JP2002542062A - ポリオレフィン物体における傷の表層的な修復のための方法および組成物 - Google Patents

ポリオレフィン物体における傷の表層的な修復のための方法および組成物

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JP2002542062A
JP2002542062A JP2000600842A JP2000600842A JP2002542062A JP 2002542062 A JP2002542062 A JP 2002542062A JP 2000600842 A JP2000600842 A JP 2000600842A JP 2000600842 A JP2000600842 A JP 2000600842A JP 2002542062 A JP2002542062 A JP 2002542062A
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repair
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スティーブンソン,マイケル・ジェイ
リーブス,ロバート・エイ
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スティーブンソン,マイケル・ジェイ
リーブス,ロバート・エイ
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Abstract

(57)【要約】 ポリオレフィン物質中の表面ボイドを表層的に修復するための方法および組成物が開示される。この方法は、ボイド中に修復組成物を挿入するステップと、そこに熱を付与して修復組成物とポリオレフィン物質の包囲部とを融合させるステップとを含む。修復組成物は熱可塑性粉末と、樹脂バインダと、溶剤との物理的混合物であり、ペースト様の粘稠度を有する。修復組成物は淡い色であっても、またはその下地の物体に合う着色料を含んでいてもよい。加熱するステップは開炎または熱線銃によって行なわれてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 この発明は一般的に成形ポリオレフィン物体の修復に関し、より特定的には、
そのような物体における表面の傷を表層的に修復するための方法および組成物に
関する。
【0002】 関連技術の説明 ポリオレフィンプラスチックは、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチル
ビニルアセテートを含むが、これらに限定されない広いカテゴリの材料である。
さまざまな日常用品がポリオレフィンプラスチックから作られる(以下、ところ
どころで「物体」または「ポリオレフィン物体」と称する)。そのような物体は
一般に、射出成形、吹込成形、回転成形などのさまざまな成形操作から形成され
る。
【0003】 ポリオレフィン物体の製造においては一般的に、当該市場において有効に競争
するために、高度に効率的でコスト効果の高い製造プロセスの達成に努力が尽く
される。しかしながら、上述の成形プロセスは、不良な合せ目、取り込まれたエ
アポケット、きつい成形半径、樹脂成形の困難などにより、不可避的に或る割合
の物体に対して損傷を与える。その損傷は単に表層的であって、構造的ではない
ことが多い。したがって「損傷を受けた」物体は、意図された役割を容易に果た
し得るであろう。しかしながら、損傷を受けた状態では売り物にならないので、
損傷を受けた物体は通常は廃棄されるか、または粉砕されて次の物体に再成形さ
れるが、これにより全体的な製造費が増大し、かつ次の物体の品質が低くなる。
【0004】 したがって、通常は表層的な傷だけで不良品とされるポリオレフィン物体を利
用するための方法および組成物に対する要求が残されている。
【0005】 発明の目的 この発明の目的は、ポリオレフィン物体における傷を表層的に修復するための
方法を提供することである。
【0006】 この発明のさらなる目的は、ポリオレフィン物体における傷を永久的に修復す
るための方法を提供することである。
【0007】 この発明のさらなる目的は、ポリオレフィン物体における傷を表層的に修復し
てその修復が元の物体の色と整合する方法を提供することである。
【0008】 他のおよび関連の目的は、この発明の以下の説明から明らかとなるであろう。 発明の概要 第1の局面においては、この発明はポリオレフィン物体の表面におけるボイド
からなる表面の傷を修復するための方法として考えられ、その方法は(a)修復
組成物を該ボイド内に挿入するステップを含み、該修復組成物は主に(i)ポリ
