JP2003015863A - 演算処理装置、マイクロプロセッサ装置及び無線局装置 - Google Patents

演算処理装置、マイクロプロセッサ装置及び無線局装置

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JP2003015863A
JP2003015863A JP2001202543A JP2001202543A JP2003015863A JP 2003015863 A JP2003015863 A JP 2003015863A JP 2001202543 A JP2001202543 A JP 2001202543A JP 2001202543 A JP2001202543 A JP 2001202543A JP 2003015863 A JP2003015863 A JP 2003015863A
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JP
Japan
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input data
unit
rearranging
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Application number
JP2001202543A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Yanase
晋一郎 柳瀬
Toshihiro Ishikawa
利広 石川
Riyuutarou Yamanaka
隆太朗 山中
Keiichi Kitayama
恵一 北山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの並び替えを効率良く行ってデー
タ転送時間を削減し、処理の高速化を図ること。 【解決手段】 演算処理装置100は、入力データ並び
替え部101と並列型演算部102とを有する。入力デ
ータ並び替え部101は、連続した入力データを受け取
り当該入力データを並び替えて並列型演算部102に送
出する。並列型演算部102は、入力データ並び替え部
101から送出される並び替え後の入力データを並列に
処理する。入力データ並び替え部101は、データ分配
部、複数のメモリバンク、およびデータ送出部を有し、
並列型演算部102は、複数のレジスタ、複数のバス、
複数の乗算器、複数のセレクタ、複数の加減算器、およ
び複数のアキュムレータを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複素数及び実数の
加減算や乗算、積和演算などを行う演算処理装置、マイ
クロプロセッサ装置及び無線局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、通信装置においては大容
量化及び多機能化が推進されている。これに伴い、通信
装置においては、変復調、高速フーリエ変換及びベース
バンド処理などの高速化が以前にも増して重要になって
きている。このような処理では、複素数及び実数の積和
演算などが多用される。
【0003】従来、積和演算を高速に行うための演算処
理装置としては、例えば、特開平9−269939号公
報に記載されているものがある。この演算処理装置は、
2つのバス及び2つの演算器を有し、2つのバスから順
次転送されるデータを並列に演算する演算処理装置にお
いて、まず前記一方のバスB1で転送されるデータAを
遅延して、次に前記2つのバスB1及びB2でそれぞれ
転送されるデータa及びBを前記一方の演算器1で演算
すると共に、前記遅延したデータAと前記一方のバスB
2で転送されるデータBを前記もう一方の演算器2で演
算して、さらに前記遅延したデータAと前記一方のバス
B1で転送されるデータaを遅延して、最後に前記一方
のバスB2で転送されるデータbと前記遅延したデータ
aを前記一方の演算器1で演算すると共に、前記遅延し
たデータAと前記一方のバスB2で転送されるデータb
を前記もう一方の演算器2で演算するように構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
演算処理装置においては、データを遅延して処理するた
め、データの転送時間が長くなってしまい、演算の高速
化に一定の限界があるという問題がある。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、データの並び替えを効率良く行ってデータ転送
時間を削減し、処理の高速化を図ることができる演算処
理装置、マイクロプロセッサ装置及び無線局装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の演算処理装置
は、連続した入力データを受け取り当該入力データを並
び替えて送出する入力データ並び替え手段と、前記入力
データ並び替え手段から送出される並び替え後の前記入
力データを並列に処理する演算手段と、を具備する構成
を採る。
【0007】この構成によれば、連続した入力データを
並び替えて並列に処理するため、データを遅延させて処
理する必要がなく、データの並び替えを効率良く行って
データ転送時間を削減し、処理の高速化を図ることがで
きる。
【0008】本発明の演算処理装置は、上記の構成にお
いて、前記入力データ並び替え手段は、データ分配手段
と、複数の記憶手段と、データ送出手段とを有し、前記
データ分配手段は、連続した前記入力データを受け取り
分配して前記複数の記憶手段に格納し、前記データ送出
