JP2002538656A - 無線局における干渉除去 - Google Patents

無線局における干渉除去

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  • Noise Elimination (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、いくつかの送信側無線局を伴うシステムにおける無線受信機局、マルチ−ユーザ干渉除去ユニット及びマルチ−ユーザ除去方法に関する。その方法では、無線信号がシステム内の少なくとも2つの送信側無線局からの信号の和として受信される。少なくとも2つの送信側無線局からの干渉が除去される。送信側無線局の少なくともいくつかからの干渉している信号は少なくとも2つの別個の処理動作にて1つ又は2つ以上の段で処理され、別個の各処理動作の結果は受信機に送られた所望の変調信号の推定で考慮される。好ましくは、干渉している信号の一部が別個の処理動作の一つで処理され、その一方で残りの干渉している信号が他の別個の処理動作で処理される。除去が一つより多くのステップで実行される場合、第1の除去段の除去結果は第2の干渉除去段で利用され、その方法が実現可能なさらなる除去段において関連して継続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、いくつかの送信側無線局を収容する無線基地局を有するシステムに
おけるマルチユーザ干渉除去のための方法及び装置に関する。本発明は、さらに
かかるシステムにおいて使用するための干渉除去ユニットにも関する。
【0002】 (関連技術の説明) 情報の無線送信は、搬送波の変調と、無線送信機を用いて変調信号(変調され
た信号)を送信することとによって実行される。受信機は、その信号を復調して
、送られた情報を再生する。復調及び変調の手法は、用いられる多元接続方式に
応じて定められる。
【0003】 無線信号の送信及び受信をすることに関しては、それぞれ異なる多元接続方式
が存在する。TDMA、すなわち、時分割多元接続(Time Division Multiple A
ccess)では、同一周波数上の時間間隔の周期的な列におけるタイム・スロット
でチャネルが構成される。FDMA、すなわち、周波数分割多元接続(Frequenc
y Multiple Access)では、一つの通信チャネルが単一の無線周波数帯域である
。隣接するチャネルとの干渉は、特定の周波数帯域の範囲内にある信号エネルギ
ーだけを通過させる帯域通過フィルタの使用によって制限される。CDMA、す
なわち、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)では、各信号が
同じ周波数帯域を共有することができ、また、CDMA受信機が同時にいくつか
の周波数帯域で動作することもできる。所望の信号と他の信号との間の選択、す
なわち、識別は、所望の信号を変形(modify)するのに用いられた拡散符号に基
づいた適切な信号処理によって実行される。同時に行われる各接続は、すべてが
それぞれ異なる符号を用いる。
【0004】 CDMAシステムにおいて、無線信号は、アンテナによって受信され、そして
、他の周波数の信号が干渉しないようにフィルタリングされる。その結果がベー
ス・バンド処理ユニットへと供給することのできる帯域制限されたベース・バン
ド信号に復調され、ベース・バンド処理ユニットでは、例えばスペクトラム拡散
の手法等によって変調されていた、送信されたデジタル・データ・ストリームを
再生する。スペクトラム拡散では、独立した符号信号を用いることによって情報
信号の帯域幅を拡張することにより、無線信号が送信(伝送)される。帯域拡散
は、それぞれの供給される情報のビットが符号シーケンスに置き換えられるよう
にして成し遂げられる。受信機が正当なものであり、かつ、同期した符号信号を
有するものである場合には、対応する情報信号を逆拡散して復調することができ
る。あるCDMA手法では、情報の一つのビットを表現するのに記号シーケンス
を用いる。その記号シーケンスはMビットを有し、それぞれのビットがチップと
呼ばれる。すべてが揃っているMチップのシーケンスのことを伝送シンボルとい
う。逆拡散符号は、所望の局の信号を分離すると共に他の局の信号を雑音へと低
減する。
【0005】 基地局によって収容される他の送信側無線局からの干渉は、上述したCDMA
、TDMA及びFDMAのシステム等のようなすべての種類の無線受信機システ
ム(radio receiver systems)において起こる。このような干渉が起こるのは、
無線受信機システムのアンテナが無線信号を受信するものであり、その受信する
無線信号がセルないしセルのセクタにおけるいくつかないしすべての送信側無線
局からの信号を合成したものであるためである。
【0006】 他の基地局からの移動局からの干渉さえも起こり得る。送信側移動局について
の認識を要せずにかかる移動局からの干渉を除去(キャンセル)することができ
る方法がある。かかる干渉は、たとえ検波器がより後段においてそれらを無視し
ようとしても、アンテナにより受信されて復調される可能性がある。
【0007】 CDMAにおいて、それは、いくつかないしすべての送信側無線局からの各ベ
