JP2002537940A - パルス光を利用した皮膚の皺の低減 - Google Patents

パルス光を利用した皮膚の皺の低減

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マイケル ノエル キアナン,
ロバート マーク クレメント,
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、哺乳動物の皮膚組織の表層領域から皺を低減する方法およびそのための装置に関する。表皮層、基底層、および真皮層を有する哺乳動物の皮膚組織の表層領域から、基底層を通して真皮層を照射することにより美容術的に皺が除去され、照射は、5J/cm2以下の範囲のエネルギー密度を有しており、そして真皮層中の発色団により吸収されるように選択され、その結果、真皮層に存在しているコラーゲンが加熱される一方で基底層は無傷のままであり、真皮層が雰囲気と接触するのを実質的に抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、哺乳動物の皮膚組織の表層領域から皺を低減する方法およびそのた
めの装置に関する。
【0001】 ヘルスケアにおけるレーザー技術の適用は周知であり、医療分野の応用にレー
ザーを利用することは1960年代前半から広範に研究されてきた。近年、美容術分
野の応用についての関心が高まっていることが分かっている。2種のかかる美容
術分野の応用として皮膚の表層再生と皺の除去があり、この分野では、外科的美
容整形術の代替術としてレーザーを使用することができる。
【0002】 皺の除去と皮膚の表層再生の間には著しい差異が存在する。皮膚の表層再生は
、レーザーエネルギーが、基底層を通して真皮へと突破することなく、表皮の薄
層を蒸発させる場合をいう。これは、本質的には、皮膚に「より新しい」外観を
与えるために主として使用される表層工程である。しかし、組織が一層ずつ除去
されてゆくより積極的な技術としての皺の除去は、真皮を侵し、事実上第2度の
熱傷を引き起こす。熱は真皮に蓄積されて、コラーゲンを収縮させ、皮膚を引き
締める。
【0003】 若い皮膚では、皮膚の表面の真下のコラーゲンは、良好な弾性と柔軟性を備え
た器質化格子を形成している。加齢中、コラーゲンは構造を変化させて、皮膚の
美容的様相に否定的な衝撃を与え続ける。コラーゲン構造の若返りを触発させて
皮膚をもっと若い時の美容的様相に復帰させようと試みて、真皮に「抑制された
傷」を引き起こすよう、幾つかの技術が開発されてきた。1990年代を通して、皺
の除去に対するレーザーアプローチが導入されてきた。
【0004】 公知の皺の除去技術としては、レーザーエネルギーが大いに水分中に吸収され
るように波長が選択されており、選択された現在のレーザーは、10.6μmの波長
のCO2レーザーと2.94μmの波長のエルビウムYAGレーザーである。この非選択的
工程では、レーザーエネルギーのパルスは皮膚表面に付与され、各パルスが30μ
m〜60μmの厚さの間の組織の層を蒸発させる。通常は、レーザーが最初に通過
すると、基底層を損傷せずに、表皮の薄層を除去する。同一領域に連続してレー
ザーを通過させると、真皮に透過し、コラーゲンを加熱する。レーザーのオペレ
ーターはこの熱蓄積が「実時間(real time)」で皮膚を「収縮させ」
て、皮膚の外観を引き締めるのを目撃する。所望の臨床的効果が達成されると、
オペレーターはレーザーパルスの印加を止める。それ故に、美容結果の質は作動
者の経験と技能とに大いに依存していることは明白である。
【0005】 CO2レーザーによる皺の除去の場合、治療後の患者の監視が必要である。治
療直後は、本質的に皮膚は2日間から10日間は適所に包帯剤を必要とする露出
傷である。更に、患者の苦痛緩和と感染防止に、局所に付与されるローション剤
が必要である。術後感染はよくあることであり、皮膚の天然の保護障壁が脱落し
たことが主たる原因であるが、報告件数にして4.5%と7%の間で起こってい
る。
【0006】 平均して、CO2レーザーによる皺の除去を採用した場合、術後紅斑は4ヶ月
から5ヶ月間、存続する。これは、化学薬品による皮膚剥脱術後は2ヶ月から3
ヶ月間存続することと対比される。また、副作用の発症例はかなりあり、最もあ
りふれたもので、全事例の30%から40%の割合で色素過剰症が発生している
。黒皮症タイプでは一層高い発症例が報告されている。遅発性色素過剰症は、外
科処置手順が実施された後の1年までに発生し得るが、近年では、積極的なレー
