JP2002530584A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JP2002530584A
JP2002530584A JP2000584179A JP2000584179A JP2002530584A JP 2002530584 A JP2002530584 A JP 2002530584A JP 2000584179 A JP2000584179 A JP 2000584179A JP 2000584179 A JP2000584179 A JP 2000584179A JP 2002530584 A JP2002530584 A JP 2002530584A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、分離型火花点火形式の、即ち、圧縮行程の終わり近く、火花点火より少し前まで大部分の燃料が大部分の空気との混合を開始しない、絞り作業のない内燃機関に関する。本発明は、メインシリンダ(12)に通じる第2のシリンダ(14)を使用し、燃料は第2のシリンダ内部へと送り出されて気化する。第2のシリンダ(14)には火花点火手段(52)を含む空隙(520)が付着されており、制御された量の燃料はこの間隙へと送られ、エンジンの圧縮行程の間に空隙に入り込む空気と混合し、エンジンの出力に関わりなく、点火の瞬間に火花プラグに実質上の理論燃料/空気混合物が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、内燃機関に関する。
【0002】 (背景技術) 分離式エンジンは、圧縮行程の終わり近く、点火の直前まで大部分の燃料がエ
ンジンによって誘導される大部分の空気との混合を開始しないエンジンであり、
分離式エンジンとして分類され得る様々な内燃機関は、例えば英国特許出願第2
155546号、英国特許出願第2186913号、英国特許出願第22181
53号、英国特許出願第2238830号、英国特許出願第2246394号、
英国特許出願第2261028号、英国特許出願第2268544号、英国特許
出願第2279407号及び米国特許第5,803,026号から知られている
。これらの文書に記載されたエンジンは、現在文献でメリットエンジンとして知
られている。
【0003】 ディーゼルエンジンも分離式エンジンであるが、火花点火ガソリンエンジン(
SIGE)は予め混合された燃料と空気の混合物を圧縮する。
【0004】 ディーゼルエンジン及びメリットエンジン等の分離式エンジンの重要な特徴は
、点火の瞬間直前まで燃料を大部分の空気から隔離して閉じこめておくこと、及
び圧縮行程の終わり近くで燃料を燃焼室へ急速に送り込むことにある。
【0005】 メリットエンジンでは、燃料は、従来型のより大きいピストンの排気及び/ま
たは吸入行程の間に第2のシリンダ/ピストン装置へと入ることが可能であり、
第2のピストンによってこの第2のシリンダに閉じこめられ、ここで実質的に気
化されて圧縮行程の終わり近くまで大部分の空気から隔離された状態に維持され
る。この時点で、第2のピストンがこの燃料を燃焼室に送り込む。ディーゼルエ
ンジンとの類似点を幾つか有しているが、メリットエンジンは、燃料が気化して
幾分かの空気と混合し、燃焼室に入る前に濃厚混合気を形成する時間を見込んで
いる。ディーゼルエンジンと同様に、メリットエンジンは、空気取り入れ口を絞
り込むことなくフルパワーからアイドリングまで作動可能である。
【0006】 火花点火を使用する場合、メリットエンジンは、火花プラグに何サイクルにも
渡って機能障害なしに点火されることが可能な燃料/空気混合物が供給されるこ
とを確実にしようとする。
【0007】 (発明の開示) 本発明は、改良された内燃機関を提供しようとするものであり、特に、あらゆ
る燃料装荷状況の下で火花プラグに綿密に制御された燃料/空気混合物を供給す
る手段を提供しようとするものである。
【0008】 よって本発明が提供する内燃機関は、 少なくとも1対の第1及び第2のシリンダを備え、第1のシリンダは第2のシ
リンダより大きい押しのけ容積を有し、 前記両シリンダにおいて往復運動が可能な第1及び第2の各ピストンを備え、
