JP2002539558A - ローカルバスノードを備えたマルチプレクサバス - Google Patents

ローカルバスノードを備えたマルチプレクサバス

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JP2002539558A
JP2002539558A JP2000605899A JP2000605899A JP2002539558A JP 2002539558 A JP2002539558 A JP 2002539558A JP 2000605899 A JP2000605899 A JP 2000605899A JP 2000605899 A JP2000605899 A JP 2000605899A JP 2002539558 A JP2002539558 A JP 2002539558A
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フーフ マーティン
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インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト
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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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  • Signal Processing (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 複数の送受信回路(2)を接続するために、送受信回路がローカルに分散されたバスノード(1)に接続され、このバスノードがさらに別の送受信回路または別のバスノード(1)へ接続される。これらのバスノード(1)はデータ信号と並列に制御信号が送信される場合にデータ信号を転送するための第1の回路(20)と、制御信号を転送するための第2の回路(31〜34)とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1の上位概念記載のマルチプレクサ回路装置に関する。
【0002】 ここで示される回路は特に複数の送受信回路を相互接続して相互に通信できる
状態にするために用いられる。この課題はいわゆるトライステートバスによって
解決されることが多いが、これには幾つかの欠点が存在する。バス線路の容量負
荷は(バス加入者の送信回路の遮断に起因して)送信しようとしているバス加入
者の送信出力に比例する。送信出力と容量負荷との比は設計措置によって所望に
合わせて改善することはできず、テクノロジパラメータおよび所定の送受信回路
の数に依存して変動してしまう。所定のテクノロジでは達成可能な伝送速度は接
続された送受信回路の数の関数となる。特にバス加入者の増大時には伝送速度が
低下する。
【0003】 さらにトライステートバスを使用することにより比較的複雑な駆動論理回路が
必要となる。2つのバス加入者が同時に送信することは短絡と同意になってしま
うので、決して2つの送受信回路が同時に信号をバスへ出力しないように保証し
なければならない。1つの送受信回路から他の送受信回路への切り換えを行う際
には、いずれの場合にもアクティブなバス加入者が全くないポーズを挿入し、そ
の際にこのポーズを中央のクロックを介して同期しなければならない。複雑なバ
スシステムでは特に、クロック信号を全ての送受信回路で同時に受信することが
保証されないという問題が発生する。したがってポーズは相応にこの種のクロッ
ク信号の伝搬時間差があっても2つのバス加入者が同時に送信を行わないことが
補償される大きさに定めなければならない。さらにトライステートバスを開発す
る際の設計および検証は既存のCADツールによってはきわめて不充分にしかサ
ポートされない。
【0004】 こうした欠点を回避するために、トライステートバスに替えてマルチプレクサ
も使用される。基本的にはこの場合に等価な2つの問題解決手段が知られている
。第1のケースでは各送受信回路の入力側に固有のマルチプレクサが設けられて
おり、これによりどの送受信回路から信号を受信したいかを定めることができる
。第2のケースでは各送受信回路は信号を中央に配置された分配回路へ送信し、
この分配回路によって到来する信号のうち1つを選択して接続された全ての送受
信回路へ転送する。
【0005】 2つの手段とも幾つかの問題点を有している。特にこれら2つの解決手段は面
積上最適のものではなく、比較的大きな空間領域を必要とする。なぜならきわめ
て多数の接続線路を個々の送受信回路ないしこれに属するマルチプレクサ間に配
設しなければならないからである。必要面積は等価のトライステートバスの場合
の数倍を超えることもしばしばである。さらに許容される構造は所定数の送受信
回路に制限され、きわめて柔軟性に乏しく拡張しにくいものとなる。更なるバス
