JP2003006568A - エリアコード読取装置、及びエリアコード読取方法 - Google Patents
エリアコード読取装置、及びエリアコード読取方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データのパターン分析をすることなく、
取得した画像データの適否を判定することにより、迅速
な画像取得リトライ動作及び迅速な読取処理を可能とし
たエリアコード読取装置を提供すること。 【解決手段】 CCDセンサ11から出力される画像信
号をCCD制御部12により順次取得して、メモリ記憶
制御部18を介してメモリ15に記憶させると同時に、
平均値算出部17により取得した画像データの平均値を
算出してレジスタ19に記憶する。CPU16は取得し
た平均値が予め記憶している所定の基準範囲内にあるか
否かを確認し、所定の基準範囲外のときには、その偏差
に応じて光源14の明るさを調整した後、再度CCDセ
ンサ11から画像データを取得する。取得した画像デー
タの平均値が所定の基準値内のときにデコードを開始す
る。
取得した画像データの適否を判定することにより、迅速
な画像取得リトライ動作及び迅速な読取処理を可能とし
たエリアコード読取装置を提供すること。 【解決手段】 CCDセンサ11から出力される画像信
号をCCD制御部12により順次取得して、メモリ記憶
制御部18を介してメモリ15に記憶させると同時に、
平均値算出部17により取得した画像データの平均値を
算出してレジスタ19に記憶する。CPU16は取得し
た平均値が予め記憶している所定の基準範囲内にあるか
否かを確認し、所定の基準範囲外のときには、その偏差
に応じて光源14の明るさを調整した後、再度CCDセ
ンサ11から画像データを取得する。取得した画像デー
タの平均値が所定の基準値内のときにデコードを開始す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コード読取装置に
関するものであり、特に二次元コード等の各種エリアコ
ードを読み取るエリアコード読取装置に関する。
関するものであり、特に二次元コード等の各種エリアコ
ードを読み取るエリアコード読取装置に関する。
【0002】
【背景技術】エリアコード読取装置の典型例として、二
次元コード読取装置がある。二次元コードは、バーコー
ドのような白黒の組合せからなる符号を縦横の二次元空
間に一定の規則を持って配列したものであり、一次元の
バーコードに比べて格段に多くの情報を表現することが
できる符号コードである。
次元コード読取装置がある。二次元コードは、バーコー
ドのような白黒の組合せからなる符号を縦横の二次元空
間に一定の規則を持って配列したものであり、一次元の
バーコードに比べて格段に多くの情報を表現することが
できる符号コードである。
【0003】現在、コード49、PDF417、データ
マトリックス、マキシコード等、多くの種類の二次元コ
ードが使用されている。二次元コードのようなエリアコ
ードの読取りは、レーザ光によりエリアコードを走査し
て読み取る読取装置、または例えば電荷結合素子(CC
D)のような受光素子により読み取る装置等がある。C
CDのような受光素子を使用する読取装置の場合には、
一般的に、複数個の受光素子を縦横の二次元にマトリク
ス状に配列し、エリアコードの各点を各受光素子により
電気信号に変換して取得し、取得した画像データのパタ
ーンを解析することにより、エリアコードを所定の情報
に変換(デコード)するという手段がとられている。
マトリックス、マキシコード等、多くの種類の二次元コ
ードが使用されている。二次元コードのようなエリアコ
ードの読取りは、レーザ光によりエリアコードを走査し
て読み取る読取装置、または例えば電荷結合素子(CC
D)のような受光素子により読み取る装置等がある。C
CDのような受光素子を使用する読取装置の場合には、
一般的に、複数個の受光素子を縦横の二次元にマトリク
ス状に配列し、エリアコードの各点を各受光素子により
電気信号に変換して取得し、取得した画像データのパタ
ーンを解析することにより、エリアコードを所定の情報
に変換(デコード)するという手段がとられている。
【0004】デコード処理を行なうには、まずエリアコ
ード画像データを解析して、基準マーク又はパターンの
検索する。コードパターンを検出することにより取得し
たエリアコードの種類等の確認(コードパターンの確
認)が行われ、検出したコードドパターンに基づきデコ
ードが行なわれる。コードパターンが検出できないとき
には、光源の強度を調節して画像取得動作及び分析動作
を再度繰り返す。また、コードパターンを検出できたと
しても、読み取りエラーとなったときには、白黒の判定
閾値を変更して再度デコード処理を行なっていた。
ード画像データを解析して、基準マーク又はパターンの
検索する。コードパターンを検出することにより取得し
たエリアコードの種類等の確認(コードパターンの確
認)が行われ、検出したコードドパターンに基づきデコ
ードが行なわれる。コードパターンが検出できないとき
には、光源の強度を調節して画像取得動作及び分析動作
を再度繰り返す。また、コードパターンを検出できたと
しても、読み取りエラーとなったときには、白黒の判定
閾値を変更して再度デコード処理を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像取得動作
及び画像分析動作には数十ミリ秒を必要とするため、コ
ードパターンを発見し、コード読み取りが可能になるま
で、複数回の画像取得及び画像分析動作を繰り返すとい
う処理では、コード読取に多くの時間がかかってしまう
という問題があった。また、従来の読み取り方式の場合
には、どの程度閾値を変更するのが最適であるかが確定
できないという問題があった。
及び画像分析動作には数十ミリ秒を必要とするため、コ
ードパターンを発見し、コード読み取りが可能になるま
で、複数回の画像取得及び画像分析動作を繰り返すとい
う処理では、コード読取に多くの時間がかかってしまう
という問題があった。また、従来の読み取り方式の場合
には、どの程度閾値を変更するのが最適であるかが確定
できないという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、画像データのパターン分析をす
ることなく、取得した画像データの適否を判定し、迅速
な画像取得リトライ動作及び迅速な読取処理を可能とし
たエリアコード読取装置を提供することを目的とする。
鑑みてなされたもので、画像データのパターン分析をす
ることなく、取得した画像データの適否を判定し、迅速
な画像取得リトライ動作及び迅速な読取処理を可能とし
たエリアコード読取装置を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、読み取った個々の画像デ
ータに対応する、適切な閾値を設定することが可能なエ
リアコード読み取り装置を提供することを目的とする。
ータに対応する、適切な閾値を設定することが可能なエ
