JP2003004956A - 温度補償型光ファイバグレーティング - Google Patents

温度補償型光ファイバグレーティング

Info

Publication number
JP2003004956A
JP2003004956A JP2001188189A JP2001188189A JP2003004956A JP 2003004956 A JP2003004956 A JP 2003004956A JP 2001188189 A JP2001188189 A JP 2001188189A JP 2001188189 A JP2001188189 A JP 2001188189A JP 2003004956 A JP2003004956 A JP 2003004956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
optical fiber
temperature
temperature compensation
fiber grating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001188189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4652619B2 (ja
Inventor
Atsushi Shinozaki
敦 篠▲崎▼
Shigeto Yodo
重人 淀
Toshihiko Ota
寿彦 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2001188189A priority Critical patent/JP4652619B2/ja
Priority to US10/176,472 priority patent/US6993220B2/en
Publication of JP2003004956A publication Critical patent/JP2003004956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4652619B2 publication Critical patent/JP4652619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から力が加わったり局所的な温度変化が
生じたりする場合であっても、所望のブラッグ反射波長
を高精度に効率よく実現することが可能な温度補償型光
ファイバグレーティングを提供することを目的とする。 【解決手段】 光ファイバ10のブラッググレーティン
グ部12が取り付けられている略円柱状の温度補償用パ
ッケージ14は、0.10〜0.25mmのクリアラン
スを介して、ステンレスパイプからなる外部応力防止用
パッケージ26に囲繞されている。そして、温度補償パ
ッケージ14と外部応力防止用パッケージ26との間の
クリアランスには、ヤング率が0.8〜2.0MPaの
シリコン樹脂28が局所的に充填され、温度補償パッケ
ージ14を外部応力防止用パッケージ26に固定すると
共に、両者間のクリアランスを一定に保持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信の分野にお
いて使用される温度補償型光ファイバグレーティングに
係り、特にWDM(Wavelength Division Multiplexin
g;波長分割多重)通信システムにおける波長選択性に
優れた単波長フィルタとして好適に使用される温度補償
型光ファイバグレーティングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバに紫外光の干渉縞を照射する
ことにより、光ファイバのコアに光誘起屈折率変化を生
じさせて、光ファイバグレーティングを形成する方法が
知られている。この光ファイバグレーティングは、光フ
ァイバの軸方向に沿って、コアの実効屈折率が周期的に
変化しているものであり、グレーティング部の格子周期
とコアの実効屈折率から決定されるブラッグ反射波長を
中心とする比較的狭い波長域の光を反射する。このた
め、このような光ファイバグレーティングは、通常ブラ
ッググレーティングと呼ばれ、波長選択性に優れた単波
長フィルタとして使用される。
【0003】ところで、このようなブラッググレーティ
ングにおいては、そのブラッグ反射波長λとグレーティ
ング周期Λ及びコアの実効屈折率nとの間に、 λ=2nΛ なる関係が成立する。そして、グレーティング周期Λ及
びコアの実効屈折率nは共に温度依存性を有しているた
め、ブラッググレーティングのブラッグ反射波長λにも
温度依存性が生じる。例えばシリカベースのブラッググ
レーティングにおいては、ブラッグ反射波長λが約15
50nmの場合に0.01〜0.15nm/℃程度の温
度依存性をもつことが知られている。従って、例えば
0.8nm間隔で波長多重を行う高密度WDM通信シス
テムにおいてブラッググレーティングを単波長フィルタ
として使用するためには、ブラッグ反射波長λの温度依
存性を抑制することが必要になる。
【0004】このようなブラッググレーティングにおけ
るブラッグ反射波長λの温度依存性を補償する手段とし
て、次のような温度補償用パッケージを使用した温度補
償型光ファイバグレーティングが提案されている。例え
ば特開平10−96827号公報や特開2000−34
7047号公報等に記載されているように、負の線膨張
係数を有する部材を用いた温度補償用パッケージや線膨
張係数の異なる2種類の部材を組み合わせた温度補償用