ース・バンド信号の和であるベース・バンド信号をCDMA受信機システムの復
調器が生成することを意味する。その結果、CDMAにおいて同じ周波数帯域を
共有できる無線局の数は、同一チャネル干渉によって制限される。このため、互
いに干渉し合う可能性がある異なる拡散符号を用いる同じ周波数帯域上の利用者
が何人かいる。
【0008】 例えば、セルラー通信システムにおいて、かかる干渉は、同じ基地局にアクセ
スできる移動局の数を制限する。通信品質は、移動局の数の増大に伴って低下す
る。したがって、受信した信号の復号化において受信機では他の干渉している信
号の情報を考慮して、各無線受信機において同一チャネル干渉を除去するように
することが好ましい。
【0009】 干渉除去(IC:interference cancellation)の方法としては、それぞれ異
なるものが多数ある。それらの中には、他の送信側無線局からの干渉をそれの伝
送シンボルの推定値に基づいて計算し、そして推定される干渉を全体の受信した
信号から差し引くものもある。また、干渉は、例えば反相関検波器の利用等によ
り、拡散シーケンス及び時間遅延に基づいて計算することにしてもよい。すべて
の利用者の干渉信号は、いくつかの段(ステージ)を通じて各推定値を精製する
パラレル形式により、あるいは、利用者の各信号をそれらの信頼性に基づいて順
に整列させるシリアル形式により、あるいは、シリアル形式とパラレル形式の方
法の混成組合せにより、推定することとしてもよい。パラレル形式及びシリアル
形式の干渉除去方法についての説明は、"PERFORMANCE OF AN ADAPTIVE SUCCESSI
VE SERIAL- PARALLELL CANCELLATION SCHEME IN FLAT RAYLEIGH FADING CHANNEL
S, Tik-Bin Oon, Raymond Steele and Ying Li, Department of Electronics an
d Computer Science, Univ. of Southampton, SOI17 1BJ, UK において見ること
ができる。
【0010】 米国特許5,579,304の干渉除去方法においては、基地局の利用者信号
のうちの一つが検波され、かつ、帯域制限された信号が復調されて元々の情報信
号を再生するように、他の利用者の信号の情報が利用される。このように生成さ
れた信号は合成された信号から減算され、そして、その結果の信号が残りの利用
者信号の情報を与える。続く利用者信号は同様のやり方で検波(検出)され、か
つ、対応する減算分は先行する過程からの結果の信号によって作られる。各利用
者信号の処理の後に新たな信号が同様のやり方で生成され、そして、全体のプロ
セスを数回繰り返すことができる。
【0011】 上記方法において、それぞれの干渉除去段は、移動局についての推定されたシ
ンボル値を生成し、より前段の推定値をより後段で精製する。シンボル値がこの
ように推定されないし再推定される度に、対応する情報がベース・バンド信号か
ら取り除かれる。
【0012】 同じ基地局において何人かの利用者がいる場合では、その方法は、非常に複雑
になり、かつ、実施することが困難になる。それらの方法のそれぞれのために必
要な計算の数(回数)は、極めて多く、かつ、収容する基地局の加入者の数が増
加するにつれて増大する。他の加入者からの信号を受信することは、影響を与え
る可能性もあることであり、かつ、考慮されなければならないことである。
【0013】 WCDMA(Wide band CDMA(広帯域CDMA))システムにおいては、多数
の移動体利用者が一つの基地局によって収容される。基地局は、それらのすべて
の利用者の信号を処理しかつ受信する必要があり、電力消費を処理していると共
に遂行するのが非常に困難であるタスク(task)を要求される。システムへの干
渉除去ユニットの導入は、現在ではより著しく多くの数の利用者信号を受信機で
処理することが必要となるので、そのタスクをさらに煩雑化する。
【0014】 (発明の要約) 本発明の目的は、多数の移動体利用者を伴う(有する)システムにおいて、干
渉する信号の処理をより複雑でないものとすることである。
【0015】 そこで、本発明によれば、利用者信号を少なくとも2つの処理動作において別
個に処理することが提案される。
【0016】 本発明のマルチユーザ干渉除去方法は、いくつかの送信側無線局を伴う(有す
る)システムにおける受信機の有効領域の範囲内で信号を受信する無線受信機に
おいて用いられる。他の送信側無線局からの干渉は、干渉している信号から干渉
信号を除去された所望の信号が得られるように除去される。送信側無線局は、変
調された無線信号を送信するために特定の多元接続方式を用いる。無線受信機は
、システムにおける少なくとも2つの送信側無線局からの各信号の和として無線
信号を受信する。その無線信号は、用いられている多元接続方式に基づいて(従
って)処理され、その後、その無線信号からシステムにおける送信側無線局のう
ちの少なくともいくつかからの干渉が除去される。それから受信機へ送られた所
望の変調信号が推定される。本発明の方法は、主に、送信側無線局のうちの少な
くともいくつかからの干渉している信号が少なくとも2つの別個の処理動作にお
