JP2002527649A - 擁壁ブロック - Google Patents

擁壁ブロック

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JP2002527649A
JP2002527649A JP2000576125A JP2000576125A JP2002527649A JP 2002527649 A JP2002527649 A JP 2002527649A JP 2000576125 A JP2000576125 A JP 2000576125A JP 2000576125 A JP2000576125 A JP 2000576125A JP 2002527649 A JP2002527649 A JP 2002527649A
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pin
wall
neck
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マクドナルド,ロバート
レイス,ロバート
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キーストーン・リテイニング・ウォール・システムズ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平行な上面及び下面、前面、後面、第1及び第2の側壁面、及び前面と後面との間を延びる垂直な対称平面を有する擁壁ブロックを提供する。 【解決手段】 ブロック1は、前面4を含む本体部分8、後面5を含むヘッド部分9、本体部分8とヘッド部分9とを連結するネック部分10を含む。本体部分、ヘッド部分、及びネック部分の各々は、上面2と下面3との間及び2つの側壁面6、7間を延びる。開口部13’が上面から下面までネック部分を通って延び、ネック部分を、本体部分からヘッド部分まで後方に延びる2つのネック壁部材14、15に分割する。2つのピン穴16、17の各々が、ピン50、51をこのピンの自由端が上面を越えて突出した状態で受け入れるため、本体部分に配置されている。2つのピン受け入れキャビティ18、19が、本体部分8に配置されており、ブロックを所定のセットバックで相互係止するように、下側に配置された隣接したブロックのピン穴に受け入れられたピンの自由端を受け入れるため下面に開放している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、擁壁及び擁壁の建設で使用されるブロックの分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
擁壁を建設するための多くの方法及び材料が存在する。このような方法は、天
然石、現場注入コンクリート、石材、及び土留め材、又は枕木を使用することを
含む。近年、乾燥積み重ね(即ちモルタルを使用しないで建設する)セグメント
状コンクリート擁壁ユニットが、擁壁を建設するための広く受け入れられた製品
であった。このような製品の例は、米国再発行特許第Re.34,314号(フ
ォースバーグの’314特許)及び米国特許第5,294,216号(シーベル
ト)に記載されている。このような製品は、大量生産され、及びかくして比較的
安価であるため、広く使用されてきた。これらは構造的に堅固であり、設置が容
易であり且つ比較的に費用がかからず、コンクリートの耐久性及び様々な建築的
仕上げの魅力を併せ持っている。
【0003】 フォースバーグの’314特許に記載された擁壁システムが特に成功を収めた
。これは、この擁壁システムが、構造強度を持ち且つ効率的設置速度で擁壁ユニ
ットを相互係止し且つ整合させるとりわけ独特のピンシステムを含むブロック設
計を使用するためである。更に、このシステムは、米国特許第4,914,87
6号(フォースバーグ)に記載されているようにピンに引掛けたゼオグリッドタ
イバック(geogrid tie−back)の使用と組み合わせた場合に大
きな壁の建設で大きな利点を示す。
【0004】 フォースバーグに記載されたモジュール式コンクリート擁壁の建設には幾つか
の比較的簡単な工程が含まれる。第1に、稠密なベース材料又は強化していない
コンクリートでできた整地パッドを置き、圧縮し、平らにする。第2にブロック
の最初の横積みを置き、平らにする。二つのピンを各ブロックのピン穴に入れる
。第3に、圧潰した岩石等の充填材をブロックのコアに置き、ブロックを離間し
、水はけをよくし、壁構造に質量を追加する。第4に、続くブロック横積みを「
交互積み(running bond)」パターンで置き、各ブロックをその下
にある二つのブロック間に置く。これは、ブロックの下側の受け入れキャビティ
が、下の横積みでユニットをなして配置されたピン上に嵌まるようにブロックを
置くことによって行われる。各横積みを配置するとき、ピンをブロックに配置し
、これらのブロックのコアを水はけ岩石で充填し、横積みの後方の領域を裏込め
し、壁が所望の高さになるまで圧縮する。
【0005】 壁の高さや負荷条件により必要な場合には、壁構造は、ゼオグリッド強化、ゼ
オシンセティック強化等の強化アース技術を使用して、又は鋼製マトリックス等
