JP2002524964A - 加入者局の同期のための方法及び無線通信システム - Google Patents

加入者局の同期のための方法及び無線通信システム

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JP2002524964A
JP2002524964A JP2000569531A JP2000569531A JP2002524964A JP 2002524964 A JP2002524964 A JP 2002524964A JP 2000569531 A JP2000569531 A JP 2000569531A JP 2000569531 A JP2000569531 A JP 2000569531A JP 2002524964 A JP2002524964 A JP 2002524964A
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フェルバー ミヒャエル
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Abstract

(57)【要約】 本発明では、複数の基地局に少なくとも1つの同期シーケンスの送信のためにタイムスロットが割り当てられ、隣接する基地局は同期シーケンスの送信のためにタイムスロットの開始時点を基準とする異なるタイムオフセットを利用する。これによって、基地局の同期された動作においてもオーバーラップが排除される。加入者局がそれにもかかわらずタイムスロット開始時点をもとめることができるように、タイムオフセットが伝達される。タイムオフセットは1つ又は複数の同期シーケンスの選択及び/又は複数の同期シーケンスの順番に対応している。タイムオフセットのための情報はこのやり方で符号化されて伝達される。加入者局は同期シーケンスを受信し、さらに同期シーケンスの受信時点及び前記タイムオフセットを示す識別された同期シーケンス及び/又は複数の同期シーケンスの識別された順番に基づいて時間的な同期を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、加入者局の同期のための方法及び無線通信システム、とりわけブロ
ードバンドチャネル及びTDDならびにCDMA加入者分離を有する移動無線シ
ステム内における同期に関する。
【0002】 無線通信システムにおいて情報(例えば音声、画像情報又は他のデータ)は電
磁波によって無線インターフェースを介して伝送される。この無線インターフェ
ースは基地局と加入者局との間のコネクションを基準とし、これらの加入者局は
移動局又は固定無線局であればよい。この場合、電磁波の放射はキャリア周波数
によって行われ、これらのキャリア周波数はそれぞれのシステムに対して設けら
れた周波数バンドに存在する。将来の無線通信システム、例えばUMTS(Unive
rsal Mobile Telecommunication System)又は第3世代の他のシステムに対して
は、周波数は約2000MHzの周波数バンドに設けられている。
【0003】 第3世代の移動無線に対して2つのモードが設けられており、1つのモードは
FDD動作(frequency division duplex)、これはETSI STC SMG2 UMTS-L1, Td
oc SMG2 UMTS-L1 221/98, 25.8.1998 を参照、であり、さらにもう1つのモード
はTDD動作(time division duplex)、これはDE19827700を参照、
である。これらの動作方式は異なる周波数バンドにおいて使用され、両方ともタ
イムスロットを利用する。
【0004】 ETSI STC SMG2 UMTS-L1, Tdoc SMG2 UMTS-L1 221/98, 25.8.1998から、第2.
