JP2002531080A - 植物容器ライナ - Google Patents

植物容器ライナ

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JP2002531080A
JP2002531080A JP2000585061A JP2000585061A JP2002531080A JP 2002531080 A JP2002531080 A JP 2002531080A JP 2000585061 A JP2000585061 A JP 2000585061A JP 2000585061 A JP2000585061 A JP 2000585061A JP 2002531080 A JP2002531080 A JP 2002531080A
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ピーター ブラッドレー,キー
ジャスト,ペリー
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ザ クリスチャン チャーチ コミュニティ トラスト
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Abstract

(57)【要約】 植物容器ライナまたはそのブランク(1)を形成する方法は少なくとも一部が乾燥した植物材料の第一層を形成し、かつ前記ライナまたはブランク(1)へ耐水材料の層を組み合わせることを含む。ブランク(1)はベース部(3)およびベース部(3)に連結された弓形部(2)を有する。弓形部(2)はベース部(3)のまわりに折り畳まれて三次元形態のライナ(1)の連続壁を形成する。ブランク(1)は半円形または弓形エッジを有する実質的半円形ベース部を有してよい。ブランク(1)はベース部(3)および1またはそれ以上の壁部(2)、および更に延長タブ、フラップまたはリップ(4)の形態の連結手段を有していてベース部(3)と壁部(2)との取り付けを促進する。ライナまたはブランク(1)はこのように形成され、かつその方法により形成されたライナ(1)を包装する方法が請求されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は植物容器ライナおよび植物容器ライナまたはそのブランクを製造する
方法に関する。特に、絶対的でないが、本発明は吊り籠、特にスケルトン容器の
形態の籠等の植物容器用水苔ライナを形成する方法に関する。本明細書は主に水
苔の使用について説明するが、本発明の原理はココナツ繊維等の他の野菜繊維材
料に及ぶ。
【0002】 発明の背景 固有の水保持性、および天然植物成分として快適外観の故に、水苔は伝統的に
花アレンジメントおよび関連する園芸活動との関係で使用するに好適な材料であ
る。 伝統的に、水苔は、大方、乾燥状態、時に湿潤状態で販売されるが、概ね苔植
物の繊維が分離して区別できる自然を喪失した(天然疎性)形態で販売される。 近数10年、新規技術が水苔業界で開発されている。この方法は圧力を使用し
て緩い苔をプレスでコンパクトシート形態に圧縮する。これらのシートは種々の
厚み、通常、2,3mmから7mmである。これらは厚紙(cardboard)のように可
撓性でありかつ粒子ボードのごとく布帛状である。 伝統的な緩い(loose)形態において、水苔は、通常、吊り籠に使用されてい
る。この理由の一つは、特に、吸収力およびその重量の20倍を越えるまで水を
保持する能力にある。もう一つの理由はその自然で美的快適な外観にある。
【0003】 吊り籠のライナとして水苔を使用する最も伝統的方法は、ワイヤ吊り籠の底に
いくらかの緩み(疎性)苔を置き、次にその苔を少量のポッティングミックスで
覆う。この後に、第一に吊り籠の外側のまわりに水苔の外層を作り、かつ第二に
若干多い土壌とポッティングミックスにより所定位置に保持することにより、吊
り籠を徐々に充填する。この工程を数回繰り返して、水苔のライニングの上リム
に対して直角にする。 このことは明らかに非常に強力な労力のいる仕事である。この理由から、熱心
な園芸家により、かついくつかの庭園センタのスタッフにより殆ど家庭的に実験
された。この形態では、ワイヤ吊り籠内に直接水苔の層を伴う吊り籠が、土とポ
ッティングミックスを充填したときにのみ利用できるように作られる。これは苔
のルーズ繊維の外ライニングを所定位置に保持するのが土壌とポッティングミッ
クスであるからである。 この形態の水苔でライニングした吊り籠の販売には極めて制限された範囲があ
ることは明白である。吊り籠を充填する労働内容は非常に高い。更に、この形態
の吊り籠は規則的に散水してポッティングミックスと水苔の湿潤を維持する必要
がある。 これらの理由から、この方法により充填された水苔ライニング吊り籠は、通常
、同一園芸センタで販売される必要がある。かかる製品は技術および生産機械を
使用して大量に製造することはできず、かつ国内外で多くの小売り販路に大量に
輸送することはできない。
【0004】 アメリカ合衆国における一つの会社はこの観点から更に手段を講じて、運送に
よりはるかに容易にカートン輸送、または郵便で郵送でき、かつ上述タイプの吊
り籠よりも更に市場性の高い水苔ライニング吊り籠を創出した。この吊り籠では
、ルーズ乾燥水苔の繊維は非常に微細のフィラメントまたはワイヤにより吊り籠
の外側上に固定されている。これは土壌またはポッティングミックスが水苔を所
定位置に保持する必要がないことを意味する。 しかしながら、フィライメントまたは苔を吊り籠の外側上に縫製する方法は非
常に時間を消費させかつこのタイプの苔ライニングを手工芸品の範疇で維持する
。そのようにして、このタイプのライナは常に相対的に高額であり、数量、従っ
て、特別品に制限される。 ニュージーランドの一つの会社が同様にMaltese crossのごとき形態の製品を
市場に出した。吊り籠の内側に設置されるときに、エッジは折り畳まれかつその
吊り籠の形状に形成する。この形態のライナの欠点は、まず、少なくともそのラ
イナが湾曲した吊り籠の形状に充分に合致しない。 既知コンパクト水苔ライナの共通する特徴は次の通りである。
【0005】 1.水苔ライナが共にフラットな一次元形態を公衆に呈示すことである。 2.吊り籠を三次元形態にしてそれを保持する前に吊り籠の内側に両者(水苔
ライナ)を設置しなければならない。 3.両者が未処理コンパクトシート形態にありかつ水苔にほとんど似ていない
。 4.両者が提供指示に従って購入者により組立てられなければならない。 コンパクト化された水苔のフラット部により形成される籠ライナに関して本出
願人により実施された鋭意市場サーチは、相当量の従来指示および教育がなけれ
ば一般公衆および園芸公衆の大方が次の点に気づいていないことを明らかにした
。 −かかるフラット形態のコンパクト水苔片は実際に籠ライナ内にある。 −かかる円滑面を有する厚紙様物質は実際には水苔である。
【0006】 更に、公衆はかかる対象物を籠ライナとして完成形態にいかにして組立てるか
について指示を必要とする。 結果的に、高価、かつ高価広告および促進材料、および販売店店員の特別トレ
ーニングが販売のあらゆる点で必要となり、多くの人が次の点を知らないことと
戦うことになる。 −かかる対象物が何でありかつ何のためにあるか。 −それらは何で作られているか。 −如何にしてそれらを組立てるか。 不必要に価格を上昇させるこの全指示にかかわらず、多くの人は、それらが何
であるか、そして如何にそれらを籠ライナに形成するかを認識しないから、指示
を看過する。 結果として、これらの籠ライナは販売店においてデイスプレイの埃の集まる目
立たない場所に徐々に移動させられる。 更に、既知形態の吊り籠ライナは確実に湿気を保持せず、から土壌からの多く
の湿気がライナへ浸透する。更に、天然材料で形成された吊り籠ライナは他の表
面上でかび菌を成長させる傾向があり、これは吊り籠の視覚的アピールを減退さ
せる。従って、美観を損ない環境に適さないプラスチック容器になる傾向がある
【0007】 本発明の課題は、上記欠点の少なくとも幾つかを解消する吊り籠植物容器ライ
ナまたはそのブランク、および植物容器ライナおよびブランクを製造する方法を
提供すること、または現在利用できるライナおよびブランクを越える有用な選択
を少なくとも公衆に提供することにある。
【0008】 本発明の説明 従って、本発明の第一特徴によれば、植物容器ライナまたはブランクを形成す
る方法が提供され、この方法は、乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料
の第一層を形成し、かつ前記ライナまたはブランクに耐水材料の層を加えること
を含む。 好適には、前記植物材料は水苔である。ココナツ繊維が実行可能に選択できる
。水苔を使用する本発明の好適形態において、前記水苔はシートに圧縮され、再
生時に耐水材料の層を含む。前記耐水材料の層は前記水苔内でサンドイッチにさ
れるが、視覚インパクトから前記ライナの外面に向けて前記耐水材料層が水苔の
