JP2002532771A - コンピュータ支援3次元像再生方法及び装置 - Google Patents

コンピュータ支援3次元像再生方法及び装置

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JP2002532771A JP2000587231A JP2000587231A JP2002532771A JP 2002532771 A JP2002532771 A JP 2002532771A JP 2000587231 A JP2000587231 A JP 2000587231A JP 2000587231 A JP2000587231 A JP 2000587231A JP 2002532771 A JP2002532771 A JP 2002532771A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、3次元像が3次元幾何学空間で定義されたデジタルデータの形式でコンピュータ記憶ユニットに格納される(E0)方法に関する。2次元像は、3次元幾何学空間内で、複数の平行な切断平面と3次元像との交差部分を判定することにより、計算される(E1)。2次元像毎にホログラムが計算され(E2)、コヒーレント光源によって照明された光空間変調器に順次再生される(E3)。かくして、透明な3次元像が再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一般的に、3次元像の再生システムに係り、特に、ホログラムをデ
ジタル的に合成し、ホログラムから3次元像を再生するシステムに関する。
【0002】 3次元で像を再生する種々のシステムが従来技術において公知である。
【0003】 立体視と称される一部のシステムは、観察者の左右の目で見た同一シーンの2
枚のオフセット像を生成する。視野の奥行き、及び、容積は、観察者の脳で再構
成される。このようなシステムの大半は、左右の夫々の目へ送られる像を分離し
、区別するためメガネ又はヘルメットのような嵩のある付属品を身に付ける必要
がある。また、これらのシステムは、再生されるシーンのある角度の両眼視だけ
を提示する。
【0004】 自動立体視と呼ばれる別のシステムは、一つの具体的な事例では、各レンズを
撮影されたシーンの対応した視野の点と関連付けるため、十分に小さいレンズの
平面アレイを通してシーンの写真を撮影する。このようにして撮影された写真は
、立体感のあるように見える像を生ずるが、奥行きの効果は制限されている。こ
の方法は、目の自然な適応能力に則していない。また、現状技術において、この
方法によって3次元像を実時間的に再生することは難しい。
【0005】 ホログラフィは、シーンによって生成されたオプティカル・フィールドを再生
するので、3次元像を生成するための最も信頼に価する方法である。特に、ホロ
グラフィは、目の適応能力に完全に則している。アナログ式ホログラフィは、レ
ーザーによって放出されたコヒーレント光波を物体上に投射し、このコヒーレン
ト光波から対象物によって散乱された光波をピックアップし、干渉フィールドを
生成するため、散乱された光波をレーザーによって放出されたビームの別の部分
からなる参照光と干渉させる。元のシーンの3次元像は、写真乾板にコヒーレン
ト波を照射することによって観察される。純粋にアナログ的な方法は、優れた再
生品質を生ずるが、3次元像を実時間で再生し得ない。
【0006】 実時間で3次元像を再生するデジタル式ホログラフィ法は公知である。米国特
許第5,668,648号には、仮想物体のホログラムをデジタル合成し、そのホログラ
ムから像を再生することができるコンピュータ支援ホログラフィ装置が記載され
ている。仮想物体は、個別の球面光源としてみなされるサンプリング点へサンプ
リングされる。対応した回折フィールドがサンプリング点に対して計算され、重
畳される。得られた回折フィールドの解像度を改善するため補間技術が使用され
る。干渉フィールド(ホログラム)は、得られた回折フィールドと、参照波を表
すデータの関数として生成され、空間光変調器によって物理的に再生される。
【0007】 上記従来の方法によってホログラムをデジタル合成するには、物体の各サンプ
リング点と関連した回折フィールドを決定し、得られた回折フィールドを補間す
るため、長時間、複雑な計算が必要である。
【0008】 本発明は、実時間で3次元像を効率的に空間再生することができるホログラフ
ィ法の提供を目的とする。
【0009】 このため、本発明は、3次元幾何学空間内で定義されデジタルデータによって
表現された3次元像の少なくとも一部分を再生する方法であって、 3次元幾何学空間内で3次元像と複数の切断平面との間の交差部分を判定する
ことにより2次元像の組を計算する手順と、 各2次元像に対するホログラムを計算する手順と、 光源によって照明された空間光変調器上で2次元像のホログラムを順次再生す
る手順と、 を有する。
【0010】 本発明は、医学分野で特に適当なアプリケーションが見られる。上記方法によ
って再生された3次元像は、透明であり、器官の内部を可視化することができる
。しかし、特に、消費者用映像化(テレビ、映画)及び電気通信の分野において
、その他のアプリケーションが考えられる。
【0011】 光源は、典型的に空間的にコヒーレント性のある単色光源であり、単色光源は
所定の波長で放出し、2次元像のホログラムがその波長に対し計算される。
【0012】 空間光変調器は、有利的には、少なくとも異なる2方向で10μm未満、好ま
しくは、1μm程度の画素ピッチを有する液晶スクリーンである。「画素ピッチ
