JP2002529124A - 機械的留め具装置 - Google Patents

機械的留め具装置

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JP2002529124A JP2000580482A JP2000580482A JP2002529124A JP 2002529124 A JP2002529124 A JP 2002529124A JP 2000580482 A JP2000580482 A JP 2000580482A JP 2000580482 A JP2000580482 A JP 2000580482A JP 2002529124 A JP2002529124 A JP 2002529124A
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コースタンジェ、ブラーム・ジョン
ホーキンス、クレイグ・アンドリュー
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
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    • A44B18/0069Details
    • A44B18/0073Attaching means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/56Supporting or fastening means
    • A61F13/62Mechanical fastening means, ; Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop
    • A61F13/622Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop
    • A61F13/625Fabric strip fastener elements, e.g. hook and loop characterised by the hook

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、機械的留め具装置に向けられる。機械的留め具装置は第1表面と第1表面の反対側の第2表面とを有する基部を備える。機械的留め具装置は、第1および第2領域における基部の第1表面から延びている複数の係合要素を備える。係合要素は、ループ留め具材料またはその他の繊維材料と機械的に係合することができる。基部は、第1領域および第2領域が相互に面するように折り畳まれている。第1領域における係合要素は第2領域における係合要素と機械的に係合し、第1および第2領域で係合要素を露出させるように手で広げられるまでは機械的留め具装置を折り畳んだ状態で保持する。第1領域の第2表面は製品に接合される。本発明は、機械的留め具装置を有する使い捨て製品にも向けられる。本発明は、さらにまた機械的留め具装置を製造するための方法にも向けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (分野) 本発明は、例えばフック/ループ式およびその他のような機械的留め具装置に
関する。より詳細には、本発明は機械的留め具装置が使用されていないときに機
械的留め具装置のフック部分を保護するための手段に関する。
【0002】 (背景) 例えばフック/ループ式機械的留め具装置のような機械的留め具装置はよく知
られている。典型的には、機械的留め具装置のループ(または「雌」)部分はそ
の表面から突き出ている多数の直立ループを有する織物様基材を有する。フック
(または「雄」)部分は、典型的にはステムの先端部分から突き出している個々
のフック繊維係合要素を備えた直立ステムを有するフックまたは雄留め要素を有
する基部を有する。これらの係合要素はループ留め具材料の個別または複数の繊
維に係合することができる。フック部分は、例えばJ−フック型、T−フック型
、またはきのこ型を含む様々な形を取ることができる。
【0003】 様々な既知の機械的留め具装置の例は、同一相補的要素を有する機械的留め具
システムを開示している例えば1982年4月6日にBrownらへ発行された
米国特許第4,322,875号および1987年10月20日にKellen
bergerらへ発行された米国特許第4,701,179号;および別個の相
補的要素を有する機械的留め具システムを開示している1997年12月23日
にJacksonへ発行された米国特許第5,699,593号、および米国特
許第5,537,722号の中に見出すことができる。
【0004】 機械的留め具装置は、スウェットバンド、包帯、ボディラップを含む様々な使
い捨て製品、および使い捨ておむつを含む使い捨て衣類、さらに生理用ナプキン
および尿失禁用具を含む使い捨て吸収性パッドに使用されてきた。例えば機械的
留め具装置は使い捨ておむつのウエスト留め具システムとして使用されてきた。
