JP2003009097A - 画像撮像装置、および記録再生装置 - Google Patents

画像撮像装置、および記録再生装置

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JP2003009097A JP2001184226A JP2001184226A JP2003009097A JP 2003009097 A JP2003009097 A JP 2003009097A JP 2001184226 A JP2001184226 A JP 2001184226A JP 2001184226 A JP2001184226 A JP 2001184226A JP 2003009097 A JP2003009097 A JP 2003009097A
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Hiroki Mizozoe
博樹 溝添
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 録画再生映像音声の高い品質を維持しつつ、
安価な監視カメラシステムを提供する。 【解決手段】 ディジタル圧縮符号化した映像信号およ
び音声信号を第一のパケット形式でパケット化し、前記
第一のパケット形式のパケットはヘッダ部とデータ部と
で構成され、前記ヘッダ部は、少なくとも、前記データ
部の種類を示すデータ識別情報と、前記パケットの長さ
を示すパケット長情報とで構成され、前記データ部は、
ディジタル圧縮音声データと、ディジタル圧縮映像デー
タのいずれか、あるいは両方とで構成され、さらに前記
第一のパケット形式のパケットを、第二のパケット形式
でパケット化して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に監視カメラシ
ステムで使用される画像撮像装置、および記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続されたカメラの情報
をコントロールし、蓄積サーバ部に接続した蓄積メディ
アに撮影時の映像・音声を保管することを目的とする監
視カメラシステムが、特開平7−212748号公報や
特開2000−83241号公報に開示されている。一
般に、監視カメラシステムでは保守を簡素化するため
に、蓄積メディアに映像音声データを長時間記録を行う
必要がある。このため、ある一定時間ごとに記録を行う
タイムラプスVTRを用いることが多い。
【0003】監視カメラシステム作動中には、ディスプ
レイ、スピーカを通じて撮影中の映像、音声を監視者が
モニタリングできるようなシステムが一般的である。監
視員は、モニタリング情報を監視しながら監視領域に異
常がないか確認する。また、カメラ部などに組み込まれ
たセンサなどにより自動的に異常を判別し、システムに
知らせる方法もある。
【0004】このような方法により異常事態を検出した
場合、蓄積メディアに記録された映像音声情報は、適宜
再生することにより監視員によってその内容を確認、検
証される。そのため、後の検証に有利なように、異常状
態が発生した場合は記録映像音声のタイムラプス処理を
止め、記録画像を通常の記録方式で蓄積メディアに記録
することが望ましい。監視カメラシステムでは、以上の
ような機能をもつシステムを高い信頼性でしかも高品質
な記録を行うことが要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたように、監
視システムでは一台もしくは複数台のカメラからの長時
間データを蓄積サーバに記録する必要があり、大量のデ
ータを処理する必要がある。このため、必要とされるネ
ットワークの回線スピードが上がり、またシステム構成
が複雑化することによりシステムコストが高くなる課題
があった。また、記録時には長時間記録を実現し、非常
事には記録画像情報量を重視するという2つの相反する
動作を適応制御する必要があり、これもシステムコスト
を増大させる要因となっていた。本発明の目的は、これ
らの課題を解決し、録画再生映像音声の高い品質を維持
しつつ、安価な監視カメラシステムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、本願発明にかかる映像信号および音声信号をディジ
タル圧縮符号化して出力する画像撮像装置は、前記ディ
ジタル圧縮符号化した映像信号および音声信号を、第一
のパケット形式でパケット化し、前記第一のパケット形
式のパケットは、ヘッダ部と、データ部とで構成され、
前記ヘッダ部は、少なくとも、前記データ部の種類を示
すデータ識別情報と、前記パケットの長さを示すパケッ
ト長情報とで構成され、前記データ部は、ディジタル圧
縮音声データと、ディジタル圧縮映像データのいずれ
か、あるいは両方とで構成され、さらに前記第一のパケ