手段は、前記複数の記憶手段に格納された前記入力デー
タを一括して送出する構成を採る。
【0009】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。
【0010】本発明の演算処理装置は、上記の構成にお
いて、前記データ分配手段は、複数のセレクタからな
り、前記複数の記憶手段は、複数のメモリバンクからな
り、前記データ送出手段は、複数のセレクタからなる構
成を採る。
【0011】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。
【0012】本発明の演算処理装置は、上記の構成にお
いて、前記演算手段は、複数の乗算器と、複数の加減算
器と、複数のアキュムレータとを有し、前記複数の乗算
器は、前記入力データ並び替え手段から送出される並び
替え後の前記入力データの乗算を行い、前記複数の加減
算器は、前記乗算器及び前記アキュムレータからのデー
タを選択的に受け取り当該データの加減算を行い、前記
複数のアキュムレータは、前記加減算器からのデータを
集積する構成を採る。
【0013】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。
【0014】本発明のマイクロプロセッサ装置は、連続
した入力データを受け取り当該入力データを並び替えて
送出する入力データ並び替え手段と、前記入力データ並
び替え手段から送出される並び替え後の前記入力データ
を並列に処理する演算手段と、前記演算手段からのデー
タを記憶するメモリ装置と、前記メモリ装置に記憶され
たデータを用いて別の演算処理を実行させる制御部と、
を具備する構成を採る。
【0015】この構成によれば、連続した入力データを
並び替えて並列に処理するため、データを遅延させて処
理する必要がなく、データの並び替えを効率良く行って
データ転送時間を削減し、処理の高速化を図ることがで
きる。また、演算手段の結果を記憶しておき、別の演算
に利用するため、再度同じ処理を行う必要がなく、全体
として処理の高速化を図ることができるとともに、効果
的かつ低コストで低消費電力化を図ることができる。
【0016】本発明のマイクロプロセッサ装置は、上記
の構成において、前記入力データ並び替え手段は、デー
タ分配手段と、複数の記憶手段と、データ送出手段とを
有し、前記データ分配手段は、連続した前記入力データ
を受け取り分配して前記複数の記憶手段に格納し、前記
データ送出手段は、前記複数の記憶手段に格納された前
記入力データを一括して送出する構成を採る。
【0017】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。また、全体として処理の高速化を図
ることができるとともに、効果的かつ低コストで低消費
電力化を図ることができる。
【0018】本発明のマイクロプロセッサ装置は、上記
の構成において、前記データ分配手段は、複数のセレク
タからなり、前記複数の記憶手段は、複数のメモリバン
クからなり、前記データ送出手段は、複数のセレクタか
らなる構成を採る。
【0019】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。また、全体として処理の高速化を図
ることができるとともに、効果的かつ低コストで低消費
電力化を図ることができる。
【0020】本発明のマイクロプロセッサ装置は、上記
の構成において、前記演算手段は、複数の乗算器と、複
数の加減算器と、複数のアキュムレータとを有し、前記
複数の乗算器は、前記入力データ並び替え手段から送出
される並び替え後の前記入力データの乗算を行い、前記
複数の加減算器は、前記乗算器及び前記アキュムレータ
からのデータを選択的に受け取り当該データの加減算を
行い、前記複数のアキュムレータは、前記加減算器から
のデータを集積する構成を採る。
【0021】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。また、全体として処理の高速化を図
ることができるとともに、効果的かつ低コストで低消費
電力化を図ることができる。
【0022】本発明の無線局装置は、電波の送信及び受
信を行うアンテナ部と、前記アンテナ部で得られた受信
信号を受信処理する受信無線部と、送信信号を送信処理
して前記アンテナ部へ出力する送信無線部と、前記受信
無線部からの前記受信信号を復調して復号化するととも
に前記送信信号を符号化し変調して前記送信無線部へ出
力するベースバンド信号処理部と、を具備する無線局装
置において、前記ベースバンド信号処理部は、マイクロ
プロセッサ装置を有し、前記マイクロプロセッサ装置
は、連続した入力データを受け取り当該入力データを並
び替えて送出する入力データ並び替え手段と、前記入力
データ並び替え手段から送出される並び替え後の前記入
力データを並列に処理する演算手段と、前記演算手段か
らのデータを記憶するメモリ装置と、前記メモリ装置に
記憶されたデータを用いて別の演算処理を実行させる制
御部とを有する構成を採る。
【0023】この構成によれば、連続した入力データを
並び替えて並列に処理するため、データを遅延させて処
理する必要がなく、データの並び替えを効率良く行って
データ転送時間を削減し、処理の高速化を図ることがで
きる。また、演算手段の結果を記憶しておき、別の演算
に利用するため、再度同じ処理を行う必要がなく、全体
として処理の高速化を図ることができるとともに、効果
的かつ低コストで低消費電力化を図ることができる。ま
た、1チップのマイクロプロセッサ装置を利用するた
め、少ない部品点数で無線局装置を組み立てることがで
きる。
