JP2003016764A - 編集機能を有する映像データ再生方法及び再生装置 - Google Patents

編集機能を有する映像データ再生方法及び再生装置

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JP2003016764A JP2001200137A JP2001200137A JP2003016764A JP 2003016764 A JP2003016764 A JP 2003016764A JP 2001200137 A JP2001200137 A JP 2001200137A JP 2001200137 A JP2001200137 A JP 2001200137A JP 2003016764 A JP2003016764 A JP 2003016764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意のプレイリストのプログラムチェーン情報
に基づく再生をスムーズにすることが可能な編集機能を
有する映像データ再生方法を提供すること。 【解決手段】プログラムタイトル及びプレイリストタイ
トルを含む複数のタイトル単位、及びこのタイトル単位
より小さい単位のチャプター単位が定義され、タイトル
単位あるいはチャプター単位のコンテンツの配列順序の
情報をコピーして任意のプレイリストのプログラムチェ
ーン情報を作成する映像データ再生方法において、編集
対象のプレイリストのプログラムチェーン情報に含まれ
る個々の配列順序の情報のうち、互いに隣接する配列順
序の情報の連続性を評価する第1のステップ(S11〜S1
3)と、この第1のステップにより連続性が確認された
複数の配列順序の情報を1つに結合する第2のステップ
(S14)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編集機能を有する
映像データ再生方法及び再生装置に関する。本発明が適
用される映像データ再生装置としては、例えば装置に内
蔵されたハードディスクや、装置に着脱可能で録画・再
生が可能なDVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)
等の記録媒体を取り扱うことができる機器がある。
【0002】
【従来の技術】DVD録画規格(RTR-DVD)にはプレイリス
ト編集の機能が組み込まれている。これは、記録した映
像音声データに対して分割や並べ替えといった処理を直
接施すのではなく、映像音声データの再生手順を記述し
た配列順序の情報を任意に組み合わせたプログラムチェ
ーン情報を持つプレイリストを作成する手法である。こ
こで作成したプレイリストを再生すると、該プレイリス
トのプログラムチェーン情報に記述された配列順序情報
の記述に従い、ディスク上に記録された映像音声データ
をランダムアクセスして再生表示する。これはオリジナ
ルの映像音声データに手を加えることのない非破壊編集
であり、また編集により再生順序を変えた映像音声デー
タを改めて記録するわけではなく、既存の映像音声デー
タの再生手順の情報を作成するのみであるため、情報量
の増加はごくわずかであるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プレイリスト編集に際
しては、既存の記録済みの映像音声データの中でユーザ
が任意に範囲を選択した特定領域について記述している
配列順序の情報を作成し、これを編集対象プレイリスト
のプログラムチェーン情報に組み込む形を採る。
【0004】プレイリストのプログラムチェーン情報に
組み込まれる配列順序の情報は、1回のプレイリスト編
集操作毎の単位で記述されて組み込まれる。そのため、
元の映像音声データの中で隣接した形で複数のチャプタ
ーを設定し、これら複数のチャプターをもとの映像音声
データの中と同じ並び順でプレイリストにパーツ登録し
た場合であっても、編集対象プレイリストのプログラム
チェーンの中では、配列順序の情報は、パーツとして登
録されたチャプターの境界で分断された形になってい
る。
【0005】再生の際のデコーダ部の処理としては、多
くの場合、プログラムチェーン情報中の配列順序の情報
を1つずつ解釈して再生処理を実行している。そのた
め、前記のようなプレイリストを再生すると、元の映像
音声データと同じ並び順でプレイリストに登録したにも
かかわらず、配列順序の境界で再生画面が一旦停止し、
また音飛びが発生してしまうといった現象が生じてしま
っていた。
【0006】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、任意のプレイリストのプロ
グラムチェーン情報に基づく再生をスムーズにすること
が可能な編集機能を有する映像データ再生方法及び再生
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の編集機能を有する映像デー
タ再生方法及び再生装置は、以下のように構成されてい
る。
【0008】(1)この発明は、コンテンツの管理単位
としてプログラムタイトル及びプレイリストタイトルを
含む複数のタイトル単位、及びこのタイトル単位より小
さい単位のチャプター単位が定義され、前記タイトル単
位あるいは前記チャプター単位のコンテンツの配列順序
の情報をコピーすることにより任意のプレイリストのプ
ログラムチェーン情報を作成する編集機能を有する映像
データ再生方法において、編集対象であるプレイリスト
のプログラムチェーン情報に含まれる個々の配列順序の
情報について、互いに隣接する配列順序の情報の連続性
を評価する第1のステップと、前記第1のステップによ
り連続性が確認された複数の配列順序の情報を1つに結
合する第2のステップとを備えている。
【0009】(2)この発明は、コンテンツの管理単位
としてプログラムタイトル及びプレイリストタイトルを
含む複数のタイトル単位、及びこのタイトル単位より小
さい単位のチャプター単位が定義され、前記タイトル単
位あるいは前記チャプター単位のコンテンツの配列順序
の情報をコピーすることにより任意のプレイリストのプ
ログラムチェーン情報を作成する編集機能を有する映像
データ再生装置において、編集対象であるプレイリスト
のプログラムチェーン情報に含まれる個々の配列順序の
情報について、互いに隣接する配列順序の情報の連続性
を評価する第1の手段と、前記第1の手段により連続性
が確認された複数の配列順序の情報を1つに結合する第
2の手段とを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0011】図1は、この発明の映像データ再生装置を
適用した録画再生装置の一例を示す図である。ここで
は、記録媒体としてDVD-RAMとハードディスクの双方を
取り扱うことができる装置として示しているが、ハード
ディスクあるいはDVD-RAMは、例えば半導体メモリによ
る記録媒体などに置換されてもよい。
【0012】図1の各ブロックを大きく分けると、左側
