JP2003010075A - 黒板消しクリーナ - Google Patents

黒板消しクリーナ

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JP2003010075A
JP2003010075A JP2001199239A JP2001199239A JP2003010075A JP 2003010075 A JP2003010075 A JP 2003010075A JP 2001199239 A JP2001199239 A JP 2001199239A JP 2001199239 A JP2001199239 A JP 2001199239A JP 2003010075 A JP2003010075 A JP 2003010075A
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JP
Japan
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filter
suction
dust
cleaner
cyclone
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JP2001199239A
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English (en)
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Masao Tanimoto
政男 谷本
Fumiichiro Kamimura
文一郎 上村
Shigeru Fujii
茂 藤井
Takayuki Yabuki
孝之 矢吹
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AIMU KK
Koatec KK
Original Assignee
AIMU KK
Koatec KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収したチョーク粉が再び空気に混ざってフ
ィルタへ至らないようにする空気とチョーク粉との分離
手段を有する黒板消しクリーナを提供する。 【解決手段】 黒板消しのチョーク粉を吸取口2から吸
引装置7により吸引して除去し、回収する黒板消しクリ
ーナにおいて、吸取口2から吸引装置7へ至る吸引経路
途中に集塵分離用のサイクロン8、フィルタ5の順に配
し、サイクロン8下方に集塵箱4を設けた黒板消しクリ
ーナである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒板消しのチョー
ク粉を吸取口から吸引装置により吸引して除去し、回収
する黒板消しクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】黒板消しクリーナは、黒板消し(黒板拭
き、ラーフル)のチョーク粉を吸取口から吸引装置によ
り吸引して除去し、回収する装置である。例えば実開昭
62-061674号「黒板ふきクリーナー」は、吸取口から吸
引装置へ至る吸引経路途中に集塵箱、フィルタの順に配
し、フィルタを集塵箱より高くしている。これは、従前
の黒板消しクリーナの多くが吸い込んだチョーク粉をフ
ィルタにより空気と分離していたため、フィルタが目詰
まりしやすく、吸引力が早期に低下していたのに対し、
フィルタを集塵箱より高くすることで、チョーク粉を集
塵箱に落下させて回収し、フィルタの目詰まりを低減さ
せた技術である。このほか、集塵箱を装置本体から引出
し、手を汚さずに回収したチョーク粉を捨てる構成を提
案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フィルタの目詰まり
は、確かに黒板消しクリーナにおける重要な問題で、フ
ィルタの目詰まりを低減することは、フィルタの清掃頻
度を少なくし、継続的に安定した吸引力で黒板消しから
チョーク粉を回収できる効果を有する。ところが、上記
提案に示された構造は、単に集塵箱とフィルタとの高低
差を設けただけで、空気とチョーク粉とが完全に分離す
るわけではなかった。また、集塵箱が吸引経路を兼ねて
いるため、チョーク粉が堆積するにつれて、気流にチョ
ーク粉が舞い上げられ、結局フィルタを目詰まりさせて
しまう虞れがあった。
【0004】実開昭62-061674号では、フィルタはあく