リアコード読み取り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、複数の受光素子から取得した各画像デー
タを記憶装置に転送して記憶させるとともに、データ転
送と並行して、受光素子により取得したデジタルデータ
の平均値を算出し、算出した平均値に基づいて取得デジ
タルデータが所定の基準値に照らし適切なデータかどう
かを判定する。判定の結果取得データがデコード処理に
は不適切であると判断した場合には、データ解析を行な
うことなく光源の明るさを調整して、画像データ取得を
リトライするようにした。更に、取得した平均値に基づ
き、取得した画像データの白黒判定のための閾値の設定
を個々のデータ毎に設定することも可能となり、読取精
度をさらに向上させることも可能となる。
成するために、複数の受光素子から取得した各画像デー
タを記憶装置に転送して記憶させるとともに、データ転
送と並行して、受光素子により取得したデジタルデータ
の平均値を算出し、算出した平均値に基づいて取得デジ
タルデータが所定の基準値に照らし適切なデータかどう
かを判定する。判定の結果取得データがデコード処理に
は不適切であると判断した場合には、データ解析を行な
うことなく光源の明るさを調整して、画像データ取得を
リトライするようにした。更に、取得した平均値に基づ
き、取得した画像データの白黒判定のための閾値の設定
を個々のデータ毎に設定することも可能となり、読取精
度をさらに向上させることも可能となる。
【0009】本発明の第1の態様にかかるエリアコード
読取装置は、エリアコードからの反射光を受光し、受光
した反射光の強度に応じて電気信号を出力する複数の受
光素子を備える光学センサと、光学センサの前記各受光
素子の出力信号を順次読み出してデジタル信号に変換し
て出力するセンサ制御部と、センサ制御部からデジタル
信号を受信して順次メモリに記憶させる記憶制御部と、
センサ制御部からデジタル信号を受信して、受信した前
記デジタル信号の平均値を算出する平均値算出部と、デ
ジタル信号の平均値が所定の基準範囲外のときに、再度
光学センサの出力信号の取得及び平均値の算出動作処理
を起動するリトライ制御手段と、デジタル信号の平均値
が所定の基準範囲内のときに前記メモリに記憶したデジ
タルデータをデコードするデコード処理手段を備えるこ
とを特徴とする。
読取装置は、エリアコードからの反射光を受光し、受光
した反射光の強度に応じて電気信号を出力する複数の受
光素子を備える光学センサと、光学センサの前記各受光
素子の出力信号を順次読み出してデジタル信号に変換し
て出力するセンサ制御部と、センサ制御部からデジタル
信号を受信して順次メモリに記憶させる記憶制御部と、
センサ制御部からデジタル信号を受信して、受信した前
記デジタル信号の平均値を算出する平均値算出部と、デ
ジタル信号の平均値が所定の基準範囲外のときに、再度
光学センサの出力信号の取得及び平均値の算出動作処理
を起動するリトライ制御手段と、デジタル信号の平均値
が所定の基準範囲内のときに前記メモリに記憶したデジ
タルデータをデコードするデコード処理手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0010】この態様により、光学センサから画像デー
タを完了した時点で、デジタルデータの平均値から取得
した画像データが適正なデータであるか否かの判定が可
能となり、無駄なコードパターン解析をすることなく、
リトライ動作が可能となる。本発明の第2の態様にかか
るエリアコード読取装置は、光学センサの受光素子がマ
トリクス状に配列されており、センサ制御部は受光素子
の出力信号を各行毎に順次読み出し、平均値算出部は前
記受信したデジタルデータの各行毎の平均値を算出して
記憶しておき、全行のデジタルデータの受信が終了した
ときに前記記憶した行毎の平均値に基づいて全行の平均
値を算出することを特徴とする。本態様により、平均値
の計算のためのデータの桁数を小さくすることが可能と
なる。すなわち、受信したデジタルデータの全てを順次
積算する場合は、行列(マトリクス)の数に応じてその
桁数が大きくなり積算機の桁を大きくする必要がある
が、行ごとに平均値を算出するようにすることにより、
積算機の桁数を低く抑えることが可能となる。
タを完了した時点で、デジタルデータの平均値から取得
した画像データが適正なデータであるか否かの判定が可
能となり、無駄なコードパターン解析をすることなく、
リトライ動作が可能となる。本発明の第2の態様にかか
るエリアコード読取装置は、光学センサの受光素子がマ
トリクス状に配列されており、センサ制御部は受光素子
の出力信号を各行毎に順次読み出し、平均値算出部は前
記受信したデジタルデータの各行毎の平均値を算出して
記憶しておき、全行のデジタルデータの受信が終了した
ときに前記記憶した行毎の平均値に基づいて全行の平均
値を算出することを特徴とする。本態様により、平均値
の計算のためのデータの桁数を小さくすることが可能と
なる。すなわち、受信したデジタルデータの全てを順次
積算する場合は、行列(マトリクス)の数に応じてその
桁数が大きくなり積算機の桁を大きくする必要がある
が、行ごとに平均値を算出するようにすることにより、
積算機の桁数を低く抑えることが可能となる。
【0011】本発明の第3の態様にかかるエリアコード
読取装置は、平均値算出部が、受信した前記デジタルデ
ータの一部の平均値を算出することを特徴とする。本態
様は、中央部近傍又はエリアコードの平均値算出にもっ
とも適した部分の平均値を算出するものであり、これに
より、より簡易に又はより正確な判断を可能となる。す
なわち、一部のデータの平均値をとるために平均値の算
出が容易になる。また、エリアコードにより、記録され
る情報の内容に拘わらずコード内の符号の白及び黒色の
範囲が均一化している部分等が存在する場合には、その
部分のデータの平均値を算出することにより、取得デー
タの適否がより正確に判断可能となる。
読取装置は、平均値算出部が、受信した前記デジタルデ
ータの一部の平均値を算出することを特徴とする。本態
様は、中央部近傍又はエリアコードの平均値算出にもっ
とも適した部分の平均値を算出するものであり、これに
より、より簡易に又はより正確な判断を可能となる。す
なわち、一部のデータの平均値をとるために平均値の算
出が容易になる。また、エリアコードにより、記録され
る情報の内容に拘わらずコード内の符号の白及び黒色の
範囲が均一化している部分等が存在する場合には、その
部分のデータの平均値を算出することにより、取得デー
タの適否がより正確に判断可能となる。
【0012】本発明の第4の態様にかかるエリアコード
読取装置は、平均値算出部が、平均値を算出するデジタ
ル信号の数を2のべき乗となるよう設定して、デジタル
信号の平均値を算出することを特徴とする。平均値を算
出する対象となるデジタルデータの数を2のべき乗とす
ることにより、2進法に基づく除算をビットシフトによ