」とは、一定方向における画素の再生の周期を表し、各画素毎に、一定方向の画
素のサイズの合計と、画素を同じ方向に沿って隣接した画素と分離する間隔との
和に一致する。二つの画素の間の間隔は、できる限り小さくなるように選択され
、好ましくは、実質的に零である。上記の二つの異なる方向は、それぞれ、液晶
スクリーン上の画素の行と列に対応する。
【0013】 3次元像を忠実に再生するため、切断平面は好ましくは平行である。
【0014】 上記のホログラムを順次再生する手順では、ホログラムのシーケンスを空間光
変調器上に繰り返し再生する。観察者が頭の中で融合することにより3次元で像
を無理なく見ることができるように、このシーケンスは、50ミリ秒を超えない
区間を有する方が有利である。
【0015】 本発明によれば、各2次元像に対するホログラムを計算する手順では、2次元
像のホログラムが、複数の切断平面から有限距離にあり、好ましくは切断平面に
平行な所定の平面で計算される。これは、3次元像の幾何学及び比率に完全に従
い、3次元像が変形された(つぶされた)形式で再生されることを防ぐ。
【0016】 2次元像は、典型的に、対応した実関数によって定義され、上記の各2次元像
に対するホログラムを計算する手順は、所与の2次元像に対し、 対応した実関数で定義された所与の2次元像を複素関数によって定義された複
素2次元像に変換する手順と、 複素2次元像をオーバーサンプリングする手順と、 オーバーサンプリングされた複素2次元像による光波の回折により得られた回
折像の再生をシミュレーションする手順と、 参照光波を表現する複素フィールドを得られた回折像に加える手順と、 所与の2次元像に関連したホログラムを生成するため、複素フィールドと得ら
れた回折像の和の振幅によって獲得された値を符号化する手順と、 を有する。
【0017】 シミュレーションする手順は、有利的には、所定の複素変換の逆変換である変
換を二つの成分のそれぞれの複素変換に適用することにより、二つの成分のオー
バーサンプリングされた複素像と関連した畳込み積を計算する。所定の複素変換
には、たとえば、フーリエ変換、ウォルシュ変換、ハンケル(Hankel)変換、アダ
マール変換、カルーネン−レーヴ変換、多重分解能離散ウェーブレット変換、適
応ウェーブレット変換、及び、これらの変換の中の二つ以上の変換の組合せによ
り得られる変換などの複素変換が含まれる。
【0018】 3次元像は、カラー像でもよい。カラー像の場合、本発明の方法は、2次元像
を、赤、緑及び青のRGB2次元像に分解する手順を更に有し、上記の各2次元
像に対するホログラムを計算する手順は、赤色、緑色又は青色の2次元像に対し
、その与えられた2次元像の色に対応した波長に対するホログラムを生成し、ホ
ログラムを順次再生する手順は、空間光変調器上に生成されるホログラムが計算
される色の関数として順番に対応した赤色、緑色及び青色のコヒーレント光波で
空間光変調器が照明される間に、空間光変調器上に2次元像のホログラムを順次
に再生する。
【0019】 本発明のデジタルデータによって表現された3次元像のシーケンスからなるビ
デオフィルムを3次元で再生する方法は、 上記シーケンスの各3次元像に、上記の3次元像の少なくとも一部分を再生す
る方法を適用する手順を有し、3次元像毎に、3次元像に対応したホログラムが
所定の映像サイクル中に空間光変調器上に順番に再生されることを特徴とする。
【0020】 本発明による3次元幾何学空間内で定義されデジタルデータによって表現され
た3次元像の少なくとも一部分を再生する装置は、 3次元像を記憶する手段と、 3次元幾何学空間内で3次元像と複数の切断平面との間の交差部分を判定する
ことにより2次元像の組を計算する手段と、 各2次元像に対するホログラムを計算する手段と、 2次元像のホログラムを順次再生する空間光変調器と、 上記空間光変調器によるホログラムの再生中に上記空間光変調器を照明する光
源と、 を有する。
【0021】 各2次元像に対するホログラムを計算する手段は、複数の切断平面から有限距
離にあり、好ましくは切断平面に平行な所定の平面で2次元像のホログラムを計
算する手段を含む。
【0022】 より詳細には、上記の各2次元像に対するホログラムを計算する手段は、 対応した実関数で定義された所与の2次元像を複素関数によって定義された複
素2次元像に変換する手段と、 複素2次元像をオーバーサンプリングする手段と、 オーバーサンプリングされた複素2次元像による光波の回折により得られた回
折像の再生をシミュレーションする手段と、 参照光波を表現する複素フィールドを得られた回折像に加える手段と、 所与の2次元像に関連したホログラムを生成するため、複素フィールドと得ら
れた回折像の和の振幅によって獲得された値を符号化する手段と、 を有する。
【0023】 回折像の再生をシミュレーションする手段は、所定の複素変換の逆変換である
変換を二つの成分のそれぞれの複素変換に適用することにより、二つの成分のオ
ーバーサンプリングされた複素像と関連した畳込み積を計算する手段を有する。
【0024】 3次元像がカラー像であるとき、本発明の装置は、各2次元像を、赤、緑及び
青のRGB2次元像に分解する手段を更に有し、上記の各2次元像に対するホロ
グラムを計算する手段は、赤色、緑色又は青色の2次元像に対し、その与えられ
た2次元像の色に対応した波長に対するホログラムを生成する手順を有し、空間
光変調器は、空間光変調器上に生成されるホログラムが計算される色の関数とし
て順番にコヒーレント性の対応した赤色、緑色及び青色の光波で照明される間に
、2次元像のホログラムを順次に再生する。
【0025】 本発明のデジタルデータによって表現された3次元像のシーケンスからなるビ
