JP2002538331A - スクリーニング装置 - Google Patents
スクリーニング装置Info
- Publication number
- JP2002538331A JP2002538331A JP2000603460A JP2000603460A JP2002538331A JP 2002538331 A JP2002538331 A JP 2002538331A JP 2000603460 A JP2000603460 A JP 2000603460A JP 2000603460 A JP2000603460 A JP 2000603460A JP 2002538331 A JP2002538331 A JP 2002538331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- stator
- screen means
- barrier
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21D—TREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
- D21D5/00—Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
- D21D5/02—Straining or screening the pulp
- D21D5/06—Rotary screen-drums
Abstract
Description
ング装置に関する。スクリーニング装置は、スクリーンハウジングと、その中に
中央に包囲された固定子と、を具備し、固定子は固定子と共軸のスクリーン手段
によって取り囲まれ、回転シャフトを中心にして回転する。スクリーン手段は、
スクリーンハウジングの内部を、スクリーンハウジングとスクリーン手段との間
のスクリーンチャンバと、スクリーン手段と固定子との間の受入物チャンバと、
に分割する。スクリーニング装置は、さらに、パルプ懸濁液がスクリーンチャン
バへ入るための入口と、不合格品すなわち拒絶物(reject)がスクリーン
チャンバから出る拒絶物出口と、合格品すなわち受入物(accept)が受入
物チャンバから出る受入物出口とを具備する。
微細スクリーニングで使用され、不純物、および、たとえばコルク栓、粗い粒子
、破片、石または蒸解していないかまたは精製されていないチップ片等の、最終
製品に含まれることが望ましくない他の不純物を分別するかまたは分離するため
であることが好ましい。スクリーニング装置は、通常加圧される。
ンバに導入され、そこでは、認められた部分、すなわち、受入物が回転スクリー
ン手段を通って流れる。受入物は、その後、受入物出口を通って排出される。吸
引パルスを形成するために、パルス要素が固定子に設けられる。パルス要素は、
固定子およびスクリーン手段全体に沿って軸方向に沿って延在するウイングとし
て設計される。ウイングは、パルプ懸濁液がウイングと固定子との間を通ること
ができるように配列される。
由して排出され、拒絶物出口は通常、スクリーンハウジングの下部部分で半径方
向出口として位置する。
リーンチャンバの比較的拒絶物出口に近いパルプ懸濁液が、比較的入口に近いパ
ルプ懸濁液よりも、パルプ濃度が高いことである。これは、スクリーニングで、
パルプ懸濁液内の液体が、パルプ懸濁液の繊維よりも速い速度で、スクリーン手
段を通って移送されるという事実による。このようにして、パルプ懸濁液の脱水
が得られ、結果として懸濁液は、拒絶物出口に近づくと、ますます厚くなる。そ
れによって、厚くなった拒絶物層が、拒絶物出口近傍のスクリーン手段で得られ
る。拒絶物出口の比較的低い流れで、すなわち、低拒絶物排出で、厚さがさらに
増加する。厚い厚さで問題が発生し、すなわち、厚くなったパルプ懸濁液におけ
るスクリーンハウジングとスクリーン手段との間のモーメント移送である。これ
は、スクリーン手段に抑制効果をかけ、スクリーン手段を回転するためのエネル
ギ消費を増加させ、結果としてスクリーン手段が停止することさえありうる。厚
みを増すことが目詰まりを引き起こすこともあり、それによって、拒絶物出口を
介して拒絶物を取り除くことで問題を発生させる。今日では、できるだけ高いパ
ルプ濃度で、パルプ懸濁液をスクリーニングすることができることが望ましい。
このようにして、厚みを増すことは、大きな問題となるが、これは、スクリーン
チャンバへの導入時に既にパルプ懸濁液は高濃度であるからである。
は排除する装置を示すことである。
の装置は、少なくとも1つのバリヤ/パルス要素を具備する。バリヤ/パルス要
素は、固定子に位置し、実質的に固定子全体およびスクリーン手段全体に沿って
軸方向に延在し、スクリーン手段の回転時に、スクリーンチャンバのパルプ懸濁
