JP2002522194A - 粒子状物質を含んだ空気濾過用の空気フィルタ組立体 - Google Patents

粒子状物質を含んだ空気濾過用の空気フィルタ組立体

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Abstract

(57)【要約】 フィルタ要素を清浄化する方法は、フィルタ要素と空気流連絡したベンチュリ要素中に噴出管から加圧空気を吐出して、フィルタ要素の全長の95パーセントを超える長さにわたって正の清浄化圧力差を供給する段階を含んでいる。一配置では、この方法を実施するための空気フィルタ組立体が、ハウジング、第1のフィルタ構造、第1のベンチュリ要素、および噴出管を含んでいるパルス・ジェット清浄化システムを備える。噴出管およびベンチュリ要素は、フィルタ要素内の濾材の全長の少なくとも75パーセントを超える長さにわたって正の清浄化圧力差を供給するように構築されかつ配置される。一実施形態では、ベンチュリ要素が、その要素の喉部分に特別に形成された境界セクションを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、ベンチュリ要素を有する空気濾過 システム、およびベンチュリ要
素を備えたシステムを使用する方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 気体中に浮遊する粒子状物質は多くの産業で見られる。いくつかの産業ではこ
のような粒子状物質が、例えばでんぷんなどの回収すべき有用な生産品である。
金属加工業などの他の産業では単に、空気中から除去しなければならないダスト
でしかない。粒子状物質を含んだ空気流またはガス流を清浄化するシステムは、
ハウジング内にフィルタ要素が配置された空気フィルタ組立体を含んでいる。フ
ィルタ要素は例えば、適当な布またはひだ折りした紙製の袋(bagまたはso
ck)である。清浄化は、フィルタ要素内に短時間の加圧空気パルス・ジェット
を定期的に噴射し、この空気流をフィルタ要素を通して逆流させることによって
実施される。このような空気フィルタ組立体は、例えば、米国特許第42182
27号(Frey)および米国特許第4395269号(Schuler)に開
示されている。これらの特許は、参照によって本明細書に組み込まれる。
【0003】 フィルタ要素内に加圧空気ジェットを導く目的および空気がフィルタ要素を出
るときに圧力エネルギーを回復させる目的にベンチュリ要素が時に使用される。
多くの場合、このベンチュリ要素の入口端は濾過室の外部にあるか、またはフィ
ルタ要素の内部に延びている。例えば、米国特許第4218227号(Frey
)には、濾過室の仕切りのフィルタ要素と反対側にその入口を載置してベンチュ
リ要素を取り付けることが開示されている。米国特許第3942962号(Du
yckinck)には、その入口部分がフィルタ要素の内部に延びるベンチュリ
要素が開示されている。
【0004】 パルス・ジェット清浄化に適用するベンチュリ・システムの標準設計では、ベ
ンチュリ要素の両端間で大きな圧力降下(または圧力差)が生じる。パルス・ジ
ェット清浄化システムは、フィルタ要素内の圧力に打ち勝って要素内の空気流を
逆流させるのに必要な高加圧空気を送達するためにバック・パルス弁が開閉する
ときに、大きな騒音を発生させる。Raetherの米国特許第5562746
号には特に、粒子状物質を含んだ空気の濾過 中およびフィルタ要素のパルス・
ジェット清浄化中の騒音レベルおよびエネルギー損失を低減させる空気濾過 シ
ステムが記載されている。米国特許第5562746号は、参照によって本明細
書に組み込まれる。
【0005】 (発明の概要) 一態様において本開示において、フィルタ要素を清浄化する方法が記載されて
いる。この方法は、フィルタ要素と空気流連絡したベンチュリ要素中に噴出管か
ら加圧空気を吐出する段階を含んでいる。これによって、フィルタ要素の全長の
95%を超える長さに渡り正の清浄化圧力差が供給されることになる。 他の態
様において本開示によれば、上記方法を実施するための空気フィルタ組立体を記
載している。この記載の一配置例としては、ハウジング、第1のフィルタ構造、
第1のベンチュリ要素、および噴出管を含んでいるパルス・ジェット清浄化シス
テムを備えている。噴出管およびベンチュリ要素は、フィルタ要素内の濾材の全
長の少なくとも75パーセントを超える長さにわたって正の清浄化圧力差を供給
するように構築されて配置されている。
【0006】 本開示によれば、要素の喉部分において特別に形成された境界セクションを、
ベンチュリ要素に設けるようにした実施形態が記載されている。この喉部分の境
界セクションは、直径が次第に減少する少なくとも12の領域を含んでいる。 (好ましい実施形態の詳細な説明) 図1を参照して、空気濾過 システムまたは組立体10が示されている。 図示のシステム10は、横並び配置に構成された3つのユニットまたはモジュー
ルを有する。この配置は、例えば、6フィート(約1.8m)×10フィート(
約3.0m)×10フィートのスペースに収まる大きさとすることができる。
【0007】 図1のモジュールはそれぞれ、汚れた空気または汚染された(すなわち粒子状
物質を含んだ)空気をフィルタ組立体中に流入させるための導管11を含んでい
る。類似の導管12が、フィルタ組立体から清浄な空気または濾過された空気を
流出させるために提供されている。さらに、例えば保守などの目的でモジュール
の内部にアクセスすることができる正面アクセス・ドア13および二次アクセス
・ドア14が提供されている。
【0008】 図1にはさらに、螺旋スクリュを動作させるための標準的な構造の電動機/チ
ェーン伝動組立体18がフィルタ組立体の底部に示されている。
【0009】 次に図2を参照すると、フィルタ組立体の各種要素の配置を示すために一方の
側壁パネル17が切り取られた本発明の側面図が示されている。上壁パネル16
は内壁面19を有する。この実施形態では、空気入口が上壁パネルに配置され、
そのためダストを含んだ空気または他の汚染された流体は汚染空気室22中に下
向きに導入される。こうすると、重力を利用して、組立体10中でダストを集積
領域に移動させることができる。汚染空気室22は、アクセス・ドア13、上壁
パネル16、上部パネルから下方に延びる対向する2対の側壁パネル17、階段
状の壁構造28、および一対の傾斜面23、24によって画定されている。傾斜
面23、24は、組立体の底部の集積領域またはホッパ25を部分的に画定する
。底部ベース・パネルまたはフレーム26は、適当かつ標準的な方法で側壁パネ
ル17に対してシールされている。汚染された空気または流体が濾過前に漏れな
いように、汚染空気室22もシールされている。
【0010】 それぞれの側壁パネル17に沿った構造フレーム部材27にシールされて段階
状設計を有するスペーサ壁または管板構造28が取り付けられており、これには
組立体の別個のフィルタ要素32が取り付けられている。汚染空気室22を清浄
空気室60から気密シールするため、管板構造28はその4辺全てがシールされ
ている。好ましい実施形態の構造28は3つの段または凹部を有する。それぞれ
の段部は、上向きに延びる背面部材30および背面部材30から直角に延びる脚
部材31を含んでいる。管板構造28は、1枚の薄鋼板から構築することが好ま
しく、したがって個々の段部が、その直上および直下の段部の連続した延長であ
ることが好ましい。図2および3に示すとおり、階段状管板構造28に取り付け
られたフィルタ要素32は汚染空気室22内に位置し、上面パネル16の水平面
に対して鋭角に傾斜し、階段状に、または間隔をあけて部分的に重なり合って、
概して下向きに配置される。このようにして分散スペース33が、傾斜したバッ
