JP2003009238A - 携帯通信システム及び携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信システム及び携帯通信端末

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JP2003009238A
JP2003009238A JP2001188018A JP2001188018A JP2003009238A JP 2003009238 A JP2003009238 A JP 2003009238A JP 2001188018 A JP2001188018 A JP 2001188018A JP 2001188018 A JP2001188018 A JP 2001188018A JP 2003009238 A JP2003009238 A JP 2003009238A
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mobile communication
communication terminal
area
area information
communication system
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彰一 諸隈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯通信端末の位置情報に基づいて携帯通信
端末の動作規制を行うこと。 【解決手段】 携帯通信端末1の位置情報に基づいてに
エリア分割を行い、該分割されたエリア毎に設定された
エリア情報が登録されたデータベース31を有し、通信
網に接続されたサービスセンタ3と、サービスセンタ3
に対して、通信網20を介し位置情報及びエリア情報を
送受信可能な携帯通信端末1とを有する携帯通信システ
ムであって、携帯通信端末1の制御が、携帯通信端末1
の現在位置が属するエリアに対応してデータベース31
に登録されたエリア情報に基づいて決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末の機
能抑制に係り、特に位置情報を用いた携帯通信端末の機
能抑制を行うことができる携帯通信システム及び携帯通
信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の通信システムとして、特
開2001−16652号公報には、基地局の指定する
エリアごとに端末側の動作を規定することで、文言的に
通話の規制されている場所、たとえば電車の中や図書
館、映画館内での発着信及び通話を抑制することが可能
な移動通信システムの発明が記載されている。また、特
開2000−156886号公報には、受信レベルを時
間毎に測定することにより走行中であるかどうかの判定
を行い、走行中であれば、着信音を自動的に無音設定な
どして周囲の迷惑にならないように構成された携帯電話
機が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開2001
−16652号公報に記載された移動通信システムで
は、基地局の認識するエリアを用いて移動局(携帯通信
端末)の制御を決定しているため、エリアの分解能を向
上させることが困難であり、端末を制御する目的地域以
外の地域も目的地域の影響を受けやすいと考えられる。
また、特開2000−156886号公報に記載された
携帯電話機では、走行中の携帯端末の区別は行えるが、
移動しない環境でかつ着信が文言的に制限される場所の
区別を行うことは不可能である。本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、携帯通信端末の位置情
報に基づいて該携帯通信端末の動作規制を行うことがで
きる携帯通信システム及び携帯通信端末を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、携帯通信端末の位置情報
に基づいてエリア分割を行い、該分割されたエリア毎に
設定されたエリア情報が登録されたデータベースを有
し、通信網に接続されたサービスセンタと、前記サービ
スセンタに対して、通信網を介し位置情報及びエリア情
報を送受信可能な携帯通信端末とを有する携帯通信シス
テムであって、前記携帯通信端末の制御が、該携帯通信
端末の現在位置が属するエリアに対応して前記データベ
ースに登録された前記エリア情報に基づいて決定される
ことを特徴とする。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の携帯通信システムにおいて、前記エリア情報が