ット形式のパケットを、第二のパケット形式でパケット
化して出力することを特徴とする。
【0007】第二のパケット形式のパケットを入力し
て、ディジタル圧縮符号化された映像データおよび音声
データを格納する第一のパケット形式のパケットにパケ
ット化して記録再生する記録再生装置において、前記第
一のパケット形式のパケットは、ヘッダ部と、データ部
とで構成され、前記ヘッダ部は、少なくとも、前記デー
タ部の種類を示すデータ識別情報と、前記パケットの長
さを示すパケット長情報とで構成され、前記データ部
は、少なくとも、ディジタル圧縮音声データと、ディジ
タル圧縮映像データのいずれか、あるいは両方とで構成
され、前記第一のパケット形式のパケットを、記録再生
することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかる監視カ
メラシステムについて説明する。図1は、本発明の実施
形態にかかる監視カメラシステムのブロック構成図であ
る。図1において、1から3はカメラ、4はLAN(L
ocalAreaNetwork)、5はコントロール
部、6はモニタリング用ディスプレイ、7はスピーカを
示す。LAN4に接続されたカメラ群1〜3では、各設
置場所から撮影した映像と音声をディジタル符号化し
て、LAN4を介してコントロール部5に情報を伝送す
る。
【0009】図2にカメラ1の詳細ブロック図を示す。
図2において、100はレンズ、101は映像信号アナ
ログ/ディジタルコンバータ、102は映像圧縮回路、
103はマイク、104は音声信号アナログ/ディジタ
ルコンバータ、105は音声圧縮回路、106はシステ
ムエンコーダ、107はLANインタフェース回路、1
08は制御回路である。
【0010】レンズ100から入った映像信号は、映像
信号アナログ/ディジタルコンバータ101においてデ
ィジタル信号に変換され、映像圧縮回路102入力され
る。映像圧縮回路102では、例えば、映像圧縮符号化
方式としてISO/IEC13818−2(通称MPE
G2Video)MP@ML(Main Profil
e@Main Level)規格に準拠した圧縮符号化
データを生成する。その他、映像圧縮符号化方式とし
て、JPEG規格方式でもよい。また、双方を選択して
切り換えてもよい。生成した圧縮符号化映像データは、
システムエンコーダ106に入力される。
【0011】また、マイク103から入力された音声信
号は、音声信号アナログ/ディジタルコンバータ104
において、所定のサンプリングレートによりアナログ/
ディジタル変換が行われる。ディジタル信号に変換され
た音声信号は、音声圧縮回路105に入力される。音声
圧縮回路105では、例えば、音声圧縮符号化方式とし
てISO/IEC13818−1(通称MPEG2Au
dio)規格に準拠したビットストリームを生成する。
生成した圧縮符号化音声データは、システムエンコーダ
106に入力される。尚、音声圧縮符号化方式を上記方
式に限定するものではなく、他の方式であってもよい。
システムエンコーダ106に入力された、圧縮符号化映
像データおよび圧縮符号化音声データは、多重化された
後、パケット化される。
【0012】図3は、システムエンコーダ106により
生成されるパケットを示す図である。図3において、3
0はパケット、301はパケットヘッダ、302は圧縮
符号化音声データ領域、303は圧縮符号化映像データ
領域である。ここで、システムエンコーダ106は、圧
縮符号化映像データ領域303の長さが、後述する記録
媒体の一記録単位で増減するようにパケット化を行う。
例えば、記録媒体がハードディスクの場合、その記録単
位である512バイト単位になるように圧縮符号化映像
データ201を格納する長さを決定する。また、パケッ
トヘッダ301と圧縮符号化音声データ領域302の長
さの合計が、記録媒体の一記録単位で増減するように、
圧縮符号化音声データ202を格納する長さを決定す
る。従って、パケット30のパケット長は、記録媒体の
一記録単位で増減することになる。
【0013】図4は、システムエンコーダ106に入力
された圧縮符号化映像データおよび圧縮符号化音声デー
タの多重化およびパケット化の説明図である。図4にお
いて、201は圧縮符号化映像データ、202は圧縮符
号化音声データである。
【0014】映像圧縮符号化方式として例えばMPEG
2Videoの場合、圧縮符号化映像データ201は、
Iフレーム(Intra Coded)、Pフレーム
(Predictive Coded)、Bフレーム
(Bidirectionally predicti
ve Coded)の3種類に分類される。ここで、I
フレームとは、他のフレームの情報を用いずにフレーム
内情報のみを基にして符号化することができるフレーム
である。Pフレームは、該当するフレームより以前のI
もしくはPフレームのうち、最新の情報を参照用データ
