信を受けているサーバに無線LAN等によってア
クセスし、詳細情報をダウンロードする。後で視聴でき
ればよい場合には、携帯電話40を通じてインターネッ
ト経由で蓄積ドック90をアクセスし、CS受信機82
からCS放送の詳細情報をダウンロードさせておき、帰
宅後に蓄積ドック90に携帯受信端末30をセットする
ことで、詳細情報を取得し、視聴する。
【0032】以下、さらに具体的な実施例を説明する。
【0033】(第1の実施例)図2は、第1の実施例と
して、携帯受信端末30において、蓄積ドック90を利
用して有料の詳細情報を購入し取得する場合の処理の流
れを示すフローチャートである。
【0034】まず、携帯受信端末30において、MSB
波を受信して、無料の簡易情報を受信し蓄積する。その
際、既に詳細情報がある場合は、ユーザの判断により情
報の置換を行う(ステップS11)。
【0035】簡易情報蓄積後、携帯受信端末30にて簡
易情報を再生し、番組を視聴する(ステップS12)。
【0036】帰宅後、ユーザが携帯受信端末30を蓄積
ドック90に接続すると(ステップS13)、端末30
は自動的に蓄積ドック90にアクセスし、詳細情報が蓄
積ドック90に記憶されているかを確認する(ステップ
S14)。記憶されている場合には、「詳細情報があり
ます。この詳細情報を購入しますか?」というメッセー
ジを表示するか、音声によるガイダンスを流す(ステッ
プS15)。
【0037】ユーザが購入を希望する操作を行った場合
には、携帯受信端末30はインターネットを通じて端末
IDと詳細情報購入申し込みをデータ提供業者100に
通知する(ステップS16)。このとき、データ提供業
者100は、決済業者に課金発生を通知し、決済業者か
ら許可通知を受け取ると、インターネットを通じて携帯
受信端末30にダウンロード許可を通知する(ステップ
S17)。
【0038】携帯受信端末30は、ダウンロード許可の
通知を受けると、蓄積ドック90の記憶領域に記憶され
ている詳細情報を確認し、既に蓄積されている簡易情報
との差分情報をダウンロードする(ステップS18)。
ダウンロード完了後、ユーザに詳細情報が再生可能とな
ったことを知らせる(ステップS19)。以後、いつで
も蓄積された詳細番組を視聴することが可能となる。
【0039】(第2の実施例)図3は、第2の実施例と
して、携帯受信端末30において、インターネットを通
じて有料の詳細情報を購入し取得する場合の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0040】まず、携帯受信端末30において、MSB
波を受信して、無料の簡易情報を受信し蓄積する。その
際、既に詳細情報がある場合は、ユーザの判断により情
報の置換を行う(ステップS21)。
【0041】簡易情報蓄積後、携帯受信端末30にて簡
易情報を再生し、番組を視聴する(ステップS22)。
この場合、簡易情報再生時に、詳細情報があること、そ
の所在先としてホームページ等のアドレスをユーザに提
示する(ステップS23)。ユーザが購入を希望する操
作を行った場合には、携帯受信端末30は携帯電話40
によってインターネットサービスプロバイダ50と接続
し、インターネット経由で情報提供業者と接続して詳細
情報の購入を通知する(ステップS24)。このとき、
情報提供業者は決済業者に情報購入を通知して課金を発
生させ、端末30へダウンロード許可の通知を行う(ス
テップS25)。
【0042】許可を受けた携帯受信端末30は、許可通
知に示される識別コードを用いて情報提供業者のサーバ
にアクセスし、目的の詳細情報(簡易情報との差分情報
でもよい)をダウンロードする(ステップS26)。ダ
ウンロード完了後、ユーザに詳細情報が再生可能となっ
たことを知らせる(ステップS27)。以後、いつでも
蓄積された詳細番組を視聴することが可能となる。
【0043】以上の実施例によれば、帯域が狭いデータ
放送であっても「とりあえず」の簡易的なコンテンツは
配信可能であることに着目し、ブロードバンドのCSや
インターネットで放送されるコンテンツの購入の機会を
与えることが可能となる。また、最新情報部分は「とり
あえず」のモバイル放送波から送られるため、常時アッ
プデートすることができる。接続用の親機をコンビニエ
ンスストアなどに置けば、会社帰りにでも詳細情報を蓄
積できて便利である。
【0044】このようなアプリケーションを実現するに
際し、モバイル放送波を通じて端末内に情報をダウンロ
ードした際に、ファイルごとに恒久的に使用する情報
か、詳細情報がある番組で、端末が現在保有する情報は
簡易版なのか詳細版なのかといった情報を記述したデー
タベースを構築しておくとよい。そこで、このデータベ
ースを構築するための識別信号を放送波に重畳してお
く。ブロードバンド側にも同様の信号を重畳しておく。
【0045】端末には、ユーザがより詳細な情報を希望
するかどうかを確認するボタンを設けておくことが望ま
しい。また、放送波のデータを再度受信した際に、メモ
リを開放する意味で、詳細なデータを破棄するかどうか
を問い合わせるボタンを設けておくと利便性を向上させ
ることができる。
【0046】また、端末を親機(蓄積ドック)に置くだ
けで、全自動で詳細情報に置き換わるようにすれば、煩
雑な操作手続きが不要となる。
【0047】ブロードバンド(CS,インターネット)
に接続した際に、端末の全情報が最新情報に置き換わる
ようにしておくと、端末ではいつでもどこでも最新情報
を視聴することができるようになる。