には記録部の主なブロックを示し、右側には再生部の主
なブロックを示している。
【0013】図1の録画再生装置は、2種類のディスク
ドライブ部を有する。まず、ビデオファイルを構築でき
る情報記録媒体である第1のメディアとしての光ディス
ク1001を回転駆動し、情報の読み書きを実行するディス
クドライブ部1002を有する。また、第2のメディアとし
てのハードディスクを駆動するハードディスクドライブ
部2001を有する。データプロセッサ部1003は、ディスク
ドライブ部1002及びハードディスクドライブ部2001に記
録データを供給することができ、また、再生された信号
を受け取ることができる。ディスクドライブ部1002は、
光ディスク1001に対する回転制御系、レーザ駆動系、光
学系などを有する。
【0014】データプロセッサ部1003は、記録または再
生単位のデータを取り扱うもので、バッファ回路、変調
・復調回路、エラー訂正部などを含む。
【0015】また図1の録画再生装置は、録画側を構成
するエンコーダ部50と、再生側を構成するデコーダ部60
と、装置本体の動作を制御するマイクロコンピュータブ
ロック30とを主たる構成要素としている。
【0016】エンコーダ部50は、入力されたアナログビ
デオ信号やアナログオーディオ信号をデジタル化するビ
デオ用及びオーディオ用のアナログデジタルコンバータ
と、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダとを有
する。さらに、副映像エンコーダも含む。
【0017】エンコーダ部50の出力は、バッファメモリ
を含むフォーマッタ51にて所定のDVD-RAMのフォーマッ
トに変換され、先のデータプロセッサ部1003に供給され
る。
【0018】エンコーダ部50には、AV入力部41からの外
部アナログビデオ信号と外部アナログオーディオ信号、
あるいはTVチューナ42からのアナログビデオ信号とアナ
ログオーディオ信号が入力される。
【0019】なお、エンコーダ部50は、直接圧縮された
デジタルビデオ信号やデジタルオーディオ信号が直接入
力されるときは、圧縮デジタルビデオ信号やデジタルオ
ーディオ信号を直接フォーマッタ51に供給することもで
きる。またエンコーダ部50は、アナログデジタル変換さ
れたデジタルビデオ信号やオーディオ信号を、ビデオミ
キシング部71やオーディオセレクタ76に直接供給するこ
ともできる。
【0020】エンコーダ部50に含まれるビデオエンコー
ダでは、デジタルビデオ信号はMPEG2またはMPEG1規格に
基づいた可変ビットレートで圧縮されたデジタルビデオ
信号に変換される。デジタルオーディオ信号は、MPEGま
たはAC-3規格に基づいて固定ビットレートで圧縮された
デジタルオーディオ信号、あるいはリニアPCMのデジタ
ルオーディオ信号に変換される。
【0021】副映像信号がAV入力部41から入力された場
合(例えば副映像信号の独立出力端子付DVDビデオプレ
ーヤからの信号など)、あるいはこのようなデータ構成
のDVDビデオ信号が放送されてそれがTVチューナ42で受
信された場合は、DVDビデオ信号中の副映像信号が副映
像エンコーダでエンコード(ランレングス符号化)され
て副映像のビットマップとなる。
【0022】エンコードされたデジタルビデオ信号、デ
ジタルオーディオ信号、副映像データは、フォーマッタ
51にてパック化され、ビデオパック、オーディオパッ
ク、副映像パックとなり、さらにこれらが集合されてDV
D-レコーディング規格(例えばDVD-RAM、DVD-R、DVD-RW
などに記録する規格)で規定されたフォーマットに変換
される。
【0023】ここで図1の装置は、フォーマッタ51でフ
ォーマット化された情報(ビデオ、オーディオ、副映像
データなどのパック)及び作成された管理情報を、デー
タプロセッサ部1003を介してハードディスクドライブ部
2001あるいはデータディスクドライブ部1002に供給し、
ハードディスクあるいは光ディスク1001に記録すること
ができる。またハードディスクあるいは光ディスク1001
に記録された情報を、データプロセッサ部1003、ディス
クドライブ部1002を介して光ディスク1001あるいはハー
ドディスクに記録することもできる。
【0024】またハードディスクあるいは光ディスク10
01に記録されている複数番組のビデオオブジェクトを、
一部削除したり、異なる番組のオブジェクトをつなげた
り、といった編集処理を行うこともできる。これは、本
発明にかかるフォーマットが取り扱うデータ単位を定義
し、編集を容易にしているからである。
【0025】マイクロコンピュータブロック30は、MPU
(マイクロプロセッシングユニット)、またはCPU(セ
ントラルプロセッシングユニット)と、制御プログラム
等が書きこまれたROMと、プログラム実行に必要なワー
クエリアを提供するためのRAMとを含んでいる。
【0026】マイクロコンピュータブロック30のMPU
は、そのROMに格納された制御プログラムに従い、RAMを
ワークエリアとして用いて、欠陥場所検出、未記録領域
検出、録画情報記録位置設定、UDF記録、AVアドレス設
定などを実行する。
【0027】またマイクロコンピュータブロック30は、
システム全体を制御するために必要な情報処理部を有す
るもので、ワークRAM、ディレクトリ検出部、VMG(全体
のビデオ管理情報)情報作成部、コピー関連情報検知
部、コピー及びスクランブリング情報処理部(RDI処理
部)、パケットヘッダ処理部、シーケンスヘッダ処理
部、アスペクト比情報処理部などを備える。
【0028】さらにマイクロコンピュータブロック30
は、編集時の管理情報制御部30a、及び録画時の管理情
報制御部30bを備える。編集時の管理情報制御部30aは、
編集対象であるプレイリストのプログラムチェーン情報
に含まれる個々の配列順序の情報について、互いに隣接
する配列順序の情報の連続性を評価し、連続性が確認さ
れた複数の配列順序の情報を1つに結合する。連続性の
評価及び結合については後に詳しく説明する。
【0029】MPUの実行結果のうち、ユーザに通知すべ
き内容は、録画再生装置の表示部43に表示されるか、ま
たはモニターディスプレイにOSD(オンスクリーンディ
スプレイ)表示される。またマイクロコンピュータブロ
ック30は、この装置を操作するための操作信号を与える
キー入力部44を有する。
【0030】なお、マイクロコンピュータブロック30
が、ディスクドライブ部1002、ハードディスクドライブ
部2001、データプロセッサ部1003、エンコーダ部50及び
/またはデコーダ部60などを制御するタイミングは、ST
C(システムタイムクロック)38からの時間データに基
づいて実行することができる。録画や再生の動作は、通
常はSTC38からのタイムクロックに同期して実行される
が、それ以外の処理はSTC38とは独立したタイミングで
実行されてもよい。
【0031】デコーダ部60は、パック構造を持つDVDフ
ォーマットの信号から各パックを分離して取り出すセパ
