JP2002529175A - Mriの勾配電磁界歪みの自動測定 - Google Patents

Mriの勾配電磁界歪みの自動測定

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JP2002529175A JP2000581470A JP2000581470A JP2002529175A JP 2002529175 A JP2002529175 A JP 2002529175A JP 2000581470 A JP2000581470 A JP 2000581470A JP 2000581470 A JP2000581470 A JP 2000581470A JP 2002529175 A JP2002529175 A JP 2002529175A
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Abstract

(57)【要約】 MRIシステムは、較正手順を自動的に実行して、3つの勾配プリエンファシス・フィルタ全てについて最適な補正パラメータ値を計算する。1つの固定具を使用して、3つの勾配システムそれぞれが生成した勾配パルスによって生じる誤差を測定する。測定された誤差を使用して、勾配誤差関数を計算し、勾配誤差関数の最小値を求めることにより、各プリエンファシス・フィルタについて最適補正パラメータ値を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明の分野は、核磁気共鳴撮像方法およびシステムである。特に、本発明は
このようなMRIシステムによって生成される磁界勾配の非理想的性質の測定お
よびその後の補正に関する。
【0002】 人体組織などの物質を均一な磁界(分極磁界B0)に曝すと、組織内のスピン
の個々の磁気モーメントは、この分極磁界と整列しようとするが、特徴的なラー
モア周波数で任意のオーダーでその周囲を歳差運動している。物質、つまり組織
を、x−y面にあってラーモア周波数に近い磁界(分極磁界B1)に曝すと、正
味整列磁気モーメントM2がx−y面へと回転または「傾斜」し、正味横断磁気
モーメントM1を生成することができる。励起スピンから信号が放出され、励起
信号B1が終了した後、この信号は受信されて処理され、像を形成することがで
きる。
【0003】 撮像、および局所分光分析法の技術の多くに磁気共鳴を利用することは、線形
磁界勾配を使用して、特定の領域を選択的に励起し、NMR信号内の空間情報を
符号化することを利用する。NMRの実験中は、特に選択した一時的変動を有す
る磁界勾配波形を使用する。したがって、理想的磁界勾配波形の応用から逸脱す
ると、像の歪み、強度の損失、ゴースト、および他のアーティファクトが導入さ
れることが予想できる。例えば、選択時間の反転パルス(つまり180°の時間
反転RFパルスの使用)中に、磁界勾配が一定でないと、核スピンの不完全な再
位相合せおよびそれに伴う信号の損が発生する。この効果は、後の多重エコー(
Carr−Purcell−Mieboom−Gill)シーケンスのスピン・
エコーを合成する。また、勾配磁界が(勾配パルスの終了後の残留崩壊のせいで
)ゼロであるべき時にゼロでない場合は、意図的でない位相分散の結果、化学シ
フト撮像(CSI)シーケンスのスペクトルが歪み、さらに多重エコー・シーケ
ンスでスピン−スピン緩和時間(T2)の決定が不正確になることがある。した
がって、当業者は、経時変化する磁界勾配を生成する際の精度を特に懸念する。
【0004】 勾配磁界がクライオスタットなどの分極磁石内の損失を生じる構造(磁石が超
電導設計の場合)と、またはシム・コイル・システム、または勾配コイルをRF
コイルから分離するのに使用するRFシールドと結合すると、磁界勾配の生成に
歪みが生じることがある。勾配の歪みの一因は、これらの周囲構造に電流を導入
すること、およびシム・コイルへとエネルギーが損失することである。これらの
誘導電流は渦電流として知られる。渦電流のために通常は台形の電流パルスを勾
配コイルに加える間、およびその後にそれぞれ、磁界勾配の指数関数的上昇およ
び崩壊が見られる。
【0005】 「A Method for Magnetic Field Gradie
nt Eddy Current Compensation」と題した米国特
許第4,698,591号では、勾配電源にアナログ・プリエンファシス・フィ
ルタを使用して、渦電流が誘発する勾配磁界の歪みが減少するような方法で、勾
配コイルに加える電流を形成する方法が開示されている。フィルタは、幾つかの
指数関数的崩壊成分と、システムの較正中に設定しなければならない調節可能な
ポテンシオメータとを含む。システムの較正の前に、不正な磁界勾配のインパル