として用い、フレーム情報を符号化するフレームであ
る。また、Bフレームは、該当するフレームより以前
と、以後の直近のIフレームもしくはPフレームの情報
を参照用データとして用い、フレーム情報を符号化する
ものである。
【0015】図4において、圧縮符号化映像データ20
1の各矩形は、ビデオ信号のフレームを表し、I、P、
BはそれぞれIフレーム、Pフレーム、およびBフレー
ムのフレーム種別を表す。Iフレームから、次のIフレ
ームの前のフレームまでを一つのGOP(Group
of picture)単位とし、それが繰り返され
る。また、この例では、GOPの先頭にIフレームが符
号化される。
【0016】システムエンコーダ106は、GOPの先
頭、すなわちIフレームの先頭が、パケット30の圧縮
符号化映像データ領域303の先頭となるよう格納して
いく。この際、圧縮符号化映像データ303領域の長さ
が、記録媒体の一記録単位の整数倍となるようにパケッ
ト化を行う。GOPの最後にあるBフレームを格納する
パケット30の圧縮符号化映像データ3031領域が記
録媒体の一記録単位の整数倍にならない場合、例えばす
べて“0”のパディングデータ3032を追加して記録
媒体の一記録単位の整数倍になるよう調整する。
【0017】同様に、パケットヘッダ301と圧縮符号
化音声データ領域302の長さの合計が記録媒体の一記
録単位の整数倍となるように、圧縮符号化音声データ2
02を格納する長さを決定する。格納する圧縮符号化音
声データ202が無い場合は、例えばすべて“0”のパ
ディングデータ3033を追加して記録媒体の一記録単
位の整数倍になるよう調整する。
【0018】図5は、パケットヘッダ301の構成例を
示す図である。図5の例では、パケットヘッダ301の
長さを8バイトとしている。3011はデータ識別情
報、3012はパケット長情報、3013はカメラ識別
番号情報、3014は、GOP先頭フラグ、3015は
Iフレーム格納フラグ、3016は日付情報、3017
は時間情報、3018はフレーム番号、3019はパケ
ット番号、3022は画質/画素数情報、3023はア
ラーム情報である。
【0019】データ識別情報3011には、圧縮符号化
音声データ202の有無、圧縮符号化映像データ201
の有無、圧縮符号化音声データ202あるいは圧縮符号
化映像データ201の圧縮符号化方式の種類を示す情報
が格納される。パケット長情報3012には、パケット
30全体の長さが、例えば記録媒体の一記録単位の倍数
を値として格納される。カメラ識別番号情報3013に
は、図1で示したように複数のカメラがLANに接続さ
れる場合の各カメラを識別するための識別番号が格納さ
れる。GOP先頭フラグ3014は、そのパケットに格
納されている圧縮符号化映像データ201が、GOPの
先頭である場合にセットされる。
【0020】Iフレーム格納フラグ3015は、そのパ
ケットに格納されている圧縮符号化映像データ201
が、Iフレームを含む場合セットされる。日付情報30
16、時間情報3017には、圧縮符号化した日付およ
び時間が格納されるとともに、日付設定や時刻設定が変
更されたことを示す情報も格納される。フレーム番号3
018には、圧縮符号化したフレームの連続番号が、パ
ケット番号3019には、生成したパケットの連続番号
が格納される。また、画質/画素数情報3022には、
画質および画素数設定と、その設定が変更されたことを
示す情報が格納される。アラーム情報3023には、異
常状態を示すアラーム等があったか否かを示す情報が格
納される。
【0021】以上説明したように、図2のシステムエン
コーダ106によって、圧縮符号化映像データおよび圧
縮符号化音声データは、多重化された後にパケット化さ
れる。システムエンコーダ106によって生成されたパ
ケット列は、LANインタフェース回路107に入力さ
れる。LANインタフェース回路107では、入力され
たパケット列を、例えばIEEE802.3規格に準拠
したLANパケットにパケット化して出力する。
【0022】図6は、システムエンコーダ106によっ
て生成されたパケット列のLANパケット化の説明図で
ある。システムエンコーダ106によって生成されたパ
ケット30は、LANパケットデータ402に細分化さ
れ、LANパケットヘッダ401、およびデータ誤り検
出符号が付加されてLANパケット40としてLANに
出力される。
【0023】図7は、コントロール部5の内部ブロック
構成を示す図である。501はLANインタフェース回
路、502は第一の制御回路、503は操作ボタン等の
制御インタフェース、504はバッファ、505はバッ
ファ制御回路、506は蓄積媒体、507はシステムデ
コーダ、508は第二の制御回路、509は映像伸張回
路、510は音声伸張回路、511はOSD回路、51
2は映像信号ディジタル/アナログコンバータ、513
は、音声信号ディジタル/アナログコンバータである。