パッケージに光ファイバのブラッググレーティング部を
固定することにより、ブラッググレーティング部にかか
る張力に負の温度依存性を付与する。そして、この張力
の負の温度依存性によって、コアの実効屈折率nの正の
温度依存性を相殺する。こうして、ブラッグ反射波長λ
の温度依存性を補償する。
【0005】なお、このような温度補償型光ファイバグ
レーティングにおいては、温度変化に応じてそのブラッ
ググレーティング部に引っ張り応力や圧縮応力がかかる
ため、例えば常温状態において温度補償用パッケージに
ブラッググレーティング部を取り付ける際に、予めブラ
ッググレーティング部に引っ張り応力を付与した状態で
低融点ガラス、金属ハンダ、接着剤などを用いて固定し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の温度補償型
光ファイバグレーティングにおいては、補償型光ファイ
バのブラッググレーティング部を温度補償用パッケージ
に取り付けた後に、温度補償用パッケージに外部から力
が加わると、ブラッググレーティング部を固定している
部材が変形するため、ブラッググレーティング部の張力
が変動する。このため、ブラッググレーティング部に設
定した所望のブラッグ反射波長にズレが生じるという問
題があった。
【0007】また、線膨張係数の異なる2種類の部材を
組み合わせたハイブリッド構造の温度補償用パッケージ
の場合、外部からの熱が例えば1種類の部材部分のみに
伝わると、適正な温度補償機能が損なわれるため、やは
り所望のブラッグ反射波長にズレが生じるという問題が
あった。そこで本発明は、上記問題点を考慮してなされ
たものであり、外部から力が加わったり局所的な温度変
化が生じたりする場合であっても、所望のブラッグ反射
波長を高精度に効率よく実現することが可能な温度補償
型光ファイバグレーティングを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明に係る温度補償型光ファイバグレーティングによって
達成される。即ち、請求項1に係る温度補償型光ファイ
バグレーティングは、ブラッググレーティング部を有す
る光ファイバと、この光ファイバを内部に保持してブラ
ッググレーティング部の反射特性の温度依存性を補償す
る略円柱形状の温度補償用パッケージと、この温度補償
パッケージを所定のクリアランスを介して囲繞する外部
応力防止用パッケージとを具備することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
温度補償型光ファイバグレーティングを示す概略図であ
って、(a)は光ファイバの延伸方向に沿った部分断面
図、(b)は(a)のA−A線断面図である。また、図
2は図1の温度補償型光ファイバグレーティングの温度
補償用パッケージを示す概略図であって、(a)は光フ
ァイバの延伸方向に沿った断面図、(b)は(a)のB
−B線断面図、(c)は(a)のC−C線断面図であ
る。
【0010】図2に示されるように、本実施形態に係る
温度補償型光ファイバグレーティングに使用される光フ
ァイバ10には、そのコアの実効屈折率が周期的に変化
しているブラッググレーティング部12が設けらてい
る。また、この光ファイバ10のブラッググレーティン
グ部12の反射特性の温度依存性を補償する温度補償用
パッケージ14は、例えば外径4.8mmの略円柱形状
をなす台座部16と、この台座部16に設けられた溝内
に設置された梁部18を有している。そして、台座部1
6の材料には、相対的に線膨張係数の小さいインバー3
6FNが用いられ、梁部18の材料には、相対的に線膨
張係数の大きいAlが用いられている。また、これら台
座部16及び梁部18の一方の端部は、固定部20によ
って互いに固定されている。具体的には、この固定部2
0において、梁部18の一方の端部に設けられた凸部1
8aが台座部16の一方の端部に設けられた凹部16a
に嵌合され、互いに固定されている。また、これら台座
部16及び梁部18の他方の端部は互いに固定されてお
らず、環境温度の変化に応じてそれぞれに伸縮可能なよ
うになっている。
【0011】このような温度補償用パッケージ14に光
ファイバ10のブラッググレーティング部12が所定の
引っ張り応力を付与された状態で取り付けられている。
具体的には、ブラッググレーティング部12を挟む光フ
ァイバ10の2箇所が、梁部18及び台座部16の伸縮
可能な端部近傍にそれぞれ設けられた凸形状の接合部2
2a、22bに、例えばUV硬化型のエポキシ系の接着
剤24を用いて架設固定されている。
【0012】このため、例えば環境温度が上昇する場合
を想定すると、台座部16及び梁部18は共に伸張する
ものの、両者の線膨張係数の差によって2つの接合部2
2a、22b間の距離は短縮し、光ファイバ10のブラ
ッググレーティング部12にかかっている張力は緩むこ
とになる。即ち、ブラッググレーティング部12にかか
る張力に負の温度依存性が付与されることになる。そし
て、この張力の負の温度依存性によって、ブラッググレ
ーティング部12のコアの実効屈折率nの正の温度依存
性が相殺され、ブラッグ反射波長λの温度依存性が補償
される。
【0013】また、図1に示されるように、この光ファ
イバ10のブラッググレーティング部12が取り付けら
れている外径4.8mmの略円柱状の温度補償用パッケ
ージ14は、例えば0.10〜0.25mmのクリアラ
ンスを介して、例えば内径5.1mmのステンレスパイ
プからなる外部応力防止用パッケージ26に囲繞されて
いる。
【0014】そして、温度補償パッケージ14のインバ
ー36FNからなる台座部16とステンレスパイプから
