JP2003015557A - 広告方法および看板 - Google Patents
広告方法および看板Info
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- JP2003015557A JP2003015557A JP2001202288A JP2001202288A JP2003015557A JP 2003015557 A JP2003015557 A JP 2003015557A JP 2001202288 A JP2001202288 A JP 2001202288A JP 2001202288 A JP2001202288 A JP 2001202288A JP 2003015557 A JP2003015557 A JP 2003015557A
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- JP
- Japan
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- signboard
- film
- electroluminescent
- advertising method
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置場所を選ばない看板を用いて、効率のよ
い広告を行うことを可能にする広告方法を提供する。 【解決手段】 本発明の広告方法は、フィルム状発光体
の表面に、広告対象を示す画像を配した看板を用いて行
うものである。
い広告を行うことを可能にする広告方法を提供する。 【解決手段】 本発明の広告方法は、フィルム状発光体
の表面に、広告対象を示す画像を配した看板を用いて行
うものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム状発光体
の表面に、広告対象を示す画像を配した看板を用いて行
う広告方法に関する。また、本発明は、フィルム状発光
体の表面に、広告対象を示す画像を配して構成される看
板を提供する。
の表面に、広告対象を示す画像を配した看板を用いて行
う広告方法に関する。また、本発明は、フィルム状発光
体の表面に、広告対象を示す画像を配して構成される看
板を提供する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から、プラスチック板の表面に広告する対象を描き、描
かれた絵の背後からのバックライトとして蛍光灯を用い
た看板が広く利用されていた。周囲が明るい昼間は、蛍
光灯を点灯させずに、周囲が暗くなる夜間などでは、蛍
光灯を点灯させて、プラスチック板に描かれた絵を背後
から照らして、看板の周囲を通る人が見えるようにして
いる。
から、プラスチック板の表面に広告する対象を描き、描
かれた絵の背後からのバックライトとして蛍光灯を用い
た看板が広く利用されていた。周囲が明るい昼間は、蛍
光灯を点灯させずに、周囲が暗くなる夜間などでは、蛍
光灯を点灯させて、プラスチック板に描かれた絵を背後
から照らして、看板の周囲を通る人が見えるようにして
いる。
【0003】このような看板は、通常広告対象を扱って
いる店頭などに設置して、必要に応じてバックライトを
点灯させて用いられる。しかしながら、バックライトと
して蛍光灯を使用している関係上、看板に蛍光灯を収納
するための厚みが必要であるため、看板の配置場所に限
りがある。特に、バス、自動車、電車などの移動体の外
壁面に設置するには、この看板の厚みが問題となること
が多く、このような移動体に看板を設置させることが効
率よい広告方法であることが分かっていても、なかなか
実現が困難であった。
いる店頭などに設置して、必要に応じてバックライトを
点灯させて用いられる。しかしながら、バックライトと
して蛍光灯を使用している関係上、看板に蛍光灯を収納
するための厚みが必要であるため、看板の配置場所に限
りがある。特に、バス、自動車、電車などの移動体の外
壁面に設置するには、この看板の厚みが問題となること
が多く、このような移動体に看板を設置させることが効
率よい広告方法であることが分かっていても、なかなか
実現が困難であった。
【0004】そこで、本発明は上述した実情に鑑みてな
されたものであり、厚みが問題とならないくらい薄い看
板を用いて、効率のよい広告を行うことを可能にする広
告方法、およびこの広告方法を実現するための看板を提
供することを目的としている。
されたものであり、厚みが問題とならないくらい薄い看
板を用いて、効率のよい広告を行うことを可能にする広
