JP2002529820A - 通信処理用装置 - Google Patents

通信処理用装置

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JP2002529820A JP2000580134A JP2000580134A JP2002529820A JP 2002529820 A JP2002529820 A JP 2002529820A JP 2000580134 A JP2000580134 A JP 2000580134A JP 2000580134 A JP2000580134 A JP 2000580134A JP 2002529820 A JP2002529820 A JP 2002529820A
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Abstract

(57)【要約】 通信リンクにおいてユーザによって受取られる、識別情報を含む、通信を処理する装置であって:(i)通信用入力;(ii)入力において受取られた第1の通信と関係する識別情報を抽出する抽出手段;(iii)第1の通信をカテゴリ分類し、このカテゴリ分類に基いて動作を推薦するカテゴリ分類手段;(iv)第1の通信に対するユーザ応答を監視する手段;および(v)第1の通信に対する監視されるユーザ応答にしたがってカテゴリ分類手段に変更を加える変更手段を備えていて、第1の通信の識別情報に整合する識別情報をもつ第2の通信が受取られるときには、監視されたユーザ応答がカテゴリ分類手段によって推薦される装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、制限はしないが、とくにユーザに対する情報流の管理を補助するの
に適した通信処理装置に関する。
【0002】 従来の技術 現在のコンピュータは多機能デバイスであり、ユーザが、ローカルの源(ソー
ス)のみからではなく、ローカルエリアネットワークおよびインターネットのよ
うなワイドエリアネットワークを介して接続されたリモートの源からデータを処
理することができる。ユーザは、eメールを送受信し、概して多くの異なる日常
的なタスクを実行できるワークステーションとしてコンピュータを使用すること
ができる。
【0003】 いくつかの文献には、eメールメッセージをフィルタ処理して、ユーザが認知
する負担を軽減する種々の方法が記載されている。1つのこのような方法は、文
献XP000775829に記載されており、ここではメッセージは単純なベイス分類装置
を使用してフォルダへルート設定される。システムは‘サブジェクト(subject)
’内の‘発信元(from)’フィールドの情報に基づいてメッセージをフィルタ処
理し、この情報に基づいてどのようにメッセージを種々のフォルダへフィルタ処
理するかを知る。文献XP002099560では、eメールのテキストから情報を抽出す
るのに使用される種々のアルゴリズムを調べ、次にこの情報を使用して、その中
に含まれている内容に基いて到来するeメールをフィルタ処理する。文献XP0020
99561ではニューラルネットワークを使用して、メッセージから情報を抽出し、
どのようにユーザがその情報に応答するかを知り、次のeメール受信時のシステ
ムの活動(action、動作)を提案することを教示している。これらの活動にはメ
ッセージの表示、メッセージの保存、および応答ウインドウの開始、などを含ん
でもよい。文献XP00281149では、eメールを分類する規則を知るのに使用でき、
次にメッセージおよびメールボックスカテゴリを形成するのに使用できる種々の
方法を比較する。分類には、送信者およびメッセージ内のテキストを分類するこ
とを含み、ベイスネットを使用して、サブジェクトマターとサブジェクトから得
られた規則との間の因果関係を表わす。これらの場合の全ては、eメールの内容
またはサブジェクト、あるいはこの両者からテキストを抽出し、このテキストを
使用して、幾つかの方法でeメールを分類することに焦点を合わせている。
【0004】 発明が解決しようとする課題 本発明にしたがって、通信リンク上でユーザによって受取られる、識別情報を
含む通信を処理する方法であって: (i)通信用入力と; (ii)入力において受取られる第1の通信に関係する識別情報を抽出する抽
出手段と; (iii)第1の通信をカテゴリ分類し、カテゴリ分類に基いて活動を推薦する
カテゴリ分類手段と; (iv)第1の通信に応答してユーザを監視する手段と; (v)第1の通信に対する監視されているユーザ応答にしたがってカテゴリ
分類手段を変更して、第1の通信の識別情報に整合する識別情報をもつ第2の通
信が受取られると、監視されているユーザ応答はカテゴリ分類する手段によって
推薦されるようにする変更手段とを含む装置を提供する。
【0005】 装置は、ユーザに対してアベイラビリティステータスをログするダイヤリをさ
らに含み、前記カテゴリ分類手段は、受取った通信によってトリガされて、ユー
ザのアベイラビリティの状態をレビューして、受取られた通信に対して推薦され
る応答を前記アベイラビリティの状態の、少なくとも一部分に基くものとするこ
とが好都合である。
【0006】 本発明のコンテキストにおいて受取られる通信は一般的にeメールおよび電話
通信を含み、これらの通信の識別データは送信者、送信先アドレス、およびサブ
ジェクトに関する情報を含む。
【0007】 このコンテキストにおける抽出手段は一般的に、ブールセンサのような論理セ
ンサと呼ばれており、ベイズネット構成はカテゴリ分類手段を呼ぶのに使用され
る。本発明のユーザ応答監視手段および変更手段は、その機能によって概ね記載
されている。アベイラビリステータス状態は、ユーザが割込み可能であるか否か
、すなわちユーザまたは本発明とインターフェイスしているソフトウエアエージ
ェントからの入力とによって選択される設定機能に関して一般に言及している。
【0008】 ここで通信を処理する装置の別の態様、特徴、および長所を、例示的に、本発
明の実施形態として、添付の図面を参照して記載することにする。
【0009】 発明の実施の形態 概要 図1は一般的な従来のコンピュータシステム100を示し、そこには:従来のキ
ーボード101;ディスプレイスクリーン103、例えばCRTあるいはプラズマスク
リーン;マウス105;プロセッサ、例えばPentium(商標)プロセッサ;ランダム
アクセスメモリ109;ハードディスクドライブ111;オーディオ入力113、例えば
ユーザからの音声を検出するマイクロフォン;イメージングデバイス114、例え
ばゲイズトラッカー(gaze tracker)またはビデオカメラ;およびワークステー
ションをローカルエリアネットワーク(LAN)とインターネットのようなワイ
ドエリアネットワーク(WAN)とに接続して、このようなネットワークに接続
されたリモートのユーザとeメールをメッセージングすることを含むデータ交換
を容易にする入力/出力インターフェイス115を含むことを示す。インターフェ
イス115はさらに簡単な旧型の電話セット(a plain old telephone, POTS)
を制御することができ、図1に示した構成要素は共通のバス117によって相互接
続される。図1に示した単一のシステム構成に加えて、いくつかのコンピュータ
システム(図示されていない)は入力/出力インターフェイス115を介してロー
カルエリアネットワーク上で相互接続することができる。
【0010】 従来のやり方では、プロセッサ107はキーボード101およびマウス105の制御の
もとで、RAM109と、ハードディスクメモリ111上に保持されているプログラム
を実行するディスプレイ103上にデータを供給するイメージングデバイス114とを
使用する。オーディオ入力は、言語認識ソフトウエアによって使用するためのオ
ーディオ入力113を介して行なうことができる。したがってこの構成では通常の
データベース、言語処理、およびスプレッドシート機能を提供することができ、
このスプレッド機能は、ハードディスクメモリ111上に記憶されている従来のソ
フトウエアパッケージを使用することによってパーソナルコンピュータと関係す
る。プリンタ(図示されていない)へアクセスすることができる。
【0011】 さらに図2を参照すると、コンピュータシステム100によって実行されるタス
クを調整する装置(コーディネータ)305は、プロセッサ107によって処理するハ
ードディスクドライブ111上に記憶することができる。装置305はインテリジェン
トアシスタントシステム219の一部であってもよく、このときユーザは非常に複
雑なタスクに時間を当てることができるが、一方でシステム219がユーザの代わ
りに予め行ったユーザに対する観察結果に基づいていくつかの決定を行ない、ユ
ーザが生産性を上げることができる。システムによって実行される一般的なタス
クには、時間、情報、および通信管理を含む。コンピュータシステムが、入力/
出力インターフェイス115を介して相互接続されたいくつかのコンピュータワー
クステーションを含むとき、いくつかのインテリジェントアシスタントシステム
219は活動中であってもよく、互いに通信することができる。本発明のコンテキ
ストでは、“ユーザ”は必ずしも人間のエンティティに制限されず、別の装置ま
たはソフトウエアエージェントであってもよい。
【0012】 図2に示したように、このようなシステム219はさらに1組の自律システム201
、203、205、207、209、211を含んでもよく、これらは一般的にエージェントま
たはアシスタントと呼ばれており、ダイヤリ管理、電話呼のフィルタ処理、およ
びeメールの優先順位付け、ウエブサーチおよび電話ディレクトリ照会のような
種々のタスクに専用である: ・システム211はダイヤリアシスタントを含み、後述でより詳しく記載するよう
に、ファジー推論技術を使用してユーザがダイヤリエントリをするのを助ける;
・システム209はマルチモーダルインターフェイスを含み、多数のモダリティに
おけるデータのエントリを容易にする。モジュール209は文献(British Telecom
Technical Journal (BTTJ) Vol.16, No.3, July 1998, K.C.Tsui、他、“Intel
ligent Multimodal Systems”, pp 134-144)に記載されているように構成する
ことができる; ・システム247は、ユーザ選択パラメータを含むユーザプロフィールと一緒に、
名前およびユーザ関係者の接触の詳細から成るデータベースを含み、他のシステ
ム201、203、205、207、209、211によってアクセスされる; ・システム203はTalking Page(商標)のような分類された電話ディレクトリサ
ービスからデータを照会および処理するためのアシスタントを含み、これは文献
(British Telecom Technical Journal (BTTJ) Vol.16, No.3, July 1998, “Y
PA−An Intelligent Director Enquiry Assistant” A.De Roeck、他, pp 145
-155)により詳しく記載されている; ・システム201はワールドワイドウエブを検索するためのウエブアシスタントを
含む。ウエブアシスタントは、インテリジェント推論技術を使用してユーザの関
心および選択の関心モデルを展開する。これは文献(British Telecom Technica
l Journal (BTTJ) Vol.16, No.3, July 1998, “The Personalisation of Agent
Services” S.Soltysiak、他、pp 110-117)に記載されている; ・システム205は、到来したeメールが即座に注目されることを保証するか、ま
たは後日にレビューできるかを判断するeメールアシスタントを含む; ・システム207は、呼に即座に応答すべきか、または呼を後の時間または後日に
後回しにできるかを判断する電話アシスタントを含む。
【0013】 各エージェントはそれ自身のインターフェイスをもち、それ自身の特定のやり
方で対話し、エージェントはメッセージを送ることによって互いに通信する。こ
れらのエージェントは、ユーザとの対話を開始することによってユーザの環境(
eメールまたは電話呼)内のイベントに応答する本質的に反応性の(リアクティ
ブ)エージェントであり、全エージェントはインテリジェント推論コンピュータ
処理技術を使用して、ユーザに対して拡張したアシスタントを与える。
【0014】 コーディネータ エージェント間の協力の形をとる情報の調整は、上述のZEUSシステムのよ
うな多くの既知のシステムの特徴として表わされ、システム219はこのような対
話を同様に実行する(しかしながら協力の構成は異なる)。しかしながら、シス
テム219はさらに加えてユーザへの情報表示の調整を行い、この調整には追加の
エンティティ、すなわちユーザ(しかしながらエンティティは別のエージェント
、またはプロセスであってもよい)の制約を考慮することを含む。一般に、エー
ジェントがそのタスクを完了した後、次の活動の途中で、対応するタスクの結果
がユーザに示される。しかしながら、これらの結果を表わすときに制御する何ら
かの手段がないときは、ユーザは多くのユーザからの情報で同時にオーバーロー
ドしてしまうことがある。したがってエージェント情報の調整にはユーザに対す
る認識ロードを増加するのを避けることが必要である。この調整は一般にエージ
ェントとユーザとの間の対話を管理することと;2以上のエージェントの活動を
要求するユーザの代わりにタスクを実行することと;適切な時間に実行される活
動をスケジュールすることとを含む。したがってこの調整は、タスク情報を他の
エージェントから受取ることと;タスク情報を処理して実行可能なシステムの活
動、例えばエージェントがユーザに情報を表示するような活動を行うことと;こ
れらのシステムの活動の時間のデータベースを維持することとを含む。(上述の
)特許出願第WO99/05597号に記載されているシステムはタスクをスケジュールお
よび再スケジュールできるが、タスク情報のスケジューリング表示をユーザへ送
って、常に通信のオーバーロードを避けることには対処していない。
【0015】 装置305は、プランニング、スケジューリング、および続いてそれ自身の将来
の活動を実行することができる3層構造(反応部(reaction)−審議部(delibe
rative)−メタ推論部(meta-reasoning))のアーキテクチャをもつ調整エージェ
ントであってもよく、このスケジューリング能力によって上述の他の反応エージ
ェント201、203、205、207、209と区別される。したがって調整エージェントは
、これより‘コーディネータ(cordinator)’と呼び、コーディネータの第1の
実施形態として装置305を概略的に記述する。
【0016】 コーディネータ305は、ジャバスレッドによって用意される手段403の制御のも
とで機能するが、コーディネータにはジャバの使用は本質的であり、多数のプロ
セスを並行して実行する他の方法では手段403を用意することが分かるであろう
。マルチエージェントアプリケーションはオブジェクト指向であり、マルチスレ
ッド形であるので、これを展開する言語にジャバを選択するのは適切であり、し
たがって各エージェントは多くのオブジェクトおよびいくつかのスレッドを含む
ことができる。これは、さらにオペレーティングシステム全体においてポータブ
ルであり、優れたネットワーク通信機能を含むクラスライブラリの豊富な組を用
意する長所をもつ。
【0017】 したがって図3を参照すると、第1の実施形態では、コンピュータシステム10
0によって実行されるタスクを調整するコーディネータ305であって、タスクをス
ケジュールおよび再スケジュールするスケジューリング手段307および同じタス
クを実行する実行手段309を含むコーディネータ305を提供する。コーディネータ
305はタスク情報311を受取り、タスクのスケジュールの時間の記録315を維持す
るように動作することができ、タスクが変更されるか、または新しいタスクがコ
ーディネータ305へ送られるとき、コーディネータ305はスケジューリング手段30
7へ知らせ、それにしたがって時間の記録315を更新する。コーディネータ305は
さらにタスクプランのライブラリ323を含み、各タスクプランは対応するタスク
を実行するように活動可能な、予め特定された活動リストを含む。ユーザは、割
込みステータスを明白に特定して許可できるか、またはさもなければユーザに対
して割込みを行い、これはタスク情報311としてコーディネータに入力される。
一般的に、割込みステータスは、ユーザが(例えば、電話呼およびeメール通知
からの)割込みを受理または拒絶することに関する情報を含み、コーディネータ
305は、ユーザがこれらの選択を設定できる簡単なインターフェイスを含む。
【0018】 コーディネータ305はさらにワールドモデル313を含み、ワールドモデル313は
ユーザのタスクのダイヤリおよび割込みステータスを含み、タスクをスケジュー
ルし、時間の記録315を更新するときにコーディネータ305によってアクセスされ
