JP2002528570A - 水性固形物懸濁液中の微生物汚染の制御のための方法 - Google Patents

水性固形物懸濁液中の微生物汚染の制御のための方法

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JP2002528570A JP2000578255A JP2000578255A JP2002528570A JP 2002528570 A JP2002528570 A JP 2002528570A JP 2000578255 A JP2000578255 A JP 2000578255A JP 2000578255 A JP2000578255 A JP 2000578255A JP 2002528570 A JP2002528570 A JP 2002528570A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固形物粒子、特に、有機色素及び無機色素分散物の水性懸濁液からの微生物汚染の除去のための方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、固形物粒子の水性懸濁液、特に、有機色素及び無機色素分散物、及
び該懸濁液を含有する着色料製剤から微生物汚染を除去するための方法に関する
【0002】 微生物、特に細菌、酵母及び真菌は、あらゆる状況の環境中に存在し、そして
極限条件下で生存することができる。芽胞形成生物は、長期間休眠状態で生存す
ることができ、環境が適切なときにはすぐに増殖できる状態にある。他は、環境
中の水分含量が増殖を維持するために十分なときに生存する。全ては、栄養源と
しての有機物質を代謝することができる。
【0003】 食品産業における微生物損害は、周知であり、そして最後の手段は、通常は、
その除去及び予防が用いられる。例えば、熱処理、多くの場合には圧力下処理(
オートクレーブ)、及びγ線照射が、汚染除去を達成するために用いることがで
きる。
【0004】 水性であり、そして炭素、窒素、酸素及び硫黄の化合物を含有する系は、微生
物の理想的な繁殖の原因となる。別の該汚染の徴候は、悪臭、菌糸体マット、塗
料中の固形物の沈殿(濃厚剤の消化による)、濾過システムの遮断等であること
ができる。揮発性有機化合物(VOC’s)に対する法律及び環境的圧力の増加
のため、例えば、ペイント、印刷用インクのようなシステムの増加する多くの系
は、溶剤性製剤から水性製剤に変えられている。
【0005】 日常生活における殆どの色彩は、有機色素又は無機色素に由来する。これは、
合成基質又は天然基質に分散されている極めて小さい粒子(大きさで数ナノメー
トル〜数百ミクロンに範囲している)であり(インク、ペイント、繊維、化粧品
等)、そしてそれは次々に微生物の攻撃を受ける傾向にある。このような攻撃に
抵抗するための従来の方法は、製剤に化学的抗菌剤を加えることである。この抗
菌剤は、微生物に毒性であり、そして微生物を殺すか、又は静止状態にさせるの
いずれかである。この化学的殺生物剤は、まさしくその本質によって、ヒトに対
して毒性であることができ、皮膚感作のような副作用を生じ、そしてそれらの使
用の法律及び制限を増すことになる。更に、最も効果的な化学的殺生物剤は、た
とえより高い殺生物剤レベルがこの要因を克服するために必要であっても、工業
プロセス(熱、pH、アミン、チオール等)の典型的な条件によって悪影響を与え
ることができる。固形物粒子が媒体中に存在するときには、殺生物剤は、その有
効性に負の効果をも有することができる粒子の表面上に吸着することができる。
【0006】 色彩がまさしくその本質による水性色素分散物及び製剤は、それが含有する添
加物の曇り点の理由、及び高エネルギー崩壊に対する化学的発色団の感受性の故
のγ線照射の理由からあらゆる程度の熱処理に不適切であり、そして、それ自体
では、水性色素分散物は、化学的殺生物剤に普通は依存している。色素粉末は、
その極めて小さい粒子サイズ(ナノメートルで測定される)、大きい表面積、及
び吸湿傾向の理由で、成長状態又は休眠状態のいずれかにおける微生物汚染の種