エチレン、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(EVA)からなる
群から選択された粒状ポリオレフィン粉末からなる30から60重量%の熱可塑
性成分;(ii)脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルペン、ロジンおよびロジ
ンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、石油、合成および酸化ロウ類からなる
群から選択された15から45重量%の樹脂化合物;および(iii)5から35
重量%の有機溶剤成分からなり、その方法はさらに(b)修復組成物と該ポリオ
レフィン物体の包囲部とを、該修復化合物が該ポリオレフィン物体に融着するの
に十分な温度で空気加熱にさらすことにより、該ボイド内の修復化合物と該ポリ
オレフィン物体の包囲部とを加熱するステップを含む。
【0009】 第2の局面においては、この発明はポリオレフィン物体の表面におけるボイド
からなる表面の傷を修復するための修復組成物として考えられ、該修復組成物は
主に、(a)ポリエチレン、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(
EVA)からなる群から選択された粒状ポリオレフィン粉末からなる30から6
0重量%の熱可塑性構成要素;(b)脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルペ
ン、ロジンおよびロジンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、石油、合成およ
び酸化ロウ類からなる群から選択された15から45重量%の樹脂組成物;およ
び(c)5から35重量%の有機溶剤組成物からなる。
【0010】 ここで要約された説明は、図面を参照することにより最もよく理解されるであ
ろう。
【0011】 好ましい実施例の簡単な説明 図1は、ポリエチレンを回転成形することにより作られた植木鉢からなる典型
的なポリオレフィン物体21を示す。そのような物体21は、結果として生じる
物体21が重くより高価な粘土から作られたテラコッタの植木鉢に実質的に見え
るような質感および色を有するよう製造し得る。図示された具体的な物体21は
、この発明の新規な特徴を図解するためにのみ提示された例示的な物体である。
さらに、この発明の方法と組成物とはポリオレフィンプラスチック物質から形成
される実質的にいかなる物体にも適用可能であり、ポリエチレンの示唆も例示的
な性質であると考えられるべきである。
【0012】 図1はさらに、ポリオレフィン物体21が、小さなボイド、ピット、ブローホ
ールまたはエアポケット32(以下単に「ボイド」)からなる表層的な欠陥また
は「傷」31を伴って製造されたことを示す。上述のように、そのような傷31
はポリオレフィン物体21を売り物にならなくさせ、物体21を再粉砕または廃
棄してしまうことさえ必要となるかもしれない。しかしながら、この発明の方法
と組成物によりポリオレフィン物体に表層的修復を行ない、そうすることによっ
て、さもなくばスクラップとして扱われる物体を利用することが可能になる。
【0013】 図2および図3は、仮想的な傷31をより詳細に示す。具体的には図2は、図
1の丸で囲まれた部分の拡大図であり、物体21およびその傷31を示す。これ
に対して図3は、切断線3−3に沿った図2の断面図であり、物体の壁21と傷
31とを側面から示し、後者のボイド32がはっきりと視認できる。ここでの目
標は、ボイド32を充填するのに好適な革新的な方法および組成物を開発し、そ
れにより傷31をなくすことであった。
【0014】 したがってこの発明は、好適な修復組成物によってボイド32を充填し、次い
で修復組成物を空気加熱することにより修復組成物がボイド内を完全に流れ込ま
せ、下の物体21に融着させるステップを含む。
【0015】 修復組成物は一般的に、熱可塑性粉末、バインダ樹脂、および溶剤の物理的混
合物を含む。成分と比率とは、溶剤が組成物全体の約50重量%未満を形成する
ように選択されるべきであり、そして結果として生じる修復組成物はペースト状
の粘稠度を有し、したがって、加熱の前とその間およびおそらく中間の蒸発期間
の間にボイド32内にとどまることができる。
【0016】 好ましい修復組成物の第1の成分は、ポリエチレン(たとえば、超高分子量ポ
リエチレン)、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(EVA)から
なる群から選択された粒状ポリオレフィン粉末からなる熱可塑性成分である。可
能なポリエチレンは、超高分子量ポリエチレン(UHD)、高密度ポリエチレン
(HD)、低密度ポリエチレン(LD)および線状低密度ポリエチレンを含む。