る。コーディネータ305がインテリジェントアシスタントシステム219の一部を形
成するとき、このシステム219はインテリジェントエージェントの1つとしてダ
イヤリアシスタント211を含み、ワールドモデル313はダイヤリアシスタント211
によって記憶される情報を複製する。ワールドモデル313は、ユーザタスクのダ
イヤリをタスクのリストとして記憶することができ、各タスクはそれと関係する
時間スロットをもつ。各時間スロットは、開始時刻と継続期間とによって規定さ
れ、タスク情報311は、例えば情報をユーザへ供給する要求を含み、スケジュー
リング手段307はワールドモデル313の使用されていない時間スロット中に現れる
要求を実行するようにスケジュールする。要求が、コーディネータ305または他
のエージェント、あるいはこの両者によってタスクを実行することを含むとき、
時間スロットの継続期間はスケジュールされるときはタスク内に隠れてしまい、
これを使用して、時間の記録315をタスクを開始した時刻と一緒に更新すること
ができる。実際には、要求が情報をユーザに表示するとき、および現在の時間ス
ロットが使用されていないとき、コーディネータ305は、タスクをスケジュール
することを試行せず、要求を拒絶するか、または要求を拒絶し、ワールドモデル
313に関して、使用されていない将来の時間スロットにおいてタスクをスケジュ
ールし、そのときに対応する実行可能なタスクはコーディネータ305から出力さ
れる。第1の情況において、要求の源は要求を後で再び開始しなければならない
。第2の情況および第1の情況において、現在の時間スロットが使用されていな
いとき、対応する実行可能なタスクは単に、コーディネータ305と、源とユーザ
とが通信できるようにする要求源との間の通信であってもよい。
【0019】 図4に示したジャバスレッド417、419、421は複数のプロセスを並行して実行
するように動作することができ、ジャバスレッドの各々はコーディネータ305を
含む種々のプロセスを実行する責務を負う。コーディネータ305がタスク情報311
を受取ると、第1のジャバスレッド417はこれをシステム目標(ゴール)427へ変
換し、対応するプラン429をプランライブラリ323から検索する。このプラン429
は特定の目標を達成するための1組の活動テンプレートから構成され、スレッド4
17は活動テンプレートのインスタンス生成(インスタンシエート)431を要求さ
れて、目標427で供給されるパラメータを使用して実行可能なタスクを形成する
。タスク情報311は、システム目標427へ送られる期限時刻のようなパラメータを
含み、次にこのタスク情報を活動テンプレートに関連して使用し、実行時刻およ
び対応する実行可能なタスク433をスケジューリング手段307によって特定する。
【0020】 2つのタイプの期限を“可能な限り早く”および“期限内で可能な限り遅く”
として特定することができる。目標427はフィルタ(図示されていない)によっ
てフィルタ処理され、1組のメタルールによって特定され、全体的なジョブは コーディネータ305によって達成可能であることが望ましく、達成可能であると
考えられているタスクのみを選択する。スケジューリング手段307は、スケジュ
ーリングの好ましいタイプ(“可能な限り早く”または“期限内で可能な限り遅
く”)に基いてタスクをスケジュールし、ワールドモデル313を調べることによ
って他のタスクを実行する。活動がスケジュールされると、全体的なシステム21
9によって実行される活動タスクのリストである時間の記録315が更新される。
【0021】 タスクが、上述のように実行可能なタスク433に処理されると、第2のスレッ
ド419はタスクを選抜(ピックアップ)する。第2のジャバスレッド419は435を
繰り返し検査して、タスクを実行する必要があるか否かを調べ、タスクを実行す
るときは、実行手段309は、図3および4に示したように、コーディネータ305か
らタスクを実行するように要求された情報を送る。第2のスレッド419は15秒
ごとにタスクを実行する必要があるか否かを検査し、各サイクルごとに1つのタ
スクを検索することができる。連続する採掘において一連のタスクが検索される
と、タスクは、検索された順番に依存して連続的に実行される。
【0022】 第3のジャバスレッド421は、ユーザの活動のワールド記録31の維持を含む新
しいタスク情報311の更新を処理する。これは、割込みステータス情報の検査を
含む新しいタスク情報311を毎秒検査することと、第1および第2のスレッド417
、419とインターフェイスすることとによって部分的に達成される。新しいタス
ク情報311は、(新しい情報タスク311に対応して)最早要求されなくなった目標
を削除し、(適用可能であれば)代わりの目標、すなわち新しい目標をスケジュ
ールする。これは第1のスレッド417へ向かうタスク情報311を含むフィードバッ
ク経路439として図4に示されている。
【0023】 コーディネータ305はさらにユーザ選択を記憶する手段303を含み、このユーザ
選択は、コーディネータ305の場合は、種々のタスクを実行する好ましい時間を
含み、コーディネータ305が種々のシステム目標(例えば、低い優先度のeメー
ルを読み取るリマインダを発行すること)に応答して活動をスケジュールできる
ようにする。上述の標準の3層構造のエージェントのアーキテクチャに関して、
タスク情報311は反応層の一部を形成し;ワールドモデル313、スケジューリング
手段307、目標427、プランライブラリ323、および実行手段309は審議層の一部を
形成し;記憶されたユーザ選択303および時間の記録315はメタ推論層の一部を形
成している。
【0024】 上述のように、コーディネータ305はさらに、ユーザとインテリジェントアシ
スタントシステム219との間の対話を管理するように動作することができる。し
たがって、システム219は複数のインテリジェントエージェント201、203、205、
207、209、211を含むとき、コーディネータ305はインテリジェントエージェント
と対話し、“割込み不可(will not accept any interruptions)”のような割
込みステータスを考慮して、ユーザへの情報表示をスケジュールする。これは図
2に模式的に示されているが、インテリジェントエージェントはダイヤリアシス
タント、eメールアシスタント、ウエブアシスタント、およびイエローページア
シスタントの少なくともいくつかを含んでもよい。システム219がダイヤリアシ
スタント211を含むとき、これを使用して、30分ごとに割込みステータスをリ
セットして、ユーザがステータスを“活動状態”(すなわち“割込みを受理する
”)にリセットするのを忘れたときには、システム219は制御を行って、リマイ
ンダを見付ける、などのようなイベントによって割込みを可能にする。明らかに
、ユーザは、所望であれば、この自動スイッチをオーバーライドすることができ
る。
【0025】 上述から分かるように、コーディネータ305はシステム219の中央制御装置では
ない。コーディネータ305はエージェント201、203、205、207、209、211がコー
ディネータ305から送られたタスクの実行309を行うことを要求できるが、エージ
ェントはこれらのタスクを実行できない。エージェントはゼウスオープンメッセ
ージングアーキテクチャ(Zeus Open Messaging Architecture)(詳しくは、脚
注1参照)を使用して互いに通信し、エージェント201、203、205、207、209、2
11はほぼユーザの操作のもとで動作するが、上述のように、ユーザへの情報通知
は図2に示したように四角形部分241によってコーディネータ305へルート設定さ
れる。図2において、楕円形部分243はコーディネータ305からエージェントへの
要求を表わし、タスクの実行309を行う情報に対応する。ダイヤモンド形部分245
は、ユーザプロフィールデータを含むデータベース247から抽出されたユーザの
選択または関心の記録を表わす。したがってダイヤモンド形部分245にリンクさ
れたエージェント201、203はウエブおよびイエローページアシスタントであって
もよい。
【0026】 添付の図面の図5は、図3および4にほぼ類似したコーディネータの第2の実
施形態にしたがってコンピュータシステムによって実行されるタスクを調整する
ための装置を示しており、同じ部分は同じ参照番号で示し、さらに詳しく記載し
ないことにする。第2の実施形態はコンピュータシステム100によって実行され
るタスクを調整するコーディネータ305を含むが、ワールドモデル313の機能はダ
イヤリアシスタント211によって与えられ、ユーザタスクをタスクリストとして
記憶する。第1の実施形態に関連して記載したように、タスク情報311は、例え
ば情報をユーザに供給する要求を含み、この場合に実行手段309は実行タスクを
ダイヤリアシスタント211へ送り、ダイヤリアシスタントは要求の実行をユーザ
ダイヤリの使用されていない時間に行うようにスケジュールする。ダイヤリアシ
スタント211によってこのようなタスクをスケジュールすることができるやり方
は、後でより詳しく記載することにする。
【0027】 ここでは実行時のコーディネータの2つの実施形態を示す2つのシナリオを記
載することにする。第1のシナリオはユーザによってダイヤリに入力されるラン
チの予約、および正午に開始する割込みできない1時間のミーティングであり、
第2のシナリオは、将来の休日の特定の予め準備された時刻に予定をたてるため
にダイヤリに入力された予約である。
【0028】 ランチの予約(Lunch Booking) インテリジェントエージェントの1つを形成しているダイヤリエージェント21
1は、図3に新しい情報タスク311として表わされ、ランチの予約およびミーティ
ングを記述しているコーディネータ305へメッセージを送る。情報タスク311は、
これに関連するパラメータ、この場合はミーティングが終了する5分前の期限お
よびランチをとっている人の詳細を含む。この情報タスク311は目標427へ変換さ
れ、適切なプラン429はプランライブラリ323から検索される。このようなシナリ
オにおける典型的なプラン429にはレストランのイエローページのサーチを含み
;ユーザとランチをとっている人のウエブページを見付け;ユーザにランチの約
束を思い出させる。スケジューリング手段307は対応する実行可能なタスク433を
特定し、これは実行手段309へ送られ、タスク433はコーディネータ305における
活動を含み、適切なエージェントに(この場合は楕円形部分243を介してウエブ
およびイエローページアシスタント201、203へ)各活動を処理させる。次のコー
ドフラグメントはこれらの処理を記述する。
【0029】
【表1】
【0030】 エージェント201、203はサーチを終了すると、ユーザに結果について知らせな
ければならない。これは、図3の四角形部分41によって示されているコーディネ
ータ305を介してルート設定され、ユーザが割込みを受理できるか否かを判断す
る。コーディネータ305は、ユーザの現在と将来のタスクおよび割込みステータ
スの全ての詳細を含むワールドモデル313にアクセスして、次の使用可能な時間
スロットに予想して、情報でユーザに割込みをかける。時間スロットが確認され
ると、コーディネータ305は、確認された時間をパラメータとして含む情報タス
ク311をスケジューリング手段307へ送り、情報タスク311は上述のやり方で他の
ユーザのタスクと共にスケジュールされる(目標427−プラン429−インスタンス
生成431−およびスケジュール433−の順に必要であれば別のエージェントによっ
て実行部309へ送られる)。
【0031】 休日の予約 ユーザは、インテリジェントエージェントの1つを形成しているダイヤリアシ
スタント211を使用してエントリを行う。したがってユーザは将来の休日におけ
る特定の予め準備された時刻に予定をたてるダイヤリエントリを行う。このダイ
ヤリエントリに先立って、コーディネータ305は、適切なデータを照会し、ダイ
ヤリに入力して、ユーザがダイヤリ命令を要求するのに成功することを保証する
。したがってユーザはダイヤリに命令“休日(holiday)”を入力するように促さ
れ、この命令によってユーザを所望の休日の行き先へと誘う。
【0032】 ダイヤリアシスタント211は、図3において新しい情報タスク311として表わさ
れており、休日を記述しているコーディネータ305へメッセージを送る。この新
しい情報タスク311は目標427へ変換され、適切なプラン429はプランライブラリ3
23から検索される。このようなシナリオにおける典型的なプラン429は、トラベ
ルエージェントに対するイエローページサーチを含み、対応するエージェントの
ウエブページを見付ける。次にスケジューリング手段307は対応する実行可能な
タスク433を特定し、このタスク433は実行手段309へ送られ、スケジューリング
手段307はさらに、コーディネータ305上の活動を含み、適切なエージェントに各
活動を処理させる。
【0033】 この場合に、スケジュールは分類されたディレクトリアシスタント203および
ウエブアシスタント201の使用を含む。したがって実行手段309はアシスタント20
3、201に命令し、休日に関係するデータを得るタスクを実行する。ディレクトリ
アシスタント203は、所望の休日の送信先に関係する取り決めを提供する分類さ
れたディレクトリ内に記載されたトラベルエージェントからデータを得るように
命令される。ウエブアシスタント201は同様にウエブをサーフィンして、インタ
ーネット上で対応する情報を見付けるように命令される。したがって、名前、電
話番号、および恐らくはトラベルエージェントの可能な他の情報が得られる。
【0034】 エージェント201、203は、サーチを終了するとき、その結果をユーザに知らせ
なければならない。ディレクトリおよびウエブアシスタント203、201によって得
られるデータは、新しいタスク情報311としてコーディネータ305へ送られる。こ
れは目標427へ変換され、プラン429と関係付けて、この場合はメッセージをダイ
ヤリへ送って、結果を表示することを含む。したがって実行手段309は、スケジ
ューリングするためのダイヤリアシスタント211によって動作されるダイヤリ内
のダイヤリエントリスロットへデータを送る。したがって、適切なダイヤリエン
トリによって要求される時間に、ユーザはトラベルエージェントへ電話呼を行っ
て、休日の予定をたてるための適切なデータを与えられる。
【0035】 したがってコーディネータ305は、予め規定されたプランを参照し、プランに
したがってタスクのスケジュールを実行することによってユーザから休日の予定
をたてる段階の多くの負担を取り去る。プランライブラリ323には多数の異なる
プランが保持されていて、図2に示した他のアシスタントを含む異なるタスクを
実行できることが分かるであろう。
【0036】 したがってコーディネータは、既存のエージェントシステムを拡張して、一時
的に特定の目標および意図を含み、とくに、システムエージェントからユーザへ
の情報表示をスケジュールし、調整する装置を含む。装置は、システムタスクの
時間のワールドモデルを維持し、ユーザへの割込みをスケジュールするシステム
を含むか、またはユーザとの対話をスケジュールするシステムとは別個であるが
、対話するシステムタスクの時間の記録を維持するシステムを含むことができる
。上述の両方の実施形態では、装置はシステムタスクの変更に応答して活動を再
スケジュールすることができる。
【0037】 ダイヤリアシスタント イベントに時間を割り当てる装置は一般的に、ダイヤリアシスタントとして知
られているソフトウエアエージェントであってもよい。ダイヤリアシスタント21
1はファジー推論およびスケジューリング技術を使用して、ユーザがダイヤリを
管理するのを助け、したがってユーザは特定のダイヤリスロットをとくに選択す
る必要はない。
【0038】 ダイヤリアシスタントの多数の実施形態において、第1の実施形態では1日の
中で単一のダイヤリエントリをスケジュールすることができ、ダイヤリエントリ
のローカルモードとして呼ぶことができる。ユーザがダイヤリを呼出すと、図7
に示したように、ダイヤリスクリーンはディスプレイ103上に表示される。これ
は、適切なコマンドをコマンドプロンプトにタイプするか、またはスクリーン10
3上に表示され、かつアシスタントのソフトウエアスーツの一部を形成している
ダイヤリアイコンを作動することによって達成することができる。
【0039】 図7を参照すると、ダイヤリスクリーンディスプレイは30分の継続期間をも
つつながっているダイヤリスロットとして各日にちを表示する。図6に示したよ
うに、ユーザがダイヤリスクリーンから適切なメニューオプションを選択すると
き、ユーザはウインドウ605内のダイヤリエントリの詳細、すなわち叙述部分(na
rrative)を特定するように促される。これは、例えばキーボードを使用すること
によってマルチモーダルインターフェイス209を介して入力されるか、または604