まで吸引装置(ファン等)をチョーク粉から守るために使
用することに限定し、吸取口からフィルタへ至る吸気経
路をU字状に迂回させて、重力を利用した空気とチョー
ク粉との分離を実現している。すなわち、フィルタ以外
で空気からチョーク粉を分離する技術思想であるが、上
述のように不十分な点も見られる。そこで、フィルタは
あくまで吸引装置の保護に使用するのみとする前記技術
思想に従って、効率良く、そして回収したチョーク粉が
再び空気に混ざってフィルタへ至らない空気とチョーク
粉との分離手段を有する黒板消しクリーナを開発するた
め、検討した。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、黒板消しのチョーク粉を吸取口から吸引装置により
吸引して除去し、回収する黒板消しクリーナにおいて、
吸取口から吸引装置へ至る吸引経路途中に集塵分離用の
サイクロン、フィルタの順に配し、サイクロン下方に集
塵箱を設けた黒板消しクリーナである。具体的には、サ
イクロンは、吸取口からの導入経路を円錐筒上部に接続
し、フィルタへの排出経路を円錐筒内の内筒に接続し、
集塵箱は円錐筒下端の排出開口下方に設ける。本発明
は、吸引装置による気流をサイクロンへ導いて、フィル
タ到達前に空気から大半のチョーク粉を回収する。吸引
装置は、従来公知の吸引ファン等を用いる。
【0006】導入経路は、好ましくは壁面接線方向から
円錐筒上部(又は円筒上部)に接続する。円錐筒状部へ接
線方向から流入した気流は、円錐筒壁面に沿って旋回し
ながら下降し、質量の軽い空気のみが反転して上昇し、
内筒からフィルタへの排出経路へ排出される。また、気
流が円錐筒壁面に沿って旋回、下降する間に、チョーク
粉は遠心力によって空気から離れて壁面に達し、重力に
より壁面に沿って滑り落ち、円錐筒下端の排出開口から
集塵箱に回収される。サイクロンは、集塵回収用として
非常に効果的な装置であり、本発明においてもチョーク
粉を非常に高い効率で回収する。
【0007】また、前記から明らかなように、吸引経路
は集塵箱とは別にサイクロン(円錐筒)内に収まっている
ので、(1)回収されたチョーク粉が気流で巻き上げられ
ることはなく、(2)容易に着脱自在な集塵箱を構成しう
る。理屈的には、集塵箱を吸引経路から分離したこと
で、集塵箱がなくても本発明の黒板消しクリーナは黒板
消しからチョーク粉を除去、回収できる。よって、集塵
箱に代えて直接排気用のダクト等に円錐筒下端の排出開
口を接続するようにすれば、回収したチョーク粉を別途
捨てる手間が省ける。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照して説明する。図1は本発明の黒板消しクリー
ナの正面図、図2は同黒板消しクリーナの断面図であ
る。本例の黒板消しクリーナは、ケース1の上面に開口
した吸取口2を中心に、黒板消し3をケース1の上面に
擦り付けるように前後させ、ケース1の上面との摩擦に
より脱落するチョーク粉を吸取口2から吸引して除去す
る構成で、図1に見られるように、集塵箱4と共にフィ
ルタ5を収納したフィルタ箱6をケース1から着脱自在
にしている点を除き、外観的には従来公知の一般的な黒
板消しクリーナと大きな違いはない。
【0009】ケース1内には、図2に見られるように、
吸取口2から吸引装置(電動ファン)7へ至る吸引経路途
中に、集塵分離用のサイクロン8、フィルタ5の順にそ
れぞれを分離して配し、サイクロン8下方にケース1か
ら着脱自在な集塵箱4を設けている。具体的には、サイ
クロン8は吸取口2からの導入経路9を円錐筒10上方に
続く円筒11に接続し、フィルタ5への排出経路12を円錐
筒10内の内筒13に接続し、集塵箱4は円錐筒10下端の排
出開口14下方に設けている。
【0010】吸取口2から空気と共に吸い込まれたチョ
ーク粉は、まず導入経路9から円筒11上部へ気流となっ
て流れ込む。この気流は、円錐筒10壁面に沿って旋回し
ながら下降し、質量の軽い空気のみが反転して上昇して
内筒13からフィルタ5への排出経路14へ排出される。こ
れに対し、チョーク粉は遠心力によって空気から離れて
円錐筒10壁面に達し、重力により壁面に沿って滑り落
ち、円錐筒10下端の排出開口14から集塵箱4に回収され
る。実験では、吸い込んだチョーク粉全量の90〜95%が
集塵箱4に回収できた。すなわち、フィルタ5に達する
チョーク粉は10%以下であり、従来が100%フィルタで
分離していたことを考えると、10倍以上ものフィルタ寿
命を実現したことになる。
【0011】空気とチョーク粉とからなる気流は、吸取
口2、導入経路9、円筒11、円錐筒10、内筒13(円筒1
1、円錐筒10、内筒13でサイクロン8)、排出経路14、フ
ィルタ5、そして吸引装置7からなる気流経路を形成す
る。これから明らかなように、前記一連の吸引経路から
集塵箱4は分離しており、集塵箱4に回収したチョーク
粉が気流に巻き上げられないことが構造的(図2参照)に
理解できる。こうした構成では、集塵箱4を独立してケ
ース1から着脱自在にして、手を汚さずに集塵箱4を持
ってチョーク粉を捨てたり、集塵箱4の水洗いを可能に
する。このほか、本例では、排出経路12を上方に迂回し
てフィルタ5へ導くので、チョーク粉がフィルタ5に達
しにくくなっている。
【0012】図3は別例の黒板消しクリーナの断面図で
ある。基本的には上記例示(図2参照)と構成は同じであ
り、フィルタ5の構造が異なるほか、吸引装置7の吸引
方向(電動ファンの向き)を縦向きにしている。本発明の
装置構成は自由であり、求められる黒板消しクリーナと
しての大きさや形状によって、本例のように吸引装置の
設置態様は自由に変更しうる。原則として、吸取口2か
ら吸引装置7へ至る吸引装置途中に集塵分離用のサイク
ロン8とフィルタ5とを分離して配し(好ましくはフィ
ルタ上流にサイクロンを配する)、サイクロン8下方に
集塵箱4を設ければよい。
【0013】
【発明の効果】本発明の黒板消しクリーナでは、従来よ
り高効率でより確実に気流からチョーク粉を分離して回
収できるようになり、相対的にフィルタの目詰まりを大
きく低減する。特に、空気とチョーク粉との分離手段に
採用したサイクロンは、吸引経路から集塵箱を遠ざける
副次的効果があり、この結果集塵箱に回収したチョーク
粉が再び巻き上げられることを防止できる利点が得られ
る。また、フィルタの目詰まりが抑制されると、長期に
わたって安定した吸引力が発揮できるようになるので、
黒板消しクリーナとしての性能向上をもたらす効果や、
フィルタの交換間隔を長くしてフィルタ交換の手間を軽
減する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の黒板消しクリーナの正面図である。
【図2】同黒板消しクリーナの断面図である。
【図3】別例の黒板消しクリーナの断面図である。
【符号の説明】
2 吸取口 4 集塵箱 5 フィルタ 6 フィルタ箱 7 吸引装置(電動ファン) 8 サイクロン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 文一郎 東京都港区南青山4丁目5番地16号 株式 会社アイム内 (72)発明者 藤井 茂 岡山県総社市赤浜500番地 コアテック株 式会社内 (72)発明者 矢吹 孝之 岡山県総社市赤浜500番地 コアテック株 式会社内 Fターム(参考) 3B062 AH05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒板消しのチョーク粉を吸取口から吸引
    装置により吸引して除去し、回収する黒板消しクリーナ
    において、吸取口から吸引装置へ至る吸引経路途中に集
    塵分離用のサイクロン、フィルタの順に配し、サイクロ
    ン下方に集塵箱を設けたことを特徴とする黒板消しクリ
    ーナ。
  2. 【請求項2】 サイクロンは、吸取口からの導入経路を
    円錐筒上部に接続し、フィルタへの排出経路を円錐筒内
    の内筒に接続してなり、集塵箱は円錐筒下端の排出開口
    下方に設けた請求項1記載の黒板消しクリーナ。
JP2001199239A 2001-06-29 2001-06-29 黒板消しクリーナ Pending JP2003010075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7448112B2 (en) * 2007-01-02 2008-11-11 Global Metal Supplier Corp. Chalk-dust collecting apparatus for blackboard eraser
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JPS5262135U (ja) * 1975-10-02 1977-05-07
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