JP2003017136A - 鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents

鉛蓄電池の充電方法

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JP2003017136A JP2001195474A JP2001195474A JP2003017136A JP 2003017136 A JP2003017136 A JP 2003017136A JP 2001195474 A JP2001195474 A JP 2001195474A JP 2001195474 A JP2001195474 A JP 2001195474A JP 2003017136 A JP2003017136 A JP 2003017136A
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宣行 高見
Kazuhiro Sugie
一宏 杉江
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英則 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉛蓄電池に供給される充電電圧のリップル成分
による影響を抑制して、充電エネルギーの損失を抑制す
る。 【解決手段】全波整流交流発電機1にて発電された電流
を、充電電圧制御ユニット2によって電圧を制御した状
態で、鉛蓄電池3に供給して、該鉛蓄電池3を充電す
る。この場合、充電電圧制御ユニット2から鉛蓄電池3
に対する充電電圧のリップル電圧を、鉛蓄電池における
1セル当り0.1V以下にするとともに、該リップル電
圧の周波数を10Hz以上10kHz以下とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛蓄電池の充電方
法に関し、特に、通常のエンジン自動車、あるいはハイ
ブリッド型自動車等の電気自動車に搭載される鉛蓄電池
の充電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンを駆動源とする通常の自動車に
は、各種電気系統の電源として、鉛蓄電池が搭載されて
おり、鉛蓄電池は、充電システムによって充電される。
【0003】図6は、通常の自動車に搭載された鉛蓄電
池の充電システムの概略構成図である。鉛蓄電池3は、
エアーコンディショナー、ライト等の各種負荷4に対し
て電力を供給するように、各種負荷4に接続されてい
る。
【0004】鉛蓄電池3は、例えば、12V、18Ah
相当のシール形鉛蓄電池であり、直列接続された6つの
セルを有している。
【0005】鉛蓄電池3には、全波整流三相交流発電機
(ジェネレーターあるいはオルタネーターとも称され
る)1と、レギュレーターである充電電圧制御ユニット
2との直列回路が、直列に接続されている。充電電圧制
御ユニット2を始動する際には、鉛蓄電池3から電力が
供給される。
【0006】鉛蓄電池3を充電する際には、全波整流三
相交流発電機1から充電電圧制御ユニット2を介して鉛
蓄電池3に電力が供給される。全波整流三相交流発電機
1は、発電される交流電流を整流して、直流電流を充電
電圧制御ユニット2に出力するようになっている。充電
電圧制御ユニット2は、ICレギュレーターのスイッチ
ングによって、所定の電圧になるように制御する。
【0007】このような構成の充電システムによって鉛
蓄電池3を充電する場合には、充電電圧制御ユニット2
におけるICレギュレーターのスイッチング、全波整流
三相交流発電機1にて発生する電流に重畳されたノイズ
等によって、鉛蓄電池3に供給される充電電流にリップ
ル波形が重畳される。
【0008】図7は、駆動源としてモーターが搭載され
た電気自動車(ハイブリッド型電気自動車)における鉛
蓄電池の充電システムを示す概略構成図である。この電
気自動車には、駆動源であるモーターの電源としてニッ
ケル水素蓄電池等の2次電池7が、鉛蓄電池3とともに
搭載されている。
【0009】鉛蓄電池3は、エアーコンディショナー、
ライト等の各種負荷4に対して電力を供給するように、
各種負荷4に接続されている。また、2次電池7および
鉛蓄電池3には、全波整流三相交流発電機1にて発電さ
れた電流が、充電電圧制御ユニット2およびDC/DC
コンバータ(直流/直流電圧変換機)6を介して供給さ
れて、2次電池7および鉛蓄電池3が充電される。
【0010】このような充電システムでも、全波整流三
相交流発電機1にて発電された電流が、充電電圧制御ユ
ニット2およびDC/DCコンバータ6によって所定の