UHDは、良好には流れず処理が難しいので下地のポリオレフィン物体を作るた
めに用いられることは多くない。しかしながら、UHDは強靭な補修パッチを提
供する例外的な摩耗特徴を有するので、この用途には好ましい。粒状ポリオレフ
ィン粉末は、約50メッシュから5ミクロンまでのサイズの粒度を有し、100
またはそれ以下の比較的低いメルトインデックスを有するべきである。粒状ポリ
オレフィン粉末は、修復組成物全体の30から60重量%を占めるべきである。
【0017】 好ましい修復組成物の第2の成分は、脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテル
ペン、ロジンおよびロジンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、石油、合成お
よび酸化ロウ類からなる群から選択されたバインダ樹脂である。好ましいバイン
ダ樹脂成分は、修復を完了した後に少なくともある程度は下のポリオレフィン物
体の色を伝える無色透明の脂環式炭化水素樹脂である。バインダ樹脂は、修復組
成物全体の15から45重量%を占めるべきである。
【0018】 好ましい修復組成物の第3の成分は、選択されたバインダ樹脂を溶解する任意
の有機溶剤を含む溶剤である。可能な溶剤は、水、トルエン、ヘキサン、および
1クロロ−4(トリフルオロメチルベンゼン)を含む。水を用いてもよいが、蒸
発するのが非常に遅い傾向がある。1クロロ−4(トリフルオロメチルベンゼン
)は、比較的蒸発が速いが可燃性ではないので、多くの用途において望ましい。
【0019】 最後に、上述のような具体的バインダ樹脂の中性的「無色透明」色の透明な性
質に依拠する代わりに、修復組成物は、結果として生じる修復パッチを予めポリ
オレフィン物体21の色にほぼ整合させる適切な着色料を任意に含み得る。着色
料を使用すれば、パッチと製品との間で継ぎ目のない整合を有利に確実にし得る
。着色料は、任意の適切な顔料または染料であり得る。有用な無機顔料は、二酸
化チタン(金紅石、鋭錐石)と、酸化亜鉛と、黄色、黄褐色、褐色、茶色、紅色
および黒などに着色した酸化鉄と、明るい黄色から赤橙色の色のためのクロム酸
鉄およびモリブデン酸鉄と、クロム酸鉛と、硫酸鉛と、モリブデン酸鉛と、クロ
ムイエローおよびクロムオレンジと、純粋なカドミウム色としてのまたは硫化バ
リウム(リトポン)によるさまざまな黄色、橙色、赤および栗色のカドミウム顔
料と、カドミウム水銀混合物と、硫化カドミウムまたはカドミウムスルホセルニ
ドと、ニッケルと酸化チタンとの混合物と、ナトリウムと、カリウムまたはフェ
ロシアン化鉄のアンモニウム配位化合物と、ウルトラマリンブルー(白陶土、炭
化ナトリウム、シリカ、硫黄および還元剤のか焼された混合物)と、アルミン酸
コバルト(コバルトブルー)と、酸化クロミウムと、アルミウム、亜鉛、銅、青
銅粉末、メタルシルバー顔料、真珠光沢および玉虫色の塩基性炭酸塩薄片のよう
な金属薄片顔料と、ビスマスオキシクロリドと、雲母で被覆されたチタンなどを
含む。有用な有機性顔料は、ベンゾイミダゾロン顔料、ピラゾロン顔料、銅フタ
ロシアニン、キナクリドン、アントラキノン、凝縮顔料、テトラ−クロロ−イソ
インドリン、カーボンブラックなどのアゾ基顔料を含む。
【0020】 要約すると、修復組成物は主に、(a)ポリエチレン(たとえば、超高分子量
ポリエチレン)、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(EVA)か
らなる群から選択された粒状ポリオレフィン粉末からなる30から60重量%の
熱可塑性成分;(b)脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルピン、ロジンおよ
びロジンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、石油、合成および酸化ロウ類か
らなる群から選択された15から45重量%の樹脂化合物;および(c)5から
35重量%の溶剤成分(たとえば水)からなる。着色料は、任意である。
【0021】 好ましい修復組成物は、ポリエチレンから形成されたポリオレフィン物体を修
復するために特に設計される。そのような目的のために特に好適である好ましい
修復組成物は、100またはそれ以下のメルトインデックスを有する約44重量
%のポリエチレン粉末と、熱が加えられた場合に(たとえば、軟化点および期待
される温度での最終的な粘度で)ポリエチレン粉末に対して融和性であって所望
の色(たとえば茶色または黄色に対して着色料なしに適合するか、または着色料
の使用に対しても適合する無色透明の色)を有する約36重量%の脂環式炭化水
素樹脂と、1クロロ−4(トリフルオメチルベンゼン)と呼ばれる約20重量%