において用意されているリストから選定することができる。スケジュールされる
イベントの好ましい継続期間は、ウインドウ603に入力され、この継続期間はフ
ァジーなエントリとして入力することができる。例えば、イベントがミーティン
グであるとき、ユーザがエントリボックス603へ“around 1 hour(約1時間)”
をタイプするとき、ダイヤリアシスタントはダイヤリにミーティングをスケジュ
ールし、対応するファジー関数を応用することができる。“around 1 hour”の
入力に応用できる典型的なファジー関数の例に含むことができるものを次に記載
する: ・1時間の継続期間において1の値でピークとなり、30分ないし1時間30分
の継続期間に対して0.3の値を何れかの側の末尾に付ける三角関数(なお、“
around 1 hour”はミーティングに30分ないし1時間30分の間で時間がかか
ることを意味する); ・1時間未満の全継続期間において0の値をもち;1時間ないし1時間15分の
継続期間において1の値をもち;1時間30分で0.3の値に次第に減少する(
なお、“around 1 hour”は、ミーティングに少なくとも1時間、好ましくは、
ちょうど1時間かかることを意味する)。
【0040】 ユーザはミーティングのタイプに依存して所望のファジー関数を設定すること
ができる。
【0041】 ユーザはさらに、ウインドウ605内に記載されたイベントが割込み可能である
か否か、すなわちユーザがダイヤリエントリの継続期間中、例えば重要なミーテ
ィング中に割込みができるか否かをウインドウ607内に示すように促される。ダ
イヤリエントリを規定するこれらのパラメータは、エントリの制約として記述す
ることができる。
【0042】 マウスカーソール(図示されていない)を使用して、ウインドウ601における
ダイヤリエントリに対する好ましい開始時間を入力することができる。
【0043】 ウインドウ601上でカーソールを動かすと、別のウインドウ609が表示され、ユ
ーザがミーティングの開始時間に対する多数のファジイ規定の1つを選択するか
、または開始時間を入力する、すなわちファジイ規定を明らかにすることができ
る。この例では、ユーザはマウスを操作して、午前前期611、午前後期613、午後
615を選択することができる。ユーザが時間をウインドウ617に入力するとき、ダ
イヤリアシスタントはほぼ入力された時間にダイヤリスロットを探知することが
できる。
【0044】 次の記述では、図7に示したように“午前前期”時間611が選択され、ローカ
ルモードが水曜日に設定されていることが仮定される。午前前期ウインドウ611
は図8に示した関係するファジー関数をもつ。午前前期を選択するとき、ダイヤ
リアシスタントは午前8時から9時30分の範囲内の時間スロットであり、それ
らの各々は0ないし1のファジーな格付けを与えられていると仮定する。午前8
時30分の時間スロットが好ましく、ファジー格付け=1を与えられる。次に午
前8時の時間スロットが好ましく、0.75の格付けを与えられる。次に好まし
いのは0.5の格付けを与えられている9時の時間スロットであり、9時30分
の時間スロットは最も好ましくなく、0.25の格付けを与えられている。
【0045】 図8に示したファジー格付け(ランキング)は単に、使用できる種々の値の1
例であることが分かるであろう。一般的に言ってこの値は、最も望ましい時間の
ピークと、両側でゼロへ向かって低減するテールとをもつ関数によって規定する
ことができる。例えば三角関数を使用することができ、三角関数は最も好ましい
時間におけるピークおよび両側でゼロへ向かう直線スロープと、2時間の総時間
幅をもつ。その代わりに台形関数、すなわち平坦部、勾配部、およびピークの組
み合わせをもつ関数を使用して、ファジー格付けを規定することができる。
【0046】 一定の時間スロットは既に先行するダイヤリエントリで満たされ、ダイヤリア
シスタントはファジー格付けにしたがって最も好ましい使用されていない空のエ
ントリを見付けるために探索する。ここで図9を参照してこれを記載することに
する: ・S9.1 アシスタント211は、図8に示した表によって設定される選択範囲
内の時間スロットをレビューする。時間スロットの幾つかは先行するダイヤリエ
ントリによって既に占められていることが分かるであろう; ・S9.2 アシスタント211はシステムダイヤリ内の日付および期間への選択
をデコードし、図8のファジー格付けにしたがってダイヤリエントリを試行をす
る。これは、最初に図8に示した選択にしたがって新しいタスクをスペースに挿
入することによって達成されるが、ダイヤリに既にスケジュールしたタスクを移
動することを含んでもよい。適切な時間スロットが使用可能であるとき、これは
単に、図8に示した選択順にしたがって使用可能な時間スロットを選択すること
を含む。しかしながら十分な時間スロットが使用可能でないとき、アシスタント
211は反復性のある改善アルゴリズムを使用して、既に入力したダイヤリアイテ
ムおよびファジー格付けを調べて、順序を変えずに閉じて、十分なスパンの時間
スロットを開いて、新しいダイヤルエントリを挿入できるか否かを判断する。適
切な反復性のある改善アルゴリズムは、S.RussellおよびP.Norvingによる文献(
“Artificial Intelligence - A Modern Approach”, Prentice Hall, USA pp 1
11-113)に記載されている。イベントの両方の継続期間および開始時間はファジ
ー関数によって記載するという事実は、ダイヤリエントリをスケジュールする相
当な融通性(フレキシビリティ)を与える; ・S9.3 アルゴリズムを実行する結果をレビューする。成功するときは、新
しいダイヤリエントリは段階S9.4において適切な時間スロットに入力され、
先行するダイヤリエントリは、必要なときは、新しいダイヤリエントリに順応す
る順序を変更せずに閉じられる。その代わりに、段階S9.2においてアルゴリ
ズムの実行結果が不成功であるときは、ダイヤリエントリは行われず、その代わ
りに図9の段階S9.5において実行することになる“なすべき事項(To Do)
”リストに入力される。
【0047】 次のコードフラグメントは、段階S9.2において記載された反復性の改善方
法の特定の実行を記載している。
【0048】 スケジュール(割り当て A)
【表2】
【0049】 午前後期および午後のウインドウ613、615は、それぞれ午前後期および午後用
の図8の表に対応する関係するファジー格付け表をもつ。
【0050】 “だいたい(around、頃)”ウインドウ617に関係して、入力時間前後を含む
時間ウインドウ内でファジー格付けを規定するファジー格付け表が用意されてい
る。したがって、入力時間を含む時間スロットは最高のファジー格付けをもち、
これよりかなり遠い時間スロットのファジー格付けは次第に低くなる。
【0051】 既に記載した実施形態は、単一のダイヤリエントリを特定の日に行なうダイヤ
リアシスタントの動作のローカルモードを構成する。ダイヤリアシスタントの第
2の実施形態では多数のダイヤリエントリを数日間スケジュールすることができ
、ダイヤリエントリのグローバルモードとして参照することができる。グローバ
ルモードは1組の部分的にスケジュールされたタスクとスケジュールされていな
いタスクをスケジュールすることができ、これらのタスクは、例えば上述の‘な
すべき事項’リスト上のタスクか、またはダイヤリ上に位置するタスクであり、
部分的に‘一定の’時間に入力されるタスクである。‘なすべき事項’リストか
らスケジュールされたタスクを選定する場合に、ユーザは要求されるタスクがス
ケジュールされることを示すことができ、一方で特定の時間に‘固定’されるタ
スクはダイヤリ内のダイヤリエントリをダブルクリックすることによって示すこ
とができる。これらの‘固定’されたダイヤリエントリは、ダイヤリアシスタン
トがそのスケジューリングを行うころは閉じられない。
【0052】 この動作モードでは、多数のタスクのスケジューリングを複数日にわたって行
なうことができる。これらのダイヤルがダイヤリに入力されるとき、ユーザは、
上述のようにウインドウ601内の週の初めまたは終わりに入力するようにマウス
を操作するか、またはその代わりに日付けの範囲を選定することができる(図示
されていない)。次にこれはグローバルモードで使用されるファジーなパラメー
タを与えることができる。図10を参照して、次に示すように、これらを使用し
て、1日の中で適切なスロットを見付けることができる: ・S10.1 このシステムはユーザによってダイヤリへ入力されるタスクの部
分的なスケジュールを開始し、‘固定’され―これは、‘なすべき事項’リスト
から選定されたタスクと共に検索される; ・S10.2 アシスタント211は制約にしたがってスケジュールするためにタ
スクの全てを順序付ける。したがって最も制約されたタスク、すなわち特定の開
始時間に制限されたタスクは最初に現れ、最も制約されていないタスクは最後に
現れ、ここでは制約度の測度は、タスクに割り当てることができる可能なスロッ
ト数であってもよい。したがって、月曜日の午前のタスクを選択するのは、週前
期のタスク(early week task)よりも、さらに月曜日のタスクを選択するより
も制約されている; ・S10.3 タスクは整列されると、1つづつ、上から順にスケジュールされ
る。タスクをスケジュールするのに適用されるサーチは前記文献(“Artificial
Intelligence”-A Modern Approach, supra pp.77-78)に記載されている標準
の“バックトラッキングを含む深さ優先(depth-first with backtracking)”
方法であり、この方法では、タスクは順番に時間スロットに割り当てられ、解に
到達しないとき、サーチは先の方の点にバックトラック(追跡後退)して、別の
時間スロットを試行する。
【0053】 次のコードフラグメントは、段階S10.3において使用された深さ優先方法
の特定の実行を記載している。
【0054】
【表3】
【0055】 したがってグローバルモードは、スケジュールされるタスクを伴う全ての選択
を満足させることに向けられ、アシスタントは、選択に最も適合する時間スロッ
トを割り当てることを試行する。
【0056】 ダイヤリアシスタントの第3の実施形態は、月、週、日、または時間における
(ローカルまたはグローバルの)“おおよその見積もり”に関する。“おおよそ
の見積もり”は、ダイヤリが特定の時間をエントリに割り当てることを要求され
ないことを意味するが、その代わりにそのエントリに対応する何れかのタスクを
完了する適切な期間のアベイラビリティにアクセスすることが要求される。この
実施形態を利用することができるエントリの例として、ユーザは“今週末までに
18時間のタスクを完了する”を月曜日の朝にダイヤリに入力することができる
。全てのユーザが知りたいことは、上述の第1および第2の実施形態を使用して
入力された固定されたダイヤリエントリの制約内で、このタスクを完了するのに
使用可能な十分な時間期間(この例では時間期間は18時間である)があるか否
かである。ダイヤリは使用可能な期間数が低減するときにユーザに知らせ、“お
およその見積もり”状態をもつタスクの詳細を記載した“なすべき事項”リスト
を維持することが好ましい。
【0057】 この実施形態では、ダイヤリスクリーンは、イベントがおおよそスケジュール
される時間期間の大きさに対応する隣接するダイヤリスロットとして時間を表示
する。したがってタスクを1週間以内で完了することを要求するとき、ダイヤリ
は1ヶ月以内の週を表示し、タスクを1日のうちに完了することを要求するとき
、ダイヤリは1週間以内の日にちを表示する。
【0058】 図11を参照すると、このダイヤリエントリを含むユーザインターフェイスは
、図6に示した変形形式である。ユーザは、各々が(時間、日にち、週、などの
順に)完了されるタスクのおおよその継続期間に対応するこのようないくつかの
ユーザインターフェイスの1つを選択して、タスクを入力する。図11は、数日
かかると推定されるタスクに対応するダイヤリエントリスクリーンを示し、ユー
ザはウインドウ1101内の使用可能なオプションとして1週間内の数日の期間から
選択することができる。
【0059】 第1の実施形態に関連して記載したように、エントリスクリーンは、ユーザが
選択する1組のフィールド1101ないし1115をもつ。第1のフィールド1101におい
て、ユーザはタスクを実行する好まし時間を入力し、“週始め”1103、“週の真
ん中”1105、“週の終わり”1107のようないくつかの可能な選択肢の中から選択
するか、または第1のフィールド1101へ好ましい時間を明白に入力することがで
きる。第2および第3のフィールド1113、1111において、ユーザは、“今週末ま
で”のような好ましい継続期間および期限を入力してもよい。第1の実施形態で
は、第2のフィールド1113内に入力された好ましい継続期間はファジーであって
もよい。第4のフィールド1115では、ユーザは、ミーティング、管理、ランチ、
などのようなタスクの記述を入力することができる。
【0060】 ダイヤリは、システムダイヤリ内の日付けまたは継続期間へ選択をデコードし
、図8を参照して記述されたものに類似したファジー論理関数を適用し、(第1
の実施形態を参照して記述したように)その最大値はこの選択肢と一致する。明
らかにこの実施形態において時間期間は30分(例えば、“私はAへ金曜日まで
にeメールを送らなければならなず、eメールを書くのには約30分かかる”)
から、上述の18時間のタスク、または継続期間ボックス1113によって示したよ
うに、それよりも相当に長い時間がかかるタスクの間で変化する。ユーザはさら
にタスクの記述を第4のフィールド1115へ入力することができる。したがって実
行時は、図12を参照すると、“おおよそのスケジューリング”の手続きは次の
段階を含む: ・S12.1 ユーザは、第1および第2のフィールド1101および1113のファジ
ー規定を、第3のフィールド1111へのデッドライン時刻(越えられない時刻の意
で、期限と訳出する)および第4のフィールド1115へのタスク記述と一緒に入力
する; ・S12.2 ダイヤリアシスタント211はタスク要求を満足させる可能性があ
る時間期間のアベイラビリティを評価する。これはダイヤリエントリスクリーン
内に表示される期限時間における開始、そこから後ろ方向への作業、および“な
すべき事項”リスト上の両者のタスクの全てのスケジューリングを含み、第1お
よび第2の実施形態を参照して既に記載したように時間内で固定される。これは
次に、例えば可能性のある時間期間内のこれらの割り当てられたダイヤリエント
リの継続期間を加算し、可能性のある時間期間からこの和を減算して、使用され
ていない時間期間を得て、使用されていない時間期間とダイヤリエントリの継続
期間とを比較することによってキャパシティの推定評価が続く。明らかに、例え
ば複数時間のタスクにおいて、この方法ではダイヤリ内の非連続の時間スロット
上でタスクを分離する結果となる(例えば:金曜日には使用されていない時間が
2時間あるが、この2時間は固定されるミーティングの両側で2×1の時間スロ
ットである); ・S12.3 第1および第2の実施形態にしたがって新しいエントリが入力さ
れるとき、S12.2における推定が反復されて、ユーザが使用できる可能性の
ある時間期間を継続的に推定することができる; ・S12.4 使用可能なおおよその時間期間数が所定数よりも少なくなると、
ユーザは一連の警報により、ダイヤリによって知らせることができる。
【0061】 したがって、ダイヤリに“週後半”、“今週末”までの期限、18時間の継続
期間として入力された18時間のタスクをおおよそスケジュールする上述の例で
は、これらの要求を満たす有効ないくつかの時間がある。しかしながら、その週
の水曜日までに、第1および第2の実施形態にしたがって新しくスケジュールさ
れたタスクのありがちな流入があると、使用可能な時間はほとんどなくなる。
【0062】 ダイヤリアシスタント211は、これらのおおよそスケジュールされたタスクの
1つに割り当てられる時間を種々の完了段階において自動的に低減するように動
作することができる。ユーザは、上述のおおよその“なすべき事項”リスト上の
問題のタスクを強調表示して、ユーザがこのタスクに対する処理を開始したこと
を示すことができる。したがってダイヤリはこの時間にシステムクロックを作動
することができる。ユーザがタスクに対する作業を終了し、ユーザがこれを“な
すべき事項”リストを介してダイヤリに知らせると、クロックは停止する。ユー
ザがそのタスクにどのくらいの時間を費やしたかに依存して、ダイヤリアシスタ
ントは、タスク要求を満足させる可能性のある時間期間のアベイラビリティを再
びコンピュータ処理することができる(このとき、タスク要求はシステムによっ
て計算される時間にしたがって変更される)。
【0063】 上述の3つの実施形態は、要求をスケジュールする範囲に適応するダイヤリア
シスタントの融通性を明らかにしている。実際には、人間はしばしば、タスクが