ザーによる表層再建術の合併症として発現している。優れたレーザー表層再生術
医の多くは積極さを控えた技術に頼ってきた。
【0007】 公知の処置手順の効果は2元的である。すなわち、 (a) レーザーは真皮中のコラーゲンの変性と交差結合の形成とを誘発し、そ
の結果、皮膚を伸ばす締め付け効果を生じ、皺を低減または除去し(この効果に
ついての熱閾値は70℃の温度である)、また、 (b) 真皮に加えられる変化は、基礎としての変性コラーゲンによって作られ
たマトリクスを利用して発生する新生コラーゲンの生成を誘発する。
【0008】 先に概説された皮膚の表層再生と皺の除去の処置手順を、この分野の多くの専
門家は従来技術で利用された外科手術法に優るかなりの改良であると考えている
。この処置手順は、組織の表面において高エネルギー密度を送達することができ
る、それ故に良好に抑制された態様で表層組織を離解することができるレーザー
の能力を利用している。組織を1層ごとに継続して除去する処理は、コラーゲン
を損傷し、それゆえに皺の除去を誘発するように設計されている。この工程の第
2段階は原始的であり、皮膚が湿潤となり、痂皮が形成され、皮膚の赤色化が何
週間にも亘って現れる。
【0009】 それ故、本発明の主たる目的は、二次熱傷と伝統的な皺の除去と関連する他の
問題とを引き起こすことなしに、哺乳動物の皮膚組織の表層領域から皺を除去す
る技術を提供することである。
【0010】 本発明は、哺乳動物の皮膚組織の表層領域から皺を除去する方法を提供する。
組織の真皮層は、真皮層の発色団により吸収されるように選択された放射線によ
り基底層を通して照射されて、真皮層中に存在しているコラーゲンが加熱される
ようにする一方で、真皮層が雰囲気と接触するのを実質的に抑制するように、基
底層は無傷のままである。
【0011】 本発明の特別な進歩は、より小型の毛細管を特定標的とすること、通例は、上
真皮に位置する直径が15μmから20μmの範囲にある毛細管を特定標的とす
ることに依存している。このようなより小型の毛細管は、組織または血管に損傷
を引き起こさずに血管から血管壁構造を通して炎症性メディエーターを伝達する
ことができるようにする穿孔を有している。これら血管を選択的に標的とするこ
とと、他の組織成分との相互作用を最小限に抑えることは、上記工程を相当に向
上させる結果となる。
【0012】 本発明の重要な特徴に従って、励起電磁放射の波長を実質的に500nmから
850nmの範囲になるように(500nmから600nmの範囲がより好まし
いが)選択し、励起電磁放射をパルス修正して、実質的に200μs以下の立ち
上がり時間を持つようにしている(実質的には1μsから150μsの範囲であ
るのが好ましく、実質的に5μsから150μsの範囲であるのがもっと好まし
い)。
【0013】 波長の範囲は毛細管を特に標的としており、主要な発色団はオキシヘモグロビ
ンである。
【0014】 パルス形式で送達されるエネルギーの急速な立ち上がり時間は、引き合いに出
した寸法範囲の血管については、熱緩和時間が短いので(通例、およそ100μ
sから200μsである)、重要となる。これは、熱が速い割合で標的として血
管から喪失されることを意味し、それ故に、エネルギーパルスの間に損失される
熱を補償する一方で、所要の炎症性メディエーターの移動を誘導するのに十分な
だけ速くエネルギーが送達されることを確実にすることが重要である。通例は、
およそ50μsから150μsのエネルギーパルスの立ち上がり時間は、100
msまでの(2msまでであるのがより好ましいが)パルス持続時間であれば適
切であるが、200μsまでの範囲のもっと短いパルス持続時間で十分であると
ともに、その方が好ましいかもしれない。
【0015】 放射線送達システムは所定の単色波長の放射線ビームまたは狭い波長帯域の放
射線ビームを皮膚に送達するのが有利である。
【0016】 皮膚に送達される全放射線エネルギー密度は実質的には1パルスあたり5J/
cm2以下であるのが好ましい(実質的に1パルスあたり0.5J/cm2から5
J/cm2の範囲にあるのが好ましい)。
【0017】 人工発色団は皺の低減が望まれる領域に導入され得るか、或いは、自然発生的
な発色団が選択され得る。本件技術の好ましい実施形態では、選択された自然発
生的な発色団は、585nmと815nmで波長吸収ピークを迎える真皮神経叢
のオキシヘモグロビンであり、このピーク時には、周囲組織成分における波長吸
収が比較的低い。
