JP2002542372A - フィルム貼合わせのためのuv架橋された分散剤 - Google Patents

フィルム貼合わせのためのuv架橋された分散剤

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    • C09J133/08Homopolymers or copolymers of acrylic acid esters

Abstract

(57)【要約】 貼合わせ用接着剤は、UV照射によって架橋することができるポリマー水性分散液を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はポリマー水性分散液を含有する貼合わせ用接着剤に関し、この場合、
これは、UV照射によって架橋することができる。光沢性フィルムの貼合わせで
使用された接着剤は、2成分系ポリウレタン溶液または化学的に架橋される水性
分散液である。両接着系での操作は、以下のように実施される:最初に、光沢性
フィルム、一般的に適応されるポリプロピレンOPPまたは他のポリアセテート
を液体接着剤で被覆する。その後に、接着剤を乾燥させ、引き続いて、被覆され
たフィルムを、圧力および加熱下で、印刷された材料、一般には印刷されたカー
ドと貼り合わせる。得られる積層物は、他の工程でしばしば溝付けまたは型押し
される。溝付けおよび型押し中での安定性のために、接着剤層は、積層物のこれ
らの変形に耐えなければならず、かつ、溝中および型押し位置において、印刷さ
れた材料から光沢性フィルムが分離しないようにしなければならない。これを確
実にするために、化学的に架橋された接着系が一般には使用される。しかしなが
ら、通常ここで使用される架橋系は、接着剤層中で必要な凝集を堆積させるため
の時間を必要とするため、製造された積層物は、これらが溝付けされるかまたは
型押しされる前に、数時間に亘って保存されなければならない。この中間産物の
保存は欠点とされ、それというのも、これは、発注における遅滞作業を意味する
からである。
【0002】 光沢性フィルム積層物のための化学的架橋性ポリマー分散液は、たとえば、E
P−A−35165またはEP−A−6644902から公知である。
【0003】 UV−架橋性ポリマーおよびその接着剤としての使用は、たとえば、EP37
7199から公知である。
【0004】 したがって、本発明の目的は、貼合わせの後に極めて迅速な積層物の他の処理
を可能にする貼合わせ用接着剤を提供することである。さらに、貼合わせ用接着
剤は、支持体に対する良好な接着性を有していなければならず、かつ、接着剤層
での極めて高い凝集性を有していなければならない。さらに、貼合わせ用接着剤
は、透明であり、凝固性材料を含まず、耐老化性、耐光性および低発泡性である
べきである。
【0005】 この目的は、前記に示された貼合わせ用接着剤、ならびに特に光沢性フィルム
積層物におけるその使用によって達成される。
【0006】 新規貼合わせ用接着剤中に存在する結合剤は、UV照射によって架橋すること
ができるポリマーの水性分散液を含有する。
【0007】 この目的のために、ポリマーは、好ましくはポリマー骨格と結合する光重合開
始剤(photoinitiator)を含有する。高エネルギー光線、特にUV光線での照射
の際に、光重合開始剤は、好ましくは、光重合開始剤と近接するポリマー鎖との
化学的グラフト反応によって、ポリマーの架橋を生じる。特に、架橋は、光重合
開始剤のカルボニル基を近接するC−H結合に挿入し、−C−C−O−H−基を
形成することによって生じてもよい。
【0008】 好ましいポリマーは、ポリマー100gに対して光重合開始剤を0.0001
〜1モル、特に好ましくは0.0002〜0.1モル、極めて好ましくは0.0
003〜0.01モル含有する。
【0009】 好ましくは、光重合開始剤は、アセトフェノン誘導体または特に好ましくはベ
ンゾフェノン誘導体を含有する。
【0010】 特に好ましくは、光重合開始剤は、ラジカル共重合によってポリマー鎖中に導
入される光重合開始剤を含有する。この目的のために、好ましくは光重合開始剤
はアクリル基またはメタクリル基を有する。
【0011】 適した共重合可能な光重合開始剤は、少なくとも一つ、好ましくは一つのエチ
レン性不飽和基を含有するアセトフェノン誘導体またはベンゾフェノン誘導体で