この例では、留め具装置は使い捨ておむつの前方と後方耳パネル(またはサイド
パネル)との間で固定するために使用されている。そうした留め具装置は、例え
ば1990年10月16日にRobertsonらへ発行された米国特許第4,
963,140号および1991年5月28日にScrippsへ発行された米
国特許第5,019,065号の中で開示されている。機械的留め具装置の適用
の別の例は、おむつが汚れた後に使い捨ておむつのための使い捨て固定手段とし
て使用される留め具システムである。この例では、機械的留め具装置または使い
捨て装置はバックシートの外面に提供されており、汚れた使い捨て引き上げ装着
衣類を便利な処理形状に固定するために使用される。便利な処理形状は、好まし
くは機械的留め具装置または処理装置によってバックシートの一部を例えば耳パ
ネル(またはサイドパネル)のような衣類の別の部分へ機械的に固定することに
よって達成される。そうした留め具装置の実施例は、例えば1998年4月21
日に公開された日本特許公開第H10−99371号(Johto)の中で開示
されている。機械的留め具装置の適用のさらに別の例は、装着者の下着に使い捨
て吸収性パッドを固定するために使用される機械的留め具システムである。この
例では、機械的留め具装置がバックシートの外面に提供されており、装着者の下
着の股部分に吸収性パッドを機械的に固定するために使用される。そうした機械
的留め具装置の実施例は、例えば1994年4月5日にGoulaitらへ発行
された米国特許第5,300,058号の中で開示されている。
【0005】 典型的には、露出したフック部分が使用者の皮膚に刺激を与える;望ましくな
い/意図されていない場所に張り付く;および/または個別要素内に遊離繊維材
料を集める可能性があり、それによって意図された使用中にループ部分を確実に
接合させる能力が抑えられるので、フック部分は使用されていないときには保護
する必要がある。しかし、および特にそうした機械的留め具装置が使い捨て製品
に使用されるときには、極めて僅かな追加費用でフック部分のそうした保護を提
供する必要がある。
【0006】 上記のことに基づくと、フック部分が使用されていないときには保護されたま
まであり、それでも機械的留め具装置の製造費用をほとんど増加させない機械的
留め具装置の必要がある。
【0007】 (発明の概要) 本発明は機械的留め具装置に向けられる。機械的留め具装置は第1表面と第1
表面の反対側の第2表面とを有する基部を備える。第1および第2表面は第1領
域および第2領域を有する。機械的留め具装置は、第1および第2領域において
基部の第1表面から延びている複数の係合要素を備える。係合要素は、ループ留
め具材料または他の繊維材料と機械的に係合することができる。基部は、第1領
域および第2領域が相互に面するように折り畳まれている。第1領域における係
合要素は、第1および第2領域における係合要素を露出させるために手で広げら
れるまでは機械的留め具装置を折り畳んだ状態で維持するために第2領域におけ
る係合要素と機械的に係合している。第1領域の第2表面は製品に接合されてい
る。
【0008】 本発明は、さらに機械的留め具装置を有する使い捨て製品にも向けられる。
【0009】 本発明は、さらに機械的留め具装置を製造するための方法にも向けられる。
【0010】 上記は、係合要素(即ち、フック部分)が使用されていないときには保護され
たままであって、それでも機械的留め具装置の製造費用をほとんど増加させない
機械的留め具装置に対する必要を満たす。
【0011】 本発明のこれらおよびその他の特徴、態様および長所は本開示を読むことによ
って当業者には明白になるであろう。
【0012】 (詳細な説明) 引用された参考文献はその全体が参照してここに組み込まれる。あらゆる参考
文献の引用は、要求された発明に対する先行技術としてその利用可能性に関する
あらゆる決定に関する承認ではない。
【0013】 ここで、「備える(comprise)」は最終結果に影響を及ぼさない他の要素およ
び工程を付け加えることができることを意味する。これらの用語には、用語「〜
から構成される(consisting of)」および「本質的に〜から構成される(consisti
ng essentially of)」が含まれる。
【0014】 ここで、「使い捨て衣類(disposable garment)」は、洗濯される、またはさも
なければ衣類として復元または再使用されることが意図されていない衣類につい
て説明している(即ち、それらは単回使用後に廃棄される、および好ましくはリ
サイクルされる、堆肥化される、またはさもなければ環境に適合する方法で処分
されることが意図されている)。
【0015】 ここで、「接合された(joined)」または「接合する(joining)」には、要素を
他の要素へ直接的に付着させることによってそれによって要素が別の要素に直接
に固定される構成、および要素を順に他の要素へ付着させられる中間部材へ付着
させることによって要素が間接的に他の要素へ固定される構成が含まれている。