告方法、およびこの広告方法を実現するための看板を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る広告方法
は、上述した問題を解決するため、フィルム状発光体の
表面に、広告対象を示す画像を配した看板を用いて行う
ものである。また、前記フィルム状発光体は、一対の電
極層と、その電極間に挿入されるとともに電界を印可す
ることで発光する電界発光層とを備えた電界発光素子で
あることが好ましい。
は、上述した問題を解決するため、フィルム状発光体の
表面に、広告対象を示す画像を配した看板を用いて行う
ものである。また、前記フィルム状発光体は、一対の電
極層と、その電極間に挿入されるとともに電界を印可す
ることで発光する電界発光層とを備えた電界発光素子で
あることが好ましい。
【0006】また、前記看板は、電界発光素子を複数個
有することが好ましい。また、前記電界発光層が、硫化
亜鉛(ZnS)を用いた電界発光材料を含有することが
好ましい。また、前記一対の電極層の少なくとも一方が
透明であることが好ましく、あるいは少なくとも一方が
炭素電極層であることが好ましい。
有することが好ましい。また、前記電界発光層が、硫化
亜鉛(ZnS)を用いた電界発光材料を含有することが
好ましい。また、前記一対の電極層の少なくとも一方が
透明であることが好ましく、あるいは少なくとも一方が
炭素電極層であることが好ましい。
【0007】また、前記看板は、フィルム状発光体の発
光側表面上に、前記画像を印刷したフィルムを固定させ
て構成されることが好ましい。前記広告方法は、例えば
前記看板を移動体の外面にて固定して用いて、または前
記看板を建物の壁面に固定して用いて、または前記看板
を建物に配設されたシャッタの外側表面に固定して用い
て、または前記看板を地面または床面に寝かせて固定し
て用いて、実行することが好ましい。
光側表面上に、前記画像を印刷したフィルムを固定させ
て構成されることが好ましい。前記広告方法は、例えば
前記看板を移動体の外面にて固定して用いて、または前
記看板を建物の壁面に固定して用いて、または前記看板
を建物に配設されたシャッタの外側表面に固定して用い
て、または前記看板を地面または床面に寝かせて固定し
て用いて、実行することが好ましい。
【0008】本発明に係る看板は、フィルム状発光体の
表面に、広告対象を示す画像を配して構成されるもので
ある。また、前記フィルム状発光体は、一対の電極層
と、その電極間に挿入されるとともに電界を印可するこ
とで発光する電界発光層とを備えた電界発光素子である
ことが好ましい。
表面に、広告対象を示す画像を配して構成されるもので
ある。また、前記フィルム状発光体は、一対の電極層
と、その電極間に挿入されるとともに電界を印可するこ
とで発光する電界発光層とを備えた電界発光素子である
ことが好ましい。
【0009】また、前記看板は、電界発光素子を複数個
有することが好ましい。また、前記電界発光層が、硫化
亜鉛(ZnS)を用いた電界発光材料を含有することが
好ましい。また、前記一対の電極層の少なくとも一方が
透明であることが好ましく、あるいは少なくとも一方が
炭素電極層であることが好ましい。
有することが好ましい。また、前記電界発光層が、硫化
亜鉛(ZnS)を用いた電界発光材料を含有することが
好ましい。また、前記一対の電極層の少なくとも一方が
透明であることが好ましく、あるいは少なくとも一方が
炭素電極層であることが好ましい。
【0010】また、前記看板は、フィルム状発光体の発
光側表面上に、前記画像を印刷したフィルムを固定させ
て構成されることが好ましい。また、前記一対の電極に
一定の電力を供給するためのインバータを接続してなる
ことが好ましい。
光側表面上に、前記画像を印刷したフィルムを固定させ
て構成されることが好ましい。また、前記一対の電極に
一定の電力を供給するためのインバータを接続してなる
ことが好ましい。
【0011】
【発明の実施の態様】以下、本発明に係る広告方法およ
び看板について、図面を参照しながら詳細に説明する。
前記広告方法は、フィルム状発光体の表面に、広告対象
を示す画像を配した看板を用いて行うものである。
び看板について、図面を参照しながら詳細に説明する。
前記広告方法は、フィルム状発光体の表面に、広告対象
を示す画像を配した看板を用いて行うものである。
【0012】前記看板において、前記フィルム状発光体
は、一対の電極層11、13と、その電極層11、13
間に挿入されるとともに電界を印可することで発光する
電界発光層12とを備えた電界発光素子10である。こ
の電極層11、13は、少なくとも一方が透明であるこ
とが好ましい。また、他方が炭素電極、例えば黒鉛電極
