JP2003016246A

JP2003016246A - 商品情報交換システム

Info

Publication number: JP2003016246A
Application number: JP2001195621A
Authority: JP
Inventors: Toyoharu Yamanaka; 豊晴山中; Shinichi Hashimoto; 紳一橋本; Akira Sugawara; 章菅原; Masaaki Enatsu; 正晃江夏; Koji Shimoyama; 浩二霜山; Satoru Nakagawa; 覚中川
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 2001-06-28
Filing date: 2001-06-28
Publication date: 2003-01-17

Abstract

(57)【要約】【課題】商品に対する情報が得られるとともに商品の開
発者と対話し得る商品情報交換システムを提供する。【解決手段】商品情報交換業者がインターネット上に開
設した商品情報ホームページ上に、商品情報を掲載する
とともに、一般消費者とメーカとの間で、商品に対する
意見、回答などの関連情報を掲載するシステムであっ
て、メーカからのアクセスにより商品情報を登録する商
品登録ホームページと、商品情報ホームページ側に設け
られて、検索された商品の一覧表示を行う商品一覧用ペ
ージとを有するとともに、この商品一覧用ページに配置
された書込移行欄から意見書込用ページを表示させるよ
うになし、且つこの書き込まれた意見に対する回答を書
き込むための回答書込用ページを有するとともに、これ
ら意見および回答を、商品情報掲示用ページ６１の関連
情報掲示欄６４にて閲覧し得るようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品情報交換シス
テムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年のインターネットの急激な普及によ
り、インターネット上のホームページを利用して商品の
販売が多数行われるとともに、商品に対する意見を掲示
するホームページも存在している。

【０００３】ところで、従来、商品を販売するホームペ
ージには、商品情報だけが載せられており、また商品に
対する意見を掲示するホームページには、消費者側から
の意見だけが掲示されていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の商品の販売に関するホームページおよび商品に対する
意見を掲示するホームページでは、それぞれの立場から
の情報が一方的に掲示されるだけであり、例えば商品の
販売に関するホームページには、一般消費者からのクレ
ームを受け付けるようにしたものも見受けられるが、一
般消費者からの積極的な提案、要望、感想などを吸い上
げるとともに、商品の開発者と意見交換を行う、すなわ
ち対話ができるものは存在しなかった。

【０００５】そこで、本発明は、商品に対する情報を得
られるとともに商品の開発者と直接に対話し得る商品情
報交換システムを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１に係る商品情報交換システムは、
商品情報交換業者がインターネット上に開設した商品情
報ホームページに、商品提供業者が提供する商品情報を
掲載するとともに、一般消費者と商品提供業者との間
で、商品に対する意見、回答などの関連情報を掲載して
意見交換を行うシステムであって、インターネットを介
して商品提供業者および一般消費者側の端末装置からア
クセスし得るサーバ側に、商品提供業者が提供する商品
情報を、インターネットを介して登録する商品提供業者
登録手段と、上記商品情報ホームページにおいて、上記
登録された商品の内、商品選択手段にて選択された商品
の一覧表示を行う商品一覧手段と、この商品一覧手段に
て表示された商品に対して意見を書き込む一般消費者書
込手段と、上記書き込まれた意見に対する回答を書き込
む商品提供業者書込手段と、上記商品一覧手段にて表示
された商品に対する意見および当該意見に対する回答
を、上記商品情報ホームページ上に掲示する商品関連情
報掲示手段とを具備させたものである。

【０００７】このシステムによると、一般消費者により
書き込まれた商品に対する意見、および商品提供業者す
なわちメーカ側の意見（消費者の意見に対する回答な
ど）をインターネット上に掲載することができるので、
一般消費者にとっては、メーカ側の商品に対する思い入
れなどの開発コンセプトおよび一般消費者側の意見に対
する回答などが容易且つ迅速に得られ、またメーカ側に
とっても、一般消費者の商品に対する意見を直接知るこ
とができるとともに一般消費者からの疑問などに直接に
対応することができる。

【０００８】また、本発明の請求項２に係る商品情報交
換システムは、上記請求項１の構成において、一般消費
者書込手段にて意見を書き込んだ一般消費者に、所定の
ポイント数を与えるポイント付与手段を具備させたもの
である。

