JP2002540517A - 通信用i/oソケットを備えたpcカード - Google Patents

通信用i/oソケットを備えたpcカード

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Abstract

(57)【要約】 コンピュータの如くのホストシステムにあるPCカードスロットに差し込まれるPCカードであって、カードスロットに対してそのPCカードを表面上向き或いは表面下向きの何れでも挿入できるようにしている。別の実施の形態では、二枚のPCカードを、一方は表面上向きの状態で、他方は表面下向きの状態で合体して、PCMCIA規格タイプIII対応カードスロットに差し込めるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は概して、デスクトップ型や携帯型パーソナルコンピュータ、周辺器な
どのホストシステムを規格型のモジューラ通信プラグを利用して通信転送システ
ムに直接接続するに当り、当該ホストシステムで利用するリムーバブル入出力装
置(I/O装置)に関する。
【0002】 (背景技術) よく知られているように、現今のラップトップ型、ノートブック型、デスクト
ップ型などのコンピュータのみならず、コンピュータの周辺器やその他の電子製
品は、米国カリフォルニア州サンホゼ所在のPersonal Computer Memory Card In
ternational Association(PCMCIA団体)が2635Nで規定するPCカー
ド規格に適ったカードの如くにリムーバブル装置が差し込まれるようになってい
る。このPCカード規格は、その最新版(1997年度版)も含めて、本願明細書
の一部をなすものとしてここに挙げておく。PCカード規格では、カードと、該
カードが差し込まれるポートないしスロットとの間のインターフェースを含むP
Cカードの電気的及び物理的仕様を定めている。この仕様には、16ビット用P
Cカードインターフェースと32ビットカードバス用PCカードインターフェー
スが含まれている。また、動作電圧も3.3ボルトと5ボルトの二種を定めてい
る。3.3ボルト用カードの物理的なキー機構のお陰で、5ボルト用ホストシス
テムスロットに差し込まれても当該3.3ボルト用カードが壊れないように保護
されている。また、このPCカード規格では、カードの種類としてタイプIとタ
イプIIとタイプIIIの三種を定めている。これらの三種のカードは長さが85.
6ミリ、幅が54.0ミリと同じように定められているが、厚みだけが異なって
いる。即ち、タイプIカードの厚みは3.3ミリ、タイプIIカードの厚みは5.
0ミリ、タイプIIIカードの厚みは10.5ミリとなっている。
【0003】 これらのPCカードは種々の目的に使われている。例えば、タイプIカードは
一般に記憶装置として使われ、タイプIIカードは後述の如くのI/O装置として
、また、タイプIIIカードは一般に回転型大量記憶装置(ディスクドライブ)を収
納するのに使われている。現に、タイプIIカードは主として、携帯型コンピュー
タの如くのホストシステムのユーザをイーサーネットLANにリンクする通信リ
ンクとして、或いは、ユーザを加入電話線に接続するデータ・ファックスモデム
として、更には、LAN・モデム両用カードとして使われている。一般に広まっ
ている使い方としては、アダプタ用ケーブルを利用して比較的薄いタイプIIカー
ドを、それよりは嵩張っている電話線やイーサーネット通信網の規格型RJ-11な
いしRJ-45ソケットに接続している。このような方法には、ユーザはコンピュー
タ以外に、コンピュータをLANや電話回線に接続するのに一本化それ以上の嵩
張るアダプタ用ケーブルを携行しなければならず、そのために携帯型コンピュー
タの利便性が少なくともある程度、損なわれていると言った問題点がある。それ
に、アダプタ用ケーブルはなくしてしまうことも、時としてよくあることである
。アダプタ用ケーブルのもうひとつの問題点を挙げれば、薄型カードとケーブル
との接続部が如何にも脆弱で、電気接続不良を来すことが多く、そのためにデー
タが失われることもある。
【0004】 PC規格型タイプII通信カードとRJ型コネクタとの間の前述した不整合性の
問題については、タイプIIカードの後端に、RJ型コネクタプラグを受承で着る
ように、その大きさを定めて構成したソケットを囲繞するほどの大きなハウジン
グを設けることでその問題を解消するようにしている。そのようなRJソケット
用ハウジングを設ければ、両端にRJ-11型もしくはRJ-45型モジューラプラグを備
えた既存のLAN用または電話回線用ケーブルを利用して厚み5ミリのタイプII
通信カードをLANないし電話回線に直接つなげるようになっている。しかし、
この方法では、アダプタ用ケーブルを別途用意する必要がないものの、RJ型コ
ネクタを受承するためにカードの後端に設けたハウジングがホストシステム側の
囲繞体から突出してしまい、そのために携帯型コンピュータをアタッシェケース
などに入れて運ぶときには、カードそのものを当該コンピュータから外さなけれ
ばならないことがある。
【0005】 アダプタ用ケーブルを使わないで済ませている別の方法では、RJ型モジュー
ラプラグがタイプII通信カードの格納自在アクセス部に形成した穴に直接差し込
まれるようにしている。このことは、例えば1993年2月2日に付与された米
国特許第5,183,404号に開示されているところである。もうひとつの方法として
は、本願明細書の一部をなすものとしてここに挙げる、1998年6月30日に
付与された米国特許第5,773,332号に開示されたものがある。この米国特許第5,7
73,332号の図21には、タイプIIIカードではあるが、その後端に一対のRJ-xx型
ソケット(即にRJ-11型ソケットとRJ-45型ソケット)を設けて、カードをLAN通
信網と電話回線との何れか、または両方に接続できるようにしている。
【0006】 一般的なホストシステムのカードスロットは、タイプIIIカードの厚み規格(1
0.5mm)に合わせてその高さを定めており、タイプIIIカード一枚か、厚みが
5.0ミリのタイプIIPCカードを二枚、収容できるようになっている。このス
ロットには、上下にその長手方向に沿って延在する溝が形成されていて、各対の
溝でカードの両長手側壁が摺動嵌入するようになっている。よく知られているよ
うに、各カードには一端側に68個の接点があり、そのカードがホストシステム
のスロットに完全に差し込まれると当該スロットの後壁に設けられた対応する6
8本の接続ピンと係合するようになっている。従って、二枚のタイプIIカードを
同時に収容できるスロットには、68本の接続ピンが一対、即ち、各カードに対
応して上列と下列に並んで設けられている。PCカード規格に従って構成されて
いるキーはカードの長手両側壁の前端に沿って設けられており、そのために各カ
ードが裏返しで差し込まれるのを阻止していると共に、3.3ボルト用カードが
5ボルト用スロットにに差し込まれて破損してしまうのを防いでいる。
【0007】 前掲の特許文献に開示されているタイプIII通信カードの利点としては、斯か
るカードの後部ソケットには、既存ケーブルに設けられているRJ-11型とRJ-45型
プラグの如くの標準的なモジューラプラグを直接受承できる点にあ利、そのため
にアダプタ(「ドングル」としても知られている)を使わないで済んでいる。しかし
ながら、各カードには特殊ソケットないし組合せソケットが設けられていて、そ
のために新規通信機能を追加するか、バージョンアップするかの何れか、または
両方を行うためには新規カードを購入せざるを得ない。このように新規カードを
余計に購入すると、もとのカードと新規カードとを同一スロットで同時に利用す
ることはできないから、それまで使っていたカードは無駄になるか、利用しても
役立たずになってしまう。
【0008】 (発明の開示) 従って、ユーザには、通信カードの機能の組合せに多大な融通性がリーズナブ
ルな費用で得られるようにするのが望まれているのである。
【0009】 そこで、本発明の一つの好ましい実施の形態では、タイプIIカードとタイプII
Iカードの構造が高いに補足し合うようになっていると共に、重ねてホストシス
テムのスロットに差し込んでもホスト側の両方の68本の接続ピンとも接続でき
るように、タイプIIとタイプIIIの形式要素(form factor)を組み合わせたPCカ
ードを提供している。従って、複数のソケット(例えば、RJ-11型、RJ-45型、GSM
セルラー型)の種々の組合せを得ることができるのである。また、カード一枚だ
けでの利用も可能である。よって、ユーザとしては、先ず低費用で一枚の単機能
カードを購入してもよいのである。一つかそれ以上の別の機能を使いたいのであ
れば、その時になって、最初のカードと一緒に同じスロットに同時に差し込める
二枚目のカードを購入すればよいのである。
【0010】 詳述すれば、本発明の具体例では、ホストシステムを情報転送システムに接続
するために当該ホストシステムにおけるスロットに差し込まれるようにしたPC
カードであって、第1及び第2筐体部からなり、第1筐体部には、長手方向に沿
って平行に延在する長手側部と、長手中心線と、ホストシステムのスロット内に
ある対応するホストコネクタと嵌合するようになっているコネクタを備えた第1
直交端と、ほぼ直交する第2直交端とが備えあっているハウジングからなるPC
カードが開示されている。ハウジングの第1筐体部は、その厚みがタイプIIPC
カードの厚み規格に準拠していて、電子回路部品が搭載されている基板を囲繞す
ると共に、その回路要素にはハウジングの第1直交端におけるコネクタが電気的
に接続されるようになっている。
【0011】 ハウジングの第2筐体部は、その上面と底面とは互いに平行になっていて、ハ
ウジングの第1筐体部の第2直交端に取り付けられるようになっていると共に、
タイプIIIPCカードの厚み規格にほぼ準拠している。このハウジングの第2筐
体部には、ハウジングの第2筐体部の上面と底面とに概ね平行な方向に沿って標
準的なプラグを受承するようにその寸法と形状が定められた少なくとも一つのソ
ケットが形成されている。この少なくとも一つのソケットには、標準的なプラグ
を利用してPCカードを情報転送システムに直接接続されるようにする接点が設
けられている。ハウジングの第2筐体部は、その第1筐体部の幅の約半分以下の
幅を有しており、従って、当該第1筐体部の長手中心線に対してその片側に設け
