JP2002524205A - 匂い伝送のための方法および装置 - Google Patents

匂い伝送のための方法および装置

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JP2002524205A JP2000569852A JP2000569852A JP2002524205A JP 2002524205 A JP2002524205 A JP 2002524205A JP 2000569852 A JP2000569852 A JP 2000569852A JP 2000569852 A JP2000569852 A JP 2000569852A JP 2002524205 A JP2002524205 A JP 2002524205A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、所定の匂いまたは既知である必要のない任意の匂いを再現するシステムを開示する。このシステムは、所定の匂い物質のセット、所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す情報を生成する匂いセンサ、そして所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す情報を受信する匂い出力デバイスを含み、所定の匂い物質セットを利用して、その情報に基づいて任意の入力臭に近い匂いを再現する。ここで匂いセンサおよび匂い出力デバイスは、情報転送リンクによってリンクされている。匂いを再現する方法もまた開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、概して香り(fragrance)、薫り(scent)、匂い(
odors)、および臭い(smell)の生成、放出、伝送、再現、およびメ
モリ格納のための装置ならびに方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 匂いを検出する装置および方法は、当該分野では周知である。例えば、特定の
匂いの検出、識別、または分類は、匂いを化学的に分析するガスクロマトグラフ
ィーデバイスおよび質量分析計、ならびに匂いの特徴的なサインを提供する電気
的または人工的な「鼻」によって達成され得る。
【0003】 香りのユーザの鼻への送達のための匂い出力デバイスはもまた周知である。例
えば、仮想現実システムとともに用いられる香り出力デバイスは、Watkin
sの米国特許第5,591,409号に記載される。Leeらの米国特許第5,
724,256号は、マルチメディアシステムで用いられ得る香り放出デバイス
を記載している。
【0004】 匂い検出デバイスと匂い送達デバイスとをリンクするよう試みるシステムが従
来技術では公知である。例えば、Kellerらの「Transmission
of Olfactory Information for Teleme
dicine」,Interactive Technology and t
he New Paradigm for Healthcare,K.Mor
ganら,編,IOS Press and Ohmsha,Amsterda
m,1995年,第27章,168〜172頁は、公知の匂い、所定の匂いを検
出デバイスを用いて検出すること、公知の匂いに関する匂い情報を匂い出力デバ
イスへ伝送すること、そして公知の入力臭を放出するために出力デバイスを用い
ることを意図している。この参考文献および上記で引用された当該分野の香り出
力デバイスは、所定の匂いの放出を達成するように努めているということを留意
することが重要である。
【0005】 長い年月にわたって、臭覚についての説明を見出す多くの試みがなされてきた
。たいていの理論は色覚との類似性を用い、視覚における原色(赤/緑/青、す
なわちRGB)のように、臭いにおける基本臭があると仮定した。60年代のJ
ohn Amooreの先導的仕事から始まり、研究者たちは、匂い物質分子の
物理的かつ化学的属性と匂い物質の特性知覚との間の相関を見出そうとするため
にこのような属性を研究してきた。匂いを分類し、匂いコードを定義する系統的
な方法を見出そうとしてきた(Amoore JE,Specific ano
smia:(a clue to the olfactory code),
Nature.1967年,214(93):1095〜8)。
【0006】 しかしながら、30年以上も後に、任意の匂い感覚を再現できるように、基本
