JP2003009121A - 有料放送受信装置、システム及びプログラム - Google Patents
有料放送受信装置、システム及びプログラムInfo
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- JP2003009121A JP2003009121A JP2001195160A JP2001195160A JP2003009121A JP 2003009121 A JP2003009121 A JP 2003009121A JP 2001195160 A JP2001195160 A JP 2001195160A JP 2001195160 A JP2001195160 A JP 2001195160A JP 2003009121 A JP2003009121 A JP 2003009121A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顧客の視聴した分に応じた課金を簡易な構成
により実現させる。 【解決手段】 有料放送の放送電波が受信された際に、
放送電波から得られる暗号化されたコンテンツ情報パケ
ットを復号して出力する受信装置10xiであって、復
号したコンテンツ情報パケットの個数に対応してパケッ
ト数を計数するパケットカウンタ23と、このパケット
数を記憶するメモリ14と、メモリ14内のパケット数
を有料放送の事業者側に向けて送信する制御部15x及
びモデム12とを備えている。従って、従来の受信装置
に対し、復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応
してパケット数を計数するパケットカウンタ23を付加
した簡易な構成により、計数されたパケット数に応じて
課金を行なうことができる。
により実現させる。 【解決手段】 有料放送の放送電波が受信された際に、
放送電波から得られる暗号化されたコンテンツ情報パケ
ットを復号して出力する受信装置10xiであって、復
号したコンテンツ情報パケットの個数に対応してパケッ
ト数を計数するパケットカウンタ23と、このパケット
数を記憶するメモリ14と、メモリ14内のパケット数
を有料放送の事業者側に向けて送信する制御部15x及
びモデム12とを備えている。従って、従来の受信装置
に対し、復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応
してパケット数を計数するパケットカウンタ23を付加
した簡易な構成により、計数されたパケット数に応じて
課金を行なうことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料放送受信装
置、システム及びプログラムに関する。
置、システム及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送やケーブルテレビなどの
有料放送システムが一般家庭に普及し始めている。この
種の有料放送システムでは、デジタル放送により、映像
・音声といった本来の放送内容の他、文字やデータなど
の情報を提供するというように、サービス内容を充実さ
せてきている。
有料放送システムが一般家庭に普及し始めている。この
種の有料放送システムでは、デジタル放送により、映像
・音声といった本来の放送内容の他、文字やデータなど
の情報を提供するというように、サービス内容を充実さ
せてきている。
【0003】図7は従来の有料放送システムの構成を示
す模式図であり、図8はこの有料放送システムに用いら
れる受信装置の構成を示す模式図である。図7に示す有
料放送システムでは、センタ1が、放送局や顧客管理を
含んだ有料デジタル放送を行う事業者に該当し、顧客か
ら申し込まれた契約内容に基づき、顧客管理を行なって
いる。なお、顧客管理は、例えば契約内容に規定された
料金を支払った顧客のみ、契約期間内に契約チャネルの
番組を視聴可能にする処理である。
す模式図であり、図8はこの有料放送システムに用いら
れる受信装置の構成を示す模式図である。図7に示す有
料放送システムでは、センタ1が、放送局や顧客管理を
含んだ有料デジタル放送を行う事業者に該当し、顧客か
ら申し込まれた契約内容に基づき、顧客管理を行なって
いる。なお、顧客管理は、例えば契約内容に規定された
料金を支払った顧客のみ、契約期間内に契約チャネルの
番組を視聴可能にする処理である。
【0004】具体的には、支払いの良好な顧客に対し、
各受信装置101,102,103,…固有のID番号
毎に契約(視聴可能条件)情報を示す個別情報を暗号化
して個別情報パケットを作成し、この個別情報パケット
を通信回線(図7中、通信網)2を介して受信装置10
i(i=1,2,3,…)に送信する処理である。
各受信装置101,102,103,…固有のID番号
毎に契約(視聴可能条件)情報を示す個別情報を暗号化
して個別情報パケットを作成し、この個別情報パケット
を通信回線(図7中、通信網)2を介して受信装置10
i(i=1,2,3,…)に送信する処理である。
【0005】各顧客の受信装置10iは、図8に示すよ
うに、通信端子11が通信回線2に接続されており、通
信回線2上の個別情報パケットがモデム12を介して個
別情報復号部13に入力される。
うに、通信端子11が通信回線2に接続されており、通
信回線2上の個別情報パケットがモデム12を介して個
別情報復号部13に入力される。
【0006】個別情報復号部13は、個別情報パケット
を復号し、得られた個別情報から、自受信装置10iの
契約情報を取出し、メモリ14に書込む。メモリ14
は、制御部15から読出/書込可能となっている。これ
により、受信装置10i側は、契約情報に示された有料
放送を復号可能となる。
を復号し、得られた個別情報から、自受信装置10iの
契約情報を取出し、メモリ14に書込む。メモリ14
は、制御部15から読出/書込可能となっている。これ
により、受信装置10i側は、契約情報に示された有料
放送を復号可能となる。
【0007】以下、例えば、センタ1の放送局からの放
送電波は通信衛星3を介して各顧客の受信装置10iに
送信される。この放送電波は、図示しないアンテナを介
して受信され、適当に周波数変換されて放送信号とし
て、受信装置10iの入力端子16からチューナ部17
に入力される。
送電波は通信衛星3を介して各顧客の受信装置10iに
送信される。この放送電波は、図示しないアンテナを介
して受信され、適当に周波数変換されて放送信号とし
て、受信装置10iの入力端子16からチューナ部17
に入力される。
【0008】チューナ部17は、制御部15からの制御
により、放送信号の選択、復調、データの誤り訂正処理
を行い、パケット形式の信号をデマルチプレクサ18に