られている。
【0012】 本発明の別の面では、ハウジングの第2筐体部には、そのハウジングの第1筐
体部における第2直交端とほぼ平行になっている直交端が備わっている。少なく
とも一つのソケットが第1直交端に向かって延在しているので、長手軸とは概ね
平行する方向に沿って標準的なプラグがそのソケットに差し込まれるようになっ
ている。 ハウジングの第1筐体部における平行な長手側部の間隔が、PCカードの幅規
格にほぼ準拠した幅を画成している。 また、本発明の別の面では、PCカードの全長は、ハウジングの第1筐体の第
1直交端からそのハウジングの第2筐体の直交端までの間隔であり、これもPC
カードの長さ規格に準拠している。
【0013】 以上のことから、前述の構成のカードの特定の実施の形態を平面視すると、カ
ードのタイプIII部分は長手軸の片側にあって、その幅はタイプII部分の幅の約
半分以下となっている。本発明による一枚のカードは、ホストシステムにおける
PCカードスロット内の上側溝か、下側溝の何れかに差し込めるようになってお
り、それに応じてホスト側の上側か、下側の68ピン型コネクタと接続されるよ
うになっている。カードスロット内の上側溝と下側溝を利用する場合、溝の位置
に応じてPCカードを裏返して利用できるようにしてもよい。
【0014】 また、本発明によればカードを二枚重ねて、一方のカードのタイプIII部分と
整合させた上で、他方のタイプIII部分近傍の空洞を占有する、或いは、その中
に収容させることができるのは明らかである。よって、重ねた二枚のカードの全
厚はタイプIIIカードの厚みと等しく、重ねたカードのそれぞれの68接点型コ
ネクタはホスト側に二列備わっている68ピン型コネクタと接続されることにな
る。重ねたカードは何れの方向からでもスロットに挿入できる。
【0015】 本発明によるカードは、更に別の面からして、ホストシステムのスロットに挿
入するに当たっては、表面を上向きにして差し込んでもよいし、または、裏返し
て裏面を上向きにして差し込むこともできるようになっている。このような裏返
しでの利用ができるようにするために、従来のPCカードの長手側部の前端に通
常設けられているキーをなくしている。しかし、接点とピンとを利用した68位
置型コネクタ構成は物理的には垂直及び水平中心線を中心として対称構成になっ
ているけれども、ピンの割当ては電気的には対称とはなっていない。従って、本
発明のカードには、供給電圧の管理と、必要に応じてカード側コネクタの種々の
ピンに現れる信号の配分(direct)(または、カードが裏返しされた場合では再配
分(redirect))のために、カードの有無、種類、向きを電子的に検出する回路を
設けている。本発明のこの面によれば、このような回路は、カードの機能回路の
他に、向き検出状態機構(orientation detection state machine)と信号マルチ
プレクサとを組み込んだアプリケーション専用集積回路(ASIC)からなる。
【0016】 向き検出状態機構は、16ビットカードの場合では或るバスインターフェース
制御信号に応答して、また、32ビットカードの場合ではホストシステムのクロ
ック信号に応答して、向き制御信号(Card_FlippedまたはCard_Not_Flipped)を発
生するようになっている。信号マルチプレクサは、向き検出状態機構から出力さ
れた向き信号に応答してカード機能回路にカードインターフェース信号を配分な
いし再配分(裏返しカードの場合)するようになっている。ASICに対して外部
の第1回路はホストシステムに対して、ホストシステムのPCカードスロットに
カードが挿入されたことを報知して、ホストシステムがカードバスの種類(16
ビットか、32ビットか)を識別すると共に、それに必要な電圧(5ボルトか、3
.3ボルトか)を供給できるようにする。ASICに対して外部の第2回路は向
き検出状態機構からの向き信号に応答して、ホストシステムと、何れかの向きに
あるカードとの間での電力供給接続を管理する。ここで重要なのは、ホストシス
テムのハードウェアやソフトウェアには何ら改変を施す必要はなく、カードが何
れの向きにあっても、当該カードが充分機能するのに必要な回路は全てカードそ
のものに含まれていることである。
【0017】 詳述すれば、5ボルト用16ビットカードの場合では、そのカードが挿入され
ていることとその種類は、そのカードが表面上向きに挿入されていても、また、
表面下向きに挿入されていてもホストシステムにおけるカード検出ピンをプルダ
ウン抵抗を介して接地接続する一方、電圧センスピンを開放状態に維持すること
でホストシステムで検出されるのである。
【0018】 3.3ボルト用32ビットカードバス対応カードの場合では、そのカードが挿
入されていることとその種類は、ASICの外部回路を介してカード検出ピンC
D1と電圧センスピンVS1とを短絡する一方、カード検出ピンCD2をプルダ
ウン抵抗を介して接地接続し、電圧センスピンVS2を開放状態に維持すること
により、カードに電力が供給される前にホストシステムで検出されるのである。
【0019】 32ビットカードバス対応カードの場合でのカードの向きは、システムクロッ
クピンと62ピンバスインターフェースにけるそれに相補するピンとをモニター
することにより判断できる。これらのピンの何れかにある信号が所定回数だけ変
転(transition)すれば、変転したピンがクロック信号を搬送しているものと識別
されるから、それでそのカードの向きが表されることになる。
【0020】 16ビットPCカードはホストシステムのクロックを利用しないから、本発明
によれば、そのカードの向きを判定するのに別の方策を採ることができる。一般
に、この場合では、68ピンバスインターフェースにでてくる或る命令信号とリ
セット信号とをモニターして、リセットが行われる前と後とで命令信号が安定し
ているかどうかを判断すればよい。
【0021】 本発明による32ビットカードバス対応PCカードと16ビットPCカードに
は、向き検出状態機構からの向き信号に応答して動作することで、電源接続(V
ccとVpp)を管理する回路が含まれている(回路接地ピンは、カードが表面上
向きであっても、また表面した向きであっても一列になっているから、当該回路
接地ピンについては考えなくてもよい)。
【0022】 (発明を実施するための最良の形態) 本明細書において用いる「表」、「裏」、「上」、「下」、「垂直」、「水平」、「表面上
向き」、「表面下向き」などの用語は、図示のPCカードの構造の説明の都合で用
いたものであって、カードはどのような向き似合っても利用できるのは理解され
よう。
【0023】 また、本発明のリムーバブルI/O装置は広範囲の利用性を持つものであって
、通信用コネクタシステム(例えばモデムやイーサーネットLAN)と非通信用コ
ネクタシステム(例えばビデオ、同軸、BNCなど)との両方を含む種々の標準的
コネクタシステムとも利用できるものではあるが、本発明の説明は主として、本
発明における特定の典型的な実施例としてRJ型標準モジューラコネクタに接続で
きるリムーバブルPCMCIA通信カードに適用したものとして行うものとする
。ここで、「RJ型」標準モジューラコネクタとは、RJ-11やRJ-45を意味し、或いは
それと同じ類のコネクタ、例えば電話回線接続用、モデム用、LAN用のコネク
タを意味する。
【0024】 RJ型やその系列コネクタについての、その寸法諸元などを含む詳細な情報につ
いては、米国政府刊行物である法典第47号(遠隔通信)である連邦法律施行規則
の第1章(連邦通信委員会)第68部(端末装置における電話回線通信網との接続
用コネクタ)におけるサブパートF(コネクタ)のセクション68.500(仕様)(199
8年10月1日改訂)に含まれている。この刊行物はウェブサイト、http://www/
access.gpo.gov/nara/cfr/waisidx_98/47cfr68_98-htmlでみることができ、その
内容を本願明細書の一部をなすものとして、ここに挙げておく。
【0025】 図1に、一例としてノート型コンピュータ10からなるホストシステムを示す
。このノート型コンピュータ10の片側にPCMCIA標準スロット12があっ
て、PCMCIAインターフェース規格に合致していると共に、本発明を実施し
た装置14の如くの着脱自在通信装置がそのスロット12に挿入されるようにな
っている。後述するように、通信装置14は、例えばイーサーネットLANアダ
プタと電話回線用モデムを組み合わせてもよい。
【0026】 図2から図4に、従来のタイプIIPCカード20の上面図、前面図、側面図を
それぞれ概略的に示す。カード20は上面22と底面24と、その長手方向に平
行に延在する側突条レール26、28とを備えている。また、kのカード20の
全部には相互接続域をなすマージン30が設けられている。カードのこの前部マ
ージン30には、ホストシステム側のスロット内に設けられている68ピンホス
ト側コネクタと整合するようになっている68接点カードコネクタ32が配置さ
れている。参考のために説明すると、図3に示すようにコネクタ32の接点列の
四箇所の隅部は、接地接点位置1、34、35、68がそれぞれ占有している。
【0027】 図5と図6とは、ホストシステム10におけるPCカードスロット12の後壁
38に装着してある上下二列配置の68ピンホスト側コネクタ34、36の前面
図と側面図をそれぞれ示す。上列ホスト側コネクタ34の四箇所の接地ピン位置
1、34、35、68が図示されている。各列のホスト側コネクタ34、36の
68ピン群(カード側コネクタの68接点群も同様)は、34本のピンが二列に並
んで構成され下り、合計68本のピン群が垂直及び水平中心線40、42を中心
として物理的に対称配置になっている。しかしながら、電気的には、標準PCカ
ードインターフェースのピン割当ては対称にはなっていない。従って、従来のカ
ード20とホストシステム10とが適切にインターフェース接続されるようにす
るためにも、このカード20とホスト側コネクタ34、36とは、カード20だ
けが表面上向き、即ち、上面22を上向きにした状態で差し込んで完全に挿入さ
れるように、物理的に鍵をかけている(調製してある)。従って、カードの長手側
突条レール26の前端に、ホスト側コネクタにある突条を受承するスロット44
を水平中心線42を対称に形成している。また、突条28の前端には切欠き46
を設けて、ホスト側コネクタにある補間形状の突起がその切欠き46に嵌合する