いて1つ又は2つ以上の段(ステージ)で処理され、それぞれの別個の処理動作
の結果が所望の信号の推定において考慮される、ということを特徴とする。
【0017】 好ましくは、干渉している信号の一部は、利用者信号のグループを構成し、別
個の処理動作のうちの一つにおいて処理され、その一方で残りの干渉している信
号は、利用者信号の他の一グループ又は他の複数グループを構成し、他の(一つ
又は複数の)別個の処理動作において処理される。
【0018】 除去が一つより多くのステップにおいて実行される場合、第1の除去段の除去
結果が第2の干渉除去段において利用され、その方法が実現可能なさらなる除去
段において関連して継続される。
【0019】 本発明の装置及びマルチ−ユーザ干渉除去ユニットは、主に、マルチ−ユーザ
干渉除去ユニットが少なくとも2つの物理ユニットで構成され、それらの物理ユ
ニットを通じて干渉している信号が別個の処理動作において1つ又は2つ以上の
段(ステージ)で処理される、ということを特徴とする。
【0020】 干渉除去は、好ましくは、2つ又はそれより多くの物理ユニットを通じて実行
され、一つが利用者信号のそれぞれのグループ用であり、1回又は2回以上のユ
ニット間での情報伝送を伴うものとして、推定される干渉信号の全部ないし一部
が全体の受信した信号から差し引かれるようにする。物理ユニットは、一つの受
信機ボード(receiver board)若しくはその一部を備えるものとしてもよい。
【0021】 ユニット間での情報伝送を実行するため、それらのユニットは、ユニット間で
、送信側無線局からの信号の情報を転送するための手段を有する。
【0022】 本発明の一実施形態では、それぞれの物理ユニットにおいて少なくとも一つの
段(ステージ)で利用者信号の2つ又はそれより多くのグループについて別個に
実行される干渉除去が実行されて、それぞれの別個の処理動作から推定される干
渉信号を獲得し、その後、推定された干渉信号は、それぞれの別個の処理動作に
おいて除去される利用者信号の全体の和として全体の受信した信号から差し引か
れる。
【0023】 この実施形態は、推定された信号の値が次の除去段において利用されてそれら
の値をより改善すると共に、他のユニットへ送られて次の除去段において考慮さ
れる清浄された信号によりユニット間での情報伝送が構成されるように、実施す
ることができる。
【0024】 本発明の採用し得る他の実施形態では、ユニット間での情報伝送が推定された
干渉している信号の全体によって構成される。
【0025】 本発明の別の実施形態では、ユニット間での伝送は、それぞれの物理ユニット
からの出力信号の形態とし、複合データ・ストリームによって構成され、その複
合データ・ストリームは、それぞれの利用者の受信されたデータの検波(検出)
された値の形式でユニットに割り当てられた利用者に関する情報、関連するチャ
ネルの推定値、時間遅延の推定値、拡散符号、及びこれらに類する情報を含み、
かつ、他のユニットへ送られて、それらが、それらの割り当てられた利用者から
関連する干渉を除去するために他のユニットにおける利用者用の推定される値又
は同様(同類)の値を生成することができるようにする。
【0026】 異なる干渉除去方法を用いることもできる。それらのうちのある方法では、シ
ステムにおける他の送信側無線局からの干渉をそれらの伝送シンボルの推定値に
基づいて計算する。また、干渉は、例えば反相関検波器の利用等により、拡散符
号及び時間遅延に基づいて計算することにしてもよい。別個の干渉除去の処理動
作において用いる干渉除去方法は、シリアル形式の干渉除去方法、パラレル形式
の干渉除去方法、あるいは、それらの混成方法とすることもでき、かつ、それら
は、それぞれの異なるユニットにおいて、同じ方法によって実行することもでき
、あるいは、異なる方法によって実行することもできる。
【0027】 本発明において、干渉除去のために行うボード間通信の量は、IC性能に著し
く影響を与えずに少量に保たれる。
【0028】 本発明の干渉除去方法の実施のためにはハードウェアが用いられ、そのハード
ウェアは、2つ又はそれより多くの物理受信機ユニットを通じて機能が実行され
ることを可能にする。関連するハードウェアは、その方法を実施するために基地
局において用いられる。
【0029】 いくつかの送信側無線局を伴うシステムにおける受信機の有効領域(その範囲
内で無線信号が受信されるところの有効範囲)は、主に基地局によって収容され
るものであるが、受信機は、他の基地局によって収容される移動局からも信号を
受信するものとしてもよい。
【0030】 その方法は、FDMAシステム、TDMAシステム及びCDMAシステムにお
いて用いることができ、そして、WCDMAを含むすべてのタイプのCDMAシ
ステムにおいて特に有用である。本発明は、それぞれが1つ又は2つ以上の前記
物理ユニットを含む受信機ボードのプールが、基地局に実在するものとすること
ができ、かつ、セルの範囲内でトラヒック負荷が変動することから特定のセクタ
に割り当てられるものとすることができる、という他の利点も有している。
【0031】 次に、添付図面を用いることにより本発明について説明する。添付図面は、そ
れぞれ異なる有効な本発明の実施形態の例を表現したものである。本発明の詳細