3.3.2.3及び6.3章においてFDD動作のために各タイムスロット(ス
ロット)において送信される同期シーケンスを利用する同期方法が記述されてい
る。これによってタイムスロットの開始時点に対する加入者局の同期が可能であ
る。第2の同期シーケンスの送信の順番によって、どの拡散符号群が基地局によ
って使用されるのかがシグナリングされる。さらに、これからフレーム開始時点
も導出可能である。
【0005】 しかし、この同期方法は、基地局の同期動作において図1に図示されたシナリ
オをもたらす。2つの無線セルZ1、Z3の基地局の同期シーケンスが受信側の
加入者局において互いにオーバーラップする。なぜなら、ETSI STC SMG2 UMTS-L
1, Tdoc SMG2 UMTS-L1 221/98, 25.8.1998 の図10を参照すればわかるが、全
ての基地局の同期シーケンスの送信はフレームの開始時点を基準としているから
である。このオーバーラップはきちんとした同期を困難にする。
【0006】 よって、本発明の課題は、加入者局の同期が少なくとも部分的に同期された基
地局によってもエラーなしに可能である方法及び無線通信システムを提供するこ
とである。この課題は請求項1の構成を有する方法及び請求項13の構成を有す
る無線通信システムによって解決される。有利な実施形態は従属請求項から得ら
れる。
【0007】 本発明では、上位レベルのインスタンスか又は固有の選択かのいずれかによっ
て、複数の基地局に少なくとも1つの同期シーケンスの送信のためにタイムスロ
ットが割り当てられている。隣接する基地局は、同期シーケンスの送信のために
タイムスロットの開始時点を基準とする異なるタイムオフセットを利用する。こ
れによって、基地局の同期された動作によってもオーバーラップが排除される。
【0008】 それにもかかわらず加入者局がタイムスロット開始時点をもとめることができ
るように、このタイムオフセットが伝達される。このタイムオフセットは1つ又
は複数の同期シーケンスの選択及び/又は複数の同期シーケンスの順番に対応し
ている。このタイムオフセットに関する情報はこのようにして符号化されて伝達
される。加入者局は同期シーケンスを受信し、この同期シーケンスの受信時点及
びタイムオフセットを示す識別された同期シーケンス及び/又は複数の同期シー
ケンスの識別された順番に基づいて時間的な同期を実施する。
【0009】 タイムオフセットのシグナリングのために、例えば唯一の同期シーケンスの多
数のヴァリアント及び/又は異なる同期シーケンスの送信の順番が使用される。
有利には、上記のFDD動作の場合のように2つの同期シーケンスが1つのタイ
ムスロットにおいて送信される。第1の同期シーケンスは受信時点の決定及び粗
同期(coarse synchronization)のために使用される。複数の送信にわたる第2
の同期シーケンスの順番はタイムオフセットを符号化する。
【0010】 本発明の有利な実施形態によれば、1つのタイムスロットにおける2つの同期
シーケンスの間の時間的な間隔が予め設定される。これによって、両方の同期シ
ーケンスの検出のために唯一の切り換え可能なフィルタを利用することが可能と
なる。第2の同期シーケンスは第1の同期シーケンスの前に送信されてもよく、
この場合この時間的な間隔は負である。2つの異なるフィルタを利用すれば、両
方の同期シーケンスを同時に送信することもできる。
【0011】 さらに有利には、同期シーケンスの選択及び/又はこれらの同期シーケンスの
順番によって他の情報を伝送する。これによって加入者局の比較的迅速な動作準
備が可能になる。これらの他の情報はフレーム同期、基地局により使用されるミ
ッドアンブル、拡散符号又はコントロールチャネルのコンフィギュレーションの
ための情報に関する。同期シーケンスの選択及び/又は順番によるこの他の情報
の符号化が複数のタイムスロットにわたる場合、高い符号化利得が得られる。例
えば第2の同期シーケンスの17個のヴァリアントが利用され、この第2の同期
シーケンスの8回の送信の順番が評価されるならば、17通りの可能性が使用
できる。この17通りの可能性のうちのほんの一部分を利用しさえすればよい
【0012】 有利には、同期シーケンスは変調されない直交ゴールド符号である。これによ
って、FDD動作の同期方法はほとんど変更を加える必要がない。この同期方法
は、とりわけこれらのタイムスロットがブロードバンドチャネルを有するTDD
伝送スキームの部分である無線通信システムに適している。この場合、複数のタ
イムスロットがフレーム毎に同期のために利用される。従って、マルチモード加
