JP2003006153A - 通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム - Google Patents

通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム

Info

Publication number
JP2003006153A
JP2003006153A JP2001193854A JP2001193854A JP2003006153A JP 2003006153 A JP2003006153 A JP 2003006153A JP 2001193854 A JP2001193854 A JP 2001193854A JP 2001193854 A JP2001193854 A JP 2001193854A JP 2003006153 A JP2003006153 A JP 2003006153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
user
identifier
terminal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001193854A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Takato
裕樹 多賀戸
Hideaki Tani
英明 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001193854A priority Critical patent/JP2003006153A/ja
Publication of JP2003006153A publication Critical patent/JP2003006153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスの利用契約を結ぶ際に、サービス利
用者がサービス提供業者に対して通知した課金情報と、
サービス提供業者が利用者に対して割り当てた端末識別
子との関連付けを必要に応じて柔軟に変更可能な認証方
法を提供する。 【解決手段】 管理サーバ1のサービス管理制御部12
は課金情報保持手段13及び利用者情報保持手段14各
々の内容を基に課金情報や利用者情報を管理する。課金
情報保持手段13はサービス利用者端末3−1〜3−n
に提供したサービスに対する課金データを管理するため
の情報を格納する。利用者情報保持手段14は利用者の
自己所有端末及び使用中端末の端末識別子を管理しかつ
利用者の自己所有端末に対する各種カスタマイズ設定情
報を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信ネットワーク及
びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並び
にそのプログラムに関し、特に電話網やインタネット
(Internet)等のデータ通信ネットワークにお
ける課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話網やインタネットに代表され
るデータ通信ネットワークが急速に発展している。これ
に伴って、パーソナルコンピュータや携帯電話等の各種
端末を用いてデータ通信ネットワークに接続し、端末間
での通話や電子メールの交換、及びワールドワイドウェ
ブの閲覧といった様々なネットワークサービスの提供を
受けることが一般的になってきている。
【0003】このようなデータ通信ネットワークの構成
例を図13に示す。図13において、データ通信ネット
ワークはネットワークサービスの提供を行うサービス提
供業者Bと、サービス提供業者Bから提供される各種の
ネットワークサービスを利用するサービス利用者端末3
−1〜3−nとから構成されている。
【0004】サービス提供業者Bはサービス利用者端末
3−1〜3−n間を結びつけかつネットワークサービス
を提供するサービス提供業者ネットワーク(以下、ネッ
トワークとする)2と、サービス利用者端末3−1〜3
−n各々に提供したサービスに対する課金データ等を管
理するためのサービス提供業者管理サーバ(以下、管理
サーバとする)4とから構成され、管理サーバ4は課金
情報管理制御部41と課金情報保持手段42とを備えて
いる。
【0005】ネットワークサービスの利用を希望する者
が、各種サービスの提供を受けるためには、サービスを
利用する者とサービスを提供する者との間で、サービス
の利用に関する契約を予め結んでおくことが一般的であ
る。この契約とは、利用者が提供されるサービスの代価
として求められる料金を支払うという契約であり、サー
ビス提供業者Bがサービス利用者端末3−1〜3−n各
々に対して課金を行うために必要な情報を、予め利用者
から提供者に通知しておくものである。
【0006】サービスの利用契約を結ぶ際に利用者から
サービス提供業者Bに対して通知される課金情報の例と
しては、オンラインサインアップ時においてインタネッ
ト接続サービス業者(ISP:Internet Se
rvice Provider)のWWW(World
Wide Web)サイト上で入力されるクレジット
カード番号や、携帯電話端末を購入する際に購入申込書
に記入される預金口座番号等が挙げられる。尚、サービ
スの利用者とサービス料金の支払者とが異なる場合もあ
りうる。
【0007】サービスの利用契約を結ぶ場合のサービス
利用者端末3−1〜3−n各々からの情報に基づいて行
われるサービス提供業者Bにおける管理サーバ4の処理
の流れを図14に示す。上述したように、サービスの利
用を希望する者はサービス利用者端末3−1〜3−nか
らネットワーク2を通して管理サーバ4に対してサービ
ス料金の課金に必要な情報を通知する。
【0008】管理サーバ4の課金情報管理制御部41は
課金に必要な情報が通知されると(図14ステップS7
1)、利用者がサービス利用者端末3−1〜3−nを用
いてサービス提供業者Bのネットワーク2にアクセスを
行う際に、当該アクセスが契約に基づいた正当なもので
あることを示すための端末識別子をサービス利用者端末
3−1〜3−nに対して割り当てる。
【0009】端末識別子の例としては、ISPへのダイ
ヤルアップアクセス時の認証に用いられるダイヤルアッ
プアカウント、端末がインタネットプロトコル(Int
ernet Protocol)を用いてネットワーク
にアクセスする際に用いられるIPアドレス、及び携帯
電話端末に付与される電話番号等が挙げられる。
【0010】課金情報管理制御部41は割り当てた端末
識別子に対応する課金情報エントリを課金情報保持手段
42内に作成し(図14ステップS72)、サービス利
用者端末3−1〜3−nから通知された課金情報を当該
端末識別子に対する課金情報として格納する(図14ス
テップS73)。
【0011】この後、管理サーバ4はサービス利用者端
末3−1〜3−nに対して割り当てた端末識別子を通知
する(図14ステップS74)。以降、サービス利用者
端末3−1〜3−nが割り当てられた端末識別子を示し
て、サービスの提供を受けると、そのサービス料金が端
末識別子に対応する課金情報に基づいて課金されること
となる。
【0012】図15及び図16は図13に示すデータ通
信ネットワークにおいて、発信側サービス利用者端末3
−1が着信側サービス利用者端末3−nへの接続を行う
場合の管理サーバ4の処理を示すフローチャートであ
る。
【0013】ネットワークサービスの提供を受けたい発
信側サービス利用者端末3−1は管理サーバ4に対し
て、着信側サービス利用者端末3−nに対する接続要求
を示すメッセージを送信する。このメッセージの内部に
は、発信側サービス利用者端末3−1の端末識別子及び
着信側サービス利用者端末3−nの端末識別子が含まれ
ている。
【0014】管理サーバ4は接続要求メッセージを受信
すると(図15ステップS81)、まず、通知された発
信側サービス利用者端末3−1の端末識別子が正当なも
のであるか、すなわち課金情報保持手段42内に当該端
末識別子を含む課金情報エントリが存在するか否かを検
査する(図15ステップS82)。
【0015】検査の結果、当該エントリが存在しない場
合、管理サーバ4は発信側サービス利用者端末3−1に
要求が処理できない旨のメッセージを送信し(図15ス
テップS85)、処理を終了する。
【0016】発信側サービス利用者端末3−1の端末識
別子を含む課金情報エントリが存在する場合、管理サー
バ4は着信側サービス利用者端末3−nの端末識別子が
正当なものであるか、すなわち課金情報保持手段42内
に当該端末識別子を含む課金情報エントリが存在するか
否かを検査する(図15ステップS83)。
【0017】検査の結果、当該エントリが存在しない場
合、管理サーバ4は発信側サービス利用者端末3−1に
要求を処理できない旨のメッセージを送信し(図15ス
テップS85)、処理を終了する。
【0018】着信側サービス利用者端末3−nの端末識
別子を含む課金情報エントリが存在する場合、管理サー
バ4は発信側サービス利用者端末3−1の端末識別子を
含む課金情報エントリを取得し、当該エントリ内に含ま
れる課金情報を得るとともに、発信側サービス利用者端
末3−1から要求されているサービスに対する料金の課
金先として、先に得られた課金情報を設定する(図15
ステップS84)。
【0019】この後、管理サーバ4は発信側サービス利
用者端末3−1から通知された着信側サービス利用者端
末3−nの端末識別子を用いて、着信側サービス利用者
端末3−nへと接続要求メッセージを送信する(図16
ステップS86)。接続要求に対する応答メッセージを
着信側サービス利用者端末3−nから受信すると、管理
サーバ4は発信側サービス利用者端末3−1にその応答
メッセージを転送する(図16ステップS87,S8
8)。データ通信のためのセッションが確立されると、
管理サーバ4はサービスに対する課金を開始する(図1
6ステップS89)。
【0020】管理サーバ4は発信側サービス利用者端末
3−1もしくは着信側サービス利用者端末3−nから切
断を要求するメッセージを受信すると(図16ステップ
S90)、相手先に対して切断要求メッセージの転送を
行う(図16ステップS91)。その後、管理サーバ4
は切断要求に対する応答メッセージを受信すると(図1
6ステップS92)、これを相手先に対して転送し(図
16ステップS93)、セッションが切断されたと見な
し、課金を終了して、先に選択した課金情報に基づいて
設定しておいた課金先に対してサービス料金を加算する
(図16ステップS94)。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
通信ネットワークにおける課金方法では、サービスの利
用契約を結ぶ際にサービス利用者がサービス提供業者に
対して通知した課金情報と、サービス提供業者がサービ
ス利用者の端末に対して割り当てた端末識別子との対応
が、いったんサービス提供業者管理サーバ内部の課金情
報保持手段に格納されると、基本的に固定したものとな
る。
【0022】端末識別子に対応する課金情報の変更(例
えば、サービス料金の支払者の変更や支払者の預金口座
番号の変更等)を行う場合には、専用のWWWサイトで
課金情報を入力し直したり、サービス提供業者の指定す
る書式に基づく書類の提出等をもって、サービス提供業
者に改めて通知しなおす必要がある。
【0023】このため、例えばあるサービス利用者が所
有する端末が、故障や電池切れ等の理由で使用すること
ができない時に、他のサービス利用者が所有する端末を
一時的に借用してネットワークサービスの提供を受けた
場合には、当該サービスの提供にかかる料金が、サービ
