JP2002529629A - 波浪エネルギーを吸収するためのケーソン - Google Patents

波浪エネルギーを吸収するためのケーソン

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JP2002529629A
JP2002529629A JP2000581307A JP2000581307A JP2002529629A JP 2002529629 A JP2002529629 A JP 2002529629A JP 2000581307 A JP2000581307 A JP 2000581307A JP 2000581307 A JP2000581307 A JP 2000581307A JP 2002529629 A JP2002529629 A JP 2002529629A
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ボコッティ、パオロ
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ボコッティ、パオロ
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Abstract

(57)【要約】 ケーソン(1)は、少なくとも1つのエアーポケット(5)と、ケーソン(1)のそれぞれのエアーポケット(5′、5″)が存在する部分の全体に沿って横断するように延びる少なくとも1つの垂直なダクト又は管(2)と、を内部に備える。ケーソン(1)の下部は、海水(6)を満たされ、垂直なダクト(2)は上へ延び、海面に達することなく、外部と連通する。ケーソン(1)の天井から始まりケーソン(1)の底へ向かうエアーポケット(5)の高さは、垂直なダクト(2)の上部開口(3)において検出された圧力変動の周期が、エアーポケット(5)の検出された圧力変動の周期に等しい共振状態が得られるように、調節される。垂直なダクト(2)の内部には、エネルギーを変換するために、タービンが、取り付けられてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、海の波動を、より変換に適した形態に変換するためのケーソンに関
する。
【0002】 本発明のケーソンは、ケーソン式防波堤の構造を有するプラントを建造に利用
され、このプラントは、1つか又はそれ以上のケーソンを備え、乾ドックで組み
立てるのに適し、その後に、曳航され、沈められる。
【0003】
【背景技術】
波浪エネルギーを吸収するための共振効果(resonance effect)は、ソリッドな
浮体(solid floating bodies)に利用されているだけで、水塊の共振を利用した
装置は、今までのところ存在しない。
【0004】 さらに、従来の吸収装置は、ほとんど絶え間なく調節されなければならず、そ
れは、ほんの数秒の間隔で実施され、そのような環境が、波浪エネルギー吸収装
置の操作を著しく複雑なものにしている。
【0005】 本発明の目的は、波浪エネルギーを、直接に利用できる水力エネルギーに変換
するのに使用されるケーソン形態の装置を実現することであり、ケーソンの動作
条件の調節は、「海況(sea state:海の状況)」(実質的には、定常波状態)の
変化に応じて、約10〜20分の間隔で実施すればよい。海況は、少なくとも1
0〜20分の持続期間を有するので、調節は、当然、10〜20分の可変間隔で
実施される。
【0006】 本発明のより具体的な目的は、内部にきわめて大きな圧力変動ときわめて速い
流速を生成することによって、上方を伝わる波浪エネルギーの大部分を吸収する
ことができるケーソンを実現するとともに、いくつかのケーソンを備えたプラン
トを実現することである。ケーソン内部の圧力変動の振幅は、対応する表面波の
振幅よりも10倍ほども大きくなることがある。
【0007】 本発明のさらなる目的は、本発明のケーソンによってすでに適切な形態に変換
されている波浪エネルギーの一部を機械的な回転エネルギーに変換するのを可能
にする、垂直軸を備えた独特のタービンを使用することである。
【0008】
【発明の開示】
本発明の目的は、少なくとも1つのエアーポケットと、ケーソンのそれぞれの
エアーポケットが存在する部分の全体に沿って横断するように延びる少なくとも
1つの垂直なダクト又は管と、を内部に備え、ケーソンの下部は、水を満たされ
、垂直なダクトは、ケーソンの天井又は上部壁を貫通して上へ延びて、海面に達
することなく外部と連通する上部開口を備えるとともに、ケーソンの底に達する
ことない下部開口を備えており、ケーソンの天井から始まりケーソンの底へ向か
うエアーポケットの高さ、垂直なダクトの上部開口位置又は海面下の他の任意の
箇所において検出された海水の圧力変動の周期が、ケーソン内部の任意の箇所で
検出されたエアーポケットの圧力変動の周期に等しい共振状態が得られるように
空気の供給・排出手段で調節されるようになっていることを特徴とするケーソン
によって達成される。
【0009】 次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、本発明はそれに限定
されるものではない。
【0010】
【発明を実施するための最良の形態】
まず最初に、図1〜図3を参照して、本発明によるケーソンの動作原理を説明
する。ケーソン1は、鉄筋コンクリートから製造された壁を有し、完全に密閉さ
れている。それは、海底に敷設され、垂直のダクト又は管2を介してしか外部と
連絡することができない。しかも、上部開口3は、海面下に配置される。下部開
口(穴)4は、ケーソン1の内部にあり、ケーソン1の底よりも上に位置する。
図2及び図3から、そして、図1と比較すれば分かるように、主波の方向(矢印
F)に垂直な開口3の側面は、ケーソンの側面の長さに等しい長さを有する。
【0011】 上部壁すなわちケーソン1の屋根は、陸(図1に示されるような)又は海洋作
業台(図示しない)に配置された圧縮機11に接続される。空気圧縮機11の下
流側には、ゲートバルブすなわちコック10がある。空気が、圧縮機11及び通
気管(又は、ホース)7によって、ケーソン1へ供給され、それによって、ケー
ソン1の内部に配置された水塊6の上にエアーポケット5を形成する。その目的
は、共振状態を達成することである。垂直なダクト又は管2の上部開口3におい
て(あるいは、外部の海面下に位置する箇所において)リアルタイムに検出され
る圧力変動の周期Teが、エアーポケット5内(あるいは、ケーソン内部の任意
の箇所)でリアルタイムに検出される圧力変動の周期Tiと比較される。Teが、
iよりも大きければ、Te=Ti(共振条件)となるまで、空気が、ケーソン内
部に送り込まれなければならない。また他方において、Teが、Tiよりも小さけ
れば、Te=Tiとなるまで、ゲートバルブ10が、開かれて、空気が、エアーポ
ケット5から除去されなければならない。
【0012】 「圧力変動周期」としては、上述した圧力変動スペクトルのピーク周期か、あ
るいは、特にそのときの海況に対応する最も大きな圧力変動の特性周期のいずれ
かを選択してもよく、例えば、周期T1/3は、ある海況のすべての圧力変動の中
の最も大きい1/3から得られる平均周期として定義される。
【0013】 Te及びTiの両方も、当然ながら、同一の定義を有することは重要なことであ
る。
【0014】 空気量の調節が、(新しい)海況ごとになされなければならない。海況(定常
波状態に近い)が、少なくとも10分又は20分の周期を有すると仮定すれば、
調節は、10〜20分の範囲にある可変間隔で実施されなければならない。
【0015】 このプラントは、それの上を伝わる波浪エネルギーの大部分を吸収することが
でき、そして、ケーソン内部のきわめて大きな圧力変動と、垂直な管2内部のき
わめて速い流速(流れる速度)とを生成することができる。ケーソン1内部の圧
力変動の振幅は、まさにその表面波の振幅よりも10倍ほども大きくなることも
ある。参照符号9及び8は、それぞれ、ダクト2の開口3の位置における圧力変
動、及び、エアーポケット5内部の空気圧変動を検出するための圧力トランスデ
ューサーを示す。
【0016】 要するに、プラントは、複数のケーソン1から形成されたケーソン式防波堤を
備えることになり、大部分の波浪エネルギーを吸収することができ、それを変換
に最も適した形態に変換することができる。このようにして得られたエネルギー
を変換するための一つの方法は、図4〜図6を参照して以下で説明する実施例か
らわかるように、軸を垂直にして垂直ダクト2の内部に取り付けられたウェルズ
タービン(Wells turbine)を使用することである。
【0017】
【実施例】
図4〜図6は、ケーソン1が、隔壁(界壁)12によって細分化された実施例
を示す。ホース7′、7″は、隔壁12の両側にあるエアーポケット5′、5″
の中へ空気を供給する。
【0018】 隔壁12のそれぞれの側には、きわめて小さな断面領域13′、13″を有す
るダクトすなわち管2′、2″が、配置される。図示されたプロトタイプは、リ
グリア海岸(Ligurian coast)沖(地中海)に配置されるものである。そのような
システムは、年間で、その上を伝わる波浪エネルギーの50%を吸収することが
できる。
【0019】 このプロトタイプは、以下の寸法を有する(例にすぎず、それに限定されるも
のではない)。 − ケーソン1の底から管2′又は2″の最上部(開口3′、3″)までの長さ
は28メートル。 − ケーソンは、一辺が20メートルの正方形の断面を有する(図6を参照)。 − ケーソンの高さは、17メートルである(ダクト2′及び2″を除く)。 − 最も小さい円形の断面部分13′又は13″の直径は、4メートルである。
【0020】 それは、海面から30メートルの海底に簡単に敷設されると考えられる。
【0021】 Hs(定義によれば、ある海況における自由表面変位の標準偏差の4倍に等し
い有義波高)が2.5メートルの風浪の場合、共振時の振幅xは、約2.2メー
トルになる。そのようなエアーポケットの場合、管2′及び2″内部の流速は、
3.5メートル/秒に達し、最大排出量は、90m3/秒となる。
【0022】 さらに、ケーソン内部の圧力水頭波の有義波高は、約20メートルの値に達す
る(すなわち、有義波高のほぼ8倍である!)。
【0023】 プロトタイプは、2つのウェルズタービンによって、吸収した波浪エネルギー
を変換するように設計された。垂直軸を有するこれらのタービンは、垂直ダクト
2′、2″の最も小さい円形の断面部分13′、13″内に取り付けられる。
【0024】 プラントの保守は、かなり簡単である。実際、多量の空気を送り込めば、ケー
ソン1は、浮かび上がり、このことは、エアーポケット5′、5″の空気がそれ
ぞれの垂直ダクト2′、2″の下部開口4′、4″に達する前に起こる。
【0025】 Hsが6メートルよりも大きいような海の嵐のもとでは、ケーソンが海底を移
動することがないように、構造体の安全性を向上させるために、空気は、ケーソ
ン1から完全に除去される。
【0026】 このことは、6mを越える有義波高のもとでは、エネルギーの吸収及び変換が
、中断されることを意味する。しかしながら、6mよりも大きなHs値が占める
波浪エネルギーの割合は、平均すれば、リグリア海岸で得られる波浪エネルギー
全体のほんの2%程度にすぎない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2の平面A−Aに沿った概略断面図であり、本発明のケーソン及び本発明の
一般原理を示す。
【図2】 本発明によるケーソンの動作原理を示す概略正面図であり、図1の矢印Fの方
向から、すなわち、海側から見た図である。
【図3】 図1及び図2に示される本発明によるケーソンの概略平面図であり、ケーソン
の一般原理を説明するものである。
【図4】 図6の平面B−Bに沿った、本発明の考えられる実施例の断面図である。
【図5】 図6の線C−Cに沿った、図4に示されるケーソンの断面図である。
【図6】 上述した図4及び図5に示される実施例における本発明のケーソンの平面図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 Facolta di Ingegner ia, Via Graziella 1, Loc. Feo di Vit o, I−89100 Reggio Cal abria, ITALY

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのエアーポケット(5′、5″)と、ケーソ
    ン(1)のそれぞれのエアーポケット(5′、5″)が存在する部分の全体に沿
    って横断するように延びる少なくとも1つの垂直なダクト又は管(2′、2″)
    と、を内部に備え、 ケーソン(1)の下部は、水(6′、6″)を満たされ、 垂直なダクト(2′、2″)は、ケーソン(1)の天井又は上部壁を貫通して
    上へ延びて、海面に達することなく外部と連通する上部開口(3′、3″)を備
    えるとともに、ケーソン(1)の底に達することない下部開口(4′、4″)を
    備えており、 ケーソン(1)の天井から始まりケーソン(1)の底へ向かうエアーポケット
    (5′、5″)の高さ(x)は、垂直なダクト(2′、2″)の上部開口(3′
    、3″)の位置又は海面下の他の任意の箇所において検出された海水の圧力変動
    の周期が、ケーソン内部の任意の箇所で検出されたエアーポケット(5′、5″
    )の圧力変動の周期に等しい共振状態が得られるように空気の供給・排出手段(
    7′、7″、10、11)で調節されるようになっていることを特徴とするケー
    ソン。
  2. 【請求項2】 タービン又はエネルギー変換のための他の任意の手段が、ダ
    クト(2′、2″)内に取り付けられた、請求項1に記載のケーソン。
  3. 【請求項3】 前記空気の供給・排出手段(7′、7″、10、11)が、
    陸又は海洋作業台に設置された少なくとも1つの圧縮機(11)と、少なくとも
    1つのバルブ(10)と、ケーソン(1)の天井との結合を実現するための少な
    くとも1つの管又はホース(7′、7″)とを備え、これにより共振状態が得ら
    れるまで、空気をエアーポケット(5′、5″)へ供給し、或いは空気を外部へ
    排出するようにした、請求項1に記載のケーソン。
  4. 【請求項4】 エアーポケットの高さの前記調節が、海況に応じて、約10
    〜20分の長い間隔で行われる、請求項1又は3に記載のケーソン。
  5. 【請求項5】 ダクト又は管(2′、2″)は、最小断面部分(13′、1
    3″)に向かって徐々に細くなる形態であり、その最小断面部分にウェルズター
    ビンが取り付けられている、請求項2に記載のケーソン。
JP2000581307A 1998-11-11 1999-11-10 波浪エネルギーを吸収するためのケーソン Pending JP2002529629A (ja)

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EP (1) EP1133602B1 (ja)
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AT (1) ATE247195T1 (ja)
AU (1) AU1294900A (ja)
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