JP2003007251A - 無水銀ランプ - Google Patents

無水銀ランプ

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JP2003007251A
JP2003007251A JP2001189078A JP2001189078A JP2003007251A JP 2003007251 A JP2003007251 A JP 2003007251A JP 2001189078 A JP2001189078 A JP 2001189078A JP 2001189078 A JP2001189078 A JP 2001189078A JP 2003007251 A JP2003007251 A JP 2003007251A
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Teruaki Shigeta
照明 重田
Masaaki Aono
正明 青野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の陽光柱放電プラズマを形成させて、
紫外線強度を増加させることのできる無水銀ランプを提
供する。 【解決手段】 放電容器内の電極を、複数の電極3,4
と、その電極と対向する複数の電極5,6とし、電極間
に高周波でデューティ比の小さなパルス電圧を同時に印
加させることにより、複数の拡散陽光柱を形成でき、電
流を多く流せるため、高輝度化に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、希ガス発光を利用
した無水銀ランプに関し、具体的には紫外線光源や、一
般照明用ランプあるいは液晶表示装置のようなディスプ
レイ用光源として使用することを目的とした無水銀ラン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無水銀ランプとして、例えば特開
平9−320518号公報に記載されている図14に示
すような構成のものがある。
【0003】図14において、放電紫外線源30は希ガ
ス充填物を封入した細長いエンベロープ34を有し、図
14にはエンベロープ34内に陽光柱放電プラズマ32
が存在している。
【0004】陽光柱放電プラズマ32は熱電子放出電極
36によって励起される。この熱電子放出電極36はエ
ンベロープ34から外に出ているリードワイヤ38に取
り付けられている。電気的浮動電源40が電流を熱電子
放出電極36に供給することにより、熱電子放出電極3
6は放電によって発生した熱と組み合わさって、熱電子
放出に十分な温度に維持される。
【0005】図14は外部電源42からの正弦波電流に
よる励起を示している。このようなものとして、2つの
電極は各々正弦波励起の半周期においてはカソードとし
て作用し、他の半周期ではアノードとして作用すること
により、放電紫外線源30内に陽光柱放電プラズマ32
が発生して紫外線が放射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成からな
る放電紫外線源30において、紫外線強度を増すために
は、陽光柱プラズマ32の太さを広げる必要がある。陽
光柱プラズマ32の太さを広げる場合には、両側の電極
を複数個設ける方法がある。しかし、この場合、ある特
定の対向する電極間に陽光柱プラズマ32が収縮してし
まい、陽光柱プラズマ32を広げることができないとい
う課題があった。
【0007】本発明は、前記課題を解決し、複数個の陽
光柱放電プラズマを形成させて紫外線強度を増加させる
ことのできる無水銀ランプを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本願発明は、希ガスが封入された放電容器と、前記
放電容器の内に互いに対向するように配置された少なく
とも二対の電極とを有し、対向する複数の前記電極の間
に、高周波でデューティ比の小さなパルス電圧を同時に
印加された無水銀ランプである。デューティ比の小さな
パルス電圧を対向する複数の電極の間に印加することに
よって、対向する複数の電極の間に放電路を広げること
ができ、紫外線強度を増加させることができる。
【0009】さらに本願発明は、上述発明に加えて、対
向する前記電極に印加するパルス電圧のデューティ比が
20%以下である無水銀ランプである。
【0010】また、本願に係る発明は、上述発明に加え
て、対向する電極間を結ぶ直線に直交する方向の前記放