スを利用した当人の(使用不能の)端末の端末識別子で
はなく、借用した端末の端末識別子に対応する課金情報
が用いられて課金されてしまう。
【0024】したがって、例えばサービス利用料金の事
後通知サービスを用いる等して、端末を貸し借りした当
事者間で利用料金の精算を行う必要が生じる。よって、
利用者が不便をこうむり、また、サービス提供業者にと
っても、サービス利用者がこうむる不利益のゆえに、サ
ービス提供の機会、すなわち収益獲得の機会を失う可能
性があるという問題がある。
【0025】また、一般的にネットワークサービスを利
用する際に用いる端末を所有するサービス利用者は接続
先サービス利用者の名前と接続先利用者の端末識別子と
を関連付けて記憶することができる電話帳機能や、他の
サービス利用者から所有する端末に対して接続要求があ
ることを示す呼び出し音を自由に設定することができる
着信音設定機能等を用いて、所有する端末の各種設定を
カスタマイズしていることが多い。
【0026】しかしながら、上述したように、自己所有
の端末が故障しているような状況で、他人が所有する端
末を借用してネットワークサービスを利用するといった
場合には、当然ながら借用した端末は当該端末を所有す
る他人にとって使い勝手が良いようにカスタマイズされ
ており、端末を借用した当人が所有する(故障中の)端
末に対して設定されている各種カスタマイズ設定を使用
することができず、端末を借用した側にとっては使い勝
手がよくないという問題がある。
【0027】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、サービスの利用契約を結ぶ際に、サービス利用者
がサービス提供業者に対して通知した課金情報と、サー
ビス提供業者が利用者の端末に対して割り当てた端末識
別子との関連付けを必要に応じて柔軟に変更することが
できる通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課
金方法を提供することにある。
【0028】また、本発明の他の目的は、サービス利用
者が他人から借用した端末等の自己所有以外の端末を用
いてネットワークサービスの利用を行う場合に、自己所
有の端末に対して行っている各種カスタマイズ設定を利
用することができ、自己所有以外の端末をあたかも自己
所有の端末であるかのような感覚で使用することができ
る通信ネットワーク及びそれに用いる端末設定方法を提
供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の通信ネットワー
クは、通信サービスを利用するための複数のサービス利
用者端末と、前記複数のサービス利用者端末各々への前
記通信サービスの提供にかかわる各種管理を行うサービ
ス提供業者管理サーバとからなる通信ネットワークであ
って、サービス利用者自身を一意に識別するための利用
者識別子と前記利用者識別子を認証するための認証情報
とを少なくとも格納する利用者情報保持手段を前記サー
ビス提供業者管理サーバに備え、前記利用者情報保持手
段の格納内容に基づいて前記通信サービスの提供にかか
わる各種管理を行うようにしている。
【0030】本発明の他の通信ネットワークは、上記の
構成において、前記利用者情報保持手段が、前記サービ
ス利用者の自己所有の端末を識別する所有端末識別子
と、現在使用中の端末を識別する使用中端末識別子とを
前記利用者識別子及び前記認証情報に対応付けて格納
し、前記通信サービスに対する課金データの管理のため
の端末識別子と前記利用者情報保持手段内の所有端末識
別子とを互いに対応付けるようにしている。
【0031】本発明のサービス提供業者管理サーバは、
通信ネットワークにおいて通信サービスを利用するため
の複数のサービス利用者端末各々への前記通信サービス
の提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管理
サーバであって、サービス利用者自身を一意に識別する
ための利用者識別子と前記利用者識別子を認証するため
の認証情報とを少なくとも格納する利用者情報保持手段
を備え、前記利用者情報保持手段の格納内容に基づいて
前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を行うよう
にしている。
【0032】本発明の他のサービス提供業者管理サーバ
は、上記の構成において、前記利用者情報保持手段が、
前記サービス利用者の自己所有の端末を識別する所有端
末識別子と、現在使用中の端末を識別する使用中端末識
別子とを前記利用者識別子及び前記認証情報に対応付け
て格納し、前記通信サービスに対する課金データの管理
のための端末識別子と前記利用者情報保持手段内の所有
端末識別子とを互いに対応付けるようにしている。
【0033】本発明による認証方法は、通信サービスを
利用するための複数のサービス利用者端末と、前記複数
のサービス利用者端末各々への前記通信サービスの提供
にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管理サーバ
とからなる通信ネットワークの認証方法であって、前記
サービス提供業者管理サーバに設けられかつサービス利
用者自身を一意に識別するための利用者識別子と前記利
用者識別子を認証するための認証情報とを少なくとも格
納する利用者情報保持手段の格納内容に基づいて前記通
信サービスの提供にかかわる各種管理を行う際の認証を
行うステップを備えている。
【0034】本発明による他の認証方法は、通信サービ
スを利用するための複数のサービス利用者端末と、前記
複数のサービス利用者端末各々への前記通信サービスの
提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管理サ
ーバとからなる通信ネットワークの認証方法であって、
少なくとも提出された書類による申込みと電話による音
声申込みと前記サービス利用者端末からのデータによる
申込みとのうちのいずれかによって受け付けかつサービ
ス利用者自身を一意に識別するための利用者識別子と前
記利用者識別子を認証するための認証情報とを前記サー
ビス提供業者管理サーバに格納し、この格納内容に基づ
いて前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を行う
際の認証を行うようにしている。
【0035】本発明による課金方法は、通信サービスを
利用するための複数のサービス利用者端末と、前記複数
のサービス利用者端末各々への前記通信サービスの提供
にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管理サーバ
とからなる通信ネットワークの課金方法であって、前記
サービス提供業者管理サーバに設けられかつサービス利
用者自身を一意に識別するための利用者識別子と前記利
用者識別子を認証するための認証情報とを少なくとも格
納する利用者情報保持手段の格納内容に基づいて前記通
信サービスに対する課金データの管理を行うステップを
備えている。
【0036】本発明による他の課金方法は、通信サービ
スを利用するための複数のサービス利用者端末と、前記
複数のサービス利用者端末各々への前記通信サービスの
提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管理サ
ーバとからなる通信ネットワークの課金方法であって、
少なくとも提出された書類による申込みと電話による音
声申込みと前記サービス利用者端末からのデータによる
申込みとのうちのいずれかによって受け付けかつサービ
ス利用者自身を一意に識別するための利用者識別子と前
記利用者識別子を認証するための認証情報とを前記サー
ビス提供業者管理サーバに格納し、この格納内容に基づ
いて前記課金データの管理を行うようにしている。
【0037】本発明による端末設定方法は、通信サービ
スを利用するための複数のサービス利用者端末と、前記
複数のサービス利用者端末各々への前記通信サービスの
提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管理サ
ーバとからなる通信ネットワークの端末設定方法であっ
て、前記サービス提供業者管理サーバに設けられかつサ
ービス利用者自身を一意に識別するための利用者識別子
と前記利用者識別子を認証するための認証情報と前記サ
ービス利用者の自己所有の端末における設定情報とを少
なくとも格納する利用者情報保持手段の格納内容に基づ
いて認証を行うステップと、その認証で許可された現在
使用中の端末に前記設定情報を読込むステップとを備え
ている。
【0038】本発明による他の端末設定方法は、通信サ
ービスを利用するための複数のサービス利用者端末と、
前記複数のサービス利用者端末各々への前記通信サービ
スの提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業者管
理サーバとからなる通信ネットワークの端末設定方法で
あって、少なくとも提出された書類による申込みと電話
による音声申込みと前記サービス利用者端末からのデー
タによる申込みとのうちのいずれかによって受け付けか
つサービス利用者自身を一意に識別するための利用者識
別子と前記利用者識別子を認証するための認証情報と前
記サービス利用者の自己所有の端末における設定情報と
を前記サービス提供業者管理サーバに格納し、この格納
内容に基づいて認証を行い、その認証で許可された現在
使用中の端末に前記設定情報を読込むようにしている。
【0039】本発明による認証方法のプログラムは、通
信サービスを利用するための複数のサービス利用者端末
と、前記複数のサービス利用者端末各々への前記通信サ
ービスの提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業
者管理サーバとからなる通信ネットワークの認証方法の
プログラムであって、コンピュータに、前記サービス提
供業者管理サーバに設けられかつサービス利用者自身を
一意に識別するための利用者識別子と前記利用者識別子
を認証するための認証情報とを少なくとも格納する利用
者情報保持手段の格納内容に基づいて前記通信サービス
の提供にかかわる各種管理を行う際の認証を行う処理を
実行させている。
【0040】本発明による課金方法のプログラムは、通
信サービスを利用するための複数のサービス利用者端末
と、前記複数のサービス利用者端末各々への前記通信サ
ービスの提供にかかわる各種管理を行うサービス提供業
者管理サーバとからなる通信ネットワークの課金方法の
プログラムであって、コンピュータに、前記サービス提
供業者管理サーバに設けられかつサービス利用者自身を
一意に識別するための利用者識別子と前記利用者識別子
を認証するための認証情報とを少なくとも格納する利用
者情報保持手段の格納内容に基づいて前記通信サービス
に対する課金データの管理を行う処理を実行させてい
る。
【0041】本発明による端末設定方法のプログラム
は、通信サービスを利用するための複数のサービス利用
者端末と、前記複数のサービス利用者端末各々への前記
通信サービスの提供にかかわる各種管理を行うサービス
提供業者管理サーバとからなる通信ネットワークの端末
設定方法のプログラムであって、コンピュータに、前記
サービス提供業者管理サーバに設けられかつサービス利
用者自身を一意に識別するための利用者識別子と前記利
用者識別子を認証するための認証情報と前記サービス利
用者の自己所有の端末における設定情報とを少なくとも
格納する利用者情報保持手段の格納内容に基づいて認証
を行う処理と、その認証で許可された現在使用中の端末
に前記設定情報を読込む処理とを実行させている。
【0042】すなわち、本発明の通信ネットワークは、