フル50、側壁パネル17、上壁パネルの内面19および正面アクセス・ドア1
3によってフィルタ組立体10の最上部に画定される。汚れた空気が入口20か
ら組立体10に入ると、濾過 の前に分散スペース33に収容される。
【0011】 個々のフィルタ要素32は、端部を有する円筒管要素に形づくられたプリーツ
材である。それぞれのフィルタ要素の濾材部分の構造およびこれを管板構造28
に対して支持する方法は、米国特許第4395269号および米国特許第556
2746号のフィルタ要素と同様である。米国特許第4171963号(Sch
uler)に開示されているフィルタ要素の構造、および濾材を安定な円筒形に
形成し端部キャップで封じる方法の詳細は、参照によって本明細書に組み込まれ
る。フィルタ要素を支持する支持組立体を図4に示す。管板構造28の背面部材
部分30は、その中にベンチュリ要素70が配置される開口(図4には図示され
ておらず、図7に示されている)を有する。ヨーク・組立体36を使用してフィ
ルタ要素32を支持する。ヨーク・組立体は、ベンチュリ要素70の内部に延び
、管板構造28の清浄空気室側(図示せず)に溶接された鋼棒を有することがで
きる。あるいは、図示されてはいないが、ヨーク・組立体の鋼棒の近位端にねじ
山を切り、鋼棒を、後述するベンチュリ要素のベル・マウス部分の切欠き92お
よびベンチュリ要素70のフランジ88の開口89を通して延ばすこともできる
。この場合、鋼棒は、管板構造の清浄空気室側に配置したナットによってベンチ
ュリ要素70のフランジ88とともに管板構造28に固定できるような構造とす
る。これは、さまざまな方法で達成することができる。例えば、鋼棒は、棒の近
位端を管板構造28の開口を通して延ばし、ナットで固定するときに停止機構と
して機能する一体型の環状リッジをその近位端の近くに有することができる。こ
の配置は、鋼棒がベンチュリ要素70の喉部分の内部に延入しないという利点を
有する。米国特許第4218227号(Frey)に開示されている配置と同様
の配置は、管板構造28にフィルタ要素を固定する実施可能な他の代替形態であ
る。
【0012】 フィルタ要素32中の円筒管要素の濾材の両端は端部キャップ(またはカラー
部材)で封じられている。一般に、端部キャップによって覆われた濾材の部分は
、端部キャップによって遮蔽されているため空気に対して多孔質であるとは考え
られない。近位端部キャップ82は、自体と管板構造28の間に配置されたガス
ケット84上に載置される。管板構造28に向かってフィルタ要素32を押しつ
け、ガスケット84を圧縮することによって、近位端部キャップ82は管板構造
に対してシールされ、空気漏れが防止される。
【0013】 図示の実施形態では、フィルタ要素が水平面に対して鋭角に吊り下がるように
、それぞれのヨーク・組立体が管板構造に垂直に固定される。フィルタ要素の好
ましい傾斜角の範囲は水平面から15°〜30°である。しかしこのシステムは
、傾斜0°を含んでいる、さまざまな傾斜角で機能することができる。本発明の
それぞれのヨーク・組立体36は同じ様に構築される。図示の実施形態では、そ
れぞれ2つのフィルタ要素から成る2本の平行な垂直列が提供されている。した
がって管板構造のそれぞれの段部は、その背面部材30に間隔をあけて取り付け
られた2つのヨーク・組立体を有する。
【0014】 図2および3に、それぞれのヨーク・組立体36への一対のフィルタ要素32
の配置を示す。それぞれの対の第2のフィルタ要素の外側端が密封されて覆われ
るように、皿形部分45および中央に位置する開口を有する遠位環状端部キャッ
プ44の位置を端部プレート39の位置と合わせる。これによってフィルタ要素
32のガスケット(図2〜3には示されていない)を軸方向に圧縮して、フィル
タ要素32を管板構造28にシールし、かつフィルタ要素32どうしを相互にシ
ールするクランプ配置を取外し可能に接続することが可能になる。さらに、専用
ハンドル47を有する締付けボルト46を、端部プレート39および端部キャッ
プ44の整列した開口に挿入し、これら2つを一体に固定する。
【0015】 管板構造28のすぐ背後には、組立体の背面パネル62、上面パネル16の一
部、対向する2枚の側面パネル17の一部、および管板構造28の背面によって
画定された清浄空気室60が位置する。背面パネル62には、プラント環境へ戻
る導管12に濾過された清浄な空気を流入させるための清浄空気出口64が取り
付けられている。さらに清浄空気室60には、それぞれのヨーク・組立体および
フィルタ要素を清浄化するシステムが提供されている。このシステムが複数のパ
ルス式弁65およびノズルまたは噴出管97を含んでいることが好ましい。一対
のフィルタ要素32の中空の内部に圧縮空気ジェットが導かれるように、弁/噴
出管配置は、管板構造28の出口開口34と一直線状に配置される。パルス式弁
(またはバック・パルス弁)の形式、噴出管、加圧空気を提供する配管、ならび
にこれらの制御および動作は当技術分野で周知である。
【0016】 図5〜7を参照すると、管板構造28にベンチュリ要素70が取り付けられて
いる。それぞれのベンチュリ要素がベルマウス形の入口部分(またはベンチュリ
入口部分)74および境界(contour)が与えられた喉部分(境界喉部分
)76を含んでいることが好ましい。好ましいいくつかの実施形態では、ディフ
ューザ部分(またはベンチュリ出口部分)72がある。境界喉部分76は、ディ
フューザ部分72とベンチュリ入口部分74の間に挿入され、これらを相互接続
する。通常の濾過 空気流パターン(すなわち非パルシング・パターン)で濾過
され、濾過室22からフィルタ要素32を通過すると、空気は、ディフューザ部
分を通ってベンチュリ要素70を出て清浄空気室に入る。通常の濾過 条件中の
圧力回復を容易にするため、ディフューザ部分72は、発散形の(または広がっ
た)実質上まっすぐな壁を有することが好ましい。境界喉部分76は全体に、そ
の内部に向かって凹形である。
【0017】 ベンチュリ要素70は、フィルタ要素32に対してベンチュリ入口部分74が
清浄空気室60の中に配置されるように管板構造28上に配置される。図7に示
すとおり、ベンチュリ入口部分74の遠位端は、空気に対して多孔質である(す
なわち近位端部キャップ(またはカラー部材)82によって覆われていない)フ
ィルタ要素32の最も近位の点と概ね同じ横方向レベルにある。このように、フ
ィルタ要素32の空気多孔質部分83の近位部分を通過した空気は概ねまっすぐ
な経路に沿ってベンチュリ要素70に移動し、フィルタ要素32とベンチュリ要
素の間で妨害されない。概ねまっすぐな経路に沿った妨害のないこのような空気
の移動は、空気流に対する抵抗およびエネルギー損失を低減させる。図7にはさ
らに、管板構造28に対してフィルタ要素32をシールするガスケット84が示
されている。
【0018】 従来技術のある種のシステムでは、パルス・ジェット清浄化システムが、空気
多孔質部分83、例えば濾材の全長にわたって十分な正の清浄化圧力差を供給し
ない。従来技術のある種のシステムでは、濾材の長さの約75%以下にしか、パ
ルス・ジェット清浄化システムによってその中に生成された正の清浄化圧力差が
働かないことが分かっている。一般に、管板構造28に近い側の濾材83の長さ
の最初の約25%は、パルス・ジェット清浄化システムから十分な空気パルスを
受け取らない。その結果、管板28に近いフィルタ要素32の端部付近にダスト
が蓄積し、フィルタ要素の残りの領域には独立して蓄積したダストがない。フィ
ルタ要素32のダストが蓄積した部分はごくわずかにしか空気流を通さない。こ
の空気流の損失は、システムの圧力降下の増大およびシステムの全体空気流の低