電容器の断面形状が、長方形または楕円形である無水銀
ランプである。
【0011】さらに、本願に係る発明は、上述発明に加
えて、対向する前記電極のうち、一方の電極の表面に誘
電体層を形成した無水銀ランプである。
【0012】また、本願に係る発明は、上述発明に加え
て、対向する前記電極のうち、一方が単一電極で、他方
が複数電極である無水銀ランプである。
【0013】さらに、本願に係る発明は、上述発明に加
えて、前記放電容器の内壁全面または一部に、紫外線で
励起発光する蛍光体層を設けた無水銀ランプである。
【0014】また、本願に係る発明は、上述発明の無水
銀ランプと、前記無水銀ランプからの光を導く導光部材
とを備えた液晶バックライト装置である。
【0015】さらに、本願に係る発明は、上述発明の液
晶バックライト装置と、液晶パネルとを備えた液晶表示
装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】(実施の形態1)本実施の形態1の発明
は、筒状から構成される放電空間内部に対向する二対の
電極を配置したものである。
【0018】図1は本発明の実施の形態1における無水
銀ランプを示す略断面図である。図1において、1はソ
ーダライムガラスからなる断面形状が円または略円状で
筒状の放電容器で、内径は26mmである。2は放電容
器1内の放電空間、3は放電容器1の一方の端部に配置
した電極、4は電極3と同じ側の端部に電極3と平行に
配置した電極、5は放電容器1の他方の端部に電極3と
対向する位置に配置した電極、6は電極5と同じ側の端
部に電極5と平行にかつ電極4と対向する位置に配置し
た電極である。
【0019】図1において、電極3と電極4、および、
電極5と電極6との間隔は各々10mmに、また電極3
と電極5、および、電極4と電極6との間隔は各々50
mmに設定している。
【0020】7は電極3に電流を供給するためのリード
線、8は電極4に電流を供給するためのリード線、9は
電極5に電流を供給するためのリード線、10は電極6
に電流を供給するためのリード線をそれぞれ示す。
【0021】以上の構成において、我々は放電容器1の
放電空間2内にキセノン100%の希ガスを2.6kP
aの圧力で封入した無水銀ランプ(以降、ランプAと呼
ぶ)と、6.6kPaの圧力で封入した無水銀ランプ
(以降、ランプBと呼ぶ)の2種類を試作した。
【0022】図2は図1に示す無水銀ランプを点灯させ
るための点灯回路図で、この回路を用いて繰り返し周波
数(1−100kHz)、デューティ比(印加するパル
ス電圧の時間幅/パルス繰り返し周期内の時間幅)、電
流ピーク値を変えてパルス放電させた時の陽光柱の発光
状態を観測した。
【0023】抵抗R1およびR1’は放電電流制限抵抗
であり、R1とR1’は調整して放電路の電流を等しく
するために可変抵抗にしてある。電流波形は抵抗R2と
R2’の電圧降下としてオシロスコープで測定した。
【0024】また、放電容器1の内壁に残光がほとんど
なく真空紫外放射で励起発光する青色蛍光体NP−10
7(日亜化学製 BaMg2Al1627:Eu)を塗布し
た無水銀ランプも試作し、点灯時の蛍光体の発光輝度を
輝度計(TOPCON製 BM−7)により測定した。
無水銀ランプと輝度計との距離は50cm、輝度計の視
野角は2度である。
【0025】図3(a)および(b)は、キセノン封入
圧力が6.6kPaで蛍光体を塗布していないランプB
を、パルス点灯させた時の陽光柱の発光状態を示す。図
3(a)は陽光柱がランプBの中央で1本の線条に収縮
した場合(以降、線条陽光柱と呼ぶ)であり、図3
(b)は陽光柱が放電容器1の放電空間2全体に広がっ
た場合(以降、拡散陽光柱と呼ぶ)である。なお、図3
(b)は、繰り返し周波数(f)が20kHz、デュー
ティ比(duty ratio)が20%である。
【0026】線条陽光柱では、電流が大きいにも関わら
ず発光が弱く、二対の電極からなる放電路(電極3と電
極5との間、および電極4と電極6との間)の電流を均
等に保つことが難しい。線条陽光柱において発光が弱い
のは、共鳴放射に対して可視域や赤外域の放射の割合が
多くなることと、陽光柱から管壁までの距離が長くなり
共鳴放射の自己吸収による損失が増加することが原因し
ていると考えられる。
【0027】これに対して、拡散陽光柱の場合、放電電
流は小さいが明るく発光する。図4に拡散陽光柱の場合
の電圧波形(図中の実線:voltage)と電流波形
(図中の破線:current)とを示す。横軸は時間