層により隠されることが望ましい。これは、最初に水苔の薄い層を、次に耐水材
料層を、そして最後に水苔の主要量を圧縮して層状化することにより達成される
【0009】 更に、広範囲の材料が前記耐水材料層、即ち、耐水層もしくは不透水層を形成
するために使用できる。単純な形態において、前記耐水層もしくは不透水層は表
面コーティングを有するまたは有しない適宜グレードの紙等繊維材料によるマッ
トとして形成されてよい。かかる適宜表面コーティングは水苔の接着を促進して
層の耐水性を増進する。 所望により水苔に対する接着を促進するために処理された表面を有する適宜プ
ラスチックシートが前記繊維材料によるシートと置換されてよい。他の形態とし
てアルミニウムフォイルが選択できる。アルミニウムフォイルと水苔間を機械的
に結合することが可能であり、水苔圧縮時のアルミニウムフォイルの変形結果と
して水苔に結合させるまたは機械的結合を促進する表面特性を有する特定形態の
フォイルを使用することができる。
【0010】 他の実施形態として、前記耐水層は適宜化学的混合により植物材料および水苔
の一部を処理することにより提供されてよく、加熱および加圧、または加圧後に
水苔シートの層を耐水層に形成する。例えば、周囲温度で液状にしたプラスチッ
ク材料を水苔上に散布し、加熱および加圧時、または単に加圧のみにより必要と
される耐水層を形成する。 この方法により使用できる成分は広範囲であり、かつ液体状態で使用できる熱
硬化性プラスチック材料を含む。圧縮シートを利用する最終使途は選択された材
料に影響する。例えば、タールにより形成される層、またはタール紙または他の
タール様材料が使用可能である。コスト、外観、およびかかるシートが設置され
る最終使途は耐水バリアを形成する材料の選択に影響する。
【0011】 本発明の第二特徴によれば、植物容器ライナまたはブランクが提供され、前記
ライナまたはブランクは乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料の第一層
を有し、かつ前記ライナまたはブランクに耐水層を含む。 第一特徴に関して説明した上記特徴が第二特徴に利用できる。 従って、本発明の他の特徴において、乾燥または少なくとも一部が乾燥した植
物材料の第一層、乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料の第二層、およ
び植物材料による前記2つの層間にサンドイッチ状態に挟まれた耐水層を含む加
工植物材料のシートが提供される。 本発明の他の特徴によれば、ベース部および前記ベース部に連結された弓形部
を含む植物容器ライナまたはブランクが提供され、前記弓状部は前記ベース部の
周りに折り畳まれて三次元形態のライナにおいて連続壁を形成する。 この構成において、水を吸収するときの水苔の膨張は結合部を閉鎖し、それに
より湿気を保持するシールを形成するが、植物容器内の沈滞問題を解消する充分
な排水性を有する。 各ブランクは、概ね、円形ベース部および前記円形部ベース部に延びる弓形壁
部を含む形態である。このようにして、前記壁部はライナを組立た形態において
前記ベース部のまわりに連続壁を形成する。かかるブランクの1つの形態におい
て、ベース部はそのベース部の周辺の一部に沿って壁部と一体形成されてよく、
壁部の残部はベース部の残部のまわりに折り畳むことができる。このブランクは
ベース部かつ/または壁部の延長部に重ねることにより、またはステープル等の
締結手段によりオーバーラップした延長部へ壁部の端部を通過させて共に結合す
ることにより三次元形態に固定されてよい。ブランクがモールドの使用により直
接的に上記形態に形成される場合にはモールドの凹部の外径は適宜その形態を形
成する。
【0012】 本発明の他の形態において、半円形または弓形エッジを有する実質的半円形ベ
ース部、および前記ベース部の半円形または弓形エッジのまわりに折り畳んで前
記ベース部と共に三次元形態のライナの連続壁を形成することのできる1つまた
はそれ以上の壁部を含む植物容器ライナ用ブランクが提供される。 理解されるように、この形態のライナは壁面に取り付けた吊り籠に使用するの
に適している。
【0013】 本発明の他の特徴において、ベース部、前記ベース部に連結された1つまたは
それ以上の壁部、および前記ベース部および前記壁部を共に取り付けて三次元形
態のライナの形成を促進するための延長タブ、フラップまたはリップの形態の連
結手段を含む植物容器ライナ用ブランクを提供する。前記三次元形態のライナに
おいて、前記延長タブ、フラップまたはリップはブランクの他の部に重なる。 オーバーラップ部を通過するステープル等の締結手段は所望三次元形態でブラ
ンクを保持するために使用できる。 このライナは、また、上方へ折り畳み可能のリップ部を有する分離ベース部、
および壁部ブランクにより形成できる。前記2つのブランクは壁ブランクの下エ
ッジをベース部のリップに重ねて、ステープル等の適宜締結手段を用いて壁ブラ
ンクのオーバーラップ端部と結合することにより組立てることができる。
【0014】 本発明の他の特徴によれば、植物容器用ライナが提供され、前記ライナは上開
放部、前記開放部へ向けて起立した形態で延在する1またはそれ以上の壁を有す
る三次元形態であり、前記ライナは三次元形態のライナに固定された再生可能な
圧縮された水苔の1またはそれ以上のシートを含み、それにより前記ライナは三
次元形態のライナの壁が起立形態で自己支持するように構成されている。 本発明の上記特徴に記載のライナまたはブランクは耐水層もしくは耐水バリア
を有するかまたは有しないものであってよい。耐水バリアは、好適には、PVA
等適宜接着剤を各表面に付着させた適宜合成紙のシートにより形成されてよい。
ただし、このバリアはプラスチック材料によるシート等の適宜材料によるシート
により提供されてよい。シート材料はそれ自体、合成または層状材料であってよ
く、例えば紙中にある耐水物質を含む等不透過性の紙であってよい。広範囲の材
料がこの用途に含まれる。 水苔が植物材料として使用される場合、水苔は、各シートを個別ライナに折り
畳むために、個別シート(ブランク形態)に圧縮されてよい。適宜形態のモール
ドが各ブランクを形成するために使用できる。モールド充填装置は所定量の苔を
そのモールドの凹部へ充填するために使用されてよい。 選択的に、水苔はより大きなシートの形態に圧縮されてよく、それにより複数
のブランクをそのシートから切断し、各ブランクに折り畳んで三次元形態に形成
することができる。
【0015】 上記特徴において説明したブランクまたはライナは圧縮水苔の層を使用して形
成できる。付加的利点は上述したように耐水層または耐水バリアを使用すること
により実現できる。適宜耐水バリアが含まれてよく、かつこの耐水バリアは圧縮
水苔の外層へ向かわせるのが望ましい。 耐水バリアの位置形態はアルミニウムフォイルとして提供できる。この場合、
厚みの少ない圧縮水苔が完成ライナの外側を形成するものに取り付けられ、かつ
より厚い圧縮水苔がアルミニウムフォイルの内側へ取り付けられる。製造方法に
おいて、アルミニウムフォイルの層は水苔が予め取り付けられた床上に設置され
、かつ水苔の第二層はコンパクトにする前にアルミニウムフォイル上に設置され
る。水苔とアルミニウムフォイル間の接着はアルミニウムフォイル上に塗布でき
る適宜接着剤により行なわれてよいが、本発明はアルミニウムフォイルと水苔間
の結合を可能にするいずれの適宜手段をも含む。 圧縮時に水苔に結合されるフォイルの変形の結果として、また機械的結合を促
進する表面特性を有する特定形態のフォイルを使用することによりフォイルと水
苔間の機械的結合が可能である。
【0016】 本発明の範囲において、異なる水保持特性を有するライナを提供することが可
能である。例えば、ベース部および壁の下部において水抵抗層があってよいが、
壁の上部には水抵抗層は含まれない。 上記特徴で記載したブランクまたはライナは、シート状にコンパクトにする前
に約18から20%重量の湿気まで好適には予備乾燥される苔で構成されてよい
。本発明の好適形態において、苔は付加的加熱をすることなく圧縮される。しか
し、国によって(例えば、オーストラリア)生育種子の証明が自由ではなくいか
なる苔の輸入をも排斥ており、圧縮前の水苔の湿気量は水苔を殺菌するために加
熱プレス時に蒸気を発生するほど多いものであってよい。例えば、ニュージーラ
ンド特許明細書第314613/314825号、オーストラリア特許明細書第
6037/98号、またはチリ特許明細書第1790−98号を参照されたい。
これらの内容は参考としてここに含まれる。しかし、可能であれば、冷却プレス
法が好適である。なぜならば、加熱プレスは圧縮水苔の再生速度を遅らせると考
えられているからである。
【0017】 輸送のために、三次元形態のライナは入れ子式に重ねることができて小売店へ
ライナを送付するために必要な輸送空間を確実に最小限にすることが望ましい。 本発明の他の特徴によれば、植物容器用ライナを形成する方法が提供され、こ