液に、吸引パルスに加えて圧力パルスも形成することができる。圧力パルスは、
スクリーン手段に且つ外側にスクリーン手段のパルプ懸濁液に、実質的に半径方
向に方向づけられたポンプ効果を生成し、そのため、拒絶物は、スクリーニング
の開始後に連続して既に直接的に拒絶物出口を通る。結果として、実質的に厚み
のある拒絶層は形成されず、目詰まりの危険性は大幅に削減される。このように
して、乱れなしで高パルプ濃度でスクリーニングすることが可能である。
取り付けられ、固定子から外側へスクリーン手段へ延在し、そのため、受入物は
、実質的にバリヤ/パルス要素を接線方向に通るのが防止される。受入物は、そ
れによって、受入物出口へ軸方向に動くか、または、圧力パルスのためスクリー
ン手段へ半径方向に動くように強制され、それによって、スクリーン手段が取り
除かれ、スクリーンチャンバ内のパルプ懸濁液がその受入物と混合され、これが
スクリーン手段を通って出る。
栓、粗い粒子、異物、蒸解が不完全かまたは精製されていないチップ片等の内容
に対して不均一な品質を有するときでさえ、均一な品質の受入物を産することを
証明した。
説明される。
1を具備し、上部部分2は、スクリーンハウジングの下部部分3より直径が大き
い。スクリーンハウジング1の上部部分2に、実質的に接線方向の入口4が位置
し、繊維懸濁液が分離され、これはこの実施形態においてはパルプ懸濁液である
。受入物用の受入物出口5が、スクリーンハウジング1の下部部分3に実質的に
接線方向に位置する。拒絶物出口6が、上部部分2の下部側に下方に方向づけら
れ、実質的に軸方向に位置するが、下部部分3の外側から見て半径方向である。
て回転するように、回転対称スクリーン手段7が位置する。固定子8が、スクリ
ーン手段7の内部から見て半径方向に位置する。スクリーン手段7および固定子
8は、同軸に配置される。スクリーン手段7は、スクリーンハウジング1とスク
リーン手段7との間のスクリーンチャンバ9内に且つスクリーン手段7と固定子
8との間の受入物チャンバ10内に、スクリーンハウジング1の上部部分2を規
定する。
スクリーン開口部を具備するいずれの種類のスクリーン手段であってもよい。ス
クリーン手段は、たとえば、0.1mmから0.5mmの間の開口をスリットを
有してもよく、または、穴の直径が0.1mmから12mmの穴であってもよく
、粗いスクリーニングでは8〜10mmが好ましい。
る下部受入物チャンバ13が位置する。
ルス要素12は、数が1つでもまたはそれ以上でもよいが、2〜8が適切であり
、3〜4がもっとも適切であり、固定子8の円周方向に対称的に配列されること
が有利である。
密着して取り付けられる。固定子8からスクリーン手段7に沿ってこれへ延在す
る。バリヤ/パルス要素12とスクリーン手段7との間の距離は短くされるため
、受入物は実質的にこの間を通らない。バリヤ/パルス要素12とスクリーン手
段7との間の適切な最小距離は、4〜10mmである。受入物チャンバ10は、
それによって、複数の小さい受入物セル101、102、103および104に
分割され、その各々がスクリーンハウジングの下部部分3の下部受入物チャンバ
13に連通し、それによって受入物出口5に連通する。
向に延在する。受入物セル101、102、103および104にある受入物を
受入物出口5へ供給するのを助けるために、バリヤ/パルス要素12は、その代
わりに、受入物出口5への方向から見て軸方向に(この実施形態では上から下方
へ)スクリーン手段の回転方向に偏向する(deflect)ように、設計され
ることができる。これによって、受入物は、受入物出口5へより容易にガイドさ
れ、固定子8上でより低い圧力低下が得られる。
供給される。回転スクリーン手段7は、スクリーンチャンバ9のパルプ懸濁液へ
エネルギを機械的に移送し、それによって、スクリーン手段の回転方向に従い、
同時に下方へ動き、それによって、螺旋(screwing)運動でスクリーン
チャンバ7を通って下へ動く。スクリーン手段が回転すると、回転方向から見て
バリヤ/パルス要素12の後ろ側で吸引パルスが起こる。パルプ懸濁液の受け入
れられた部分は、それによって、回転するスクリーンチャンバ7を通って流れ、
受入物セル101、102、103、104の1つに入る。受入物の主要部分は
、その後、下部受入物チャンバ13へ流れ、受入物出口5を通って出る。
04内の受入物は、スクリーン手段7の回転に部分的に従う。受入物がバリヤ/
パルス要素12に近づくと、受入物の一部はスクリーン手段7を通って押し戻さ
れ、スクリーンチャンバ9内に入る。それによってスクリーン手段7は、目詰ま
りの可能性が取り除かれ、スクリーンチャンバ9内のパルプ懸濁液が受入物チャ
ンバ10からの受入物と混合される。これによって、スクリーンチャンバ9内で
パルプ懸濁液が厚くなるのが防止され、同時に、受入物チャンバ10内で同一方
向に受入物が回転するのも防止される。