減の原因となる。この空気流の損失は、フィルタ要素32の寿命の短縮につなが
る。この空気流を回復させるため、従来技術では、集塵器10からフィルタ要素
32を手動で取り外すことによってフィルタ要素にたまったダストを除去するか
、またはより一般的には、新しいきれいな交換フィルタ要素32を取り付ける。
本発明の構造および配置は、これらの従来技術の問題の克服に役立つ。具体的に
は、本発明の空気フィルタ組立体の構造および配置は、濾材83の全長の75%
を超える長さにわたって正の清浄化圧力差を供給する。好ましいシステムでは、
本発明によって、濾材83の全長の85%を超える長さにわたって正の清浄化圧
力差が生じる。実際、最も好ましいシステムでは、濾材83の全長の90%超、
より具体的には95%超、最高では100%にわたって正の清浄化圧力差が生じ
る。
【0019】 本発明によれば、ベンチュリ要素の喉部分セクション76の境界、および喉部
分76からパルス・ジェット・噴出管97までの距離が、実質的に濾材83の全
長にわたって正の清浄化圧力差が生じるよう賢明に選択される。再び図5に注目
する。図5には、ベンチュリ要素70の断面図が示されている。ベンチュリ要素
70の喉部分76は、特別に形成された境界セクション100を含んでいる。こ
の境界セクション100は、第1の端部102および反対側に位置する第2の端
部104を含んでいる。図示の好ましい境界セクション100では、境界セクシ
ョン100の直径が第1の端部102から第2の端部104に向かって小さくな
る。第2の端部104は、ベンチュリ70の直径が最も小さくなる点に対応する
。したがって第2の端部104は喉部分に対応する。第2の端部104または喉
部分は、境界セクション100とディフューザ部分72の間の微分不能な連続し
た点を画定する。第2の端部104は、集束する際の勾配が異なる2つの集束セ
クションによって画定される。第2の端部104は、境界セクション100とデ
ィフューザ部分72の間で連続しているが、第2の端部104に集束する勾配が
異なるため、第2の端部104は非微分点を画定する。
【0020】 境界セクション100の長さは2.8〜3.2インチであることが好ましく、
好ましくは3.0インチである。第1の端部102の直径は約6.9インチ、具
体的には約6.901インチであることが好ましい。第2の端部104の直径は
約6.5インチ、具体的には約6.510インチであることが好ましい。
【0021】 ベンチュリ要素70は、入口部分74の外端のところに基線106を画定する
。境界セクション100の第1の端部102が基線106から約1.5インチ離
れて位置することが好ましい。境界セクション100の第2の端部104は基線
106から約4.75インチ離れて位置することが好ましい。
【0022】 好ましい実施形態では、境界セクション100が、第1の端部102と第2の
端部104の間に複数の領域を含んでいる。これらの領域は一般に、基線から離
れるにつれて、それぞれの領域が、その前の領域の直径の低減量よりも小さい量
だけ低減した直径を画定する部分を含んでいる。すなわち、境界セクション10
0の第1の部分では、それぞれの領域が基線から離れるにつれ、その領域が画定
する直径が、基線に近い隣りの領域の直径よりも基線から遠い隣りの領域の直径
により近い。境界セクションのこの第1の部分には少なくとも9つの領域がある
。境界セクション100の第2の部分には少なくとも3つの追加の領域がある。
したがって境界セクション100では、第1の端部102と第2の端部104の
間に少なくとも12の領域が識別される。境界セクション100に対しては下表
の寸法(+/−0.06インチ)が好ましいことが分かった。
【0023】
【表1】
【0024】 これらの好ましいデータから分かるとおり、境界セクション100の第1の部
分は10個の領域111〜120に対応する。境界セクション100の第2の部
分は領域121および122に対応する。それぞれの領域111〜120の直径
は、基線106に近い隣りの直径よりも小さい。さらに、それぞれの領域111
〜120の直径は、基線106に近い隣りの領域の直径よりも基線106から遠
い隣りの領域の直径に近い。領域121および122によって画定された第2の
部分は、第1の部分によって画定されたパターンとは異なっている。例えば、領
域121の直径と領域120の直径の差は0.001インチでしかない。領域1
22の直径と領域121の直径の差は0.007インチである。領域122の直
径を第2の端部124の直径と比較した場合、その差は0.002インチである
。反対側の端では、第1の端部102と第1の領域111の直径の差が0.07
2インチである。
【0025】 後の実験の項で説明するとおり、上記の好ましい寸法を有するベンチュリ要素
70は、実質的に濾材83の全長にわたって正の清浄化圧力差を供給するシステ
ムを提供する。さらに、ベンチュリ要素70の境界セクション100の喉部分ま
たは第2の端部104からパルス・ジェット・噴出管までの距離の賢明な選択と
組み合わせることによって、性能はいっそう高まる。
【0026】 図8に注目する。図8には、ベンチュリ要素70からある距離を置いて配置さ
れたパルス・ジェット・システムのノズルまたは噴出管97が概略的に示されて
いる。ノズルまたは噴出管97は、図面に示された出口開口97を有する。空気
が開口97から出たとき、非対称空気ジェットは完全に乱流であり、壁なしシヤ
ー・フローとして振る舞う。この種の空気流では、ジェットが噴出管を出て、入
って来る空気流に逆らって移動するため、図8では項目Aに示すように速度プロ
フィルが拡散する。ベンチュリ要素70は、この空気流ジェットがフィルタ要素
32に入るのを少なくとも2つの理由でより効果的にする。第1の理由は損失に
関係し、第2の理由は空気流の分布に関係する。具体的には、ベンチュリ要素7
0は、空気ジェットがフィルタ要素32に入ったときにたどる経路を連続的にす
る。この連続した経路は空気流の分離を減らし、したがってこの種の流れに存在
する不可逆性を最小化する。この乱流空気流ジェットは、ベンチュリ70に入る
前に、エントレインメントと呼ばれるプロセスにおいて摩擦の影響によって周囲
の空気流を引き込む。ベンチュリ要素70を用いると、この追加の混入空気がフ
ィルタ要素32に入るなめらかな経路を有し、それに与えられる摩擦および分離
損失は最小限となる。第2に、ベンチュリ要素70の境界部分100の形状は、
フィルタ要素32中へ移動するときのジェットの広がり、したがってジェットの
分布に影響を与える。フィルタ要素32内のパルス圧力の分布は、境界セクショ
ン100の形状の関数であると考えられる。
【0027】 従来技術のシステムでは、噴出管97と基線106の間の軸方向の距離が約2
0.6インチ未満、具体的には約20.59インチ未満である。噴出管97を基
線106から約20.6インチを超える距離をあけて配置した場合、パルス・ジ
ェット清浄化が改善されることが分かっている。具体的には、濾材83の長さの
75%を超える長さにわたって正の清浄化圧力差が生じる。後の実験の項で説明
するとおり、噴出管97と基線106の間の具体的な好ましい距離は約22.6
インチである。これによって、実質的に濾材83の全長にわたって正の清浄化圧
力差が生じる。
【0028】 ベンチュリ要素70とともにディフューザ部分72が図示されているが、ディ
フューザ部分72は、濾材83に沿った正の清浄化圧力差に影響を及ぼさない。
しかし、ベンチュリ要素のディフューザ部分72を排除するか、または長さを切
り詰めると、通常の濾過 空気流パターン中に管板開口34から清浄空気室中に
空気が流れたときに気流に与えられる圧力損失は増大する。
【0029】 図5〜7を参照する。ベンチュリ要素70は、管板構造28に取り付けるため