第2のピストンは第2のシリンダを第1の容積と第2の容積とに分割し、第2の
容積は2つのピストンの間にあり、 第1のシリンダに通じる吸気口手段と、 第1のシリンダに通じる排気手段と、 前記両ピストンが実質的にそれらの上死点にあれば、前記両ピストン間の共用
燃焼空間を限定する手段とを備え、前記燃焼空間は前記第2の容積を含み、 第2のピストンの圧縮行程の終わりに向けて、前記第1の容積から前記第2の
容積への気体の流れを可能にするための移送手段と、 前記第2のピストンの圧縮行程の終わりに至るまで、前記第1の容積から前記
第2の容積への燃料/空気混合物の移動を抑制するための抑制手段と、 燃料を第1の容積に供給するための第1の燃料源と、 前記第2のピストンを駆動するための駆動手段と、 第2のシリンダの側壁内に形成された、開口手段を介して前記第2のシリンダ
へと開放されている空隙手段と、 前記空隙手段に位置づけられた火花点火手段とを備え、 前記空隙手段の内部で火花点火を実行可能な燃料/空気混合物を形成すべく或
る量の燃料を前記空隙手段へ供給するための燃料送出し手段を特徴とし、前記燃
料の量は、エンジンの出力需要に合わせて、第1の燃料源によって送り出される
燃料の量に関わりなく決定される。
【0009】 本発明の1つの特徴は、第1のピストンの圧縮行程の間に、実質的に清浄な空
気が開口手段を介して空隙手段へ送り出されて、空隙手段へ送り出された当該量
の燃料と混合し、空隙手段へ送り出される燃料は、その出力需要に合わせて、エ
ンジンに送り出される燃料の総量に関わりなく定量化されることにある。
【0010】 好適には、燃料送出し手段は、実質的に液体である燃料を空隙手段へ送り出す
。また好適には、第1の燃料源も燃料送出し手段である。開口手段は、第1の燃
料源と整合されていることが望ましい。
【0011】 望ましくは、第2のピストンの頂部は、その動作範囲の一部の間に開口手段を
第1の燃料源から覆い隠し、その動作範囲の他の部分の間に開口手段を第1の燃
料源に暴露させる。
【0012】 代替として、燃料送出し手段は空隙手段の壁に接続される。こうした実施形態
では、燃料送出し手段は、実質的に液体である燃料または実質的に気体である燃
料を空隙手段へ送り出すことができる。
【0013】 この代替実施形態では、好適には、第1の燃料源が或る量の燃料を第1の容積
へ直接送り出し、燃料送出し手段が他の量の燃料を空隙手段へ直接送り出す。第
1の燃料源によって送り出される燃料の量はエンジンの出力需要によって調節さ
れ、高信頼性かつ効率的な火花点火の要件には関わりがないが、燃料送出し手段
によって送り出される燃料の量はエンジンの出力需要によっては調節されないも
のの、高信頼性かつ効率的な火花点火を可能にするように選定されることは理解
されるであろう。
【0014】 好適には、駆動手段は、第1のピストンの膨張行程の少なくとも一部の間に、
第2のピストンをその上死点位置で、またはその上死点位置の近くで実質的に静
止した状態に維持するための手段を含む。
【0015】 以下、添付の図面を参照して、本発明を例示的にさらに詳しく説明する。
【0016】 (例示的実施形態の詳細な説明) 本発明は、米国特許第5,803,026号の開示内容を改良したものであり
、図1及び2は同文書の開示内容を示している。参照の便宜上、先行技術及び本
発明の実施形態では類似番号を使用している。
【0017】 図1及び図2が示すメリットエンジンはより大きいシリンダ12とより小さい
シリンダ14とを有し、両者は空気ブリード穴2161を介して互いに連絡して
いる。より小さいピストン18は、小さい方のシリンダ14内を移動可能であり
、駆動用心棒234を有する頂部35を有している。頂部35の端部37は、小
さい方のシリンダ14の壁14a(図3)からの半径方向の間隙128を有して
いる。小さい方のピストン18が、図1におけるようにその上死点位置18aに
あるとき、頂部35と空気ブリード穴2161との間の空間20はエンジンの燃
焼室となる。
【0018】 初期の設計のメリットエンジンと同様に、空気ブリード穴2161は、大小両
