JP2002537190A - シガレット用フリップトップ型ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】フリップトップ型ボックスは、通常、ボックス部（１０）と、ボックス部に連接された蓋（１１）とからなる。ボックス部（１０）及び蓋（１１）は、ボックス前部壁（１５）及び蓋の前部壁（１９）の区域で、横方向の閉鎖エッジ、つまり、蓋の閉鎖エッジ部（３３）及び対応の閉鎖エッジ部（３４）を形成する。これらの閉鎖エッジ部はＶ字形に形成されており、これらの対応のエッジの脚部(３７，３８及び３９，４０)は互いに異なった角度にある。それ故に、Ｖ字形のまたは矢尻状の開口部が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、ボックス部と、ボックスの後部壁に連接された蓋とを有し、ボック
ス部に固定されており、カラーの前部壁及びカラーの側部タブを持つカラーを有
し、このカラーは閉じた位置で蓋によって取り囲まれるボックス部から突出して
いる区域を有し、蓋の前部壁は(下部の)蓋の閉鎖エッジ部と境を接し、ボックス
部のボックス前部壁は(上部の)対応の閉鎖エッジ部と境を接してなる、シガレッ
トまたは類似製品用のヒンジ蓋付きボックスに関する。

【０００２】 従来のヒンジ蓋付きボックスは、横方向に向けられた蓋の閉鎖エッジ部が、閉
じた位置では、ボックス部の，同様に横方向に向けられた対応の閉鎖エッジ部に
突き当たるように、デザインされている。しかし乍ら、斜めに延びる、蓋の閉鎖
エッジ部と、相応に斜めに延びる対応の閉鎖エッジ部とを有するヒンジ蓋付きボ
ックスは既に知られている。蓋の閉鎖エッジ部は対応の閉鎖エッジ部から離隔さ
れており、この対応の閉鎖エッジ部は蓋の閉鎖エッジ部に平行に設けられている
。その結果、カラーの前部壁のストリップ状の区域は蓋の閉じた位置で見ること
ができる。

【０００３】 本発明の課題は、特に前側の構造に関しては、ヒンジ蓋付きボックスタイプの
(シガレット用)パックを更に開発することであり、及び、該パックの操作性を改
善することである。

【０００４】 上記課題を解決するために、本発明に記載のヒンジ蓋付きボックスは、蓋が閉
じた状態では、蓋の閉鎖エッジ部及び対応の閉鎖エッジ部が、パックの幅に亘っ
て変わる間隔だけ互いに離隔している点、及び、側面の、特に、真っ直ぐな、パ
ックのエッジ部の区域では、閉鎖エッジ部が互いに接触し合うまで集まる、点に
特徴を有する。

【０００５】 一方では蓋の閉鎖エッジ部及び他方では対応の閉鎖エッジ部は、閉鎖エッジ部
を形成する、エッジの脚部の、その傾斜の異なった角度を有するＶ字形のデザイ
ンを有する。かくて、一方では蓋の閉鎖エッジ部及び他方では対応の閉鎖エッジ
部が、カラーの前部壁によって裏打ちされている前部リセスまたは開口部に境を
つけることは事実である。カラーの前部壁を、かくて、前記開口部の区域に見る
ことができる。

【０００６】 本発明に記載の閉鎖エッジ部の構成及び配列の故に、蓋が閉じた状態では、開
口部は、直線的なエッジの脚部と、端部の方向に減少する幅または高さとを有す
るＶ字形のデザインである。側面の、真っ直ぐな、パックのエッジ部の、その区
域では、上部及び下部の閉鎖エッジ部は互いに接触し合うまで集まる。(閉じた)
蓋とボックス部との間のＶ字形の開口部は、端部の方向の一点にテーパをなす脚
部または翼を有する。Ｖ字形の開口部の幅はパックの前側の幅よりもかなり狭く
てもよい。開口部はパックの前側で中央に位置しているのが好ましいが、横方向
に片寄って設けられていてもよい。

