JP2002522149A - 無縫合動脈切開シールを有する灌流カテーテルシステムおよびその使用方法 - Google Patents
無縫合動脈切開シールを有する灌流カテーテルシステムおよびその使用方法Info
- Publication number
- JP2002522149A JP2002522149A JP2000564533A JP2000564533A JP2002522149A JP 2002522149 A JP2002522149 A JP 2002522149A JP 2000564533 A JP2000564533 A JP 2000564533A JP 2000564533 A JP2000564533 A JP 2000564533A JP 2002522149 A JP2002522149 A JP 2002522149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- blood
- catheter system
- sealing member
- outlet port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/12—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels, umbilical cord
- A61B17/12022—Occluding by internal devices, e.g. balloons or releasable wires
- A61B17/12099—Occluding by internal devices, e.g. balloons or releasable wires characterised by the location of the occluder
- A61B17/12109—Occluding by internal devices, e.g. balloons or releasable wires characterised by the location of the occluder in a blood vessel
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/12—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels, umbilical cord
- A61B17/12022—Occluding by internal devices, e.g. balloons or releasable wires
- A61B17/12131—Occluding by internal devices, e.g. balloons or releasable wires characterised by the type of occluding device
- A61B17/12136—Balloons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/10—Balloon catheters
- A61M25/1011—Multiple balloon catheters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/12—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for ligaturing or otherwise compressing tubular parts of the body, e.g. blood vessels, umbilical cord
- A61B17/12022—Occluding by internal devices, e.g. balloons or releasable wires
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/22—Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
- A61B2017/22051—Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for with an inflatable part, e.g. balloon, for positioning, blocking, or immobilisation
- A61B2017/22065—Functions of balloons
- A61B2017/22067—Blocking; Occlusion
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/02—Holding devices, e.g. on the body
- A61M25/04—Holding devices, e.g. on the body in the body, e.g. expansible
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Public Health (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Reproductive Health (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Child & Adolescent Psychology (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
灌流カテーテル(65)を使用して酸素化血液を心臓手術中の患者へと送達するための、装置および方法が提供される。この灌流カテーテル(65)は、第一シーリング部材(71)および第二シーリング部材(72)を担持する、遠位端を有する。この灌流カテーテルを動脈切開部位に挿入すると、これら第一および第二のシーリング部材が、血管(A)の対向面で係合するよう配置され、これによってその反対の表面に対して圧力を付与し、この血管に灌流させる血液をシールして、この動脈切開部位を通って漏出しないようにする。この灌流カテーテルを配置するための装置、およびこの装置を使用する方法もまた、提供される。
Description
【0001】 (発明の分野) 本発明は、心臓手術の間に、心肺バイパス機器から患者へと酸素化血液を戻す
ために使用される、カテーテルに関する。より具体的には、本発明は、カテーテ
ルが手術中に、無縫合動脈切開シールを使用して、大動脈内に配置されることを
可能とする、灌流カテーテルおよびその使用方法に関する。
ために使用される、カテーテルに関する。より具体的には、本発明は、カテーテ
ルが手術中に、無縫合動脈切開シールを使用して、大動脈内に配置されることを
可能とする、灌流カテーテルおよびその使用方法に関する。
【0002】 (発明の背景) 毎年、何十万もの人々が、動脈硬化(これは、心臓虚血をもたらす)などの血
管の疾患に苦しんでいる。30年以上にわたって、このような疾患、特に、冠状
動脈の疾患は、冠状動脈バイパス移植などの切開手術手順を使用して、処置され
てきた。このようなバイパス移植手順の間に、胸骨切開を実施して周辺の嚢(s
ac)にアクセスし、患者に心肺バイパスを取り付け、そして心停止剤溶液を使
用して心臓を停止させる。
管の疾患に苦しんでいる。30年以上にわたって、このような疾患、特に、冠状
動脈の疾患は、冠状動脈バイパス移植などの切開手術手順を使用して、処置され
てきた。このようなバイパス移植手順の間に、胸骨切開を実施して周辺の嚢(s
ac)にアクセスし、患者に心肺バイパスを取り付け、そして心停止剤溶液を使
用して心臓を停止させる。
【0003】 より最近は、例えば、Heartport,Inc.、Redwood Ci
ty、Californiaによって、内視鏡アプローチを使用する心臓手術を
可能とする技術が開発され、この技術においては、小さなアクセス開口部が、肋
骨間に作製される。バイパス移植または心臓弁修復手順が、ビデオモニタに表示
される画像によりガイドされて、実施される。Heartportにより開発さ