【0048】また、キーワードや端末IDを利用して視
聴許可を行うものとし、管理、認証を情報センタにて行
えるようにすることで、同一情報であれば、次回からあ
る特定の端末にのみダウンロードを許可するようなアプ
リケーションも考えられる。
【0049】端末がエージェント機能をもつ場合、ユー
ザの嗜好情報を元に、必要な情報の概要、もしくは本編
をブロードバンドからダウンロードするようにしたり、
嗜好情報を親機とシンクロさせ、より嗜好データベース
の確度をあげるようにすれば、いっそう効果的である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、既存のイ
ンフラでは困難であった様々な番組形態を実現し、いつ
でもどこでも所望の情報が得られ、視聴者の使用状況に
応じた適切なサービスを提供し得るデータ放送システム
と、このシステムに用いる受信端末装置及びその周辺装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明係るデータ放送システムの全体像を他
のインフラを交えて示す概念図。
【図2】 本発明に係る第1の実施例として、携帯受信
端末において、蓄積ドックを利用して有料の詳細情報を
購入し取得する場合の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図3】 本発明に係る第2の実施例として、携帯受信
端末において、インターネットを通じて有料の詳細情報
を購入し取得する場合の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10…モバイル放送局 20…MSB放送衛星 30…携帯受信端末 40…携帯電話 50…インターネットサービスプロバイダ 60…CS放送局 70…CS放送衛星 80…CS加入者宅 81…CSアンテナ 82…CS受信機 90…データ蓄積管理装置(蓄積ドック) 100…データ提供業者(コンテンツ提供サーバ) 110…コンビニエンスストア設置の情報提供装置 120…電子決済システム
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BB07 BC01 BC06 BC07 BC18 BC20 BC25 BD02 BD08 BD09 5K061 AA09 BB07 BB10 DD11 FF01 FF11 JJ07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送レートの高い放送または通信により情
    報を提供するブロードバンド放送・通信に比して低い伝
    送レートで情報を提供するデータ放送システムにおい
    て、 前記ブロードバンド放送・通信で提供される詳細情報の
    一部を抜粋した簡易情報を、詳細情報の有無、入手先を
    含むガイダンス情報と共に放送することを特徴とするデ
    ータ放送システム。
  2. 【請求項2】前記詳細情報の提供が有料であり、前記簡
    易情報を受信した受信端末装置から前記詳細情報の要求
    があったとき、課金を発生させて前記受信端末装置に詳
    細情報入手の許可を与える情報管理手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載のデータ放送システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデータ放送システムで放送
    される簡易情報を受信する携帯型の受信端末装置であっ
    て、前記ガイダンス情報に基づいて前記詳細情報の入手
    要求を発信する通信手段を備えることを特徴とするデー
    タ放送システムの受信端末装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のデータ放送システムで放送
    される簡易情報を受信する携帯型の受信端末装置と接続
    されて当該受信端末装置に蓄積された情報を記録する受
    信端末補助装置であって、 前記ブロードバンド放送受信機または通信端末に接続さ
    れ、前記受信端末装置からの要求に応じて前記ブロード
    バンド放送または通信により提供される詳細情報をダウ
    ンロードし記録して、前記受信端末装置に出力すること
    を特徴とするデータ放送システムの受信端末補助装置。
  5. 【請求項5】予め請求項1記載の詳細情報が配信記録さ
    れ、請求項1記載のデータ放送システムで放送される簡
    易情報を受信する携帯型の受信端末装置と接続されて、
    当該受信端末装置からの要求に応じて前記詳細情報をダ
    ウンロードさせることを特徴とするデータ放送システム
    の情報提供装置。
  6. 【請求項6】伝送レートの高い放送または通信により情
    報を提供するブロードバンド放送・通信に比して低い伝
    送レートで情報を提供するデータ放送を用いて、前記ブ
    ロードバンド放送・通信で提供される詳細情報の一部を
    抜粋した簡易情報を、詳細情報の有無、入手先を含むガ
    イダンス情報と共に放送することを特徴とする情報提供
    方法。
JP2001197508A 2001-06-28 2001-06-28 データ放送システム、受信端末装置、受信端末補助装置、情報提供装置、情報提供方法 Pending JP2003018106A (ja)

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