JP2002541866A - 鼻 輪 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、固定手段により好適には雌牛等の動物の鼻（３）及び／または鼻の内部及び／または鼻を通して取り付けられる装置に関する。該装置（２）はさらに、その鼻に係わる個々の動物の体調を確定するための測定手段（６）、及び／または例えば薬品、ミネラル、ビタミン等のような生物学的活性成分を該動物に提供するための投与手段（７）、及び／またはその鼻に係わる個々の動物の識別を確立するための識別手段（１２）を含む。
Description
【０００１】 本発明は、固定手段により好適には雌牛等の動物の鼻及び／または鼻の内部及
び／または鼻を通して取り付けられる装置に関する。
び／または鼻を通して取り付けられる装置に関する。
【０００２】 既知の装置は、例えば動物を抑制しておくために、雌牛または雄牛につける鼻
輪として適用される。 本発明は、上記装置をより多機能とすることを目的とする。
輪として適用される。 本発明は、上記装置をより多機能とすることを目的とする。
【０００３】 本発明によれば、その鼻に係わる個々の動物の体調を確定するための測定手段
、及び／または例えば薬品、ミネラル、ビタミン等のような生物学的活性成分を
該動物に提供するための投与手段、及び／またはその鼻に係わる個々の動物の識
別を確立するための識別手段を含むことにより、上記目的は達成される。
、及び／または例えば薬品、ミネラル、ビタミン等のような生物学的活性成分を
該動物に提供するための投与手段、及び／またはその鼻に係わる個々の動物の識
別を確立するための識別手段を含むことにより、上記目的は達成される。
【０００４】 本発明の態様によれば、上記識別手段はトランスポンダ及び／またはラベルを
含む。雌牛が飼料ステーションまたは例えば搾乳ロボットを備えた搾乳ボックス
に入る場合、どの動物が対応する搾乳ボックス及び／または対応する給餌ステー
ションに入るかを非常に簡単な方法で読みとることが出来る。
含む。雌牛が飼料ステーションまたは例えば搾乳ロボットを備えた搾乳ボックス
に入る場合、どの動物が対応する搾乳ボックス及び／または対応する給餌ステー
ションに入るかを非常に簡単な方法で読みとることが出来る。
【０００５】 本発明の別の態様によれば、上記測定手段及び／または投与手段は、固定手段
の内部または近くに配置される。該固定手段が鼻粘膜の近くに設けられるという
事実から、非常に正確な測定を行うことが出来るとともに、投与手段を介して効
果的な方法で物質を投与することが出来る。当然ながら、以下に記載する他のセ
ンサを、これらセンサは直接鼻粘膜の測定を行わないが、固定手段の近くではな
く別の場所に配置することが可能である。
の内部または近くに配置される。該固定手段が鼻粘膜の近くに設けられるという
事実から、非常に正確な測定を行うことが出来るとともに、投与手段を介して効
果的な方法で物質を投与することが出来る。当然ながら、以下に記載する他のセ
ンサを、これらセンサは直接鼻粘膜の測定を行わないが、固定手段の近くではな
く別の場所に配置することが可能である。
【０００６】 装置が固定された後鼻粘膜と密に接触する接触素子を、測定手段及び／または
投与手段が含むことにより、さらなる改良が達成される。 本発明のさらに別の態様によれば、上記測定手段は、例えば温度センサ、心拍
センサ、呼吸リズムセンサ、呼吸分析装置、鼻粘膜及び／または血液及び／また
は鼻粘膜の排泄物中のグルコース及び／またはたんぱく質含有量及び／またはホ
ルモンレベルが測定される他のセンサ、及び鼻粘膜及び／または鼻粘膜の排泄物
の微生物学的診断が可能であるセンサ等の各種センサを含むことも出来る。
投与手段が含むことにより、さらなる改良が達成される。 本発明のさらに別の態様によれば、上記測定手段は、例えば温度センサ、心拍
センサ、呼吸リズムセンサ、呼吸分析装置、鼻粘膜及び／または血液及び／また
は鼻粘膜の排泄物中のグルコース及び／またはたんぱく質含有量及び／またはホ
ルモンレベルが測定される他のセンサ、及び鼻粘膜及び／または鼻粘膜の排泄物
の微生物学的診断が可能であるセンサ等の各種センサを含むことも出来る。
【０００７】 さらに、測定手段に行動センサを設け、動物の行動を登録することも可能であ
る。これにより頭部の動きが測定記録され、その測定を基に動物が例えば発熱し
ているかそして／または病気であるかが確定される。鼻及び／または鼻粘膜の色
彩変化及び／または湿度を測定するセンサによっても同様な表示が得られる。色
彩変化を記録するため、好適には光学センサが用いられる。
る。これにより頭部の動きが測定記録され、その測定を基に動物が例えば発熱し
ているかそして／または病気であるかが確定される。鼻及び／または鼻粘膜の色