タイムスケジュールによって逐次変更されることを特徴
とする。
【0006】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2のいずれかに記載の携帯通信システムにおいて、
前記エリア情報は、前記携帯通信端末の動作の規制内容
を示す規制種別データ、前記携帯通信端末の動作を規制
する日時を示す規制期日データを含むことを特徴とす
る。
【0007】また、請求項4に記載の発明は、携帯通信
端末の位置情報に基づいてエリア分割を行い、該分割さ
れたエリア毎に設定されたエリア情報が登録されたデー
タベースを有し、通信網に接続されたサービスセンタ
と、前記サービスセンタに対して、通信網を介し位置情
報及びエリア情報を送受信可能な携帯通信端末とを有す
る携帯通信システムの携帯通信端末において、前記携帯
通信端末は、自局の現在位置を示す位置情報に対応して
前記データベースに登録された前記エリア情報に基づい
て制御動作を決定することを特徴とする。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の携帯通信システムの携帯通信端末において、前
記エリア情報がタイムスケジュールによって逐次変更さ
れることを特徴とする。
【0009】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は5のいずれかに記載の携帯通信システムの携帯通信
端末において、前記エリア情報は、前記携帯通信端末の
動作の規制内容を示す規制種別データ、前記携帯通信端
末の動作を規制する日時を示す規制期日データを含むこ
とを特徴とする。
【0010】本発明によれば、携帯通信端末の制御が、
該携帯通信端末の現在位置が属するエリアに対応してサ
ービスセンタのデータベースに登録されたエリア情報に
基づいて決定されるようにしたので、局所的なエリアに
位置する携帯通信端末毎の動作規制制御が可能となり、
それにより携帯通信端末が動作することによりに生じる
ユーザの葛藤を抑制することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係
る携帯通信システムの構成を図1に示す。同図におい
て、本発明の実施の形態に係る携帯通信システムは、携
帯通信端末1と、基地局2と、基地局2に通信網20を
介して接続されるサービスセンタ3とを有する。
【0012】サービスセンタ3は、データベースサーバ
30と、データベース31とを有し、データベース31
には、携帯通信端末間の位置情報を基にエリア分割を行
い、該分割されたエリア毎に設定されたエリア情報が登
録されている。データベースサーバ30は、携帯通信端
末1から受信した携帯通信端末の現在位置情報に基づい
てデータベース31を検索し、携帯通信端末1にエリア
情報を送信する機能を有する。携帯通信端末1は、2以
上のGPS衛星10からの時間情報(衛星位置情報)か
ら自局の位置情報を算出するとともに、通信網20を介
してサービスセンタ3に対して位置情報及びエリア情報
を送受信する機能を有している。
【0013】本実施の形態に係る携帯通信システムは、
図2に示すように携帯通信端末1を所有するユーザが移
動することにより携帯通信端末1の現在位置が属するエ
リア(データベース31に登録されているエリア)が、
変化した場合に携帯通信端末1では、サービスセンタ3
に対してエリア情報検索要求を行う。サービスセンタ3
では、データベースサーバ30が、携帯通信端末1から
受信した、携帯通信端末1の現在位置情報に基づいてデ
ータベース31を検索し、該当するエリア情報を取り出
す(シーケンスS1)。
【0014】データベースサーバ30がデータベース3
1の検索を終了し、携帯通信端末1の現在位置情報に対
応するエリア情報の検索を終了すると、該エリア情報を
携帯通信端末1に送信する。携帯通信端末1は、受信し
たエリア情報(規制種別データ、規制期日データ)に基
づいて制御動作を決定し、動作モードを設定する(シー
ケンスS2)。
【0015】次に、本発明の実施の形態に係る携帯通信
システムの動作を図3乃至図5に示すフローチャートを
参照して説明する。図3はユーザの要求により、エリア
情報をサービスセンタ3のデータベース31に登録する
際の処理内容を示している。図3において、携帯通信端
末1では、3以上のGPS衛星10よりGPS衛星10
の位置情報(時間情報)を受信し、該位置情報に基づい
て自局の現在位置の位置を算出する(ステップ10
0)。
【0016】次いで、携帯通信端末1は、自局の位置情
報及びエリア情報をサービスセンタ3内のデータベース