々のレベルを有することができる。該色素分散物が水含有有機界面活性剤中に分
散されているときには、環境は、特に温暖な気候、倉庫、船倉、及び他の代表的
保存条件において、微生物汚染の能動的伝播を助長することになる。1ミリリッ
トル当たり108コロニー形成単位までの汚染レベルは、通常に達っせられるこ
とができる。これに対し、化学的殺生物剤は、汚染菌の増殖を最小化するために
十分なレベルにおいて通常加えられ、そして消費されないときには、適用系の潜
在的毒性物質として存在したままである。これは、特定量の粒子状殺生物剤を超
えて含有する生成物は、たとえ主要生成物自体が有毒ではない場合であっても、
有毒として生成物を同定する警告ラベル(例えば、R43−皮膚感作物質)を有
すべきことから、製造者にとってジレンマである。したがって、最終製剤及び付
加的物質の製造の時点、保存中及び保存後において微生物汚染の無い、固形粒子
の水性懸濁液の製造のための方法を開発することは重要な技術的利点である。用
いる化学薬品(殺生物剤)のレベルが、規制の標識化レベル未満であり、そして
微生物増殖を制御するために十分であるような方法を開発することは更なる利点
である。
【0007】 本発明は、水性流体、特に色素及び染料中の固形物粒子の懸濁液から生物学的
活性の制御のための化学的殺生物剤の極めて低レベルと共に超音波を用いる方法
に関する。本発明による方法は、規制された標識化限度内において殺生物剤レベ
ルで生物学的活性の制御のためのプロセス時間の有意な低減を可能にし、色素性
物質のより効果的及び効率的な処理能力を提供する。また、本発明は、プロセス
効率における更なる改良のための手段を更に提供する。
【0008】 したがって、本発明は、汚染のレベルが1ミリリットル当たり109コロニー
形成単位と同じであるときに、固形物懸濁液の混合物の超音波処理及び化学的殺
生物剤によって、周囲温度での、水性製剤における色素粒子の生物学的不活性分
散物の製造のための方法を提供する。
【0009】 本発明による方法において用いるために適切な水性固形物懸濁液は、処理及び
適用性質を高める添加剤を含有する水中の有機色素及び無機色素、及び染料の分
散物を包含する。該添加物の例は、水溶性及びエマルションの両方の、エトキシ
ル化脂肪アルコール及びフェノール、スルホン化ナフタレン及びその誘導体、ア
クリル酸ポリマー及びスチレンとのコポリマーである。この中で定義される用語
“固形物”とは、粒子が、水中の溶液又はエマルションである添加剤と一緒に、
数ナノメートル〜数百ミクロンに及ぶサイズである、個々の結晶、結晶凝集物又
は結晶の集団であることができる、色素及び染料の粒子を包含する。しかし、通
常は約65%を超える極めて高い固形物含量で、本プロセスにおいて使用可能で
あるが高い粘稠性の物質が通常は形成され、ポンピング限度のために製造方法に
おいて特異的困難を提供する。同様に、約5%未満のレベルで固形物を通常に含
有する高度に希釈された懸濁液は、より容易に処理される(ポンプされる)こと
ができるが、その低い固形物含有量は、経済的理由のためにその有用性を制限す
ることができる。したがって、分散物の10重量%〜80重量%、好ましくは2
0重量%〜60重量%の固形物を含有する固形物懸濁液は、本発明の方法におけ
る使用に好ましい。
【0010】 化学的殺生物剤のあらゆるレベルを本発明によって処理される分散物/製剤に
用いることができる。好ましくは、用いられる化学的殺生物剤の総レベルは、R
43皮膚感作ラベルを必要とするレベルより低い。通常は、化学的殺生物剤は、
分散物の重量で約15百万分率(ppm)〜約500ppm、最も好ましくは、分散物
/製剤の重量で約50ppm〜約250ppmのレベルで存在する。この中で定義され
る化学的殺生物剤は、水性系において微生物汚染菌の増殖を阻害することができ
る物質をいう。ここで定義される微生物汚染菌の例は、グラム陽性菌、グラム陰
性菌、イースト、及び真菌を包含する。適切な化学的殺生物剤は、アルデヒド及
びイソチアゾロンを包含する。
【0011】 上記のように、本発明前の方法は、ここで定義される単一の固形物分散物及び
