JP2002525318A - 眼、耳および鼻治療用の抗生物質組成物 - Google Patents

眼、耳および鼻治療用の抗生物質組成物

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Abstract

(57)【要約】 一つまたはそれ以上のオキサゾリジノン抗微生物剤を含有する、眼用、耳用および鼻用薬物組成物が開示されている。組成物は好ましくは更に一つまたはそれ以上の抗炎症剤を含有する。組成物は眼、耳または鼻の状態を治療するためにそれら組成物を疾患組織に適用することによって利用されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、眼、耳または鼻の感染、特に細菌感染を治療するための局所用抗微
生物剤医薬組成物、およびこれらの組成物を被患組織に施用することによる眼、
耳または鼻感染の治療方法を提供することに関する。本発明による組成物および
方法は、オキサゾリジノン類(oxazolidinones)として知られて
いる新しい種類の抗微生物剤(antimicrobial agents)の
使用に基づいている。本発明による組成物はまた、1種または2種以上の抗炎症
薬を含有することができる。
【0002】 オキサゾリジノン類の感染症治療用実験薬としての使用は次の刊行物の中に記
載されている:欧州特許第127902号、欧州公開出願第693491号、欧
州公開出願第127902号、PCT公開第9525106号及びPCT公開第
9730995号。ラインゾリド(Linezolid)はmRNA翻訳を阻害する抗微生
物剤としてファーマシア・アプジョン(Pharmacia Upjohn)によって開発下のオキ
サゾリジンである。エペレゾリド(Eperezolide)(qv)はやはりファーマシア
・アプジョンによって開発されている類似化合物である。
【0003】 本発明は眼、耳および鼻の感染症を治療するためのオキサゾリジノン類の使用
に関する。オキサゾリジノン類のこの用途は上記引用刊行物には開示されていな
い。 眼の主要病原体に対して現行薬剤よりも有効であり且つそれら病原体による耐
性を発現する傾向の少ない抗菌剤(antibacterials)の使用に基
づく改良された組成物および治療方法が非常に必要とされている。
【0004】 眼、耳または鼻の感染、特に細菌感染を治療するのに効果的な局所用組成物お
よび方法に対するさらに大きなニーズが存在している。子供における耳感染の治
療に経口抗菌剤を使用することには、効力に制限があり、また経口投与された抗
菌剤に対する病原体耐性の重大な危険性が生じる。 眼、耳または鼻の感染は、多くの場合、感染した眼、耳または鼻の組織および
多分、周辺組織の炎症を伴う。同様に、眼、耳または鼻の手術処置はまたしばし
ば微生物感染の危険を生じさせ、被患した組織の炎症の原因となる。従って、単
一組成物中に1種または2種以上の抗生物質が、1種または2種以上のステロイ
ド系または非ステロイド系薬剤の抗炎症活性剤と組み合わされている眼、耳また
は鼻用医薬組成物が求められている。
【0005】 (発明の要旨) 本発明は、眼、耳または鼻感染を治療するために、オキサゾリジノン抗微生物
剤を使用すること、および眼、耳または鼻組織に対する手術またはその他の外傷
の後にこれらの抗微生物剤を予防的に使用することに基づいている。本発明によ
る組成物はまた、眼、耳または鼻組織に対する手術治療中に被患組織に投与する
ことができ、これにより手術後感染を予防または軽減することができる。 この組成物はまた、眼、耳または鼻組織の感染に付随する炎症を治療するため
に、1種または2種以上の抗炎症薬をまた含有すると好ましい。本組成物の抗炎
症成分はまた、手術処置から生じる炎症を包含する眼、耳または鼻組織に対する
物理的外傷に付随する炎症の治療にも有用である。従って、本発明による組成物
は、眼、耳または鼻組織に対する外傷に付随する炎症(感染しているか、または
この外傷から感染のおそれがある)の治療に特に有用である。
【0006】 本発明による組成物により治療することができる眼症状の例には、結膜炎、角
膜炎、眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫および角膜潰瘍が包含される。本発明による組成
物はまた、感染の危険が生じる種々の眼手術処置に関連して、予防的に使用する
こともできる。 本発明による組成物により治療することができる耳症状の例には、外耳炎およ
び中耳炎が包含される。中耳炎の治療に関連して、本発明による組成物は、鼓膜
が破裂した場合または鼓膜穿刺管が移植されている場合に、主として有用である
。本組成物はまた、鼓膜切開手術などの耳外科手術に付随する感染の治療、また