のシステムを有する。この取付けシステムは例えば、入口部分74に隣接しベン
チュリ要素の軸に実質的に垂直な平面内を外側に向かって延びる、入口部分74
の外面のタブ(図示せず)またはフランジ88とすることができる。フランジ8
8を入口部分74の遠位端と一致させる、すなわち入口部分74の遠位端と同じ
高さにすることができる。フランジ88は、ナット91と協力して管板構造28
に固定するボルト90などの留め具を受け取る開口89(例えば図6の89A、
89B、89Cに示すような3つの開口)を有することができる。図5および6
の実施形態は、鋼から作られたベンチュリ要素を含んでいることが好ましい。あ
るいは、この取付けシステムが、Raetherの特許第5562746号に記
載されているフランジなどの中間フランジを含んでいる。
【0030】 図16および17に注目する。この実施形態では、ベンチュリ要素70’が、
境界セクション100’を有する境界喉部分76’、入口部分74’、およびデ
ィフューザ部分72’を含んでいる。ベンチュリ要素70’はさらに、米国特許
第5562746号に記載のフランジ86を含んでいる。図17に、開口89A
’、89B’および89C’を画定したフランジ86を示す。境界セクション1
00’の寸法は表1に定義したとおりである。図16および17のベンチュリ要
素70’はプラスチックから作られることが好ましい。
【0031】 図2を参照すると、空気フィルタ組立体は、米国特許第4395269号に開
示のそれと実質的に同じ汚染空気室22の最下部25を有する。このような最下
部25は、2つの傾斜面23、24を有し、その一方が、パルス・ジェット清浄
化手段の動作によって汚染空気室内に生み出された圧力差に移動可能に応答する
ダイアフラムとして機能する。この2つの傾斜面が交差するところには、汚染空
気室22の最下部25中を端から端まで延びる螺旋スクリュ68があって、汚染
空気室22に集められた粒子状物質を空気フィルタ組立体の外部に運び出すよう
に構成されている。
【0032】 傾斜配置の濾過 要素、およびパルス・ジェット清浄化によって生じた圧力差
に応答して移動するダイアフラム状の傾斜面を有する実施形態を開示したが、本
発明のベンチュリ・システムは、例えば垂直フィルタ要素、ダイアフラム状の面
を持たない微粒子収集システム、または螺旋スクリュウを含まないシステムを有
する空気フィルタ組立体に適用することもできる。
【0033】 動作 本発明の好ましい実施形態では、その動作の記述が参照によって本明細書に組
み込まれた米国特許第4395269号に記載の方法と実質的に同じ方法で、空
気またはその他の粒子を含んでいる気体流体を、空気入口20を通して濾過 室
22および濾過 要素32中に、さらに清浄空気室60からフィルタ組立体の 出口64に送ることができる。
【0034】 所定の濾過 インターバルの後、フィルタ要素32はダストおよび他の粒子状
物質で覆われ、したがってこれを清浄化しなければならない。それぞれのフィル
タ要素32のパルス・ジェット清浄化は、そのそれぞれの高速動作弁(すなわち
バック・パルス弁)65および加圧空気を自体の出口からベンチュリ要素70の
ディフューザ部分72の内部に向かって排出する噴出管97によって実施される
。図8に示すように、噴出管97からの空気ジェット94の発散角Aは、フィル
タ要素32内への2次空気(すなわち清浄空気室からの空気)の吸引を容易にす
るため、空気ジェットがディフューザ部分72の内部、より好ましくは喉部分の
すぐ近くに集中するように選択されることが好ましい。
【0035】 最上位のフィルタ要素を最初に清浄化し、残りの要素を組立体の上から下 に清浄化する。より上位のフィルタ要素から吹き飛ばされたダストは、重力によ
る沈降および動的な流体輸送によって1つのフィルタ要素セットからすぐ下のフ
ィルタ要素セット上、およびその下に移動する。
【0036】 パルス・ジェット清浄化手段の動作中に、汚染空気室22内の圧力の増大に応
答して、大きい方の傾斜面またはダイアフラム24が外側に、またはフィルタ要
素32から離れて移動する。この外側へのたわみを図2の破線に示す。圧力が下
がるにつれて面24はその通常の位置に戻る。最下部25の螺旋スクリュ68の
上に粒子状物質が蓄積したら、オーガ・スクリュ68を操作してフィルタ組立体
の外部に取り出す。汚染空気入口がフィルタ組立体の粒子状物質集積領域中にな
く、この領域に隣接してもいないため、オーガ・スクリュに隣接した点での汚染
空気の速度はほぼ「0」である。
【0037】 実験 本明細書に記載した構成の性能の向上を、一般的な集塵器の標準噴射管構成お
よび記載の特別な境界領域100を持たない一般的なベンチュリ要素と比較する
ことによって示す。図9に注目する。図9には、従来技術のベンチュリ要素57
0が示されている。図示のベンチュリ要素570は例えば、Raetherの米
国特許第5562746号に記載の要素に基づいて構築されたものである。従来
技術のベンチュリ要素570は、ディフューザ部分572、喉部分576および
入口部分574を含んでいる。喉部分576は、本明細書に記載の境界領域10
0を持たない。従来技術のベンチュリ要素570の喉部分の直径は約6.50イ
ンチである。喉部分576は、半径約1.5インチのなめらかな曲線によって画
定されている。ディフューザ部分572の遠位端の直径は8.44インチである
。入口部分574と喉部分576の間の部分の半径は1.00インチである。入
口部分574の端部の直径は12.50インチである。ディフューザ部分572
に沿った喉部分とディフューザ部分572の端部との間の距離は8.55インチ
であり、6.5°の角度をなす。
【0038】 フィルタ要素32上のダストが蓄積していない場所で測定したパルス圧力の実
験測定置は、試験日の大気圧を基準とした差圧で14水柱インチの圧力スパイク
を有することが判明した。このことから、濾材83の全長にわたって少なくとも
14水柱インチの圧力差スパイクを生じる適当な組合せを見つけることが望まれ
た。
【0039】 この調査を実施するため、Endevco小型差圧変換器モデル8510B−
2をフィルタ要素32の内部に取り付けた。差圧変換器の背面は試験日の大気圧
に露出させた。この変換部を選んだのは、サイズが小さく、時間応答が速く、感
度が高いためである。データは、Nicolet Integraモデル10デ
ィジタル・オシロスコープによってとり、4000サンプル/秒のレートでサン
プリングした。測定された電圧出力は、メーカの工場較正を使用して水柱インチ
圧力に変換した。変換器は、濾材32の管板28までの長さの最初の5%以内の
位置に配置した。
【0040】 1.噴出管の距離の影響 従来技術の噴出管距離20.59インチを使用したときのベンチュリ要素の追
加の影響を図10および11に示す。図10は、本発明のベンチュリ要素70を
配置し、噴出管からの距離を従来技術の標準的な距離20.59インチ(噴出管
97の端部と基線106の間の距離。図8の距離「B」に相当)としたものを示
す。図11は、噴出管から従来技術の標準的な距離である20.59インチ離し
て配置した、図9の570に示した要素などの従来技術のベンチュリ要素を示す
。図10と11を比較すると分かるように、これらの2つの構成は同様のパルス
圧力プロファイルを生み出す。フィルタ要素32の濾材83上のこの位置に生み
出された差圧はわずか4水柱インチであった。このことは、噴出管97からの距
離を変更することなしにベンチュリ70を追加してもパルス圧力は増大しないこ
とを示している。
【0041】 2.噴出管の距離の影響 ベンチュリを追加せずに噴出管の距離を変更した影響を図12および13に示
す。図12は、ベンチュリ要素を全く使用せず、噴出管距離を従来技術の20.