レータと、パック分離やその他の信号処理実行時に使用
するメモリと、セパレータで分離された主映像データ
(ビデオパックの内容)をデコードするVデコーダと、
セパレータで分離された副映像データ(副映像パックの
内容)をデコードするSPデコーダと、セパレータで分離
されたオーディオデータ(オーディオパックの内容)を
デコードするAデコーダとを有する。またデコードされ
た主映像にデコードされた副映像を適宜合成し、主映像
にメニュー、ハイライトボタン、字幕やその他の副映像
を重ねて出力するビデオプロセッサを備えている。
【0032】デコーダ部60の出力ビデオ信号は、ビデオ
ミキシング部71に入力される。ビデオミキシング部71で
は、テキストデータの合成が行われる。またビデオミキ
シング部71には、TVチューナ42やA/V入力部41からの信
号を直接取り込むラインもまた接続されている。ビデオ
ミキシング部71には、バッファとして用いるフレームメ
モリ72が接続されている。ビデオミキシング部71の出力
がアナログ出力の場合はI/F(インタフェース)73を介
して外部出力され、デジタル出力の場合はデジタルアナ
ログ変換器74を介して外部へ出力される。
【0033】デコーダ部60の出力オーディオ信号は、セ
レクタ76を介してデジタルアナログ変換器77でアナログ
変換され外部に出力される。セレクタ76は、マイクロコ
ンピュータブロック30からのセレクト信号により制御さ
れる。これによりセレクタ76は、TVチューナ42やA/V入
力部41からのデジタル信号を直接モニタする時、エンコ
ーダ部50をスルーした信号を直接選択することも可能で
ある。
【0034】なお、エンコーダ部50のフォーマッタで
は、録画中、各切り分け情報を作成し、定期的にマイク
ロコンピュータブロック30のMPUへ送る(GOP先頭割り込
み時などの情報)。切り分け情報としては、VOBUのパッ
ク数、VOBU先頭からのIピクチャのエンドアドレス、VOB
Uの再生時間などである。
【0035】同時に、アスペクト情報処理部からの情報
を録画開始時にMPUへ送り、MPUはVOBストリーム情報(S
TI)を作成する。ここでSTIは、解像度データ、アスペ
クトデータなどを保存し、再生時、各デコーダ部ではこ
の情報を元に初期設定が行われる。
【0036】また本装置では、ビデオファイルは1ディ
スクに1ファイルとしている。またデータをアクセス
(シーク)している間に、途切れないで再生を続けるた
めに、最低限連続する情報単位(サイズ)を決めてい
る。この単位をCDA(コンティギュアス・データ・エリ
ア)という。CDAサイズは、ECC(エラー訂正コード)ブ
ロック(16セクタ)の倍数であり、ファイルシステムで
はこのCDA単位で記録を行っている。
【0037】データプロセッサ部1003は、エンコーダ部
50のフォーマッタからVOBU単位のデータを受け取り、CD
A単位のデータをディスクドライブ部1002あるいはハー
ドディスクドライブ部2001に供給している。またマイク
ロコンピュータブロック30のMPUは、記録したデータを
再生するのに必要な管理情報を作成し、データ記録終了
のコマンドを認識すると、作成した管理情報をデータプ
ロセッサ部1003に送る。これにより、管理情報がディス
クに記録される。従って、エンコードが行われていると
き、エンコーダ部50からマイクロコンピュータブロック
30のMPUは、データ単位の情報(切り分け情報など)を
受け取る。また、マイクロコンピュータブロック30のMP
Uは、記録開始時には光ディスク及びハードディスクか
ら読み取った管理情報(ファイルシステム)を認識し、
各ディスクの未記録エリアを認識し、データ上の記録エ
リアをデータプロセッサ部1003を介してディスクに設定
している。
【0038】ここで、図2を使用して、リアルタイムDV
Dの管理情報と、コンテンツであるビデオオブジェクト
との関係を簡単に説明する。
【0039】図2において、まずビデオオブジェクト
(VOB)について説明する。VOBはディレクトリではVR_M
OVIE.VROファイルと称される。ビデオファイルは階層構
造であり、1つのファイルは1つまたは複数のVOB(ビ
デオオブジェクト)で構成され、1つのVOBは1つまた
は複数のVOBU(ビデオオブジェクトユニット)で構成さ
れ、1つのVOBUは複数パックから構成される。複数のパ
ックとしては、RDIパック、V(ビデオ)パック、A(オ
ーディオ)パックなどが存在する。SP(副映像)パック
が存在してもよい。
【0040】RDIパックは、ユニット制御情報パック、
あるいはナビゲーション情報パック、あるいはリアルタ
イムデータ情報パック(RDI_PCK)と称される。このパ
ックには、これが属するVOBUの最初のフィールドが再生
される開始時間を示す情報、当該VOBUの記録時を示す情
報、製造者情報(MNFI)などを含む。また、ディスプレ
イ制御情報(DCI)及びコピーコントロール情報(CCI)
を含む。ディスプレイ制御情報は、アスペクト比情報、
サブタイトルモード情報、フィルムカメラモード情報を
示す。コピーコントロール情報は、コピー許可情報、ま
たはコピー禁止(非許可)情報を含む。
【0041】VパックはビデオデータがMPEG2の方式で圧
縮されたもので、パックヘッダ、パケットヘッダ、ビデ
オデータ部で構成される。Aパックはオーディオデータ
が、例えばリニアPCMあるいはMPEG、あるいはAC-3など
の方式で処理されたものであり、パックヘッダ、パケッ
トヘッダ、オーディオデータ部で構成される。
【0042】管理情報はビデオマネジャー(VMG)と称
され、その中にデータ再生順序を管理するプログラムチ
ェーン(PGC)が定義されている。このプログラムチェ
ーン(PGC)には、セル(Cell)が定義されている。セ
ル(Cell)は、再生すべき対象となるビデオオブジェク
ト(VOB)に関する情報であるビデオオブジェクト情報
(VOBI)とリンクしている。PGCの具体的情報を記録し
てある部分がプログラムチェーン情報(PGCI)部分であ
る。PGCIには2種類が存在し、1つはオリジナルPGCI(O
RG_PGCI)、もう1つはユーザデファインドプログラム
チェーン情報テーブル(UD_PGCIT)である。通常、記録
時にはオリジナルPGCが作成される。ユーザデファイン
ドPGCIは、それ自身のビデオオブジェクトを持たず、図
2に示すように、オリジナルPGCのビデオオブジェクト
情報(VOBI)に対してリンクしているユーザデファイン
ドセル(UD_Cell)を編集(削除、追加)することでプ
レイリストとして作成される。
【0043】VOBI内にはタイムマップ(TMAP)が記述さ
れており、このTMAPはVOBIに対応するVOBを構成してい
るVOBUを指定する。セルからVOBIへのリンクは、論理ア
ドレスで特定されている。また、TMAP情報からVOB及びV
OBUへのリンクは、VOBのストリーム番号、このVOB内のV
OBUの数、各VOBUに対するエントリー番号、各ターゲッ
