JP2002534029A - システム間ソフトハンドオフの方法及びシステム - Google Patents

システム間ソフトハンドオフの方法及びシステム

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JP2002534029A
JP2002534029A JP2000590420A JP2000590420A JP2002534029A JP 2002534029 A JP2002534029 A JP 2002534029A JP 2000590420 A JP2000590420 A JP 2000590420A JP 2000590420 A JP2000590420 A JP 2000590420A JP 2002534029 A JP2002534029 A JP 2002534029A
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シャブナム スルタナ,
リラ マドウル,
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テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 システム間ソフトハンドオフサポートが、一例として、システム間でユーザデータを搬送するためのパケットデータ転送機構(例えば、TCP/IP或いはATM)に関連したANSI41信号伝送技術の変形したセットを用いて説明される。アンカーシステムは数ある中でも、アンカーシステムとターゲットシステムとのインタフェースとなるのに利用可能な1つ以上のセットのユーザプレーン属性を示すことによりソフトハンドオフをセットアップする。また、サービス品質のレベルが示され、そのレベルはシステム間でネゴシエーションがなされても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背 景 本発明は一般には無線通信システムにおけるデータスループットと品質の向上
に関し、特に、無線通信システム間におけるソフトハンドオフの適用に関与する
システム及び方法に関する。
【0002】 商用通信システムの成長、特に、セルラ無線電話システムの爆発的な成長はシ
ステム設計者にとっては消費者の許容限度を越えた通信品質の低下を招かないよ
うにしつつシステム能力を強化する方法を探求させる大きな圧力となっている。
同時に、会話よりはむしろデータ送信用の移動体通信機器の使用が消費者の間で
は益々一般的になっている。無線通信システムにおいて将来ますます用いられる
であろうサービスの中でも、電子メールを送受信したりウェブブラウザを用いて
ワールドワイドウェブ(www)アクセスを行う能力が頻繁に議論されている。
データ通信に加えて、加入者は、より大きなローミング能力、即ち、地理的に動
き回りながら、引き続き無線通信サービスのサポートが受けられる能力を期待す
るようになっている。
【0003】 多くの無線通信システムは種々の標準、例えば、国の基準、地域の基準に適合
したものに従って設計され、技術的またサービス互換性についての指標を備えて
いる。例えば、D−AMPS(ANSI136)は北米に特化したものであり、
GSMは欧州に、PDCは日本に特化している。しかしながら、これらの標準に
従って生み出されたシステムは、これらが生まれた地理的な領域を越えて移転が
されてきた。例えば、GSMタイプのシステムもANSI136タイプのシステ
ムも両方ともアメリカ合衆国では現在採用されている。従って、引き続き無線通
信サービスを提供する方法を考慮する際に、設計者もまた現存する標準を考慮に
いれて、関連する標準や伝統的な機器への設計変更の影響を最小限にする努力を
払うべきである。同様に、異なる製造者によって呈示されるシステムもシステム
間無線通信サービスのサポートを提供できるべきであろう。
【0004】 移動局が1つの無線通信システムのサービスエリアから別の無線通信システム
のサービスエリアへと移動するとき、新しいシステムへのハンドオフが提供され
てその接続を維持しなければならない。セルラシステムは元々、1つの移動局と
地理的なセルをカバーする関連基地局との間での1対1の対応関係で動作するよ
うに設計されており、即ち、ハンドオフは1つのサービスを行っている基地局か
ら別のターゲット基地局へと実行されるが、同じ信号を移動局に対して1つ以上
のリンク、例えば、1つ以上の基地局にまた基地局からのリンクによって通信す
ることにより、シャドウイングやフェーディングの効果を小さくできるように定
められてきた。
【0005】 さらにその上、符号分割多元接続(CDMA)やワイドバンドCDMA(WC
DMA)システムのように高速電力制御を用いるシステムにおいて、1対1の対
応関係による結果として、1つ以上のリンクで通信する場合と比較して低容量に
なる。これを克服するために、マルチリンク通信がアップリンクと同様にダウン
リンクにおいても確立されて、2つ以上の基地局が同じ情報を2つの異なるリン
クで移動局に通信する。ダウンリンクにとって、このことは送信が2つ以上の基
地局から発生し、アップリンクでは2つ以上の基地局が移動局から送信される信