であることが好ましい。このように一方が、炭素電極な
どの黒鉛電極であると、バックライト照明としてのコン
トラストが良好になる。
は、一対の電極層11、13と、その電極層11、13
間に挿入されるとともに電界を印可することで発光する
電界発光層12とを備えた電界発光素子10である。こ
の電極層11、13は、少なくとも一方が透明であるこ
とが好ましい。また、他方が炭素電極、例えば黒鉛電極
であることが好ましい。このように一方が、炭素電極な
どの黒鉛電極であると、バックライト照明としてのコン
トラストが良好になる。
【0013】また、電界発光層12は、電圧を印可する
と発光する電界発光材料を含有するものである。ここ
で、電界発光材料としては、硫化亜鉛(ZnS)、酸化
亜鉛(ZnO)などが挙げられる。
と発光する電界発光材料を含有するものである。ここ
で、電界発光材料としては、硫化亜鉛(ZnS)、酸化
亜鉛(ZnO)などが挙げられる。
【0014】また、前記フィルム状発光体は、このよう
にして構成された電界発光素子10を、フィルム状に成
型して得られる。このとき、フィルム状発光体の厚さ
は、丸めるなどの取扱が容易であれば、特に限定されな
いが、通常0.17mm〜0.25mmであり、好まし
くは0.17mm〜0.23mmである。また、図1に
示したようなフィルム状発光体を構成する電界発光素子
10は、図2に示したように、電界発光素子10の所定
の位置に一対の端子20を配設し、この端子20をイン
バータ22に接続し、このインバータ22に電源24か
ら電力を供給することで動作させる。
にして構成された電界発光素子10を、フィルム状に成
型して得られる。このとき、フィルム状発光体の厚さ
は、丸めるなどの取扱が容易であれば、特に限定されな
いが、通常0.17mm〜0.25mmであり、好まし
くは0.17mm〜0.23mmである。また、図1に
示したようなフィルム状発光体を構成する電界発光素子
10は、図2に示したように、電界発光素子10の所定
の位置に一対の端子20を配設し、この端子20をイン
バータ22に接続し、このインバータ22に電源24か
ら電力を供給することで動作させる。
【0015】なお、インバータ22は、安定した電源を
一対の端子20を介して電界発光素子10に供給するた
めに設けており、安定した電源の供給が可能な場合や、
その必要がない場合には、必ずしも必要な構成ではな
い。また、電源24は、交流電源であっても、直流電源
であってもよい。また、図3に示したように、フィルム
状発光体30は、複数の、例えば二枚の電界発光素子3
1、32から構成してもよい。この場合、各電界発光素
子に配設されたそれぞれ対の端子311、321を、単
一のインバータ33に接続させて、このインバータ33
には、電源35から電力を供給する。
一対の端子20を介して電界発光素子10に供給するた
めに設けており、安定した電源の供給が可能な場合や、
その必要がない場合には、必ずしも必要な構成ではな
い。また、電源24は、交流電源であっても、直流電源
であってもよい。また、図3に示したように、フィルム
状発光体30は、複数の、例えば二枚の電界発光素子3
1、32から構成してもよい。この場合、各電界発光素
子に配設されたそれぞれ対の端子311、321を、単
一のインバータ33に接続させて、このインバータ33
には、電源35から電力を供給する。
【0016】また、図4に示したように、フィルム状発
光体30は、複数の、例えば二枚の電界発光素子31、
32から構成し、さらに、電界発光素子31の一対の端
子311にはインバータ37を、また電界発光素子32
の一対の端子321にはインバータ33をそれぞれ、接
続し、これらインバータ33,37には電源35から電
力を供給する。
光体30は、複数の、例えば二枚の電界発光素子31、
32から構成し、さらに、電界発光素子31の一対の端
子311にはインバータ37を、また電界発光素子32
の一対の端子321にはインバータ33をそれぞれ、接
続し、これらインバータ33,37には電源35から電
力を供給する。
【0017】図3、図4ともに、電源35は、図2に示
した電源24と同様に、交流電源であっても、直流電源
であってもよい。特に、図4のような構成にすること
で、各電界発光素子ごとに発光動作を制御することがで
きる。すなわち、各電界発光素子の輝度および色調の調
節はもちろんのこと、例えば電界発光素子を点滅させる
場合には、その点滅周期を電界発光素子ごとに行うこと
が可能になり、またある電界発光素子を点灯させて、あ
る電界発光素子を点滅させるといった、発光動作制御を
行うことが可能になる。
した電源24と同様に、交流電源であっても、直流電源
