JP2002537871A - パーソナルケア製品のための弾力性のある固着材料 - Google Patents

パーソナルケア製品のための弾力性のある固着材料

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JP2002537871A
JP2002537871A JP2000571794A JP2000571794A JP2002537871A JP 2002537871 A JP2002537871 A JP 2002537871A JP 2000571794 A JP2000571794 A JP 2000571794A JP 2000571794 A JP2000571794 A JP 2000571794A JP 2002537871 A JP2002537871 A JP 2002537871A
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ティモシー レイ マーティン
リチャード ジョン シュミット
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キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 ループ部分および/あるいはフック部分が凸状で、弾力性のある材料あるいは中空の領域で裏側支持される、フック部分とループ部分からできたフック及びループ固着手段が提供される。フック及びループ固着手段はパーソナルケア製品の固着に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、おむつ、トレーニングパンツ、吸収性アンダーパンツ、大人用失禁
製品、水着、包帯及び女性用衛生製品のようなパーソナルケアのための物品にお
ける構造に関する。
【0002】 (背景技術) パーソナルケア物品は、おむつ、トレーニングパンツ、衛生ナプキンなどの女
性用衛生製品、失禁用衣類及び装置、水着、包帯及びその他の品目を含む。それ
らの物品の最も基本的なデザインは、通常、身体側ライナ、外側カバー及び身体
側ライナと外側カバーの間に配置される吸収体コアを含む。
【0003】 種々の固着手段がパーソナルケア製品を着用者の所定の位置に保持するために
使用されている。別の固着装置を必要としない、例えば、テープ、フック及びル
ープ装置、及び衣類上のスリップ式デザインが使用されている。しかしながら、
これらの手段はいずれもそれ自体の固有の欠点を持つ。例えば、テープは「着陸
地点」としても知られている固着の領域に、ローションあるいはその他の汚れが
ある場合は時に適切に粘着しなくなる。フック及びループ締結具は例えば横力に
よって時に役立たなくなり、スリップ式デザインは体液放出を確認するための開
閉が容易でない。汚れにより容易に影響されず、横力に良く抵抗し、剥離及び再
固着を繰り返すことが可能な固着手段の要求が存在している。
【0004】 (発明の開示) 本発明の目的は、それ故に、再固着が可能なように剥離でき、着陸地点の汚れ
に対して抵抗性を持ち、剥離及びせん断力に良く持ちこたえることができる固着
手段を提供することである。本発明の目的はまた、そのような優れた固着手段を
取り入れたパーソナルケア製品を提供することである。 本発明の目的は、部分の少なくとも1つが凸状であり、弾力性のある材料ある
いは中空の領域で裏側支持される、フック部分とループ部分でできたフック及び
ループ固着手段により達成される。このフック及びループ固着手段は、パーソナ
ルケア製品の固着において有用である。
【0005】 定義 本明細書で用いられる「使い捨て」の用語は、使用後捨てられる、及び洗濯及
び再使用することが意図されないことを含む。 本明細書で用いられる「前面」及び「背面」の用語は、本明細書を通して、着
用者に装着される時に衣類がとるであろういかなる部位を示唆するのではなく、
むしろ衣類そのものに対する関係を表すために使用される。 本明細書で用いられる「層」の用語は、単数形で用いられる場合、単一の要素
あるいは複数個の要素の二重の意味を持つことができる。