事項は、特許請求の範囲の範囲内で変更することができるものであり、本発明は
、本文(text)及び図面の詳細事項に限定されるものではない。
【0032】 (図面の詳細な説明) 図1は、本発明の区分されたIC方法をCDMA受信機と関連させて概略的に
例示したものである。セル(又はセルのセクタ)の範囲内のすべての利用者は、
N個のグループに分割される。基地局における受信機は、アンテナ4を通じてC
DMA信号を受信する。受信機システムの復調器(図示略)は、ベース・バンド
信号を生成する。このベース・バンド信号は、基地局によって収容される前記セ
ル又はセルのセクタに属している各送信側移動局からの各ベース・バンド信号の
和である。その合成された信号は、他の基地局に属している送信側無線局からの
信号を含むものとしてもよい。それらのベース・バンド信号は、物理ユニットP
U1、PU2、PUNへ送られる(これは、矢印5、1A、2A、NAで示して
ある。)。受信機は、別個の物理ユニットPU1、PU2、…、PUN上でそれ
ぞれの利用者信号のグループに対するIC機能を実行する。別個の物理ユニット
PU1、PU2、…、PUNは、別個の電子ボード又はその各部分であってもよ
い。
【0033】 物理ユニットPU1、PU2、PUNにおいてIC機能の第1段が実行された
後に、各物理ユニットが他のユニットへ情報を出力する(図1においては、PU
1がPU2及びPUNへ情報を送り、PU2がPU1及びPUNへ情報を送り、
そしてPUNがPU1及びPU2へ情報を送る。)。この情報は、他のユニット
のIC除去の次の段において利用される。これは、図1において矢印1a、1b
及び1c、2a、2b及び2c並びにNa、Nb及びNcによって示されている
。出力信号1A1、2A1、NA1は、それぞれ、グループ1、2、Nの利用者
について推定された信号を表しており、これらの推定された信号(出力信号1A
1、2A1、NA1)は、次の除去段2において、推定される信号の値をさらに
改善するのに利用される。
【0034】 ブロック(blocks)PU1、PU2及びPUNはICユニットを表しており、
これらのブロックPU1、PU2、PUNにおいて、それぞれグループ1、2、
N内の利用者信号の実際の干渉除去が行われる。各ユニットにおいては、異なる
干渉除去の方法を用いることとしてもよい。例えば、シリアル形式の除去方法に
おいては、CDMA信号が、受信されると共に、実際の周波数の帯域/複数帯域
の信号をフィルタリング出力することによりベース・バンド信号に変換される。
すべての物理ユニットにおける干渉除去で取り扱われる利用者信号は、それらの
信頼性に基づいて順に整列させることができる。それらの信頼性(ないしそれに
基づく整列)は、受信された信号の強度(strength)に基づくものとしてもよい
。同じCDMA通信システムに属している送信側移動局は、同じタイプのキャリ
ア信号及びキャリア周波数を採用しているが、それぞれが異なる拡散符号を使用
している。このため、受信側の基地局が受信する信号においては、それぞれ異な
る拡散符号により拡散された、それぞれ異なる移動局の信号が、付加的に合成さ
れていることになる。推定されるシンボルの値は、第1番目の利用者について得
られて、第1番目の利用者のベース・バンド信号及び逆拡散符号を利用すること
によって除去される。干渉信号は、利用者特有の符号を利用することによって推
定される。ベース・バンド信号は、それから第1番目の利用者の得られた干渉信
号を減算することによって修正される。その結果は、第1番目の利用者信号から
の干渉が除去されている修正されたベース・バンド信号となる。物理ユニット上
で実行される最後の除去がなされるまでこの結果のベース・バンド信号が次の順
位に整列された利用者信号の除去において用いられるなどして、そして最も弱い
信号が得られて結果として清浄された信号を伴う先行するベース・バンド信号か
ら減算される。対応する干渉除去は、それぞれの利用者信号のグループについて
、各物理ユニット上で実行される。
【0035】 干渉除去は、徹底的によい結果を得るために多数の段において行われるものと
してもよい。そのケースでは、それぞれの干渉除去段の後に、既定の物理ユニッ
トで実行された除去が他のユニット上でのベース・バンド信号の推定において考
慮されると共に逆の場合についても同様になるように、情報の転送が物理ユニッ
ト間で行われる。
【0036】 図2は、本発明の一実施形態の概略図である。アンテナ4によって受信された
信号は、ベース・バンド信号に変換されて物理ユニットPU1、PUNへ送られ
る(矢印5)。そのベース・バンド信号に変換されて送られた信号は、物理ユニ
ットPU1、PUNにおいて、物理ユニットPU1、PUNに割り当てられてい
るそれらのすべての利用者の干渉から清浄され、そして、その清浄された信号は
、他のユニットへと進められる。これは、矢印1a、Nbで示してある。出力信
号1A1、NB1は、検波されたシンボルの値を表し、それらの値は、次の除去
段2において、推定される値をさらに改善するために利用される。
【0037】 除去は、それぞれのボード上で望まれる回数だけ実行することができる。
【0038】 図3は、本発明の別の実施形態の詳細な例を示したものであり、3つのICユ
