JP2002529148A - 留め具装置 - Google Patents

留め具装置

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JP2002529148A JP2000580561A JP2000580561A JP2002529148A JP 2002529148 A JP2002529148 A JP 2002529148A JP 2000580561 A JP2000580561 A JP 2000580561A JP 2000580561 A JP2000580561 A JP 2000580561A JP 2002529148 A JP2002529148 A JP 2002529148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 本発明は留め具装置を目的とする。この留め具装置は、第一表面とこの第一表面の反対側にある第二表面とを有する基部;この基部の第一表面に備えられた固定手段;この基部の第二表面に備えられた第一接着剤;及びアンカー部位と保護部位とを有するカバー部材を備えている。このアンカー部位は、第一接着剤を通じて基部の第二表面の一部に接合されているが、一方、保護部位は、固定手段の意図された使用の前にこの固定手段を露出しないように、固定手段に接合されている。本発明はまた、この留め具装置の製造方法をも目的とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (分野) 本発明は、留め具装置(ファスナデバイス)に関する。本発明はより詳しくは
、固定手段の意図された使用の前にこの固定手段を露出から守るカバー部材を有
する留め具装置に関する。
【0002】 (背景) 留め具は、以前は、汗止め、包帯、ボディーラップを含む多様な使い捨て製品
並びに非使い捨て製品、及び使い捨ておむつを含む使い捨て衣類と生理用ナプキ
ン及び失禁用具とを含む使い捨て吸収性パッドに用いられてきた。多くの場合留
め具がこのような製品に備えられており、この製品の一部を別の部材に接合する
ために用いられている(これは、製品の内部に又は外側に備えられていてもよい
)。これらの留め具は、1つの部材をもう1つの部材に機械的又は接着剤によっ
て固定することができる固定手段を含んでいる。
【0003】 留め具の1つの使用例は、使い捨ておむつ又は非使い捨ておむつに用いられる
ことが多いウエスト留め具システムである。この例では留め具は、おむつの前部
耳パネルと後部耳パネル(又はサイドパネル)との間で留めるために用いられて
いる。このような留め具の例は、例えば1990年10月16日にRobert
sonらに発行された米国特許第4,963,140号、及び1991年5月2
8日にScrippsに発行された米国特許第5,019,065号に開示され
ている。留め具のもう1つの使用例は、使い捨てプルオン形衣類(履いて着用す
る形の衣類、pull on garments)(又はおむつ)が汚れた後にこれらの処分用固
定手段として用いられる留め具システムである。この例では、この留め具又は処
分装置(disposal device)は、バックシートの外側表面に備えられており、汚れ
た使い捨て引き上げ着用衣類を、便利な処分形状に固定するために用いられてい
る。便利な処分形状は好ましくは、バックシートの一部を、留め具又は処分装置
を通じて、これらの衣類のもう一方の部分、例えば耳パネル(又はサイドパネル
)に固定させることによって得られる。このような留め具の例は、例えば次の特
許に開示されている。すなわち、1998年5月7日に公開された第WO98/
18421号(Schmitzら);1994年11月9日に公開された欧州特
許公報第EP0623330号(Hayaseら);1996年9月18日に公
開された欧州特許公報第EP0732094号(Toyoda);及び1996
年5月14日に公開された日本公開特許公報第H8−117278(Tabat
a)である。留め具のさらにもう1つの使用例は、使い捨て吸収性パッドを着用
者の下着に固定させるために用いられる留め具システムである。この例では留め
具は、バックシートの外側表面に備えられており、吸収性パッドを着用者の下着
の股部に固定させるために用いられる。このような留め具の例は、例えば199
4年4月5日にGoulaitらに発行された米国特許第5,300,058号
に開示されている。
【0004】 上述したところから分かるように、これらの留め具は多くの場合、使い捨て製
品及び非使い捨て製品において様々な方法で用いられている。一般にこれらの留
め具は、固定手段の意図された使用の前に固定手段が露出されないように保護す
る、固定手段上に備えられたカバー部材を有すると予測される。留め具が用いら
れている時、カバー部材は、固定手段を露出するために除去される。しかしなが
らこのようなカバー部材は、特に乳幼児に対する安全性の問題のため、すなわち
分離されたカバー部材が誤って乳幼児の口やのどに入るのを防ぐ必要があるので