シリンダ間の気体の移動を可能にし、圧縮行程の間の空間20における空気の動
きに影響を及ぼす。
【0019】 より大きいピストン16は、大きい方のシリンダ12内を移動可能であり、頂
部36を有し、ピストンリングによって従来的方法で密封されている。吸排気弁
24は、シリンダ12との空気及び排気の送込み、送出しを行なう。好適には、
吸気は絞り込まれない。2つのピストン16及び18は、共に結合されることが
可能な、もしくは適正な制御器Cによって共に作動するように制御される別個の
機構によって動かされる。例えば、小さい方のピストン18は、ばね(図示され
ていない)と、クランク軸速度の半分で回転するカム軸600に付着されたカム
500とによって動かされることが可能である。
【0020】 空隙520内部の混合気の燃料/空気比は、図2が示すように、開口522の
軸方向位置によって決定されることは認識されるであろう。距離Xは、気体燃料
を含む混合気が空隙520に入る期間を制御し、距離Yは、空気のみが当該空隙
に入る期間を制御する。距離Xプラス距離Yは、第2のピストン18の全行程に
等しい。距離Xの間に第1の容積15aから当該空隙に入る燃料の量は一定では
なく、エンジンの出力需要に合わせて燃料噴射器34によって第1の容積15a
へと先に送り込まれた燃料の量に比例して変化する。従って、距離X及びYが選
定されれば、信頼できる火花点火にとって適正な燃料/空気混合物の調和は、エ
ンジンの燃料装荷における狭い範囲でしか維持され得ない。本発明は、空隙52
0に実質的に一定の燃料/空気混合物を供給することによってこの困難さを克服
し、極めて広い範囲のエンジン燃料装荷状況に渡る信頼できる火花点火の保有を
可能にする。
【0021】 図3が示すように、図1及び2と同様に小さい方のピストン18は、第2のシ
リンダ14を小さい方のピストンの頂部35より後方の第1の容積15aと、2
つのピストンの間に位置する第2の容積15bとに分ける。第1及び第2の容積
15a及び15bの大きさは小さい方のピストン18の動きに伴って変化し、ピ
ストン18がその上死点位置にあるとき(図1)は、第2の容積15bが最大に
なり、燃焼空間20の大部分を形成することは認識されるであろう。
【0022】 小さい方のピストン18の頂部35は、ピストン18の行程を実質的に下回る
軸方向厚さを有する端部37を有している。外周端部37は小さい方のシリンダ
の壁14aから間隔を置いて配置されており、環状の間隙128が形成されてい
る。
【0023】 実質的に液体である燃料は、燃料噴射器34によって小さい方のシリンダ14
の第1の容積15aに送り込まれる。この場合の「実質的に液体である燃料」と
いう言い回しは、多少なりとも燃料の一部が噴射によって即時気化されるという
事実の認識の下に行われている。
【0024】 空隙520は、小さい方のシリンダ14の壁内に設置されている。火花プラグ
52は、点火用として空隙520内に設置されている。空隙520は、限定的な
穴または開口522を介して燃焼室20に繋がっている(図4)。燃料噴射器3
4及び火花プラグ52は、エンジン管理システムMによって制御されることが可
能である。
【0025】 本発明のある好適な形態においては、燃料噴射器34は、燃料を、開口522
と一直線上にある軸に沿って、実質的に液体である燃料の少なくとも1つの実質
的な凝集性ジェットの形態で送り出し、開口522は、図3及び4が示すように
、ピストン18がその下死点位置に近づきつつあるときにだけこの液体燃料ジェ
ットに完全に曝されるようになるように位置づけられている。
【0026】 燃料噴射器の軌跡の配向は、図5が示すようにピストン18の心棒234から
偏向されており、燃料は、開口522に向かうその経路において駆動用心棒23
4にぶつからない。
【0027】 火花プラグ空隙520の配向は、多気筒エンジンにおける火花プラグへのアク
セスを可能にするように選定されることが可能である。図7は、火花プラグ52
と燃料噴射器34の双方に多気筒エンジンの同じ側の端部からアクセスすること
のできる配向を示している。この実施形態の場合も、火花プラグと燃料噴射器3
4とは一直線上に配列されていない。