ある。エチレン性不飽和基は、好ましくはアクリル基またはメタクリル基を含有
する。
【0012】 エチレン性不飽和基は、アセトフェノン誘導体またはベンゾフェノン誘導体の
フェニル環との直接結合を有していてもよい。一般には、フェニル環とエチレン
性不飽和基との間のスペーサー基(スペーサー)を有する。
【0013】 スペーサー基は、たとえば、100個までの炭素原子を有していてもよい。
【0014】 適したアセトフェノン誘導体またはベンゾフェノン誘導体は、たとえば、EP
−A346734、EP−A−377199(請求項1)、DE−A−4037
079(請求項1)およびDE−A−3844444(請求項1)で記載されて
おり、かつ、本明細書中において、参考のために開示されている。好ましいアセ
トフェノン誘導体およびベンゾフェノン誘導体は式
【0015】
【化2】
【0016】 [式中、Rは炭素原子30個までを有する有機基であり、 Rは水素原子またはメチルであり、かつ、 Rは非置換かまたは置換されたフェニルまたはC〜C−アルキルである]
を有する。
【0017】 Rは、特に好ましくはアルキレン、特にC〜C−アルキレンである。
【0018】 Rは、特に好ましくはメチルまたはフェニルである。
【0019】 好ましくはポリマーはラジカル重合可能な化合物(モノマー)から構成される
【0020】 少なくとも40重量%のポリマー、特に好ましくは少なくとも60重量%、極
めて好ましくは少なくとも80重量%のポリマーは、主要モノマーから成ってい
る。
【0021】 主要モノマーは、C〜C20−アルキル(メト)アクリレート、炭素原子2
0個までを有するカルボン酸ビニルエステル、炭素原子20個までを有するビニ
ル芳香族基、エチレン性不飽和ニトリル、ビニルハロゲン化物、炭素原子1〜1
0個を含有するアルコールのビニルエステル、炭素原子2個〜8個および1個ま
たは2個の二重結合を有する脂肪族炭化水素、およびこれらモノマーの混合物か
ら成る群から選択される。
【0022】 たとえば、C〜C10−アルキル基を有するアルキル(メト)アクリレート
、たとえば、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、n−ブチルアクリレ
ート、エチルアクリレートおよび2−エチルヘキシヘキシルアクリレートが挙げ
られてもよい。
【0023】 また、アルキル(メト)アクリレートの混合物が特に適している。
【0024】 炭素原子1個〜20個を有するカルボン酸ビニルエステルの例は、ビニルラウ
レート、ビニルステアレート、ビニルプロピオネート、ビニルベルサテート(vi
nylversatate)およびビニルアセテートである。
【0025】 考えられうるビニル芳香族化合物は、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、
p−メチルスチレン、α−ブチルスチレン、4−n−ブチルスチレン、4−n−
デシルスチレンおよび、好ましくはスチレンである。ニトリルの例はアクリロニ
トリルおよびメタクリロニトリルである。
【0026】 ビニルハロゲン化物は、塩素置換、フッ素置換または臭素置換されたエチレン
性不飽和化合物、好ましくは塩化ビニルおよび塩化ビニリデンである。
【0027】 挙げられてもよいビニルエーテルの例は、ビニルメチルエーテルおよびビニル
イソブチルエーテルである。炭素原子1個〜4個を有するアルコールのビニルエ
ーテルが好ましい。
【0028】 炭素原子2個〜8個を有し、かつ2個のオレフィン二重結合を有する炭化水素
として、ブタジエン、イソプレンおよびクロロプレンが挙げられてもよい。
【0029】 好ましい主要モノマーは、C〜C10−アルキルアクリレートおよびC
10−アルキルメタクリレート、特にC1〜C8−アルキルアクリレートおよ
びC〜C−アルキルメタクリレートであり、かつ、それぞれの場合において
アクリレートは特に好ましい。
【0030】 極めて好ましくは、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルア
クリレート、n−ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレートおよび2−エチ