トVOBUへの論理アドレスに基づいて行われている。
【0044】次に、管理情報の中のプログラムチェーン
情報(PGCI)の階層を説明する。
【0045】先に述べたように、プログラムチェーン情
報には、オリジナルプログラムチェーン情報(ORG_PGC
I)とユーザデファインドプログラムチェーン情報(UD_
PGCI)の2つのタイプがある。ORG_PGCIは、録画再生装
置により、オリジナルプログラムが記録されるときに自
動的に作成される管理情報であり、1ディスクに1種類
である。これに対してUD_PGCIは、記録された複数のオ
リジナルプログラムの中の一部の部分をユーザが任意に
指定し、その再生順序を設定することにより作成された
プレイリストとしての管理情報である。そのためUD_PGC
Iは、複数を設定することができる。
【0046】図3はオリジナルプログラムチェーン情報
の階層構造を示している。
【0047】オリジナルプログラムチェーン情報(ORG_
PGCI)は、プログラムチェーン一般情報(PGC_GI)と、
プログラム情報(PGI)と、セル情報サーチポインタ(C
I_SRP)と、セル情報(CI)とを含む。PGC_GIには、プ
ログラムチェーンにより再生されるプログラムがいくつ
存在するかを示すプログラム数(PG_Ns)、セルサーチ
ポインタが幾つ存在するかを示すセルサーチポインタ数
(CI_SRP_Ns)が記述されている。図3の例では、プロ
グラム情報PGI #1からPGI #mまでが存在し、この1つ1
つのPGIがオリジナルタイトルであるプログラムに相当
する。またセルサーチポインタCI_SRP #1からCI_SRP #n
が存在する。
【0048】プログラム情報PGIには、プログラムタイ
プ(PG_TY)と、このプログラムのセル数(C_Ns)と、
このプログラムの代表画像情報(REP_PICTI)とが含ま
れる。代表画像情報REP_PICTIは、代表画像のセル番
号、及びこのセルの中のピクチャーポイントを記述して
いる。
【0049】セルサーチポインタCI_SRPは、対応するセ
ル情報(CI)の記述アドレスを示している。
【0050】セル情報(CI)の記述内容を、ムービーセ
ルの場合とスチルセルの場合とに分けて説明する。
【0051】まず、ムービーセルの場合、セル情報には
ムービーセル一般情報(M_C_GI)と、ムービーセルエン
トリー情報(M_C_EPI)とが含まれる。ムービーセル一
般情報(M_C_GI)には、ムービーであるかスチルである
かを示すセルタイプ(C_TY)と、このセルで特定される
VOBを指し示すためのM_VOB_SRPと、セルエントリーポイ
ントが幾つあるかを示すセルエントリーポイント情報数
(C_EPI_Ns)とが記述されている。また、このセルに対
応したビデオのスタートする時間を示すC_V_S_PTM、及
び終了時間を示すC_V_E_PTMも記述される。また、上記
ムービーセルエントリーポイント情報(M_C_EPI)とし
ては、エントリーポイントのタイプ(EP_TY)、及びエ
ントリーポイントのプレゼンテーションタイム(EP_PT
M)が記述されている。
【0052】スチルセル場合、記述されている内容は上
記ムービーセルとほぼ同様である。ただしスチルの場
合、少なくとも1つ以上のVOBを含むVOBグループ(VO
G)とセルとがリンクしているため、S_VOGI_SRPNとして
表される。また、プレゼンテーションタイム(PTM)に
代えて、このスチルセルに対応したVOBグループ(VOG)
の開始VOB番号を示すS_S_VOB_ENTN、及び終了VOB番号を
示すE_S_VOB_ENTNが記述される。スチルセルエントリー
ポイント情報(S_C_EPI)においても、PTMに代えてスチ
ルVOBエントリー番号(S_VOB_ENTN)が記述される。
【0053】これに準じて、上記プログラムの代表画像
情報(REP_PICTI)の記述においても、代表画像が存在
するセルとしてムービーセルが指定された場合はセルの
中のピクチャーポイントとしてPTMが、スチルセルが指
定された場合はセルの中のピクチャーポイントとしてス
チルVOBエントリー番号(S_VOB_ENTN)が記述される。
【0054】図4はユーザデファインドプログラム情報
の階層構造を示している。
【0055】ユーザデファインドプログラムチェーン情
報テーブル(UD_PGCIT)には、ユーザデファインドプロ
グラムチェーン情報テーブル情報(UD_PGCITI)と、ユ
ーザデファインドプログラムチェーン情報サーチポイン
タ(UD_PGCI_SRP)と、ユーザデファインドプログラム
チェーン情報(UD_PGCI)とが含まれる。
【0056】UD_PGCITIには、ユーザデファインドプロ
グラムチェーン情報サーチポインタが幾つ存在するかを
示すサーチポインタ数(図4には図示されていないが、
UD_PGCI_SRP_Nsと略記される)が記述されている。
【0057】ユーザデファインドプログラムチェーン情
報サーチポインタ(UD_PGCI_SRP)は、対応するユーザ
デファインドプログラムチェーン情報(UD_PGCI)の記
述アドレスを示している。図4の例では、ユーザデファ
インドプログラムチェーン情報UD_PGCI #1からUD_PGCI
#mまでが存在している。
【0058】なお、管理情報であるビデオマネジャー
(VMG)の中では、プログラムチェーン情報とは別の場
所にプレイリスト情報が記述されている。この1つ1つ
のプレイリスト情報の中で、当該プレイリストとリンク
しているユーザデファインドプログラムチェーン情報サ
ーチポインタ(UD_PGCI_SRP)の番号が記述されている
(PGCN)。従ってプログラムチェーン情報としては、1
つ1つのUD_PGCIがプレイリストに対応している。
【0059】ユーザデファインドプログラムチェーン情
報(UD_PGCI)のフォーマットは、先に図3を使用して
説明したオリジナルプログラムチェーン情報(ORG_PGC
I)とほぼ同様のフォーマットである。ただしUD_PGCI
は、オリジナルプログラムの任意の一部分を組み合わせ
て構成されるため、UD_PGCIには先に述べたプログラム
情報(PGI)は存在しない。そのため、先に述べた、プ
ログラムチェーン情報とは別の場所に記述されているプ
レイリスト情報の中に、プレイリストタイプ(PL_TY)
と、プレイリストの代表画像情報(REP_PICTI)とが記
述されている。セル情報については、ORG_PGCIと同様の
フォーマットであるため、ここでは説明を省略する。
【0060】図5は、本発明の処理を行う場合にプレイ
リスト編集プログラムが動作する場合の手順を示してい
る。
【0061】ステップS01で、プレイリスト編集操作を
開始する。これにより、例えば後述するプレイリスト編
集の操作画面が表示され、編集操作が可能となる。
【0062】ステップS02は、新たなプレイリストを作
成するのか、あるいは既存のプレイリストの再編集を行
うかの分岐を示している。プレイリストの新規作成の場
合は、ステップS03の処理により、新たなプレイリスト