入力する。デマルチプレクサ18は、制御部15からの
制御により、入力されたパケット形式の信号を、コンテ
ンツ情報パケットとそれ以外のパケットとに分離し、コ
ンテンツ情報パケットをコンテンツ復号部19に出力す
る。
により、放送信号の選択、復調、データの誤り訂正処理
を行い、パケット形式の信号をデマルチプレクサ18に
入力する。デマルチプレクサ18は、制御部15からの
制御により、入力されたパケット形式の信号を、コンテ
ンツ情報パケットとそれ以外のパケットとに分離し、コ
ンテンツ情報パケットをコンテンツ復号部19に出力す
る。
【0009】一方、制御部15は、メモリ14内の契約
情報に基づいて、コンテンツ情報パケットを復号するか
否かを判定し、判定の結果、復号するとき、コンテンツ
復号部19を制御してコンテンツ情報パケットを復号さ
せ、得られたコンテンツパケットを出力部20に出力さ
せる。
情報に基づいて、コンテンツ情報パケットを復号するか
否かを判定し、判定の結果、復号するとき、コンテンツ
復号部19を制御してコンテンツ情報パケットを復号さ
せ、得られたコンテンツパケットを出力部20に出力さ
せる。
【0010】出力部20は、制御部15からの制御によ
り、このコンテンツパケットにD/A変換などを施し
て、得られたアナログ信号を出力端子21を介してテレ
ビジョン受信機22又はラジオなどに出力する。これに
より、顧客は、有料放送を視聴可能となる。
り、このコンテンツパケットにD/A変換などを施し
て、得られたアナログ信号を出力端子21を介してテレ
ビジョン受信機22又はラジオなどに出力する。これに
より、顧客は、有料放送を視聴可能となる。
【0011】また、受信装置10iは、例えば制御部1
5が顧客の視聴番組又は視聴時間をメモリ14に記録
し、定期的に視聴番組/時間をセンタ1宛に、モデム1
2を介して通信回線2に送信してもよい。
5が顧客の視聴番組又は視聴時間をメモリ14に記録
し、定期的に視聴番組/時間をセンタ1宛に、モデム1
2を介して通信回線2に送信してもよい。
【0012】センタ1は、各受信装置10iから受けた
視聴実績(視聴番組/時間)と所定の契約内容とに基づ
いて、顧客の預金口座をもつ金融機関4に対し、顧客の
預金口座からの引落し要求(課金)を行なう。ここで、
所定の契約内容としては、例えば、予め料金を先払いし
て番組ごと又は視聴時間で課金する契約、あるいは、視
聴した番組又は時間を受信装置に記録しておき、視聴後
にその記録をセンタ1が回収して課金する契約などがあ
る。
視聴実績(視聴番組/時間)と所定の契約内容とに基づ
いて、顧客の預金口座をもつ金融機関4に対し、顧客の
預金口座からの引落し要求(課金)を行なう。ここで、
所定の契約内容としては、例えば、予め料金を先払いし
て番組ごと又は視聴時間で課金する契約、あるいは、視
聴した番組又は時間を受信装置に記録しておき、視聴後
にその記録をセンタ1が回収して課金する契約などがあ
る。
【0013】なお、有料放送システムは、以上のような
ものに限らず、例えば次のようなものもある。すなわ
ち、図9に示すように、センタ1aは、有料番組を含む
コンテンツ情報パケットと、契約情報を含む個別情報パ
ケットとを放送電波として、衛星通信を介して各顧客の
受信装置10a1,10a2,10a3,…に送信す
る。
ものに限らず、例えば次のようなものもある。すなわ
ち、図9に示すように、センタ1aは、有料番組を含む
コンテンツ情報パケットと、契約情報を含む個別情報パ
ケットとを放送電波として、衛星通信を介して各顧客の
受信装置10a1,10a2,10a3,…に送信す
る。
【0014】一方、各顧客の受信装置10aiでは、図
10に示すように、デマルチプレクサ18aが、放送電
波から得られるパケット形式の信号から、コンテンツ情
報パケットと個別情報パケットとを分離し、個別情報パ
ケットを個別情報復号部13に入力する。
10に示すように、デマルチプレクサ18aが、放送電
波から得られるパケット形式の信号から、コンテンツ情
報パケットと個別情報パケットとを分離し、個別情報パ
ケットを個別情報復号部13に入力する。
【0015】すなわち、有料放送システムとしては、個
別情報パケットを放送電波に含めて送信するものもあ
る。なお、この場合、センタ1は、視聴実績を回収でき
ないので、所定の契約内容のみに基づいて、金融機関4
に対し、顧客の預金口座からの支払要求(課金)を行な
う。ここで、所定の契約内容としては、例えば月極でチ
ャネル毎に課金する契約などがある。
別情報パケットを放送電波に含めて送信するものもあ
る。なお、この場合、センタ1は、視聴実績を回収でき
ないので、所定の契約内容のみに基づいて、金融機関4
に対し、顧客の預金口座からの支払要求(課金)を行な
う。ここで、所定の契約内容としては、例えば月極でチ
ャネル毎に課金する契約などがある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような有料放送システムでは、月極で一定額を課金する
場合、ほとんど視聴しなかった顧客にとっては料金が割
高になってしまう。
ような有料放送システムでは、月極で一定額を課金する
場合、ほとんど視聴しなかった顧客にとっては料金が割
高になってしまう。
【0017】また、視聴した番組毎に課金する契約で
は、例えば番組途中から視聴開始又はチャンネル変更を
した場合、同様に、ほとんど視聴しなかった顧客にとっ
ては料金が割高になってしまう。
は、例えば番組途中から視聴開始又はチャンネル変更を
した場合、同様に、ほとんど視聴しなかった顧客にとっ
ては料金が割高になってしまう。
【0018】また、視聴した時間で課金する契約では、
各顧客に関する時間情報の制御や管理のため、システム
が複雑になってしまう。
各顧客に関する時間情報の制御や管理のため、システム
が複雑になってしまう。
【0019】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、顧客の視聴した分に応じた課金を簡易な構成により
実現し得る有料放送受信装置、システム及びプログラム
を提供することを目的とする。
で、顧客の視聴した分に応じた課金を簡易な構成により
実現し得る有料放送受信装置、システム及びプログラム
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、有料放送
の放送電波が受信された際に、前記放送電波から得られ
る暗号化されたコンテンツ情報パケットを復号して出力
する有料放送受信装置であって、前記復号したコンテン
ツ情報パケットの個数に対応してパケット数を計数する
計数手段と、前記計数手段により計数されたパケット数
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたパケ
ット数を前記有料放送の事業者側に向けて送信するパケ
ット数送信手段と、を備えた有料放送受信装置である。
の放送電波が受信された際に、前記放送電波から得られ
る暗号化されたコンテンツ情報パケットを復号して出力
する有料放送受信装置であって、前記復号したコンテン
ツ情報パケットの個数に対応してパケット数を計数する
計数手段と、前記計数手段により計数されたパケット数
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたパケ
ット数を前記有料放送の事業者側に向けて送信するパケ
ット数送信手段と、を備えた有料放送受信装置である。
【0021】なお、この有料放送受信装置に係る発明
は、例えばチューナ部17やモデム12以外の機能をソ
フトウェアにより実現する場合、「有料放送受信装置の
コンピュータを、計数手段、記憶手段、パケット数送信
手段として機能させるための受信装置用プログラム」と
して表現してもよい。
は、例えばチューナ部17やモデム12以外の機能をソ
フトウェアにより実現する場合、「有料放送受信装置の
コンピュータを、計数手段、記憶手段、パケット数送信
手段として機能させるための受信装置用プログラム」と
して表現してもよい。
【0022】また、有料放送受信装置は、単体として実
現されて通常のテレビジョン装置に接続されてもよく、
また、通常のテレビジョン装置に搭載されて加入テレビ
ジョン装置として実現されてもよい。
現されて通常のテレビジョン装置に接続されてもよく、
また、通常のテレビジョン装置に搭載されて加入テレビ
ジョン装置として実現されてもよい。
【0023】第2の発明は、暗号化されたコンテンツ情
報パケットを含む放送電波を有料放送として顧客の受信
装置に提供し、前記有料放送の顧客管理装置が前記受信
装置における有料放送の視聴分に応じた課金を行なう有
料放送システムであって、前記受信装置としては、前記
コンテンツ情報パケットを復号して視聴を行なう際に、
前記復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応して
パケット数を計数する計数手段と、前記計数手段により
計数されたパケット数を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶されたパケット数を前記顧客管理装置に向け
て送信する送信手段とを備え、前記顧客管理装置として
は、前記受信装置の送信手段により送信されたパケット
数に基づいて、課金金額を決定する課金金額決定手段を
備えた有料放送システムである。
報パケットを含む放送電波を有料放送として顧客の受信
装置に提供し、前記有料放送の顧客管理装置が前記受信
装置における有料放送の視聴分に応じた課金を行なう有
料放送システムであって、前記受信装置としては、前記
コンテンツ情報パケットを復号して視聴を行なう際に、
前記復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応して
パケット数を計数する計数手段と、前記計数手段により
計数されたパケット数を記憶する記憶手段と、前記記憶
手段に記憶されたパケット数を前記顧客管理装置に向け
て送信する送信手段とを備え、前記顧客管理装置として
は、前記受信装置の送信手段により送信されたパケット
数に基づいて、課金金額を決定する課金金額決定手段を
備えた有料放送システムである。
【0024】以上のような各発明によれば、従来の有料
放送受信装置に対し、復号したコンテンツ情報パケット
の個数に対応してパケット数を計数する計数手段を付加
した簡易な構成により、計数されたパケット数に応じて
課金できるので、顧客の視聴した分に応じた課金を簡易
な構成により実現させることができる。
放送受信装置に対し、復号したコンテンツ情報パケット
の個数に対応してパケット数を計数する計数手段を付加
した簡易な構成により、計数されたパケット数に応じて
課金できるので、顧客の視聴した分に応じた課金を簡易
な構成により実現させることができる。
【0025】ここで、第1、第2の発明に係るパケット
数送信手段は、以下のように実現してもよい。すなわ
ち、パケット数送信手段は、前記送信を定期的に行なっ
てもよく、また、前記送信を視聴契約の更新時に行なっ
てもよい。
数送信手段は、以下のように実現してもよい。すなわ
ち、パケット数送信手段は、前記送信を定期的に行なっ
てもよく、また、前記送信を視聴契約の更新時に行なっ
てもよい。
【0026】また、パケット数送信手段は、前記パケッ
ト数を通信回線に出力するためのモデムを備えてもよ
い。
ト数を通信回線に出力するためのモデムを備えてもよ
い。
【0027】さらに、パケット数送信手段は、前記記憶
手段に記憶されたパケット数を通信回線に出力すると共
に、前記記憶手段に記憶されたパケット数を初期値に戻
してもよい。この場合、記憶手段のあふれ(オーバーフ
ロー)を回避することができる。
手段に記憶されたパケット数を通信回線に出力すると共
に、前記記憶手段に記憶されたパケット数を初期値に戻
してもよい。この場合、記憶手段のあふれ(オーバーフ
ロー)を回避することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を用いて説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る有料放送システムの構成を示す模式図であり、図2は
この有料放送システムに用いられる受信装置の構成を示
す模式図であって、前述した図面と同一部分には同一符
号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部
分について主に述べる。なお、以下の各実施形態も同様
にして重複した部分の説明を省略する。
て図面を用いて説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る有料放送システムの構成を示す模式図であり、図2は
この有料放送システムに用いられる受信装置の構成を示
す模式図であって、前述した図面と同一部分には同一符
号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部
分について主に述べる。なお、以下の各実施形態も同様
にして重複した部分の説明を省略する。
【0029】すなわち、本実施形態は、顧客の視聴した
分に対する課金を簡易な構成により実現させることを図
るものであり、具体的には図2に示すように、制御部1
5xの制御により、コンテンツ復号部19の復号したコ
ンテンツ情報パケットの個数に基づいてパケット数を計
数して計数結果をメモリ14に書込むパケットカウンタ
23を備えている。
分に対する課金を簡易な構成により実現させることを図
るものであり、具体的には図2に示すように、制御部1