ス応答を測定し、次にプリエンファシス・フィルタのポテンシオメータの設定を
計算する測定技術を使用する。このような技術は、米国特許第4,950,99
4号、第4,698,591号、および第4,591,789号に記載されてい
る。
【0006】 エコー・プレーナー撮像(EPI)などのより高速の撮像技術の開発は、この
ような技術を支援するより高速の勾配ハードウェアの開発とともに、生成した勾
配磁界の精度に対する要求を高めた。このため、使用する較正方法に対する要求
も大きくなった。
【0007】 渦電流は、時間的依存性および空間的依存性(空間的に不変、空間的に線形で
高次で、例えば二次式)によって記述される。適切に較正するため、各時間体制
および各空間的依存性について渦電流データを取得する必要がある。取得した後
、分析して最適プリエンファシス・パラメータを計算し、所与の空間的および時
間的渦電流成分を取り消す。
【0008】 電流の較正方法は、磁石内腔に2つのrfコイルを支持する固定具を使用する
。2つのコイルから同時にデータを取得しても、1回の取得内で1つの勾配軸に
ついて、空間的不変量またはB0の渦電流に空間的に線形の渦電流を加えたもの
しか測定できない。二次など、より空間的高次の測定には、異なる位置にあるコ
イルの少なくとも1つで追加的に取得する必要がある。他の勾配軸のデータ取得
には、コイルを再配置し、別の測定を実行する必要がある。電流測定の固定具は
、時間および空間軸ごとに別個にデータ取得および分析を開始し、次の成分に進
む前に時間および空間軸ごとに分析を実行するオペレータが必要である。最適な
プリエンファシス値を計算するために、成分ごとにデータの取得および分析を複
数回反復する必要がある。結果は、オペレータが何回反復を実行しようとするか
、または実行する時間があるかに応じて変化する。
【0009】 オペレータによるコイルの配置に変動がある可能性があるので、較正プロセス
の測定位置は、NMR実験を使用したコイル位置の測定も含まなければならない
。種々の成分間の相互作用のため、種々の成分のデータ取得および分析は、誤っ
た結果を回避するため、特定の順序で実行しなければならない。プロセス全体は
、非常に時間がかかり、コイルの配置および精密な操作順序への依存のために、
オペレータの誤りに対して弱く、最適なプリエンファシスのために必要なだけの
反復数を実行するオペレータの勤勉さに依存する。
【0010】 (発明の概要) 本発明は、MRIシステムの渦電流較正プロセスをわずかなオペレータとの相
互作用で自動的に実行することができる較正の固定具および方法である。特に、
較正用固定具は、MRIシステムの内腔にあるMR活性物質の関連するサンプル
を伴う6つ以上の較正コイルのセットを支持し、rfコイルが全サンプルのスピ
ンを励起する一連の測定パルス・シーケンスが実行され、NMRデータを各較正
コイルから取得し、そこから渦電流の補正値を計算する。
【0011】 本発明の1つの態様は、6つの別々の較正コイルからほぼ同時に渦電流較正デ
ータを取得することである。較正用固定具は、各較正コイルをMRI発信器また
は受信器に結合し、各較正コイルが生成したNMR信号を別々にサンプリングし
て、MRIシステムで使用できる標準のポートを通して受信器に入力できるよう
にするマルチプレクサを含む。
【0012】 本発明のさらに別の態様は、迅速かつオペレータとの相互作用が少ない状態で
実行される較正方法である。固定具を患者用テーブルに装着し、MRIシステム
の等角点へと移動させる。次に、固定具を動かさず、全ての軸に対して較正デー
タを取得する。このプロセスは、固定具を移動させる必要がなく、較正コイル位
置の別々の測定を実行する必要がないので、迅速に実行される。
【0013】 (好ましい実施形態の説明) 最初に図1を参照すると、本発明を組み込んだ好ましいMRIシステムの主要
構成要素が図示されている。システムの操作は、キーボードおよび制御盤102
およびディスプレイ104を含むオペレータのコンソール100から制御する。
コンソール100は、リンク116を通して別個のコンピュータ・システム10
7と連絡し、これによってオペレータは画面104上の像の生成および表示を制
御することができる。コンピュータ・システム107は、バックプレーン118
を通して相互に連絡する幾つかのモジュールを含む。これらは、画像プロセッサ
・モジュール106、CPUモジュール108およびメモリ・モジュール113
を含み、これは当技術分野では、画像データ・アレイを格納するフレーム・バッ
ファとして知られている。コンピュータ・システム107は、画像データおよび
プログラムを格納するため、ディスク保存装置111およびテープ駆動装置11
