JP2003018017A - Biosプログラムの圧縮方法及び更新方法 - Google Patents

Biosプログラムの圧縮方法及び更新方法

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JP2003018017A
JP2003018017A JP2001204186A JP2001204186A JP2003018017A JP 2003018017 A JP2003018017 A JP 2003018017A JP 2001204186 A JP2001204186 A JP 2001204186A JP 2001204186 A JP2001204186 A JP 2001204186A JP 2003018017 A JP2003018017 A JP 2003018017A
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data
program
bios
bios program
compression
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Takeshi Nishida
剛 西田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】BIOSプログラムをアップデートする際のデ
ータの読み込み時間を短縮する事が可能なBIOSプロ
グラムの圧縮方法およびBIOSプログラム更新方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】BIOS全体を纏めて圧縮するのではな
く、BIOSの各ブロック単位または、ブロックサイズ
の最大公約数となるサイズ(4MビットフラッシュRO
Mの例では、8Kバイト)毎で夫々ハフマン符号化によ
り圧縮処理を行ない、圧縮処理後のデータを連結するこ
とでより圧縮後のサイズを小さくする事が可能である。
また、パソコンでの伸長も、単一のアルゴリズムを用い
るだけで済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性メモリに
記憶するBIOS(Basic I/O Syste
m)の圧縮方法および更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(パソコ
ン)の小型化、薄型化が進み、携行が容易になってきて
いる。このようなパソコンにおいて、各種、I/Oデバイ
スの制御を司るBIOSプログラム(Basic I/O Syst
em)を新しいバージョンにアップグレードを行なえるよ
うにするために、BIOSはフラッシュROMなどの書
き換え可能な不揮発性メモリに記憶されている。
【0003】BIOSは、書き換え作業に失敗した場合
などは復旧することが不可能となるため、システムの安
全のため、BIOSプログラムを頻繁に書換えることは
あまり行なわない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パソコンが新
しいハードウェアへ対応しなければならない場合、その
ハードウェアに対応するためにBIOSを更新する必要
があるが、このBIOSは通常フロッピー(登録商標)
ディスク(以後、FDと称す)や、光ディスクなどの媒
体により提供され、このFDからBIOSのアップデー
トプログラムを読み出し、新しいBIOSプログラムへ
アップデートを行なっている。
【0005】このBIOSアップデート処理、BIOS
をアップデートする場合に、FDや光ディスクからアッ
プデートプログラムを読み出す場合に、従来では、BI
OSのプログラムの読み込みに時間を要すると言う問題
があった。
【0006】上記課題を解決するために、本発明は、B
IOSプログラムのアップデートデータの読み込み時間
を短縮する事が可能なBIOSプログラムの圧縮方法お
よびBIOSプログラム更新方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、パーソナルコンピュータ
で用いられるBIOSプログラムの圧縮方法において、
BIOSプログラムを構成するデータブロックを分割
し、分割したデータブロック毎に圧縮処理を行なうこと
を特徴とする。
【0008】このような構成により、BIOSプログラ
ムをアップデートするためのプログラムを効率良く圧縮
することが可能であり、ファイルサイズが小さいことに
より、アップデート対象の機器への読み込み時間も縮可
能なBIOSプログラムの圧縮方法を提供することでき
る。
【0009】また、請求項6にかかる発明では、パーソ
ナルコンピュータで用いられるBIOSプログラムの更
新方法において、BIOSプログラムを構成するデータ
ブロックを分割し、分割したデータブロック毎にハフマ
ン符号化で圧縮処理し、圧縮処理されたデータブロック
を記憶媒体に記憶し、パーソナルコンピュータにおい
て、記憶媒体に記憶した圧縮処理されたデータブロック
を読み込み、圧縮処理されたデータブロックを解凍し、
パーソナルコンピュータが具備するメモリに書きこむこ
