JP2003012559A - 局所麻酔剤 - Google Patents

局所麻酔剤

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JP2003012559A
JP2003012559A JP2001205914A JP2001205914A JP2003012559A JP 2003012559 A JP2003012559 A JP 2003012559A JP 2001205914 A JP2001205914 A JP 2001205914A JP 2001205914 A JP2001205914 A JP 2001205914A JP 2003012559 A JP2003012559 A JP 2003012559A
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Mitsuhiro Haraguchi
充宏 原口
Choju Yamaoka
長寿 山岡
Yoshihiko Kawasaki
良彦 川崎
Ai Takahashi
愛 高橋
Hiroshi Tomizawa
浩 富沢
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Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Showa Yakuhin Kako Co Ltd
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Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Showa Yakuhin Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口腔内適用時に拡散や液ダレの問題がなく、
限局的に確実な麻酔を行える局所麻酔剤を提供する。 【解決手段】 口腔内適用のための泡沫形成性の局所麻
酔用組成物であって、下記の成分:(1)リドカインなど
の局所麻酔剤;(2) ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油な
どのノニオン界面活性剤;(3)キサンタンガムなどの増
粘剤;及び(4)水を含む組成物、及び該組成物と噴射剤
とを含むエアゾール剤の形態の局所麻酔剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口腔内適用のための
局所麻酔用組成物及びエアゾール剤の形態の局所麻酔剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】口腔内外科や歯科領域での手術、特に歯
科領域での抜歯などには、リドカイン[Lidocaine:2-di
ethylamino-N-(2,6-dimethylphenyl)acetamide]を有効
成分とする局所注射用の麻酔剤(局所麻酔剤)が用いら
れている。例えば、「歯科用キシロカインカートリッ
ジ」(アストラゼネカ株式会社)が臨床で用いられてい
る。この局所麻酔剤は、注射液1 ml中に塩酸リドカイン
20 mg及びエピネフリン0.0125 mgを含有する局所投与用
の組成物であり、浸潤麻酔または伝達麻酔を行う場合に
は通常0.3〜1.8 mlの量で用いられている(同製剤の医
薬品添付文書参照)。
【0003】一方、局所投与に際して患者に注射による
苦痛を与えない麻酔剤も開発されている。例えば、口腔
内において適用可能な表面麻酔剤として軟膏剤、パスタ
剤、又はスプレー剤が開発されている。例えば、リドカ
インを含む歯科領域用麻酔剤として「キシロカイン軟
膏」(アストラゼネカ株式会社)、アミノ安息香酸エチ
ル、塩酸テトラカイン、及び塩酸ジブカインを含む粘稠
性ペーストである「プロネスパスタアロマ」(日本歯科
薬品株式会社)、リドカインを含む歯科用の定量噴霧式
表面麻酔剤である「キシロカインポンプスプレー」(ア
ストラゼネカ株式会社)が実用化されている。しかしな
がら、これらの製剤は注射による苦痛を回避できるもの
の、軟膏剤及びパスタ剤では局所に麻酔剤を塗布する際
に手間がかかるという問題があり、スプレー剤では噴霧
時の拡散及び液だれの問題があった。
【0004】また、リドカインを含む局所麻酔用組成物
として特表平8-511767号公報に記載のエアロゾル剤が知
られている。この組成物は1,1,1,2-テトラフルオロエタ
ンなどに溶解された遊離塩基型のリドカインを含んでお
り、患者の気道に麻酔を施すために用いられる。該組成
物は定量噴霧用の容器中に加圧状態で保存されており、
使用時には5〜25μmの粒径を有するエアロゾル薬滴が局
所に放出される。しかしながら、このエアロゾル剤の適
用部位はもっぱら患者の気道内に限定されており、この
エアロゾル剤の口腔内への適用の可能性及び口腔内適用
を可能にする組成物は上記公報には示唆ないし教示され
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、口腔
内適用のための局所麻酔用組成物を提供することにあ
る。より具体的には、患者に苦痛を与えずに簡便に局所
投与でき、かつ口腔内での拡散や液だれの問題がない局
所麻酔用組成物を提供することが本発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決すべく鋭意研究を行った結果、リドカインなどの
局所麻酔剤を含む粘稠な組成物をエアゾール剤として調
製し、泡沫状の組成物として口腔内の局所に吐出させる
ことにより、拡散や液ダレの問題がなく、簡便かつ確実
に局所麻酔を行うことができることを見出した。本発明
は上記の知見を基にして完成されたものである。
【0007】すなわち、本発明は、口腔内適用のための
泡沫形成性の局所麻酔用組成物であって、下記の成分: (1)局所麻酔剤; (2)ノニオン界面活性剤; (3)増粘剤;及び (4)水 を含む組成物を提供するものである。
【0008】この発明の好ましい態様によれば、局所麻
酔剤がリドカインである上記組成物;ノニオン界面活性
剤がポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である上記組成
物;増粘剤がキサンタンガムである上記組成物が提供さ
れる。また、上記組成物と噴射剤とを含むエアゾール剤
の形態の局所麻酔剤が本発明により提供される。噴射剤
としては、好ましくは炭酸ガスが用いられる。さらに別