り行なうことが可能となり、平均値の算出が容易とな
る。
読取装置は、平均値算出部が、平均値を算出するデジタ
ル信号の数を2のべき乗となるよう設定して、デジタル
信号の平均値を算出することを特徴とする。平均値を算
出する対象となるデジタルデータの数を2のべき乗とす
ることにより、2進法に基づく除算をビットシフトによ
り行なうことが可能となり、平均値の算出が容易とな
る。
【0013】本発明の第5の態様にかかるエリアコード
読取装置は、センサ制御部と、記憶制御部と、平均値算
出部とが、ロジック回路により構成されていることを特
徴とする。これにより、光学センサからのデジタルデー
タの記憶を高速化することができるとともに、デジタル
データの記憶と並行して平均値を算出することが可能と
なる。
読取装置は、センサ制御部と、記憶制御部と、平均値算
出部とが、ロジック回路により構成されていることを特
徴とする。これにより、光学センサからのデジタルデー
タの記憶を高速化することができるとともに、デジタル
データの記憶と並行して平均値を算出することが可能と
なる。
【0014】本発明の第6の態様にかかるエリアコード
読取装置は、さらに、算出したデジタルデータの平均値
に基づいて、メモリに記憶したデジタルデータの白又は
黒の判別のための閾値を変更する閾値調整手段を備える
ことを特徴とする。この態様により、読み出したデジタ
ルデータの平均値に基づいて、個々のエリアコードに対
応した適切な閾値を設定可能となり、読取精度を向上さ
せることが可能となる。
読取装置は、さらに、算出したデジタルデータの平均値
に基づいて、メモリに記憶したデジタルデータの白又は
黒の判別のための閾値を変更する閾値調整手段を備える
ことを特徴とする。この態様により、読み出したデジタ
ルデータの平均値に基づいて、個々のエリアコードに対
応した適切な閾値を設定可能となり、読取精度を向上さ
せることが可能となる。
【0015】本発明の第7の態様にかかるエリアコード
読取装置は、さらに、読取対象エリアコードを照射する
ための、照射光の強度を変更可能な光源とを備え、リト
ライ手段は、前記デジタル信号の平均値が所定の基準範
囲外のときに、前記デジタル信号の平均値に応じて前記
光源の照射光の強度を変更して、再度前記光学センサか
らの出力信号の取得及び平均値の算出動作処理を起動す
ることを特徴とする。本態様により、リトライ動作の際
に、算出した平均値に応じて光源の明るさ(強度)をよ
り適正な明るさに変更するよう調整可能となるので、読
取精度、読取速度を向上させることが可能となる。
読取装置は、さらに、読取対象エリアコードを照射する
ための、照射光の強度を変更可能な光源とを備え、リト
ライ手段は、前記デジタル信号の平均値が所定の基準範
囲外のときに、前記デジタル信号の平均値に応じて前記
光源の照射光の強度を変更して、再度前記光学センサか
らの出力信号の取得及び平均値の算出動作処理を起動す
ることを特徴とする。本態様により、リトライ動作の際
に、算出した平均値に応じて光源の明るさ(強度)をよ
り適正な明るさに変更するよう調整可能となるので、読
取精度、読取速度を向上させることが可能となる。
【0016】本発明の第1の態様にかかるエリアコード
読取方法は、(a)光源によりエリアコードを照射する工
程と、(b)複数の受光素子によりエリアコードの各部か
らの反射光を受光し、受光した反射光の強度に応じて電
気信号を出力する工程と、(c)各受光素子からの出力信
号を順次読み出してデジタル信号に変換して出力する工
程と、(d)デジタル信号を受信して、受信したデジタル
信号の平均値を算出する工程と、(e)デジタル信号を受
信して順次記憶する工程と、(f)デジタル信号の平均値
が所定の基準範囲内か否かを確認する工程と、(g) デジ
タル信号の平均値が所定の基準範囲外のときに、工程
(a)〜(e)の処理を繰り返す工程と、(h)デジタル信号の
平均値が所定の基準範囲内のときに記憶したデジタルデ
ータをデコードする工程とを備えることを特徴とする。
読取方法は、(a)光源によりエリアコードを照射する工
程と、(b)複数の受光素子によりエリアコードの各部か
らの反射光を受光し、受光した反射光の強度に応じて電
気信号を出力する工程と、(c)各受光素子からの出力信
号を順次読み出してデジタル信号に変換して出力する工
程と、(d)デジタル信号を受信して、受信したデジタル
信号の平均値を算出する工程と、(e)デジタル信号を受
信して順次記憶する工程と、(f)デジタル信号の平均値
が所定の基準範囲内か否かを確認する工程と、(g) デジ
タル信号の平均値が所定の基準範囲外のときに、工程
(a)〜(e)の処理を繰り返す工程と、(h)デジタル信号の
平均値が所定の基準範囲内のときに記憶したデジタルデ
ータをデコードする工程とを備えることを特徴とする。
【0017】本発明の第2の態様にかかるエリアコード
読取方法は、平均値を算出する工程(d)が、複数の受光
素子の各行毎の平均値を順次算出して記憶する工程と、
全データの読出しが終了したときに各行毎の平均値を算
出して全体の平均値を算出する工程とを備えることを特
徴とする。
読取方法は、平均値を算出する工程(d)が、複数の受光
素子の各行毎の平均値を順次算出して記憶する工程と、
全データの読出しが終了したときに各行毎の平均値を算
出して全体の平均値を算出する工程とを備えることを特
徴とする。
【0018】本発明の第3の態様にかかるエリアコード
読取方法は、平均値を算出する工程(d)が、受信したデ
ジタルデータの一部の平均を算出することを特徴とす
る。
読取方法は、平均値を算出する工程(d)が、受信したデ
ジタルデータの一部の平均を算出することを特徴とす
る。
【0019】本発明の第4の態様にかかるエリアコード
読取方法は、デジタルデータをデコードする工程(h)
が、算出した平均値に応じて、記憶したデジタルデータ
の白又は黒の判別のための閾値を変更する工程を備える
ことを特徴とする。
読取方法は、デジタルデータをデコードする工程(h)
が、算出した平均値に応じて、記憶したデジタルデータ
の白又は黒の判別のための閾値を変更する工程を備える
ことを特徴とする。
【0020】本発明の第5の態様にかかるエリアコード
読取方法は、工程(g)が、デジタル信号の平均値が所定
の基準範囲外のときに、デジタル信号の平均値の値に応
じて光源の照射光の強度を変更し、工程(a)〜(e)の処理
を繰り返すことを特徴とする。
読取方法は、工程(g)が、デジタル信号の平均値が所定
の基準範囲外のときに、デジタル信号の平均値の値に応
じて光源の照射光の強度を変更し、工程(a)〜(e)の処理
を繰り返すことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施形態を説明する。図1は本発明のエリアコード読
み取り装置の後続を示す機能ブロック図である。図1の
実施形態ではエリアコードの例として、複数の二次元コ
ード51〜54を示している。エリアコード51〜54
は、それぞれ順番にコード49、PDF417、データ