ルヘキシルアクリレートであり、かつ、さらにこれらモノマーの混合物である。
【0031】 主要モノマーの他に、ポリマーは、他のモノマー、たとえば、カルボン酸基、
スルホン酸基またはホスホン酸基を有するモノマーを含有していてもよい。カル
ボン酸基が好ましい。挙げられてもよい例は、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、マレイン酸およびフマル酸である。
【0032】 他のモノマーの例は、ヒドロキシル基を有するモノマーであり、特に、C
10−ヒドロキシアルキル(メト)アクリレートおよび(メト)アクリルアミ
ドである。
【0033】 さらに挙げられてもよい他のモノマーは、フェニルオキシエチルグリコールモ
ノ(メト)アクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート
、およびアミノ(メト)アクリレート、たとえば2−アミノエチル(メト)アク
リレートである。
【0034】 二重結合に加えて他の官能基、たとえばイソシアネート基、アミノ基、ヒドロ
キシル基、アミド基またはグリシジル基を有するモノマーは、たとえば、支持体
への接着を改善することができる。
【0035】 ポリマーのガラス転移温度は、好ましくは60℃未満、特には−50〜+60
℃、特に好ましくは−30℃〜+40℃であり、かつ極めて好ましくは−30℃
〜+20℃である。
【0036】 ポリマーのガラス転移温度は、通常の方法、たとえば異なる熱分析または異な
る走査熱量計によって測定されてもよい(たとえば、ASTM3418/82
“中心点温度”)。
【0037】 ポリマーは好ましくは、乳化重合によって製造され、したがって、乳化ポリマ
ーである。
【0038】 しかしながら、たとえば溶液重合、引き続いての水中への分散によって製造さ
れてもよい。
【0039】 乳化重合において使用される表面活性化合物は、イオン性および/または非イ
オン性乳化剤および/または保護コロイドであるか、あるいは別個に安定化剤で
ある。
【0040】 適した保護コロイドの詳細な説明は、ハウベンウェイル(Houben-Weyl)、M
ethoden der organischen Chemie, Vol.
XIV/1、Markromolekulare Stoffe、Georg
−Thieme−Verlag、Stuttgart、1961、第411頁〜
第420頁で見出される。使用されてもよい乳化剤は、アニオン性またはカチオ
ン性の乳化剤であるか、あるいは非イオン性の乳化剤であってもよい。好ましく
は、使用される補助的表面活性物質は、保護コロイドではなく、専ら、モル質量
が通常は2000g/モル未満である乳化剤である。表面活性物質の混合物が使
用される場合には、別個の成分は、勿論互いに相溶性でなければならないが、疑
わしい場合には、2、3個の予備試験を用いて調べることができる。表面活性物
質としてアニオン性乳化剤または非イオン性乳化剤を使用することが好ましい。
通常使用される補助的な乳化剤の例は、エトキシ化された脂肪族アルコール(E
O数:3〜50、アルキル:C〜C36)、エトキシ化されたモノ−、ジ−お
よびトリアルキルフェノール(EO数:3〜50、アルキル:C〜C)、ス
ルホコハク酸ジアルキルエステルのアルキル金属塩、およびアルキルスルフェー
トのアルキル金属塩およびアンモニウム塩(アルキル:C〜C12)、エトキ
シ化アルカノールのアルキル金属塩およびアンモニウム塩(EO数:4〜30、
アルキル:C12〜C18)、エトキシ化アルキルフェノールのアルキル金属塩
およびアンモニウム塩(EO数:3〜50、アルキル:C〜C)、アルキル
スルホン酸のアルキル金属塩およびアンモニウム塩(アルキル:C12〜C18 )およびアルキルアリルスルホン酸のアルキル金属塩およびアンモニウム塩(ア
ルキル:C〜C18)である。
【0041】 他の適した乳化剤は、式II
【0042】
【化3】
【0043】 [式中、RおよびRは水素またはC〜C14−アルキルであるが、しかし
ながら、同時に水素であることはなく、かつ、CおよびYはアルカリ金属イオン
および/またはアンモニウムイオンである] の化合物である。RおよびRは好ましくは炭素原子6個〜18個を有する直
鎖または分枝鎖のアルキルまたは水素であり、かつ、特には6、12または16