彩変化及び／または湿度を測定するセンサによっても同様な表示が得られる。色
彩変化を記録するため、好適には光学センサが用いられる。
【０００８】 本発明のさらに別の態様によれば、投与手段は、生物学的活性成分を貯蔵する
１個またはそれ以上の容器を含む。該投与手段を介して物質を同時にまたは別々
にまたは選択的に投与するために、投与手段はスイッチ手段を含む。
１個またはそれ以上の容器を含む。該投与手段を介して物質を同時にまたは別々
にまたは選択的に投与するために、投与手段はスイッチ手段を含む。
【０００９】 以下に実施例を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
【００１０】 本実施例では、装置２は鼻輪として設計されている。鼻輪は円形本体４を含み
、これに該鼻輪を鼻３に取り付けるための固定手段５が設けてある。鼻輪にはさ
らに測定手段６を設け、これにより、この場合雌牛の体調が確定出来る。鼻輪に
はさらに投与手段７を設け、これにより、生物学的活性成分が雌牛１の身体に投
与される。測定手段６、投与手段７ともに、鼻輪が固定された後、鼻３の鼻粘膜
と接触する接触素子８を含む。測定手段６の接触素子８は、種々のセンサ９（図
示せず）に連結され、これにより動物の体調が確定出来る。
、これに該鼻輪を鼻３に取り付けるための固定手段５が設けてある。鼻輪にはさ
らに測定手段６を設け、これにより、この場合雌牛の体調が確定出来る。鼻輪に
はさらに投与手段７を設け、これにより、生物学的活性成分が雌牛１の身体に投
与される。測定手段６、投与手段７ともに、鼻輪が固定された後、鼻３の鼻粘膜
と接触する接触素子８を含む。測定手段６の接触素子８は、種々のセンサ９（図
示せず）に連結され、これにより動物の体調が確定出来る。
【００１１】 これらセンサ９は、例えば温度センサ、心拍記録センサ、呼吸リズム記録セン
サ、例えば呼気中のＣＯ2及び／またはＨ2Ｏ及び／またはＯ2の量が確定される
呼吸分析装置、及び鼻粘膜及び／または血液及び／または鼻粘膜の排泄物中のグ
ルコース及び／またはたんぱく質含有量、及び／またはホルモンレベルが測定さ
れる他のセンサを含むことも出来る。さらに鼻粘膜及び／または鼻粘膜の排泄物
の微生物学的診断が可能であるセンサを、接触素子８に連結することも出来る。
さらにまた、行動センサを鼻輪に埋め込んで、頭部の動きを測定記録することも
出来る。さらにまた、鼻及び／または鼻粘膜の色彩変化及び／または湿度を測定
するセンサを測定リングに設けることも可能である。
サ、例えば呼気中のＣＯ2及び／またはＨ2Ｏ及び／またはＯ2の量が確定される
呼吸分析装置、及び鼻粘膜及び／または血液及び／または鼻粘膜の排泄物中のグ
ルコース及び／またはたんぱく質含有量、及び／またはホルモンレベルが測定さ
れる他のセンサを含むことも出来る。さらに鼻粘膜及び／または鼻粘膜の排泄物
の微生物学的診断が可能であるセンサを、接触素子８に連結することも出来る。
さらにまた、行動センサを鼻輪に埋め込んで、頭部の動きを測定記録することも
出来る。さらにまた、鼻及び／または鼻粘膜の色彩変化及び／または湿度を測定
するセンサを測定リングに設けることも可能である。
【００１２】 図１に示すように、投与手段７は、生物学的活性成分を貯蔵する２つの容器１
０及び１１を含み、該容器１０及び１１は接触素子８と接続している。該容器１
０及び１１からの生物学的活性成分は、図示しないスイッチ手段により選択的に
投与することが出来る。
０及び１１を含み、該容器１０及び１１は接触素子８と接続している。該容器１
０及び１１からの生物学的活性成分は、図示しないスイッチ手段により選択的に
投与することが出来る。
【００１３】 鼻輪にはさらに識別手段１２を設け、これにより動物の識別が確立される。本
実施例では識別手段１２はバーコードである。しかし識別手段１２が、例えば動
物が識別可能なトランスポンダ等の他のいかなる適宜形態の手段であってもよい
ことは、明らかである。
実施例では識別手段１２はバーコードである。しかし識別手段１２が、例えば動
物が識別可能なトランスポンダ等の他のいかなる適宜形態の手段であってもよい
ことは、明らかである。
【図１】 本発明による装置２を、鼻３の鼻中隔を介して付けた雌牛１の頭部の概略図で
ある。
ある。
Claims (16)
- 【請求項１】 固定手段により雌牛等の動物の鼻（３）及び／または鼻の内
部及び／または鼻を通して取り付けられる装置において、該装置（２）が、その
鼻に係わる個々の動物の体調を確定するための測定手段（６）、及び／または例
えば薬品、ミネラル、ビタミン等のような生物学的活性成分を該動物に提供する
ための投与手段（７）、及び／またはその鼻に係わる個々の動物の識別を確立す
るための識別手段（１２）を含むことを特徴とする上記装置。 - 【請求項２】 前記識別手段（１２）がトランスポンダ及び／またはラベル