【0028】 本発明の作動原理は、次のようなものである。
【0029】 第1のピストン16の排気及び吸入両行程の間に、第2のピストン18は、(
図1が示す位置に相当する)その所定位置または上死点位置からその下死点位置
(図3、4)まで移動し、容積15aへの吸入行程を実行する。本発明のある好
適な形態では、この吸入行程において、図6が示すように、或る量の(実質的に
液体である)一次燃料が噴射器34から小さい方のシリンダ14の第1の容積1
5aへと噴射される。当該量の燃料は、空気、及び第2のピストン18の周囲の
環状の間隙128から第1の容積15aに漏れ出た残留排気ガスと混合して気化
する。第1の容積15aにおいてこの一次燃料量を分離された状態に維持するこ
とにより、この小さい環状の間隙128は、ピストン頂部35と共に抑制手段と
して作用する。
【0030】 吸入期間の大部分に渡って、図6が示すように、液体燃料ジェットは、第2の
ピストン18が空隙への燃料の流れを阻止するために、開口522に到達するこ
とができない。燃料は、代わりにピストン18の円錐面に当たり、結果的に一部
が砕けて細かい霧状になる。第1の燃料源によって送り出される一次燃料量は、
エンジンの負荷要件に適合させるための補助として供給され、図3で制御器Mと
して示されているエンジン管理システムによって決定される。制御器Mは、次に
この燃料量の噴射のタイミング及び持続時間を制御する。
【0031】 第2のピストン18の吸入行程の終わりでは、開口522は、図4が示すよう
に、燃料噴射器34からの液体燃料ジェットの送出軌跡に曝される。この時点で
、(実質的に液体である)二次燃料量が、開口522を介して空隙520へと直
接送り込まれる。二次燃料量はエンジンの負荷需要によっては管理されないが、
火花空隙520内に実質上化学的に適正な(理論)燃料/空気混合物を供給する
ように決定される。
【0032】 二次燃料量の噴射の開始のタイミング及び持続時間も、やはり制御器Mによっ
て制御される。制御器Mは、例えば図1のカム軸600に類似するカム軸の位置
から、第2のピストン18の位置の信号を受信することができる。
【0033】 好適には、小さい方のピストン18の吸入行程の間、エンジンの排気弁または
吸気弁の何れかは大きい方のシリンダ12へと開放され、第2のシリンダ14及
び火花プラグ空隙520内部の圧力は共に大気圧である、もしくは大気圧に近い
。従って、点火空隙開口522が第1の容積15aへと開放されている場合でも
、第1の容積15a内に存在する燃料/空気混合物が点火空隙520に浸入する
ことはほとんどない、もしくは全くなく、点火空隙内に存在する全ての燃料また
は実質的に全ての燃料はここに特に送り込まれた二次燃料量である。燃料を高い
ガス圧力で噴射する必要はないため、燃料噴射器34には液体燃料が比較的低圧
で供給され得ることは認識されるであろう。
【0034】 ピストン16及び18が、実質上共にそれらの圧縮行程を開始すると、空気は
、実質上燃料なしに空気ブリード穴2161から小さい方のシリンダ14の第2
の容積15bへと浸入し始め、火花プラグ空隙520内の圧力は、空気がこれに
浸入し、先に空隙520に送り込まれた二次燃料量と混合するにつれて上昇し始
める。
【0035】 圧縮された空気は圧縮行程によって加熱され、これが開口522内に残存して
いた液体燃料を全て火花プラグ空隙520へ押しやり、圧縮行程の間に気化させ
る。空隙520に対する開口522の方向は、空隙520内の空気の移動を適正
にして内部の液体燃料の急速な気化を促進させるように構築されることが可能で
ある。
【0036】 圧縮行程の終わり近くで火花プラグが加圧される時点では、空隙520内の燃
料/空気混合物はほぼ理論混合気、好適には僅かに希薄な混合気であり、炭素煤
を形成することなく燃焼する。開口522から現れる火炎ジェットは、容積15
aに分離されていた一次燃料量を含む主要な気化された燃料ガス混合気が、今や
移送手段として機能する外周間隙128の周りの燃焼室20へ入った時点で、そ
の所定位置または上死点位置近くにある第2のピストン18の周辺へと向けられ
る。