入者局において、検出装置の部分が両方のモードに対して使用できる。
【0013】 放送目的のためにできるだけ少ないシステムリソースを使うために、これらの
同期シーケンスはタイムスロットにおいて送信され、これらのタイムスロットに
おいては付加的にコントロールチャネルの情報が伝送される。よって、ごく少数
のタイムスロットをダウンリンク方向(基地局から加入者局へ)において常に準
備しておけばよい。両方の伝送方向の非対称性の自由度はほとんど制限されない
。同期シーケンスによって喚起される他のチャネルに対する干渉を小さく保持す
るために、これらの同期シーケンスは基地局の他の送信に比べて小さい電力によ
って送信される。符号化利得によってこの不利は容易に相殺できる。
【0014】 本発明の実施例を添付した図面に基づいて詳しく説明する。
【0015】 図1は受信器における同期シーケンスのオーバーラップの例であり、 図2は基地局と加入者局との間の無線インターフェースの概略図であり、 図3は同期シーケンスの送信の際のタイムオフセットの利用の概略図であり、 図4は様々に構成されたコントロールチャネルであり、 図5は同期のためのフローチャートである。
【0016】 無線伝送のフレーム構造が図2に図示されている。TDMAコンポーネント(
時分割多元接続)によれば、ブロードバンド周波数領域の分割、例えばバンド幅
B=5MHzの同一の持続時間の複数のタイムスロットts、例えば16個のタ
イムスロットts0〜ts15への分割が行われる。周波数バンドは周波数領域
Bにわたる。これらのタイムスロットの一部分がダウンリンク方向DLに、これ
らのタイムスロットの一部分がアップリンク方向ULに利用される。例としてダ
ウンリンク方向DLに有利になるように非対称性比率3:1が示されている。こ
のTDD伝送方法においてはアップリンク方向ULに対する周波数バンドはダウ
ンリンク方向DLに対する周波数バンドに相応する。同じ事が他のキャリア周波
数に対しても繰り返される。アップリンク又はダウンリンク方向に対するタイム
スロットtsの可変的な割り当てによって多様な非対称的なリソース割り当てが
行われる。
【0017】 タイムスロット内では複数のコネクションの情報が無線ブロックにおいて伝送
される。データdはコネクション毎に微細構造、拡散符号cによって拡散され、
この結果、受信側では例えばn個のコネクションがこのCDMAコンポーネント
(符号分割多重接続)によって分離可能である。データdの個々のシンボルの拡
散は、シンボル持続時間Tsym内で持続時間TchipのQ個のチップが伝送
されることを惹起する。これらのQ個のチップはこの場合コネクション毎の拡散
符号cを形成する。
【0018】 ブロードバンド周波数領域Bの内部において互いに連続するタイムスロットt
sはフレーム構造に従って構成される。よって、16個のタイムスロットtsは
1つのフレームfrに統合される。
【0019】 この無線インターフェースの使用されるパラメータは、有利には、 チップレート:4.096Mcps フレーム持続時間:10ms タイムスロット数:16 1タイムスロットの持続時間:625μs 拡散率:16 変調形式:QPSK バンド幅:5MHz 周波数再使用値(frequency re-use value):1 であり、これらのパラメータは第3世代の移動無線のためのFDDモード(freq
uency division duplex)との可能な限り最良の調和を可能にする。
【0020】 ダウンリンク方向において図3によれば例えば2つのタイムスロットts0、
ts8が同期のために利用される。よって、タイムスロットts8においてそれ
ぞれ2つの同期シーケンスcp、csが時間間隔tgapによって分離されて送
信される。これら2つの同期シーケンスcp、csの分離は、干渉の低減という
利点を有する。なぜなら、これら2つのシーケンスのノイズ電力はこの時間に亘
って比較的良好に分散されているからである。第1の同期シーケンスcpは各タ
イムスロットts0、ts8において同一である。第2の同期シーケンスcsは
タイムスロットts0からタイムスロットts8までに新たに選択される。
【0021】 第2の同期シーケンスcsの選択及び順番はタイムオフセットtoffに対応
する。このタイムオフセットtoffによってタイムスロットts8の開始時点
を基準にして第1の同期シーケンスcpの送信が遅延されている。同期シーケン
スcsの受信及び評価によって受信側の加入者局MSはこのタイムオフセットt
offをもとめ、同期において考慮する。