デオフィルムを3次元で再生する装置は、 上記シーケンスの各3次元像を、上記の3次元像の少なくとも一部分を再生す
る装置に供給する手段を有し、3次元像毎に、3次元像に対応したホログラムが
所定の映像サイクル中に空間光変調器上に順番に再生されることを特徴とする。
【0026】 本発明のその他の特徴並びに利点は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を
読むことにより明らかになる。
【0027】 図1を参照するに、本発明の第1実施例によるホログラフィ装置は、コンピュ
ータ1と、空間光変調器2と、コンピュータ1によって送信された信号の関数と
して空間光変調器2を制御するドライバインタフェース3と、ドライバインタフ
ェース3により制御可能な光源4とを有する。
【0028】 コンピュータ1は、3次元像を表現するデジタルデータをメモリ(図示せず)
に保持する。以下の説明で、用語「3次元像」は、一つ以上の物体又は要素を表
現する仮想3次元シーン(すなわち、データによって表現されるシーン)を表す
ために使用される。3次元像を表現するデジタルデータは、たとえば、3個の座
標で一組になる座標の組を含み、この座標の三つ組は、3次元空間座標系におい
て、3次元像を構成する種々の物体又は要素の各点の位置を定義する。各三つ組
は、明暗度又は階調度と関連付けられる。現実的な観点からは、着目中の物体を
構成する材料の熱光学的特性を加えることが望ましい。これらの全てのデータは
、点の現象論的座標を構成する。デジタルデータは、好ましくは、体積情報を含
む。特に、3次元像内の各物体又は要素は、物体の表面に存在する点、又は、物
体の内部の点によって表現される。3次元像を表現するデジタルデータは、典型
的に、コンピュータ支援設計(CAD)によって、若しくは、レイ・ランチング
法或いはラジオシティー法の何れかと関連した3次元幾何モデラを使用する体積
合成法によって通例的な方法で獲得され、又は、その他の3次元捕捉方法によっ
て獲得される。
【0029】 コンピュータ1は、図2乃至7を参照して説明するホログラム生成用のアルゴ
リズムをメモリに保持する。ホログラム生成用のアルゴリズムは、3次元像と関
連したデジタルホログラムのシーケンスを作成する。コンピュータ1は、ドライ
バ3を介して空間光変調器2を制御し、これにより、コンピュータ1によってデ
ジタル的に生成されたホログラムのシーケンスが空間変調器2によって物理的に
再生される。
【0030】 光源4は、所定の波長λでコヒーレント光を放出することが可能な空間的コヒ
ーレント単色光源であり、たとえば、レーザー、又は、二色性フィルタ若しくは
干渉フィルタが付随した白色光源が使用される。光源4のコヒーレント長さは、
当業者によって公知の方法で、空間光変調器2の特性ディメンジョンの関数とし
て予め決められる。
【0031】 空間変調器2は、上述のデジタルホログラムを物理的に再生するよう制御され
る回折セルのアレイにより構成される。この回折セルのアレイは、空間変調器2
の前にいる観察者がホログラフィ再構成による3次元像を観察できるように、光
源4によって放出される光を回折する。ホログラフィの特定のアプリケーション
では「ホログラフィ・スクリーン」とも称される空間光変調器2は、たとえば、
液晶スクリーンである。この液晶スクリーンの状態は、吸収率変調又は光学路変
調を実現し、水平方向及び垂直方向の画素ピッチは10μm未満であり、望ま
しくは、略1μmである。水平又は垂直方向の画素ピッチは、当該の方向の画
素の寸法と、この画素と隣接する画素の間の同じ方向に沿った距離との和として
定義される。
【0032】 図1に示された実施例の場合、光源4は透過によって空間光変調器2を照明す
るよう配置される。しかし、これに代わる例として、光源4は、空間光変調器2
に関して観察者5と同じ側に配置してもよく、空間光変調器2は、光源4によっ
て放出された光が反射によって回折されるように適応される。
【0033】 図2乃至8には、本発明に従って3次元で像を再生する方法が示されている。
特に、図2は、図1に示されたコンピュータ1によって部分的に実現されるアル
ゴリズムを示すフローチャートである。3次元像は、典型的に、上述の通り、像
に含まれる各物体又は要素の内部の点及び外面の点を表す3次元座標系(O,x
,y,z)の座標値によって定められ、かつ、これらの点の現象論的座標値によ
って定められる。図3には、一例として、かつ、簡単化の目的のため、一つの物
体だけが表現される3次元像6が示されている。
【0034】 ステップE1において、Nが1以上の整数を表すときに、N枚の平行の(又は
実質的に平行の)切断平面P1乃至PNが3次元座標系(O,x,y,z)に定
められる。切断平面P1乃至PNは、3次元像6との交差部分(共通部分)が空
集合にならないように選択される。二つの切断平面間の距離dは可変である。た
とえば、画像6のある領域を非常に高精度で再生することが望ましい場合に、非
常に多数の切断平面がこれらの領域に定義される。基準平面PR(ホログラム計
算平面とも称される)も定義される。基準平面PRは、切断平面P1乃至PNと
平行である。基準平面は、3次元像6から分離され、或いは、3次元像6と交差
する。基準平面の機能は、後述する。
【0035】 ステップE1において、平面P1乃至PNと3次元像6との間のそれぞれの交
差部分を判定する計算が実行される。これらの交差部分は、2次元像I1乃至I
Nを定義する。その中の一つの2次元像が図4に示されている。nが1からNま
での整数を表すとして、各2次元像Inは、対応した切断平面Pnに含まれる3