れた「鍵穴(keyhole)」技術においては、患者の心臓が停止され、そし
てその患者に心肺バイパスが取り付けられる。例えば、CardioThora
cic Systems,Inc.、Cupertino、Californi
aにより開発された、さらに他の技術は、このようなバイパス移植手順が鼓動中
の心臓で実施されることを可能とする。
ty、Californiaによって、内視鏡アプローチを使用する心臓手術を
可能とする技術が開発され、この技術においては、小さなアクセス開口部が、肋
骨間に作製される。バイパス移植または心臓弁修復手順が、ビデオモニタに表示
される画像によりガイドされて、実施される。Heartportにより開発さ
れた「鍵穴(keyhole)」技術においては、患者の心臓が停止され、そし
てその患者に心肺バイパスが取り付けられる。例えば、CardioThora
cic Systems,Inc.、Cupertino、Californi
aにより開発された、さらに他の技術は、このようなバイパス移植手順が鼓動中
の心臓で実施されることを可能とする。
【0004】 手術を行うために心臓の停止を含む技術においては、心臓への血流が、例えば
、上行大動脈および/または大静脈中に閉塞バルーンを配置することによって、
閉塞される。次いで、静脈血が患者から(例えば大静脈から)引き抜かれ、そし
て体外の酸素化回路を使用して、酸素化される。この酸素化血液が、大動脈弓の
近隣で患者に灌流し、脳、内部器官および四肢に、酸素化血液を提供する。
、上行大動脈および/または大静脈中に閉塞バルーンを配置することによって、
閉塞される。次いで、静脈血が患者から(例えば大静脈から)引き抜かれ、そし
て体外の酸素化回路を使用して、酸素化される。この酸素化血液が、大動脈弓の
近隣で患者に灌流し、脳、内部器官および四肢に、酸素化血液を提供する。
【0005】 Grinfeldらの米国特許第5,312,344号は、心肺バイパスで患
者に酸素化血液を灌流させるための、多管腔灌流カテーテルを記載する。このカ
テーテルは、上行大動脈を閉塞するための遠位バルーン、このバルーンに対して
遠位の第一開口部を通して心停止剤溶液を送達するための第一管腔、およびこの
バルーンに対して近位の第二開口部を通して酸素化血液を灌流させるための第二
管腔を有する。このカテーテルは、大動脈の開口部を通して手術中に、または大
腿動脈および腹大動脈を介して逆行する様式でのいずれかで、上行動脈内に配置
され得る。
者に酸素化血液を灌流させるための、多管腔灌流カテーテルを記載する。このカ
テーテルは、上行大動脈を閉塞するための遠位バルーン、このバルーンに対して
遠位の第一開口部を通して心停止剤溶液を送達するための第一管腔、およびこの
バルーンに対して近位の第二開口部を通して酸素化血液を灌流させるための第二
管腔を有する。このカテーテルは、大動脈の開口部を通して手術中に、または大
腿動脈および腹大動脈を介して逆行する様式でのいずれかで、上行動脈内に配置
され得る。
【0006】 最近開発された、心臓手術の鍵穴法に関連する1つの欠点は、外科医がしばし
ば、操作するためのほんの限定された部屋しか有さないことである。このことが
、次に、以前に公知の器具をこのような技術と組み合わせて効果的に使用するに
はあまりに邪魔なものとし得る。したがって、例えば、交差クランプの代わりに
、前述のGrinfeldらの特許に記載されるカテーテルの、手術中のバージ
ョンが、胸骨切開が実施されている場所で使用され得るものの、このデバイスは
、鍵穴手術技術が利用される場合には、さほど有用ではないかもしれない。
ば、操作するためのほんの限定された部屋しか有さないことである。このことが
、次に、以前に公知の器具をこのような技術と組み合わせて効果的に使用するに
はあまりに邪魔なものとし得る。したがって、例えば、交差クランプの代わりに
、前述のGrinfeldらの特許に記載されるカテーテルの、手術中のバージ
ョンが、胸骨切開が実施されている場所で使用され得るものの、このデバイスは
、鍵穴手術技術が利用される場合には、さほど有用ではないかもしれない。
【0007】 具体的には、前述のカテーテルを手術中に配置することは、動脈切開の周りに
巾着縫合を配置して、過剰の血液損失を防止することを包含する。鍵穴タイプの
手順において、巾着縫合を形成するには不十分な部屋が存在し得るので、外科医
は、そのカテーテルの入り口点の周囲に密なシールを提供し得ないかもしれない
。
巾着縫合を配置して、過剰の血液損失を防止することを包含する。鍵穴タイプの
手順において、巾着縫合を形成するには不十分な部屋が存在し得るので、外科医
は、そのカテーテルの入り口点の周囲に密なシールを提供し得ないかもしれない
。
【0008】 従って、以前に公知の灌流カテーテルの欠点を克服する、心肺バイパス機器か
ら患者へと酸素化血液を送達するための装置および方法を提供することが、所望
される。
ら患者へと酸素化血液を送達するための装置および方法を提供することが、所望
される。
【0009】 無縫合動脈切開を介して、大動脈内に灌流カテーテルを配置し得る、装置およ
び方法を提供することが、さらに所望される。
び方法を提供することが、さらに所望される。
【0010】 無縫合吻合を提供するための、多数のデバイスおよび方法が、開発されている
。米国特許第4,366,819号および同第4,368,736号(いずれも
Kaster)は、移植片物質を、内部フランジと外部リングとの間に捕捉する
ことによって、バイパス移植片の無縫合吻合を提供するアセンブリを記載する。
Angelchikの米国特許第4,352,358号は、環状弾性膜から形成
される吻合デバイスを記載し、このデバイスは、入口創傷のいずれの側にも拡張
して無縫合シールを提供する。これらの以前の公知のデバイスのいずれも、高価
な改変なしでは、灌流カテーテルのための一時的な無縫合動脈切開を提供するに
は、適切ではないらしい。
。米国特許第4,366,819号および同第4,368,736号(いずれも
Kaster)は、移植片物質を、内部フランジと外部リングとの間に捕捉する
ことによって、バイパス移植片の無縫合吻合を提供するアセンブリを記載する。
Angelchikの米国特許第4,352,358号は、環状弾性膜から形成
される吻合デバイスを記載し、このデバイスは、入口創傷のいずれの側にも拡張
して無縫合シールを提供する。これらの以前の公知のデバイスのいずれも、高価
な改変なしでは、灌流カテーテルのための一時的な無縫合動脈切開を提供するに
は、適切ではないらしい。
【0011】 Boylesの米国特許第5,167,628号は、2つの環形状バルーンの
間で、冠状動脈口を隔離するためのカテーテルを記載する。このカテーテルは、
管腔を有し、この管腔によって、血液が、左心室から上行大動脈へと通過し得、
一方でバルーンが、チャンバを規定し、このチャンバに、冠状動脈のための処置
物質が提供され得る。この特許は、これらのバルーンが間隔を空けており、その
結果、低い方のバルーンが左心室の大動脈弁の下に配置され、そして高い方のバ
ルーンが、冠状動脈の遠位に配置されることを記載する。
間で、冠状動脈口を隔離するためのカテーテルを記載する。このカテーテルは、
管腔を有し、この管腔によって、血液が、左心室から上行大動脈へと通過し得、
一方でバルーンが、チャンバを規定し、このチャンバに、冠状動脈のための処置
物質が提供され得る。この特許は、これらのバルーンが間隔を空けており、その
結果、低い方のバルーンが左心室の大動脈弁の下に配置され、そして高い方のバ
ルーンが、冠状動脈の遠位に配置されることを記載する。
【0012】 上述の観点から、血液の漏出がほとんどまたは全くない、無縫合動脈切開を提
供するシーリング部材を使用して、酸素化血液を心肺バイパス機器から患者へと
送達するための、装置および方法を提供することが、所望される。
供するシーリング部材を使用して、酸素化血液を心肺バイパス機器から患者へと
送達するための、装置および方法を提供することが、所望される。
【0013】 無縫合動脈切開を介して挿入された灌流カテーテルを使用して、大動脈を閉塞
し、そして心停止剤溶液を大動脈根に提供するための、装置および方法を提供す
ることが、さらに所望される。
し、そして心停止剤溶液を大動脈根に提供するための、装置および方法を提供す
ることが、さらに所望される。