加入者が加わる場合には、接続線路の構造全体を新たな状況に適合させなければ
ならない。
【0006】 本発明の課題は、複数の送受信回路を接続するマルチプレクサ装置をできる限
り小さな必要面積およびコストで加入者の種々の数の送受信回路へ適用できるよ
うにすることである。
【0007】 この課題は請求項1の特徴を有する回路によって解決される。本発明の回路は
特に、種々の送受信回路間の接続をローカルに分散された複数のバスノードを介
して行い、中央の交換回路を介さないことを特徴とする。個々の送受信回路は最
も近傍に位置するバスノードのみと直接に接続されており、バスノードは別の送
受信回路または別のバスノードへの接続線路を有している。
【0008】 このようにして比較的小さなデータ線路の全長が達成され、バス回路の必要面
積は周知のマルチプレクサバスの場合よりも格段に低減される。さらに有利には
全てのバスノードの構造がほぼ同一であり、このために比較的複雑なバス回路お
よびこれに接続される多数の送受信回路のコストが小さくなる。この解決手段の
モジュラ構造に基づいて局所的な変更を行うことも問題なく可能であり、その際
にバス回路の他の領域には影響はない。特に加入者の送受信回路の数を増大させ
たり低減させたりすることも容易に可能である。
【0009】 本発明の別の実施形態は従属請求項に記載されている。個々のバスノードは例
えば簡単に製造可能な唯一のAND/ORゲートによって形成される。
【0010】 本発明を以下に添付図面の図に即して詳細に説明する。図1には接続された4
つの送受信回路ないしバスノードを備えた本発明によるバスノードの回路図が示
されている。図2にはバス回路およびこれに接続された14個の送受信回路の実
施例が概略的に示されている。図3には中央バスノードとこれに接続された別の
2つのバスノードおよび2つの送受信回路との間のデータ信号線路および制御信
号線路が概略的に示されている。図4には相互に接続された3つのバスノード間
のデータ線路の特性が示されている。図5には図1に示されたバスノードの別の
実施例が示されている。
【0011】 図1に即してまず個々のバスノードの構造および機能を説明する。バスノード
はこの実施例では4つの近傍エレメントに接続されている。近傍エレメントはこ
こでは同種の別のバス回路または送受信回路であってもよい。このようなバスノ
ードの中央回路素子はAND/ORゲート20である。このAND/ORゲート
20はノードに接続された近傍エレメントに対してそれぞれ1つずつAND段2
1、22、23、24を有しており、このAND段の2つの入力側はデータ信号
入力線路と制御信号入力線路とに接続されている。図示の実施例では、例えば第
1のAND段21の入力側はデータ信号入力線路D1iと第1の近傍エレメント
の制御信号入力線路C1iとに接続されている。さらに各近傍エレメントにはそ
れぞれ1つずつデータ信号出力線路D1o〜D4oと制御信号入力線路C1o〜
C4oとが接続されている。
【0012】 概略的に線で示されているだけのデータ信号入力線路およびデータ信号出力線
路は一貫して並列に延在する複数の線路からバスの幅に相応に形成されることを
指摘しておく。このケースではこの種のバスノードは並列のデータ線路ごとに固
有のAND/ORゲートを有し、さらに個々の線路から成る制御線路はAND/
ORゲートへ分岐している。これは制御信号が常に1つのバス信号全体に相当す
るからである。ただしここでは簡単化のためにデータ線路は個別の線路から成っ
ているものとする。
【0013】 近傍エレメントはデータ信号入力線路D1i〜D4iを介して図示のバスノー
ドへデータ信号を送信するたびに同時に制御信号も制御信号入力線路C1i〜C
4iを介して送信するように構成されている。これに対して近傍エレメントが制
御信号出力線路C1o〜C4oを介して信号を受信する場合、これは同時に信号
がそれぞれデータ信号出力線路D1o〜D4oを介して近傍エレメントへ送信さ
れることを意味する。
【0014】 以下に第1の近傍エレメントのみが線路D1i、C1iを介して信号をバスノ
ードへ送信し、他の3つの近傍エレメントは送信を行わない場合を考察する。つ
まり3つの制御信号入力線路C2i、C3i、C4iには信号が印加されないの
で、相応に3つのAND段22、23、24は阻止され、AND段21は制御信
号入力線路C1iのセットによりイネーブルされる。AND/ORゲート20の
出力側は線路D1iを介して到来する第1の近傍エレメントのデータ信号に相応
する。
【0015】 AND/ORゲート20の出力側はさらに4つのデータ信号出力線路D1o〜
D4oへ分岐しており、このためデータ信号は4つの近傍エレメントの全てへ転
送される。ただしこれらのエレメントがデータ信号を実際に受信すべき信号とし
て受け入れ、(別のバスノードが存在する場合に)最も近い近傍エレメントまた
は送受信回路へこれを転送するためには、制御信号を同時に受信する必要がある
。このことは制御信号入力線路C1iがAND段21の前方で分岐され、他の3