であってもよい。特に、図4のような構成にすること
で、各電界発光素子ごとに発光動作を制御することがで
きる。すなわち、各電界発光素子の輝度および色調の調
節はもちろんのこと、例えば電界発光素子を点滅させる
場合には、その点滅周期を電界発光素子ごとに行うこと
が可能になり、またある電界発光素子を点灯させて、あ
る電界発光素子を点滅させるといった、発光動作制御を
行うことが可能になる。
【0018】また、広告対象を示す画像は、フィルム状
発光体に直接描いてもよいが、フィルムに印刷して、印
刷したフィルムを前記フィルム状発光体の発光側、例え
ば一方の電極層を透明にしたときには透明電極層の表面
上に固定して、前記看板を構成してもよい。なお、この
画像をフィルムに印刷する方法は、特に限定されること
はない。また、フィルムも特に限定はされないが、例え
ば新品のプラスチックやプラスチック廃材などを原料に
したフィルムが挙げられる。
発光体に直接描いてもよいが、フィルムに印刷して、印
刷したフィルムを前記フィルム状発光体の発光側、例え
ば一方の電極層を透明にしたときには透明電極層の表面
上に固定して、前記看板を構成してもよい。なお、この
画像をフィルムに印刷する方法は、特に限定されること
はない。また、フィルムも特に限定はされないが、例え
ば新品のプラスチックやプラスチック廃材などを原料に
したフィルムが挙げられる。
【0019】画像を印刷したフィルムをフィルム状発光
体表面に固定して広告を行うことで、広告対象の変更を
したいときなどには、単に画像を印刷したフィルムのみ
を交換するだけでよく、広告対象の変更に迅速に対応す
ることができる。また、電界発光素子を複数用いること
で、例えばある文字列を点灯させて、ある文字列を点滅
させるような表示、または文字列を点滅させて、画像を
点灯させる表示、またはある部分の画像を点滅させて、
ある部分の画像を点灯させる表示、これらの複合的な表
示を行うことが可能になる。
体表面に固定して広告を行うことで、広告対象の変更を
したいときなどには、単に画像を印刷したフィルムのみ
を交換するだけでよく、広告対象の変更に迅速に対応す
ることができる。また、電界発光素子を複数用いること
で、例えばある文字列を点灯させて、ある文字列を点滅
させるような表示、または文字列を点滅させて、画像を
点灯させる表示、またはある部分の画像を点滅させて、
ある部分の画像を点灯させる表示、これらの複合的な表
示を行うことが可能になる。
【0020】ここで、前述したような看板を用いて広告
を行う場合、単に店頭に看板を配置してもよいし、壁に
看板を貼り付けてもよいし、床に寝かせてもよいし、床
に埋設してもよい。また、看板を建物の壁面に固定し
て、広告を行ってもよい。また、この看板を建物の入り
口の床に寝かせたり埋設してもよく、歩道などの人が歩
くところの地面に埋設してもよい。この場合、従来のよ
うに蛍光灯を用いた看板においては看板の裏側にこの蛍
光灯が占める空間を設けなければならないところ、本発
明で用いる看板では、発光体を含む看板自体がフィルム
であるため、そのような余分な空間が必要ない。また、
蛍光灯を用いた看板よりも消費電力を低く抑えることが
できる。
を行う場合、単に店頭に看板を配置してもよいし、壁に
看板を貼り付けてもよいし、床に寝かせてもよいし、床
に埋設してもよい。また、看板を建物の壁面に固定し
て、広告を行ってもよい。また、この看板を建物の入り
口の床に寝かせたり埋設してもよく、歩道などの人が歩
くところの地面に埋設してもよい。この場合、従来のよ
うに蛍光灯を用いた看板においては看板の裏側にこの蛍
光灯が占める空間を設けなければならないところ、本発
明で用いる看板では、発光体を含む看板自体がフィルム
であるため、そのような余分な空間が必要ない。また、
蛍光灯を用いた看板よりも消費電力を低く抑えることが
できる。
【0021】また、看板を所定の移動体の外面に固定し
て、電界発光素子による所定の表示を行いながら、この
移動体を移動させて広告を行っても良い。この移動体と
しては、例えばバス、タクシーなどの商用の自動車、自
家用の自動車、電車などが挙げられる。通常、例えば乗
り合いバスに直接広告対象を描いて広告を行っている
が、この場合においては夜間など周りが暗くなってから
後では、この方法は描かれた広告対象を積極的に表示さ
せる方法ではないため、広告効果が低下する。また、バ
スの外面にランプを配設し、このランプの光でこの広告
対象に照らすことで、広告対象の積極的な表示を行うこ
とが可能になるが、この場合、バスにこのようなランプ
を別途配設しなければならなくなる。
て、電界発光素子による所定の表示を行いながら、この