と特徴とする。
【0010】このような構成により、BIOSプログラ
ムのアップデートの際に、パーソナルコンピュータへの
プログラム読み込み時間を短縮することが可能なBIO
Sプログラムの更新方法。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0012】図1に、BIOSプログラムが搭載される
パソコンの斜視図を示す。いて接続している。
【0013】パソコン1は、本体ケース2と表示部ケー
ス3とLCDパネル4とキーボード5とを有する。本体
ケース2はその上面部にキーボード5を配設している。
本体ケース2と表示部ケース3とは、ヒンジ部6により
回動可能に接続している。表示部ケース3は、LCDパ
ネル4の表示領域が可視状態となるようLCDパネル4
の周辺部を保持している。表示部ケース3はヒンジ部6
を介して矢印A−B方向に回動可能であり、キーボード
5を覆う閉位置とキーボード5を使用可能な状態にする
開位置との間で回動可能である。
【0014】この本体ケース内に、図示しないCPU、
メインメモリや、BIOSプログラムを記憶するフラッ
シュメモリが設けられている。
【0015】BIOSは、パソコン内の各種ハードウェ
アをアクセスするファンクション実行ルーチンを体系化
したプログラムであり、パソコンの起動時に、読み出さ
れるものである。一般に、BIOSはパソコン内で不揮
発性メモリ(フラッシュROM)に記憶されている。
【0016】図2に、BIOSを格納するフラッシュR
OMのデータブロック構造を示す。この図2は、4Mビ
ットフラッシュROM10の例である。BIOSは、図
2に示すように意味のある一つのまとまり毎に、数キロ
バイト単位のブロックにより構成される。ここで、意味
のある一つのまとまりとは、パソコン起動時のタイトル
ロゴのイメージや、ハードウェアの初期化を行なうプロ
グラムなどである。
【0017】一般にデータを圧縮する際はデータの偏
り、規則性に注目して、より少ないビット数でデータを
表現するのが目的であるため、データの偏りが大きいほ
ど圧縮後のデータサイズを小さくすることが可能であ
る。
【0018】そこで、BIOSのデータの偏りが領域毎
に異なるという特徴を利用し、BIOS全体を纏めて圧
縮するのではなく、本発明では各ブロック単位または、
ブロックサイズの最大公約数となるサイズ(4Mビット
フラッシュROMの例では、8Kバイト)毎で夫々圧縮
処理を行ない、圧縮処理後のデータを連結することでよ
り圧縮後のサイズを小さくすることを特徴としている。
【0019】特に、ハフマン符号により圧縮を行なう場
合、圧縮対象のデータが単一データからなる場合に、圧
縮率の下限を0とすることができるため、有効である。
【0020】このように、データをブロック単位で分割
し、複数の圧縮アルゴリズムで圧縮する場合と比べる
と、単一の圧縮・伸長アルゴリズムのみで良く、また圧
縮アルゴリズムを識別するためのヘッダを圧縮データを
付加する必要が無い。
【0021】次に、圧縮を行なう際の手順について説明
する。図3に、圧縮のフローチャートを示す。まず、デ
ータを見て、圧縮されたものか否かを判断する(ステッ
プS101)。データが圧縮されたものではない場合
(ステップS101のNO)、ブロック単位または、偏
りが大きいバイトデータの切りだしを行なう(ステップ
S102)。
【0022】この切り出されたデータに対し、ハフマン
法を用いてデータ圧縮を行い(ステップS103)、圧
縮データを出力する(ステップS104)。
【0023】ハフマン法では、データ00h乃至FFh
に対応するノードの番号を0〜255とする。次に、重
み最小の2つのノードを選んで、それを子とするノード
を新たに生成する際ノード番号を256以上の値にす
る。
【0024】続いて、圧縮後のデータを出力すると、ス
テップS101に戻り、データ全部圧縮済みかを否かを
チェックし、全データの圧縮処理が終了していれば(ス
テップS101のYES)、圧縮ルーチンを終了する。
【0025】上記の処理で圧縮した際のデータのイメー
ジ図を図4に示す。
【0026】各ブロック毎に圧縮処理を行ない、各ブロ
ック毎にハフマン木のデータと符号化データとが生成さ
れる。
【0027】上記のように圧縮したBIOSプログラム
を記憶媒体に記憶し、記憶媒体に記憶した圧縮BIOS
プログラムをパソコンで読み出す。
【0028】このようにすることで、BIOSを効果的
に一つのアルゴリズムで圧縮することが可能であり、圧
縮されたデータであるため、パソコンが読みこむ時間も
短縮可能である。
【0029】次に、図5に伸長のフローチャートを示
す。
【0030】まず、全データが伸長されているか否か判
断し(ステップS201)、伸長されていないデータが
あればブロック毎の圧縮データを伸長する(ステップS
202)。
【0031】これは、各ブロックに記憶されているハフ
マン木を参照にデータを復元する。データ伸長では、ハ
フマン木のルートから始めてノード番号が255以下と
なるまで符号化ビットを1ビットずつ読み込みハフマン
木をたどっていく。
【0032】一種類のデータバイトのみからなるデータ