ニットA、B、Cを通じての実施について例示してある。ボード間の信号の流れ
は、下付文字を伴う小文字a、b、cによって表してある。各下付文字は、各信
号が生成された段(ステージ)を表している(第0段(ステージ0)は存在しな
い。すなわち、a0=b0=c0=0である。しかし、入力a0、b0及びc0
は、図3中に示されるすべての様々な段について一貫した図示をする。
【0039】 CDMA信号は、アンテナ4を通じて受信され、そして受信機局へ送られる(
これは矢印5で示してある。)。バッファ・ブロックは、アンテナからリアルタ
イムのデータを受ける。検波及び信号処理は、ブロック状のバッチ・モードで実
行される。バッファ・ブロックは、それらのブロック状の検波のそれぞれに対し
て必要なデータを記憶(蓄積)する。第1の物理ユニットAにおいて実行される
第1の除去段1において、利用者グループb及びcの最初の干渉している信号b
0+c0が除去され、そしてより良いベース・バンド信号a1が干渉除去段2に
おいて利用できることになる。推定される全体の干渉している信号a1+b0+
c0は、物理ユニットAにおいて実行された干渉除去段1の結果として、第2の
物理ユニットBへと進められる。第1の除去段1は、物理ユニットB及びCにお
いて対応するやり方で実行される。最初の干渉している信号a0+b0はユニッ
トBにおいて除去され、かつ、最初の干渉している信号b0+a0はユニットC
において除去される。除去段2においては、より良いベース・バンド信号b1及
びc1が利用できることになる。物理ユニットA及びBの双方の干渉除去段1の
結果としての、推定される全体の干渉している信号a1+b1+c0は、第3の
物理ユニットCへと進められる。3つのすべてのユニットA、B及びCの干渉除
去段1の結果としての、推定される全体の干渉している信号a1+b1+c1は
、ユニットAにおいて実行される除去段2へと進められる。除去段2においては
、除去段1の除去ステップが新たな信号を用いることによって繰り返される(図
中にはユニットA、B及びCのみがあることに留意されたい。各番号は、そのユ
ニットにおいて実行される除去の段を表示している。)。
【0040】 図4は、本発明のさらに別の実施形態を示した図である。ここでは、IC物理
ユニットからの出力信号は、そのユニットに割り当てられた利用者に関する情報
を含む複合データ・ストリームとなっている。この情報は、それぞれの利用者の
受信されたデータの検波された値、関連するチャネルの推定値、時間遅延の推定
値、拡散符号及びこれらに類する情報で構成される。前述の情報は、他のユニッ
トにおいて、それらの割り当てられている利用者からの関連する干渉を除去する
ために、それらが相互相関値又は同様(同類)の値を生成することができるよう
に利用される。
【0041】 図5は、本発明の無線受信機局のブロック図を表したものである。例えばCD
MA信号等の無線信号は、アンテナ4を通じて受信される。無線受信機局の復調
器6は、ベース・バンド信号を生成する。このベース・バンド信号は、セル若し
くはセルのセクタ又はいくつかのセルに属しているすべての送信側移動局からの
各ベース・バンド信号の和である。利用者は、N個のグループに分割されている
。前記ベース・バンド信号は、ベース・バンド・プロセッサ7へ送られる。ベー
ス・バンド・プロセッサ7は、干渉除去のための手段を構成しており、本発明の
マルチユーザ干渉除去ユニットを体現している。そのマルチユーザ干渉除去ユニ
ット7は、本発明に基づく態様(やり方)での干渉の除去のための物理ユニット
PU1、PU2、…、PUNを有している。より詳細には、前記ベース・バンド
信号は、物理ユニットPU1、PU2、PUNに送られる。干渉除去は、それぞ
れのグループについて、別個の物理ユニットPU1、PU2、…、PUN上で実
行される。これらの物理ユニットは、別個の電子ボード又はその各部分としても
よい。第1段のIC機能が物理ユニットPU1、PU2、PUNにおいて実行さ
れた後に、各物理ユニットが他のユニットへ情報を出力し、そして干渉除去が本
発明に基づく態様によりいくつかの段において実行できることになる。この情報
は、他のユニットのIC除去の次の段において利用される(これは、図5におい
て、干渉除去の番号2、3、…、Zにより示してある。)。ユニット間の線は、
他の図との関係で説明したように、それらの間での情報伝送を示している。最後
に推定された変調信号は復号器8へ送られ、復号器8は、それらを復号化してシ
ステムの無線受信機に送られた情報を復元する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の区分されたIC方法の概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態の概略図である。
【図3】 本発明の別の実施形態の詳細な例を示した図である。
【図4】 本発明のさらに別の実施形態の概略図である。
【図5】 本発明の無線受信機局のブロック図を表したものである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書 【提出日】平成13年5月21日(2001.5.21) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正の内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 干渉している信号から清浄された所望の信号を得るための、