【0014】 (発明の要旨) 上記の観点から、本発明の目的は、酸素化血液を心肺バイパス機器から患者へ
と送達するための装置および方法を提供し、これによって以前に公知の灌流カテ
ーテルの欠点を克服することである。
と送達するための装置および方法を提供し、これによって以前に公知の灌流カテ
ーテルの欠点を克服することである。
【0015】 本発明のさらなる目的は、無縫合動脈切開を介して、灌流カテーテルを上行大
動脈に配置することを可能とする装置および方法を提供することである。
動脈に配置することを可能とする装置および方法を提供することである。
【0016】 本発明の別の目的は、血液の漏出がほとんどまたは全くない、無縫合動脈切開
を提供するシーリング部材を使用して、酸素化血液を心肺バイパス機器から患者
へと送達するための装置および方法を提供することである。
を提供するシーリング部材を使用して、酸素化血液を心肺バイパス機器から患者
へと送達するための装置および方法を提供することである。
【0017】 本発明の更なる目的は、無縫合動脈切開を介して挿入された灌流カテーテルを
使用して、大動脈を閉塞し、そして心停止剤溶液を大動脈根に提供するための装
置および方法を提供することである。
使用して、大動脈を閉塞し、そして心停止剤溶液を大動脈根に提供するための装
置および方法を提供することである。
【0018】 本発明のこれらおよび他の目的は、第一および第二のシーリング部材を担持す
る遠位端を有する灌流カテーテルを提供することにより、達成される。この灌流
カテーテルを動脈切開部位を通して挿入すると、第一および第二のシーリング部
材が、血管壁の反対の表面に係合するよう配置される。血管壁を横切って配置さ
れると、第一および第二のシーリング部材は、介在する組織を捕捉し、そして血
管壁の反対の表面に圧力を付与して、大動脈に灌流された血液がこの動脈切開部
位を通って漏出しないように、シールする。
る遠位端を有する灌流カテーテルを提供することにより、達成される。この灌流
カテーテルを動脈切開部位を通して挿入すると、第一および第二のシーリング部
材が、血管壁の反対の表面に係合するよう配置される。血管壁を横切って配置さ
れると、第一および第二のシーリング部材は、介在する組織を捕捉し、そして血
管壁の反対の表面に圧力を付与して、大動脈に灌流された血液がこの動脈切開部
位を通って漏出しないように、シールする。
【0019】 1つの実施態様においては、この灌流カテーテルは、多管腔カテーテルを含み
、この多管腔カテーテルは、第一および第二のシーリング部材を規定する第一お
よび第二の環状バルーン、大動脈を閉塞するための第三バルーン、大動脈に酸素
化血液を提供するための管腔、ならびにこの閉塞用バルーンの近位で、大動脈根
に心停止剤溶液を注入するための管腔を有する。あるいは、第三バルーンおよび
心停止剤注入管腔は、灌流カテーテルの管腔を通して挿入される別個のカテーテ
ルに担持され得る。このカテーテルの遠位領域はまた、例えば、血流出口ポート
の軸を大動脈の軸と一致させて配置した際に、灌流カテーテルを好ましい送達形
状に偏倚する部材を有し得る。動脈切開穿孔を形成するため、および灌流カテー
テルを挿入するためのスタイレットがまた、提供される。
、この多管腔カテーテルは、第一および第二のシーリング部材を規定する第一お
よび第二の環状バルーン、大動脈を閉塞するための第三バルーン、大動脈に酸素
化血液を提供するための管腔、ならびにこの閉塞用バルーンの近位で、大動脈根
に心停止剤溶液を注入するための管腔を有する。あるいは、第三バルーンおよび
心停止剤注入管腔は、灌流カテーテルの管腔を通して挿入される別個のカテーテ
ルに担持され得る。このカテーテルの遠位領域はまた、例えば、血流出口ポート
の軸を大動脈の軸と一致させて配置した際に、灌流カテーテルを好ましい送達形
状に偏倚する部材を有し得る。動脈切開穿孔を形成するため、および灌流カテー
テルを挿入するためのスタイレットがまた、提供される。
【0020】 代替の実施態様においては、この灌流カテーテルは、多管腔カテーテルを含み
、この多管腔カテーテルは、第一シーリング部材を規定する環状バルーン、大動
脈を閉塞するための閉塞バルーン、大動脈に酸素化血液を提供するための管腔、
および閉塞バルーンの近隣で大動脈根に心停止剤溶液を注入するための管腔を有
する、内側シャフトを備える。外側シャフトが、内側シャフトの近位および遠位
の方向に移動するよう配置され、この外側シャフトは、第二シーリング部材を規
定する弾性フランジまたは環状バルーンを有する。一旦、第一バルーンが配置さ
れて膨張されると、この外側シャフトが遠位方向に前進して、これらの間に位置
する組織と係合し、そして動脈切開をシールする。
、この多管腔カテーテルは、第一シーリング部材を規定する環状バルーン、大動
脈を閉塞するための閉塞バルーン、大動脈に酸素化血液を提供するための管腔、
および閉塞バルーンの近隣で大動脈根に心停止剤溶液を注入するための管腔を有
する、内側シャフトを備える。外側シャフトが、内側シャフトの近位および遠位
の方向に移動するよう配置され、この外側シャフトは、第二シーリング部材を規
定する弾性フランジまたは環状バルーンを有する。一旦、第一バルーンが配置さ
れて膨張されると、この外側シャフトが遠位方向に前進して、これらの間に位置
する組織と係合し、そして動脈切開をシールする。
【0021】 本発明のさらなる特徴、本質および様々な利点は、添付の図面および以下の好
ましい実施態様の詳細な説明から、より明らかとなる。
ましい実施態様の詳細な説明から、より明らかとなる。
【0022】 (発明の詳細な説明) 本発明は、動脈切開部位を縫合することなく、そしてほとんどまたは全く漏出
を有さずに患者の大動脈に配置され得る、灌流カテーテルを提供する。詳細には
、本発明の原理に従って構築される灌流カテーテルは、動脈切開部位の縁をシー
リング的に捕捉する、近接して間隔を空けた関係でカテーテルシャフト上に配置
された第1および第2のシーリング部材を備える。さらに、本発明の灌流カテー
テルは、血液の心臓への逆流を閉塞するための膨張性閉塞部材、心停止剤溶液を
大動脈根に送達するための管腔、および血管に適合するために灌流カテーテルの
遠位端を生じるエレメントを備え得る。
を有さずに患者の大動脈に配置され得る、灌流カテーテルを提供する。詳細には
、本発明の原理に従って構築される灌流カテーテルは、動脈切開部位の縁をシー
リング的に捕捉する、近接して間隔を空けた関係でカテーテルシャフト上に配置
された第1および第2のシーリング部材を備える。さらに、本発明の灌流カテー
テルは、血液の心臓への逆流を閉塞するための膨張性閉塞部材、心停止剤溶液を
大動脈根に送達するための管腔、および血管に適合するために灌流カテーテルの
遠位端を生じるエレメントを備え得る。
【0023】 図1〜3を言及して、本発明の原理に従って構築される例示的な灌流カテーテ
ルシステムが、記載される。カテーテルシステム10は、灌流カテーテル20、
バルーンカテーテル40およびスタイレット50を備える。
ルシステムが、記載される。カテーテルシステム10は、灌流カテーテル20、
バルーンカテーテル40およびスタイレット50を備える。
【0024】 灌流カテーテル20は、近位端22および遠位端23を有する可撓性チューブ
21を備える。近位端22は、心肺バイパス機器(示されていない)の出口へ血
流入口ポート25を結合するためのフィッティング24を有する。遠位端23は
、チューブ26、ともに近接して間隔を空けられた、配置されるシーリング部材
27および28、および血流出口ポート30を有する湾曲領域29を有する。管
腔31(図3を参照のこと)は、血流入口ポート25から血流出口ポート30へ
伸長する。チューブ26は、本明細書中下記のように、灌流カテーテル20の外
部表面に固定され、そしてバルーンカテーテル40のための案内管腔を形成する
。シーリング部材27および28は、環状バルーンを備え、そして、管腔31内
に配置される別々の管腔34を介して、それぞれ、膨張ポート32および33に
連結される。膨張ポート32および33は、選択的にバルーンを膨張させるため
に、膨張媒体(例えば、生理食塩水)で充填したシリンジ(示されていない)に
連結され得る。
21を備える。近位端22は、心肺バイパス機器(示されていない)の出口へ血