移動体を移動させて広告を行っても良い。この移動体と
しては、例えばバス、タクシーなどの商用の自動車、自
家用の自動車、電車などが挙げられる。通常、例えば乗
り合いバスに直接広告対象を描いて広告を行っている
が、この場合においては夜間など周りが暗くなってから
後では、この方法は描かれた広告対象を積極的に表示さ
せる方法ではないため、広告効果が低下する。また、バ
スの外面にランプを配設し、このランプの光でこの広告
対象に照らすことで、広告対象の積極的な表示を行うこ
とが可能になるが、この場合、バスにこのようなランプ
を別途配設しなければならなくなる。
【0022】そこで、図5に示したように、この乗り合
いバス51の外面に看板50を固定して、さらにバス5
1の下部に看板50へ電力を供給するための電源供給手
段53を固定して、看板50の電界発光素子を動作させ
ることで、周りが暗くなってから後であっても、広告対
象の積極的な表示が可能になり、効果的な広告が期待で
きる。
いバス51の外面に看板50を固定して、さらにバス5
1の下部に看板50へ電力を供給するための電源供給手
段53を固定して、看板50の電界発光素子を動作させ
ることで、周りが暗くなってから後であっても、広告対
象の積極的な表示が可能になり、効果的な広告が期待で
きる。
【0023】また、建物のシャッタの外側表面に前記看
板を貼り付けて固定して用いることもできる。この場
合、発光体を含む看板自体がフィルムであり、看板を丸
めたり、場合によっては折り畳むことが可能であるた
め、シャッタを収納するときにシャッタと一体的に収納
することが可能になる。これにより、例えば店舗の営業
時間においては看板をシャッタと一緒に収納しておき、
店舗をシャッタを下ろして閉めた後は、このシャッタの
表面に固定させたフィルム状の看板を以て、広告を行う
ことが可能になる。しかも、看板が発光体を含むため、
例えば夜間であっても効果的な広告を行うことが可能に
なる。
板を貼り付けて固定して用いることもできる。この場
合、発光体を含む看板自体がフィルムであり、看板を丸
めたり、場合によっては折り畳むことが可能であるた
め、シャッタを収納するときにシャッタと一体的に収納
することが可能になる。これにより、例えば店舗の営業
時間においては看板をシャッタと一緒に収納しておき、
店舗をシャッタを下ろして閉めた後は、このシャッタの
表面に固定させたフィルム状の看板を以て、広告を行う
ことが可能になる。しかも、看板が発光体を含むため、
例えば夜間であっても効果的な広告を行うことが可能に
なる。
【0024】以上説明したように、本発明によれば、フ
ィルム状の看板を構成し、この看板を用いるため、従来
のような看板を用いた広告方法のように、看板設置場所
に制約を受けない。また、フィルム状発光体を用いて、
広告対象の画像を点灯または点滅させるため、特に夜間
など周りが暗くなってからの広告を効果的に行うことが
可能になる。
ィルム状の看板を構成し、この看板を用いるため、従来
のような看板を用いた広告方法のように、看板設置場所
に制約を受けない。また、フィルム状発光体を用いて、
広告対象の画像を点灯または点滅させるため、特に夜間
など周りが暗くなってからの広告を効果的に行うことが
可能になる。
【0025】また、本発明に係る看板は、わん曲可能な
ため、従来では実現できなかった、建物のシャッタ表面
に貼り付けた看板を用いて行う広告が可能になる。ま
た、看板を非常に薄く構成できるため、従来看板を用い
て広告する空間としては考慮されなかった場所、例えば
工事現場などの仮囲い、養生シートなどの表面に看板を
設置することが可能になる。これにより、例えば各工事
現場ごとに広告料金などを回収し、得られた金額をその
工事現場で生じた産業廃棄物の処理などに充てることが
できるといった経済的な効果も期待される。
ため、従来では実現できなかった、建物のシャッタ表面
に貼り付けた看板を用いて行う広告が可能になる。ま
た、看板を非常に薄く構成できるため、従来看板を用い
て広告する空間としては考慮されなかった場所、例えば
工事現場などの仮囲い、養生シートなどの表面に看板を
設置することが可能になる。これにより、例えば各工事
現場ごとに広告料金などを回収し、得られた金額をその
工事現場で生じた産業廃棄物の処理などに充てることが
できるといった経済的な効果も期待される。
【0026】さらに、本発明の看板は、煙突、灯台など
の建築物、階段、非常口などの建築物内の構造物、広告
用のアドバルーンおよびのぼり、交通標識、防災表示な
どの公共スペース、ブイなどの海上の浮遊物、貨車、鉄
道、輸送用コンテナ、観覧車、トラック、船などの移動