液の部分は、スクリーンチャンバ9を通って下へ螺旋運動で動き続け、拒絶物出
口6を通って出る。
圧力パルスを生成するために、バリヤ/パルス要素12は、図3に示されるよう
に、適切に設計される。スクリーン手段7に面して、バリヤ/パルス要素12は
、パルス表面14を有し、パルス表面14とスクリーン手段7との間の距離は、
スクリーン手段の回転方向で、バリヤ/パルス要素12がスクリーン手段7にも
っとも近くに位置する点へ減少する。受入物がバリヤ/パルス要素12に近づく
と、それによって、バリヤ/パルス要素12の形状によって、スクリーン手段7
を通って出て、スクリーンチャンバ9内に入るように強制される。
バリヤ/パルス要素は固定子8に取り付けられてはおらず、固定子8を備えた1
つのユニットとして形成されるが、当然ながらそれも可能である。
ルス要素よりも小さなパルス表面14を有する。このバリヤ/パルス要素12は
、したがって、等しく強い圧力パルスは生成しない。図6は、バリヤ/パルス要
素12の別の異なる実施形態を示し、湾曲した金属シートとして設計される。バ
リヤ/パルス要素は、当然ながら、他の方法で設計されてもよい。
リーン手段7へ受入物をガイドするのを助けるように設計されるべきである。こ
の表面は、固定子8の内部からスクリーン手段へ半径方向に見て、図5のように
半径方向にあるべきであるか、または、図6のようにスクリーン手段7の回転方
向に偏向すべきである。
7外部のスクリーンハウジング1は、すべてが円筒形の形態を有する。固定子、
スクリーン手段およびそれぞれスクリーン手段外部のスクリーンハウジングの1
つまたはいくつかが、たとえば、互いに対して異なるまたは等しい角度を備えた
円錐形状を有してもよい。固定子は円筒形であれ円錐形であれ、固定子の外部に
スクリーンハウジングを形成することによって、それらの間のアクセス可能なス
ペースを変更することが可能である。たとえば、スクリーン手段を円筒形から円
錐形へ変更することによって、スクリーンチャンバのアクセス可能なスペースと
それぞれ受入物チャンバとの間の関係を変えることができる。それによって軸方
向のアクセス可能なスペースが異なる場合、受入物チャンバのスペースは受入物
出口への方向で増加しなければならず、スクリーンチャンバのスペースは入口で
最大にならなければならない。
された以外のスクリーニング装置の適所に位置することができる。たとえば、受
入物出口は、スクリーニング装置の上部部分に位置することができ、入口はその
下部部分に位置することができる。拒絶物出口は、重い異物粒子の分離で重力を
使用するために、スクリーニング装置の下部部分に位置することが適切である。
設けられてもよい。たとえば、4つのバリヤ/パルス要素が設けられ、その間に
普通のパルス要素が設けられてもよく、受入物はウイングと固定子との間を通る
ことができる。
ーンハウジングの他のスクリーンと組み合わせても、使用することができる。
よび図面を参照して、特許請求の範囲内で変更することができる。
ング装置に関する。スクリーニング装置は、スクリーンハウジングと、その中に
中央に包囲された固定子と、を具備し、固定子は固定子と共軸のスクリーン手段
によって取り囲まれ、回転シャフトを中心にして回転する。スクリーン手段は、
スクリーンハウジングの内部を、スクリーンハウジングとスクリーン手段との間
のスクリーンチャンバと、スクリーン手段と固定子との間の受入物チャンバと、
に分割する。スクリーニング装置は、さらに、パルプ懸濁液がスクリーンチャン
バへ入るための入口と、不合格品すなわち拒絶物(reject)がスクリーン
チャンバから出る拒絶物出口と、合格品すなわち受入物(accept)が受入
物チャンバから出る受入物出口とを具備する。
微細スクリーニングで使用され、不純物、および、たとえばコルク栓、粗い粒子
、破片、石または蒸解していないかまたは精製されていないチップ片等の、最終
製品に含まれることが望ましくない他の不純物を分別するかまたは分離するため
であることが好ましい。スクリーニング装置は、通常加圧される。
ンバに導入され、そこでは、認められた部分、すなわち、受入物が回転スクリー
ン手段を通って流れる。受入物は、その後、受入物出口を通って排出される。吸
引パルスを形成するために、パルス要素が固定子に設けられる。パルス要素は、
固定子およびスクリーン手段全体に沿って軸方向に沿って延在するウイングとし
て設計される。ウイングは、パルプ懸濁液がウイングと固定子との間を通ること
ができるように配列される。
由して排出され、拒絶物出口は通常、スクリーンハウジングの下部部分で半径方
向出口として位置する。
リーンチャンバの比較的拒絶物出口に近いパルプ懸濁液が、比較的入口に近いパ
ルプ懸濁液よりも、パルプ濃度が高いことである。これは、スクリーニングで、
パルプ懸濁液内の液体が、パルプ懸濁液の繊維よりも速い速度で、スクリーン手