を圧縮する場合のハフマン木はルートのみから成る木と
なり、ルートのノード番号は255以下となるので、伸
長の際に符号語を読みこむ必要が無く、圧縮時にも符号
語を出力しない(符号長が0に相当する)。
【0033】圧縮データを伸長し終わると、伸長したデ
ータをパソコン内の不揮発性メモリに格納する(ステッ
プS203)。
【0034】再びステップS201に戻り、未伸長デー
タがないか確認し(ステップS201)、全データ伸長
していれば、終了する。
【0035】このように、圧縮アルゴリズムが一つで済
むため、効率良い圧縮/伸長が可能である。
【0036】上述したように、本発明によれば、BOI
Sアップデートプログラムを圧縮して提供することで、
データの読み込みを早くすることが可能であり、また、
単一のアルゴリズムで効果的な圧縮を行なうことが可能
である。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した発明によれば、パソコンに
インストールするBIOSプログラムを、細かいブロッ
クに分け、各ブロックをハフマン符号化で圧縮して提供
することで、効率よい圧縮をすることが可能であり、パ
ソコン側でのデータの読み込み時間を短縮する事が可能
なBIOSプログラムの圧縮方法を提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】BIOSプログラムを搭載しているパソコンの
斜視図。
【図2】フラッシュROMのデータ構成図。
【図3】圧縮処理時のフローチャート。
【図4】データ圧縮のイメージ図。
【図5】伸長処理時のフローチャート。
【符号の説明】
1…パソコン 2…本体ケース 3…表示部ケース 4…LCDパネル 5…キーボード 6…ヒンジ部 10…フラッシュROM

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーソナルコンピュータで用いられるBI
    OSプログラムの圧縮方法において、BIOSプログラ
    ムを構成するデータブロックを分割し、前記分割したデ
    ータブロック毎に圧縮処理を行なうこと、を特徴とする
    BIOSプログラムの圧縮方法。
  2. 【請求項2】前記圧縮処理は、ハフマン符号化を用いる
    ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮方法。
  3. 【請求項3】前記データブロックは、BIOSプログラ
    ムを構成する、まとまった一つのブロック毎に分割され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のBIOS
    プログラムの圧縮方法。
  4. 【請求項4】前記データブロックは、BIOSプログラ
    ムのデータサイズを、均等に分割されることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のBIOSプログラムの圧縮
    方法。
  5. 【請求項5】前記データブロックは、BIOSプログラ
    ムのデータのうち、データの偏りが大きいブロック毎に
    分割されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    BIOSプログラムの圧縮方法。
  6. 【請求項6】パーソナルコンピュータで用いられるBI
    OSプログラムの更新方法において、BIOSプログラ
    ムを構成するデータブロックを分割し、前記分割したデ
    ータブロック毎にハフマン符号化で圧縮処理し、前記圧
    縮処理されたデータブロックを記憶媒体に記憶し、前記
    パーソナルコンピュータにおいて、前記記憶媒体に記憶
    した前記圧縮処理されたデータブロックを読み込み、前
    記圧縮処理されたデータブロックを展開し、前記パーソ
    ナルコンピュータが具備する不揮発性メモリに書きこむ
    ことを特徴とするBIOSプログラムの更新方法。
  7. 【請求項7】前記データブロックは、BIOSプログラ
    ムを構成する、まとまった一つのブロック毎に分割され
    ることを特徴とする請求項6に記載のBIOSプログラ
    ムの更新方法。
  8. 【請求項8】前記データブロックは、BIOSプログラ
    ムのデータサイズを、均等に分割されることを特徴とす
    る請求項6に記載のBIOSプログラムの更新方法。
  9. 【請求項9】前記データブロックは、BIOSプログラ
    ムのデータのうち、データの偏りが大きいブロック毎に
    分割されることを特徴とする請求項6に記載のBIOS
    プログラムの更新方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1331048C (zh) * 2004-07-08 2007-08-08 英业达股份有限公司 更新部分基本输入输出系统的方法

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