個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキルであり、その際、Rおよび
の双方は、同時に水素であることはない。XおよびYは好ましくはナトリウ
ム、カリウムまたはアンモニウムイオンであり、その際、ナトリウムが特に好ま
しい。特に有利な化合物IIはXおよびYがナトリウムであり、Rが炭素原子
12個を有する分枝鎖のアルキルであり、かつ、Rが水素またはRである。
モノアルキル化生成物を50〜90重量%の割合で有する工業的混合物、たとえ
ばダウファックス(Dowfax(R))2A1(Dow Chemical社の商標)がしばしば
使用される。
【0044】 また、適した乳化剤はハウベン−ウェイル(Houben-Weyl)、Methode
n der organischen Chemie、Vol.14/1、Ma
rkromolekulate Stoffe、Georg Thieme V
erlag、Stuttgart、1961、第192頁〜第208頁で見出さ
れてもよい。
【0045】 乳化剤の商標の例は、ダウファックス(Dowfax(R))2A1、エムラン(Em
ulan(R))NP50、デクストロール(Dextrol(R))OC50、エムルガ
ーター(Emulgator)825、エムルガーター(Emulgator)825S、エムラン
(Emulan(R))OG、テクサポン(Texapon(R))NSO、ネカニル(Nekan
il(R))904S、ルミテン(Lumirten(R))I-RA、ルミテン(Lumirten R) )E3065、ディスポニール(Disponil)FES77、ルテンゾル(Lute
nsol)AT18、シュテニナポール(Steinapol)VSLおよびエムルホア(Emu
lphor)NPS25である。
【0046】 表面活性物質は、通常は重合されるべきモノマーに対して0.1〜10重量%
の量で使用される。
【0047】 乳化重合のための水溶性開始剤の例は、ペルオキシ二硫酸のアンモニウム塩お
よびアルカリ金属塩であり、たとえば、ペルオキシ二硫酸ナトリウム、および過
酸化水素および有機過酸化物、たとえばt−ブチルヒドロペルオキシドである。
【0048】 還元−酸化(レドックス)開始剤系は特に適している。
【0049】 レドックス開始剤系は、通常は無機還元剤および無機酸化剤または有機酸化剤
の少なくとも一つから成る。
【0050】 酸化成分は、たとえば、乳化重合に関して前記に示された開始剤の一つである
【0051】 還元成分は、たとえば、亜硫酸アルカリ金属塩、たとえば亜硫酸ナトリウムお
よび亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸アルカリ金属塩、たとえば、二亜硫酸ナト
リウム、脂肪族アルデヒドおよびケトンの亜硫酸水素塩付加化合物、たとえば亜
硫酸水素アセトン、あるいは還元剤、たとえば、ヒドロキシメタンスルフィン酸
およびその塩であるか、あるいはアスコルビン酸である。レドックス開始剤系は
、金属成分が、一つまたはそれ以上の原子価状態で生じてもよい溶解性金属化合
物を伴って使用されてもよい。
【0052】 通常のレドックス開始剤系の例は、アスコルビン酸/硫酸鉄(II)/二硫酸
ナトリウム、t−ブチルヒドロペルオキシド/二亜硫酸ナトリウムおよびt−ブ
チルヒドロペルオキシド/Naヒドロキシメタンスルフィネートである。別個の
成分、たとえば、還元剤は混合物、たとえば、ヒドロキシメタンスルフィン酸ナ
トリウム塩と二亜硫酸ナトリウムとの混合物であってもよい。
【0053】 挙げられた化合物は、通常は水性溶液の形で使用され、この場合、低い濃度は
分散液中で許容可能な水の量によって定められており、かつ、高い濃度は、特定
の化合物の水中での溶解性によって定められている。濃度は、一般には、溶液に
対して0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%、特に好ましくは1
.0〜10重量%であってよい。
【0054】 開始剤の量は、一般には、重合されるべきモノマーに対して0.1〜10重量
%、好ましくは0.5〜5重量%である。また、乳化重合中で異なる開始剤一つ
以上を使用することが可能である。
【0055】 調整剤は、重合中で、たとえば、重合されるべきモノマー100重量部に対し