サービス提供業者管理サーバにおいて、従来から設置し
ていた課金情報保持手段に加え、利用者情報保持手段を
設置している。利用者情報保持手段の内部にはサービス
利用者がネットワークサービスを利用する際に用いる端
末ではなく、サービス利用者自身を一意に識別するため
の利用者識別子、利用者識別子を認証するための認証情
報、サービス利用者が自己で所有する端末を識別する所
有端末識別子、サービス利用者が現在使用中の端末を識
別する使用中端末識別子、サービス利用者が自己で所有
する端末に対して行っている各種のカスタマイズ設定情
報を格納する利用者固有情報を含む利用者情報エントリ
からなるデータベースが格納されている。
【0043】サービス利用者を一意に識別するために用
いられる利用者識別子の例としては、電子メールのアド
レスやセッションイニシエーションプロトコル(Ses
sion Initiation Protocol)
で用いられるURL(Uniform Resourc
e Locator)等が挙げられる。
【0044】サービスの利用を希望する者は、従来の手
法において、サービスの利用契約を結ぶ際に、サービス
提供業者に対して通知していた課金に必要な情報に加
え、サービス利用者自身を一意に識別することが可能な
利用者識別子及びその利用者識別子を認証するために用
いられるパスワードをもあわせてサービス提供業者側に
通知する。利用者識別子及び認証のためのパスワードは
サービス利用者がサービス提供業者に通知するのではな
く、サービス提供業者がサービス利用者に割り当て、こ
れをサービス利用者に通知するものとしてもよい。
【0045】利用者識別子及びパスワードが通知された
サービス提供業者は、従来、行っていた課金情報エント
リの作成に加え、次に示すように利用者情報エントリの
作成を行う。すなわち、通知された利用者識別子に対応
する利用者情報エントリを利用者情報保持手段内に作成
し、通知されたパスワードから利用者識別子の認証に必
要なデータを生成して認証情報として格納する。また、
所有端末識別子及び使用中端末識別子の内容に利用者が
自己で所有する端末識別子を設定する。利用者固有情報
については何も設定されない。
【0046】サービス利用者がネットワークサービスを
利用する場合には、従来の手法において、通知していた
発信側サービス利用者の使用中端末識別子、着信側サー
ビス利用者の端末識別子に加え、発信側サービス利用者
の利用者識別子及びパスワードをあわせてサービス提供
業者に通知する。ここで、着信側サービス利用者の指定
に関しては、端末識別子の代わりに、着信側サービス利
用者を示す利用者識別子を通知してもよい。
【0047】三種類の識別子(発信側サービス利用者の
使用中端末識別子、着信側サービス利用者の端末識別子
もしくは利用者識別子、及び発信側サービス利用者の利
用者識別子)とパスワードとが通知されたサービス提供
業者は、まず発信側サービス利用者の使用中端末識別子
が正当であるか否かを検査する。正当である場合には、
発信側サービス利用者の利用者識別子が正当であるか否
かを検査し、正当ならば、通知されたパスワードから認
証情報を生成し、利用者情報保持手段内に格納されてい
る当該利用者の認証情報と照合し、利用者の認証を行
う。
【0048】認証の結果、正しい利用者であると判断し
た場合には着信側サービス利用者の端末識別子を用い
て、発信側利用者と着信側利用者とを接続し、ネットワ
ークサービスの提供を行う。この際、課金については、
発信側利用者の自己所有する端末の端末識別子に対応す
る課金情報(課金条件)に基づいて行うものとする。
【0049】上記のように、ネットワークサービスを利
用する際に使用する端末に対応する端末識別子に加え、
サービスを利用する主体となる利用者を示す利用者識別
子を用いた課金方法を導入することによって、従来の端
末識別子のみを用いた場合よりも、柔軟に課金対象の変
更を行うことができ、サービス提供業者及び利用者双方
の利便性が向上する。
【0050】さらに、サービス提供業者ネットワークを
介して提供されるサービス(動画配信、位置情報に基づ
く情報配信等)を示すサービス識別子を導入し、サービ
ス識別子に対応する課金条件情報をサービス提供業者内
で管理することによって、端末識別子、利用者識別子及
びサービス識別子を併用した、さらに柔軟な課金(課金
対象の変更に加え、サービス識別子に応じて料金を変更
する等が挙げられる)を行うことも可能である。サービ
ス識別子としては利用者識別子の例としても挙げたUR
Lを用いることが可能である。
【0051】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
データ通信ネットワークの構成を示すブロック図であ
る。図1において、本発明の一実施例によるデータ通信
ネットワークはネットワークサービスの提供を行うサー
ビス提供業者Aと、サービス提供業者Aによって提供さ
れる各種のネットワークサービスを利用するサービス利
用者端末3−1〜3−nとから構成されている。
【0052】サービス提供業者Aはサービス利用者端末
3−1〜3−n間を結びつけかつネットワークサービス
を提供するサービス提供業者ネットワーク(以下、ネッ
トワークとする)2と、サービス提供業者管理サーバ
(以下、管理サーバとする)1とから構成されている。
ネットワーク2はサービス利用者端末3−1〜3−nを
収容する利用者収容装置22−1〜22−mと、利用者
収容装置22−1〜22−mに収容されたサービス利用
者端末3−1〜3−n間を結びつけたり、ネットワーク
サービスを提供するために管理サーバ1に接続したりす
る相互接続装置21−1〜21−mとから構成されてい
る。
【0053】管理サーバ1は課金情報や利用者情報を管
理するサービス管理制御部12と、サービス利用者端末
3−1〜3−nに提供したサービスに対する課金データ
を管理するための課金情報保持手段13と、各々の利用
者の自己所有端末及び使用中端末の端末識別子を管理し
かつ利用者の自己所有端末に対する各種カスタマイズ設
定情報を格納する利用者情報保持手段14と、サービス
管理制御部12で実行されるプログラムを格納する記録
媒体11とを備えている。
【0054】課金情報保持手段13は、サービス利用者
がネットワークサービスを利用する際に使用する端末を
識別するために用いられる端末識別子と、サービスの利
用契約を結ぶ際にサービス利用者から通知されかつ端末
識別子に対応する支払先を示す預金口座番号等の課金情
報と、当該端末を使用して利用されたネットワークサー
ビスの使用料金を保持する利用料金情報とを含むエント
リから構成されるデータベースからなる。
【0055】また、利用者情報保持手段14は、サービ
ス利用者自身を一意に識別するために用いられる利用者
識別子と、サービスの利用契約を結ぶ際に利用者から通
知されるパスワードに基づいて生成されかつ利用者識別
子を認証するために用いられる認証情報と、利用者識別
子によって指定されるサービス利用者が自己で所有する
端末の端末識別子と、サービス利用者が現在使用中の端
末の端末識別子と、サービス利用者の自己所有端末に対
する各種のカスタマイズ設定情報とを含むエントリから
構成されるデータベースからなる。
【0056】サービス利用者を一意に識別するために用
いられる利用者識別子の例としては、電子メールのアド
レスやセッションイニシエーションプロトコル(Ses
sion Initiation Protocol)
で用いられるURL(Uniform Resourc
e Locator)等がある。
【0057】図2は図1の利用者情報保持手段14に格
納されるカスタマイズ設定情報の構成例を示す図であ
り、図3は図1の利用者情報保持手段14に格納される
カスタマイズ設定情報の記述例を示す図である。図2に
おいて、カスタマイズ設定情報は木構造を有しており、
例えば設定情報aは電話帳b1と着信音b2とからなっ
ている。
【0058】電話帳b1は項目c1からなり、項目c1
は名前d1(例えば、「浦島太郎」、「一寸法師」)と
URLd2(例えば、「sip:taro@urashima.jp」、「si
p:boushi@issun.jp 」)とからなっている。着信音b2
は曲名c2(例えば、「昔話のテーマ」)とテンポc3
(例えば、「速い」)とからなっている。上記の木構造
の情報をXML(extensible markup
language)に変換し、共通情報としてサービ
ス利用者端末3−1〜3−nに送付することで、サービ
ス利用者端末3−1〜3−nにおいて設定情報aを解読
して自端末に設定することができる。尚、管理サーバ1
側でサービス利用者端末3−1〜3−nにおける設定情
報のフォーマット等が分かっている場合には、管理サー
バ1側でサービス利用者端末3−1〜3−n各々のフォ
ーマットに変換して送付することも可能である。
【0059】図4は図1の管理サーバ1によるサービス
の利用契約を結ぶ場合のサービス利用者端末3−1〜3
−n各々からの情報に基づいて行われる処理を示すフロ
ーチャートである。図4においては、サービス利用者端
末3−1〜3−nと管理サーバ1との間において、ネッ
トワークサービスの利用契約を結ぶ場合の管理サーバ1
の処理を示している。
【0060】図5及び図6は本発明の一実施例において
発信側サービス利用者が着信側サービス利用者への接続
を行う場合の処理を示すフローチャートである。図7〜
図9は本発明の一実施例において発信側サービス利用者
が着信側サービス利用者への接続を行う場合の他の処理
例を示すフローチャートである。図10は本発明の一実
施例においてサービス利用者が自己所有の端末に対する
各種のカスタマイズ設定情報のアップロードを行う場合
の管理サーバ1の処理を示すフローチャートである。図
11は本発明の一実施例においてサービス利用者が自己
所有の端末に対する各種のカスタマイズ設定情報のダウ
ンロードを行う場合の管理サーバ1の処理を示すフロー
チャートである。
【0061】これら図1〜図11を参照して、本発明の
一実施例による動作について説明する。まず、図1〜図
4を参照して、データ通信ネットワークにおけるサービ
スの利用契約を結ぶ場合のサービス利用者端末3−1〜
3−nと管理サーバ1との間での情報のやりとりについ
て説明する。また、サービス利用者がサービス提供業者
が提供するネットワークサービスを利用する場合の処
理、及びサービス利用者が自己所有のサービス利用者端
末3−1〜3−nに対する各種カスタマイズ設定情報を
ネットワーク上へアップロードしたり、ネットワーク上
からサービス利用者端末3−1〜3−nにダウンロード
したりする際の処理の手順について説明する。尚、これ
らの処理は管理サーバ1のサービス管理制御部12が記
録媒体11のプログラムを実行することで実現される。
【0062】サービスの利用を希望するサービス利用者
は、管理サーバ1に対してサービス料金の課金に必要な
情報に加え、サービス利用者を一意に識別する利用者識
別子及び利用者識別子を認証するために用いるパスワー
ドを通知する。管理サーバ1はこれらの情報が通知され
ると、サービス利用者がサービス利用者端末3−1〜3
−nを用いてネットワーク2にアクセスを行う際、当該
アクセスが契約に基づいた正当なものであることを示す
ための端末識別子を利用者の自己所有するサービス利用
者端末3−1〜3−nに対して割り当てる。
【0063】ここで、サービス利用者はサービス提供業
者に対して、上記のようにサービス利用者端末3−1〜
3−nを用いてオンラインでサービスの利用申込みを行
ってもよいし、また書類の提出や電話による音声で行っ
てもよい。いずれにしても、サービスの利用申込みによ
って、課金情報、利用者識別子及びパスワードの通知、
あるいは端末識別子の割り当てを行うことができれば、