59インチとしたシステムを示す。図13は、ベンチュリをやはり全く使用せず
、新たな距離22.59インチ+/−0.5インチ(図8の距離B)を使用した
システムを示す。図12と13を比較すると分かるとおり、これらの2つの構成
は顕著に異なるパルス圧力プロファイルを生じるが、依然として差圧は必要な1
4水柱インチに達しない。図12に示すように、噴出管距離20.59インチで
生み出される差圧は2水柱インチでしかない。図13では、噴出管距離を変更す
ることによって、10水柱インチ近くのランダムな圧力スパイクが見られる。こ
のことは、ベンチュリ要素を追加せずにブロー・パイプの噴出管距離を変更した
だけでは、濾材83のスペーサ壁28に最も近い領域の両側でパルス圧力は十分
には増大しないことを示している。
【0042】 3.ベンチュリ要素の形状の影響 特別な境界を与えたセクション100を有するベンチュリ要素を追加し、噴出
管距離を変更した影響を図14および15に示す。図14は、本発明に基づくベ
ンチュリ要素70を使用し、噴出管距離を22.59インチとした結果を示し、
図15は、従来技術のベンチュリ要素570を使用し、噴出管距離を22.59
インチとした結果を示す。図14と15を比較すると分かるように、これらの2
つの構成は非常に異なるパルス圧力プロファイルを生み出す。噴出管距離を22
.59インチとした従来技術のベンチュリ570では、差圧はほぼ5水柱インチ
であった。これを、図14に示す本発明の配置と比較する。特別な境界を与えた
セクション100を有し、噴出管距離を22.59インチとしたベンチュリ要素
70は、ほぼ差圧15水柱インチのランダムな多数の圧力スパイクを供給し、差
圧ほぼ25水柱インチの3つの圧力スパイクも見られる。このことは、境界セク
ション100を有するベンチュリ要素70を追加し、噴出管距離を20.59イ
ンチ超、具体的には22.59インチとすると、パルス圧力が必要な14水柱イ
ンチ差圧値まで増大することを示している。すなわちこのことは、本発明のシス
テムが、濾材83の全長にわたって正の清浄化圧力差を供給することを示す。こ
れは、正の清浄化圧力差を濾材の長さの約75%だけにしか提供せず、管板また
はスペーサ壁28に近い残りの25%をダストで塞がれたままにする従来技術を
しのぐ改善である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づくベンチュリ要素を備えたフィルタ要素を有する空気濾過システ
ムの動作可能な据付けの一型の透視図である。
【図2】 本発明に基づくベンチュリ要素を利用した図1の空気濾過 システムの一実施
形態の部分的に切り取られた側面図である。
【図3】 図2に示した空気濾過システムの正面図である。
【図4】 図1〜3の空気濾過システムで利用される取付け方法の部分透視図である。
【図5】 図1〜3の空気濾過システムで利用されるベンチュリ要素の一実施形態の側面
図である。
【図6】 図5に示したベンチュリ要素の遠位端から見た端面図である。
【図7】 図6に示したベンチュリ要素を有する本発明のベンチュリ・システムの一実施
形態の部分断面図であり、線6−6に沿ってとったベンチュリ要素の断面図が示
されている。
【図8】 パルス・ジェット清浄化手段およびベンチュリ要素の平面図である。
【図9】 従来技術のベンチュリ要素の一実施形態の側面図である。
【図10】 図1〜3の空気濾過システムおよび標準的な噴出管長を利用して実施した試験
の結果を示すグラフである。
【図11】 図9の従来技術のベンチュリ要素を図1〜3に示したシステムに類似の空気濾
過システム中で利用し、標準的な噴出管長を使用して実施した試験の結果を示す
グラフである。
【図12】 ベンチュリ要素を含まない従来技術の空気濾過 システムを利用し、従来技術
の噴出管長を使用して実施した試験の結果を示すグラフである。
【図13】 ベンチュリ要素を利用せず、本発明に基づいて噴出管長を変更して実施した空
気濾過 試験の結果を示すグラフである。
【図14】 図1〜3の空気濾過システム、図5のベンチュリ要素、および本発明に基づい
て変更された噴出管長を利用した試験の結果を示すグラフである。
【図15】 図9の従来技術のベンチュリ要素および本発明に基づいて変更した噴出管長を
利用した空気濾過 システムに対して実施した試験の結果を示すグラフである。
【図16】 図5に示した図に類似のベンチュリ要素の代替実施形態の側面図である。
【図17】 図6に示した図に類似の図16に示したベンチュリ要素の端面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月10日(2000.8.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 境界セクション100の長さは約7.1〜8.1cm(2.8〜3.2インチ
)であることが好ましく、好ましくは7.62cm(3.0インチ)である。第
1の端部102の直径は約17.5cm(6.9インチ)、具体的には約17.
529cm(6.901インチ)であることが好ましい。第2の端部104の直
径は約16.5cm(6.5インチ)、具体的には約16.535cm(6.5
10インチ)であることが好ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 ベンチュリ要素70は、入口部分74の外端のところに基線106を画定する
。境界セクション100の第1の端部102が基線106から約3.8cm(1
.5インチ)離れて位置することが好ましい。境界セクション100の第2の端
部104は基線106から約12.07cm(4.75インチ)離れて位置する
ことが好ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 好ましい実施形態では、境界セクション100が、第1の端部102と第2の
端部104の間に複数の領域を含んでいる。これらの領域は一般に、基線から離
れるにつれて、それぞれの領域が、その前の領域の直径の低減量よりも小さい量
だけ低減した直径を画定する部分を含んでいる。すなわち、境界セクション10
0の第1の部分では、それぞれの領域が基線から離れるにつれ、その領域が画定
する直径が、基線に近い隣りの領域の直径よりも基線から遠い隣りの領域の直径
により近い。境界セクションのこの第1の部分には少なくとも9つの領域がある
。境界セクション100の第2の部分には少なくとも3つの追加の領域がある。
したがって境界セクション100では、第1の端部102と第2の端部104の
間に少なくとも12の領域が識別される。境界セクション100に対しては下表
の寸法(+/−0.15cm)(+/−0.06インチ)が好ましいことが分か
った。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】
【表1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 これらの好ましいデータから分かるとおり、境界セクション100の第1の部
分は10個の領域111〜120に対応する。境界セクション100の第2の部
分は領域121および122に対応する。それぞれの領域111〜120の直径
は、基線106に近い隣りの直径よりも小さい。さらに、それぞれの領域111
〜120の直径は、基線106に近い隣りの領域の直径よりも基線106から遠
い隣りの領域の直径に近い。領域121および122によって画定された第2の
部分は、第1の部分によって画定されたパターンとは異なっている。例えば、領
域121の直径と領域120の直径の差は0.003cm(0.001インチ)
でしかない。領域122の直径と領域121の直径の差は0.018cm(0.