号を聴取することを意味する。移動局では2つのリンクからの信号を、ある方法
、例えば、最大比結合でこれらを選択或いは結合することにより処理する。
【0006】 この技術はダイバーシティ或いはマクロダイバーシティとして知られている。
従来の空間的ダイバーシティ技術では1つの基地局の2つ以上の分離されたアン
テナ、或いは、2つ以上の基地局を用いて移動局との通信を行う。しかしながら
、ダイバーシティは空間的にオフセットをもつ基地局やアンテナ(即ち、複数の
伝送経路)に限定されるものではない。ダイバーシティ伝送はまた、時間、分極
、周波数、或いは符号の1つ以上のオフセットを用いて生成されても良い。
【0007】 マクロダイバーシティが一般的に実践されている1つの領域はハンドオフ期間
である。そのような場合、候補の基地局(即ち、移動局がハンドオフされること
になる基地局)は、現在サービスを行っている基地局がメッセージ情報の送信を
終了する前に実質的にその同じメッセージ情報を移動局に送信することを開始す
る。このマクロダイバーシティの用い方は一般にはソフトハンドオフとして言及
される。ソフトハンドオフはウーデンフェルト(Uddenfeldt)による米国特許第
5,109,528号とウーデンフェルト(Uddenfeldt)による米国特許第5,
327,577号に説明されており、これら両方の特許はここで参照として組込
まれる。
【0008】 図1はソフトハンドオフの構成を図示したものであり、その図において、第1
の、元々の基地局202と、第2の、候補の基地局204が夫々、同じメッセー
ジ206を移動局208に送信する。メッセージ206は第1のダウンリンク2
10と第2のダウンリンク212の形態によって異なる信号経路で移動局208
に送信される。第1及び第2のダウンリンク信号210と212とは移動局20
8で再結合され(或いは、受信信号の1つが選択され)、メッセージ206を抽
出する。移動局208は基地局202と204とへ第1及び第2のアップリンク
経路214と216とで夫々、送信する。時間的なある地点で、第1、つまり、
元々の基地局202から移動局へのメッセージ情報の送信が終了し、ソフトハン
ドオフ処理が完結する。
【0009】 ソフトハンドオフの構成において、特定の移動局と通信を行う基地局及び/或
いはアンテナは、“アクティブセット”メンバとして知られている。例えば、図
1に戻ると、基地局202と204はアクティブセットのメンバと考えられる。
当業者であれば2つ以上の基地局及び/或いはアンテナがアクティブセットの一
部でも良いことを認識するであろう。移動局がシステムの基地局及び/或いはア
ンテナによって扱われるカバー領域の中へと移動し、その領域から外へとでて通
過していくとき、アクティブセットのメンバも変化できる。
【0010】 ソフトハンドオフは、時分割多元接続(TDMA)とCDMAを用いたシステ
ムを含む多くの異なるタイプの無線通信システムにおいて用いられてきた。ソフ
トハンドオフは耐性を強化し、ダウンリンク品質の改善を達成し、フェーディン
グを除去しようと努めている。しかしながら、異なるシステム間、例えば、異な
る移動交換センタ(MSC)に関連した基地局間でのソフトハンドオフには完全
な考慮が払われてはいなかった。
【0011】 その上、今日、サービスを中断させることなくシステム間でパケットデータの
呼がハンドオフされる方式は存在していない。その代わり、アンカーシステムと
端末間での接続はハンドオフ処理中は断たれてしまう。端末は、新しいパケット
データ接続が再確立された後の新しいシステムで新しいパケットデータの登録を
実行する。
【0012】 しかしながら、システム間ソフトハンドオフを提供する技術に関してのある試
みが文献には見出される。例えば、リーら(Lee et al.)によるWO97/41
698号はCDMAシステム間でのシステム間ソフトハンドオフの技術を記述し
ており、そこではソフトハンドオフを実行するための新しい信号伝送プロトコル
が説明されている。即ち、ハンドオフを実行するのに関連する信号伝送がHDL
Cデータプロトコルを用いてT1或いはE1ラインによって実行されるシステム
間ソフトハンドオフが記載されている。この文献は信号転送サポートと新しい信
号伝送プロトコルについての要求の点からすれば限定されたむしろ狭い解決策を
提供しているに過ぎない。
【0013】 別の解決策は、アブ−アマラら(Abu-Amara)によるWO98/18282号
に見られる。そこでは、仮想ルータが、ソースと、異なるシステムに関連したタ
ーゲットBTSとの間に創成される。この文献に従えば、この仮想ルータの確立
によりMSC間ソフトハンドオフがMSC内ソフトハンドオフと同じ方法で達成
することができる。しかしながら、このシステムは(MSCは音声トランクを介
して相互接続されているが)MSC間ではなく基地局間でハンドオフ信号伝送を
提供することに限定される。その上、上述した技術の両方ともインターネットプ
ロトコル(IP)信号伝送を用いるシステムでの使用に最適化されておらず、パ
ケットデータ接続のシステム間ハンドオフのサポートを提供してもいない。
【0014】 従って、出願人はこのタスクについてのインタフェースとなるシステムの問題
についての以前の解決策に関連した欠点を回避し、とぎれのない無線通信サービ