の非可燃性溶剤とから主になり、これにより組成物は可燃性ではなくペースト状
でかつ容易に蒸発する。
【0022】 原料は完全に混ぜて混和させる必要があり、プロセスはペースト様の生成物を
取扱い得る任意の機械において達成され得る。こうしたミキサの例には、プラネ
タリミキサ、水平ニーダ、押出成形機、および高粘度材料を取扱い得る任意のそ
の他のミキサが含まれる。
【0023】 図4から7に、この発明に従った修復組成物を用いてポリオレフィン物体を修
復する第1の好ましい方法のステップを例示する。
【0024】 第1のステップは一般的に、ボイド32の第1の部分を修復組成物41で充填
するステップを含む。修復組成物41は任意の好適な容器(たとえばビン、缶、
絞り出しチューブなど)に入れて運ぶことができ、任意の好適な態様(たとえば
ねじ回し、つまようじ、パテナイフの端部など)によってボイド32に自動また
は手動で供給され得る。図4は好ましい供給態様を示しており、ここでは少量の
修復組成物41がチューブ40から絞り出され、直接ボイド32内に入る。図5
は、修復組成物41で充填されたボイド32を示し、これは時々望まれるように
、その後の収縮を許容するために少し溢れさせている。
【0025】 第2のステップは一般的に、修復組成物41が傷31を含むその下の物体21
と融合するために十分な温度への大気圧加熱に修復組成物41をさらすことによ
って、ボイド32を充填する修復組成物41を加熱するステップを含む。この加
熱ステップを実行するための好ましい態様は、開炎または熱線銃からの熱風を用
いて、修復組成物41および物体21の包囲部の温度を少なくとも華氏270度
に上昇させる。図6は、具体的に、開炎の直接適用を通じて熱を付与するために
用いられるプロパントーチ50を示す。熱を付与する他の方法が用いられてもよ
いが、修復領域のみを加熱すべきであり、パッチまたは周辺の可塑性の領域を過
熱することによる歪みまたは変色が起こらないことを確実にするよう注意すべき
である。図7は最終的な修復を示し、ここでは修復組成物41がその下の物体2
1の表面と適切に平坦になっている。
【0026】 高温の熱を加えることによってパッチ内に泡が生じるおそれがあるので、修復
組成物中の溶剤は組成物に熱を加える前に蒸発させることが好ましい。蒸発は環
境温度で行なわれてもよいし、または蒸発を加速するために十分に高いが粒子状
ポリオレフィン粉末の溶融点よりも低いように昇温された温度における熱の付与
による「強制蒸発」によって行なわれてもよい。強制蒸発は、パッチから距離を
おいて保持された熱線銃を用いて好都合に実現されてもよい。
【0027】 図8から12は、ボイド32が深い場合に望まれ得る付加的な修復ステップを
例示するものであり、ここでは修復組成物41のいくつかの薄い層を付与するこ
とによって、各中間加熱ステップにおいて各々の増分した量の組成物41が熱硬
化することを確実にすることが望まれ得る。図8は、具体的に、ステップ4から
6の完了後に図7に示すように平坦ではなく、窪んだ中間修復を示す。この場合
には図9に示すとおり、付加的な充填ステップが実施され、ここではボイド32
中で前に挿入され加熱された(ステップ4から6)修復組成物の上にさらなる修
復組成物42が挿入される。図10は修復組成物42の区画部分を挿入した後の
修復の状態を示し、図11はそこへの熱の付与を示す。図12は修復の最終状態
を示す。
【0028】 この発明について、現在好ましい実施例および特定のポリオレフィン物体に関
して説明した。この発明はこの開示によって不当に制限されることが意図される
ものではなく、この発明は添付の請求項によって定められることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表層的な表面の傷を有するポリオレフィン物体の斜視図である。
【図2】 図1の表面傷の拡大図である。
【図3】 切断線3−3に沿った図2の断面図であり、ポリオレフィン物体
の壁と表面の傷を規定するボイドとを示す。
【図4】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復す
るための方法を示す図であり、その方法は、この発明に従って作られた修復組成
物で該傷の第1の部分を充填するステップと、次いで該修復組成物が該ポリオレ
フィン物体に融着するのに十分な温度で修復組成物を加熱するステップとを含む
【図5】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復す
るための方法を示す図であり、その方法は、この発明に従って作られた修復組成
物で該傷の第1の部分を充填するステップと、次いで該修復組成物が該ポリオレ
フィン物体に融着するのに十分な温度で修復組成物を加熱するステップとを含む