の非伸長性材料を使用することによって形成されているのがよい。ゼオグリッド
の使用は、米国特許第4,914,876号(フォースバーグ)に記載されてい
る。所望の高さに合わせてブロックの横積みを置いた後、ブロックのピンがゼオ
グリッドの穴を貫通するようにゼオグリッド材料を置く。次いで、ゼオグリッド
を壁の背後の領域に後方に傾け、ゼオグリッドを後方に引っ張って杭で固定する
ことにより張力を加える。ゼオグリッド上に裏込め材料を置いて圧縮し、作成さ
れた設計で別のゼオグリッド層が必要となるまで、上述の建設順序を続ける。ブ
ロックのコアの充填を使用することは、圧力が加わった場合に壁ブロックからゼ
オグリッドが引き出されることに対する壁システムの抵抗を高めることが知られ
ている。現存のセグメント状壁ブロック設計は、非常に融通性であることがわか
っているが、何等かの構造を建設する上で制限がある。擁壁構造についての共通
の設計上の詳細は、フェンス又はガードレールが擁壁の頂部に設けられていると
いうことである。多くのセグメント状壁構造は、このような構造の固定支柱を受
け入れることができない。同様に、ゼオシンセティック強化体を壁の背後に延ば
すことは容易ではない。これは、壁の直ぐ背後に構造又は特性ラインが存在する
ためである。多くの現存のモジュール式壁ブロックは、グラウト及びリバー(r
ebar)強化体を使用することによって建設できない。
【0006】 フォースバーグの設計を改善する擁壁ブロックが必要とされている。ブロック
が、通常は人間の力で設置されるため、ブロックの性能を落とさずにフォースバ
ーグの設計の重量を減少させるのが望ましい。コア充填体の配置が、壁の建設効
率に影響を及ぼす重要な要因であるため、コア充填体を配置する上での容易性を
改善するのが望ましい。更に、ブロックの横積み間に配置されたゼオシンセティ
ック強化体の引き出しに抵抗するフォースバーグのブロックの性能を改善するの
が望ましい。更に、ガードレールの支柱やフェンスの支柱等の一般的な構造を壁
の頂部に建設でき、又は美観等の目的で柱形(pilaster)を設けること
ができる壁ブロック設計を提供するのが望ましい。更に、壁を、土強化体でなく
、リバー及びコンクリートグラウトで強化できるブロックを提供するのが望まし
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述の所望の少なくとも一つを満たす改良擁壁ブロックを提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの特徴では、平行な上面及び下面、前面、後面、第1及び第2の
側壁面、及び前面と後面との間を延びる垂直な対称平面を持つ擁壁ブロックにお
いて、 前面を含む本体部分と、 後面を含むヘッド部分と、 本体部分とヘッド部分とを連結するネック部分であって、本体部分、ヘッド部
分、及びネック部分の各々は、上面と下面との間及び第1及び第2の側壁面間を
延びる、ネック部分と、 上面から下面までネック部分を通って延びる開口部であって、ネック部分を、
本体部分からヘッド部分まで後方に延びる第1及び第2のネック壁部材に分割す
る、開口部と、 本体部分に配置されており、ピンをこのピンの自由端が上面を越えて突出した
状態で受け入れるための第1及び第2のピン穴と、 本体部分に各々配置されており、ブロックを所定のセットバックで相互係止す
るように、下側に配置された隣接したブロックのピン穴に受け入れられたピンの
自由端を受け入れるため、下面に開放した第1及び第2のピン受け入れキャビテ
ィとを有し、 ネック壁部材、ピン穴、及びピン受け入れキャビティは、対称平面と平行に延
びる第1平面が第1ピン受け入れキャビティ、第1ピン穴、及び第1ネック壁部
材を通過し、対称平面と平行に延びる第2平面が第2ピン受け入れキャビティ、
第2ピン穴、及び第2ネック壁部材を通過するように位置決めされている、こと
を特徴とする擁壁ブロックが提供される。
【0009】 代表的には、第1及び第2のネック壁部材は、交互積みパターンで積んだ複数
のブロック横積みから形成された壁の隣接した横積みの垂直方向で隣接したブロ
ックのネック壁部材と、使用時に、実質的に垂直に整合するように各々位置決め
されている。
【0010】 代表的には、第1及び第2の平面は、対称平面と第1及び第2の側壁面の夫々
の横方向最外点との間のほぼ中央に配置されている。
【0011】 好ましくは、第1及び第2のピン受け入れキャビティは、対称平面に対して全
体に垂直方向に延びる後壁を各々有する。
【0012】 好ましくは、ブロックは、第3及び第4ピン穴を更に有し、これらのピン穴の
各々は、本体部分に配置されており、ピンの自由端が上面を越えて突出するよう
にピンを受け入れるため、上面上に開放しており、第3及び第4ピン穴は、所定
のセットバックを小さくするか或いはゼロにするように第1及び第2の平面上で
第1及び第2のピン穴の前方に配置されている。
【0013】 好ましくは、側壁面は、前面から後面まで全体にテーパしている。 好ましくは、ヘッド部分は、第1及び第2のネック壁部材を越えて夫々横方向
に延びる第1及び第2の耳部を有し、これらの第1及び第2の耳部の各々には、
これらの耳部をヘッド部分から打ち落とすことができるようにする切欠きが設け