【0024】カメラ1〜3で生成されたLANパケット
40は、LAN4を経由し、LANインタフェース回路
501へ入力される。入力されたLANパケット40
は、LANインタフェース回路501において、LAN
パケットヘッダ401が取り除かれ、LANパケットデ
ータ402が結合され、パケット30が生成される。生
成されたパケット30は、バッファ制御回路505に入
力され、バッファ504に一旦格納される。
【0025】なお、LANインタフェース回路501が
LAN4上でのデータ誤りを検出した場合、LANイン
タフェース回路501は、データ誤りを含みながら生成
したパケット30をバッファ制御回路505を介してバ
ッファ504に格納するとともに、パケットの送信側で
あるカメラに対し、データ誤りがあったLANパケット
40の再送信を要求する。その際、バッファ制御回路5
05に出力するパケット30のパケットヘッダに、デー
タ誤りがあることを示す情報を付加する。また、LAN
インタフェース回路501では、パケット30を構成す
るすべてのLANパケット40を保存しておく。
【0026】再送信の要求を受け、再び入力されたLA
Nパケット40にデータ誤りがない場合、LANインタ
フェース回路501は、先だって受信し保存していたパ
ケット30のデータ誤り部分を正しいデータに入れ換
え、再度バッファ制御回路505を介してバッファ50
4に格納する。その際、バッファ制御回路505に出力
するパケット30のパケットヘッダに再受信しデータを
入れ換えたことを示す情報を付加する。図8は、データ
誤り識別フラグ3020、再入力識別フラグ3021が
付加されたパケットヘッダ301の構成例を示してい
る。
【0027】図7に示した実施形態では、バッファ制御
回路505は、バッファ504に格納されているパケッ
ト30を蓄積媒体506に記録する。その際、パケット
30のパケットヘッダ301のデータ誤り識別フラグが
設定されている場合は、そのパケット30は記録せず、
再入力識別フラグ3021が設定されているパケット3
0の方を選択して記録する。これにより、蓄積媒体50
6の記憶容量を無駄に消費することなく、再生時のパケ
ット30のデータ信頼性を向上させることが可能にな
る。なお、記録時にはデータ誤りの有無に関わらずパケ
ット30を蓄積媒体506に記録し、再生の際に、再入
力識別フラグ3021が設定されているパケット30の
方を選択して再生するようにしても良い。この場合に
は、記録時のパケット選択処理が不要となる。データ誤
りの有無にかかわらずパケット30を蓄積媒体506に
記録することにより、データの再入力が失敗した場合で
あっても、誤りを含んでいても最低限のデータを保持す
ることができる。選択に際しては、カメラ識別番号情報
3013、日付情報3016、時間情報3017、フレ
ーム番号3018、パケット番号3019を参照するこ
とにより、どのパケットとの交換を行うかを検出でき
る。
【0028】尚、本実施形態では、カメラで生成される
パケット30の長さを、蓄積媒体506の記録単位の長
さの整数倍としているため、蓄積媒体606の記憶容量
を無駄に消費することがない。蓄積媒体506を例えば
ハードディスクとした場合、通常ハードディスクの記録
単位の長さは512バイトであるため、カメラで生成さ
れるパケット30の長さは512バイトの整数倍とす
る。
【0029】さらに、長時間にわたっての記録を可能と
するため、パケット30列の内、Iフレームのみを選択
して蓄積媒体506に記録する場合がある。この場合
は、パケット30のパケットヘッダ301のGOP先頭
フラグの設定されているパケット30から、Iフレーム
格納フラグの設定されているパケットを記録していけば
よい。ただし、圧縮符号化音声データ302は間引くこ
とができないので、Iフレーム格納フラグの設定されて
いないパケット30については、パケットヘッダ301
から圧縮符号化音声データ302までを蓄積媒体506
に記録する。この場合にも、パケットヘッダ301から
圧縮符号化音声データ302までの長さを512バイト
の整数倍としているため、蓄積媒体506の記憶容量を
無駄に消費することがない。この際、データ識別情報3
011には、圧縮符号化音声データ302無しの情報に
書き換えておくことで、再生時のパケット30の実体と
パケットヘッダ301の整合性をとることが可能にな
る。
【0030】再生の際には、バッファ制御回路505に
より、パケット30が蓄積媒体506からシステムデコ
ーダ507に供給される。システムデコーダ507は、
圧縮符号化映像データ201と圧縮符号化音声データ2
02に分離し、それぞれ映像伸張回路509、音声伸張
回路510に供給する。伸張処理が施された後、映像信
号は、OSD回路511にて、文字情報等と重ね合わさ
れ、映像信号ディジタル/アナログコンバータ512に
供給され、アナログ映像信号として外部へ出力される。