【0024】本発明の無線局装置は、上記の構成におい
て、前記ベースバンド信号処理部は、CDMA通信方式
の変調及び復調を行う構成を採る。
【0025】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。また、全体として処理の高速化を図
ることができるとともに、効果的かつ低コストで低消費
電力化を図ることができる。また、少ない部品点数でC
DMA通信方式の無線局装置を組み立てることができ
る。
【0026】本発明の無線局装置は、上記の構成におい
て、当該無線局装置は、無線移動局装置であり、音声を
電気信号に変換する手段と、電気信号を音声に変換する
手段とを具備する構成を採る。
【0027】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。また、全体として処理の高速化を図
ることができるとともに、効果的かつ低コストで低消費
電力化を図ることができる。また、少ない部品点数で無
線移動局装置を組み立てることができる。
【0028】本発明の無線局装置は、上記の構成におい
て、当該無線局装置は、無線基地局装置である構成を採
る。
【0029】この構成によれば、データの並び替えを効
率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を
図ることができる。また、全体として処理の高速化を図
ることができるとともに、効果的かつ低コストで低消費
電力化を図ることができる。また、少ない部品点数で無
線基地局装置を組み立てることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、連続した入力デ
ータを並び替えて並列に処理することである。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る演算処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0033】図1に示す演算処理装置100は、入力デ
ータ並び替え部101(入力データ並び替え手段)と、
並列型演算部102(演算手段)とを具備している。入
力データ並び替え部101は、連続した入力データを受
け取りこれらの入力データを並び替えて並列型演算部1
02に送出する。並列型演算部102は、入力データ並
び替え部101から送出される並び替え後の入力データ
を並列に処理する。
【0034】ここでは、一例として、演算処理装置10
0において、複素数の積和演算、すなわち、 Σ(Ai[k]+jAq[k])(Bi[k]+jBq[k])=Σ(Ai[k]Bi[k]−Aq
[k]Bq[k])+jΣ(Ai[k]Bq[k]+Aq[k]Bi[k]) (ただし、k=0〜1) の処理を行う場合について、図面を参照して説明する。
なお、入力データ(乗数:Ai[k],Aq[k]、被乗数:Bi
[k],Bq[k])は、図2に示すような連続したデータであ
るとする。
【0035】入力データ並び替え部101は、図3に示
すように、データ分配部301(データ分配手段)と、
複数のメモリバンク311〜314(記憶手段)と、デ
ータ送出部302(データ送出手段)とを有している。
データ分配部301は、連続した入力データを受け取り
分配して複数のメモリバンク311〜314に格納す
る。データ送出部302は、複数のメモリバンク311
〜314に格納された入力データを一括して送出する。
【0036】データ分配部301は、複数のセレクタ3
01a〜301eからなる。セレクタ301aは、連続
した入力データを受け取る。セレクタ301b〜301
eは、セレクタ301aの出力端子に接続されている。
複数のメモリバンク311〜314は、それぞれ複数の
メモリ領域311a〜314aを有している。メモリ領
域311aは、セレクタ301bの出力端子に接続され
ている。メモリ領域312aは、セレクタ301cの出
力端子に接続されている。メモリ領域313aは、セレ
クタ301dの出力端子に接続されている。メモリ領域
314aは、セレクタ301eの出力端子に接続されて
いる。
【0037】データ送出部302は、複数のセレクタ3
02a〜302dからなる。セレクタ302aは、メモ
リ領域311aの出力端子に接続されている。セレクタ
302bは、メモリ領域312aの出力端子に接続され
ている。セレクタ302cは、メモリ領域313aの出
力端子に接続されている。セレクタ302dは、メモリ
領域314aの出力端子に接続されている。
【0038】セレクタ301a及び301bは、入力デ
ータAi[k]をメモリ領域311aに格納する。セレクタ
301a及び301cは、入力データAq[k]をメモリ領
域312aに格納する。セレクタ301a及び301d
は、入力データBi[k]をメモリ領域313aに格納す
る。セレクタ301a及び301eは、入力データBq
[k]をメモリ領域314aに格納する。セレクタ302
a〜302dは、メモリ領域311a〜314aに格納
された4つのデータ{Ai[k],Aq[k],Bi[k],Bq[k]}をそ
れぞれ一括して並列型演算部102(図1参照)に送出
する。
【0039】並列型演算部102は、図4に示すよう
に、複数のレジスタ401〜404と、複数のバス40
5〜408と、複数の乗算器409〜412と、複数の
セレクタ413、414と、複数の加減算器415〜4
18と、複数のアキュムレータ419〜422とを有し
ている。
【0040】レジスタ401〜404は、データ送出部
302のセレクタ302a〜302dに接続されている
(図1及び図3参照)。バス405〜408は、それぞ