【0037】 好適には、第2の容積15b内部の空気は、第1のピストンの圧縮行程の間に
第2の容積の周囲を旋回させられる、即ち空気は、第2のピストン18の心棒2
34の軸に平行な軸及び/またはこれに一致する軸を中心として回転する。第1
の容積からの燃料/空気混合物が圧縮行程の終わりで第2の容積に浸入する際に
、この旋回は、点火時点で燃料/空気混合物を外周間隙128直下で回転させ続
けるように機能する。この方法によれば、極めて少量の燃料ガスであっても、点
火の時点で実質的に濃縮された、かつ点火可能な状態であり続けることができる
。この旋回は、例えば図1−3が示すような空気ブリード穴2161の形状、配
向及び位置によって与えられることが可能である。
【0038】 第2のシリンダ14は、好適には、第2のピストンがその上死点位置に接近す
るにつれて燃料/空気混合物が第2の容積15bに浸入することを促進するため
に、第2のピストンの上死点位置18a(図3)に隣接する拡張溝38を含んで
いる。この実施形態では、オプションである溝38も移送手段の一部として機能
する。図3はこの溝38を示しているが、好適にはこれは他の実施形態において
も存在することは理解されるであろう。
【0039】 本発明のある好適な形態においては、ピストン18の吸入行程は、ピストン1
6の排気及び吸入両行程の間に発生する。ピストン16及び18双方の吸入行程
はほぼ同時に終了し、両者はそれらの圧縮行程を通じてほぼ同時に移動する。ピ
ストン16の膨張(燃焼)行程の間、ピストン18は図1が示すような配置状態
を維持し、その状態で燃料噴射器34を燃焼圧力及び温度から保護し、燃焼室ま
たは燃焼空間20を最大容量にさせる。
【0040】 第2のピストンがその上死点位置にあるとき、その背後の容積、即ちその背面
とその台座との間の容積は当然最小になる。好適には、第2のピストンの背面は
、同ピストンの外周に隣接する台座に勘合し、噴射器34及び心棒234を燃焼
室20から封鎖する。
【0041】 火花空隙520への燃料供給は、別の第2の短期噴射で行うことができる。こ
れは、一次燃料量の送出開始後、第1のピストン16の2行程分、または360
クランク度まで遅延されることが可能である。代替として、特に低燃料装荷の下
では、(図6におけるように)第2のピストン18が火花空隙開口522を暴露
する前に単一の燃料噴射を開始し、(図4におけるように)前記開口が暴露され
た状態になるまで継続することができる。従って、第2のピストンは、その行程
における所定のポイントを通過するまで空隙への燃料の流れを阻止し、その間、
噴射器によって噴射される燃料の方向は変わらない。言い替えれば、第2のピス
トンがその下死点位置近くの所定のポイントを通過した前後で、燃料は空隙52
0への浸入を阻止される。
【0042】 従って上述の通り、2回の別の燃料送出の代わりに、噴射器34は燃料を継続
して送り出すことが可能であり、第2のピストンは、その行程に沿った所定のポ
イントで点火空隙520への燃料の流れを開始及び停止させる。
【0043】 同様に、1エンジンサイクルの間に2つの別の噴射が行われる場合は、二次燃
料量の送出は、開口522がピストン18の端部によって露出される前に開始さ
れ、おそらくはピストン18の端部によって再度被覆される直後まで継続するこ
とができる。但し、制御器Mは、火花プラグ空隙が、火花空隙520においてほ
ぼ理論混合気、好適には僅かに希薄な混合気を形成するような適正量の燃料を受
け入れることを保証するものとする。
【0044】 図4に示すように、燃料噴射器34の軌跡軸は、好適には火花空隙開口522
の軸に整合していなければならないが、第2のシリンダの内面から偏向または反
射する燃料を含む他の燃料噴射軌跡の使用も可能である。
【0045】 開口522に向けたジェットに加えて、噴射器は、燃料送出率を高めるために
本開口から反れて配向された他の1つまたは複数のジェットを有することができ
る。この方法においては、一次燃料量の一部または全てが第1の容積15aへと
送り出され、同時に二次燃料量が点火空隙520へと送り出されることが可能で
ある。
【0046】 開口522は、効果的には、本開口へ向けられる液体燃料の収集を向上させる