体に適用することが可能である。なお、本発明は以上説
明した事項に限定されることはなく、本発明の目的、作
用、効果を逸脱しない範囲での変更が適宜可能であるこ
とは言うまでもない。
の建築物、階段、非常口などの建築物内の構造物、広告
用のアドバルーンおよびのぼり、交通標識、防災表示な
どの公共スペース、ブイなどの海上の浮遊物、貨車、鉄
道、輸送用コンテナ、観覧車、トラック、船などの移動
体に適用することが可能である。なお、本発明は以上説
明した事項に限定されることはなく、本発明の目的、作
用、効果を逸脱しない範囲での変更が適宜可能であるこ
とは言うまでもない。
【0027】特に、看板の用途は、上述したようなもの
に限定されることはなく、他のいかなる看板を用いた広
告方法に適用できることは言うまでもない。また、複数
の電界発光素子を用いて看板を構成する態様として、図
3、4に示したように二枚の電界発光素子を用いた態様
を示したが、これに限定されることはなく、三枚以上の
電界発光素子を用いても差し支えないことは言うまでも
ない。例えば、絵柄、文字列ごとに異なる電界発光素子
を配置して、各電界発光素子の発光輝度、発光色、およ
び点滅させる場合には点滅周期などを別々に設定して、
広告対象を表示するのに視覚上効果的な看板を構成する
ことが可能になる。
に限定されることはなく、他のいかなる看板を用いた広
告方法に適用できることは言うまでもない。また、複数
の電界発光素子を用いて看板を構成する態様として、図
3、4に示したように二枚の電界発光素子を用いた態様
を示したが、これに限定されることはなく、三枚以上の
電界発光素子を用いても差し支えないことは言うまでも
ない。例えば、絵柄、文字列ごとに異なる電界発光素子
を配置して、各電界発光素子の発光輝度、発光色、およ
び点滅させる場合には点滅周期などを別々に設定して、
広告対象を表示するのに視覚上効果的な看板を構成する
ことが可能になる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、厚みが問題とならない
くらい薄い看板を提供し、かつこのような看板を用い
て、効率のよい広告を行うことを可能にする広告方法を
提供することが可能になる。
くらい薄い看板を提供し、かつこのような看板を用い
て、効率のよい広告を行うことを可能にする広告方法を
提供することが可能になる。
【図1】図1は、本発明に係る看板の一構成例を説明す
るための図である。
るための図である。
【図2】図2は、前記看板を駆動するための一実施形態
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図3は、前記看板を駆動するための他の一実施
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図4】図4は、前記看板を駆動するためのさらに他の
一実施形態を示す図である。
一実施形態を示す図である。
【図5】図5は、本発明に係る広告方法の一実施形態を
示す図である。
示す図である。
10 電界発光素子
11、13 電極層
12 電界発光層
22 インバータ
24 電源
30 フィルム状発光体
31、32 電界発光素子
33、37 インバータ
35 電源
50 看板
51 バス
53 電源供給手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H05B 33/26 H05B 33/26 Z
Fターム(参考) 3K007 AB17 AB18 BA07 CA06 CB01
CC02 DB02 EA01 GA01
5C096 AA15 AA22 AA25 BA01 BA04
BB13 BB23 BC02 BC03 BC15
CA02 CA12 CA14 CA22 CA32
CB01 CC07 CC19 CC26 DC02
DC04 DC06 DC19 EA06 EA07
EB02 EB16 FA02 FA07 FA08
FA09 FA11
Claims (19)
- 【請求項1】 フィルム状発光体の表面に、広告対象を
示す画像を配した看板を用いて行う広告方法。 - 【請求項2】 前記フィルム状発光体は、一対の電極層
と、その電極間に挿入されるとともに電界を印可するこ
とで発光する電界発光層とを備えた電界発光素子である
ことを特徴とする請求項1に記載の広告方法。 - 【請求項3】 前記看板は、電界発光素子を複数個有す
ることを特徴とする請求項2に記載の広告方法。 - 【請求項4】 前記電界発光層が、硫化亜鉛(ZnS)
を用いた電界発光材料を含有することを特徴とする請求
項2に記載の広告方法。 - 【請求項5】 前記一対の電極層の少なくとも一方が透