なる外部応力防止用パッケージ26との間のクリアラン
スには、接合部材としてヤング率が0.8〜2.0MP
aのシリコン樹脂28が局所的に充填され、温度補償パ
ッケージ14を外部応力防止用パッケージ26に固定す
ると共に、両者間のクリアランスを一定に保持してい
る。即ち、シリコン樹脂28のヤング率が0.8〜2.
0MPaの範囲であれば、両者間のクリアランスを一定
に保持することが容易に可能である。逆に、シリコン樹
脂28のヤング率がこの範囲外になると、例えば軟らか
過ぎてめり込み過ぎたり、硬過ぎて全くめり込まなかっ
たりして、両者間のクリアランスが不均一になる。
【0015】また、温度補償用パッケージ14の両端部
にも、接合部材としてのシリコン樹脂30がそれぞれ塗
布されており、外部応力防止用パッケージ26に固定す
る機能を果たしている。更に、外部応力防止用パッケー
ジ26の両端部には、ゴムブーツ32がそれぞれ取り付
けられており、シリコン樹脂30を介して温度補償用パ
ッケージ26の両端部を押圧している。
【0016】このようにして、これら接合部材としての
シリコン樹脂28、30及びゴムブーツ32により、温
度補償パッケージ14を外部応力防止用パッケージ26
の中空部内の所定の位置に0.10〜0.25mmのク
リアランスをもって保持するようになっている。次に、
本実施形態に係る温度補償型光ファイバグレーティング
の製造方法を説明する。
【0017】先ず、光ファイバ10のブラッググレーテ
ィング部12を温度補償用パッケージ14に取り付け
る。即ち、常温において、ブラッググレーティング部1
2を挟む光ファイバ10の2箇所を、温度補償用パッケ
ージ14の台座部16及び梁部18の伸縮可能な端部近
傍の接合部22a、22bにUV硬化型のエポキシ系の
接着剤24を用いて架設固定する。このとき、ブラッグ
グレーティング部12に所定の引っ張り応力が付与され
るように留意する。
【0018】次いで、この光ファイバ10のブラッググ
レーティング部12を取り付けた外径4.8mmの略円
柱状の温度補償用パッケージ14を内径5.1mmのス
テンレスパイプからなる外部応力防止用パッケージ26
に挿入する。そして、外部応力防止用パッケージ26と
温度補償パッケージ14の台座部16との間のクリアラ
ンスに、接合部材としてヤング率が0.8〜2.0MP
aのシリコン樹脂28を局所的に充填すると共に、温度
補償用パッケージの両端部にも、同様のシリコン樹脂3
0をそれぞれ塗布する。こうして、温度補償パッケージ
14を外部応力防止用パッケージ26に固定すると共
に、両者間のクリアランスを0.10〜0.25mmに
保持する。
【0019】次いで、外部応力防止用パッケージ26の
両端部に、ゴムブーツ32をそれぞれ取り付け、シリコ
ン樹脂30を介して温度補償用パッケージ26の両端部
を押圧する。こうして、これら接合部材としてのシリコ
ン樹脂28、30及びゴムブーツ32により、温度補償
パッケージ14を外部応力防止用パッケージ26の中空
部内の所定の位置に0.10〜0.25mmのクリアラ
ンスをもって保持する。
【0020】このように本実施形態に係る温度補償型光
ファイバグレーティングによれば、光ファイバ10のブ
ラッググレーティング部12が取り付けられている温度
補償用パッケージ14がステンレスパイプからなる外部
応力防止用パッケージ26に0.10〜0.25mmの
クリアランスを介して囲繞されている2重パッケージ構
造となっていることにより、外部から力が加わっても、
その外力が温度補償用パッケージ14にまで及ぶことは
なく、ブラッググレーティング部を固定している台座部
16及び梁部18が変形することは防止される。このた
め、ブラッググレーティング部12の張力の変動に起因
する波長のズレがなくなり、所望のブラッグ反射波長λ
を常に得ることができる。
【0021】また、温度補償用パッケージ14が線膨張
係数の異なる2種類の材料からなる台座部16及び梁部
18を組み合わせたハイブリッド構造であっても、ステ
ンレスパイプからなる外部応力防止用パッケージ26は
熱伝導が悪く、且つこの外部応力防止用パッケージ26
と温度補償用パッケージ14との間には0.10〜0.
25mmのクリアランスがあることにより、外部からの
熱が直接に温度補償用パッケージ14の一部分のみに伝
わることはなくなる。このため、温度補償用パッケージ
14による適正な温度補償機能が発揮され、波長のズレ
がなくなり、所望のブラッグ反射波長λを常に得ること
ができる。
【0022】また、この外部応力防止用パッケージ26
と温度補償用パッケージ14との間のクリアランスの存
在により、耐衝撃性も向上する。更に、一般にヤング率
が大きいほど一定の応力によって生じる歪みは小さくな
る傾向にあるが、温度補償パッケージ14をステンレス
パイプからなる外部応力防止用パッケージ26の中空部
内の所定の位置に保持し固定する接合部材として、ヤン
グ率が0.8〜2.0MPaのシリコン樹脂28、30
を使用していることも、外力の温度補償用パッケージ1
4への波及を防止し、耐衝撃性を向上することに寄与し
ている。
【0023】なお、上記実施形態において、温度補償用
パッケージ14と外部応力防止用パッケージ26との間
のクリアランスは0.10〜0.25mmとしている
が、本発明者らの実験によれば、両者間のクリアランス
を0.10mm未満に制御し、且つ両者が直接に接触し
ないようにすることは製造プロセス上多くの手間を要
し、生産性の低下を招く恐れを生じた。反面、両者間の
クリアランスを0.25mmより大きくしても、その効
果に変わりはなく、温度補償型光ファイバグレーティン