及びそれとリンクする新たなユーザデファインドプログ
ラムチェーン情報(UD_PGCI)を確保する。既存プレイ
リストの再編集の場合は、ステップS04の処理により、
再編集対象のプレイリストを選択する。これにより、当
該プレイリストとリンクしているUD_PGCIが確定する。
新規作成にせよ再編集にせよ、いずれにしてもステップ
S03あるいはステップS04の処理により、編集対象プレイ
リストならびにUD_PGCIが確定する。
【0063】ステップS05では、プレイリストにパーツ
として登録するものを選択する。本実施例の録画再生装
置では、タイトル単位あるいはチャプター単位でパーツ
登録が可能であると仮定する。
【0064】ステップS06は、編集対象プレイリストのU
D_PGCIに既存のセルが存在しているか否かの分岐を示し
ている。既に既存のセルが存在する場合、続くステップ
S07で登録するパーツの挿入位置を選択した後、ステッ
プS08でパーツの登録を実行する。編集対象プレイリス
トのUD_PGCIに既存のセルが存在しない場合はステップS
07の処理は不要であるためスキップし、ステップS08で
パーツの登録を実行する。
【0065】続くステップS09からステップS16までが、
編集対象プレイリストに登録されたセルの連続性の判定
及びセル結合実行の一連の処理に相当する。
【0066】まずステップS09では、編集対象プレイリ
ストに存在するセルの数を評価している。既存のセルの
数が2個より少なければ、続くステップS10からステッ
プS16までの処理をスキップする。セルの数が2個以上
であるならば、次のステップS10に進む。
【0067】この例では、編集対象プレイリストに存在
するすべてのセルについて、それと隣接するセルとの連
続性を判定する形態を仮定する。そのためステップS10
では、判定処理の対象となるセルの初期値を設定してい
る。
【0068】ステップS11では、判定対象のセルと、そ
れに隣接するセルのセルタイプを評価する。これらのセ
ルタイプが同一である場合のみ、次のステップS12に進
む。隣接するセルの一方がムービーセルで、他方がスチ
ルセルのような場合には、つまり隣接するセルのタイプ
が異なる場合には、連続性無しと判断される。このよう
な場合には、再生画面に途切れが生じても問題はない。
【0069】ステップS12では、判定対象のセルと、そ
れに隣接するセルとが同一のVOBを参照しているか否か
を評価する。なお、これらのセルがスチルセルの場合
は、評価するのは参照するVOBグループ(VOG)となるこ
とは言うまでもない。これらのセルが互いに同一のVOB
(スチルセルの場合はVOG)を参照している場合のみ、
次のステップS13に進む。隣接する二つのセルの参照先
のVOBが異なる場合には、連続性無しと判断される。こ
のような場合、再生画面に途切れが生じても問題はな
い。
【0070】ステップS13では、判定対象のセルと、そ
れに隣接するセルとの連続性を評価する。例えばムービ
ーセルの場合、先行するセルの終了PTMとそれに続くセ
ルの開始PTMとにより連続性を評価する。スチルセルの
場合は、PTMに換えてスチルVOBエントリー番号を評価に
使用する。連続性が確認できた場合のみ、次のステップ
S14に進む。
【0071】ステップS14に達するには、上記ステップS
11及びステップS12及びステップS13のすべての条件をク
リアする必要がある。1つでもクリアできなかった場合
は、ステップS14の処理はスキップされる。
【0072】ステップS14に達したということは、すな
わち判定対象のセルとそれに隣接するセルとの間に連続
性が認められたということであるので、ステップS14に
おいてこれらのセルを1つに結合する。
【0073】次のステップS15では、判定対象のセル
が、判定の対象としては最後のセルか否かを評価する。
最後のセルではない場合は、ステップS16で判定対象の
セルの番号をインクリメントした後、新たな判定対象セ
ルについて上記ステップS11からの処理を適用する。判
定対象としては最後のセルである場合には、セルの連続
性の判定処理を終了して次のステップS17に進む。
【0074】ステップS17は、プレイリスト編集操作を
終了するか否かの分岐である。編集操作を継続する場合
には、ここまで述べてきたステップS05以降の処理を実
行する。編集操作を終了する場合は、次のステップS18
へ進んでプレイリスト編集操作を終了する。
【0075】続いて、図6〜図23を併用して、本発明
の動作を説明する。
【0076】まず図6〜図18は、本発明の録画再生装
置を使用してプレイリスト編集を行う場合の操作画面の
一例を示している。この録画再生装置では、オリジナル
プログラムやプレイリストといったタイトル単位、ある
いはそれらタイトル内の一部分であるチャプター単位
で、編集対象プレイリストにパーツとして登録できるも
のとする。これらタイトル及びチャプターは、プレイリ
ストにパーツとして登録可能な部品として、画面に混在
して表示されてもよいし、タイトル表示モードとチャプ
ター表示モードとに切り替え可能であってもよい。ここ
ではタイトルとチャプターの表示モードが切り替え可能
である録画再生装置を仮定し、図6〜図18の例では編
集画面がチャプター単位でパーツ登録可能なモードに切
り替わっている場合を例示している。
【0077】また図19〜図23は、本発明の動作によ
り管理情報の中のセル構造がどのように構成されていく
のかを模式的に表した概念図である。
【0078】以下、順を追って、本発明の動作の推移の
例を説明する。
【0079】図6は、プレイリスト編集を開始した時点
の編集画面の状態を示している。ここでは、画面の上方
に、プレイリストにパーツとして登録可能な5つのチャ
プターが、そのサムネイル画像を表示する形態でリスト
アップされている。画面の下方にはプレイリストに登録
されたパーツのサムネイル画像が表示される形態である
が、ここでは新しいプレイリストを作成する場合を仮定
しているため、図6では画面下方にはサムネイル画像は
表示されない。
【0080】図19は、上記図6でサムネイル表示され
ている5つのチャプターと、管理情報の記述との対応関
係が示されている。ここでは、これら5つのチャプター
がある1つのオリジナルプログラムPG #mの中に存在し
ていること、個々のチャプターはPG #mの中のあるエン
トリーポイントから次のエントリーポイントの直前まで
の区間として定義されていること、またPG #mは1つの
ムービーセル(Cell #x)で構成され、このCell #xはVO
BI #xを参照していることが示されている。
【0081】図7〜図9までは、最初のパーツ登録操作
の際の編集画面の推移を示している。まず図7で、パー
ツ登録するものとしてチャプター1番を選択する。次に
図8で、パーツとして登録するチャプターの挿入位置を
選択するが、たまたま図8の例は最初のパーツを登録す
るケースのため、挿入位置を示すフォーカスは例えばこ
のような表示になる。しかるのちに、例えば決定ボタン