【0016】 ここで、「係合要素(engaging elements)」は例えばループ留め具材料のよう
な相補的表面の繊維要素へ機械的に係合することが意図されているフック留め具
材料の要素に関する。係合要素は、「雄(male)」要素とも呼ぶことができる。
【0017】 ここで、「フック(hook)」は、係合要素が例えばループ留め具材料または他の
繊維材料のような相補的表面に係合するために適合する限り技術において知られ
ているあらゆる形状を備えることができるという意味において非限定的でなけれ
ばならない。有用な形状の例には、T−フック形状(T-hook)、J−フック形状(J
-hook)、きのこ形状(mushroom)およびその他が含まれるが、それらに限定されな
い。
【0018】 ここで、「ループ留め具材料(loop fastening material)」は係合要素に係合
することのできる複数の繊維要素を有する材料を意味する。そうした材料は当業
者にはよく知られており、織布および不織布を含む繊維材料が含まれる。適切な
ループ留め具材料は繊維要素、好ましくはループを提供する広範囲の材料から製
造することができる。そうした適切な材料には、ナイロン、ポリエステル、ポリ
プロピレン、またはこれらの材料のいずれかの組合せが含まれる。適切な材料に
は、例えば米国ミネソタ州セントポールに所在のMinnesota Mini
ng and Manufacturing Companyから市販で入手可
能な商標「Scotchmate」のナイロン製織ループ(No.SJ3401
)が含まれる。 A.機械的留め具装置の構造 図1は、本発明の機械的留め具装置の実施形態の横断面図である。この実施形
態では、機械的留め具装置725は第1表面728と第1表面728の反対側の
第2表面729とを有する基部730を含む。第1表面728は基準線777の
下方に見える第1領域701および基準線777の上方に見える第2領域702
を有する。複数の係合要素733は、固定手段731を形成するように、第1領
域701および第2領域702において、基部730の第1表面728から延び
ている。係合要素733はループ留め具材料(loop fastening material)(図示
されていない)と機械的に係合することができる。基部730は、第1領域70
1および第2領域702が相互に対面しているとともに、第1領域701中の係
合要素733が、第2領域中702中の係合要素733に係合されように、折り
畳まれている。前記係合は、第1領域701および第2領域702における係合
要素733を露出させるように手で広げられるまで機械的留め具装置725を折
り畳まれた状態で維持するためになされている。第1領域701の第2表面は、
衣類100に接合されている。このような衣類100は、機械的留め具装置の使
用を必要とする使い捨てまたは非使い捨てのどちらの種類であってもよい。機械
的留め具装置725は、当業者に公知である例えば接着および熱融着(heat bon
ding)を含むいくらかの方法によって衣類に接合されてよい。図1に示されてい
る実施形態では、機械的留め具装置725は基部730の第2表面729上に提
供された接着剤734によって衣類100へ固定されている。
【0019】 好ましくは、機械的留め具装置725は、さらにタブ部分710を形成するた
めに第2領域702から延びている第3領域703を有している。この実施形態
では、タブ部分710は係合要素を含有していない。タブ部分710は、基部7
30が図示されているような折り畳んだ状態にあるときには第1領域701に重
複していない。この実施形態では、係合要素733はT−フック形状(T-hook s
hape)を有するが、本発明においては、様々な他のフック形状が想定されている
【0020】 タブ部分710は、使用者が例えばループ留め具材料への続く係合のために係
合要素733を露出させることを望むときにおいて、使用者による第1領域70
1および第2領域702の間の係合要素733の解放を容易にする。
【0021】 上記のような解放の前に、この折り畳んだ状態は係合要素733が様々な望ま
しくない結果を作り出すことを防止する。例えば、この折り畳んだ状態では、係
合要素733が露出した皮膚をこすったり、さらにそれによって皮膚の刺激する
ことが防止される。さらに、この折り畳んだ状態は、係合要素733が望ましく
ない/予定外の材料および/または望ましくない/予定外の場所と係合すること
を防止する。さらにその上、この折り畳んだ状態は、係合要素733が引き続い
て意図的に使用されたときに係合要素733の係合強さを低下させるであろう例
えばストレイ(stray )繊維、糸または糸屑を集めることを防止する。
【0022】 図2は、本発明の機械的留め具装置720の好ましい実施形態の横断面図であ
る。図2を参照すると、機械的留め具装置720は、第1表面728と、第1表
面728の反対側の第2表面729とを有する基部730;基部730の第1表
面728から延びている複数の係合要素733を含む固定手段731;基部73