2に連結され、高速シリアル・リンク115を通して別のシステム制御装置12
2と連絡する。
【0014】 システム制御装置122は、バックプレーンによって接続された1組のモジュ
ールを含む。これらは、CPUモジュール119、およびオペレータのコンソー
ル100とシリアル・リンク125を通して接続するパルス発生器モジュール1
21を含む。システム制御装置122は、実行すべき走査シーケンスを示すオペ
レータからの命令を、このリンク125を通して受信する。パルス発生器モジュ
ール121は、システム構成要素を操作して、所望の走査シーケンスを実行する
。これは、生成すべきRFパルスのタイミング、強度および形状、およびデータ
取得ウィンドウのタイミングおよび長さを示すデータを生成する。パルス発生器
モジュール121は、1組の勾配増幅器127に接続され、走査中に生成すべき
勾配パルスのタイミングおよび形状を示す。パルス発生器モジュール121は、
電極からのECG信号またはベローからの呼吸信号など、患者に接続された幾つ
かの異なるセンサからの信号を受信する生理学的取得制御装置129からの患者
のデータも受信する。最後に、パルス発生器モジュール121は、患者および磁
気システムの状態に関連した種々のセンサから信号を受信する走査室インタフェ
ース回路133に接続される。患者の位置決めシステム134が、走査に望まし
い位置へと患者を移動させる命令を受信するのも、走査室インタフェース回路1
33を通してである。
【0015】 パルス発生器モジュール121によって生成された勾配波形は、Gx、Gyおよ
びGz増幅器で構成される勾配増幅器システム127に与えられる。各勾配増幅
器は、全体として139で指定されたアセンブリ中の対応する勾配コイルを励起
し、位置符号化取得信号に使用する線形磁界勾配を生成する。勾配コイル・アセ
ンブリ139は、分極磁石140および全身RFコイル152を含む磁石アセン
ブリ141の部分を形成する。システム制御装置122のトランシーバ・モジュ
ール150は、RF増幅器151によって増幅されるパルスを生成し、発信/受
信スイッチ154によってRFコイル152と結合される。その結果、患者の体
内で励起した核が放射した信号は、同じRFコイル152で感知され、発信/受
信スイッチ154を通して前置増幅器153に結合される。増幅したNMR信号
は、トランシーバ150の受信器区間で復調、濾波、ディジタル化される。発信
/受信スイッチ154は、パルス発生器モジュール121からの信号によって制
御され、発信モード中はRF増幅器151をコイル152に電気的に接続し、受
信モード中は前置増幅器153を接続する。発信/受信スイッチ154は分離さ
れているRFコイル(例えばヘッド・コイルまたは表面コイル)を発信モードで
も受信モードでも使用できるようにする。
【0016】 RFコイル152が受信したNMR信号は、トランシーバ・モジュール150
によってディジタル化され、システム制御装置122のメモリ・モジュール16
0に転送される。走査が完了し、データの全アレイがメモリ・モジュール160
で取得されると、アレイ・プロセッサ161が作動し、データをアレイ状の画像
データに変換する。この画像データは、シリアル・リンク115を通してコンピ
ュータ・システム107へと伝達され、そこでディスク・メモリ111に格納さ
れる。オペレータ・コンソール100から受信した命令に応答して、この画像デ
ータは外部駆動装置112にアーカイブするか、以下でさらに詳細に述べるよう
に、画像プロセッサ106でさらに処理し、オペレータ・コンソール100に伝
達してディスプレイ104上に提示することができる。
【0017】 トランシーバ150のさらに詳細な記述については、参照により本明細書に組
み込まれる米国特許第4,952,877号および第4,992,736号を参
照されたい。
【0018】 本発明は、図1のMRIシステムを定期的に試験し、適用された磁界勾配の誤
差を測定し、測定誤差を相殺するために使用する補正回路値を計算できるように
することができる。
【0019】 当技術分野でよく知られているように、勾配磁界歪みは、26で示すような波
形の予め歪ませるために、図2に示すように理想的勾配波形14にプリエンファ
シス・フィルタ24を適用することによって、相殺することができる。プリエン
ファシス・フィルタ24は、図4に示すようなアナログ回路、またはディジタル
回路でよい。プリエンファシス・フィルタは、空間的に不変の渦電流成分または
空間的に線形の渦電流成分の修正に使用することができる。前者のケースでは、
受信周波数をシフトして渦電流の効果を補正するため、フィルタの出力27を、
ほぼ一定の磁界を生成する特殊コイルか、トランシーバ150へと与える。空間