電圧値とされて、DC/DCコンバータ6から出力され
る直流電流によって、1次側の2次電池7および2次側
の鉛蓄電池3がそれぞれ充電される。
【0011】この場合も、充電電圧制御ユニット2にお
けるICレギュレーターのスイッチング、全波整流三相
交流発電機1にて発生する電流に重畳されたノイズ等に
よって、鉛蓄電池3に供給される充電電流にリップル波
形が重畳される。
【0012】図8(a)は、鉛蓄電池3を充電する際
に、充電電圧に重畳されるリップル電圧を示しており、
また、図8(b)は、その場合のリップル電流を示して
いる。図8(a)において、H1はリップル電圧の振
幅、λ1はその波長である。また、図8(b)におい
て、H2はリップル電流の振幅、λ2はその波長であ
る。
【0013】このようなリップル電圧およびリップル電
流が、充電電圧および充電電流に重畳されると、鉛蓄電
池3を効率よく充電されないという問題がある。
【0014】このため、特開平9−233709号公報
では、電気自動車に搭載されたバッテリを充電する際
に、充電電流のリップル成分を低減するために、平滑手
段を設ける構成が開示されている。また、特開平5−2
19657号公報には、蓄電池に流入および流出するリ
ップル電流成分の実効値と絶対値との和に基づいて、蓄
電池の充電電圧を低減することにより、リップル電流成
分を低減する構成が開示されている。
【0015】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、これらの
公報に開示された構成であっても、鉛畜電池を充電する
際に、充電電圧および充電電流に重畳されるリップル電
圧およびリップル電流を完全に抑制することができな
い。すなわち、リップル波形の周波数の変動によって、
鉛蓄電池の内部抵抗成分が変化し、鉛蓄電池の温度が上
昇するおそれがある。鉛蓄電池の温度が上昇すると、発
熱等のエネルギー損失が生じ、充電効率が低下するおそ
れがある。また、鉛蓄電池を定電圧充電する場合にも、
リップル電圧の増加によってリップル電流が増加して、
鉛蓄電池の内部抵抗成分が変動し、同様に、発熱等のエ
ネルギー損失が生じ、充電効率が低下するおそれがあ
る。特にリップル電圧が1セル当り0.01V以下以上
でこの現象が顕著になる。
【0016】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、鉛蓄電池に供給される充電電圧の
リップル成分による影響を抑制して、充電エネルギーの
損失を抑制することができる鉛畜電池の充電方法を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の鉛畜電池の充電
方法は、全波整流交流発電機にて発電された電流を、充
電電圧制御ユニットによって電圧を制御した状態で、鉛
蓄電池に供給して、該鉛蓄電池を充電する方法であっ
て、該充電電圧制御ユニットから鉛蓄電池に対する充電
電圧のリップル電圧を、鉛蓄電池における1セル当り
0.1V以下にするとともに、該リップル電圧の周波数
を10Hz以上10kHz以下とすることを特徴とす
る。
【0018】前記充電電圧のリップル電圧および周波数
は、鉛蓄電池と並列に接続されたコンデンサにて制御さ
れる。
【0019】前記充電電圧のリップル電圧および周波数
は、前記充電電圧制御ユニットにおけるスイッチングの
切り替えを0.00001秒以上0.1秒以下で行うこ
とによって制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、具体的に説明する。
【0021】図1は、本発明の鉛蓄電池に充電制御方法
の実施に使用される充電システムの一例を示す概略構成
図である。この充電システムは、エンジンを動力源とす
る自動車に搭載された鉛蓄電池3の充電に使用される。
鉛蓄電池3は、例えば、12V、18Ah相当のシール
形鉛蓄電池であり、直列接続された6つのセルを有して
いる。
【0022】鉛蓄電池3は、自動車に設けられたエアー
コンディショナー、ライト等の各種負荷4に対して電力
を供給するように、負荷4に接続されている。また、鉛
蓄電池3には、全波整流三相交流発電機(ジェネレータ
ーあるいはオルタネーターとも称される)1と、レギュ
レーターである充電電圧制御ユニット2との直列回路
が、直列に接続されている。
【0023】鉛蓄電池3には、鉛蓄電池3に供給される
充電電圧を平滑化するためのコデンサ5が、並列に接続
されている。なお、充電電圧制御ユニット2を始動する
際には、鉛蓄電池3から充電電圧制御ユニット2に電力
が供給される。
【0024】このような構成の充電システムでは、鉛蓄
電池3を充電する際には、全波整流三相交流発電機1か
ら充電電圧制御ユニット2を介して鉛蓄電池3に電力が