5xの制御により、コンテンツ復号部19の復号したコ
ンテンツ情報パケットの個数に基づいてパケット数を計
数して計数結果をメモリ14に書込むパケットカウンタ
23を備えている。
【0030】制御部15xは、前述した制御部15の機
能に加え、メモリ14に書込まれたパケット数及び受信
装置のID番号をモデム12を介してセンタ1x宛に通
信回線2に送信する機能と、この送信後、メモリ14内
のパケット数を初期値(例えば0)に戻す機能とをもっ
ている。
能に加え、メモリ14に書込まれたパケット数及び受信
装置のID番号をモデム12を介してセンタ1x宛に通
信回線2に送信する機能と、この送信後、メモリ14内
のパケット数を初期値(例えば0)に戻す機能とをもっ
ている。
【0031】ここで、送信のタイミングは、顧客からの
指示入力による発信、定期的な自動発信、パケット数が
所定数を超えたときに発信、あるいは契約更新時の新た
な個別情報パケットの受信に基づく発信などのように、
任意のタイミングが使用可能である。
指示入力による発信、定期的な自動発信、パケット数が
所定数を超えたときに発信、あるいは契約更新時の新た
な個別情報パケットの受信に基づく発信などのように、
任意のタイミングが使用可能である。
【0032】パケットカウンタ23は、ソフトウェア、
ハードウェア又はその組合せにより実現可能となってお
り、前述したように、パケット数の計数・書込機能をも
っている。ここで、パケット数は、コンテンツ情報パケ
ットの個数に基づく値であり、ここではパケットの個数
=パケット数として説明するが、これに限らず、パケッ
トの個数×比例係数=パケット数の場合を概念に含んで
いる。この場合、比例係数は、契約時の番組の設定ラン
クに応じてパケット数の計数比率を変更可能とするため
のものであり、例えば1,2,3程度の任意の数値が使
用可能であって、番組IDの放送などにより、契約情報
に基づいて制御部15xが、番組毎にパケットカウンタ
23に設定可能である。従って、比例係数の設定によ
り、きめ細かい料金形態やサービスを簡単に実現でき
る。なお、比例係数は、番組の予告編などのように、用
途によっては“0”又は“1より小さい値(0.5
等)”としてもよい。
ハードウェア又はその組合せにより実現可能となってお
り、前述したように、パケット数の計数・書込機能をも
っている。ここで、パケット数は、コンテンツ情報パケ
ットの個数に基づく値であり、ここではパケットの個数
=パケット数として説明するが、これに限らず、パケッ
トの個数×比例係数=パケット数の場合を概念に含んで
いる。この場合、比例係数は、契約時の番組の設定ラン
クに応じてパケット数の計数比率を変更可能とするため
のものであり、例えば1,2,3程度の任意の数値が使
用可能であって、番組IDの放送などにより、契約情報
に基づいて制御部15xが、番組毎にパケットカウンタ
23に設定可能である。従って、比例係数の設定によ
り、きめ細かい料金形態やサービスを簡単に実現でき
る。なお、比例係数は、番組の予告編などのように、用
途によっては“0”又は“1より小さい値(0.5
等)”としてもよい。
【0033】一方、センタ1xは、前述同様の事業者に
該当し、契約内容に基づく顧客管理を行なう点で同じで
あるが、課金金額を得るための構成が前述とは異なるも
のである。具体的にはセンタ1xは、図3に示す如き、
パケット数から料金を得るための所望の料金規定を電子
データ化した料金テーブルTを保持し、各受信装置10
xiからID番号及びパケット数を受信すると、各受信
装置10xiのID番号毎にパケット数を集計する機能
と、集計結果から料金テーブルTに基づいて課金金額を
得る機能と、得られた課金金額について金融機関4に課
金を行なう機能とを備えている。
該当し、契約内容に基づく顧客管理を行なう点で同じで
あるが、課金金額を得るための構成が前述とは異なるも
のである。具体的にはセンタ1xは、図3に示す如き、
パケット数から料金を得るための所望の料金規定を電子
データ化した料金テーブルTを保持し、各受信装置10
xiからID番号及びパケット数を受信すると、各受信
装置10xiのID番号毎にパケット数を集計する機能
と、集計結果から料金テーブルTに基づいて課金金額を
得る機能と、得られた課金金額について金融機関4に課
金を行なう機能とを備えている。
【0034】ここで、料金テーブルTは、図3に示すよ
うに、復号したパケット数が0個〜20万9999個の
ときは0円、21万個〜50万9999個のときは20
0円、などという料金を示しているが、この例に限ら
ず、任意の料金規定を適用してよいことは言うまでもな
い。但し、料金テーブルTは、ほとんど視聴しなかった
顧客に生じる割高感を抑える観点から、所定値よりも少
ないパケット数の場合には無料又は社会通念上許容され
る基本料金(例、携帯電話の各種有料サービス料金。月
額200〜300円)程度と定めることが好ましい。ま
た、課金金額について課金を行なう機能は、金融機関4
からの引落し又は郵送した請求書による支払いといった
通常の方式が使用可能であり、適宜、人手を介してもよ
い。
うに、復号したパケット数が0個〜20万9999個の
ときは0円、21万個〜50万9999個のときは20
0円、などという料金を示しているが、この例に限ら
ず、任意の料金規定を適用してよいことは言うまでもな
い。但し、料金テーブルTは、ほとんど視聴しなかった
顧客に生じる割高感を抑える観点から、所定値よりも少
ないパケット数の場合には無料又は社会通念上許容され
る基本料金(例、携帯電話の各種有料サービス料金。月
額200〜300円)程度と定めることが好ましい。ま
た、課金金額について課金を行なう機能は、金融機関4
からの引落し又は郵送した請求書による支払いといった
通常の方式が使用可能であり、適宜、人手を介してもよ
い。
【0035】なお、このような受信装置10xiは、ハ
ードウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組合
せにより実現可能とであり、ハードウェアとソフトウェ
アとの組合せの場合、ソフトウェアにより実現可能な部
分は、個別情報復号部13、メモリ14、制御部15
x、デマルチプレクサ18、コンテンツ復号部19、出
力部20及びパケットカウンタ23である。ハードウェ
アとソフトウェアとの組合せの場合、例えば各部分1
3,14,15x、18,19,20,23の処理手順
の記述されたプログラムが予め受信装置10xiのコン
ピュータにインストールされていればよい。
ードウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組合
せにより実現可能とであり、ハードウェアとソフトウェ
アとの組合せの場合、ソフトウェアにより実現可能な部