【０００９】このシステムによると、一般消費者による
意見の書込みが行われると、ポイント付与手段にて、当
該一般消費者に所定のポイント数が付与されるため、よ
り多くの意見を集めることができる。

【００１０】さらに、本発明の請求項３に係る商品情報
交換システムは、上記請求項１または２の構成におい
て、上記各商品情報交換システムに、書き込まれた意見
の文字列中に、不適切語句が存在している否かを検索す
る不適切語句検索手段を具備させたものである。

【００１１】このシステムによると、一般消費者および
商品提供業者により書き込まれた意見に対しては、不適
切語句検索手段により誹謗、中傷などを検出することが
でき、したがってこれらの不適切語句が掲示されるのを
防止し得る。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る商品情報交換システムを、図１〜図９に基づき説明す
る。

【００１３】この商品情報交換システムは、インターネ
ットを介して商品情報を提供し、且つ商品の提供業者
（製造業者、販売業者などを含む）が提供する商品情報
を掲載するとともに、一般消費者（以下、消費者とい
う）と商品提供業者との間で、商品に対する意見、回答
などの関連情報を掲載することにより、互いの情報交換
を行い得るようにしたものである。

【００１４】この商品情報交換システムは、図１に示す
ように、商品情報交換業者が容易したサーバ（レンタル
サーバでもよい）１と、このサーバ１にインターネット
（公衆通信回線、専用通信回線などのネットワーク回
線、およびネットワーク上のＤＮＳサーバなどにより構
成される）２を介して接続し得る商品提供業者（以下、
メーカという）側に設けられた端末装置（コンピュータ
装置である）３と、同じく上記サーバ１にインターネッ
ト２を介して接続し得る消費者側に設けられた端末装置
（コンピュータ装置である）４とから構成されている。

【００１５】そして、上記サーバ１には、商品の登録、
商品に対する種々の情報交換などを行うためのホームペ
ージが設けられており、正確には、大きく分けて、商品
を登録するための商品登録ホームページ、並びに商品情
報および意見、回答などの関連情報を掲載する掲示板と
しての機能を果たす商品情報ホームページを表示するた
めのファイル（またはファイル群）が設けられている。

【００１６】まず、メーカ側がアクセスする商品登録ホ
ームページについて説明する。この商品登録ホームペー
ジのトップページには、意見の回答、商品登録、商品一
覧、開発テーマなどの各ページに移行するための選択ボ
タンが設けられている。

【００１７】このトップページにて、「商品登録ボタ
ン」をクリックすると、商品情報入力用ページに移行す
る。図２に示すように、この商品情報入力用ページ（商
品提供業者登録手段を構成する）２１には、少なくと
も、メーカ名、商品名、商品コード、公開開始日、価
格、商品紹介ページ、商品キャッチフレーズ、商品概
要、商品説明、担当者への連絡先（電話、ＦＡＸ、メー
ルアドレスなど）、商品画像（写真）、商品のカテゴリ
などの各種情報入力欄２２が設けられており、メーカ側
の商品情報が入力される。

【００１８】なお、商品画像については、小画面、中画
面、大画面の３種類の入力が可能にされるとともに、そ
の入力に際しては、メーカからサーバ１へのアクセスに
使用している端末装置３内の画像ファイルを選択するだ
けで、自動的に、この入力画面にて取り込むことができ
る。

【００１９】ここで入力された商品情報は、下部の「登
録ボタン」２３をクリックすることにより、サーバ１に
設けられた商品情報データベースに蓄積される。なお、
この商品登録ホームページにアクセスするには、ログイ
ンＩＤ、パスワードなどの識別データを必要とするが、
これらについては、予め、商品情報交換業者に申し込み
を行い取得しておく。

【００２０】次に、消費者側がアクセスする商品情報ホ
ームページについて説明する。図３に示すように、この
商品情報ホームページのトップページ３１は、消費者が
会員になるための会員登録、並びに消費者がアクセスし
て各商品に対する意見の閲覧および意見を書き込むため
の入口部分にあたるものである。