流入口ポート25を結合するためのフィッティング24を有する。遠位端23は
、チューブ26、ともに近接して間隔を空けられた、配置されるシーリング部材
27および28、および血流出口ポート30を有する湾曲領域29を有する。管
腔31(図3を参照のこと)は、血流入口ポート25から血流出口ポート30へ
伸長する。チューブ26は、本明細書中下記のように、灌流カテーテル20の外
部表面に固定され、そしてバルーンカテーテル40のための案内管腔を形成する
。シーリング部材27および28は、環状バルーンを備え、そして、管腔31内
に配置される別々の管腔34を介して、それぞれ、膨張ポート32および33に
連結される。膨張ポート32および33は、選択的にバルーンを膨張させるため
に、膨張媒体(例えば、生理食塩水)で充填したシリンジ(示されていない)に
連結され得る。
【0025】 灌流カテーテル20は、好ましくは、カテーテル構築において代表的に使用さ
れる材料(例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、またはポリウレタン)を備
える。湾曲領域29は、好ましくは、その厚さに埋め込まれる予備形成された金
属合金バネ35を含む(図3を参照のこと)。図2および3に示されるように、
バネ35は、灌流カテーテル20がスタイレット50上に配置される場合に、実
質的に、直線形状から、弓状の動脈に適合する湾曲形状に撓む。シーリング部材
27および28は、伸展性、半伸展性、または非伸展性の材料を含み得、そして
より好ましくは、非伸展性または半伸展性の材料を含み得る。チューブ26は、
プラスチック材料(例えば、ポリエチレン)の薄いシールを有し得、これは、バ
ルーンカテーテル40がこのチューブを通って挿入される場合に穿孔される。
れる材料(例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、またはポリウレタン)を備
える。湾曲領域29は、好ましくは、その厚さに埋め込まれる予備形成された金
属合金バネ35を含む(図3を参照のこと)。図2および3に示されるように、
バネ35は、灌流カテーテル20がスタイレット50上に配置される場合に、実
質的に、直線形状から、弓状の動脈に適合する湾曲形状に撓む。シーリング部材
27および28は、伸展性、半伸展性、または非伸展性の材料を含み得、そして
より好ましくは、非伸展性または半伸展性の材料を含み得る。チューブ26は、
プラスチック材料(例えば、ポリエチレン)の薄いシールを有し得、これは、バ
ルーンカテーテル40がこのチューブを通って挿入される場合に穿孔される。
【0026】 バルーンカテーテル40は、近位端41および遠位端42を有する。近位端4
1は、心停止剤入口ポート43および膨張ポート44を有する。遠位端42は、
管腔46(図3参照)を介して心停止剤入口ポート43に連結される出口ポート
45、および管腔を介して膨張ポート44に連結されるバルーン47を有する。
バルーンカテーテル40は、選択された直径を有し、その結果、遠位端42は、
バルーン47が収縮されるときに灌流カテーテル20のチューブ26を通過し、
そしてバルーンカテーテル40は、例えば、動脈根を排出するための1つ以上の
さらなる管腔を有し得る。バルーンカテーテル40は、好ましくは、カテーテル
構築において代表的に使用される材料(例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
、またはポリウレタン)を備え、一方、バルーン47は、伸展性、半伸展性、ま
たは非伸展性の材料、そしてより好ましくは伸展性の材料を備える。
1は、心停止剤入口ポート43および膨張ポート44を有する。遠位端42は、
管腔46(図3参照)を介して心停止剤入口ポート43に連結される出口ポート
45、および管腔を介して膨張ポート44に連結されるバルーン47を有する。
バルーンカテーテル40は、選択された直径を有し、その結果、遠位端42は、
バルーン47が収縮されるときに灌流カテーテル20のチューブ26を通過し、
そしてバルーンカテーテル40は、例えば、動脈根を排出するための1つ以上の
さらなる管腔を有し得る。バルーンカテーテル40は、好ましくは、カテーテル
構築において代表的に使用される材料(例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル
、またはポリウレタン)を備え、一方、バルーン47は、伸展性、半伸展性、ま
たは非伸展性の材料、そしてより好ましくは伸展性の材料を備える。
【0027】 スタイレット50は、近位端53においてノブ52を有する細長シャフト51
、および遠位端55において鋭利な非コアリング先端54を有する。スタイレッ
ト50は、灌流カテーテル20の管腔31内に滑動的に適合するように寸法決め
され、そしてスタイレット50は、例えば、本明細書中上記のような、カテーテ
ル型材料を備え得る。スタイレット50は、灌流カテーテル20の管腔31にお
いて、管腔34の存在に順応する、その外表面における溝を有し得る。さらに、
先端55は、遠位端55に埋め込まれた鋭利な金属合金先端を有し得て、このス
タイレットの切断能力を増強し得る。
、および遠位端55において鋭利な非コアリング先端54を有する。スタイレッ
ト50は、灌流カテーテル20の管腔31内に滑動的に適合するように寸法決め
され、そしてスタイレット50は、例えば、本明細書中上記のような、カテーテ
ル型材料を備え得る。スタイレット50は、灌流カテーテル20の管腔31にお
いて、管腔34の存在に順応する、その外表面における溝を有し得る。さらに、
先端55は、遠位端55に埋め込まれた鋭利な金属合金先端を有し得て、このス
タイレットの切断能力を増強し得る。
【0028】 ここで、図2および3を言及して、例えば、鍵穴心臓手術の間、灌流カテーテ
ル20が血管、好ましくは大動脈A内に配置される場合、湾曲領域29は、この
大動脈の曲線に適合される。シーリング部材28は、大動脈A内に配置され、そ
して血管壁の組織Tの内部表面と接触する。シーリング部材27は、大動脈Aの
外側に配置され、そして血管壁の組織Tの外部表面と接触する。シーリング部材
27および28が膨張される場合、例えば、外科医が膨張ポート32および33
を介してシーリング部材27および28中に適切な膨張媒体を注入する場合,バ
ルーンは、組織Tの反対側の表面に抗して支えるように拡張する。それによって
、シーリング部材27および28は、カテーテルの周囲に巾着縫合を配置する必
要なく、漏出に対して動脈切開部位を閉塞しシールする。
ル20が血管、好ましくは大動脈A内に配置される場合、湾曲領域29は、この
大動脈の曲線に適合される。シーリング部材28は、大動脈A内に配置され、そ
して血管壁の組織Tの内部表面と接触する。シーリング部材27は、大動脈Aの
外側に配置され、そして血管壁の組織Tの外部表面と接触する。シーリング部材
27および28が膨張される場合、例えば、外科医が膨張ポート32および33
を介してシーリング部材27および28中に適切な膨張媒体を注入する場合,バ
ルーンは、組織Tの反対側の表面に抗して支えるように拡張する。それによって
、シーリング部材27および28は、カテーテルの周囲に巾着縫合を配置する必
要なく、漏出に対して動脈切開部位を閉塞しシールする。
【0029】 バルーンカテーテル40は、ガイドワイヤに沿ってチューブ26を通って進行
され、そしてバルーン47は、大動脈を閉塞するための適切な膨張媒体を使用し
て膨張される。次いで、心停止剤溶液は、心臓を停止するために、心停止剤入口
ポート43、管腔46、および心停止剤出口ポート45を通って、動脈根へ注入
され、そして冠状動脈を灌流する。
され、そしてバルーン47は、大動脈を閉塞するための適切な膨張媒体を使用し
て膨張される。次いで、心停止剤溶液は、心臓を停止するために、心停止剤入口
ポート43、管腔46、および心停止剤出口ポート45を通って、動脈根へ注入
され、そして冠状動脈を灌流する。
【0030】 ここで、図4A〜4Cに言及して、酸素化血液を用いて心臓手術を受ける患者
を灌流するために、本発明の灌流カテーテル10を手術中に使用する方法が、記
載される。図4Aに示されるように、大動脈Aの一部分は、まず、以前に公知の
鉗子型交差クランプ55を使用して部分的にクランプされて、動脈切開が実施さ