分は、個別情報復号部13、メモリ14、制御部15
x、デマルチプレクサ18、コンテンツ復号部19、出
力部20及びパケットカウンタ23である。ハードウェ
アとソフトウェアとの組合せの場合、例えば各部分1
3,14,15x、18,19,20,23の処理手順
の記述されたプログラムが予め受信装置10xiのコン
ピュータにインストールされていればよい。
【0036】次に、以上のように構成された有料放送シ
ステムの動作を説明する。いま、各受信装置10xiで
は、前述同様に、通信回線2を介して送信された個人情
報パケットを個別情報復号部13により復号し、契約情
報をメモリ14に書込んで有料放送を復号可能となる。
ステムの動作を説明する。いま、各受信装置10xiで
は、前述同様に、通信回線2を介して送信された個人情
報パケットを個別情報復号部13により復号し、契約情
報をメモリ14に書込んで有料放送を復号可能となる。
【0037】続いて、各受信装置10xiでは、前述同
様に、受信した放送電波に含まれるコンテンツ情報パケ
ットをチューナ部17及びデマルチプレクサ18を介し
てコンテンツ復号部19により復号し、得られたコンテ
ンツパケットを出力部20によりアナログ信号に変換し
てテレビジョン受像機22に出力する。これにより、顧
客は、テレビジョン受像機22を介して有料放送を視聴
する。
様に、受信した放送電波に含まれるコンテンツ情報パケ
ットをチューナ部17及びデマルチプレクサ18を介し
てコンテンツ復号部19により復号し、得られたコンテ
ンツパケットを出力部20によりアナログ信号に変換し
てテレビジョン受像機22に出力する。これにより、顧
客は、テレビジョン受像機22を介して有料放送を視聴
する。
【0038】一方、パケットカウンタ23は、コンテン
ツ復号部19により復号されたコンテンツ情報パケット
の個数(パケット数)を計数して計数結果をメモリ14
に書込む。
ツ復号部19により復号されたコンテンツ情報パケット
の個数(パケット数)を計数して計数結果をメモリ14
に書込む。
【0039】また、各制御部15xは、メモリ14内の
パケット数及びID番号をモデム12を介してセンタ1
x宛に通信回線2に送信する。また、この送信後、制御
部15xはメモリ14内のパケット数をゼロに戻す。
パケット数及びID番号をモデム12を介してセンタ1
x宛に通信回線2に送信する。また、この送信後、制御
部15xはメモリ14内のパケット数をゼロに戻す。
【0040】センタ1xは、図4に示すように、送信さ
れたパケット数及びID番号を受信すると、各受信装置
10xiのID番号毎にパケット数を集計し、集計結果
(図4中、復号パケット数)から料金テーブルTに基づ
いて課金金額を得ると共に、この課金金額について金融
機関4に課金を行なう。
れたパケット数及びID番号を受信すると、各受信装置
10xiのID番号毎にパケット数を集計し、集計結果
(図4中、復号パケット数)から料金テーブルTに基づ
いて課金金額を得ると共に、この課金金額について金融
機関4に課金を行なう。
【0041】上述したように本実施の形態によれば、従
来の受信装置10iに対し、復号したコンテンツ情報パ
ケットの個数に対応してパケット数を計数するパケット
カウンタ23を付加した構成により、計数されたパケッ
ト数に応じて課金できるので、顧客の視聴した分に応じ
た課金を簡易な構成により実現させることができる。
来の受信装置10iに対し、復号したコンテンツ情報パ
ケットの個数に対応してパケット数を計数するパケット
カウンタ23を付加した構成により、計数されたパケッ
ト数に応じて課金できるので、顧客の視聴した分に応じ
た課金を簡易な構成により実現させることができる。
【0042】詳しくは、課金の機構として、システム全
体で受信装置10iにパケットカウンタ23を設けるだ
けであるため、システムを複雑または重くすることな
く、課金を行うことができる。
体で受信装置10iにパケットカウンタ23を設けるだ
けであるため、システムを複雑または重くすることな
く、課金を行うことができる。
【0043】また、パケット数に基づいて課金を行なう
ので、例えば従来の月極料金の場合には、ほとんど視聴
しなかった顧客にとっては割高感を生じさせるが、本実
施形態によれば、割高感を生じさせない。
ので、例えば従来の月極料金の場合には、ほとんど視聴
しなかった顧客にとっては割高感を生じさせるが、本実
施形態によれば、割高感を生じさせない。
【0044】また、事業者側にも新しいサービスを提供
できる可能性を与える。例えば、顧客はある番組を視聴
するかを、何分か試しに視聴してから決めることもあ
る。すなわち、事業者側は、この試聴を無料にするとい
うサービスを実現できる。
できる可能性を与える。例えば、顧客はある番組を視聴
するかを、何分か試しに視聴してから決めることもあ
る。すなわち、事業者側は、この試聴を無料にするとい
うサービスを実現できる。
【0045】具体的には図3に示すように、パケット数
が20万個以下ならば0円というように、料金テーブル
Tに料金を設定すればよい。しかも試聴するのは、番組
の最初でも途中でも可能であるという利点もある。
が20万個以下ならば0円というように、料金テーブル
Tに料金を設定すればよい。しかも試聴するのは、番組
の最初でも途中でも可能であるという利点もある。
【0046】なお、この試聴の際には、例えば次のよう
な手順(1)〜(5)を用いてもよい。 (1)受信装置10xiは、最初に番組ID、使用パケ
ット数及び鍵データを契約情報(実際の契約は不要)と
して受けてメモリ14に記憶する。 (2)制御部15xは、この鍵データをコンテンツ復号
部19に設定し、現在のパケット数を記憶する。 (3)コンテンツ復号部19は、この鍵データを用いて
試聴用のコンテンツ情報パケットを復号する。パケット
カウンタ23は、復号したパケットのパケット数を計数
してメモリ14に更新する。 (4)制御部15xはメモリ14内のパケット数を
(2)で記憶した値と比較し、パケット数が一定数だけ
増加した時点で鍵データを消去する。その後、制御部1
5xは、メモリ14のパケット数を(2)で記憶した値
に戻す。 (5)顧客の所望により契約が結ばれると、番組ID及
び鍵データを契約情報として受け、試聴可能となる。こ
れで、試聴の手順は完了する。
な手順(1)〜(5)を用いてもよい。 (1)受信装置10xiは、最初に番組ID、使用パケ
ット数及び鍵データを契約情報(実際の契約は不要)と
して受けてメモリ14に記憶する。 (2)制御部15xは、この鍵データをコンテンツ復号
部19に設定し、現在のパケット数を記憶する。 (3)コンテンツ復号部19は、この鍵データを用いて
試聴用のコンテンツ情報パケットを復号する。パケット
カウンタ23は、復号したパケットのパケット数を計数