それらの情報の提供方法はどのようなものでもよい。
【0064】管理サーバ1のサービス管理制御部12は
割り当てた端末識別子に対応する課金情報エントリを課
金情報保持手段13内に作成し(図4ステップS1,S
2)、サービス利用者端末3−1〜3−nから通知され
た課金情報をその端末識別子に対する課金情報として格
納する(図4ステップS3)。
【0065】また、サービス管理制御部12はサービス
利用者端末3−1〜3−nから通知された利用者識別子
に対応する利用者情報エントリを利用者情報保持手段1
4内に作成し(図4ステップS4)、同時にサービス利
用者端末3−1〜3−nから通知されたパスワードから
利用者識別子の認証に用いるデータを生成し、認証情報
として格納する(図4ステップS5)。
【0066】さらに、サービス管理制御部12はサービ
ス利用者の自己所有のサービス利用者端末3−1〜3−
nに割り当てた端末識別子を、所有端末識別子及び使用
中端末識別子として格納する(図4ステップS6)。サ
ービス管理制御部12は利用者固有情報の内容について
何も設定しない。この後、サービス管理制御部12はサ
ービス利用者端末3−1〜3−nに対して割り当てた端
末識別子を通知する(図4ステップS7)。
【0067】次に、図5及び図6を参照して、発信側の
サービス利用者端末3−1が着信側のサービス利用者端
末3−nの端末識別子を用いて、着信側のサービス利用
者端末3−nへの接続を行う場合の処理について説明す
る。
【0068】ネットワークサービスの提供を受けたい発
信側サービス利用者はサービス利用者端末3−1から管
理サーバ1に対して着信側のサービス利用者端末3−n
に対する接続要求を示すメッセージを送信する。このメ
ッセージの中には、発信側サービス利用者の利用者識別
子、利用者識別子を認証するためのパスワード、発信側
サービス利用者が現在使用中であるサービス利用者端末
3−1の端末識別子、及び着信側サービス利用者のサー
ビス利用者端末3−nの端末識別子が含まれている。
【0069】管理サーバ1のサービス管理制御部12は
接続要求メッセージを受信すると(図5ステップS1
1)、まず、通知された発信側サービス利用者の使用中
端末の端末識別子が正当なものであるか、すなわち課金
情報保持手段13内にその端末識別子を含む課金情報エ
ントリが存在するか否かを検査する(図5ステップS1
2)。検査の結果、当該エントリが存在しなければ、サ
ービス管理制御部12は発信側のサービス利用者端末3
−1に要求を処理できない旨のメッセージを送信し(図
5ステップS19)、処理を終了する。
【0070】発信側サービス利用者の使用中の端末識別
子を含む課金情報エントリが存在すれば、サービス管理
制御部12は着信側サービス利用者のサービス利用者端
末3−nの端末識別子が正当なものであるか、すなわち
課金情報保持手段13内に着信側サービス利用者の端末
識別子を含む課金情報エントリが存在するか否かを検査
する(図5ステップS13)。検査の結果、当該エント
リが存在しなければ、サービス管理制御部12は発信側
のサービス利用者端末3−1に要求を処理できない旨の
メッセージを送信し(図5ステップS19)、処理を終
了する。
【0071】着信側サービス利用者の端末識別子を含む
課金情報エントリが存在すれば、サービス管理制御部1
2は通知された発信側サービス利用者の利用者識別子が
正当なものであるか、すなわち利用者情報保持手段14
内にその利用者識別子を含む利用者情報エントリが存在
するか否かを検査する(図5ステップS14)。検査の
結果、当該エントリが存在しなければ、サービス管理制
御部12は発信側のサービス利用者端末3−1に要求を
処理できない旨のメッセージを送信し(図5ステップS
19)、処理を終了する。
【0072】発信側サービス利用者の利用者識別子を含
む利用者情報エントリが存在すれば、サービス管理制御
部12は通知されたパスワードを用いて利用者識別子の
認証を行う。すなわち、サービス管理制御部12は通知
されたパスワードに基づいて認証情報を生成し、その利
用者情報エントリ内に格納されている認証情報と照合
し、合致するか否かを検査する(図5ステップS1
5)。認証の結果、発信側サービス利用者を正しく認証
できなければ、サービス管理制御部12は発信側のサー
ビス利用者端末3−1に要求を処理できない旨のメッセ
ージを送信し(図5ステップS19)、処理を終了す
る。
【0073】発信側サービス利用者を正しく認証すれ
ば、サービス管理制御部12はその利用者情報エントリ
内に格納されている使用中端末識別子の内容が、通知さ
れた発信側サービス利用者の使用中端末識別子と異なる
か否かを検査する(図5ステップS16)。検査の結
果、その使用中端末識別子が異なれば、サービス管理制
御部12はその利用者情報エントリ内の使用中端末識別
子の内容を通知された使用中端末識別子の内容に更新す
る(図5ステップS17)。
【0074】サービス管理制御部12はその利用者情報
エントリ内に格納されている所有端末識別子の内容を取
得し、得られた所有端末識別子を用いて課金情報保持手
段13内を検索して所有端末識別子を含む課金情報エン
トリを取得し、その課金情報エントリ内に含まれる課金
情報を得る。サービス管理制御部12は発信側サービス
利用者から要求されているサービスに対する料金の課金
先として、先に得られた課金情報を設定する(図5ステ
ップS18)。
【0075】この後、サービス管理制御部12は発信側
のサービス利用者端末3−1から通知された着信側のサ
ービス利用者端末3−nの端末識別子を用いて、着信側
サービス利用者へと接続要求メッセージを送信する(図
6ステップS20)。着信側サービス利用者から接続要
求に対する応答メッセージを受信すると、サービス管理
制御部12は発信側サービス利用者にその応答メッセー
ジを転送する(図6ステップS21,S22)。データ
通信のためのセッションが確立されると、サービス提供
業者はサービスに対する課金を開始する(図6ステップ
S23)。
【0076】サービス管理制御部12は発信側のサービ
ス利用者端末3−1もしくは着信側のサービス利用者端
末3−nから切断を要求するメッセージを受信すると
(図6ステップS24)、相手先に対して切断要求メッ
セージの転送を行う(図6ステップS25)。その後、
サービス管理制御部12は切断要求に対する応答メッセ
ージを受信すると(図6ステップS26)、これを相手
先に対して転送し(図6ステップS27)、セッション
が切断されたと見なし、課金を終了して、先に選択した
課金情報に基づいて設定しておいた課金先に対してサー
ビス料金を加算する(図6ステップS28)。
【0077】図7〜図9は本発明の一実施例において発
信側サービス利用者が着信側サービス利用者への接続を
行う場合の他の処理例を示すフローチャートである。こ
れら図7〜図9を参照して、発信側のサービス利用者が
着信側のサービス利用者の利用者識別子を用いて、着信
側のサービス利用者端末3−nへの接続を行う場合の処
理について説明する。尚、この処理の流れはほぼ図5及
び図6に示すものと同一であるが、その処理の一部が異
なっているため、以下、異なる部分についてのみ詳しく
説明する。
【0078】具体的に説明すると、図5及び図6に示す
処理の流れにおいては、着信側のサービス利用者端末3
−nは発信側のサービス利用者端末3−1から通知され
た着信側のサービス利用者端末3−nの端末識別子によ
って指定される。そのため、課金情報保持手段13内
に、通知された着信側のサービス利用者端末3−nの端
末識別子を含む課金情報エントリが存在するか否かを検
査し、その正当性を確認する処理を行っている。
【0079】一方、図7〜図9に示す処理の流れにおい
ては、着信側のサービス利用者端末3−nが発信側のサ
ービス利用者端末3−1から通知された着信側サービス
利用者の利用者識別子によって指定される。このため、
サービス管理制御部12はまず、通知された着信側サー
ビス利用者の利用者識別子が正当なものであるか、すな
わち利用者情報保持手段14内に着信側サービス利用者
の利用者識別子を含む利用者情報エントリが存在するか
否かを検査する(図7ステップS33)。検査の結果、
そのエントリが存在しなければ、サービス管理制御部1
2は発信側のサービス利用者端末3−1に要求を処理で
きない旨のメッセージを送信し(図7ステップS3
8)、処理を終了する。
【0080】着信側サービス利用者の利用者識別子を含
む利用者情報エントリが存在すれば、サービス管理制御
部12はその利用者情報エントリ内の使用中端末識別子
の内容を取得し、得られた使用中端末識別子を接続先の
着信側のサービス利用者端末3−nの端末識別子として
選択する(図7ステップS34)。
【0081】その後に、サービス管理制御部12は選択
した着信側の端末識別子が正当なものであるか、すなわ
ち課金情報保持手段内に着信側の端末識別子を含む課金
情報エントリが存在するか否かを検査する(図7ステッ
プS35)。検査の結果、そのエントリが存在しなけれ
ば、サービス管理制御部12は発信側のサービス利用者
端末3−1に要求を処理できない旨のメッセージを送信
し(図7ステップS38)、処理を終了する。
【0082】着信側の端末識別子を含む課金情報エント
リが存在すれば、サービス管理制御部12は発信側サー
ビス利用者の利用者識別子の正当性の検査に進み(図7
ステップS36)、以降、図5及び図6に示す処理の流
れに相当する図7〜図9に示す処理の流れにしたがって
処理が続行される。
【0083】図10は本発明の一実施例においてサービ
ス利用者が自己所有の端末に対する各種のカスタマイズ
設定情報のアップロードを行う場合の管理サーバ1の処
理を示すフローチャートである。この図10を参照し
て、本発明の一実施例によるデータ通信ネットワークに
おいて、サービス利用者端末3−1〜3−nが管理サー
バ1に対して、管理サーバ1内の利用者情報保持手段1
4内に格納されている自己の利用者固有情報の更新要
求、すなわちサービス利用者端末3−1〜3−nに対す
る各種のカスタマイズ設定情報のアップロードを行う場
合の処理について説明する。つまり、サービス利用者が
自己所有のサービス利用者端末3−1に対して行った各
種のカスタマイズ設定情報を、自己所有以外のサービス
利用者端末3−2においても利用できるようにするため
に必要な手順について説明する。
【0084】利用者固有情報の更新を行いたいサービス
利用者は、管理サーバ1に対して、自己の利用者固有情
報の更新要求を示すメッセージを送信する。このメッセ
ージの中には、サービス利用者の利用者識別子、利用者
識別子を認証するためのパスワード、サービス利用者が
現在使用中であるサービス利用者端末3−1の端末識別
子、及びアップロードされるサービス利用者端末3−1
の各種カスタマイズ設定情報が含まれている。
【0085】管理サーバ1のサービス管理制御部12は
利用者固有情報の更新要求メッセージを受信すると(図
10ステップS51)、まず、通知されたサービス利用
者の使用中端末の端末識別子が正当なものであるか、す
なわち課金情報保持手段13内にその端末識別子を含む
課金情報エントリが存在するか否かを検査する(図10
ステップS52)。検査の結果、そのエントリが存在し
なければ、サービス管理制御部12はサービス利用者端
末3−1に要求を処理できない旨のメッセージを送信し
(図10ステップS57)、処理を終了する。
【0086】サービス利用者の使用中端末の端末識別子
を含む課金情報エントリが存在すれば、サービス管理制
御部12は通知されたサービス利用者の利用者識別子が
正当なものであるか、すなわち利用者情報保持手段14
内にその利用者識別子を含む利用者情報エントリが存在
するか否かを検査する(図10ステップS53)。検査
の結果、そのエントリが存在しなければ、サービス管理
