JP2003001019A - 造水装置用中継装置および造水システム - Google Patents

造水装置用中継装置および造水システム

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JP2003001019A
JP2003001019A JP2001183374A JP2001183374A JP2003001019A JP 2003001019 A JP2003001019 A JP 2003001019A JP 2001183374 A JP2001183374 A JP 2001183374A JP 2001183374 A JP2001183374 A JP 2001183374A JP 2003001019 A JP2003001019 A JP 2003001019A
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Katsunori Shimauchi
勝則 島内
Natsuo Kato
南都夫 加藤
Ryojiro Endo
良二郎 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分離膜(逆浸透膜)の目詰まりを防止し、簡
易フィルタの交換作業頻度を大幅に低減し、しかもpH
値が必要以上に低くなってしまうことを防止する。 【解決手段】 原水吸入ポンプ11と、原水吸入ポンプ
11よりも下流側において互いに並列に接続される第1
段フィルタ14a、14bと、第1段フィルタ14a、
14bに対する原水の供給方向を制御する第1段供給方
向制御部15と、第1段フィルタ14a、14bよりも
下流側において互いに並列に接続される第2段フィルタ
16a、16bと、第2段フィルタ16a、16bに対
する原水の供給方向を制御する第2段供給方向制御部1
7と、第2段フィルタ16a、16bよりも下流側に配
置されてpH値を増加させ、中間水槽19に供給するp
H値調整部18とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は造水装置用中継装
置および造水システムに関し、さらに詳細にいえば、原
水から飲料水や生活用水を造水する造水装置に対して原
水を処理して供給するための中継装置、およびこのよう
な中継装置および造水装置を含む造水システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、災害非常時、野外活動時など
に原水から飲料水、生活用水を造水する造水装置が提案
されている(特開平11−90429号公報、特開平1
1−300335号公報参照)。
【0003】この造水装置では、原水をポンプにより吸
入し、吸入した原水をフィルタに供給して不純物などを
除去し、その後に分離膜モジュールユニット(逆浸透膜
モジュールユニット)に供給することにより、飲料水、
生活用水を造水することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の造水装置におい
ては、不純物(主として固形物質からなる微粒子など)
を除去するために糸巻きカートリッジフィルタなどの簡
易フィルタを用いているので、原水中に含まれる不純物
の量が多い場合には、不純物などを十分には除去するこ
とができず、この結果、分離膜(逆浸透膜)が目詰まり
を起こしやすくなってしまう。
【0005】また、原水中に含まれる不純物の量が多い
場合には、簡易フィルタ自体が目詰まりしやすく、この
結果、簡易フィルタの交換作業を頻繁に行わなければな
らない。
【0006】さらに、海水を原水として使用する場合に
は、炭酸イオンが逆浸透膜によって除去されてしまうの
で、最終生成水のpH値が低くなりすぎてしまい、飲料
水基準よりも低くなるので、飲料水として使用すること
ができなくなってしまう。
【0007】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、分離膜(逆浸透膜)の目詰まりを防止し、
簡易フィルタの交換作業頻度を大幅に低減し、しかもp
H値が必要以上に低くなってしまうことを防止できる造
水装置用中継装置、および造水システムを提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の造水装置用中