供給される。全波整流三相交流発電機1は、発電される
交流電流を整流して、直流電流を出力する。全波整流三
相交流発電機1から出力される直流電流は、充電電圧制
御ユニット2に供給される。充電電圧制御ユニット2
は、ICレギュレーターのスイッチングによって、出力
される電圧を制御する。
【0025】充電電圧制御ユニット2から出力される充
電電圧は、コンデンサ5によって、リップル電圧の周波
数が、10Hz以上10kHz以下で、しかも、リップ
ル電圧が1セル当り0.1V以下とされて、鉛蓄電池3
に供給される。コンデンサ5は、リップル電圧の周波数
が、10Hz以上10kHz以下で、しかも、リップル
電圧が、1セル当り0.1V以下となるように、例え
ば、容量が10μF〜1000μF程度のものが使用さ
れる。
【0026】12V−18Ah相当のシール形鉛蓄電池
3(6セル)を充電する際のリップル電圧の周波数と、
鉛蓄電池3の内部抵抗との関係を測定したところ、図2
に示す結果が得られた。鉛蓄電池3に対する充電電圧の
リップル波形の周波数を10Hz以上10kHz以下と
することにより、鉛蓄電池3の内部抵抗の交流成分を5
mΩ程度に抑制することができる。特に、500Hz以
上5kHz以下とすることにより、鉛蓄電池3の内部抵
抗の交流成分を5mΩよりも低くすることができる。
【0027】なお、鉛蓄電池3に対する充電電圧のリッ
プル波形の周波数が10Hzよりも低くなると、鉛蓄電
池3の内部抵抗の交流成分が急激に上昇する。同様に、
鉛蓄電池3に対する充電電圧のリップル波形の周波数が
10kHzよりも大きくなると、鉛蓄電池3の内部抵抗
の交流成分が急激に上昇する。
【0028】また、6セル当り12V−18Ah相当の
シール形鉛蓄電池3を充電する際の充電電圧におけるリ
ップル波形の周波数およびリップル電圧と、電圧温度の
上昇とについて測定した。鉛蓄電池3は、SOC(Stat
e Of Charge:充電状態)が100になるように調整
した後に、25℃、13Vの定電圧にて、最大電流35
Aにて充電して、電池温度が定常状態になる10時間後
の電池温度を測定し、試験開始時の雰囲気温度(=25
℃)からの温度上昇を測定した。
【0029】この場合、鉛蓄電池3を充電する際の充電
電圧におけるリップル波形の周波数を、5Hz、10H
z、50Hz、100Hz、500Hz、1kHz、5
kHz、10kHzおよび50kHzに変化させるとと
もに、リップル電圧を、0.2V、0.3V、0.4
V、0.6V、0.8V、1.0Vに変化させた。電池
温度は、鉛蓄電池3における2番目のセルの温度を温度
センサーによって測定した。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】 このように、充電電圧のリップル波形の周波数およびリ
ップル電圧をそれぞれ変化させて鉛蓄電池3の温度上昇
を測定することにより、リップル波形の周波数およびリ
ップル電圧と、鉛蓄電池3の発熱によるエネルギー損失
との関係が得られ、リップル波形の周波数およびリップ
ル電圧による充電効率の低下を評価することができる。
【0031】この表1から、鉛蓄電池3を充電する際の
リップル電圧の周波数を10Hz以上10kHz以下と
した場合には、リップル電圧を0.6V以下に制御する
ことにより、鉛蓄電池3の温度上昇を、1℃以下に抑制
することができる。なお、6セルが直列接続された鉛蓄
電池3において、リップル電圧は0.6V以下であり、
1セル当りでは、0.1Vとなる。
【0032】従って、鉛蓄電池3を充電する際の充電電
圧におけるリップル電圧の周波数を10Hz以上10k
Hz以下とするとともに、リップル電圧を、1セル当り
0.1V以下とすることにより、充電時の熱エネルギー
損失、すなわち充電エネルギー損失を抑制することがで
き、充電効率を改善することができる。
【0033】図3は、本発明方法の実施に使用される充
電システムの他の例を示す概略構成図である。負荷4に
接続された鉛蓄電池3には、全波整流三相交流発電機1
と、充電電圧制御ユニット13との直列回路が、直列に
接続されている。この充電電圧制御ユニット13は、I
Cレギュレータを有しており、しかも、このICレギュ
レータのスイッチング切り換えを、0.1秒〜0.00
001秒の間隔で行うことができるようになっている。
その他の構成は、図1に示す充電システムと同様になっ
ている。
【0034】このような構成の充電システムにおいて
は、鉛蓄電池3を充電するために、全波整流三相交流発
電機1から充電電圧制御ユニット2を介して鉛蓄電池3
に充電電圧を供給する際に、充電電圧制御ユニット13
が、ICレギュレータのスイッチング切り換えを、0.