【０００７】 蓋の閉鎖エッジ部及び対応の閉鎖エッジ部の前記の構造を、傾斜したパックの
エッジ部を少なくともパックの前側の区域に有するヒンジ蓋付きボックスにおい
て、好ましくは、４つの傾斜したパックのエッジ部を有する８角形のパックの場
合に、あるいは、少なくとも前部区域に設けられた、エッジが丸みを帯びたパッ
クの場合に、用いることができるのは、特に好都合である。

【０００８】 本発明の他の詳細及び特徴は、ヒンジ蓋付きボックスの、カラーの、及びヒン
ジ蓋付きボックス用のブランクの、構造に関する。

【０００９】 本発明の記載のパックの及びパックの部品の実施の形態を図面を参照して以下
に詳述する。ヒンジ蓋付きボックスは、(下部の)ボックス部１０と、これに結合
された(上部の)蓋１１とを有する。ボックス部１０及び蓋１１は、横方向に向い
た関節部１４によって、一方ではボックスの後部壁１２の区域で、他方では蓋の
後部壁１３の区域で互いに結合されている。ボックス部１０はまたボックス前部
壁１５及びボックス側部壁１６，１７を有する。ボックス部１０の下端部は底部
壁１８によって形成されている。

【００１０】 このことに類似して、蓋１１は蓋の前部壁１９、蓋の側部壁２０，２１及び端
部壁２２を有する。

【００１１】 ボックス側部壁１６，１７及び従って蓋の側部壁２０，２１は、夫々、側部タ
ブ２３，２４及び側部タブ２５，２６を有する。これらの側部タブは全体的に又
は部分的に互いに重なり合う。相互に割り当てられた側部タブは接着によって互
いに結合されている。更に、独特な構造を有する、蓋の内側タブは、蓋の前部壁
１９の自由縁部に結合されており、前部壁の内側へ折り畳まれて、そこに固着さ
れている。

【００１２】 従来の構造を有するヒンジ蓋付きボックスはまたカラー２７を有する。このカ
ラーは別個のブランクを有する。カラー２７は、カラーの前部壁２８及びカラー
の側部タブ２９，３０を有する。独特な構造を有する、上方に開いている切り欠
き部３１は、カラーの前部壁２８の区域に位置している。切り欠き部３１はカラ
ーのエッジ部３２によって縁取られている。

【００１３】 当該のヒンジ蓋付きボックスの特別な特徴は、一方ではボックス部１０の閉鎖
エッジ部の、他方では蓋１１の構造である。蓋の前部壁１９は下部縁部によって
蓋の閉鎖エッジ部３３を形成している。蓋の内側タブがあるとき、前記蓋の閉鎖
エッジ部は蓋の内側タブ及び蓋の前部壁１９の折り曲げエッジ部によって形成さ
れている。

【００１４】 従来のヒンジ蓋付きボックスの場合には、蓋１１が開いた状態では、蓋の閉鎖
エッジ部３３は、蓋の前部壁１５の上部縁部によって形成されている対応の閉鎖
エッジ部３４に当接している。当該のヒンジ蓋付きボックスは、閉鎖エッジ部３
３，３４が、互いに離れて、詳しくは、パックの前側の全幅に覆い被さってまた
はパックの前側の小区域に覆い被さって間隔をあけているように、デザインされ
ている。閉鎖エッジ部３３と３４との間の間隔は、ヒンジ蓋付きボックスの側部
の方向に、すなわち、側面の、真っ直ぐな、パックのエッジ部３５，３６の方向
に均等に狭まっている。

【００１５】 閉鎖エッジ部３３，３４はＶ字形にデザインされている。つまり、各々２つの
エッジの脚部３７，３８及び３９，４０は夫々同一角度で配置されている。エッ
ジの脚部３７，３８は共に蓋の閉鎖エッジ部３３を形成し、エッジの脚部３９，
４０夫々は対応の閉鎖エッジ部３４のセクションを形成する。図１の実施の形態
では、エッジの脚部３７，３８は鈍角で互いの方に向けられており、なだらかで
、細長いＶ字形輪郭は、工程の中で形成される。エッジの脚部３７，３８は丸く
なっている下向きの点４１に集まっている。