マトリクス、及びマキシコードの一例を示している。こ
れらエリアコードは、多くの情報を白黒の符号の配列に
コード化して記録したものであり、エリアコード読取装
置10はエリアコードの画像データをデコードすること
により情報として取り出して出力するものである。
の実施形態を説明する。図1は本発明のエリアコード読
み取り装置の後続を示す機能ブロック図である。図1の
実施形態ではエリアコードの例として、複数の二次元コ
ード51〜54を示している。エリアコード51〜54
は、それぞれ順番にコード49、PDF417、データ
マトリクス、及びマキシコードの一例を示している。こ
れらエリアコードは、多くの情報を白黒の符号の配列に
コード化して記録したものであり、エリアコード読取装
置10はエリアコードの画像データをデコードすること
により情報として取り出して出力するものである。
【0022】まずエリアコードを読み取るためには、ま
ず、エリアコードの画像データを取得する必要がある。
これには、受けた光を電気信号に変換する受光素子が用
いられる。図1では複数の受光素子としてCCDセンサ
11を使用した例を示している。CCDセンサ11は、
エリアコードの画像信号を取得するセンサである。CC
Dセンサ11は、複数のCCD受光素子により構成され
ており、本発明の実施形態では、CCD受光素子が縦、
横にマトリクス状に配置されているものとして説明す
る。
ず、エリアコードの画像データを取得する必要がある。
これには、受けた光を電気信号に変換する受光素子が用
いられる。図1では複数の受光素子としてCCDセンサ
11を使用した例を示している。CCDセンサ11は、
エリアコードの画像信号を取得するセンサである。CC
Dセンサ11は、複数のCCD受光素子により構成され
ており、本発明の実施形態では、CCD受光素子が縦、
横にマトリクス状に配置されているものとして説明す
る。
【0023】エリアコードの読み取りは、CPU16に
より起動される。CPU16は、光源14の照射光の強
度を制御する光源制御部25を起動して光源14から光
を照射させるとともに、CCD制御部12を起動してエ
リアコード51〜54の画像データを取得する。
より起動される。CPU16は、光源14の照射光の強
度を制御する光源制御部25を起動して光源14から光
を照射させるとともに、CCD制御部12を起動してエ
リアコード51〜54の画像データを取得する。
【0024】CCDセンサ11が画像取得するために
は、エリアコード51〜54の反射光をCCDセンサ1
1により受光する必要がある。そのため、エリアコード
を読み取り時に、エリアコード51〜54に対して、L
ED等による光源14により読み取り用の光が照射され
る。CCDセンサ11の各受光素子(図示せず)は、エ
リアコード51〜54からの反射光を受光し、受光した
光の強度に対応した電気信号を出力する。
は、エリアコード51〜54の反射光をCCDセンサ1
1により受光する必要がある。そのため、エリアコード
を読み取り時に、エリアコード51〜54に対して、L
ED等による光源14により読み取り用の光が照射され
る。CCDセンサ11の各受光素子(図示せず)は、エ
リアコード51〜54からの反射光を受光し、受光した
光の強度に対応した電気信号を出力する。
【0025】CCD制御部12は、CCDセンサ11の
各受光素子により電気信号に変換された画像信号を順次
取り出して、例えば8ビットのデジタルデータ(0〜2
55のデータ)に変換する。このデジタルデータは、反
射光の強度(明るさの程度)を示すものである。CCD
制御部12は変換した各デジタルデータを、順次、取得
データ処理部13に出力する。
各受光素子により電気信号に変換された画像信号を順次
取り出して、例えば8ビットのデジタルデータ(0〜2
55のデータ)に変換する。このデジタルデータは、反
射光の強度(明るさの程度)を示すものである。CCD
制御部12は変換した各デジタルデータを、順次、取得
データ処理部13に出力する。
【0026】取得データ処理部13では、受信したデジ
タルデータをメモリ記憶制御部18を介してメモリ15
に順次記憶させると同時に、平均値算出部17により、
受信したデジタルデータの平均値を算出する。算出され
た平均値はレジスタ19に記憶される。
タルデータをメモリ記憶制御部18を介してメモリ15
に順次記憶させると同時に、平均値算出部17により、
受信したデジタルデータの平均値を算出する。算出され
た平均値はレジスタ19に記憶される。
【0027】CPU16は、レジスタ19に記憶された
平均値を読出し、平均値が所定の基準値の範囲内に有る
かどうかを確認する。エリアコードは、白黒の組合せ符
号であるので、黒部分と白部分の割合は一定の範囲内に
納まるという特質を有する。そのため、光源が適正であ
れば、エリアコードから読み取った画像データの平均値
は経験的に若しくは計算上求められる一定の基準範囲内
に納まる。従って、取得したデータの平均値を所定の基
準値と比較することにより、取得した画像データがデコ
ード可能かどうかを判断可能である。
平均値を読出し、平均値が所定の基準値の範囲内に有る
かどうかを確認する。エリアコードは、白黒の組合せ符
号であるので、黒部分と白部分の割合は一定の範囲内に
納まるという特質を有する。そのため、光源が適正であ
れば、エリアコードから読み取った画像データの平均値
は経験的に若しくは計算上求められる一定の基準範囲内
に納まる。従って、取得したデータの平均値を所定の基
準値と比較することにより、取得した画像データがデコ
ード可能かどうかを判断可能である。
【0028】例えば、エリアコードの性質から適正な画
像データの平均値(白黒の符号体系によって異なる)が
100〜200の範囲内であるとする。この場合、画像
データの平均値が100以下である原因として光源が暗
い場合が考えられる。従って、平均値が100以下の場
合には、CPU16から光源制御部25を制御して光源
14の照射光を強くした後、CCD制御部12を再起動
する。これにより、適正な光源強度で画像データを取得
可能となる。逆に平均値が200以上の場合には、光が
強すぎる場合、エリアコードの印刷が薄い場合等が考え
られる。従ってこの場合には、光源強度を落として再度
画像データの取得動作を行なう。
像データの平均値(白黒の符号体系によって異なる)が
100〜200の範囲内であるとする。この場合、画像
データの平均値が100以下である原因として光源が暗
い場合が考えられる。従って、平均値が100以下の場
合には、CPU16から光源制御部25を制御して光源
14の照射光を強くした後、CCD制御部12を再起動
する。これにより、適正な光源強度で画像データを取得
可能となる。逆に平均値が200以上の場合には、光が
強すぎる場合、エリアコードの印刷が薄い場合等が考え
られる。従ってこの場合には、光源強度を落として再度
画像データの取得動作を行なう。
【0029】これにより、読取速度の向上を図ることが
可能となる。すなわち、エリアコードの分析して、デコ