臭いを定義し、任意で匂い物質を混合するためのコードを利用するれっきとした
方法はまだなかった。RGBの匂い版に関する奇抜なエイプリルフールの日のよ
うなエッセイがある。例えば、1998年5月、7つの基本「RGB」臭(すな
わち樟脳、コケ、花、ミント、エーテル、腐敗臭、および刺激臭)を有する匂い
システムを記載したウェブサイト(ドメイン名www.vol.it/sbdi
/44/sbdi44it.htm.)がインターネット上に出現した。この主
張は、単純化されており、誤ってさえいると当該分野で認識されてから長く経つ
が、7つの基本臭の方式を提唱した最初のAmooreの二番煎じである。イン
ターネットで注目される他のジョークには、3つの基本「RGB]臭を備えた機
械を記載するRealAromaのウェブサイトがある。しかしながら、このよ
うな公開された茶番に従ってきたために、従来技術では、原色に類似するいくつ
かの基本臭があることが現在分からない。
【0007】 要するに、従来技術は、匂い伝送(所定の匂いまたは以前から知っている匂い
でない任意の匂いを伝えたり、再現したりする方法)の基本的問題を深刻に対処
せずにいるということが明らかである。
【0008】 (発明の要旨) 本発明は、所定の匂いまたは既知である必要のない任意の匂いを伝え、再現す
るための装置および方法を提供しようと試みる。
【0009】 明細書および特許請求の範囲全体を通して、香り(fragrance)、芳
香(aroma)、香味(flavor)、薫り(scent)、匂い(odo
rs)、および臭い(smell)という用語およびそれらの任意の派生物は、
交換可能に用いられるということに留意されたい。用語「匂い物質」は、匂い出
力デバイスによって匂いの放出に寄与する物質を示す。匂い物質は、必ずしも匂
いを発する必要はないが、匂いの放出に触媒作用を及ぼし得る。匂い物質は、純
物質であってもよいし、または物質の混合物であってもよい。
【0010】 本発明の好適な局面によると、匂いセンサは、所定の匂いまたは既知である必
要のない任意の入力臭を検出し、その入力臭を表す匂い情報を提供する。例えば
、匂いセンサはガスクロマトグラフィーを利用して、任意の匂いを分析し、それ
を一連の化学成分として表すことができる。匂い情報は、このような科学成分の
主要なピークを含む。匂い情報は、次に匂い出力デバイスへ伝送される。匂い出
力デバイスは、好適には、多くの自然の匂いまたは人工的な匂いを生じるための
公知の複数の匂い物質を含む匂いパレットを備える。用いられる匂い物質の数は
任意であり、特定の用途に応じて多くてもよいし、または少なくてもよい。
【0011】 匂い情報は、特定の入力臭に近くなるように、匂い物質を選択して適切な割合
かつ濃度で組み合わせるために、匂い出力デバイスによって用いられる。例えば
、匂い出力デバイスは、匂い情報に含まれる主要なピークに対応する匂い物質を
選択し、匂い情報に従ってそれらを混合し、任意の入力臭に近い合成された出力
臭に達する。所定の匂いまたは既知である必要のない任意の匂いに近くなるよう
に、匂いパレットに指示するために主なピークを含む匂い情報を用いることが本
発明の際立った特徴である。
【0012】 本発明はまた、匂いパレットを構築する方法を提供する。例えば、ガスクロマ
トグラフィーは、複数の入力臭に関して匂い情報を提供するために用いられる。
匂い情報は、匂いを特徴付ける主要な匂い成分に対応する特定の主要なピークを
含む。入力臭の全ての匂い情報のセットから、n個の最大基本臭成分のサブセッ
トを入手する。次いで匂い物質パレットは、n個の最大基本臭成分を生成する匂
い物質を選択することにより構築される。次いでこれらの匂い物質がある割合か
つ濃度で混合されて、所定の匂いまたは既知である必要のない任意の匂いに近く
することができる。従って、これらの匂い物質は、従来技術による試みではうま
くいかなかった架空の「RGB]臭い物質に対する近似臭として振る舞う。
【0013】 以下の内容は、従来技術では不可能であったが、本発明を用いて可能な匂い伝
送タイプの例示的な実施例である。映画のセットでの芳香技術は、香りを複数の
映画のシーンに加えることができる。従来技術では、このような技術は、どの匂
いが伝送されるか正確に決定しなければならず、そして映画を上映する映画館す
べてに所定の匂い全てを再現するために必要な全ての匂い物質を提供しなければ
ならなかった。それとは逆に、この技術は、各映画に匂い物質の特別なセットを