(Time)、縦軸は電圧(Voltage)、電流
(Current)である。図4の電流波形に示すよう
に、二対の放電路(電極3と電極5との間、および電極
4と電極6との間)に流す電流を等しくすることができ
る。
【0028】図5(a)と図5(b)に、キセノン封入
圧力が2.6kPaのランプAにおいて、デューティ比
(duty ratio)を10%、15%、20%、
30%、40%とし、繰り返し周波数(frequen
cy)を1kHzから100kHzまで変えてパルス点
灯させる際に、拡散陽光柱から線条陽光柱に移行する時
の1放電路あたりの電流値(以降、電流ピーク値)を示
す。横軸が繰り返り周波数、縦軸は電流ピーク値(pe
ak current)である。図5(a)は一対の電
極を用いて点灯させた時、図5(b)は二対の電極を用
いて同時に点灯させた時の移行電流を示す。図5
(a),(b)において、曲線より下側の領域は完全な
拡散陽光柱になる領域(diffusion)であり、
上側の領域は線条陽光柱になる領域(contract
ion)である。両者が共存する混在陽光柱もあるが、
線条陽光柱との境界を求めるのが困難なため、混在陽光
柱は線条陽光柱の領域内に含めている。
【0029】拡散陽光柱が得られる1放電路あたりの電
流ピーク値は、一対の電極のみを用いて放電させた時
と、二対の電極で放電させた時とでほぼ等しい。すなわ
ち、全ランプ電流は、二対の電極を用いて放電させた方
が一対の電極を用いた場合よりも大きくなる。
【0030】拡散陽光柱が得られる電流のピーク値は、
繰り返し周波数を1kHzから高くするにつれて増加
し、3kHzにおいて最大となる。デューティ比が20
%以下では、5kHz付近で電流ピークが急増する。5
kHz以下の低周波領域では、ランプ電流を小さくして
いくと線条陽光柱から混在陽光柱を経て拡散陽光柱へと
移行するのに対して、5kHz以上の高周波領域では、
線条陽光柱から直接に拡散陽光柱へ移行する。デューテ
ィ比が30%以下の場合は、7kHzから30kHzの
範囲では拡散陽光柱が得られないが、さらに周波数を高
くすると拡散陽光柱が得られるようになり、周波数の上
昇とともに電流ピークは増加する。
【0031】図6(a)と図6(b)に、キセノン封入
圧力が6.6kPaのランプBにおいて、デューティ比
(duty ratio)を10%、15%、20%、
25%、30%、40%とし、繰り返し周波数を1kH
zから100kHzまで変えてパルス点灯させた時に、
拡散陽光柱から線条陽光柱に移行する電流ピーク値(p
eak current)を示す。横軸が繰り返し周波
数(frequency)、縦軸が電流ピーク値であ
る。拡散陽光柱が得られる1放電路あたりの電流ピーク
値は、一対の電極を用いて点灯させた時(図6(a))
の方が二対の電極を用いて同時に点灯させた時(図6
(b))より大きい。しかし、二対の電極を用いる時
は、1放電路あたりの電流ピーク値は少し減少するが、
2放電路分の電流が流れているため、全電流は増加す
る。
【0032】繰り返し周波数が1kHzから2.5kH
zまでは拡散陽光柱が得られない。また、2.5kHz
から7kHzまでは混在陽光柱になるが、完全な拡散陽
光柱は得られない。7kHzから10kHzの周波数領
域においては、混在陽光柱が存在し、10kHzにおい
て拡散陽光柱になる電流ピーク値は最大となる。繰り返
し周波数が10kHz以上では、拡散陽光柱が得られる
電流ピーク値は減少する。
【0033】同様に、図7に、2.6kPaのランプA
において電極を三対とし、デューティ比(duty r
atio)を10%、15%、20%、25%、30
%、40%とし、繰り返し周波数(frequenc
y)を1kHzから100kHzまで変えてパルス点灯
させた時に、拡散陽光柱が得られる1放電路あたりの電
流ピーク値(peak current)を示す。横軸
が繰り返し周波数、縦軸が電流ピーク値である。三対の
電極を設置した場合の全ランプ電流は、二対の電極を設
置した無水銀ランプのものより高くなる。
【0034】図8(a)、図8(b)、図8(c)に、
デューティ比(duty raito)を10%、15
%、20%、25%、30%、40%とし、繰り返し周
波数(frecuency)を1kHzから100kH
zまで変えてパルス点灯させた時の、繰り返し周波数と
最高輝度が得られる電流値(current)の関係を
示す。「最高輝度が得られる電流値」とは、線条陽光柱
と拡散陽光柱と混在陽光柱とを含んだものの中で、輝度