【0006】 本明細書で用いられる「類似のフック」の用語は、本発明の材料と本質的に同
じフックではあるが、フック構成要素が平らで、凸状でないものを意味する。ウ
ェブスタニューカレッジ辞典(1980)によると、「類似の」は(1)厳密に
比較できる共通の特質を持つ、(2)対応する物質あるいは要素が似ている、こ
とを意味する。この「類似の」の言葉の一般的に受け入れられる意味を使うと、
この言葉は言及される条件以外のその他の全ての条件が本質的に同一であること
を意味する。
【0007】 本明細書で用いられる「ポリマー」の用語は、それらに限定されないが、例え
ばホモポリマー、ブロック、グラフト、ランダム及び交互コポリマーようなコポ
リマー、テルポリマー等、及びそれらの混合物及び変性物を含む。さらに、他に
特に限定されなければ、「ポリマー」の用語は材料の全ての可能な幾何的立体配
置構造を含む。これらの立体配置構造には、それらに限定されないが、イソタク
チック、シンジオタクチック及びランダム対称性が含まれる。 本明細書で用いられる「不織布あるいはウェブ」の用語は、個々の繊維あるい
は糸が、編まれた布におけると同様に間に差し込まれているが識別できない状態
の構造をもつウェブを意味する。不織布あるいはウェブは、例えば、メルトブロ
ー法、スパンボンド法、及びボンデッドカーデッドウェブ法等の多くの方法によ
り形成されている。不織布の坪量は通常平方ヤード当たりのオンス(osy)あ
るいは平方メートル当たりのグラム(gsm)で表され、有用な繊維直径は通常
ミクロンで表される。(osyをgsmに変換するのには、osyに33.91
を乗ずる)。
【0008】 本明細書で用いられる「スパンボンド繊維」の用語は、溶融した熱可塑性材料
が、複数の細かい紡糸口金のキャピラリーからフィラメントとして押し出されて
形成される小直径の繊維を示す。その様な方法は、例えば、Appel他に付与
された米国特許第4,340,563号、及びDorschner他に付与され
た米国特許第3,692,618号、Matsuki他に付与された米国特許第
3、802,817号、Kinneyに付与された米国特許第3,338,99
2号及び同第3,341,394号、Hartmanに付与された米国特許第3
,502,763号、及びDobo他に付与された米国特許第3,542,61
5号に開示されている。繊維はまたHogel他に付与された米国特許第5,2
77,976号、Hillsに付与された米国特許第5,466,410号及び
Largman他に付与された米国特許第5,069,970号及び同第5,0
57,368号に記述されているような、慣例にとらわれない形状を持つことが
できる。
【0009】 本明細書で用いられる「コンジュゲート繊維」の用語は、繊維の断面領域にわ
たり実質的に一定の位置の個々の領域に配置され、繊維の長さにそって連続して
延びる少なくとも2つのポリマーから形成された繊維を意味する。コンジュゲー
ト繊維はKaneko他に付与された米国特許第5,108,820号、Str
ack他に付与された米国特許第5,336,552号、及びPike他に付与
された米国特許第5,382,400号に教示されている。
【0010】 本明細書で用いられる「ボンデッドカーデッドウェブ」の用語は、全体的に機
械方向に向いた繊維性不織ウェブを形成するために、梳毛あるいは梳綿ユニット
から送られてくるステープル繊維を分離あるいはばらばらにし、機械方向に並べ
たステープル繊維から作られるウェブを示す。その様な繊維は通常ベール梱包で
購入され、それらは流綿ユニットにかける前に繊維を分離するオプナー/混合機
、あるいは摘み取り機にかけられる。一旦ウェブが形成されると、それは次いで
いくつかの既知の結合方法の1つあるいはそれ以上の方法により結合される。そ
の様な結合方法の1つはパウダーボンド方法で、そこでは粉末の接着剤がウェブ
全体に分散され、次いで通常熱風によるウェブ及び接着剤の加熱により結合され
る。
【0011】 本明細書で用いられる「パーソナルケア製品」の用語は、おむつ、トレーニン
グパンツ、吸収性アンダーパンツ、大人用失禁製品、水着、包帯及び女性用衛生