ために漏斗形の円錐口を有することが可能である。
【0047】 好適には、開口522の位置は、圧縮行程の初めの間に第1の容積15aにお
いて空隙開口522が燃料/空気混合物に暴露される時間を短縮し、こうして火
花プラグ空隙520が第2のシリンダ14の第1の容積15aからの燃料を含む
ガス性混合物で充填される尤度を低減させるように、第2のピストン18がその
下死点位置にあるときにピストン18の端部37の位置から遠く離れ過ぎていて
はならない。こうしたガスにおける燃料の量はエンジン負荷に伴って変化し、圧
縮行程の間に空隙520へと浸入するようであれば、エンジン制御器Mは、火花
空隙520の「ガス補充」に必要な二次燃料量の決定に際してこのことを考慮す
る必要がある。これは、不必要な複雑さの原因となる可能性がある。
【0048】 図8及び9が示す代替装置では、点火または火花空隙520への直接的な燃料
供給は、第2の燃料源342を第1の燃料源34に追加して供給される燃料送出
手段として使用することにより達成することができる。第1の燃料源は、燃料を
前記第1の容積15aへ供給するためにのみ使用される。
【0049】 従って、本発明のある代替実施形態においては、燃料噴射器34は、液体燃料
を第1の容積15aへ噴霧またはジェットの形態で送り出すように配置されてい
るが、必ずしも開口522と同一線上にある必要はない。噴射器34は、第1の
容積15aへ燃料を送り出すが、点火空隙520へは送り出さない。第2の燃料
供給装置342は、空隙520の壁内の小さな開口を介して少量の燃料を点火空
隙520へ送り出し、空隙520内に火花点火性の燃料/空気混合物を形成する
。効果的には、噴射器34及び装置342を介する燃料の送出は、圧縮行程の開
始前に実行することができる。
【0050】 燃料送出装置342は、あらゆるエンジン作動条件の下で点火空隙520内に
理論混合気に近い燃料/空気混合物を形成するように選定された少量(二次量)
の燃料を、毎エンジンサイクルに一回送り出すことを要求されている。
【0051】 圧縮行程の大部分または全てを通じて、第2のピストン18は、第1の容積1
5aに含まれる気化された燃料の流れが点火空隙520に入ることを阻止し、空
気だけを点火空隙に入れることは認識されるであろう。
【0052】 燃料送出装置342は、様々な形式を採ることが可能であり、図9が示す、外
向きに開放された放出弁を有する小型化された従来の燃料噴射器の形式を採るこ
とができる。代替として図10が示す他の実施形態では、同装置は遠隔に位置づ
けられたソレノイド操作式燃料噴射弁3422を構成し、同噴射弁3422は、
加圧された燃料を計量し、管3434を介してこれを空隙520の内壁の近くに
配置された逆止め弁及び送出しジェット3421へ送る。この方法では、燃料絞
り弁3422は、空隙520から離れた便利な場所、おそらくは燃料ポンプ34
33の近くに配置されることが可能である。多気筒エンジンでは、2つ以上のシ
リンダがこうした絞り弁を共有し、その空隙520への燃料送出を同時に受け入
れることも可能である。
【0053】 図11が示す実施形態では、小型の陽極多室変位ポンプ3435がエンジン速
度と同期されて所望量の燃料を送り出し、毎エンジンサイクルに一度、燃料ポン
プの1室を所定の1つまたは複数のシリンダの適正な空隙520に直接接続して
いる個々の管34341乃至34344によってこれを各シリンダの空隙520
へ分配する。必要であれば、空隙520への入口ポイントに逆止め弁3421を
効果的に使用して、燃料システムを燃焼圧力から隔離することができる。点火空
隙520への燃料供給は、常温始動を促進するために予熱することが可能である
。また、点火空隙に供給される燃料は、例えば適当な小型の電気ボイラ内で気化
させ、ガスの形態で空隙520に送ることも可能である。これにより、少量の燃
料の計量はさらに制御が容易になると思われる。
【0054】 図9が示す実施形態において、空隙520への燃料送出が完了すると、第2の
ピストン18は、ピストン16の圧縮行程の間にその上死点位置へと移動する。
この期間中、開口522は、本質的に燃料なしの圧縮された空気に暴露される。