特定の時間(明らかな開始時間および期限)に達成されることを要求されるか、
またはタスクが一定の時間までに達成されて、例えばプロジェクトパラメータ、
または他の人々のスケジュール内で適合するかにしたがって、タスクをカテゴリ
分類する。したがって第1、第2、および第3の実施形態の組み合わせると、特
定の空のダイヤリスロットをとくに探す必要なく、時間のスケールについての範
囲上でこれらの異なるスケジューリング上の制約を割当て可能とする。
【0064】 上述の実施形態では、スケジュールされるタスクが互いに独立していると仮定
している。しかしながら実際には、いくつかのタスクは相互に関連し−例えば月
曜日の午後4時にスケジュールされたとするタスクの表示は、表示の際に分配さ
れる紙への記入と共に、表示を準備するためのダイヤリエントリを含んでいて、
タスクは、上述の実施形態においては、別個のダイヤリエントリとして入力され
、例えば日付または時間、あるいはこの両者の表示が変更されると、紙および表
示材料の準備に対応するエントリは、元のタスク間時間が保存される場合には、
手動で動かすことを求めることになる。
【0065】 ダイヤリアシスタントの第4の実施形態では、ユーザは、タスクをダイヤリに
入力するときに、インタータスク制約(inter-task constraints)と呼ばれるタ
スク間の制約を特定することができる。これは、添付の図面の図13に示したタ
スクプラン1300によって実行される。タスクプラン1300は互いに直接に関係する
タスク要素、すなわち複数のタスクを含み、上の表示例、例えば表示準備1303、
紙への書込み1305に関係する。タスクプランには、例えばミーティングへの参加
と紙への書込みといった、直接に関係しないタスク要素を含んでもよいが、この
ときユーザは何らかのやり方で、例えば時間的に(図示されていない)、タスク
を明らかに関係付けることを望んでいる。この例では、例えばインタータスクの
制約には、表示準備から、表示の日付自体に関係して紙に書込むまでの間の日数
を含んでもよい。これらのインタータスクの制約は、第1、第2、および第3の
実施形態において既に記載した各タスクに特定の時間選択、例えばタスクの継続
期間を含んでもよい。
【0066】 タスク間の関係は、タスクプランエディタ1304、例えば図13に示したビジュ
アルプログラミングインターフェイス、を使用して規定することができる。各タ
スクはボックス、例えばボックス1301、1303として表わすことができ、タスク間
の関係はボックス間のリンク1307または矢印1309、あるいはこの両者によって規
定することができる。矢印1309を使用して、前記タスク間の時間的な優先順位を
規定し、一方でリンク1307を使用して、直接的な時間上の関係が存在しないとき
にインタータスクの制約を特定してもよい。リンク1307は、優先順位に関係しな
いインタータスクの関係を記述する情報を記憶してもよい。これらは“1日のう
ちの同じ時刻”のような制約を含んでいてもよく、ダイヤリアシスタント211が
タスクプランを処理するときに図8を参照して上述で記載した関係に類似したフ
ァジーな関係にしたがってダイヤリ上で時間に分解されるファジーな定義である
。したがってリンク1307を使用して、何らかの順番でタスクを達成することがで
き、このタスクとは、上述の表示例では部屋を予約することおよびリフレッシュ
メントを注文することを含むが;これらのタスクは、それ自体を表示する前に行
わなければならないが、これらのタスクを並行して行うことができる。
【0067】 この実施形態では、タスクは相互にリンクされ、通常タスクの1つは他のタス
クに対するアンカーとして働く。上述の例を参照すると、表示、報告準備、およ
び表示自体の準備のタスクは、他のタスクに対するアンカーとして働く。したが
って、図13を参照すると、アンカータスクT1 1301は最初にタスクプランに加
えられ、他の全てのタスクはこのタスクによって、直接的にまたは間接的に制約
される。タスクプランエディタ1304において、このタスクT1は赤色、他の全て
のタスクは緑色で表示され、メインタスクを他のタスクと区別している。優先順
位は、矢印1309によって符号によって示されているように一方向である。すなわ
ち特定のプランのタスク要素を形成しているタスクT3(依存性の制約の順序で
記載された、例えば5つのタスクT1、T2、T3、T4、T5)が異なる時間へ移
動されるとすると、T4およびT5のみが移動結果としてダイヤリによって再スケ
ジュールされる。この例では、タスクT1はアンカータスクであり、T3よりも高
いインタータスク階層であるので、移動によって影響されない。依存性の制約は
、リンクと共に、矢印によって方向付けられるように主要なタスクへの最短経路
によって与えられ、タスクが制約される順序は閉路なし有向グラフ(directed a
-cyclic graph)にしたがう。
【0068】 タスクがメニューオプション1311を介してプランに加えられると、ユーザはタ
スク記述を、1317において明白に、または選抜リスト1321、タスクの継続期間13
15、および問題のタスクに特定の何らかの追加の時間的制約からダイヤログボッ
クス1323を介して選定することによって、特定することができる。タスクは、プ
ランに加えられると、問題のボックスをダブルクリックするか、ボックスをスク
リーン上でドラッグするか、または適切なメニューオプションを選択することに
よって編集、移動、または削除することができる。リンク1307および矢印1309は
同様にタスクプラン内に追加され、編集することができる。
【0069】 テンプレートのタスクプランは、ミーティング、表示、セミナーのような特定
のタスクカテゴリに対して生成されるが、タスクを特徴付けるコアタスク要素が
基準である。したがってユーザは‘新しい’、‘ミーティング’タスクプランを
生成することができ、このときプランエディタはテンプレート内に規定された要
素を呼出す。次にユーザはこれらの要素を編集して、付加して、要求に応じてカ
スタマイズされたプランを生成することができる。
【0070】 プランが完了すると、ダイヤリアシスタント211へ送られて、ユーザのダイヤ
リに対してスケジューリングする。プランが、編集される一方で、明らかにダイ
ヤリアシスタント211へ送られてスケジューリングせずに保存され、閉じられる
ことができる。スケジューリング手続きは次の段階(図示されていない)を含む
: ・S13.1 アシスタント211はタスク要素、すなわちタスクの全てをその依
存性にしたがって順序付ける。したがってタスクT1のような、最も制約された
タスクが最初に現れ、最も制約されていないタスクが最後に現れるが、ここで制
約度の測度は、(リンク1307上のファジーな優先順位によって判断される)タス
クに、(矢印1309によって判断される)インタータスクの順番と一緒に割り当て
ることができる可能な期間数である; ・S13.2 タスクが整列すると、タスクは、上述の順番にしたがって1つづ
つスケジュールされる。タスクをスケジュールするために適用されるサーチは、
段階S10.3において記載された、標準の“バックトラッキングを含む深さ優
先”方法であり、この方法においてタスクが順番に時間スロットまたは時間期間
を割り当てられ、解に到達しない場合は、サーチはより先行する点にバックトラ
ックし、別の時間スロットまたは時間期間を試行する。
【0071】 したがってこの実施形態は、第2の実施形態に記述されたグローバルモードに
類似しており、スケジュールされるタスク要素を伴う全ての優先順位を最適とな
るように満足させることを指向している。
【0072】 タスクプランをスケジュールした後で、タスク要素の1つがダイヤリ内で独立
して編集される場合には、ダイヤリアシスタント211はインタータスクプラン基
準および変更によって導かれる新しい状態を満足させることを試行する。2つの
基準が両立しないとき、ユーザはこれを知らされ、タスクプランまたは最近の変
化をレビューするように促される。より高い優先度ステータスが全タスクプラン
に属するとすると、ダイヤリアシスタント211は独立する変化を無視し、元のス
ケジュールを保持して、その決定をユーザへ知らせる。明らかにこの特徴はダイ
ヤリアシスタントの全ての実施形態に共通している。
【0073】 したがって与えられた第1の例において、表示1301の日付けが変化するとき、
タスク準備、および紙への書込みのタスク要素1303、1305は、表示自体の日付け
に対応する移動タスクの単一動作1301の結果として再びスケジュールされること
になる。言い換えると、矢印1309によって特定されるタスク要素の優先順位によ
り、アンカータスクのみを移動することによって全タスクプランを再びスケジュ
ールすることができる。
【0074】 タスクプランを含む各タスク、すなわちタスク要素はユーザの責務、すなわち
ユーザによって“所有される”が、ユーザはタスク要素間で異なっていてもよい
。アンカタスク1301を開始するユーザは、タスクプラン自体を所有することがで
きる。タスクプランを編集するためにアクセスするユーザは、タスクプランの所
有者(図示されていない)によって特定することができ、タスク要素に責務を負
うユーザはダイヤログボックス1323内のフィールド(図示されていない)におい
て特定することができる。各ユーザがスケジュールを管理するダイヤリアシスタ
ントともつとき、タスクプランを所有するユーザに関係するダイヤリアシスタン
トは、タスクプランが完了すると、他の各ユーザの各々へメッセージを送る。各
ユーザにおいて、メッセージはユーザによって実行されるタスク要素の詳細を、
“追加(Add)/編集(Edit)タスク”ダイヤログボックス1323内で特定される時間
上の優先順位と一緒に含む。次に各ダイヤリアシスタントは、先行する実施形態
に記載した方法にしたがってタスク要素をスケジュールすることを試行する。
【0075】 表示タスクの例を参照すると、タスクプランの所有者は、表示を与えるユーザ
であってもよく、このユーザは報告を立案し、表示材料を立案することにも責務
を負う。しかしながら、部屋を予約し、リフレッシュメントを注文することが所
有者の秘書の責務でもある。したがって所有者はタスクプランをダイヤリアシス
タントへ送って、スケジューリングし、所有者のダイヤリアシスタントはタスク
プラン(S13.1)内の依存性にしたがってタスクに命令して、所有者のダイ
ヤリアシスタントはメッセージを秘書のダイヤリアシスタントへ送る。このメッ
セージは秘書によって行われるタスク要素を、S13.1における順序付けから
生じる時間条件と共に特定し、秘書のダイヤリアシスタントはそれにしたがって
3つのタスク要素に対して時間をスケジュールする。
【0076】 上述のダイヤリアシスタント間で情報を送るために、アシスタントはゼウスオ
ープンメッセージングアーキテクチャを使用して互いに通信する。このアーキテ
クチャの詳細は、文献(‘Zeus :An advanced tool-kit for engineering distr
ibuted multi-agent systems’, Proceedings of the third International con
ference on Practical applications of intelligent agents and multi-agent
technology, 1998, 377-391)に記載されている。
【0077】 メニューオプション、ダイヤログボックス、矢印、リンク、およびタスクボッ
クスのような構成特徴は、ダイヤリアシスタントには不可欠ではないこと、およ
び同等の手段を使用して、本発明の上述の実施形態を実現できることが分かる。
【0078】 ダイヤリアシスタントの第5の実施形態では、第1および第2の実施形態に記
載されたファジーおよびスケジューリング技術を適用して、ミーティングのホス
トと参加者との間でミーティングをスケジュールできるようにする。ホストと参
加者の両者は、図14に示したようにダイヤリをダイヤリアシスタント211に管
理させ、ホストダイヤリアシスタント1401はミーティングのイニシエータである
と仮定する。マイクロソフトアウトルックカレンダーのような既存の製品により
ホストはミーティングを要求できるが、ホストは正確な時間を特定することを要
求され、参加者は提供された時間を確認するか、または拒否する前にダイヤリを
マニュアルで検査するように要求される。文献(“An automated meeting sched
uling system that utilizes user preferences”, Haynes他, Autonomous Agen
ts 97 pp.308-316)に記載されているスケジューリングシステムは、ミーティン
グをスケジュールするように設計された1組の分散されたエージェントを含むシ
ステムを表わしている。システムは環境的要求およびユーザ選択に適応するよう
に設計され、このとき選択は収容設備、ミーティングの長さ、ミーティングの参
加者、などを含む一定の範囲のパラメータに関係する。このシステムでは、選択
は、各ユーザに対して独特の閾値の値に関係して特定される。ユーザが閾値より
高い値を特定するとき、これは正の(positive)戻りであり、ユーザが閾値より
も低い値を特定するときは、これは負の(negative)戻りである。例えば、ミーテ
ィングの日付けを選定する場合に、ユーザが閾値を0.4に設定し、月曜日には
0.25に戻り、金曜日には0.7に戻ると、月曜日は‘ノー’、金曜日は‘イ
エス’を示す。使用されていない時間スロットを示唆することを含むメッセージ
がeメールを使用してエージェント間に送られ、参加者のスケジューリングシス
テムは、既に記載したやり方でユーザによって設定される選択を検査して、参加
者の可能性を戻す。
【0079】 対照的に、ダイヤリアシスタントはダイヤリアシスタントの中に含まれるファ
ジー技術を使用して、ミーティング時間に対する要求を処理して、ホストが、ミ
ーティングがスケジュールされる一連の期間を提供することができるようにする
。ミーティングを相互に都合のよい時間に集中させる試行において、各一連の期
間は時間の大きさを低減する。使用可能な典型的な時間の大きさの例は、週前半
、週前半の特定の日、1日の中の期間、期間内の特定の時間を含む。
【0080】 この手続きにおいて、ミーティングのための相互に都合のよい時間を見付ける
試行におけるアシスタントがする対話は‘ネゴシエーション’と呼ばれ、参加者
のダイヤリアシスタントからの応答は‘ビッド’と呼ばれる。したがって、ビッ
ドはホストのダイヤリアシスタントによってアクセスされ、ビッドを満足させる
時間をネゴシエートする。ビッドは参加者のダイヤリにおける使用されていない
スロットおよび参加者の選択の関数である。図14を参照すると、使用されてい
ないスロットは関係するユーザと対話せずに参加者のダイヤリアシスタント1403
によって抽出することができ、参加者の選択は同じダイヤリアシスタント1403が
関係するユーザにファジーな選択プロフィールを特定させることを含む。使用さ
れていない時間スロットを導き出すために使用される関数は、第1および第2の
実施形態に関係して上述で記載した関数に類似していてもよく、したがって反復
的な改善アルゴリズムを含む。
【0081】 第4の実施形態においてダイヤリアシスタント間でメッセージを送ることに関
連して記載したように、ダイヤリアシスタントはゼウスオープンメッセージアー
キテクチャを使用して互いに通信する。
【0082】 次の段階では、図15aおよび15bを参照して、実行時のシステムの概要を
示す: ・S15.1 ホストダイヤリアシスタント1401は、参加者のダイヤリアシスタ
ント1403へ要求を送ることによって第1回目のネゴシエーションを開始すること
ができ、この要求においてミーティングを開催する週内の期間、例えば“週前半
”を特定する; ・S15.2 参加者のダイヤリアシスタント1403の各々は各ダイヤリを調べて
、“週前半”内に含まれる参加者のダイヤリ内の使用されていない時間スロット
の全てを抽出し、週前半の時間期間内の選択を要求する。選択は、期間内の日に
ちの関数、すなわちファジー関数として参加者によって特定でき−例えば−参加
者は第1に火曜日、次に月曜日、次に水曜日を選択することができる。次にこれ
は週前半の期間において火曜日に最大値をもつファジー関数へ変換される; ・S15.3 週前半期間内の各日にちにおける選択は全ての使用可能な時間ス
ロットに対する平均選択として計算される−すなわち参加者の選択および使用さ
れていない時間スロットの平均がとられ、これらの値はミーティングにおけるビ
ットとしてホストのダイヤリアシスタント1401へ送られる; ・S15.4 ホストのダイヤリアシスタント1401は、全ての参加者に了解され
る日にちを見付ける試行において、参加者のダイヤリアシスタント1403からこれ
らの入力の各々を結合する。ホストはビットの重み付けされた平均値として、ホ
ストに特定のファジー関数によってビッド(指図)の各々に重み付けすることに
よって得られる平均値を計算することができる。したがって、例えば図14に示