また、音声信号は、音声信号ディジタル/アナログコン
バータ513供給され、アナログ音声信号が出力され
る。
【0031】その他、第一の制御回路502と第二の制
御回路508が、コントロール部5の制御のための通
信、例えば記録、再生、停止等のコマンド発行と返信を
パケット30のパケット形式にすることで、LANイン
タフェース回路501、バッファ制御回路505を経由
して行うことが可能となり、回路が共通化できる。
【0032】以上のように、本発明の実施形態によれ
ば、複数のカメラからの複数種類の映像信号や音声信号
を記録した場合であっても、データ識別情報や画質/画
素数情報などの様々な情報をパケットヘッダに記録する
ことにより、記録された信号の種類を容易に判別するこ
とができる。これにより、それぞれの信号に適した方法
で、再生することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
録画再生映像音声の高い品質を維持しつつ、安価な監視
カメラシステムを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる監視カメラシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態にかかるカメラの内部構成を
示すブロック図である。
【図3】システムエンコーダ106により生成されるパ
ケットを示す図である。
【図4】システムエンコーダ106に入力された圧縮符
号化映像データおよび圧縮符号化音声データの多重化お
よびパケット化の説明図である。
【図5】パケットヘッダ301の構成例を示す図であ
る。
【図6】システムエンコーダ106によって生成された
パケット列のLANパケット化の説明図である。
【図7】コントロール部5の内部構成を示すブロック図
である。
【図8】パケットヘッダ301の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1〜3…カメラ、4…LAN、5…コントロール部、6
…ディスプレイ、7…スピーカ、10…蓄積メディア、
102…映像圧縮回路、105…音声圧縮回路、106
…システムエンコーダ、30…パケット、301…パケ
ットヘッダ、504…バッファ、505…バッファ制御
回路、506…蓄積媒体、507…システムデコーダ、
509…映像伸張回路、510…音声伸張回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/13 Z 7/24 (72)発明者 大場 良市 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 溝添 博樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 大坪 宏安 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB61 AC69 AC72 5C054 AA01 CC02 CH01 DA01 DA06 EA01 EA05 EA07 EG02 EG10 GA00 GB01 GD01 HA18 5C059 KK22 MA00 MA05 PP05 PP06 PP07 RB02 RB16 RC11 RC22 RC24 RC28 RC32 RF01 RF23 SS06 SS11 UA02 5C063 AB07 AC01 AC05 CA11 CA12 5K028 AA06 CC06 DD01 DD02 EE03 KK23 MM05 MM08 RR04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号および音声信号をディジタル圧縮
    符号化して出力する画像撮像装置において、 前記ディジタル圧縮符号化した映像信号および音声信号
    を、第一のパケット形式でパケット化し、 前記第一のパケット形式のパケットは、ヘッダ部と、デ
    ータ部とで構成され、 前記ヘッダ部は、少なくとも、前記データ部の種類を示
    すデータ識別情報と、前記パケットの長さを示すパケッ
    ト長情報とで構成され、 前記データ部は、ディジタル圧縮音声データと、ディジ
    タル圧縮映像データのいずれか、あるいは両方とで構成
    され、 さらに前記第一のパケット形式のパケットを、第二のパ
    ケット形式でパケット化して出力することを特徴とする
    画像撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像撮像装置において、 前記データ識別情報は、前記データ部に格納される前記
    ディジタル圧縮映像データあるいは前記ディジタル圧縮
    音声データのディジタル圧縮符号化方式の種類を識別す