【図6】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復す
るための方法を示す図であり、その方法は、この発明に従って作られた修復組成
物で該傷の第1の部分を充填するステップと、次いで該修復組成物が該ポリオレ
フィン物体に融着するのに十分な温度で修復組成物を加熱するステップとを含む
【図7】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復す
るための方法を示す図であり、その方法は、この発明に従って作られた修復組成
物で該傷の第1の部分を充填するステップと、次いで該修復組成物が該ポリオレ
フィン物体に融着するのに十分な温度で修復組成物を加熱するステップとを含む
【図8】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復す
るために必要となるであろう付加的なステップを示す図であり、その付加的なス
テップは、もし図4から図6に示される初期の修復ステップが図7に示されるよ
うな平坦な修復ではなく図8に示すような窪みのある修復となった場合に実施さ
れる。
【図9】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復す
るために必要となるであろう付加的なステップを示す図であり、その付加的なス
テップは、もし図4から図6に示される初期の修復ステップが図7に示されるよ
うな平坦な修復ではなく図8に示すような窪みのある修復となった場合に実施さ
れる。
【図10】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復
するために必要となるであろう付加的なステップを示す図であり、その付加的な
ステップは、もし図4から図6に示される初期の修復ステップが図7に示される
ような平坦な修復ではなく図8に示すような窪みのある修復となった場合に実施
される。
【図11】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復
するために必要となるであろう付加的なステップを示す図であり、その付加的な
ステップは、もし図4から図6に示される初期の修復ステップが図7に示される
ような平坦な修復ではなく図8に示すような窪みのある修復となった場合に実施
される。
【図12】 この発明に従ってポリオレフィン物体における表面の傷を修復
するために必要となるであろう付加的なステップを示す図であり、その付加的な
ステップは、もし図4から図6に示される初期の修復ステップが図7に示される
ような平坦な修復ではなく図8に示すような窪みのある修復となった場合に実施
される。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月23日(2001.5.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】 他のおよび関連の目的は、この発明の以下の説明から明らかとなるであろう。 発明の概要 第1の局面においては、この発明はポリオレフィン物体の表面におけるボイド
からなる表面の傷を修復するための方法として考えられ、その方法は(a)修復
組成物を該ボイド内に挿入するステップを含み、該修復組成物は主に(i)ポリ
エチレン、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(EVA)からなる
群から選択された粒状ポリオレフィン粉末からなる30から60重量%の熱可塑
性成分;(ii)脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルペン、ロジンおよびロジ
ンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、石油、合成および酸化ロウ類からなる
群から選択された15から45重量%の樹脂化合物;および(iii)5から35
重量%の溶剤成分からなり、その方法はさらに(b)修復組成物と該ポリオレフ
ィン物体の包囲部とを、該修復化合物が該ポリオレフィン物体に融着するのに十
分な温度で空気加熱にさらすことにより、該ボイド内の修復化合物と該ポリオレ
フィン物体の包囲部とを加熱するステップを含む。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】 第2の局面においては、この発明はポリオレフィン物体の表面におけるボイド
からなる表面の傷を修復するための修復組成物として考えられ、該修復組成物は
主に、(a)ポリエチレン、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(
EVA)からなる群から選択された粒状ポリオレフィン粉末からなる30から6