スを受けながらも移動局のユーザが異なるシステム間を出入りすることを許すシ
ステム間ソフトハンドオフ技術を提供することが望まれていると判断している。
【0015】 要 約 情報を通信する従来の方法とシステムのこれらまた他の欠点と限界は、本発明
に従えば克服されるが、ここで出願人は、パケットデータ(例えば、ATMやI
P)のデータ転送についてのベアラプロトコルに関連したANSI41信号伝送
技術(GSM MAPのような他のNNIプロトコルが除外されているのではな
いが)の変形したセットに基づいてシステム間ソフトハンドオフを改良する技術
とシステムを呈示する。本発明の代表的な実施形態に従えば、アンカーシステム
が1つ以上のターゲットシステムを識別したなら、ハンドオフ要求メッセージが
ターゲットシステムに送信される。そのハンドオフメッセージは、他のパラメー
タの中でも、少なくとも1セットのユーザプレーン属性とそれに関連した少なく
とも1つのサービス品質(QoS)とを含む。これらの属性は、少なくとも部分
的にこれによってアンカーシステムがダイバーシティ接続を確立したいと願う可
能性のある機構を指定する。例えば、そのアンカーシステムは2つのセットのユ
ーザプレーン属性を指定できる。即ち、その1つのセットはインターネットプロ
トコル(IP)転送情報を含み、別のセットは非同期転送モード(ATM)の転
送情報を含む。それらとともに送信されるものとしては、例えば、IP転送機構
に関して1つ以上、そして、ATM転送機構に関して1つ以上の関連QoS値が
あるかもしれない。
【0016】 受信者であるターゲットシステムは受信パラメータを評価して、現在の資源と
能力とが、アンカーシステムによって提示された1つ以上のセットとの一致を提
供するものであるかどうかを判断しても良い。もし一致があれば、各ターゲット
システムはどのセットの属性が選択されたのかを示す接続要求を送信し、接続が
そのシステムに対して確立されてソフトハンドオフモードに入る。そうでなけれ
ば、受信パラメータを受け容れられないターゲットシステムは拒絶メッセージを
返却する。
【0017】 アンカーシステムによって提示されたあるパラメータはネゴシエーション可能
なものであるかもしれない。例えば、ターゲットシステムが要求されたQoSを
提供できないなら、そのシステムは(拒絶メッセージとともに)移動局にサービ
スを提供できるQoSを提案して返却しても良い。アンカーシステムによって受
け容れられるなら、このネゴシエーションされたQoSを用いてソフトハンドオ
フモードに入っても良い。
【0018】 接続制御と呼制御とを分離する方式を用いることにより、本発明の代表的な実
施形態は、例えば、W−LAN、Bluetooth、x_DSL、GSMなどを含む異
なるアクセスネットワーク技術間でのハンドオフに適応可能である。2つのアク
セスネットワーク技術間での通信を行うために、端末モードの変更を可能にする
であろう端末能力に関連したデータが関連メッセージに付加される。
【0019】 詳 細 な 説 明 次の代表的な実施形態はCDMA無線通信システムの環境に設けられる。しか
しながら、当業者であればこの接続方法は単に説明の目的のために用いられてお
り、本発明は、例えば、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(T
DMA)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域ローカルエリアネットワーク
(WLAN)、“Bluetooth”無線データ通信、及びこれらのハイブリッド方式
を含む全ての種類の接続方法に容易に適用可能であることを認識するであろう。
【0020】 この文書におけるシステムは、ルータ/交換機(MSC)、変換能力を備えた
ゲートウェイ(メディアゲートウェイ)、呼制御やメディア制御のようなアプリ
ケーションノード(或いはサーバ)、サービス、及び管理を含むネットワークと
して考慮される。そのシステムアーキテクチュアは、制御プレーンとしても言及
される呼制御(メディア制御)をユーザプレーンとしても言及される接続制御(
ゲートウェイ/ルータ)から分離する概念を用いている。代表的な実施形態にお
けるシステム間呼制御プロトコルについての候補となるプロトコルはANSI4
1である。このプロトコルが世界中の多くの無線運用者によって現在広く用いら
れていることを考慮するなら、新しい機器に運用者の再投資を要求する新たなプ
ロトコルを開発するよりもむしろ、そのような現存するプロトコル上に構築する
ことがより容易であろう。例えば、SS7/IPゲートウェイは、ANSI41
がプロトコルスタックにおけるIPによって搬送されるところでは即座に存在す
るであろう。
【0021】 ソフトハンドオフは実質的に同じ情報を多数の送信ソースから実質的に同時に
送信することが関係しているので、アクセスネットワークにおいてソフトハンド
オフモードの処理を調整するために発生するオーバヘッドのある信号発信は重要
なものである。本発明の代表的な実施形態に従えば、上述のように、ソフトハン
ドオフに従事するシステム間の信号伝送は、ハードハンドオフについてANSI
41において記述された信号伝送の変形版を用いて実行される。ANSI41は