最終分散製剤の両者を処理するために用いられることができる。ここで定義され
る単一の固形物分散物は、色素又は染料、殺生物剤水、及び場合により付加的物
質を包含する。ここで用いるための場合による添加剤は、エトキシル化脂肪アル
コール又はフェノール、スルホン化ナフタレン及びナフタレン誘導体、アクリル
酸又はその誘導体に由来するもののようなポリマー、スチレン/アクリル酸混合
物等である。用いられる場合による添加剤のレベルは、色素の約2重量%〜20
0重量%である。ここで定義される最終分散製剤は、例えば、全てジョンソン&
ジョンソンから入手可能なJONCRYL 61(登録商標)(固形物35%)、JONXRYL
77(登録商標)(固形物45%)、PE wax(JONWAX(登録商標))、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、消泡剤(例えば、トリブチルリン酸塩)
、又は水と組み合わせた、色素分散物及び上記の場合による添加剤をいう。
【0012】 最終分散製剤は、インク、ペイント、繊維染料等を包含する。
【0013】 グラム陽性菌又はグラム陰性菌、イースト、又は真菌のいずれか又は全ての増
殖を阻害することができるあらゆる化学的殺生物剤を、本発明による方法におい
て用いることができる。適切な化学的殺生物剤は、ホルムアルデヒドのようなア
ルデヒド、ペンタン−1,5−ジアルデヒドのようなジアルデヒド、置換されて
いるか又は置換されていないイソチアゾリン−3−オン、N−オクチルイソチア
ゾリン−3−オン又は1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、ヘキサヒドロ
−1,3,5−トリス−(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、テトラキ
スヒドロキシメチルホスホニウム硫酸塩、ジメチル−N−アルキルベンズアンモ
ニウムクロリド、モノアルコール又はジアルコール(アルキル又はアリールのい
ずれか)、チオシアノメチルチオベンズイソチアゾロン、及びその混合物である
。あらゆる粒子固形物分散物と一緒に他のもに比べてより効果的である入手可能
ないくつかは、化学的殺生物剤の範囲内であることを理解すべきである。
【0014】 ここで用いるための好ましい化学的殺生物剤は、細菌及びイーストの制御のた
めのペンタン−1,5−ジアルデヒド、メチルイソチアゾリン−3−オン及びそ
の5−クロロ誘導体、及び真菌の制御のためのN−オクチルイソチアゾリン−3
−オンである。
【0015】 ここで定義される超音波は、ヒトの耳の応答を超える、特に16kHzを超える
音波をいう。音波である超音波は、弾性特性を有するあらゆる物質、すなわち固
体、液体又は気体によって伝達されることができる。振動体の運動(音源)は、
それぞれがその原位置におおよそ戻る前に隣接している分子に運動を伝達する基
質媒体の分子に伝わっている。分子の位置の変動の他に、音波が媒体を伝わると
きには、圧力の変動がある。(分子が圧縮されているときのような)分子の層が
互いに混んでいる点では、圧力はその瞬間において正常に比べてより高いが、層
が最も遠く離れているところ(希薄領域)では、圧力は、正常に比べてより低い
。十分に大きい陰圧が液体に適用されれば(ここでそれは希薄化の音圧である)
、分子間の平均距離は、液体を原型に保つために必要な決定的分子距離を超え、
液体が崩壊し、そして空隙又は空洞が生じる。この空隙又は空洞はキャビテーシ
ョンバブルとして公知である。このキャビテーションバブルの生成は、長年公知
であり、そして優れた例が、空洞が液体を通してブレードの高速回転によって生
成される、船舶プロペラ又はパドルスターラーのいずれかによって与えられる。
一度生成すると、空隙又はバブルは、最大陰圧に達するまでサイズが大きくなる
。しかし、続く波の圧縮において、それは、縮小させられ、すなわち、容量の減
少及びそのいくつかは、完全に消滅しさえもする。全てのバブルの崩壊によって
生じた衝撃波は、数千気圧のオーダーであると推定され、そしてバブルの近傍に