られている。
【0014】 本発明は、更に、交互積みパターンで積んだ請求項1に記載の擁壁ブロックで
できた複数の横積みで形成された擁壁において、所与の横積みのブロックの各々
は、一対のピンを有し、これらのピンの各々は、ブロックの上面を越えて突出し
ており、且つ次の最も下の即ち直ぐ上の横積みの垂直方向で隣接したブロックの
ピン受け入れキャビティと係合し、ブロックの一つ置きの横積みの垂直方向で整
合したブロックの開口部の各々によって連続キャビティが画成され、各開口部は
、各交互の横積みの垂直方向で隣接したブロックの側方空所と連通しており、ブ
ロックの側方凹所は、ブロックのネック部分の両側でヘッド部分と本体部分との
間に画成される、擁壁を提供する。
【0015】 擁壁は、直線状壁、湾曲壁、又は蛇行壁である。 擁壁は、リバー及びグラウトで強化してあるのがよく、リバーの長さが少なく
とも一つのキャビティの各々を通過し、リバーの各長さは、夫々のキャビティに
グラウトによって固定されている。
【0016】 擁壁は少なくとも一つの支柱を有するのがよく、各支柱は、連続キャビティ内
に延び、頂横積みから突出しており、少なくとも一つの支柱の各々は、夫々のキ
ャビティ内にグラウトで固定されている。
【0017】 擁壁は、二つの隣接した横積み間に配置されたゼオグリッドタイバックを有す
るのがよく、このゼオグリッドタイバックは、その孔を通過するピンで固定され
ている。
【0018】 擁壁は、壁の残りの部分から前方に設定されたブロックでできた柱で形成され
た柱形を有するのがよい。
【0019】 次に、本発明の好ましい形体を添付図面を参照して例として説明する。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4を参照すると、これらの図には本発明の好ましい実施例による擁
壁ブロック1が示してある。ブロック1は、丈夫な耐候性材料、好ましくはプレ
キャストコンクリートでできている。他の適当な材料には、プラスチック、強化
ファイバ、木材、金属、及び石が含まれる。ブロック1は、平行な上面2及び下
面3、前面4、後面5、及び第1及び第2の側壁面6及び7を有する。前面4及
び後面5の各々は、上面2から下面3まで延びており、側壁面6、7は上面2か
ら下面3まで及び前面4から後面5まで延びている。ブロック1は、垂直な対称
平面Sを中心としてほぼ対称である。
【0021】 一体成形されたブロック1は、本体部分8、ヘッド部分9、及び本体部分8と
ヘッド部分9とを連結するネック部分10の形態をとる。前面4は本体部分8の
部分を形成し、これに対して後面5はヘッド部分9の部分を形成する。本体部分
8、ヘッド部分9、及びネック部分10の各々は、上面2と下面3との間及び側
壁面6と7との間を延びている。かくして、側壁面6及び7は複合形状を備えて
おり、ネック部分10の幅を本体部分8及びヘッド部分9と比較して小さくする
ことにより、ネック部分10の両側で本体部分8とヘッド部分9との間に側方空
所11及び12を画成する。
【0022】 開口部13がネック部分10を上面2から下面3まで貫通している。開口部1
3は、ネック部分10を、本体部分8からヘッド部分9まで後方に延びる第1及
び第2のネック壁部材14及び15に分割する。開口部13及び側方空所11及
び12によりブロック1の重量を低減し、その取り扱いを容易にする。
【0023】 開口部には、上面2に向かう押縁37が設けられており、この押縁は、開口部
13の前部分を覆っている。しかしながら、図6及び図7に示すブロック1’の
変形例では、押縁37は設けられておらず、上面2’から下面3’までのその深
さに亘って断面が一定の開口部13’が設けられており、ブロック1’の重量を
更に低減する。
【0024】 第1及び第2のピン穴16及び17が本体部分8に配置されており、これらの
穴が上面2上に開放している。ピン穴16及び17は、ピン50及び51を受け
入れ、ピンの自由端が上面2を越えて突出する大きさを備えている(以下に論じ
る)。更に、ピン穴16及び17は、代表的には、以下に論じる好ましい製造方
法により、下面3まで貫通している。第1及び第2のピン受け入れキャビティ1
8及び19が本体部分8に配置されており、下面3上に開放している。これらの
ピン受け入れキャビティ18及び19は、次の一番上の横積み時に、その下側に
配置された垂直方向で隣接したブロックのピン穴から突出したピンの自由端を受
け入れる。これは、これらのブロックが、冒頭で記載したフォースバーグ特許、
即ち米国再発行特許第Re.34,134号に記載されている方法とほぼ同じ方
法で、所定のセットバックを伴って相互係止するように行われる。第1及び第2
のピン穴16及び17(更に好ましくは、以下に論じる追加の第3及び第4のピ
ン穴29及び30)は、所定のセットバックがゼロになるように位置決めされて
いるのがよい。
【0025】 ネック壁部材14及び15、ピン穴16及び17、及びピン受け入れキャビテ
ィ18及び19は、第1平面P1が、第1ピン受け入れキャビティ18、第1ピ
ン穴16及び第1ネック壁部材14を通って対称平面Sと平行に延び、第2平面
P2が、第2ピン受け入れキャビティ19、第2ピン穴17及び第2ネック壁部