0の第2表面729上に提供された接着剤734および接着剤734の一部の上
に提供された外側部材736を含有する。基部730は、係合要素733を露出
させるために手で広げられるまで機械的留め具装置720を折り畳んだ状態で維
持するために第1領域701における係合要素733(図3に参照されている)
が第2領域702における係合要素733(図3に参照されている)に機械的に
係合するように折り畳まれている。好ましくは、機械的留め具装置720はさら
に、図2に示されているような外側部材736の延びた部分によって形成される
タブ部分710を有する。
【0023】 図2に示されている実施形態では、機械的留め具装置720は例えば使い捨て
吸収体のような使い捨て製品100に使用されている(図2は他の図面と同様に
そうした使い捨て製品100のほんの一部しか示していない)。機械的留め具装
置720は、接着剤734によって使い捨て製品100の一部へ接合されている
【0024】 図3は、図2に示されている機械的留め具装置720の広げられた構造の横断
面図である。図3を参照すると、基部730は、第1表面728と、第1表面7
28の反対側の第2表面729とを有する。固定手段731は基部730の第1
表面728上に提供されている。接着剤734は、基部730の第2表面729
上に提供されている。固定手段731は、ループ留め具材料(図面には示されて
いない)と機械的に係合することのできる複数の係合要素733を含んでいる。
【0025】 基部730は第1領域701および第2領域702を有する。第1および第2
領域701および702の各々は基部730の第1表面728から延びている係
合要素733を有する。基部730は、第1および第2領域701および702
が図2に示されているように相互に面するように所定の折り畳み線(図面には示
されていない)に沿って折り畳むことができる。第1領域701における係合要
素733は、第1および第2領域701および702の係合要素733を露出さ
せるように手で広げられるまで、機械的留め具装置720を折り畳んだ状態で維
持するために、第2領域701における係合要素733と機械的に係合している
【0026】 ある好ましい実施形態では、第1および第2領域701および702は、図3
に示されているように相互に隣接している。あるいはまた、第1および第2領域
701および702は、第1および第2領域701および702の間の係合要素
733の係合には寄与しない追加の領域を挿入することによって相互から間隔を
置くことができる。
【0027】 係合要素733は、それらが相互におよびループ留め具材料に係合することが
できる限り、当業者によって知られているようなあらゆる構造を取ることができ
る。ある好ましい実施形態では、係合要素733の相互の係合は係合要素733
とループ留め具材料との係合より確実ではない(即ち、引き離されることに対し
て抵抗性が小さい)。あるいはまた、係合要素773の相互の係合は係合要素7
33とループ留め具材料との係合より確実にし得る(即ち、引き離されることに
対してより抵抗性である)。係合要素733の各々は、好ましくは基部730の
第1表面728に一端が支持されたステム(stem)742と、ステム742の他
端に配置されたヘッド744とを含んでいる。ヘッド744は当該技術分野にお
いて知られているいずれかの形状を取ることができる。ある好ましい実施形態で
は、ヘッド744は図3に示されているような拡大された形状を有している。
【0028】 係合要素733は、広範囲の材料から製造することができる。適切な材料には
ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれらの材料
のいずれかの組合せが含まれる。係合要素733を含む好ましい材料は、例えば
1990年1月16日にNestegardへ発行された「改良フック留め具装
置部分を備えた使い捨ておむつ(Disposable Diaper Wit
h Improved Hook Fastener Portion)」と題
する米国特許第4,894,060号に開示されている。
【0029】 基部730は、広範囲の材料から製造することができる。適切な材料にはナイ
ロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれらの材料のい
ずれかの組合せが含まれる。好ましくは、基部730はこれらの材料の1つの薄
層プラスチックフィルムの形状にある。基部730および係合要素733のため
の好ましい結合材料は、コード番号CS−200を付けてミネソタ州セントポー
ルに所在のThe Minnesota Mining and Manufa
cturing Companyから入手できる。
【0030】 この機械的留め具装置720が使い捨て製品において使用されるある好ましい
実施形態では、基部730は接着剤734によって使い捨て製品100の一部へ
接合されている。接着剤734は、当業者には知られている使い捨て吸収体との
適正な接着を提供するあらゆる接着剤であってよい。好ましくは、接着剤734