のライナは上開放部、および前記上開放部へ向けて起立した形態で延在する1ま
たはそれ以上の壁を有する三次元形態であり、この方法は再生可能な圧縮された
水苔の1またはそれ以上のシートを三次元形態のライナに組立て、かつ前記シー
トをその形態で固定することを含み、それにより形成されたライナの壁が起立形
態で自己支持するようにする。 この圧縮された植物ライナを三次元形態に工場(即ち、小売店から遠隔で)で
組立て、この形態における輸送かつ市場への供給を可能にする本発明は、製造業
者がライナの少なくとも一部の表面を少なくとも一部再生することができる、即
ち、好適には適宜量の噴霧水をその外面へ散布することにより外面が膨潤して、
実際には水苔で形成されていることを何も知らされていない人にも明らかにする
点で有利である。この形態のライナは非常に即効的かつ広範囲にアピールすると
予想される。しかしながら、本発明はわれわれの工場における部分的再生に限定
されない。この工程は小売店で実行されてよい。
【0018】 外面の再生程度は、ライナが水浸しになり、それにより自己支持性を喪失しか
つ嵩高かつ重くならない程度であって、必ずしも制限されない。平均的ライナの
水分は10から15mlの範囲である。 部分的再生はブランクを三次元形態に組立てる前または後に行われてよい。こ
れは水等の適宜液体をライナに散布することにより達成できる。この液体は着色
され(例えば、緑色)てライナに心地よい美的効果を与えるものであってよい。
ライナがベースおよび起立壁を有する場合、部分的再生は好適には壁の外部上で
行われる。本発明の最適形態において、部分的再生はライナの外面全体に行なわ
れる。 本発明は水苔シート内の水保持バリアを使用することにより更に利点をもたら
す。適宜水保持バリアが含まれ、かつ水保持バリアは三次元形態ライナの外部に
向けて設置されるのが望ましい。これは部分的再生を助ける。水が三次元形態ラ
イナの外部へ散布されると、そのライナの外部の外面層内の水苔のみが再生して
外面の再生のために使用された湿気に影響されない水保持バリアの内側上のより
一層厚い圧縮水苔をそのままにする。 本発明は植物ライナの製造方法を提供し、この方法は小売店で購買者が三次元
形態ライナが圧縮水苔ライナとして形成されていることを容易に認識できるもの
である。
【0019】 本発明の他の特徴によれば、上述の方法により形成されたライナを包装する方
法を提供し、この方法は単一ライナまたは入れ子式に重ねた複数をシュリンクラ
ッピング材により、このシュリンクラッピング材が上ライナの内部へのびるよう
に包囲し、前記シュリンクラッピング材を上ライナの内部内に設置されたウエイ
トで秤量し、かつライナの形状に合わせてシュリンクラッピング材を熱処理する
ことを含む。 本発明は上述のごとく構成され、かつ次にその構成について例示として説明す
る。
【0020】 発明の好適実施形態 図1は収穫された水苔100のフィラメントを示す。水苔100は本発明にお
いて主に水によりその重量の20倍までになる水保有力の故に使用される。水苔
100は、また、吊り籠アレンジメントにおいて美的価値から使用される。水苔
は天然再生可能資源から収穫される。 最初に、新たに収穫された水苔100から過剰水のいくらかが遠心分離機また
はカレンダロールを使用して除去される。次に、水苔100は炉または自然の太
陽光により乾燥される。好適には、水苔100は炉内で連続コンベア(図示せず
)により乾燥され、その速度は制御可能である。好適には、水苔を炉の連続コン
ベアへ送る自動供給システム(図示せず)が使用される。炉は漏斗形であって1
40°相当の温度で作動する温水熱交換機から発生する加熱空気を循環させるた
めに作動する。水苔は炉内を移動することにより徐々に乾燥する。 乾燥後に、水苔は束ねられて冷却されかつ大気からいくらかの湿気を再吸収す
る。または、付加的湿気が加圧水霧吹きノズルを使用して水苔に添加されてよい
。加圧前の水苔の最適湿気量は、14から17重量%の範囲が通常使用されるが
、18から20重量%である。3から25重量%の範囲のものが使用できると考
えられている。
【0021】 適当な湿気量が達成されたときに、水苔は、図2に示されたように、シート1
20に圧縮されてよい。水苔シート102は相当量の水104を吸収する能力を
有しかつその実質的初期状態を再現する。図2に示されたシート102は圧縮さ
れて実質的に乾燥状態から実質的初期状態を再現する水苔の能力評価を読者に理
解させるために示されている。再現前に、シート102は1またはそれ以上のブ
ランクに切断されてよく、次に各ブランクは三次元ライナに組立てられる。しか
し、続いて説明する本発明の最適形態において、水苔は個別ブランクの形態に直
接圧縮され、各ブランクは組立てられたときに、図15に示された形態の三次元
ライナを形成する。図9はブランクの各々を形成するために使用されるモールド
の一般的形態を示す。このモールドは複数のモールド凹部602を有するネガテ
ィブモールドプレート600および前記凹部に対応する形状のポジティブモール
ド部材を含む。従って、モールド充填装置300(図3)はモールド凹部602
へ水苔を充填するために使用される。
【0022】 モールド充填装置300は充填されるモールド凹部602の形状に概ね合致す
る充填箱302を含む。図3に示された充填箱302はベース304および側壁
306を含み図4に示されたように上で開放している。ベース304は後述する
ような理由からフィンガスロット(finger slot)を含む。 モールド充填装置300は更に充填箱302の形状に略適合するハンドル部3
08を含む。ハンドル部308から4つのだぼ310(3つのみが図示されてい
る)が延びている。これらのだぼ310はハンドル部308に間隔を置いて固定
されているが充填箱302のベース304内の孔から僅かに突出している。図5
に示されたように、だぼ310は充填箱302のベース302に対応する形状の
仮性底部316に取り付けられている。仮性底部316は充填箱302内で摺動
自在でありかつハンドル部308により制御される。図3において、ハンドル部
308は仮性底部316がベース304の内側と係合するように可能な限り引き
出されている。この形態において、ばね荷重ラッチ318は中央だぼ310内の
孔へ延びるピンを有する。これは充填および先端を切り取る時にベース304の
内側に対して所定位置(適所)に仮性底部31を保持する。
【0023】 使用時に、苔充填装置は図4において、ハンドル部308が完全に伸張しかつ
ラッチがだぼ310内所定位置になるように配向されている。水苔100は充填
箱302の開放端部へ挿入される。充填後に、モールド充填装置300は電子ス
ケール上で秤量され適当量の水苔が充填箱302へ確実に挿入されるようにする
。充分なレベルまで充填されたならば、モールド充填装置300はネガティブモ
ールドプレート600へ運ばれ(図6または図9)、かつモールド充填装置30
0は巧みにひっくり返って、その開放部をモールドプレート600のモールド凹
部602に合致させる。モールド充填装置300の内容物を確実に適正除去する
ために、ラッチ318は解放されて、使用者によるハンドル部308のベース3
04への押圧を可能にする。ハンドル部308は使用者による両手の使用を可能
にして、ハンドル部308のそれぞれの部のまわりへの伸張を可能にし、使用者
の指のフィンガスロット305への挿入を可能にする。フィンガスロット305
とハンドル部308間のベース304の部を共に圧搾することは充填箱302か
らモールドキャビティ602への水苔100の完全射出を確実にする。充填箱3
02の寸法および充填箱302内の水苔の正確な所定重量に依存するが、各モー
ルド凹部内へ設置される水苔の厚みは略60から85mmである。
【0024】 図6に示されたネガティブモールドプレート600は規則的なアレイのモール
ド凹部602を有し、それにより形成されたブランクは図13に示したものに適
合し、図15に示した三次元ライナの組立を水苔材料のいかなる廃棄も伴うこと
なく可能にする。 ネガティブモールドプレート600は、基本的に、商標KLEGECELL下で販売さ
れている高密度PVCで構成される。高密度フォーム材700は合板702,7
04の2つのシート間にサンドイッチされる。シート702はモールドの上面を
形成し、かつシート704は高密度フォーム材700の下周辺を形成する。合板
の他のシート706がネガティブモールドプレート600のベースを形成するた
めに設けられる。 高密度PVCフォーム材700はサーフボード、セイルボードの構造、および
概ねボートおよびヨットの構造に普通使用されるタイプのものである。適宜、高
密度フォーム材は軽量かつ強度でなければならない。シート702,704,7
06用の合板は合板が加圧工程で(500−3500psi)(3.448-24.133MPa
)時に加わる高圧に耐えることができるので選択される。
【0025】 ネガティブモールドシート600の全層が、基礎層706と別に、切断されて
ブランク形状の部をモールド凹部602により成形するために除去される。各層