【００１６】 （下部の）対応の閉鎖エッジ部３４のエッジの脚部３９，４０は、エッジの脚
部３７，３８よりも狭い角度で、図１に図示のようにほぼ直角に、互いの方に向
けられている。エッジの脚部３９，４０はまた相当に丸くなっている点４２に集
まっている。

【００１７】 点４１，４２は上下に、詳しくは、パックのエッジ部３５，３６に平行な、(
想像上の)垂直線上に設けられている。更に、点４１，４２はヒンジ蓋付きボッ
クスの前側で中心に位置している。

【００１８】 パックの前側の区域では、蓋１１が閉じた状態では、Ｖ字形の閉鎖エッジ部３
３，３４は開口部４３の境界となる。この開口部は、閉鎖エッジ部３３，３４の
輪郭に応じて、Ｖ字形にデザインされており、詳しくは、側面の方向にすなわち
パックのエッジ部３５，３６の方向に狭まっている横方向の広がりを有する。開
口部４３は、側面の方向の一点にテーパをなす好ましくは２つの大きさの等しい
翼を持つ、矢尻のような構造を有する。この開口部４３の区域では、その下にあ
るパック、この場合にはカラーの前部壁２８の一部を見ることができる。

【００１９】 一端では集まっているエッジの脚部３７及び３９が、他端では３８及び４０が
、パックの前側の側面区域に集まる。図１乃至４に図示した実施の形態は、横断
面では直角の、パックのエッジ部３５，３６を有する、ヒンジ蓋付きボックスで
ある。エッジの脚部３７．．４０は、前記パックのエッジ部３５，３６まで延び
ており、パックの前側の縁部に、つまり前部のパックのエッジ部３５，３６の区
域に集まっている。エッジの脚部３７．．４０は、ボックス部１０の側部壁１６
，１７及び蓋１１の側部壁２０，２１の区域で、斜めに向いている側部閉鎖エッ
ジ部４４，４５に合流している。

【００２０】 カラー２７はまた特有なデザインを有する。切り欠き部３１は、輪郭に関して
、閉鎖エッジ部４４，４５の構造に適合されており、つまり、大体においてＶ字
形の構造を有する。カラーのエッジ部３２は真っ直ぐに又は斜めに延びている端
部セクション４６及びエッジセクション４７を形成している。エッジセクション
は前記端部セクションに隣り合っており、Ｖ字形に集まっている。前記エッジセ
クションは下向きの丸みのある点４８に集まっている。この点は閉鎖エッジ部３
３，３４の点４１，４２と整列しており、つまりは、正にこれらの点の上方に位
置している。一方ではエッジセクション４７と他方では端部セクション４６との
間の移行部は丸くなっている。点４８も同様に丸くなっている。図４に図示した
実施の形態では、僅かに湾曲したアーチ形で延びているのであって、換言すれば
、厳密に直線的なデザインを有しないエッジセクション４７が設けられている。

【００２１】 下端部では、カラー２７は突出部４９を有する。この突出部の幾何学的な構造
は正しく切り欠き部３１に対応している。その結果、カラー２７のブランクを、
対応のウェブから無駄なく切り離すことができる。

【００２２】 蓋の内側タブはまた特有なデザインを有する。このことの理由は、蓋の内側タ
ブが、この蓋の内側タブを共に形成する２つのサブ‐タブ５０，５１を有するか
らである。サブ‐タブ５０，５１は蓋の閉鎖エッジ部３３の各エッジの脚部３７
，３８に設けられている。かくて、これらのエッジの脚部は斜めに向けられてい
るか、あるいは、斜めに延びている折り曲げ線５２に沿って折り曲げることがで
きる。サブ‐タブ５０，５１は、横断方向エッジ部５３を持つ多かれ少なかれ台
形又は屋根形の輪郭を有する。横断方向エッジ部はブランクの長手方向の整列に
対して横方向に延びている(図３)。この横断方向エッジ部は、ブランクの正に長
手方向に延びている長手方向エッジ部５４によって、側方に隣接されている。２
つのサブ‐タブ５０，５１は、中央で、Ｖ字形の凹部５５によって互いに離隔さ
れている。サブ‐タブ５０，５１の前記幾何学的な輪郭は、サブ‐タブが蓋の前
部壁１９の内側へ折り返されるや否や、サブ‐タブが互いに近くに接せられるが
、只、横断方向エッジ部５３によって境がつけられている狭い中央のギャップに
よって、互いに離隔されていること、を意味している。かくて、蓋の閉鎖エッジ
部３３は二層のデザインであって、全長に亘ってすなわち２つのエッジの脚部３
７，３８の区域で折り曲げエッジ部を有する。