は接着剤の分野における当業者によく知られている感圧接着剤である。
【0031】 外側部材736は、広範囲の材料から製造されてよい。適切な材料にはナイロ
ン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれらの材料のいず
れかの組合せが含まれる。外側部材736のための好ましい材料はこれらの材料
の薄層フィルムまたは不織布の形状である。外側部材736のための適切な結合
材料は、コード番号KJ−5173Lを付けてミネソタ州セントポールに所在の
The Minnesota Mining and Manufacturi
ng Companyから入手できる。
【0032】 ある好ましい実施形態では、外側部材736は第2領域702から第3領域7
03へ延びており、それによってタブ部分710を形成している。
【0033】 図4は、機械的留め具装置の別の好ましい実施形態の横断面図である。この実
施形態では、機械的留め具装置722は使い捨て製品100(例、使い捨て吸収
体)に使用されている。機械的留め具装置722は、接着剤734によって使い
捨て製品100の一部へ接合されている。使い捨て製品は製品100の一部の上
にループ留め具材料101を含んでいる。機械的留め具装置722は接着剤73
4によって使い捨て吸収体100のループ留め具材料101へ接合された基部7
30を有している。機械的留め具装置722は、基部730;複数の係合要素7
33を含んでいる固定手段731;および接着剤734を含んでいる。係合要素
733は基部730から延びている。基部730は、係合要素733を露出させ
るように手で広げられるまで、機械的留め具装置722を折り畳んだ状態で保持
するために、第1および第2領域701および702(図4に参照されていない
)における係合要素733が機械的に相互に係合するように折り畳まれている。
【0034】 図4に示されている実施形態では、基部730はさらに第2領域702(図7
02では示されていない)から延びている第3領域703を有する。第3領域7
03では、その中に提供された係合要素733の少なくとも一部は、使用するた
めに第1および第2領域701および702における係合要素733を露出させ
るために機械的留め具装置722が手で広げられるまで使い捨て製品100のル
ープ留付け材料101と係合している。ある好ましい実施形態では、第3領域7
03は、係合要素733を有していない部分を有していて、それによって図4に
示されているようなタブ部分710を形成している。
【0035】 図5は、機械的留め具装置724のまた別の好ましい実施形態の横断面図であ
る。この実施形態では、機械的留め具装置724は使い捨て製品100(例、使
い捨て吸収体)において使用されている。機械的留め具装置724は接着剤78
6によって使い捨て製品100の一部へ接合されている。機械的留め具装置72
4は、第1表面728と、第1表面728の反対側の第2表面729とを有する
基部730、および基部730の第1表面728から伸張した係合要素733を
有する固定手段731を含んでいる。機械的留め具装置724はさらに、第1表
面781と第1表面781の反対側の第2表面783とを有する外側カバー部材
782、および外側カバー部材782の第1表面781上に提供された接着剤7
84を含んでいる。基部730の第2表面729は接着剤784によって外側カ
バー部材782へ接合されている。
【0036】 外側カバー部材782は広範囲の材料から製造することができる。適切な材料
には、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれら
の材料の組合せが含まれている。外側カバー手段782のために好ましい材料は
薄層フィルムまたは不織布のストリップ(strip)である。ある好ましい実施形
態では、外側カバー手段782は、プラスチックフィルムストリップである。別
の好ましい実施形態では、外側カバー手段582は不織布ストリップである。
【0037】 好ましくは、接着剤784は基部730の第1表面729の少なくとも一部、
より好ましくは全部を外側カバー部材782へ接合するための接着剤の層である
。従って、接着剤784は、基部730と外側カバー部材782の適正な結合を
提供するそれらの接着剤のいずれかであり、さらに好ましくは接着剤の分野の当
業者にはよく知られているいずれかの感圧性接着剤である。
【0038】 図5に示されている実施形態では、外側カバー部材782は基部730を越え
て延びており、さらに使用するために係合要素733を露出させるために機械的
留め具装置724が手で広げられるまでは接着剤784によって使い捨て製品1
00へ粘着させて接合されている。外側カバー部材782の延びている部分はこ
の実施形態ではタブ部分710を形成している。 B.機械的留め具装置を製造するための方法 図6は、図2に示されている機械的留め具装置のための製造プロセスの概略的
な平面図である。図7乃至図10の各々は、図6の各線7−7乃至10−10に