、留め具から完全には分離されない。もう1つの理由は、使い捨て製品における
処分のしやすさという問題である。すなわちもしもカバー部材が留め具に連結さ
れているならば、これは一緒に捨てることができる。従って留め具は分離不可能
なカバー部材を有する必要がある。しかしながら分離不可能なカバー部材を有す
る通常の留め具は、そこに用いられている要素部材又は材料において複雑になる
傾向があり、従って高価になる傾向がある。
【0005】 前記のことに基づいて、単一要素部材又は材料から形成されている留め具への
ニーズが存在する。
【0006】 (概要) 本発明は留め具装置を目的とする。この留め具装置は、第一表面とこの第一表
面の反対側にある第二表面とを有する基部;この基部の第一表面に備えられた固
定手段;この基部の第二表面に備えられた第一接着剤;及びアンカー部位と保護
部位とを有するカバー部材を備えている。このアンカー部位は、第一接着剤を通
じて基部の第二表面の一部に接合されているが、一方、保護部位は固定手段の意
図された使用の前にこの固定手段を露出しないように、固定手段に接合されてい
る。
【0007】 本発明はまた、留め具装置の製造方法をも目的としている。
【0008】 これは、単一要素部材又は材料から形成されている留め具へのニーズに応える
【0009】 本発明のこれらの特徴及びその他の特徴、態様、及び利点は、本発明の開示を
読めば、当業者には明らかになるであろう。
【0010】 (詳細な説明) 本明細書は、本発明を特に指摘し、明確にクレームする特許請求の範囲で結論
付けられてはいるが、本発明は、添付図面と共に考慮される好ましい実施形態の
次の記載からよりよく理解されると考えられる。図面の同様な記号は、実質的に
同一の要素を示すために用いられている。
【0011】 引例のすべては、参照してその全体がここに組込まれる。どの参考文献の引用
も、この特許請求されている発明に対する先行技術としての有効性についての決
定に関して認めているわけではない。
【0012】 ここでの「備えている(comprise)」は、最終結果に影響を与えない他の要素
及び工程を付け加えることができるという意味である。これらの用語は、「〜か
ら成る(consisting of)」及び「〜から本質的に成る(consisting essentially o
f)」という用語をも包含する。
【0013】 ここでの「使い捨て衣類(disposable garment)」とは、洗濯されるか、あるい
はまた衣類として再生(restore、 復元)されるか又は再使用されるためのもの
ではない衣類について記載している(すなわちこれらは、ただ1回の使用後に捨
てられ、好ましくはリサイクルされるか、堆肥にされるか、あるいはまた環境に
優しい方法で処分されるためのものである)。
【0014】 ここでの「接合されている(jointed)」又は「接合している(joining)」とは
、要素をもう一方の要素に直接付着させることによって1つの要素がもう一方の
要素に直接固定されている形状、及び要素自体がもう一方の要素に付着されてい
る1つ又は複数の中間部材に要素を付着させることによって、要素が間接的にも
う一方の要素に固定されている形状をも包含する。
【0015】 ここにおいて「係合要素(engaging element)」とは、相補表面の繊維質要素
、例えばループ留め材料を機械的に係合するためのフック留め材料の要素のこと
を言う。これらの係合要素はまた、「雄型」要素と呼ばれてもよい。
【0016】 ここでの「フック(hook)」は、係合要素が、相補表面、例えばループ留め材料
又はその他の繊維質材料を係合するのに適しているかぎりは、この技術で知られ
ているあらゆる形状を備えていてもよいという意味において非限定的であるべき
であろう。有用な形状の例には、T字形フック、J字形フック、マッシュルーム
形、等が含まれるが、これらに限定されるわけではない。
【0017】 ここでの「ループ留め材料(loop fastening material)」とは、係合要素を
係合することができる複数の繊維要素を有する材料を意味する。このような材料
は、当業者によく知られており、繊維質材料、織布、及び不織布を含む。適切な
ループ留め材料は、広い範囲の材料から製造されて、繊維要素、好ましくはルー
プを提供しうる。このような適切な材料には、ナイロン、ポリエステル、ポリプ
ロピレン、又はこれらの材料のあらゆる組合わせが含まれる。適切な例には、例
えば米国ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファ
クチャリング・カンパニー(Minnesota Mining and Ma
nufacturing Company,St.Paul,Minnesot
a,U.S.A.)から入手しうる「スコッチメート(Scotchmate)
」というブランドのナイロン織布ループ No.SJ3401という名前の商品
として入手しうる材料が含まれる。
【0018】 A.留め具装置の構造 図1は、本発明の好ましい実施形態の横断面図である。図1を参照すると、留