製品を意味する。 本明細書で用いられる「女性用衛生製品」の用語は、生理用ナプキンあるいは
パッド、及びパンティーライナを意味する。
【0012】 本明細書で用いられる「せん断力」の用語は、フック及びループ締結具の基板
の平面に対して一般的に水平に作用する力を言う。 本明細書で用いられる「剥離力」の用語は、フック及びループ締結具の基板の
平面に対して一般的に垂直に作用する力を言う。
【0013】 (試験方法及び材料) 剥離試験:剥離力値はフック及びループ締結具を剥離するのに必要な力を測定
するものであり、1991年9月15日承認され1991年11月発行された以
下の事項が記載された標準手順ASTM D5170に基づいて測定することが
できる。試験されるループ材料は、機械横方向の寸法が大きい76mm(3イン
チ)x152mm(6インチ)の長方形に切り込まれる。ループ材料は圧延機の
締付け板の下に置かれる。フック材料をループ材料の上に置き、2kgのローラを
用いて圧延機により固着させる。適応する圧延機はオハイオ州メントールのCh
emsultants Internationalから入手できるパーツ番号
HR−100である。締結具構成要素を係合する間、ローラを標品の横「幅」方
向に1サイクル試験標品上を転動通過させる。また、最初の人手による「ループ
持上げ」剥離は、省略される。フック及びループを適切に接着した後、結合体は
試験装置、即ち102mm(4インチ)のゴム引きグリップ面を備えたInst
ronモデル2712−004張力試験機(マサチューセッツ州02021、カ
ントンのInstron Corporation )に配置される。お互いか
ら離そうとするグリップの動きが二つの材料を剥離する結果になるように、フッ
ク基板は上グリップ、ループ基板は下グリップに挿入される。弛みを取除き、機
械を始動させる。試験機はクロスヘッド速度500mm/min、ゲージ長76
mmにセットされる。測定は10mmで開始され、46mmで終了させ、グラム
で行なわれる。剥離試験結果の報告される値は、MTS TESTWORKSソ
フトウェアを使った2%ピーク基準による剥離負荷値である。さらに、剥離力値
は、グラム/インチあるいはグラム/センチメートルのような、試験標本の締結
具構成要素の「幅」寸法の単位長さ当たりの力で表わされるように正規化される
。MTS TESTWORKSソフトウェアは、ミネソタ州エデンプレーリーに
本社がある、MTS Systems Corporationから入手できる
【0014】 せん断試験:せん断力値は、フック及びループが面内せん断力に対していかに
良く係合した状態を保つかを測定するものであって、1991年9月15日に承
認され1991年11月に発行された以下の事項が記載された標準手順ASTM
D5170に基づいて測定することができる。材料は、押しつけられていないル
ープ材料のみを機械方向25mm(1インチ)、機械横方向152mm(6イン
チ)に切り込むことをのぞいて、剥離試験と同様の方法で準備される。圧延機で
フック及びループ材料を上述のようにお互いに係合した後、それらを取り出して
Instronモデル2712−004張力試験機に、お互いから離そうとする
グリップの動きが二つの材料を剥離する結果にならないように、フックは上グリ
ップに、ループは下グリップに位置させて、配置する。弛みを取除き、機械を始
動させる。試験機は、クロスヘッド速度500mm/min、ゲージ長76mm
にセットされる。測定は、10mmで開始され、46mmで終了され、グラムで
行なわれる。せん断力値は、グラム力/平方インチ(あるいはgmf/cm2
のような試験標本の単位面積当たりの力で表されるように正規化される。
【0015】 材料キャリパ(厚さ):材料のキャリパは厚さの尺度であり、Starret
型バルク試験機により、0.05psiにおけるミリメータ単位で測定される。 密度:材料の密度は、1平方メートル当たりのグラム数で表される試料の単位
面積当たりの重量を、68.9パスカルでのミリメータで表される試料の嵩で除
し、その結果に値を立方センチ当たりのグラム数(g/cc)に変換するために
0.001を乗ずる。全体で3試料について評価し、平均をとって密度値とする