【００２１】このトップページ３１には、少なくとも、
商品情報交換業者が推薦する商品を表示する商品表示欄
３２と、消費者（図面上では「生活者」と表記してい
る）の意見（オピニオン）および商品開発者の意見（オ
ピニオン）を表示するための意見表示欄３３，３４と、
最新の商品を表示する新着情報欄３５と、アクセスした
い商品を検索する商品検索欄３６と、新規の会員登録用
ページへの登録移行欄３７と、登録会員を認証する識別
データの認証入力欄３８とが設けられており、このトッ
プページ３１に表示される商品情報は、例示であり、商
品情報交換業者が選んだ商品が表示される。

【００２２】まず、消費者による会員登録用ページにつ
いて説明する。図４に示すように、この会員登録用ペー
ジ（一般消費者登録手段を構成する）４１には、少なく
とも、ログインＩＤ、パスワード、電子メールアドレ
ス、氏名、住所などの識別情報入力欄４２と、会員の関
心分野を調べるための分野チェック欄４３が設けられて
いる。なお、この分野チェック欄４３では、多くのジャ
ンルが表示されており、会員のニーズに対応するために
使用される。所定の入力欄に入力した後、下部の「登録
ボタン」４４をクリックすることにより、サーバ１に設
けられた例えば会員情報データベースに蓄積される。

【００２３】次に、トップページ３１での商品の検索概
要について説明する。トップページ３１における商品検
索欄（商品選択手段を構成する）３６にて、検索したい
商品の項目を、例えばプルダウンメニューから選択する
と、商品一覧用ページが表示される。

【００２４】図５に示すように、この商品一覧用ページ
（商品一覧手段を構成する）５１には、少なくとも、商
品情報交換業者が推薦する商品を表示する推薦品表示欄
５２と、検索された商品の写真（小画像）とともに、メ
ーカ、キャッチフレーズなどを表示する商品表示欄５３
が設けられており、詳細を知りたい商品欄をクリックす
ることにより、商品情報掲示用ページに移行することが
できる。

【００２５】図６に示すように、商品情報掲示用ページ
（商品関連情報掲示手段を構成する）６１は、少なくと
も、商品の写真（例えば、中画面が使用される）ととも
に商品名、メーカ情報、価格、商品説明などの詳細情報
表示欄６２と、消費者による書込用ページへの書込移行
欄６３と、最近の３件の意見およびこれに対するメーカ
側の回答を表示する関連情報表示欄６４と、その他意見
等の全件名表示欄６５とが設けられている。

【００２６】次に、消費者による意見書込用ページにつ
いて説明する。図７に示すように、この意見書込用ペー
ジ（一般消費者書込手段を構成する）７１には、少なく
とも、簡単な商品情報表示欄７２と、意見の範疇を選択
する選択ボタン欄７３と、意見の表題である件名入力欄
７４と、意見書込欄７５とが設けられており、書き込み
後に、下部に配置された「送信ボタン」７６をクリック
することにより、書き込まれた意見がサーバ１の意見用
データベースに蓄積される。

【００２７】ところで、上述したメーカ側がアクセスす
る商品登録ホームページのトップページには、商品登録
用ページの他に、消費者により書き込まれた意見に対す
る意見を閲覧するとともに回答を書き込むための意見閲
覧用ページ、登録された商品の一覧を表示する商品一覧
用ページなどへの移行ボタンが設けられている。

【００２８】図８に示すように、意見閲覧用ページ８１
には、少なくとも、簡単な商品情報を表示する商品情報
表示欄８２と、当該商品に対する最近における数件の意
見の内容を表示する意見表示欄８３と、同じく各意見に
対する回答の内容および未回答である場合に、未回答で
あることを伝える「未回答ボタン」を表示する回答表示
欄８４と、当該商品に関する意見の全件名表示欄８５と
が設けられており、さらに上記回答表示欄８４に表示さ
れた「返信ボタン」８６をクリックすることにより、回
答書込用ページに移行するようにされている。