【0022】 隣接する基地局BSはフレーム同期されている。本発明ではこれらの隣接する
基地局BSには同期シーケンスの送信のために異なるタイムオフセットtoff
が割り当てられている。例えば、32個の異なるタイムオフセットtoffが使
用され、この結果、複数のセルグループ(クラスタ)が形成され、1つの基地局
BSに対するタイムオフセットtoffの変更の際には全クラスタを変更する必
要がない。
【0023】 例えばフレームfr毎に2個のタイムスロットts0、ts8及び4個のフレ
ームフレームfrに亘る第2の同期シーケンスcsの選択及び順番によって、2
56チップ長を有する17個の異なる変調されない直交ゴールド符号を使用する
場合には、17通りの異なる可能性が発生する。この17通りの異なる可能
性によってタイムオフセットtoffに加えてさらに他の情報が伝送される。こ
の多数の可能性により符号化利得は大きいので、同期シーケンスcp、csは少
ない電力で送信できる。
【0024】 これらの他の情報は、フレーム同期、基地局により使用されるミッドアンブル
、拡散符号(ただしここでミッドアンブル及び拡散符号は互いに無関係に発行さ
れる)及びコントロールチャネルBCCHのコンフィギュレーションのための情
報に関する。フレームfr毎に2つのタイムスロットtsが同期のために使用さ
れる場合には、フレーム開始時点は1つのタイムスロットtsにおける同期の識
別の後でまだファクタ2だけ不正確である。従って、フレーム同期は容易に第2
の同期シーケンスの所定の順番によってもたらされ得る。さらに、ミッドアンブ
ル、拡散符号及びコンフィギュレーションのための情報が既にこの同期の間に伝
送されるならば、コントロールチャネルBCCHの情報を後で検出することが早
められる。
【0025】 とりわけスケーラブルなコントロールチャネルBCCHを導入する可能性が生
じ、このスケーラブルなコントロールチャネルBCCHはタイムオフセットto
ffの利用に依存せずに同期シーケンスcsの順番によって報知される。図4に
よれば、例えばコントロール情報が1つ、2つ又は4つのチャネルにおいて伝送
される。これによって、コントロールチャネルBCCHのデータレートはセルで
提供されるサービスに応じてこのセル固有の需要に適合される。コントロールチ
ャネルBCCHの将来の修正はこれによって可能になる。従って、コントロール
チャネルBCCHのパラメータ(チャネル、タイムスロット及び拡散符号の個数
)は予めシステム全体において固定する必要はなく、この同期の間に伝達されう
る。
【0026】 図4のヴァリアントの他に、この同期からのこれらの他の情報によってコント
ロール情報を有する付加的なチャネルを指示することができる。よって、コント
ロール情報を一時的に付加的なチャネルにおいても送信することができる。この
コントロールチャネルBCCHは他の有効データコネクションにパラレルに、し
かし、場合によってはより大きなエラープロテクション符号化によって送信され
る。
【0027】 コントロールチャネルBCCH及び同期シーケンスcp、csの送信は、有利
には同一のタイムスロットtsにおいて行われる。これによって、たった2つの
タイムスロットts0、ts8を常にダウンリンク方向DLのためにリザーブし
ておきさえすればよい。対称性の調整可能性はほんの少ししか制限されない。
【0028】 ダウンリンク方向DLに対して2つのタイムスロットts0、ts8より多く
のタイムスロットが使用されるように非対称性比率がこのシステムにおいて設定
されている場合には、コントロール情報はダウンリンク方向DLに割り当てられ
た残りのタイムスロットtsにおいても伝送される。この場合、これらのコント
ロール情報は専ら同期シーケンスcp、csを送信しないタイムスロットtsに
おいて伝送することもできる。コントロールチャネルBCCHのこのフレキシビ
リティは付加的な利点を与える。なぜなら、例えば複数のタイムスロットにわた
る分散は干渉に対するこの伝送のより大きなロバスト性を惹起するからである。
【0029】 タイムスロットts内におけるこのコントロールチャネルBCCHでのマルチ
コード伝送(タイムスロットts毎に複数の拡散符号c)の利用は、コントロー
ルチャネルBCCHのデータレートのアダプティブな上昇を可能にする。同様の
ことは拡散率の低減によっても達成され、これも同様に同期シーケンスcsの選
択及び順番によって伝達される。コントロール情報の伝送のためのタイムスロッ
トtsの選択は、上位レベルのインスタンス、例えば無線リソースマネージャR
NMによって複数の基地局BSに対してコーディネートされる。