つの近傍エレメントの制御信号入力線路C2o、C3o、C4oへ入線されるこ
とにより達成される。
【0016】 図1に示された回路図からわかるように、各制御信号出力線路C1o〜C4o
にはそれぞれ1つずつORゲート31、32、33、34が前置接続されており
、それぞれ他の3つの近傍エレメントの制御信号入力線路の分岐線へ入線してい
る。したがって図示のバスノードではデータ信号出力線路D1o〜D4o内を伝
搬するデータ信号が接続された他の3つのエレメントの1つに由来するか否かの
みが判別される。接続された第1のエレメントのみが送信を行い、相応の制御信
号出力線路C1oが更なる制御信号を受信しないこのケースでは、データ信号の
再度の転送は行われない。このようにして送信を行っている個々の送受信回路の
信号がつねに一方向にしか伝搬されず、不所望なフィードバックループのかたち
では進行しないことが保証される。
【0017】 図2には図1に即して説明したバスノード(4つの近傍エレメントへの端子を
備えたノード)と同様に、14個の送受信回路間のバス接続が具体的に実現され
ている。参照番号1で前述のバスノードが示されており、送受信回路には参照番
号2が付されている。バスノード1ないし送受信回路2の間の接続線路は全部で
4つ、すなわちデータ信号入力線路、データ信号出力線路、制御信号入力線路、
および制御信号出力線路である。バスシステム全体は送受信回路2のうちの1つ
から送信された信号が装置全体にわたって分配され、他の全ての送受信回路2で
受信されるように構成されている。
【0018】 上述のようにバスノード1にとっては到来するデータ信号および制御信号が隣
接の別のバスノード1または接続された送受信回路2から直接に来たものである
か否かは重要ではないので、バスノード1に直接に接続される送受信回路2の数
は種々に異なる。図示の星形の装置では中央に配置されたバスノード1が少数の
送受信回路2に直接に接続されており(部分的にはそうでないところもある)、
縁部領域に存在するバスノード1は多数が送受信回路へ直接に接続されている。
【0019】 図2を見るとわかるように、このような本発明のマルチプレクサバスの実施例
は周知の解決手段より著しく小さい。特に接続線路の全長は各送受信回路2が他
の全ての送受信回路2へ直接に接続されるケースに比べて数分の1の大きさにな
っている。
【0020】 図3にはさらに、中央バスノード1とこれに接続された2つの別のバスノード
1および2つの送受信回路2との間のデータ信号線路および制御信号線路の特性
が拡大された概略図で示されている。ここで使用されている種々の線路の参照番
号は図1の参照番号に相応している。
【0021】 相互に接続された3つのバスノード間のデータ線路3の実際の特性は図4に示
されている。この図に基づいてさらにわかるように、バスの任意の延長方向には
最大で2個のデータ線路3が延在しており、第2のデータ線路は反対方向でのデ
ータ輸送のために設けられている。外部に配置された2つのバスノード1を接続
するのに別のデータ線路は必要ない。
【0022】 このようなバスノード1を使用する際の更なる利点は信号がAND/ORゲー
ト20によってつねに“リフレッシュ”されることである。中断のない線路では
信号伝搬時間は線路長が増大するにつれて自乗的に増大するので、ここで提案し
ているバスシステムでは信号伝搬時間の短縮も達成される。この効果は付加的に
AND/ORゲート20の後方に配置された(図示されない)バッファによって
支援される。
【0023】 上述したように、この手段では接続されたバス加入者の数を容易に変更するこ
とができる。図2に示されたバス回路にさらに送受信回路2を付加するためには
、例えば送受信回路2のうちの1つをバスノード1と置換して、置換された送受
信回路2と新たな回路とを接続するだけでよい。装置の他の領域における残りの
送受信回路2にはこの変更は適用されない。システム全体は従来周知のマルチプ
レクサバスの実施例に比べて格段に柔軟に扱うことができるようになる。
【0024】 使用されるバスノード1はもちろん4つの近傍エレメントへの接続線路のみに
限定されない。これとは異なる数の接続線路もいずれの場合にも可能であり、バ
スを3次元的に構成するときには特に6つの近傍エレメントが適用される。同様
に近傍エレメントへの線路の数も個々のバスシステムの内部で変更可能であり、
その場合に全く同種のバスノード1から構成することにより構造全体がさらに簡
単化される。また送受信回路2およびバスノード1を図示のような星形に配置し
なくてもよい。14個の送受信回路2を接続する手段は多数考えられ、例えばチ
ェーン状、ツリー状、またはピラミッド状の装置を構成することができる。全シ
ステムをきわめて柔軟に構成可能なので、これにより例えば所定の空間領域を最
適に利用できる。しかも図2に示された装置によれば、相互に最も離れて配置さ
れた送受信回路2間の線路長であってもチェーン状の構成に比べて相対的に短く
て済むので有利である。
【0025】 これまでは所定の時点でそのつど1つの送受信回路2のみがデータ信号をバス