【００２９】図９に示すように、回答書込用ページ（商
品提供業者書込手段を構成する）９１には、少なくと
も、簡単な商品情報（写真を含む）を表示する商品情報
表示欄９２と、未回答に対応する消費者の意見の内容を
表示する意見表示欄９３と、この意見に対する回答の表
題である件名入力欄９４と、メーカ側の開発者による回
答を書き込むための回答書込欄９５とが設けられてお
り、その下部に配置された「送信ボタン」９６をクリッ
クすることにより、回答がサーバ１側の意見用データベ
ースに蓄積される。なお、この回答書込用ページ９１に
は、上記の他、例えば関連意見の件名などが表示され
る。

【００３０】そして、この商品情報交換システムには、
会員が意見を書き込み「送信ボタン」７６をクリックし
た際に、所定のポイント数を付与するポイント付与プロ
グラム（ポイント付与手段）（図示せず）が具備されて
いる。

【００３１】すなわち、「送信ボタン」７６がクリック
されると、当該ポイント付与プログラムにより、会員情
報データベースに設けられた当該会員に係るポイント格
納欄に、所定のポイント数（例えば、５０ポイント）が
加算され、あるポイント数に達すると、金額支払プログ
ラム（金額支払手段）により、それに見合った金額が当
該会員に支払われる。具体的には、自動的に、予め登録
された会員の振込口座に、その金額が振り込まれるが、
郵便為替などにより、直接、会員に送付することもでき
る。例えば、この支払金額は、メーカからの商品登録の
手数料にて賄われる。

【００３２】さらに、この商品情報交換システムには、
図示しないが、書き込まれた意見および回答のテキスト
文中に、誹謗、中傷などの不適切語句が存在している否
かを検索する不適切語句検索プログラム（不適切語句検
索手段）が具備されており、通常、管理用ホームページ
から起動される。この管理用ホームページも、サーバ１
側に設けられている。

【００３３】この不適切語句検索プログラムでは、予
め、登録された不適切語句に基づき検索が行われるが、
その検索開始ページには、登録された語句以外の不適切
語句を入力する入力欄も設けられている。

【００３４】また、この商品情報交換システムには、意
見が未記入である場合の送信を防止する手段、また簡単
すぎる意見（例えば、文字数が所定値未満である場合）
である場合の送信を防止する手段などを設けるようにし
てもよい。

【００３５】次に、商品情報交換システム全体の概略運
用手順を説明する。まず、メーカが商品を当該システム
上に掲載する場合、まず商品情報交換業者にその旨の申
込みを行って、当該システムにアクセスするためのログ
インＩＤおよびパスワードの登録を行う。

【００３６】次に、これらログインＩＤおよびパスワー
ドを用いて、メーカ側の端末装置３からインターネット
２を介して商品情報交換業者が開設している商品登録ホ
ームページにアクセスする。

【００３７】そして、そのトップページに配置されたメ
ニューボタンの内、「商品登録ボタン」を押して、図２
に示すように、商品情報入力用ページ２１を表示させ
て、このページから、メーカ名、商品名、価格、商品説
明などを入力するとともに、商品画像を端末装置３から
システム側に取り込んだ後（送り込んだ後）、下部の
「登録ボタン」２３をクリックして、商品情報をデータ
ベースに登録する。

【００３８】なお、登録した商品の一覧を見たい場合に
は、トップページにて、「商品一覧ボタン」をクリック
すれば、そのメーカが登録（出品）している商品の一覧
ページ（図示せず）が表示される。この一覧ページに
は、例えば商品名、商品画像、キャッチフレーズ、意見
の書込数、未回答数などが表示される。

【００３９】次に、消費者が当該システムにて商品を閲
覧し、または閲覧した商品に対する意見を掲載する場合
について説明する。まず、消費者は、自分の端末装置４
からインターネット２を介して、図３に示すように、商
品情報ホームページのトップページ３１にアクセスし、
商品検索欄３６から希望する商品カテゴリを選択する。

【００４０】すると、図５に示す商品一覧用ページ５１
に移行し、選択した商品カテゴリに属する商品の一覧が
表示され、この中から、さらに詳細を見たい商品がある
場合には、その商品欄（例えば、画像部分）をクリック
すれば、商品情報掲示用ページ６１に移行する。なお、
商品を希望する場合には、この商品一覧用ページから所
定の手順を踏むことにより購入することもできる。