いくつかの送信側無線局を伴うシステムにおける受信機の有効領域の範囲内で信
号を受信する無線受信機における、マルチユーザ干渉除去の方法であって、前記
送信側無線局が変調された無線信号を送信するために特定の多元接続方式を用い
、 a)前記システムにおける少なくとも2つの送信側無線局からの信号の和とし
て無線信号を受信する過程と、 b)受信した前記無線信号を用いられた前記特定の多元接続方式に基づいて処
理する過程と、 c)前記無線信号から、前記システムにおける前記送信側無線局のうちの少な
くともいくつかからの干渉を、除去する過程と、 d)前記受信機に送られた所望の変調信号を推定する過程とを有し、 前記c)の過程において、前記送信側無線局のうちの少なくともいくつかから
の前記干渉している信号は、少なくとも2つの別個の処理動作において1つ又は
2つ以上の段で処理され、それぞれの別個の処理動作の結果が前記d)の過程の
推定において考慮され、かつ、前記干渉している信号の一部は、利用者信号のグ ループを構成し、前記別個の処理動作のうちの一つにおいて処理され、その一方 で残りの前記干渉している信号は、利用者信号の少なくとも一つの他のグループ を構成し、他の前記別個の処理動作において処理され、かつ、前記c)の過程に おける干渉除去は、少なくとも2つの物理ユニット(PU1、PU2、PUN) を通じて実行され、一つが利用者信号のそれぞれのグループ用であり、1回又は 2回以上の前記物理ユニット(PU1、PU2、PUN)間での前記送信側無線 局からの信号に関する情報の伝送を伴うものとして、前記信号の情報に基づき、 全体の受信した信号から、推定される干渉信号のうちの少なくともいくつかが差 し引かれるようにする 、ことを特徴とする、方法。 【請求項】 前記除去が一つより多くので実行される場合、第1の除去
段の除去の結果は、第2の干渉除去段において利用され、その方法が実現可能な
さらなる除去段において関連して継続される、ことを特徴とする、請求項1記
の方法。 【請求項】 前記c)の過程における干渉除去は、それぞれの物理ユニッ
(PU1、PU2、PUN)において少なくとも一つの段で利用者信号の2つ
又はそれより多くのグループについて別個に実行されて、それぞれの別個の処理
動作から推定される干渉信号が獲得され、それの後に、その推定された干渉信号
が、それぞれの別個の処理動作において除去される利用者信号の和として全体の
前記受信した信号から差し引かれる、ことを特徴とする、請求項1又は2記載の
方法。 【請求項4】 それぞれの物理ユニット(PU1、PU2、PUN)におい て実行される前記干渉除去において、利用者信号について信号の値が推定され、 それらの信号の値が次の除去段において利用されて推定される信号の値をさらに 改善し、かつ、前記物理ユニット(PU1、PU2、PUN)間での情報伝送が 、次の除去段において考慮するために他のユニットへ送られる清浄された信号で 構成される、ことを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。 【請求項5】 それぞれの物理ユニット(PU1、PU2、PUN)におい て実行される前記干渉除去において、利用者信号について信号の値が推定され、 それらの信号の値が次の除去段において利用されて推定される信号の値をさらに 改善し、かつ、前記物理ユニット(PU1、PU2、PUN)間での情報伝送が 、次の除去段において考慮するために他のユニットへ送られる全体の推定された 干渉している信号で構成される、ことを特徴とする、請求項1又は2記載の方法 【請求項】 前記物理ユニット(PU1、PU2、PUN)間での情報伝
送は、それぞれの物理ユニット(PU1、PU2、PUN)からの出力信号の形
態になっており、前記物理ユニットに割り当てられた利用者に関する情報を含む 複合データ・ストリームで構成され、その情報が、 それぞれの利用者の受信され
たデータの検波された値関連するチャネルの推定値、時間遅延の推定値及び
散符号のいずれかを含み、その場合において、その情報が、他の物理ユニットに 対し、そ れらの割り当てられた利用者からの関連する干渉を除去する目的により 、他の物理ユニットにおける利用者についての推定される値又は同様の値を生成
するために送られる、ことを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。 【請求項】 前記別個の干渉除去の処理動作において実行される前記除去
は、シリアル形式の干渉除去方法、パラレル形式の干渉除去方法、及びそれらの
混成方法から、選択される、ことを特徴とする、請求項1ないしのいずれかに
記載の方法。 【請求項】 前記別個の処理動作において実行される前記除去は、一つか 同じ方法を用いて、又は、異なる方法を用いて、実行される、ことを特徴とす
る、請求項1ないしのいずれかに記載の方法。 【請求項】 用いられる前記多元接続方式がCDMAであることを特徴と
する、請求項1ないしのいずれかに記載の方法。 【請求項10特定の多元接続方式を用いて変調された無線信号を送る