計で測定したときに最高輝度になる電流値のことであ
る。それぞれ、横軸が繰り返し周波数、縦軸が電流ピー
ク値である。図8(a)は6.6kPaのランプBにお
いて一対の電極を用いて点灯させた時,図8(b)は
6.6kPaのランプBにおいて二対の電極を用いて点
灯させた時,図8(c)は2.6kPaのランプAにお
いて二対の電極を用いて点灯させた時のものである。
【0035】また、図9(a)、図9(b)、図9
(c)に、上記の各周波数における最高輝度(Lumi
nance)を示す。図9(a)は6.6kPaのラン
プBにおいて一対の電極を用いて点灯させた時、図9
(b)は6.6kPaのランプBにおいて二対の電極を
用いて点灯させた時、図9(c)は2.6kPaのラン
プAにおいて二対の電極を用いて点灯させた時のもので
ある。
【0036】6.6kPaのランプBの場合、1kHz
から2kHzでは拡散陽光柱が得られないために、図9
(a)と図9(b)には印加電圧を最高である1500
Vにした時の線条陽光柱の輝度を示してある。
【0037】図6の電流ピーク値と図8の電流値との違
いは、2.5kHzから10kHzでは混在陽光柱が存
在して拡散陽光柱よりも高輝度が得られ、線条陽光柱の
値を使用しているために生じた。10kHz以上の周波
数では、線条陽光柱から拡散陽光柱に直接移行するため
図6の電流ピーク値と図8の電流値とは等しくなる。
【0038】図9における輝度は15kHzにおいて最
高となり、その値は一対の電極を用いて点灯させた時は
300cd/m2であり、二対の電極を用いて点灯させ
た時は650cd/m2である。
【0039】2.6kPaのランプAの場合、線条陽光
柱から拡散陽光柱に直接移行するようになる5kHz付
近で得られる350cd/m2が最高輝度である。した
がって、2.6kPaのランプAより6.6kPaのラ
ンプBのほうが高い輝度が得られる。
【0040】以上の結果より複数対の電極を用いて拡散
陽光柱で同時に点灯させると、一対の電極を用いて点灯
させるよりも陽光柱は拡大する。また、二対の電極を用
いて同時に点灯させると、一対の電極を用いて点灯させ
た場合の2倍以上の輝度が得られる。さらに、輝度はデ
ューティ比が小さいほど高くなり、デューティ比は20
%以下が良く、好ましくは15%以下、より好ましくは
10%以下である。さらに、輝度は封入圧力が高いほど
高くなり、最高輝度が得られる繰り返し周波数は、封入
圧力が高いほど上昇する。
【0041】なお、実施の形態1の発明において、放電
容器1の材質をソーダライムガラスとしたが、石英や硬
質ガラスなど、紫外線を透過しやすいガラス材料を用い
ることにより、無水銀紫外線ランプにすることができ
る。
【0042】また、実施の形態1の発明では詳述してい
ないが、電極3、電極4、電極5、電極6の表面に高い
2次電子放出能力をもつMgO膜を設けることにより、
放電電圧の上昇を抑制し、かつ放電による電極3、電極
4、電極5、電極6の消耗を抑制することができる。
【0043】(実施の形態2)次に実施の形態2の発明
を説明する。図10は本発明の実施の形態2における無
水銀ランプを示す略断面図である。
【0044】図10において、1はソーダライムガラス
からなる断面形状が円または略円状で筒状の放電容器、
2は放電容器1内の放電空間でキセノン100%の希ガ
スを封入している。11は放電容器1の一方の端部に配
置した電極、12は放電容器1の他方の端部に電極11
と対向するように配置した電極、13は放電容器1の電
極12と同じ側の端部に電極11と対向してかつ電極1
2と平行に配置した電極、14は電極11に電流を供給
するためのリード線、15は電極12に電流を供給する
ためのリード線、16は電極13に電流を供給するため
のリード線をそれぞれ示す。
【0045】図10において、基本的な構成は実施の形
態1の発明と同じである。実施の形態1の発明と構成が
異なるのは、対向する電極のうち、一方を単一電極11
とし、他方を複数電極12,13としたことである。
【0046】以上の構成において、実施の形態2の動作
を説明する。
【0047】図2に示す点灯回路を用いて、電極11と
電極12との間、および電極11と電極13との間に、
同時にパルス電圧を印加すると、放電空間2内で放電プ
ラズマ(拡散陽光柱:図示せず)が発生して紫外線が放
射される。この時、電極11は共通電極となるため、放
電プラズマは電極11と電極12との間、および電極1
1と電極13との間に各々発生する。電極11のように
片側を共通電極とすることにより、ランプ内の構造や各