してメモリ14に更新する。 (4)制御部15xはメモリ14内のパケット数を
(2)で記憶した値と比較し、パケット数が一定数だけ
増加した時点で鍵データを消去する。その後、制御部1
5xは、メモリ14のパケット数を(2)で記憶した値
に戻す。 (5)顧客の所望により契約が結ばれると、番組ID及
び鍵データを契約情報として受け、試聴可能となる。こ
れで、試聴の手順は完了する。
【0047】さらに、有料放送を受信するには、通信回
線2を通じてセンタ1xに契約を申込んだ後、センタ1
xから個別情報を通信回線2で受取る必要があるが、こ
こで通信回線2を接続した際に、メモリ14内のパケッ
ト数をセンタ1xに送信する機能を制御部15xに付け
ておくと、センタ1x側は確実に各顧客に課金すること
ができる。また、メモリ14内のパケット数を送信した
後、パケット数を初期値に戻すので、メモリ14のあふ
れを回避することができる。
線2を通じてセンタ1xに契約を申込んだ後、センタ1
xから個別情報を通信回線2で受取る必要があるが、こ
こで通信回線2を接続した際に、メモリ14内のパケッ
ト数をセンタ1xに送信する機能を制御部15xに付け
ておくと、センタ1x側は確実に各顧客に課金すること
ができる。また、メモリ14内のパケット数を送信した
後、パケット数を初期値に戻すので、メモリ14のあふ
れを回避することができる。
【0048】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態に係る有料放送システムの構成を示す模式図で
あり、図6はこの有料放送システムに用いられる受信装
置の構成を示す模式図である。
実施形態に係る有料放送システムの構成を示す模式図で
あり、図6はこの有料放送システムに用いられる受信装
置の構成を示す模式図である。
【0049】本実施形態は、第1の実施形態の変形例で
あり、個別情報パケットを放送電波により送信する形態
であって、具体的には図6に示すように、デマルチプレ
クサ18aが、制御部15xからの制御により、チュー
ナ部17から入力されるパケット形式の信号からコンテ
ンツ情報パケットと個別情報パケットとを分離し、コン
テンツ情報パケットをコンテンツ復号部19に入力する
前述した機能に加え、個別情報パケットを個別情報復号
部13に入力する構成となっている。
あり、個別情報パケットを放送電波により送信する形態
であって、具体的には図6に示すように、デマルチプレ
クサ18aが、制御部15xからの制御により、チュー
ナ部17から入力されるパケット形式の信号からコンテ
ンツ情報パケットと個別情報パケットとを分離し、コン
テンツ情報パケットをコンテンツ復号部19に入力する
前述した機能に加え、個別情報パケットを個別情報復号
部13に入力する構成となっている。
【0050】換言すると、図10に示した従来構成に対
し、前述同様にパケットカウンタ23を備え、制御部1
5xにID番号・パケット数の送信機能を付加した構成
となっている。ここで、制御部15xによるパケット数
の送信タイミングは、前述した通りであるが、特に、顧
客からの指示入力による発信が適している。この指示入
力の構成は、例えばセンタ1axが受信装置10axi
のID番号とパケット数送出依頼メッセージとを組にし
て送信し、該当する受信装置10axiがテレビジョン
受像機22にパケット数送出依頼メッセージを表示させ
ることにより行われる。また、例えばパケット数送出依
頼メッセージ中の指定期日までにパケット数の送信が無
い場合、同様に、ID番号を指定して警告メッセージや
復号禁止用コマンドを送信してもよい。また、指示入力
による発信を主に用いる場合、図5に破線で示すよう
に、受信装置10axiを例えばパケット数の送信時の
み通信回線2に接続する構成とし、受信装置10axi
とテレビジョン受像機22との組をモバイル機器として
実現してもよい。
し、前述同様にパケットカウンタ23を備え、制御部1
5xにID番号・パケット数の送信機能を付加した構成
となっている。ここで、制御部15xによるパケット数
の送信タイミングは、前述した通りであるが、特に、顧
客からの指示入力による発信が適している。この指示入
力の構成は、例えばセンタ1axが受信装置10axi
のID番号とパケット数送出依頼メッセージとを組にし
て送信し、該当する受信装置10axiがテレビジョン
受像機22にパケット数送出依頼メッセージを表示させ
ることにより行われる。また、例えばパケット数送出依
頼メッセージ中の指定期日までにパケット数の送信が無
い場合、同様に、ID番号を指定して警告メッセージや
復号禁止用コマンドを送信してもよい。また、指示入力
による発信を主に用いる場合、図5に破線で示すよう
に、受信装置10axiを例えばパケット数の送信時の
み通信回線2に接続する構成とし、受信装置10axi
とテレビジョン受像機22との組をモバイル機器として
実現してもよい。
【0051】以上のような本実施形態としても、第1の
実施形態と同様の効果を得ることができる。 (他の変形例)なお、上記各実施形態に記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−RO
M、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メ
モリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
実施形態と同様の効果を得ることができる。 (他の変形例)なお、上記各実施形態に記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−RO
M、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メ
モリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
【0052】また、この記憶媒体としては、プログラム
を記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒
体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良
い。
を記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒
体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良
い。
【0053】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上
で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、
データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW
(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処
理の一部を実行しても良い。
トールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上
で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、
データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW
(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処
理の一部を実行しても良い。
【0054】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ット等により伝送されたプログラムをダウンロードして
記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ット等により伝送されたプログラムをダウンロードして
記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0055】また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成で
あっても良い。
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成で
あっても良い。
【0056】尚、本発明におけるコンピュータは、記憶
媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態にお
ける各処理を実行するものであって、パソコン等の1つ
からなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシ
ステム等の何れの構成であっても良い。
媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態にお
ける各処理を実行するものであって、パソコン等の1つ
からなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシ
ステム等の何れの構成であっても良い。
【0057】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機
能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機
能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0058】なお、本願発明は、上記各実施形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合、組み合わされた効果が得られる。さらに、上記
各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成用件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発
明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施す
る場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるもの
である。
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合、組み合わされた効果が得られる。さらに、上記
各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成用件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発
明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施す
る場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるもの
である。
【0059】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
囲で種々変形して実施できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、顧
客の視聴した分に応じた課金を簡易な構成により実現さ
せることができる。
客の視聴した分に応じた課金を簡易な構成により実現さ
せることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る有料放送システ
ムの構成を示す模式図
ムの構成を示す模式図
【図2】同実施形態における受信装置の構成を示す模式
図
図
【図3】同実施形態における料金テーブルの構成を示す
模式図
模式図
【図4】同実施形態における動作を説明するための模式
図
図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る有料放送システ
ムの構成を示す模式図
ムの構成を示す模式図
【図6】同実施形態における受信装置の構成を示す模式
図
図
【図7】従来の有料放送システムの構成を示す模式図
【図8】従来の受信装置の構成を示す模式図
【図9】従来の有料放送システムの構成を示す模式図
【図10】従来の受信装置の構成を示す模式図
1x,1ax…センタ
2…通信回線
3…通信衛星
4…金融機関
10x1〜10x4,10xi,10ax1〜10ax
3,10axi…受信装置 11…通信端子 12…モデム 13…個別情報復号部 14…メモリ 15x,15ax…制御部 16…入力端子 17…チューナ部 18,18a…デマルチプレクサ 19…コンテンツ復号部 20…出力部 21…出力端子 22…テレビ受像機 23…パケットカウンタ
3,10axi…受信装置 11…通信端子 12…モデム 13…個別情報復号部 14…メモリ 15x,15ax…制御部 16…入力端子 17…チューナ部 18,18a…デマルチプレクサ 19…コンテンツ復号部 20…出力部 21…出力端子 22…テレビ受像機 23…パケットカウンタ
Claims (7)
- 【請求項1】 有料放送の放送電波が受信された際に、
前記放送電波から得られる暗号化されたコンテンツ情報
パケットを復号して出力する有料放送受信装置であっ
て、 前記復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応して