ード可能かどうかを判断するには数十ミリ秒かかるが、
本発明によると、デコード不能な画像データの画像分析
を行なうことなく判断可能であり、取得したデータから
適切な光の強度調整も可能となるので、無駄な分析を実
行することなくリトライ動作を開始することになり、読
取処理速度を向上させることが可能となる。
可能となる。すなわち、エリアコードの分析して、デコ
ード可能かどうかを判断するには数十ミリ秒かかるが、
本発明によると、デコード不能な画像データの画像分析
を行なうことなく判断可能であり、取得したデータから
適切な光の強度調整も可能となるので、無駄な分析を実
行することなくリトライ動作を開始することになり、読
取処理速度を向上させることが可能となる。
【0030】尚、ここで、CCDセンサ11、CCD制
御部12、及び取得データ処理部13は、ASIC等の
ロジック回路で構成されており、CPU16の介在無し
にメモリへの画像データの転送及び平均値の算出が可能
である。
御部12、及び取得データ処理部13は、ASIC等の
ロジック回路で構成されており、CPU16の介在無し
にメモリへの画像データの転送及び平均値の算出が可能
である。
【0031】取得した画像データの平均値が、所定の範
囲内にあるときには、CPUはメモリ15に記憶した画
像データのデコードを行ない、画像データを情報に変換
する。この場合に、レジスタ19に記憶した画像データ
の平均値から、画像データ解析のための閾値の設定を決
定するように構成することが可能である。すなわち、平
均値が比較的小さい場合には閾値を下げ、比較的高い場
合には閾値を上げる等の処理が可能である。ここで、画
像データの平均値はエリアコードにより表示される情報
内容にも関連するので、平均値の値と閾値の変更値との
関係は、エリアコードの種類及び経験則等を考慮して定
めることが望ましい。
囲内にあるときには、CPUはメモリ15に記憶した画
像データのデコードを行ない、画像データを情報に変換
する。この場合に、レジスタ19に記憶した画像データ
の平均値から、画像データ解析のための閾値の設定を決
定するように構成することが可能である。すなわち、平
均値が比較的小さい場合には閾値を下げ、比較的高い場
合には閾値を上げる等の処理が可能である。ここで、画
像データの平均値はエリアコードにより表示される情報
内容にも関連するので、平均値の値と閾値の変更値との
関係は、エリアコードの種類及び経験則等を考慮して定
めることが望ましい。
【0032】次に図2を用いて、画像データの取得及び
平均値の算出処理を更に詳細に説明する。図2は、CC
Dセンサ11により取得したデータの転送及び平均値の
算出処理を詳細に説明するための処理イメージ図であ
る。エリアコードとしてデータマトリックス53を読み
取る例を示している。
平均値の算出処理を更に詳細に説明する。図2は、CC
Dセンサ11により取得したデータの転送及び平均値の
算出処理を詳細に説明するための処理イメージ図であ
る。エリアコードとしてデータマトリックス53を読み
取る例を示している。
【0033】エリアコード53はCCDセンサ11内の
マトリックス状(例えば横720個x縦490個とす
る)に配置された受光素子により電気信号に変換され
る。図1のCCD制御部12は、例えばCCDセンサ1
1の上段左から右方向に順次スキャン(走査)して、各
受光素子から電気信号が取り出される。各受光素子から
の信号読出しのスキャン動作は、横方向は水平同期信号
に同期して、縦方向の走査は各行の切換えタイミング時
に出力される垂直同期信号に基づいて行なわれる。例え
ば、CCDセンサ11の最上段行の受光素子は水平同期
信号に基づいて走査されて順次信号が取得され、第2
行は水平同期信号に基づいて走査される。取得された
各受光素子の電気信号は、CCD制御部12によりデジ
タル信号(例えば8ビット)に変換されて、メモリ記憶
制御部18及び取得データ処理部13に送信される。
マトリックス状(例えば横720個x縦490個とす
る)に配置された受光素子により電気信号に変換され
る。図1のCCD制御部12は、例えばCCDセンサ1
1の上段左から右方向に順次スキャン(走査)して、各
受光素子から電気信号が取り出される。各受光素子から
の信号読出しのスキャン動作は、横方向は水平同期信号
に同期して、縦方向の走査は各行の切換えタイミング時
に出力される垂直同期信号に基づいて行なわれる。例え
ば、CCDセンサ11の最上段行の受光素子は水平同期
信号に基づいて走査されて順次信号が取得され、第2
行は水平同期信号に基づいて走査される。取得された
各受光素子の電気信号は、CCD制御部12によりデジ
タル信号(例えば8ビット)に変換されて、メモリ記憶
制御部18及び取得データ処理部13に送信される。
【0034】例えばメモリ15が、1アドレス当り16
ビットのデータを記憶可能なメモリである場合には、メ
モリ記憶制御部18は、8ビットのデータ2個を1つの
記憶データとして合成し、メモリ15に画像データ24
として記憶する。
ビットのデータを記憶可能なメモリである場合には、メ
モリ記憶制御部18は、8ビットのデータ2個を1つの
記憶データとして合成し、メモリ15に画像データ24
として記憶する。
【0035】一方、デジタル変換された取得データは同
時に取得データ処理部13にも送信される。取得データ
処理部13では、まず行平均値算出部21により各受光
素子の各行の行毎(1行が720個のデータ)の平均値
を第1行目から順次算出し、行平均値記憶部22に記憶
する。全行(490行)の画像データが取得されると、
全体平均値算出部23により、行平均値記憶部22に記
憶された各行毎の平均値から全行(490行)の平均値
が算出されて、レジスタ19に記憶される。
時に取得データ処理部13にも送信される。取得データ
処理部13では、まず行平均値算出部21により各受光
素子の各行の行毎(1行が720個のデータ)の平均値
を第1行目から順次算出し、行平均値記憶部22に記憶
する。全行(490行)の画像データが取得されると、
全体平均値算出部23により、行平均値記憶部22に記
憶された各行毎の平均値から全行(490行)の平均値
が算出されて、レジスタ19に記憶される。
【0036】以上の説明では、CCDセンサ11を構成
する受光素子全ての出力データの行平均から全体の平均
値を算出する例を示したが、CCDセンサ11の中央部
分又は特定エリア部分のみの平均値により、適正画像デ
ータか否かを判断することも可能である。その際、平均
値の算出を容易にするために、2のべき乗となる数の横
方向の受光素子の数、又は行数とすることも可能であ
る。さらに、適正な2のべき乗を選択するためには、実
際の受光素子以上の数を積算する必要がある場合には、
必要な数のダミーのデータを加算するように構成するこ
とも可能である。
する受光素子全ての出力データの行平均から全体の平均
値を算出する例を示したが、CCDセンサ11の中央部
分又は特定エリア部分のみの平均値により、適正画像デ
ータか否かを判断することも可能である。その際、平均