サーバ30に送信する(ステップ101)。ここで、エ
リア情報とは、携帯通信端末1の動作を特定のエリアで
規制する情報であり、具体的には、携帯通信端末1の動
作の規制内容、すなわち、規制属性を示す規制種別デー
タ、規制スケジュールを示すデータ、例えば、規制期
日、規制時間を示すデータを含む。
【0017】サービスセンタ3のデータベースサーバ3
0では、携帯通信端末1より受信した携帯通信端末1の
現在位置を示す位置情報、及び規制種別データ、規制ス
ケジュールデータを含むエリア情報を受信し(ステップ
110)、分割された該当するエリアの位置情報に対応
させて上記エリア情報をデータベース31に登録する
(ステップ111)。データベース31に登録された内
容の一例を図6に示す。図6において、データベースの
内容を示す各項目のうち、「エリアNO.」は、携帯通
信端末1の位置情報に基づいて分割された各エリアを示
し、「経度1」、「経度2」、「緯度1」、「緯度
2」、「高さ1」(単位はメートル)、「高さ2」(単
位はメートル)はエリアを特定する位置データであり、
「時間1」、「時間2」は、規制される時間帯を、「期
日」は、規制される期日を、「規制属性(規制種別)」
は、規制される内容をそれぞれ示している。
【0018】次に、本実施の形態に係る携帯通信システ
ムにおける携帯通信端末1の動作の詳細を図4に示す。
同図において、携帯通信端末1は、3以上のGPS衛星
10より各GPS衛星10の位置を示す時間情報を取得
し(ステップ200)、自局の位置を算出する(ステッ
プ201)。この位置情報は携帯通信端末1内のメモリ
に格納される(ステップ202)。次いで、今回、算出
した自局の位置情報と前回、算出した自局の位置情報と
を比較し(ステップ203)、両者が異なるか否かが判
定される(ステップ204)。
【0019】ステップ204の判定が否定された場合、
すなわち、今回、算出した自局の位置情報と前回、算出
した自局の位置情報とが一致すると判定された場合に
は、サービスセンタ3側でエリア分割したエリア間での
携帯通信端末1の移動はないので、このルーチンの実行
を終了する。また、ステップ204の判定が肯定された
場合、すなわち、今回、算出した自局の位置情報と前
回、算出した自局の位置情報とが異なると判定された場
合には、サービスセンタ3側でエリア分割したエリア間
での携帯通信端末1の移動が有るので、サービスセンタ
3へエリア情報の検索要求を行う(ステップ205)。
【0020】次いで、携帯通信端末1の現在位置が属す
るエリアに対応してデータベース31に登録された規制
の内容を示す規制種別(規制属性)データを含むエリア
情報をサービスセンタ3のデータベースサーバ30より
取得したか否かが判定される(ステップ206)。この
判定が否定された場合にはこのルーチンの実行を終了す
る。また、ステップ206の判定が肯定された場合に
は、規制属性、すなわち規制種別に応じて動作モードが
設定される(ステップ207)。
【0021】例えば、図6において、携帯通信端末1を
所有するユーザが、「エリアNO.00000123」
のエリアから「エリアNO.00000124」のエリ
アに移動した際にこのエリアNO.00000124」
のエリアでは、規制属性は「待ち受け」であり、規制期
日は2001年5月19日で、18:00から23:0
0までの時間帯で規制されることを内容とするエリア情
報を、携帯通信端末1はデータベースサーバ30よりス
テップ206で取得する。この場合にエリア情報のうち
規制属性(規制種別)が「待ち受け」であるので、電話
機能が停止され、その他の機能、例えば、メールの発
信、受信等の機能は使用可能となるように動作モードが
設定される。
【0022】次いで、携帯通信端末1では、動作モード
の設定変更がバイブレータによる振動、アラーム音、あ
るいは表示部への表示のいずれか、あるいはこれらの組
み合わせにより報知される(ステップ208)。次に、
サービスセンタ3に設けられたデータベースサーバ30
の動作を図5に示す。同図において、データベースサー
バ30は、携帯通信端末1よりデータベース31に対す
るエリア情報の検索要求(携帯通信端末1の現在位置情
報を含む)を受信すると(ステップ300)、データベ
ース31を検索し、携帯通信端末1の現在位置情報に基
づいて携帯通信端末1の現在位置が規制エリアに属する
か否かが判定される(ステップ301)。
【0023】ステップ301の判定が肯定された場合に
は、データベース31に登録された該当する規制エリア
に対応する規制属性、すなわち、規制種別を示すデータ
を含むエリア情報を携帯通信端末1に送出し(ステップ
302)、このルーチンの実行を終了する。また、ステ