提供する必要はなく、所望の匂いの近似臭を提供するために、各々適切に備えた
映画館で見つけられる匂い物質の標準セットを利用するために、本発明の方法お
よび教示内容を用いることができる。
【0014】 本発明の上述の方法とともに、基本的な匂い物質の様々な濃度を組み合わせて
、匂いを生成するために用いられ得る改良された香りディスペンサーもまた提供
される。香りディスペンサーは、複数の匂いサイトを備えており、その匂いサイ
トの各々がこれらの基本臭のうち1つのリザーバである。本発明の教示内容によ
ると、香りディスペンサーは、任意の匂いに近くするために、匂い物質の正しい
割合を混合するように指示される。出力臭は、匂い物質サイトから放出される匂
いの組み合わせとして外気内に選択的に生成される。
【0015】 匂い物質サイトは、例えば、選択的透過可能なエンクロージャ内で液体または
固体の活性成分をカプセル化することによって製造され得る。エンクロージャは
通常、匂いが周囲の環境へと拡散しないようにシールドする。エンクロージャは
、所定のレベルのエネルギー(例えば、熱エネルギー)をエンクロージャに印加
すると、外気へ匂いの通過を可能にする。
【0016】 従って、本発明の好適な実施形態によると、所定の匂いまたは既知である必要
のない任意の匂いを再現するシステムを提供する。そのシステムは、所定の匂い
物質のセット、所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す情報
を生成する匂いセンサ、および所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入
力臭を表す情報を受信する匂い出力デバイスを含み、その情報に基づいて任意の
入力臭の近似臭を再現するために所定の匂い物質のセットを利用し、匂いセンサ
および匂い出力デバイスが情報伝送リンクによりリンクされる。
【0017】 本発明の好適な実施形態によると、匂い出力デバイスは、匂い物質サイトのア
レイ(各匂い物質サイトがエンクロージャ内に匂い物質を含み、エンクロージャ
に所定のレベルのエネルギーを印加すると、エンクロージャを通る匂いの通過を
可能にする)およびエンクロージャ内に組み込まれる複数の電気ワイヤを含み、
各ワイヤに流れる電流は、エンクロージャから匂いの放出を生じる温度までエン
クロージャを加熱する。
【0018】 さらに、本発明の好適な実施形態によると、匂いサイト上にエアフローを生成
するファンを提供する。
【0019】 なおさらに、本発明の好適な実施形態によると、伝送リンクはカプセル化され
た伝送リンクを含む。
【0020】 本発明の好適な実施形態によると、所定の匂いまたは既知である必要のない任
意の匂いを再現するシステムもまた提供される。このシステムは、所定の匂い物
質のセット、および所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す
情報を受信し、その情報に基づいて任意の入力臭の近似臭を再現するために所定
の匂いのセットを利用する匂い出力デバイスを含む。
【0021】 本発明の好適な実施形態によると、所定の匂いまたは既知である必要のない任
意の入力臭を表す情報を生成する匂いセンサを提供する。
【0022】 さらに、本発明の好適な実施形態によると、匂いセンサと通信する情報を記録
するための匂い記録媒体が提供され、匂い出力デバイスが匂い記録媒体に記録さ
れた匂いを再現する。
【0023】 本発明の好適な実施形態によると、匂いサイトのアレイ(各匂いサイトは、エ
ンクロージャ内に匂い物質を含み、エンクロージャの熱的に誘発される変化によ
ってエンクロージャを通る匂いの通過を可能にする)およびエンクロージャ内に
組み込まれる複数の電気ワイヤを含む匂い出力デバイスが提供され、各ワイヤに
流れる電流が、エンクロージャの変化を生じる温度までエンクロージャを加熱す
る。
【0024】 本発明の好適な実施形態によると、匂いを再現する方法もまた提供される。そ
の方法は、匂い出力デバイスに所定の匂い物質のセットを提供する工程と、所定
の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭に対応する匂い情報を提供する
工程と、任意の入力臭に近くなるように、任意の匂い情報を用いてこのような割
合かつ濃度で匂い物質を組み合わせる工程とを含む。
【0025】 本発明の好適な実施形態によると、上記匂い情報を提供する工程が、一連の化