007インチ)である。領域122の直径を第2の端部124の直径と比較した
場合、その差は0.005cm(0.002インチ)である。反対側の端では、
第1の端部102と第1の領域111の直径の差が0.183cm(0.072
インチ)である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 後の実験の項で説明するとおり、上記の好ましい寸法を有するベンチュリ要素
70は、実質的に濾材83の全長に渡り正の清浄化圧力差を供給するシステムを
提供する。さらに、ベンチュリ要素70の境界セクション100の喉部分または
第2の端部104からパルス・ジェット噴射管までの距離の賢明な選択と組み合
わせることによって、性能はいっそう高まる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 図8に注目する。図8には、ベンチュリ要素70からある距離を置いて配置さ
れたパルス・ジェット・システムのノズルまたは噴射管97が概略的に示されて
いる。ノズルまたは噴射管97は、図面に示された出口開口97を有する。空気
が開口97から出たとき、非対称空気ジェットは完全に乱流であり、壁なしシヤ
ー・フロー(wall-free shear flow)として振る舞う。この種の空気流では、ジ
ェットが噴射管を出て、入って来る空気流に逆らって移動するため、図8では項
目Aに示すように速度プロフィルが拡散する。ベンチュリ要素70は、この空気
流ジェットがフィルタ要素32に入るのを少なくとも2つの理由でより効果的に
する。第1の理由は損失に関係し、第2の理由は空気流の分布に関係する。具体
的には、ベンチュリ要素70は、空気ジェットがフィルタ要素32に入ったとき
にたどる経路を連続的にする。この連続した経路は空気流の分離を減らし、した
がってこの種の流れに存在する不可逆性を最小化する。この乱流空気流ジェット
は、ベンチュリ70に入る前に、エントレインメントと呼ばれるプロセスにおい
て摩擦の影響によって周囲の空気流を引き込む。ベンチュリ要素70を用いると
、この追加の混入空気がフィルタ要素32に入るなめらかな経路を有し、それに
与えられる摩擦および分離損失は最小限となる。第2に、ベンチュリ要素70の
境界部分100の形状は、フィルタ要素32中へ移動するときのジェットの広が
り、したがってジェットの分布に影響を与える。フィルタ要素32内のパルス圧
力の分布は、境界セクション100の形状の関数であると考えられる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 従来技術のシステムでは、噴射管97と基線106の間の軸方向の距離が約5
2.3cm(20.6インチ)未満、具体的には約52.30cm(20.59
インチ)未満である。噴射管97を基線106から約52.3cm(20.6イ
ンチ)を超える距離をあけて配置した場合、パルス・ジェット清浄化が改善され
ることが分かっている。具体的には、濾材83の長さの75%を超える長さにわ
たって正の清浄化圧力差が生じる。後の実験の項で説明するとおり、噴射管97
と基線106の間の具体的な好ましい距離は約57.4cm(22.6インチ)
である。これによって、実質的に濾材83の全長にわたって正の清浄化圧力差が
生じる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 ベンチュリ要素70とともにディフューザ部分72が図示されているが、ディ
フューザ部分72は、濾材83に沿った正の清浄化圧力差に影響を及ぼさない。
しかし、ベンチュリ要素のディフューザ部分72を排除するか、または長さを切
り詰めると、通常のろ過空気流パターン中に管板開口34から清浄空気室中に空
気が流れたときに気流に与えられる圧力損失は増大する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 図5〜7を参照する。ベンチュリ要素70は、管板構造28に取り付けるため
のシステムを有する。この取付けシステムは例えば、入口部分74に隣接しベン
チュリ要素の軸に実質的に垂直な平面内を外側に向かって延びる、入口部分74
の外面のタブ(図示せず)またはフランジ88とすることができる。フランジ8
8を入口部分74の遠位端と一致させる、すなわち入口部分74の遠位端と同じ
高さにすることができる。フランジ88は、ナット91と協力して管板構造28
に固定するボルト90などの留め具を受け取る開口89(例えば図6の89A、
89B、89Cに示すような3つの開口)を有することができる。図5および6
の実施形態は、鋼から作られたベンチュリ要素を含んでいることが好ましい。あ
るいは、この取付けシステムが、Raetherの米国特許第5562746号
に記載されているフランジなどの中間フランジを含んでいる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 図16および17に注目する。この実施形態では、ベンチュリ要素70’が、
境界セクション100’を有する境界喉部分76’、入口部分74’、およびデ
ィフューザ部分72’を含んでいる。ベンチュリ要素70’はさらに、米国特許
第5562746号に記載のフランジ86を含んでいる。図17に、開口89A
’、89B’および89C’を画定したフランジ86を示す。境界セクション1
00’の寸法は表1に定義したとおりである。図16および17のベンチュリ要
素70’はプラスチックから作られることが好ましい。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 図2を参照すると、空気フィルタ・組立体は、米国特許第4395269号に
開示のそれと実質的に同じ汚染空気室22の最下部25を有する。このような最
下部25は、2つの傾斜面23、24を有し、その一方が、パルス・ジェット清
浄化手段の動作によって汚染空気室内に生み出された圧力差に移動可能に応答す
るダイアフラムとして機能する。この2つの傾斜面が交差するところには、汚染
空気室22の最下部25中を端から端まで延びる螺旋スクリュ68が設けられて
おり、汚染空気室22に集められた粒子状物質を空気フィルタ組立体の外部に運
び出す。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】 傾斜配置の濾過要素、およびパルス・ジェット清浄化によって生じた圧力差に
応答して移動するダイアフラム状の傾斜面を有する実施形態を開示したが、本発
明のベンチュリ・システムは、例えば垂直フィルタ要素、ダイアフラム状の面を
持たない微粒子収集システム、または螺旋スクリュウを含まないシステムを有す
る空気フィルタ組立体に適用することもできる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 動作 本発明の好ましい実施形態では、その動作の記述が参照によって本明細書に組
み込まれた米国特許第4395269号に記載の方法と実質的に同じ方法で、空
気またはその他の粒子を含んでいる気体流体を、空気入口20を通してろ過室2
2およびろ過要素32中に、さらに清浄空気室60からフィルタ組立体の出口6
4に送ることができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】 所定の濾過インターバルの後、フィルタ要素32はダストおよび他の粒子状物
質で覆われ、したがってこれを清浄化しなければならない。それぞれのフィルタ
要素32のパルス・ジェット清浄化は、そのそれぞれの高速動作弁(すなわちバ
ック・パルス弁)65および加圧空気を自体の出口からベンチュリ要素70のデ
ィフューザ部分72の内部に向かって排出する噴射管97によって実施される。
図8に示すように、噴射管97からの空気ジェット94の発散角Aは、フィルタ
要素32内への2次空気(すなわち清浄空気室からの空気)の吸引を容易にする
ため、空気ジェットがディフューザ部分72の内部、より好ましくは喉部分のす
ぐ近くに集中するように選択されることが好ましい。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 最上位のフィルタ要素を最初に清浄化し、残りの要素を組立体の上から下に清
浄化する。より上位のフィルタ要素から吹き飛ばされたダストは、重力による沈
降および動的な流体輸送によって1つのフィルタ要素セットからすぐ下のフィル
タ要素セット上、およびその下に移動する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 パルス・ジェット清浄化手段の動作中に、汚染空気室22内の圧力の増大に応
答して、大きい方の傾斜面またはダイアフラム24が外側に、またはフィルタ要
素32から離れて移動する。この外側へのたわみを図2の破線に示す。圧力が下
がるにつれて面24はその通常の位置に戻る。最下部25の螺旋スクリュ68の
上に粒子状物質が蓄積したら、螺旋スクリュ68を操作してフィルタ・組立体の
外部に取り出す。汚染空気入口がフィルタ・組立体の粒子状物質集積領域中にな
く、この領域に隣接してもいないため、螺旋スクリュに隣接した点での汚染空気
の速度はほぼゼロである。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 実験 本明細書に記載した構成の性能の向上を、一般的な集塵器の標準噴射管構成お
よび記載の特別な境界領域100を持たない一般的なベンチュリ要素と比較する
ことによって示す。図9に注目する。図9には、従来技術のベンチュリ要素57
0が示されている。図示のベンチュリ要素570は例えば、Raetherの米
国特許第5562746号に記載の要素に基づいて構築されたものである。従来
技術のベンチュリ要素570は、ディフューザ部分572、喉部分576および
入口部分574を含んでいる。喉部分576は、本明細書に記載の境界領域10
0を持たない。従来技術のベンチュリ要素570の喉部分の直径は約16.51
cm(6.50インチ)である。喉部分576は、半径約3.8cm(1.5イ
ンチ)のなめらかな曲線によって画定されている。ディフューザ部分572の遠
位端の直径は約21.44cm(8.44インチ)である。入口部分574と喉
部分576の間の部分の半径は約2.54cm(1.00インチ)である。入口
部分574の端部の直径は31.75cm(12.50インチ)である。ディフ
ューザ部分572に沿った喉部分とディフューザ部分572の端部との間の距離
は21.72cm(8.55インチ)であり、6.5°の角度をなす。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】 フィルタ要素32上のダストが蓄積していない場所で測定したパルス圧力の実
験測定置は、試験日の大気圧を基準とした差圧で約35.5水柱cm(14水柱
インチ)の圧力スパイクを有することが分かった。したがって、濾材83の全長
にわたって少なくとも約35.5水柱cm(14水柱インチ)の圧力差スパイク
を生じる適当な組合せを見つけることが望まれた。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】 この調査を実施するため、Endevco小型差圧変換器モデル8510B−
2をフィルタ要素32の内部に取り付けた。差圧変換器の背面は試験日の大気圧
に露出させた。この変換部を選んだのは、サイズが小さく、時間応答が速く、感
度が高いためである。データは、Nicolet Integraモデル10デ
ィジタル・オシロスコープによってとり、4000サンプル/秒のレートでサン
プリングした。測定された電圧出力は、メーカの工場較正を使用して水柱インチ
圧力に変換した。変換器は、濾材32の管板28までの長さの最初の5%以内の
位置に配置した。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】 1.噴射管の距離の影響 従来技術の噴射管距離52.30cm(20.59インチ)を使用したときの
ベンチュリ要素の追加の影響を図10および11に示す。図10は、本発明のベ
ンチュリ要素70を配置し、噴射管からの距離を従来技術の標準的な距離52.