め具装置520は、第一表面528とこの第一表面528の反対側にある第二表
面529とを有する基部530;基部530の第一表面528に備えられた固定
手段531;及び基部530の第二表面529に備えられた接着剤534を含ん
でいる。
【0019】 図1に示されている実施形態において、留め具装置520は、使い捨て製品1
00、例えば使い捨て吸収体に用いられている(図1並びにその他の図面は、こ
のような使い捨て製品100の一部のみを示している)。基部530は、接着剤
534を通じて使い捨て製品100の一部に接合されている。好ましくは接着剤
534は、基部530の第二表面529の少なくとも一部、より好ましくはほと
んど全部を使い捨て製品100に固定するための接着剤層である。接着剤534
は、使い捨て製品100との適切な接着を与える接着剤のうちのどれかである。
好ましくは接着剤534は、接着剤技術の通常の技術者によく知られている感圧
接着剤である。
【0020】 好ましい実施形態において、固定手段531は、ループ留め材料と機械的に係
合しうる第一係合要素533を含むフック材料である。第一係合要素533は、
基部530の第一表面528から伸びている。第一係合要素533は、ループ留
め材料と係合しうるかぎりは、当業者によって知られているあらゆる形状を取っ
ていてもよい。係合要素533の各々は好ましくは、基部530の第一表面52
8上で1つの末端部が支持されている軸状部542と、この軸状部542のもう
一方の末端部に位置しているヘッド544とを含んでいる。ヘッド544は、ル
ープ留め材料と係合するのに適合しているかぎりは、この技術で知られているあ
らゆる形状を取っていてもよい。好ましい実施形態において、ヘッド544は、
図1に示されている拡大形状を有する。
【0021】 第一係合要素533は、広い範囲の材料から製造することができる。適切な材
料には、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はこれら
の材料のあらゆる組合わせが含まれる。係合要素533を含む好ましいフック材
料は、例えば1990年1月16日にNestegardに発行された、発明の
名称が「Disposable Diaper With Improved
Hook Fastener Portion」という名称の米国特許第4,8
94,060号に開示されている。
【0022】 固定手段531は、フック材料とは異なるあらゆる材料から形成されていても
よい。これは、基部530の第一表面528の少なくとも一部、より好ましくは
これの全部の区域を、固定される対象材料、例えば接着剤に固定するために用い
ることができる。好ましい実施形態において、接着剤562(図1に示されてい
ないが、図5には示されている)は、固定手段531として基部530の第一表
面528に備えられている。
【0023】 基部530は、広い範囲の材料から製造することができる。適切な材料には、
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はこれらの材料の
あらゆる組合わせが含まれる。好ましくは基部530は、これらの材料のうちの
1つの薄いプラスチックフィルムの形態をとる。基部530及び係合要素533
に好ましい組合わされる材料は、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニン
グ・アンド・マニュファクチャリング・カンパニーからコード番号CS−200
として入手しうる。
【0024】 本発明の留め具装置520はさらに、保護部位601とアンカー部位602と
を有するカバー部材540を含んでいる。ここでの「保護部位(protecting reg
ion)」とは、固定手段531を露出しないように固定手段531上に位置して
いるカバー部材540の一部のことを言う。好ましくはカバー部材540の少な
くとも一部は、固定手段531の意図された使用の前にこの固定手段531を露
出しないように、固定手段531に接合されている。アンカー部位602は、基
部530の1つの縁部部分550と固定手段531とを囲い込むように折り畳ま
れ、接着剤534を通じて基部530の第二表面529の一部に接合されている
。この構造においては、基部530の1つの縁部部分550と固定手段531と
の周りでカバー部材540が蝶番式に除去可能という特徴をもつ。固定手段53
1は、使用者が固定手段531を用いたい時に、カバー部材540の保護部位6
01を固定手段531から引き離して除去することによって露出することができ
る。アンカー部位602は、接着剤534を通じて基部530の第二表面529
のあらゆる部分に接合させることができる。好ましい実施形態において、留め具
装置520は、図1に示されているように、接着剤534の対応する末端部分6
05を通じて、基部530の1つの末端部分604に接合されたアンカー部位6
02を有する。好ましくは保護部位601対アンカー部位602の比は、約3:
1〜約10:1、より好ましくは約4:1〜約5:1である。
【0025】 好ましい実施形態において、カバー部材540は、第一表面537とこの第一