学成分として各匂いを表すためにガスクロマトグラフィーを用いる工程を含む。
【0026】 さらに、本発明の好適な実施形態によると、任意の匂い情報が匂い物質パレッ
トにリアルタイムで無線で伝送される。
【0027】 なおさらに、本発明の好適な実施形態によると、任意の匂い情報は、後で伝送
し再現するために記録される。
【0028】 本発明の好適な実施形態によると、匂い物質パレットを構築する方法もまた提
供される。この方法は、入力臭のセットの匂い情報を提供する工程(ここで匂い
情報は主要な匂い成分に対応する主要なピークを含む)、入力臭のすべての匂い
情報のセットから、n個の最大主要匂い成分のサブセットを選択する工程、およ
びn個の主要匂い成分を生成する匂い物質を選択することにより匂い物質パレッ
トを構築する工程を含む。
【0029】 (好適な実施形態の詳細な説明) 本発明は、図面とともに以下の詳細な説明からより完全に理解されかつ認識さ
れる。
【0030】 次に、本発明の好適な実施形態による、匂い伝送および再現のための方法の簡
略化したフローチャートである図1を参照する。匂いセンサは、所定の匂いまた
は既知である必要のない任意の入力臭を検出し、入力臭を表す匂い情報を提供す
る。例えば、匂いセンサは、任意の匂いを分析し、その匂いを一連の化学成分と
して表すためにガスクロマトグラフィーを利用し得る。匂い情報は、このような
化学成分の主要なピークを含み得る。匂い情報は次に、匂い出力デバイスに伝送
される。その情報伝送は、従来の有線または無線手段によって達成され得る。
【0031】 匂い出力デバイスは、Watkinsの米国特許第5,591,409号また
はLeeらの米国特許第5,724,256号に記載されるような当該分野の任
意の適切な種類の匂い放出デバイスであり得る。これらの開示内容を本明細書中
で参考として援用する。あるいは、匂い出力デバイスは、図4を参照して以降で
示して記載されるように構築されてもよい。匂い出力デバイスは好適には、多く
の自然の匂いまたは人工的な匂いを生じる公知の複数の匂い物質を含む匂いパレ
ットを備えている。用いられる匂い物質の数は任意であり、特定の用途に応じて
多くても少なくてもよい。
【0032】 匂い情報は、匂い物質を選択し、適切な割合かつ濃度で混合するために匂い出
力デバイスによって用いられ、特定の入力臭に近くなる。例えば、匂い出力デバ
イスは、匂い情報に含まれる主なピークに対応する匂い物質を選択し、選択した
匂い物質を匂い情報に従って混合し、それにより任意の入力臭に近くなる合成さ
れた出力臭に達することができる。当然のことながら、匂い物質パレットがこれ
らのピークを再現するために必要な匂い物質すべてをたまたま正確に含んでいる
とすると、出力臭は、入力臭の極めて良好な複製となるであろう。匂いの複製の
精度は、特に、何種類の匂い物質が匂い物質パレットで用いられているかに依存
しているということが明らかである。所定の匂いまたは既知である必要のない任
意の匂いに近くなるように、匂いパレットに指示するために主なピークを含む匂
い情報を用いることが本発明の際立った特徴である。
【0033】 匂い物質パレットは、例えば、香料会社等の原料から既存の匂い物質を利用す
ることにより構築され得る。あるいは、本発明は、次に記載されるように匂いパ
レットを構築する方法を提供する。
【0034】 次に本発明の好適な実施形態による、匂い物質パレットを構築する方法の簡略
化したフローチャートである図2を参照する。匂いセンサは、任意の入力臭のセ
ットを検出し、図1を参照して記載したように入力臭を表す匂い情報を提供する
。先に述べたように、匂い情報は、匂いを特徴付ける基本臭成分に対応する特定
の基本ピークを含む。入力臭全ての匂い情報のセットから、n個の最大基本臭成
分のサブセットが選択される。次いで、匂い物資パレットが、n個の最大基本臭
成分を生成する匂い物質を選択することにより構築される。次いで匂い物質パレ
ットが、図1に記載されるように使用可能となる。
【0035】 次に本発明の好適な実施形態により構築され、動作可能な匂い伝送システムの
ブロック図である図3を参照する。
【0036】 花12のような物体(この物体の匂いは以前から知られている必要はない)が
、検出された匂いの匂いサイン16を提供する匂いセンサ14によって匂いを嗅
がれる。匂いサイン16が、有線または無線伝送リンクにより匂い放出デバイス
18に伝送される。この匂い放出デバイス18の構成は、当該分野の公知匂い出
力デバイスに従っていてもよいし、あるいは図4を参照して以下で記載されるも