異なる無線通信システム間、即ち、異なるシステムのMSC間の通信について、
TIA/EIAによって公表された標準である。この標準は、例えば、ローミン
グ、ハンドオフ、認証、呼配信、及びテレサービス(例、ショートメッセージサ
ービス)などを含む種々のハイレベルアプリケーションサービス(移動体アプリ
ケーション部或いはMAPとして言及される)を記載している。MAPはシステ
ム間の信号伝送について定義されるプロトコルスタックの最上位にあり、そのシ
ステムにおいてプロトコルスタックは物理層、データリンク層、ネットワーク層
を含むデータ転送に関連した別の良く知られたOSIレイヤをも含んでおり、そ
のネットワーク層は多くの方法で、例えば、SS7或いはX.25プロトコルを
用いて実現される。
【0022】 さて、図2に図示された代表的なポストソフトハンドオフを考慮しよう。ここ
では、3つの基地局が現在のところ、特定の移動局のアクティブセットにある。
具体的には、基地局220が第1のセルの無線通信サービスをサポートし、基地
局230が第2のセルの無線通信サービスをサポートし、基地局240が第3の
セルの無線通信サービスをサポートする。基地局220、230と240各々は
各々の移動交換センタ(MSC)250、260、及び270を経由して無線通
信ネットワークの固定部の残りの部分と通信を行う。図2に図示された例では、
MSC250は“アンカー(anchor)”システムとして言及される。なぜなら、
それは元々、他の2つの通信分岐を付加したソフトハンドオフに先立って、移動
局(MS)280との無線通信をそれ自身によってサポートしていたからである
。(この特別な例では、オリジナルサーバ(BS220)は依然としてアクティ
ブセットの一部であり、それでオリジナルサーバを解放するのに関与する“ハン
ドオフ”の一部はまだ発生していない。)基地局各々と夫々のシステムの間のリ
ンクは、例えば、パルスコード変調(PCM)スロットを用いて情報を転送する
光リンクとして実施されても良い。
【0023】 基地局と、例えば移動局280との間の情報の伝送は空中インタフェースで発
生する。この代表的な実施形態の目的のために、図2に図示されたシステムに関
連した空中インタフェースがCDMA技術を用いて二重化されたダウンリンク(
即ち、基地局から移動局への方向)とアップリンク(即ち、移動局から基地局へ
の方向)チャネルで運用されることを考慮する。この代表的なCDMAシステム
の環境では、物理チャネルはその符号(即ち、短い、長い、或いは、その結合)
、周波数、バンド幅によって識別される。純粋に例示的な目的のためは、そのよ
うな空中インタフェースは、バージニア州アーリントンにある米国電気通信工業
会と米国電子工業会によって説明されているようなTIA/EIA暫定標準TI
A/EIA/IS−95(93年7月)である“デュアルモードワイドバンド拡
散スペクトラムセルラシステムの移動局−基地局互換性標準(Mobile Station -
Base Station Compatibility Standard for Dual-Mode Wideband Spread Spect
rum Cellular System)”とその改訂版であるTIA/EIA/IS−95−A
(95年5月)で記載されているもので良い。
【0024】 この分野では知られているように、各移動局は、システムに接続される一方で
、例えば、基地局のような隣接するソースの送信を監視する。例えば、受信信号
品質及び/或いは強度に関する情報は、システムに返却されてその移動局の候補
となるセットにこれらの隣接するソースを配置するために用いられる。ある時刻
には、候補となるセットにおける1つ以上のソースがアクティブセットに付加さ
れるかもしれない。例えば、多くのシステム、特にCDMAシステムでは、移動
局がセルの境界に近づくと、その移動局は別の送信ソース(例えば、別の基地局
)が実質的に同じ情報をその移動局に対して送信し始める領域へと入るかもしれ
ない。そのとき、その移動局は複数の受信信号を結合して、1つのソースから情
報を受信することだけによって得られる結果よりも良い品質をもった合成信号を
創り出すことができる。さらに、電力制御はレーリ(Rayleigh)フェーディング
を追跡するのに十分高速であるので、ソフトハンドオーバはまたシステムにおけ
る、特にアップリンクにおいて重要である干渉も少なくすることができる。
【0025】 図2の例では、基地局230と240が、そのような監視に基づいて移動局2
80のアクティブセットに付加される。しかしながら、基地局230と240は
現在サービスを行っている基地局220とは異なるシステムに属しているので、
本発明に従うシステム間ソフトハンドオフ手順は、図3の信号伝達図と図4のフ
ローチャート(これは図3の信号によって実行される、より高いレベルの機能の
いくつかを示している)に関して説明されるように実現される。
【0026】 そこでは、本発明の代表的な実施形態に従うアンカーシステムから2つのター
ゲットシステムに対してソフトハンドオフを実行することに関与する信号伝送が
図示されている。アンカーシステムと複数のターゲットシステムとの間のそのよ
うなポイント−ツウ−マルチポイントのソフトハンドオフのシナリオにおいて、