くつかの送信側無線局を伴うシステムにおいて使用する無線受信機局であって、
前記システムにおける前記送信側無線局のうちの少なくとも2つからの信号の
和である無線信号を受信するアンテナ(4)と、 用いられる多元接続方式に基づいて信号の処理を行う復調器(6)と、 前記システムにおける前記送信側無線局のうちの少なくともいくつかからの干
渉の除去のためのマルチ−ユーザ干渉除去ユニット(7)と、 干渉の除去の後に推定される元々の変調信号によって送られた情報を再生する
復号器(8)とを有し、 前記マルチ−ユーザ干渉除去ユニット(7)は、少なくとも2つの物理ユニッ
(PU1、PU2、PUN)を有し、それらの物理ユニットを通じて、干渉し
ている信号が別個の処理動作において1つ又は2つ以上の段で処理され、前記干 渉している信号の一部は、利用者信号のグループを構成し、前記別個の処理動作 のうちの一つにおいて処理され、その一方で残りの前記干渉している信号は、利 用者信号の少なくとも一つの他のグループを構成し、他の前記別個の処理動作に おいて処理され、この場合において、前記物理ユニット(PU1、PU2、PU N)が、利用者信号のそれぞれのグループに対して一つの物理ユニットを有し、 かつ、前記物理ユニット(PU1、PU2、PUN)間での前記送信側無線局か らの信号に関する情報を転送する手段を有しており、前記信号の情報に基づき、 全体の受信した信号から、推定される干渉信号のうちの少なくともいくつかが差 し引かれる 、ことを特徴とする、無線受信機局。 【請求項11】 前記物理ユニットが電子受信機ボード又はそのようなボー
ドの部分であることを特徴とする、請求項10記載の無線受信機局。 【請求項12前記無線受信機局がCDMA局であることを特徴とする請
求項10又は11記載の無線受信機局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 干渉している信号から清浄された所望の信号を得るための、
    いくつかの送信側無線局を伴うシステムにおける受信機の有効領域の範囲内で信
    号を受信する無線受信機における、マルチユーザ干渉除去の方法であって、前記
    送信側無線局が変調された無線信号を送信するために特定の多元接続方式を用い
    、 a)前記システムにおける少なくとも2つの送信側無線局からの信号の和とし
    て無線信号を受信する過程と、 b)前記無線信号を用いられた多元接続方式に基づいて処理する過程と、 c)前記無線信号から、前記システムにおける前記送信側無線局のうちの少な
    くともいくつかからの干渉を、除去する過程と、 d)前記受信機に送られた所望の変調信号を推定する過程とを有し、 前記c)の過程において、前記送信側無線局のうちの少なくともいくつかから
    の前記干渉している信号は、少なくとも2つの別個の処理動作において1つ又は
    2つ以上の段で処理され、それぞれの別個の処理動作の結果が前記d)の過程の
    推定において考慮される、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記干渉している信号の一部は、利用者信号のグループを構
    成し、前記別個の処理動作のうちの一つにおいて処理され、その一方で残りの前
    記干渉している信号は、利用者信号の他の一グループないし他の複数グループを
    構成し、他の前記別個の処理動作において処理される、ことを特徴とする、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記除去が一つより多くのステップで実行される場合、第1
    の除去段の除去の結果は、第2の干渉除去段において利用され、その方法が実現
    可能なさらなる除去段において関連して継続される、ことを特徴とする、請求項
    1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記c)の過程における干渉除去は、2つ又はそれより多く
    の物理ユニットを通じて実行され、一つが利用者信号のそれぞれのグループ用で
    あり、1回又は2回以上の前記ユニット間での情報伝送を伴うものとして、推定
    される干渉信号のうちの少なくともいくつかが全体の受信した信号から差し引か
    れるようにする、ことを特徴とする、請求項2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記c)の過程における干渉除去は、それぞれの物理ユニッ
    トにおいて少なくとも一つの段で利用者信号の2つ又はそれより多くのグループ
    について別個に実行されて、それぞれの別個の処理動作から推定される干渉信号
    が獲得され、その後、その推定された干渉信号が、それぞれの別個の処理動作に
    おいて除去される利用者信号の和として全体の前記受信した信号から差し引かれ
    る、ことを特徴とする、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 それぞれの物理ユニットにおいて実行される前記干渉除去に
    おいて、利用者信号について信号の値が推定され、それらの信号の値が次の除去
    段において利用されて推定される信号の値をさらに改善し、かつ、前記ユニット