【0018】 別な局面では、本発明は哺乳動物の皮膚の表層領域の皺を美容術的に低減する
装置を提供し、この装置は、570nmから600nmの範囲と750nmから
850nmの範囲のうち少なくとも一方の範囲で実質的に15nm以下の帯域に
ある実質的に単色の放射線を送達する放射線送達システムを備え、この送達シス
テムは、エネルギーパルスの立ち上がり時間が実質的には200μs以下である
(実質的には1μsから150μsの範囲であるのが好ましく、実質的に5μs
から150μsの範囲であるのがより好ましい)所定の様式に従って送達される
放射線をパルス修正するための波動システムを備えている。
【0019】 皮膚に向けて送達される実質的に15nm以下の帯域の実質的に単色の放射線
のエネルギー密度は、実質的に1パルスあたり5J/cm2以下であるのが好ま
しい。
【0020】 本発明に従った方法は非侵襲的であるとともに非離解的であり、医療分野外の
人員によって容易に実施することができる。1パルスあたりの総エネルギー送達
量は、放射線が通過する標的または他の皮膚成分の離解を生じることなく、目標
の発色団を包囲している組織に所要の物理的変化を実現するのに十分な量である
【0021】 放射線は実質的に単色であるか、或いは、少なくとも比較的狭い波長帯域を有
しており、その結果、その放射線が目標の発色団によって優先選択的に吸収され
るのが確実となる。レーザー源を利用して所要の波長を生成するか、或いは、L
EDのようなフィルタリングされた広帯域光源を適切なフィルタリングを行ない
ながら利用して、選択された波長(または、狭い波長帯域)が通過できるように
することができる。
【0022】 放射線は可視放射線源または赤外放射線源(必要ならば、有害な紫外放射線を
除去するように好適にフィルタリングされた)を利用することが可能である。放
射線はコヒーレントであり得る(レーザ源から得られる)。このようなレーザ源
は、例えば、色素レーザー、ルビーレーザー、または、半導体レーザーであり得
る。色素レーザーが使用された場合は、その波長は、オキシヘモグロビン(真皮
中の血管に存在している自然発生的な発色団のような)により吸収されるような
範囲にあるのが好ましい。
【0023】 代替例として、真皮層に吸収される人工発色団で表層領域を処理することがで
きる。このような人工発色団は、リポソームを含有した局所処方物の形式で表皮
層に適用することができる。ここで発色団は、表皮層への送達のために基底層を
通って浸透し得る。
【0024】 レーザーを使用する場合は、表層領域を走査するように、かつ/または、真皮
層をパルスで照射するように構成され得る。レーザーがパルス発生モードである
場合は、パルスは通例は10μsecから10msec(200μsecから1
msecであるのがより好ましい)の持続時間を有している。
【0025】 本発明に従って真皮層を照射する前に表皮の一部を除去するのが望ましいこと
がある。このような表皮の除去(皮膚表層再生術として公知である)は機械的に
実施することができるか(例えば、離解により)、或いは、レーザー放射線によ
り実施することができる。レーザー放射線がこの目的で使用された場合は、通例
は、スキャナ制御式のCO2レーザー源である。
【0026】 1パルスあたりのエネルギー密度は正確に制御されて、最大閾値レベル(実質
的には5J/cm2のレベル)を超過しないことを確実にするのが好ましい。
【0027】 図1を参照すると、哺乳動物の皮膚組織の基本の皮膚構造は3つの層から成り
、最外の表皮1は基底層2に隣接し、次いで真皮3が在る。
【0028】 図2を参照すると、CO2レーザー放射による表皮1の領域4の一部除去は皮
膚の表層再生術として公知である。この段階は、先行技術の方法の第1工程を表
しているが、本発明によれば任意の工程である。基底層2と真皮3の両方がレー
ザー放射の影響を受けない。
【0029】 図3に例示されているように、皺を除去する先行技術の方法は、CO2レーザ
ー放射に繰り返し晒すことにより、表皮1および基底層2の領域5を完全に除去
する結果となる。参照番号6で表されているように、真皮3の部分的除去も生じ
、真皮が空気に晒される。これにより、治癒が遅れ、そして感染の危険があるI
I度熱傷を生じる。
【0030】 図4に示されているように、本発明に従った皺を除去する方法は表皮1の部分
的除去を生じ(これは先の図2で説明したような任意の工程である)、基底層2
は無傷のまま残され、その結果、真皮3は空気に晒されていない。レーザー放射