の観点からは、口腔内を局所麻酔する方法であって、上
記のエアゾール剤から口腔内の局所に泡沫を吐出させる
工程を含む方法が本発明により提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の組成物は、口腔内適用の
ための泡沫形成性の局所麻酔用組成物であって、下記の
成分:(1)局所麻酔剤;(2)ノニオン界面活性剤;(3)増
粘剤;及び(4)水を含み、噴出剤を用いたエアゾール剤
として提供される。本発明の局所麻酔用組成物は、エア
ゾール容器から吐出されると泡沫を形成し、形成された
泡沫は口腔内の局所に接着して暫時保持されるという特
徴がある。
【0010】本発明の組成物に配合される局所麻酔剤の
種類は特に限定されず、通常の局所投与による局所麻酔
に用いられる局所麻酔剤であればいずれも利用できる。
例えば、プロカイン、テトラカイン、メピバカイン、ジ
ブカイン、リドカイン、オキセサゼインなどの局所麻酔
剤、あるいはそれらの塩を用いることができる。好まし
くはリドカイン又はその塩を用いることができ、最も好
ましくはリドカインを用いることができる。
【0011】ノニオン界面活性剤(非イオン型界面活性
剤)としては、例えばソルビタンモノラウレート、ソル
ビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノオ
レエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタント
リオレエートなどのソルビタン脂肪酸エステル類;グリ
セリルモノステアレート、グリセリルモノオレエートな
どのグリセリン脂肪酸エステル類;デカグリセリルモノ
ステアレート、デカグリセリルモノオレエート、デカグ
リセリルジステアレート、デカグリセリルジオレエー
ト、デカグリセリルトリステアレート、デカグリセリル
トリオレエートなどのデカグリセリン脂肪酸エステル
類;ジグリセリルモノオレエート、テトラグリセリルモ
ノオレエート、ヘキサグリセリルモノミリステートなど
のポリグリセリン脂肪酸エステル類;POE(n)−ソ
ルビタンモノステアレート、POE(n)−ソルビタン
モノオレエート、POE(n)−ソルビタンモノラウレ
ートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類;POE(n)−ソルビットテトラオレエート、P
OE(n)−ソルビットモノラウレートなどのポリオキ
シエチレンソルビット脂肪酸エステル類;POE(n)
−グリセリルモノオレエート、POE(n)−グリセリ
ルモノステアレートなどのポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステル類;POE(n)−モノステアレー
ト、POE(n)−モノオレエートなどのポリエチレン
グリコール脂肪酸エステル類;POE(n)−セチルエ
ーテル、POE(n)−ラウリルエーテル、POE
(n)−ステアリルエーテル、POE(n)−オレイル
エーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル
類;POE(n)POP(m)−セチルエーテル、PO
E(n)POP(m)−デシルテトラデシルエーテルな
どのポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル類;POE(n)−ノニルフェニルエーテル、
POE(n)−オクチルフェニルエーテルなどのポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル類;POE
(n)−ヒマシ油、POE(n)−硬化ヒマシ油などの
ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油類やポリオ
キシエチレンヒマシ油誘導体;POE(n)−ステアリ
ルアミン、POE(n)−オレイルアミン、POE
(n)−ステアリン酸アミド、POE(n)−オレイン
酸アミドなどのポリオキシエチレンアルキルアミン・脂
肪酸アミド類などが挙げられる(上記の(n)は(CH
2CH2O)の重合数を示し、(m)は(CH2CH(C
3)O)の重合数を示し、POEはポリオキシエチレ
ンを示し、POPはポリオキシプロピレンを示す)。
【0012】ノニオン界面活性剤としては2種以上のノ
ニオン界面活性剤を組み合わせて用いてもよい。これら
のうち、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましい。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、例えばポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油10、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油100E.O.、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油20、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油60などを用いることができるが、こ
れらのうちポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60が最も
好ましい。
【0013】増粘剤の種類は特に限定されないが、例え
ば、寒天、デキストリン、ペクチン、デンプン、アルギ
ン酸ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、ニトルセルロース、結晶セルロース、キサ
ンタンガム、変性ポテトスターチ、スクレロチウムガ
ム、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテ
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマ
ー、ポリエチレンイミン、ポリアクリル酸ナトリウムな
どを用いることができる。増粘剤としては2種以上の増
粘剤を組み合わせて用いてもよい。これらのうちキサン
タンガムが好ましい。
【0014】本発明の組成物における上記成分の配合割
合はエアゾール剤からの吐出物が泡沫状を呈し、かつ所
望の局所麻酔作用が達成できるものであれば特に限定さ
れないが、通常、局所麻酔剤を1〜15重量%程度、好
ましくは2〜5重量%程度、ノニオン界面活性剤を0.