電極への電力供給(パルス電圧印加)を簡略化すること
ができる。
【0048】なお、実施の形態2の発明において、放電
容器1の材質をソーダライムガラスとしたが、石英や硬
質ガラスなど、紫外線を透過しやすいガラス材料を用い
ることにより、無水銀紫外線ランプにすることができ
る。
【0049】また、実施の形態2の発明では詳述してい
ないが、電極11、電極12、電極13の表面に高い2
次電子放出能力をもつMgO膜を設けることにより、放
電電圧の上昇を抑制し、かつ放電による電極11、電極
12、電極13の消耗を抑制することができる。
【0050】(実施の形態3)次に実施の形態3の発明
を説明する。図11は本発明の実施の形態3における無
水銀ランプを示す略断面図である。
【0051】図11において、1はソーダライムガラス
からなる断面形状が円または略円状で筒状の放電容器、
2は放電容器1内の放電空間でキセノン100%の希ガ
スを封入している。11は放電容器1の一方の端部に配
置した電極、12は放電容器1の他方の端部に、電極1
1と対向するように配置した電極、13は放電容器1の
電極12と同じ端部に電極11と対向してかつ電極12
と平行に配置した電極、14は電極11に電流を供給す
るためのリード線、15は電極12に電流を供給するた
めのリード線、16は電極13に電流を供給するための
リード線、18は電極11の表面に形成した誘電体層を
それぞれ示す。
【0052】図11において、基本的な構成は実施の形
態2の発明と同じである。実施の形態2の発明と構成が
異なるのは、対向する電極のうち、一方を単一電極11
とし、他方を複数電極12,13とするとともに、単一
電極である電極11の周囲に誘電体層18を設けたこと
である。
【0053】以上の構成において、実施の形態3の動作
を説明する。
【0054】図2に示す点灯回路を用いて、電極11と
電極12との間、および電極11と電極13との間に、
同時にパルス電圧を印加すると、放電空間2内で放電プ
ラズマ(拡散陽光柱:図示せず)が発生して紫外線が放
射される。この時、電極11は共通電極となるため、放
電プラズマは電極11と電極12との間、および電極1
1と電極13との間に各々発生する。電極11のように
片側を共通電極とすることにより、ランプ内の構造や各
電極への電力供給(パルス電圧印加)を簡略化すること
ができる。また、電極11の表面に誘電体層18を形成
しているため、放電プラズマの生成方法としては、誘電
体バリア放電となる。すなわち、電極11と電極12お
よび電極11と電極13との間に高周波のパルス電圧が
印加されると、放電が開始して発光し、電極11の表面
に形成した誘電体18に電荷が蓄積される。印加電圧が
0Vになると、電荷による電界だけとなり放電する。こ
の動作を放電空間2内で繰り返し行われ、放電が継続す
る。また、電極11の表面に形成した誘電体18は、電
極11への放電プラズマからのイオンの衝突によるスパ
ッタリングを抑制する働きがあり、電極11へのダメー
ジを抑制できるため、無水銀ランプの長寿命化に寄与で
きる。
【0055】なお、実施の形態3の発明において、放電
容器1の材質をソーダライムガラスとしたが、石英や硬
質ガラスなど、紫外線を透過しやすいガラス材料を用い
ることにより、無水銀紫外線ランプにすることができ
る。
【0056】また、実施の形態3の発明では詳述してい
ないが、電極11の上に形成した誘電体層18の表面に
高い2次電子放出能力をもつMgO膜を設けることによ
り、放電電圧の上昇を抑制し、かつ放電によるスパッタ
リングから誘電体層18を保護するとともに、電極11
の消耗を抑制することができる。
【0057】(実施の形態4)次に実施の形態4の発明
を説明する。図12(a)は本発明の実施の形態4にお
ける無水銀ランプを示す略断面図、同じく図12(b)
は図中A−A方向における断面図である。
【0058】図12(a),(b)において、1はソー
ダライムガラスからなる断面形状が円または略円状で筒
状の放電容器、2は放電容器1内の放電空間でキセノン
100%の希ガスを封入している。3は放電容器1の一
方の端部に配置した電極、4は電極3と同じ端部に電極
3と平行に配置した電極、5は放電容器1の他方の端部
に電極3と対向する位置に配置した電極、6は電極5と
同じ端部に電極5と平行にかつ電極4と対向する位置に
配置した電極、7は電極3に電流を供給するためのリー
ド線、8は電極4に電流を供給するためのリード線、9
は電極5に電流を供給するためのリード線、10は電極