継装置は、原水を吸入するための原水吸入手段と、原水
吸入手段により吸入された原水から不純物を除去して造
水装置に供給するフィルタ手段と、フィルタ手段の目詰
まりを解消させるべくフィルタ手段に対する給水方向を
設定する逆洗浄手段とを含むものである。
【0009】請求項2の造水装置用中継装置は、フィル
タ手段から流出する水のpH値を増加させるpH値調整
手段をさらに含むものである。
【0010】請求項3の造水システムは、請求項1また
は請求項2に記載の中継装置と、少なくとも分離膜モジ
ュールユニットを有する造水装置とを含むものである。
【0011】
【作用】請求項1の造水装置用中継装置であれば、造水
装置に対して、原水を処理して供給するに当たって、原
水吸入手段によって原水を吸入し、フィルタ手段によっ
て、この原水から不純物を除去して造水装置に供給する
ことができる。したがって、造水装置におけるフィルタ
の目詰まり、分離膜(逆浸透膜)の目詰まりを防止し、
もしくは大幅に抑制することができる。
【0012】そして、原水を処理して造水装置に供給す
る処理を行うことにより、フィルタ手段の目詰まりが生
じるが、この場合には、逆洗浄手段によって、フィルタ
手段の目詰まりを解消させるべくフィルタ手段に対する
給水方向を設定することができ、フィルタ手段の目詰ま
りを解消させるので、フィルタ手段の交換が不要にな
る。
【0013】請求項2の造水装置用中継装置であれば、
フィルタ手段から流出する水のpH値を増加させるpH
値調整手段をさらに含むのであるから、造水装置の生産
水のpH値が低下しすぎるという不都合の発生を防止す
ることができるほか、請求項1と同様の作用を達成する
ことができる。
【0014】請求項3の造水システムであれば、請求項
1または請求項2に記載の中継装置によって原水に対し
て処理を施し、この水を、少なくとも分離膜モジュール
ユニットを有する造水装置に供給して生産水を吐出する
ことができる。
【0015】したがって、造水装置におけるフィルタの
目詰まり、分離膜(逆浸透膜)の目詰まりを防止し、も
しくは大幅に抑制することができるとともに、中継装置
におけるフィルタ手段の交換を不要にすることができ
る。そして、中継装置がpH調整手段を有する場合に
は、造水装置の生産水のpH値が低下しすぎるという不
都合の発生を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の造水装置用中継装置および造水システムの実施の
態様を詳細に説明する。
【0017】図1はこの発明の造水装置用中継装置の一
実施態様を示す概略図である。なお、図1には、小型造
水機2および中間水槽19をも示している。
【0018】この造水装置用中継装置1は、エンジン、
電動機などにより駆動される原水吸入ポンプ11と、大
きな異物を排除した状態で原水を吸入させるためのスト
レーナー12と、原水吸入ポンプ11の下流側における
圧力を検出して動作する圧力スイッチ13と、圧力スイ
ッチ13よりも下流側において互いに並列に接続される
第1段フィルタ14a、14bと、第1段フィルタ14
a、14bに対する原水の供給方向を制御する第1段供
給方向制御部15と、第1段フィルタ14a、14bよ
りも下流側において互いに並列に接続される第2段フィ
ルタ16a、16bと、第2段フィルタ16a、16b
に対する原水の供給方向を制御する第2段供給方向制御
部17と、第2段フィルタ16a、16bよりも下流側
に配置されてpH値を増加させ、中間水槽19に供給す
るpH値調整部18とを有している。
【0019】前記第1段フィルタ14a、14bとして
は、例えば、75μmよりも大きい不純物を効果的に除
去でき、かつ捕捉した不純物を容易に洗浄除去できる金
属メッシュフィルタが例示できる。
【0020】前記第2段フィルタ16a、16bとして
は、例えば、5μmよりも大きい不純物を効果的に除去
できるろ布フィルタが例示できる。ろ布フィルタは、中
でも、プリーツ加工したろ布を筒状に設けることが、フ
ィルタ面積の増加と省スペース化とをバランスよく満足
することができ、かつ逆洗にも支障をきたせないので好
ましい。
【0021】ただし、両フィルタはこれらに限定される
ものではなく、従来公知の種々のフィルタを採用するこ
とが可能である。そして、効果的に除去される不純物の