アンカーシステムはまず、1つ以上のターゲットシステムにおける1つ以上のセ
ルがステップ400でソフトハンドオフにおける呼をサポートするために必要と
されると判断する(図4)。このステップは、アンカーシステムの中で図3にお
いてBS1からMSC1へと送信されるHANDOFF REQUIRED(ハ
ンドオフ要求がされた)メッセージによって示されている。次に、アンカーシス
テムは各ターゲットにシステムに対して新しいソフトハンドオフ要求動作SOF
T_FACDIR Invokeを送信する(ステップ402)。本発明の代表的な実
施形態に従って指定されるようなSOFT_FACDIRメッセージは、多数の
パラメータ、例えば、(1)接続の呼ID、(2)ユーザプレーン属性、(3)
少なくとも1つのサービス品質(QoS)値、(4)チャネルアイデンティティ
、(5)セル識別子リスト(もし、1つ以上の基地局がターゲットシステムでア
クティブリストに付加されることになるなら)、(6)バンドクラス、(7)ダ
イバーシティユニットID、(8)移動局識別データ(例えば、IMSI(国際
移動局識別子)、ESN(電子シリアル番号))、(9)ダウンリンク信号強度
、及び(10)サービスオプション(或いはサービス構成記録)を含むことがで
きる。
【0027】 これらのパラメータのいくつか、例えば、IMSIとESNなどは当業者には
説明はほとんど必要ないか、或いは、説明の必要がないであろうが、他のものは
自明性は少ない。例えば、各接続は“呼ID”として先に言及された参照番号に
割当てられ、その接続はシステムを通してその番号によって追跡される。
【0028】 ユーザプレーン属性パラメータは種々の機構に関する情報を含み、その機構に
よって転送タイプ(即ち、ベアラ)、アドレスタイプ、アドレス値を含むユーザ
データがアンカーシステムとターゲットシステムとの間で転送される。そのよう
な転送タイプの例は、TCP/IP、ポイント−ツウ−ポイントプロトコル(P
PP)、IETF MPLS(マルチプロトコル ラベル スイッチング)、I
ETF L2TPプロトコル、非同期転送モード(ATM)などのトンネリング
プロトコルを含む。アドレスタイプは、例えば、IPV4、IPV6、ATM
NSAP、E.164などを含む。それから、各アドレスタイプに対応して、S
OFT_FACDIRはアンカーシステムについてのアドレス値を含む。従って
、ユーザプレーン属性パラメータは複数のセットの(転送タイプ、アドレスタイ
プ、アドレス値)を含むことができ、そこからターゲットシステムは特定の方法
でシステム間でデータを受信/送信するために選択する。言い換えると、本発明
に従う呼制御プロトコルにより、アンカーシステムとターゲットシステムの両方
がどの伝送技術を使うのかを交渉して確立することが許される。
【0029】 SOFT_FACDIRメッセージに含まれるサービス品質(QoS)パラメ
ータは、ユーザプレーン属性パラメータで呈示される転送或いはルーティングプ
ロトコルのタイプに依存して変化する。本発明の1つの代表的な実施形態に従え
ば、ユーザプレーン属性パラメータで識別される各転送タイプは、SOFT_F
ACDIRメッセージ(そこでは“セット”という語は1つを含む)のこの部分
で対応するQoSセットをもつであろう。例えば、もしユーザプレーン属性パラ
メータがターゲットシステムに対して利用可能である2つの異なる転送プロトコ
ルタイプとしてATMとIPとを識別してソフトハンドオフでユーザデータを扱
うためのベアラ機構として選択するのであれば、QoSパラメータは、ATMオ
プションについてはセル遅延とセルピーク遅延、IP転送オプションについては
ビット誤り率及び時間遅延に関連した値を含むかもしれない。
【0030】 チャネルアイデンティティパラメータは、接続に関連したチャネル番号、周波
数、及び/或いは拡散符号で表現されても良い。セル識別子リストは、例えば、
特定の基地局に関連した符号化デジタル検証カラーコード(CDVCC)、長ス
クランブルコードなどを含む。バンドクラスは周波数ハイパバンドを示し、その
バンド内では移動局は、例えば、セルラ及びPCSバンドのような多数のハイパ
バンドをサポートする領域で動作する。ダイバーシティユニットIDはアップリ
ンクにおける受信情報の結合を実行するユニットのアドレスを識別する。ダウン
リンク信号強度はターゲットシステムに、サービスを行う基地局がダウンリンク
での送信を行っている現在の送信電力を通知する。最後に、サービスオプション
はTIA/TSB58で説明されているように情報を提供する。
【0031】 ターゲットシステム(例えば、MSC260と270)はSOFT_FACD
IRを受信し、図3におけるハンドオフ要求信号を用いて影響を受ける基地局に
照会する。各ターゲットシステム内では、受け容れ可能なセットのパラメータが
ソフトハンドオフについてアンカーシステムによって呈示されているかどうか、
例えば、ユーザプレーン属性とQoSパラメータとが各ターゲットシステムがサ
ポートできる値を含むかどうかの決定がなされる(ステップ404)。もし、決
定がなされないなら、例えば、輻輳、利用可能ではないサービス(ハードハンド
オフを試行)、及び/或いはターゲットシステムによってサポートされていない