れるべき領域を単離する。
を灌流するために、本発明の灌流カテーテル10を手術中に使用する方法が、記
載される。図4Aに示されるように、大動脈Aの一部分は、まず、以前に公知の
鉗子型交差クランプ55を使用して部分的にクランプされて、動脈切開が実施さ
れるべき領域を単離する。
【0031】 灌流カテーテル20は、スタイレット50上に配置され、その結果、先端54
は、血流出口ポート30から延びる。シーリング部材27および28は、折り畳
まれ、そして好ましくは予め折り畳まれ、カテーテルの挿入プロフィールを最小
化するように灌流カテーテル20の外部に対して平坦化する。灌流カテーテル2
0およびスタイレット50は、大動脈の単離された領域に隣接して配置され、そ
してこのスタイレットは、図4Bに示されるように、血管壁中に穿孔Pを作製す
るために進行される。次いで、灌流カテーテル20は、スタイレットを静止状態
で、スタイレットの遠位端55を超えて進行される。
は、血流出口ポート30から延びる。シーリング部材27および28は、折り畳
まれ、そして好ましくは予め折り畳まれ、カテーテルの挿入プロフィールを最小
化するように灌流カテーテル20の外部に対して平坦化する。灌流カテーテル2
0およびスタイレット50は、大動脈の単離された領域に隣接して配置され、そ
してこのスタイレットは、図4Bに示されるように、血管壁中に穿孔Pを作製す
るために進行される。次いで、灌流カテーテル20は、スタイレットを静止状態
で、スタイレットの遠位端55を超えて進行される。
【0032】 灌流カテーテルは、穿孔Pを通って大動脈へ挿入されて、バネ35は、湾曲領
域29をその湾曲形状に戻させ、従って、図4Cに示されるように、灌流カテー
テルが、対向する血管壁に接触することなく大動脈に配置されることを可能にす
る。次いで、シーリング部材27および28は、このバルーンが、介在する血管
壁の表面の反対側に接触するまで膨張される(シーリング部材28のみが、図4
Cにおいて膨張されて示される)(図3を参照のこと)。
域29をその湾曲形状に戻させ、従って、図4Cに示されるように、灌流カテー
テルが、対向する血管壁に接触することなく大動脈に配置されることを可能にす
る。次いで、シーリング部材27および28は、このバルーンが、介在する血管
壁の表面の反対側に接触するまで膨張される(シーリング部材28のみが、図4
Cにおいて膨張されて示される)(図3を参照のこと)。
【0033】 一旦シーリング部材27および28が、穿孔Pをシールするために膨張される
と、バルーンカテーテル47は、チューブ26を通って挿入され、そして例えば
、管腔46を通って挿入されるガイドワイヤおよびバルーンカテーテル40の心
停止剤出口ポート45を使用して逆方向に方向付けされる。次いで、バルーン4
7は、灌流カテーテル20の血流出口ポート30の上流の大動脈を閉塞するため
に膨張される。スタイレット50は、管腔31から取り外され、そして血流入口
ポート25は、大動脈Aを灌流するために心肺バイパス機器の出口に連結され、
一方、心停止剤溶液は、バルーンカテーテル40の管腔46を通って注入される
。
と、バルーンカテーテル47は、チューブ26を通って挿入され、そして例えば
、管腔46を通って挿入されるガイドワイヤおよびバルーンカテーテル40の心
停止剤出口ポート45を使用して逆方向に方向付けされる。次いで、バルーン4
7は、灌流カテーテル20の血流出口ポート30の上流の大動脈を閉塞するため
に膨張される。スタイレット50は、管腔31から取り外され、そして血流入口
ポート25は、大動脈Aを灌流するために心肺バイパス機器の出口に連結され、
一方、心停止剤溶液は、バルーンカテーテル40の管腔46を通って注入される
。
【0034】 図5〜8を言及して、本発明の原理に従って構築される灌流カテーテルシステ
ムの代替の実施態様が、記載される。カテーテルシステム60は、灌流カテーテ
ル65およびスタイレット85を備える。
ムの代替の実施態様が、記載される。カテーテルシステム60は、灌流カテーテ
ル65およびスタイレット85を備える。
【0035】 灌流カテーテル65は、近位端67および遠位端68を有する可撓性チューブ
66を備える。近位端67は、心肺バイパス機器(示されていない)の出口に灌
流カテーテルの血流入口ポート70を連結するためのフィッティング69を有す
る。遠位端68は、ともに近接して配置されたシーリング部材71および72、
心停止剤出口ポート74を有する湾曲領域73、閉塞バルーン75および血流出
口ポート76を有する。管腔77(図7を参照のこと)は、血流入口ポート70
から血流出口ポート76へ延びる。
66を備える。近位端67は、心肺バイパス機器(示されていない)の出口に灌
流カテーテルの血流入口ポート70を連結するためのフィッティング69を有す
る。遠位端68は、ともに近接して配置されたシーリング部材71および72、
心停止剤出口ポート74を有する湾曲領域73、閉塞バルーン75および血流出
口ポート76を有する。管腔77(図7を参照のこと)は、血流入口ポート70
から血流出口ポート76へ延びる。
【0036】 シーリング部材71および72、好ましくはバルーン、ならびに閉塞バルーン
75は、管腔77内に配置される別々の管腔81を介して、それぞれ、膨張ポー
ト78、79および80に連結される。膨張ポート78、79および80は、選
択的にバルーンと膨張させるために、膨張媒体(例えば、生理食塩水)で充填し
たシリンジ(示されていない)に連結され得る。心停止剤出口ポート74は、管
腔77内に配置された管腔83を介して、心停止剤入口ポート82に連結される
。
75は、管腔77内に配置される別々の管腔81を介して、それぞれ、膨張ポー
ト78、79および80に連結される。膨張ポート78、79および80は、選
択的にバルーンと膨張させるために、膨張媒体(例えば、生理食塩水)で充填し
たシリンジ(示されていない)に連結され得る。心停止剤出口ポート74は、管
腔77内に配置された管腔83を介して、心停止剤入口ポート82に連結される
。
【0037】 灌流カテーテル65は、好ましくは、図1〜4の実施態様に関して本明細書中
上記のような材料を備え、そしてその厚さに埋められた予備形成された金属合金
バネ84を有する。バネ84は、図6および7に示されるように、灌流カテーテ
ル65がスタイレット85上に配置される場合に、実質的に、直線形状から、弓
状の動脈に適合する湾曲形状に曲げられる。シーリング部材71および72なら
びに閉塞バルーン75は、伸展性、半伸展性、または非伸展性の材料を含み、そ
してより好ましくは、シーリング部材71および72は、非伸展性または半伸展
性の材料であり、一方、閉塞バルーン75は、より好ましくは、伸展性材料を含
む。
上記のような材料を備え、そしてその厚さに埋められた予備形成された金属合金
バネ84を有する。バネ84は、図6および7に示されるように、灌流カテーテ
ル65がスタイレット85上に配置される場合に、実質的に、直線形状から、弓
状の動脈に適合する湾曲形状に曲げられる。シーリング部材71および72なら
びに閉塞バルーン75は、伸展性、半伸展性、または非伸展性の材料を含み、そ
してより好ましくは、シーリング部材71および72は、非伸展性または半伸展
性の材料であり、一方、閉塞バルーン75は、より好ましくは、伸展性材料を含
む。
【0038】 スタイレット85は、本明細書中で上述したスタイレット50と形状が同一で
あり、そして近位端88にノブ87を有する細長シャフト86、および遠位端9
0に鋭利な非コアリング先端部89を備える。スタイレット85は、灌流カテー
テル65の管腔77内に滑動可能に適合されるような寸法にされ、そして本明細
書中で上述したようなカテーテルに典型的な材料を備え得る。スタイレット85
は、管腔81および83の存在を収容するための溝を備え得、そして先端部89
は、必要に応じて、遠位端90に囲まれる鋭利な金属合金先端部を備え得、この
スタイレットの切断能力を増強する。
あり、そして近位端88にノブ87を有する細長シャフト86、および遠位端9
0に鋭利な非コアリング先端部89を備える。スタイレット85は、灌流カテー
テル65の管腔77内に滑動可能に適合されるような寸法にされ、そして本明細
書中で上述したようなカテーテルに典型的な材料を備え得る。スタイレット85