6に電流を供給するためのリード線、19は放電容器1
の内壁面に形成した蛍光体層をそれぞれ示す。
【0059】図12(a),(b)において、基本的な
構成は実施の形態1の発明と同じである。実施の形態1
の発明と構成が異なるのは、放電容器1の内壁面に蛍光
体層19を形成したことである。
【0060】以上の構成において、実施の形態4の動作
を説明する。
【0061】図2に示す点灯回路を用いて、電極3と電
極5との間、および電極4と電極6との間に、同時にパ
ルス電圧を印加すると、放電空間2内で放電プラズマ
(拡散陽光柱:図示せず)が発生して紫外線が放射され
る。
【0062】放電容器1の内壁面には蛍光体層19が形
成されているため、前記紫外線により蛍光体層19が励
起され、可視発光する。この可視発光した光は図12
(b)において、円周方向(図中の矢印方向)にほぼ均
等に出射する。この配光特性は、いわゆる直管形の蛍光
ランプと同様の配光特性になっており、線状光源として
事務所や工場、あるいは家庭内など、いろいろな場所で
の使用が可能である。
【0063】(実施の形態5)次に実施の形態5の発明
を説明する。図13(a)は本発明の実施の形態5にお
ける無水銀ランプを示す略断面図、同じく図13(b)
は図中B−B方向における断面図である。
【0064】図13(a),(b)において、20はソ
ーダライムガラスからなる断面形状が長方形で筒状の放
電容器、2は放電容器20内の放電空間でキセノン10
0%の希ガスを封入している。3は放電容器20の一方
の端部に配置した電極、4は電極3と同じ端部で電極3
と平行に配置した電極、5は放電容器1の他方の端部に
電極3と対向する位置に配置した電極、6は電極5と同
じ端部で電極5と平行にかつ電極4と対向する位置に配
置した電極、7は電極3に電流を供給するためのリード
線、8は電極4に電流を供給するためのリード線、9は
電極5に電流を供給するためのリード線、10は電極6
に電流を供給するためのリード線、19は放電容器20
の内壁面に形成した蛍光体層をそれぞれ示す。
【0065】図13(a),(b)において、基本的な
構成は実施の形態4の発明と同じである。実施の形態4
の発明と構成が異なるのは、放電容器20において、対
向する電極と直交する方向(図13中のB−B方向)の
断面形状を長方形にしたことである。
【0066】以上の構成において、実施の形態5の動作
を説明する。
【0067】図2に示す点灯回路を用いて、電極3と電
極5との間、および電極4と電極6との間に、同時にパ
ルス電圧を印加すると、放電空間2内で放電プラズマ
(拡散陽光柱:図示せず)が発生して紫外線が放射され
る。放電容器20の内壁面には蛍光体層19が形成され
ているため、前記紫外線により蛍光体層19が励起さ
れ、可視発光する。この可視発光した光は図13(b)
において、前面側と背面側の両方向(図中の矢印方向)
に強く出射する。
【0068】実施の形態4の発明では放電容器1の断面
形状が円または略円状であり、円周方向にほぼ均等に可
視発光の光が出射する配光特性、いわゆる直管形の蛍光
ランプと同様の配光特性を持たせていたが、本実施の形
態5の構成では、放電容器20のB−B方向の断面形状
を長方形とすることにより、前面側と背面側の特定方向
に指向性を持つ配光特性、いわゆる面状光源と同様の配
光特性を持たせることができるため、この配光特性を利
用して、誘導灯や内照式看板などの光源に使用すること
ができる。
【0069】なお、本実施の形態5の構成では、放電容
器20のB−B方向の断面形状を長方形としたが、楕円
形などの短辺と長辺を有するような形状にしても、長方
形と同様の効果を発揮することができる。
【0070】また、本実施の形態5の発明では詳述して
いないが、放電容器20の内壁面に形成する蛍光体層1
9のうち、前面側に形成する蛍光体層19の厚さを薄く
し、背面側に形成する蛍光体層19の厚さを厚くするこ
とにより、前面側からより多くの発光を取り出すことが
できる。上記において、前面側に蛍光体層19を形成せ
ずに、背面側のみに蛍光体層19を形成してもよい。
【0071】また、背面側の蛍光体層19と放電容器2
0との間に、可視光反射膜(アルミナ膜やチタニア膜な
ど)を形成することにより、背面側の光を前面側に反射
させて、前面側の一方向に指向性を持たせることができ
る。
【0072】上記の方法を用いて、特定の方向に指向性
を持たせることにより、液晶ディスプレイ用のバックラ
イト光源などに使用することができる。さらに実施の形
態1から4までの発明のランプと、そのランプからの光