伝送タイプなどを含むSOFT_FACDIRに関する返却エラーメッセージ(
ステップ406)がアンカーシステムに返却される。或いは、ターゲットシステ
ムが新しいQoS値に基づいてQoSのネゴシエーションを要求しても良い。も
し、アンカーシステムがこの新しいQoS値をサポートできるなら(ステップ4
07)、それはアンカーシステムに転送される。QoSネゴシエーションが返却
されるとき、アンカーシステムはターゲットシステムに対して、そのQoS値を
含む、即ち、ターゲットシステムによって提案されたQoS値がアンカーシステ
ムに受け容れ可能であることを示す新しいSOFT_FACDIRメッセージを
送信しても良い。
【0032】 これに対して、もし、元々のSOFT_FACDIRメッセージがターゲット
システムに受け容れ可能なパラメータを含むなら、各ターゲットシステムはSO
FT_FACDIRメッセージと対応するQoSから利用可能なユーザプレーン
属性のセットの1つを選択する。ターゲットシステムはまた、識別されたサービ
スオプションを検証し、SOFT_FACDIRに見出されるセル識別子リスト
を正当なものとする。
【0033】 それから、選択された転送属性と、ターゲットセル(或いは、ベーストランシ
ーバシステム(BTS))の対応する宛て先転送アドレスとを含むアンカーシス
テムへのSOFT_FACDIRに応答して、ターゲットシステムは新しいメッ
セージSOFT_CONNECT_REQUESTを送信する(ステップ408
)。このメッセージはまた、セットアップされることになる提供された転送アド
レスを用いた接続要求を含む。アンカーシステムは返却された結果(これにはパ
ラメータは含まれず、図3では図示されていない)とともに確認応答し、提供さ
れたアドレスとターゲットシステムから受信した転送プロトコルとを用いてユー
ザプレーン接続を確立することを開始する(ステップ410)。なお、関与する
ターゲットシステムに依存して、アンカーシステムが選択された属性の1つのセ
ットを用いてソフトハンドオフ接続データを第1のターゲットシステムへと、ま
た、選択された属性の別のセットを用いてソフトハンドオフ接続データを第2の
ターゲットシステムへと導くことは全く可能なことである。
【0034】 一度接続或いはセションが開設されたなら、各接続についてアンカーシステム
はユーザデータフレームをターゲットシステムへと転送することを始める(ステ
ップ412)。そのフレームは各ターゲットセルから順方向トラフィックチャネ
ルでMS280に転送される。そのターゲットシステムはまたそのターゲットセ
ルについて逆方向トラフィックチャネルを獲得する。ターゲットシステムはこの
時点でSOFT_FACDIR(図3を参照)に対する応答をアンカーシステム
に送信して、移動局からのハンドオフ完了を待ち合わせる。移動局はまず、ハン
ドオフ指示メッセージで送られることになる情報を含むSOFT_FACDIR
への応答に続いて、アンカーシステムから順方向トラフィックチャネルで、その
ハンドオフ指示メッセージを、例えば、IS−95により受信する。ハンドオフ
指示メッセージの受信時、移動局はアクティブセットにおけるターゲットセルを
含むであろう。それから、移動局はアンカーシステムとターゲットシステムの両
方に対して、逆方向トラフィックチャネルでハンドオフ完了メッセージを送信す
るであろう。一度、ターゲットシステムがMSからハンドオフ完了を受信すると
、そのターゲットシステムはアンカーシステムに対して新しいメッセージ(SO
FT_MobOnChannel)を送信して、移動局への無線リンクの完了を
示す。
【0035】 分岐の内の1つが解放されることになるとき、例えば、移動局におけるその受
信信号品質(強度)がある閾値より下に低下した後、SOFT_FACRELメ
ッセージ(図3には不図示)が用いられてソフトハンドオフ分岐の解放を示す。
SOFT_FACRELメッセージは対応する分岐のアドレスを含む。
【0036】 先に述べたように、本発明は、無線移動体のホスト(端末)が1つのシステム
から別の隣接するシステムへとハンドオフを行うときに、リアルタイムのサービ
ス(例えば、IP/ATMによる音声、マルチメディアコンファレンス、仮想現
実)にもリアルタイムではないサービス(例えば、ファイル転送、電子メールな
どの)にも両方に利用可能である。トラフィックのリアルタイムの性質はサービ
ス品質の仕様によって決定される。もし。ハンドオフにおけるトラフィックのフ
ローがリアルタイムではない性質のものであるなら、パケットをアンカーシステ
ムからターゲットシステムへと経路選択することにおいて、ベストエフォート配
信が用いられる。これはQoSパラメータにおける可能性のあるディフォルト値
であろう。
【0037】 サービスの配信を保証するために必要なサービスの品質は、パケット/セル当
りの遅延最大及び最小値、オフセット遅延を含む。ターゲットシステムではそれ
らがアンカーシステムによって現在保証されているサービスの品質をコミットで
きるかどうかを判断する。アンカーシステムとターゲットシステムとの間でパケ
ットを配信するのに用いられる伝送技術に依存して、利用可能な伝送ネットワー
ク各々に関連した異なるサービス品質の値がある。