材15を通って対称平面Sと平行に延びるように位置決めされる。
【0026】 この形体の効果を図5を参照して最もよく説明する。この図には、第1ブロッ
ク1Aが、その下に配置された第2及び第3のブロック1B、1Cと相互係止し
ており、第1ブロック1Aを第2及び第3のブロック1B、1Cからセットバッ
クさせた交互積みパターンをなして積んであることが示してある。ピン50は、
第2ブロック1Bの第2ピン受け入れ穴17B及び第3ブロック1Cの第1ピン
受け入れ穴16Cに受け入れられ、これらのピンは、第1ブロック1Aの第1及
び第2のピン受け入れキャビティ18A及び19Aと夫々係合し、ブロック間に
所定のセットバックを伴って相互係止を提供する。わかるように、この形体によ
り、隣接したブロックのネック壁部材が、確実に重なる。第1ブロック1Aの第
1ネック壁部材14Aは、第2ブロック1Bの第2ネック壁部材15Bと重なり
、第1ブロック1Aの第2ネック壁部材15Aは、第3ブロック1Cの第1ネッ
ク壁部材14Cと重なる。このように重なることにより、ブロック横積み間のネ
ック領域の構造に連続性を提供し、この領域の圧縮荷重を、連続したブロック積
みを通して伝達し、非支持領域が拡がらないようにする。従って、壁の構造的一
体性を、更に軽量のブロックで得ることができる。このような更に軽量のブロッ
クは、開口部13及び空所領域11及び12が大きくしてあり、ブロックの材料
の割合を増大させることにより荷重をブロック間に伝達できる。
【0027】 この形体は、更に、第1ブロック1Aの開口部13Aと、第2及び第3のブロ
ック1B、1Cの側方空所12B、11Cとの間を重ね、第1ブロック1Aの側
方空所と第2及び第3のブロック1B、1Cの開口部13B及び13Cとの間を
重ねる。このように重なることにより、連続したブロック横積みを通って延びる
連続キャビティ38を壁に形成し、水はけがよく且つ安定化質量を壁に追加する
圧潰した岩石等のコア充填材料でキャビティを充填する上での容易性を改良する
か或いはグラウトの配置を容易にする。更に、連続キャビティ38により、ガー
ドレールの支柱やフェンスを、以下に論じるように壁の頂部に配置でき、或いは
、以下に論じるようにリバー(rebar)及びコンクリートグラウトで壁を強
化できる。
【0028】 単に重ねるにとどまらず、現在の好ましい実施例の場合と同様に交互積みパタ
ーンで積んだ場合に、第1及び第2のネック壁部材14及び15が、隣接した横
積みのブロックのネック壁部材と実質的に垂直方向に整合するように位置決めさ
れるのが好ましい。このように垂直方向に整合させると、極めて高い壁で使用し
た場合の圧潰に対するブロックの抵抗が最大になる。これは、第1及び第2の平
面P1及びP2が、第1及び第2のネック壁部材14及び15の夫々のほぼ中心
を通る平面N1及びN2に沿って、これらの平面の近くを延びる場合にもよく行
われる。このような垂直方向整合を行うため、及び所与のブロック横積みでブロ
ックを側部と側部とを向き合わせて間に大きな隙間を置かずにぴったりと隣接し
て配置するため、第1及び第2の平面P1及びP2は、代表的には、対称平面S
と第1及び第2の壁面6及び7の夫々の横方向最外点20及び21とのほぼ中央
に配置される。
【0029】 図示の好ましい実施例では、図1から最もよくわかるように、各ネック壁部材
14、15のほぼ中央を通って延びる平面N1、N2は、対称平面Sと横方向最
外点20及び21との中間にあるのに対し、第1及び第2の平面P1及びP2は
、ブロックの全幅の1.5%乃至2%に等しい距離だけ僅かにこれらの平面N1
及びN2の外側にある。これは図5でもわかる。図5では、重なったネック壁部
材の中央平面(記してない)が整合しているため、隣接したブロックのピン穴が
僅かに食い違っている。ネック壁部材は、垂直方向で隣接したブロック間に連続
した支持を提供するように平面P1及びP2がネック壁部材14及び15の長さ
に沿って延びる限り、平面N1、N2を中心とした対称を提供するように、対称
平面Sと平行に延びている必要がない。
【0030】 第1及び第2のピン受け入れキャビティ18及び19の各々は、後壁22及び
23を夫々有し、これらの後壁22及び23は、対称平面Sに対してほぼ垂直方
向に延びており、これによって、ブロックを垂直方向で隣接したブロックに関し
て位置決めする上で或る程度の許容差を提供し、隅部であるとか湾曲していると
いう理由でブロックを積みパターンから僅かにずらすことができる。ここで、ピ
ン受け入れキャビティ後壁22及び23の長さは約100mm(4インチ)であ
る。図5の第1ブロック1Aを、そのピン受け入れキャビティ18A及び19A
が第1及び第3ブロック1B及び1Cのピン穴17B及び16Cから突出したピ
ン50と重なるように配置したとき、第1ブロック1Aを手作業で前方にピン5
0がピン受け入れキャビティ後壁22及び23と係合するまで押し、かくしてブ
ロックを相互係止させる。ピン受け入れキャビティが全体に三角形形状をしてい
るため、ブロックを或る程度横方向に調節できる。この際、キャビティの前縁と
ブロックの前面との間が最大になり、面に亀裂が入る可能性が小さくなる。相互
係止位置は、ブロックの横積み間のセットバックを決定し、このセットバックは