のでもよい。匂い伝送はリアルタイムであってもよいし、あるいは検出された匂
いが、匂い記録媒体20(例えば、後で伝送および再現するために図4を参照し
て後述する匂いサイトおよび匂い基板)上等に記録されてもよい。さらに、伝送
リンクは、所望ならばセキュリティ目的のために暗号化されてもよい。例えば、
公知の暗号化アルゴリズム(DESまたはRC−5等)を用いて伝送を暗号化す
ることができる。
【0037】 次に本発明の好適な実施形態により構築され、動作可能な匂い出力デバイス1
50を示す図4を参照する。匂い出力デバイス150は好適には、(好適には半
導体)基板154ににマウントされる匂いサイト152のアレイを含む。各匂い
サイト152は、エンクロージャ158内に基本臭156を含む。エンクロージ
ャ158は好適には、エンクロージャ18について上述したように感熱性ポリマ
ーである。匂い156の通る通路のために、充分な熱エネルギーによりエンクロ
ージャ158内に開口部を形成するトリガ160が設けられる。
【0038】 トリガ160は好適には、エンクロージャ158内に組み込まれる複数の電気
ワイヤ162を含む。バッテリのような電源164がワイヤ162に接続される
。電源164は、ワイヤ162に電流を供給し、それによりエンクロージャ15
8内に熱的に誘発される変化を発生させる温度までエンクロージャ158を加熱
する。チューブ軸流ファン等のファン166は、基板154および匂いサイト1
52上の吸込みアパーチャ168(この吸込みアパーチャ168は、ハウジング
170内に形成される)を通ってさわやかな外気を引き込む。このエアフローは
、匂い物質サイト152から放出された匂いを混合し、次に排出アパーチャ17
2を通ってユーザ(図示せず)へと排出する。匂い出力デバイス150はまた、
トリガ160に接続されるコントローラ174を含み得る。コントローラ174
は、上述したように匂い156を放出するために、どの匂い物質サイト152が
トリガ160によってトリガされるかを制御する。
【0039】 当業者であれば、本発明が特に先に示され記載される内容によって制限されな
いことを理解する。むしろ本発明の範囲は、上述の特徴および前述の記載を読め
ば当業者に想起し、従来技術にはないそれら特徴の改変ならびに変化の組み合わ
せおよび部分的組み合わせを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の好適な実施形態による、匂い伝送および再現のための方法の
簡略化したフローチャートである。
【図2】 図2は、本発明の好適な実施形態による、匂い物質パレットを構築する方法の
簡略化したフローチャートである。
【図3】 図3は、本発明の好適な実施形態により構築され、動作可能な匂い伝送システ
ムの簡略化した挿絵入りのブロック図である。
【図4】 図4は、本発明の好適な実施形態により構築され、動作可能な匂い出力デバイ
スの簡略化した挿絵入りの図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 30/88 G01N 30/88 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2G046 AA01 BG05 DC14 DC16 DC17 DC18 DD01 2G060 AA01 AB26 AE19 AF02 BC02 HA01 HC19 HC21 HE02 4C002 AA06 BB04 BB06 DD03 DD07 FF02 HH04 KK04 4C080 AA03 BB03 HH05 JJ03 KK04 LL03 LL10 MM11 MM31 MM32 QQ01 QQ11 QQ14 QQ16 QQ17 QQ18

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の匂いを再現す
    るシステムであって、該システムは、 所定の匂い物質のセットと、 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す情報を生成する匂
    いセンサと、 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す該情報を受信し、
    該情報に基づいて該任意の入力臭の近似臭を再現する該所定の匂い物質のセット
    を利用する匂い出力デバイスと、 を備え、該匂いセンサおよび該匂い出力デバイスが情報伝送リンクによりリン