この空気は空隙520へと押しやられ、この間に気化して空隙520内の燃料と
混合し、好適には化学的に適正な理論混合気である火花点火性の混合気を形成す
る。
【0055】 燃料噴射器342は、エンジン負荷に関係なく空隙520に或る量の燃料を効
果的に送るが、この燃料量は、あらゆる状況下で、空気のみと混合した後に理論
混合気に近い燃料/空気混合物を形成し、こうして空隙520における空気と燃
料の比率の正確な制御を可能にするように決定されることは認識されるであろう
【0056】 図3、4、6及び8−11が示すように、開口522の方向は、点火事象の後
に空隙520から生じるプラズマ火炎ジェットと、圧縮行程の終わりに第2のピ
ストンの周辺から生じる燃料との間の直接接触を促進するように、第2のピスト
ンがその上死点位置においてその台座に落ち着いた時点で同ピストンの端部と効
果的に整合される。
【0057】 また図4が示すように、開口522は、小さい方のピストン18がその下死点
位置にある時点で同ピストンの端部の直上に効果的に配置され、小さい方のピス
トン18の圧縮行程の間の第1の容積15aから空隙520への燃料の浸入が回
避される。但し、図8−11の実施形態では、第2の燃料量が噴射器342(ま
たは弁3421)によって点火空隙520に送られるため、ピストン18が開口
522を第1の容積15aに暴露する必要はなく、所望されれば、開口522を
、図9の実施形態が示すように小さい方のピストン18の下死点位置を超えて配
置できることは理解されるであろう。
【0058】 吸気弁24を介して第1のシリンダ12に入る空気は、あらゆる作動条件下で
効果的に絞り込まれないことが可能であるため、空隙520内の空気量は狭い範
囲内でほぼ同一に維持され、容積効率によってしか変化しないこと、本質的には
、エンジン速度によって変化し、負荷では変化しないことは認識されるであろう
。空隙520へ送り込む燃料の計量の制御は、この点を考慮して、火花プラグが
常時空隙520において理論混合気より僅かに希薄な燃料/空気混合物を点火し
て火花プラグが絶対に煤けないことを保証するように行うことができる。
【0059】 また、メリットエンジンの圧縮行程の間は、空気しか空隙に入らず、実質的に
追加の燃料は空隙に入らないことを知った上で、本発明は、信頼性のある火花点
火に必要な量の液体燃料が直接供給される点火空隙の使用を可能にすることも認
識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、先行技術による四行程機関の両シリンダの一部の断面であり、膨張行
程の終わりが示されている。
【図2】 図2は、図1の先行技術装置の一部の拡大線図であり、吸入行程の終わりが実
線で、圧縮行程の終わりが点線で示されている。
【図3】 図3は、本発明による図2に類似するエンジンの両シリンダの一部の断面であ
る。
【図4】 図4は、小さい方のピストンが下死点位置にあるときのエンジンの小さい方の
シリンダを示す部分断面図である。
【図5】 図5は、図4の平面断面図である。
【図6】 図6は、当該行程の異なる位置を示す、図4に類似する図である。
【図7】 図7は、ある代替実施形態の図5に類似する図である。
【図8】 図8は、他の代替実施形態の図6に類似する図である。
【図9】 図9は、第2のピストンがその下死点位置にある、さらに他の代替実施形態の
図である。
【図10】 図10は、さらなる代替実施形態の図9に類似する図である。
【図11】 図11は、他のさらなる代替実施形態の図9に類似する図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月8日(2001.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02P 13/00 301 F02P 13/00 301A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関であって、 少なくとも1対の第1及び第2のシリンダを備え、第1のシリンダは第2のシ