れレジスタ401〜404の出力端子に接続されてい
る。乗算器409の入力端子は、バス405、407に
接続されている。乗算器410の入力端子は、バス40
6、408に接続されている。乗算器411の入力端子
は、バス405、408に接続されている。乗算器41
2の入力端子は、バス406、407に接続されてい
る。
【0041】セレクタ413の入力端子は、乗算器40
9及びアキュムレータ420の出力端子に接続されてい
る。セレクタ414の入力端子は、乗算器411及びア
キュムレータ422の出力端子に接続されている。加減
算器415の入力端子は、セレクタ413及びアキュム
レータ419の出力端子に接続されている。加減算器4
16の入力端子は、乗算器410及びアキュムレータ4
20の出力端子に接続されている。加減算器417の入
力端子は、セレクタ414及びアキュムレータ421の
出力端子に接続されている。加減算器418の入力端子
は、乗算器412及びアキュムレータ422の出力端子
に接続されている。
【0042】データ送出部302のセレクタ302a〜
302d(図1及び図3参照)から送出された4つのデ
ータ{Ai[k],Aq[k],Bi[k],Bq[k]}はそれぞれレジスタ
401〜404に格納される。乗算器409は、レジス
タ401、403からバス405、407を介して読み
出した2つのデータ{Ai[k],Bi[k]}の乗算を行う。乗
算器410は、レジスタ402、404からバス40
6、408を介して読み出した2つのデータ{Aq[k],Bq
[k]}の乗算を行う。乗算器411はレジスタ401、
404からバス405、408を介して読み出した2つ
のデータ{Ai[k],Bq[k]}の乗算を行う。乗算器412
は、レジスタ402、403からバス406、407を
介して読み出した2つのデータ{Aq[k],Bi[k]}の乗算
を行う。
【0043】この時、まず、セレクタ413は、乗算器
409の出力を選択する。セレクタ414は、乗算器4
11の出力を選択する。加減算器415は、セレクタ4
13及びアキュムレータ419の出力の加算を行い、そ
の加算値をアキュムレータ419に格納する。加減算器
416は、乗算器410及びアキュムレータ420の出
力の加算を行い、その加算値をアキュムレータ420に
格納する。加減算器417は、セレクタ414及びアキ
ュムレータ421の出力の加算を行い、その加算値をア
キュムレータ421に格納する。加減算器418は、乗
算器412及びアキュムレータ422の出力の加算を行
い、その加算値をアキュムレータ422に格納する。そ
して、k=0〜1、すなわち、kの要素が2個であるた
め、ここまでの動作を2回繰り返す。この時点で、4つ
のアキュムレータ419〜422にはそれぞれ{ΣAi
[k]Bi[k],ΣAq[k]Bq[k],ΣAi[k]Bq[k],ΣAq[k]Bi[k]}
(ただし、k=0〜1)という演算結果が格納されている。
【0044】次に、セレクタ413、414は、それぞ
れアキュムレータ420、422の出力を選択する。そ
して、加減算器415はアキュムレータ419の出力か
らセレクタ413の出力を減算して、アキュムレータ4
19に格納する。加減算器417は、アキュムレータ4
21の出力とセレクタ414の出力を加算して、アキュ
ムレータ421に格納する。この時点で、2つのアキュ
ムレータ419、421には、それぞれ{Σ(Ai[k]Bi
[k]−Aq[k]Bq[k]),Σ(Ai[k]Bq[k]+Aq[k]Bi[k])}(ただ
し、k=0〜1)という演算結果が格納されている。
【0045】以上の動作により、複素数の積和演算、す
なわち、 Σ(Ai[k]+jAq[k])(Bi[k]+jBq[k])=Σ(Ai[k]Bi[k]−Aq
[k]Bq[k])+jΣ(Ai[k]Bq[k]+Aq[k]Bi[k]) (ただし、k=0〜1) の処理が終了したことになる。
【0046】このように、本実施の形態の演算処理装置
によれば、連続した入力データを並び替えて並列に処理
するため、従来のようにデータを遅延させて処理する必
要がなく、データの並び替えを効率良く行ってデータ転
送時間を削減し、処理(例えば、積和演算)の高速化を
図ることができる。すなわち、従来引き出し切れていな
かった、並列に処理する演算手法の性能を、最大限に引
き出すことができる。
【0047】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係るマイクロプロセッサ装置の構成を示すブロ
ック図である。本実施の形態は、実施の形態1の演算処
理装置100をマイクロプロセッサ装置に組み込んだ場
合である。
【0048】図5に示すマイクロプロセッサ装置500
は、デジタル信号処理専用の1チップのマイクロプロセ
ッサ(DSP:Digital Signal Processor)であり、積
和演算を高速に処理できるハードウエア構成を有してい
る。マイクロプロセッサ装置500は、メモリ装置50
1と、制御部502と、入出力部503と、主演算処理
装置504と、積和演算部505とを具備している。
【0049】メモリ装置501は、マイクロプロセッサ
装置500の動作を規定するプログラムを格納するとと
もに、主演算処理装置504や積和演算部505の演算
結果を格納する。制御部502は、メモリ装置501、
入出力部503及び主演算処理装置504を制御する。
入出力部503は、外部との間でデータの入出力を行
う。主演算処理装置504は、積和演算を除く一般的な
演算を行う。積和演算部505は、主演算処理装置50
4による管理の下、積和演算を高速に処理できるように
特化された部分である。実施の形態1の演算処理装置1