したように、ホストは週前半の期間において月曜日に最大値1405、水曜日に最小
値1407をもつファジー関数を特定し、各ビットはこのような関数によって乗算さ
れる。したがってこれはミーティングにホストの選択(好み)に合せた偏りをか
けている; ・S15.5 週前半の期間内の何れかの日にちがゼロの値になるとき、ミーテ
ィングはゼロ値をもつ日にはスケジュールされず、したがって最終的に週前半の
期間内にミーティングをスケジュールするのに使用可能な日にちはなくなってし
まう。この場合にホストダイヤリアシスタントはそのダイヤリをレビューして、
最も近いポイントへバックトラックし、ここで代わりを検討する。最終的にこれ
はS15.1においてプロセスを再開し、この週の異なる期間において要求を送
ることを要求する。その代わりにホストは好ましい参加者のリストをもち、ゼロ
ビットの1つが重要度の低い参加者によって生成されるとき、ミーティングは選
択とは関係なくスケジュールすることができる; ・S15.6 ホストのダイヤリアシスタントが、全ての参加者の選択を最大に
する日にちに戻ると、ホストダイヤリアシスタントは1日の一定時間において2
回目のネゴシエーションを開始する。これは“午前前期”、“午前後期”、“午
後前期”、などに対してビット要求を送ることを含む; ・S15.7 参加者のダイヤリアシスタントは上述の段階S15.2に記載さ
れた段階を反復し、このとき、1日の中のその期間におけるファジー関数を導き
出す。したがって参加者は第1に午前前期、次に午後前期、最後に午前後期を選
択することができる。この場合にファジー関数は2つのピークをもち、一方のピ
ークは他方のピークよりも低く、ピークの間にはトラフがある。ファジー関数は
参加者の使用されていない時間スロットと結合され、アシスタントによって直接
に導き出され、S15.3に記載されたように第2回目のビットとしてホストダ
イヤリアシスタントへ戻される; ・S15.8 ホストダイヤリアシスタントは、段階S15.4を反復し、1日
の特定の時間にそれ自身の選択関数を再び適用することができる; ・S15.9 ホストダイヤリアシスタントが全ての参加者の選択を最大にする
1日の時間へ戻ると、ホストダイヤリアシスタントは特定の時間に3回目のネゴ
シエーションを開始する。したがって、ホストが午前前期において最大値の選択
を計算するとき、ダイヤリアシスタントは8時、9時、10時の時間を参加者の
ダイヤリアシスタントへ送ることができる。その代わりに、ホストダイヤリアシ
スタントはS15.8における操作からの結果である効果をもっている時間を参
加者のダイヤリアシスタントへ送り、その現行の時間を1日のその時間内の時間
についてビッド(指図)するためにこの時間を残しておく。各アシスタントは1
日のこれらの時間が何時であるかを‘知る’ことは暗黙的であり(明白ではない
が、それが分かり)、1日の特定の時間、例えば“午前前期”を構成する時間の
解釈における不整合がほとんどないときでも、ミーティング時間をスケジュール
できるほど十分な重なり合いがあると仮定してよい; ・S15.10 参加者のダイヤリアシスタントはS15.2の段階を反復し、
S15.3に記載されたように1日のその時間においてビットをホストダイヤリ
アシスタントへ戻す; ・S15.11 ホストのダイヤリアシスタントは、好ましくはそれ自身の重み
付け関数をこの最終的な段階において適用せずに、特定の時間ビッドの平均を最
終的に計算する。最大値の選択をもつ時間はミーティングの時間として戻される
【0083】 S15.5において記載された情況は明らかに、日(day)およびその日の時
刻(time of the day)に対するビッドを受取った後で生じ、これらの環境では
、S15.5において概略的に記載された手続きが続く。したがってホストダイ
ヤリアシスタント1401は、使用可能な代わりの時間があるときにネゴシエーショ
ンの現在のレベルにおける先行するポイントにバックトラックして、異なる時間
に試行する。上述のシナリオは3回のネゴシエーションを記載しているが、最初
のネゴシエーションの時間の大きさに依存して(例えば:1回目に全ての参加者
に適した1か月の中の1週間を見付けることを試行する)、プロセス回数を増減で
きることが分かる。
【0084】 参加者の選択に影響を与える付加的な特徴は、ミーティングのタイプ(例えば
、延長された時間期間にわたりアベイラビリティを要求するような、チームミー
ティング、1対1のミーティング、会議)を含み、参加者によって特定されるフ
ァジー選択関数を考慮に入れることができる。各回のネゴシエーションにおいて
最大の選択を計算するとき、ホストのダイヤリアシスタントは所定の閾値に対し
て選択を試験し、時間を選定すべきか、否かを制御する。実際には、これにより
、何れの段階において選択値が閾値よりも低くなるかに依存して、期間内の日に
ち/時間において週/期間内の他の日にちへバックトラックさせ、閾値基準を満
たす時間を見付けることができる。
【0085】 ミーティングの参加者はダイヤリアシスタント211をもたなくてもよく、参加
者とミーティングのホストとの間の通信はゼウスメッセージングを介して全体的
に行われなくてもよい。例えば、一部の参加者は、それ自身のカレンダを維持し
ているマイクロソフトアウトルック、またはロータスノートを実行してもよい。
この情況では、第3の当事者のアプリケーションとインターフェイスしているシ
ェル(図示されていない)が用意され、(図15aおよび15bを参照して)上
述の段階はシェルレベルにおいて実行することができる。したがってシェルは、
少なくとも3つの関数−第3の当事者のダイヤリシステムと通信すること、そこ
から受取られるデータを処理すること、およびホストダイヤリアシスタントと通
信することを実行する。上述の手続きの次に後者の段階が続き、シェルと第3の
当事者のアプリケーションとの間の通信は、例えばeメールを介して行われる。
したがってタスクプランを含むタスク要素が異なるユーザの責務であるとき、第
4の実施形態を適用することもできる。
【0086】 ダイヤリアシスタントはさらに、コーディネータ305からメッセージを受取る
ように動作することもでき、このメッセージは一般的に情報をユーザへ供給する
要求を含む。ダイヤリアシスタントはユーザダイヤリ内の時間スロットを調べ、
使用されていない時間スロット内で要求の実行を行うようにスケジュールする。
ユーザが、要求が届く時間に予約されたアポイントメントがあるとき、ダイヤリ
はメッセージをコーディネータへ送り、情報を直ちにユーザへ表示することがで
きる。
【0087】 実行 上述の例を参照して記載したダイヤリアシスタントは、次のソフトウエア要素
内に組入れることができる: ・ダイヤリアシスタントの機能は、ジャバで書込むことができるダイヤリアシス
タントGUIを介して調整することができる(図7参照); ・タスク、日にち、タスクの記述はジャバで書込まれたオブジェクトであっても
よい; ・上述の段階S9.2、S10.3、S13.2、およびS15.2に記載され
たスケジューリングはプロログ(Prolog)またはフリル(Fril)論理プログラミン
グ言語における機能として書込むことができ、これらの機能は各ジャバクラス内
で呼出すことができる; ・第4の実施形態においてタスクのプランを設計するのに使用されるグラフィカ
ルインターフェイスはジャバで書込まれたエディタオブジェクトであってもよい
; ・それぞれホストおよび参加者のダイヤリアシスタントからのネゴシエーション
およびビッドの開始は、機能を埋込んだ、ジャバオブジェクトによって処理され
て、さらにジャバで書込まれ、例えば段階S15.4にしたがって、多数の参加
者からの入力を処理することができる。
【0088】 ジャバおよび論理プログラミング言語の使用はダイヤリアシスタントにとって
本質的でないことが分かる。
【0089】 ダイヤリアシスタント211は、ジャバと、フリルあるいはプロログの何れかと
をサポートする関連する構成要素がオペレーティングシステム(OS)に備えら
れているとき、ユニックスまたはウインドウズのOSの何れかを実行することが
できる。
【0090】 ダイヤリアシスタント211がユニックスプラットフォーム上で実行されるとき
、次のnix命令をキーボードで入力して、アシスタント211を呼出すことが
できる:
【表4】
【0091】 ダイヤリアシスタント211がウインドウズのOS上で実行されるとき、同様の
パラメータが要求されるが、上に記載した命令の構文は異なっていてもよい。
【0092】 eメールアシスタント 通信リンク上でユーザによって受取られる通信を処理する装置の第1の実施形
態は、一般的にeメールアシスタントと呼ばれるソフトウエアエージェントであ
り、これを使用して、到来するeメールと出力するeメールの両者を管理する。
よく知られているように、eメールはヘッダとして送信者、受信者、およびeメ
ールのサブジェクトに関する情報をもち、この情報は一般的に識別情報と呼ばれ
ており、メッセージの優先度ステータスを評価するのに使用できる。
【0093】 eメールは、ネットワークで接続されたユーザ間の通信の相互交換を著しく容
易にした。しかしながらeメールの数は急増する傾向があり、ユーザは特定のワ
ークステーションにおいてメッセージで溢れてしまい、開いて読むのに相当な時
間がかかってしまう。一部のeメールは非常に重要であり、一方で他のeメール
に対する関心はほんの僅かである。したがって優先度にしたがってeメールをフ
ィルタ処理することが有益である。いくつかの従来のシステムでは、eメールは
送信者によって優先度を与えられるが、ユーザはeメール、それ自体を読み取る
ことのみによって実際の重要度を判断することができる。
【0094】 eメールアシスタント205は、ユーザが到来するeメールメッセージおよび出
力するeメールメッセージの両者を管理するのを助ける。eメールアシスタント
205はユーザに新しい到来メッセージを事前に知らせ、優先度ステータスをコン
ピュータ処理し、これを使用して、メッセージを処理するアドバイスを与える。
さらに、eメールアシスタント205は、メッセージが実際にどのように処理され
るかと、アシスタントによってコンピュータ処理されたアドバイスとの間の差を
調べて、パラメータを修正し、ユーザの選択に反映させる。
【0095】 図16を参照すると、eメールアシスタントはベイズネット構成1601を使用し
て、eメールの優先度を比較的に高くするか、または低くするか、したがってそ
のeメールが直ちに読まれるべきか、または後にとっておいてもよいかに関する
提案1603を生成する。
【0096】 eメールアシスタントは、図16および17aに示したベイズネット構成1601
に対して次の識別情報入力をもつ: ・到来するeメールの送信先アドレスに関するデータ1605; ・タイトルによって示される、ユーザにおける到来するeメールのサブジェクト
の重要度に関するデータ1607;および、 ・送信者からのユーザが既に読み取ったeメールと、ユーザが到来するeメール
の送信者へ既に送ったeメールとに関するヒストリ(過去の)データ1609。
【0097】 これらの3つの解析された入力は、eメールに優先順位を付けることができる
3つのパラメータを与え、eメールアシスタントは、ファジー論理またはパター
ン整合技術、あるいはこの両者のようなベイスネットに関連する種々の規則を使
用して、到来するeメールに対する優先度の格付けを判断することができる。明
らかに、これらのパラメータの各々からの出力は結合されて、eメールの優先度
に対して1回推められる。次にeメールは優先度のレベルにしたがって種々のリ
スト内に記憶することができる−リストの例を次に示す: ・高い、普通、低い;または、 ・現在、今日、今週、今月、なし。
【0098】 アドレスデータ: eメールが到来するとき、識別情報が解析される。図17aを参照し、送信先
のアドレスフィールドの解析を検討すると、これは次のやり方で達成することが
できる。
【0099】 メッセージヘッダフィールド(例えば“To:”)の生のデータのストリングは
、ブール値を戻す論理センサによって解析される: 1.To Me sensor 1701: 自分のeメールアドレスが現れるときに真であり、他
の場合は偽である; 2.To Others sensor 1703: 少なくとも1つのeメールアドレスが自分のeメ
ールアドレスと異なっているときは真であり、他の場合は偽である; 3.To List sensor 1705: ユーザが規定したメーリングリストのアドレスの少
なくとも1つがストリング内に現れるときは真であり、他の場合は偽である。
【0100】 “To Others”センサ1703は、1/(他の受信者数)として規定される[0,1
]の値を戻すか、またはいくつかのファジーな組{少ない,多い}が規定され、ネ
ット構成1601内の他のファジー規則、例えば図17aに示した1707へ入力されて
もよい。
【0101】 さらに“To Me”センサ1701は、“To Me”アドレスが“TO”フィールド、また
は“CC”フィールド内に存在するか否かを示す数字のような識別子をさらに含み
、それにしたがってメッセージの優先度を重み付けしてもよい。別のeメールア
ドレスのカテゴリ−すなわち“Apparently to(明らかに…向け)”に関するも
のがあり、これはeメールおよびメーリングリストを生成する機械によってしば
しば使用することができ、さらにそれと関係する識別子をもっていてもよい。そ
の代わりに、識別子はブール値であってもよく、または可能な受信者“To me”
のサブカテゴリ(“TO/CC/App-TO”)の各々と関係する1つのセンサがあること
もある。
【0102】 到来するeメール1605の送信先アドレスによって与えられる情報は、図17a
および17bに示したベイズネット1709へ入力されて、送信者に関係する優先度
をコンピュータ処理することができる。当業者には知られているように、ベイズ
ネットはヒストリデータとの因果関係を検討して、イベント発生のアプリオリ確
率を変更する。ベイズネットの記述はS. RussellおよびP. Norving(前掲)によ
って与えられている。eメールアシスタント205は、各既知の送信者に対する1
つのネットワーク、およびeメールが最初に送信者から受取られるときに使用す
るデフォルトネットワークをもつ。当業者に知られているように、eメールは個
々のアドレスにアドレス指定することができ、他の人々にコピーすることができ
、さらに所定のメーリングリストを使用して、例えば特定の会社内の全てのエン
ジニアまたはグループの顧客へ送ることができる。この例では、単一のユーザへ
アドレス指定されるeメールが高い優先度をもつと仮定される。2以上の人にコ
ピーされるとき、かなり低い優先度をもつと仮定される。メーリングリストを介
して送られるとき、さらに低い優先度をもつと仮定される。
【0103】 したがってeメールを受取るユーザにおいて、送信先アドレスに関係する優先
度は次のライン:すなわち、 ・私へ送られたメッセージ:今すぐ読め; ・私および他の者に送られたメッセージ:今日読め; ・メーリングリストへ送られたメッセージ:今月中に読め;にしたがって知るこ
とができ、到来するeメールのアドレスフィールドは解析されて、ベイズネット
を介して伝搬され、アドレスフィールドに対応する優先度の出力を与える。
【0104】 しかしながら、これらの値はアドレス情報のみに基づいており、ユーザがeメ
ールにどのように優先度を付けるかに対する第1の近似のみを与える。実際には
、ベイズネットは、観察される受取り側ユーザがどのようにeメールを取扱うか
に基いて、これらのカテゴリの各々に適用される重み付けを順応するように動作
することができる。したがって、eメールアシスタント205は、ユーザがeメー
ルを直ちに読むことを提案するが、実際にはユーザはこのeメールをその日に後
で読むことを選択することができる。この場合に、アシスタント205はベイズネ
ットにおける重み付けを変更して、次にeメールを受取るとき、ユーザがそれを
どのように取扱いたいかを予測し、それにしたがって提案することができる。
【0105】 ベイズネットを使用して、アドレスフィールドに基くeメールの優先度を判断
する代わりのやり方として、格付けファクタ(図示されていない)をeメールに
適用することができる。格付けファクタの値の範囲は高い重要度に対する1の値
からゼロの重要度に対するゼロの値にわたるように規定される。この例では、格
付けは次のように設定される: ・eメールがユーザのみに方向付けられるときは、eメールは重要度格付け=1
を与えられる; ・eメールが1人の他の者にコピーされるときは、eメールは重要度格付け=0
.8を与えられる; ・eメールが何人かの他の者にコピーされるときは、eメールは重要度格付け=
0.5を与えられる; ・eメールがメーリングリストの一部であるときは、重要度格付けは0.3、す
なわち低い重要度に設定される。
【0106】 上述の特定の格付け値は例であり、実際には個々のユーザによってeメールの
各特定のカテゴリに属する重要度は時間で変化する。ベイズネット1709に関して
、格付けは、到来するeメールを読み取ることに関係するユーザの振舞いをモニ