1〜5重量%程度、増粘剤を0.01〜1重量%程度、
水を70〜95重量%程度の割合で含む組成物を調製す
ることが好ましい。特に好ましい組成物では、局所麻酔
剤としてリドカインを5〜10重量%程度、ノニオン界
面活性剤としてポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60を
0.5〜1.5重量%程度、増粘剤としてキサンタンガ
ムを0.1〜0.5重量%程度、及び水を88〜95重
量%程度含む。もっとも、本発明の組成物に含まれる上
記成分の割合は上記の特定の範囲に限定されることはな
い。
【0015】本発明の組成物には、通常のエアゾール剤
に含まれる製剤用添加物を適宜配合できる。例えば、矯
味改善の目的でl−メントール、香料、甘味料(サッカ
リンナトリウムなど)などを配合することができ、溶解
補助剤としてポリエチレングリコールやエタノールなど
を配合することも好ましい。pH調節剤として、塩酸な
どの鉱酸、乳酸などの有機酸、水酸化ナトリウムなどの
塩基を添加することができる。これらの成分の配合量は
適宜選択可能であるが、好ましい態様ではポリエチレン
グリコール(例えばポチエチレングリコール400な
ど)を10〜30重量%、エタノールを5〜15重量%
程度配合することができる。この場合、上記の好ましい
組成物において水の配合割合を低下させることができ
る。さらに、泡沫安定化剤(高級アルコールなど)、界
面活性剤(例えばアニオン界面活性剤など)、油成分、
粉体など、エアゾール剤の製造に通常用いられる製剤用
添加物を適宜配合することができる。
【0016】本発明の組成物は、吐出物が泡沫状を呈す
るようにエアゾール剤として調製することができる。エ
アゾール剤については、第13改正日本薬局方解説書
(廣川書店、1996年)のA−60〜A66頁「2.
エアゾール剤」の項に詳細かつ具体的に説明されてお
り、また、泡沫製剤、泡沫の生成機構、及び泡沫の安定
化などについては、8.2泡沫製剤(株式会社エアゾー
ル産業新聞社発行、第一版1998年10月20日発
行)に説明されている。記刊行物の開示を本明細書の開
示に参照として含める。本発明のエアゾール剤により形
成される泡沫は機械的強度に優れたものであることが望
ましいが、その特定の確認は、例えば、泡密度、泡比
重、及びレオロジー評価などにより行うことができる。
それらの評価方法は「エアゾール包装技術」のp.20
4に記載されている。
【0017】本発明のエアゾール剤に用いられる噴射剤
の種類は特に限定されないが、例えば、非塩素系フッ化
炭化水素類(HFC−134a、HFC−227な
ど)、炭化水素類(プロパン、n−ブタン、イソブタ
ン、n−ペンタンなど)、炭酸ガスや窒素ガスなどの圧
縮ガスを用いることができる。噴射剤として炭酸ガスを
用いる場合には、上記組成物に対して通常1〜5重量%
程度の範囲で用いられる。エアゾール容器及びバルブの
種類、アクチュエータの種類も特に限定されず、口腔内
適用に適する所望の泡比重やレオロジー特性を有する泡
沫状吐出物を効率的に形成できるように、上記刊行物の
記載を基にして当業者が適宜選択できることは言うまで
もない。
【0018】本発明のエアゾール剤は、口腔内、例えば
歯周、咽頭、舌などの局所麻酔に用いることができる
が、好ましくは歯科用の局所麻酔剤として用いることが
できる。本発明のエアゾール剤を用いた局所麻酔は、適
量を口腔内の局所に噴霧して泡沫を形成させ、その泡沫
を一定時間局所に接触させることにより行われる。本発
明のエアゾール剤から吐出される泡沫は弾力性に富んで
おり、局所への付着性、泡沫の保持性に優れている。吐
出された泡沫は、弾力性に富んだ泡沫の状態で一定時間
局所に保持され、液だれを生じないことから、その局所
に十分な麻酔効果を発揮することができる。また、泡沫
は保持性に優れており、その局所から他所に拡散するこ
とがないので、限局的な麻酔を達成することが可能であ
る。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定される
ことはない。 例1 下記の組成を有する本発明の局所麻酔用組成物を製造し
た(表中の数値は重量パーセントを示す)。下記成分の
うちリドカイン、l−メントール、ポリオキシエチレン
硬化ヒマシ油をエタノールに溶解して溶液1を得た。別
途、PEG−400、キサンタンガムを精製水に均一に
溶解して溶液2を得た。溶液2を攪拌しながら溶液1を
添加し、均一に混合した後、乳酸を添加してpHを中性
に調整して白色不透明液体を得た。組成物Bでは、溶液