700、702、704は相互に合致する切欠きを有し、該層は相互に積み上げ
られるときにモールド凹部602を形成する。基礎層の合板706のみが趣味性
を有し、それによりモールド凹部602のベースを形成する。モールド凹部の深
さは用途により35から90mmの範囲であってよい。これらの層は共に接着され
てラミネートを形成する。フォーム層700のモールド凹部706の作業面を形成する
面はガラス繊維膜800を有してプレス時の磨耗からフォーム層700の作業面を保護
する。ガラス繊維膜800はガラス繊維業界の業者に既知のポリエステル、ビニー
ルエステル、エポキシ、チョップストランドマットを含んでよい。
【0026】 図9から12に示されたポジティブモールド部材900は7mm合板の上シート
910、12mm合板のベースシート920および12mm合板の2つの内シート93
0,940を含む4シートの合板で構成される。内シートの合板930,940
はポジティブモールド部材900の重量を減少するために役立つ複数のかなり均
一間隔をおく孔950を伴って加工される。合板層910,920,930,9
40は接合されてラミネートを形成する。 各ポジティブモールド部材900の形状は各モールド凹部602の形状に対応
するが、ポジティブモールド部材900はモールド凹部602よりも小さく、そ
れによりポジティブモールド部材900がモールド凹部602へ挿入されるとき
に2〜3mmのギャップがポジティブモールド部材900の両側とモールド凹部6
02の側壁間に形成される。更に、ポジティブモールド部材900はモールド凹
部602の深さよりも5から10mm厚くなるように形成される。このようにして
、プレスの全圧力がポジティブモールド上に加わるときにネガティブモールドの
上面へは圧力が加わらない。上記フォーム材に関し、ネガティブモールドプレー
ト600上の圧力に起因して破砕する。
【0027】 使用時に、ネガティブモールドプレート600のモールド凹部602は順次モ
ールド充填装置300を使用して水苔で充填される。モールド凹部602のすべ
てに水苔が装填されるときに、ポジティブモールド部材900の各々はそれぞれ
のモールド凹部602へ挿入される。ネガティブモールドプレート600および
ポジティブモールド部材900の組立体はこのようにしてプラテンプレス(図示
せず)のプラテン間に挿入するために準備される。このプレスはモールドプレー
ト600とモールド部材900の組立体を該プレスへ運んでそのプラテン間に挿
入する従来タイプであってよく、プラテンを運ぶ前に各モールド凹部602内で
水苔を圧縮する。水苔をプレスする圧力範囲は10秒から3分の時間範囲で500
psiから3800psi(3.448−26.201MPa)の範囲である。圧力と
時間の組み合わせは、製造されるブランクの厚みが2.5から4mmの範囲であって
水の添加により再生できるようにする。この圧縮程度はブランクに充分な剛性を
付与して組み立てた三次元ライナの壁の自己支持を可能にする。上述した苔の予
備圧縮厚みに対する1mmから6mmの圧縮後の厚みは壁を自己支持させるため
に充分な剛性を付与する。 選択的タイプのプレスにおいて(図示せず)、下プラテンはプレスに対して摺
動自在のテーブルの形態で提供されてよい。この形態において、ポジティブモー
ルド部材はプレスの上プラテンに固定され、かつネガティブモールドプレートは
プレスの下プラテンへ固定される。下プラテンがプレスの内側へ移動するときに
、モールド凹部およびポジティブモールド部材は精確に一致する。この構成によ
り、ネガティブモールドプレート600はプレスからテーブルを摺動させること
により装填および除去のために適宜アクセスできる。プレスの他の形態において
、上プラテンは傾斜自在であってネガティブモールドプレート600へのアクセ
スを容易にするものであってよい。
【0028】 図13に示されたように、ブランク1はネガティブモールドプレート600お
よびポジティブモールド部材900のモールド組立体を使用して形成され、弓状
壁部2および該壁部と一体的に形成された円形ベースを有する。壁部2の一端の
延長部4はベース3を中心に折り畳んだときに結合壁部間にオーバーラップを形
成する。連結ステープル9はオーバーラップ部を通過して図4に示されたように
三次元形態に組立られたライナの壁部を保持する。 図13に点線で示されたベース3の周辺を越える延長部5およびタブ7は組立
時に折り畳まれて壁部2の下周辺に重なり、かつタブ7およびそのブランクの壁
を通過する取り付けステープル10は図14および15に示された三次元ライナ
11の組立体を完成する。固定の他の形態が本発明の範囲で同様に考えられる。
【0029】 圧縮水苔ライナ11は厚紙外観を呈し、その結果、一般購入者は容易には水苔
ライナと認識し難い。水苔ライナの表面を元の天然状態に似せるために、組立て
前に加圧ミストノズルを使用して微細噴霧水をブランクの一側にのみ噴霧する。
これは一側のブランクの表面層を部分的にのみ再生するのに役立つ。次に、ブラ
ンク1をトンネル形態の空気ドライヤを通過させ、所定の相当量の加熱空気を吹
きつけて過剰湿気を乾燥する。次に、図14および15に示されたように、選択
的に連結ステープル9を使用してブランク1を三次元形態のライナ11に組立て
る。組立てたライナは図16に図示されたものに類似し、図示されたように再生
したブランク11の外に表面層11aを有する。 ステープル結合に続いて、ライナ11の曲面形態に合わせてライナ11内また
はその上に適当な製品情報および広告シートを設置する。
【0030】 図17はシュリンクラッププラスチックによるバッグ11b内に封入されたラ
イナ11を示す。このバッグは、ライナ11の上の周りに目的を構築した円形シ
ーリング機により上エッジから10ないし100mmで円形に封止する。これはラ
イナ11の内側でその両側および底にフイットする余剰プラスチックを提供する。
このプラスチックはライナの両側および底に対して所定位置で1.5kg重量のワ
イヤフレームにより保持される。ワイヤフレームはライナ11の内形状に適合する
。ワイヤフレーム(図示せず)がライナ11へ挿入されるときにプラスチックはライ
ナ11の両側および底に対して保持される。シール前にプラスチック材へ穿孔され
た孔はワイヤフレームがライナへ挿入されるときにバッグ内側へ捕捉された空気
を逃がす。封止されたバッグおよび重量ワイヤフレームと共にライナ11はコンベ
アブレッドオーブンと同種の収縮オーブンへ通過させる。そこで、ライナ11およ
びそのラップを冷却し、その後に重量ワイヤフレームを除去する。その結果とし
て、プラスチックはそのライナの内部および底にぴったりと適合し、かつ従来収
縮ラッピングで生じたようなタイトに横切る引張はライナ11上に生じない。
【0031】 円形シーラによる円形バッグの採用は四辺形バッグの使用時に発生するライナ
の外側上でのプラスチックの塊を解消する。更に、3つのライナを1つのパック
として共に巣状に重ねてシュリンクラップされ3つのライナにより、この収縮ラ
ッピング工程はラッピング前よりも更に堅くライナを一緒にしてコンパクトにす
る付加的利点を有する。これは3つパックを単一シュリンクラップ包装よりもカ
ードボード容器にフイットさせる。 ライナの意図された使用は図19に示されている。図示されたように、ライナ
11は従来懸垂バスケット組立体11dへ挿入される。ライナ11がバスケット
へ一旦挿入されると、ライナは水をその上から注ぐまたは数分間水に浸けること
により完全に再生でき、完全再生を可能にする。 ブランクの形状によって、種々のライナ形状を創出できる。一般的に、その形
状は類似形状のライナの入れ子式積み重ねを可能にするものであることが望まし
い。かかる入れ子式形態は組立工程が販売店から遠隔のサイトで行なわれる場合
に採用される。 以上、概ね、三次元ライナの小売り用組立および包装について説明した。上記
ブランクは小売り用として包装できかつかかる形態で荷積みされるブランクの小
売店への運送費が節約できる。
【0032】 1つの変形可能ブランクおよびそれにより形成されるライナの例は図20およ
び22に示されている。図20において、圧縮水苔によるブランク12は側壁ブ
ランク13および一体的ベース部14を有する。この形態は三次元ライナを創出
するために設計され、組立時に壁等の表面に対して支持される植物容器に適する
ものである。オーバーラップブランク15は壁部の連結端部の連結を可能にし、
かつタブ17を有する延長部16はステープル18,19により結合するために
上方に回転させ、ベース部は図13から15に関して説明したように連結する。
その後に、選択的に、ライナ20の外に散水する。
【0033】 ライナのベース部および壁部からの組立を可能にする本発明の他の変形は図2
3から25に示されている。圧縮水苔壁による壁ブランク21はリップ23を有
する分離ベース部材22を含む。オーバーラップブランク24はステープル25
の使用により壁の端部結合を可能にする。リップ23は上に回転させ、次いでス
テープル26により壁の下端に連結し、それにより図24および25に示された