【００２３】 サブ‐タブ５０，５１に向かい合って位置している、図３に図示したブランク
の区域では、全体的なＶ字形の輪郭は端で境をつけるために形成されており、前
記輪郭は(外側の)側部タブ２４の区域で延びている。前記側部タブ２４に境をつ
ける側部閉鎖エッジ部４５は、鈍角で、隣接するエッジの脚部３９，４０に向け
られている。

【００２４】 図５乃至８に示すように、パックすなわちヒンジ蓋付きボックスは、閉鎖エッ
ジ部３３，３４のＶ字形の構造を、特有なパックの特有な輪郭と、すなわち、（
US 4 753 384）から概略が知られている構造を有する８角形のパックと結び付け
ている。このパックのタイプの場合には、前方及び後方のパックのエッジ部３５
，３６は傾斜されており、２つの平行な折り曲げエッジ部、つまり外側エッジ部
５６及び内側エッジ部５７は工程の中で形成される。

【００２５】 この実施の形態では、蓋の閉鎖エッジ部３３及び対応の閉鎖エッジ部３４は内
側エッジ部５７を越えて外側エッジ部５６まで、換言すれば、夫々、ちょうどボ
ックス側部壁１６，１７及び蓋の側部壁２０，２１まで延びている。内側エッジ
部５７の区域では、蓋の閉鎖エッジ部３３及び対応の閉鎖エッジ部３４は（僅か
に）互いに離隔している。閉鎖エッジ部３３，３４は外側エッジ部５６まで延び
て集まっている。傾斜したパックのエッジ部３５，３６の区域では、閉鎖エッジ
部３３，３４の輪郭つまり対応の閉鎖エッジ部３４の輪郭は、ボックス前部壁１
５の区域の輪郭とは、対応の閉鎖エッジ部３４の一部としての、外側エッジ部５
６と内側エッジ部５７との間の区域に形成されたエッジセクション５８の点で異
なっている(図７)。エッジセクション５８は更に鋭角で前記エッジ５６，５７に
向けられている。

【００２６】 図９乃至１２は、エッジが丸みを帯びたパックとしてデザインされたヒンジ蓋
付きボックスの、つまり、シガレットの寸法に対応して丸みを帯びている、パッ
クのエッジ部３５，３６、それを有するヒンジ蓋付きボックスの詳細を示してい
る。丸みを帯びている、パックのエッジ部３５，３６を形成するためのブランク
(図１１)は、折り曲げストリップ５９を有する。折り曲げストリップは、互いに
並んで位置しておりかつブランクの長手方向に延びている複数の溝を有する。前
記の、エッジが丸くなったパックは、その他の点では、US 4 753 383に記載のデ
ザインに対応している。

【００２７】 Ｖ字形の閉鎖エッジ部３３及び３４はボックス前部壁１５及び蓋の前部壁１９
の区域でのみ、互いに離隔している。Ｖ字形の開口部４３は、ここでは、（丸み
を帯びている）パックのエッジ部３５，３６の外側の、すなわち折り曲げストリ
ップ５９の間の区域でのみ、延在している。直線的な側部閉鎖エッジ部４５は折
り曲げストリップ５９の及び隣接の側部タブ２４の区域に形成されている。前記
側部閉鎖エッジ部は、鈍角で、ボックス前部壁１５の、エッジの脚部３９，４０
へ延びている。