【0016】 (発明を実施するための最良の形態) パーソナルケア製品には、おむつ、トレーニングパンツ、生理用ナプキン及び
パンティーライナ及びタンポンのような女性用衛生製品、失禁用衣類及び装置、
水着、包帯及びその他の品目が含まれる。そのような物品の最も基本的なデザイ
ンは、一般的に身体側ライナ、外側カバーおよび身体側ライナと外側カバーのあ
いだに配置される吸収体コアを含む。また、必要なのは、製品を所定の位置に保
持するためのある種の固着手段である。任意選択的な層には、液体の移送及び分
散のための層が含まれる。
【0017】 身体側の層は、時に身体側ライナあるいは表面シートと呼ばれる。物品の厚さ
方向において、ライナ材料は着用者の皮膚に接触する層であり、そのため最初の
層は着用者からの液体あるいは滲出物に接触することになる。ライナはまた吸収
性構造体に取り込まれた液体から着用者の皮膚を隔てる働きをし、しなやかで、
柔らかい感じの、非刺激性のものでなければならない。 身体側ライナは、選択された量の界面活性剤で表面処理あるいはその他の処理
をし、望ましい水準の湿潤性及び親水性を与えることができる。界面活性剤を用
いる場合には、それは内部添加物とすることができ、あるいは次の層を付着する
前に、噴霧、ブラシ塗布及びその他の通常の方法で適用することができる。 液体保持あるいは吸収体コア層は、隣接する身体側の層から制御された方法で
液体を吸収しなければならず、それによって液体は身体に接触することなく貯留
される。保持材料は一般に、結合剤、合成繊維及び天然繊維を含む。パーソナル
ケア製品の層のいくつかは任意選択的に超吸収体を含むことができ、液体保持層
はそのような構成要素を含むための最も道理にかなった層である。
【0018】 衣類側のライナ層は、バックシートあるいは外側カバーとも言われ、着用者か
ら最も離れた層である。外側カバーは吸収性構造体に含まれる体滲出物により着
用者の衣服、夜具あるいはパーソナルケア製品に接しているそのほかの材料を湿
潤あるいは汚染から防ぐ機能を持つ。外側カバーは伝統的に、本質的に液体不透
過性であるポリエチレンフィルムなどの薄い熱可塑性フィルムで作られるが、任
意選択的には蒸気あるいはガス透過性のある細孔性の「通気性」材料とすること
ができ、この材料は蒸気あるいはガス対しては透過性であるが液体に対しては実
質的に不透過性である。
【0019】 任意選択的な液体移送層は、サージ層とも呼ばれ、最も一般的に身体側ライナ
及び液体分散あるいは吸収体コア層の間に挿入され、身体側ライナ及び液体分散
あるいは吸収体コア層と緊密に液体伝達接触している。液体移送あるいはサージ
層は、それ自身を通して一般にZ方向、即ち身体側から離れ衣類側に向かう液体
移動を可能にする。 任意選択的な分散層は液体貯留層の上側(着用者に向かって)に挿入すること
ができ、液体を最初の付着場所から貯留が要望される場所まで移動させることが
できなければならない。それ故に、液体分散層は、それ自身を通して液体をZ方
向に移動させることができるのに加えて、X及びY方向にも液体を移動させる。
分散は、目標の放出領域、一般には股間領域が次の放出に備えるように、許容で
きる速度で行なわれなければならない。放出の間隔は、一般的に着用者の年齢及
び当該パーソナルケア製品にもよるが、ほんの数分から数時間の範囲にある可能
性がある。
【0020】 上述の通気性の外側カバーは解決方法の一例であり、以前は空気が製品に入る
能力を増大させるために使用されてきた。通気性の外側カバーは、空気の通過を
可能にし、ベンチテストにおいて、通常のASTM透過性試験により測定したと
ころ良好な空気流量をもたらすことができる。通気性の外側カバーは空気が通抜
けるのを許すが、この方法は完全に受動的なため、実際の使用において製品を通
抜け皮膚まで至る空気の流れをけっして保証するものではない。このことは、動
的な空気流れの供給によって、受動的な空気流入のみに依存することを回避し、
製品中へそして皮膚及び製品間の領域内へ空気を押込んだり、引出すことにより
修正される。
【0021】 種々の固着手段がパーソナルケア製品を着用者の所定の位置に保持するために