ような三次元ライナ27を完成する。壁ブランク21は組立ライナ27に波形仕
上げされるものとして波形上周辺を有するものとして示されている。選択的に、
このライナの外部は、その後に、散水により部分的に外面層を再生する。
【0034】 上述の製造方法の説明から理解されるように、外面からは圧縮水苔内に水保持
バリアを収容して形成されたライナとかかるバリアを含まないライナとの間の識
別は容易でない。波形エッジ28のごとき顕著な周辺エッジの形成はライナが水
保持バリアを有することを使用者に表示する視覚識別を提供するために使用でき
る。
【0035】 本発明の他の形態によれば、図26のブランク30は壁に取り付ける懸垂バス
ケットまたは支持壁面および湾曲前壁部に対して取り付けるための半円形平坦背
部を有する種類の容器(図示せず)へ挿入するためのライナを形成するために組
立てられ、1/4球の面に概ね対応する。かかるバスケットまたは容器は植物挿
入用開放上部を有する。 ブランク30は後部34、第一前部36および第二前部38を有する一体構造
体である。後部34は実質的半円形であり、湾曲周辺の中心部で前記第二前部に
連結される。中心連結部のいずれかの側の湾曲周辺の残部上で、後部34はオー
バーラップ部40,42を有する。該オーバーラップ部は後部34に対して略直
角に折り畳まれて第二前部38の後エッジ43,44にオーバーラップする(重
なる)。選択的に、これらのオーバーラップ部40,42は第二前部38の後エ
ッジ43,44との結合を助けるために留められる。 第一および第二前部36,38は共に組立てられたときに1/4球の面形状に
略合致するように形成される。第一と第二前部36,38間の2分割部は衣服の
構成に通常使用されるダーツの形態を採る。第一および第二前部36,38間2
分割部の各々にオーバーラップ部46,48がある。これらのオーバーラップ部
46,48はライナ32の組立形態において第一前部36のそれぞれの隣接エッ
ジとオーバーラップする。オーバーラップ部46,48は組立工程を補助するた
めに留められる。
【0036】 図29は図26のブランクの更に詳細図を示す。第二前部38の後エッジ43
,44が、仮想線により示されたように、湾曲して後部34の対応する周辺に追
随する場合には、第二前部38の点50は後部34の点に対応する。この代わり
に、ブランクは第二前部38が図29に示されたように延長して点54が後部上
の点52と合致するように形成される。従って、第二前部38の後エッジ43,
44は内方へ集めるまたは引っ張り、かつ/またはオーバーラップ部40,42
は3特定フイットするように引張る必要がある。これは組立てたライナに所望の
球形を付与するために必要とされる。オーバーラップ部40,42は第二前部3
8の後エッジ近傍に留められる。 同様に、第一前部36上の点458は、通常、第二前部38上の点57に合致
する。代わりに、点58が点59と合致する。第二前部38の前エッジは、従っ
て、集められかつ/または第一前部36の隣接エッジは要求されるフイット性を
達成するまで引張る必要があり、かつそのようにして組立てたライナに所望完全
性を付与する。連結部はステープルにより固定する。
【0037】 組立て時に、第一前部36のオーバーラップ部46,48は前記第二前部に連
結され、続いて後部34の第二前部38へ連結される。連結部の固定にはステー
プルが使用され、ライナは組立形態で保持される。 理解されるように、図26および29に示したブランクは一体構成を必要とせ
ず、2つまたはそれ以上のパーツから構成できる。例えば、後部34はライナの
分離構成要素として形成され、後部34上または第二前部上に適宜連結タブを有
する。更に、第一および第二前部36,38は同様に分離部であってよい。 いかなる形態であろうが、ライナが三次元形態に一旦組立てられると、水苔の
外部の再生を可能にする充分な湿気によるかかる完成ライナの外面処理は視覚外
観を向上させ、見込み客にライナを水苔から形成されたものと容易に認識させる
。ライナの必要とされる部分のみの再生を確実に可能にすることが望ましく、か
つ当然ながらこの工程は耐水層を含む本発明の形態を使用することにより更に容
易に制御できる。
【0038】 植物容器ライナへの耐水層の使用は図31および32に示されている。このラ
イナはココナツ繊維または水苔等の乾燥植物材料を層4および5に基本的に含む
シート61から形成される。苔が使用される場合、好適には、この苔はシート形
態に圧縮できるように少量の湿気を含有する。湿気レベルはその苔それ自体が再
生に許容できない脆性および無能力でない程度まで低いものである。 シート61は一面に向けて耐水層または不透水材62を含む。一形態において
、このバリアは一層の紙63または適宜プラスチック材料を片面または両面に有
し、必要により圧縮時に水苔に対する接着を促進するために処理されてよい。 望ましくは、水苔の薄い層64がモールド内に設置され、バリアが所定位置に
設置され、かつ圧縮前にバリア62上に水苔の残りマット65が設置される。従
って、水苔のシートは一旦圧縮されると水苔による通常の圧縮シートの外観を有
するが耐水バリア62をその一面に向けて有する。
【0039】 図32において、上記バリアは適宜物質により苔の層を処理することにより形
成される。モールド内に設置される苔繊維植物材料の第一層4は熱硬化性プラス
チック材料を散布することにより処理される。いずれかの硬化性プラスチック混
合材料がそのシートが加熱または冷却プレスされるかによって添加されてよい。 上記シートが植物容器用ライナである場合、該シートは図3から12に関して
説明したモールドの使用により形成できる。選択的に、シートはロールプレスを
使用して形成でき、1つまたは一連のローラへ水苔の用意した床を通過させて所
望圧縮水苔を形成できる。その材料の目的使用が大きい表面上に設置することで
ある場合には、連続的圧縮が有利であり、完成品は大きな表面積を被覆するとき
に容易に操作できるロールにより運搬できる。
【0040】 本発明のかかる用途の一つはシート内に設けられた耐水層または実質的不透水
層により乾燥または半乾燥状態で芝生の下面を提供することである。本発明によ
るこのシートは湿気を保持し、例えば、雨滴供給技術を使用する地下水系の応用
により芝の所定領域の均一含水を可能にする。本発明により得られる結果は、芝
の領域にわたる湿気を均等にし、かつこのことは散水領域にわたる湿気パターン
が不均一の水苔の未処理床上の芝領域と対比できる。これは、本発明によるシー
ト内のバリアが水の移動を制限する働きをして水苔の飽和を可能にすることによ
る。水苔は根の成長に望ましい環境を提供することが知られている。
【0041】 加熱および冷却プレスは圧縮水苔シートに異なる性質の再生を可能にする。加
熱プレスは長期再生を可能にし、他方、冷却プレスは迅速再生を可能にする。図
16に示されたようなライナ11をバスケットに折り畳み、水苔を再生する場合
、再生に起因する膨張およびその膨張により生じる力はその結合部を圧縮する傾
向があり、それによりその結合部から損失するであろう湿気量を制限する。開放
部は適宜排水を可能にして沈滞問題を解消するが、開放部は圧縮した水苔シート
の外面へ浸透する湿気量を制限する。これはライナの視覚による外観が保持され
かつ従来水苔ライナのごとく視覚劣化しないことを意味する。従来ライナにおい
て、水苔の外面の湿気は緑藻の成長により視覚的に心地よい外観を低下させる。 懸垂バスケットからの湿気損失の最大原因の一つは従来ライナの外面により形
成される蒸発面にある。この蒸発は通気または空気移動のある状況下で強化され
るが、本発明によれば耐水バリアによりかかる蒸発は最小限にされ、それにより
懸垂バスケット内の湿気が保持される。 水喪失の大きな減少により、最適成長条件を保持するために懸垂バスケットを
定期的に散水する必要はない。従来バスケットライナおよび未処理水苔ライナに
よれば、植物の健康的環境保持のために周囲状況によって少なくとも毎日そして
一日に一回以上数回にわたり散水する必要がしばしばある。本発明により散水プ
ログラムは改良されかつ状況が必要メインテナンスを決定するが、散水間の間隔
を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 収穫される天然水苔のフィラメントを示す。
【図2】 圧縮された水苔のシートの再現の原理を示す。
【図3】 本発明の好適形態によるモールド充填装置の底面斜視図である。
【図4】 図3に示したモールド充填装置の上面斜視図である。
【図5】 作業時のモールド充填装置の上面斜視図である。
【図6】 ネガティブモールドプレートの斜視図である。
【図7】 図6のネガティブモールドプレートの断面詳細図である。
【図8】 図6に示したネガティブモールドプレートの断面詳細図である。
【図9】 共働するポジティブモールドプレートとの整合を示す図6のネガティブモール
ドプレートの斜視図である。
【図10】 図9に示したポジティブモールドプレートの部分断面を含む斜視図である。