はこのような感染の予防に使用することもできる。 本発明による医薬組成物は、眼、耳および鼻組織に局所施用するように特別に
調剤される。本組成物は好ましくは、無菌であり、また前から存在する疾病、損
傷、手術またはその他の物理的状態の結果として弱体化された組織を包含する眼
、耳および鼻組織に施用するのに特に適する物理的性質(例えば、浸透圧および
pH)を有する。
【0007】 (発明の詳細な説明) ここに「オキサゾリジノン類」と称されている抗微生物剤は次の構造式の化合
物を包含する: 式中、 R2はアリール、ヘテロアリールまたは であり、 R3はアリール、ヘテロアリール、C(=O)R、ヘテロサイクルまたは S(=O)nR5であり、ここで、nは1または2であり、そしてR5はアルキ
ルまたはNである;そして R1は、場合によってNまたはOによって置換されたアルキル、N、または環
に縮合したフェニル基である。
【0008】 次のオキサゾリジノン類が本発明の組成物または方法には好ましい:
【0009】 [式中、 R1はアジド;ヒドロキシ;または式−OR2、−O−SO2−R3または −NR4R5を表わし、ここで、 R2は8個までの炭素原子を有する直鎖または枝分かれアシル基、またはヒド
ロキシル保護基を表わし、 R3は4個までの炭素原子を有する又は場合によって置換された直鎖または枝
分かれアルキルを表わし、ここで、置換基は4個までの炭素原子を有する直鎖ま
たは枝分かれアルキルであり、 R4およびR5は同一または異なり、そして水素、またはアミノ保護基を表わ
すか、または R4とR5が式−CO−R6の基を表わし、ここで、
【0010】 R6は、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル、8個までの炭素原子を
有する直鎖または枝分かれアルキル、フェニルまたは水素を表わし、 そして Aは5員の芳香族複素環式基を表わし、それはS、N又はOからなる群から選
ばれた3個までのヘテロ原子を有し、炭素原子によって直接結合されており、そ
して追加的にはベンゼン又はナフチルに縮合された環を有することができ、ここ
で、複素環式環状基は各々の場合において3回まで同一又は異なる仕方で、カル
ボキシル;ハロゲン;シアノ;メルカプト;ホルミル;トリフルオロメチル;ニ
トロ;直鎖または枝分かれC1〜C6アルコキシ、直鎖またはC1〜C6アルコキ
シカルボニル;直鎖または枝分かれC1〜C6アルキルチオ;直鎖または枝分か
れC1〜C6アシル;または場合によって置換された6個までの炭素原子を有す
る直鎖または枝分かれアルキルによって置換され、ここで、置換基はヒドロキシ
ル、直鎖または枝分かれC1〜C5アルコキシ、C1〜C5アシル、または式−
NR7R8の基であり、ここで、
【0011】 R7およびR8は同一または異なり、そして水素、4個までの炭素原子を有す
る直鎖または枝分かれアルキル、またはフェニルであり、又はR7とR8は窒素
原子と一緒になって、場合によって置換された5〜6員の飽和の複素環式基(そ
れは場合によって、N、SまたはOからなる群から選ばれた更なるヘテロ原子を
有し、ここで、置換基は直鎖または枝分かれC1〜C2アルキルまたは直鎖また
は枝分かれC1〜C3アシルである)を形成している; および/または Aにおいて規定された通りの複素環式基が式−NR7’R8’の基によって置
換されており、ここで、
【0012】 R7’およびR8’は同一または異なり、そしてR7およびR8の上記意味を
有しており、そしてこれらと同一または異なる; および/または Aにおいて規定された通りの複素環式基は、場合によってモノ置換またはジ置
換された(C1〜C8)アルケニルフェニル、場合によってモノ置換またはジ置
換されたフェニルによって、またはS、NまたはOからなる群から選ばれた3個
までのヘテロ原子を有する5〜6員の飽和または不飽和のモノ置換またはジ置換
された複素環式基によって置換されており、ここで、場合によって存在する置換
基はカルボキシル;ハロゲン;シアノ;メルカプト;ホルミル;トリフルオロメ
チル;ニトロ;フェニル;直鎖または枝分かれC1〜C6アルコキシ、直鎖また
はC1〜C6アルコキシカルボニル;直鎖または枝分かれC1〜C6アルキルチ
オ、直鎖または枝分かれC1〜C6アシル;直鎖または枝分かれC1〜C6アル
キルであり、ここで、前記アルキルは場合によっては、ヒドロキシル、直鎖また
は枝分かれC1〜C5アルコキル、直鎖または枝分かれC1〜C4アシル、また
は式−NR18R19の基によって置換されていてもよく、ここで、
【0013】 R18およびR19は、R7およびR8の上記意味を有し、そしてこれらと同
一または異なっており;または、式−CO−NR9R10、−NR11R12、−NR13