表面537の反対側にある第二表面538とを有する保護部材536を含んでい
る。保護部材536は、広い範囲の材料から製造することができる。適切な材料
には、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はこれらの
材料のあらゆる組合わせが含まれる。保護部材536に好ましい材料は、これら
の材料の薄いフィルム又は不織布の形態をとる。保護部材536及び接着剤53
9に適した組合わされた材料は、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニン
グ・アンド・マニュファクチャリング・カンパニーからコード番号KJ−517
3Lとして入手しうる。
【0026】 より好ましくはカバー部材540はさらに、保護部材536の第二表面538
に備えられた接着剤539を含んでいる。好ましい実施形態において、接着剤5
39は、留め具装置520を用いる前に、保護部材536の第二表面538の少
なくとも一部、より好ましくは全部を固定手段531に固定するための接着剤層
である。接着剤539は、固定手段531との適切な接着を与える接着剤のどれ
であってもよい。好ましくは固定部材531が、カバー部材540を除去するこ
とによって露出された後、接着剤539は、固定手段531によって固定される
ことになっている対象材料に接着剤によって固定しうる第二の又は補足の固定手
段として機能しうる。好ましい実施形態において、接着剤539は、接着剤技術
における通常の技術者によく知られている感圧接着剤である。
【0027】 図1に示されている実施形態において、留め具装置520は、均一要素部材又
は材料、すなわち基部530、固定手段531、接着剤534、及びカバー部材
540から形成されていてもよいので、留め具装置520の製造方法は単純化す
ることができる。従って留め具装置520のコストを削減することができる。
【0028】 好ましい実施形態において、カバー部材540はさらにタブ部位603を有し
ており、これは、留め具装置520の使用者が固定手段531を露出するために
カバー部材540を除去したい時に、指で容易に掴むことができるタブ部分61
0を提供する。ここでの「タブ部位(tab region)」は、固定手段531に接合
されていない保護部材536の一部として規定される。タブ部位603(従って
タブ部分610)は、保護部材536の第二表面538の特定区域に接着剤を与
えないか、あるいは保護部材536の第二表面538の特定区域に備えられた接
着剤を不活性にすることによって形成される。1つの実施形態において、分かれ
た別のプラスチックフィルム片又は不織布片が付着され、接着剤を不活性にする
ためにこのような特定区域において接着剤をカバーしている。より好ましくはカ
バー部材540は、図1及び4に示されているように、接着剤を不活性にするた
めに、カバー部材540の第二表面538の上に折り返されている。
【0029】 好ましい実施形態において、タブ部位603は、図1に示されているように保
護部位601の中に備えられている。より特定すればタブ部位603は、保護部
位601の中に位置しているが、これは固定手段531に接合されておらず、こ
れによってタブ部分610を形成している。図1に示されている実施形態におい
て、タブ部位603は、カバー部材540の自由端部分549をカバー部材54
0の第二表面538の上に折り返すことによって形成される。あるいはまたタブ
部位603(従ってタブ部分610)は、図2に示されているように保護部材5
36の第二表面538から接着剤539を単に除去することによって保護部位6
01の中に形成することもできる。
【0030】 あるいはさらには、タブ部位603は、保護部位601の外側部位606に備
えられていてもよい。図3を参照すると、カバー部材540は外側部位606を
有するが、これは固定手段531に接合されておらず、これによってタブ部分6
10が形成されるが、一方、保護部位601は固定手段531に接合されている
。図3に示されているように、カバー部材540は、外側部位606において保
護部材536の第二表面538に接着剤539を有していないが、カバー部材5
40は、用いられる材料の単純化のために、そこに接着剤539を有していても
よい(図面に示されていない)。好ましい実施形態において、分かれた別のプラ
スチックフィルム片又は不織布片が、外側部位606に備えられた接着剤539
に付着され、接着剤539をカバーしている(図面に示されていない)。さらに
もう1つの実施形態において、カバー部材540の自由端部分549は、外側部
位606においてカバー部材540の第二表面538の上に折り返され、これに
よって図4に示されているようにタブ部分610が形成される。
【0031】 図5は、留め具装置のもう1つの好ましい実施形態の横断面図である。図5を
参照すると、留め具装置522は、第一表面528とこの第一表面528の反対
側にある第二表面529とを有する基部530;基部530の第一表面528に