30cm(20.59インチ)(噴射管97の端部と基線106の間の距離。図
8の距離「B」に相当)としたものを示す。図11は、噴射管から従来技術の標
準的な距離である52.30cm(20.59インチ)離して配置した、図9の
570に示した要素などの従来技術のベンチュリ要素を示す。図10と11を比
較すると分かるように、これらの2つの構成は同様のパルス圧力プロファイルを
生み出す。フィルタ要素32の濾材83上のこの位置に生み出された差圧はわず
か約10水柱cm(4水柱インチ)であった。このことは、噴射管97からの距
離を変更することなしにベンチュリ70を追加してもパルス圧力は増大しないこ
とを示している。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】 2.噴射管の距離の影響 ベンチュリを追加せずに噴射管の距離を変更した影響を図12および13に示
す。図12は、ベンチュリ要素を全く使用せず、噴射管距離を従来技術の52.
30cm(20.59インチ)としたシステムを示す。図13は、ベンチュリを
やはり全く使用せず、新たな距離57.38cm+/−1.27cm(22.5
9インチ+/−0.5インチ)(図8の距離B)を使用したシステムを示す。図
12と13を比較すると分かるとおり、これらの2つの構成は顕著に異なるパル
ス圧力プロファイルを生じるが、依然として差圧は必要な約35.5水柱cm(
14水柱インチ)に達しない。図12に示すように、噴射管距離52.30cm
(20.59インチ)で生み出される差圧は約5水柱cm(2水柱インチ)でし
かない。図13では、噴射管距離を変更することによって、25水柱cm(10
水柱インチ)近くのランダムな圧力スパイクが見られる。このことは、ベンチュ
リ要素を追加せずに噴射管距離を変更しただけでは、濾材83のスペーサ壁28
に最も近い領域の両側でパルス圧力は十分には増大しないことを示している。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】 3.ベンチュリ要素の形状の影響 特別な境界を与えたセクション100を有するベンチュリ要素を追加し、噴射
管距離を変更した影響を図14および15に示す。図14は、本発明に基づくベ
ンチュリ要素70を使用し、噴射管距離を57.38cm(22.59インチ)
とした結果を示し、図15は、従来技術のベンチュリ要素570を使用し、噴射
管距離を57.38cm(22.59インチ)とした結果を示す。図14と15
を比較すると分かるように、これらの2つの構成は非常に異なるパルス圧力プロ
ファイルを生み出す。噴射管距離を57.38cm(22.59インチ)とした
従来技術のベンチュリ570では、差圧はほぼ12.7水柱cm(5水柱インチ
)であった。これを、図14に示す本発明の配置と比較する。特別な境界を与え
たセクション100を有し、噴射管距離を57.38cm(22.59インチ)
としたベンチュリ要素70は、ほぼ差圧38水柱cm(15水柱インチ)のラン
ダムな多数の圧力スパイクを供給し、差圧ほぼ63水柱cm(25水柱インチ)
の3つの圧力スパイクも見られる。このことは、境界セクション100を有する
ベンチュリ要素70を追加し、噴射管距離を52.30cm(20.59インチ
)超、具体的には57.38cm(22.59インチ)とすると、パルス圧力が
必要な約35.5水柱cm(14水柱インチ)差圧値まで増大することを示して
いる。すなわちこのことは、本発明のシステムが、濾材83の全長にわたって正
の清浄化圧力差を供給することを示す。これは、正の清浄化圧力差を濾材の長さ
の約75%だけにしか提供せず、管板またはスペーサ壁28に近い残りの25%
をダストで塞がれたままにする従来技術をしのぐ改善である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レーザー, トーマス, ディー. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55426,セ ント ルイス パーク,ロード アイラン ド アベニュー サウス 2951 (72)発明者 バークホール, ジェームス, エル. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55125,ウ ッドベリー, マンニング アベニュー サウス 1744 Fターム(参考) 4D058 JA10 KA27 KB05 KC15 KC62 KC74 MA15 MA22 MA25 RA12

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)空気入口と、空気出口と、濾過室と清浄空気室とに分離するスペーサ壁
    とを有し、前記スペーサ壁の中に第1の空気流開口を形成したハウジングと、 (b)前記スペーサ壁の前記第1の空気流開口と空気流が連絡するように配置
    されるとともに、内部清浄空気室を画定するための濾材を含む第1のフィルタ構
    造とを備え、 (i)前記第1のフィルタ構造の前記内部清浄空気室が、前記スペーサ壁の
    前記第1の空気流開口と連通するように前記第1のフィルタ構造が配置され、 (ii)前記濾材が第1のフィルタ構造に沿った縦方向の長さを画定し、 さらに、 (c)前記スペーサ壁の前記第1の空気流開口の内部に取り付けられ、前記第
    1のフィルタ構造の前記内部清浄空気室の中に突出するように配置され、入口部
    分および喉部分を含む第1のベンチュリ要素と、 (d)前記清浄空気室から前記第1のベンチュリ要素の中に前記第1のフィル
    タ構造に向かって空気パルスを導くように配置された第1の噴出管を含むパルス
    ・ジェット清浄化システムとを備え、 (i)前記第1の噴出管および前記第1のベンチュリ要素が、前記濾材の全長
    の75パーセントを超える長さにわたって正の清浄化圧力差を供給するように構
    築されかつ配置されたことを特徴とする空気フィルタ組立体。
  2. 【請求項2】 (a)前記第1の噴出管が、前記第1のベンチュリ要素の基線から20.6イ
    ンチを超える距離を隔てて配置されることを特徴とする請求項1に記載の空気フ
    ィルタ組立体。
  3. 【請求項3】 (a)前記第1のフィルタ構造が、中央開口を有する第1の端部キャップを含
    み、前記濾材が前記第1の端部キャップの中に埋め込まれていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の空気フィルタ組立体。
  4. 【請求項4】 (a)前記第1のベンチュリ要素の入口部分が前記第1のフィルタ構造の前記
    端部キャップ中に突出していることを特徴とする請求項3に記載の空気フィルタ
    組立体。
  5. 【請求項5】 (a)前記第1の噴出管が、前記第1のベンチュリ要素の前記基線から約22
    .6インチ離して配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の空気フィルタ組立体。
  6. 【請求項6】 (a)互いの反対側に位置する第1の端部および第2の端部を有し、前記第1
    の端部から前記第2の端部に向かって直径が小さくなる境界セクションが前記第
    1のベンチュリ要素の前記喉部分に含まれており、 (i)前記境界セクションの長さが約3.0インチであり、 (ii)前記第1の端部の直径が約6.901インチであり、 (iii)前記第2の端部の直径が約6.510インチであることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気フィルタ組立体。
  7. 【請求項7】 (a)前記第1のベンチュリ要素の前記入口部分が基線を画定し、前記境界セ
    クションの前記第1の端部が前記基線から約1.5インチ離れて位置し、前記境
    界セクションの前記第2の端部が前記基線から約4.75インチ離れて位置する
    ことを特徴とする請求項6に記載の空気フィルタ組立体。
  8. 【請求項8】 (a)前記境界セクションが前記第1の端部と前記第2の端部の間に少なくと
    も9つの領域を含んでおり、 (i)第1の領域が、前記基線から約1.75インチ離れて位置し、直径が
    約6.828インチであり、 (ii)第2の領域が、前記基線から約2.00インチ離れて位置し、直径
    が約6.764インチであり、 (iii)第3の領域が、前記基線から約2.25インチ離れて位置し、直