段を通って移送されるという事実による。このようにして、パルプ懸濁液の脱水
が得られ、結果として懸濁液は、拒絶物出口に近づくと、ますます厚くなる。そ
れによって、厚くなった拒絶物層が、拒絶物出口近傍のスクリーン手段で得られ
る。拒絶物出口の比較的低い流れで、すなわち、低拒絶物排出で、厚さがさらに
増加する。厚い厚さで問題が発生し、すなわち、厚くなったパルプ懸濁液におけ
るスクリーンハウジングとスクリーン手段との間のモーメント移送である。これ
は、スクリーン手段に抑制効果をかけ、スクリーン手段を回転するためのエネル
ギ消費を増加させ、結果としてスクリーン手段が停止することさえありうる。厚
みを増すことが目詰まりを引き起こすこともあり、それによって、拒絶物出口を
介して拒絶物を取り除くことで問題を発生させる。今日では、できるだけ高いパ
ルプ濃度で、パルプ懸濁液をスクリーニングすることができることが望ましい。
このようにして、厚みを増すことは、大きな問題となるが、これは、スクリーン
チャンバへの導入時に既にパルプ懸濁液は高濃度であるからである。
は排除する装置を示すことである。
の装置は、少なくとも1つのバリヤおよびパルス要素(バリヤ/パルス要素)を
具備する。バリヤ/パルス要素は、固定子に位置し、実質的に固定子全体および
スクリーン手段全体に沿って軸方向に延在し、スクリーン手段の回転時に、スク
リーンチャンバのパルプ懸濁液に、吸引パルスに加えて圧力パルスも形成するこ
とができる。圧力パルスは、スクリーン手段に且つ外側にスクリーン手段のパル
プ懸濁液に、実質的に半径方向に方向づけられたポンプ効果を生成し、そのため
、拒絶物は、スクリーニングの開始後に連続して既に直接的に拒絶物出口を通る
。結果として、実質的に厚みのある拒絶層は形成されず、目詰まりの危険性は大
幅に削減される。このようにして、乱れなしで高パルプ濃度でスクリーニングす
ることが可能である。
取り付けられ、固定子から外側へスクリーン手段へ延在し、そのため、受入物は
、実質的にバリヤ/パルス要素を接線方向に通るのが防止される。受入物は、そ
れによって、受入物出口へ軸方向に動くか、または、圧力パルスのためスクリー
ン手段へ半径方向に動くように強制され、それによって、スクリーン手段が取り
除かれ、スクリーンチャンバ内のパルプ懸濁液がその受入物と混合され、これが
スクリーン手段を通って出る。
栓、粗い粒子、異物、蒸解が不完全かまたは精製されていないチップ片等の内容
に対して不均一な品質を有するときでさえ、均一な品質の受入物を産することを
証明した。
説明される。
1を具備し、上部部分2は、スクリーンハウジングの下部部分3より直径が大き
い。スクリーンハウジング1の上部部分2に、実質的に接線方向の入口4が位置
し、繊維懸濁液が分離され、これはこの実施形態においてはパルプ懸濁液である
。受入物用の受入物出口5が、スクリーンハウジング1の下部部分3に実質的に
接線方向に位置する。拒絶物出口6が、上部部分2の下部側に下方に方向づけら
れ、実質的に軸方向に位置するが、下部部分3の外側から見て半径方向である。
て回転するように、回転対称スクリーン手段7が位置する。固定子8が、スクリ
ーン手段7の内部から見て半径方向に位置する。スクリーン手段7および固定子
8は、同軸に配置される。スクリーン手段7は、スクリーンハウジング1とスク
リーン手段7との間のスクリーンチャンバ9内に且つスクリーン手段7と固定子
8との間の受入物チャンバ10内に、スクリーンハウジング1の上部部分2を規
定する。
スクリーン開口部を具備するいずれの種類のスクリーン手段であってもよい。ス
クリーン手段は、たとえば、0.1mmから0.5mmの間の開口をスリットを
有してもよく、または、穴の直径が0.1mmから12mmの穴であってもよく
、粗いスクリーニングでは8〜10mmが好ましい。
る下部受入物チャンバ13が位置する。
ルス要素12は、数が1つでもまたはそれ以上でもよいが、2〜8が適切であり
、3〜4がもっとも適切であり、固定子8の円周方向に対称的に配列されること
が有利である。
密着して取り付けられる。固定子8からスクリーン手段7に沿ってこれへ延在す
る。バリヤ/パルス要素12とスクリーン手段7との間の距離は短くされるため
、受入物は実質的にこの間を通らない。バリヤ/パルス要素12とスクリーン手
段7との間の適切な最小距離は、4〜10mmである。受入物チャンバ10は、
それによって、複数の小さい受入物セル101、102、103および104に
分割され、その各々がスクリーンハウジングの下部部分3の下部受入物チャンバ
13に連通し、それによって受入物出口5に連通する。
向に延在する。受入物セル101、102、103および104にある受入物を
受入物出口5へ供給するのを助けるために、バリヤ/パルス要素12は、その代
わりに、受入物出口5への方向から見て軸方向に(この実施形態では上から下方