沿って切り取られた第1連続部材750および/または第2連続部材760の横
断面図である。本発明に従った機械的留め具装置720は下記の工程によって製
造され得る。
【0039】 図6の工程711では、第1サイド縁部751と第1サイド縁部751の反対
側の第2サイド縁部752とを有する第1連続部材750が提供される。図7を
参照すると、第1連続部材750は(a)第1表面1728と第1表面1728
の反対側の第2表面1729とを有する基部層1730、(b)基部層1730
の第1表面1728上に提供された固定手段層1731、および(c)基部層1
730の第2表面1729上に提供された接着層1734を含んでいる。ある好
ましい実施形態では、第1連続部材750は、均一部材(uniform member)によ
り形成されており、前記均一部材は、基部層1730、基部層1730の第1表
面1728上に提供された固定手段層1731、および基部層1730の第2表
面1729上に提供された接着層1734を含んでいる。ここで使用されている
「均一部材」は、部材を通してあらゆる場所で、実質的に同一の成分材料を使用
して実質的に同一構造によって形成されている部材を意味する。
【0040】 第1サイド縁部761と第1サイド縁部761の反対側の第2サイド縁部76
2とを有する第2連続部材760もまた工程711において提供される。図8を
参照すると、第2連続部材760は、第1表面1737と第1表面1737の反
対側の第2表面1738とを有する外側部材層1736を含んでいる。ある好ま
しい実施形態では、第2連続部材760は、均一部材によって形成されており、
前記均一部材は、外側部材層1736の単一層によって形成されている。
【0041】 工程712において、第1および第2連続部材750及び760は、並置され
、接着剤レイヤー1734により接合される。この接合は、図9に示されている
ように、第2連続部材760のサイド縁部761が、第1連続部材750のサイ
ド縁部751と比較して突き出るようになされているが、第1連続部材750の
サイド縁部752は、第1連続部材760のサイド縁部762と比較して突き出
しているようになされている。
【0042】 工程713では、第1および第2連続部材750および760は、所定の折り
畳み線(図面では示されていない)に沿って折り畳まれる。前記折り畳みは、図
10に示されているような第1および第2連続部材750および760を折り畳
んだ状態で維持するために、第1領域における係合要素1733が第2領域にお
ける係合要素1733と機械的に係合するようになされる。
【0043】 工程714において、第1および第2連続部材750および760から構成さ
れる結果として生じた連続部材は、当該技術分野においてよく知られている切断
手段(図面では示されていない)によって規定の長さで切断され、それによって
個別の機械的留め具装置720が製造される。
【0044】 機械的留め具装置720が使い捨て衣類のために使用されるある好ましい実施
形態では、機械的留め具装置720は工程714の後で接着層1734によって
使い捨て衣類の一部(例、バックシートの外側に向いた面)に接合される(図面
では示されていない)。 C.使い捨て製品への機械的留め具装置の適用 本発明の機械的留め具装置は機械的留め具装置を必要とする様々な下着(使い
捨てまたは再使用型)に適用することができる。好ましい使い捨て製品には、ス
ウェットバンド、包帯、ボディラップ、使い捨ておむつ(成人用および乳幼児用
)、および生理用ナプキンを含む使い捨て吸収性パッドが含まれる。ある好まし
い実施形態では、使い捨て製品は液体不透過性バックシート、およびバックシー
トの一部へ接合されている機械的留め具装置を含む使い捨て衣類である。
【0045】 ある好ましい実施形態では、機械的留め具装置720(例えば、図2に示され
ている)は使い捨て用具としての使い捨て引き上げ装着型衣類(例、引き上げ装
着型おむつ)に使用されている。折り畳まれた衣類は、汚れた引き上げ装着型衣
類の内容物が汚れた引き上げ装着型衣類から漏れ出るのを防止するために機械的
留め具装置によって固定されている。
【0046】 使い捨て引き上げ装着型衣類は前方領域、後方領域および前方領域と後方領域
の間の股領域を有する。使い捨て引き上げ装着衣類は、前方、後方および股領域
に提供されたシャシーを含んでいる。シャシーは液体透過性トップシート、トッ
プシートと結び付いている液体不透過性バックシート、およびトップシートとバ
ックシートの間に配置された吸収性コアを含んでいる。使い捨て引き上げ装着型
衣類は、さらに前方または後方領域におけるシャシーから側方外向きに延びてい
る少なくとも1対の耳パネルを含んでいる。耳パネルは、シャシーに接合されて
2つのレッグ開口およびウエスト開口を形成している。使い捨て引き上げ装着型
衣類はさらに、バックシートに接合された本発明の機械的留め具装置を含んでい
る。機械的留め具装置は、使い捨て引き上げ装着型衣類が汚れた後に便利な処分
を提供する形状で機械的留め具装置によって使い捨て引き上げ装着型衣類を固定