は、管腔81および83の存在を収容するための溝を備え得、そして先端部89
は、必要に応じて、遠位端90に囲まれる鋭利な金属合金先端部を備え得、この
スタイレットの切断能力を増強する。
【0039】 図6および7を参照すると、灌流カテーテル65が、血管、好ましくは大動脈
A内に配置されると、湾曲領域73は、この大動脈の曲線に一致する。シーリン
グ部材72は、大動脈A内に配置され、そして組織Tの内部表面に接触し、一方
、シーリング部材71は、大動脈Aの外部に配置され、そして組織Tの外部表面
に接触する。シーリング部材71および72が膨張されると、バルーンは、組織
Tの厚みの対向する表面に対して拡張し、従って、灌流カテーテル65に対して
無縫合動脈切開シールを提供する。
A内に配置されると、湾曲領域73は、この大動脈の曲線に一致する。シーリン
グ部材72は、大動脈A内に配置され、そして組織Tの内部表面に接触し、一方
、シーリング部材71は、大動脈Aの外部に配置され、そして組織Tの外部表面
に接触する。シーリング部材71および72が膨張されると、バルーンは、組織
Tの厚みの対向する表面に対して拡張し、従って、灌流カテーテル65に対して
無縫合動脈切開シールを提供する。
【0040】 カテーテルシステム60の操作は、図4A〜4Cに関して記載されるものと同
一である。大動脈は、まず、部分的にクランプされて、動脈切開が実施される領
域を隔離し、そして灌流カテーテル65が、スタイレット85上に配置されて、
その結果、先端部89が、血流出口ポート76から外へ延びるようにする。シー
リング部材71および72ならびに閉塞バルーン75は、灌流カテーテル65の
外部に対して予め平面に折り畳まれ、その結果、このカテーテルの挿入プロフィ
ールを最小化する。この灌流カテーテルおよびスタイレットは、この大動脈の隔
離された領域に隣接して配置され、そしてこのスタイレットは、血管壁内に穿孔
を作製するために前進される。
一である。大動脈は、まず、部分的にクランプされて、動脈切開が実施される領
域を隔離し、そして灌流カテーテル65が、スタイレット85上に配置されて、
その結果、先端部89が、血流出口ポート76から外へ延びるようにする。シー
リング部材71および72ならびに閉塞バルーン75は、灌流カテーテル65の
外部に対して予め平面に折り畳まれ、その結果、このカテーテルの挿入プロフィ
ールを最小化する。この灌流カテーテルおよびスタイレットは、この大動脈の隔
離された領域に隣接して配置され、そしてこのスタイレットは、血管壁内に穿孔
を作製するために前進される。
【0041】 灌流カテーテルは、次いで、このスタイレットを静止させたままで、スタイレ
ットの遠位端90上に前進される。その結果、灌流カテーテルがこの穿孔を通っ
て大動脈内へ挿入される際に、バネ84が、湾曲領域73をその湾曲形状に戻ら
せる。シーリング部材71および72は、バルーンが介在する血管壁に接触しか
つこれを支えるまで、膨張される。閉塞バルーン75はまた、膨張ポート80を
通して挿入される適切な膨張媒体を使用して膨張され、その結果、血流出口ポー
ト76の上流で大動脈を閉塞する。
ットの遠位端90上に前進される。その結果、灌流カテーテルがこの穿孔を通っ
て大動脈内へ挿入される際に、バネ84が、湾曲領域73をその湾曲形状に戻ら
せる。シーリング部材71および72は、バルーンが介在する血管壁に接触しか
つこれを支えるまで、膨張される。閉塞バルーン75はまた、膨張ポート80を
通して挿入される適切な膨張媒体を使用して膨張され、その結果、血流出口ポー
ト76の上流で大動脈を閉塞する。
【0042】 スタイレット85は、管腔77から除去され、そして血流入口ポート70が、
心肺バイパス機器の出口へ接続され、大動脈Aを灌流する。心停止剤溶液がまた
、心停止剤入口ポート82、管腔83および心停止剤出口ポート74を通って大
動脈根へ注入され、心臓を停止させ、そして冠状動脈を灌流させ得る。
心肺バイパス機器の出口へ接続され、大動脈Aを灌流する。心停止剤溶液がまた
、心停止剤入口ポート82、管腔83および心停止剤出口ポート74を通って大
動脈根へ注入され、心臓を停止させ、そして冠状動脈を灌流させ得る。
【0043】 ここで、図9〜11を参照すると、本発明に従って作製された灌流カテーテル
システムのさらなる代替の実施態様が記載される。カテーテルシステム90は、
灌流カテーテル95およびスタイレット125を備える。スタイレット125は
、本明細書中で上述されるように作製される。
システムのさらなる代替の実施態様が記載される。カテーテルシステム90は、
灌流カテーテル95およびスタイレット125を備える。スタイレット125は
、本明細書中で上述されるように作製される。
【0044】 灌流カテーテル95は、近位端97および遠位端98を有する内部シャフト9
6を備える。近位端97は、フィッテング99を含み、このフィティング99は
、この灌流カテーテルの血流入口ポート100を心肺バイパス機器の出口へ接続
させるためのものである。遠位端98は、シーリング部材101、心停止剤出口
ポート103を有する湾曲領域102、閉塞バルーン104および血流出口ポー
ト105を含む。管腔106(図11を参照のこと)は、血流入口ポート100
から血流出口ポート105へ延びる。外部シャフト107は、近位方向および遠
位方向の移動のために、内部シャフト96上に配置され、そして遠位端109上
にシーリング部材108、および近位端111上にロッキングリング110を含
む。ロッキングリング110は、内部シャフト96の外部表面上に配置される任
意の糸112と係合するように構成され得、そして内部シャフト102に関して
所望の位置に外部シャフト107をロックするのに役立つ。
6を備える。近位端97は、フィッテング99を含み、このフィティング99は
、この灌流カテーテルの血流入口ポート100を心肺バイパス機器の出口へ接続
させるためのものである。遠位端98は、シーリング部材101、心停止剤出口
ポート103を有する湾曲領域102、閉塞バルーン104および血流出口ポー
ト105を含む。管腔106(図11を参照のこと)は、血流入口ポート100
から血流出口ポート105へ延びる。外部シャフト107は、近位方向および遠
位方向の移動のために、内部シャフト96上に配置され、そして遠位端109上
にシーリング部材108、および近位端111上にロッキングリング110を含
む。ロッキングリング110は、内部シャフト96の外部表面上に配置される任
意の糸112と係合するように構成され得、そして内部シャフト102に関して
所望の位置に外部シャフト107をロックするのに役立つ。
【0045】 シーリング部材101(好ましくは環状バルーン)および閉塞バルーン104
は、管腔106内に配置される個々の管腔115を通って(図11を参照のこと
)、膨張ポート113および114へそれぞれ接続される。膨張ポート113お
よび114は、膨張媒体(例えば、生理食塩水)で充填されたシリンジ(示さず
)へ結合され、選択的にバルーンを膨張させ得る。心停止剤出口ポート103は
、管腔106内に配置される管腔117を通って、心停止剤入口ポート116へ
接続される。シーリング部材108は、エラストマーまたはクローズドセルフォ
ーム材料から作製されるフランジを備え得る。あるいは、シーリング部材108
は、膨張可能な環状バルーンを備え得、この場合、外部シャフト107は、膨張
ポートおよび膨張管腔を含む。
は、管腔106内に配置される個々の管腔115を通って(図11を参照のこと
)、膨張ポート113および114へそれぞれ接続される。膨張ポート113お
よび114は、膨張媒体(例えば、生理食塩水)で充填されたシリンジ(示さず
)へ結合され、選択的にバルーンを膨張させ得る。心停止剤出口ポート103は
、管腔106内に配置される管腔117を通って、心停止剤入口ポート116へ
接続される。シーリング部材108は、エラストマーまたはクローズドセルフォ
ーム材料から作製されるフランジを備え得る。あるいは、シーリング部材108
は、膨張可能な環状バルーンを備え得、この場合、外部シャフト107は、膨張
ポートおよび膨張管腔を含む。
【0046】 灌流カテーテル95は、好ましくは、本明細書中で上述したような材料を備え
、そしてその厚み内に埋め込まれた、予め形成された金属合金バネを含み、この