【図11】 図10に示したポジティブモールドプレートの断面詳細図である。
【図12】 図10に示したポジティブモールドプレートの断面詳細図である。
【図13】 植物容器ライナを組立てるために使用する圧縮水苔のブランクである。
【図14】 図13のブランクから組立てたライナの三次元形態の上面図である。
【図15】 図14に示した三次元形態ライナの側斜視図である。
【図16】 部分的に再現したライナの外面を示す図15の三次元形態ライナの斜視図であ
る。
【図17】 植物シュリンクラッピングを含む図16のライナを示す。
【図18】 入れ子式に重ねて植物シュリンクラッピングにより結合した3つのライナの斜
視である。
【図19】 従来吊り籠組立体に設置した図16のライナの斜視図である。
【図20】 変形植物容器ライナを組立てるために使用できる圧縮水苔のブランクである。
【図21】 図20に示したブランクから形成した三次元形態ライナの上面図である。
【図22】 図21のライナの前斜視図である。
【図23】 圧縮水苔の壁ブランクおよび分離ベースブランクの図である。
【図24】 図23に示した構成要素パーツから形成した三次元形態ライナの上面図である
【図25】 図24に示したライナの前面図である。
【図26】 本発明の他の好適形態による圧縮水苔用ブランクの図である。
【図27】 図26のブランクから組立てたライナの内側面図である。
【図28】 図27のライナの前面図である。
【図29】 図26に示したブランクの他の詳細図である。
【図30】 図26と同様の、ブランクの他の好適形態の図である。
【図31】 本発明の特徴により製造された植物容器ライナの断面図である。
【図32】 他の植物容器ライナの断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月2日(2000.11.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 本発明の説明 従って、本発明の第一特徴によれば、植物容器ライナまたはそのためのブラン
クを形成する方法が提供され、この方法は、乾燥または少なくとも一部が乾燥し
た圧縮水苔による第一層を形成し、かつ前記ライナまたはブランクに耐水材料の
層を加えることを含む。 水苔を使用する本発明の好適形態において、前記水苔はシート状に圧縮され、
再生時に耐水材料による層を含む。前記耐水材料の層は前記水苔内でサンドイッ
チにされるが、視覚インパクトから前記ライナの外面に向けて前記耐水材料層が
水苔の層により隠されることが望ましい。これは、最初に水苔の薄い層を、次に
耐水材料層を、そして最後に水苔の主要量を圧縮して層状化することにより達成
される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 更に、広範囲の材料が前記耐水材料層、即ち、耐水層もしくは不透水層を形成
するために使用できる。単純な形態において、前記耐水層もしくは不透水層は表
面コーティングを有するまたは有しない適宜グレードの紙等の繊維材料によるマ
ットとして形成されてよい。かかる適宜表面コーティングは水苔の接着を促進し
て層の耐水性を増進する。 所望により水苔に対する接着を促進するために処理された表面を有する適宜プ
ラスチックシートが前記繊維材料によるシートと置換されてよい。他の形態とし
てアルミニウムフォイルが選択できる。アルミニウムフォイルと水苔間を機械的
に結合することが可能であり、水苔圧縮時のアルミニウムフォイルの変形結果と
して水苔に結合させるまたは機械的結合を促進する表面特性を有する特定形態の
フォイルを使用することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 他の実施形態として、前記耐水層は適宜化学的混合により水苔の一部を処理す
ることにより提供されてよく、加熱および加圧、または単に加圧後に水苔シート
の層を耐水層に形成する。例えば、周囲温度で液状にしたプラスチック材料を水
苔上に散布し、加熱および加圧時、または単に加圧時に必要とされる耐水層を形
成する。 この方法により使用できる成分は広範囲であり、かつ液体状態で使用できる熱
硬化性プラスチック材料を含む。圧縮シートを利用する最終使用は選択された材
料に影響する。例えば、タールにより形成される層、またはタール紙または他の
タール様材料が使用可能である。コスト、外観、およびかかるシートが設置され
る最終使用は耐水バリアを形成する材料の選択に影響する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 本発明の第二特徴によれば、植物容器ライナまたはそのためのブランクが提供
され、前記ライナまたはブランクは再生可能なように乾燥または少なくとも一部
が乾燥した圧縮水苔による第一層を有し、かつ前記ライナまたはブランクに耐水
層が含まれる。 第一特徴に関して説明した上記特徴が第二特徴に利用できる。 従って、本発明の他の特徴において、再生可能なように乾燥または少なくとも
一部が乾燥した水苔による第一層、乾燥または少なくとも一部が乾燥した圧縮水
苔による第二層、および水苔による前記2つの層間にサンドイッチ状態に挟まれ
た耐水層を含む加工水苔によるシートが提供される。 本発明の他の特徴によれば、ベース部および前記ベース部に連結された一体的
弓形部を含む植物容器ライナまたはブランクが提供され、前記弓状部は前記ベー
ス部の周りに折り畳まれて三次元形態のライナにおいて連続壁を形成する。 この構成において、水を吸収するときの水苔の膨張は結合部を閉鎖し、それに
より湿気を保持する結合シールを形成するが、植物容器内の沈滞問題を解消する
充分な排水性を有する。 各ブランクは、概ね、円形ベース部および前記円形部ベース部に延びる弓形壁
部を含む形態である。このようにして、前記壁部はライナを組立てた形態におい
て前記ベース部のまわりに連続壁を形成する。かかるブランクの1つの形態にお
いて、ベース部はそのベース部の周辺の一部に沿って壁部と一体的に形成されて
よく、壁部の残部はベース部の残部のまわりに折り畳むことができる。このブラ
ンクはベース部かつ/または壁部の延長部に重ねることにより、またはステープ
ル等の締結手段によりオーバーラップした延長部へ壁部の端部を通過させて共に
結合することにより三次元形態に固定されてよい。ブランクがモールドの使用に
より直接的に上記形態に形成される場合にはモールドの凹部の外径は適宜その形
態を形成する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 本発明の他の形態において、半円形または弓形エッジを有する実質的半円形ベ
ース部、および前記ベース部の半円形または弓形エッジのまわりに折り畳んで前
記ベース部と共に三次元形態のライナの連続壁を形成することのできる1つまた
はそれ以上の壁部を含む植物容器ライナ用ブランクが提供され、前記壁部の少な
くとも1つは前記ベース部のエッジの一部に沿って前記ベース部に一体的に形成
され、かつ三次元形態のライナにおける前記ベース部の半円形エッジの形状に追
従する構成である。 理解されるように、この形態のライナは壁面に取り付けた吊り籠に使用するの
に適している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 本発明の他の特徴において、植物容器用に包装されたライナが提供され、前記
ライナは上開放部、および前記開放部へ向けて起立した形態で延在する1または
それ以上の壁を有する三次元形態であり、前記ライナは前記三次元形態のライナ
に固定された再生可能な圧縮水苔の1またはそれ以上のシートを含み、それによ
り前記圧縮水苔は前記ライナの壁が起立形態で自己支持する充分な剛性を維持す
るように部分的に再生され、前記ライナは密封された包装内に封入されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 本発明の上記特徴に記載のライナまたはブランクは耐水層もしくは耐水バリア
を有するかまたは有しないものであってよい。耐水バリアは、好適には、PVA
等適宜接着剤を各表面に付着させた適宜合成紙のシートにより形成されてよい。
ただし、このバリアはプラスチック材料によるシート等の適宜材料によるシート
により提供されてよい。シート材料はそれ自体、合成または層状材料であってよ
く、例えば紙中に何らかの耐水物質を含む等不透過性の紙であってよい。広範囲
の材料がこの用途に含まれる。 水苔は、各シートを個別ライナに折り畳むために、個別シート(ブランク形態
)に圧縮されてよい。適宜形態のモールドが各ブランクを形成するために使用で
きる。モールド充填装置は所定量の苔をそのモールドの凹部へ充填するために使
用されてよい。 選択的に、水苔はより大きなシートの形態に圧縮されてよく、それにより複数
のブランクをそのシートから切断し、各ブランクに折り畳んで三次元形態に形成
することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 いくらかの付加的利点は上述したように耐水層または耐水バリアを使用するこ