ようにしている。この切欠きのPCMCIA標準高さは、図2から図4に示した
5ボルト用カードの切欠きと、3.3ボルト用カードの切欠きとの二種ある。こ
のようにして、3.3ボルト用カードが5ボルト用スロットに完全に差し込まれ
るのを阻止している。
【0028】 図7は、従来のタイプIIカード20を二枚重ねて差し込んだときに長手側突条
レール26、28が、ホストシステムのスロット12における溝50、52にそ
れぞれ嵌合している状態を示す横断図である。
【0029】 図8から図12に、本発明の第1実施の形態による通信装置60を示す。この
通信装置60は、第1ないし前部筐体64と第2ないし後部筐体66とを有する
ハウジング62からなる。ハウジングの第1筐体64は長手中心線68を有する
と共に、この中心線68から等距離だけ両側に隔てた長手方向に平行に延在する
側マージン70、72をも有している。ハウジングの第1筐体における長手側マ
ージン70、72には、図7に示した態様でPCカードスロット12にある側溝
と係合する側方突条レール74、76が備わっている。ハウジング62の第1筐
体64は、その厚みT1が前述したようにタイプIIPCカード厚み規格とほぼ一
致するようになっていて、5.0ミリ厚である。また、このハウジングの第1筐
体64には、ホストシステム10におけるスロット12内にある何れかの列の6
8ピンコネクタと係合する標準68接点コネクタ80の設けられている直交前端
部78が設けられている。更に、ハウジングの第1筐体64は上面82と下面8
4とを有している。86は、ハウジング62の第1筐体64のほぼ直交する後端
を示す。
【0030】 ソケット部とも呼ぶハウジング62の第2筐体66は、第1筐体の後端86に
取り付けられてそこから突出している。ハウジングのこの第2筐体は、上面88
と、この上面に平行な下面90と、直交後端92とを有している。本発明の一例
としての実施の形態では、ハウジングの第2筐体66の下面90は、ハウジング
の第1筐体64の下面84の単なる延長部からなる。ハウジングのこの第2筐体
は、その高さT2は前述したようにタイプIIIPCカード厚み規格とほぼ一致す
るようになっていて、10.5ミリである。ハウジング62の第2筐体66は、
ハウジング62の第1筐体64における長手側突条レール74の延長部からなる
長手側突条レール94を備えている。
【0031】 尚、ハウジング62の第2筐体66の幅はこのハウジング62の第1筐体64
の幅の約半分であり、しかも、このハウジングの第2筐体は、平面視した場合で
のカード60が概ねL字形を呈するように長手中心線68の片側に配置されてい
る。この実施の形態によれば、ハウジングの第2筐体は、長手中心線68を含む
垂直面と面一となる後方延在の垂直壁96を備えている。ハウジング62の第2
筐体66は、添付図面に示したものよりも幾らか幅の狭いものとすることもでき
るが、最も好ましい実施の形態としては、ハウジングのこの第2筐体の幅は、図
9に示したように長手中心線68から右方に張り出さないようにするのが望まし
い。
【0032】 ハウジングの筐体64、66は従来公知の方法で、Lexan(商品名)か、類似
の高衝撃強度のプラスチック材で成形作製してもよい。これらの筐体64、66
は別々に成形して、接着材ないし超音波溶着により接続線98に沿って互いに分
離不能状態に組み合わせてもよい。筐体64、66を別々に成形したり、ハウジ
ング62を別々に成形すると、製造が容易になるが、それとは別に、筐体64、
66を共成形、即ち、一体構成として成形することで、一体型ハウジングを形成
することもできる。
【0033】 図9と図11とに示すように、ハウジング62の第1及び第2筐体には内部空
洞100が形成されている。ハウジング62におけるこの空洞100内には、上
面とした面とに集積回路やその他の電子回路部品104を搭載した印刷回路板(
PCBA)102を構成する基板が配置されている。68接点コネクタ80は基
板102の前方マージン108に装着されており、このコネクタから後方へ延在
するリード110はPCBA102の前方マージンに沿う端子部に半田付けされ
ている。平面視して、このPCBA102は、ハウジング62の第1筐体64に
収まるようにした比較的広い前部112と、ハウジングの第2筐体66に収まる
ようにした、後方に延在する狭い部分114とからなるほぼL字形を呈している
。PCBA102の後方マージン116には、標準的なRJ型モジューラプラグの
接点と係合するようになっている線接点120を担持する接点ブロック118が
装着され4ている。このような接点ブロックについては、前述した米国特許や特
許出願に詳細に開示されている。
【0034】 ハウジング62の第1及び第2筐体により画成されている空洞100は、ほぼ
L字形の底部シート金属製カバーパネル126により塞がれており、このカバー
パネル126は、ハウジング62の第1及び第2筐体の長手側部に沿う表面とそ
れぞれ係合する直立ロック用タブを備えた長手側部128を有している。このよ
うなカバーパネルや、このカバーパネルがハウジング構成部品に取り付けられて
いる態様などについては従来公知であるので、ここでは詳述しない。
【0035】 図8から図11までに示した通信装置60の幅は、PCカードの規格幅である
約54.0ミリにほぼ合致するようになっている。同様に、通信装置60の全長
、即ち、ハウジングの第1筐体64の直交前端78からハウジングの第2筐体6
6の直交後端92にかけての長さは、PCカードの規格である約85.6ミリに
ほぼ合致するようになっている。本発明の特定の実施の形態によれば、ハウジン
グ62の第1筐体64の、直交前端78から直交後端86までの長さは、約55
.8ミリであるのが望ましい。この場合、ハウジングの第2筐体66の長さは約
29.8ミリとなる。
【0036】 ハウジング62の第2筐体66には、通信装置60を情報転送システムに直結
するための標準的な通信プラグが差し込まれる少なくとも一つのソケットが備わ
っている。図示の実施の形態ではそのソケットは二個あるものとして、130と
132とで示してある。ソケット130は、データ・ファックスのモデム送信の
ために電話回線と直接接続する標準的なRJ-11モジューラプラグが差し込まれる
ものであってもよく、他方、ソケット132は、イーサーネットLANと直接接
続する標準的なRJ-45モジューラプラグが差し込まれるものであってもよい。こ
れらのソケット130、132の詳細については、前掲の米国特許と米国出願に
開示されている。
【0037】 通信装置のハウジングは、デジタルホストシステムと情報転送システムとの間
をとりもつ回路構成部品が搭載されている基板ないし印刷回路板を収容するもの
である。斯かる回路については公知なので、ここでは詳細に説明しない。ただ、
基板はハウジングの第1筐体に完全に収納されているか、必要に応じてその一部
がハウジングの第2筐体に収納されている。ハウジングの第2筐体におけるソケ
ットには、複数の電気接点があって、このソケットに差し込まれるようになって
いる標準的なモジューラプラグにある対応接点と係合するようになっている。同
様に、ハウジングの前端にある68接点ソケットも、従来公知の態様で基板上の
回路部品と電気接続されるようになっている。RJ型モジューラプラグの一例は図
1にほぼ示してある。
【0038】 ここで図5から図7をも参照して、図8から図12に示した通信装置60は「
表面上向き」状態で示されている、即ち、上面82、88がホストシステムに対
して情報に向いた状態で示されているが、その状態でホストシステムのPCカー
ドスロット12のおける下段溝50、52に差し込まれていて、通信装置の前端
にある68接点コネクタはスロット内にある下段68ピンコネクタ36と接続さ
れている。本発明の別の面によれば、通信装置60は、その下面84、90が上
向きとなるように裏返しして、PCカードスロット12の上段溝50、52差し
込んで、スロット内の上段68ピンコネクタ34と係合するようにすることもで
きる。これができるためには、通信装置の長手側部の前端に沿って従来より設け
られているキー44、46をなくしている。しかしながら、通信装置60には、
表面上向きにしても、また、表面下向きにしても何れにも対応できるようにする
回路が後述のように設けられている。従って、通信装置60は、スロット12に
おける上段68ピンコネクタ34と下段68ピンコネクタ36の何れをも利用で
きるように差し込むことができるのである。
【0039】 通信装置60がこのような機能と構成とを有しているから、二つの通信装置6
0を、一方は表面上向きで、他方は表面した向きで互いに組み合わせて、上下段
の68ピンスロットコネクタと接続できる複合通信装置140を構成できるのは
明らかである。この点について図13から図17を参照しながら説明すると、本
発明による二枚のカード60は、一方の装置60におけるハウジング62の第2
筐体66が、他方の装置60におけるハウジングの第2筐体66近傍のスペース
142に収納した形で合体されているのが分かるであろう。各カード60の上面
82に設けた突起と凹所144、146と、垂直壁96に設けた係合突起148
とからなる相補位置決め手段を設けて、二枚のカードが正確に意義決めされた状
態で合体されると共に、その状態でホストシステムのスロット12に適切に差し
込まれるようにするのが望ましい。互いに合体したタイプIIの第1筐体64は一
緒に重なればタイプIIIカードの厚みを持つようになり、そのため、タイプIIIカ
ードの厚みにほぼ等しくなる。前述したように、この複合通信装置ないし組立体
140は、ホストシステムのに、表面上向き(図17)の状態か、表面下向きの状
態で完全に差し込むことができ、何れの向き状態にあっても68接点前部コネク
タはPCカードスロット12内で対応する上下段コネクタと接続されるようにな
る。
【0040】 図18aから図18cまでは、本発明の通信装置を複数の情報転送システムの
内の一つ、或いはそれ以上と接続するようにした第2ないし後部筐体66a〜6
6cの変形例を幾つか示したものである。即ち、図18aでは、ハウジングの第
2筐体は、イーサーネットLAN通信だけのためにRJ-45プラグが差し込まれる
一つの能動ソケット150を備えているのみである。この場合、通常は第2ソケ
ットを画成することになるRJ-45ソケットの隣の部分はプラスチック製入れ子1
52により塞がれている。図18Bの例では、ハウジングの第2筐体部は、通信
装置がモデムインターフェースと周辺器(例えばセルラー電話)用インターフェー