7は組織に適用され、真皮3の中の発色団により選択的に吸収されて、コラーゲ
ンを加熱し、皮膚を収縮させ、よって、皺の様相を除去する。
【0031】 好ましい実施形態では、選択された標的発色団は真皮3の中のオキシヘモグロ
ビンであり、これはおよそ585nmと815nmの吸収ピークを有している。
図5に例示された装置は、レーザーヘッド102、色素貯蔵器103、ポンプ1
04を備えたフラシュランプ励起型ポンピング色素レーザーを有しているレーザ
ー放射線送達システム101を含む。流量計105はレーザーヘッド102にお
けるレーザー空洞に向かう色素の流れを調節し、冷却システム106はレーザー
ヘッド102および色素貯蔵器103を冷却する。このシステムは、パルス形成
ネットワーク108(コンデンサとインダクタのネットワークを備えている)の
電圧制御を作動するマイクロプロセッサ制御装置107により制御されるが、パ
ルス形成ネットワークは発射パルスを起動して、その結果、レーザーヘッド10
2からパルス化されたビームレーザーが出力される。電圧制御とフィードバック
はリンク109を介してマイクロプロセッサ制御装置107とパルス形成ネット
ワーク108の間に設けられている。温度監視フィードバックはリンク110を
介して冷却システムと制御装置107の間に設けられている。
【0032】 システムのパラメータとレーザーヘッドが作動して、577nmから585n
mの範囲の波長および代表的には200μsから1msの範囲のパルス持続時間
を有しているレーザー放射の制御パルスを出力する。真皮中の小型の毛細管を選
択的に標的とする必要性の見地から、エネルギーパルスの立ち上がり時間は、所
望の選択的加熱効果(本明細書にて、前述されるような)を生じるのに十分迅速
であるように正確に制御されている。エネルギーパルスの立ち上がり時間は実質
的には150ms以下である。所要の波長を生じるために、適切なレーザー色素
が選択され(ローダミン(Rhodamine) 575またはピロメテン(P
yromethene)590など)、色素溶液の濃度が制御される。
【0033】 色素レーザー構成101のパルス持続時間の制御は、パルス形成ネットワーク
108のコンデンサ値とインダクタ値を調整することによりレーザーヘッド10
2の励起フラッシュランプに送達されるエネルギーを正確に制御することによっ
て達成される。
【0034】 エネルギーは、光ファイバー管112(図7を参照のこと)を介し、更に、光
スポットを皮膚組織表面上に合焦させて1mmから10mmの範囲内のスポット
直径を有するように、また、図8に示されたように、150ms以下の所要の急
速な立ち上がり時間を有して実質的に均一なスポット直径に亘る強度分布(すな
わち、「シルクハット」型分布)を有するように構築された合焦光学レンズ構成
113とを介して、皮膚表面に送達される。均一なエネルギー分布が組織損傷/
切除を生じる可能性のある「高温点」を発生せずに組織の均一な加熱を生じるこ
とを確実にするように、光学系を設けている。
【0035】 放射パラメータも、1パルスあたりの全放射エネルギー密度が実質的に0.5
J/cm2から5J/cm2の範囲に入ることを確実にするように選択されている
。1パルスあたりの放射のより高い放射線密度の送達の結果として皮膚に望まし
くない効果を生じる結果となるので(切除および/または他の損傷)、選択され
た上限閾値(5J/cm2)を顕著に超過することはないことは特に重要である
【0036】 図1の色素レーザーシステム101については、皮膚に向けて送達される放射
線のエネルギー密度はフラッシュランプの出力エネルギーの調整により制御され
る(今度はそれによりレーザー出力エネルギーを制御する)。スポット部位と関
連するレーザー出力エネルギーは送達されるエネルギー密度を決定する。正確な
制御は、色素循環速度、色素温度、フラッシュランプ出力エネルギーの制御によ
り達成される。同じ容量の色素を循環させずに反復してパルス発送するとレーザ
ーヘッド102の出力エネルギーを低下させるので、色素循環速度は重要である
。色素温度を増大または低減させるとレーザーヘッド102のエネルギー出力に
影響が及ぶ。フラッシュランプ出力エネルギーは、パルス形成ネットワーク10
8のコンデンサに充電される電圧を変動させることにより制御され、それ故に、
リンク109を経由するコンデンサ電圧のフィードバックは重要である。
【0037】 皮膚の色に依存して、所要のエネルギー密度は特定範囲内で人ごとに異なって
くる。