を導く導光部材とを組み合わせることにより、液晶ディ
スプレイ用のバックライト光源などに使用することがで
きる。
【0073】また、上記の液晶ディスプレイ用バックラ
イト光源と液晶パネルとを組み合わせることにより、液
晶表示装置を形成できる。
【0074】また、蛍光体層19に用いる蛍光体とし
て、青色蛍光体ではユーロピウム付活アルミン酸バリウ
ム,マグネシウム(BaMgAl1017:Eu)、緑色
蛍光体ではマンガン付活珪酸亜鉛(Zn2SiO4:M
n)、赤色蛍光体ではユーロピウム付活酸化イットリウ
ム(Y23:Eu)を任意の調合比で調合した蛍光体層
にすることにより、白色光を得ることができる。この場
合の蛍光体の種類は、封入する希ガスから得られるエキ
シマ光により最適に励起・発光するものを選定すればよ
く、前記の蛍光体の組み合せに限定するものではない。
【0075】なお、実施の形態1から5までの発明にお
いて、キセノン(Xe)希ガスを封入してXe2 *の分子
発光(波長172nm)、すなわちエキシマ発光を発生
させる説明をしたが、Xe2 *には特に限定せずに、例え
ばAr2 *(126nm),Kr2 *(146nm),F2 *
(158nm),ArBr*(165nm),ArCl*
(175nm),ArF*(193nm),KrBr
*(207nm),KrCl*(222nm),KrF*
(249nm),XeI*(253nm),Cl2 *(2
59nm),XeBr*(283nm),Br2 *(28
9nm),XeCl *(308nm),I2 *(342n
m),XeF*(354nm)などでもエキシマ発光を
得ることができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明の無水銀ランプは、
希ガスが封入された放電容器と、放電容器の内に少なく
とも二対で互いに対向するように配置された電極とを有
する構成をもち、対向する複数の電極間に高周波でデュ
ーティ比の小さなパルス電圧を同時に印加することによ
って、一対の電極を用いて点灯させるよりも陽光柱は拡
大し、複数の拡散陽光柱を形成できるため、一対の電極
を用いて点灯させた場合の2倍以上の紫外線強度を得る
ことができる。
【0077】また、前記放電容器において、対向する電
極間を結ぶ直線に直交する方向の放電容器の断面形状を
長方形もしくは楕円形とすることにより、特定方向に指
向性を持つ配光特性、いわゆる面状光源と同様の配光特
性を持たせることができるため、この配光特性を利用し
て、誘導灯や内照式看板、あるいは液晶表示装置用バッ
クライトなどに用いることができる。
【0078】また、対向する電極のうち、少なくとも一
方の電極表面に誘電体を形成することにより、電極への
放電プラズマからのイオンの衝突によるスパッタリング
を抑制することができるため、電極へのダメージが低減
し、無水銀ランプの長寿命化に寄与できる。
【0079】また、対向する電極のうち、少なくとも一
方を単一電極、他方を複数電極とすることにより、ラン
プ内の構造や各電極への電力供給(パルス電圧印加)を
簡略化することができる。
【0080】また、前記放電容器の内壁全面、もしくは
一部に紫外線で励起発光する蛍光体層を設けることによ
り、前記紫外線により蛍光体層が励起され、可視発光さ
せることができるため、一般照明用の蛍光ランプとして
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無水銀ランプの略
断面図
【図2】本発明の実施の形態1から5に係る点灯回路図
【図3】(a)本発明の実施の形態1に係る無水銀ラン
プの線条陽光柱を示す図 (b)本発明の実施の形態1に係る無水銀ランプの拡散
陽光柱を示す図
【図4】本発明の実施の形態1に係る無水銀ランプに印
加される電圧とランプに流れる電流との波形図
【図5】(a)本発明の実施の形態1に係る無水銀ラン
プAにおける、デューティ比と繰り返し周波数とを変え
た時の一対の電極に流れる電流ピーク値の特性図 (b)本発明の実施の形態1に係る無水銀ランプAにお
ける、デューティ比と繰り返し周波数を変えた時の二対
の電極に流れる電流ピーク値の特性図
【図6】(a)本発明の実施の形態1に係る無水銀ラン
プBにおける、デューティ比と繰り返し周波数を変えた
時の一対の電極に流れる電流ピーク値の特性図 (b)本発明の実施の形態1に係る無水銀ランプBにお
ける、デューティ比と繰り返し周波数を変えた時の二対
の電極に流れる電流ピーク値の特性図