ップ301の判定が否定された場合には、規制エリアに
属さない旨、携帯通信端末1に通知し(ステップ30
3)、このルーチンの実行を終了する。
【0024】本実施の形態によれば、携帯通信端末の制
御が、該携帯通信端末の現在位置が属するエリアに対応
してサービスセンタのデータベースに登録されたエリア
情報に基づいて決定されるようにしたので、局所的なエ
リアに位置する携帯通信端末毎の動作規制制御が可能と
なり、それにより携帯通信端末が動作することによりに
生じるユーザの葛藤を抑制することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、携帯通信端末の制御
が、該携帯通信端末の現在位置が属するエリアに対応し
てサービスセンタのデータベースに登録されたエリア情
報に基づいて決定されるようにしたので、局所的なエリ
アに位置する携帯通信端末毎の動作規制制御が可能とな
り、それにより携帯通信端末が動作することによりに生
じるユーザの葛藤を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る携帯通信システム
の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示す携帯通信システムの動作の概略を
示すシーケンス図。
【図3】 本発明の実施の形態に係る携帯通信システム
において、ユーザの要求により、エリア情報をデータベ
ースに登録する際の処理内容を示すフローチャート。
【図4】 本発明の実施の形態に係る携帯通信システム
における携帯通信端末の動作の詳細を示すフローチャー
ト。
【図5】 本発明の実施の形態に係る携帯通信システム
におけるデータベースサーバの動作の詳細を示すフロー
チャート。
【図6】 本発明の実施の形態に係る携帯通信システム
におけるデータベースの登録内容を示す説明図。
【符号の説明】
1 携帯通信端末 2 基地局 3 サービスセンタ 10 GPS衛星 20 通信網 30 データベースサーバ 31 データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信端末の位置情報に基づいてエリ
    ア分割を行い、該分割されたエリア毎に設定されたエリ
    ア情報が登録されたデータベースを有し、通信網に接続
    されたサービスセンタと、 前記サービスセンタに対して、通信網を介し位置情報及
    びエリア情報を送受信可能な携帯通信端末とを有する携
    帯通信システムであって、 前記携帯通信端末の制御が、該携帯通信端末の現在位置
    が属するエリアに対応して前記データベース登録された
    前記エリア情報に基づいて決定されることを特徴とする
    携帯通信システム。
  2. 【請求項2】 前記エリア情報がタイムスケジュールに
    よって逐次変更されることを特徴とする請求項1に記載
    の携帯通信システム。
  3. 【請求項3】 前記エリア情報は、前記携帯通信端末の
    動作の規制内容を示す規制種別データ、前記携帯通信端
    末の動作を規制する日時を示す規制期日データを含むこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の携帯
    通信システム。
  4. 【請求項4】 携帯通信端末の位置情報に基づいてエリ
    ア分割を行い、該分割されたエリア毎に設定されたエリ
    ア情報が登録されたデータベースを有し、通信網に接続
    されたサービスセンタと、 前記サービスセンタに対して、通信網を介し位置情報及
    びエリア情報を送受信可能な携帯通信端末とを有する携
    帯通信システムの携帯通信端末において、 前記携帯通信端末は、自局の現在位置を示す位置情報に
    対応して前記データベースに登録された前記エリア情報
    に基づいて制御動作を決定することを特徴とする携帯通
    信システムの携帯通信端末。
  5. 【請求項5】 前記エリア情報がタイムスケジュールに
    よって逐次変更されることを特徴とする請求項4に記載
    の携帯通信システムの携帯通信端末。
  6. 【請求項6】 前記エリア情報は、前記携帯通信端末の
    動作の規制内容を示す規制種別データ、前記携帯通信端
    末の動作を規制する日時を示す規制期日データを含むこ
    とを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の携帯
    通信システムの携帯通信端末。
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