、一定断面のピン50が使用されたものと仮定すると、ピン受け入れキャビティ
後壁22及び23とピン受け入れ穴16及び17の後縁との間の距離に等しい。
かくして、ブロックの設計によってこのセットバック距離を予め決定でき、これ
は、高さが200mm(7.9インチ)の図示のブロックについて25mm(1
インチ)程度であり、約12.5%即ち1:8のセットバックを提供する。しか
しながら、場合によっては、セットバックを大きくするように、セットバックを
小さくするように、又はセットバックをなくすようにブロックを設計するのが望
ましい。
【0031】 ピン受け入れキャビティ18及び19の深さは、ここでは、下側のブロックの
上面4から約20mm突出したピンの自由端を受け入れるため、約30mmであ
る。三角形形状のピン受け入れキャビティ18及び19の外前面24、25は、
前面4の後方に角度をなした外面26及び27とほぼ平行に延びており、従来の
面割り技術で粗い前面4を形成する場合に面に亀裂が入る可能性を小さくするた
め、これらの外面から約38mm(1.5インチ)離間されている。
【0032】 前面は、角度をなした外面26及び27、及び対称平面Sに対して垂直に配置
された中央表面28で形成されており、ブロックによって建設された壁に多面前
面を提供する。別の態様では、様々な前面設計を使用できる。
【0033】 図1乃至図4を参照すると、好ましいブロックは、セットバックを第1及び第
2のピン穴16及び17によって提供されるセットバックと比較して小さくする
ため、第1及び第2のピン穴16及び17の前方に配置された一対の第3及び第
4ピン穴29及び30を有する。ここでは、減少させたセットバックは、一定断
面のピン50とともに使用した場合、ゼロセットバックである。第3及び第4ピ
ン穴29及び30の各々が本体部分8に配置されており、これらのピン穴は、自
由端が上面2を越えて突出したピン50を第1及び第2のピン穴16及び17と
同様の方法で受け入れるため、上面2上に開放している。第3及び第4ピン穴2
9及び30もまた、第1及び第2の平面P1及びP2上に配置されており、これ
らのピン穴の後縁は、一定断面のピン50とともに使用した場合にゼロセットバ
ックを提供するように対応するピン受け入れキャビティ後壁22及び23と整合
する。所望であれば、別のピン穴を設け、所定のセットバックの別の選択を提供
することができる。
【0034】 ブロックを相互係止するために第3及び第4ピン穴29及び30を使用したブ
ロックから形成された直線状擁壁100を図8及び図9に示す。これらの図から
わかるように、第3及び第4ピン穴29及び30を一定断面のピン50とともに
使用することにより、結果的に得られた垂直壁100の横積み間のセットバック
をゼロにするか或いはほぼ垂直にする。壁の端部が垂直面に当接する場合には、
壁100の交互の横積みの横端で半ブロック60を使用し、壁を通常の方法で仕
上げることができる。半ブロックは、石鋸を使用して現場で切断してもよいし、
工場で切断してもよい。図9は、垂直方向で隣接したブロックのネック壁部材を
整合させ、及び従ってネック開口部13を垂直方向で隣接したブロックの側方凹
所11及び12と整合させて壁100の高さに亘って延びる連続キャビティ38
を提供する方法を明瞭に示す。代表的には、ギャッピングブロック(cappi
ng block)を使用して壁の頂部を仕上げる。
【0035】 一定断面のピン50を使用するのでなく、図10に示す別の好ましいカラー付
きピン51を本ブロック1で使用するために開発した。ピン51の下区分52は
、任意のピン穴16及び17、29又は30に嵌着するような大きさになってお
り、ここでは、直径が12.7mm(0.5インチ)である。上区分53は下区
分52(及びピン穴)よりも断面が大きく、ここでは、上区分53と下区分52
との間の境界にカラー54を形成するように18mm(0.72インチ)の直径
を有する。使用にあたっては、ピン51の下区分52は、ピン穴16、17、2
9、又は30に受け入れられ、カラー54がブロック1の上面4と係合し、ピン
51がピン穴から落下しないようにし、上区分53は、次の列に積まれた隣接し
たブロックのピン受け入れキャビティと係合するためにピン穴から所定量(ここ
では20mm)突出した自由端を形成する。従って、ピン51は、ピン穴の全長
に亘って延びて下のブロックに載止する必要がなく、ピンを所定位置に保持する
ために締まり嵌めでピン穴に固定する必要がない。
【0036】 ピン穴でのピン51の位置を確実にするばかりでなく、大径上区分53は、隣
接した相互係止したブロック間のセットバックをカラーの幅だけ大きくする。こ
れは、ここでは約2.6mmである。第3及び第4のピン穴29及び30でカラ
ー付きピン51を使用することにより、横積み間に、一定断面ピン50によって
提供されるゼロセットバックでなく、約2.6mm(即ちここで説明しているブ
ロックの1.3%)のセットバックを提供する。この方法で建設された壁は、本
質的に垂直であるように見えるが、セットバックにより、非常に僅かなセットバ
ックであるけれども、安定性が増している。カラー付きピン設計及びピン受け入
れキャビティに関するピン穴の相対的位置は、ほぼ垂直な壁又は他の所望のセッ