【0030】 基地局の制御装置、例えば無線リソースマネージャRNMにおいて行われる同
期のためのタイムスロットts0、ts8の割り当て、及び同期シーケンスcp
、csの送信のためのタイムスロットts0、ts8の開始時点を基準にする異
なるタイムオフセットtoffの割り当ては、第1のステップ1として同期に先
立って行われる。第2のステップ2において複数の基地局BSが同期シーケンス
cp、csを予め設定された順番で送信する。この順番は各基地局毎に個別であ
り、タイムオフセットtoffに対応する。
【0031】 加入者局MSは第3のステップ3で同期シーケンスcp、csを受信し、粗同
期を第1の同期シーケンスcpに基づいて実施する。第4のステップ4における
第2の同期シーケンスcsの評価によって、タイムスロットtsの開始時点に対
するタイムスロット同期が可能であり、これに続いて他の情報の評価によって第
5のステップ5においてフレーム同期が実施され、コントロールチャネルBCC
Hの受信の準備が実施される。ステップ3〜5までは加入者局に割り当てられた
同期手段SYNCによって実施される。この同期手段SYNCは、例えば信号処
理プロセッサと信号適合されたフィルタによって形成された相関器である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 受信器における同期シーケンスのオーバーラップの例である。
【図2】 基地局と加入者局との間の無線インターフェースの概略図である。
【図3】 同期シーケンスの送信の際のタイムオフセットの利用の概略図である。
【図4】 様々に構成されたコントロールチャネルである。
【図5】 同期のためのフローチャートである。
【符号の説明】
Z1、Z2、Z3 無線セル B 周波数バンドのバンド幅 DL ダウンリンク UL アップリンク ts タイムスロット fr フレーム d データ c 拡散符号 Tsym シンボル持続時間 Tchip チップ持続時間 cp 第1の同期シーケンス cs 第2の同期シーケンス tgap 時間間隔 toff タイムオフセット BCCH コントロールチャネル RNM 無線リソースマネージャ BS 基地局 MS 加入者局 SYNC 同期手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォルカー ゾンマー ドイツ連邦共和国 ベルリン シュヴァー プシュテッター ヴェーク 6 (72)発明者 ミヒャエル ベンツ ドイツ連邦共和国 ベルリン シュッケル トダム 328 (72)発明者 アーニャ クライン ドイツ連邦共和国 ベルリン パデルボル ナー シュトラーセ 8 (72)発明者 アルミーン ジッテ ドイツ連邦共和国 ベルリン プレンツラ ウアー アレー 237 (72)発明者 トーマス ウルリヒ ドイツ連邦共和国 バート−デュルクハイ ム ルドルフ−バルト−ジードルング 11 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE13 EE36 5K047 AA04 BB01 GG34 HH01 5K067 AA23 AA26 BB02 CC04 CC10 DD25 EE02 EE10 EE23 EE72 GG03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信システムにおける加入者局(MS)の同期のための
    方法において、 複数の基地局(BS)には少なくとも1つの同期シーケンス(cp、cs)の
    送信のためにタイムスロット(ts)が割り当てられており、 隣接する基地局(BS)は前記同期シーケンス(cp、cs)の送信のために
    前記タイムスロット(ts)の開始時点を基準とする異なるタイムオフセット(
    toff)を利用し、 該タイムオフセット(toff)は1つ又は複数の同期シーケンス(cp、c
    s)の選択及び/又は複数の同期シーケンス(cp、cs)の順番に対応してお
    り、 前記加入者局(MS)は前記同期シーケンス(cp、cs)を受信し、 前記加入者局(MS)は前記同期シーケンス(cp、cs)の受信時点及び前
    記タイムオフセット(toff)を示す識別された同期シーケンス(cp、cs
    )及び/又は複数の同期シーケンス(cp、cs)の識別された順番に基づいて
    時間的な同期を実施する、無線通信システムにおける加入者局(MS)の同期の
    ための方法。
  2. 【請求項2】 2つの同期シーケンス(cp、cs)が1つのタイムスロッ