備えられている固定手段531;及び基部530の第二表面529に備えられて
いる接着剤534を含んでいる。
【0032】 この留め具装置522が使い捨て製品100(例えば使い捨て吸収体)に用い
られている好ましい実施形態において、基部530は、接着剤534を通じて使
い捨て製品100の一部に接合されている。好ましくは接着剤534は、基部5
30の第二表面529の少なくとも一部、より好ましくはほとんど全部を使い捨
て製品100に固定させるための接着剤層である。接着剤534は、使い捨て製
品100との適切な接着を与える接着剤のうちのどれかである。好ましくは接着
剤534は、接着剤技術における通常の技術者によく知られている感圧接着剤で
ある。
【0033】 図5に示されている実施形態において、固定手段531は、基部530の第一
表面528に備えられた接着剤562である。好ましくは接着剤562は、基部
530の第二表面528の少なくとも一部、より好ましくは全部を、対象材料、
例えばプラスチックフィルム、不織布等に接着剤によって固定させるための接着
剤層である(図面に示されていない)。好ましい実施形態において、接着剤56
2は、接着剤技術における通常の技術者によく知られている感圧接着剤である。
【0034】 基部530は、広い範囲の材料から製造することができる。適切な材料には、
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はこれらの材料の
あらゆる組合わせが含まれる。好ましくは基部530は、これらの材料のうちの
1つの薄いフィルムの形態をとる。基部530、接着剤531、及び534に好
ましい組合わされた材料は、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・
アンド・マニュファクチャリング・カンパニーからコード番号LS−200とし
て入手しうる。
【0035】 本発明の留め具装置520はさらに、保護部位601とアンカー部位602と
を有するカバー部材540を含んでいる。カバー部材540は、固定手段531
上に位置する保護部位601を有する。保護部位601は、固定手段531(す
なわち接着剤562)の意図された使用の前に固定手段531を露出しないよう
に、固定手段531に接合されている。アンカー部位602は、基部530の1
つの縁部部分550と固定手段531とを囲い込むように折り畳まれ、接着剤5
34を通じて基部530の第二表面529の一部に接合されている。この構造に
おいては、基部530の1つの縁部部分550と固定手段531との周りでカバ
ー部材540が蝶番式に除去可能という特徴をもつ。固定手段531は、使用者
が固定手段531を用いたい時に、カバー部材540の保護部位601を固定手
段531から引き離して除去することによって露出することができる。アンカー
部位602は、接着剤534を通じて基部530の第二表面529のあらゆる部
分に接合させることができる。好ましい実施形態において、留め具装置522は
、図5に示されているように、接着剤534の対応する末端部分605を通じて
基部530の1つの末端部分604に接合されたアンカー部位602を有する。
好ましくは保護部位601対アンカー部位602の比は、約3:1〜約10:1
、より好ましくは約4:1〜約5:1である。
【0036】 好ましい実施形態において、カバー部材540は、第一表面537とこの第一
表面537の反対側にある第二表面538とを有する保護部材536を含んでい
る。保護部材536は、広い範囲の材料から製造することができる。適切な材料
には、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はこれらの
材料のあらゆる組合わせが含まれる。保護部材536に好ましい材料は、これら
の材料の薄いフィルム又は不織布の形態をとる。保護部材536及び接着剤53
9に適した組合わされた材料は、ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニン
グ・アンド・マニュファクチャリング・カンパニーからコード番号KJ−517
3Lとして入手しうる。
【0037】 好ましい実施形態において、カバー部材540はさらに、タブ部位603を有
しており、これは、留め具装置522の使用者が固定手段531を露出するため
にカバー部材540を除去したい時に、指で容易に掴むことができるタブ部分6
10を用意している。タブ部分610は、基部530の第一表面528の特定区
域に接着剤を与えないか、あるいは基部530の第一表面528の特定区域に備
えられた接着剤を不活性にすることによって形成される。1つの実施形態におい
て、分かれた別のプラスチックフィルム片又は不織布片が付着され、接着剤を不
活性にするために、このような特定区域において接着剤をカバーしている。
【0038】 図5に示されている実施形態において、タブ部位603は、保護部位601の
外側部位606に備えられている。より特定すれば、カバー部材540は、外側