バネは、灌流カテーテル95がスタイレット125上に配置されると、図10に
示すように、実質的に直線状形状から、湾曲形状へ曲がり、この湾曲形状は、大
動脈の弓形に一致する。シーリング部材101および閉塞バルーン104は、コ
ンプライアントな材料、半コンプライアントな材料、または非コンプライアント
な材料を備え得、そしてより好ましくは、シーリング部材101は、非コンプラ
イアントな材料または半コンプライアントな材料を備え、一方、閉鎖バルーン1
04は、より好ましくは、コンプライアントな材料を備える。シーリング部材1
08は、非コンプライアントなバルーンまたは半コンプライアントなバルーン、
あるいはエラストマー材料またはフォーム材料を備える。
、そしてその厚み内に埋め込まれた、予め形成された金属合金バネを含み、この
バネは、灌流カテーテル95がスタイレット125上に配置されると、図10に
示すように、実質的に直線状形状から、湾曲形状へ曲がり、この湾曲形状は、大
動脈の弓形に一致する。シーリング部材101および閉塞バルーン104は、コ
ンプライアントな材料、半コンプライアントな材料、または非コンプライアント
な材料を備え得、そしてより好ましくは、シーリング部材101は、非コンプラ
イアントな材料または半コンプライアントな材料を備え、一方、閉鎖バルーン1
04は、より好ましくは、コンプライアントな材料を備える。シーリング部材1
08は、非コンプライアントなバルーンまたは半コンプライアントなバルーン、
あるいはエラストマー材料またはフォーム材料を備える。
【0047】 ここで、図10Aおよび10Bを参照すると、灌流カテーテル95が血管(好
ましくは大動脈A)内に配置されると、湾曲領域102は、この大動脈の曲線に
一致する。シーリング部材101は、大動脈A内に配置され、そして組織Tの内
部表面に接触するように膨張される。次いで、外部シャフトが、遠位方向に移動
され、その結果、シーリング部材108が、組織Tの外部表面に対して配置され
、そしてロッキングリング110が、内部シャフト96に対して固定された位置
に外部シャフトをロックするように作動される。シーリング部材108がバルー
ンである場合、それは、膨張されて、組織Tの対向する表面を支える。シーリン
グ部材108が非拡張性である場合、シーリング部材101へのシーリング部材
108の移動によって、これらのシーリング部材が、組織Tの対向する表面を支
えるようになり、従って、灌流カテーテル95に対して無縫合動脈切開シールを
提供する。
ましくは大動脈A)内に配置されると、湾曲領域102は、この大動脈の曲線に
一致する。シーリング部材101は、大動脈A内に配置され、そして組織Tの内
部表面に接触するように膨張される。次いで、外部シャフトが、遠位方向に移動
され、その結果、シーリング部材108が、組織Tの外部表面に対して配置され
、そしてロッキングリング110が、内部シャフト96に対して固定された位置
に外部シャフトをロックするように作動される。シーリング部材108がバルー
ンである場合、それは、膨張されて、組織Tの対向する表面を支える。シーリン
グ部材108が非拡張性である場合、シーリング部材101へのシーリング部材
108の移動によって、これらのシーリング部材が、組織Tの対向する表面を支
えるようになり、従って、灌流カテーテル95に対して無縫合動脈切開シールを
提供する。
【0048】 カテーテルシステム90の操作は、図4A〜4Cに関して記載されるものと同
一である。大動脈は、まず、部分的にクランプされて、動脈切開が実施される領
域を隔離し、そして灌流カテーテル95が、スタイレット125上に配置されて
、その結果、スタイラスが、血流出口ポート105から外へ延びるようにする。
シーリング部材101および閉塞バルーン104は、灌流カテーテル95の外部
に対して折り畳まれ、その結果、このカテーテルの挿入プロフィールを最小化す
る。この灌流カテーテルおよびスタイレットは、この大動脈の隔離された領域に
隣接して配置され、そしてこのスタイレットは、血管壁内に穿孔を作製するため
に前進される。
一である。大動脈は、まず、部分的にクランプされて、動脈切開が実施される領
域を隔離し、そして灌流カテーテル95が、スタイレット125上に配置されて
、その結果、スタイラスが、血流出口ポート105から外へ延びるようにする。
シーリング部材101および閉塞バルーン104は、灌流カテーテル95の外部
に対して折り畳まれ、その結果、このカテーテルの挿入プロフィールを最小化す
る。この灌流カテーテルおよびスタイレットは、この大動脈の隔離された領域に
隣接して配置され、そしてこのスタイレットは、血管壁内に穿孔を作製するため
に前進される。
【0049】 灌流カテーテルは、次いで、このスタイレットを静止させたままで、スタイレ
ットの遠位端上に前進される。その結果、灌流カテーテルがこの穿孔を通って大
動脈内へ挿入される際に、湾曲領域102が、その湾曲形状へ戻る。シーリング
部材101が、膨張され、次いで、シーリング部材108が、遠位方向へ前進さ
れて、介在する血管壁に接触しかつこれを支える。あるいは、外部シャフト10
7が、シーリング部材(単数または複数)の膨張前に、内部シャフト96に対し
て相対的に配置され得る。閉塞バルーン104はまた、適切な膨張媒体(膨張ポ
ート114を介して注入される)を使用して膨張され、血流出口ポート105の
上流で大動脈を閉塞する。
ットの遠位端上に前進される。その結果、灌流カテーテルがこの穿孔を通って大
動脈内へ挿入される際に、湾曲領域102が、その湾曲形状へ戻る。シーリング
部材101が、膨張され、次いで、シーリング部材108が、遠位方向へ前進さ
れて、介在する血管壁に接触しかつこれを支える。あるいは、外部シャフト10
7が、シーリング部材(単数または複数)の膨張前に、内部シャフト96に対し
て相対的に配置され得る。閉塞バルーン104はまた、適切な膨張媒体(膨張ポ
ート114を介して注入される)を使用して膨張され、血流出口ポート105の
上流で大動脈を閉塞する。
【0050】 スタイレット125は、管腔106から除去され、そして血流入口ポート10
0が、心肺バイパス機器の出口へ接続され、大動脈Aを灌流する。心停止剤溶液
がまた、心停止剤入口ポート116、管腔117および心停止剤出口ポート10
3を通って大動脈根へ注入され、心臓を停止させ、そして冠状動脈を灌流させ得
る。
0が、心肺バイパス機器の出口へ接続され、大動脈Aを灌流する。心停止剤溶液
がまた、心停止剤入口ポート116、管腔117および心停止剤出口ポート10
3を通って大動脈根へ注入され、心臓を停止させ、そして冠状動脈を灌流させ得
る。
【0051】 さらなる代替の実施態様の場合、灌流カテーテルシステム95は、管腔117
、心停止剤出口ポート103および閉塞バルーン104を省略し得る。この場合
、灌流カテーテル95は、チューブ(図1の実施態様のチューブ26と類似)を
含み得、このチューブは、内部シャフト96へ添付され、シーリング部材101
内にあり、そしてこのチューブの上に、シーリング部材108が、滑動可能に配
置される。この実施態様において、個々のバルーンカテーテル(例えば、図1の
バルーンカテーテル40)が、チューブを介して挿入され得、図1の実施態様に
関して本明細書中で上述した閉塞および心停止剤注入の機能を提供し得る。
、心停止剤出口ポート103および閉塞バルーン104を省略し得る。この場合
、灌流カテーテル95は、チューブ(図1の実施態様のチューブ26と類似)を
含み得、このチューブは、内部シャフト96へ添付され、シーリング部材101
内にあり、そしてこのチューブの上に、シーリング部材108が、滑動可能に配
置される。この実施態様において、個々のバルーンカテーテル(例えば、図1の
バルーンカテーテル40)が、チューブを介して挿入され得、図1の実施態様に
関して本明細書中で上述した閉塞および心停止剤注入の機能を提供し得る。
【0052】 本発明の好ましい例示的な実施態様を上に記載するが、種々の変化および改変
が、本発明から逸脱することなく実施され得ることが、当業者に明らかであり、
そして添付の特許請求の範囲において、本発明の真の精神および範囲内に入るこ
のような変化および改変の全てを網羅することが意図される。
が、本発明から逸脱することなく実施され得ることが、当業者に明らかであり、