00(入力データ並び替え部101及び並列型演算部1
02)は、メモリ装置501、主演算処理装置504及
び積和演算部505によって構成されている。
【0050】この構成において、積和演算部505の演
算結果は、メモリ装置501に一旦格納され、主演算処
理装置504において別の演算に利用される。また、積
和演算結果以外の演算結果、すなわち、主演算処理装置
504の演算結果も、メモリ装置501に一旦格納さ
れ、主演算処理装置504において別の演算に利用され
る。
【0051】このように、本実施の形態のマイクロプロ
セッサ装置によれば、実施の形態1の演算処理装置10
0が組み込まれているため、すなわち、連続した入力デ
ータを並び替えて並列に処理するため、従来のようにデ
ータを遅延させて処理する必要がなく、データの並び替
えを効率良く行ってデータ転送時間を削減し、処理の高
速化を図ることができる。
【0052】また、主演算処理装置504や積和演算部
505の演算結果を記憶しておき、別の演算に利用する
ため、再度同じ処理を行う必要がなく、全体として処理
の高速化を図ることができるとともに、効果的かつ低コ
ストで低消費電力化を図ることができる。すなわち、実
質的に自動的に低消費電力モードに移行することができ
る。
【0053】(実施の形態3)図6は、本発明の実施の
形態3に係る無線局装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0054】図6に示す無線移動局装置600は、図5
に示す実施の形態2のマイクロプロセッサ装置(DS
P)が組み込まれた無線移動局である。無線移動局装置
600は、アンテナ部610と、無線部620と、ベー
スバンド信号処理部630と、主制御部640と、デー
タ入出力部651と、スピーカ652と、マイクロフォ
ン653と、表示部654と、操作部655とを具備し
ている。無線部620は、受信無線部621と送信無線
部622とを有している。
【0055】アンテナ部610は、電波の送信及び受信
を行う送受信共用のアンテナ部である。受信無線部62
1は、アンテナ部610で得られた受信信号を受信処理
する。送信無線部622は、送信信号を送信処理してア
ンテナ部610へ出力する。ベースバンド信号処理部6
30は、受信無線部621からの受信信号を復調して復
号化するとともに、送信信号を符号化し変調して送信無
線部622へ出力する。主制御部640は、アンテナ部
610、受信無線部621、送信無線部622及びベー
スバンド信号処理部630を制御する。データ入出力部
651は、外部との間で信号の入出力を行う。
【0056】スピーカ652は、ベースバンド信号処理
部630からの音声信号(電気信号)を音声に変換して
出力する。マイクロフォン653は、入力された音声を
音声信号(電気信号)に変換してベースバンド信号処理
部630に与える。表示部654は、主制御部640か
らのデータを受けて動作状態を表示する。操作部655
は、テンキー及び操作キーなどからなり、操作信号を主
制御部640に入力するためのものである。
【0057】ベースバンド信号処理部630は、受信信
号を復調する復調部631と、送信信号を変調する変調
部632と、1チップのDSPであるマイクロプロセッ
サ装置660とを具備している。マイクロプロセッサ装
置660は、図5に示す実施の形態2のマイクロプロセ
ッサ装置500と同一の構成を有している。
【0058】また、ソフトウエア上の構成として、マイ
クロプロセッサ装置660は、誤り訂正復号部661
と、誤り訂正符号化部662と、音声信号の符復号を行
う音声コーデック部663と、タイミング制御部664
とを有している。タイミング制御部664は、送受信の
タイミングを計って受信信号を復調部631から誤り訂
正復号部661に送るとともに、送信信号を誤り訂正符
号化部662から変調部632に送る。
【0059】無線移動局装置600の主制御部640
は、無線移動局装置600の全体の動作を制御する。主
制御部640は、例えば、操作部655から入力した信
号を表示部654に表示させ、また、操作部655から
入力した操作信号を受けて発着呼の動作を行うための制
御信号を通信シーケンスに従ってアンテナ部610、無
線部620及びベースバンド信号処理部630等に与え
る。
【0060】無線移動局装置600は、音声信号を送信
する場合、次のように動作する。マイクロフォン653
から入力した音声信号がA/D変換され、マイクロプロ
セッサ装置660のコーデック部663で符号化され、
その符号化データが誤り訂正符号化部662に入力され
る。また、データを送信する場合は、外部から入力した
データがデータ入出力部651を介して誤り訂正符号化
部662に入力される。
【0061】誤り訂正符号化部662は、入力したデー
タを誤り訂正符号化してタイミング制御部664に与え
る。タイミング制御部664は、入力されたデータの並
び換えや送信出力のタイミングの調整を行ってデータを
変調部632に与える。変調部632に入力されたデー
タは、デジタル変調されD/A変換されて、無線部62
0の送信無線部622に与えられる。送信無線部622
は、変調部632からのデータを無線信号に変換してア
ンテナ部610に送り、アンテナ部610から電波とし
て送信する。
【0062】一方、受信時には、無線移動局装置600
は次のように動作する。アンテナ部610で受信された
電波が無線部620の受信無線部621で受信処理され
てA/D変換され、ベースバンド信号処理部630の復
調部631に与えられる。復調部631で復調されたデ
ータは、タイミング制御部664でデータの並び替え等