次元像6の点により構成され、平面Pn内の各点(y,z)の階調レベルを示す
明暗度の実数2次元分布fn(y,z)によって記述される。このように、ステ
ップE1は、3次元像6を複数の区分I1乃至INに分解することと同じである
とみなされる。
【0036】 このアルゴリズムの第2のステップE2において、ステップE1で獲得された
2次元像すなわち区分I1乃至IN毎に、基準平面PR内で、この2次元像と関
連したホログラムH1乃至HNを計算する。当業者には、フーリエ変換に基づい
て、所与の2次元像からホログラムをデジタル的に生成する方法が公知である。
しかし、殆どの場合に、これらの方法は、2次元像から無限距離だけ離れたホロ
グラムしか生成できない。本発明は、ステップE2を実現するため、従来の方法
よりも改良されたアルゴリズムを使用する。ステップE2は、基準平面PR内で
各2次元像Inに対するホログラムHn、すなわち、像In(又は平面Pn)と
基準平面PRとの差Dnを許容するホログラムHnの計算を目標とする。本発明
によるステップE2は、図5に、サブステップE20乃至E25の形式で詳細に
示されている。
【0037】 サブステップE20で、上述の明暗度分布fn(y,z)によって記述された
各2次元像Inは、変換2次元像I1nに変換される。変換2次元像I1nは、
像Inの点毎に、対応した明暗度値の平方根を計算することにより振幅の分布に
より記述される。
【0038】 次のサブステップE21において、擬似乱数散乱器がデジタル的に作成される
。散乱器は、2次元像Inと同数の画素を有する像により構成され、その像の各
画素は、1に一致する明暗度値と、ランダム位相とを有する。拡散器の各位相は
、変換された2次元像I1nを複素像I2nへ変換するため、変換された2次元
像I1nの対応する画素と関連付けられる。複素像I2n内で、振幅値及び位相
値によって定められた複素数は画素毎に定められる。特に、擬似乱数拡散器は、
得られたホログラムHnが非常に多数の振幅レベル格差を持たないように、ホロ
グラムの振幅値を平均化する。
【0039】 サブステップE22において、サブステップE21で獲得された複素像がオー
バーサンプリングされ、図6に示されるようなより大きい像に包含される。像I
3nは、このようにして形成され、複素像I2nの中心部I30nと、任意に振
幅が選択された画素、たとえば、振幅が0である画素の相補的周辺部I31nと
により構成される。複素像I2nをオーバーサンプリングすることにより、得ら
れたホログラム中の画素数を増加させ、より高解像度で3次元像を再生できるよ
うになる。
【0040】 サブステップE23において、2次元像I3nが予め定められた波長λを有す
る仮想的なコヒーレント波DIFによって照明されるとき(図7を参照のこと)
、ホログラム計算平面PR上に生成された回折像はデジタル的にシミュレーショ
ンされる。サブステップE23では、オーバーサンプリングされた複素像I3n
に関連した畳込み積を計算する。畳込み積は、スカラー回折理論に従う。たとえ
ば、スカラー回折のレイリー・ゾンマーフェルトの公式を用いて、畳込み積の2
つの成分は、オーバーサンプリングされた複素像I3nを表わす複素フィールド
と、波長λの球面光波を表わす複素フィールドとに対応する。しかし、当業者に
は、回折像を計算する他の種類の畳込み積が知られている。サブステップE23
で計算される畳込み積は、上述の距離Dnと波長λとを含むパラメータを使用す
る。
【0041】 本発明によれば、畳込み積は、高速複素変換とも称される複素変換を畳込み積
の2つの成分に対して適用し、高速複素変換の結果の積を計算し、上記高速複素
変換の逆変換である高速複素変換を、この高速複素変換の結果の積に適用するこ
とによって計算される。
【0042】 より詳細には、CONVが畳込み積を表し、C1及びC2が畳込み積の2つの
成分を表し、Tが高速複素変換を表すとすると、畳込み積は以下の式:
【0043】
【数1】 で表される。
【0044】 本願の文脈では、「高速複素変換」という用語は、スカラー光学回折理論と同
等の数学的変換を表し、結果として得られる変換後の関数は、従来のスカラー回
折公式を満たす。また、高速複素変換は、2つの成分の畳込み積の高速複素変換
が、その2つの成分の夫々の高速複素変換結果の積に等しくなる性質を備えてい
る必要がある。このような条件を満たす高速複素変換の中には、フーリエ変換、
直交多項式変換、Paley変換、アダマール変換、ウォルシュ変換、ハンケル
変換、カルーネン−レーブ変換、多重分解能離散ウェーブレット変換及び適応ウ
ェーブレット変換が含まれる。他の適当な複素変換には、上述の変換のうち少な
くとも2つの組合せ、たとえば、ウォルシュ変換とアダマール変換を組合せた変
換が含まれる。2つの変換T1及びT2を組合せた変換を任意の像Iに適用する
ことは、通例的な数学表現によれば、以下の式、
【0045】
【数2】 によって定義される。
【0046】 上述の高速複素変換は、個々に特定の場合に使用される。特に、高速複素変換
は、距離Dnの関数として選択される。距離Dnが長い場合、フーリエ変換が好
適である。距離Dnが短い場合、ウォルシュ変換の方が好適である。また、上述
の高速複素変換の中でフーリエ変換以外の高速複素変換を使用すると、ホログラ
ムHnの品質に関して、フーリエ変換を用いて得られるホログラムよりも優れた
結果が得られることがわかった。
【0047】 上述の畳込み積の計算方式は、計算を簡単化し、2次元像とホログラム計算平
面の距離に無限大の値を割り当てる通常の近似を回避する。
【0048】 2次元像Inを複素像I2nへ変換することにより、高速複素変換は、実関数