て、0〜0.8重量部の量で使用されてよく、かつこれらは分子量を減少させる
。適した化合物の例は、チオール基を有するものであり、たとえば、t−ブチル
メルカプタン、エチルアクリルチオグリコレート(Thioglycolsaereethylacryle
ster)、メルカプトエタノール、メルカプトプロピルトリメトキシシランおよび
t−ドデシルメルカプタンである。複合フィルム積層物に対する接着剤として使
用するために、前記調整剤の割合は、重合されるべきモノマー100重量部に対
して、0.05〜0.8重量部、好ましくは0.1〜0.5重量部である。光沢
性フィルム積層物のための接着剤として使用するためには、調整剤の包含はあま
り好ましくない。調整剤は任意の重合可能なエチレン性不飽和基を含有しない。
調整剤は、重合鎖の停止を引き起こし、したがって、ポリマー鎖の末端で結合さ
れる。
【0056】 一般に、乳化重合は30〜130℃で、好ましくは50〜90℃で生じる。重
合媒体は、水または水と液体、たとえば、エタノールとの混合物のみから成って
いてもよく、この場合、これは、さらに相溶性である。水のみで使用することは
好ましい。乳化重合は回分工程または供給工程で実施されてもよく、かつ、これ
は、段階的工程かまたは傾斜(gradient)工程を含む。重合混合物の一部分が最
初の装填物を形成するフィード工程が好ましく、重合温度に加熱され、かつ、重
合を開始させ、かつ、重合混合物の残留物をその後に、通常は一つまたはそれ以
上の空間的に分離した供給流によって重合領域に供給し、この場合、一つまたは
それ以上の供給流は、純粋な形でかまたは乳化した形でモノマーを含有し、その
際、これらの供給流は連続的にかまたは段階的に供給されるか、あるいは濃度勾
配下で、重合を保持しながら供給される。種(seed)ポリマーは、たとえば、粒
径の良好な調整を達成するために、最初の装填物中に含まれていてもよい。
【0057】 開始剤が、重合容器にラジカル水性乳化重合の過程で添加される方法は、当業
者に公知である。これは、重合容器の最初の装填物中に完全に含ませるか、ある
いは、連続的にかまたは段階的に、ラジカル水性乳化重合の過程で消費される割
合に応じて添加することが可能である。詳細には、これは、開始剤系の化学的性
質および重合温度の双方において依存していてもよい。最初の装填物の一部分を
含有し、かつ、残留物を消費される割合に応じて重合領域に供給することが好ま
しい。
【0058】 残留するモノマーを除去するために、通常は、特に少なくとも95%のモノマ
ー変換率で、実際の乳化重合が完了した後にさらに開始剤を添加する。
【0059】 フィード工程において、別個の成分は、反応器上部から側面まで、または下部
から底面までに添加することができる。
【0060】 乳化重合は、ポリマーの水性分散液を生じ、一般には15〜75重量%、好ま
しくは40〜75重量%の固体含量を有する。
【0061】 反応器からの高い空時収量のために、極めて高い固体含量を有する分散液が好
ましい。60重量%を上廻る固体含量を達成するために、二頂粒径または多頂粒
径を設定すべきであり、それというのも、さもなければ、粘度が高くなりすぎて
、分散液を取り扱うことができなくなるからである。新規の粒子生成は、たとえ
ば、種の添加(EP81083)、過剰量の乳化剤の添加またはミニエマルション(min
iemulsion)の添加によって製造されてもよい。高い固体含量で低い粘度を伴う
他の利点は、高い固体含量での被覆挙動の改善である。一つまたはそれ以上の新
規の粒子生成は、任意の好ましい時間において、低い粘性を必要とする粒径分散
に依存して、製造されてもよい。
【0062】 ポリマーはそれ自体の水性分散液の形で使用される。
【0063】 分散液は、大きい面積の支持体を結合させるため、特に、積層物を製造するた
めの貼合わせ用接着剤として適している。
【0064】 新規貼合わせ用接着剤は、ポリマー水性分散液のみから構成されているか、あ
るいは他の添加剤、たとえば、湿潤剤、増粘剤、保護コロイド、光安定化剤、殺
生剤、粘着付与剤または可塑化剤を含有していてもよい。
【0065】 新規の貼合わせ用接着剤は、好ましい性質、特に好ましい凝集力を達成するた
めに、架橋剤または他の反応成分または混合成分を添加することを必要としない