値の算出を容易にするために、2のべき乗となる数の横
方向の受光素子の数、又は行数とすることも可能であ
る。さらに、適正な2のべき乗を選択するためには、実
際の受光素子以上の数を積算する必要がある場合には、
必要な数のダミーのデータを加算するように構成するこ
とも可能である。
【0037】図3は、CPU、メモリ、及びメモリ等に
記憶された制御プログラムにより構成されるエリアコー
ド読取装置10の読取制御部30と、レジスタ19及び
メモリ15の記憶データとの関係を示す機能ブロック図
である。
記憶された制御プログラムにより構成されるエリアコー
ド読取装置10の読取制御部30と、レジスタ19及び
メモリ15の記憶データとの関係を示す機能ブロック図
である。
【0038】読取制御部30はCPU及び制御プログラ
ムからなる各種制御手段を示す。主制御手段31は画像
取得制御手段32を制御して、画像データの取得を起動
させる。画像データの取得が完了すると、リトライ制御
手段33がレジスタ19から平均値データを読出し、メ
モリ15の比較基準値から読み出した基準値と比較す
る。比較基準値は、画像データの平均値が適正基準範囲
にあるか否かを判断するための基準値であり、エリアコ
ードの種類に応じて、各種基準値が記憶されていること
が望ましい。
ムからなる各種制御手段を示す。主制御手段31は画像
取得制御手段32を制御して、画像データの取得を起動
させる。画像データの取得が完了すると、リトライ制御
手段33がレジスタ19から平均値データを読出し、メ
モリ15の比較基準値から読み出した基準値と比較す
る。比較基準値は、画像データの平均値が適正基準範囲
にあるか否かを判断するための基準値であり、エリアコ
ードの種類に応じて、各種基準値が記憶されていること
が望ましい。
【0039】主制御手段31は、リトライ制御手段33
による分析の結果、取得した画像データの平均値が比較
基準値の範囲内に無いときは、光源調整手段34により
光源制御部25を制御して、光源の強度を調整する。光
源の調整は、メモリ15に予め記憶されている光源調整
データ38に基づいて行なわれる。光源調整データ38
は、比較基準値に対する画像データの平均値の偏差値に
応じて光源を調節するためのデータであり、経験的に定
められる初手の適正な値である。
による分析の結果、取得した画像データの平均値が比較
基準値の範囲内に無いときは、光源調整手段34により
光源制御部25を制御して、光源の強度を調整する。光
源の調整は、メモリ15に予め記憶されている光源調整
データ38に基づいて行なわれる。光源調整データ38
は、比較基準値に対する画像データの平均値の偏差値に
応じて光源を調節するためのデータであり、経験的に定
められる初手の適正な値である。
【0040】取得した画像データの平均値が適正な値で
ある場合には、主制御手段31は、デコード処理手段3
5を制御して、メモリ15の画像データ24をデコード
させる。デコード処理に当っては、まず、所定の閾値に
基づいて記憶している各画像データを白又は黒のいずれ
かに確定する必要がある。この閾値は、予め所定の値に
設定しておくことも可能であるが、閾値調整手段36を
設けて、レジスタ19に記憶した画像データの平均値の
値に応じて、適宜適切な閾値に設定するように構成する
ことも可能である。その場合に、画像データの平均値と
採用する閾値のテーブルを閾値データ39としてメモリ
15に記憶しておくことが望ましい。この場合に、エリ
アコードの種類ごとに閾値テーブルを設けることも可能
である。次に、図4及び図1を用いてエリアコードの読
取処理手順について説明する。図4はエリアコードの読
取処理手順を示すフローチャートである。尚、図4では
光学センサとして、CCDセンサを用いるものとして説
明する。
ある場合には、主制御手段31は、デコード処理手段3
5を制御して、メモリ15の画像データ24をデコード
させる。デコード処理に当っては、まず、所定の閾値に
基づいて記憶している各画像データを白又は黒のいずれ
かに確定する必要がある。この閾値は、予め所定の値に
設定しておくことも可能であるが、閾値調整手段36を
設けて、レジスタ19に記憶した画像データの平均値の
値に応じて、適宜適切な閾値に設定するように構成する
ことも可能である。その場合に、画像データの平均値と
採用する閾値のテーブルを閾値データ39としてメモリ
15に記憶しておくことが望ましい。この場合に、エリ
アコードの種類ごとに閾値テーブルを設けることも可能
である。次に、図4及び図1を用いてエリアコードの読
取処理手順について説明する。図4はエリアコードの読
取処理手順を示すフローチャートである。尚、図4では
光学センサとして、CCDセンサを用いるものとして説
明する。
【0041】CPU16(図1)からCCD制御部12
に対してCCDセンサ11の画像データ取得処理指示が
出力されると(S101)、CCD制御部12はCCD
センサ11の受光素子を走査して、各受光素子から順次
画像信号を取り出してデジタルデータに変換して出力す
る(S102)。出力されたデジタルデータはメモリに
記憶され(S103)、同時に平均値の算出処理が行な
われる(S104)。
に対してCCDセンサ11の画像データ取得処理指示が
出力されると(S101)、CCD制御部12はCCD
センサ11の受光素子を走査して、各受光素子から順次
画像信号を取り出してデジタルデータに変換して出力す
る(S102)。出力されたデジタルデータはメモリに
記憶され(S103)、同時に平均値の算出処理が行な
われる(S104)。
【0042】全ての受光素子に関するデジタルデータの
転送が終了すると(S105;Yes)、最終的なデジ
タルデータの平均値が算出される(S106)、次に、
算出されたデジタルデータの平均値が、予め記憶されて
いる所定の基準範囲内であるか否かの確認が行なわれる
(S107)。所定の基準範囲外のときには、所定の基
準範囲からの偏差に応じて分析フラグがセットされる
(S108)。例えば、所定の基準値Sが、100<=
S<=200であったとすると、平均値VA<100の
ときにはフラグAがセットされ、VA>200のときに
はフラグBがセットされるというように、基準範囲から
の上限又は下限に応じて異なるフラグをセットする。フ
ラグのセットは、取得したデータが基準範囲内に無いと
いうことを意味するので、画像データの再取得が行なわ
れる。
転送が終了すると(S105;Yes)、最終的なデジ
タルデータの平均値が算出される(S106)、次に、
算出されたデジタルデータの平均値が、予め記憶されて
いる所定の基準範囲内であるか否かの確認が行なわれる
(S107)。所定の基準範囲外のときには、所定の基
準範囲からの偏差に応じて分析フラグがセットされる
(S108)。例えば、所定の基準値Sが、100<=
S<=200であったとすると、平均値VA<100の
ときにはフラグAがセットされ、VA>200のときに
はフラグBがセットされるというように、基準範囲から
の上限又は下限に応じて異なるフラグをセットする。フ