スの両方として機能するようになっている。図18cでは、周辺器用コネクタを
受承する周辺器用ソケット154として形成されており、隣の部分は塞がれてい
る。また、図示はしていないが、ハウジングの第2筐体部に同一構成のソケット
を形成して、モデム用とスルーパス接続用のRJ-11プラグがそれぞれ差し込まれ
るようにしてもよい。尚、本発明の通信装置は、ユーザにとっては単一の通信装
置として使ったり、或いは、前述したように二枚の通信装置を合体してたりで広
範囲のオプションが選べるようになっているのは明らかである。
【0041】 図19と図20には、長さを伸ばした本発明の実施の形態を示す。図19と図
20に示した通信装置160は、第1ないし主筐体164と第2ないし後部筐体
166とを有するハウジング162からなる。ハウジングの第1筐体164は、
PCカード規格で規定の長さ(85.6ミリ)にほぼ合致するようになっている。
図20に示したように、このように長さを伸ばした通信装置60は、ホストシス
テム10のスロット12内に完全に差し込まれるようになっており、ハウジング
162の第2筐体そのもの、或いは、少なくともその一部分はホストシステムの
側壁から外方に突き出すようになっている。このように外部に張り出しているこ
とから、この実施の形他はあまり好ましいものではないが、ハウジングの第1筐
体部が長くなっていることから、より広い利用領域を有する基板ないしPCBA
を組み込むことができる利点がある。
【0042】 尚、ハウジングの第2筐体におけるソケットは、長手方向に沿った挿入方向か
ら対応するプラグが差し込まれるようにその向きが定まっているのが望ましいの
ではあるが、ソケットの向きは、差し込まれるプラグの上面と下面とが装置のソ
ケットを画成する第2筐体の上外面と下外面とそれぞれほぼ平行に保持できる限
りにおいて、ある程度長手方向から逸れた方向から対応するプラグが差し込まれ
るように如何様にも変えることができる。
【0043】 また、這う人後の第2筐体には、図示したものに限られず種々のコネクタ・ソ
ケット組合せを設けてもよい。更に、ハウジングの第2筐体は、米国内用と外国
用との何れか、または両方の複数のデータないし情報転送システムのどれか一つ
、或いはそれ以上に接続されるようにしてもよい。その他のコネクタとしては、
それには限られないが、ミニDIN、BNC/同軸、D-sub、USB(ユニバーサ
ル・シリアル・バス)、IEEE-1394コネクタが挙げられる。本発明による特定の通信
装置には、タイプIIIカード形式要素と特に10.5ミリ制限高の範囲に収まる
、関係業界で従来公知の標準コネクタを一つ、または組み合わせて設けることも
できるものである。
【0044】 図21から図23に示す本発明の別の実施の形態では、反転自在通信装置ない
しカード60に充填部材170を設けており、その装置ないしカード60だけが
使われる場合に利用されるようになっている。この充填部材170は、カード6
0のL字形形状に合わせてL字形を呈しており、一体成形型シート様プラスチッ
ク材として低廉に製造することができる。この充填部材170は、タイプIIIP
Cカード規格に合致する厚みの後部172を有している。この充填部材の後部1
72は、カード60の第2筐体66近傍のスペース142を占有するようにその
形状が定めており、その前部174の上面176は緩やかにカーブを描く湾曲面
に仕上げられている。
【0045】 本発明による通信装置は32ビットカードバス規格に合致するものとしてもよ
く、その規格に合致させる場合、68接点前部コネクタの上面に接地接続板を設
ける。斯かる接地接続板の一例は、本明細書の一部をなすものとしてここに挙げ
る1999年8月17日に付与された米国特許第5,940,275号に開示されている
。よく知られているように、カードバス様接地接続板は、カードがスロットに完
全に挿入されると、ホストシステムのスロットの内側にある接地端子と接触する
ようになっている。前述したように、本発明の原理によるPCカードは、表面上
向きの状態にしても、また、表面下向きの状態にしてもホストシステムのスロッ
トに差し込めるようになっている。従って、本発明のまた別の面によれば、図2
4と図25とに示すように、68接点前部コネクタ184の上面182に接地接
続板180を備えているばかりではなくて、そのコネクタの下面188にも接地
接続板186を備えたカードバス対応PCカードも実施の形態の一つである。上
部接地接続板180には、PCBAにおける接地トレースと接続する半田末端(s
older tail)が設けられている。この半田末端は、下面接地接続板186にはな
くてもよい。その代わり、下面接地接続板186は、前部コネクタの端部196
、198近傍にあるU字形導電片192、194に機械的かつ電気的に連なって
いる。従って、カードをホストシステムのスロットに表面下向き状態で差し込む
と、下部接地接続板186はスロット内の接地端子と係合し、かくて、PCBA
接地トレースへの接地接続路が端部導電片192、194と上面接地接続板18
0とを介して醸し出されることになる。
【0046】 本発明のまた別の面として、16ビット及び32ビットカードバス対応PCカ
ードの反転自在挿入を可能とする電子回路も含まれており、その説明を以後に行
う。
【0047】 A.電子回路のあらまし 既に説明したように、ホストシステムにおけるPCカード用スロットでは68
ピンコネクタを利用している。このカードを反転して、即ち、表面下向きの状態
でホストシステムのPCカードスロットに差し込むと、通常はホスト側コネクタ
のピン01と接続されることになるカードコネクタの接点位置01はホスト側の
ピン68と接続される。同様に、通常はホスト側ピン02と接続されることにな
るカードコネクタの接点位置02はホスト側ピン67と接続される、と言ったよ
うなことが他の接点位置についても起こる。従って、一般的な場合では、表面上
向き状態でカードを挿入したときにホストシステムのピン(n)に通常接続される
接点位置(n)は、カードを反転していると相補ピン(69-n)に接続されること
になる。図26と図27に、16ビットPCカードと32ビットカードバス対応
カードでの標準的なPCカードピン割当ての完全なリストを示すが、そこでのリ
ストはピン番号01〜68を基準にしている。図示の方向は、特定の信号が双方
向信号(B)か、出力信号(O)か、三状態出力信号(tri-stateable output)(T)か
、入力信号(I)かどうかを示している。
【0048】 68位置PCカードコネクタの種々のピンに現れる電気信号は非対称になって
いることから、従来のPCカードを誤って差し込むと、正常に機能しなkばかり
か、カードそのものが破損することがある。本発明では、PCカードをホストシ
ステムに対して表面上向きにしても、また、表面下向きにしても、何れの状態で
差し込むことができるようにしていることから、破損に対する安全策を採ってい
ると共に、何れの状態で差し込まれても完全に機能できるようにしている。その
能力があることから、カードの差し込みに当たって向きを一つの方向に制限する
ことなく、ホストシステムにおけるPCカード挿入溝に嵌合する、前述した如く
の新製品の創作が可能なのである。
【0049】 また、PCカードを上向き状態と下向き状態で挿入できるようにした場合、幾
つかの問題点がある。即ち、カードの有無と種類の検出、カードの向きの検出、
電源接続と管理、それに信号の多重化をどうすべきかの問題点がある。これらの
問題点については、図28から図40に示したカード回路をとることにより解消
できる。基本的には、そのような回路は、アプリケーション専用集積回路(AS
IC)と、このASICの外部回路で、装置をホスト側スロットに挿入できるよ
うにすると共に、何れの向きにあっても充分機能できるようにする関連回路とか
らなる。ASICと関連回路とはPCカードの種類に応じて異なっている。
【0050】 従来のPCカードをホストシステムのスロットに差し込むと、ホストシステム
は、カードの挿入と挿入されたカードの種類とを、前記スロットへの電力供給開
始に先立って判定するスキームを利用するようになっている。この従来のスキー
ムでは、68ピンコネクタでの一組の四種の信号、即ち、カード検出信号CD1
(ピン36)とCD2(ピン67)、電圧センス信号VS1(ピン43)とVS2(ピ
ン57)をホストシステムが駆動、モニターするようになっている。これらの信
号はASICに供給しなければならないことから、ASICには、チップに電力
が供給される前では、即ち、ホストシステムがカードの有無を検出してその種類
を判定している間、高インピーダンス状態になる特殊バッファを備えていなけれ
ばならない。ホストシステムが5ボルト用反転自在16ビットPCカードを適切
に検出できるためには、CD1とCD2とは接地接続し、VS1とVS2とは開
放されていなければならない。3.3ボルト用反転自在カードバス対応PCカー
ドの場合では、当該カードの挿入を適切に検出するためにはCD1とVS1とを
互いに短絡し、CD2は接地接続し、VS2は開放されていなければならない。
【0051】 カードの挿入とその種類の検出の後では、68ピンコネクタにおける適当な信
号を駆動ないしモニターするためにカードの向き(上向きか、下向きか)を判定す
る必要がある。本発明によれば、ASICには向き検出状態機構が設けられてお
り、この機構がカードの種類(16ビットか、32ビットか)に特有のバス信号を
利用して、カードが上向きか、下向きかを表す制御信号を出力するようになって
いる。
【0052】 電源及び接地接続については、カードを反転すると接地ピンは適切に整合する
(line up)が、カードのVcc電圧接続(ピン17とピン51)はVpp接続(ピン
18とピン52)と整合するようになる。Vpp信号がホストからプログラミン
グ電圧を供給してしまい、これらがPCカードVcc電力供給源に接続されるの
は望ましくない。従って、ASICの外部回路が、向き検出状態機構が出力する
向き制御信号に応答してVpp電源を遮断する。最後に、カード機能回路に接続
した信号マルチプレクサが、向き制御信号に応答してバスインターフェースとの
間での種々の相補単方向信号、双方向信号、三状態信号(tristateable signal)
を多重化する。
【0053】 B.5ボルト用反転自在16ビットPCカード 図28には、68接点I/Oバスインターフェースコネクタ208(本明細書に
おいては、68ピンカードコネクタとも言う)を有する16ビットPCカード2