2と溶液1を混合した後に香料を添加した。組成物Cで
は溶液2の調製時に甘味料を添加した。得られた組成物
A〜Cをそれぞれエアゾール缶に充填後、噴射剤として
炭酸ガスを使用して組成物A〜Cをそれぞれ泡沫状に吐
出させた。エアゾールは、いずれの組成物についても組
成物97.7%、噴射剤2.3%の割合で調製した。
【0020】
【表1】
【0021】試験例1 試験用紙に縦、横、及び斜めに目盛りを付け、その中心
部に5cm離れたところから垂直に本発明の局所麻酔用
組成物又はキシロカインポンプスプレー(歯科用の定量
噴霧式表面麻酔剤、アストラゼネカ株式会社)を1回噴
霧し(噴出剤0.15〜0.19ml相当)、吐出物の
広がりの最大値と最小値を記録した。その結果、本発明
の局所麻酔用組成物の吐出物は最大値が12.3±1.
40mm、最小値が11.0±1.27mmであった。
一方、キシロカインポンプスプレーの吐出物は最大値が
37.2±0.76mm、最小値が32.1±1.67
mmであり、本発明の局所麻酔用組成物の吐出物に比べ
て約3倍の拡散径を有していた。
【0022】試験例2 ガラス板を垂直に立て、5cm離れたところから垂直に
本発明の局所麻酔用組成物又はキシロカインポンプスプ
レーを1回噴霧した後、5秒間での液だれを測定した。
その結果、本発明の局所麻酔用組成物の吐出物の液だれ
は0.53cmであったのに対して、キシロカインポン
プスプレーの吐出物の液だれは18.0cmであった。
【0023】
【発明の効果】本発明の組成物をエアゾール剤として調
製し、泡沫状の組成物として口腔内の局所に吐出させる
と、泡沫が局所に接着して保持されるので、簡便に局所
麻酔を行うことができる。本発明の組成物により形成さ
れる泡沫は、拡散や液ダレの問題がなく、限局的に確実
な麻酔を行えるという特徴がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/36 A61K 47/36 A61P 1/02 A61P 1/02 23/02 23/02 (72)発明者 山岡 長寿 東京都中央区京橋2丁目17番11号 昭和薬 品化工株式会社内 (72)発明者 川崎 良彦 東京都中央区京橋2丁目17番11号 昭和薬 品化工株式会社内 (72)発明者 高橋 愛 埼玉県川越市南台1丁目2番地 東洋エア ゾール工業株式会社内 (72)発明者 富沢 浩 埼玉県川越市南台1丁目2番地 東洋エア ゾール工業株式会社内 Fターム(参考) 4C076 AA24 BB22 CC01 DD09 DD21 EE30 FF68 4C084 AA17 BA44 CA59 MA05 MA13 MA57 NA10 ZA20 ZA67 4C206 AA01 AA02 GA19 GA31 KA01 MA05 MA33 NA10 ZA20 ZA67

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口腔内適用のための泡沫形成性の局所麻
    酔用組成物であって、下記の成分: (1)局所麻酔剤; (2)ノニオン界面活性剤; (3)増粘剤;及び (4)水 を含む組成物。
  2. 【請求項2】 局所麻酔剤がリドカインである請求項1
    に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ノニオン界面活性剤がポリオキシエチレ
    ン硬化ヒマシ油であり、増粘剤がキサンタンガムである
    請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の組成物と噴射剤とを含むエアゾール剤の形態の局所麻
    酔剤。
  5. 【請求項5】 噴射剤が炭酸ガスである請求項4に記載
    の局所麻酔剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009534387A (ja) * 2006-04-19 2009-09-24 ノヴァデル ファーマ インコーポレイテッド 安定な含水アルコール性経口噴霧調剤物および方法
JP2013063939A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 泡沫形成用エアゾール組成物
JP2016138066A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 昭和薬品化工株式会社 う蝕除去剤

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