トバックを提供するように設計的に調節できる。
【0037】 好ましい実施例のブロック1は、直線的な壁、湾曲した壁、又は蛇行した壁を
形成するのに適している。凸状面を持つ湾曲壁や蛇行した壁を提供するため、側
壁面6及び7は前面4から後面5まで全体にテーパしており、ブロックは最外点
20及び21の間が前面4の方が後面5よりも広幅である。これにより、ブロッ
クを、通常の方法で、横方向で隣接したブロックのヘッド部分9間を干渉させず
に、凸状の湾曲をなして配置できる。壁の凸状に湾曲した区分の湾曲を大きくす
るため、ヘッド部分9には、第1及び第2のネック壁部材14及び15の夫々を
越えて横方向に延びる第1及び第2の耳部31及び32が設けられている。第1
及び第2の耳部31及び32は、弱め点を形成する切欠き33及び34が耳部3
1及び32の後面5に設けられているため、広刃たがね(bolster)等で
ヘッド部分9から打ち落とすことができる。図11は、耳部31及び32がたが
ねで打ち落としてあり且つきつい凸状の湾曲をなして積んだ、横積みの二つのブ
ロック1D及び1Eを示す。図11は、更に、耳部31及び32がたがねで打ち
落としてある場合に、本体側壁面35及び36が、ヘッド部分9の減少させた幅
を一杯に使用するのに十分な所定の角度でテーパしており、横方向で隣接したブ
ロックの前面4間に隙間が全く形成されないことを示す。図12は、第3ブロッ
ク1Fを次のセットバック横積みで積んで最初の二つのブロック1D及び1Eと
相互係止させる方法を示す。きつい凸状の湾曲は、下側のブロック1D及び1E
の第1及び第2のピン穴から突出したピン50がピン受け入れキャビティ18F
及び19Fの後壁22F及び23Fとその内端に向かって係合することにより、
形成される。凹状の湾曲を形成する場合には、ピンは、ピン受け入れキャビティ
18F及び19Fの後壁22F及び23Fとその外端に向かって係合する。
【0038】 好ましい実施例のブロックでできた横積みで形成された擁壁は、リバー及びグ
ラウトを使用して強化できる。このような強化した壁200の一例を図13に示
す。ネック開口部13及び垂直方向で隣接した交互の横積みのブロックの側方空
所11及び12が画成する連続キャビティ38の少なくとも一つにリバー90の
長さを挿入する。次いで、キャビティ38をグラウト91で充填し、リバー90
を封入する。この強化形体は、特に、ブロックが第3及び第4ピン穴29及び3
0を使用して相互係止した垂直セットバック壁又は最少セットバック壁に適用で
きるが、壁に形成されたキャビティ38が連続しているけれども壁のセットバッ
ク角度と等しい角度だけ傾斜したセットバックが大きい壁にも使用できる。別の
態様では、壁は、ねじ山を備えたロッドをキャビティを通して配置し、従来のポ
ストテンション技術を使用することによって強化できる。
【0039】 擁壁は、別の態様では、フォースバーグの米国再発行特許第Re.34,13
4号に開示されているのと同様の方法で、強化ゼオグリッドタイバックを使用し
て強化できる。このようなタイバック92の使用を示す垂直擁壁300を図14
に示す。タイバック92は、格子状に、即ちグリッドをなして配置された材料で
できた全体に平らなシートであり、代表的には、高強度プラスチック材料又は鋼
で形成されており、擁壁のブロックの横積み間に配置され、壁300の背後の盛
土内に後方に延び、壁を前方に倒壊させようとする力に抗して壁を固定する。隣
接した横積みのブロックを相互係止するピン50は、タイバックグリッド92を
通り、タイバック92を横積み間に固定するのを補助する。相互係止したブロッ
クのネック壁部材14及び15をピン50と一直線上に置いて重ねる好ましいブ
ロックの形体により、タイバック強化体92が抜けないようにするのを助ける。
【0040】 図14及び図15は、擁壁300の頂部へのフェンス支柱93の一体化を示す
。フェンス94の支柱93又はガードレール等の同様の構造の支柱を、ネック開
口部13及び交互の横積みのブロックの側方空所11及び12が形成するキャビ
ティ38に挿入し、必要であれば、グラウト91又は他の充填体で固定できる。
交通標識を支える一本の柱もまた、このような方法で壁に固定できる。好ましい
実施例の埋め込み深さが比較的短いため、フェンスの支柱93をキャビティ38
に配置する場合、代表的には、構造の強化が必要とされる。図14及び図15は
、この目的で行われるゼオグリッド強化を示す。
【0041】 ヘッド、ネック、及び本体部分9、7、及び8を持つ好ましいブロック1の形
状により、美観又は他の目的で柱形(pilaster)を含む擁壁構造を建設
できる。図16は、ブロック1からなる垂直方向柱が形成する柱形を含むこのよ
うな擁壁400を示す。柱形は、垂直擁壁400の残りから前方に設定されてい
る。一つ置きの横積み(底積み、中央積み、及び頂積み)では、柱形95のブロ
ックの耳部31及び32が、横方向で隣接したブロックの側方空所11及び12
に配置される。好ましくは、柱形のブロックの本体部分8の肩部39及び40が
、横方向で隣接したブロックの前面4の外側面26及び27と係合する。他方の
横列では、短くしたブロック70を柱形ブロックと横方向に隣接して設けるのが
好ましい。これらの短くしたブロックを使用し、これらのブロックが使用されな
い場合に壁の前面に形成される隙間を埋める。短くしたブロックは、ブロック6
0を半分に切り、ブロックの幅を必要に応じて小さくすることによって形成でき
る。柱形95のブロックは、所与のブロックの第3及び第4のピン穴29及び3
0のピンが直ぐ上のブロックの第1及び第2のピン受け入れキャビティ28及び
19の夫々と係合した状態で、垂直方向に整合して相互係止されている。別の態
様では、一定断面のピン又はロッド(これらは、多数のブロックを通って延びて
いる)を使用する場合、第1及び第2のピン穴16及び17を使用し、ピンをピ
ン受け入れキャビティでなく、次の最も下のブロックの第1及び第2のピン穴1
6及び17内に突出させることにより、柱形95のブロックを相互係止させるこ
とができる。傾斜した柱形を含むセットバック壁もまた、同様の方法で容易に形
成でき、この場合、各柱形ブロックの第1及び第2のピン穴16及び17のピン
が柱形の次の最も下のブロック即ち直ぐ上のピン受け入れキャビティ18及び1
9と係合する。
【0042】 ブロック1は、代表的には、コンクリートによって製造され、高速石ブロック
で注型され、或いは舗装機械で製造される。ブロックは、ピン受け入れキャビテ
ィ18及び19を形成できるようにするため、逆様にして形成される。ピン受け
入れキャビティ18及び19、ネック開口部13、及びピン穴16、17、19
、30は、コアを使用して形成される。ピン穴は、ピン穴形成構造が上面(これ
は、注型中に下面を形成する)まで延びることができるように、ブロックの深さ
に亘って延びている。ピン受け入れキャビティは、ピン受け入れキャビティ形成
コアが下面(注型中の上面)から延びることができるようにブロックの深さの一
部に亘ってだけ延びている。ブロック1は、前面4のところで接合された鏡像対
をなして形成され、次いで、標準的なブロック分割器を使用して通常の方法で分
割し、ブロック1の分割時に粗い前面4を提供する。別の態様では、他の方法を
使用して様々な前面表面外観を形成できる。
【0043】 以上、特定の実施例を詳細に開示したが、これは単に例示を行う目的で説明し
たものであって、添付の特許請求の範囲に関して限定を行おうとするものではな
い。詳細には、本発明者は、特許請求の範囲に定義された本発明の精神及び範囲
から逸脱することなく、様々な代替、変更、及び変形を行うことができると考え
ている。例えば、材料の選択、形状又は表面が交差する場所の角度の変更は、本
明細書中に開示した実施例の知識を持つ当業者には通常の事項であると考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 擁壁ブロックの平面図である。
【図2】 図1の擁壁ブロックの下側の平面図である。
【図3】 図1の擁壁ブロックを上方及び前方から見た斜視図である。
【図4】 図1の擁壁ブロックを下方及び後方から見た斜視図である。
【図5】 相互係止させた三つの擁壁ブロックの平面図である。
【図6】 変形例の擁壁ブロックの平面図である。
【図7】 図6の変形例の擁壁ブロックの下側の平面図である。
【図8】 図1の擁壁ブロックで形成した擁壁の斜視図である。
【図9】 図8の擁壁の一区分の平面図である。
【図10】 擁壁ブロックで使用するためのピンの正面図である。
【図11】 きつい凸状の湾曲をなして積んだ二つの擁壁ブロックの平面図である。
【図12】 図11の擁壁ブロック及びこれらの擁壁ブロックと相互係止した第3ブロック
の平面図である。
【図13】 図8と同様であるが、レバー及びグラウトで強化した擁壁の斜視図である。
【図14】 図8と同様であるが、ゼオグリッドタイバック及びフェンスの支柱を含む擁壁
の斜視図である。
【図15】 図14の擁壁の一区分の平面図である。
【図16】 図8と同様であるが、柱形が設けられた擁壁の斜視図である。
【符号の説明】
1 擁壁ブロック 2 上面 3 下面 4 前面 5 後面 6 第1側壁面 7 第2側壁面 8 本体部分 9 ヘッド部分 10 ネック部分 14 第1ネック壁部材 15 第2ネック壁部材 16 第1ピン穴 17 第2ピン穴 18 第1ピン受け入れキャビティ 19 第2ピン受け入れキャビティ 50、51 ピン S 対称平面 P1 第1平面 P2 第2平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W Fターム(参考) 2D044 CA04 DB53 2D048 AA23 AA28

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行な上面及び下面、前面、後面、第1及び第2の側壁面、
    及び前記前面と前記後面との間を延びる垂直な対称平面を持つ擁壁ブロックにお
    いて、 前記前面を含む本体部分と、 前記後面を含むヘッド部分と、 前記本体部分と前記ヘッド部分とを連結するネック部分であって、前記本体部
    分、前記ヘッド部分、及び前記ネック部分の各々は、前記上面と前記下面との間
    及び前記第1及び第2の側壁面間を延びる、ネック部分と、 前記上面から前記下面まで前記ネック部分を通って延びる開口部であって、前
    記ネック部分を、前記本体部分から前記ヘッド部分まで後方に延びる第1及び第