パケット数を計数する計数手段と、 前記計数手段により計数されたパケット数を記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたパケット数を前記有料放送の
事業者側に向けて送信するパケット数送信手段と、 を備えたことを特徴とする有料放送受信装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の有料放送受信装置にお
いて、 前記パケット数送信手段は、前記送信を定期的に行なう
ことを特徴とする有料放送受信装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の有料放送受信装置にお
いて、 前記パケット数送信手段は、前記送信を視聴契約の更新
時に行なうことを特徴とする有料放送受信装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
記載の有料放送受信装置において、 前記パケット数送信手段は、前記パケット数を通信回線
に出力するためのモデムを備えたことを特徴とする有料
放送受信装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
記載の有料放送受信装置において、 前記パケット数送信手段は、前記記憶手段に記憶された
パケット数を通信回線に出力すると共に、前記記憶手段
に記憶されたパケット数を初期値に戻すことを特徴とす
る有料放送受信装置。 - 【請求項6】 暗号化されたコンテンツ情報パケットを
含む放送電波を有料放送として顧客の受信装置に提供
し、前記有料放送の顧客管理装置が前記受信装置におけ
る有料放送の視聴分に応じた課金を行なう有料放送シス
テムであって、 前記受信装置は、 前記コンテンツ情報パケットを復号して視聴を行なう際
に、前記復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応
してパケット数を計数する計数手段と、 前記計数手段により計数されたパケット数を記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたパケット数を前記顧客管理装
置に向けて送信する送信手段とを備え、 前記顧客管理装置は、 前記受信装置の送信手段により送信されたパケット数に
基づいて、課金金額を決定する課金金額決定手段を備え
たことを特徴とする有料放送システム。 - 【請求項7】 有料放送の放送電波が受信された際に、
前記放送電波から得られる暗号化されたコンテンツ情報
パケットを復号して出力する有料放送受信装置に用いら
れる受信装置用プログラムであって、 前記復号したコンテンツ情報パケットの個数に対応して
パケット数を計数する計数手段、 前記計数手段により計数されたパケット数を記憶する記
憶手段、 前記記憶手段に記憶されたパケット数を前記有料放送の
事業者側に向けて送信するパケット数送信手段、 として機能させるための受信装置用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001195160A JP2003009121A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 有料放送受信装置、システム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001195160A JP2003009121A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 有料放送受信装置、システム及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003009121A true JP2003009121A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19033189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001195160A Pending JP2003009121A (ja) | 2001-06-27 | 2001-06-27 | 有料放送受信装置、システム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003009121A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01231490A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報課金システム |
JPH0334795A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Masahiro Furukawa | 映像受信装置 |
JPH07131557A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-05-19 | Sofuitsuku:Kk | 情報通信における課金システム |
JPH07245627A (ja) * | 1994-03-02 | 1995-09-19 | Nec Corp | パケット測定装置 |
JP2000092229A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ転送方法及び送受信端末 |
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001195160A patent/JP2003009121A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01231490A (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報課金システム |
JPH0334795A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Masahiro Furukawa | 映像受信装置 |
JPH07131557A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-05-19 | Sofuitsuku:Kk | 情報通信における課金システム |
JPH07245627A (ja) * | 1994-03-02 | 1995-09-19 | Nec Corp | パケット測定装置 |
JP2000092229A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ転送方法及び送受信端末 |
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