    クされる、システム。
  2. 【請求項2】 前記匂い出力デバイスが、 匂いサイトのアレイであって、該匂いサイトがエンクロージャ内に匂い物質を
    備え、該エンクロージャの熱的に誘発される変化により、該エンクロージャが該
    エンクロージャを通る該匂いの通過を可能にする、匂いサイトのアレイと、 該エンクロージャ内に組み込まれる複数の電気ワイヤであって、該ワイヤの各
    々に流れる電流が、該エンクロージャの熱的に誘発される変化を生じる温度まで
    該エンクロージャを加熱する、複数の電気ワイヤと を備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記匂いサイト上にエアフローを生成するファンを備える、
    請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記伝送リンクが暗号化された伝送リンクを備える、請求項
    1に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の匂いを再現す
    るシステムであって、該システムは、 所定の匂い物質のセットと、 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す情報を受信し、該
    情報に基づいて該任意の入力臭の近似臭を再現する該所定の匂い物質のセットを
    利用する匂い出力デバイスと を備える、システム。
  6. 【請求項6】 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭を表す
    前記情報を生成する匂いセンサを備える、請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記匂いセンサと通信して前記情報を記録する匂い記録媒体
    を備え、前記匂い出力デバイスが該匂い記録媒体に記録された匂いを再現する、
    請求項1または5に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 匂いサイトのアレイであって、該匂いサイトがエンクロージ
    ャ内に匂い物質を備え、該エンクロージャの熱的に誘発される変化により、該エ
    ンクロージャが該エンクロージャを通る該匂いの通過を可能にする、匂いサイト
    のアレイと、 該エンクロージャ内に組み込まれる複数の電気ワイヤであって、該ワイヤの各
    々に流れる電流が、該エンクロージャの熱的に誘発される変化を生じる温度まで
    該エンクロージャを加熱する、複数の電気ワイヤと を備える、匂い出力デバイス。
  9. 【請求項9】 前記匂いサイト上にエアフローを生成するファンを備える、
    請求項8に記載の匂い出力デバイス。
  10. 【請求項10】 所定の匂い物質のセットを匂い出力デバイスに提供する工
    程と、 所定の匂いまたは既知である必要のない任意の入力臭に対応する匂い情報を該
    匂い出力デバイスに提供する工程と、 該任意の入力臭に近くなるように、該任意の匂い情報を用いて割合および濃度
    で該匂い物質を組み合わせる工程と を包含する、匂いを再現する方法。
  11. 【請求項11】 前記匂い情報を提供する工程が、一連の化学成分として前
    記匂いの各々を表すためにガスクロマトグラフィーを用いる工程を包含する、請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記任意の匂い情報を匂い物質パレットにリアルタイムで
    無線で伝送する工程を包含する、請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記任意の匂い情報を後で伝送し再現するために記録する
    工程をさらに包含する、請求項10に記載の方法。
  14. 【請求項14】 入力臭のセットの匂い情報を提供する工程であって、該匂
    い情報は、主要な匂い成分に対応する主要なピークを含む、工程と、 該入力臭のすべての匂い情報のセットから、n個の最大主要匂い成分のサブセ
    ットを選択する工程と、 該n個の主要匂い成分を生成する匂い物質を選択することにより匂い物質パレ
    ットを構築する工程と を包含する、匂い物質パレットを構築する方法。
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