用いられている。例えば、別個の固着装置を必要としない、粘着テープ、機械的
装置及び衣類上のスリップ式デザインが使用されてきた。油及び粉体はそれらが
粘着テープ締結具を容易に汚すのに比較して、機械的な締結具のような固着手段
を汚す程度は小さい。さらに、機械的締結具は容易に再使用できる。これらの全
ての特徴は、例えば、幼児のために使うことが意図された使い捨てのおむつに使
われるときに利点をもたらす。また、再締結可能な機械的締結具は、着用中に使
い捨ておむつが汚れているかどうかを点検できる利点をもたらす。
【0022】 機械的締結具は一般に2つの構成要素、雄(フック)構成要素及び雌(ループ
)構成要素を用いる。通常、フック構成要素は、基板材料に固定あるいは接続さ
れた複数の半剛性のフック状要素を含む。ループ構成要素は、一般的に裏当て材
料とそこから突出した複数の直立したループを含む。フック構成要素のフック状
要素はループ材料のループと係合するように設計されており、それにより2構成
要素のフック及びループ要素間の機械的結合が形成される。
【0023】 締結具のループ構成要素は一般に衣類の本体に取り付けられ、締結具のフック
構成要素は伸縮自在のストラップあるいは「耳部」に取り付けられる。例えば、
米国特許第5,664,302号にはフック及びループ締結具が記述されており
、そこではループ材料には伸縮自在の材料のシートである基質が下方に位置して
いる。フック締結材料及びそのようなフック締結材料を作る方法は米国特許第5
,326,415号、同第5,318,741号、同第5,230,851号、
同第5,058,247号及び同第5,116,567号に開示されている。フ
ック及びループ締結具のフックの実施例は、オランダのVelco Indus
tries BVに譲渡された米国特許第4,984,339号にも見い出すこ
とができる。適切なループ材料の実施例は、Kimberly−Clark W
orldwide、Inc.に譲渡された米国特許第5,858,515号に見
い出すことができる。
【0024】 図3は、典型的なパーソナルケア製品を示しており、この場合はおむつ20で
、前面21及び背面24を持つ。前面21はその上に、背面24に固着されるか
あるいはその一体部分である「耳部」25上の、フック構成要素23のための「
着陸地点」あるいは固着領域にループ構成要素22を持つ。「使い捨て」おむつ
は幼児によって着用されることが意図され、設計された特殊なパーソナルケア製
品である。引用として組み込まれる使い捨ておむつのいくつかの実施例は、米国
特許第5,151,092号、同第5,242,436号及び同第3,860,
003号に記述されており、これらは全て引用とて本明細書に明確に組み込まれ
る。
【0025】 フックは硬くて弾力性のある材料で作られるのが望ましく、その結果着用者あ
るいは介護者は締結具の係合を解くために容易にフックを掴むことができ、フッ
クはバネ力で開き、確実に元に戻る。この弾力性が、例えばフックが、噛合って
いる相互係合材料の係合を解くために曲げられた後、その湾曲した形状を取り戻
すことを可能にするものである。
【0026】 弾力性のあるの用語は、単にフックのみならず裏当て材料及び裏当て構造にも
及ぶ。裏当て材料はフックの基板が固着されるその材料であり、通常はフックが
作られるものと同じ材料である。裏当て構造は、その形状のみならず、フック及
び/又はループの裏当て材料とあらゆる裏側支持体材料の組合せにも及ぶ。
【0027】 先の研究者は、弾力性のある凹状裏当て構造を持つ相互係合締結構成要素を含
む吸収性物品が、締結具の適切な固着を維持するのに適していることを発見して
おり、その様な締結具は米国特許第5,722,968号に記載されており、そ
の全体が引用として本明細書に組み込まれる。この特許は、弾力性のある形を合
わせた相互係合締結構成要素の縁部及び角部が、従来の平らな相互係合締結構成
要素の場合と同様に、着用者の身体から離れて接線方向に突出せず、その結果形
を合わせた相互係合締結構成要素の縁部及び角部は、噛合っている相互係合材料
の中に深く入り込むことを教示している。この深く入り込むことで、衣類の締結