へ)スクリーン手段の回転方向に偏向する(deflect)ように、設計され
ることができる。これによって、受入物は、受入物出口5へより容易にガイドさ
れ、固定子8上でより低い圧力低下が得られる。
供給される。回転スクリーン手段7は、スクリーンチャンバ9のパルプ懸濁液へ
エネルギを機械的に移送し、それによって、スクリーン手段の回転方向に従い、
同時に下方へ動き、それによって、螺旋(screwing)運動でスクリーン
チャンバ7を通って下へ動く。スクリーン手段が回転すると、回転方向から見て
バリヤ/パルス要素12の後ろ側で吸引パルスが起こる。パルプ懸濁液の受け入
れられた部分は、それによって、回転するスクリーンチャンバ7を通って流れ、
受入物セル101、102、103、104の1つに入る。受入物の主要部分は
、その後、下部受入物チャンバ13へ流れ、受入物出口5を通って出る。
04内の受入物は、スクリーン手段7の回転に部分的に従う。受入物がバリヤ/
パルス要素12に近づくと、受入物の一部はスクリーン手段7を通って押し戻さ
れ、スクリーンチャンバ9内に入る。それによってスクリーン手段7は、目詰ま
りの可能性が取り除かれ、スクリーンチャンバ9内のパルプ懸濁液が受入物チャ
ンバ10からの受入物と混合される。これによって、スクリーンチャンバ9内で
パルプ懸濁液が厚くなるのが防止され、同時に、受入物チャンバ10内で同一方
向に受入物が回転するのも防止される。
液の部分は、スクリーンチャンバ9を通って下へ螺旋運動で動き続け、拒絶物出
口6を通って出る。
圧力パルスを生成するために、バリヤ/パルス要素12は、図3に示されるよう
に、適切に設計される。スクリーン手段7に面して、バリヤ/パルス要素12は
、パルス表面14を有し、パルス表面14とスクリーン手段7との間の距離は、
スクリーン手段の回転方向で、バリヤ/パルス要素12がスクリーン手段7にも
っとも近くに位置する点へ減少する。受入物がバリヤ/パルス要素12に近づく
と、それによって、バリヤ/パルス要素12の形状によって、スクリーン手段7
を通って出て、スクリーンチャンバ9内に入るように強制される。
バリヤ/パルス要素は固定子8に取り付けられてはおらず、固定子8を備えた1
つのユニットとして形成されるが、当然ながらそれも可能である。
ルス要素よりも小さなパルス表面14を有する。このバリヤ/パルス要素12は
、したがって、等しく強い圧力パルスは生成しない。図6は、バリヤ/パルス要
素12の別の異なる実施形態を示し、湾曲した金属シートとして設計される。バ
リヤ/パルス要素は、当然ながら、他の方法で設計されてもよい。
リーン手段7へ受入物をガイドするのを助けるように設計されるべきである。こ
の表面は、固定子8の内部からスクリーン手段へ半径方向に見て、図5のように
半径方向にあるべきであるか、または、図6のようにスクリーン手段7の回転方
向に偏向すべきである。
7外部のスクリーンハウジング1は、すべてが円筒形の形態を有する。固定子、
スクリーン手段およびそれぞれスクリーン手段外部のスクリーンハウジングの1
つまたはいくつかが、たとえば、互いに対して異なるまたは等しい角度を備えた
円錐形状を有してもよい。固定子は円筒形であれ円錐形であれ、固定子の外部に
スクリーンハウジングを形成することによって、それらの間のアクセス可能なス
ペースを変更することが可能である。たとえば、スクリーン手段を円筒形から円
錐形へ変更することによって、スクリーンチャンバのアクセス可能なスペースと
それぞれ受入物チャンバとの間の関係を変えることができる。それによって軸方
向のアクセス可能なスペースが異なる場合、受入物チャンバのスペースは受入物
出口への方向で増加しなければならず、スクリーンチャンバのスペースは入口で
最大にならなければならない。
された以外のスクリーニング装置の適所に位置することができる。たとえば、受
入物出口は、スクリーニング装置の上部部分に位置することができ、入口はその
下部部分に位置することができる。拒絶物出口は、重い異物粒子の分離で重力を
使用するために、スクリーニング装置の下部部分に位置することが適切である。
設けられてもよい。たとえば、4つのバリヤ/パルス要素が設けられ、その間に
普通のパルス要素が設けられてもよく、受入物はウイングと固定子との間を通る
ことができる。
ーンハウジングの他のスクリーンと組み合わせても、使用することができる。
よび図面を参照して、特許請求の範囲内で変更することができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 繊維懸濁液、好ましくはパルプ懸濁液を分離するためのスク
リーニング装置であって、 加圧スクリーンハウジング(1)と、 前記スクリーンハウジング(1)の中央に位置してスクリーン手段(7)によ
って取り囲まれた固定子(8)であって、前記スクリーン手段(7)は回転シャ