することができる限りにおいて、バックシートのあらゆる場所に接合することが
できる。好ましくは、機械的留め具装置は股領域においてバックシートに接合さ
れる。本発明の機械的留め具装置を接合するために適切な場所の例は、例えば1
998年5月7日に公開されたWO98/18421号(Schmitzら)お
よび1996年5月14日に公開された日本特許公開第H8−117278号(
Tabata)において開示されているが、このときその中で開示された留め具
装置は本発明の機械的留め具装置と置き換えられるであろう。
【0047】 ある実施形態では、機械的留め具装置720(例えば、図2において示されて
いる)は使い捨て衣類(例、テープタイプのおむつ)でウエスト留め具システム
のために使用されている。この実施形態では、機械的留め具装置は使い捨て下着
の前方および後方耳パネル(またはサイドパネル)の間の固定のために使用され
ている。
【0048】 使い捨て衣類は、前方領域、後方領域および前方領域と後方領域の間の股領域
を有する。使い捨て下着は前方、後方および股領域に提供されたシャシーを含ん
でいる。シャシーは液体透過性トップシート、トップシートと結び付いている液
体不透過性バックシート、およびトップシートとバックシートの間に配置された
吸収性コアを含んでいる。使い捨て衣類は、さらに前方または後方領域における
シャシーから側方外向きに延びている少なくとも1対の耳パネルを含んでいる。
耳パネルはシャシーに接合されている。使い捨て衣類はさらに、各々の耳パネル
に各々接合された本発明の機械的留め具装置を含んでいる。機械的留め具装置は
、使い捨て衣類を装着者のウエストの周囲で機械的留め具装置によって固定する
ことができる限りにおいて、耳パネルのあらゆる場所に接合することができる。
好ましくは、機械的留め具装置は耳パネルの長手方向縁に隣接して提供されてい
る。本発明の機械的留め具装置を接合するために適切な場所の例は、例えば19
90年10月16日にRobertsonらへ発行された米国特許第4,963
,140号および1991年5月28日にScrippsへ発行された米国特許
第5,019,065号において開示されているが、このときその中で開示され
た留め具装置は本発明の機械的留め具装置と置き換えられるであろう。
【0049】 また別の実施形態では、機械的留め具装置は留め具装置システムの一部として
の前方領域におけるバックシート上に提供されてよい。この実施形態では、使い
捨て衣類は機械的留め具装置によって耳パネルをバックシートへ接合することに
よって装着者のウエストの周囲に固定することができる。好ましくは、機械的留
め具装置はシャシーのウエスト縁に隣接して提供される。
【0050】 さらにまた別の実施形態では、機械的留め具装置720(例えば、図2に示さ
れている)は装着者の下着の股へ使い捨て吸収性パッド(例、生理用ナプキン、
パンティライナーおよび尿失禁パッド)を固定するための留め具装置として使用
される。この実施形態では、機械的留め具装置はバックシートの外面上に提供さ
れる。
【0051】 使い捨て吸収性パッドは液体透過性トップシート、トップシートと結び付いて
いる液体不透過性バックシート、およびトップシートとバックシートの間に配置
された吸収性コアを含んでいる。機械的留め具装置は使い捨て吸収性パッドを装
着者の下着の股へ機械的留め具装置によって固定することができる限りにおいて
吸収性パッドのあらゆる場所に接合することができる。本発明の機械的留め具装
置を接合するための適切な場所の例は、例えば1994年4月5日にGoula
itらへ発行された米国特許第5,300,058号に開示されているが、この
ときその中で開示された留め具装置は本発明の機械的留め具装置と置き換えられ
るであろう。
【0052】 ここに記載された実施例および実施形態は単に例示を目的としており、本発明
の範囲から逸脱することなく当業者には様々な修正または変更が示唆されるであ
ろうと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機械的留め具装置の1つの実施形態の横断面図である。
【図2】 本発明の機械的留め具装置の好ましい実施形態の横断面図である。
【図3】 図2に示されている機械的留め具装置の広げられた構造の横断面図である。
【図4】 機械的留め具装置の別の好ましい実施形態の横断面図である。
【図5】 機械的留め具装置のさらに別の好ましい実施形態の横断面図である。
【図6】 本発明の1つの実施形態の機械的留め具装置のための製造プロセスの概略的な
平面図である。
【図7】 図6の切断線7−7に沿って切り取られた第1連続部材750の横断面図であ
る。
【図8】 図6の切断線8−8に沿って切り取られた第2連続部材760の横断面図であ
る。
【図9】 図6の切断線9−9に沿って切り取られた第1および第2連続部材750およ
び760の横断面図である。
【図10】 図6の切断線10−10に沿って切り取られた第1および第2連続部材750