とにより実現できる。適宜耐水バリアが含まれてよく、かつこの耐水バリアは圧
縮水苔の外層へ向かわせるのが望ましい。 耐水バリアの位置形態はアルミニウムフォイルとして提供できる。この場合、
厚みの少ない圧縮水苔が完成ライナの外側を形成するものに取り付けられ、かつ
より厚い圧縮水苔がアルミニウムフォイルの内側へ取り付けられる。製造方法に
おいて、アルミニウムフォイルの層は水苔が予め取り付けられた床上に設置され
、かつ水苔の第二層はコンパクトにする前にアルミニウムフォイル上に設置され
る。水苔とアルミニウムフォイル間の接着はアルミニウムフォイル上に塗布でき
る適宜接着剤により行なわれてよいが、本発明はアルミニウムフォイルと水苔間
の結合を可能にするいずれの適宜手段をも含む。 圧縮時に水苔に結合されるフォイルの変形の結果として、また機械的結合を促
進する表面特性を有する特定形態のフォイルを使用することによりフォイルと水
苔間の機械的結合が可能である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 本発明の範囲において、異なる水保持特性を有するライナを提供することが可
能である。例えば、ベース部および壁の下部において水抵抗層があってよいが、
壁の上部には水抵抗層は含まれない。 上記特徴で記載したブランクまたはライナは、シート状にコンパクトにする前
に約18から20%重量の湿気まで好適には予備乾燥される苔で構成されてよい
。本発明の好適形態において、苔は付加的加熱をすることなく圧縮される。しか
し、国によって(例えば、オーストラリア)生育種子の証明が自由ではなくいか
なる苔の輸入をも排斥ており、圧縮前の水苔の湿気量は水苔を殺菌するために加
熱プレス時に蒸気を発生するほど多いものであってよい。例えば、ニュージーラ
ンド特許明細書第314613/314825号、オーストラリア特許明細書第
6037/98号、またはチリ特許明細書第1790−98号を参照されたい。
これらの内容は参考としてここに含まれる。しかし、可能であれば、冷却プレス
法が好適である。なぜならば、加熱プレスは圧縮水苔の再生速度を遅らせると考
えられているからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65B 53/00 B65B 53/00 G Z B65D 65/40 B65D 65/40 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2B022 AA05 BA14 BB02 BB10 2B027 NB03 NC02 NC18 NC21 NC23 NC24 NC27 NC36 NC39 NC40 ND01 NE01 NE07 QA02 QB12 TA03 TA27 TB02 3E086 AA01 AA22 AB01 AD30 BA04 BA13 BA14 BA15 BA29 BB71 BB90 CA19 DA08

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物容器ライナまたはそのためのブランクを形成する方法で
    あって、乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料の第一層を形成し、かつ
    前記ライナまたはブランクに耐水材料の層を加えることを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記植物材料は再生可能なように少なくとも一部を乾燥させ
    た水苔を含む、請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記植物材料はココナッツ繊維である、請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記第一層はマットとして形成され、本方法は前記マットを
    圧縮して圧縮植物材料のシートを形成することを含む、請求項1から3のいずれ
    か1の方法。
  5. 【請求項5】 前記植物材料の第一層と前記植物材料の第二層間に、三次元
    ライナにおいて前記植物材料の第二層が前記ライナの外側上に設置されるように
    、前記耐水材料層をサンドイッチにすることを含む、請求項1から4のいずれか
    1の方法。
  6. 【請求項6】 前記ライナまたはブランクは前記植物材料の第二層が前記植
    物材料の第一層よりも実質的に薄くなるようにされる、請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記植物材料の第二層を少なくとも一部で再生することを更
    に含む、請求項5または6の方法。
  8. 【請求項8】 前記耐水材料層は紙である、請求項1から7のいずれか1の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記耐水材料層は金属フォイルである、請求項1から7のい
    ずれか1の方法。
  10. 【請求項10】 前記耐水材料層は前記植物材料の各層に対する接着を促進
    するために付加的面コーティングを有する、請求項8または9の方法。
  11. 【請求項11】 前記植物材料の一方または両方の層に前記耐水材料層を形
    成するために熱硬化性かつ/または圧力硬化性プラスチック材料を付加すること
    を更に含む、請求項1から10のいずれか1の方法。
  12. 【請求項12】 前記プラスチック材料は前記植物材料の一方または両方の
    層上に液体状態で散布される熱硬化性プラスチックである、請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 植物容器ライナまたはそのためのブランクであって、前記
    ライナまたはブランクは乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料の第一層
    を有し、かつ前記ライナまたはブランクに耐水層を含む、植物容器ライナまたは
    ブランク。
  14. 【請求項14】 前記植物材料は再生可能なように少なくとも一部が乾燥し
    た水苔を含む、請求項13の植物容器ライナまたはブランク。
  15. 【請求項15】 前記植物材料はココナツ繊維である、請求項13の植物容
    器ライナまたはブランク。
  16. 【請求項16】 前記第一層は圧縮された植物材料のシートから成る、請求
    項13から15のいずれか1の植物容器ライナまたはブランク。
  17. 【請求項17】 前記耐水層は植物材料の第一層と第二層間に、三次元形態
    のライナにおいて前記植物材料の第二層が前記ライナの外側上に設けられるよう
    にサンドイッチにされている、請求項13から16のいずれか1の植物容器ライ
    ナまたはブランク。
  18. 【請求項18】 前記植物材料の第二層は前記植物材料の第一層よりも実質
    的に薄い、請求項17の植物容器ライナまたはブランク。
  19. 【請求項19】 前記耐水層は紙である、請求項13から18のいずれか1
    の植物容器ライナまたはブランク。
  20. 【請求項20】 前記耐水層は金属フォイルである、請求項13から18の
    いずれか1の植物容器ライナまたはブランク。
  21. 【請求項21】 実質的円形ベース部および前記実質的円形ベース部の周り
    に折り畳んで前記実質的円形ベース部の周りに連続壁を形成することのできる弓
    形壁部を含む、請求項13から20のいずれか1の植物容器ライナまたはブラン
    ク。
  22. 【請求項22】 弓形エッジを有する実質的半円形ベース部、および前記弓
    形エッジのまわりに折り畳んで前記ベース部と結合して前記ベース部と共に連続
    壁を形成することのできる1またはそれ以上の壁部を含む、請求項13から20
    のいずれか1の植物容器ライナまたはブランク。
  23. 【請求項23】 乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料の第一層
    、乾燥または少なくとも一部が乾燥した植物材料の第二層、および前記植物材料
    の2層間に設けられた耐水層を含む、植物材料を加工したシート。
  24. 【請求項24】 前記植物材料は再生可能なように少なくとも一部が乾燥し
    た水苔を含む、請求項23のシート。
  25. 【請求項25】 前記植物材料はココナツ繊維である、請求項23の植シー
    ト。
  26. 【請求項26】 前記植物材料の2層は圧縮形態である、請求項23から2
    5のいずれか1のシート。
  27. 【請求項27】 前記植物材料の第二層は前記植物材料の第一層よりも実質
    的に薄い、請求項23から26のいずれか1のシート。
  28. 【請求項28】 前記耐水層は紙である、請求項23から27のいずれか1
    のシート。