フト(11)を中心にして回転し、前記スクリーンハウジング(1)の内部を、
前記スクリーンハウジング(1)と前記スクリーン手段(7)との間のスクリー
ンチャンバ(9)と、前記スクリーン手段(7)と前記固定子(8)との間の受
入物チャンバ(10)とに分割する固定子(8)と、 前記繊維懸濁液が前記スクリーンチャンバ(9)へ入る入口(4)と、 拒絶物が前記スクリーンチャンバ(9)から出る拒絶物出口(6)と、 受入物が前記受入物チャンバ(10)から出る受入物出口(5)とを具備して
おり、 前記固定子(8)に、少なくとも1つのバリヤ/パルス要素(12)が位置し
、前記固定子(8)全体および実質的に前記スクリーン手段(7)全体に沿って
軸方向に延在し、前記固定子(8)に密着して取り付けられ、前記固定子(8)
から前記スクリーン手段(7)へ延在し、そのため、前記受入物が実質的に前記
バリヤ/パルス要素(12)を接線方向に通ることが防止されることを特徴とす
るスクリーニング装置。 - 【請求項2】 前記スクリーン手段(7)に面する前記バリヤ/パルス要素
(12)は、パルス表面(14)を有し、前記パルス表面(14)と前記スクリ
ーン手段(7)との間の距離は、前記スクリーン手段の回転方向に減少すること
を特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記受入物出口(5)への方向に見て軸方向の前記バリヤ/
パルス要素(12)は、前記スクリーン手段(7)の回転方向に偏向しているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記固定子(8)の内部から前記スクリーン手段(7)へ半
径方向に見て、前記スクリーン手段(7)の回転方向に面する前記バリヤ/パル
ス要素(12)の部分は、半径方向であるか、または、前記スクリーン手段(7
)の回転方向に偏向していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
記載の装置。 - 【請求項5】 前記固定子(8)、前記スクリーン手段(7)および前記ス
クリーン手段(7)の外側の前記スクリーンハウジング(1)は、すべて、円筒
形の形状を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装置
。 - 【請求項6】 前記スクリーン手段(7)は、前記受入物出口(5)への方
向に直径が増加する円錐であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項
に記載の装置。 - 【請求項7】 前記固定子(8)に、2〜8個の、適切には3〜4個のバリ
ヤ/パルス要素(12)が位置することを特徴とする請求項1から6のいずれか
一項に記載の装置。 - 【請求項8】 前記バリヤ/パルス要素(12)と前記スクリーン手段(7
)との間に最少距離は、4〜10mmであることを特徴とする請求項1から7の
いずれか一項に記載の装置。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか一項に記載のスクリーニング装置
に使用される固定子であって、前記固定子(8)には少なくとも1つのバリヤ/
パルス要素(12)が設けられ、前記固定子(8)全体に沿って延在し、前記固
定子(8)に密着して取り付けられることを特徴とする固定子。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9900869-0 | 1999-03-10 | ||
SE9900869A SE515589C2 (sv) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | Silanordning för separering av fibersuspensioner, samt stator för användning i silanordningen |
PCT/SE2000/000411 WO2000053845A1 (en) | 1999-03-10 | 2000-03-02 | Screening apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002538331A true JP2002538331A (ja) | 2002-11-12 |
JP4316814B2 JP4316814B2 (ja) | 2009-08-19 |
Family
ID=20414798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000603460A Expired - Fee Related JP4316814B2 (ja) | 1999-03-10 | 2000-03-02 | スクリーニング装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1159482B1 (ja) |