1秒〜0.00001秒の間隔で行うことによって、リ
ップル電圧の周波数が、10Hz以上10kHz以下、
しかも、リップル電圧が、1セル当り0.1V以下とさ
れて、鉛蓄電池3に供給される。これにより、充電時の
熱エネルギー損失分、すなわち充電エネルギー損失を抑
制することができ、充電効率を改善することができる。
【0035】図4は、駆動源としてモーターが搭載され
たハイブリッド型電気自動車における本発明の鉛蓄電池
の充電方法の実施に使用される充電システムを示す概略
構成図である。このハイブリッド型電気自動車には、駆
動源であるモーターの電源として、ニッケル水素蓄電池
等の2次電池7が、鉛蓄電池3とともに搭載されてい
る。鉛蓄電池3には、コンデンサ5が並列に接続されて
いる。
【0036】鉛蓄電池3は、エアーコンディショナー、
ライト等の各種負荷4に対して電力を供給するように、
各種負荷4に接続されている。また、2次電池7および
鉛蓄電池3には、全波整流三相交流発電機1にて発電さ
れた電流が、充電電圧制御ユニット2およびDC/DC
コンバータ(直流/直流電圧変換機)6を介して、2次
電池7に供給されるとともに、コンデンサ5によって平
滑化されて鉛蓄電池3に供給される。
【0037】このような構成の充電システムにおいて
も、鉛蓄電池3を充電するために、全波整流三相交流発
電機1から充電電圧制御ユニット2介して鉛蓄電池3に
充電電圧を供給する際に、コンデンサ5によって、リッ
プル電圧の周波数が、10Hz以上10kHz以下、し
かも、リップル電圧が、1セル当り0.1V以下とされ
て、鉛蓄電池3に供給される。これにより、充電時の熱
エネルギー損失分、すなわち充電エネルギー損失を抑制
することができ、充電効率を改善することができる。
【0038】図5は、駆動源としてモーターが搭載され
た電気自動車(ハイブリッド型電気自動車)における本
発明の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用される充電シス
テムを示す概略構成図である。この充電システムにおい
ては、全波整流三相交流発電機1にて発電された電流
が、このICレギュレータのスイッチング切り換えを、
0.1秒〜0.00001秒の間隔で行うことができる
充電電圧制御ユニット13およびDC/DCコンバータ
(直流/直流電圧変換機)6を介して、2次電池7に供
給されるとともに、鉛蓄電池3に供給される。
【0039】このような構成の充電システムにおいて
も、鉛蓄電池3を充電するために、全波整流三相交流発
電機1から充電電圧制御ユニット2介して鉛蓄電池3に
充電電圧を供給する際に、ICレギュレータのスイッチ
ング切り換えを、0.1秒〜0.00001秒の間隔で
行うことによって、リップル電圧の周波数が、10Hz
以上10kHz以下、しかも、リップル電圧が、1セル
当り0.1V以下とされて、鉛蓄電池3に供給される。
これにより、充電時の熱エネルギー損失分、すなわち充
電エネルギー損失を抑制することができ、充電効率を改
善することができる。リップル電圧が1セル当り0.0
1V以上の場合には、充電効率の低下が特に著しくなる
ので、このような場合に本発明の構成を適用すれば、充
電効率の改善効果を極めて顕著に得ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の鉛蓄電池の充電方法は、このよ
うに、充電電圧のリップル成分(リップル電圧)および
その周波数を抑制することにより、鉛畜電池の充電効率
を改善することができる。特に、鉛畜電池を中間充電状
態で使用して、充電を制御するハイブリッド式電気自動
車に搭載される鉛蓄電池では、充電効率を改善すること
による効果は著しく、その工業的価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用され
る充電システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】その充電システムによって実施される鉛蓄電池
の充電方法におけるリップル波形の周波数領域を示すグ
ラフである。
【図3】本発明の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用され
る充電システムの他の例の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用され
る充電システムのさらに他の例の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用され
る充電システムのさらに他の例の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用される
充電システムの概略構成を示すブロック図である。
【図7】従来の鉛蓄電池の充電方法の実施に使用される
充電システムの他の例の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図8】(a)はリップル電圧の波形を示すグラフ、
(b)はリップル電流の波形を示すグラフである。
【符号の説明】
1 全波整流3相交流整流器 2 充電電圧制御ユニット 3 鉛蓄電池 4 負荷 5 平滑回路 6 DC/DCコンバータ 7 2次電池 13 充電電圧制御ユニット
フロントページの続き (72)発明者 杉江 一宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 横山 英則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5G003 AA07 BA01 CA12 CC01 CC02 FA06 GB03 5H030 AA01 AS08 BB01 BB10 FF41 FF52

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全波整流交流発電機にて発電された電流
    を、充電電圧制御ユニットによって電圧を制御した状態
    で、鉛蓄電池に供給して、該鉛蓄電池を充電する方法で
    あって、 該充電電圧制御ユニットから鉛蓄電池に対する充電電圧
    のリップル電圧を、鉛蓄電池における1セル当り0.1
    V以下にするとともに、該リップル電圧の周波数を10
    Hz以上10kHz以下とすることを特徴とする鉛蓄電
    池の充電制御方法。
  2. 【請求項2】 前記充電電圧のリップル電圧および周波
    数は、鉛蓄電池と並列に接続されたコンデンサにて制御
    される請求項1に記載の鉛蓄電池の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記充電電圧のリップル電圧および周波
    数は、前記充電電圧制御ユニットにおけるスイッチング
    の切り替えを0.00001秒以上0.1秒以下で行う
    ことによって制御される請求項1に記載の鉛蓄電池の充
    電方法。
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