  29. 【請求項29】 前記耐水層は金属フォイルである、請求項23から27の
    いずれか1のシート。
  30. 【請求項30】 ベース部および前記ベース部に連結された弓形部を含み、
    前記弓形部は前記ベース部の周りに折り畳んで三次元形態のライナの連続壁を形
    成することのできるものである、植物容器ライナ用ブランク。
  31. 【請求項31】 前記ベース部は実質的円形であり、かつ前記弓形部は前記
    ベース部のまわりに折り畳んで三次元形態のライナの連続壁を形成することので
    きるものである、請求項30の植物容器ライナ用ブランク。
  32. 【請求項32】 前記ベース部は弓形または実質的半円形エッジを有する実
    質的半円形であり、前記弓形部は前記ベース部の前記弓形または半円形エッジの
    まわりに折り畳んで前記ベース部と共に三次元形態のライナの連続壁を形成する
    ことができる、請求項30の植物容器ライナ用ブランク。
  33. 【請求項33】 前記弓形部は前記ベース部のエッジの一部に沿って前記ベ
    ース部と一体的に形成されている、請求項30から32のいずれか1の植物容器
    ライナ用ブランク。
  34. 【請求項34】 前記弓形部および前記ベース部は分離されている、請求項
    30かから32のいずれか1の植物容器ライナ用ブランク。
  35. 【請求項35】 前記ベース部および前記弓形部の一方または両方は前記ブ
    ランクの三次元形態のライナへの組立体を促進するための延長タブ、フラップま
    たはリップを有する、請求項30から34のいずれか1の植物容器ライナ用ブラ
    ンク。
  36. 【請求項36】 半円形または弓形エッジを有する実質的半円形ベース部、
    および 前記ベース部の弓形または半円形エッジのまわりに折り畳んで前記ベース部と
    共に三次元形態のライナの連続壁を形成することのできる1またはそれ以上の壁
    部を含む植物容器ライナ用ブランク。
  37. 【請求項37】 前記壁部の少なくとも1つは前記ベース部と共に前記ベー
    ス部のエッジの一部に沿って一体的に形成される、請求項36の植物容器ライナ
    用ブランク。
  38. 【請求項38】 前記ベース部および前記弓形部の一方または両方は前記ブ
    ランクの三次元形態のライナへの組立体を促進するための延長タブ、フラップま
    たはリップを有する、請求項36または37の植物容器ライナ用ブランク。
  39. 【請求項39】 ベース部、前記ベース部に連結されていて前記ベース部の
    まわりに折り畳むとこのできる1またはそれ以上の壁部、および三次元形態のラ
    イナを形成するために前記ベース部と前記壁部を共に取り付けるための延長タブ
    、フラップ、またはリップの形態の連結手段を含み、前記三次元形態のライナに
    おいて前記延長タブ、フラップまたはリップは相互にまたは前記ブランクのタブ
    と重合する、植物容器ライナ用ブランク。
  40. 【請求項40】 圧縮水苔を有する、請求項30から39のいずれか1の植
    物容器ライナ用ブランク。
  41. 【請求項41】 ココナツ繊維を含む、請求項30から39のいずれか1の
    植物容器ライナ用ブランク。
  42. 【請求項42】 前記ベース部または前記弓形部の一方または両方に耐水層
    を更に含む、請求項30から41のいずれか1の植物容器ライナ用ブランク。
  43. 【請求項43】 三次元形態のライナは複数の同一形態のライナの入れ子式
    積み上げを促進する、請求項30から42のいずれか1の植物容器ライナ用ブラ
    ンク。
  44. 【請求項44】 請求項30から43のいずれか1の植物容器ライナ用ブラ
    ンクから組立てられた植物容器ライナ。
  45. 【請求項45】 植物容器用ライナを形成する方法であって、前記ライナは
    上開放部、前記開放部へ向けて起立した形態で延在する1またはそれ以上の壁を
    有する三次元形態であり、前記方法は再生可能な圧縮された水苔の1またはそれ
    以上のシートを三次元形態のライナに組立て、かつ前記シートをその形態で固定
    することを含み、それにより三次元形態のライナの壁が起立形態で自己支持する
    ようにする、植物容器用ライナ形成方法。
  46. 【請求項46】 前記三次元形態のライナを組立てるために水苔を直接的に
    1またはそれ以上のブランクの形態に圧縮することを更に含む、請求項45の植
    物容器用ライナ形成方法。
  47. 【請求項47】 前記ライナを単一ブランクから組立て、かつ前記水苔を前
    記ブランクの形状を形成するモールド凹部を有するモールドで圧縮する、請求項
    46の植物容器用ライナ形成方法。
  48. 【請求項48】 前記モールド凹部に所定量の水苔を充填するためにモール
    ド充填装置を使用することを含む請求項47の植物容器用ライナ形成方法。
  49. 【請求項49】 前記三次元形態のライナへ組立てる前に圧縮した水苔の相
    対的に大きいシートから前記圧縮水苔のシートを剪断することを更に含む、請求
    項45の植物容器用ライナ形成方法。
  50. 【請求項50】 組立前に前記シートの少なくとも一部の表面を少なくとも
    一部で再生することを更に含む、請求項45から49のいずれか1の植物容器用
    ライナ形成方法。
  51. 【請求項51】 前記ブランクを前記三次元形態に組立てる前に前記ブラン
    クの1側の表面を少なくとも一部で再生する、請求項50の植物容器用ライナ形
    成方法。
  52. 【請求項52】 組立に続いて前記ライナの少なくとも一部の表面を少なく
    とも一部で再生することを更に含む、請求項45から49のいずれか1の植物容
    器用ライナ形成方法。
  53. 【請求項53】 前記組立てたライナの外面を少なくとも一部で再生する、
    請求項52の植物容器用ライナ形成方法。
  54. 【請求項54】 前記少なくとも一部の再生は水をその表面に散布すること
    により行なう、前記50から53のいずれか1の植物容器用ライナ形成方法。
  55. 【請求項55】 前記シートをステープルにより前記三次元形態のライナに
    固定する、請求項45から54のいずれか1の植物容器用ライナ形成方法。
  56. 【請求項56】 前記再生可能圧縮した水苔のシートは耐水層を含む、請求
    項45から54のいずれか1の植物容器用ライナ形成方法。
  57. 【請求項57】 第一に水苔の床上に前記耐水層を設置し、次に他の水苔の
    層を前記耐水層上に設置し、その後に前記水苔を前記耐水層と共に圧縮すること
    により前記再生可能圧縮水苔のシートを形成する、請求項56の植物容器用ライ
    ナ形成方法。
  58. 【請求項58】 前記耐水層はアルミニウムフォイルである、請求項56ま
    たは57の植物容器用ライナ形成方法。
  59. 【請求項59】 前記三次元形態のライナは前記ライナの入れ子式積み重ね
    を可能にするものである、請求項45から58のいずれか1の植物容器用ライナ
    形成方法。
  60. 【請求項60】 単一ライナまたは複数の入れ子式に積み重ねたライナをシ
    ュリンクラッピング材により、前記シュリンクラッピング材が前記ライナまたは
    上ライナの内部へ延びるように包囲し、シュリンクラッピング材を前記ライナま
    たは前記上ライナの内部に設置されたウエイトにより秤量し、かつシュリンクラ
    ッピング材を前記ライナの形状に適合するように熱処理することを含む、請求項
    59の方法により形成されるライナを包装する方法。
  61. 【請求項61】 植物容器用ライナであって、前記ライナは上開放部、およ
    び前記開放部へ向けて起立した形態で延在する1またはそれ以上の壁を有する三
    次元形態であり、前記ライナは前記三次元形態のライナに固定された再生可能な
    圧縮水苔の1またはそれ以上のシートを含み、それにより前記は前記ライナの壁
    が起立形態で自己支持するようにする、植物容器用ライナ。
  62. 【請求項62】 前記ライナの少なくとも一部の表面は少なくとも一部で再
    生される、請求項61の植物容器用ライナ。
  63. 【請求項63】 前記ライナの外面は少なくとも一部で再生される、請求項
    62の植物容器用ライナ。
  64. 【請求項64】 前記ライナはステープルにより前記三次元形態に固定され
    ている、請求項61から63のいずれか1の植物容器用ライナ。
  65. 【請求項65】 前記再生可能な圧縮水苔のシートは耐水層を含む、請求項
    61から64のいずれか1の植物容器用ライナ。
  66. 【請求項66】 前記耐水層はアルミニウムフォイルである、請求項65の
    植物容器用ライナ。
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