ラグのセットは、取得したデータが基準範囲内に無いと
いうことを意味するので、画像データの再取得が行なわ
れる。
【0043】フラグA又はBがセットされていると(S
109;Yes)、セットされているフラグに応じて、
光源制御部25を介して光源14の明るさが調整される
(S113)。例えばフラグAがセットされているとき
には、全体的に画像が暗い可能性が高いので、光源をさ
らに明るくするよう調整し、フラグBがセットされてい
るときには、画像が明るすぎる可能性が高いので、光源
を暗くするよう調整する。このような光源の明るさの調
整を行った後、画像データの再取得及び平均値の算出処
理が行われる(S101〜S109)。
109;Yes)、セットされているフラグに応じて、
光源制御部25を介して光源14の明るさが調整される
(S113)。例えばフラグAがセットされているとき
には、全体的に画像が暗い可能性が高いので、光源をさ
らに明るくするよう調整し、フラグBがセットされてい
るときには、画像が明るすぎる可能性が高いので、光源
を暗くするよう調整する。このような光源の明るさの調
整を行った後、画像データの再取得及び平均値の算出処
理が行われる(S101〜S109)。
【0044】取得したデジタルデータの平均値が所定の
基準範囲内であれば、記憶した画像のデジタルデータか
らエリアコードに特有のコードパターンの検索が行なわ
れる(S110)。コードパターンを検出できないとき
には、光源の明るさを調整して再度画像取得する(S1
13、S101〜S111)。また、破線で示すように
コードパターンの検索をリトライするように構成しても
よい。この場合には、取得した平均値に応じて閾値を変
更してリトライするように構成することが好ましい。コ
ードパターンを検出すると、デコード処理が行なわれ
(S112)、エリアコードが読み取られた情報が出力
される。
基準範囲内であれば、記憶した画像のデジタルデータか
らエリアコードに特有のコードパターンの検索が行なわ
れる(S110)。コードパターンを検出できないとき
には、光源の明るさを調整して再度画像取得する(S1
13、S101〜S111)。また、破線で示すように
コードパターンの検索をリトライするように構成しても
よい。この場合には、取得した平均値に応じて閾値を変
更してリトライするように構成することが好ましい。コ
ードパターンを検出すると、デコード処理が行なわれ
(S112)、エリアコードが読み取られた情報が出力
される。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、複
数の受光素子から取得した各画像データを記憶装置に転
送して記憶させるとともに、データ転送と並行して、受
光素子により取得したデジタルデータの平均値を算出
し、算出した平均値に基づいて取得デジタルデータが所
定の基準値に照らし適切なデータかどうかを判定し、判
定により取得データが不適切と判断した場合には、デー
タ解析を行なうことなく光源の強度を調整して、画像デ
ータ取得をリトライするようにした。これにより光学セ
ンサから画像データを完了した時点で、デジタルデータ
の平均値から取得した画像データが適正なデータである
か否かの判定が可能となり、無駄なコードパターン解析
をすることなく、リトライ動作が可能となる。また、リ
トライ動作の際に、算出した平均値に応じて光源の明る
さ(強度)をより適正な明るさに変更するよう調整可能
となるので、読取精度、読取速度を向上することが可能
となる。更に、取得した平均値に基づき、取得した画像
データの白黒判定のための閾値の設定を個々のデータ毎
に設定することも可能となり、読取精度をさらに向上さ
せることも可能となる。
数の受光素子から取得した各画像データを記憶装置に転
送して記憶させるとともに、データ転送と並行して、受
光素子により取得したデジタルデータの平均値を算出
し、算出した平均値に基づいて取得デジタルデータが所
定の基準値に照らし適切なデータかどうかを判定し、判
定により取得データが不適切と判断した場合には、デー
タ解析を行なうことなく光源の強度を調整して、画像デ
ータ取得をリトライするようにした。これにより光学セ
ンサから画像データを完了した時点で、デジタルデータ
の平均値から取得した画像データが適正なデータである
か否かの判定が可能となり、無駄なコードパターン解析
をすることなく、リトライ動作が可能となる。また、リ
トライ動作の際に、算出した平均値に応じて光源の明る
さ(強度)をより適正な明るさに変更するよう調整可能
となるので、読取精度、読取速度を向上することが可能
となる。更に、取得した平均値に基づき、取得した画像
データの白黒判定のための閾値の設定を個々のデータ毎
に設定することも可能となり、読取精度をさらに向上さ
せることも可能となる。
【図1】本発明のエリアコード読取装置の構造を示す機
能ブロック図である。
能ブロック図である。
【図2】CCDセンサ11により取得したデータの転送
及び平均値の算出処理を詳細に説明するための処理イメ
ージ図である。
及び平均値の算出処理を詳細に説明するための処理イメ
ージ図である。
【図3】CPU、メモリ、及びメモリ等に記憶された制
御プログラムにより構成されるエリアコード読取装置1
0の読取制御部30と、レジスタ19及びメモリ15の
記憶データとの関係を示す機能ブロック図である。
御プログラムにより構成されるエリアコード読取装置1
0の読取制御部30と、レジスタ19及びメモリ15の
記憶データとの関係を示す機能ブロック図である。
【図4】エリアコードの読取処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
10 エリアコード読取装置
11 CCDセンサ
12 CCD制御部
13 取得データ処理部
14 光源
15 メモリ
16 CPU
17 平均値算出部
18 メモリ記憶制御部
19 平均値記憶レジスタ
21 行平均値算出部
22 行平均値記憶部
23 全体平均値算出部
24 画像データ(デジタルデータ)
Claims (12)
- 【請求項1】 以下の要素を備えることを特徴とするエ
リアコード読取装置。エリアコードからの反射光を受光
し、受光した反射光の強度に応じて電気信号を出力する
複数の受光素子を備える光学センサと、 前記光学センサの前記各受光素子の出力信号を順次読み
出してデジタル信号に変換して出力するセンサ制御部
と、 前記センサ制御部から前記デジタル信号を受信して順次
メモリに記憶させる記憶制御部と、 前記センサ制御部から前記デジタル信号を受信して、受
信した前記デジタル信号の平均値を算出する平均値算出
部と、 前記デジタル信号の平均値が所定の基準範囲外のとき
に、再度前記光学センサからの出力信号の取得及び平均
値の算出動作処理を起動するリトライ制御手段と、 前記デジタル信号の平均値が所定の基準範囲内のときに
前記メモリに記憶した前記デジタルデータをデコードす
るデコード処理手段。 - 【請求項2】 前記光学センサの前記受光素子はマトリ