タすることによって1時間期間において知らされる。これらの格付けを知る1つ
のやり方は、到来するeメールおよび出力するeメールのログを維持することで
あり、この情報はeメールアシスタント自体によって、またはデータベース247
内に記憶されるユーザプロフィール内に記憶することができる。
【0107】 サブジェクトデータ: ここで到来するeメールのサブジェクトフィールドに関するデータ1607を図1
8に関連して記載することにする: ・段階S18.1において、到来するeメールのサブジェクトはヘッダから検出
される; ・段階S18.2において、重要なサブジェクトのプロフィールは、個々のユー
ザに関係して展開される。例えばユーザが、サブジェクトフィールドへ入力され
た同じタイトルを使用して多数のeメールを最近送ったとき、到来するeメール
のタイトルはユーザにとって重要であると考えられる。ファジーな認識またはク
ラスタ化のような技術を使用して、サブジェクトフィールド内の同じトピックの
異なる表示を識別できることが分かるであろう; ・段階S18.3において、到来するeメールの重要度は、段階S18.2にお
いて展開されるプロフィールと段階S18.1において識別される到来するeメ
ールの実際のサブジェクトとを比較することによって格付けされる。
【0108】 段階S18.2において実行される段階は、その代わりにまたは部分的にデー
タベース247内の中央に記憶されるユーザプロフィールにアクセスし、それを更
新することによって実行することができる。このような中央に位置付けられるユ
ーザプロフィールは、他のアシスタントによって与えられた種々のキーワードを
含み、さらにこれを使用して、サブジェクトフィールド内のテキストがユーザに
とって関心のあるものであることが多いか否かを決定することができる。
【0109】 ヒストリデータ: ここで先行するeメールからのヒストリデータ1609の導出について記載するこ
とにする。ユーザが到来するeメール1605を読み取るか、または応答するのにか
かる時間に関係する情報は、図17aおよび17cに示したように、第2のベイ
ズネット1713へ入力することができる。これは、図17aに参照符号1714で示し
たように、送信者と関係するベイズネット1709から導き出される優先情報と結合
されて、送信者と関係する一層改良された優先度をコンピュータ処理することが
できる。eメールが受領後直ちに読み取られるときは、ユーザは特定の送信者か
らのeメールが重要であると考えていることを示している。ユーザが、以前に特
定の送信者からのeメールを受領後読むのに長い時間がかかっているときは、ユ
ーザが特定の送信者からのeメールの重要度が低いと考えていることを示してい
る。
【0110】 第2のベイズネット1713は、ユーザが通知を見たか否か1719という点の不確か
さを考慮した上での、通知とユーザの活動1717との間の遅延に関係している。通
知とユーザの活動1717との間の遅延は、送られたeメールと受取られたeメール
のログ(図示されていない)から日付けおよび時間の関数として導き出すことが
できる。このログはeメールアシスタント205によって維持され、さらにこのロ
グはeメールアシスタントに専用のログであるか、または中央に記憶されたユー
ザプロフィールの一部であってもよい。したがって既に受取られたeメールの受
取り時間および読み取り時間を解析して、これらの2つの活動間の時間を判断す
ることができる。
【0111】 既に参照した不確実さは、例えば、通知が到達したときに、ユーザがミーティ
ングに参加していることによって生じることがある。ミーティングの継続期間は
、ユーザはeメールを読み取ることができず、この時間中に到達するeメールに
応答する際の遅延は、送信者の関数としての選択に属するものであってはならな
い。不確実さを低減する1つのやり方は、ユーザのスケジュールから、関心のあ
る時間(関心のある時間:すなわちeメールが読み取られなかった時間)中にユ
ーザが他のことに従事しているか否かを設定することである。したがってeメー
ルアシスタント205はダイヤリアシスタント211からの入力を受取るか、または要
求することができ、ログファイル内に記憶される日付けおよび時間情報は、ユー
ザに対してスケジュールされた時間および継続期間に対して調べられなければな
らない。ユーザがミーティングのような別のタスクに関係する時間中にeメール
の受取りと読み取りの間に遅延があるとき、これはベイズネット1713のノード17
19において“見ていない(not seen)”として入力される。これは同様にeメー
ルが受取られる情況に応用できるが、ユーザはeメールの受領時に(ユーザがオ
フィスにいない、またはコンピュータのスイッチをオンにせずに働いている、な
どのときは)端末にログされない。
【0112】 このネット1713および第1のネット1709の出力は、ファジー規則を使用して、
または各出力の重み付けされた平均値をとることによって1714に結合することが
できる。
【0113】 その代わりに、eメールアシスタントはログ内に記憶された情報を使用して、
ヒストリデータ1609に基く優先度を計算することができる。したがって、図19
を参照すると: ・段階S19.1において、個々のアドレス、すなわち個々の送信者からeメー
ルを読み取るのに以前にかかった時間の解析を行う; ・段階S19.2において、特定の送信者からのeメールが受取られるとき、過
去において、送信者からのeメールを読み取るのにかかった時間に関して判断が
行われる。eメールが以前に所定の時間よりも短い時間で読み取られたとき、す
なわちそのeメールは重要であると考えられるとき、到来するeメールは高い格
付け=1を与えられる。しかしながら送信者からの以前のeメールが以前に所定
の時間よりも長い時間で読み取られたときは、到来するeメールは低い格付け=
0を与えられる。
【0114】 到来するeメールは、以前に観察したユーザの活動にしたがって処理すること
もできる。eメールが最近ユーザによって現在の到来するeメールの送信者へ送
られたとき、すなわちユーザが応答を期待しているとき、到来するeメールは低
い格付けではなく、高い格付けを与えられる。したがってeメールログ上のアド
レスおよび時間の送信されたデータが解析されて、ユーザが最後に到来するeメ
ールの送信者へ送ったときを判断する。eメールが所定の時間よりも短い時間内
で送られたとき、到来するeメールは高い格付け=1を与えられ、一方でeメー
ルが所定の時間内で送られなかったときは、到来するeメールは低い格付け=0
を与えられる。
【0115】 再び図16を参照すると、ベイズネット構成1605、1607、1609への3つの入力
が処理されて、到来するeメールの関連する重要度に関する提案1603を用意し、
これらはeメールの全体的な優先度を与えるために結合される。ネット1601が提
案1603を行うには入力の全てが必ずしも必要ではないことが分かるであろう。ア
シスタント205は‘信念ベクトル(Belief vector)’において各送信者に対応す
る値を記憶することができ、この‘信念ベクトル’は優先度値のアレイ、一般的
に[Read Now(今読め), Read Today(今日読め), Read This Week(今週読め
), Read this Month(今月読め), Read Never(読むな)]であり、一緒に加
算されると、1の値に等しくなる。最大の確率をもつ要素はメッセージの優先度
を示す。優先度と提案との間のマッピングは、次の表にいくつかの例示的提案を
示した。
【0116】 表提案 メッセージ 高い優先度 メールを今読むことを提案する 中間の優先度 メールを今週読むことを提案する 低い優先度 メールを今月読むことを提案する 図20は、提案メッセージ1603がどのようにユーザに表示されるかを示してい
る。ディスプレイ103のスクリーン(図1参照)は、データ処理が行なわれる実
行領域(ワークエリア)2001で示されている。ステータスバー2003はワークエリ
アの下に示されている。したがって、ユーザはワードプロセッサを動作して、ド
キュメントを準備することができる。到来するeメールが受取られると、メール
アイコン2007はステータスバー2003上に表示される。これはeメールの到来を示
すが、コンテンツではない。したがってユーザは、ワードプロセッシングを停止
して、新しく到来したeメールを開くか、またはワードプロセッシングを継続す
るかを決定しなければならない。eメールの重要度が些末的である、すなわちあ
まり重要でないときは、集中を終わらせるのではなく、ワードプロセッシングを
継続するのがよりよい。eメールアシスタントによって準備される機能にしたが
って、ユーザはメールアイコン2003上でマウスのカーソール2006を動かして、メ
ール優先度ウインドウ2005内に表示されるようにする。メールウインドウ2005は
、図16に示したベイズネット構成によって生成された提案1603に依存して、上
述の表1にしたがって選定されるメッセージを、送信者の詳細、大きさ、および
eメールのサブジェクトと共に含み、さらにここに受信者を載せてもよい。
【0117】 したがって、到来するeメールが低い優先度をもつように提案されるとき、ユ
ーザはこの事実を直ちに知らせて、ワードプロセッシングを継続することができ
る。しかしながら、eメールが高い優先度をもつことを提案されるとき、ユーザ
はワードプロセッシングを停止して、新しく受取ったeメールメッセージを開く
ことができる。ウインドウ2005内のメッセージは提案のみであり、したがって適
切であると考えられるときはユーザによってオーバーライドされてもよい。
【0118】 eメール着信通信は優先度閾値によってさらに制御することができる。例えば
、メッセージ2005が制御されて、優先度が一定の値を超過するとき、または一定
の条件(例えば、サブジェクトフィールドが“READ NOW(今読め)”を含むとき
)を満たすときのみ表示する。この特徴は、ユーザが実質的に割込みせずに処理
できるようにするのでとくに有益であるが、緊急か、または特別にカテゴリ分類
されたタスクの同じものを通知する必要に対処する。
【0119】 優先度状態をeメールに割り当てて、更新する上述の手続きは、次の例によっ
て示すことができる: ・メッセージが到着し、3つの識別パラメータに基いて、上述の機能にしたがっ
て解析される; ・ベイズネットまたは規則、あるいはこの両者から出力される確率分配を使用し
て、優先度をコンピュータ処理し、したがって全ての3つの入力パラメータの解
析結果の組み合わせであり、信念ベクトルから識別可能である; ・優先度は、優先度値に基づく提案と一緒に、eメールアシスタント205からユ
ーザへ出力される; ・優先度がRead Nowであり、ユーザはその日の後でメッセージを読むことを選択
するとき、メッセージは‘Read Today’リストへルート設定される; ・eメールアシスタント205は、ユーザがどのようにメッセージを処理するかを
知り、‘Read Today’要素は、関連する入力パラメータコンピュータ処理機構(
例えば、ベイズネット−アドレスリスト、ヒストリデータ;ファジー論理規則−
アドレス)における送信者またはサブジェクトフィールド、あるいはこの両者に
対してより大きい重み付けを与えられる; ・次に対応する特徴をもつメッセージが到来するとき、eメールアシスタント20
5は先行の対話中に知ったユーザの選択に基いて新しい優先度をコンピュータ処
理する; ・最後にeメールアシスタント205は、コンピュータ処理された優先度のメッセ
ージに対するユーザの振舞いおよび反応を知って、獲得した振舞いに基いて到来
するメッセージを自動的に構成して短くすることができる。
【0120】 eメールアシスタント205はユーザインターフェイス(図示されていない)を
もち、このユーザインターフェイスはダイヤログボックスあるいはこれに類似す
るものとして表示されていてもよく、ユーザは上述の優先度の格付けに対応する
リスト内のeメールを見ることができる。したがってユーザは、ポップアップメ
ニューまたはそれに相当するものを介してアクセス可能な関連するリストを選択
し、eメールを読み取ることを選択することによってeメールのカテゴリをスキ
ャンすることができる。ユーザインターフェイスでは、標準のeメールシステム
の標準の特徴のいくつか、例えば‘eメール作成’オプションを選択することも
できる。
【0121】 実行: 図21は、eメールアシスタント205の典型的なユニックスでの実行の模式図
を示している。到来するeメールはメールサーバにおいて、各メッセージ2103ご
とに、所定の位置へeメールを送るのに使用される標準の機構であるフォワード
ファイル(・forward file)2101内のPEARLスクリプトを呼出すことによっ
て選抜される。これは、到来するメールを受信箱内に置くのではなく、スクリプ
トの命令を通して、このメールを実行することができる。スクリプトはローカル
ディスク2105上にメッセージ2103を内部番号を付してコピーし、同時にローカル
ディスク上に記憶されたファイル内で現在のメールカウント2107を更新する。こ
のプロセスはイベントドライブ式であり、eメールアシスタント205とユニック
スプラットフォームとの間にインターフェイスを与える。
【0122】 eメールアシスタント205はジャバで書込まれ、したがって同時に実行するこ
とができる複数のスレッドをもっていてもよい。ジャバスレッド2109を使用して
、定期的にメール計数を調べることができ、変化が検出されると、eメール番号
2107を使用して対応するメッセージ2103が検索される。
【0123】 したがって、メールサーバ上のロードは、eメールアシスタント205が稼動し
ているローカルな機械(クライアントマシン)へ推論プロセスを委託することに
よって低減される。
【0124】 電話アシスタント 通信リンク上でユーザによって受取られる通信の処理装置の第2の実施形態は
電話アシスタントであり、第2の実施形態は第1の実施形態に概ね類似しており
、第2の実施形態に対して使用されている用語の記述を与える。電話アシスタン
ト207を使用して、到来する電話呼に対する呼のスクリーニングを実行すること
によってユーザの到来する電話呼を管理する。到来する呼の発呼ライン識別子(
calling line identifier, CLI)は一般的に電話呼の識別情報と呼ばれる。
【0125】 図22を参照すると、ベイズネット構成2201を使用して、到来する電話呼の応
答を制限することができる。CLI2205から導き出されたデータおよびダイヤリ
アシスタント2207からのデータは、図22に示したようにネット2201へ供給され
、出力2203が用意されて、到来する電話呼の応答を制御する。
【0126】 図22および23aを参照すると、各発呼者と関係する優先度は、構成2201内
に位置付けられているベイズネット2301のツリー内に表示され、ツリー2301の各
ブランチは、ユーザが2303、2305、2307から呼を受取ることを期待している発呼
者を表わしている。図23には追加のブランチとして‘その他’2309が記載され
ており、これはデフォルトとして使用され、未知の発呼者からの呼をフィルタ処
理する。到来する呼のCLIはベイズネット2301内の識別データとして使用する
ことができ、到来する呼が受取られるとき、電話アシスタント207はCLIを使
用して、発呼者の対応する名前に対してデータベースをサーチする。このデータ
ベースは、電話アシスタント、またはユーザプロフィール内に記憶されていて、
データベース247の中央に置かれていることが好ましく、電話アシスタント207に
よってアクセスすることができる。
【0127】 ベイズネットツリー2301の条件付き確率が最初に設定されて、呼の全てが受領
される。次に電話アシスタント207は、ユーザがどのように呼を管理するかを観
察し、第1の実施形態に記載したのと類似のやり方でベイズネットツリー2301内
の確率を向上することができる。
【0128】 ベイズネット構成2201はさらに、ユーザが上述で識別された発呼者に関係する
一定の活動を計画することを示すダイヤリエントリに関係付けて、ダイヤリアシ
スタント211からデータ2207を受取ることができる。このデータは、同じく構成2
20内に置かれている、図23bに示した第2のベイズネット2317内に組合わされ
る。第2のネット2317は入力として、発呼者の識別子に基いて呼の重要度をもち
、これはベイズネットツリー2301からユーザが発呼者とミーティングをスケジュ
ールしたか否かに関係する情報と共に入力される。この情報はさらに、ミーティ
ング、ミーティングタイプ、および呼の頻度によってさらにカテゴリ分類するこ
とができる: ・呼2319の時間に関係するミーティングの時間。この情報はダイヤリアシスタン
ト211を介して得ることができ、上述のメッセージ伝送を介して電話アシスタン
ト207へ送られることができる; ・ミーティングが仕事に関係するか、娯楽に関係するか(例えば、ビジネスのた
めのミーティングであるか、またはレジャーのためのミーティングであるか)23
21; ・発呼者がユーザへ呼を行う頻度2323。この情報は発呼者のIDの詳細に対して