グの外形をむやみに大きくするだけの結果となった。
【0024】また、ここでは、線膨張係数の異なる2種
類の部材であるインバー36FN及びAlを用いた台座
部16及び梁部18を組み合わせたハイブリッド構造の
温度補償用パッケージ14を使用しているが、この代わ
りに、他の種類の部材を組み合わせた各種のハイブリッ
ド構造の温度補償用パッケージを使用してもよいし、負
の線膨張係数を有する1種類の部材を用いた温度補償用
パッケージを使用してもよい。
【0025】また、温度補償パッケージ14を外部応力
防止用パッケージ26の中空部内の所定の位置に保持し
固定する接合部材としてのシリコン樹脂30を温度補償
用パッケージ26の両端部にそれぞれ塗布しているが、
このシリコン樹脂30を使用しなくてもよい。例えば図
3に示されるように、温度補償用パッケージ14の両端
部にシリコン樹脂を塗布する代わりに、形状に改良を加
えたゴムブーツ34を外部応力防止用パッケージ26の
両端部にそれぞれ取り付け、これらのゴムブーツ34に
よって直接に温度補償用パッケージ14の両端部を押圧
してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る温度補償型光ファイバグレーティングによれば、以
下の効果を奏することができる。即ち、請求項1に係る
温度補償型光ファイバグレーティングによれば、光ファ
イバのブラッググレーティング部が取り付けられている
温度補償用パッケージが外部応力防止用パッケージに囲
繞されている2重パッケージ構造となっているため、外
部から力が加わっても温度補償用パッケージにまで及ぶ
ことはなくなり、ブラッググレーティング部の張力の変
動に起因する波長のズレのない所望のブラッグ反射波長
を常に高精度に効率よく得ることができる。また、耐衝
撃性を向上することもできる。
【0027】更に、温度補償用パッケージが線膨張係数
の異なる2種類の材料を組み合わせた部材を用いたハイ
ブリッド構造であっても、外部からの熱が直接に温度補
償用パッケージの一部分のみに伝わることはなくなり、
温度補償用パッケージによる適正な温度補償がなされる
ため、波長のズレがない所望のブラッグ反射波長を常に
高精度に効率よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る温度補償型光ファイ
バグレーティングを示す概略図であって、(a)は光フ
ァイバの延伸方向に沿った部分断面図、(b)は(a)
のA−A線断面図である。
【図2】図1の温度補償型光ファイバグレーティングの
温度補償用パッケージを示す概略図であって、(a)は
光ファイバの延伸方向に沿った断面図、(b)は(a)
のB−B線断面図、(c)は(a)のC−C線断面図で
ある。
【図3】本発明の一変形例に係る温度補償型光ファイバ
グレーティングを示す概略図である。
【符号の説明】
10 光ファイバ 12 ブラッググレーティング部 14 温度補償用パッケージ 16 台座部 16a 台座部の凹部 18 梁部 18a 梁部の凸部 20 固定部 22a、22b 接合部 24 接着剤 26 外部応力防止用パッケージ 28、30 シリコン樹脂 32、34 ゴムブーツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 寿彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H038 BA25 CA52 2H050 AB05X AC84 AD00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラッググレーティング部を有する光フ
    ァイバと,前記光ファイバを内部に保持して前記ブラッ
    ググレーティング部の反射特性の温度依存性を補償する
    略円柱形状の温度補償用パッケージと、 前記温度補償パッケージを所定のクリアランスを介して
    囲繞する外部応力防止用パッケージとを具備することを
    特徴とする温度補償型光ファイバグレーティング。
  2. 【請求項2】 前記温度補償パッケージと前記外部応力
    防止用パッケージとの間のクリアランスが、0.10m
    m以上0.25mm以下である、請求項1記載の温度補
    償型光ファイバグレーティング。
  3. 【請求項3】 前記外部応力防止用パッケージが、ステ
    ンレスパイプからなる、請求項1記載の温度補償型光フ
    ァイバグレーティング。
  4. 【請求項4】 前記温度補償パッケージが、前記外部応
    力防止用パッケージの中空部内に、ヤング率が0.8M
    Pa以上2.0MPa以下の接合部材によって固定され
    ている、請求項1記載の温度補償型光ファイバグレーテ
    ィング。
  5. 【請求項5】 前記接合部材が、シリコン樹脂である、
    請求項4記載の温度補償型光ファイバグレーティング。
JP2001188189A 2001-06-20 2001-06-21 温度補償型光ファイバグレーティング Expired - Lifetime JP4652619B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001188189A JP4652619B2 (ja) 2001-06-21 2001-06-21 温度補償型光ファイバグレーティング
US10/176,472 US6993220B2 (en) 2001-06-20 2002-06-19 Temperature-compensated optical fiber component