06がホストシステムにおけるPCMCIAスロットに上向きの状態でも、また
、下向きの状態でも差し込めるようにするシステムの機能ブロック図を示す。図
28のシステムは、向き検出状態機構212が組み込まれているASIC210
と、信号マルチプレクサ214と、従来のカード機能回路216とからなり、従
来のカード機能回路216は、制御器、インターフェース、それにホストシステ
ムがイーサーネットLANや公衆電話交換網などに標準RJ-45及びRJ-11コネクタ
を介して接続されるようにするアダプタ回路とで構成されている。ライン218
に表れるものとして集合的に示した或る命令信号とライン220におけるカード
リセット信号とは、向き検出状態機構212がそれらを利用してカードの向きを
判断するようになっており、判断結果に応じて「Card_Flipped(カード反転)」と「C
ard_Not_Flipped(カード非反転)」制御信号222、224を出力する。
【0054】 図28のシステムには、ASIC210の外部回路として、カード有無検出回
路226とカード種類検出回路228とを含む回路と、カードの向きとは無関係
にライン231を介してカードに正確な供給電圧(Vcc)を供給する電力接続回
路230とが備わっている。カード検出回路226はライン232、234を介
して、68ピンカードコネクタ208におけるカード検出CD1(ピン36)とそ
の(69-n)相補端子であるIOISI6#(ピン33)とにそれぞれ接続されてい
る。カード検出回路228は、図28に示したライン236、238を介してカ
ード検出CD2(ピン67)とその(69-n)相補端子であるData03(ピン02)
とにそれぞれ接続されている。電力接続回路230は、(a)ライン240を介し
て電圧供給源Vcc1、Vcc2(ピン17、51)の両方に、また、(b)ライン
242を介して電圧供給源Vpp1、Vpp2(ピン18、52)にそれぞれ接続
されている。 向き検出状態機構212から出力される制御信号222、224は、電力接続
回路230と信号マルチプレクサ214(ライン243を介して)とを制御するよ
うになっている。
【0055】 図29に、68ピンコネクタ208とASIC210との接続関係を詳細に示
しているが、両者間の接続は、説明するまでもなく容易に理解されるところであ
る。前述したように、5ボルト用反転自在16ビットPCカードの場合では、カ
ード検出を正確にするためにはCD1とCD2とは接地接続し、VS1とVS2
とは開放しておく。これは、カードの向きに拘らずCD1とCD2及びそれらの
相補端子IOISI6#とData03におけるプルダウン抵抗を設けることにより
達成できる。従って、カード検出回路226はCD1を接地接続する第1プルダ
ウン抵抗244と、IOISI6#を接地接続する第2プルダウン抵抗246と
からなる。同様に、カード検出回路228も、CD2と接地との間に接続した第
1プルダウン抵抗248と、Data03を接地接続する第2プルダウン抵抗250
とからなる。
【0056】 反転自在16ビットカードの向きの検出については、PCカードサイクルを制
御するためにホストシステムにより駆動される或る一組の命令信号が使われる。
カードを反転した場合、これらの命令信号の幾つかが、リセット信号と共にアド
レスピンに供給されるようになる。アドレスピンの挙動は不確定だが、リセット
信号と命令ラインの挙動は16ビットカード仕様により定められている。リセッ
トが終わった(deasserted)後では、命令ラインは定位であって、不活性状態にな
っていなければならない。向き検出状態機構212はこれらの命令信号の挙動を
利用してカードの向きを検出するのである。チップがパワーアップされると、こ
のチップの機能回路はリセット状態となり、出力制御信号が不活性状態になる。
ところで、カードの向きが正常であっても、また反転されても、向き回路212
は入力リセットと命令信号ピンをモニターしている。一組の信号の挙動がリセッ
ト及び命令ラインと一致すると、カード向きが確定する。
【0057】 反転自在16ビットPCカードの実施の形態では、二つのフリップ状態モジュ
ール(flipstate modules)、即ち、カードがあたかも上向き状態で差し込まれた
かのように信号をモニターするモジュールと、カードが反転状態で差し込まれた
かのように信号をモニターするモジュールとを利用している。詳述すれば、図2
9と図26とを参照して、向き検出状態機構212により利用された命令信号2
18は、図29に示したライン252〜257にでてくるバス信号CE1#、C
E2#、OE#、WE#、IORDN、IOWRNからなり、これらのラインはコ
ネクタ208のピン07、42、09、15、44、45にそれぞれ連なり、対
応するパッドがASIC210に設けられている。これらの命令信号が全て定位
であり、不活性状態であれば、PCカードバスはアイドル状態にあるものとみる
。下記のアルゴリズムは、命令信号とリセット信号とをモニター(look)して、リ
セットを行った前後に命令信号が安定しているかどうかを判定するものである。
【0058】 バスがアイドル=IORDN # IOWRN & WE# & (OE#|(CE1# & CE2#)) ASIC状態機構疑似コード 状態(リセット) リセット状態が((充分な時間が経過している)のではない) バスがアイドルであれば、 タイマーを増加させる その他の場合では タイマーを0にリセット リセットし、充分な時間が経過した場合、 タイマーをリセットする NO_RESET状態へ移動 状態(NO_RESET) リセット状態が偽 バスがアイドルであれば タイマーを増加させる それ以外では タイマーをリセットする (バスがアイドル)でない場合 リセット状態へ戻る 充分な時間が経過した場合 パス状態へ移動 状態(パス) タイマーを0にリセット リセット状態が偽 (バスがアイドル)でない場合 リセット状態へ戻る それ以外では その他の状態機構のリセット状態が真であれば 状態一致へ移動 状態(一致) タイマーは0 リセット状態は偽 検出向きは真
【0059】 前述したように、反転自在PCカードの別の構成で考えられることに、スロッ
トにおける電力と接地接続が挙げられる。カードが反転されていると接地信号は
適切に整合(line up)するが、電力接続VccはVpp接続と整合する。Vpp
信号はホストからプログラミング電圧を供給することがあり、これらがPCカー
ド電力供給源に供給されるのは望ましくない。従って、Vpp源を断つために回
路230を利用している。図30において、ASICからライン222における
向き制御信号Card_Flippedが、68ピンコネクタ208にあるVccピンと接続
した第1電子スイッチ手段260に供給される。ライン224における向き制御
信号Card_Not_Flippedは、68ピンコネクタ208のVppピンと接続した第2
電子スイッチ手段262に供給される。向きが判断されると、これらの向き制御
信号はVcc源を接続状態に、Vpp源をオフにする。
【0060】 図31に、反転自在16ビットPCカードに利用できるものであって、pちゃ
んねるMOSFET264、266からなる回路230の第1実施の形態230
aを示す。PCカードへのVppとVcc供給源は、PCカードをパワーアップ
するとオンになる。VppFET264とVccFET26とは、それぞれプル
ダウン抵抗268、270により受動的にオンにされる。従って、カードVcc
はVcc、Vppホスト電力供給源により供給される。ASICからのVppOff信
号とVccOFF信号とが、ASICがスロットにおけるPCカードの向きを判断する
まで三状態(tri-stated)になっている。ASICが一旦PCカードの向きを判断
すると、ASICは、適当な制御信号、Vpp_Off(Card_Not_Flipped)またはVcc_O
ff(Card_Flipped)、をカードVccレベルにすることにより、カードスロットの
Vpp電力ピンに物理的に接続されているFET264またはFET266をオ
フにする。回路が適切に機能するためには、内部にドレイン-ソースバック-ゲー
トダイオードを持たないFETを利用することである。また、充分なゲート-ド
レイン電圧(gate to drain voltage)をFETに供給して、FETでのON状態
電圧降下を最小限にする必要がある。
【0061】 C.反転自在32ビットカードバス対応PCカード 図32に、68接点I/Oインターフェースコネクタ282(68ピンカードコ
ネクタとも言う)を有する32ビットカードバス対応PCカード280が、上向
き状態と下向き状態の何れかでホストシステムのPCMCIAスロットに差し込
めるようにするシステムの機能ブロック図を示す。図32のシステムは、向き検
出状態機構286が組み込まれているASIC284と、信号マルチプレクサ2
88と、従来のカード機能回路290とからなり、従来のカード機能回路290
は、制御器、インターフェース、それにホストシステムがイーサーネットLAN
や公衆電話交換網などに標準RJ-45及びRJ-11コネクタを介して接続されるように
するアダプタ回路とで構成されている。
【0062】 図32のシステムには、ASIC284の外部回路として、カード有無及び種
類検出回路292、294、296とを含む回路と、カードの向きとは無関係に
ライン298を介してカードに正確な供給電圧(Vcc)を供給する前述の電力接
続回路230とが備わっている。カード検出回路292はライン300、302
を介して、68ピンカードコネクタ282におけるカード検出CD1(ピン36)
とVS1(ピン43)とにそれぞれ接続されている。カード検出回路294は、ラ
イン304、306を介してカード検出CD23(ピン26)とCLKRunN(ピン33
)とにそれぞれ接続されている。カード検出回路296は、ライン308、31
0を介してCD2(ピン67)とその(69-n)相補端子であるCAD0(ピン02)と
にそれぞれ接続されている。電力接続回路230は、(a)ライン312を介して
電圧供給源Vcc1、Vcc2(ピン17、51)の両方に、また、(b)ライン3
14を介して電圧供給源Vpp1、Vpp2(ピン18、52)にそれぞれ接続さ
れている。向き検出状態機構286は、ライン316、318にでてくるバスイ
ンターフェースクロック信号、CClK、CdevSelN、その(69-n)相補とをその入
力として、外部回路230、292、294を制御するための向き制御信号32