JP (1) | JP4316814B2 (ja) |
AT (1) | ATE327371T1 (ja) |
AU (1) | AU3687100A (ja) |
DE (1) | DE60028188T2 (ja) |
SE (1) | SE515589C2 (ja) |
WO (1) | WO2000053845A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI117867B (fi) * | 2004-12-10 | 2007-03-30 | Metso Paper Inc | Lajitin ja menetelmä kuitumassan lajittelemiseksi |
FI118900B (fi) | 2006-03-17 | 2008-04-30 | Andritz Oy | Järjestely sellu- ja paperiteollisuuden lajittimissa |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3411721A (en) * | 1966-09-02 | 1968-11-19 | Ingersoll Rand Canada | Refining and screening apparatus |
SE427124B (sv) * | 1980-01-28 | 1983-03-07 | Celleco Ab | Anordning for silning av fibermassasuspensioner |
SE429819B (sv) * | 1982-02-10 | 1983-10-03 | Harry Nilsson | Silmaskin |
FI76139C (fi) * | 1987-01-19 | 1988-09-09 | Ahlstroem Oy | Foerfarande och anordning foer kvistseparering. |
BR8807586A (pt) * | 1987-06-26 | 1990-04-17 | Ahlstroem Oy | Aparelho para peneirar polpa e processo para peneirar uma suspensao de polpa |
US5143220A (en) * | 1990-11-08 | 1992-09-01 | Ingersoll-Rand Company | Apparatus for screening to remove knots from a fluid borne slurry of fibers and knots |
DE19836318A1 (de) * | 1998-08-11 | 1999-07-15 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Rotor für Drucksortierer |
-
1999
- 1999-03-10 SE SE9900869A patent/SE515589C2/sv not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-03-02 AU AU36871/00A patent/AU3687100A/en not_active Abandoned
- 2000-03-02 JP JP2000603460A patent/JP4316814B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-03-02 EP EP00915645A patent/EP1159482B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-02 AT AT00915645T patent/ATE327371T1/de active
- 2000-03-02 DE DE60028188T patent/DE60028188T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-02 WO PCT/SE2000/000411 patent/WO2000053845A1/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1159482A1 (en) | 2001-12-05 |
AU3687100A (en) | 2000-09-28 |
WO2000053845A1 (en) | 2000-09-14 |
SE515589C2 (sv) | 2001-09-03 |
JP4316814B2 (ja) | 2009-08-19 |