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001188189A JP4652619B2 (ja) 2001-06-21 2001-06-21 温度補償型光ファイバグレーティング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003004956A true JP2003004956A (ja) 2003-01-08
JP4652619B2 JP4652619B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=19027341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001188189A Expired - Lifetime JP4652619B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-21 温度補償型光ファイバグレーティング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4652619B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010517028A (ja) * 2007-01-24 2010-05-20 ジーケイエヌ エアロスペース サービシイズ リミテッド 温度検出
WO2011122633A1 (ja) 2010-03-30 2011-10-06 株式会社フジクラ 光ファイバグレーティングの製造方法、光ファイバグレーティング及びファイバレーザ
CN113866920A (zh) * 2021-10-08 2021-12-31 浙江大学 一种用于近岸海底电缆监测的光纤布拉格光栅封装结构

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08286040A (ja) * 1995-04-17 1996-11-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ型回折格子
WO1998059267A1 (en) * 1997-06-19 1998-12-30 Uniphase Fibre Components Pty, Limited Temperature stable bragg grating package with post tuning for accurate setting of centre frequency
WO1999019755A1 (en) * 1997-10-10 1999-04-22 Corning Incorporated Optical device having optical component isolated from housing
WO2000028361A1 (en) * 1998-11-06 2000-05-18 Corning Incorporated Athermal optical waveguide grating device
JP2000206347A (ja) * 1999-01-19 2000-07-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ回折格子を有する光学装置
JP2000206364A (ja) * 1999-01-08 2000-07-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ回折格子を有する光学装置
WO2001021538A1 (en) * 1999-09-17 2001-03-29 Corning Incorporated Method of forming a grating in an optical waveguide