が行われた後に、誤り訂正復号部661に入力されて誤
り訂正復号部661により復号される。
【0063】誤り訂正復号部661により復号されたデ
ータは、音声通信時には音声コーデック部663で音声
復号化されD/A変換された後に、スピーカ652から
音声として出力される。また、データ通信時には、誤り
訂正復号部661により復号されたデータは、データ入
出力部651を介して外部に出力される。
【0064】このように、本実施の形態の無線局装置に
よれば、実施の形態2のマイクロプロセッサ装置(ひい
ては実施の形態1の演算処理装置100)が組み込まれ
ているため、すなわち、連続した入力データを並び替え
て並列に処理するため、従来のようにデータを遅延させ
て処理する必要がなく、データの並び替えを効率良く行
ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を図ること
ができる。
【0065】また、実施の形態2のマイクロプロセッサ
装置が組み込まれているため、すなわち、各部の演算結
果(例えば、積和演算)を記憶しておき、別の演算に利
用するため、再度同じ処理を行う必要がなく、全体とし
て処理の高速化を図ることができるとともに、効果的か
つ低コストで低消費電力化を図ることができる。すなわ
ち、実質的に自動的に低消費電力モードに移行すること
ができる。
【0066】また、実施の形態2のマイクロプロセッサ
装置が組み込まれているため、すなわち、誤り訂正復号
部661、誤り訂正符号化部662、音声コーデック部
663及びタイミング制御部664の各部を1チップの
DSPのソフトウエアで構成されているため、少ない部
品点数で無線移動局装置を組み立てることができる。
【0067】なお、本実施の形態の変更例として、復調
部631及び変調部632をマイクロプロセッサ装置6
60のソフトウエアで構成することが可能であり、ま
た、マイクロプロセッサ装置660の一部(音声コーデ
ック部663を含む)を実施の形態2のマイクロプロセ
ッサ装置500で構成し、誤り訂正復号部661、誤り
訂正符号化部662及びタイミング制御部664をそれ
ぞれ別部品で構成することも可能である。
【0068】また、ベースバンド信号処理部630に代
えてまたはこれと共に主制御部640を実施の形態2の
マイクロプロセッサ装置500と同様の1チップのマイ
クロプロセッサ装置(DSP)で構成するようにしても
よい。
【0069】また、図6に示す無線移動局装置600の
構成の一部を変更して、図7に示すように、復調部63
1に逆拡散部701を設け、かつ、変調部632に拡散
部702を設けることにより、CDMA(Code Divisio
n Multiple Access:符号分割多元接続)通信方式の無
線移動局装置700とすることもできる。無線移動局装
置700は、逆拡散部701及び拡散部702を有する
ため、CDMA通信を行うことができる。この場合、少
ない部品点数でCDMA通信方式の無線移動局装置を組
み立てることができる。
【0070】(実施の形態4)図8は、本発明の実施の
形態4に係る無線局装置を示すブロック図である。な
お、実施の形態4は、図6に示す実施の形態3の無線局
装置と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素
には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0071】図8に示す無線基地局装置800は、図5
に示す実施の形態2のマイクロプロセッサ装置(DS
P)が組み込まれた無線基地局である。無線基地局装置
800は、アンテナ部610と、無線部620と、ベー
スバンド信号処理部630aと、主制御部640aと、
データ入出力部651aとを具備している。無線部62
0は、受信無線部621と送信無線部622とを有して
いる。本実施の形態では、アンテナ部610は、受信用
アンテナ610a及び送信用アンテナ610bを有して
いる。
【0072】ベースバンド信号処理部630aは、受信
信号を復調する復調部631と、送信信号を変調する変
調部632と、1チップのDSPであるマイクロプロセ
ッサ装置660aとを具備している。マイクロプロセッ
サ装置660aは、図5に示す実施の形態2のマイクロ
プロセッサ装置500と同一の構成を有している。
【0073】また、ソフトウエア上の構成として、マイ
クロプロセッサ装置660aは、誤り訂正復号部661
と、誤り訂正符号化部662と、タイミング制御部66
4とを有している。タイミング制御部664は、送受信
のタイミングを計って受信信号を復調部631から誤り
訂正復号部661に送るとともに、送信信号を誤り訂正
符号化部662から変調部632に送る。
【0074】無線基地局装置800では、主制御部64
0aによる制御の下、送信と受信の動作が行われる。
【0075】まず、送信時には、有線回線から入力した
データは、データ入出力部651aを介して誤り訂正符
号化部662に入力される。誤り訂正符号化部662
は、入力したデータを誤り訂正符号化してタイミング制
御部664に与える。タイミング制御部664は、入力
されたデータの並び換えや送信出力のタイミングの調整
を行ってデータを変調部632に与える。変調部632
に入力されたデータは、デジタル変調されD/A変換さ
れて、無線部620の送信無線部622に与えられる。
送信無線部622は、変調部632からのデータを無線
信号に変換してアンテナ部610に送り、送信用アンテ
ナ部610bから電波として送信する。
【0076】一方、受信時には、アンテナ部610の受
信用アンテナ610aで受信された電波が無線部620