を含むことを特徴とする請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 前記測定手段（６）及び／または投与手段（７）が固定手段
（５）の内部または近くに配置されることを特徴とする請求項１または２記載の
装置。 - 【請求項４】 前記測定手段（６）及び／または投与手段（７）が、装置（
２）が固定された後、鼻粘膜と接触する接触素子（８）を含むことを特徴とする
請求項３記載の装置。 - 【請求項５】 前記測定手段（６）が温度センサ（９）を含むことを特徴と
する請求項１から４のいずれか記載の装置。 - 【請求項６】 前記測定手段（６）が、心拍が測定出来るセンサ（９）を含
むことを特徴とする請求項１から５のいずれか記載の装置。 - 【請求項７】 前記測定手段（６）が、呼吸リズムが測定出来るセンサ（９
）を含むことを特徴とする請求項１から６のいずれか記載の装置。 - 【請求項８】 前記測定手段（６）が、呼気中のアセトン含有量及び／また
はＣＯ2及び／またはＨ2Ｏ及び／またはＯ2の含有量が測定出来る呼吸分析装置
（９）を含むことを特徴とする請求項１から７のいずれか記載の装置。 - 【請求項９】 前記測定手段（６）が、鼻粘膜及び／または血液及び／また
は鼻粘膜の排泄物中のグルコース及び／またはたんぱく質含有量及び／またはホ
ルモンレベルが測定されるセンサ（９）を含むことを特徴とする請求項１から８
のいずれか記載の装置。 - 【請求項１０】 前記測定手段（６）が、鼻粘膜及び／または鼻粘膜の排泄
物の微生物学的診断がなされるセンサ（９）を含むことを特徴とする請求項１か
ら９のいずれか記載の装置。 - 【請求項１１】 前記測定手段（６）が、頭部の動きが測定される行動セン
サ（９）を含むことを特徴とする請求項１から１０のいずれか記載の装置。 - 【請求項１２】 前記測定手段（６）が、鼻及び／または鼻粘膜の色彩変化
及び／または湿度が測定されるセンサ（９）を含むことを特徴とする請求項１か
ら１１のいずれか記載の装置。 - 【請求項１３】 前記センサ（９）が光学センサ（９）を含むことを特徴と
する請求項１２記載の装置。 - 【請求項１４】 前記投与手段（７）が、生物学的活性成分を貯蔵するため
の１個またはそれ以上の容器（１０、１１）を含むことを特徴とする請求項１か
ら１３のいずれか記載の装置。 - 【請求項１５】 前記投与手段（７）が、特定の物質を特定の容器から選択
的に投与するスイッチ手段を含むことを特徴とする請求項１４記載の装置。 - 【請求項１６】 前記装置が鼻輪として設計されたことを特徴とする請求項
１から１５のいずれか記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL1011884A NL1011884C2 (nl) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | Neusring. |
| NL1011884 | 1999-04-23 | ||
| PCT/NL2000/000173 WO2000064245A1 (en) | 1999-04-23 | 2000-03-15 | A nose ring |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002541866A true JP2002541866A (ja) | 2002-12-10 |
Family
ID=19769080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000613248A Withdrawn JP2002541866A (ja) | 1999-04-23 | 2000-03-15 | 鼻 輪 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP2002541866A (ja) |
| AT (1) | ATE356547T1 (ja) |
| AU (1) | AU3464300A (ja) |
| CA (1) | CA2334800A1 (ja) |
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| DK (1) | DK1089617T3 (ja) |
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| WO (1) | WO2000064245A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015063900A1 (ja) | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 富士通株式会社 | 生体センシングシステム、生体センシング方法、及び生体センシングプログラム |