的に線形の渦電流の後者のケースでは、フィルタの出力26を勾配増幅器127
に与える。その結果、増幅されて勾配コイル139に与えられた電流パルス28
は、所望の長方形の磁界勾配パルス18を生成する。典型的なMR用途では勾配
パルスをデカルト座標系の各軸に与えるので、本発明を実践するMRシステムは
、図2に図示されたものと機能的に同様の手段を有し、3本の軸全てに沿った補
正を達成する。
【0020】 図2の波形26−27をどのように決定し、したがって所望の形状を達成する
ためにプリエンファシス・フィルタ24をどのように構築するかを決定するため
に、最初に、削除すべき歪みの性質を測定し、分析しなければならない。これは
、図6に示す較正用固定具および図3に示す測定パルス・シーケンスを使用して
、プリエンファシス・フィルタ24の補正値を計算する元となるNMRデータを
取得する較正プロセスを実行することによって達成される。
【0021】 特に図6を参照すると、較正用固定具180は、アクリルで作成され、一端に
沿って形成された一体成形の取っ手183を有する、ほぼ長方形の台板182を
含む。1対のロック機構190が、台板182の各側に沿って装着され、これは
台板182をMRIシステムの患者用テーブルと噛み合わせ、これにロックする
。患者用テーブルは、z軸に沿って並進し、台板182をMRIシステムの等角
点へと移動させる。
【0022】 コイル支持体189は、台板182に装着され、かつxおよびz勾配軸に沿っ
て台板182に平行に延びている4本のアーム184を含む。柱185が、y勾
配軸に沿ってコイル支持体189の中心から上方向に延びているる。
【0023】 コイル支持体189は、相互に固定された関係で6つの較正コイル・アセンブ
リを保持する。コイル・アセンブリのうち2つ186は、z勾配軸に沿って延び
るアーム184に装着され、2つのコイル・アセンブリ187は、x勾配軸に沿
って延在するアーム184に装着される。第5のコイル・アセンブリ188は、
柱185の頂部に装着され、第6のコイル・アセンブリ188はコイル支持体1
89の中心から下方向に延びている。したがって、コイル支持体189は、間隔
をあけ、z勾配軸に沿ってシステムの等角点から等距離にある1対のコイル・ア
センブリ186、間隔をあけ、x勾配軸に沿ってシステムの等角点から等距離に
ある1対のコイル・アセンブリ187、および間隔をあけ、y勾配軸に沿ってシ
ステムの等角点から等距離にある1対のコイル・アセンブリ188を搭載する。
【0024】 以下でさらに詳細に説明するように、各コイル・アセンブリは、取っ手183
付近に装着されたエンクロージャ191に収容された回路に接続された較正コイ
ルを含む。この回路は、MRIシステムのT/Rスイッチ154(図1)に接続
され、パルス発生器モジュール121(図1)からの信号によって制御される。
電気部品を除く固定具181の全ての要素は、非導電性で、勾配磁界またはNM
R較正測定と緩衝しない低陽子MR信号を有するアクリルなどの材料から形成さ
れる。
【0025】 特に図7を参照すると、コイル・アセンブリ186〜188はそれぞれ、サン
プル容器193の周囲に巻き付けた較正コイル192を含む。サンプル容器は、
0.05MのCuSo4をドーピングした水約0.4ccのための直径10mm
のアクリル容器である。これらのサンプルは、磁界勾配パルスによって生じる歪
みの測定に使用するNMR信号の発生源として働く。較正コイル192は、サン
プル容器193の周囲に6回巻かれ、その先頭は同調回路194に接続される。
同調回路194は、コイル192をMRIシステムのラーモア周波数に同調させ
る受動素子で構成される。好ましい実施形態では、較正コイル192は1.0テ
スラ・システムと1.5テスラ・システム両方のラーモア周波数に二重に同調さ
れている。好ましい実施形態では、全本体コイルはrf電力の伝達に使用され、
各較正コイルは受信にのみ使用する。より一般的な実施形態では、各較正コイル
を伝達と受信に使用することができた。
【0026】 6つの較正コイル192によって生成された信号は、アナログ・マルチプレク
サ195に入力される。マルチプレクサ195は、制御ライン196に与えられ
た3ビットの2進コードに応答して、6つの入力信号のうち1つを選択する市販
の集積回路である。この制御ライン196は、パルス発生器モジュール121の
ディジタル出力部に接続され、以下で詳細に述べる測定パルス・シーケンスの間
、これによって操作される。選択された信号は、T/Rスイッチ154の入力部
に接続する同軸ケーブル197を通して、マルチプレクサによって出力される。
【0027】 図3は、6つの較正コイルそれぞれからの1測定時間遅延の間、および1本の