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08286040A (ja) * 1995-04-17 1996-11-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ型回折格子
WO1998059267A1 (en) * 1997-06-19 1998-12-30 Uniphase Fibre Components Pty, Limited Temperature stable bragg grating package with post tuning for accurate setting of centre frequency
WO1999019755A1 (en) * 1997-10-10 1999-04-22 Corning Incorporated Optical device having optical component isolated from housing
WO2000028361A1 (en) * 1998-11-06 2000-05-18 Corning Incorporated Athermal optical waveguide grating device
JP2000206364A (ja) * 1999-01-08 2000-07-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ回折格子を有する光学装置
JP2000206347A (ja) * 1999-01-19 2000-07-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ回折格子を有する光学装置
WO2001021538A1 (en) * 1999-09-17 2001-03-29 Corning Incorporated Method of forming a grating in an optical waveguide

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010517028A (ja) * 2007-01-24 2010-05-20 ジーケイエヌ エアロスペース サービシイズ リミテッド 温度検出
WO2011122633A1 (ja) 2010-03-30 2011-10-06 株式会社フジクラ 光ファイバグレーティングの製造方法、光ファイバグレーティング及びファイバレーザ
US8509271B2 (en) 2010-03-30 2013-08-13 Fujikura Ltd. Method for manufacturing optical fiber grating, optical fiber grating, and fiber laser
CN113866920A (zh) * 2021-10-08 2021-12-31 浙江大学 一种用于近岸海底电缆监测的光纤布拉格光栅封装结构
CN113866920B (zh) * 2021-10-08 2022-07-15 浙江大学 一种用于近岸海底电缆监测的光纤布拉格光栅封装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4652619B2 (ja) 2011-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2276859C (en) Temperature stabilization of tapered fiber optic components
JP3316218B2 (ja) 温度安定型ブラッグ格子パッケージの中心周波数の正確な設定を行うために後同調を行う方法
US5841920A (en) Fiber grating package
US6452667B1 (en) Pressure-isolated bragg grating temperature sensor
US6668656B2 (en) Optical sensor having differing diameters
US6907164B2 (en) Adjustable athermal package for optical fiber devices
KR20020093830A (ko) 온도보상광학장치
CA2293080A1 (en) Fiber optic grating temperature compensation device and method
AU2001262911A1 (en) Temperature compensated bragg grating and associated optical devices
US6144789A (en) Temperature compensating device for fiber gratings and a package therefor
US20130044984A1 (en) Thermal compensation composition of optical fiber connector containing a fiber bragg grating
US6374015B1 (en) Temperature-compensating device with tunable mechanism for optical fiber gratings
US6229941B1 (en) Apparatus and method of fabricating long-period fiber grating
JP2003004956A (ja) 温度補償型光ファイバグレーティング
JP2006514342A (ja) 非線形的な熱応答の補償を備えた、ファイバブラッググレーティング用のアサーマルパッケージ
US6856730B2 (en) Athermal package for fiber Bragg gratings with two or more bonding regions
US6295399B1 (en) Non-linear temperature compensating device for fiber gratings and a package therefor
US6993220B2 (en) Temperature-compensated optical fiber component
JP4028340B2 (ja) 温度補償型光ファイバグレーティング部品
WO2001035133A1 (en) Compact athermal optical waveguide using thermal expansion amplification
JPH09211348A (ja) 波長可変光フィルタ
JP4448415B2 (ja) ファイバグレーティング型光学素子
JP2002341154A (ja) 光モジュール
JP3566129B2 (ja) 温度補償型光ファイバブラッググレーティング
JPH08101310A (ja) 反射型ファイバグレーティングフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20050922

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100401

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100527

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20100527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101027

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20101027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101216

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4652619

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

EXPY Cancellation because of completion of term