| JP2021508575A (ja) * | 2017-12-14 | 2021-03-11 | ダブリューティーエイ−ワタナベ テクノロジア アプリカダ エイレリ−イーピーピー | 動物の鼻に装着するための自動調節可能装置 |
| WO2021182233A1 (ja) * | 2020-03-09 | 2021-09-16 | 日東電工株式会社 | 装着センサ、及び治具 |
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|---|---|---|---|---|
| GB2437250C (en) | 2006-04-18 | 2012-08-15 | Iti Scotland Ltd | Method and system for monitoring the condition of livestock |
| CN104488750A (zh) * | 2014-11-04 | 2015-04-08 | 许一鸣 | 一种可追溯牛鼻桊标识 |
| CN106264490A (zh) * | 2016-10-26 | 2017-01-04 | 清华大学 | 牛电子鼻环及包含其的牛健康监测系统 |
| EP3417936A1 (en) * | 2017-06-20 | 2018-12-26 | Zelp Ltd | Gas processing device |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| NL7606727A (en) * | 1976-06-21 | 1977-12-23 | Kummer Electronics Bv | Cattle identification equipment - has pulse emitter mounted on nose ring used e.g. for measured feeding |
| HU178841B (en) * | 1979-03-17 | 1982-07-28 | Hoechst Ag | Cattle-leader for the prophylactic or therapeutic treatment of cattle |
| EP0083847A3 (en) * | 1981-12-11 | 1983-12-07 | HRH INDUSTRIES & TRADING LIMITED | Respirator for animals associated with analysing means |
| AU5500094A (en) * | 1993-07-23 | 1995-02-02 | Josef Pfistershammer | Livestock identification device |
-
1999
- 1999-04-23 NL NL1011884A patent/NL1011884C2/nl not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-03-15 DK DK00913160T patent/DK1089617T3/da active
- 2000-03-15 JP JP2000613248A patent/JP2002541866A/ja not_active Withdrawn
- 2000-03-15 AT AT00913160T patent/ATE356547T1/de not_active IP Right Cessation
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- 2000-03-15 CA CA002334800A patent/CA2334800A1/en not_active Abandoned
- 2000-03-15 AU AU34643/00A patent/AU3464300A/en not_active Abandoned
- 2000-03-15 DE DE60033899T patent/DE60033899T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-15 WO PCT/NL2000/000173 patent/WO2000064245A1/en active IP Right Grant
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| ATE356547T1 (de) | 2007-04-15 |
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