    径が約6.715インチであり、 (iv)第4の領域が、前記基線から約2.50インチ離れて位置し、直径
    が約6.672インチであり、 (v)第5の領域が、前記基線から約2.75インチ離れて位置し、直径が
    約6.638インチであり、 (vi)第6の領域が、前記基線から約3.00インチ離れて位置し、直径
    が約6.606インチであり、 (vii)第7の領域が、前記基線から約3.25インチ離れて位置し、直
    径が約6.576インチであり、 (viii)第8の領域が、前記基線から約3.50インチ離れて位置し、
    直径が約6.549インチであり、 (ix)第9の領域が、前記基線から約3.75インチ離れて位置し、直径
    が約6.533インチであることを特徴とする請求項7に記載の空気フィルタ組
    立体。
  9. 【請求項9】 (a)前記境界セクションが前記第1の端部と前記第2の端部の間に12の領
    域を含んでおり、 (i)第10の領域が、前記基線から約4.00インチ離れて位置し、直径が
    約6.520インチであり、 (ii)第11の領域が、前記基線から約4.25インチ離れて位置し、直径
    が約6.519インチであり、 (iii)第12の領域が、前記基線から約4.50インチ離れて位置し、直
    径が約6.512インチであることを特徴とする請求項8に記載の空気フィルタ
    組立体。
  10. 【請求項10】 (a)前記第1の噴出管および前記第1のベンチュリ要素が、前記濾材の全長
    の少なくとも95パーセントにわたって正の清浄化圧力差を供給するように構築
    され配置されたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の空気フ
    ィルタ組立体。
  11. 【請求項11】 (a)前記第1のベンチュリ要素が前記清浄空気室中に延びるディフューザ部
    分をさらに含んでおり、前記喉部分が前記入口部分と前記ディフューザ部分の間
    に位置することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の空気フィ
    ルタ組立体。
  12. 【請求項12】 (a)前記ディフューザ部分がその端部において約7.6インチの直径を画定
    し、 (b)前記ディフューザ部分が、その中を延びる縦軸から少なくとも約9度傾
    斜していることを特徴とする請求項11に記載の空気フィルタ組立体。
  13. 【請求項13】 (a)前記第1のフィルタ構造が、軸方向に整列した第1および第2のフィル
    タ要素を含んでおり、 (i)前記濾材が、前記第1のフィルタ要素中の第1の濾材および前記第2
    のフィルタ要素中の第2の濾材を含んでいることを特徴とする請求項1乃至12
    のいずれか1項に記載の空気フィルタ組立体。
  14. 【請求項14】 (a)前記スペーサ壁が第2の空気流開口を含んでおり、前記空気フィルタ組
    立体が、さらに、 (b)前記スペーサ壁の第2の空気流開口と空気流が連絡して配置された第2
    のフィルタ構造であって、第2のフィルタ構造の内部清浄空気室を画定する濾材
    を含んでいる第2のフィルタ構造を備え、 (i)前記第2のフィルタの前記内部清浄空気室が前記スペーサ壁の前記第
    2の空気流開口と空気流が連絡するように前記第2のフィルタ構造が配置され、 (ii)前記第2のフィルタ構造の前記濾材が第2のフィルタ構造に沿った
    縦方向の長さを画定し、 さらに、 (c)前記スペーサ壁の前記第2の空気流開口の内部に取り付けられ、前記第
    2のフィルタ構造の前記内部清浄空気室中に突き出すように配置され、入口部分
    および喉部分を含んでいる第2のベンチュリ要素と、 (d)前記清浄空気室から前記第2のベンチュリ要素中に前記第2のフィルタ
    構造に向かって空気パルスを導く向きに配置された第2の噴出管を備え、 (i)前記第2の噴出管および前記第2のベンチュリ要素が、前記第 2の濾材の長さの少なくとも95パーセントにわたって正の清浄化圧力差を供給
    するように構築されかつ配置されたことを特徴とする請求項13に記載の空気フ
    ィルタ組立体。
  15. 【請求項15】 (a)前記第2の噴出管が、前記第2のベンチュリ要素の基線から約22.6
    インチ離して配置されたことを特徴とする請求項14に記載の空気フィルタ組立
    体。
  16. 【請求項16】 (a)互いの反対側に位置する第1および第2の端部を有し、前記第1の端部
    から前記第2の端部に向かって直径が小さくなる境界セクションを前記第2のベ
    ンチュリ要素の前記喉部分が含んでおり、 (i)前記第2のベンチュリ要素の前記境界セクションの長さが約3.0イ
    ンチであり、 (ii)前記第2のベンチュリ要素の前記境界セクションの前記第1の端部
    の直径が約6.828インチであり、 (iii)前記第2のベンチュリ要素の前記境界セクションの前記第2の端
    部の直径が約6.512インチであることを特徴とする請求項15に記載の空気
    フィルタ組立体。
  17. 【請求項17】 (a)入口部分と、 (b)ディフューザ部分と、 (c)前記入口部分および前記ディフューザ部分と境を接し、第1の端部およ
    び第2の端部を有する境界セクションを有する喉部分を含んでおり、 (i)前記境界セクションが、前記第1の端部から前記第2の端部に向かって
    直径が小さくなる連続する複数の領域を含んでおり、 (ii)前記第2の端部が、前記境界セクションと前記ディフューザ部分の間
    の連続する微分不能点を画定することを特徴とするベンチュリ要素。
  18. 【請求項18】 (a)前記第1のベンチュリ要素の前記入口部分が基線を 画定し、 (i)前記境界セクションの前記第1の端部が前記基線から約1.75イン
    チ離れて位置し、 (ii)前記境界セクションの前記第2の端部が前記基線から約4.75イ
    ンチ離れて位置し、 (iii)前記境界セクションの長さが約3.0インチであり、 (iv)前記第1の端部の直径が約6.828インチであり、 (v)前記第2の端部の直径が約6.510インチであることを特徴とする
    請求項17に記載のベンチュリ要素。
  19. 【請求項19】 (a)前記境界セクションが前記第1の端部と前記第2の端部の間に少なくと
    も12の領域を含んでおり、 (i)第1の領域が、前記基線から約1.75インチ離れて位置し、直径が
    約6.828インチであり、 (ii)第2の領域が、前記基線から約2.00インチ離れて位置し、直径
    が約6.764インチであり、 (iii)第3の領域が、前記基線から約2.25インチ離れて位置し、直
    径が約6.715インチであり、 (iv)第4の領域が、前記基線から約2.50インチ離れて位置し、直径
    が約6.672インチであり、 (v)第5の領域が、前記基線から約2.75インチ離れて位置し、直径が
    約6.638インチであり、 (vi)第6の領域が、前記基線から約3.00インチ離れて位置し、直径
    が約6.606インチであり、 (vii)第7の領域が、前記基線から約3.25インチ離れて位置し、直
    径が約6.576インチであり、 (viii)第8の領域が、前記基線から約3.50インチ離れて位置し、
    直径が約6.549インチであり、 (ix)第9の領域が、前記基線から約3.75インチ離れて位置し、直径
    が約6.533インチであり、 (x)第10の領域が、前記基線から約4.00インチ離れて位置し、直径
    が約6.520インチであり、 (xi)第11の領域が、前記基線から約4.25インチ離れて位置し、直
    径が約6.519インチであり、 (xii)第12の領域が、前記基線から約4.50インチ離れて位置し、
    直径が約6.512インチであることを特徴とする請求項18に記載のベンチュ
    リ要素。
  20. 【請求項20】 (a)フィルタ要素と空気流連絡したベンチュリ要素中に噴出管から加圧空気
    を吐出して、フィルタ要素の全長の95パーセントを超える長さにわたって正の
    清浄化圧力差を供給する段階を含んでいることを特徴とするフィルタ要素を清浄
    化する方法。
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