    リンダより大きい押しのけ容積を有し、 前記両シリンダにおいて往復運動が可能な第1及び第2の各ピストンを備え、
    第2のピストンは第2のシリンダを第1の容積と第2の容積とに分割し、第2の
    容積は2つのピストンの間にあり、 第1のシリンダに通じる吸気口手段と、 第1のシリンダに通じる排気手段と、 前記両ピストンが実質的にそれらの上死点にあれば、前記両ピストン間の共用
    燃焼空間を限定する手段とを備え、前記燃焼空間は前記第2の容積を含み、 第2のピストンの圧縮行程の終わりに向けて、前記第1の容積から前記第2の
    容積への気体の流れを可能にするための移送手段と、 前記第2のピストンの圧縮行程の終わりに至るまで、前記第1の容積から前記
    第2の容積への燃料/空気混合物の移動を抑制するための抑制手段と、 燃料を第1の容積に供給するための第1の燃料源と、 前記第2のピストンを駆動するための駆動手段と、 第2のシリンダの側壁内に形成された、開口手段を介して前記第2のシリンダ
    へと開放されている空隙手段と、 前記空隙手段に位置づけられた火花点火手段とを備え、 前記空隙手段の内部で火花点火を実行可能な燃料/空気混合物を形成すべく或
    る量の燃料を前記空隙手段へ供給するための燃料送出し手段を特徴とし、前記燃
    料の量は、エンジンの出力需要に合わせて、第1の燃料源によって送り出される
    燃料の量に関わりなく決定される内燃機関。
  2. 【請求項2】 第1の燃料源は、或る量の燃料を第1の容積に直接送り出す
    ように適合化され、燃料送出し手段は、他の量の燃料を空隙手段に直接送り出す
    ように適合化されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 【請求項3】 燃料送出し手段は、実質的に液体である燃料を空隙手段に送
    り出すことを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】 第1の燃料源もまた燃料送出し手段であることを特徴とする
    請求項3記載の内燃機関。
  5. 【請求項5】 開口手段は第1の燃料源と整合されること特徴とする請求項
    4記載の内燃機関。
  6. 【請求項6】 第2のピストンの頂部は、その移動範囲の一部の間に第1の
    燃料源から開口手段を覆い隠し、その移動範囲の他の部分の間に開口手段を第1
    の燃料源に暴露することを特徴とする請求項5記載の内燃機関。
  7. 【請求項7】 燃料送出し手段は、空隙手段の壁に接続されていることを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関。
  8. 【請求項8】 燃料送出し手段は、実質的に気体である燃料を空隙手段に送
    り出すことを特徴とする請求項7記載の内燃機関。
  9. 【請求項9】 燃料送出し手段は、実質的に液体である燃料を空隙手段に送
    り出すことを特徴とする請求項7記載の内燃機関。
  10. 【請求項10】 駆動手段は、第1のピストンの膨張行程の少なくとも一部
    の間に、第2のピストンをその上死点位置で、またはその上死点位置の近くで実
    質的に静止した状態に維持するための手段を含むことを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関。
  11. 【請求項11】 共用燃焼空間を限定する手段は第1のシリンダと第2の容
    積との間に空気ブリード穴を含み、空気ブリード穴は、第1のピストンの圧縮行
    程の間に、第2の容積の周囲に沿って回転を与えるように適合化されていること
    を特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  12. 【請求項12】 開口手段は、第2のピストンがその上死点位置に位置づけ
    られる際には、実質的に第2のピストンの頂部周辺へと向けられていることを特
    徴とする請求項1記載の内燃機関。
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