へ送信する理想的なケースのみを扱ってきた。これは例えば中央の制御論理回路
が全ての送受信回路2を監視し、どの送受信回路2が現時点で送信を行えるかを
決定することにより達成される。制御論理回路のタスクはここではトライステー
トバスを使用するケースと全く同じなので、ここから周知の制御論理回路をここ
で提案している本発明のマルチプレクサバスにおいて使用することができる。た
だしバス全体を制御する他の手段も可能である。制御論理回路は例えば送受信回
路2に代えてバスノード1への影響を監視し、種々のAND段の分離を制御する
。この制御部は中央に配置してもよいし、ローカルに分散させてもよい。また信
号が所定の方向ないし所定のバス領域のみに転送されるように制御論理回路を構
成してもよい。
【0026】 このような制御論理回路を使用すれば一般に2つの送受信回路2が同時に信号
をバスへ送信する事態には決していたらない。ただしいったんこの事態が生じる
と、所定の期間にわたって同時性により誤った結果がもたらされることがある。
例えば少なくとも1つの送受信回路2が1を送信すると、そのデータ線路上の全
てのバス加入者が同様にこの1を受信する。これは同様に送信を行っている他の
送受信回路2のデータ信号とは無関係に行われる。トライステートバスとは異な
り、これは短絡にはいたらない。
【0027】 ただし2つの送受信回路2が同時に送信を行うとフィードバックループが生じ
ることがあり、これによりデータ信号が2つの隣接するバスノード間で連続的に
交換されることになる。このケースではその間に再び全ての送受信回路2が0を
送信しても一度送信された1がバスのデータ線路上にとどまったままとなる。こ
の状態は制御信号を送出するのが1つの送受信回路2のみとなるまでとどまる。
この種のフィードバックループは当該の駆動状態、すなわち唯一の送受信回路2
が送信を行う場合には決してアクティブにならない。しかしこれは理論上は発生
しうるのでCADツールを用いて新たに構想された構造のテストの際には問題が
生じる。
【0028】 図5に示されたバスノードの実施例を用いればこの種のフィードバックループ
の発生を回避することができる。この実施例は図1の中央のAND/ORゲート
20に代えて4つのAND/ORゲート201〜204を使用し、これらのゲー
トが4つのデータ信号出力線路D1o〜D4oのうちそれぞれ1つに接続される
ことを特徴とする。ただしAND/ORゲート201〜204内のAND段の数
は近傍エレメントの数よりも1だけ低く、ここで所定のAND/ORゲートのA
ND段の入力信号は出力側が近傍エレメントのうち1つに通じるデータ信号出力
線路に接続された残りの近傍エレメントに由来し、当該のエレメントそのものに
は由来しない。図5に示された実際の実施例では、これは具体的にデータ信号出
力線路D1oに属するAND/ORゲート201が第2、第3ないし第4の近傍
エレメントのデータ信号入力線路に接続されることを意味する。
【0029】 これにより図1の回路のように制御信号が送信を行う近傍エレメントへ戻って
しまうことが回避されるだけでなく、データ信号の戻り伝搬も回避される。2つ
の送受信回路2が同時に制御信号を送出したとしても、データ信号は1度だけ1
方向のみに伝搬し、2つのバスノード1の間で循環しない。それぞれ唯一の送受
信回路2のみがアクティブであるノーマルな駆動状態では、示されている2つの
回路は同値である。
【0030】 データ信号線路が並列に延在する複数の線路から成る場合には、バスシステム
を修正し、送受信回路2にどのバス加入者がその時点で送信を行っているかを識
別させることができる。これは例えば幾つかのデータ信号線路に優先性を割当て
ることによって行われ、その際に送受信回路2はそのつど優先性を有する線路へ
付加的に1を送信する。受信した送受信回路2ではどこから相応の信号が来たか
、優先性の決定が導出できるかが検出される。
【0031】 さらにバス線路が並列に延在する複数の線路から成る場合に複数のバス加入者
が全ての線路を要求するわけではないことが考慮される。例えば8つの線路のう
ち第1の線路をメモリアドレスの引き渡しのみに使用する場合、複数のバス加入
者は機能に相応して決してデータ信号の送受信を行わない。他方では基本的に送
受信のみしか行わない別のバス加入者が存在する。このケースでは信号をバスノ
ードによって所定の方向から受信するか、所定の方向へ転送できれば充分である
。計算を行うためにバスノードの構造を使用することができる。例えばAND/
ORゲートで相応にオーバーフローしたAND段または図5のバスノード全体の
AND/ORゲートを省略することができる。
【0032】 さらに指摘すべきは、本発明の個々のバスノードの作用を別の論理回路(例え
ばNAND/NAND構造)により図示のAND/ORゲート20;201〜2
04に代えて実現できるということである。例えばバスシステム全体を負の論理
回路として構成し、AND/ORゲートに相応するOR/ANDゲートないしN
OR/NOR構造を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるバスノードの回路図である。