押下などにより挿入位置を決定すると、図9のように、
登録されたパーツのサムネイル画像が画面下方に表示さ
れる。
【0082】図20は、この最初のパーツ登録が完了し
たときの管理情報の様子を示している。ここでは新しい
プレイリストとしてPL #nが作成され、このPL #nと対応
している新しいユーザデファインドプログラムチェーン
情報UD_PGCI #nも作成されている。そしてこのUD_PGCI
#nの中に、上記図7〜図9までの操作により登録された
パーツとして、PG #mの中の、Cell #x上でチャプター1
番に相当する区間と同様の内容を持つムービーセル(Ce
ll #1)が記述される。その際、PG #mの中のエントリー
ポイントEP1と同じプレゼンテーションタイム(PTM)を
持つエントリーポイントがEP1’としてCell #1の中に引
き継がれる。そして、エントリーポイントEP1’が立っ
ているCell #1の先頭(ここではPL #nの先頭と等価)か
らCell #1の末尾(ここではPL #nの末尾と等価)までの
区間がPL #n中におけるチャプター1番となり、これが
図9の画面下方に示されるパーツ1番としてユーザに認
識される。
【0083】次に図10〜図12までは、2回目のパー
ツ登録操作の際の編集画面の推移を示している。まず図
10で、パーツ登録するものとしてチャプター2番を選
択する。次に図11で、パーツとして登録するチャプタ
ーの挿入位置を選択する。この場合、既に登録したパー
ツ1番の前方あるいは後方を挿入位置として選択し得る
が、ここではパーツ1番の後方にパーツを挿入するもの
とする。挿入位置を決定すると、図12のように、新た
に登録されたパーツ2番のサムネイル画像が新たに表示
される。
【0084】図21は、この2回目のパーツ登録が完了
したときの管理情報の様子を示している。PG #mの中
の、Cell #x上でチャプター2番に相当する区間と同様
の内容を持つムービーセル(Cell #2)が、先にUD_PGCI
#nに登録されているCell #1の後方に記述される。その
際、PG #mの中のエントリーポイントEP2と同じプレゼン
テーションタイム(PTM)を持つエントリーポイントがE
P2’としてCell #2の中に引き継がれる。そして、エン
トリーポイントEP1’からエントリーポイントEP2’の直
前までの区間、及びエントリーポイントEP2’からPL #n
の末尾までの区間が、それぞれPL #n中におけるチャプ
ター1番及びチャプター2番となり、これらが図12の
画面下方に示されるパーツ1番及びパーツ2番としてユ
ーザに認識される。
【0085】ここで、UD_PGCI #n上で隣接する2つのセ
ルであるCell #1とCell #2に対して、連続性の判定処理
が施される。この場合、Cell #1とCell #2とはそれぞれ
PG #m中のCell #x上でチャプター1番及びチャプター2
番に相当する区間と同様の内容を持つセルであるから、
同じセルタイプであり、かつ同一のVOBであるVOBI #xを
参照している。また、元々PG #mの中でチャプター1番と
チャプター2番とは隣接しており、これら2つのチャプ
ターのそれぞれに相当する区間情報を有し、かつチャプ
ター1番及びチャプター2番と同じ並び順でUD_PGCI #n
に登録されたCell #1とCell #2との間には連続性が認め
られる。従ってここでは、Cell #1とCell#2とを、改め
て1つのセルにまとめる処理が施される。この処理が実
行された後、改めて定義された新しいCell #1には、元
の2つのセルに含まれていた2つのエントリーポイント
EP1’及びEP2’が引き継がれる。そのため、UD_PGCI #
n中のセルは1つにまとめられているが、あるエントリ
ーポイントから次のエントリーポイントの直前までの区
間として定義されているチャプターは、見かけ上は2つ
のままで変化はなく、これら2つのチャプターが先の図
12において引き続き画面下方の2つのパーツとしてユ
ーザに認識される。
【0086】続いて図13〜図15までは、3回目のパ
ーツ登録の際の編集画面の推移を示している。まず図1
3で、パーツ登録するものとして、ここではチャプター
3番ではなくチャプター4番を選択する。次に図14
で、パーツとして登録するチャプターの挿入位置を選択
する。この場合、既に登録したパーツ1番の前方、ある
いはパーツ2番の後方、あるいはパーツ1番とパーツ2
番の間を挿入位置として選択し得るが、ここではパーツ
2番の後方にパーツを挿入するものとする。挿入位置を
決定すると、図15のように、新たに登録されたパーツ
3番のサムネイル画像が新たに表示される。
【0087】図22は、この3回目のパーツ登録が完了
したときの管理情報の様子を示している。PG #mの中
の、Cell #x上でチャプター4番に相当する区間と同様
の内容を持つムービーセル(Cell #2)が、先にUD_PGCI
#nに登録されているCell #1の後方に記述される。その
際、PG #mの中のエントリーポイントEP4と同じプレゼン
テーションタイム(PTM)を持つエントリーポイントがE
P4’としてCell #2の中に引き継がれる。そして、エン
トリーポイントEP1’からエントリーポイントEP2’の直
前までの区間、エントリーポイントEP2’からエントリ
ーポイントEP4’の直前までの区間、及びエントリーポ
イントEP4’からPL #nの末尾までの区間が、それぞれPL
#n中におけるチャプター1番及びチャプター2番及び
チャプター3番となり、これらが図15の画面下方に示
されるパーツ1番及びパーツ2番及びパーツ3番として
ユーザに認識される。
【0088】ここで、UD_PGCI #n上で隣接する2つのセ
ルであるCell #1とCell #2に対して、連続性の判定処理
が施される。この場合、Cell #1はPG #m中のCell #x上
でチャプター1番及びチャプター2番に相当する区間
と、Cell #2はPG #m中のCell #x上でチャプター4番に
相当する区間と同様の内容を持つセルであるから、同じ
セルタイプであり、かつ同一のVOBであるVOBI #xを参照
している。しかしながらこの場合、元々PG #mの中でチ
ャプター1番とチャプター2番とは隣接しているもの
の、チャプター2番とチャプター4番とは隣接していな
い。ゆえにCell #1とCell #2との間には連続性が認めら
れない。したがってここでは、Cell #1とCell #2とを1
つにまとめる処理は施されない。
【0089】最後に図16〜図18までは、4回目のパ
ーツ登録の際の編集画面の推移を示している。まず図1
6で、パーツ登録するものとしてここではチャプター3
番を選択する。次に図17で、パーツとして登録するチ
ャプターの挿入位置を選択する。この場合、既に登録し
たパーツ1番の前方、あるいはパーツ3番の後方、ある
いはパーツ1番とパーツ2番の間、あるいはパーツ2番
とパーツ3番の間を挿入位置として選択し得るが、ここ
ではパーツ2番とパーツ3番の間にパーツを挿入するも