制御部12はサービス利用者端末3−1に要求を処理で
きない旨のメッセージを送信し(図10ステップS5
7)、処理を終了する。
【0087】サービス利用者の利用者識別子を含む利用
者情報エントリが存在すれば、サービス管理制御部12
は通知されたパスワードを用いて利用者識別子の認証を
行う。すなわち、サービス管理制御部12は通知された
パスワードに基づいて認証情報を生成し、その利用者情
報エントリ内に格納されている認証情報と照合し、合致
するか否かを検査する(図10ステップS54)。認証
の結果、サービス利用者を正しく認証できなければ、サ
ービス管理制御部12はサービス利用者端末3−1に要
求を処理できない旨のメッセージを送信し(図10ステ
ップS57)、処理を終了する。
【0088】サービス利用者を正しく認証すると、サー
ビス管理制御部12はその利用者情報エントリ内の使用
中端末識別子の内容を通知された使用中端末識別子の内
容に更新し、利用者固有情報の内容を通知された端末カ
スタマイズ設定情報の内容に更新する(図10ステップ
S55)。その後、サービス管理制御部12は利用者固
有情報の更新要求を実行した旨のメッセージをサービス
利用者に対して送信する(図10ステップS56)。こ
のメッセージの中には更新された後の利用者固有情報の
内容が含まれていてもよい。
【0089】図11は本発明の一実施例においてサービ
ス利用者が自己所有の端末に対する各種のカスタマイズ
設定情報のダウンロードを行う場合の管理サーバ1の処
理を示すフローチャートである。この図11を参照し
て、本発明の一実施例によるデータ通信ネットワークに
おいて、サービス利用者が管理サーバ1に対して、管理
サーバ1内の利用者情報保持手段14内に格納されてい
る自己の利用者固有情報の取得要求、すなわち自己所有
のサービス利用者端末3−1に対する各種のカスタマイ
ズ設定情報のダウンロードを行う場合の処理について説
明する。
【0090】利用者固有情報の取得を行いたいサービス
利用者は、管理サーバ1に対して自己の利用者固有情報
の取得要求を示すメッセージを送信する。このメッセー
ジの中には、サービス利用者の利用者識別子、利用者識
別子を認証するためのパスワード、サービス利用者が現
在使用中であるサービス利用者端末3−2の端末識別子
が含まれている。
【0091】管理サーバ1のサービス管理制御部12は
利用者固有情報の取得要求メッセージを受信すると(図
11ステップS61)、まず、通知されたサービス利用
者の使用中端末の端末識別子が正当なものであるか、す
なわち課金情報保持手段13内にその端末識別子を含む
課金情報エントリが存在するか否かを検査する(図11
ステップS62)。検査の結果、そのエントリが存在し
なければ、サービス管理制御部12はサービス利用者端
末3−2に要求を処理できない旨のメッセージを送信し
(図11ステップS67)、処理を終了する。
【0092】サービス利用者の使用中の端末識別子を含
む課金情報エントリが存在すれば、サービス管理制御部
12は通知されたサービス利用者の利用者識別子が正当
なものであるか、すなわち利用者情報保持手段14内に
その利用者識別子を含む利用者情報エントリが存在する
か否かを検査する(図11ステップS63)。検査の結
果、そのエントリが存在しなければ、サービス管理制御
部12はサービス利用者端末3−2に要求を処理できな
い旨のメッセージを送信し(図11ステップS67)、
処理を終了する。
【0093】サービス利用者の利用者識別子を含む利用
者情報エントリが存在すれば、サービス管理制御部12
は通知されたパスワードを用いて利用者識別子の認証を
行う。すなわち、サービス管理制御部12は通知された
パスワードに基づいて認証情報を生成し、その利用者情
報エントリ内に格納されている認証情報と照合し、合致
するか否かを検査する(図11ステップS64)。認証
の結果、サービス利用者を正しく認証できなければ、サ
ービス管理制御部12はサービス利用者端末3−2に要
求を処理できない旨のメッセージを送信し(図11ステ
ップS67)、処理を終了する。
【0094】サービス利用者を正しく認証すれば、サー
ビス管理制御部12はその利用者情報エントリ内の使用
中端末識別子の内容を通知された使用中端末識別子の内
容に更新し(図11ステップS65)、利用者固有情報
の内容をサービス利用者に対して送信する(図11ステ
ップS66)。管理サーバ1から利用者固有情報を受信
したサービス利用者のサービス利用者端末3−2では受
信した利用者固有情報を用いて端末の各種カスタマイズ
が行われ、以降、サービス利用者は使用中のサービス利
用者端末3−2が自己所有であるか否かにかかわらず、
あたかも自己所有の端末であるかのように利用すること
が可能となる。
【0095】図12は本発明の他の実施例によるサービ
ス課金情報保持手段の構成を示す図である。図12にお
いて、本発明の他の実施例はネットワーク2を介して提
供されるサービス(動画配信、位置情報に基づく情報配
信等)を示すサービス識別子を導入し、そのサービス識
別子に対応する課金情報をサービス提供業者Aの管理サ
ーバ1内で利用者情報保持手段14とともに管理するよ
うにしたものである。
【0096】すなわち、サービス課金情報保持手段15
は、サービス利用者自身を一意に識別するために用いら
れる利用者識別子と、サービスの利用契約を結ぶ際に利
用者から通知されるパスワードに基づいて生成されかつ
利用者識別子を認証するために用いられる認証情報と、
ネットワーク2を介して提供されるサービス(動画配
信、位置情報に基づく情報配信等)を示すサービス識別
子と、利用者識別子及びサービス識別子に対応して予め
設定される課金の条件(課金対象の変更に加え、サービ
ス識別子に応じて料金を変更する等の条件)を示す課金
条件情報とを含むエントリから構成されるデータベース
からなる。
【0097】これによって、端末識別子、利用者識別子
及びサービス識別子を併用した、さらに柔軟な課金(課
金対象の変更に加え、サービス識別子に応じて料金を変
更する等が挙げられる)を行うことができる。サービス
識別子としては利用者識別子の例としても挙げているU
RL(サービスを提供するためのコンテンツ等のUR
L)を用いることができる。
【0098】このように、本発明の一実施例によるデー
タ通信ネットワークを構成する管理サーバ1に、端末識
別子と課金情報及び利用料金情報との対応を管理するた
めの課金情報保持手段13に加え、利用者識別子と所有
端末、使用中端末及び端末カスタマイズ設定情報との対
応を管理するための利用者情報保持手段14を設けるこ
とによって、サービス利用者が現在使用中のサービス利
用者端末3−2が自己所有の端末であるか否かにかかわ
らず、常にサービス利用者が所有するサービス利用者端
末3−1の端末識別子に対応する課金情報に基づいてサ
ービス料金を課金することが可能となり、サービス利用
者及びサービス提供業者の双方の利便性を向上させるこ
とができる。
【0099】また、利用者情報保持手段14内におい
て、サービス利用者が所有するサービス利用者端末3−
1の各種カスタマイズ設定情報を、利用者識別子と対応
付けて格納しておくことによって、サービス利用者が自
己所有以外のサービス利用者端末3−2を使用する場合
にも、例えばサービスの利用に先立って、利用者情報保
持手段14からサービス利用者が自己所有のサービス利
用者端末3−1に対するカスタマイズ設定情報をダウン
ロードし、自己所有以外のサービス利用者端末3−2に
も自己所有のサービス利用者端末3−1と同様のカスタ
マイズ設定を行うことができるため、あたかも自己所有
の端末であるかのような使用感を提供することができ、
サービス利用者の利便性を向上させることができる。
【0100】さらに、自己所有のサービス利用者端末3
−1に対するカスタマイズ設定情報に変更が行われた場
合、自動的に管理サーバ1に対する利用者固有情報の更
新要求メッセージを送信するようにしておくことによっ
て、端末の使用者が明示的に利用者情報の更新要求を行
わなくとも、常に最新のカスタマイズ設定情報が管理サ
ーバ1内の利用者情報保持手段14内に格納されるた
め、サービス利用者の利便性をいっそう向上させること
ができる。尚、上記の例では利用者識別子を所有端末識
別子や使用中端末識別子に対応付け、所有端末識別子を
課金情報保持手段13の端末識別子に対応付けている
が、利用者識別子を直接、課金情報保持手段13の端末
識別子に対応付けてもよく、これに限定されない。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信ネット
ワークは、通信サービスを利用するための複数のサービ
ス利用者端末と、複数のサービス利用者端末各々に提供
した通信サービスに対する課金データを管理する管理サ
ーバとからなる通信ネットワークにおいて、サービス利
用者自身を一意に識別するための利用者識別子と利用者
識別子を認証するための認証情報とを少なくとも格納す
る利用者情報保持手段を管理サーバに設け、この利用者
情報保持手段の格納内容に基づいて通信サービスの提供
及び課金データの管理を行うことによって、通信サービ
スの利用契約を結ぶ際に、サービス利用者がサービス提
供業者に対して通知した課金情報と、サービス提供業者
が利用者に対して割り当てた端末識別子との関連付けを
必要に応じて柔軟に変更することができるという効果が
得られる。
【0102】また、本発明の他の通信ネットワークは、
上記の利用者情報保持手段にサービス利用者の自己所有
の端末を識別する所有端末識別子と、現在使用中の端末
を識別する使用中端末識別子と、自己所有の端末におけ
る設定情報とを対応付けて格納し、その設定情報を現在
使用中の端末に読込むことによって、サービス利用者が
他人から借用した端末等の自己所有以外の端末を用いて
ネットワークサービスの利用を行う場合に、自己所有の
端末に対して行っている各種カスタマイズ設定を利用す
ることができ、自己所有以外の端末をあたかも自己所有
の端末であるかのような感覚で使用することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ通信ネットワー
クの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の利用者情報保持手段に格納されるカスタ
マイズ設定情報の構成例を示す図である。
【図3】図1の利用者情報保持手段に格納されるカスタ
マイズ設定情報の記述例を示す図である。
【図4】図1の管理サーバ1によるサービスの利用契約
を結ぶ場合のサービス利用者端末各々からの情報に基づ
いて行われる処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例において発信側サービス利用
者が着信側サービス利用者への接続を行う場合の処理を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例において発信側サービス利用
者が着信側サービス利用者への接続を行う場合の処理を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例において発信側サービス利用
者が着信側サービス利用者への接続を行う場合の他の処
理例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例において発信側サービス利用
者が着信側サービス利用者への接続を行う場合の他の処
理例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例において発信側サービス利用
者が着信側サービス利用者への接続を行う場合の他の処
理例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例においてサービス利用者が