    間での情報伝送が、次の除去段において考慮するために他のユニットへ送られる
    清浄された信号で構成される、ことを特徴とする、請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 それぞれの物理ユニットにおいて実行される前記干渉除去に
    おいて、利用者信号について信号の値が推定され、それらの信号の値が次の除去
    段において利用されて推定される信号の値をさらに改善し、かつ、前記ユニット
    間での情報伝送が、次の除去段において考慮するために他のユニットへ送られる
    全体の推定された干渉している信号で構成される、ことを特徴とする、請求項4
    のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ユニット間での情報伝送は、それぞれの物理ユニットか
    らの出力信号の形態になっており、それぞれの利用者の受信されたデータの検波
    された値の形態による、ユニットに割り当てられた、利用者に関する情報、関連
    するチャネルの推定値、時間遅延の推定値、拡散符号及びこれらに類する情報を
    含む、複合データ・ストリームで構成され、かつ、他のユニットへ送られて、そ
    れらが、それらの割り当てられた利用者からの関連する干渉を除去する目的のた
    めに、他のユニットにおける利用者についての推定される値又は同様の値を生成
    することができるようにする、ことを特徴とする、請求項4のいずれかに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記別個の干渉除去の処理動作において実行される前記除去
    は、シリアル形式の干渉除去方法、パラレル形式の干渉除去方法、及びそれらの
    混成方法から、選択される、ことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記別個の処理動作において実行される前記除去は、同じ
    方法を用いて、又は、異なる方法を用いて、実行される、ことを特徴とする、請
    求項1ないし9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 用いられる前記多元接続方式がCDMAであることを特徴
    とする、請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 変調された無線信号を送るために特定の多元接続方式を用
    いるいくつかの送信側無線局を伴うシステムにおいて使用する無線受信機局であ
    って、 前記システムにおける前記送信側無線局のうちの少なくとも2つからの信号の
    和である無線信号を受信するアンテナと、 用いられる多元接続方式に基づいて信号の処理を行う復調器と、 前記システムにおける前記送信側無線局のうちの少なくともいくつかからの干
    渉の除去のためのマルチ−ユーザ干渉除去ユニットと、 干渉の除去の後に推定される元々の変調信号によって送られた情報を再生する
    復号器とを有し、 前記マルチ−ユーザ干渉除去ユニットは、少なくとも2つの物理ユニットを有
    し、それらの物理ユニットを通じて、干渉している信号が別個の処理動作におい
    て1つ又は2つ以上の段で処理される、ことを特徴とする、無線受信機局。
  13. 【請求項13】 前記物理ユニットは、前記ユニット間で、送信側無線局か
    らの信号の情報を転送する手段を有する、ことを特徴とする、請求項12記載の
    無線受信機局。
  14. 【請求項14】 前記物理ユニットが電子受信機ボード又はそのようなボー
    ドの部分であることを特徴とする、請求項12又は13記載の無線受信機局。
  15. 【請求項15】 それがCDMA局であることを特徴とする請求項12ない
    し14のいずれかに記載の無線受信機局。
  16. 【請求項16】 変調された無線信号を送るために特定の多元接続方式を用
    いるいくつかの送信側無線局を伴うシステムにおける無線受信機局における、シ
    ステムにおける送信側無線局のうちの少なくともいくつかからの干渉の除去のた
    めの、マルチ−ユーザ干渉除去ユニットであって、前記無線受信機局は、前記シ
    ステムにおける前記送信側無線局のうちの少なくとも2つからの無線信号の和で
    ある無線信号を受信し、 それは、少なくとも2つの物理ユニットを有し、それらの物理ユニットを通じ
    て、干渉している信号が別個の処理動作において1つ又は2つ以上の段で処理さ
    れる、ことを特徴とする、マルチ−ユーザ干渉除去ユニット。
  17. 【請求項17】 前記物理ユニットは、前記ユニット間で、送信側無線局か
    らの信号の情報を転送する手段を有する、ことを特徴とする、請求項16記載の
    マルチ−ユーザ干渉除去ユニット。
  18. 【請求項18】 前記物理ユニットが電子受信機ボード又はそのようなボー
    ドの部分であることを特徴とする、請求項16又は17記載のマルチ−ユーザ干
    渉除去ユニット。
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