サイズについても、第2段フィルタ16a、16bによ
ってより小さい不純物を除去できればよく、任意に設定
することができる。
【0022】前記第1段供給方向制御部15は、各第1
段フィルタ14a、14bの上流側に設けられる三方弁
15a、15bと、両第1段フィルタ14a、14bの
下流側を互いに連通し、この連通部よりも下流側に設け
られる開閉弁15cと、三方弁15a、15bおよび開
閉弁15cを制御する第1段制御部(図示せず)とを有
している。
【0023】前記第2段供給方向制御部17は、各第2
段フィルタ16a、16bの上流側に設けられる三方弁
17a、17bと、両第2段フィルタ16a、16bの
下流側を互いに連通し、この連通部よりも下流側に設け
られる開閉弁17cと、三方弁17a、17bおよび開
閉弁17cを制御する第2段制御部(図示せず)とを有
している。
【0024】前記pH値調整部18は、開閉弁17cよ
りも下流側に設けられるオリフィス部18aと、炭酸ナ
トリウム(ソーダ灰)などのpH調整剤を収容するpH
調整剤タンク18bと、pH調整剤タンク18bからオ
リフィス部18aにpH調整剤を導くpH調整剤管路1
8cと、pH調整剤管路18cの途中に介在される開閉
弁18dとを有している。
【0025】前記圧力スイッチ13は、圧力が所定の閾
値圧力以下か、所定の閾値圧力よりも大きいかに応答し
てスイッチング動作するものであり、この圧力スイッチ
13の状態に応じて原水吸入ポンプ11の動作を制御し
て、空引き状態の発生を防止することができる。
【0026】図2は小型造水機の構成の一例を示す概略
図である。
【0027】この小型造水機2は、エンジンなどを駆動
源21aとする原水吸入ポンプ21、高圧ポンプ22
と、ストレーナ23aおよびチャッキ弁23bを有する
原水吸入ホース23と、原水吸入ポンプ21と高圧ポン
プ22との間に設けられる第1段フィルタ24a、およ
び第2段フィルタ24bと、高圧ポンプ22の下流側に
設けられる分離膜モジュールユニット25とを有してい
る。
【0028】そして、第2段フィルタ24bと高圧ポン
プ22との間における圧力に応答して動作することによ
り空引きを防止させる圧力スイッチ26aと、高圧ポン
プ22と分離膜モジュールユニット25とを連通する管
路に対して連通されることにより圧力を安定化させるア
キュムレータ26b、高圧圧力を検出する圧力計26
c、および異常昇圧時に動作する安全弁26dと、分離
膜モジュールユニット25から吐出される飲料水となる
べき生成水に対して殺菌剤調整弁26fを介して殺菌剤
を添加する殺菌剤タンク26eと、分離膜モジュールユ
ニット25から分離されて吐出される雑用水用の管路に
介在される圧力調整弁26gとを有している。
【0029】前記第1段フィルタ24aとしては、例え
ば、25μmよりも大きい不純物を効果的に除去できる
ろ布フィルタが例示できる。
【0030】前記第2段フィルタ24bとしては、例え
ば、3μmよりも大きい不純物を効果的に除去できるろ
布フィルタが例示できる。
【0031】ただし、両フィルタはこれらに限定される
ものではなく、従来公知の種々のフィルタを採用するこ
とが可能である。そして、効果的に除去される不純物の
サイズについても、第2段フィルタ24bによってより
小さい不純物を除去できればよく、任意に設定すること
ができる。
【0032】前記分離膜モジュールユニット25は、例
えば、逆浸透膜を分離膜として採用するものである(例
えば、特開平11−207156号公報参照)。
【0033】上記の構成の造水システムの作用は次のと
おりである。
【0034】造水装置用中継装置1においては、原水吸
入ポンプ11を動作させて原水を吸入するに当たって、
ストレーナ12によって大きいサイズの不純物を除去す
る。そして、原水吸入ポンプ11の下流側における圧力
によって圧力スイッチ13を動作させる。具体的には、
原水を吸入している間は圧力が閾値圧力よりも高く、逆
に、空引き状態においては圧力が閾値圧力以下であるか
ら、圧力が閾値以下であることに応答して原水吸入ポン
プ11を停止させるべく圧力スイッチ13を動作させる
ことによって空引きを防止できる。
【0035】そして、原水吸入ポンプ11により吸入さ
れた原水は、それぞれ三方弁15a、15bを通して第
1段フィルタ14a、14bに供給され、不純物が除去