、−S(O)2−R14、R15R16N−SO2−またはR17−S(O)a−の基によ
って一回置換されており、ここで、 aは0、1または2の数を表わし、
【0014】 R9、R10、R13、R15およびR16は同一または異なり、そして水素
、6個までの炭素原子を有する直鎖または枝分かれアルキル、またはフェニルを
表わし、 R11およびR12は同一または異なり、そしてR7およびR8の上記意味を
有し、そしてこれらと同一または異っており、 R14およびR17は同一または異なり、そしてR3の上記意味を有し、そし
てこれと同一または異なっており; および/または
【0015】 複素環式環状基は、式 (式中、nは0、1または2の数を表わす) の基によって置換されている] または、その塩またはS−オキシド。
【0016】 上記の式(I)および式(II)のオキサゾリジノン類は既知化合物である。
式(II)のオキサゾリジノン類の構造、性質、および物理的性質に関する更な
る詳細は米国特許第5,698,574号の中に提供されている。
【0017】 本発明の組成物中のオキサゾリジノン類の濃度は、組成物の意図する用途(例
えば、既に存在する炎症を治療する場合、または手術後の感染を予防する場合)
および特定のオキサゾリジノンの関連する抗微生物活性に応じて変えられる。抗
微生物剤の活性は一般に、特定の病原体の成長を阻止するのに要する最小濃度と
して表わされる。この濃度はまた、「最小阻止濃度」または「MIC」と称され
る。「MIC90」の用語は、特定種の九十パーセント(90%)の成長を阻止
するのに要する抗微生物化合物の最小濃度を表わす。特定の細菌を全体的に殺滅
するのに要する化合物の濃度は、「最小細菌殺滅濃度」または「MBC」と称さ
れる。
【0018】 眼用組成物に適する濃度は一般に、眼感染が通常的に付随するグラム陰性およ
びグラム陽性生物に対する選択されたオキサゾリジノンのMIC90レベルに等
しいか、またはこのレベルよりも多い濃度を、眼の房水および涙液に付与するの
に充分な量のオキサゾリジノンの量である。耳用および鼻用組成物に適当な濃度
は一般に、耳または鼻感染が通常的に付随するグラム陰性およびグラム陽性生物
に対する選択された抗生物質(1種または2種以上)のMIC90レベルに等し
いか、またはこのレベルよりも多い濃度を、感染した組織に付与するのに充分な
量の1種または2種以上の式(I)で表わされる抗生物質の濃度である。本明細
書において、このような量を「抗微生物有効量」の用語で表わす。本発明の組成
物は代表的に、1種または2種以上のオキサゾリジノン類を、組成物の約0.1
〜約1.0重量パーセント(「wt%」)の濃度で含有する。
【0019】 本発明の組成物はまた、1種または2種以上の抗炎症薬を含有することができ
る。本発明で用いられる抗炎症薬は、ステロイド系または非ステロイド系に広く
分類される。好適ステロイド系抗炎症薬は、グルココルチコイド類(glucocortic
oids) である。 眼および耳用に好適なグルココルチコイドには、デキサメタソン(dexamethaso
ne) 、ロテプレドノール(lotepredonol)、リメキソロン(rimexolone)、プレド
ニソロン(prednisolone)、フルオロメトロン(fluorometholone) およびハイドロ
コルチゾン(hydrocortisone)が包含される。鼻用に好適なグルココルチコイドに
は、モメタゾン(mometasone)、フルチカゾン(fluticasone) 、ベクロメタゾン(b
eclomethasone)、フルニソリド(flunisolide) 、トリアムシノロン(triamcinolo
ne) およびブデソニド(budesonide)が包含される。
【0020】 米国特許第 5,223,493号(Boltralik) に記載されているデキサメタソン誘導体
はまた、特に眼炎症治療用の組成物に好適なステロイド系抗炎症薬である。下記
の化合物は、特に好適である:
【0021】 本明細書において、これらの化合物を、「デキサメタソンの21−エーテル誘
導体」の用語で表わす。21−ベンジルエーテル誘導体(すなわち、化合物AL
−2512)は特に好適である。 好適非ステロイド系抗炎症薬には、シクロオキシゲナーゼタイプIおよびタイ
プII抑制薬と称されるプロスタグランジンH(prostaglandine H)シンターゼ抑
制薬(CoxIまたはCoxII)[例えば、ジクロフェナック(diclofenac)、
フルルビプロフェン(flurbiprofen)、ケトロラック(ketorolac) 、スプロフェン
(suprofen)、ネパフェナック(nepafenac) 、アムフェナック(amfenac) 、インド