、データベース内に効果的に記憶することができる。
【0129】 さらに、ダイヤリは呼に期待されることを示すダイヤリを含んでもよく、この
場合に、ネット2317は到来呼に優先順位を付けるときにこれを検討する。さらに
、ダイヤリは、ユーザが妨害できない特定のときを示すことができ、この場合に
呼応答は自動的に妨げられる。この情報は、ミーティングのタイプ2321に対して
上述で記述したのと同様なやり方で第2のベイズネット2317へ組入れることがで
きる。
【0130】 呼が受取られ、上述の情報が抽出されて、第2のベイズネット2317内で処理さ
れるとき、電話アシスタント207は推薦される優先度ステータスを出力する。こ
れは図22において、応答される呼に対する提案として参照符号2203に示した。
【0131】 アシスタント207は次に示す3つのモード:すなわち、 ・呼を受領、 ・呼を拒絶、 ・ベイズネット構成2201から出力される優先度解析にしたがう呼のフィルタ処理
で動作する。
【0132】 動作モードは、図24に示したグラフィカルユーザインターフェイス2401を介
して選定され:発呼者IDは参照部号2403において詳細に示され;呼受領モード
は参照符号2405における選抜リストから選定可能であり;選定された優先度の閾
値は参照部号2407において表示される。アシスタント207は、参照符号2409にお
いて呼を受領または無視する別のオプションをユーザに与える。インターフェイ
スには、電話番号を直接にダイヤルできるキーパッド、およびユーザが発呼する
人の名前をタイプ入力できるテキストフィールドを含むことができる。
【0133】 アシスタントが、受領または拒絶呼モードで動作するように設定されるとき、
ユーザはアシスタントのコンピュータ処理に効果的にオーバーライドする。アシ
スタントがフィルタ呼モードで動作するように設定されるとき、参照符号2407に
おいて呼は、選択された優先度と比較されるコンピュータ処理された優先度の関
数としてユーザに知らされる。
【0134】 拒絶呼モードまたはフィルタ処理モードにおいて、電話アシスタント207は 図1に示されたインターフェイス115に命令して、電話のリンギングを抑止し、
到来呼が所定の重要度をもつと解析されない限りユーザを妨害しない。この情況
では、到来呼をメッセージ送信サービスへ迂回させることができる。
【0135】 ユーザはさらに、発呼者の名前または番号で予め録音されたメッセージに関係
付けることによって図24のトリガタブ2411においてトリガを設定することがで
きる。新しい呼が到達するとき、アシスタント207は既存のトリガを調べて、対
応するメッセージをフェッチする。次にこのメッセージは自動的に発呼者へ再生
される。
【0136】 電話呼に対して優先度ステータスを割り当てて更新する上述の手続きは次の例
によって示すことができる: ・アシスタント207は、データベース内の発呼者の名前で番号を変換して、トリ
ガを調べる; ・この発呼者に対してトリガが設定されていないと仮定すると、アシスタントは
、発呼者の情報、人から受取られた呼の頻度、ベイズネット構成2201へのダイヤ
リ情報を入力することによって呼に対する優先度をコンピュータ処理する。この
情報はネットを介して伝搬されて、優先度を与える; ・ユーザインターフェイス2401が参照符号2405において‘eメールをフィルタ処
理する’ように設定されたと仮定すると、このコンピュータ処理された優先度は
選定された値、およびそれにしたがって処理された呼と比較される。
【0137】 実行 第2の実施形態の1つの構成2501は、BTのCallscape(商標)2503を使用し
て、添付の図面の図25に示したように、公衆サービス電話ネットワーク(Publ
ic Service Telephone Network, PSTN)アナログ電話ラインと対話する。Callsc
apeはBritish Telecommunications Public Limited Companyの製品であり、コン
ピュータテレフォニイ(computer telephony integration, CTI)および発呼ラ
イン識別子(calling line identification, CLI)を準備する。これはコンピュ
ータのシリアルポートを接続する外部ハードウエアデバイスとして使用可能であ
る。電話のイベント(送受話器を持ち上げること、到来呼を受取ること、出力呼
を送ること)はコンピュータ上で実行されるアプリケーションによって処理する
ことができる。電話はMeridian(商標)ディジタルフォン2505であってもよく、こ
れは電話ハンドセット内に置かれるハードウエアボードとしてMeridian通信アダ
プタを使用しており、これもコンピュータのシリアルポートへ接続する。
【0138】 アシスタント207はジャバプログラミング言語内に構成されており、電話呼の
到来はスレッド2507によって検出され、サーバのフロントエンドをCallscapeク
ライアントへ与える。アシスタント207は、ビジュアルベーシック層をもつActiv
eXの構成要素を介してCallscape2503とインターフェイスして、電話アシスタン
トサーバへの接続を開始する。したがって到来呼はスレッドへ知らされて、次に
CLIで電話アシスタント207へ知らせる。
【0139】 マルチモーダルインターフェイス 図1および2を参照すると、ワークステーションにおけるユーザの活動を識別
する装置の実施形態にしたがう装置は、このような活動を識別するようにされた
マルチモーダルインターフェイス209によって与えることができる。
【0140】 マルチモーダルインターフェイス209は2つの別々のエンティティ、すなわち
人間と機械との間に用意されており、この2つのエンティティは、物理的に別々
であるが、多数の情報チャンネルまたはモード、例えばキーボード101、ディス
プレイスクリーン103、マウス105、およびオーディオチャンネル113を介してデ
ータを交換することができる。マルチモーダルインターフェイス209は最初に、
ユーザが機械と明白に通信できることを処理するのに使用されるが、ユーザの活
動を観察することによって、暗示的に情報を抽出することもできる。これは、キ
ーボード101およびマウス105のような低レベルのモダリティを観察することによ
ってユーザに関する高レベルの情報を得るように記述され、この情報を使用して
、ユーザフレンドリイな対話および追加の機能を用意することができる。
【0141】 マルチモーダルインターフェイス:ユーザの存在の検出: 図27を参照すると、本発明の第1の実施形態はユーザがワークステーション
にいるか否かを検出することに関する。これを達成するために、2つのデータ源
2701、2703はユーザ活動データ処理段階2705へ入力される。第1のデータ源はイ
メージングデバイス114によって与えられ、他方のデータ源2703はキーボード101
およびマウス105からデータによって与えられる。
【0142】 図26を参照すると、2つの源の第1の源2701は、ユーザがワークステーショ
ンの付近に入退出するときに生じる不連続性2601、2603を示す信号を出力する。
図26は、時間の関数としてビデオカメラのようなイメージングデバイスによっ
て記録されるフレーム間の差を表わし、ユーザが最初にワークステーションに近
付き、ワークステーションの側に座って、使用する準備を完了し、次にワークス
テーションの付近を離れることを示す。ユーザが近付くとき、カメラ出力におけ
る最初の上昇段階2600を生成し、次にユーザがワークステーションの側に位置し
、使用する準備を完了すると、パルス2601が生成される。その後ユーザが離れる
ときは、出力において別のパルス2603が生成される。
【0143】 図26から分かるように、ユーザが2605bに存在していて、ワークステーショ
ンを使用しているときに発生するレベルは、ワークステーションに誰も存在して
いないとき2605aとほぼ同じである。したがってユーザがワークステーションの
ところに存在しているのか、または存在していないのかを出力から判断すること
は困難である。したがって第2のデータ源2703を第1のデータ源2701からの情報
と関連して使用して、ユーザが存在してないこととユーザが存在していることと
を区別する。
【0144】 第2のデータ源2703はキーボード103およびマウス105の一方または両方によっ
て与えられ、データはこれらの入力から監視手段(後述参照)によって使用を監
視することによって検索することができる。簡潔に言うと、監視手段はセンサ検
出器を含み、このセンサ検出器は種々のタイプのキーの使用およびマウス操作を
検出し、さらに所定の時間期間においてこれらの活動の実行レートを計算するよ
うに動作することができる。
【0145】 図28は、第1および第2のデータ源2701、2703から抽出された情報をどのよ
うに結合して、図26に示した横ばいの期間2605a、2605bにおけるユーザの存
在を区別するかを示している: ・2801 初期状態は不明(Unknown、未知)である。この状態では第2のデータ
源2703からの入力のみが検討される; ・2802 状態は、監視手段が第2のデータ源2703から活動を検出するときに存在
する(Present)に設定される; ・2803 状態は、第2のデータ源2703から入力が検出されないときに不在(Abse
nt)に設定されるが、活動は第1のセンサ2701から検出される。不在状態のとき
、第2のデータ源2703は第1のデータ源2701に優先する; ・2804 状態は、別の活動が第1のセンサ2701から検出されるときに状態2803に
到達した後で背景(Background)に設定されるが、状態の変化は第2のデータ源
2703からは検出されない。第2のデータ源2703が活動を検出するのに持続的に失
敗すると、システムは不在(Absent)状態に戻るが、活動が第2のデータ源2703
において検出されるときは、状態は存在する(Present)に設定される。
【0146】 マルチモーダルインターフェイス−活動および精神状態の検出 上述の低レベルデータ入力はマルチモーダルインターフェイス209によって使
用され、ユーザによって表示されるストレスレベルのような高レベルデータを与
えることができる。低レベル入力からのデータはユーザによって実行される活動
、他の要素の中からとりわけ入力、反応時間、および知覚の鋭さを使用した精通
度に依存し、このようなデータからストレスレベルを判断するとき、これらが検
討される。次に活動に加えて、精神状態を検出するためのマルチモーダルインタ
ーフェイスによるデータ測定および処理について記載する。
【0147】 ユーザが、図28に関係して既に記載したように存在していると検出されると
き、キーボード101およびマウス103の両方からのデータ入力2703は、例えばその
頻度および使用モードに関係して解析することができる。次に添付の図面の図2
9を参照してシステムがユーザの活動をどのように評価するかを簡潔に示す。デ
ータの照会および量子化を行う要素を次に記載する: ・数秒ごとに、低レベルセンサは各タイプのキーの使用頻度に対して照会される
: 1.S29.1 ユーザが、例えば“デリート”キーを実行するレートを検出
する。例えば、比較的に高いレートでデリートキーを使用するのは、ユーザが多
くのミスをしていることを示しており、したがってユーザが高いストレスレベル
下にあることを示している; 2.S29.2 ユーザがテキストキー、この場合は“リターン”キーを使用
するレートを検出する。リターンキー を頻繁に使用するのは、エラーレートが
高く、したがってストレスが高いことを示している。コントロールキーのような
他のキーの使用およびマウスの動作も解析して、段階S29.2では使用度をス
トレス指標として検出する。 ・現在の値が所定の規則を介してユーザに無関係の値と比較されて、活動を判断
する。
【0148】 このような監視を実行する1つのやり方は図30に示し、それぞれテキストキ
ー(例えば“リターン”キー)およびデリートキーの監視に対応する複数の監視
手段3001、3003を示す。これらの監視手段の各々は、センサ、頻度、およびタイ
ムアウト検出器から情報を集める。
【0149】 図30は、2つのイベント−テキストキー使用およびデリートキー使用3001、
3003を監視する監視手段を示す。次に示す他のイベントは同様に、対応する監視
手段(図示されていない)によって検出することができる: ・テキストキーの使用3001; ・(バックスペースキーを含む)デリートキーの使用3003; ・(‘end’、‘home’‘page up’、など)コントロールキーの使用; ・マウス動作; ・マウスのドラッグ速度; ・マウスのクリック使用; ・マウスの動作およびドラッグ方向。
【0150】 図30に示した2つの監視手段を参照すると、センサ検出器3009、3015は、テ
キストキーまたはデリートキー、あるいはこの両者の使用に関係するイベントを
検出する。頻度検出器3011、3017は、センサ検出器3009、3015から情報を受取り
、それによって上述のイベントの使用レートを実時間でモニタする。タイムアウ
ト検出器3013、3019は同様にセンサ検出器3009、3015から情報を受取り、所定の
時間期間中にイベントが発生したか否かを判断する。頻度検出器はセンサ検出器
からの時刻表示された情報をタイムアウト検出器からのデータと一緒に使用して
、(無活動期間を含む)入力の使用レベルを判断することができる。
【0151】 動作において、デリートキー監視手段3003に関連して、デリートキー検出器30
15は各デリートキーのストロークの時刻表示を頻度検出器3017へ送って、デリー
トキーが使用されるレートを判断する。対応するタイムアウト検出器3019によっ
て記録されるデータは、頻度検出器3017からの情報と結合され、頻度検出器はそ
の統計的解析を行う。統計的解析は、図29の段階S29.3に示したように、
イベント間の時刻表示の差の平均をコンピュータ処理することを含み、このデー
タを使用して、ユーザのストレスレベルを格付けする。
【0152】 システムは、全ての条件のもとでデリートキーおよびリターンキーの使用をモ
ニタし、ユーザの平均レートを判断できることが分かるであろう。この平均レー
トは、調整アシスタント305からアクセス可能なユーザプロフィール内で記憶お
よび更新され、この調整アシスタントは図2のマルチモーダルインターフェイス
209と動作的に関係して示されており、使用レートが平均値を著しく越えるとき
、高いストレス状態が示される。例えば、次のアルゴリズムを適用して、ユーザ
の現在のストレスレベルにアクセスすることができる: 現在のユーザの活動が書込んでいるものを次のように仮定する。
【0153】
【表5】
【0154】 これは、1ないし0の範囲(1=高ストレスおよび0=標準)におけるストレ
ス格付けによって量子化することができる。
【0155】 上述のように、ユーザの精神状態は、現在のユーザタスクのコンテキストにお
いて判断され、さらに低レベル入力はマルチモーダルインターフェイス209によ
って使用されて、ユーザの活動を規定するタスクのような高レベル情報を判断す
ることができる。
【0156】 したがってテキストキー、デリートキー、およびコントロールキー(図示され
ていない)からの入力とマウス(図示されていない)からの入力とは、使用のタ
イプおよび頻度において図30に関係して上述で記載したように監視手段によっ
て監視することができる。テキストセンサ検出器3009の動作を検討すると、各テ
キストキーの時刻表示は頻度検出器3011へ送られ、テキストキーが使用されるレ
ートを判断する。対応するタイムアウト検出器3013によって記録されたデータは
、上述のように頻度検出器3011からの情報と結合され、生成された統計的量子化
は、次の規則にしたがって、ユーザとは無関係の基本値と比較される。
【0157】
【表6】
【0158】 次の表はイベント(テキストキーの使用、マウスの使用、など)とユーザの活
動、すなわちタスクとの間の全体的な相関関係を示す: 表タスク 実際のユーザの活動 センサ検出器の活動 読取りのみ 定期的なスクローリング 動作速度 方向 書き込み タイピング テキスト、制御、(テキスト) ミステイクキー速度 ドローイング マウス使用 動作、ドラッグ、および クリック速度 プログラミング 作業中のウインドウの変更 全キーボードまたはマウス タイピング 速度、 テキスト、制御、 ミステイクキー マウスセンサ検出器がマウス(図示されていない)の動作を検出するとき、使
用の方向およびレートは、マウスの位置の調整に関係するマウスイベントを監視
することによって判断することができる。マウスのポインタの調整は検出器によ
って記録され、対応する周頻度検出器へ送られ、ラインを最近の位置を示す点お
よびマウスのポインタの位置変更レートに適合させる。
【0159】 ストレスの格付けおよびユーザ活動情報を使用して、ユーザの作業計画を変更
することができる。情報はコーディネータ305へ入力されるか、または図2に示
したように、アシスタントの1つへ直接に供給される。コーディネータが情報を
受取ると、例えばユーザが高レベルのストレスを明白に示すとき、コーディネー
タは現在実行されている計画を抑止または変更して、ユーザに供給される情報量
を低減することができる。しかしながら、ユーザがワークステーションのところ
にいて、リラックスしていると思われるとき、コーディネータ18は非常に低いフ
ィルタ処理レベルの到来するeメールおよび電話呼を用意して、ユーザが他のこ
とに従事していることを維持させるように構成されている。同様にユーザは、割
込み不可能のステータスに結合されているタスクに関係しているとき、コーディ
ネータはユーザに供給される情報量を制限し、ユーザは割込みされずに継続する
ことができる。一般的に、上述のようなフィルタ処理はコーディネータ内に設定
された閾値によって制御することができ、これらの閾値はコーディネータによっ
て送られる情報と情報が方向付けられているアシスタントの両方の関数である。
【0160】 ストレス格付け情報が直接にアシスタントの1つ、例えばeメールまたは電話
アシスタントへ送られるとき、アシスタント自体は、単独でアシスタントの関数
である閾値の組をもつことになる。
【0161】 実行 上述のマルチモーダルインターフェイス209のアプリケーションにおいて、監
視手段3001、3003、3005、3007の1つおよび対応するセンサ、頻度およびタイム
アウト検出器はジャバで書込まれて、データの監視および収集の並行処理を可能
にするが、ジャバの使用は不可欠ではない(本質的ではない)。監視手段、頻度
検出器、およびタイムアウト検出器を同期して実行することを促す言語を使用す
ることができる。したがって各監視手段からの情報は実時間で統合され、解析さ
れて、ユーザのタスクを判断する。例えば、タイムアウト検出器は数秒ごとに信
号についてポーリングし、この情報は頻度検出器の情報および他の監視手段から
のタイムアウト検出器からの情報とクロスレファレンス(他所参照)されて、ユ
ーザが読み取っているか、または考えているかを判断する。この情報を使用して
、ユーザが疲れているか否かを判断することができ、上述のようにユーザのスト
レスを示すことができる。
【0162】 各センサ検出器はジャバイベントリスナに基いており、ジャバ1.1イベントモ
デルを使用して書込まれる。センサ検出器は、イベントを処理するときに、この
イベントがそれに対応しているか否かを試験する。イベントがセンサに関係して
いるとき、イベントおよびその日付は、ジャバオブジェクトであり、頻度検出器
内に記憶される。
【0163】 頻度検出器はイベントに依存するやり方か、または時間に依存するやり方でイ
ベントの使用速度をコンピュータ処理し、分類済みオブジェクト(ソーテッドア
レイ)およびカウンタオブジェクトのイベントの時刻表示を記憶する。分類済み
オブジェクトは、1組のイベントからの速度に関係する統計をコンピュータ処理
するのに使用されるツールであり、ワークステーションにおけるユーザの活動を
識別する装置において、イベントの記憶された速度のメジアンをコンピュータ処
理する。カウンタオブジェクトは、より長い時間期間においてコンピュータ処理
して、記憶し、時間に依存する情報を与える。
【0164】 タイムアウト検出器は、長い無活動期間を検出するのに適した時間スケールに
おいてイベントの発生を記憶するジャバオブジェクトである。
【0165】 第1の実施形態に記載されたイメージングデバイスはゲイズトラッカー(gaze
tracker)であってもよく、ユーザの眼球の動きを監視するデバイスである。ユ
ーザの注視方向を判断することができ、ユーザはディスプレイ103の特定の部分
へ注視を方向付けることによってこの特徴を使用して、例えばデータ処理動作用
のデータを選定することができる。ゲイズトラッカーの1例は米国特許第4 836
670号に記載されている。既知のゲイズトラッカーは、コンピュータ上で実行さ
れているパターン認識ソフトウエアと一緒にユーザの眼へ向かって方向付けられ
ているTVカメラから構成されていて、このTVカメラはカメラによって現像さ
れる画像を解析して、ユーザの視界方向を判断する。これは、ユーザによって観
察されるディスプレイの構成と関係付けられ、ディスプレイの何れのウインドウ
または領域がユーザによって観察されているかを判断する。イメージングデバイ
スはその代わりに、ビデオ会議において使用するのに適していて、毎秒、約15
の画像フレームを供給することができるカメラである。カメラの視界の変更は、
対応するピクセル位置における隣り合うフレーム間の差を計算して、図26に示
したようなインターフレームの時間情報を出力することによって観察することが
できる。
【0166】 本発明の技術的範囲内に含まれる多くの変化および変形は、本明細書に記載し
た種々のアシスタントの個々の動作モードの置換および組合せの全てを含むこと
を意図されている。
【0167】 当業者には分かるように、本発明は上述のように、コンピュータプログラムに
おいて具現することができる。これらのプログラムは、フロッピー(登録商標) ディスク、CD−ROM、または磁気テープのような種々の送信または記憶媒体 、あるいはこの両者の上に含むことができ、プログラムは汎用コンピュータにロ ードされるか、または適切な伝送媒体を使用してコンピュータネットワークへダ ウンロードされる。
【0168】 明細書および特許請求の範囲内でコンテキストにおいて明らかに要求しない限
り、“含む(comprise)”、“構成している(comprising)”、などの用語は独占
的または網羅的な意味とは反対の包括的な意味で;したがって“制限はしないが
、〜を含む(including, but not limited to)”という意味に解釈される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタスクを調整する装置を実行するように構成されたコンピュータシス
テムのハードウエアの模式的ブロック図。
【図2】 本発明の複数のインテリジェントエージェントと相互作用するタスクを調整す
る装置を示す模式的ブロック図。
【図3】 図2のタスクを調整する第1の実施形態にしたがう装置を示す模式的ブロック
図。
【図4】 図3の装置の一部を含むジャバスレッドプロセスを示す模式的ブロック図。
【図5】 図2のタスクを調整する第2の実施形態にしたがう装置を示す模式的ブロック
図。
【図6】 ダイヤリエントリを行うために、図2に示したダイヤリアシスタントによって
与えられるディスプレイの模式図。
【図7】 ダイヤリディスプレイの模式図。
【図8】 図6に示したダイヤリ選択“午前前期”に対するファジー格付け表。
【図9】 第1の実施形態にしたがうダイヤリエントリプロセスのフローチャート。
【図10】 第2の実施形態にしたがうダイヤリエントリプロセスのフローチャート。
【図11】 第3の実施形態にしたがう図2に示したダイヤリアシスタントによって与えら
れるディスプレイの模式図。
【図12】 第3の実施形態にしたがうダイヤリエントリプロセスのブロック図。
【図13】 第4の実施形態にしたがう図2に示したダイヤリアシスタントによって与えら
れるディスプレイの模式図。
【図14】 第5の実施形態のダイヤリアシスタントの構成と、第5の実施形態のホストダ
イヤリ関数のグラフ表示とを示す模式図。
【図15】 図15aと15bとを組合せて全体を構成する第5の実施形態のネゴシエーシ
ョンプロセスのフローチャート(図15aおよび15b)。
【図16】 図2に示したeメールアシスタントの動作を示すブロック図。
【図17】 図16に示した装置の一部を形成しているベイズネット構成の内部を示す模式
図(図17a)、アドレス情報にしたがって到来するeメールに優先順位を付け
るベイズネットを示す模式図(図17b)、および既に受取ったeメールを読み
取るためのユーザの過去の選択にしたがってeメールに優先順位を付けるベイズ
ネットを示す模式図(図17c)。
【図18】 ユーザにおけるサブジェクトフィールドの重要度にしたがってeメールに格付
けをするプロセスを示すブロック図。
【図19】 既に受取ったeメールを読む際のコンピュータユーザの過去の選択を監視する
プロセスのブロック図。
【図20】 本発明にしたがって、eメールが届いたユーザを変更する手段を模式的に示す
図。
【図21】 図2に示したeメールアシスタントに関係する実行特徴を示す模式的ブロック
図。
【図22】 図2に示した電話アシスタントの動作を示す、到来する電話呼の応答を制御す
るフローチャート。
【図23】 各発呼者と関係する優先度を計算するのに使用されるツリー形ベイズネットを
示すブロック図(図23a)、および図23aからの出力を入力として使用し、
ユーザの活動に関係する情報を含む別のツリーベイズネットのブロック図(図2
3b)。
【図24】 電話アシスタントによって与えられるディスプレイの模式図。
【図25】 図2に示した電話アシスタントに関係する構成特徴を示す模式的ブロック図。
【図26】 図1に示したイメージングデバイスを含むビデオカメラの出力グラフ。
【図27】 図2に示したマルチモーダルインターフェイスによって実行されるプロセスの
模式的フローチャート。
【図28】 図22に示したプロセスによって検出された種々のユーザ状態の模式的ブロッ
ク図。
【図29】 コンピュータユーザのストレスレベルを格付けするプロセスを示すブロック図
【図30】 図29に示したプロセスにしたがってストレスレベルを監視する低レベル入力
の使用を検出する手段を示すブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,CA,J P,SG,US (72)発明者 ジアン、ダビッド・フィリップ イギリス国、アイピー13・6ユービー、サ フォーク、イプスウィッチ、グランディス バーフ、アップリーズ・ミーティング・レ ーン(番地なし) (72)発明者 ツイ、クォク・チン イギリス国、シーオー4・4アールアー ル、エセックス、コルチェスター、ハイウ ッズ、バークレー・クローズ 138 (72)発明者 ウォブッケ、ウェイン・レイモンド イギリス国、アイピー5・2ワイエル、サ フォーク、イプスウィッチ、ケスグレイ ブ、シャーウッド・フィールズ 12 Fターム(参考) 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 ND20 ND23 NR02 NR05 NR12 PP10 PP12 PP28 PQ05 PR03 QM05 QT05 UU24 5K024 AA71 BB04 CC07 CC11 DD02 EE06 FF04 FF06 GG05 HH03 5K101 KK02 LL01 NN03 NN18 NN21 PP04 RR12 SS07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信リンク上でユーザによって受取られる、識別情報を含む
    通信を処理する方法であって: (i)通信用入力と; (ii)入力において受取られる第1の通信に関係する識別情報を抽出する抽
    出手段と; (iii)第1の通信をカテゴリ分類し、カテゴリ分類に基いて活動を推薦する
    カテゴリ分類手段と; (iv)第1の通信に応答してユーザを監視する手段と; (v)第1の通信に対する監視されているユーザ応答にしたがってカテゴリ
    分類手段を変更して、第1の通信の識別情報に整合する識別情報をもつ第2の通
    信が受取られると、監視されているユーザ応答はカテゴリ分類する手段によって
    推薦されるようにする変更手段とを含む装置。
  2. 【請求項2】 抽出手段は、識別情報を所定の識別情報と比較する比較手段
    を含む請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 抽出手段がファジー論理を使用する請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2の通信の各々がeメールおよび電話呼の何れ
    か1つである請求項1ないし3の何れか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 識別情報が: (a)eメールのサブジェクト; (b)eメールの送信者のアドレス; (c)eメールの受信リスト;および、 (d)発呼ライン識別子のうちの少なくとも1つを含む請求項4記載の装置
  6. 【請求項6】 比較手段が: (a)所定の送信者リストをもつ送信者; (b)所定の受信者リストをもつ受信者; (c)所定のサブジェクトリストをもつサブジェクト;または、 (d)所定の番号リストをもつ発呼ラインの少なくとも何れか1つまたは全
    てを比較するように動作することができる請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 カテゴリ分類手段がベイズネットを含む請求項1または6記
    載の装置。
  8. 【請求項8】 ベイズネットは、通信の優先度ステータスを示す値のアレイ
    を出力するように動作することができる請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 自動メッセージ送信用手段をさらに含み、自動メッセージ送
    信として識別された送信者からの通信を受取ると、所定のメッセージが通信に応
    答して自動的に戻される請求項1ないし8の何れか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上でユーザによって受取られた、識別情報を
    含む通信を処理する方法であって: (i)ユーザによって受取られた第1の通信の識別情報を抽出する段階と; (ii)該第1の通信をカテゴリ分類し、前記カテゴリ分類に基いて活動を推
    薦する段階と; (iii)推薦に応答してユーザの実際の活動を観察する段階と; (iv)カテゴリ分類手段内のパラメータを分類して、第1の通信の識別情報
    と同じ識別情報をもつ第2の通信を受取るときに、実際のユーザの活動がカテゴ
    リ分類手段によって推薦される段階とを含む方法。
  11. 【請求項11】 前記カテゴリ分類段階(ii)が: (a)識別情報に基づいて第1の通信をカテゴリ分類手段へ伝搬する段階と
    ; (b)カテゴリ分類手段からの出力であって、応答回数に対応する応答識別
    子のアレイを含む出力を検査する段階と; (c)前記アレイ内の最も高い値に対応する応答識別子を抽出する段階とを
    含む請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 カテゴリ分類手段がベイズネットを含み、ベイズネットが
    識別情報の各々に関係する重みをもつ請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 カテゴリ分類手段内でパラメータを変更する前記段階(iv
    )が: (a)前記観察段階(iii)の結果を記憶する段階と; (b)該結果にしたがって重み付けを変化する段階とを含む請求項12記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 ユーザに対してアベイラビリティステータスをログするダ
    イヤリをさらに含む装置であって、前記カテゴリ分類手段が、受取った通信によ
    ってトリガされて、ユーザのアベイラビリティステータスをレビューし、前記受
    取った通信についての推薦された応答を前記アベイラビリティステータスの少な
    くとも一部分に基くものとする請求項1ないし9の何れか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 抽出された識別情報に対してユーザ入力を記憶する手段を
    さらに含む請求項1ないし9、または14の何れか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの形式のアベイラビリティステータスが登
    場する場合、または記憶された識別情報がそれによってユーザ入力によってフラ
    グを立てられるときには、ユーザ入力を受取ることなくカテゴリ分類手段の推薦
    された応答をトリガする請求項14または15記載の像値。
  17. 【請求項17】 請求項10ないし13の何れか1項記載の方法をコンピュ
    ータに実行させる1組の命令を含むコンピュータプログラム。
  18. 【請求項18】 キャリア上に置かれたコンピュータプログラムであって、
    該キャリアが: (i)CD−ROMメモリ媒体; (ii)ハードディスクドライブメモリ媒体; (iii)3.5インチディスケットメモリ媒体; (iv)保護するためにケースに入れられたテープカートリッジメモリ媒体; (v)ジップドライブディスクメモリ媒体; (vi)ジャズドライブディスケットメモリ媒体; (vii)光ディスクメモリ媒体;および、 (viii)補助ストレージメモリの何れか1つを含む請求項17記載のコンピ
    ュータプログラム。
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