クス状に配列されており、前記センサ制御部は前記受光
素子の出力信号を各行毎に順次読み出し、前記平均値算
出部は、前記受信したデジタルデータの各行毎の平均値
を算出して記憶し、全行のデジタルデータの受信が終了
したときに前記記憶した行毎の平均値に基づいて全行の
平均値を算出することを特徴とする請求項1に記載のエ
リアコード読取装置。 - 【請求項3】 前記平均値算出部は、受信した前記デジ
タルデータの一部の平均値を算出することを特徴とする
請求項1又は2に記載のエリアコード読取装置。 - 【請求項4】 前記平均値算出部は、平均値を算出する
デジタル信号の数を2のべき乗となるよう設定して、前
記デジタル信号の平均値を算出することを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項に記載のエリアコード読取装
置。 - 【請求項5】 前記センサ制御部と、前記記憶制御部
と、前記平均値算出部とが、ロジック回路により構成さ
れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
に記載のエリアコード読取装置。 - 【請求項6】 さらに、算出した前記デジタルデータの
平均値に基づいて、前記メモリに記憶した前記デジタル
データの白又は黒の判別のための閾値を変更する閾値調
整手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項に記載のエリアコード読取装置。 - 【請求項7】 さらに、読取対象エリアコードを照射す
るための、照射光の強度を変更可能な光源とを備え、前
記リトライ手段は、前記デジタル信号の平均値が所定の
基準範囲外のときに、前記デジタル信号の平均値に応じ
て前記光源の照射光の強度を変更して、再度前記光学セ
ンサからの出力信号の取得及び平均値の算出動作処理を
起動することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
に記載のエリアコード読取装置。 - 【請求項8】 以下の工程を備えることを特徴とするエ
リアコード読取方法。 (a) 光源によりエリアコードを照射する工程と、(b)
複数の受光素子によりエリアコードの各部からの反射光
を受光し、受光した反射光の強度に応じて電気信号を出
力する工程と、(c) 前記各受光素子からの出力信号を
順次読み出してデジタル信号に変換して出力する工程
と、(d) 前記デジタル信号を受信して、受信した前記
デジタル信号の平均値を算出する工程と、(e) 前記デ
ジタル信号を受信して順次記憶する工程と、(f) 前記
デジタル信号の平均値が所定の基準範囲内か否かを確認
する工程と、(g) 前記デジタル信号の平均値が所定の
基準範囲外のときに、前記工程(a)〜(e)の処理を繰り返
す工程と、(h) 前記デジタル信号の平均値が所定の基
準範囲内のときに前記記憶したデジタルデータをデコー
ドする工程。 - 【請求項9】 前記平均値を算出する工程(d)は、前記
複数の受光素子の各行毎の平均値を順次算出して記憶す
る工程と、全データの読出しが終了したときに各行毎の
平均値を算出して全体の平均値を算出する工程とを備え
ることを特徴とする請求項8に記載のエリアコード読取
方法。 - 【請求項10】 前記平均値を算出する工程(d)は、前
記受信したデジタルデータの一部の平均を算出すること
を特徴とする請求項8又は9に記載のエリアコード算出
方法。 - 【請求項11】 前記デジタルデータをデコードする工
程(h)は、前記算出した平均値に応じて、前記記憶した
デジタルデータの白又は黒の判別のための閾値を変更す
る工程を備えることを特徴とする請求項8〜10のいず
れか1項に記載のエリアコード読取方法。 - 【請求項12】 前記工程(g)は、前記デジタル信号の
平均値が所定の基準範囲外のときに、前記デジタル信号
の平均値の値に応じて前記光源の照射光の強度を変更
し、前記工程(a)〜(e)の処理を繰り返すことを特徴とす
る請求項8〜11のいずれか1項に記載のエリアコード
読取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001183859A JP2003006568A (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | エリアコード読取装置、及びエリアコード読取方法 |
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JP2001183859A JP2003006568A (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | エリアコード読取装置、及びエリアコード読取方法 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006163858A (ja) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Omron Corp | 光学情報コード読取装置 |
WO2008013761A2 (en) * | 2006-07-24 | 2008-01-31 | Leapfrog Enterprises, Inc. | Associating a region on a surface with a sound or with another region |
JP2009020611A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Toshiba Tec Corp | スキャナ装置 |
JP2012064174A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Keyence Corp | 光学情報読取装置の照明設定支援装置 |
JP2012064173A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Keyence Corp | 光学情報読取装置用の設定支援装置 |
JP2012064171A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Keyence Corp | コード印字品質評価装置 |
-
2001
- 2001-06-18 JP JP2001183859A patent/JP2003006568A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008013761A3 (en) * | 2006-07-24 | 2008-03-13 | Leapfrog Entpr Inc | Associating a region on a surface with a sound or with another region |
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