の受信無線部621で受信処理されてA/D変換され、
ベースバンド信号処理部630aの復調部631に与え
られる。復調部631で復調されたデータは、タイミン
グ制御部664でデータの並び替え等が行われた後に、
誤り訂正復号部661に入力されて誤り訂正復号部66
1により復号される。誤り訂正復号部661により復号
されたデータは、データ入出力部651aを介して有線
回線に出力される。
【0077】このように、本実施の形態の無線局装置に
よれば、実施の形態2のマイクロプロセッサ装置(ひい
ては実施の形態1の演算処理装置100)が組み込まれ
ているため、すなわち、連続した入力データを並び替え
て並列に処理するため、従来のようにデータを遅延させ
て処理する必要がなく、データの並び替えを効率良く行
ってデータ転送時間を削減し、処理の高速化を図ること
ができる。
【0078】また、実施の形態2のマイクロプロセッサ
装置が組み込まれているため、すなわち、各部の演算結
果(例えば、積和演算)を記憶しておき、別の演算に利
用するため、再度同じ処理を行う必要がなく、全体とし
て処理の高速化を図ることができるとともに、効果的か
つ低コストで低消費電力化を図ることができる。すなわ
ち、実質的に自動的に低消費電力モードに移行すること
ができる。
【0079】また、実施の形態2のマイクロプロセッサ
装置が組み込まれているため、すなわち、誤り訂正復号
部661、誤り訂正符号化部662及びタイミング制御
部664の各部を1チップのDSPのソフトウエアで構
成されているため、少ない部品点数で無線基地局装置を
組み立てることができる。
【0080】なお、本実施の形態の変更例として、復調
部631及び変調部632をマイクロプロセッサ装置6
60aのソフトウエアで構成することが可能であり、ま
た、マイクロプロセッサ装置660aの一部を実施の形
態2のマイクロプロセッサ装置500で構成し、誤り訂
正復号部661、誤り訂正符号化部662及びタイミン
グ制御部664をそれぞれ別部品で構成することも可能
である。
【0081】また、ベースバンド信号処理部630aに
代えてまたはこれと共に主制御部640aを実施の形態
2のマイクロプロセッサ装置500と同様の1チップの
マイクロプロセッサ装置(DSP)で構成するようにし
てもよい。
【0082】また、図8に示す無線基地局装置800の
構成の一部を変更して、図9に示すように、復調部63
1に逆拡散部701を設け、かつ、変調部632に拡散
部702を設けることにより、CDMA通信方式の無線
基地局装置900とすることもできる。無線基地局装置
900は、逆拡散部701及び拡散部702を有するた
め、CDMA通信を行うことができる。この場合、少な
い部品点数でCDMA通信方式の無線基地局装置を組み
立てることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの並び替えを効率良く行ってデータ転送時間を削
減し、処理の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る演算処理装置の構
成を示すブロック図
【図2】連続した入力データの構成の一例を示す図
【図3】実施の形態1に係る演算処理装置における入力
データ並び替え部の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態1に係る演算処理装置における並列
型演算部の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に係るマイクロプロセッ
サ装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に係る無線移動局装置の
構成を示すブロック図
【図7】実施の形態3に係る無線移動局装置の一変更例
を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態4に係る無線基地局装置の
構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態4に係る無線基地局装置の
一変更例を示すブロック図
【符号の説明】
100 演算処理装置 101 入力データ並び替え部 102 並列型演算部 301 データ分配部 301a〜301e セレクタ 311〜314 メモリバンク 311a〜314a メモリ領域 302 データ送出部 302a〜302d セレクタ 401〜404 レジスタ 405〜408 バス 409〜412 乗算器 413、414 セレクタ 415〜418 加減算器 419〜422 アキュムレータ 500 マイクロプロセッサ装置 501 メモリ装置 502 制御部 503 入出力部 504 主演算処理装置 505 積和演算部 600、700 無線移動局装置 610 アンテナ部 620 無線部 630、630a ベースバンド信号処理部 631 復調部 632 変調部 640、640a 主制御部 651、651a データ入出力部 652 スピーカ 653 マイクロフォン 654 表示部 655 操作部 660、660a マイクロプロセッサ装置 701 逆拡散部 702 拡散部 800、900 無線基地局装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 隆太朗 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 北山 恵一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B022 CA01 CA03 DA02 EA03 FA01 5K022 EE01 EE21 EE31