によって記述された像へ適用されるのではなく、複素関数によって記述された像
I3nへ直接適用されるので、サブステップE23において回折像を容易に計算
できることに注意する必要がある。
【0049】 サブステップE23の終わりでは、回折像I4nは、複素数の組からなる複素
フィールドによって記述され、各複素数は、像I4nの点と関連付けられる。各
複素数は、全体として像I3nにも依存する。
【0050】 次のサブステップE24において、ホログラム計算平面PRへ向けられた波長
λの参照光波REFをシミュレーションする複素フィールドは、この平面PR内
で回折像I4nを表わす複素フィールドへ加えられ(図7を参照のこと)、次に
、得られた複素フィールドに含まれる振幅情報が干渉フィールドを生成するため
に抽出される。上述の2つの複素フィールドの加算は、回折像I4nの各点にお
いて、その点に関連付けられた複素数と、参照波REFを表わす複素フィールド
の同じ点における値とを加えることによって行われる。干渉フィールドは、2次
元像InのホログラムHn’を構成する。
【0051】 サブステップE24で獲得された所与の2次元像InのホログラムHn’は、
特定の波長、すなわち、光源4の放出波長λについて計算された回折フィールド
又は格子である。サブステップE24において仮想的な形式であるホログラム、
すなわち、デジタルデータによってコンピュータ1内に表現されるこのホログラ
ムは、ホログラフィ・スクリーンによって物理的に再生された場合に、上述の波
長λで放出する光源でこのホログラフィ・スクリーンを照明することにより、所
与の回折次数で元の2次元像Inを再生することができる。
【0052】 サブステップE24において獲得された各ホログラムHn’は、2次元振幅関
数An(u,v)によってコンピュータ1内でデジタル的に定義される。ここで
、(u,v)は、たとえば、サブステップE23において選択された高速複素変
換がフーリエ変換である場合に、ホログラム計算平面PR内で像空間周波数に対
応する座標を示す。上述の通り、2次元振幅関数An(u,v)は、対応する2
次元像Inを定義する2次元明暗度関数fnm(Y,Z)から推定される。実際は
、所与のホログラムH’nに関連付けられた関数An(u,v)は、k及びqが
夫々整数であるとすると、離散点の系列(u,v)=(u ,vn )だけに
対して計算される。関数An(u,v)がとりうる値は、最小振幅値と最大振幅
値との間で連続的に広がる。
【0053】 サブステップE25において、ホログラムHn(n=1乃至N)は、関数An
(u,v)がとる値を量子化、符号化することにより獲得される。すなわち、こ
の関数の各値に、たとえば、8ビットでデジタル的に符号化された離散値を関連
付けることにより獲得される。離散点(u ,vn )の各ペアは、256階
調レベルの中の一つのレベルを表現する離散振幅値に対応する。振幅An(u,
v)は、An(u,v)の各振幅値が所定の閾値に満たない場合には、各振幅値
に離散値0を関連付け、各振幅値が所定の閾値以上である場合には、各振幅値に
離散値1を関連付けることにより、非常に簡単に量子化することが可能である。
【0054】 図5に示されたアルゴリズムの一変形例として、複素像を生成するサブステッ
プE20及びE21、及び/又は、オーバーサンプリングを行うサブステップE
22が省略される。他の変形例では、オーバーサンプリングするサブステップE
22は、複素像を生成するサブステップE20及びE21の前に実施される。
【0055】 再度図2を参照するに、ステップE2の後に続くステップE3において、コン
ピュータ1は、ドライバ3を介して空間光変調器2を制御し、空間光変調器2上
にホログラムH1乃至HNを物理的に再生する。より詳細に説明すると、ホログ
ラムH1乃至HNは、所定のサイクルCL(図1を参照のこと)に従って、順番
に再生される。サイクルCLの間に、各ホログラムHnは、所定の時間間隔に亘
って空間光変調器2によって再生される。光源4で空間光変調器2を照明するこ
とにより、所定の時間間隔に亘って空間光変調器2からの距離Dnの場所に対応
した2次元像Inを再生することができる。かくして、サイクルCLの間に、全
ての2次元像I1乃至INが、図8に示されるように、空間光変調器2からそれ
ぞれに対応した距離D1乃至DNに、順番に再生される。このサイクルの期間は
、十分に短く、典型的には50ミリ秒のオーダーであるので、観察者5は、心的
融合によってコンピュータ1に蓄積された像6に対応した3次元像を認識するこ
とができる。本発明によって使用されるホログラム計算方式は、ホログラムを決
められた距離で計算することができるので、ホログラムH1乃至HNがサイクル
中に空間光変調器2によって再生される順序は、あまり重要ではない。
【0056】 本発明による装置の一つの成果として、観察者5が認知する3次元像は透明で
ある。この特徴は、器官の内部を可視化することが重要とされる医用のために非
常に有利である。
【0057】 図9には,本発明のホログラフィ装置の第2実施例が示されている。第2実施
例は、光源4が赤、緑、及び青のコヒーレント光を夫々に発生する3つの光源4
a、4b及び4cによって置き換えられる点で第1実施例と異なる。
【0058】 図10は、図9に示されたホログラフィ装置によって実施されるカラー3次元
像を再生する方法の説明図である。
【0059】 この方法の準備ステップF0において、カラー3次元像はデジタルデータの形
式でコンピュータ1’に保存される。デジタルデータは、たとえば、JANAテ
ーブルのような熱光学的テーブルを含み、このテーブルには、特に、像のカラー
情報が収容される。熱光学的テーブルを使用することにより、3次元像の各点は
