JP2002542720A - Ｍｐｅｇ−４データ・ストリームをインターネット・ネットワークへ適用させるための前処理方法 - Google Patents

Ｍｐｅｇ−４データ・ストリームをインターネット・ネットワークへ適用させるための前処理方法

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JP2002542720A
JP2002542720A JP2000613136A JP2000613136A JP2002542720A JP 2002542720 A JP2002542720 A JP 2002542720A JP 2000613136 A JP2000613136 A JP 2000613136A JP 2000613136 A JP2000613136 A JP 2000613136A JP 2002542720 A JP2002542720 A JP 2002542720A
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エルマン，ローラン
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    • H04N21/854—Content authoring
    • H04N21/8547—Content authoring involving timestamps for synchronizing content

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ＭＰＥＧ−４などのディジタル・データ・ストリームを「インターネット」ネットワークによって用いられるいわゆるリアルタイム・プロトコル（ｒｅａｌ ｔｉｍｅ ｐｒｏｔｏｃｏｌ；ＲＴＰ）に適用させる前処理方法に関する。同期層ＳＬはＭＰＥＧ−４メディア層とＲＴＰスタックとの間に定められたインターフェースであり、縮小されたＳＬヘッダ形式はＲＴＰヘッダに適合させるために仕様が定められる。ＳＬヘッダ仕様に共通するＲＴＰヘッダ・フィールドは、パディング、マーカー、シーケンス番号、及びタイムスタンプであるものとし、パケットにおいて運ばれるＭＰＥＧ−４ ＳＬデータに従ったＲＴＰフィールドのセマンティックは、再定義される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、ＭＰＥＧ−４などのディジタル・データ・ストリームをいわゆる「
インターネット」ネットワークによって用いられるＲＴＰ（ｒｅａｌ ｔｉｍｅ
ｐｒｏｔｏｃｏｌ）へ適用させる前処理方法に関する。
【０００２】 インターネット・ネットワークをわたるマルチメディア・ストリーミングは、
今日では日常の現実である。この領域に関するサービスは非常に多い。電子商取
引、インタラクティブ・ゲーム、ビデオ・オン・デマンド、などである。ＭＰＥ
Ｇ−４は、例えば「Ｏｖｅｒｖｉｅｗ ｏｆ ｔｈｅ ＭＰＥＧ−４ Ｖｅｒｓ
ｉｏｎ １ Ｓｔａｎｄａｒｄ」（ＩＳＯ／ＩＥＣ−ＪＴＣ１／ＳＣ２９／ＷＧ
１１−Ｎ１９０９、１９９７年１０月）、及び「ＭＰＥＧ−４ Ｓｙｓｔｅｍｓ
」（ＩＳＯ／ＩＥＣ−ＪＴＣ１／ＳＣ２９／ＷＧ１１−Ｎ１９０１、１９９７年
１１月）に説明され、情景描写によって視聴覚情景に配列された視聴覚オブジェ
クトの形状における自然及び合成の視聴覚データのコーディング用規格である。
インターネット・ネットワークについてのこのＭＰＥＧ−４規格の利点は多様で
ある（低いデータレートにおける最良の画質、高度な双方向性の可能性、２次元
及び３次元表現を混合させる能力・・・）。
【０００３】 ＲＴＰプロトコルは、マルチメディア・データの伝送向けであり、特に音声若
しくは映像などのリアルタイム制約を有するデータ向けである。ＭＰＥＧは更に
、ネットワーク技術の基礎を為すインターフェース：同期層（Ｓｙｎｃｈｒｏｎ
ｉｓａｔｉｏｎ Ｌａｙｅｒ；ＳＬ）を定める。しかし、ＳＬパケットからＲＴ
Ｐパケットへの直接のマッピングは、主に両フォーマット間の複合の差のために
、簡単ではない。
【０００４】 よって、本発明の目的は、ＳＬヘッダからＲＴＰプロトコルによって利用可能
な情報を選択することによってＳＬパケットをＲＴＰパケットへ適用させるとて
も簡単な方法を提案することである。
【０００５】 この目的に達成するために、本発明は、明細書の導入において定められたよう
な前処理方法に関連し、更に同期層ＳＬがＭＰＥＧ−４メディア層とＲＴＰスタ
ックとの間に定められるインターフェースであり、縮小されたＳＬヘッダ形式が
ＲＴＰヘッダに適合するために定められることを特徴とする。
【０００６】 以下、本発明は添付する図面を参照してより詳細に説明される。
【０００７】 一般的なＲＴＰ仕様によると、ＲＴＰデータ・パケットは、１２バイトの固定
ヘッダから成る（図１参照）。多様な選択的部分及びペイロード（ビデオ・フレ
ーム、オーディオ・サンプル）がこのヘッダに続く。他方、ＭＰＥＧ−４ ＳＬ
パケット・ヘッダ形式は、ＭＰＥＧ−４仕様において発見され得る。ＩＰネット
ワークに対してＭＰＥＧ−４を実施する場合を考えると、システム構成は図２に
示されるように提示され得る。ＳＬ層はＭＰＥＧ−４メディア層とＲＴＰスタッ
クとの間のインターフェースである。そこで、ＳＬ層は、ネットワークを通じて
ＳＬ情報を正確に伝達するように設計されなければならない。異なる提案も既に