0重量%の熱可塑性構成要素;(b)脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルペ
ン、ロジンおよびロジンエステル、塩素化ポリオレフィン樹脂、石油、合成およ
び酸化ロウ類からなる群から選択された15から45重量%の樹脂組成物;およ
び(c)5から35重量%の溶剤組成物からなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】 好ましい修復組成物の第3の成分は、選択されたバインダ樹脂を溶解する任意
の溶剤を含む溶剤である。可能な溶剤は、水、トルエン、ヘキサン、および1ク
ロロ−4トリフルオロメチルベンゼンを含む。水を用いてもよいが、蒸発するの
が非常に遅い傾向がある。1クロロ−4トリフルオロメチルベンゼンは、比較的
蒸発が速いが可燃性ではないので、多くの用途において望ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】 好ましい修復組成物は、ポリエチレンから形成されたポリオレフィン物体を修
復するために特に設計される。そのような目的のために特に好適である好ましい
修復組成物は、100またはそれ以下のメルトインデックスを有する約44重量
%のポリエチレン粉末と、熱が加えられた場合に(たとえば、軟化点および期待
される温度での最終的な粘度で)ポリエチレン粉末に対して融和性であって所望
の色(たとえば茶色または黄色に対して着色料なしに適合するか、または着色料
の使用に対しても適合する無色透明の色)を有する約36重量%の脂環式炭化水
素樹脂と、1クロロ−4トリフルオメチルベンゼンと呼ばれる約20重量%の非
可燃性溶剤とから主になり、これにより組成物は可燃性ではなくペースト状でか
つ容易に蒸発する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 31:00 B29K 31:00 55:00 55:00 91:00 91:00 (72)発明者 リーブス,ロバート・エイ アメリカ合衆国、86326 アリゾナ州、コ ットンウッド、オアシス・ドライブ、845 (72)発明者 スティーブンソン,マシュー アメリカ合衆国、86336 アリゾナ州、セ ドナ、ロス・ロード、385 Fターム(参考) 4F213 AA03 AA04 AA05 AA11 AA18 AA49 AB12 AC04 WM03 WM05 WW06 WW24 4H017 AA04 AA35 AB11 AB17 AC18 AD06 AE05 4J002 AE03X AE05X AF02X BB03W BB06W BB12W BB24X CE00X DA036 DA066 DE096 DE106 DE116 DE136 DG026 DJ006 EU036 EU106 FD096 GT00

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン物体の表面におけるボイドからなる表面の傷
    を修復する方法であって、 (a) 前記ボイドに修復組成物を挿入するステップを含み、前記修復組成物
    は本質的に (i) ポリエチレン、ポリプロピレン、およびエチルビニルアセテート(
    EVA)からなる群より選択された粒子状ポリオレフィン粉末からなる30から
    60重量パーセントの熱可塑性成分と、 (ii) 脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルペン、ロジンおよびロジン
    エステル、塩化ポリオレフィン樹脂、石油、ならびに合成および酸化蝋からなる
    群より選択された15から45重量パーセントの樹脂成分と、 (iii) 5から35重量パーセントの有機溶剤成分とからなり、前記方法
    はさらに (b) 修復組成物と前記ポリオレフィン物体の包囲部を、前記修復組成物が
    前記ポリオレフィン物体に融合するために十分な温度での空気加熱にさらすこと
    によって、前記ボイド中の修復組成物と前記ポリオレフィン物体の包囲部とを加
    熱するステップを含む、方法。
  2. 【請求項2】 前記ボイドに修復組成物を挿入する前記ステップは、前記修
    復組成物の供給物を含有するチューブから前記修復組成物を絞り出すことによっ
    て達成される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記修復組成物は着色料をさらに含む、請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記着色料は前記ポリオレフィン物体の色と実質的に整合す