具と摺れる衣服あるいはその他の材料が、突き出た縁部及び角部に引っ掛かり難
くすることを確かなものにしている。このことは、痩せていない人より身体の湾
曲角が大きい小さな人にとって特に重要な問題であると思われる。
【0028】 発明者は意外にも米国特許第5,722,968号に教示されているものと反
対の形をした締結構成要素、すなわち凸状が、剥離力に対する優れた抵抗性をも
たらすことを見い出した。 本発明の凸形状は図1の写真ではっきりと見ることができ、この場合、写真は
個々のフック及びフック構成要素の明らかな湾曲を示している。図4は、凸状で
、弾力性のある材料2で裏側支持されたフック構成要素1の断面図であり、弾力
性のある材料2は順次いくつかの方法で裏当て3に結合される。裏当て3は、例
えば図3に示す耳部であり得る。フックの下に弾力性のある材料を持つ実施形態
は、また図8にも見ることができ、そこではフックは弾力性のある材料の両側で
ループに固着しており、また図9では、フック構成要素は部分的にループ構成要
素から引き離されている。
【0029】 図5は弾力性のある裏側支持体を必要としないで、裏当て3の平らな面からも
ち上がるように折り曲げられ又はひだ付けされるフック構成要素1を示している
。図5における配置では、中空あるいは空洞な領域4がフック構成要素の下に横
たわる。フックの下に中空あるいは空洞な領域を持つもう別の実施形態は図7の
写真に見ることができる。図6は図4の変形形態であり、単一の凸形状が形成さ
れるのと同様に、複数の凸形状が弾力性のある材料あるいは中空とすることがで
きる裏側支持部5を覆ってフック構成要素1に形成される。
【0030】 先に述べたように、フック構成要素はパーソナルケア製品の耳部、ストラップ
あるいは本体に取り付けることができる。それ故に、ループもまたはパーソナル
ケア製品の耳部、ストラップあるいは本体のいずれかの上に置くことができる。
他の実施形態では、例えば、フックが比較的平面な材料で裏側支持され、ループ
が図4のそれと類似の方法で弾力性のある材料により裏側支持されるようにする
ことができる。ループ材料を代わりにひだ付けして複数の凸形状を形成すること
ができ、図5に示すものと類似の方法で、ループが空洞あるいは中空の領域で裏
側支持される。ループの高度は、ひだの幅及び数で調節できる。
【0031】 弾力性のある相互係合締結構成要素の形態を保持する能力は、裏当て構造の構
成を調節することにより強化できる。相互係合締結構成要素の裏当て構造は十分
な記憶特性を持つ構成あるいは材料から形成されることが望ましく、それによっ
て裏当て構造は、相補的な締結構成要素との繰り返される係合及び解放のサイク
ルの後ほぼもとの構造に戻ることができる。弾力性のある相互係合締結構成要素
は固着ストラップあるいは耳部に組み込まれるのが望ましいので、弾力性のある
相互係合締結構成要素が使用中有効であるためにはそれらの湾曲が保持されなけ
ればならない。快適さおよび性能の理由で、吸収性物品は一般に、着用者の身体
に適合するように柔軟性のある構成要素で構成される。加えて、衣類の一体部分
を形成するかあるいは衣類に付けられる別の要素のいずれかである締結具のルー
プは、一般的に柔軟性の材料からなることが望ましい。従って、ループは着用者
の体型に適合し快適性が増す傾向にあるが、本発明がループ材料のみが着用者の
身体の最も近いところにある材料であるような実施形態に限定されることを意味
するものではない。
【0032】 多くの個々のフックあるいは「突起」を備えたフック構成要素は、多方向に並
べられたそのような個々のフックを持つことができ、言い換えると、異なった方
向に向くことに制限はない。事実、図2は2つの方向を指すフックを示している
。個々のフックは、機械方向、機械横方向、あるいは2つの方向間のいかなる角
度にも配列することができる。個々のフックの理論的な配列はほとんど無限であ
るが、実際にはほんの少ないやり方、例えば全て1方向かあるいは2つの方向を
半々で作られる。個々のフック配置のこれらの特定は、最終用途及び研究者の目
的に依存しており、全てをここに述べることは不可能なことに留意されたい。し