為されている。ここで提案されているものは、ＲＴＰヘッダに適合する縮小され
たＳＬヘッダ形式の仕様を定めることである。
【０００８】 ＳＬヘッダ仕様に対して共通となり得るＲＴＰヘッダ・フィールドは、ａ）パ
ディング（Ｐａｄｄｉｎｇ）（１）、ｂ）マーカー（Ｍａｒｋｅｒ）（１）、ｃ
）シーケンス番号（Ｓｅｑｕｅｎｃｅ Ｎｕｍｂｅｒ）（１６）、ｄ）タイムス
タンプ（Ｔｉｍｅ Ｓｔａｍｐ）（３２）、である。
【０００９】 次いで、上記のＲＴＰ及びＳＬヘッダにおいて共通のフィールドを用い、図２
のプロトコル・スタックを考えると、ＳＬ／ＲＴＰマッピングに対するセマンテ
ィクス構成を与えるセマンティクスは、表１におけるようなものとなる。
【００１０】
【表１】 このとても簡素で効果的なＭＰＥＧ−４ ＳＬパケットをＲＴＰパケットにマ
ッピングする方法は、ＳＬヘッダをＲＴＰヘッダ・フィールドに蓄積され得る値
まで縮小させるＳＬ＿Ｃｏｎｆｉｇ＿Ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ構造を定義し、よっ
て以下のパケットにおいて運ばれるＭＰＥＧ−４ ＳＬデータに従ったＲＴＰフ
ィールドのセマンティックを定めるという事実に基づく。上記パケットにおいて
は、 ａ）パディング・フラッグは、パケットがパディング・データのみから成ること
を意味する。 ｂ）マーカー・ビットは、アクセル・ユニットの先頭を示している。 ｃ）シーケンス番号は、ＲＴＰヘッダ仕様を考慮し、ＳＬフィールドを可変とす
るＭＰＥＧ−４に従って１６ビットにコード化される。 ｄ）ＲＴＰパケットのタイムスタンプ・フィールドは、２つのＳＬヘッダ・タイ
ムスタンプ（デコーディングと成分）を伝達する。各ＳＬタイムスタンプは１６
ビットにコード化され、３２ビットにコード化されたＲＴＰのタイムスタンプを
形成するために連結される。
【００１１】 本発明の場合、ＭＰＥＧ−４ストリームと呼ばれるＲＴＰペイロード種類の定
義が加えて必要となる（通常、他のデータ種類はＲＴＰによって転送される）。
ＳＬフル・ヘッダを保存するために、ＲＴＰヘッダの任意的な「拡張フィールド
」を用いることもできる。この拡張フィールドは、オーバーヘッドという欠点を
有する従来のＲＴＰヘッダには存在しない情報を運ぶためのものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 ＲＴＰデータ・パケット用のヘッダを示す図である。
【図２】 ＲＴＰ構造上でＭＰＥＧ−４を用いるためのプロトコル・スタックを示す図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/24 Ｆターム(参考） 5C059 KK00 MA00 RB09 RC01 RC04 RC07 SS08 UA02 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 AC10 CA11 5K028 AA06 EE07 KK01 MM16 5K030 HA08 HB02 HC01 JA05 5K034 AA13 CC02 CC05 DD03 EE10 MM18 NN16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ＭＰＥＧ−４などのディジタル・データ・ストリームを「イ
    ンターネット」ネットワークによって用いられるいわゆるリアルタイム・プロト
    コル（ｒｅａｌ ｔｉｍｅ ｐｒｏｔｏｃｏｌ；ＲＴＰ）に適用させる前処理方
    法であって、 同期層ＳＬはＭＰＥＧ−４メディア層とＲＴＰスタックとの間に定められたイ
    ンターフェースであり、 縮小されたＳＬヘッダ形式はＲＴＰヘッダに適合させるために仕様が定められ
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 ＳＬヘッダ仕様に共通するＲＴＰヘッダ・フィールドは、パ
    ディング（ｐａｄｄｉｎｇ）、マーカー（ｍａｒｋｅｒ）、シーケンス番号、及
    びタイムスタンプであることを特徴とする請求項１記載の方法。
  3. 【請求項３】 パケットにおいて運ばれるＭＰＥＧ−４ ＳＬデータに従っ
    たＲＴＰフィールドのセマンティックは、 ａ）パディング・フラッグは、パケットがパディング・データのみから成ること
    を意味し、 ｂ）マーカー・ビットは、アクセス・ユニット（Ａｃｃｅｓｓ Ｕｎｉｔ）の先
    頭を示し、 ｃ）シーケンス番号は、ＲＴＰヘッダ仕様を考慮し、ＳＬフィールドを可変とす
    るＭＰＥＧ−４に従って１６ビットにコード化され、 ｄ）ＲＴＰパケットのタイムスタンプ・フィールドは、２つのＳＬヘッダ・タイ
    ムスタンプ；「デコーディング」及び「成分」を伝達し、各ＳＬタイムスタンプ
    は１６ビットにコード化され、３２ビットにコード化されたＲＴＰのタイムスタ
    ンプを形成するために連結される、と定義されることを特徴とする請求項２記載
    の方法。
JP2000613136A 1999-04-20 2000-04-17 Ｍｐｅｇ−４データ・ストリームをインターネット・ネットワークへ適用させるための前処理方法 Withdrawn JP2002542720A (ja)

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