【００２８】 図１３乃至１６はＶ字形の開口部４３を有するヒンジ蓋付きボックスの詳細を
示している。開口部は、パックの前側の区域に、すなわち想像上の垂直中心線の
外側に片寄って設けられている。特有の特徴は、傾斜したパックのエッジ部３５
，３６であり、すなわち、図５乃至８に図示の実施の形態に対応している。閉鎖
エッジ部の、エッジの脚部３７及び３９は、ここでは、内側エッジ部５７まで延
びている。反対側では、エッジの脚部３８及び４０は、内側エッジ部５７から離
隔している位置で合流する。閉鎖エッジ部３３及び３４は、横方向にすなわち端
部壁２２及び底部壁１８に平行に延びる、当接しているエッジセグメント６０，
６１を形成している。（傾斜した）前部のパックのエッジ部３６の区域では、閉
鎖エッジ部３３，３４は、側部閉鎖エッジ部４４，４５の傾斜した輪郭に応じて
、再度傾斜されている。

【００２９】 結果として生じる開口部４３の、横方向でのより狭い広がりの故に、エッジの
脚部３７．．４０の間の角度はより狭く、換言すれば、(下部の)エッジの脚部３
９と４０との間で互いに鋭角で向けられている。

【００３０】 カラー２７(図１６)はパックの前記構造に適合されている。すなわち、カラー
は、同様に、横方向に片寄った切り欠き部３１を有する。切り欠き部の点４８は
閉鎖エッジ部の点４１，４２と整列されている。切り欠き部３１は縮小された幅
を有する。その結果、切り欠き部３１に境をつけるための比較的幅の広いクロス
ピース６２は、一側に形成されている。

【００３１】 図１５に図示したブランクはまた特有な構成を有する。ボックス前部壁１５の
区域では、エッジセグメント６１は内側エッジ部５７まで横方向に延びている。
このことは傾斜方向にあるエッジセクション５８によって続けられる。このエッ
ジセクションは側部閉鎖エッジ部４４，４５によって隣接されている。

【００３２】 蓋の内側タブの一部としてのサブ‐タブ５０は、同様に、つまりは、必要なエ
ッジセグメント６０によって適合されている。このエッジセグメントはサブ‐タ
ブ５１と僅かに異なる輪郭を作り出す。蓋の前部壁１９はエッジセグメント６０
の区域で単層のデザインである。

【００３３】 閉鎖エッジ部３３，３４が輪郭を維持しつつ僅かに異なった構造を有すること
、つまり、下向き方向又は上向き方向に僅かに湾曲して開口部４３の翼のような
輪郭を作り出すことは可能である。

【００３４】 参照符号一覧 １０ ボックス部，１１ 蓋，１２ ボックスの後部壁，１３ 蓋の後部壁，
１４ 関節部，１５ ボックス前部壁，１６ ボックス側部壁，１７ ボックス
側部壁，１８ 底部壁，１９ 蓋の前部壁，２０ 蓋の側部壁，２１ 蓋の側部
壁，２２ 端部壁，２３ 側部タブ，２４ 側部タブ，２５ 蓋の側部タブ，２
６ 蓋の側部タブ，２７ カラー，２８ カラーの前部壁，２９ カラーの側部
タブ，３０ カラーの側部タブ，３１ 切り欠き部，３２ カラーのエッジ部，
３３ 蓋の閉鎖エッジ部，３４ 対応の閉鎖エッジ部，３５ パックのエッジ部
， ３６ パックのエッジ部，３７ エッジの脚部，３８ エッジの脚部，３９ エ
ッジの脚部，４０ エッジの脚部，４１ 点，４２ 点，４３ 開口部，４４
側部閉鎖エッジ部，４５ 側部閉鎖エッジ部，４６ 端部セクション，４７ エ
ッジセクション，４８ 点，４９ 突起部，５０ サブ‐タブ，５１ サブ‐タ
ブ，５２ 折り曲げ線，５３ 横断方向エッジ部，５４ 長手方向エッジ部，５
５ 凹部，５６ 外側エッジ部，５７ 内側エッジ部，５８ エッジセクション
，５９ 折り曲げストリップ，６０ エッジセグメント，６１ エッジセグメン
ト，６２ クロスピース。