0、322(Card_FlippedとCard_Not_Flipped)を発生する。好む危険出場タイ紀
行286は、信号マルチプレクサ288を制御するカード向き信号324をも出
力するようになっている。
【0063】 図33に、68ピンコネクタ282とASIC284との接続関係を詳細に示
しているが、両者間の接続は、説明するまでもなく容易に理解されるところであ
る。前述したように、32ビットPCカードを適切に検出するためには、幾つか
の要件の中でもCD2を接地接続する必要がある。従って、カード検出回路29
6は、CD2を接地接続する第1プルダウン抵抗326と、CAD0(CD2に相補)
を接地接続する第2プルダウン抵抗328とからなる。
【0064】 3.3ボルト用反転自在32ビットカードバス対応カードの場合では、CD1
とVS1とはカードの挿入を正確に検出するために互いに短絡する必要がある。
そのため、CD1とVS1及びそれらの相補ピン対ClkRunNとCAd23との間を
特殊回路292、294でそれぞれ接続することで、チップに電力が供給されて
いないときには短絡しているが、電力が供給されると開成して、ASICがこれ
らの信号を駆動するようにしている。この回路の要件としては、カード検出時の
信号送り出し、検出後の信号遮断(signal isolation)、カード検出段階では外部
電力供給不要、検出時とパワーアップ時の遮断への自動切替えなどがある。
【0065】 図34aと図34bとは、好ましい実施の形態による回路292、294の実
現方法を示しており、また、図35aと図35bとは別の実施の形態を示してい
る。図34aの回路は、正常モードCD1/VS1ピン対に、また、図34bの
回路は、反転モード相補ピン対ClkRunNとCAd23にそれぞれ接続されている。
【0066】 代表例としてあげる回路292は、二個のショットキーダイオード330、3
32と、二個のバイポーラPNPトランジスタ334、336からなる。トラン
ジスタ334、336のそれぞれのコレクタは互いに接続されており、ダイオー
ド330はトランジスタ334のエミッタ-コレクタ間に接続されている。同様
に、ダイオード332は、トランジスタ336のエミッタ-コレクタ間に接続さ
れている。トランジスタ334のエミッタは68ピンコネクタ282のピンCD
1に、また、トランジスタ336のエミッタはコネクタ282のピンVS1にそ
れぞれ接続されている。各トランジスタ334、336のベースないし制御ノー
ドは、ベースバイアスネットワークを介して向き検出状態機構286のCard_Fli
pped制御出力320に接続されているが、前記ベースバイアスネットワークは、
CD1接続トランジスタ334の場合では単に抵抗338で構成されている。V
S1接続トランジスタ336は、直列抵抗340、342とコンデンサ344と
からなる分岐(tapped)バイアスネットワークを接地させて、回路レスポンス時間
を制御するようになっている。図34bに示した回路294も、図34aに示し
た回路292とほぼ同一であるが、トランジスタのベースが状態機構286のCa
rd_Not_Flipped出力322に接続されている点で異なっている。
【0067】 図34aと図34bに示した回路の動作について説明すれば、カードをホスト側
スロットに挿入すると、カード検出ピンに能動ピン対と接続されている回路29
2または294のPNPトランジスタの何れかのフォワードバイアスエミッタジ
ャンクションを介して電流が供給される。不活性対は、カード検出が終わるまで
三状態に保持されている。トランジスタのエミッタベースジャンクションを介し
て流れた電流は、ASICの制御ノードにベースバイアス抵抗により制限される
。カード検出時ではカードはまだパワーアップされていないから、また、回路負
荷抵抗がバイアス抵抗値よりも遙かに小さいから、バイアス抵抗はASIC制御
ライン320または322を介してカード信号接地に効果的に返される。この構
成で、PNPトランジスタのエミッタ-コレクタジャンクションを飽和させるの
に充分な電流が得られ、信号電流のバルクが電圧センスピンへと残りのフォワー
ドバイアスダイオードを介して流れる。この実施の形態では、ショットキーダイ
オードが、不活性のPNPトランジスタの寄生コレクタベースジャンクちょんを
中心として信号電流をステアリングする。回路はCD1/VS1電流に対しては
双方向性を持つ。
【0068】 ホストシステムは、カード検出ピンでの電圧上昇を検出して、カードを励起す
る。ASIC装置がパワーアップシーケンスを終えると、回路の制御ピンにおけ
る論理レベル電圧で、回路2982と294の何れかが導電状態にあり、また、
遮断状態にあるかを判定する。遮断状態にある回路の場合、ハイ論理レベルでト
ランジスタのエミッターベースジャンクションを介して導通するのを阻止し、か
くて装置はオフ状態、エミッターコレクタになる。これにより、回路の信号路が
効果的に遮断される。回路292、294の何れかで活性状態にある回路の場合
では、制御ピンにおける論理ローレベルで、回路をカード検出状態に維持する。
ASICには、電力供給時にカード検出ピンを活性状態にするための対策がとら
れている。検出状態からの回路の変移は、回路のVS側におけるカード接地に値
の小さいコンデンサ334を設けたことにより遅らせているので、ホストから電
力が供給された後にASICインターフェース装置をパワーアップする時間が得
得られるのである。
【0069】 遮断状態(isolation)は、信号ピンの間で直列/並列に作用するダイオードとト
ランジスタの有効容量により定まる。最小ジャンクション容量とフォワード電圧
降下とでダイオードの選択が定まる。コレクタエミッタ容量、電流利得、飽和電
圧などもぢょうようにトランジスタの選択に働きかける。図35aと図35bに
示した二個のダイオードを利用した別実施の形態とは異なって、図34aと図3
4bに示した実施の形態では、一つのショットキーダイオードと一つのPNPト
ランジスタとを能動導電路に設けているから、カード検出時での全電圧降下量は
より小さい。
【0070】 図35aと図35bとは、図34aと図34bの実施の形態に代わる別実施の
形態を構成する回路360、361を示している。図34aと図34bに示した
最初の実施の形態と同様に、図35aと図35bに示したそれぞれの回路は同一
であるが、回路360は正常モードCD1/VS1ピン対に、回路361は反転
モード相補ピン対ClkRunN、CAd23にそれぞれ接続されている。代表例として
回路360は四個のショットキーダイオード362〜365と一個のバイポーラ
PNPトランジスタ366とからなり、ベースバイアス抵抗368がカードVC
Cレールに接続されている。また、小さいコンデンサ370がトランジスタ36
6と接地との間に介在している。
【0071】 図35aと図35bに示した回路の動作を説明すれば、ホスト側スロットにカ
ードを挿入すると、カード検出ピンに能動ピン対と接続されている回路360ま
たは362のフォワードバイアスダイオードを介して電流が供給される。不活性
対は、カード検出が終わるまで三状態に保持されている。トランジスタのエミッ
タベースジャンクションを介して流れた電流は、カード回路のVCCノードにベ
ースバイアス抵抗により制限される。カード検出時ではカードはまだパワーアッ
プされていないから、また、回路負荷抵抗がバイアス抵抗値よりも遙かに小さい
から、バイアス抵抗はカード信号接地に効果的に返される。この構成で、PNP
装置のエミッタ-コレクタジャンクションを飽和させるのに充分な電流が得られ
、信号電流のバルクが電圧センスピンへと残りのフォワードバイアスダイオード
を介して流れる。この回路はCD1/VS1電流に対しては双方向性を持つ。
【0072】 ホストは、電圧センスピンでの電圧上昇を検出して、カードを励起する。VC
Cレールの電圧を供給すると、トランジスタのエミッタベースジャンクションを
介しての更なる導通が阻止され、装置はオフ状態、エミッターコレクタになり、
かくて回路360、361の両方、即ち、能動カード検出ピンと接続されている
回路とバス信号に接続されている回路との両方を通る信号路が遮断される。カー
ドバスインターフェース装置には、電力供給時にカード検出ピンを活性状態にす
るための対策がとられている。検出状態から遮断状態への回路の変移は、値の小
さいコンデンサ370を設けたで遅らせているので、ホストから電力が供給され
た後にカードバスインターフェース装置をパワーアップする時間が得得られるの
である。
【0073】 遮断状態は、信号ピンの間で直列/並列に作用するダイオードとトランジスタ
の有効容量により定まる。最小ジャンクション容量とフォワード電圧降下とでダ
イオードの選択が定まる。コレクタエミッタ容量、電流利得、飽和電圧などもぢ
ょうようにトランジスタの選択に働きかける。
【0074】 カードバス対応(32ビット)PCカードのカード向き検出については、向きに
応じてシステムクロック(CClK)はピン19か、ピン50のどちらかにある。機能
回路290はリセットされたままであり、ピン19、50は向き検出回路286
によりモニターされている。どちらかの信号が所定回数変移すると、その信号は
クロックであるものと識別され、かくてカードの向きが判定される。
【0075】 反転自在32ビットカードバス対応カードのスキームでは、図30に概略的に
示したのと同じ基本的電力供給接続回路230が使われている。この回路230
による3.3ボルト用32ビットPCカードの検出例を図36に示す。図36の
回路230bは図31の回路230aと同一ではあるが、回路230bに、抵抗
382と反転器384の直列回路からなるチャージポンプ回路380が設けられ
ている点で異なって下り、前記チャージポンプ回路380はFETのゲート-ソ
ース間に接続されていて、回路構成部品382、384との接続点に制御信号Vp
p_OffとVcc_Offが供給されるようになっている。図37は、5ボルト用16ビッ
トPCカードと3.3ボルト用32ビットPCカードの検出回路の両方に利用し
得る電力供給接続回路230の別の実施の形態230cを示す。図37の実施の
形態では、それぞれに内部チャージポンプ回路が含まれ、内部ドレイン-ソース
バック-ゲートダイオードが使われていないテキサス・インスツルメント社製TPS2
021 FET386が使われている。
【0076】 ホストからカードへの電力の供給が遮断すると、或いは、ホストとの接続から