【図7】本発明の実施の形態1に係る無水銀ランプAに
おける、デューティ比と繰り返し周波数を変えた時の三
対の電極に流れる電流ピーク値の特性図
【図8】(a)本発明の実施の形態1に係る一対の電極
の無水銀ランプBにおける、デューティ比と繰り返し周
波数を変えた時の最高輝度が得られる電流ピーク値の特
性図 (b)本発明の実施の形態1に係る二対の電極の無水銀
ランプBにおける、デューティ比と繰り返し周波数を変
えた時の最高輝度が得られる電流ピーク値の特性図 (c)本発明の実施の形態1に係る二対の電極の無水銀
ランプAにおける、デューティ比と繰り返し周波数を変
えた時の最高輝度が得られる電流ピーク値の特性図
【図9】(a)本発明の実施の形態1に係る一対の電極
の無水銀ランプBにおける、デューティ比と繰り返し周
波数を変えた時の最高輝度の特性図 (b)本発明の実施の形態1に係る二対の電極の無水銀
ランプBにおける、デューティ比と繰り返し周波数を変
えた時の最高輝度の特性図 (c)本発明の実施の形態1に係る二対の電極の無水銀
ランプAにおける、デューティ比と繰り返し周波数を変
えた時の最高輝度の特性図
【図10】本発明の実施の形態2に係る無水銀ランプの
略断面図
【図11】本発明の実施の形態3に係る無水銀ランプの
略断面図
【図12】(a)本発明の実施の形態4に係る無水銀ラ
ンプの略断面図 (b)本発明の実施の形態4に係る無水銀ランプのA−
A方向の断面図
【図13】(a)本発明の実施の形態5に係る無水銀ラ
ンプの略断面図 (b)本発明の実施の形態5に係る無水銀ランプの、B
−B方向の断面図
【図14】従来の無水銀ランプの略断面図
【符号の説明】
1,20 放電容器 2 放電空間 3,4,5,6,11,12,13 電極 7,8,9,10,14,15,16 リード線 17 陽光柱 18 誘電体層 19 蛍光体層
フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA14Z FA41Z FA42Z FA43Z FB07 LA01 LA09 LA30 3K072 AA19 AC04 AC20 BA03 CA16 GA02 HA10 HB03 5C015 HH02 5C043 AA20 BB04 CC16 CD08 DD01 5G435 AA02 BB12 BB15 EE25 FF08 GG24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希ガスが封入された放電容器と、 前記放電容器の内に互いに対向するように配置された少
    なくとも二対の電極とを有し、 対向する複数の前記電極の間に、高周波でデューティ比
    の小さなパルス電圧を同時に印加された無水銀ランプ。
  2. 【請求項2】 対向する前記電極に印加するパルス電圧
    のデューティ比が20%以下である、請求項1に記載の
    無水銀ランプ。
  3. 【請求項3】 対向する電極間を結ぶ直線に直交する方
    向の前記放電容器の断面形状が、長方形または楕円形で
    ある、請求項1または2に記載の無水銀ランプ。
  4. 【請求項4】 対向する前記電極のうち、一方の電極の
    表面に誘電体層を形成した、請求項1から3までのいず
    れかに記載の無水銀ランプ。
  5. 【請求項5】 対向する前記電極のうち、一方が単一電
    極で、他方が複数電極である、請求項3から4までのい
    ずれかに記載の無水銀ランプ。
  6. 【請求項6】 前記放電容器の内壁全面または一部に、
    紫外線で励起発光する蛍光体層を設けた、請求項1から
    5までのいずれかに記載の無水銀ランプ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の無水銀ランプと、前記
    無水銀ランプからの光を導く導光部材とを備えた液晶バ
    ックライト装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の液晶バックライト装置
    と、 液晶パネルとを備えた液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006318741A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Harison Toshiba Lighting Corp 照明装置

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