【0038】 本発明は好適な実施形態に関してのみ詳細に説明したが、当業者であれば本発
明から逸脱することなく様々な変形が可能であることを認識するであろう。例え
ば、2つのターゲットシステムについて上述したが、当業者であれば2つ以上の
ターゲットシステム或いはたった1つのターゲットシステムが本発明の代表的な
実施形態に従うソフトハンドオフ手順の対象となっても良いことを認識するであ
ろう。さらにその上、本発明は、W−LAN、Bluetooth、x−DSL、GSM
などを含む異なるアクセスネットワーク技術間でのハンドオフの技術を提供して
いる。2つのアクセスネットワーク技術間でのハンドオフを行うために、端末能
力に関連したデータがメッセージに付加される。その能力は、端末が新しいシス
テムにおいてアクセスを行うことができるかどうかを示す。その上、2つの類似
しないネットワーク間、例えば、CDMAからGSMへ、異なるシステム間呼制
御プロトコルを用いてハンドオフを行うために、アンカーシステムはそれ自身の
領域内にある、或いは、その領域外にある必要なシステム間呼制御プロトコル変
換を実行するゲートウェイの場所を突き止める。従って、本発明はその全ての同
等物を含むことが意図されている特許請求の範囲によってのみ定義される。
【図面の簡単な説明】
本発明のこれらのまた他の目的、特徴、及び利点は、添付図面に関連してとら
れた詳細な説明を読むことによって明らかとなるが、その図面は以下の通りであ
る。
【図1】 2つの基地局に関与する動作のソフトハンドオフモードを描写している。
【図2】 本発明に従うソフトハンドオフ信号伝送を図示するために用いられる代表的な
システム間ソフトハンドオフのシナリオを図示している。
【図3】 本発明の代表的な実施形態に従ってソフトハンドオフを実行するとき、2つの
ターゲットシステムとアンカーシステムとの間での代表的な信号伝送を図示する
信号伝達図である。
【図4】 本発明の代表的な実施形態に従う代表的なソフトハンドオフ方法のステップを
描いたフローチャートである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月29日(2000.12.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K067 AA15 AA23 BB02 DD57 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH05 HH11 JJ36 JJ39 JJ71

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンカー無線通信システムと少なくとも1つのターゲット無線
    通信システムとの間で移動局との接続のシステム間ソフトハンドオフを実行する
    方法であって、前記方法は、 前記少なくとも1つのターゲットシステムを識別して前記接続をサポートする
    工程と、 サービス品質(QoS)パラメータを含めてハンドオフ要求を前記少なくとも
    1つのターゲットシステムに送信する工程と、 前記少なくとも1つのターゲットシステムにおいて、前記QoSに対するサポ
    ートが利用可能などうかを判断する工程と、 前記判断する工程の結果に基づいて、前記ハンドオフ要求に対して接続要求で
    選択的に応答する工程とを有し、 前記QoSパラメータは、前記接続のサポートにおいて、所望のQoSが前記
    少なくとも1つのターゲットシステムによって備えられることを示すことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ハンドオフ要求を送信する工程はさらに、 前記ハンドオフ要求において、前記アンカーシステムに関連した少なくとも1
    セットの転送属性を含ませる工程を有することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1セットの転送属性は、転送タイプ、アドレス
    タイプ、及びアドレス値を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記転送タイプは、ATM及びIPプロトコルの内の1つを含
    むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記選択的に応答する工程はさらに、 前記少なくとも1セットの属性の1つを選択する工程と、 前記接続要求の一部として、前記選択された少なくとも1セットの転送属性の
    指示を送信する工程とを有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記選択された少なくとも1セットの転送属性の指示を送信す
    る工程は、 選択されたパケットデータ転送プロトコルを識別する工程を含むことを特徴と
    する請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記選択的に応答する工程はさらに、 前記QoSとは異なるQoSとともにメッセージを送信し、前記少なくとも1
    つのターゲットシステムによってサポートされるサービスの品質に関し、前記ア
    ンカーシステムと前記少なくとも1つのターゲットシステムとの間のネゴシエー