【0038】 図6を参照すると、本発明を実施するための装置の代替の実施形態が例示され
ており、この場合、LEDまたは半導体レーザー装置202を利用して出力放射
220を生成することができる。ユーザーインターフェイス213は、電力供給
ユニット214を制御するために使用されて所要の電流がLEDまたは半導体レ
ーザー装置220に供給されることを確実にするマイクロプロセッサ制御装置2
07への入力を可能にする。温度センサー215はリンク210を介して温度フ
ィードバックを設けている。制御装置207からの出力216は、電力供給ユニ
ット214により装置202に供給される電流を設定し、制御装置207への入
力217は電流監視フィードバックを設けている。パルス持続時間の制御は、電
力供給ユニット214からLEDまたは半導体レーザー装置202への電流供給
をパルス化することにより達成される。
【0039】 高強度LED装置は、オキシヘモグロビンの585nmの吸収ピークに対応す
る波長を生成する能力がある。光学システム(レンズ113を含む)は、LED
から皮膚の標的領域まで通過する放射の帯域を狭めるように構成されたフィルタ
を備え得る。レーザーが使用される場合には、出力は単色となり得る。代替例と
して、または、LEDが使用される事例では、送達される放射線は「効果的に」
単色であり得るか、或いは、比較的狭い帯域幅を有し得る(代表的には、15n
m以下の帯域幅の範囲内にある)。
【0040】 半導体レーザー装置を使用する場合は、その出力はオキシヘモグロビンの2番
目の(高い方の)吸収ピーク(815nm)に対応し得る。
【0041】 本発明は、585nmと815nmのオキシヘモグロビンの吸収ピークの一方
または他方で効果的に単色の(または、特定の狭い帯域幅の)放射の送達に関連
して説明されてきたが、本発明の有利な効果はそれぞれの吸収ピークのいずれの
側であれ、それらに比較的近似している波長を利用することにより或る程度まで
達成することができることは明らかである。動作ごとの好ましい波長の範囲は、
標的としたオキシヘモグロビンについては570nmから600nmおよび75
0nmから850nmである。
【0042】 人工発色団を利用する場合、波長(または、波長の狭い帯域)は関連する発色
団の特有の吸収波長に対応するように選択される。1パルスあたりの送達される
総エネルギー量は限界損傷レベル(約5J/cm2)よりも低いことを確実にす
ることは重要である。
【0043】 上述の実施形態では、標的に過剰なエネルギー(すなわち熱)蓄積は存在しな
いことを確実にすることは重要であり、従って、パルス相互の持続時間はこの状
況が発生するのを回避するための或るレベルで選択される。パルス反復率が実質
的には最大3Hz以下の範囲にあることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、哺乳動物の皮膚組織の3つの最外層を表現した概略図である。
【図2】 図2は、本発明に従った任意の工程である、表皮の部分的除去(皮膚の表層再
生)を表現した概略図である。
【図3】 図3は、選択領域の表皮の全体除去と、そのための真皮の露出とその後のII
度熱傷に関与することから外科手術である、先行技術の皺を除去する方法の結果
を例示する概略図である。
【図4】 図4は、表皮が一部無傷であり、基底層が完全に無傷であることを示す、本発
明に従った方法の結果を例示する概略図である。
【図5】 図5は、本発明に従った皺を低減する装置の第1の実施形態を示す概略図であ
る。
【図6】 図6は、本発明に従った皺を低減する装置の代替の実施形態の概略図である。
【図7】 図7は、本発明に従った装置の一部を形成している光送達システムを示す概略
図である。
【図8】 図8は、本発明に従った装置を利用して送達される放射強度プロファイルを示
したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クレメント, ロバート マーク イギリス国 エスエイ8 3エイチディー ポンターダウ, ロース, プラス ロ ード 11 Fターム(参考) 4C082 RA01 RC04 RC07 RC08 RC09 RJ07 RL02 RL12 RL15

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 哺乳動物の皮膚の表層領域の皺を美容術的に低減する装置で
    あって、該装置は、光波長の電磁放射線を皮膚に送達するための放射線送達シス