勾配軸に対してNMR信号(FID)を生成するのに使用するパルス・シーケン
スを示す。測定シーケンスは、400ミリ秒の勾配パルス250の後に、自由誘
導崩壊(FID)信号を生成する非選択的90°RFパルス252を与える。勾
配パルスによって生成された時間依存性磁界成分がない場合は、同じ物体を勾配
パルスの全遅延にわたって、均質で一定の磁界に浸漬する。その結果、FIDの
瞬時周波数は時間の関数として一定になる。しかし、勾配パルスが時間依存性磁
界成分を伴う場合は、サンプルにおける磁界がFIDの間に変動し、したがって
FIDの瞬時位相および周波数が変動する。
【0028】 勾配パルス250を切った後、FIDを種々の時間にサンプリングすることに
より、勾配パルス250に対するMRIシステムの時間依存性反応を決定するこ
とができる。6つの連続するデータ取得ウィンドウ253〜258の間に、6つ
の較正コイルのそれぞれから1測定時間遅延を取得する。これは、マルチプレク
サ195を順序付け、各コイルによるメモリ・モジュール160の値の読取りと
格納との間に300マイクロ秒のギャップがある状態で各較正コイルを1ミリ秒
間サンプリングすることによって達成される。
【0029】 RF励起パルス252およびデータ取得ウィンドウ253〜258は、点線2
60によって示す読取りブロックを備える。以下で詳細に述べるように、パルス
・シーケンスを繰り返し、勾配パルス250と読取りブロック260との間の「
遅延」を変更して、勾配パルス250の後の0から2秒の期間にわたってサンプ
リングする。勾配パルス250を切った後、渦電流は指数関数的に崩壊するので
、サンプル間の時間間隔は開始時に短く、勾配パルス250の後は時間の関数と
して増加する。1勾配軸の完全なサンプリングにわたる読取りブロックの崩壊を
、表1に示す。
【0030】 表1 読取りブロックの遅延時間 0 120 320 850 8 130 340 900 16 140 360 950 24 150 380 1000 32 160 400 1100 40 170 440 1200 48 180 480 1300 56 190 520 1400 64 200 560 1500 72 220 600 1600 80 240 650 1700 88 260 700 1800 96 280 750 1900 104 300 800 2000 112
【0031】 FIDサンプルの取得は、各勾配パルス250の後に2つ以上の読取りブロッ
ク260を取得することにより、短縮することができる。取得することができる
読取りブロック260の数における主な制約は、各非選択的RF励起パルス25
2の後に、長さ方向の磁化を回復できる必要があることである。好ましい実施形
態では、rfパルス252間に80ミリ秒の最短回復時間を設け、表1のサンプ
ル時間をこの回復時間で解析することにより、10個の勾配パルス250を使用
して読取りブロック全部を取得することができる。FIDをサンプリングする順
序を表2に示す。
【0032】 表2 読出しブロック遅延時間解析 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0 8 16 24 32 40 48 56 64 72 80 88 96 104 112 120 130 140 150 160 170 180 190 200 240 260 280 300 320 340 360 400 440 480 520 560 600 650 700 750 800 850 900 950 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000
【0033】 このFID信号のサンプリングは、プラスの勾配パルス250で1回実行し、
その後、勾配パルス250の極性を反転して繰り返す。これらのFIDサンプル
の取得は、複数回繰り返して、信号サンプルを平均し、「勾配誤差測定」のSN
Rを改善することができる。表2では、2から10の勾配繰返しを使用して、以
前の繰返しで取得したデータを再取得し、所望に応じて信号対雑音比を改善する
ことができる。例えば、繰返し2では、時間遅延100、1200、1300な
ども、繰返し1で既に取得してあっても、再び取得することができる。この勾配
誤差測定は、Gx勾配で1回実行し、Gy勾配で繰り返し、次にGz勾配で再度繰
り返す。これは、以下でさらに詳細に述べるように、x、yおよびz軸のプリエ
ンファシス・フィルタ24の最適補正パラメータ値を計算するのに必要な情報を
提供する。
【0034】 図4を参照すると、アナログ・プリエンファシス・フィルタ24の好ましい実
施形態は、演算増幅器301に接続された入力端子300を含む。増幅器301