熱光学的色彩特性と関連付けられる。この色彩特性は、波長に依存し、波長毎に
点の色を決める。
【0060】 第1のステップF1において、カラー3次元像は、図2のステップE1と同様
の方法で、すなわち、Mが1以上の整数を表すときに、3次元像と、個数Mの平
行平面との交差部分を判定することにより、複数のカラー2次元像に分解される
【0061】 次のステップF2において、各カラー2次元像は、公知の色彩原理に従って、
赤色像、緑色像、及び、青色像に分解される。
【0062】 ステップF3において、ステップF2で獲得されたM×3個の2次元像に対し
、対応したホログラムがデジタル的に生成される。所与の赤、緑又は青の2次元
像と関連付けられたホログラムは、光源4a、4b及び4cの波長毎に、図5を
参照して説明した方法と同様に計算される。
【0063】 ステップF4において、ステップF3で生成されたM×3個のホログラムは、
順次的に、所定のサイクルに従って、空間光変調器2’によって物理的に再生さ
れる。サイクル中に、ホログラムのM個のシーケンスが順次再生される。M個の
シーケンスは以下の通りである。
【0064】 1番目のシーケンスは、ステップF2において、1番目のカラー2次元像を分
解することにより獲得された赤、緑及び青の2次元像に対応した三つのホログラ
ムを含む。
【0065】 2番目のシーケンスは、ステップF2において、2番目のカラー2次元像を分
解することにより獲得された赤、緑及び青の2次元像に対応した三つのホログラ
ムを含む。
【0066】 (以下、同様に続く) M番目のシーケンスは、ステップF2において、M番目のカラー2次元像を分
解することにより獲得された赤、緑及び青の2次元像に対応した三つのホログラ
ムを含む。
【0067】 光源4a、4b及び4cは、ホログラムの再生と同期的に順番に光を放出する
よう制御される。特に、光源4aは赤色2次元像に対応したホログラムが再生さ
れるときだけに作動され、光源4bは緑色2次元像に対応したホログラムが再生
されるときだけに作動され、光源4cは青色2次元像に対応したホログラムが再
生されるときだけに作動される。3次元像は、このように時分割多重化によって
カラー再生される。
【0068】 図11は、本発明によるビデオフィルムの3次元再生方法の説明図である。3
次元のフィルムは、ステップG0において、デジタルデータ形式でコンピュータ
のメモリに予め記憶される。
【0069】 ステップG1において、3次元フィルムは、3次元像のシーケンスに分割され
る。ステップG2及びG3は、図2のステップE1及びE2、又は、(フィルム
がカラーフィルムの場合には)図10のステップF1乃至F3と同じ機能を実行
し、ホログラムを生成する。
【0070】 ステップG4において、ホログラムは、順番に、所定の映像サイクルに従って
、空間光変調器によって再生される。映像サイクル中に、フィルムからの3次元
像に対応したホログラムは、順番に再生される。フィルムの各3次元像は、この
ようにして映像サイクル中に再生され、これにより、観察者は、コンピュータに
蓄積されたカラー・アニメーション・フィルムを見ることが可能である。
【0071】 さらに、本発明によれば、3次元像又はコンピュータに記憶されたビデオフィ
ルムの一部分だけを再生し、その一部分だけを厳密に可視化することが可能であ
る。したがって、本発明の医学分野への特定のアプリケーションにおいて、可視
化されるべき器官、又は、器官の一部がデジタル3次元像内で選択され得る。こ
のような選択は、たとえば、再生される像の領域内で切断平面を選択することに
よって、2次元像を生成するステップの間に行われる。
【0072】 本発明による方法及び装置の別の重要な利点は、計算時間を短縮するため、種
々のデジタル計算、たとえば、ステップE2、F3及びG3におけるホログラム
計算を並列に実行できる可能性である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるホログラフィ装置の第1実施例のブロック図である。
【図2】 図1に示された装置によって実現されるアルゴリズムのフローチャートである
【図3】 図2に示されたアルゴリズムによる3次元像の2次元像への分解の説明図であ
る。
【図4】 図3に示された3次元像の分解処理後に獲得された2次元像を示す図である。
【図5】 図2に示されたアルゴリズムにおけるホログラム計算手順を実現するため使用
されるアルゴリズムの説明図である。
【図6】 図5に示されたアルゴリズムによる2次元像のオーバーサンプリングの説明図
である。
【図7】 2次元像からの回折像のシミュレーションの説明図である。
【図8】 本発明による3次元像の再生を説明する断面図である。
【図9】 本発明によるホログラフィ装置の第2実施例のブロック図である。
【図10】 図9に示された装置により実現されるカラー3次元像の再生方法のフローチャ
ートである。
【図11】 本発明によるビデオフィルムの3次元再生方法のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H059 AC04 2K008 CC03 FF01 FF17 FF27 HH01 HH16 HH26 5B050 AA09 BA06 BA15 DA04 EA19 FA06 5B057 AA20 CA01 CA08 CA13 CB08 CB12 CB13 CC01 CD14 CE16 CG05 CH01 DA16 DB03 DB06 DB09

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3次元幾何学空間(o,x,y,z)内で定義されデジタル