のとする。挿入位置を決定すると、図18のように、新
たに登録されたパーツのサムネイル画像が新たに表示さ
れる。なお、この例では既存のパーツの間に新たなパー
ツを挿入する形態をとったので、先にプレイリストに登
録されていたパーツ3番には改めてパーツ4番の番号を
割り当て、この4回目のパーツ登録操作で新たに登録さ
れたパーツにパーツ3番の番号を割り当てている。
【0090】図23は、この4回目のパーツ登録が完了
したときの管理情報の様子を示している。PG #mの中
の、Cell #x上でチャプター3番に相当する区間と同様
の内容を持つムービーセルが、先にUD_PGCI #nに登録さ
れているCell #1の後方に記述される。なお、この例で
は既存のセルの間に新たなセルを記述する形態のため、
元々Cell #1の後方に位置していたセルの番号をCell #3
と割り当てなおし、この4回目の操作で新たに記述され
たムービーセルをCell #2とする。その際、PG #mの中の
エントリーポイントEP3と同じプレゼンテーションタイ
ム(PTM)を持つエントリーポイントがEP3’としてCell
#2の中に引き継がれる。そして、エントリーポイントE
P1’からエントリーポイントEP2’の直前までの区間、
エントリーポイントEP2’からエントリーポイントEP3’
の直前までの区間、エントリーポイントEP3’からエン
トリーポイントEP4’の直前までの区間、及びエントリ
ーポイントEP4’からPL #nの末尾までの区間が、それぞ
れPL #n中におけるチャプター1番及びチャプター2番
及びチャプター3番及びチャプター4番となり、これら
が図18の画面下方に示されるパーツ1番及びパーツ2
番及びパーツ3番及びパーツ4番としてユーザに認識さ
れる。
【0091】ここで、UD_PGCI #n上で隣接する3つのセ
ルであるCell #1とCell #2とCell #3とに対して、連続
性の判定処理が施される。
【0092】まず、Cell #1とCell #2との連続性を判定
する。この場合、Cell #1はPG #m中のCell #x上でチャ
プター1番及びチャプター2番に相当する区間と、Cell
#2はPG #m中のCell #x上でチャプター3番に相当する
区間と同様の内容を持つセルであるから、同じセルタイ
プであり、かつ同一のVOBであるVOBI #xを参照してい
る。また、元々PG #mの中でチャプター1番とチャプター
2番とは隣接しており、かつPG #mの中でチャプター2番
とチャプター3番とも隣接しているため、これら3つの
チャプターのそれぞれに相当する区間情報を有し、かつ
チャプター1番及びチャプター2番及びチャプター3番
と同じ並び順でUD_PGCI #nに登録されたCell #1とCell
#2との間には連続性が認められる。従ってここでは、Ce
ll #1とCell #2とを、改めて1つのセルにまとめる処理
が施される。図23では図示されないが、これら2つの
セルをまとめた新しいセルを、ここでは新たにCell #1
とする。
【0093】次にCell #2とCell #3との連続性を判定す
るが、上記のように既にCell #1とCell #2とを改めてCe
ll #1にまとめてしまったため、ここでは新たなCell #1
とCell #3との連続性を判定する。この場合、新たなCel
l #1はPG #m中のCell #x上でチャプター1番及びチャプ
ター2番及びチャプター3番に相当する区間と、Cell#3
はPG #m中のCell #x上でチャプター4番に相当する区間
と同様の内容を持つセルであるから、同じセルタイプで
あり、かつ同一のVOBであるVOBI #xを参照している。ま
た、元々PG #mの中でチャプター1番とチャプター2番
とチャプター3番とは隣接しており、かつPG #mの中で
チャプター3番とチャプター4番とも隣接しているた
め、これら4つのチャプターのそれぞれに相当する区間
情報を有し、かつチャプター1番及びチャプター2番及
びチャプター3番及びチャプター4番と同じ並び順でUD
_PGCI #nに登録されたCell #1とCell #3との間には連続
性が認められる。従ってここでは、Cell #1とCell #3と
を、改めて1つのセルにまとめる処理が施される。これ
ら2つのセルをまとめた新しいセルを、ここでは新たに
Cell #1とする。
【0094】これらの処理が実行された後、最終的なCe
ll #1には、最初の3つのセルに含まれていた4つのエ
ントリーポイントEP1’及びEP2’及びEP3’及びEP4’
が引き継がれる。そのため、UD_PGCI #n中のセルは1つ
にまとめられているが、あるエントリーポイントから次
のエントリーポイントの直前までの区間として定義され
ているチャプターは、見かけ上は4つのままで変化はな
く、これら4つのチャプターが先の図18において引き
続き画面下方の4つのパーツとしてユーザに認識され
る。
【0095】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成
要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0096】
【発明の効果】この発明によれば、任意のプレイリスト
のプログラムチェーン情報に基づく再生をスムーズにす
ることが可能な編集機能を有する映像データ再生方法及
び再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の映像データ再生装置を適用した録画
再生装置の一例を示す図である。
【図2】リアルタイムDVDの管理情報とコンテンツであ
るビデオオブジェクトとの関係を説明する図である。
【図3】オリジナルプログラムチェーン情報の階層構造
を示す図である。
【図4】ユーザデファインドプログラム情報の階層構造
を示す図である。
【図5】プレイリスト編集プログラムが動作する場合の
手順を示すフローチャートである。
【図6】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す図
である。
【図7】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す図
であって、図6に示す操作画面の遷移画面である。
【図8】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す図
であって、図7に示す操作画面の遷移画面である。
【図9】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す図
であって、図8に示す操作画面の遷移画面である。
【図10】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図9に示す操作画面の遷移画面である。
【図11】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図10に示す操作画面の遷移画面である。