の出力部は、バス302に接続され、これは点線303〜305で示した複数の
指数回路への入力部として働く。指数回路303〜305の出力部は、共通フィ
ルタ出力端子306に接続され、フィードバック抵抗器307がこのフィルタ出
力部306を入力端子300へと接続する。3つの指数回路303〜305が図
示されているが、その数はMR測定の結果および適切な結果を提供するのに必要
な精度に依存する。
【0035】 まだ図4を参照すると、各指数回路303〜305は、単極双投接点スイッチ
308を通して演算増幅器309に接続される入力部に、結合コンデンサCを含
む。ポテンシオメータRxも演算増幅器309の入力部に接続され、コンデンサ
CとともにR−C回路を形成する。第2ポテンシオメータRαは、増幅器309
の出力部に接続され、そのワイパ接点が抵抗器R0を通してフィルタの出力端子
306に接続される。ポテンシオメータRxおよびRαは、適切な時定数τiおよ
びオーバーシュートまたはアンダーシュート・フラクションαiを提供するよう
調節される。調節は、スイッチ308を切り換えて、抵抗器Rcを通して演算増
幅器309に10ボルトの基準310を与える較正ステップによって実行する。
次に、ポテンシオメータRxを設定して、演算増幅器309の出力部に所定の電
圧V1を与え、次にポテンシオメータRαを設定して、そのワイパに所定の電圧
2を与える。所定の電圧V1およびV2は、τiおよびαiの値、さらに回路構成
要素の値を使用して計算する。各指数回路303〜305は、この方法で別個に
較正し、スイッチ308をその操作位置に戻す。したがって、プリエンファシス
・フィルタは、入力部300に与えられる信号を補正する1つまたは複数の指数
回路を含む。他の勾配波形プリエンファシス方法を使用できることが、当業者に
は明白なはずである。例えば、プリエンファシスは、参照により本明細書に組み
込まれる「Correction of Signal Distortion
In An NMR Apparatus」と題した米国特許第5,289,
127号に記載されたように、ディジタルで実行することができる。
【0036】 本発明は、プリエンファシス・フィルタ24の最適補正パラメータτiおよび
αiを自動的に計算する方法である。これを達成するプロセスは、図5の流れ図
に示され、図1のMRIシステムの較正手順として実行される。その結果、較正
プロセスの終了時に、オペレータの介入を必要とせずに、全ての勾配プリエンフ
ァシス・フィルタの最適補正パラメータ値が計算される。プロセス・ブロック2
00で指示された第1ステップは、フィルタ24に使用する補正を初期化する。
プロセス・ブロック202の次のステップは、勾配パルス250によって生成さ
れた勾配誤差を測定する。ブロック204では、勾配パルスを3本の軸x、およ
びz全部について、各軸に別々に与える。サンプリングしたFIDの位相の時間
導関数を計算して、各較正コイル位置における磁界を測定する。当技術分野でよ
く知られている方法を用いて、較正コイル位置における磁界を組み合わせ、勾配
パルス250を任意の特定の軸に与えた場合の勾配誤差の空間的に不変で空間的
に直線の成分を計算する。例えば、勾配パルス250をx軸に加えた場合、空間
的に不変である勾配誤差成分、およびx、yおよびz方向で直線的に変動する成
分を測定する。任意の空間成分の誤差が、決定ブロック206で決定した状態で
、画像品質の低下を生じるのに十分なほど大きい場合は、ブロック208で誤差
を処理し、当業者にはよく知られている方法を用いて、その成分のプリエンファ
シス・パラメータαiおよびτiを獲得する。決定ブロック210で決定した状態
で、各空間成分および各軸についてプリエンファシス・パラメータを決定した後
、勾配誤差を測定し、プロセスを繰り返す。勾配誤差が、決定ブロック212で
決定した状態で、各成分および各勾配パルス軸について画像の品質問題を生じる
には小さすぎる場合は、プロセスが終了する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を使用するMRIシステムのブロック図である。
【図2】 図1のMRIシステムの部分を形成する勾配磁界生成要素のブロ
ック図である。
【図3】 本発明の好ましい実施形態を実践するため、図1のMRIシステ
ムが使用するパルス・シーケンスのグラフ図である。
【図4】 図2の1つのブロックを形成するプリエンファシス・フィルタの
電気配線図である。
【図5】 本発明を実践する図1のMRIシステムが使用する較正プロセス
の流れ図である。
【図6】 本発明を実践する図1のMRIシステムで使用する較正用固定具
の好ましい実施形態の斜視図である。