自己所有の端末に対する各種のカスタマイズ設定情報の
アップロードを行う場合の管理サーバの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の一実施例においてサービス利用者が
自己所有の端末に対する各種のカスタマイズ設定情報の
ダウンロードを行う場合の管理サーバの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の他の実施例によるサービス課金情報
保持手段の構成を示す図である。
【図13】従来例によるデータ通信ネットワークの構成
を示すブロック図である。
【図14】図13の管理サーバにおいてサービスの利用
契約を結ぶ場合のサービス利用者端末各々からの情報に
基づいて行われる処理を示すフローチャートである。
【図15】図13に示すデータ通信ネットワークにおい
て、発信側サービス利用者端末が着信側サービス利用者
端末への接続を行う場合の管理サーバの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図16】図13に示すデータ通信ネットワークにおい
て、発信側サービス利用者端末が着信側サービス利用者
端末への接続を行う場合の管理サーバの処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 サービス提供業者管理サーバ 2 サービス提供業者ネットワーク 3−1〜3−n サービス利用者端末 11 記録媒体 12 サービス管理制御部 13 課金情報保持手段 14 利用者情報保持手段 15 サービス課金情報保持手段 21−1〜21−m 相互接続装置 22−1〜22−m 利用者収容装置

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信サービスを利用するための複数のサ
    ービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末各
    々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を行
    うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネットワ
    ークであって、 サービス利用者自身を一意に識別するための利用者識別
    子と前記利用者識別子を認証するための認証情報とを少
    なくとも格納する利用者情報保持手段を前記サービス提
    供業者管理サーバに有し、 前記利用者情報保持手段の格納内容に基づいて前記通信
    サービスの提供にかかわる各種管理を行うようにしたこ
    とを特徴とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記利用者情報保持手段は、前記サービ
    ス利用者の自己所有の端末を識別する所有端末識別子
    と、現在使用中の端末を識別する使用中端末識別子とを
    前記利用者識別子及び前記認証情報に対応付けて格納
    し、 前記通信サービスに対する課金データの管理のための端
    末識別子と前記利用者情報保持手段内の所有端末識別子
    とを互いに対応付けるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記利用者情報保持手段は、前記自己所
    有の端末における設定情報を前記利用者識別子と前記認
    証情報と前記所有端末識別子と前記使用中端末識別子と
    に対応付けて格納し、 前記所有端末識別子と前記設定情報とを互いに対応付け
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の通信ネッ
    トワーク。
  4. 【請求項4】 前記通信サービスを識別するサービス識
    別子と、前記サービス識別子に対応する前記通信サービ
    スの使用料金の契約条件を少なくとも示す課金条件情報
    とを少なくとも前記利用者識別子と前記認証情報とに対
    応付けて格納するサービス課金情報保持手段を前記サー
    ビス提供業者管理サーバに含み、 前記所有端末識別子と前記サービス識別子とを互いに対
    応付けるようにしたことを特徴とする請求項2または請
    求項3記載の通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記利用者識別子は、少なくとも電子メ
    ールアドレスとセッションイニシエーションプロトコル
    で用いられるURL(Uniform Resourc
    e Locator)とのいずれかであることを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信ネッ
    トワーク。
  6. 【請求項6】 前記サービス識別子は、少なくともセッ
    ションイニシエーションプロトコルで用いられるURL
    (Uniform Resource Locato
    r)であることを特徴とする請求項1から請求項5のい
    ずれかに記載の通信ネットワーク。
  7. 【請求項7】 前記課金データの管理のために用いられ
    かつ前記通信サービスを利用する際に使用する端末を識
    別するための端末識別子と、前記端末識別子に対応しか
    つ少なくとも支払者の口座番号を示す課金情報と、前記
    通信サービスの使用料金を示す利用料金情報とを対応付
    けて格納する課金情報保持手段を前記サービス提供業者
    管理サーバに含むことを特徴とする請求項2から請求項
    6のいずれかに記載の通信ネットワーク。
  8. 【請求項8】 前記通信サービスの利用契約時における
    利用者識別子及びパスワードの通知時に前記課金情報の
    エントリの作成及び通知された利用者識別子に対応する
    利用者情報のエントリの作成を行う手段と、通知された
    パスワードから前記利用者識別子の認証に必要な認証情
    報を生成して格納する手段とを前記サービス提供業者管
    理サーバに含むことを特徴とする請求項7記載の通信ネ
    ットワーク。
  9. 【請求項9】 前記通信サービスの利用時に発信側サー
    ビス利用者の前記使用中端末識別子と、着信側サービス
    利用者の前記端末識別子及び前記利用者識別子のいずれ
    かと、前記発信側サービス利用者の前記利用者識別子と
    をそれぞれ検証する手段を前記サービス提供業者管理サ
    ーバに含み、 前記利用者情報保持手段内の所有端末識別子に対応する
    前記課金情報保持手段内の端末識別子に対応付けられた
    課金条件に基づいて課金を行うようにしたことを特徴と
    する請求項7または請求項8記載の通信ネットワーク。
  10. 【請求項10】 前記通信サービスの利用契約時におけ
    る利用者識別子の受け付けは、少なくとも提出された書
    類による申込みと電話による音声申込みと前記サービス
    利用者端末からのデータによる申込みとのうちのいずれ
    かによって受け付けるようにしたことを特徴とする請求
    項1から請求項9のいずれかに記載の通信ネットワー
    ク。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークにおいて通信サービ
    スを利用するための複数のサービス利用者端末各々への
    前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を行うサー
    ビス提供業者管理サーバであって、サービス利用者自身
    を一意に識別するための利用者識別子と前記利用者識別
    子を認証するための認証情報とを少なくとも格納する利
    用者情報保持手段を有し、前記利用者情報保持手段の格
    納内容に基づいて前記通信サービスの提供にかかわる各
    種管理を行うようにしたことを特徴とするサービス提供
    業者管理サーバ。
  12. 【請求項12】 前記利用者情報保持手段は、前記サー
    ビス利用者の自己所有の端末を識別する所有端末識別子
    と、現在使用中の端末を識別する使用中端末識別子とを
    前記利用者識別子及び前記認証情報に対応付けて格納
    し、 前記通信サービスに対する課金データの管理のための端
    末識別子と前記利用者情報保持手段内の所有端末識別子
    とを互いに対応付けるようにしたことを特徴とする請求
    項11記載のサービス提供業者管理サーバ。
  13. 【請求項13】 前記利用者情報保持手段は、前記自己
    所有の端末における設定情報を前記利用者識別子と前記
    認証情報と前記所有端末識別子と前記使用中端末識別子
    とに対応付けて格納し、 前記所有端末識別子と前記設定情報とを互いに対応付け
    るようにしたことを特徴とする請求項12記載のサービ
    ス提供業者管理サーバ。
  14. 【請求項14】 前記通信サービスを識別するサービス
    識別子と、前記サービス識別子に対応する前記通信サー
    ビスの使用料金の契約条件を少なくとも示す課金条件情
    報とを少なくとも前記利用者識別子と前記認証情報とに
    対応付けて格納するサービス課金情報保持手段を含み、 前記所有端末識別子と前記サービス識別子とを互いに対
    応付けるようにしたことを特徴とする請求項12または
    請求項13記載のサービス提供業者管理サーバ。
  15. 【請求項15】 前記利用者識別子は、少なくとも電子
    メールアドレスとセッションイニシエーションプロトコ
    ルで用いられるURL(Uniform Resour
    ce Locator)とのいずれかであることを特徴
    とする請求項11から請求項14のいずれかに記載のサ
    ービス提供業者管理サーバ。
  16. 【請求項16】 前記サービス識別子は、少なくともセ
    ッションイニシエーションプロトコルで用いられるUR
    L(Uniform Resource Locato
    r)であることを特徴とする請求項11から請求項15
    のいずれかに記載のサービス提供業者管理サーバ。
  17. 【請求項17】 前記課金データの管理のために用いら
    れかつ前記通信サービスを利用する際に使用する端末を
    識別するための端末識別子と、前記端末識別子に対応し
    かつ少なくとも支払者の口座番号を示す課金情報と、前
    記通信サービスの使用料金を示す利用料金情報とを対応
    付けて格納する課金情報保持手段を含むことを特徴とす
    る請求項12から請求項16のいずれかに記載のサービ
    ス提供業者管理サーバ。
  18. 【請求項18】 前記通信サービスの利用契約時におけ
    る利用者識別子及びパスワードの通知時に前記課金情報
    のエントリの作成及び通知された利用者識別子に対応す
    る利用者情報のエントリの作成を行う手段と、通知され
    たパスワードから前記利用者識別子の認証に必要な認証
    情報を生成して格納する手段とを含むことを特徴とする
    請求項17記載のサービス提供業者管理サーバ。
  19. 【請求項19】 前記通信サービスの利用時に発信側サ
    ービス利用者の前記使用中端末識別子と、着信側サービ
    ス利用者の前記端末識別子及び前記利用者識別子のいず
    れかと、前記発信側サービス利用者の前記利用者識別子
    とをそれぞれ検証する手段を含み、前記利用者情報保持
    手段内の所有端末識別子に対応する前記課金情報保持手
    段内の端末識別子に対応付けられた課金条件に基づいて
    課金を行うようにしたことを特徴とする請求項17また
    は請求項18記載のサービス提供業者管理サーバ。
  20. 【請求項20】 前記通信サービスの利用契約時におけ
    る利用者識別子の受け付けは、少なくとも提出された書
    類による申込みと電話による音声申込みと前記サービス
    利用者端末からのデータによる申込みとのうちのいずれ
    かによって受け付けるようにしたことを特徴とする請求
    項11から請求項19のいずれかに記載のサービス提供
    業者管理サーバ。
  21. 【請求項21】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの認証方法であって、前記サービス提供業者管理
    サーバに設けられかつサービス利用者自身を一意に識別
    するための利用者識別子と前記利用者識別子を認証する
    ための認証情報とを少なくとも格納する利用者情報保持
    手段の格納内容に基づいて前記通信サービスの提供にか
    かわる各種管理を行う際の認証を行うステップを有する
    ことを特徴とする認証方法。
  22. 【請求項22】 前記サービス利用者の自己所有の端末
    を識別する所有端末識別子と、現在使用中の端末を識別
    する使用中端末識別子とを前記利用者識別子及び前記認
    証情報に対応付けて前記利用者情報保持手段に格納し、 前記通信サービスに対する課金データの管理のための端
    末識別子と前記利用者情報保持手段内の所有端末識別子
    とを互いに対応付けるようにしたことを特徴とする請求
    項21記載の認証方法。
  23. 【請求項23】 前記自己所有の端末における設定情報
    を前記利用者識別子と前記認証情報と前記所有端末識別
    子と前記使用中端末識別子とに対応付けて前記利用者情
    報保持手段に格納し、 前記所有端末識別子と前記設定情報とを互いに対応付け
    るようにしたことを特徴とする請求項22記載の認証方
    法。
  24. 【請求項24】 前記通信サービスを識別するサービス
    識別子と、前記サービス識別子に対応する前記通信サー
    ビスの使用料金の契約条件を少なくとも示す課金条件情
    報とを少なくとも前記利用者識別子と前記認証情報とに
    対応付けてサービス課金情報保持手段に格納し、 前記所有端末識別子と前記サービス識別子とを互いに対
    応付けるようにしたことを特徴とする請求項22または
    請求項23記載の認証方法。
  25. 【請求項25】 前記利用者識別子は、少なくとも電子
    メールアドレスとセッションイニシエーションプロトコ
    ルで用いられるURL(Uniform Resour
    ce Locator)とのいずれかであることを特徴
    とする請求項21から請求項24のいずれかに記載の認
    証方法。
  26. 【請求項26】 前記サービス識別子は、少なくともセ
    ッションイニシエーションプロトコルで用いられるUR
    L(Uniform Resource Locato
    r)であることを特徴とする請求項21から請求項25
    のいずれかに記載の認証方法。
  27. 【請求項27】 前記課金データの管理のために用いら
    れかつ前記通信サービスを利用する際に使用する端末を
    識別するための端末識別子と、前記端末識別子に対応し
    かつ少なくとも支払者の口座番号を示す課金情報と、前
    記通信サービスの使用料金を示す利用料金情報とを対応
    付けて前記サービス提供業者管理サーバに設けられた課
    金情報保持手段に格納するようにしたことを特徴とする
    請求項22から請求項26のいずれかに記載の認証方
    法。
  28. 【請求項28】 前記通信サービスの利用契約時におけ
    る利用者識別子及びパスワードの通知時に前記課金情報
    のエントリの作成及び通知された利用者識別子に対応す
    る利用者情報のエントリの作成を行うステップと、通知
    されたパスワードから前記利用者識別子の認証に必要な
    認証情報を生成して格納するステップとを前記サービス
    提供業者管理サーバに含むことを特徴とする請求項27
    記載の認証方法。
  29. 【請求項29】 前記通信サービスの利用時に発信側サ
    ービス利用者の前記使用中端末識別子と、着信側サービ
    ス利用者の前記端末識別子及び前記利用者識別子のいず
    れかと、前記発信側サービス利用者の前記利用者識別子
    とをそれぞれ検証するステップを前記サービス提供業者
    管理サーバに含むことを特徴とする請求項27または請
    求項28記載の認証方法。
  30. 【請求項30】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの認証方法であって、少なくとも提出された書類
    による申込みと電話による音声申込みと前記サービス利
    用者端末からのデータによる申込みとのうちのいずれか
    によって受け付けかつサービス利用者自身を一意に識別
    するための利用者識別子と前記利用者識別子を認証する
    ための認証情報とを前記サービス提供業者管理サーバに
    格納し、この格納内容に基づいて前記通信サービスの提
    供にかかわる各種管理を行う際の認証を行うようにした
    ことを特徴とする認証方法。
  31. 【請求項31】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への通信サービスの提供にかかわる各種管理を行う
    サービス提供業者管理サーバとからなる通信ネットワー
    クの課金方法であって、前記サービス提供業者管理サー
    バに設けられかつサービス利用者自身を一意に識別する
    ための利用者識別子と前記利用者識別子を認証するため
    の認証情報とを少なくとも格納する利用者情報保持手段
    の格納内容に基づいて前記通信サービスに対する課金デ
    ータの管理を行うステップを有することを特徴とする課
    金方法。
  32. 【請求項32】 前記サービス利用者の自己所有の端末
    を識別する所有端末識別子と、現在使用中の端末を識別
    する使用中端末識別子とを前記利用者識別子及び前記認
    証情報に対応付けて前記利用者情報保持手段に格納し、 前記課金データの管理のための端末識別子と前記利用者
    情報保持手段内の所有端末識別子とを互いに対応付ける
    ようにしたことを特徴とする請求項31記載の課金方
    法。
  33. 【請求項33】 前記自己所有の端末における設定情報
    を前記利用者識別子と前記認証情報と前記所有端末識別
    子と前記使用中端末識別子とに対応付けて前記利用者情
    報保持手段に格納し、 前記所有端末識別子と前記設定情報とを互いに対応付け
    るようにしたことを特徴とする請求項32記載の課金方
    法。
  34. 【請求項34】 前記通信サービスを識別するサービス
    識別子と、前記サービス識別子に対応する前記通信サー
    ビスの使用料金の契約条件を少なくとも示す課金条件情
    報とを少なくとも前記利用者識別子と前記認証情報とに
    対応付けてサービス課金情報保持手段に格納し、 前記所有端末識別子と前記サービス識別子とを互いに対
    応付けるようにしたことを特徴とする請求項32または
    請求項33記載の課金方法。
  35. 【請求項35】 前記利用者識別子は、少なくとも電子
    メールアドレスとセッションイニシエーションプロトコ
    ルで用いられるURL(Uniform Resour
    ce Locator)とのいずれかであることを特徴
    とする請求項31から請求項34のいずれかに記載の課
    金方法。
  36. 【請求項36】 前記サービス識別子は、少なくともセ
    ッションイニシエーションプロトコルで用いられるUR
    L(Uniform Resource Locato
    r)であることを特徴とする請求項31から請求項35
    のいずれかに記載の課金方法。
  37. 【請求項37】 前記課金データの管理のために用いら
    れかつ前記通信サービスを利用する際に使用する端末を
    識別するための端末識別子と、前記端末識別子に対応し
    かつ少なくとも支払者の口座番号を示す課金情報と、前
    記通信サービスの使用料金を示す利用料金情報とを対応
    付けて前記サービス提供業者管理サーバに設けられた課
    金情報保持手段に格納するようにしたことを特徴とする
    請求項31から請求項36のいずれかに記載の課金方
    法。
  38. 【請求項38】 前記通信サービスの利用契約時におけ
    る利用者識別子及びパスワードの通知時に前記課金情報
    のエントリの作成及び通知された利用者識別子に対応す
    る利用者情報のエントリの作成を行うステップと、通知
    されたパスワードから前記利用者識別子の認証に必要な
    認証情報を生成して格納するステップとを前記サービス
    提供業者管理サーバに含むことを特徴とする請求項37
    記載の課金方法。
  39. 【請求項39】 前記通信サービスの利用時に発信側サ
    ービス利用者の前記使用中端末識別子と、着信側サービ
    ス利用者の前記端末識別子及び前記利用者識別子のいず
    れかと、前記発信側サービス利用者の前記利用者識別子
    とをそれぞれ検証するステップを前記サービス提供業者
    管理サーバに含み、前記利用者情報保持手段内の所有端
    末識別子に対応する前記課金情報保持手段内の端末識別
    子に対応付けられた課金条件に基づいて課金を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項37または請求項38記
    載の課金方法。
  40. 【請求項40】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの課金方法であって、少なくとも提出された書類
    による申込みと電話による音声申込みと前記サービス利
    用者端末からのデータによる申込みとのうちのいずれか
    によって受け付けかつサービス利用者自身を一意に識別
    するための利用者識別子と前記利用者識別子を認証する
    ための認証情報とを前記サービス提供業者管理サーバに
    格納し、この格納内容に基づいて前記課金データの管理
    を行うようにしたことを特徴とする課金方法。
  41. 【請求項41】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの端末設定方法であって、前記サービス提供業者
    管理サーバに設けられかつサービス利用者自身を一意に
    識別するための利用者識別子と前記利用者識別子を認証
    するための認証情報と前記サービス利用者の自己所有の
    端末における設定情報とを少なくとも格納する利用者情
    報保持手段の格納内容に基づいて認証を行うステップ
    と、その認証で許可された現在使用中の端末に前記設定
    情報を読込むステップとを有することを特徴とする端末
    設定方法。
  42. 【請求項42】 前記サービス利用者の自己所有の端末
    を識別する所有端末識別子と、現在使用中の端末を識別
    する使用中端末識別子とを前記利用者識別子及び前記認
    証情報に対応付けて前記利用者情報保持手段に格納し、 前記通信サービスに対する課金データの管理のための端