SE9900869D0 (sv) | 1999-03-10 |
DE60028188T2 (de) | 2007-03-15 |
EP1159482B1 (en) | 2006-05-24 |
SE9900869L (sv) | 2000-09-11 |
ATE327371T1 (de) | 2006-06-15 |
DE60028188D1 (de) | 2006-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4356085A (en) | Rotary screening machine for pulp suspensions | |
JP2825297B2 (ja) | パルプ懸濁液をふるい分ける装置 | |
US4167438A (en) | Method and apparatus for preparing and cleaning fibrous material | |
US4042172A (en) | Bowl centrifuge rotor | |
US6284096B1 (en) | Process for discharging impurities from a hydrocyclone and a hydrocyclone | |
JP2002541340A (ja) | 2個のスクリーン手段を含むスクリーニング装置 | |
US4699324A (en) | Combined screening and reject reduction | |
FI73760C (fi) | Separator foer separation av en blandning av en cellulosamassasuspension och grova, tunga partiklar. | |
US4634521A (en) | Screening apparatus with light reject removal | |
US6613191B2 (en) | Pressurized screen and process for removing contaminants from a fibrous paper suspension containing contaminants | |
US5009774A (en) | Pulseless screen | |
US4067800A (en) | Screening apparatus | |
US6669025B2 (en) | Screen | |
AU706779B2 (en) | Screening arrangement | |
JP2002538331A (ja) | スクリーニング装置 | |
EP0485153B1 (en) | Apparatus for screening to remove knots from a fluid borne slurry of fibres and knots | |
US4222863A (en) | Screening apparatus and method | |
FI109038B (fi) | Menetelmä kuitumassaseoksen käsittelemiseksi ja lajitin | |
US20010019025A1 (en) | Screen | |
US20020139723A1 (en) | Pressure screen to remove impurities from a paper fiber suspension containing impurities and its use | |
MXPA01001294A (es) | Criba. | |
US5323913A (en) | Pressure screening apparatus with baffle | |
US6068772A (en) | Apparatus for processing fiber suspensions intended for the production of paper or cardboard | |
JPH10510330A (ja) | ふるい分け装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090512 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4316814 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120529 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130529 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |