JP2003009852A - 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置 - Google Patents

多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置

Info

Publication number
JP2003009852A
JP2003009852A JP2001197182A JP2001197182A JP2003009852A JP 2003009852 A JP2003009852 A JP 2003009852A JP 2001197182 A JP2001197182 A JP 2001197182A JP 2001197182 A JP2001197182 A JP 2001197182A JP 2003009852 A JP2003009852 A JP 2003009852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pluripotent stem
stem cells
culturing
stem cell
multipotent stem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001197182A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Uemura
勝 植村
Rui Yuge
類 弓削
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001197182A priority Critical patent/JP2003009852A/ja
Publication of JP2003009852A publication Critical patent/JP2003009852A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多能性幹細胞の増殖及び分化を適切に制御で
きる多能性幹細胞の培養方法を提供する。 【解決手段】 本発明による多能性幹細胞の培養方法
は、多能性幹細胞をn軸回転(nは、2以上の整数)し
ながら、多能性幹細胞を培養する第1ステップを備えて
いる。これにより、分化を抑制しながら、多能性幹細胞
が培養可能である。このとき、当該多能性幹細胞の培養
方法は、前記第1ステップと組み合わせて、多能性幹細
胞に対して相対的に一定の方向を向き、且つ、重力より
も大きい力を多能性幹細胞に加えながら、多能性幹細胞
を培養する第2ステップを更に備えていることが好まし
い。これにより、未分化のまま増殖された多能性幹細胞
を、その後、適当な状態までその分化誘導を促進しなが
ら培養することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未分化多能性幹細
胞の培養方法及び培養装置に関する。本発明は、特に、
分化を制御しながら未分化多能性幹細胞を培養する培養
方法及び培養装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、再生医学においては、幹細胞移植
により目的とする組織及び臓器を修復し、再生する技術
の検討が進められている。多能性幹細胞は、増殖し、継
代を繰り返す自己複製能力と共に、多種の成熟細胞に分
化する分化能を有している。生体から取り出された多能
性幹細胞を培養し、更に分化誘導をかけた上で、再度、
生体内に戻すことにより、組織及び臓器を修復し、再生
することができると考えられている。
【0003】しかし、現在では、移植された幹細胞の生
着率は低い。移植された幹細胞は、生体内に存在するこ
とは可能であるが、幹細胞本来の機能を発揮するまでに
は至っていない。更に、幹細胞は、環境因子によって分
化する方向が容易に変化するため、移植された幹細胞が
目的の組織及び臓器に分化しない可能性も否定できな
い。
【0004】幹細胞移植技術を確立するためには、多能
性幹細胞を培養する技術の確立が必要である。まず、多
能性幹細胞を未分化で培養する技術の確立が必要であ
る。加えて、適切な分化過程にある多能性幹細胞を移植
して生着率を高めると共に、事前に適切な分化誘導を多
能性幹細胞に対して行う技術の確立が必要である。
【0005】従来、幹細胞の増殖技術、及び分化誘導技
術としては、増殖因子及び分化因子となる薬物を含有す
る培地で幹細胞を培養する技術が知られている。また、
他の細胞と混合して幹細胞を培養する技術が知られてい
るが、両者とも実用段階まで技術的には確立していな
い。更に、容器を多方向から重力を受けるように回転し
ながら動植物を育成する動植物育成装置が、特許公報
(特公平7−89798)に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、多能
性幹細胞の増殖及び分化を適切に制御できる多能性幹細
胞の培養方法及び培養装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決す
るための手段が説明される。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載と
の対応関係を明らかにするために付加されている。但
し、付加された番号・符号は、[特許請求の範囲]に記載
されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならな
い。
【0008】本発明による多能性幹細胞の培養方法は、
(a)多能性幹細胞をn軸回転(nは、2以上の整数)
しながら、多能性幹細胞を培養するステップを備えてい
る。これにより、分化を抑制しながら、多能性幹細胞が
培養可能である。
【0009】このとき、当該多能性幹細胞の培養方法
は、更に、(b)前記(a)ステップの後、前記多能性
幹細胞に対して相対的に一定の方向を向き、且つ、重力
よりも大きい力を多能性幹細胞に加えながら、多能性幹
細胞の分化誘導を促進する培養ステップを備えているこ
とが好ましい。これにより、(a)ステップにより未分
化のまま培養された多能性幹細胞を、その分化を促進し
ながら培養することができる。これにより、適切な分化
誘導が実現される。
【0010】このとき、多能性幹細胞に印加される力
は、多能性幹細胞を一の回転軸の回りに回転し、多能性
幹細胞に遠心力を印加することにより発生されることが
好ましい。
【0011】また、既述のnは2であることが好まし
い。
【0012】本発明による多能性幹細胞の培養システム
は、多能性幹細胞をn軸回転(nは、2以上の整数)し
ながら、多能性幹細胞を培養する第1培養装置(1、2
1)と、多能性幹細胞に対して一定の方向を向き、且
つ、重力よりも大きい力を多能性幹細胞に加えながら、
多能性幹細胞を培養する第2培養装置(11、21)と
を備えている。
【0013】本発明による多能性幹細胞培養装置は、多
能性幹細胞と培地とが封入される培養容器(2、22)
と、培養容器(2)を、第1回転軸(4a、25a)の
回りに回転する第1回転装置(4、25)と、培養容器
(2)を第1回転軸(4a、25a)と平行でない第2
回転軸(6a、27a)の回りに回転する第2回転装置
(6、27)とを備えている。
【0014】このとき、第1回転軸(25a)は、重力
方向と実質的に平行であることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明による多能性幹細胞の培養方法の実施の一形態を
説明する。
【0016】本発明による多能性幹細胞の培養方法の実
施の第1形態では、まず、多能性幹細胞が、生体から取
り出される。例えば、ラットの多能性幹細胞を取り出す
場合、下記方法により多能性幹細胞が取り出される。ま
ず、ラット大腿骨から骨髄細胞が取り出される。取り出
された骨髄細胞は、牛胎児血清を含む培地に懸濁され
る。骨髄細胞が懸濁された培地は、遠心分離法により脂
肪成分と細胞沈査とに分離される。得られた細胞沈査
は、密度勾配遠心法によって低密度分画と高密度分画と
に分離される。その低密度分画から多能性幹細胞がフロ
ーサイトメトリにより分離される。
【0017】続いて、取り出された多能性幹細胞が、図
1に示されている重力分散型培養装置1により、2軸回
転されながら培養される。重力分散型培養装置1は、培
養容器2、本体3、モータ4、外側フレーム5、モータ
ー6、及び内側フレーム7を含む。培養容器2には、多
能性幹細胞と培地とが封入される。本体3は、基部3a
と脚3b、3cを含む。基部3aには、脚3b、3cが
接続されている。脚3bには、モータ4が設けられてい
る。モータ4には、外側フレーム5が接続されている。
モータ4は、回転軸4aの回りに外側フレーム5を回転
する。外側フレーム5には、モータ6が設けられてい
る。モータ6には、内側フレーム7が接続されている。
モータ6は、回転軸6aの回りに内側フレーム7を回転
する。回転軸6aは、回転軸4aと概ね直交する。内側
フレーム7には、培養容器2が接続されている。培養容
器2は、回転軸4aと回転軸6aとの交点の近傍にあ
る。培養容器2は、内側フレーム7と同体に回転する。
外側フレーム5と内側フレーム7とがそれぞれ回転され
ると、培養容器2は、2軸回転することになる。
【0018】多能性幹細胞が2軸回転されながら培養さ
れると、多能性幹細胞にかかる重力は3次元的に分散さ
れ、多能性幹細胞は、分化が抑えられた状態で増殖す
る。
【0019】多能性幹細胞が充分に増殖された後、増殖
された多能性幹細胞は、図2に示されている過重遠心培
養装置11によって培養される。過重遠心培養装置11
は、培養容器12、本体13、モータ14、及びロータ
15を含む。培養容器12には、重力分散型培養装置1
により培養された多能性幹細胞と培地とが封入される。
培養容器12に封入される培地は、所望の分化を誘導す
る各種因子を含む。例えば、骨及び軟骨への分化を誘導
する場合、骨及び軟骨への分化を誘導するデキサメタソ
ン(dexamethasone)及びTGF−βが、
培地に混入される。本体13には、モータ14が設けら
れる。モータ14は、ロータ15を回転軸15aの回り
に回転する。回転軸15aは、重力方向に実質的に平行
である。ロータ15には、培養容器12が固定される。
【0020】ロータ15が回転すると、培養容器12に
は遠心力が印加され、これにより培養容器12に封入さ
れた多能性幹細胞に、多能性幹細胞に対して相対的に一
定の方向であり、且つ、重力よりも大きい力が印加され
る。ロータ15が回転すると、培養容器12には、重力
方向と垂直な水平方向に遠心力Fが印加される。培養
容器12に封入された多能性幹細胞には、遠心力F
重力Fとの合力Fが作用する。その合力Fは、多
能性幹細胞に対して一定の方向を向き、且つ、重力より
も大きい。このとき、回転軸15aが重力方向に実質的
に平行であることにより、合力Fの多能性幹細胞に対
する相対方向と、合力Fの大きさとが、概ね一定に保
たれる。これは、分化を促進する上で好ましい。また、
培養容器12の細胞培養面は、合力Fに対して垂直に
設置することが好ましい。
【0021】相対方向が一定であり、且つ、重力よりも
大きい力が印加された状態で多能性幹細胞が培養される
と、多能性幹細胞の分化が促進される。多能性幹細胞
は、所望の状態まで分化され、分化誘導細胞に成長す
る。分化誘導細胞は、生体細胞移植に使用される。
【0022】実施の第1形態では、多能性幹細胞が2軸
回転されながら培養され、多能性幹細胞の分化を抑制し
ながら多能性幹細胞を培養することができる。更に、多
能性幹細胞が充分に培養された後、重力よりも大きい力
が一定の方向に印加された状態で多能性幹細胞が培養さ
れ、多能性幹細胞の分化が促進される。これにより、実
施の第1形態では、多能性幹細胞の増殖及び分化が適切
に制御可能である。
【0023】なお、本実施の形態では、分化を抑制しな
がら多能性幹細胞が培養されるとき、その多能性幹細胞
は2軸回転されているが、多能性幹細胞が2軸よりも多
い回転軸の回りに多軸回転された状態で多能性幹細胞が
培養されることも可能である。多軸回転された状態で多
能性幹細胞が培養された場合でも、2軸回転の場合と同
様に、多能性幹細胞にかかる重力は3次元的に分散さ
れ、多能性幹細胞は分化が抑えられた状態で増殖する。
【0024】本発明による多能性幹細胞の培養方法の実
施の第2形態では、図1の重力分散型培養装置1と、図
2の過重遠心培養装置11との代わりに、図3に示され
た培養装置21が使用される。
【0025】培養装置21は、培養容器22、本体2
3、支柱24、モータ25、外側フレーム26、モータ
27、及び内側フレーム28を含む。培養容器22に
は、多能性幹細胞と培地とが封入される。本体23に
は、支柱24が接続される。支柱24は、外側フレーム
26を支持する。本体23には、更にモータ25が設け
られる。モータ25は、回転軸25aの回りに外側フレ
ーム26を回転する。回転軸25aは、重力方向と平行
な方向である。外側フレーム26には、モータ27が接
続されている。モータ27は、内側フレーム28を回転
軸27aの回りに回転する。内側フレーム28には培養
容器22が、同体に接続されている。このような構成を
有する培養装置21は、重力分散型培養装置1と過重遠
心培養装置11との両方の機能を有する。
【0026】実施の第2形態では、以下のようにして多
能性幹細胞が培養される。
【0027】まず、実施の第1形態と同様にして、生体
から多能性幹細胞が取り出される。取り出された多能性
幹細胞は、培地と共に、培養容器22に封入される。
【0028】続いて、培養容器22を2軸回転しながら
多能性幹細胞が培養される。即ち、モータ25が外側フ
レーム26を回転し、且つ、モータ27が内側フレーム
28を回転した状態で、培養容器22の中で多能性幹細
胞が培養される。モータ25が外側フレーム26を回転
し、且つ、モータ27が内側フレーム28を回転する
と、培養容器22は2軸回転する。培養容器22が2軸
回転されると、多能性幹細胞にかかる重力は3次元的に
分散され、多能性幹細胞は、分化が抑えられた状態で増
殖する。
【0029】多能性幹細胞が充分に増殖された後、培養
容器22に封入された培地が、所望の分化を誘導する各
種の分化因子を含む培地に交換される。
【0030】続いて、多能性幹細胞に対して相対的に一
定の方向を向き、且つ、重力よりも大きい力が多能性幹
細胞に印加された状態で、多能性幹細胞が培養される。
より詳細には、図4に示されているように、外側フレー
ム26が、回転軸25aのまわりに回転され、内側フレ
ーム28は、外側フレーム26に対して一定の角度をな
すように固定された状態で、多能性幹細胞の培養が行わ
れる。このとき、モータ27は、内側フレーム28を回
転しない。これにより、培養容器22は一軸回転され、
培養容器22には、遠心力Fが印加される。培養容器
22に封入された多能性幹細胞には、遠心力Fと重力
との合力Fが作用する。その合力Fは、多能性
幹細胞に対して相対的に一定の方向を向き、且つ、重力
よりも大きい。
【0031】既述のように、重力よりも大きい力が一定
の方向に印加された状態で多能性幹細胞が培養される
と、多能性幹細胞の分化が促進される。多能性幹細胞
は、所望の状態まで分化され、分化誘導細胞に成長す
る。分化誘導細胞は、生体細胞移植に使用される。
【0032】実施の第2形態でも、実施の第1形態と同
様に、多能性幹細胞の増殖及び分化が適切に制御され
る。更に実施の第2形態は、実施の第1形態よりも培養
に必要な装置が削減されている点で好ましい。
【0033】
【発明の効果】本発明により、多能性幹細胞の増殖及び
分化を適切に制御できる多能性幹細胞の培養方法及び培
養装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による多能性幹細胞の培養方法
の実施の第1形態で使用される重力分散型培養装置1を
示す。
【図2】図2は、過重遠心培養装置11を示す。
【図3】図3は、本発明による多能性幹細胞の培養方法
の実施の第2形態で使用される培養装置21を示す。
【図4】図4は、培養装置21の動作を示す。
【符号の説明】
1:重力分散型培養装置 2:培養容器 3:本体 4:モータ 5:外側フレーム 6:モーター 7:内側フレーム 11:過重遠心培養装置 12:培養容器 13:本体 14:モータ 15:ロータ 21:培養装置 22:培養容器 23:本体 24:支柱 25:モータ 26:外側フレーム 27:モータ 28:内側フレーム
フロントページの続き (72)発明者 弓削 類 広島県広島市佐伯区楽々園6丁目12−23 303号 Fターム(参考) 4B029 AA02 AA11 BB11 CC01 DA01 DA10 DF10 DG10 4B065 AA90X BC18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)多能性幹細胞をn軸回転(nは2
    以上の整数)して前記多能性幹細胞の分化を抑制しなが
    ら前記多能性幹細胞を培養するステップを備えた多能性
    幹細胞の培養方法。
  2. 【請求項2】 (b)多能性幹細胞に対して相対的に一
    定の方向を向き、且つ、重力よりも大きい力を前記多能
    性幹細胞に加えて多能性幹細胞の分化誘導を促進しなが
    ら前記多能性幹細胞を培養するステップを備えた多能性
    幹細胞の培養方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の多能性幹細胞の培養方
    法において、 前記力は、前記多能性幹細胞を一の回転軸の回りに回転
    して前記多能性幹細胞に遠心力を印加することにより発
    生される多能性幹細胞の培養方法。
  4. 【請求項4】 (a)多能性幹細胞をn軸回転(nは2
    以上の整数)して前記多能性幹細胞の分化を抑制しなが
    ら前記多能性幹細胞を培養するステップと、 (b)前記多能性幹細胞に対して相対的に一定の方向を
    向き、且つ、重力よりも大きい力を前記多能性幹細胞に
    加えて多能性幹細胞の分化誘導を促進しながら前記多能
    性幹細胞を培養するステップとを備えた多能性幹細胞の
    培養方法。
  5. 【請求項5】 多能性幹細胞をn軸回転(nは2以上の
    整数)しながら、前記多能性幹細胞を培養する第1培養
    装置と、 前記多能性幹細胞に対して相対的に一定の方向を向き、
    且つ、重力よりも大きい力を前記多能性幹細胞に加えな
    がら、前記多能性幹細胞を培養する第2培養装置とを備
    えた多能性幹細胞の培養システム。
  6. 【請求項6】 多能性幹細胞と培地とが封入される培養
    容器と、 前記培養容器を、第1回転軸の回りに回転する第1回転
    装置と、 前記培養容器を、前記第1回転軸と平行でない第2回転
    軸の回りに回転する第2回転装置とを備えた多能性幹細
    胞培養装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の多能性幹細胞培養装置
    において、 前記第1回転軸は、重力方向と実質的に平行である多能
    性幹細胞培養装置。
JP2001197182A 2001-06-28 2001-06-28 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置 Pending JP2003009852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001197182A JP2003009852A (ja) 2001-06-28 2001-06-28 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001197182A JP2003009852A (ja) 2001-06-28 2001-06-28 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010135571A Division JP2010193910A (ja) 2010-06-14 2010-06-14 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003009852A true JP2003009852A (ja) 2003-01-14

Family

ID=19034832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001197182A Pending JP2003009852A (ja) 2001-06-28 2001-06-28 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003009852A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004113222A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Kenji Kashiwagi 生体細胞又は組織の加重培養方法および装置
WO2005017092A1 (ja) * 2003-08-19 2005-02-24 Japan As Represented By President Of National Cardiovascular Center 立体表面を有する基質への均一な細胞播種装置および方法
WO2005056072A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Japan Science And Technology Agency 擬微小重力環境下での骨髄細胞を用いた3次元軟骨組織構築方法
JP2007068447A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hiroshima Univ 幹細胞の培養方法及び幹細胞
WO2009106475A2 (de) * 2008-02-26 2009-09-03 Jens Baumgardt Selbstreinigendes reaktorsystem mit drehbarem reaktorgefäss
JP2010075200A (ja) * 2009-11-30 2010-04-08 Hitachi Ltd 細胞培養装置
JP2015006136A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ 細胞培養用重力変動装置
JP2016001997A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ クリノスタット
JP2016129493A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 株式会社北川鉄工所 クリノスタット
CN113667602A (zh) * 2021-08-03 2021-11-19 广东省人民医院 一种高纯度干细胞培养自动化设备

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004113222A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Kenji Kashiwagi 生体細胞又は組織の加重培養方法および装置
US7910360B2 (en) 2003-08-19 2011-03-22 Japan As Represented By President Of National Cardiovascular Center Device and method for uniformly inoculating a substrate having three-dimensional surfaces
WO2005017092A1 (ja) * 2003-08-19 2005-02-24 Japan As Represented By President Of National Cardiovascular Center 立体表面を有する基質への均一な細胞播種装置および方法
CN100424163C (zh) * 2003-08-19 2008-10-08 国立循环器病中心总长代表的日本国 对有立体表面的基质均匀接种细胞的细胞接种装置及方法
KR101080032B1 (ko) 2003-08-19 2011-11-04 니프로 가부시키가이샤 입체 표면을 갖는 기질에 균일하게 세포를 파종하기 위한세포 파종 장치 및 방법
WO2005056072A1 (ja) * 2003-12-11 2005-06-23 Japan Science And Technology Agency 擬微小重力環境下での骨髄細胞を用いた3次元軟骨組織構築方法
JP2007068447A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hiroshima Univ 幹細胞の培養方法及び幹細胞
WO2009106475A3 (de) * 2008-02-26 2010-07-22 Jens Baumgardt Selbstreinigendes reaktorsystem mit drehbarem reaktorgefäss
WO2009106475A2 (de) * 2008-02-26 2009-09-03 Jens Baumgardt Selbstreinigendes reaktorsystem mit drehbarem reaktorgefäss
JP2010075200A (ja) * 2009-11-30 2010-04-08 Hitachi Ltd 細胞培養装置
JP2015006136A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ 細胞培養用重力変動装置
JP2016001997A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズ クリノスタット
JP2016129493A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 株式会社北川鉄工所 クリノスタット
CN113667602A (zh) * 2021-08-03 2021-11-19 广东省人民医院 一种高纯度干细胞培养自动化设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Marolt Presen et al. Mesenchymal stromal cell-based bone regeneration therapies: from cell transplantation and tissue engineering to therapeutic secretomes and extracellular vesicles
Yamaguchi et al. Mesenchymal stem cell spheroids exhibit enhanced in-vitro and in-vivo osteoregenerative potential
JP2003009852A (ja) 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置
Morissette Martin et al. Decellularized adipose tissue scaffolds for soft tissue regeneration and adipose-derived stem/stromal cell delivery
US9476025B2 (en) Ferromagnetic cell and tissue culture microcarriers
Naing et al. Three-dimensional culture and bioreactors for cellular therapies
US20090137018A1 (en) Magnetic three-dimensional cell culture apparatus and method
Vadivelu et al. Liquid marble as bioreactor for engineering three-dimensional toroid tissues
JP2010193910A (ja) 多能性幹細胞の培養方法、多能性幹細胞の培養システム、及び多能性幹細胞培養装置
Irion et al. Bringing neural cell therapies to the clinic: past and future strategies
Shridhar et al. Composite bioscaffolds incorporating decellularized ECM as a cell-instructive component within hydrogels as in vitro models and cell delivery systems
US20190330582A1 (en) Perfusion bioreactor
JP2016525541A (ja) 球状軟骨細胞治療剤の製造方法
EP1577380B1 (en) Method of culturing multipotent stem cells and culture apparatus therefor
JP4231675B2 (ja) 培養方法
Swaminathan et al. Artificial tissue creation under microgravity conditions: Considerations and future applications
KR100731940B1 (ko) 다능성 줄기 세포의 배양 방법 및 그 배양 장치
Lei et al. Uniform embryoid body production and enhanced mesendoderm differentiation with murine embryonic stem cells in a rotary suspension bioreactor
Russomano et al. Development and Validation of a 3D Clinostat for the Study of Cells during Microgravity Simulation
Zhang et al. Bioreactor technology for cell therapy manufacturing in regenerative medicine
Maxson et al. Bioreactors for tissue engineering
JPH05284966A (ja) 通気撹拌二段階培養法
RU2747087C1 (ru) Способ производства биокомпозитных сфероидов для восстановления костной ткани
Azandeh et al. High mannoronic acid containing alginate affects the differentiation of Wharton's jelly-derived stem cells to hepatocyte-like cell
WO2016090297A1 (en) Perfusion bioreactor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061026

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061205

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100615