【００４１】図６に示すように、商品情報掲示用ページ
６１では、消費者の意見と開発者の意見（回答も含む）
が掲載されており、ここから、その商品に対する種々の
情報を知ることができる。

【００４２】そして、この商品に対して意見を書き込み
たい場合には、書込移行欄６３をクリックして意見書込
用ページ７１に移行し、図７に示すように、このページ
にて、所定の項目に対して入力を行うとともに、意見書
込欄７５に、自分の意見を書き込んだ後、「送信ボタ
ン」７６をクリックすればよい。

【００４３】この行為により、消費者の意見が当該シス
テム上に掲載され、会員および会員以外の消費者による
閲覧が可能となる。なお、会員以外の消費者（登録され
ていない消費者）は、商品情報ホームページにアクセス
するとともに、意見の書き込み以外の操作、すなわち商
品の選択をすることにより、当該商品に対する商品情報
および意見・回答などの関連情報を閲覧することができ
る。

【００４４】一方、メーカ側が、自分が掲載している商
品に対する意見を知りたい場合または意見に対する回答
（意見）をする場合には、商品登録ホームページのトッ
プページにアクセスして、「意見の回答」という項目を
選択することにより、図８に示す意見閲覧用ページ８１
に移行すれば、消費者からの意見を全て閲覧することが
できる。

【００４５】また、消費者からの意見に対して未回答の
場合には、このページにて、「返信ボタン」８６をクリ
ックして、図９に示す回答書込用ページ９１に移行し
て、当該意見に対する意見すなわち回答を書き込んだ
後、「送信ボタン」９６をクリックすれば、当該システ
ム上に掲載される。

【００４６】このように、当該システムにおいては、消
費者により書き込まれた商品に対する意見、およびメー
カ側の意見例えば消費者の意見に対する開発者の回答を
掲示することができるので、消費者側にとっては、メー
カ側の商品に対する思い入れなどの開発コンセプトおよ
び消費者側の意見に対する回答が容易に且つ迅速に得ら
れ、またメーカ側にとっても、消費者の商品に対する意
見を直接知ることができるとともに消費者からの疑問な
どに直接に対応することができ、すなわち消費者と開発
者とが直接に対話することができ、したがって消費者お
よびメーカの両者にとって、極めて有意義な情報を得る
ことができる。具体的に言えば、消費者にとっては、商
品の購入に際しての助言、またはメーカ側にとっては、
今後の商品開発に対する情報を得ることができる。

【００４７】また、このシステムにて、消費者による意
見の書込みが行われると、ポイント付与プログラムに
て、当該消費者に所定のポイント数が付与されるため、
より多くの意見が集まることになる。

【００４８】さらに、このシステムにおいて、消費者お
よびメーカにより書き込まれた意見に対しては、管理用
ホームページから、不適切語句検索プログラムを起動さ
せることにより、その意見の内容に、誹謗、中傷などの
不適切語句が存在しているか否かが検索される。もし、
不適切語句が存在している場合には、その意見が特定さ
れるとともに、消去または外部から閲覧できないような
処置が採られる。

【００４９】ところで、上記実施の形態において説明し
た各ページでの登録（入力）、書込み、閲覧などの種々
の機能を実行するための手段、すなわち各機能に応じた
プログラムがそれぞれ具備されている。例えば、登録、
書込用ページなどに関するプログラムでは、所定のデー
タを入力した後に、「登録ボタン」・「送信ボタン」・
「返信ボタン」などのクリック動作を検出すると、それ
ぞれの入力データを、サーバ１側の所定のデータベース
に格納する機能を有しており、閲覧用のプログラムで
は、所定の画面上に、該当する商品の商品情報・関連情
報などをデータベースから取り出して表示させる機能を
有している。なお、これらの各プログラムは、便宜上、
機能に応じてそれぞれ別個に設けたように説明したが、
必要に応じて、１つのプログラムか、または複数のプロ
グラムにまとめられているものである。