メタシン(indomethacin)、ナプロキセン(naproxen)、イブプロフェン(ibuprofen
) 、ブロムフェナック(bromfenac) 、ケトプロフェン(ketoprofen)、メクロフェ
ナメート(meclofenamate) 、ピロキシカム(piroxicam) 、サリンダック(sulinda
c)、メファナミン酸(mefanamic acid)、ジフルシナル(diflusinal)、オキサプロ
ジン(oxaprozin) 、トルメチン(tolmetin)、フェノプロフェン(fenoprofen)、ベ
ノキサプロフェン(benoxaprofen)、ナブメトム(nabumetome)、エトドラック(eto
dolac)、フェニルブタゾン(phenylbutazone)、アスピリン(aspirin) 、オキシフ
ェンブタゾン(oxyphenbutazone) 、NCX-4016、HCT-1026、NCX-284 、NCX-456 、
テノキシカム(tenoxicam) およびカプロフェン(caprofen)];
【0022】 シクロオキシゲナーゼタイプII選択的抑制薬[例えば、NS-398、ビオス(vio
xx) 、セレコキシブ(celecoxib) 、P54 、エトドラック(etodolac)、L-804600お
よびS-3351];PAF拮抗薬[例えば、SR-27417、A-137491、ABT-299 、アパフ
ァント(apafant) 、ベパファント(bepafant)、ミノパファント(minopafant)、E-
6123、BN-50727、ヌパファント(nupafant)およびモジパファント(modipafant)]
;PDE IV抑制薬[例えば、アリフロ(ariflo)、トルバフィリン(torbafyll
ine)、ロリプラム(rolipram)、フィラミナスト(filaminast)、ピクラミラスト(p
iclamilast) 、シパムフィリン(cipamfylline)、CG-1088 、V-11294A、CT-2820
、PD-168787 、CP-293121 、DWP-205297、CP-220629 、SH-636、BAY-19-8004 お
よびロフルミラスト(roflumilast) ];サイトキン産生の抑制薬[例えば、NF
kB転写因子抑制薬];または当業者に公知のその他の抗炎症薬がある。
【0023】 本発明の組成物に含有される抗炎症薬の濃度は、選択される1種または2種以
上の薬剤および治療される炎症のタイプに基づいて変化する。この濃度は、本組
成物を標的の眼、耳または鼻組織に局所施用した後、これらの組織の炎症の軽減
に充分な濃度である。このような量は、ここでは「抗炎症有効量」と称される。
本発明による組成物は代表的に、1種または2種以上の抗炎症薬を、約0.01
〜約1.0wt%の量で含有する。 本発明の組成物は代表的に、1〜4滴の無菌溶液または懸濁液、もしくは相当
する量の軟膏、ゲルまたはその他の固形または半固体製剤を、一日1〜4回、局
所施用することによって被患している眼、耳または鼻組織に投与される。しかし
ながら、本組成物はまた、手術処置中に被患している眼、耳または鼻組織に施用
される洗浄溶液として調剤することもできる。
【0024】 本発明による眼、耳または鼻用組成物は、1種または2種以上のオキサゾリジ
ノン類を、医薬上で許容されるビヒクル中に含有する。本組成物は代表的に、4
.5〜8.0の範囲のpHを有する。眼用組成物はまた、眼の房水および眼組織
に相当する浸透圧値を有するように調剤しなければならない。このような浸透圧
値は一般に、約200〜約400ミリオスモル/キログラム(「mOsm/kg」)の
範囲であるが、好ましくは約300mOsm/kgである。 眼、耳または鼻用医薬製剤は代表的に、多回用量形態に包装する。従って、使
用中における微生物汚染を防止するために、保存剤を要する。適当な保存剤には
、ポリクアテルミウム−1(polyquaternium-1)、ベンザルコニウムクロライド(b
enzalkonium chloride) 、チメロザール(thimerosal)、クロロブタノール(chlor
obutanol) 、メチルパラベン(methyl paraben) 、プロピルパラベン(propyl par
aben)、フェニルエチルアルコール、エデテート二ナトリウム(edetate disodium
)、または当業者に公知のその他の保存剤が包含される。抗微生物保存剤として
ポリクアテルミウム−1を使用すると好ましい。代表的に、このような保存剤は
、0.001重量%〜1.0重量%のレベルで使用する。
【0025】 本発明による組成物の成分の溶解性は、組成物中の界面活性剤またはその他の
適当な補助溶剤により増強させることができる。このような補助溶剤には、ポリ
ソルベート(polysorbate) −20、60および80、ポリオキシエチレン/ポリ
オキシプロピレン界面活性剤[例えば、プルロニック(Pluronic)F-68、F-84およ
びP-103 ]、シクロデキストリン、または当業者に公知のその他の界面活性剤が
包含される。代表的に、このような補助溶剤は、0.01重量%〜2重量%のレ
ベルで使用する。 単純水性溶液の粘度よりも大きい粘度を有する本発明による組成物を得るため
に、粘度増強剤を使用し、標的組織による活性化合物の眼吸収を増加させ、また
は眼、耳または鼻における保持時間を増加させることが望ましい。このような粘
度増強剤には、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、または当業者
に公知のその他の助剤が包含される。このような助剤は代表的に、0.01重量
%〜2重量%のレベルで使用する。
【0026】 下記例は、本発明による眼、耳または鼻用組成物をさらに説明するために示さ
れている。
【0027】 実施例1 眼/耳/鼻用溶液 成分 量(重量%) オキサゾリジノン 0.35 酢酸ナトリウム 0.03 酢酸 0.04 マンニトール 4.60 EDTA 0.05 塩化ベンザルコニウム 0.006 水 100にするのに足る量
【0028】 実施例2 眼/耳/鼻用懸濁液 成分 量(重量%) オキサゾリジノン 0.3 デキサメタゾン(dexamethasone)、微粉砕USP 0.10 塩化ベンザルコニウム 0.01 エデテート二ナトリウム(edetate disodium)、USP 0.01 塩化ナトリウム、USP 0.3 硫酸ナトリウム、USP 1.2 チロキサポール(tyloxapol)、USP 0.05 ヒドロキシエチルセルロース 0.25 硫酸および/または 水酸化ナトリウム、NF pHを5.5に調節するのに足る量 精製水、USP 100にするのに足る量
【0029】 実施例3 眼軟膏 成分 量(重量%) オキサゾリジノン 0.35 鉱油、USP 2.0 白色ワセリン、USP 100にするのに足る量
【0030】 実施例4 眼軟膏 成分 量(重量%) オキサゾリジノン 0.3 酢酸フルオロメトロン、USP 0.1 クロロブタノール、無水、NF 0.5 鉱油、USP 5 白色ワセリン、USP 100にするのに足る量
【0031】 本明細書において、本発明は或る好適態様を引用して説明されている。しかし
ながら、これらの明白な変更は、当業者に明白であることから、本発明はこれら
に制限されるものと見做されるべきではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BR,C A,CN,JP,KR,MX,TR,US,ZA (72)発明者 ストロマン、デビッド、ダブリュ アメリカ合衆国 テキサス、アービング、 ウォーターフォード 2603 (72)発明者 ヤンニ、ジョン、エム アメリカ合衆国 テキサス、バールサン、 ドンニイブルック ドライブ 2821 Fターム(参考) 4C085 AA03 CC03 EE06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗微生物有効量の少なくとも一種のオキサゾリジノンと製薬
    上許容されるビヒクルを含む、眼用、耳用又は鼻用局所医薬組成物。
  2. 【請求項2】 組成物が更に、抗炎症有効量のステロイド系または非ステロ
    イド系の抗炎症薬を含む、請求項1の局所組成物。
  3. 【請求項3】 抗炎症剤がグルココルチコイドを含む、請求項2の局所組成
    物。
  4. 【請求項4】 グルココルチコイドが、デキサメタソン、リメキソロン、プ
    レドニソロン、フルオロメトロン、ヒドロコルチゾン、モメタゾン、フルチカゾ
    ン、ベクロメタゾン、フルニソリド、トリアムシノロンおよびブテソニドからな
    る群から選ばれる、請求項3の局所組成物。
  5. 【請求項5】 抗炎症薬が、プロスタグランジンH、シンターゼ抑制薬、P
    AF拮抗薬、およびPDEIV抑制薬からなる群から選ばれた非ステロイド系薬を
    含む、請求項2の局所組成物。
  6. 【請求項6】 眼、耳または鼻の疾患組織に治療上有効量の請求項1の組成
    物を局所適用することを含む、眼、耳または鼻の感染症を治療または予防する方
    法。
  7. 【請求項7】 眼、耳または鼻の疾患組織に治療上有効量の請求項2の組成
    物を局所適用することを含む、眼、耳または鼻の感染症および付随する炎症を治
    療または予防する方法。
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