【0066】 接着結合のための適した支持体の例は、ポリマーフィルム、特にポリエチレン
または配向されたポリプロピレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、
セルロースアセテート、セロファンから成るもの、金属化(例えばアルミニウム
被覆された)ポリマーフィルム(金属化フィルムと略す)または他の紙、カード
または金属ホイル、特にアルミニウムから製造されたものである。挙げられたフ
ィルムおよびホイルは、たとえば、印刷インキで印刷されていてもよい。
【0067】 貼合わせ用接着剤は、少なくとも一つの大きい表面積の支持体に、好ましくは
、0.1〜20g/m、特に好ましくは2〜15g/mの層厚で、たとえば
、ナイフ塗布、散布等によって塗布される。
【0068】 接着結合されるべき2個の支持体の少なくとも1つは、高エネルギー光線、特
にUV光線に対して透過性であってもよい。
【0069】 好ましくは乾燥または空気乾燥の後に、分散液中の水を取り除き(たとえば、
1〜60秒)、被覆された支持体はその後に第2の支持体と、たとえば、20〜
200℃、好ましくは、20〜70℃の温度で、かつ、たとえば、1〜30N/
、好ましくは3〜20N/mの圧力で貼合わされてもよい。
【0070】 接着剤で被覆される支持体は、好ましくは透明なポリマーフィルムである。
【0071】 それぞれ、ポリマーまたは分散液は好ましくは光沢性フィルム貼合わせのため
の接着剤として使用される。
【0072】 光沢性フィルムの貼合わせにおいて、紙またはカードは、透明なポリマーフィ
ルムと接着結合される。紙またはカードは印刷されていてもよい。
【0073】 接着結合の後に、貼り合わせ用接着剤層は直接的に、透明フィルムを介して、
高エネルギー光線を用いて照射されてもよく、この場合、これは、光重合開始基
の架橋反応を開始させる。
【0074】 好ましくは、使用される光線はUV光線である。UV照射は、商業的に入手可能
な中圧水銀ランプかまたはUV領域中で放射されるレーザーを用いて実施されて
もよい。
【0075】 放射エネルギーはたとえば、照射領域の200mJ/cm〜1500mJ/
cmであってもよい。
【0076】 照射後直ぐに、貼合わされた支持体、たとえばフィルムに貼合わされたカード
への溝付けまたは型押しのような他の処理をおこなってもよい。待機時間は必要
とされない。
【0077】 新規貼合わせ用接着剤は、溝または型押しの部分であっても、高い接着強さで
支持体と結合させることができ、かつ、高い透過性および高い光沢性を有する。
【0078】 例 A)ポリマー分散液の製造 製造は、以下の一般的な方法によっておこなった: 最初の装填物(水250gおよび平均粒径30nmを有するスチレン種結晶(
33%濃度)3g)を、最初の温度85℃に加熱し、かつ、5%の供給物2を最
初に装填した。10分に亘る待機時間の後に、モノマーを含有する供給物1およ
び供給物2を開始した。
【0079】 供給物2は、水39.9g中に溶解されたぺルオキシ二硫酸ナトリウム3.0
gを含有していた。供給物1の組成は第1表に示した。
【0080】 供給物1および2は、3時間に亘って供給され、かつ、0.5時間に亘って重
合が続けられた。
【0081】 第1表:ポリマーの組成、重量部
【0082】
【表1】
【0083】 比較のため 開始剤(ペルオキシ二硫酸ナトリウム)の量は、それぞれの場合において、0
.3重量部であり、かつ、使用された乳化剤は、表中に示されたモノマーの部に
対して、ダウファックス2A1(Dowfax 2A1)0.4重量部およびルミテンIR
A(Lumiten IRA)0.6重量部を含有していた。
【0084】 略記および説明 Dowfax2A1:
【0085】
【化4】
【0086】 LumitenIRA:
【0087】
【化5】
【0088】 EHA:2−エチルヘキシルアクリレート BA:n−ブチルアクリレート MA:メチルアクリレート MMA:メチルメタクリレート AA:アクリル酸 PHI:アクリル基を有する共重合可能なベンゾフェノン B)光沢性フィルムの積層 カード(Chromoduplex card)とポリプロピレン(コロナ前処理されたもの)
との光沢性フィルム積層物、およびカードとセルロースアセテートフィルムとの
光沢性フィルム積層物 ポリプロピレンフィルムフィルム(PP)の前処理された側を、接着剤で塗布