【００５０】

【発明の効果】以上のように本発明の商品情報交換シス
テムの構成によると、一般消費者により書き込まれた商
品に対する意見および商品提供業者すなわちメーカ側の
意見（消費者の意見に対する回答など）を、インターネ
ット上に掲載することができるので、一般消費者にとっ
ては、メーカ側の商品に対する思い入れなどの開発コン
セプトおよび一般消費者側の意見に対する回答などが容
易に且つ迅速に得られ、またメーカ側にとっても、一般
消費者の商品に対する意見を直接知ることができるとと
もに一般消費者からの疑問などに直接に対応することが
でき、すなわち消費者と開発者とが直接に対話すること
ができ、したがって消費者およびメーカにとって、極め
て有意義な情報を得ることができる。

【００５１】また、このシステムによると、一般消費者
による意見の書込みが行われると、ポイント付与手段に
て、当該一般消費者に所定のポイント数が付与されるた
め、より多くの意見を集めことができる。

【００５２】さらに、このシステムによると、一般消費
者および商品提供業者により書き込まれた意見に対して
は、不適切語句検索手段により誹謗、中傷などを検出す
ることができ、したがってこれらの不適切語句が掲示さ
れるのを防止し得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る商品情報交換システ
ムの概略全体構成を示す図である。

【図２】同システムにおける商品情報入力用ページの概
略構成を示す図である。

【図３】同システムにおける商品情報ホームページでの
トップページの概略構成を示す図である。

【図４】同システムにおける会員登録用ページの概略構
成を示す図である。

【図５】同システムにおける商品一覧用ページの概略構
成を示す図である。

【図６】同システムにおける商品情報掲示用ページの概
略構成を示す図である。

【図７】同システムにおける意見書込用ページの概略構
成を示す図である。

【図８】同システムにおける意見閲覧用ページの概略構
成を示す図である。

【図９】同システムにおける回答書込用ページの概略構
成を示す図である。

【符号の説明】

１サーバ２インターネット３端末装置４端末装置２１商品情報入力用ページ２２情報入力欄３１トップページ３３意見表示欄３４意見表示欄３６商品検索欄３７登録移行欄４１会員登録用ページ５１商品一覧用ページ６１商品情報掲示用ページ６２詳細情報表示欄６３書込移行欄６４関連情報掲示欄７１意見書込用ページ７５意見書込欄８１意見閲覧用ページ８３意見表示欄８４回答表示欄９１回答書込用ページ９５回答書込欄

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者菅原章大阪府大阪市住之江区南港北１丁目７番89 号日立造船株式会社内 (72)発明者江夏正晃大阪府大阪市住之江区南港北１丁目７番89 号日立造船株式会社内 (72)発明者霜山浩二大阪府大阪市住之江区南港北１丁目７番89 号日立造船株式会社内 (72)発明者中川覚東京都大田区西蒲田７丁目37番10号日立造船情報システム株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】商品情報交換業者がインターネット上に開
設した商品情報ホームページに、商品提供業者が提供す
る商品情報を掲載するとともに、一般消費者と商品提供
業者との間で、商品に対する意見、回答などの関連情報
を掲載して意見交換を行うシステムであって、インターネットを介して商品提供業者および一般消費者
側の端末装置からアクセスし得るサーバ側に、商品提供業者が提供する商品情報を、インターネットを
介して登録する商品提供業者登録手段と、上記商品情報ホームページにおいて、上記登録された商
品の内、商品選択手段にて選択された商品の一覧表示を
行う商品一覧手段と、この商品一覧手段にて表示された商品に対して意見を書
き込む一般消費者書込手段と、上記書き込まれた意見に対する回答を書き込む商品提供
業者書込手段と、上記商品一覧手段にて表示された商品に対する意見およ
び当該意見に対する回答を、上記商品情報ホームページ
上に掲示する商品関連情報掲示手段とを具備させたこと
を特徴とする商品情報交換システム。
【請求項２】一般消費者書込手段にて意見を書き込んだ
一般消費者に、所定のポイント数を与えるポイント付与
手段を具備したことを特徴とする請求項１に記載の商品
情報交換システム。
【請求項３】書き込まれた意見の文字列中に、不適切語
句が存在している否かを検索する不適切語句検索手段を
具備させたことを特徴とする請求項１または２に記載の
商品情報交換システム。