部位606を有するが、これは固定手段531に接合されておらず、これによっ
てタブ部分610が形成されるが、一方、保護部位601は固定手段531に接
合されている。
【0039】 もう1つの好ましい実施形態において、タブ部位603は、保護部位601の
中に備えられている(図面には示されていない)。より特定すればタブ部位60
3は、保護部位601の中に位置しているが、接着剤562は、タブ部位603
には除去されている。このようにして保護部材536は、タブ部位603におい
て固定手段531に接合されておらず、これによってタブ部分610が形成され
る。 B.留め具装置の製造方法 図6は、図1に示されている留め具装置520の製造プロセスの簡略平面図で
ある。図7〜11の各々は、図6の各々の線7−7〜11−11に沿う第一連続
部材630及び/又は第二連続部材640の横断面図である。本発明による留め
具装置520は、次の工程によって製造することができる。
【0040】 図6を参照すると、工程611において、第一サイド縁部部分631とこの第
一サイド縁部部分631の反対側にある第二サイド縁部部分632とを有する第
一連続部材630が提供される。図7を参照すると、第一連続部材630は、(
a)第一表面1528と第一表面1528の反対側にある第二表面1529とを
有する基部層1530、(b)基部層1530の第一表面1528に備えられて
いる固定手段層1531、及び(c)基部層1530の第二表面1529に備え
られている接着剤層1534を含んでいる。好ましい実施形態において、第一連
続部材630は、基部層1530、基部層1530の第一表面1528に備えら
れている固定手段層1531、及び基部層1530の第二表面1529に備えら
れている接着剤層1534を含む均一部材によって形成されている。ここにおい
て「均一部材(uniform member)」とは、この部材を通じたあらゆる位置におい
て、実質的に同一な要素材料を用いた実質的に同じ構造から形成されている部材
を意味する。
【0041】 再び図6を参照すると、工程611において、第一サイド縁部部分641とこ
の第一サイド縁部部分641の反対側にある第二サイド縁部部分642とを有す
る第二連続部材640も提供される。図8を参照すると、第二連続部材640は
、第一表面1537と、第一表面1537の反対側にある第二表面1538とを
有するカバー部材層1540を含んでいる。好ましくは第二連続部材640はさ
らに、カバー材料層1540の第二表面1538に備えられている接着剤層15
39を含んでいる。好ましい実施形態において、第二連続部材640は、カバー
部材層1540と、このカバー部材層1540の第二表面1538に備えられて
いる接着剤層1539とによって形成された均一部材から形成されている。
【0042】 好ましい実施形態において、図6の工程612において、第二連続部材640
の第二サイド縁部部分642は、カバー部材層1540の第二表面1538の上
に折り返されて、図9に示されているタブ部分610を作る。
【0043】 工程613において、第一連続部材630と第二連続部材640とは並置され
、接着剤層1539を通じて互いに接合され、従って第二連続部材640のサイ
ド縁部部分641は、図10に示されているように第一連続部材630のサイド
縁部部分631と比較して突出している。図10に示されている実施形態におい
て、第一連続部材630のサイド縁部部分632は、第二連続部材640によっ
て形成されたタブ部分610と整列(アライン)している。
【0044】 工程614において、第二連続部材640のサイド縁部部分641は、第一連
続部材630のサイド縁部部分631を囲い込むように折り畳まれ、図11に示
されているように、接着剤層1534を通じて第一連続部材630の第二表面1
529に固定される。
【0045】 工程615において、第一連続部材630と第二連続部材640から構成され
た、結果として生じた連続部材は、この技術においてよく知られているカット手
段(図面には示されていない)によって、予め決められた長さにカットされ、こ
れによって個々の留め具装置520が作られる。
【0046】 留め具装置520が使い捨て衣類に用いられている好ましい実施形態において
、留め具装置520は、工程615の後、接着剤層1534を通じて使い捨て衣
類の一部(例えばバックシートの外側表面)に接合される。 C.使い捨て製品への留め具装置の使用 本発明の留め具装置は、留め具を必要とする多様な製品(使い捨て又は再使用
可能なもの)に用いることができる。好ましい使い捨て製品には、汗止め、包帯
、ボディーラップ、使い捨ておむつ(大人及び赤ちゃん用)、及び生理用ナプキ
ンを含む使い捨て吸収性パッドを含む。好ましい実施形態において、使い捨て製
品は、液体不透過性バックシートを含む使い捨て衣類であり、留め具装置はバッ
クシートの一部に接合されている。
【0047】 好ましい実施形態において、留め具装置520(例えば図1に示されているも
の)は、使い捨て装置として使い捨て引き上げ着用衣類(例えば引き上げ着用お