    末識別子と前記利用者情報保持手段内の所有端末識別子
    とを互いに対応付けるようにしたことを特徴とする請求
    項41記載の端末設定方法。
  43. 【請求項43】 前記通信サービスを識別するサービス
    識別子と、前記サービス識別子に対応する前記通信サー
    ビスの使用料金の契約条件を少なくとも示す課金条件情
    報とを少なくとも前記利用者識別子と前記認証情報とに
    対応付けてサービス課金情報保持手段に格納し、 前記所有端末識別子と前記サービス識別子とを互いに対
    応付けるようにしたことを特徴とする請求項42記載の
    端末設定方法。
  44. 【請求項44】 前記利用者識別子は、少なくとも電子
    メールアドレスとセッションイニシエーションプロトコ
    ルで用いられるURL(Uniform Resour
    ce Locator)とのいずれかであることを特徴
    とする請求項41から請求項43のいずれかに記載の端
    末設定方法。
  45. 【請求項45】 前記サービス識別子は、少なくともセ
    ッションイニシエーションプロトコルで用いられるUR
    L(Uniform Resource Locato
    r)であることを特徴とする請求項41から請求項44
    のいずれかに記載の端末設定方法。
  46. 【請求項46】 前記課金データの管理のために用いら
    れかつ前記通信サービスを利用する際に使用する端末を
    識別するための端末識別子と、前記端末識別子に対応し
    かつ少なくとも支払者の口座番号を示す課金情報と、前
    記通信サービスの使用料金を示す利用料金情報とを対応
    付けて前記サービス提供業者管理サーバに設けられた課
    金情報保持手段に格納するようにしたことを特徴とする
    請求項42から請求項45のいずれかに記載の端末設定
    方法。
  47. 【請求項47】 前記通信サービスの利用契約時におけ
    る利用者識別子及びパスワードの通知時に前記課金情報
    のエントリの作成及び通知された利用者識別子に対応す
    る利用者情報のエントリの作成を行うステップと、通知
    されたパスワードから前記利用者識別子の認証に必要な
    認証情報を生成して格納するステップとを前記サービス
    提供業者管理サーバに含むことを特徴とする請求項46
    記載の端末設定方法。
  48. 【請求項48】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの端末設定方法であって、少なくとも提出された
    書類による申込みと電話による音声申込みと前記サービ
    ス利用者端末からのデータによる申込みとのうちのいず
    れかによって受け付けかつサービス利用者自身を一意に
    識別するための利用者識別子と前記利用者識別子を認証
    するための認証情報と前記サービス利用者の自己所有の
    端末における設定情報とを前記サービス提供業者管理サ
    ーバに格納し、この格納内容に基づいて認証を行い、そ
    の認証で許可された現在使用中の端末に前記設定情報を
    読込むようにしたことを特徴とする端末設定方法。
  49. 【請求項49】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの認証方法のプログラムであって、コンピュータ
    に、前記サービス提供業者管理サーバに設けられかつサ
    ービス利用者自身を一意に識別するための利用者識別子
    と前記利用者識別子を認証するための認証情報とを少な
    くとも格納する利用者情報保持手段の格納内容に基づい
    て前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を行う際
    の認証を行う処理を実行させるためのプログラム。
  50. 【請求項50】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの課金方法のプログラムであって、コンピュータ
    に、前記サービス提供業者管理サーバに設けられかつサ
    ービス利用者自身を一意に識別するための利用者識別子
    と前記利用者識別子を認証するための認証情報とを少な
    くとも格納する利用者情報保持手段の格納内容に基づい
    て前記通信サービスに対する課金データの管理を行う処
    理を実行させるためのプログラム。
  51. 【請求項51】 通信サービスを利用するための複数の
    サービス利用者端末と、前記複数のサービス利用者端末
    各々への前記通信サービスの提供にかかわる各種管理を
    行うサービス提供業者管理サーバとからなる通信ネット
    ワークの端末設定方法のプログラムであって、コンピュ
    ータに、前記サービス提供業者管理サーバに設けられか
    つサービス利用者自身を一意に識別するための利用者識
    別子と前記利用者識別子を認証するための認証情報と前
    記サービス利用者の自己所有の端末における設定情報と
    を少なくとも格納する利用者情報保持手段の格納内容に
    基づいて認証を行う処理と、その認証で許可された現在
    使用中の端末に前記設定情報を読込む処理とを実行させ
    るためのプログラム。
JP2001193854A 2001-06-27 2001-06-27 通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム Pending JP2003006153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001193854A JP2003006153A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001193854A JP2003006153A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003006153A true JP2003006153A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19032060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001193854A Pending JP2003006153A (ja) 2001-06-27 2001-06-27 通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003006153A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008019626A1 (fr) * 2006-08-14 2008-02-21 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé, système et appareil de gestion des informations concernant les règles d'utilisation et de facturation associées au profil d'utilisateur dans un réseau évolutif

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008019626A1 (fr) * 2006-08-14 2008-02-21 Huawei Technologies Co., Ltd. Procédé, système et appareil de gestion des informations concernant les règles d'utilisation et de facturation associées au profil d'utilisateur dans un réseau évolutif

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0862104B1 (en) Authentication system using network
TWI462008B (zh) 用於將內容禮品、服務特徵或內容資料提供至一禮品接收終端機之方法、禮品伺服器、禮品供予終端機、處理器、非暫時性電腦可讀媒體
US9100814B2 (en) Federated download of digital content to wireless devices
US20040259534A1 (en) Policy service system and methodology
US20010013020A1 (en) Service providing system and method used therefor
EP1668580A2 (en) Billing and ordering system and method for services provided over communications networks
JP2000092236A (ja) 情報提供システム
JP2009500734A (ja) オンライン・ストリーミング・コンテンツに対する集中アクセス許可方法およびシステム
KR100450570B1 (ko) 사용자 인증을 위한 방법 및 장치
JP4897971B2 (ja) ユーザのid処理方法および処理システム
TW201140483A (en) System and method for a global directory service
TW201128561A (en) Providing ubiquitous wireless connectivity and a marketplace for exchanging wireless connectivity using a connectivity exchange
JP2003115018A (ja) カード情報処理装置、カード情報処理方法、および、プログラム
TWI270284B (en) Method and system for downloading and authenticating digital copyright
KR20030039736A (ko) 이동통신 단말기용 유료컨텐츠 제공방법
JP5263287B2 (ja) 通信システム及び通信方法
EP1276286B1 (en) Method for providing auxiliary services relating to e-mail
JP4724706B2 (ja) メニュー情報管理方法及びそのシステム
JP2003006153A (ja) 通信ネットワーク及びそれに用いる認証方法、課金方法、端末設定方法並びにそのプログラム
KR101779397B1 (ko) 온라인 어플리케이션의 이벤트 관리 중개 방법 및 이를 실행하는 시스템
JP3738251B2 (ja) データ管理サービスシステム
JPH10336345A (ja) 通信ネットワーク・システムにおける発信者認証方法、情報端末装置及び情報提供装置
KR100576949B1 (ko) 원격통신 서비스를 조정하기 위한 방법 및 장치
US20070042759A1 (en) System and method for providing mileage on wireless network
JP4088598B2 (ja) メニュー情報管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307