かしながら、それらは過度の実験をしなくとも当業者の理解と能力の範囲内にあ
る。弾力性のある裏当て構造の動きは、弾力性のある裏当て構造が着用者の動き
及びパーソナルケア製品のせん断力に応答するとき、フックのお互いに向ったり
離れたする動きを生じるので、本発明はフックの形態に影響を与える、。
【0033】 本発明による強度の増加量を測定するために、上記の「試験方法」の項で記述
した剥離及びせん断試験に従って種々の形態が試験された。これらの形態は(1
)平面、調節、(2)丸いスポンジゴムのコア、(3)D型スポンジゴムのコア
、及び(4)二重D型スポンジゴムのコアであった。結果は以下の表に示す。
【0034】 表材料 ピーク剥離負荷、gm/2in幅 ピークせん断負荷、gm/in2 1 445 2115 2 566 2388 3 575 3025 4 546 3384
【0035】 表の結果から解るように、発明者は、フック及びループ締結具がその内の少な
くとも1つの構成要素を弾力性のある材料あるいは中空領域で裏側支持される凸
状にした場合に、弾力性のある材料あるいは中空の裏側支持がない類似のフック
材料の剥離強度に比較して、少なくとも20%優れた剥離強度を持つことを見い
出した。さらに、せん断強度も優れており、50%あるいはそれ以上大きくなる
可能性がある。また表の値は、番号3及び番号4のようなさらに弾力性のある材
料は、番号2の相対的に弾力性の小さい材料に比較してせん断力を大きく増加さ
せることを示している。本発明によるフック及びループ装置の強度は、また凹状
のフック締結具を使った機械的締結具の強度よりも優れている。発明者は、その
ような優位性の源がフック及びループ締結具材料の丸みを帯びた方向性にあると
信じる。フック及びループ締結具に剥離力が加わった時に、剥離力の賦課に応答
して片方の構成要素が巻き上げられるので、構成要素が相互にさらに強く係合す
るものと信じる。
【0036】 剥離及びせん断力は、材料を引き離そうとする試験中にピークに達する。ピー
クに達した後、切片を引き離すために必要な張力は下降し、切片が完全に離され
た時最終的にゼロとなる。しかしながら、1つあるいはそれ以上の凸形状を持つ
実施形態では、力は第1の凸形状に対応したピークに達した後減少し、その後第
2の凸状部により上昇して再びピークに達しそして下降する。フック及びループ
装置の構成要素に多数の凸形状を設けると、結果的に材料を引き離すのに必要な
力のピークも多数になる。これらの凸形状に適切な大きさ及び間隔をもたせるに
より、ピーク間の谷間を最小にできるので、結果として部分を分離するために必
要な力はさらに均一になる。
【0037】 当業者によって自明のように、本発明の変更及び修正は当業者の能力の範囲内
にあると考える。その様な変更及び修正は本発明の特許請求の範囲内にあること
が発明者によって意図されている。 本明細書で引用するいずれの特許、出願あるいは文献は、それらの全体が本明
細書に引用として組み込まれることに留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フック構成要素全体の湾曲と同時に個々のフックを示す本発明の凸状フック構
成要素の写真である。
【図2】 フックが異なった方向を向いている、フック及びループ締結具の個々のフック
を示す写真である。
【図3】 それぞれの相対関係位置にある前面、背面、並びにフック及びループ構成要素
を示す典型的なパーソナルケア製品、この場合おむつの斜視図である。
【図4】 パーソナルケア製品であり得る裏当てに順次固着されるかあるいはその一体部
分である、弾力性のある材料により裏側支持されたフック構成要素の断面図であ
る。
【図5】 弾力性のある裏側支持材料が無く、フック構成要素が、それが裏当ての平らな
面からもち上がるように折曲げられている図4の変形形態を示す図である。
【図6】 フックの下方に裏側支持体を設置するかあるいは折曲げることで形成され得る
、フック材料中の複数の凸形状がある図4の別の変形形態を示す図である。
【図7】 本発明の実施において用いられ得る、固着位置における中空の裏側支持部を示
す写真である。