むつ)に用いられる。使い捨て引き上げ着用衣類が排泄物によって汚れた後、こ
れは、内容物を汚れた引き上げ着用衣類の中に封じ込めるために折り畳まれる。
折り畳まれた衣類は、汚れた引き上げ着用衣類の内容物が、汚れた引き上げ着用
衣類から漏れ出るのを防ぐために留め具装置によって固定される。
【0048】 使い捨て引き上げ着用衣類は、前部、後部、及び前部と後部との間の股部を有
する。使い捨て引き上げ着用衣類は、前部、後部、及び股部に備えられたシャシ
ーを含んでいる。シャシーは、液体透過性トップシート、トップシートと組合わ
された液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に配
置された吸収性コアを含んでいる。使い捨て引き上げ着用衣類はさらに、前部又
は後部においてシャシーから側面方向に外側に伸びている少なくとも一対の耳パ
ネルを含んでいる。耳パネルはシャシーに接合されて、2つの脚部開口部と1つ
のウエスト開口部とが形成される。使い捨て引き上げ着用衣類はさらに、バック
シートに接合された本発明の留め具装置を含んでいる。留め具装置は、使い捨て
引き上げ着用衣類が汚れた後、これを留め具装置によって便利に処分できる形状
に固定することができるかぎりは、バックシートのどの場所に接合されてもよい
。好ましくは留め具装置は、股部においてバックシートに接合されている。本発
明の留め具装置を接合するのに適した位置の例は、例えば次の特許に開示されて
いる。すなわち、1998年5月7日に公開された第WO98/18421号(
Schmitzら)、及び1996年5月14日に公開された日本特許公開公報
第H8−117278号(Tabata)である。ここにおいて、これらに開示
されている留め具を、本発明の留め具装置と代えることもできるであろう。
【0049】 1つの実施形態において、留め具装置520(例えば図1に示されているもの
)は、使い捨て衣類(例えばテープ型おむつ)においてウエスト留め具システム
に用いられる。この実施形態において、留め具装置は、使い捨て衣類の前部耳パ
ネルと後部耳パネル(又はサイドパネル)との間の留めに用いられる。使い捨て
衣類は、前部、後部、及び前部と後部との間の股部を有する。使い捨て衣類は、
前部、後部、及び股部に備えられたシャシーを含んでいる。このシャシーは、液
体透過性トップシート、トップシートと組合わされた液体不透過性バックシート
、及びトップシートとバックシートとの間に配置された吸収性コアを含んでいる
。使い捨て衣類はさらに、前部又は後部においてシャシーから側面方向に外側に
伸びている少なくとも一対の耳パネルを含んでいる。耳パネルはシャシーに接合
されている。使い捨て衣類はさらに、各々がそれぞれの耳パネルに接合されてい
る本発明の留め具装置を含んでいる。留め具装置は、使い捨て衣類が着用者のウ
エストの周りで留め具装置によって固定されうるかぎりは耳パネルのどの場所に
接合されてもよい。好ましくは留め具装置は、耳パネルの長手方向縁部部分に隣
接して備えられている。本発明の留め具装置を接合するのに適した位置の例は、
例えば1990年10月16日にRobertsonらに発行された米国特許第
4,963,140号、及び1991年5月28日にScrippsに発行され
た米国特許第5,019,065号に開示されている。ここにおいて、これらに
開示されている留め具を本発明の留め具装置と代えることもできるであろう。
【0050】 もう1つの実施形態において、この留め具装置は、留め具システムの一部とし
て前部においてバックシート上に備えられていてもよい。この実施形態において
、使い捨て衣類は、留め具装置を通じて耳パネルをバックシートに接合すること
によって、着用者のウエストの周りで固定することができる。好ましくはこの留
め具装置は、シャシーのウエスト縁部に隣接して備えられている。
【0051】 さらにもう1つの実施形態において、留め具装置520(例えば図1に示され
ているもの)は、使い捨て吸収性パッド(例えば生理用ナプキン、パンティライ
ナー、及び失禁パッド)を着用者の下着の股部に固定するための留め具に用いら
れる。この実施形態において、留め具装置はバックシートの外側表面に備えられ
ている。
【0052】 使い捨て吸収性パッドは、液体透過性トップシート、トップシートと組合わさ
れた液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に配置
された吸収性コアを含んでいる。留め具装置は、使い捨て吸収性パッドが着用者
の下着の股部に留め具装置によって固定されうるかぎりは耳パネルのどの場所に
接合されていてもよい。本発明の留め具装置を接合するのに適した位置の例は、
例えば1994年4月5日にGoulaitらに発行された米国特許第5,30
0,058号に開示されている。ここにおいて、これらに開示されている留め具
を本発明の留め具装置に代えることもできるであろう。
【0053】 ここに記載されている実施例及び実施形態は、例証のみを目的としており、様
々な修正又は変更は、本発明の範囲から逸脱することなく当業者に示唆されるで