【図7】 図6の較正用固定具の電気ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 24/06 530Y (72)発明者 キング,ケビン・フランクリン アメリカ合衆国・53151・ウィスコンシン 州・ニュー ベルリン・ウエスト リッジ ロード・15651 Fターム(参考) 2G017 AA01 BA05 BA15 4C096 AB33 AD09 CB17 CB20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MRI較正システムであって、 a)動作中にMRIシステムによって分極した磁界および勾配磁界が生成され
    る位置で、MRIシステムに装着された固定具を備え、固定具が、 第1勾配軸に沿って配置された第1対の較正コイルと、 第2勾配軸に沿って配置された第2対の較正コイルと、 第3勾配軸に沿って配置された第3対の較正コイルとを含み、 各較正コイル・アセンブリが、較正コイルと、MRIシステムで励起されると
    NMR信号を生成するサンプル材料とを含み、さらに、 b)各較正コイルに接続された入力部と、MRIシステムのトランシーバに結
    合された出力部とを有するマルチプレクサを備え、 MRIシステムが、較正手順中にマルチプレクサおよびMRIシステムを操作
    して、各較正コイルからNMRデータを取得するパルス発生器を含むMRI較正
    システム。
  2. 【請求項2】 固定具がMRIシステムの患者用テーブルに装着され、シス
    テムの等角点に配置される請求項1に記載の較正システム。
  3. 【請求項3】 マルチプレクサが固定具に装着される請求項1に記載の較正
    システム。
  4. 【請求項4】 固定具が、 台板と、 台板に装着され、前記第1勾配軸に沿って反対方向に延び、前記第1対の較正
    コイル・アセンブリを支持する第1対のアームを有し、前記第2勾配軸に沿って
    反対方向に延び、前記第2対の較正コイル・アセンブリを支持する第2対のアー
    ムを有するコイル支持体とを含む請求項1に記載の較正システム。
  5. 【請求項5】 コイル支持体が、前記第3勾配軸に沿って延び、前記第3対
    の較正コイル・アセンブリのうち1つの較正コイル・アセンブリを一端で支持す
    る柱を有する請求項4に記載の較正システム。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2および第3対の較正コイルが、2つの別のラ
    ーモア周波数に二重に同調される請求項1に記載のMRI較正システム。
  7. 【請求項7】 MRIシステムの磁界勾配パルスによって生成されたNMR
    信号の渦電流誤差を測定する方法であって、 a)MRIシステムの3つの対応する磁界勾配軸に沿って配置された3対の較
    正コイルを含む取付具をMRIシステムに装着するステップと、 b)MRIシステムで、前記3本の軸の1本に沿って磁界勾配パルスが生成さ
    れ、磁界勾配パルスの後、選択された時間遅延でRF励起パルスが生成され、前
    記較正コイルがそれぞれ受信したNMR信号がサンプリングされる測定パルス・
    シーケンスを実行するステップと c)複数の選択した異なる時間遅延でステップb)を繰り返すステップと、 d)サンプリングしたNMR信号から渦電流誤差を計算するステップとを含む
    方法。
  8. 【請求項8】 RF励起パルスが非選択的であり、NMR信号を6つの較正
    コイルで受信する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 マルチプレクサが6つの較正コイルをそれぞれMRIシステ
    ムの受信器に接続し、測定パルス・シーケンスが、 マルチプレクサを操作して、6つの較正コイルそれぞれからのNMR信号を順
    次サンプリングすることを含む請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 測定パルス・シーケンスの少なくとも1つが、磁界勾配パ
    ルスの後に選択された複数の時間遅延で複数のRF励起パルスを生成し、前記複
    数のRF励起パルスをそれぞれサンプリングした後に、前記較正コイルそれぞれ
    がNMR信号を受信することを含む請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 各較正コイルが受信したNMR信号が、NMR能動サンプ
    ル材料を各較正コイルに隣接して配置することによって生成される請求項7に記
    載の方法。
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