された状態で共に合流され、開閉弁15cに導かれる。
【0036】開閉弁15cを通過した原水は、それぞれ
三方弁17a、17bを通して第2段フィルタ16a、
16bに供給され、不純物が除去された状態で共に合流
され、開閉弁17cに導かれる。
【0037】開閉弁17cを通過した原水は、オリフィ
ス部18aを通過することにより負圧を発生させ、開閉
弁18dが介在するpH調整剤管路18cを通してpH
調整剤タンク18bからpH調整剤を吸引し、原水のp
H値を増加させ、中間水槽19に供給する。
【0038】この結果、当初の原水が多量の不純物を含
んでいても、第1段フィルタ14a、14bおよび第2
段フィルタ16a、16bによって不純物の含有量を十
分に低減し、しかもpH値調整部18によってpH値を
高めることができる。すなわち、不純物の含有量が十分
に低減され、かつpH値が高められた原水を中間水槽1
9に供給することができる。
【0039】また、以上の処理を継続すれば、第1段フ
ィルタ14a、14bおよび第2段フィルタ16a、1
6bに目詰まりが生じることになる。
【0040】このように目詰まりが生じた場合には、先
ず、開閉弁15cを閉じるとともに、三方弁14bを、
第2段フィルタ14bから外部に原水を導くように制御
することにより、原水を第1段フィルタ14aから第1
段フィルタ14bに導き、さらに三方弁15bを通して
外部に導くことができる。
【0041】この結果、第1段フィルタ14bにおける
原水の流れ方向を逆に設定して、補足した不純物を排出
する(逆洗浄を行う)ことができ、第1段フィルタ14
bの性能を復元させることができる。
【0042】次いで、三方弁15bを元の状態に戻すと
ともに、三方弁14aを、第2段フィルタ14aから外
部に原水を導くように制御することにより、原水を第1
段フィルタ14bから第1段フィルタ14aに導き、さ
らに三方弁15aを通して外部に導くことができる。
【0043】この結果、第1段フィルタ14aにおける
原水の流れ方向を逆に設定して、補足した不純物を排出
する(逆洗浄を行う)ことができ、第1段フィルタ14
aの性能を復元させることができる。
【0044】もちろん、流れ方向が逆に設定された第1
段フィルタに対しては、他の第1段フィルタにより不純
物が除去された原水が供給されるので、逆洗浄に伴う目
詰まりは考慮する必要がない。
【0045】上記のようにして第1段フィルタ14a、
14bの逆洗浄を行った後は、第2段供給方向制御部1
7を第1段供給方向制御部15と同様に制御することに
よって、第2段フィルタ16a、16bを逆洗浄するこ
とができる。
【0046】なお、逆洗浄は、例えば、原水の流量を検
出して、流量が所定の閾値以下になったことに応答して
行ってもよいが、所定の運転時間毎に行ってもよい。
【0047】また、pH値調整部18は、中間水槽19
における原水のpH値が所定のpH値(例えば、pH
6.8)以下である場合にのみpH値を増加させ、pH
値が例えばpH7.6以上になるように設定すべく、開
閉弁18dの開度を制御する。
【0048】したがって、造水装置用中継装置1を動作
させることによって、不純物含有量が少なく、しかも所
定のpH値以上のpH値を有する原水を生成し、中間水
槽19に供給することができる。
【0049】上記のようにして中間水槽19に供給され
た原水(以下、一次処理済原水と称する)は、小型造水
機2によって以下のように処理され、最終的に飲料水を
得ることができる。
【0050】すなわち、ストレーナ23aおよびチャッ
キ弁23bを通して原水吸入ポンプ21により一次処理
済原水が吸入され、第1段フィルタ24aおよび第2段
フィルタ24bによって不純物が除去されることによ
り、不純物含有量が大幅に低減される。
【0051】その後は、不純物含有量が大幅に低減され
た一次処理済原水を高圧ポンプ22によって高圧の一次
処理済原水として分離膜モジュールユニット25に供給
する。
【0052】この分離膜モジュールユニット25は逆浸
透膜を分離膜として採用しているので、NaCl、炭酸
イオンなどを除去することができ、その後に、殺菌剤タ
ンク26eからの殺菌剤を添加することにより殺菌処理
を達成することができ、最終的に飲用に適した水を生成
することができる。
【0053】この小型造水機2は、上述のように、不純