【図面の簡単な説明】

【図１】 蓋が閉じてある、シガレット用のヒンジ蓋付きボックスの正面図を示している
。

【図２】 蓋が開いている、図１に示したヒンジ蓋付きボックスの斜視図を示している。

【図３】 図１及び２に示したヒンジ蓋付きボックス用の、広げたブランクを示している
。

【図４】 図１及び２に示したヒンジ蓋付きボックスのカラー用の、広げたブランクを示
している。

【図５】 ヒンジ蓋付きボックスの他の実施の形態に関する、図１に類似の絵を示してい
る。

【図６】 図５に示したヒンジ蓋付きボックス用の、図２に類似の絵を示している。

【図７】 図５及び６に示したヒンジ蓋付きボックス用の、広げたブランクを示している
。

【図８】 図５及び６に示したヒンジ蓋付きボックスのカラー用の、広げたブランクを示
している。

【図９】 ヒンジ蓋付きボックスの他の実施の形態に関する、図１に類似の絵を示してい
る。

【図１０】 蓋が開いている、図９に示したヒンジ蓋付きボックスの斜視図を示している。

【図１１】 図９及び１０に示したヒンジ蓋付きボックス用の、広げたブランクを示してい
る。

【図１２】 図９及び１０に示したヒンジ蓋付きボックスのカラー用の、広げたブランクを
示している。

【図１３】 図１に類似した絵にヒンジ蓋付きボックスの第４の実施の形態を示している。

【図１４】 蓋が開いている、図１３に示したヒンジ蓋付きボックスの斜視図を示している
。

【図１５】 図１３及び１４に示したヒンジ蓋付きボックス用の、広げたブランクを示して
いる。

【図１６】 図１３及び１４に示したヒンジ蓋付きボックスのカラー用の、広げたブランク
を示している。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ， ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，Ｋ Ｚ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，Ｓ Ｋ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ブーゼ、ヘンリー ドイツ連邦共和国、デー − 27374 ビ ッセルヘーベデ、ドレーセル・ヌンマー ８ Ｆターム(参考） 3E060 AA03 AB23 BA14 BC04 DA17 EA09 EA14 3E068 AA21 AB04 AC02 BB08 CC04 CD01 CD02 CE02 DD11 DE05 DE14 EE25 EE32