    テムを備えており、該放射線送達システムは、所定の方式に従って送達される放
    射線をパルスするための波動システムを有しており、該装置は、皮膚に送達され
    る放射線が実質的に500nmから850nmの範囲の所定の単色波長または狭い波長帯
    域にあり、そして実質的に200μs以下のパルスエネルギー立ち上がり時間であ
    るように構成することを企図している、装置。
  2. 【請求項2】 前記パルスエネルギーの立ち上がり時間が、実質的に50μs
    から150μsの範囲にある、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 皮膚に送達される放射線エネルギー密度が、実質的に1パル
    スあたり5J/cm2以下である、請求項1または請求項2のいずれかに記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 エネルギーパルスの持続時間が実質的に100ms以下である
    、請求項1から請求項3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記エネルギーパルスの持続時間が実質的に2ms以下であ
    る、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記エネルギーパルスの持続時間が実質的に200μs以下で
    ある、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 哺乳動物の皮膚の表層領域の皺を美容術的に低減する装置で
    あって、該装置は、実質的に単色の放射線を送達するための放射線送達システム
    を備えており、該放射線は、実質的に15nm以下の波長帯域にあり、そして570nm
    から600nmの範囲と750nmから850nmの範囲のうちの少なくとも一方にあり、該送
    達システムは、所定の方式に従って送達される放射線をパルスするための波動シ
    ステムを備えており、この場合、皮膚に送達される放射線は実質的に1パルスあ
    たり5J/cm2以下のエネルギー密度を有している、装置。
  8. 【請求項8】 前記放射線送達システムは、577nmから585nmの範囲と80
    0nmから815nmの範囲のうち少なくとも一方の範囲で実質的に15nm以下の帯
    域にある実質的に単色の放射線を送達するように設定されている、請求項1から
    請求項7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記放射線送達システムは、断面を有し、そのビーム断面に
    亘って実質的に均一なエネルギー分布を有している集束ビームの放射線を送達す
    るように設定されている、請求項1から請求項8のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記放射線送達システムは、実質的に1mmから10mmの
    範囲にある直径を有している集束ビームの放射線を送達するように設定されてい
    る、請求項1から請求項9のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記放射線送達システムはレーザー放射線送達システムを
    備えている、請求項1から請求項10のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記レーザー放射線送達システムは色素レーザー放射線送
    達システムを備えている、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記色素レーザー放射線送達システムは、所定のパルス方
    式に従ってレーザーをパルスするように構成されたパルス形成網を備えたフラッ
    シュランプポンピング色素レーザーを含んでいる、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記レーザー放射線送達システムは半導体レーザー放射線
    送達システムを備えている、請求項11に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記放射線送達手段は広帯域放射線発射装置を備えている
    、請求項1から請求項11のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記放射線送達手段は、放射線をフィルタリングして実質