    ションを始める工程を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 アンカー無線通信システムと少なくとも1つのターゲット無線
    通信システムとの間で移動局との接続のシステム間ソフトハンドオフを実行する
    方法であって、 前記少なくとも1つのターゲットシステムを識別して前記接続をサポートする
    工程と、 前記アンカーシステムにおいて利用可能な少なくとも1つの転送機構を指示す
    るユーザプレーン属性のセットを含めてハンドオフ要求を前記少なくとも1つの
    ターゲットシステムに送信し、データを前記少なくとも1つのターゲットシステ
    ムに転送する工程と、 前記ターゲットシステムにおいて、前記ユーザプレーン属性のセットに対する
    サポートが利用可能などうかを判断する工程と、 前記判断する工程の結果に基づいて、前記ハンドオフ要求に対して接続要求で
    選択的に応答する工程とを有することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 前記ハンドオフ要求を送信する工程はさらに、 前記ハンドオフ要求において、前記少なくとも1つの転送機構に関連した少な
    くとも1つのサービス品質(QoS)の値を含ませる工程を有することを特徴と
    する請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ユーザプレーン属性のセットは、転送タイプ、アドレス
    タイプ、及びアドレス値を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記転送タイプは、ATM及びIPプロトコルの内の1つを
    含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記選択的に応答する工程はさらに、 前記ユーザプレーン属性のセットを選択する工程と、 前記接続要求の一部として、前記選択された少なくとも1セットの転送属性の
    指示を送信する工程とを有することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記選択された少なくとも1セットの転送属性の指示を送信
    する工程は、 選択されたパケットデータ転送プロトコルを識別する工程を含むことを特徴と
    する請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 第1のリンクが移動局と第1の無線通信システムとの間に存
    在する期間の間に、第2の無線通信システムと前記移動局との間に第2のリンク
    を確立するために利用可能なシステム間接続機構であって、前記システム間接続
    は、 前記第1と第2の無線通信システムとの間の物理的接続と、 前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムへの前記物理的
    接続に関連した情報を転送する信号伝達プロトコルとを有し、 前記信号伝達プロトコルは、前記物理的接続に関連したユーザプレーン属性の
    セットを含むことを特徴とするシステム間接続機構。
  15. 【請求項15】 前記接続はパケットデータ接続であることを特徴とする請求
    項14に記載のシステム間接続機構。
  16. 【請求項16】 前記ユーザプレーン属性のセットは、転送タイプ、アドレス
    タイプ、及びアドレス値を含むことを特徴とする請求項14に記載のシステム間
    接続機構。
  17. 【請求項17】 前記転送タイプは、ATM及びIPプロトコルの内の1つを
    含むことを特徴とする請求項16に記載のシステム間接続機構。
  18. 【請求項18】 第1のリンクが移動局と第1の無線通信システムとの間に存
    在する期間の間に、第2の無線通信システムと前記移動局との間に第2のリンク
    を確立するために利用可能なシステム間接続機構であって、前記システム間接続
    は、 前記第1と第2の無線通信システムとの間の物理的接続と、 前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムへの前記物理的
    接続に関連した情報を転送する信号伝達プロトコルとを有し、 前記信号伝達プロトコルは、前記物理的接続に関連した少なくとも1つのサー
    ビス品質(QoS)の値を含むことを特徴とするシステム間接続機構。
  19. 【請求項19】 前記接続はパケットデータ接続であることを特徴とする請求
    項18に記載のシステム間接続機構。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つのQoS値は、前記接続に関連した転送
    タイプに基づいていることを特徴とする請求項18に記載のシステム間接続機構
  21. 【請求項21】 前記転送タイプは、ATM及びIPプロトコルの内の1つを
    含むことを特徴とする請求項20に記載のシステム間接続機構。
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