【図8】 本発明の実施において用いられ得る、固着位置における弾力性のある裏側支持
体を示す写真である。
【図9】 本発明の実施において用いられ得る、材料が剥離されている位置における弾力
性のある裏側支持体を示す写真である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN ,YU,ZA,ZW (72)発明者 シュミット リチャード ジョン アメリカ合衆国 ジョージア州 30076 ロズウェル スプリング リッジ トレイ ス 285 Fターム(参考) 3B029 BD01 3B100 DA01 DA02 DA07 4C003 FA02 4C098 AA09 CE04 CE07 CE09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フック部分とループ部分を備え、該部分の少なくとも1つが
    少なくとも1つの凸状部分を持つことを特徴とするフック及びループ固着手段。
  2. 【請求項2】 前記凸状部分が弾力性のある材料で裏側支持されることを特
    徴とする請求項1に記載のフック及びループ固着手段。
  3. 【請求項3】 前記凸状部分が空洞で裏側支持されることを特徴とする請求
    項1に記載のフック及びループ固着手段。
  4. 【請求項4】 前記固着手段が、凸状部分のない固着手段よりも少なくとも
    20%大きいピーク剥離強度を持つことを特徴とする請求項1に記載のフック及
    びループ固着手段。
  5. 【請求項5】 二つの凸状部分を持つことを特徴とする請求項1に記載のフ
    ック及びループ固着手段。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のフック及びループ固着手段を備えることを
    特徴とするパーソナルケア製品。
  7. 【請求項7】 おむつであることを特徴とする請求項6に記載のパーソナル
    ケア製品。
  8. 【請求項8】 トレーニングパンツであることを特徴とする請求項6に記載
    のパーソナルケア製品。
  9. 【請求項9】 失禁用製品であることを特徴とする請求項6に記載のパーソ
    ナルケア製品。
  10. 【請求項10】 包帯であることを特徴とする請求項6に記載のパーソナル
    ケア製品。
  11. 【請求項11】 女性用衛生製品であることを特徴とする請求項6に記載の
    パーソナルケア製品。
  12. 【請求項12】 前記中空領域がひだ付けで形成されることを特徴とする請
    求項3に記載のフック及びループ固着手段。
  13. 【請求項13】 前記固着手段が凸状部分のない固着手段より少なくとも2
    0%大きいピーク剥離強度を持つことを特徴をする請求項3に記載のフック及び
    ループ固着手段。
  14. 【請求項14】 2つの凸状部分を持つことを特徴とする請求項3に記載の
    フック及びループ固着手段。
  15. 【請求項15】 請求項3に記載のフック及びループ固着手段を備えること
    を特徴とするパーソナルケア製品。
  16. 【請求項16】 おむつであることを特徴とする請求項15に記載のパーソ
    ナルケア製品。
  17. 【請求項17】 トレーニングパンツであることを特徴とする請求項15に
    記載のパーソナルケア製品。
  18. 【請求項18】 失禁用製品であることを特徴とする請求項15に記載のパ
    ーソナルケア製品。
  19. 【請求項19】 包帯であることを特徴とする請求項15に記載のパーソナ
    ルケア製品。
  20. 【請求項20】 女性用衛生製品であることを特徴とする請求項15に記載
    のパーソナルケア製品。
  21. 【請求項21】 フック及びループ固着手段を備えるパーソナルケア製品で
    あって、前記固着手段が凸状部分のない固着手段より少なくとも20%大きいピ
    ーク剥離強度、及び少なくとも50%より大きいピークせん断強度を持つことを
    特徴とするパーソナルケア製品。
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