    2のネック壁部材に分割する、開口部と、 前記本体部分に配置されており、ピンをこのピンの自由端が前記上面を越えて
    突出した状態で受け入れるための第1及び第2のピン穴と、 前記本体部分に各々配置されており、前記ブロックを所定のセットバックで相
    互係止するように、下側に配置された隣接したブロックのピン穴に受け入れられ
    たピンの自由端を受け入れるため、前記下面に開放した第1及び第2のピン受け
    入れキャビティとを有し、 前記ネック壁部材、前記ピン穴、及び前記ピン受け入れキャビティは、前記対
    称平面と平行に延びる第1平面が前記第1ピン受け入れキャビティ、前記第1ピ
    ン穴、及び前記第1ネック壁部材を通過し、前記対称平面と平行に延びる第2平
    面が前記第2ピン受け入れキャビティ、前記第2ピン穴、及び前記第2ネック壁
    部材を通過するように位置決めされている、ことを特徴とする擁壁ブロック。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のネック壁部材は、交互積みパターンで積
    んだ複数のブロック横積みから形成された壁の隣接した横積みの垂直方向で隣接
    したブロックのネック壁部材と、使用時に、実質的に垂直に整合するように各々
    位置決めされている、請求項1に記載の擁壁ブロック。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の平面は、前記対称平面と前記第1及び第
    2の側壁面の夫々の横方向最外点との間のほぼ中央に配置されている、請求項1
    に記載の擁壁ブロック。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のピン受け入れキャビティは、前記対称平
    面に対して全体に垂直方向に延びる後壁を各々有する、請求項1に記載の擁壁ブ
    ロック。
  5. 【請求項5】 前記ブロックは、第3及び第4ピン穴を更に有し、これらの
    ピン穴の各々は、前記本体部分に配置されており、ピンの自由端が前記上面を越
    えて突出するようにピンを受け入れるため、上面上に開放しており、前記第3及
    び第4ピン穴は、所定のセットバックを小さくするか或いはゼロにするように前
    記第1及び第2の平面上で前記第1及び第2のピン穴の前方に配置されている、
    請求項1に記載の擁壁ブロック。
  6. 【請求項6】 前記側壁面は、前記前面から前記後面まで全体にテーパして
    いる、請求項1に記載の擁壁ブロック。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド部分は、前記第1及び第2のネック壁部材を越え
    て夫々横方向に延びる第1及び第2の耳部を有し、これらの第1及び第2の耳部
    の各々には、これらの耳部を前記ヘッド部分から打ち落とすことができるように
    する切欠きが設けられている、請求項1に記載の擁壁ブロック。
  8. 【請求項8】 交互積みパターンで積んだ請求項1に記載の擁壁ブロックで
    できた複数の横積みで形成された擁壁において、所与の横積みのブロックの各々
    は、一対のピンを有し、これらのピンの各々は、前記ブロックの上面を越えて突
    出しており且つ次の最も下の横積みの垂直方向で隣接したブロックのピン受け入
    れキャビティと係合し、ブロックの一つ置きの横積みの垂直方向で整合したブロ
    ックの開口部の各々によって連続キャビティが画成され、各開口部は、各交互の
    横積みの垂直方向で隣接したブロックの側方空所と連通しており、ブロックの側
    方凹所は、ブロックのネック部分の両側でヘッド部分と本体部分との間に画成さ
    れる、ことを特徴とする擁壁。
  9. 【請求項9】 前記擁壁は直線状である、請求項8に記載の擁壁。
  10. 【請求項10】 前記擁壁は湾曲している、請求項8に記載の擁壁。
  11. 【請求項11】 前記擁壁は蛇行している、請求項8に記載の擁壁。
  12. 【請求項12】 前記擁壁は、リバー及びグラウトで強化してあり、前記リ
    バーの長さが少なくとも一つのキャビティの各々を通過し、前記リバーの各長さ
    は、夫々のキャビティにグラウトによって固定されている、請求項8に記載の擁
    壁。
  13. 【請求項13】 前記擁壁は少なくとも一つの支柱を有し、各支柱は、連続
    キャビティ内に延び、前記頂横積みから突出しており、少なくとも一つの支柱の
    各々は、夫々のキャビティ内にグラウトで固定されている、請求項8に記載の擁
    壁。
  14. 【請求項14】 前記擁壁は、二つの隣接した横積み間に配置されたゼオグ
    リッドタイバックを有し、このゼオグリッドタイバックは、その孔を通過するピ
    ンで固定されている、請求項8に記載の擁壁。
  15. 【請求項15】 前記擁壁は、前記壁の残りの部分から前方に設定されたブ
    ロックでできた柱で形成された柱形を有する、請求項9に記載の擁壁。
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