    的に単色の(すなわち、狭い帯域の)放射線を皮膚に送達することができるよう
    に構成された少なくとも1つの放射線フィルタを備えている、請求項12に記載
    の装置。
  17. 【請求項17】 0.5J/cm2から5J/cm2の範囲内でエネルギー密度
    を変動させることができるように構成された制御システムを更に備えている、請
    求項1から請求項16のいずれかに記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記制御システムは実質的に5J/cm2を越えるエネル
    ギー密度の選択を抑止するように構成されている、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 放射線ビームを合焦させるための光学構成を備えている、
    請求項1から請求項18のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】 表皮層、基底層、および真皮層を特定の順序で有している
    哺乳動物の皮膚組織の表層領域から皺を美容術的に低減する方法であって、該方
    法は、可視線または赤外線により該基底層を通して該真皮層を照射する工程を包
    含し、該照射工程は、該真皮層に存在している標的とされた毛細管の中の発色団
    により吸収されるように選択され、該標的とされた該毛細管は閾値レベルまで選
    択的に加熱した際に毛細管の壁を通して炎症性メディエーターを伝達できるよう
    にした開窓を有しており、該真皮層が雰囲気と接触することを実質的に抑止する
    ように該基底層は無傷のままであり、該照射はパルスされ、かつ、 i) 実質的に5J/cm2以下のエネルギー密度を有し、かつ/または、 ii) 実質的に200μs以下のエネルギーパルス立ち上がり時間を有する、
    方法。
  21. 【請求項21】 前記照射は、実質的に15nm以下の帯域の実質的に単色の
    放射線源から実施される、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記照射は、コヒーレント放射線源から実施される、請求
    項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記放射線源は真皮を標的とするように構成されたルビー
    レーザーを備えている、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記放射線源は、前記真皮層の中の血管に存在しているオ
    キシヘモグロビンを標的とするように選択された波長の色素レーザーを備えてい
    る、請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記放射線源は、色素レーザー、ルビーレーザー、または
    、半導体レーザーを備えており、該レーザーが哺乳動物の皮膚組織の前記領域を
    走査する、請求項22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記パルスエネルギー立ち上がり時間は、実質的に50μs
    から150μsの範囲にある、請求項20から請求項25のいずれかに記載の方法
  27. 【請求項27】 前記エネルギーパルス持続時間は実質的に100ms以下で
    ある、請求項20から請求項26のいずれかに記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記エネルギーパルス持続時間は実質的に2ms以下であ
    る、請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記エネルギーパルス持続時間は実質的に200μs以下で
    ある、請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 哺乳動物の皮膚組織の前記表面領域は、真皮層に吸収され
    る人工発色団で処理される、請求項20に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記人工発色団は、リポソームを含有した局所処方物の形
    態で表皮層に適用される、請求項30に記載の方法。
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