した。冷空気で乾燥させた後に、カードを適用させ、かつ、実験室用積層ローラ
ーを用いて塗りつけた。大きさに切断された積層片をローラープレスでプレスし
た。
【0089】 引き続いて、直接的にUV光線での照射をおこなった。積層された試験片を、
照射(それぞれ500mJ/cmおよび100mJ/cm)の後に1時間に
亘って溝付けし、かつ、溝を視覚的に評価した: 等級付け:1 溝は全く申し分のない状態であった。
【0090】 2 溝は特定の箇所においてわずかに開いていた。
【0091】 3 溝は特定の箇所において著しく開いていた。
【0092】 4 溝は完全に開いていた。
【0093】 第2表:結果
【0094】
【表2】
【0095】 比較のため:アクロナール(Acronal(R))A310Sは、市販の貼合わせ
用接着剤である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月21日(2001.2.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CN,JP,U S (72)発明者 ハンス−ヨアヒム フリッケ ドイツ連邦共和国 ディルムシュタイン アム ヘルゴッツアッカー 2アー Fターム(参考) 4J004 AA01 AA06 AA10 AA17 AB07 CA02 CA04 CA06 CA08 CB02 4J040 DB041 DC021 DC071 DD051 DF031 DF061 DF081 DF101 GA05 GA06 GA11 GA13 GA20 GA22 JA03 JA09 JB08 KA13 LA02 PA23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UV照射によって架橋することができるポリマーの水性分散
    液を含有する貼合わせ用接着剤。
  2. 【請求項2】 架橋反応を生じさせる高エネルギー光線での照射において、
    光重合開始剤ポリマー100gに対して、ポリマーを0.0001〜1モルの量
    で含有する、請求項1に記載の貼合わせ用接着剤。
  3. 【請求項3】 光重合開始剤が、ポリマーと結合されている、請求項2に記
    載の貼合わせ用接着剤。
  4. 【請求項4】 光重合開始剤ポリマーが、ベンゾフェノンまたはベンゾフェ
    ノン誘導体を含有する、請求項1から3までのいずれか1項に記載の貼合わせ用
    接着剤。
  5. 【請求項5】 ポリマーが、−50〜+40℃のガラス転移温度を有する、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の貼合わせ用接着剤。
  6. 【請求項6】 光沢性フィルムを貼合わせるための、請求項1から5までの
    いずれか1項に記載の貼合わせ用接着剤の使用。
  7. 【請求項7】 UV透光性フィルムと他の支持体との、大きい表面積を接着
    結合させる方法において、請求項1から5までのいずれか1項に記載の貼合わせ
    接着剤を少なくとも一つの支持体に塗布し、支持体を接着結合させ、引き続いて
    UV光線を用いて、UV光線に対して透過性のフィルムに照射することを特徴と
    する、UV透光性フィルムと他の支持体との大きい表面積を接着結合させる方法
  8. 【請求項8】 他の支持体が紙またはカードである、請求項7に記載の方法
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の方法によって得ることが可能な、
    結合された支持体。
  10. 【請求項10】 UV照射によって架橋することができるポリマーを有し、
    かつ、構造部材として、ラジカル共重合可能な光重合開始剤0.1〜15重量%
    を有する、水性ポリマー分散液。
  11. 【請求項11】 光重合開始剤が、式 【化1】 [式中、Rは炭素原子30個までを有する有機基であり、 Rは水素原子またはメチル基であり、かつ、 Rは非置換であるかまたは置換されたフェニル基であるか、あるいはC〜C −アルキル基である]を有する、請求項10に記載の水性ポリマー分散液。
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