おける成分として認められるかなりの侵食の原因であると信じられている。
【0016】 したがって、完全に液体を破裂させることが、有限の時間を必要とする空隙又
は空洞を生じる。高効率を有する音波は、バブルを生じるために必要な時間が、
希薄サイクルの間にある時間に比べて長くてよい。例えば、20kHzでの希薄サ
イクルは、25ミリ秒(=0.5×振動数)持続し、12.5ミリ秒においてそ
の最大陰圧に達するが、20MHzでの希釈サイクルは、たった0.025ミリ秒
しか持続しない。したがって、振動数が増加すれば、空洞化バブル生成は有効時
間を達成することがより困難になり、より大きな音の強さ(すなわち、より大き
な振幅)が、液体の粘着力が克服することを保障するために用いる必要があるで
あろう。液体中において作用する自然の粘着力を克服するために希釈サイクルに
おける陰圧が必要であることから、粘稠性のいかなる増加も、空洞化の閾値を増
加させる。
【0017】 超音波それ自体は、所定の微生物の細胞壁を変性させ、そしてまだ生存可能な
状態において細胞の含有物を放出させることが公知である。温度の増加に伴い、
超音波は、より感受性がある生物を殺すことができる。我々は、たとえ殺生物剤
分解を生じるpH条件においても、またより低い温度でさえ、低レベルの殺生物剤
の存在下における超音波処理の後には、細菌、イースト、又は真菌の生存可能な
増殖が全く検出されないことを見出した(ここで“超音波処理”は、媒体によっ
て超音波を通すことをいう)。
【0018】 該システムがアルカリ性である場合(すなわち、pH>7.0)には、最も効果
的な化学的殺生物剤は、多くの場合は不安定であり、そして急速に分解する。い
かなる特定の理論にも縛られることを望まないが、該系における超音波処理とこ
の殺生物剤との組合わせは、殺生物剤分解の速度を超える微生物汚染除去の速度
を促進し、したがって所定のレベルの微生物汚染に用いられる化学的殺生物剤の
より低い用量を可能にすると思われる。特に、生物活性を、周囲温度での単回通
過操作において界面活性剤ベース及び樹脂ベース水性色素製剤から検出不可能な
レベルに低減することができる。
【0019】 変換器は、エネルギーの一つの形態を他の形態に変換することができる装置で
あり、単純な例は、電気的エネルギーを音のエネルギーに変換する拡声器である
。超音波変換器は、機械的又は電気的なエネルギーのいずれかを高振動数の音に
変換することをいう。本発明の方法に用いる超音波変換器は、電気化学的変換器
及び磁気ひずみ的変換器を包含する。
【0020】 電気化学的変換は、圧電性効果又は磁気ひずみ性効果のいずれかに基づく。圧
電性変換器は、石英のような所定の結晶の圧電性効果を利用する。圧電性物質に
対する急速な逆の電荷をかけると、揺らぎが生じる。この効果を、あらゆる周波
数で効率的に圧電性結晶の所定の部分を駆動することができないが、いかなる媒
質においても、結晶の超音波振動を伝達するために利用することができる。至適
能力は、粒子サンプルの自然共鳴振動数でのみ得られ、そしてこれは、その大き
さに依存する。こういう訳で、従来の音響化学的設備は、固定振動数のものであ
り、そして異なる振動数での比較研究の報告はまれである。圧電物質の異なるタ
イプの使用は、異なる出力及び異なる振動数の超音波発生装置の確立を可能にす
る。
【0021】 磁気ひずみ変換器は、磁場の適用によって、ニッケル又は鉄のような適切な強
磁性物質の寸法内の電荷を基にする。通常は、桿状(又は棒状)の形態であり、
ソレノイド内の磁気コアとして作用する。コイルに種々の電流を流すと棒状体の
寸法の変異が生じる。
【0022】 工業的製造状況において、製造のタイプは、回分又は持続的貫流のいずれかで
、反応装置設計の選択を決定する。高強度システムは、多くのプローブを用いる
ことができるが、それ以上に有効なのは、ニアフィールド音響プロセッサー(Ne
arfield Accoustical Processor)のようなフローシステムを囲む2つの超音波
処理された金属プレートで形成される音響チャンバーである。このプレートは、