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ボックス部（１０）と、ボックスの後部壁（１２）に連接さ
   れた蓋（１１）とを有し、カラーの前部壁（２８）及びカラーの側部タブ（２９
   ，３０）からなるカラー（２７）を有し、蓋の前部壁（１９）は(下部の)蓋の閉
   鎖エッジ部（３３）と境を接し、ボックス前部壁（１５）は(上部の)対応の閉鎖
   エッジ部（３４）と境を接してなる、シガレット等用のヒンジ蓋付きボックスに
   おいて、 前記蓋の閉鎖エッジ部（３３）及び前記対応の閉鎖エッジ部（３４）はパック
   の幅に亘って変わる間隔だけ互いに離隔している点、及び、側面の区域では、特
   に、真っ直ぐな、パックのエッジ部（３５，３６）の区域に、または該区域に隣
   接して、前記閉鎖エッジ部（３３，３４）は互いに接触し合うまで集まる、点に
   特徴を有するヒンジ蓋付きボックス。
2. 【請求項２】 前記蓋の閉鎖エッジ部（３３）及び／または前記対応の閉鎖
   エッジ部（３４）は、或る角度で互いに向かって設けられておりかつ或る点（４
   １，４２）で集まっている、２つの下向きの、エッジの脚部（３７，３８）を有
   する点に特徴を有する請求項１記載のヒンジ蓋付きボックス。
3. 【請求項３】 前記(上部の)蓋の閉鎖エッジ部（３３）及び前記（下部の）
   対応の閉鎖エッジ部（３４）は、夫々、或る角度で互いに向かって設けられてい
   る、２つの下向きの直線的なエッジの脚部（３７，３８及び３９，４０）から形
   成されており、前記蓋の閉鎖エッジ部（３３）の前記エッジの脚部（３７，３８
   ）は、前記対応の閉鎖エッジ部（３４）の前記エッジの脚部（３９，４０）より
   も大きな角度で、互いの方に向けられていて、前記蓋（１１）が閉じた状態では
   、前記エッジの脚部（３７．．４０）はＶ字形のまたは矢尻形の開口部（４３）
   に境をつける点に特徴を有する請求項１または２記載のヒンジ蓋付きボックス。
4. 【請求項４】 前記エッジの脚部（３７．．４０）と境を接している前記Ｖ
   字形の開口部（４３）は、前記ボックス前部壁（１５）及び前記蓋の前部壁（１
   ９）の全幅を越えて、特に、側面の（横断面では直角の）パックのエッジ部（３
   ５，３６）まで延びている点に特徴を有する請求項１またはその他の請求項の１
   記載のヒンジ蓋付きボックス。
5. 【請求項５】 ８角形のパックの場合、すなわち、傾斜したパックのエッジ
   部（３５，３６）を有するものの場合、あるいは、エッジが丸みを帯びたパック
   の場合、すなわち、丸みを帯びたパックのエッジ部（３５，３６）を有するもの
   の場合、前記開口部（４３）は、前記パックのエッジ部（３５，３６）の内郭ま
   で、特に、前記傾斜したパックのエッジ部（３５，３６）の内側エッジ部（５７
   ）まで、または丸みを帯びたエッジ部用の折り曲げストリップ（５９）の内側境
   界まで向けられている点に特徴を有する請求項１またはその他の請求項の１記載
   のヒンジ蓋付きボックス。
6. 【請求項６】 前記Ｖ字形の開口部（４３）は、前記傾斜したかまたは丸み
   を帯びたパックのエッジ部（３５，３６）の区域へと、特に、該パックのエッジ
   部の側面の境界まで、すなわち、傾斜したパックのエッジ部（３５，３６）の外
   側エッジ部（５６）まで、または丸みを帯びたパックのエッジ部（３５，３６）
   の折り曲げストリップの外郭まで延びている点に特徴を有する請求項１またはそ
   の他の請求項の１記載のヒンジ蓋付きボックス。
7. 【請求項７】 前記開口部（４３）の横方向の広がりは前記ボックス前部壁
   （１５）または前記蓋の前部壁（１９）のそれよりも狭い点、及び、前記開口部
   （４３）に隣接している前記蓋の閉鎖エッジ部（３３）及び前記対応の閉鎖エッ
   ジ部（３４）は特に水平方向に延びており、前記蓋（１１）が閉じられていると
   き、前記閉鎖エッジ部（３３，３４）は互いに向き合って突き当たっている点に
   特徴を有する請求項１またはその他の請求項の１記載のヒンジ蓋付きボックス。
8. 【請求項８】 特に、前記開口部(４３)は、一側では、真っ直ぐな、パック
   のエッジ部（３５）のまたは前記内側エッジ部（５７）のまたは前記折り曲げス
   トリップ（５９）の区域で終了しており、反対側では、前記関連のパックのエッ
   ジ部（３６）から或る間隔をあけて終了しているように、前記開口部（４３）は
   前側の区域に偏心的に位置している点に特徴を有する請求項１またはその他の請
   求項の１記載のヒンジ蓋付きボックス。
9. 【請求項９】 前記カラー（２７）は、カラーの前部壁（２８）の区域に形
   成された切り欠き部（３１）に関して、前記蓋の閉鎖エッジ部（３３）及び前記
   対応の閉鎖エッジ部（３４）の輪郭に適合されており、特に、前記蓋の閉鎖エッ
   ジ部（３３）または前記対応の閉鎖エッジ部（３４）に平行に互いに関連してＶ
   字形に延びているエッジセクション（４７）を具備し、このエッジセクション（
   ４７）は（丸みのある）点（４８）に集まっており、この点は前記閉鎖エッジ部
   （３３，３４）の点（４１，４２）と同一の(想像上の)線上に位置している、点
   に特徴を有する請求項１またはその他の請求項の１記載のヒンジ蓋付きボックス
   。
10. 【請求項１０】 前記蓋の前部壁（１９）の内側に設けられた、蓋の内側タ
    ブは、斜めに延びている折り曲げ線（５２）によって前記蓋の前部壁（１９）の
    各エッジの脚部（３７，３８）に結合されている２つのサブ‐タブ（５０，５１
    ）を有する点に特徴を有する請求項１またはその他の請求項の１記載のヒンジ蓋
    付きボックス。