および760の横断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年10月23日(2000.10.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/551 A61F 13/18 350 13/56 383 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA Fターム(参考) 3B029 BD01 BF06 3B100 DA01 DA07 DB02 4C003 CA01 FA02 GA03 GA05 HA04 4C098 AA09 CC01 CE07 DD25 DD26 DD28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1表面と、第1表面の反対側の第2表面とを有する基部で
    あって、前記第1および第2表面が第1および第2領域を有する基部;および 前記第1および第2領域における前記基部の前記第1表面から延びている複数
    の係合要素であって、ループ留め具装置材料と機械的に係合する係合要素; を備える機械的留め具装置であって 前記基部は前記第1領域および第2領域が相互に対面するように折り畳まれて
    おり、前記第1領域における前記係合要素は、前記第1および第2領域における
    前記係合要素を露出させるように手で広げられるまでは前記機械的留め具装置を
    折り畳んだ状態に維持するために前記第2領域における前記係合要素と機械的に
    係合しており、前記第1領域の前記第2表面は製品に接合されている機械的留め
    具装置。
  2. 【請求項2】 前記第1領域の前記第2表面上に提供された接着剤をさらに
    備えており、前記第1領域の前記第2表面は、前記接着剤によって衣類に固定さ
    れている、請求項1に記載の機械的留め具装置。
  3. 【請求項3】 前記基部の前記第2領域から延びているタブ部分をさらに備
    えており、前記基部が折り畳まれているときに前記タブ部分は、前記基部の前記
    第1領域に重複していない、請求項1に記載の機械的留め具装置。
  4. 【請求項4】 前記タブ部分は、前記衣類に前記タブ部分を固定するための
    固定手段を含んでいる、請求項3に記載の機械的留め具装置。
  5. 【請求項5】 前記製品は、液体不浸透性バックシートを含む使い捨て衣類
    であり、前記機械的留め具装置がバックシートの一部に接合されている、請求項
    1に記載の機械的留め具装置。
  6. 【請求項6】 前記使い捨て衣類は、おむつ、尿失禁パッド、生理用ナプキ
    ン、またはパンティライナーである、請求項5に記載の機械的留め具装置。
  7. 【請求項7】 前記製品は、請求項1に記載の機械的留め具装置を使用して
    いるウエスト留め具装置システムを含んでいる使い捨て衣類である、請求項1に
    記載の機械的留め具装置。
  8. 【請求項8】 前記使い捨て衣類は、おむつである、請求項7に記載の機械
    的留め具装置。
  9. 【請求項9】 (a)使い捨て製品が不織布領域を有しており、 (b)前記基部の前記第2表面は、前記不織布領域の一部に接合されており、 (c)前記機械的留め具装置は、前記第2領域から延びているタブ部分をさら
    に有しており、前記基部が折り畳まれているときに、前記タブ部分が前記第1領
    域に重複しておらず、前記タブ部分が自身から延びている複数の係合要素をさら
    に有しており、そして (d)前記基部が折り畳まれているときに、前記タブ部分の係合要素が前記不
    織布領域の一部と機械的に係合している 請求項1に記載の機械的留め具装置を備えている使い捨て製品。
  10. 【請求項10】 2つのサイド縁部を有する第1連続部材を提供する工程で
    あって、第1表面と第1表面の反対側の第2表面とを有し、前記第1表面が第1
    領域および第2領域を有する基部層(a)、基部層の第1表面から延びている複
    数の係合要素(b)、および基部層の第2表面上に提供された接着層(c)を含
    んでいる第1連続部材を提供する工程; 折り畳み線および2つのサイド縁部を有しているとともに、外側部材層を含ん
    でいる第2連続部材を提供する工程; 第1連続部材の2つのサイド縁部の一方が、第2連続部材の対応する1つのサ
    イド縁部と比較して突き出ているように第1および第2連続部材を並列させて接
    着層によって互いに接合する工程; 第1および第2連続部材を折り畳んだ状態で維持するために、第1領域の係合
    要素が第2領域における係合要素と機械的に係合するように第1および第2連続
    部材を折り畳み線に沿って折り畳み、接合する工程;および 個別の機械的留め具装置を提供するために折り畳まれた第1および第2連続部
    材を規定の長さに切断する工程; を有している機械的留め具装置を製造するための方法。
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