物含有量が大幅に低減された一次処理済原水を吸入して
処理を行うのであるから、第1段フィルタ24aおよび
第2段フィルタ24bの目詰まり、分離膜モジュールユ
ニット25の目詰まりを殆ど皆無にすることができ、こ
れらの交換を不要にすることができる。また、分離膜モ
ジュールユニット25において炭酸イオンを除去するこ
とに起因してpH値が低くなりすぎ、そのままでは飲用
に適した水とならない可能性があるが、この実施態様に
おいては、造水装置用中継装置1において予めpH値を
増加させることができるので、pH値が低くなったとし
ても飲用に適したpH値とすることができる。
【0054】以上の実施態様においては、造水装置用中
継装置1、小型造水機2としてフィルタを2段構成とし
た構成を示しているが、フィルタを1段構成とするこ
と、3段以上の構成とすることが可能である。
【0055】その他、この発明の要旨を変更しない範囲
内において種々の設計変更を施すことが可能である。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明は、造水装置におけるフ
ィルタの目詰まり、分離膜(逆浸透膜)の目詰まりを防
止し、もしくは大幅に抑制することができるとともに、
造水装置用中継装置におけるフィルタ手段の目詰まりを
解消させて、フィルタ手段の交換を不要にすることがで
きるという特有の効果を奏する。
【0057】請求項2の発明は、造水装置の生産水のp
H値が低下しすぎるという不都合の発生を防止すること
ができるほか、請求項1と同様の効果を奏する。
【0058】請求項3の発明は、造水装置におけるフィ
ルタの目詰まり、分離膜(逆浸透膜)の目詰まりを防止
し、もしくは大幅に抑制することができるとともに、中
継装置におけるフィルタ手段の交換を不要にすることが
でき、中継装置がpH調整手段を有する場合には、造水
装置の生産水のpH値が低下しすぎるという不都合の発
生を防止することができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の造水装置用中継装置の一実施態様を
示す概略図である。
【図2】小型造水機の構成の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 造水装置用中継装置 2 小型造水機 11 原水吸入ポンプ 14a、14b 第1段フィ
ルタ 15 第1段供給方向制御部 16a、16b 第2
段フィルタ 17 第2段供給方向制御部 18 pH値調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/38 510C (72)発明者 遠藤 良二郎 静岡県掛川市吉岡217番地1号 有限会社 エンセイ内 Fターム(参考) 4D006 GA03 KA02 KB14 KD06 KD17 PA01 PC53 4D066 AA02 AA05 AB04 BA03 BB12 BB16 FA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 造水装置(2)に対して、原水を処理し
    て供給する中継装置であって、 原水を吸入するための原水吸入手段(11)と、 原水吸入手段(11)により吸入された原水から不純物
    を除去して造水装置(2)に供給するフィルタ手段(1
    4a)(14b)(16a)(16b)と、 フィルタ手段(14a)(14b)(16a)(16
    b)の目詰まりを解消させるべくフィルタ手段(14
    a)(14b)(16a)(16b)に対する給水方向
    を設定する逆洗浄手段(15)(17)と、 を含むことを特徴とする造水装置用中継装置。
  2. 【請求項2】 フィルタ手段(14a)(14b)(1
    6a)(16b)から流出する水のpH値を増加させる
    pH値調整手段(18)をさらに含む請求項1に記載の
    造水装置用中継装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の中継装
    置(1)と、 少なくとも分離膜モジュールユニット(25)を有する
    造水装置(2)と、 を含むことを特徴とする造水システム。
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