    ト(ts)において送信される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 1つのタイムスロット(ts)における2つの同期シーケン
    ス(cp、cs)の間の時間的な間隔(tgap)が予め設定される、請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 基地局(BS)によって他の情報が同期シーケンス(cp、
    cs)の選択及び/又は該同期シーケンス(cp、cs)の順番によって伝送さ
    れる、請求項1〜3のうちの1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記他の情報はフレーム同期及び/又は基地局(BS)によ
    り使用されるミッドアンブル及び/又は拡散符号(c)に関する、請求項4記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記他の情報はコントロールチャネル(BCCH)のコンフ
    ィギュレーションのための情報に関する、請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 コンフィギュレーションのための情報は可変的な個数のタイ
    ムスロット及び/又は拡散符号に関する、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 同期シーケンス(cp、cs)の選択及び/又は順番による
    他の情報の符号化は、複数のタイムスロット(ts)にわたる、請求項4〜7の
    うちの1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 同期シーケンス(cp、cs)は変調されない直交ゴールド
    符号である、請求項1〜8のうちの1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 タイムスロット(ts)はブロードバンドチャネルを有す
    るTDD伝送スキームの部分であり、複数のタイムスロット(ts)がフレーム
    (fr)毎に同期のために利用される、請求項1〜9のうちの1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 同期シーケンス(cp、cs)はタイムスロット(ts)
    において送信され、該タイムスロット(ts)において付加的にコントロールチ
    ャネル(BCCH)の情報が伝送される、請求項1〜10のうちの1項記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 同期シーケンス(cp、cs)は基地局(BS)の他の送
    信に比べて小さい電力によって送信される、請求項1〜11のうちの1項記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 無線通信システムは、 少なくとも1つの同期シーケンス(cp、cs)の送信のために複数の基地局
    (BS)を有し、 制御装置(RNM)を有し、該制御装置(RNM)は隣接する基地局(BS)
    にタイムスロット(ts)と該タイムスロット(ts)の開始時点を基準とする
    異なるタイムオフセット(toff)とを同期シーケンス(cp、cs)の送信
    のために割り当て、該タイムオフセット(toff)は1つ又は複数の同期シー
    ケンス(cp、cs)の選択及び/又は複数の同期シーケンス(cp、cs)の
    順番に対応しており、 前記同期シーケンス(cp、cs)を受信及び評価するための加入者局(MS
    )を有し、 該加入者局(MS)に割り当てられた同期手段(SYNC)を有し、該同期手
    段(SYNC)は前記同期シーケンス(cp、cs)の受信時点及び前記タイム
    オフセット(toff)を示す識別された同期シーケンス(cp、cs)及び/
    又は複数の同期シーケンス(cp、cs)の識別された順番に基づいて時間的な
    同期を実施する、無線通信システム。
JP2000569531A 1998-09-03 1999-09-03 加入者局の同期のための方法及び無線通信システム Withdrawn JP2002524964A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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