    データによって表現された3次元像(6)の少なくとも一部分を再生する方法で
    あって、 3次元幾何学空間内で3次元像(6)と複数の切断平面(P1−PN)との間
    の交差部分を判定することにより2次元像の組(I1−IN)を計算する手順(
    E1)と、 各2次元像に対するホログラムを計算する手順(E2)と、 光源(4)によって照明された空間光変調器上で2次元像のホログラムを順次
    再生する手順(E3)と、 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 光源(4)は所定の波長で光を放出するコヒーレント光源で
    あり、 2次元像のホログラムは該波長に対し計算される、 請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該3次元像はカラー像であり、 該2次元像の各像を、赤色、緑色及び青色(RGB)の2次元像に分解する手
    順(F2)を更に有し、 該各2次元像に対するホログラムを計算する手順は、所与の赤色、緑色又は青
    色の2次元像に対し、所与の2次元像の色に対応した波長に対するホログラムを
    生成する手順を含み、 該ホログラムを順次再生する手順は、空間光変調器上に生成されるホログラム
    が計算された色の関数として、対応した赤色、緑色及び青色のコヒーレント光波
    で空間光変調器が順番に照明される間に、空間光変調器上に2次元像のホログラ
    ムを順次に再生する手順を含む、 請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 空間光変調器(2)は、少なくとも異なる2方向で10μm
    未満、好ましくは、1μm程度の画素ピッチを有する、請求項1乃至3のうちい
    ずれか一項記載の方法。
  5. 【請求項5】 空間光変調器(2)は液晶スクリーンである、請求項1乃至
    4のうちいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】 該切断平面(P1−PN)は平行である、請求項1乃至5の
    うちいずれか一項記載の方法。
  7. 【請求項7】 該ホログラムを順次再生する手順(E3)は、ホログラムの
    シーケンス(H1−HN)を空間光変調器(2)上に再生する手順を含み、 該シーケンスは50ミリ秒を超えない区間を有する、 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の方法。
  8. 【請求項8】 該ホログラムを順次再生する手順(E3)は、ホログラムの
    シーケンス(H1−HN)を空間光変調器(2)上に繰り返し再生する手順を含
    み、 該シーケンスは好ましくは50ミリ秒を超えない区間を有する、 請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の方法。
  9. 【請求項9】 該各2次元像に対するホログラムを計算する手順(E2)に
    おいて、2次元像のホログラムは、複数の切断平面(P1−PN)から有限の距
    離の場所にあり、好ましくは、切断平面に平行な所定の平面(PR)で計算され
    る、請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の方法。
  10. 【請求項10】 該2次元像は対応した実関数によって定義され、 該各2次元像に対するホログラムを計算する手順(E2)は、所与の2次元像
    (In)に対し、 対応した実関数で定義された所与の2次元像を複素関数によって定義された複
    素2次元像に変換する手順(E20,E21)と、 複素2次元像をオーバーサンプリングする手順(E22)と、 オーバーサンプリングされた複素2次元像(I3n)による光波の回折(DI
    F)により得られた回折像(I4n)の再生をシミュレーションする手順(E2
    3)と、 参照光波(REF)を表現する複素フィールドを得られた回折像(I4n)に
    加える手順(E24)と、 該所与の2次元像に関連したホログラム(Hn)を生成するため、該複素フィ
    ールドと得られた回折像(I4n)との和の振幅によって与えられる値を符号化
    する手順(E25)と、 を有する、請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の方法。
  11. 【請求項11】 該シミュレーションする手順(E23)は、所定の複素変
    換の逆変換である変換を二つの成分のそれぞれの複素変換に適用することにより
    、二つの成分のオーバーサンプリングされた複素像と関連した畳込み積を計算す
    る手順を含む、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 該所定の複素変換は、フーリエ変換、ウォルシュ変換、ハ
    ンケル変換、アダマール変換、カルーネン−レーヴ変換、多重分解能離散ウェー
    ブレット変換、適応ウェーブレット変換、及び、これらの変換の二つ以上の変換
    の組合せにより得られる変換の中の一つの複素変換である、請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 デジタルデータによって表現された3次元像のシーケンス
    により構成された3次元ビデオフィルムを再生する方法であって、 請求項1乃至12のうちいずれか一項記載の方法を該シーケンスの各2次元像
    に適用する手順を有し、 3次元像毎に、その3次元像に対応したホログラムが、所定の映像サイクル中