切り離すと、電力損失がカードに起こる。カード回路をもとの状態へ適時に戻す
には、新たな検出サイクルを開始する必要がある。電力損失後のカード回路の挙
動は、Rをカードにおける能動回路の非線形電圧帯電流特性とし、Cをカード非
接続とバルクフィルタ容量との全並列容量とするRC時定数で特徴付けられる。
【0077】 32ビットカードバス対応PCカードの場合、電力遮断後での能動回路の挙動
は、カードのRC時定数を検出時間よりも小さい間隔に効果的に減少する放電機
構を要するようになっている。図38aにおいて、32ビットカードバス対応カ
ードの場合では、カード電源Vccと接地との間に接続した自動トリガー式能動
負荷回路(active self triggered load circuit)402を用いることでこれが達
成できる。回路402は、nチャンネルMOSFET404とバイポーラPNP
ジャンクショントランジスタ406とからなる。MOSFET404は、接地接
続したゲートバイアス抵抗408を含んでいる。トランジスタ406は、カード
電源Vccと接続したベースバイアス抵抗410を含んでいる。ダイオード41
2とコンデンサ414の直列回路は、Vccと接地との間に介在している。電力
を供給した初期段階では、トランジスタ404、406はオフ状態にある。コン
デンサ414は貯蔵容量として作用し、ダイオード412を介して供給電圧Vc
cを蓄える。Vcc供給レール8に対する電圧がなくなると、回路負荷により初
めのうちは制御される正味減衰率がVccとなる。コンデンサ414は、放電路
が確立するまで(Vcc-Vd)と等しい電圧に充電されたままである。前述の放
電路は、供給がベースエミッタジャンクションのフォワードバイアス電圧と等し
い量だけ減少してトランジスタ406が導電した時の得られる。このトランジス
タ406を介して発生する電流により、MOSFET404のゲートにおける抵
抗408に正味電圧が発生する。抵抗408の両端での電圧がMOSFET40
4のゲート閾電圧まで上昇すると、受動フィードバック機構が醸し出される。こ
のトランジスタ404が導通すると、Vcc電圧の減衰率が上昇し、かくてトラ
ンジスタ406のベース回路の有効電圧が増加する。正味減衰率は、ミルオーム
からオーム程度の、MOSFETチャンネルのON状態抵抗(RDSオン)(FE
Tが完全に導通しているとドレイン-ソース抵抗)により定まる。シャント負荷抵
抗416は、クローバーのカットオフ電圧以下で放電路を形成して、ASIC装
置がその初期状態の回復する電圧以下にVccが降下できるようにしている。3
2ビットカードバス対応の用途では、この抵抗416の値は一般に10キロオー
ム程度である。
【0078】 図38Bにおいて、16ビットカードの場合、電力遮断時での減衰率と復帰機
構とは、もとの状態に復帰するのに充分ではあり、負荷抵抗420のみがVcc
供給源にある。この負荷抵抗42の抵抗値としては、実地では一般に1キロオー
ムから10キロオーム程度が利用される。この負荷付けで、ASIC装置を電力
供給遮断時に充分な速度で初期状態の復帰させるのを確実にすることができる。
【0079】 反転自在PCカードの向きが正しく判断されると、ASICは正常動作のため
にPCカードインターフェース信号を適当に駆動ないしモニターしなければなら
ない。従って、これらの信号は正常機能のために多重化されている必要があり、
このために回路214(図28)、288(図32)が設けられているのである。
【0080】 カードの反転ができない場合、ASICは、双方向ピンのため似ず39に示し
たのと類似のパッド駆動回路430を通常利用する。この回路430はコネクタ
ピン(n)用のパッド432と68ピンコネクタにあるその他のピン(69-n)用
のパッド434とからなる。パッド432には、パッドからSignal(n)Inを供給
する入力駆動回路436と、パッド432にSignal(n)Outを供給する出力駆動回
路438とが接続されている。信号が出力だけか、または、三状態ドライバだけ
の場合では、入力駆動回路436は接続されない。同様に、入力だけの場合でも
、出力駆動回路438は接続されない。三状態出力駆動回路に出力イネーブルが
使われているg、あ出力のみのパッドには使われていない。
【0081】 カードを反転すると、ASICが検出した向きに応答して信号を多重化するよ
うになる。これには、パッドからの入力と、パッドへの出力とパッドへの出力イ
ネーブル(双方向ピンのため)の多重化が含まれている。
【0082】 図40に示した回路440は、図28と図36に一般に示した回路214、2
88を実現したものである。回路440は、向き制御信号に応答して上向き用信
号路または下向き用信号路を選択するために相補ピン(69-n)における信号で
多重化されるピン(n)ごとにパッド432、434と多重化装置442〜447
とが接続される態様を示している。ピン(n)からの入力はピン(69-n)からの
入力で多重化され、ピン(n)への出力はピン(69-n)への出力で多重化され、
ピン(n)への出力イネーブル(OE)はピン(69-n)への出力イネーブルで多重
化される。多重化装置442〜447は、ピン(n)がバスに接続されたか、また
は、ピン(69-n)に接続されたかを判定する向き検出論理からの向き制御信号
により制御される。
【0083】 ここまで特定の実施の形態について本発明を詳述したが、本発明は説明した実
施の形態の限定するつもりはなく、添付の請求の範囲で定めるべきである。当業
者には、本発明の範囲と真髄から逸脱することなく、ここまで説明した実施の形
態を改変したり、説明し、図示した種々の構成部品を等価物に置換したりするこ
とが容易に考えられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 PCMCIAインターフェース規格に合致するデュアルカードス
ロットであって、本発明による通信装置が差し込まれるようになっているスロッ
トを備えたノート型コンピュータの形でのホストシステムを示す斜視図。
【図2】 標準的なPCMCIA準拠タイプIIPCカードの平面図。
【図3】 図2のカードの前面図。
【図4】 図2のカードの側面図。
【図5】 PCカードにおけるコネクタと接続しうるホスト側コネクタであ
って、図1に示したホストシステムのPCMCIA準拠スロット内のある一対の
スタック型68ピンホスト側コネクタの前面図。
【図6】 図5における線6-6に沿ってみた、図5のホスト側コネクタの
側断面図。
【図7】 一対の通信装置が差し込まれた状態でのホストシステムにおける
PCMCIA準拠カードスロットを示す概略横断面図。
【図8】 本発明の第1実施の形態による通信装置の概略斜視図。
【図9】 図8の通信装置の上面図。
【図10】 図8の装置の背面図。
【図11】 図8の装置の側面図。
【図12】 図8の実施の形態による通信装置が完全に差し込まれたPCM
CIA準拠スロットを有するホストシステムの一部の斜視図。
【図13】 重ね合わせる前での通信装置の相対位置関係を示す、本発明に
よる二つの通信装置の斜視図。
【図14】 合体させた状態での図13の通信装置を示す斜視図。
【図15】 図14の合体したカードの上面図。
【図16】 図14の合体したカードの背面図。
【図17】 図14の合体した通信装置が完全に差し込まれたところを示す
、PCMCIA準拠スロットのあるホストシステムの一部分の斜視図。
【図18a】 本発明の通信装置のソケットの別の実施の形態を示す図。
【図18b】 本発明の通信装置のソケットの別の実施の形態を示す図。
【図18c】 本発明の通信装置のソケットの別の実施の形態を示す図。
【図19】 本発明の別の実施の形態であって、長尺版を示す斜視図。
【図20】 ホストシステムのPCMCIA準拠スロットに完全に差し込ん
だ状態での図19の通信装置を示す斜視図。
【図21】 本発明のまた別の実施の形態であって、二つの通信装置を合体
させた場合に何れかが占有することになるスペースに充填部材を設けた実施の形
態を示す分解斜視図。
【図22】 上からみた図21の実施の形態の斜視図。
【図23】 底から見た図21の実施の形態の斜視図。
【図24】 上部及び底部接地板を備えた68接点カードバス対応コネクタ
を上から見た斜視図。
【図25】 図24に示したカードバス対応コネクタをしたからみた斜視図
【図26】 16ビットPCカードの68ピンコネクタにおけるピン割当て
を示す表。
【図27】 32ビットカードバス対応PCカードの68ピンコネクタにお
けるピン割当てを示す表。
【図28】 本発明により反転自在16ビットPCカードに組み込んだ回路
の機能ブロック図。
【図29a】 本発明による反転自在16ビットPCカードにおける68接
点コネクタとASICとの接続関係のスキームを示す図。
【図29b】 本発明による反転自在16ビットPCカードにおける68接
点コネクタとASICとの接続関係のスキームを示す図。
【図29c】 本発明による反転自在16ビットPCカードにおける68接
点コネクタとASICとの接続関係のスキームを示す図。
【図30】 本発明による反転自在16ビットPCカードと32ビットカー
ドバス対応PCカードでのVppおよびVcc電源供給電圧を取扱う回路の概略
図。
【図31】 本発明による5ボルト用反転自在16ビットPCカードのVp
pおよびVcc電圧供給を扱う回路の概略図。
【図32】 本発明による反転自在32ビットカードバス対応PCカードに
組み込まれている回路の機能ブロック図。
【図33a】 本発明による反転自在32ビットカードバス対応カードにお
ける68接点コネクタとASICとの間の接続関係のスキームを示す図。
【図33b】 本発明による反転自在32ビットカードバス対応カードにお
ける68接点コネクタとASICとの間の接続関係のスキームを示す図。
【図34a】 反転自在32ビットカードバス対応カードの向き検出回路の
概略図。
【図34b】 反転自在32ビットカードバス対応カードの向き検出回路の
概略図。
【図35a】 図34aと図34bに示した反転自在32ビットカードバス
対応カードの向き検出回路の別実施の形態を示す概略図。
【図35b】 図34aと図34bに示した反転自在32ビットカードバス
対応カードの向き検出回路の別実施の形態を示す概略図。
【図36】 本発明による3.3ボルト用反転自在32ビットカードバス対
応カードのVppおよびVcc電圧供給を扱う回路の概略図。
【図37】 本発明による5ボルト用反転自在16ビットPCカードと3.