    るための情報を含むことを特徴とする画像撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の画像撮像装置において、 前記データ識別情報は、前記ディジタル圧縮映像データ
    あるいは前記ディジタル圧縮音声データの前記データ部
    への格納の有無を識別するための情報を含むことを特徴
    とする画像撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の画像撮像装置において、 前記ディジタル圧縮映像データのディジタル圧縮符号化
    方式は、フレーム内圧縮符号化と、フレーム間相関圧縮
    符号化を所定のフレーム数の一定周期で行う方式であっ
    て、 前記ヘッダ部は、フレーム内圧縮符号化された前記ディ
    ジタル圧縮映像データを格納していることを示す情報ま
    たは前記周期の開始を示す情報を含むことを特徴とする
    画像撮像装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の画像撮像装置において、 前記ヘッダ部は、前記撮像装置を識別する識別番号情報
    を含むことを特徴とする画像撮像装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の画像撮像装置において、 前記第一のパケット形式のパケットを、所定の長さ単位
    で増減するようにパケット化することを特徴とする画像
    撮像装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の画像撮像装置において、 前記ディジタル圧縮映像データを、所定の長さ単位で増
    減するようにパケット化することを特徴とする画像撮像
    装置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の画像撮像装置において、 前記ヘッダ部と前記ディジタル圧縮音声データとの長さ
    の合計が、所定の長さ単位で増減するようにパケット化
    することを特徴とする画像撮像装置。
  9. 【請求項9】請求項6ないし8のいずれかに記載の画像
    撮像装置において、 前記所定の長さ単位を512バイトの倍数とすることを
    特徴とする画像撮像装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の撮像装置において、 前記第一のパケット形式のパケットは、前記ヘッダ部に
    後続して前記データ部を格納し、 前記データ部には、前記ディジタル圧縮音声データ、前
    記ディジタル圧縮映像データの順に格納するようにパケ
    ット化することを特徴とする画像撮像装置。
  11. 【請求項11】第二のパケット形式のパケットを入力し
    て、ディジタル圧縮符号化された映像データおよび音声
    データを格納する第一のパケット形式のパケットにパケ
    ット化して記録再生する記録再生装置において、 前記第一のパケット形式のパケットは、ヘッダ部と、デ
    ータ部とで構成され、 前記ヘッダ部は、少なくとも、前記データ部の種類を示
    すデータ識別情報と、前記パケットの長さを示すパケッ
    ト長情報とで構成され、 前記データ部は、少なくとも、ディジタル圧縮音声デー
    タと、ディジタル圧縮映像データのいずれか、あるいは
    両方とで構成され、 前記第一のパケット形式のパケットを、記録再生するこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の記録再生装置におい
    て、 入力された前記第二のパケット形式のパケット中のデー
    タ誤りを検出し、 前記ヘッダ部に、前記第一のパケット形式のパケットに
    データ誤りの有無を識別するための情報を付加すること
    を特徴とする記録再生装置。
  13. 【請求項13】請求項11に記載の記録再生装置におい
    て、 入力された前記第二のパケット形式のパケット中のデー
    タ誤りを検出し、 データ誤りを検出した場合は、再度、前記第二のパケッ
    ト形式のパケットの入力を要求し、 第一のパケット形式のパケットの前記ヘッダ部に、再入
    力したか否かを識別するための情報を付加することを特
    徴とする記録再生装置。
  14. 【請求項14】請求項11に記載の記録再生装置におい
    て、 前記記録再生装置は、第一の制御回路と、第二の制御回
    路により制御され、 前記データ部は、前記第一の制御回路と前記第二の制御
    回路との間の制御データで構成され、 前記第一のパケット形式のパケットで、前記第一の制御
    回路と、前記第二の制御回路とが、互いに前記記録再生
    装置の制御のための通信を行うことを特徴とする記録再
    生装置。
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