【図2】 14個の送受信回路の実施例を示す図である。
【図3】 中央バスノードとこれに接続された別の2つのバスノードおよび2つの送受信
装置との間のデータ信号線路および制御信号線路を示す図である。
【図4】 相互に接続された3つのバスノード間のデータ線路の特性を示す図である。
【図5】 図1に示されたバスノードの別の実施例を示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号とデータ信号を表す制御信号とを送受信するため
    の接続線路を介して送受信回路(2)を接続する マルチプレクサから成るバス回路において、 送受信回路(2)は接続線路を介して1つのバスノード(1)のみに接続され
    ており、該バスノード自体は別の送受信回路(2)または別のバスノード(1)
    へ接続されており、 各バスノード(1)は a)データ信号およびデータ信号を表す制御信号を接続された送受信回路(2)
    またはバスノード(1)から受信するデータ信号入力線路(D1i〜D4i)お
    よびこれに属する制御信号入力線路(C1i〜C4i)と、 b)データ信号およびデータ信号を表す制御信号を接続された送受信回路(2)
    またはバスノード(1)へ送信するデータ信号出力線路(D1o〜D4o)およ
    びこれに属する制御信号出力線路(C1o〜C4o)と、 c)所属の制御信号入力線路(C1i〜C4i)上のデータ信号と同時に制御信
    号が受信される場合に受信データ信号を接続された送受信回路(2)またはバス
    ノード(1)へ転送する第1の回路と、 d)制御信号を受信する送受信回路(2)またはバスノード(1)以外で接続さ
    れた全ての送受信回路(2)またはバスノード(1)へ受信制御信号を転送する
    第2の回路と を有する、 ことを特徴とするマルチプレクサから成るバス回路。
  2. 【請求項2】 第1の回路はデータ信号を接続された全ての送受信回路(2
    )またはバスノード(1)へ転送するように構成されている、請求項1記載のバ
    ス回路。
  3. 【請求項3】 第1の回路はAND/ORゲート(20)によって形成され
    ており、該ゲートの入力側はデータ信号入力線路(D1i〜D4i)および制御
    信号入力線路(C1i〜C4i)に接続されており、ゲートの出力側は全てのデ
    ータ信号出力線路(D1o〜D4o)に接続されている、請求項2記載のバス回
    路。
  4. 【請求項4】 第1の回路は制御信号を受信する送受信回路(2)またはバ
    スノード(1)以外の接続された全ての送受信回路(2)またはバスノード(1
    )へデータ信号を転送するように構成されている、請求項1記載のバス回路。
  5. 【請求項5】 第1の回路はAND/ORゲート(201〜204)によっ
    て形成されており、該ゲートの出力側はそれぞれ(所定の送受信回路(2)また
    はバスノード(1)へ接続された)データ信号出力線路(D1o〜D4o)に接
    続されており、ゲートの入力側は別の送受信回路(2)またはバスノード(1)
    から来るデータ信号入力線路(D1i〜D4i)および制御信号入力線路(C1
    i〜C4i)のみに接続されている、請求項4記載のバス回路。
  6. 【請求項6】 第2の回路は複数のORゲート(31〜34)によって形成
    されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のバス回路。
  7. 【請求項7】 所定の時点でそのつど唯一の送受信回路(2)のみが信号を
    送信することを保証する制御論理回路が設けられている、請求項1から6までの
    いずれか1項記載のバス回路。
  8. 【請求項8】 データ信号の転送を制御する制御論理回路がバスノード(1
    )内に設けられている、請求項1から7までのいずれか1項記載のバス回路。
  9. 【請求項9】 各バスノード(1)に対して接続された送受信回路(2)ま
    たはバスノード(1)の数は等しい、請求項1から8までのいずれか1項記載の
    バス回路。
  10. 【請求項10】 バスノード(1)は星形に配置されている、請求項1から
    9までのいずれか1項記載のバス回路。
  11. 【請求項11】 データ信号出力線路(D1o〜D4o)内にバッファが設
    けられている、請求項1から10までのいずれか1項記載のバス回路。
  12. 【請求項12】 データ信号の送信時に送信を行っている送受信回路(2)
    を表す特徴が設けられている、請求項1から11までのいずれか1項記載のバス
    回路。
JP2000605899A 1999-03-17 2000-03-01 ローカルバスノードを備えたマルチプレクサバス Pending JP2002539558A (ja)

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