3ボルト用反転自在32ビットカードバス対応カードとの両方のためのVppお
よびVcc電圧供給を扱う回路の概略図。
【図38a】 活性からオフへの変移時での反転自在カードの電力を管理す
る回路の概略図。
【図38b】 活性からオフへの変移時での反転自在カードの電力を管理す
る回路の概略図。
【図39】 カードの反転ができない従来のPCカードASICパッド駆動
回路の概略図。
【図40】 本発明の別の面によるカード反転ができるようにしたASIC
信号多重化回路の概略図。
【符号の説明】
10…ホストコンピュータ 12…ホスト側スロット 60…通信装置 62…ハウジング 64…第1筐体 66…第2筐体 80…68接点コネクタ 102…印刷回路板 126…カバーパネル 162…ハウジング 164…第1筐体 166…第2筐体 170…充填部材 208、282…68ピンバスインターフェース 212、286…向き検出状態機構 214、288…信号マルチプレクサ 216、290…カード機能回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ジェラルド・ペッパー アメリカ合衆国カリフォルニア州91320− 1420,サウザンド・オークス,コーポレー ト・センター・ドライブ 2300、ザーコ ム・インコーポレーテッド (72)発明者 ジェイムズ・ジー・ヒューズ アメリカ合衆国93065カリフォルニア州シ ミ・バレー、ランブリング1390番 (72)発明者 ドナルド・シー・バレット アメリカ合衆国93010カリフォルニア州カ マリロ、ダメツ・ストリート2758番 (72)発明者 フランク・マックリン アメリカ合衆国93065カリフォルニア州シ ミ・バレー、カイトテイル・ストリート 302番 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB12 AB22 EC12 ED03 ED27 FA17 GA04 GA31 GB43 GB97 5B035 AA07 BA03 BB09 CA07 CA08 CA09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムを情報転送システムに接続するために、ホス
    トシステムにあるスロットに受承させる装置であって、 第1筐体および第2筐体とからなるハウジングと、 回路構成部品が設けられて前記ハウジング内に収納された基板と、 前記基板に設けた回路構成部品と電気接続されていると共に、ハウジングの前
    記第1筐体の直交前端に装着されていて、ホストシステムにある前記スロット内
    のホストコネクタに接続される装置コネクタとからなり、 ハウジングの前記第1筐体は長手中心線と、長手方向に平行に延在する側部と
    、前記直交前端と、後端とを有していると共に、PCMCIAカードの幅規格に
    ほぼ合致する幅と、PCMCIAタイプIIカードの厚み規格にほぼ合致する高さ
    とを有しており、 ハウジングの前記第2筐体は、ハウジングの前記第1筐体の後端から後方に張
    り出して、ハウジングの前記第1筐体の高さよりも大きい高さを有し、また、こ
    の第2筐体には、前記基板上の回路構成部品と接続したソケット接点のあるソケ
    ットが少なくとも一つ形成されていて、このソケットには前記ソケット接点と係
    合するプラグ接点を備えた標準的な通信プラグを受承するようになっており、斯
    くして装置を前記情報転送システムに直接接続できるようになっており、 而して、ハウジングの前記第2筐体を前記長手中心線の片側に位置させ、かつ
    、前記第2筐体の幅をハウジングの前記第1筐体の幅の約半分以下にしてなる装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、 ハウジングの前記第2筐体は後端を有し、その高さがPCMCIAタイプIII
    カードの厚み規格にほぼ合致する高さとなっており、また、第1筐体の前記直交
    前端から第2筐体の前記後端までの前記ハウジングの全長がPCMCIAカード
    の長さ規格にほぼ合致していることよりなる装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置であって、 前記少なくとも一つのソケットは、ハウジングの第2筐体の前記後端から前方
    へと延在しており、その大きさが標準的なRJ型モジューラプラグを受承する大き
    さとなっていることよりなる装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、 該装置は、表面上向きの状態と、表面下向きの状態の何れでもホストシステム
    にある前記スロットに受承できるように構成されてなる装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置であって、 ハウジングの前記第1筐体の、前記直交前端からその後端までの全長が、PC
    MCIAカードの長さ規格に収まっていることよりなる装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の装置であって、 該装置は、この装置とほぼ同一形状の別の装置と重合合体できるようになって
    おり、その際、一方の装置のハウジングの第1筐体は他方の装置のハウジングの
    第1筐体に載置され、一方の装置のハウジングの第2筐体は他方の装置のハウジ
    ングの第2筐体に隣接するスペースに臨み、而して、重合合体した装置は、その
    全高がPCMCIAタイプIIIカードの厚み規格にほぼ合致して、何れかの装置
    を上側にしてホストシステムにある前記スロットに受承できるように構成されて
    なる装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の装置であって、 前記装置コネクタが、装置をスロットに挿入すると前記ホストコネクタにおけ
    る複数の接点位置とそれぞれ係合する接点位置を備えており、斯くして装置コネ
    クタとホストコネクタとの間でバスインターフェース信号の送受ができ、また、
    装置をホストシステムにあるスロットへ挿入するに当たっては、装置コネクタの
    前記接点位置がホストコネクタの対応する前記接点位置と合致する第1向きと、
    装置の前記接点位置が、該装置の接点位置に対して相補関係にあるホストコネク
    タの接点位置と合致する第2向きの何れかで挿入でき、 装置の機能を制御するものであって、ホストコネクタの前記接点位置に対応す
    る端子を備え、情報転送システムと接続するようになっている第1回路と、 選ばれたバスインターフェース信号に応答してホストシステムにあるスロット
    内での装置の向きを表す向き信号を発生する第2回路と、 装置コネクタと前記第1回路との間に介在していて、装置が前記第1向きでホ
    ストにあるスロットに挿入されると、バスインターフェース信号を装置コネクタ
    の接点位置と第1回路の対応する端子との間で送受する第1信号路、および、装
    置コネクタの接点位置と、対応する端子とは相補関係にある第1回路の端子との
    間で信号を送受する第2信号路とからなり、前記向き信号に応答して第1信号路
    と第2信号路の何れかを選択する第3回路とを備えてなる装置。
  8. 【請求項8】 ホストコネクタが一対、上下段に設けられている、ホスト
    システムにあるPCMCIAカードスロットに受承されてホストシステムを情報
    転送システムに接続するための装置であって、 第1筐体および第2筐体とからなり、前記第1筐体は長手中心線と、長手方向
    に平行に延在する側部と、前記直交前端と、後端とを有していると共に、PCM
    CIAカードの幅規格にほぼ合致する幅と、PCMCIAタイプIIカードの厚み
    規格にほぼ合致する高さとを有しており、他方、前記第2筐体は、ハウジングの
    前記第1筐体の後端から後方に張り出して、前記第1筐体の高さよりも大きい高
    さを有し、また、前記基板上の回路構成部品と接続したソケット接点のあるソケ
    ットが少なくとも一つ形成されていて、このソケットには前記ソケット接点と係
    合するプラグ接点を備えた標準的な通信プラグを受承するようになって装置を前
    記情報転送システムに直接接続できるようになっており、更に、前記第2筐体を
    前記長手中心線の片側に位置させ、かつ、前記第2筐体の幅を前記第1筐体の幅
    の約半分以下としたことよりなるハウジングと、 前記ソケット接点が接続された回路構成部品が設けられて前記ハウジング内に
    収納された基板と、 前記基板に設けた回路構成部品と電気接続されていると共に、ハウジングの前
    記第1筐体の直交前端に装着されていて、ホストシステムにある前記スロット内
    の一対のホストコネクタの何れかに接続される装置コネクタとからなる装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置であって、ハウジングの前記第2筐
    体は後端を有し、その高さがPCMCIAタイプIIIカードの厚み規格にほぼ合
    致する高さとなっており、また、第1筐体の前記直交前端から第2筐体の前記後
    端までの前記ハウジングの全長がPCMCIAカードの長さ規格にほぼ合致して
    いることよりなる装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置であって、 前記少なくとも一つのソケットは、ハウジングの第2筐体の前記後端から前方
    へと延在しており、その大きさが標準的なRJ型モジューラプラグを受承する大き
    さとなっていることよりなる装置。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の装置であって、 該装置は、表面上向きの状態と、表面下向きの状態の何れでもホストシステム
    にある前記スロットに受承できるように構成されており、装置が表面上向き状態
    で受承されると前記装置コネクタは上下段の内の一方のホストコネクタと係合す
    るが、表面下向き状態で受承されると他方のホストコネクタと係合されることよ
    りなる装置。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の装置であって、 ハウジングの前記第1筐体の、前記直交前端からその後端までの全長が、PC
    MCIAカードの長さ規格に収まっていることよりなる装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の装置であって、 該装置は、この装置とほぼ同一形状の別の装置と重合合体できるようになって
    おり、その際、一方の装置のハウジングの第1筐体は他方の装置のハウジングの
    第1筐体に載置され、一方の装置のハウジングの第2筐体は他方の装置のハウジ
    ングの第2筐体に隣接するスペースに臨み、而して、重合合体した装置は、その
    全高がPCMCIAタイプIIIカードの厚み規格にほぼ合致して、何れかの装置
    を上側にしてホストシステムにある前記スロットに受承させると上下段のホスト
    コネクタにそれぞれ接続できるように構成されてなる装置。
  14. 【請求項14】 複数の接点位置を有するホストコネクタが設けられてい
    る、ホストシステムにあるPCMCIAカードスロットに受承されてホストシス
    テムを情報転送システムに相互接続するための装置であって、 端部を有し、該端部に、装置がホストシステムのスロットに挿入されると前記
    ホストコネクタと係合して、装置コネクタとホストコネクタとの間でバスインタ
    ーフェース信号の送受ができ、また、装置をホストシステムにあるスロットへ挿
    入するに当たっては、装置コネクタの前記接点位置がホストコネクタの対応する
    接点位置と合致する第1向きと、装置の前記接点位置が、該装置の接点位置に対
    して相補関係にあるホストコネクタの接点位置と合致する第2向きの何れかで挿
    入できるように構成したハウジングと、 装置の機能を制御するものであって、ホストコネクタの前記接点位置に対応す
    る端子を備え、情報転送システムと接続するようになっている第1回路と、 選ばれたバスインターフェース信号に応答してホストシステムにあるスロット
    内での装置の向きを表す向き信号を発生する第2回路と、 装置コネクタと前記第1回路との間に介在していて、装置が前記第1向きでホ
    ストにあるスロットに挿入されると、バスインターフェース信号を装置コネクタ
    の接点位置と第1回路の対応する端子との間で送受する第1信号路、および、装
    置コネクタの接点位置と、対応する端子とは相補関係にある第1回路の端子との
    間で信号を送受する第2信号路とからなり、前記向き信号に応答して第1信号路
    と第2信号路の何れかを選択する第3回路とを備えてなる装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、 前記ホストコネクタと前記装置コネクタのそれぞれが、PCMCIAPCカー
    ド規格に合致してバスインターフェース信号を送受する68接点位置を有してな
    る装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の装置であって、 前記第3回路が信号マルチプレクサよりなり、該マルチプレクサは向き信号に
    より制御されることよりなる装置。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の装置であって、 前記第2回路はホストシステムからのクロック信号に応答して前記向き信号を
    発生することよりなる装置。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の装置であって、 前記第2回路はホストシステムからの選ばれた命令信号に応答して前記向き信
    号を発生することよりなる装置。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載の装置であって、 接点位置が、装置の有無と種類を荒足すバスインターフェース信号を送受する
    装置検出接点を備えており、 而して、装置コネクタの前記装置検出接点と接続されて、ホストシステムが装
    置の向きとは無関係に装置の有無と種類を検出するようにした装置検出回路を更
    に設けてなる装置。
  20. 【請求項20】 請求項14に記載の装置であって、 装置の向きとは無関係に、向き信号に応答して電源電圧を供給して装置をパワ
    ーアップする回路を更に設けてなる装置。
  21. 【請求項21】 請求項14に記載の装置であって、 前記装置コネクタは、接地板を備えた上面と下面とを有しており、前記接地板
    はホストシステムのスロット内の接地接点と係合するようになっており、また、
    前記上面にある接地板は前記下面にある接地板と電気接続されてなる装置。
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