【図12】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図11に示す操作画面の遷移画面である。
【図13】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図12に示す操作画面の遷移画面である。
【図14】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図13に示す操作画面の遷移画面である。
【図15】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図14に示す操作画面の遷移画面である。
【図16】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図15に示す操作画面の遷移画面である。
【図17】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図16に示す操作画面の遷移画面である。
【図18】プレイリスト編集時の操作画面の一例を示す
図であって、図17に示す操作画面の遷移画面である。
【図19】管理情報の中のセル構造がどのように構成さ
れていくのかを模式的に表した概念図である。
【図20】管理情報の中のセル構造がどのように構成さ
れていくのかを模式的に表した概念図であって、図19
に示す概念図に続くものである。
【図21】管理情報の中のセル構造がどのように構成さ
れていくのかを模式的に表した概念図であって、図20
に示す概念図に続くものである。
【図22】管理情報の中のセル構造がどのように構成さ
れていくのかを模式的に表した概念図であって、図21
に示す概念図に続くものである。
【図23】管理情報の中のセル構造がどのように構成さ
れていくのかを模式的に表した概念図であって、図22
に示す概念図に続くものである。
【符号の説明】
30…マイクロコンピュータブロック 50…エンコーダ部 60…デコーダ部 1001…光ディスク 1002…ディスクドライブ部 1003…データプロセッサ部 2001…ハードディスクドライブ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/92 H 5/92 5/93 Z 5/93 Fターム(参考) 5C053 FA14 FA23 FA25 GA11 GB06 GB37 HA30 JA21 JA24 KA01 KA24 KA25 LA06 LA07 5D044 AB05 AB07 BC06 CC04 DE24 GK12 HL14 5D110 CA05 CA06 CA10 CD02 CD15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツの管理単位としてプログラムタ
    イトル及びプレイリストタイトルを含む複数のタイトル
    単位、及びこのタイトル単位より小さい単位のチャプタ
    ー単位が定義され、前記タイトル単位あるいは前記チャ
    プター単位のコンテンツの配列順序の情報をコピーする
    ことにより任意のプレイリストのプログラムチェーン情
    報を作成する編集機能を有する映像データ再生方法にお
    いて、 編集対象であるプレイリストのプログラムチェーン情報
    に含まれる個々の配列順序の情報について、互いに隣接
    する配列順序の情報の連続性を評価する第1のステップ
    と、 前記第1のステップにより連続性が確認された複数の配
    列順序の情報を1つに結合する第2のステップと、 を備えたことを特徴とする編集機能を有する映像データ
    再生方法。
  2. 【請求項2】コンテンツの管理単位としてプログラムタ
    イトル及びプレイリストタイトルを含む複数のタイトル
    単位、及びこのタイトル単位より小さい単位のチャプタ
    ー単位が定義され、前記タイトル単位あるいは前記チャ
    プター単位のコンテンツの配列順序の情報をコピーする
    ことにより任意のプレイリストのプログラムチェーン情
    報を作成する編集機能を有する映像データ再生装置にお
    いて、 編集対象であるプレイリストのプログラムチェーン情報
    に含まれる個々の配列順序の情報について、互いに隣接
    する配列順序の情報の連続性を評価する第1の手段と、 前記第1の手段により連続性が確認された複数の配列順
    序の情報を1つに結合する第2の手段と、 を備えたことを特徴とする編集機能を有する映像データ
    再生装置。
  3. 【請求項3】前記第1の手段は、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルのセル
    タイプを評価し、これら二つのセルのセルタイプが同一
    であるか否かを連続性評価条件の一つとして含む、 ことを特徴とする請求項2に記載の編集機能を有する映
    像データ再生装置。
  4. 【請求項4】前記第1の手段は、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルの参照
    先を評価し、これら二つのセルの参照先が同一であるか
    否かを連続性評価条件の一つとして含む、 ことを特徴とする請求項2に記載の編集機能を有する映
    像データ再生装置。
  5. 【請求項5】前記第1の手段は、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルの時間
    的繋がりを評価し、これら二つのセルが時間的に繋がっ
    ているか否かを連続性評価条件の一つとして含む、 ことを特徴とする請求項2に記載の編集機能を有する映
    像データ再生装置。
  6. 【請求項6】前記第1の手段は、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルのセル
    タイプを評価し、これら二つのセルのセルタイプが同一
    であるか否かを判断し、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルの参照
    先を評価し、これら二つのセルの参照先が同一であるか
    否かを判断し、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルの時間
    的繋がりを評価し、これら二つのセルが時間的に繋がっ
    ているか否かを判断し、 互いに隣接する配列順序の情報が指す二つのセルのセル
    タイプが同一であり、これら二つのセルの参照先が同一
    であり、これら二つのセルが時間的に繋がっている場合
    に、これら二つのセルを指す互いに隣接する配列順序の
    情報の連続性を認める、 ことを特徴とする請求項2に記載の編集機能を有する映
    像データ再生装置。
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