    る、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記着色料は顔料である、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記着色料は染料である、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記修復組成物は、前記ポリオレフィン物体の色を透過する
    ために十分に透光性である、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記バインダ樹脂は無色透明の脂環式炭化水素樹脂である、
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ポリオレフィン物体はポリエチレン物質である、請求項
    1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記加熱するステップは、ボイド中の修復組成物に開炎を
    適用することによって達成される、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記加熱するステップは、ボイド中の修復組成物に熱線銃
    からの熱風を適用することによって達成される、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 修復組成物は、加熱ステップの後に実質的にすべての前記
    ボイドを充填している、請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 修復組成物の第1の部分は、加熱ステップの後に前記ボイ
    ドの下側部分を充填している、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 (a) 前記ボイドの中で修復組成物の前記第1の部分上
    に修復組成物の第2の部分を挿入するステップをさらに含み、前記修復組成物は
    、 (b) 修復組成物の第2の部分および前記ポリオレフィン物体の包囲部を、
    修復組成物の前記第2の部分が前記ポリオレフィン物体に融合するために十分な
    温度で空気加熱にさらすことによって、前記ボイド中の修復組成物の第2の部分
    と前記ポリオレフィン物体の包囲部とを加熱するステップをさらに含む、請求項
    13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 修復組成物がボイドを充填してポリオレフィン物体の表面
    と実質的に平坦になるまで、挿入および加熱するステップを繰返すステップをさ
    らに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ポリオレフィン物体の表面におけるボイドからなる表面の
    傷を修復するための修復組成物であって、前記修復組成物は本質的に (a) ポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチルビニルアセテート(E
    VA)からなる群より選択された粒子状ポリオレフィン粉末からなる30から6
    0重量パーセントの熱可塑性成分と、 (b) 脂肪族および芳香族炭化水素、ポリテルペン、ロジンおよびロジン
    エステル、塩化ポリオレフィン樹脂、石油、ならびに合成および酸化蝋からなる
    群より選択された15から45重量パーセントの樹脂成分と、 (c) 5から35重量パーセントの有機溶剤成分とからなる、修復組成物
  17. 【請求項17】 前記熱可塑性成分は高密度ポリエチレンである、請求項1
    6に記載の修復組成物。
  18. 【請求項18】 前記修復組成物は着色料をさらに含む、請求項16に記載
    の修復組成物。
  19. 【請求項19】 前記着色料は前記ポリオレフィン物体の色と実質的に整合
    する、請求項18に記載の修復組成物。
  20. 【請求項20】 前記着色料は顔料である、請求項19に記載の修復組成物
  21. 【請求項21】 前記着色料は染料である、請求項19に記載の修復組成物
  22. 【請求項22】 前記修復組成物は、前記ポリオレフィン物体の色を透過す
    るために十分に透光性である、請求項16に記載の修復組成物。
  23. 【請求項23】 前記バインダ樹脂は無色透明の脂環式炭化水素樹脂である
    、請求項22に記載の修復組成物。
  24. 【請求項24】 有機溶剤成分は、水、トルエン、ヘキサン、および1クロ
    ロ−4(トリフルオロメチルベンゼン)からなる群より選択される、請求項16
    に記載の修復組成物。
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