あろうと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の留め具装置の好ましい実施形態の横断面図。
【図2】 この留め具装置のもう1つの好ましい実施形態の横断面図。
【図3】 この留め具装置のさらにもう1つの好ましい実施形態の横断面図。
【図4】 この留め具装置のさらにもう1つの好ましい実施形態の横断面図。
【図5】 この留め具装置のさらにもう1つの好ましい実施形態の横断面図。
【図6】 本発明の1つの実施形態の留め具装置の製造方法の簡略平面図。
【図7】 図6の線7−7に沿う第一連続部材630の横断面図。
【図8】 図6の線8−8に沿う第二連続部材640の横断面図。
【図9】 図6の線9−9に沿う第一連続部材630及び第二連続部材640の横断面図
【図10】 図6の線10−10に沿う第一連続部材630及び第二連続部材640の横断
面図。
【図11】 図6の線11−11に沿う第一連続部材630及び第二連続部材640の横断
面図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月23日(2000.10.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/49 A41B 13/02 H 13/514 13/56 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA Fターム(参考) 3B029 BD01 3B035 AB15 AC21 AD03 AD06 3B100 DA05 DA07 4C003 CA01 CA05 CA06 FA02 HA04 4C098 AA09 CC14 CE13 CE17 DD06 DD08 DD10 DD12 DD25 DD26 DD28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留め具装置であって: 第一表面とこの第一表面の反対側にある第二表面とを有する基部; この基部の第一表面に備えられた固定手段; この基部の第二表面に備えられた第一接着剤;及び アンカー部位と保護部位とを有するカバー部材であって、このアンカー部位が
    、第一接着剤を通じて基部の第二表面の一部に接合されており、保護部位が固定
    手段の意図された使用の前にこの固定手段を露出しないように、固定手段に接合
    されている部材を備えている留め具装置。
  2. 【請求項2】 固定手段が、基部の第一表面に備えられた第二接着剤である
    、請求項1に記載の留め具装置。
  3. 【請求項3】 固定手段が、基部の第一表面から伸びている複数の係合要素
    であり、これらの係合要素が、ループ留め材料と機械的に係合可能である、請求
    項1に記載の留め具装置。
  4. 【請求項4】 さらに、カバー部材と係合要素との間に備えられた第三接着
    剤を備えている、請求項3に記載の留め具装置。
  5. 【請求項5】 カバー部材がさらに、タブ部分を形成するタブ部位を有する
    、請求項1に記載の留め具装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の留め具装置を備えた使い捨て製品。
  7. 【請求項7】 この使い捨て製品が、液体不透過性バックシートを含み、か
    つこの留め具装置がバックシートの一部に接合されている使い捨て衣類である、
    請求項6に記載の使い捨て製品。
  8. 【請求項8】 この使い捨て製品が、請求項1に記載の留め具装置を用いた
    ウエスト留め具システムを含んでいる使い捨て衣類である、請求項6に記載の使
    い捨て製品。
  9. 【請求項9】 この使い捨て吸収性衣類が、おむつ、失禁パッド、生理用ナ
    プキン、又はパンティライナーである、請求項7に記載の使い捨て製品。
  10. 【請求項10】 留め具装置の製造方法であって: 2つのサイド縁部部分を有する第一連続部材を提供する工程であって、この第
    一連続部材が、(a)第一表面とこの第一表面の反対側にある第二表面とを有す
    る基部層、(b)基部層の第一表面に備えられている固定手段、及び(c)基部
    層の第二表面に備えられている第一接着剤層を含んでいる工程; 2つのサイド縁部部分を有する第二連続部材を提供する工程であって、この第
    二連続部材が、第一表面とこの第一表面の反対側にある第二表面とを有するカバ
    ー層を含んでいる工程; 第二連続部材の2つのサイド縁部部分のうちの1つが、第一連続部材の対応す
    る1つのサイド縁部部分と比較して突出するように、第一連続部材と第二連続部
    材とを並置させる工程; 第二連続部材の突出したサイド縁部部分を、第一接着剤を通じて第一連続部材
    の第二表面に固定させる工程;及び 第一連続部材と第二連続部材とを予め決められた幅にカットして、留め具装置
    を形成する工程を含む方法。
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