互いに向き合い、そして僅かな隙間、通常は、数ミリメートル〜数センチメート
ル隙間で分離されており、流体のレオロジーに依存する。この条件下では、この
プレート間を流れるあらゆる流体は、単一のプレート強度の単なる倍加から期待
される強度に比べてより強い超音波強度に付される。また、2種の振動数が互い
に僅かに異なるときには、特にスラリーの場合には、極めて効果的な混合を与え
る乱流が、流体内に生じ、それによって、攪拌の必要性が排除され、媒体の超音
波処理を改良する。ニアフィールド音響プロセッサー超音波装置の更なる利点は
、振動性プレートとともに、このシステムを任意のサイズに形成することができ
、そして物質を極めて大きい処理能力で処理することができる。同様の概念を‘
T’セクションを用いてパイプ内に多数のプローブを結合することによってか、
又はパイプそれ自身の内面に水中用の変換器の浸漬によって達成することができ
る。
【0023】 媒体による平面音波の伝播の間に、波の強度は、超音波照射源からの距離が増
加するにつれ減少する。この減衰は、波の反射、希薄、回折若しくは散乱の結果
としてか、又は熱エネルギーへの一部の波の力学的(動力学的)エネルギーの変
換の結果として上昇する。媒体の分子が音波の作用下で振動することから、音響
エネルギーを熱に低下させる粘稠性相互作用に付すことができ、そしてこれは、
強力な超音波の適用中に一部認められる回分加熱効果を増加する媒体による低下
音響エネルギーである。
【0024】 液体中に作用する自然粘着力を克服するために希薄サイクル中の陰圧が必要で
あることから、粘稠性の増加のようなこの力のあらゆる増加は、空洞化の閾値を
増加させる。したがって、音響プレートの間隔を変更し、媒体のか、又は温度上
昇が問題点であるときには、音響プロセッサーの振幅(出力)のレオロジーに適
応させることが有利である。
【0025】 ここでの使用に好ましいのは、ニアフィールド音響プロセッサー超音波装置、
そして、特別には、Advanced Sonic Processing Systems、324 Chistian Street
、Oxford、CT 06478、USAから入手可能なNAP−3606−HP超音波反応器
(Ultrasonic Reactor)である。最大70%の固形物及び15ppmからの化学的
殺生物剤を含有する水媒介固形物懸濁液の効果的ソノレーション(sonolation)
処理のために、16kHz〜20kHzの範囲の振動数、最大4000ワットの消費電
力及び3ミリメートル〜50ミリメートルの振動板間隔が、最大1時間当たり3
メートルトンの流速での、最大1ミリリットル当たり108コロニー形成単位の
レベルでの微生物汚染を除去するために十分である。
【0026】 上記の代替的ソノレーション設備は、効果的汚染菌処理のための至適条件を決
定するために必要な振動数、チャンバー容量及び居留時間の調整が必要である。
この調整及び分析は、熟練オペレーターの許容範囲内である。
【0027】 下記の非制限実施例は、本発明を更に説明する。
【0028】
【実施例】
実施例1:脂肪アルコールエトキシラート及び消泡剤を含有する水性有機色素
分散物からの細菌活性の除去。 Ciba Specialty Chimicals (UK) Ltd.から入手可能なPigment Red 23、215.5
部分、BASFから入手可能なEmulan OG(登録商標)、153.7部分、Albright
& Wilsonから入手可能なトリブチルリン酸、2部分、及び水128.8部分の混
合物を、色彩特性がCiba Specialty Chemicals (UK) Ltd.から入手可能なUNISPE
RSE(登録商標)の説明書の範囲内になるまで、Bachofen KDL200ビーズミルによ
る再循環によって分散させ、次いで、20%水酸化ナトリウムでpHを8.0〜8
.5に調整した。この物質は、グラム陰性菌であるPseudomonas putidaの含有を
同定する。BASFから入手可能な商品Protectol GDA 又は Union Carbideから入手
可能な Ucarcideのグルタルアルデヒド(ペンタン−1,5−ジアルデヒド)の
0百万分率(ppm)〜2000ppmのレベルを含有するこの分散物のアリコート5
0ミリリットルを6ミクロンの振幅で、20kHzで共鳴する19mmのホーンプロ
ーブを有するBranson MSE超音波処理器を用いて超音波処理した。磁性のフリー
攪拌器を用いて直径38mmの100ミリリットルガラスビーカー中で行い、次い
で水/氷浴中で冷却し、温度を28〜32℃に維持した。各サンプルの細菌増殖
を、5分間隔で、栄養寒天(NA)プレート上に各分散物をストリークし、次い
でこのプレートを最低限48時間30℃でインキュベーションすることによって
評価した。次に、このプレートを細菌コロニーについて試験し、下記の記号: − 細菌コロニーが全く検出されなかった + 軽度の汚染(100〜103cfu/ml) ++ 中度の汚染(103〜105cfu/ml) +++ 重度の汚染(>105cfu/ml) にしたがって表した。 結果は下記である。
【0029】
【表1】
【0030】 表1は細菌増殖除去のための本発明による超音波処理法の速度及び効率を示す
【0031】 更なる細菌増殖に対する本発明の方法によって製造された色素分散物の耐性を
最大90日間の期間にわたり表1のサンプルの持続的観察によって記録した。こ
の観察結果を表2に示した。
【0032】
【表2】
【0033】 実施例2:脂肪アルコールエトキシラート及び消泡剤を含有する水性有機色素
分散物からの細菌活性の除去。
【0034】 Pigment Red23の215.5部分、Emulan OG(登録商標)153.7部分、ト
リブチルリン酸2部分、及び水128.8部分の混合物を、色彩特性が、実施例
1に記載したようにUNISPERSE(登録商標)Red RBS-PIの説明書の範囲内になる
まで、Bachofen KDL200ビーズミルによる再循環によって分散させ、次いで20
%水酸化ナトリウム溶液を用いてpHを8.0〜8.5に調整した。この物質は、
グラム陽性菌とグラム陰性菌との混合物と比較して1ミリリットル当たり4.8
×106コロニー形成単位(cfu)の細菌カウントを有するとして同定する。これ
を250百万分率(ppm)のペンタン1,5−ジアルデヒドで処理し、次いで7
50kg/hrの流速での、プレート分離(約)6mmで、16kHz及び20kHzのそれ
ぞれで超音波処理する2406ニアフィールド音響プロセッサーによってポンプ
した。次に、判定細菌活性を栄養寒天(NA)プレート上に色素分散物のサンプ
ルをスプレッドすることによって行い、次いで30℃で48時間インキュベート
した。超音波処理器の1回通過後には、グラム陰性生物は全く認められなかった
;4回通過後にはグラム陽性生物は全く認められなかった。温度上昇は、20℃
の出発値から1回通過当たり1℃であった。
【0035】 実施例3:実施例1に記載した固形物分散物を、実施例1に記載した方法によ
って25ppm〜500ppmの、商品Acticide LG(登録商標)としてThor Chemical
sから入手可能な5−クロロイソ−チアゾリン−3−オン(CIT)とメチルイ
ソチアゾリン−3−オン(MIT)との混合物で処理した。結果は下記である。
【0036】
【表3】
【0037】 実施例4:グラム陽性菌とグラム陰性菌との混合物を含有する実施例2に記
載した固形物分散物を、200ppm及び500ppmのペンタン−1,5−ジアルデ
ヒド(Ucarcide 250(登録商標))並びに200ppm及び500ppmのCIT/M
IT混合物(Acticide(登録商標))で別々に処理し、次いで、それぞれを実施
例1に記載の方法にしたがって30分間の期間超音波処理した。次に、各サンプ
ルを続く28日間にわたり細菌汚染についてチェックした。
【0038】
【表4】
【0039】 実施例5:S&D Chemikarus Ltd.から入手可能なPigment Red 53.1の37部分
、Emulan OG(35%溶液)25.9部分、Barratt Chemicals Ltd.から入手可
能な2−エチルヘキサン酸3部分、トリブチルリン酸0.3部分、及び水31.
74部分の混合物を、1mmのイットリウム固定酸化ジルコニウムビーズを含有す
るBachofen KDL Specialビーズミルによる1回通過によて分散させた。この物質
は、グラム陰性菌、Xantomonas maltophilia及びPseudomonas mendocinaを含有
するとして同定する。この分散物のアリコート50ミリリットルを、実施例1に
記載された方法にしたがってペンタン−1,5−ジアルデヒド(Ucarcide 250)
及びCIT/MIT混合物(Acticide LG)で処理し、各サンプルを下記表にし
たがって細菌汚染についてチェックした。
【0040】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/86 102 A01N 43/86 102 57/34 57/34 B01J 19/00 B01J 19/00 C 19/10 19/10 C02F 1/36 C02F 1/36 1/50 510 1/50 510A 520 520Z 532 532C 532D 532H 532J 532K 540 540B 560 560C C09D 5/14 C09D 5/14 11/00 11/00 201/00 201/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4D037 AB03 BA26 CA16 4G075 AA15 BB10 CA23 CA57 4H011 AA02 BA01 BB04 BB05 BB09 BB10 BB17 BC18 DA13 DD01 DE14 DF04 4J038 JA19 JA20 JA31 JB01 JB36 JC18 JC29 KA07 KA08 MA08 MA09 MA10 4J039 AD03 AD09 BC05 BC07 BC09 BC16 BC33 BC52 BC54 BC55 BC56 BE02 BE19 CA03 CA06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学的殺生物剤の取り込み、並びに懸濁液及び/又は溶液の
    超音波照射を含む、水性固形物懸濁液及び/又は溶液から、1ミリリットル当た
    り109コロニー形成単位に至るまでの微生物学的汚染の除去のための方法。
  2. 【請求項2】 該殺生物剤が、化学的殺生物剤である、請求項1記載の方法
  3. 【請求項3】 該殺生物剤が、アルデヒド、ジアルデヒド、置換されたイソ
    チアゾリン−3−オン、N−オクチルイソチアゾリン−3−オン若しくは1,2
    −ベンズイソチアゾリン−3−オン、ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス−(2
    −ヒドロキシエチル)−s−トリアジン、テトラキスヒドロキシメチルホスホニ
    ウム硫酸塩、ジメチル−N−アルキルベンズアンモニウムクロリド、モノアルコ
    ール若しくはジアルコール(アルキル若しくはアリールのいずれか)、チオシア
    ノメチルチオベンズイソチアゾールオン及びその混合物から選ばれる、請求項1
    又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 該殺生物剤が、処置される水性液体の約5百万分率〜約10
    000百万分率、好ましくは、約5百万分率〜500百万分率のレベルで存在す
    る、請求項1〜3いずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 該殺生物剤が、5百万分率〜10,000百万分率のレベル
    で存在する、請求項1〜4いずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 超音波の振動数が、16kHz〜100kHz、好ましくは、16
    kHz〜35kHz、より好ましくは、16kHz〜20kHzである、請求項1〜5いずれ
    か1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 塗料製剤からの、微生物活性又は微生物汚染の、低減又は除
    去のための、請求項1〜6いずれか1項記載の方法の使用。
  8. 【請求項8】 インク製剤からの、微生物活性又は微生物汚染の、低減又は
    除去のための、請求項1〜6いずれか1項記載の方法の使用。
  9. 【請求項9】 繊維染料製剤からの、微生物活性又は微生物汚染の、低減又
    は除去のための、請求項1〜6いずれか1項記載の方法の使用。
  10. 【請求項10】 本明細書中の実施例に記載されているような水性固形物懸
    濁液及び/又は水性溶液からの、微生物汚染のレベルの低減又は除去のための方
    法。
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