    に空間光変調器上で順次に再生されることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 次元幾何学空間(O,x,y,z)内で定義されデジタル
    データによって表現された3次元像(6)の少なくとも一部分を再生する装置で
    あって、 3次元像を記憶する手段(1)と、 3次元幾何学空間内で3次元像(6)と複数の切断平面(P1−PN)との間
    の交差部分を判定することにより2次元像の組を計算する手段(1)と、 各2次元像に対するホログラムを計算する手段(1)と、 2次元像のホログラムを順次再生する空間光変調器(2)と、 上記空間光変調器によるホログラムの再生中に上記空間光変調器を照明する光
    源(4)と、 を有することを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 光源(4)は所定の波長で光を放出するコヒーレント光源
    であり、 2次元像のホログラムは該波長に対し計算される、 請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 該3次元像はカラー像であり、 該2次元像の各像を、赤色、緑色及び青色(RGB)の2次元像に分解する手
    段(1’)を更に有し、 該各2次元像に対するホログラムを計算する手段は、所与の赤色、緑色又は青
    色の2次元像に対し、所与の2次元像の色に対応した波長に対するホログラムを
    生成する手段(1’)を含み、 該空間光変調器(2’)は、空間光変調器(2’)上に生成されるホログラム
    が計算された色の関数として、対応した赤色、緑色及び青色のコヒーレント光波
    を放出する光源(4a,4b,4c)で順番に照明される間に、2次元像のホロ
    グラムを順次に再生する、 請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】 空間光変調器(2)は、少なくとも異なる2方向で10μ
    m未満、好ましくは、1μm程度の画素ピッチを有する、請求項14乃至16の
    うちいずれか一項記載の装置。
  18. 【請求項18】 空間光変調器(2)は液晶スクリーンである、請求項14
    乃至17のうちいずれか一項記載の装置。
  19. 【請求項19】 該切断平面(P1−PN)は平行である、請求項14乃至
    18のうちいずれか一項記載の装置。
  20. 【請求項20】 該空間光変調器(2)は、ホログラムのシーケンス(H1
    −HN)を再生し、 該シーケンスは50ミリ秒を超えない区間を有する、 請求項14乃至19のうちいずれか一項記載の装置。
  21. 【請求項21】 該空間光変調器(2)は、ホログラムのシーケンス(H1
    −HN)を繰り返し再生し、 該シーケンスは好ましくは50ミリ秒を超えない区間を有する、 請求項14乃至19のうちいずれか一項記載の装置。
  22. 【請求項22】 該各2次元像に対するホログラムを計算する手段は、複数
    の切断平面(P1−PN)から有限の距離の場所にあり、好ましくは、切断平面
    に平行な所定の平面(PR)で2次元像のホログラムを計算する手段(1)を含
    む、請求項14乃至21のうちいずれか一項記載の装置。
  23. 【請求項23】 該2次元像は対応した実関数によって定義され、 該各2次元像に対するホログラムを計算する手段は、 対応した実関数で定義された所与の2次元像を複素関数によって定義された複
    素2次元像に変換する(E20,E21)手段(1)と、 複素2次元像をオーバーサンプリングする(E22)手段(1)と、 オーバーサンプリングされた複素2次元像(I3n)による光波の回折(DI
    F)により得られた回折像(I4n)の再生をシミュレーションする(E23)
    手段(1)と、 参照光波(REF)を表現する複素フィールドを得られた回折像(I4n)に
    加える(E24)手段(1)と、 該所与の2次元像(In)に関連したホログラム(Hn)を生成するため、該
    複素フィールドと得られた回折像(I4n)との和の振幅によって与えられる値
    を符号化する(E25)手段(1)と、 を含む、請求項14乃至22のうちいずれか一項記載の装置。
  24. 【請求項24】 該回折像の再生をシミュレーションする手段は、所定の複
    素変換の逆変換である変換を二つの成分のそれぞれの複素変換に適用することに
    より、二つの成分のオーバーサンプリングされた複素像と関連した畳込み積を計
    算する手段(1)を含む、請求項23記載の装置。
  25. 【請求項25】 該所定の複素変換は、フーリエ変換、ウォルシュ変換、ハ
    ンケル変換、アダマール変換、カルーネン−レーヴ変換、多重分解能離散ウェー
    ブレット変換、適応ウェーブレット変換、及び、これらの変換の二つ以上の変換
    の組合せにより得られる変換の中の一つの複素変換である、請求項24記載の装
    置。
  26. 【請求項26】 デジタルデータによって表現された3次元像のシーケンス
    からなるビデオフィルムを3次元で再生する装置であって、 該シーケンスの各3次元像を、請求項14乃至25のうちいずれか一項記載の
    装置に適用する手段(1)を有し、 3次元像毎に、3次元像に対応したホログラムが所定の映像サイクル中に空間
    光変調器上に順番に再生されることを特徴とする装置。
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