明であることを特徴とする請求項2に記載の広告方法。 - 【請求項6】 前記一対の電極層の少なくとも一方が炭
素電極層であることを特徴とする請求項2に記載の広告
方法。 - 【請求項7】 前記看板は、フィルム状発光体の発光側
表面上に、前記画像を印刷したフィルムを固定させて構
成されることを特徴とする請求項1に記載の広告方法。 - 【請求項8】 前記看板を移動体の外面にて固定して用
いることを特徴とする請求項1に記載の広告方法。 - 【請求項9】 前記看板を建物の壁面に固定して用いる
ことを特徴とする請求項1に記載の広告方法。 - 【請求項10】 前記看板を建物に配設されたシャッタ
の外側表面に固定して用いることを特徴とする請求項1
に記載の広告方法。 - 【請求項11】 前記看板を地面または床面に寝かせて
固定して用いることを特徴とする請求項1に記載の広告
方法。 - 【請求項12】 フィルム状発光体の表面に、広告対象
を示す画像を配して構成される広告用の看板。 - 【請求項13】 前記フィルム状発光体が、一対の電極
層と、その電極間に挿入されるとともに電界を印可する
ことで発光する電界発光層とを備えた電界発光素子であ
ることを特徴とする請求項12に記載の看板。 - 【請求項14】 前記電界発光素子を複数個有すること
を特徴とする請求項13に記載の看板。 - 【請求項15】 前記電界発光層が、硫化亜鉛(Zn
S)を用いた電界発光材料を含有することを特徴とする
請求項13に記載の看板。 - 【請求項16】 前記一対の電極層の少なくとも一方が
透明であることを特徴とする請求項13に記載の看板。 - 【請求項17】 前記一対の電極層の少なくとも一方が
炭素電極層であることを特徴とする請求項13に記載の
看板。 - 【請求項18】 フィルム状発光体の発光側表面上に、
前記画像を印刷したフィルムを固定させて構成されるこ
とを特徴とする請求項12に記載の看板。 - 【請求項19】 前記一対の電極に一定の電力を供給す
るためのインバータを接続してなることを特徴とする請
求項12に記載の看板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202288A JP2003015557A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 広告方法および看板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001202288A JP2003015557A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 広告方法および看板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003015557A true JP2003015557A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19039122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001202288A Pending JP2003015557A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | 広告方法および看板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003015557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009142171A1 (ja) | 2008-05-22 | 2009-11-26 | リンテック株式会社 | 発光性組成物、それを用いる電界発光シート及びその製造方法 |
WO2009142173A1 (ja) | 2008-05-22 | 2009-11-26 | リンテック株式会社 | 発光性組成物、それを用いる無機系電界発光シート |
JP2010003671A (ja) * | 2008-05-22 | 2010-01-07 | Lintec Corp | シート状発光性部材、電界発光シート、シート状発光性部材の製造方法及び電界発光シートの製造方法 |
-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001202288A patent/JP2003015557A/ja active Pending
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