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続した入力データを受け取り当該入力
    データを並び替えて送出する入力データ並び替え手段
    と、前記入力データ並び替え手段から送出される並び替
    え後の前記入力データを並列に処理する演算手段と、を
    具備することを特徴とする演算処理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力データ並び替え手段は、データ
    分配手段と、複数の記憶手段と、データ送出手段とを有
    し、前記データ分配手段は、連続した前記入力データを
    受け取り分配して前記複数の記憶手段に格納し、前記デ
    ータ送出手段は、前記複数の記憶手段に格納された前記
    入力データを一括して送出することを特徴とする請求項
    1記載の演算処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ分配手段は、複数のセレクタ
    からなり、前記複数の記憶手段は、複数のメモリバンク
    からなり、前記データ送出手段は、複数のセレクタから
    なることを特徴とする請求項2記載の演算処理装置。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、複数の乗算器と、複数
    の加減算器と、複数のアキュムレータとを有し、前記複
    数の乗算器は、前記入力データ並び替え手段から送出さ
    れる並び替え後の前記入力データの乗算を行い、前記複
    数の加減算器は、前記乗算器及び前記アキュムレータか
    らのデータを選択的に受け取り当該データの加減算を行
    い、前記複数のアキュムレータは、前記加減算器からの
    データを集積することを特徴とする請求項1から請求項
    3のいずれかに記載の演算処理装置。
  5. 【請求項5】 連続した入力データを受け取り当該入力
    データを並び替えて送出する入力データ並び替え手段
    と、前記入力データ並び替え手段から送出される並び替
    え後の前記入力データを並列に処理する演算手段と、前
    記演算手段からのデータを記憶するメモリ装置と、前記
    メモリ装置に記憶されたデータを用いて別の演算処理を
    実行させる制御部と、を具備することを特徴とするマイ
    クロプロセッサ装置。
  6. 【請求項6】 前記入力データ並び替え手段は、データ
    分配手段と、複数の記憶手段と、データ送出手段とを有
    し、前記データ分配手段は、連続した前記入力データを
    受け取り分配して前記複数の記憶手段に格納し、前記デ
    ータ送出手段は、前記複数の記憶手段に格納された前記
    入力データを一括して送出することを特徴とする請求項
    5記載のマイクロプロセッサ装置。
  7. 【請求項7】 前記データ分配手段は、複数のセレクタ
    からなり、前記複数の記憶手段は、複数のメモリバンク
    からなり、前記データ送出手段は、複数のセレクタから
    なることを特徴とする請求項6記載のマイクロプロセッ
    サ装置。
  8. 【請求項8】 前記演算手段は、複数の乗算器と、複数
    の加減算器と、複数のアキュムレータとを有し、前記複
    数の乗算器は、前記入力データ並び替え手段から送出さ
    れる並び替え後の前記入力データの乗算を行い、前記複
    数の加減算器は、前記乗算器及び前記アキュムレータか
    らのデータを選択的に受け取り当該データの加減算を行
    い、前記複数のアキュムレータは、前記加減算器からの
    データを集積することを特徴とする請求項5から請求項
    7のいずれかに記載のマイクロプロセッサ装置。
  9. 【請求項9】 電波の送信及び受信を行うアンテナ部
    と、前記アンテナ部で得られた受信信号を受信処理する
    受信無線部と、送信信号を送信処理して前記アンテナ部
    へ出力する送信無線部と、前記受信無線部からの前記受
    信信号を復調して復号化するとともに前記送信信号を符
    号化し変調して前記送信無線部へ出力するベースバンド
    信号処理部と、を具備する無線局装置において、前記ベ
    ースバンド信号処理部は、マイクロプロセッサ装置を有
    し、前記マイクロプロセッサ装置は、連続した入力デー
    タを受け取り当該入力データを並び替えて送出する入力
    データ並び替え手段と、前記入力データ並び替え手段か
    ら送出される並び替え後の前記入力データを並列に処理
    する演算手段と、前記演算手段からのデータを記憶する
    メモリ装置と、前記メモリ装置に記憶されたデータを用
    いて別の演算処理を実行させる制御部とを有することを
    特徴とする無線局装置。
  10. 【請求項10】 前記ベースバンド信号処理部は、CD
    MA通信方式の変調及び復調を行うことを特徴とする請
    求項9記載の無線局装置。
  11. 【請求項11】 当該無線局装置は、無線移動局装置で
    あり、音声を電気信号に変換する手段と、電気信号を音
    声に変換する手段とを具備することを特徴とする請求項
    9又は10記載の無線局装置。
  12. 【請求項12】 当該無線局装置は、無線基地局装置で
    あることを特徴とする請求項9又は10記載の無線局装
    置。
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