そして添付の特許請求の範囲において、本発明の真の精神および範囲内に入るこ
のような変化および改変の全てを網羅することが意図される。
【図1】 図1は、本発明にしたがって構成された灌流カテーテルシステムの例示的実施
態様の側面図である。
態様の側面図である。
【図2】 図2は、患者の大動脈弓に配置された、図1の灌流カテーテルシステムの遠位
端の斜視図である。
端の斜視図である。
【図3】 図3は、図2の灌流カテーテルシステムの遠位端の側断面図である。
【図4】 図4A〜4Cは、図1の灌流カテーテルの遠位端を大動脈弓に配置する方法を
図示する。
図示する。
【図5】 図5は、本発明にしたがって構成された灌流カテーテルシステムの代替の実施
態様の側面図である。
態様の側面図である。
【図6】 図6は、患者の大動脈弓に配置された、図5の灌流カテーテルシステムの遠位
端の斜視図である。
端の斜視図である。
【図7】 図7は、図6の灌流カテーテルの遠位端の側断面図である。
【図8】 図8は、図7の線8−−8に沿ってとった、図5の灌流カテーテルの断面図で
ある。
ある。
【図9】 図9は、本発明にしたがって構成した灌流カテーテルシステムの代替の実施態
様の側面図である。
様の側面図である。
【図10】 図10Aおよび10Bは、患者の大動脈弓にカテーテルを配置する工程を示す
、図9の灌流カテーテルシステムの遠位端の斜視図である。
、図9の灌流カテーテルシステムの遠位端の斜視図である。
【図11】 図11は、図9の灌流カテーテルの遠位端の側断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CR, CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,G B,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL ,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZA,ZW
Claims (36)
- 【請求項1】 患者の血管の開口部を通して該患者に酸素化血液を送達する
ために、心肺バイパス機器と共に使用するための、カテーテルシステムであって
、該カテーテルシステムは、以下: 近位端および遠位領域を有するカテーテルであって、該近位端は、心停止剤入
口ポートおよび血流入口ポートを備え、該血流入口ポートは、該心肺バイパス機
器と接続されて酸素化血液を受容するよう適合されており、そして該遠位領域は
、該心停止剤入口ポートと流体連絡した心停止剤出口ポート、および該血流入口
ポートと流体連絡した血流出口ポートを備える、カテーテル; 閉塞バルーンであって、該遠位領域の、該血流出口ポートの近位でありかつ該
心停止剤出口ポートの遠位である位置に配置される、閉塞バルーン; 該心停止剤出口ポートの近位に配置される、第一シーリング部材であって、血
管壁の内側表面に圧迫的に係合する、第一シーリング部材;ならびに 該第一シーリング部材の近位かつ隣接位置に配置される、第二シーリング部材
であって、血管壁の外側表面に圧迫的に係合する、第二シーリング部材、 を備える、カテーテルシステム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカテーテルシステムであって、ここで、前
記第一および第二のシーリング部材が、第一および第二のバルーンを有し、前記
カテーテルが、第一および第二の膨張ポートをさらに有し、そして該第一および
第二の膨張ポートが、該第一および第二のバルーンにそれぞれ接続される、カテ
ーテルシステム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のカテーテルシステムであって、ここで、前
記遠位領域が、予備形成されたバネをさらに有し、該バネが、該遠位領域を、前
記血管に適合する湾曲形状に偏倚する、カテーテルシステム。 - 【請求項4】 前記第一および第二のバルーンが環形状を有する、請求項2
に記載のカテーテルシステム。 - 【請求項5】 前記第一および第二のバルーンが、非伸展性材料を含む、請
求項2に記載のカテーテルシステム。 - 【請求項6】 請求項1に記載のカテーテルシステムであって、ここで、前
記カテーテルが、前記閉塞バルーンと流体連絡して接続される膨張ポートをさら
に有する、カテーテルシステム。 - 【請求項7】 前記閉塞バルーンが伸展性材料を含む、請求項6に記載のカ
テーテルシステム。 - 【請求項8】 請求項6に記載のカテーテルシステムであって、ここで、前
記心停止剤出口ポートが、前記閉塞バルーンの近位でありかつ前記第一シーリン
グ部材の遠位である位置に配置される、複数の開口部を有する、カテーテルシス
テム。 - 【請求項9】 請求項1に記載のカテーテルシステムであって、鋭利な遠位
端を有するスタイレットをさらに備え、該スタイレットは、該スタイレットの遠
位端が前記血流出口ポートから延びるように、前記カテーテルの管腔に挿入され
るよう構成されている、カテーテルシステム。 - 【請求項10】 請求項1に記載のカテーテルシステムであって、ここで、
前記カテーテルが、内側シャフトを並進させるために配置される外側シャフトを
さらに有し、前記第一シーリング部材が該内側シャフト上に配置され、そして前
記第二シーリング部材が該外側シャフト上に配置される、カテーテルシステム。 - 【請求項11】 請求項10に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記外側シャフトが、ロッキングリングをさらに有し、該ロッキングリングが
、該外側シャフトを、前記内側シャフトに対して所望の位置にロックする、カテ
ーテルシステム。 - 【請求項12】 請求項10に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記第一シーリング部材が第一バルーンを有し、前記内側シャフトが、該第一
バルーンに接続される第一膨張ポートをさらに有する、カテーテルシステム。 - 【請求項13】 前記第二シーリング部材が、弾性または発泡性のフランジ
を有する、請求項12に記載のカテーテルシステム。 - 【請求項14】 請求項10に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記内側シャフトの遠位領域が、予備形成されたバネをさらに有し、該バネが
、該内側シャフトを、前記血管に適合する湾曲形状に偏倚する、カテーテルシス
テム。 - 【請求項15】 請求項12に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記内側シャフトが、前記閉塞バルーンと流体連絡して接続される第二膨張ポ
ートをさらに有する、カテーテルシステム。 - 【請求項16】 請求項15に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記心停止剤出口ポートが、前記内側シャフトの、前記閉塞バルーンの近位で
ありかつ前記第一シーリング部材の遠位である位置に配置される、複数の開口部
を有する、カテーテルシステム。 - 【請求項17】 請求項10に記載のカテーテルシステムであって、鋭利な
遠位端を有するスタイレットをさらに備え、該スタイレットは、該スタイレット
の遠位端が前記血流出口ポートから延びるように、前記カテーテルの管腔に挿入
されるよう構成される、カテーテルシステム。 - 【請求項18】 心肺バイパス機器から患者へと酸素化血液を灌流する方法
であって、以下: カテーテルを提供する工程であって、該カテーテルが、近位端および遠位領域
を備え、該近位端は、心停止剤入口ポートおよび血流入口ポートを有し、該遠位
領域は、該心停止剤入口ポートと流体連絡する心停止剤出口ポート、該血流入口
ポートと流体連絡する血流出口ポート、該心停止剤出口ポートの近位に配置され
る第一および第二のシーリング部材、ならびに該心停止剤出口ポートと該血流出
口ポートとの間に配置される閉塞バルーンを有する、工程; 血管壁に、穿孔を作製する工程; 該血流出口ポートが該血管の軸と整列するように、該カテーテルを該穿孔に挿
入する工程; 該第一シーリング部材を、該血管壁の内側表面と圧迫的に係合するように配置
する工程; 該第二シーリング部材を、該血管壁の外側表面と圧迫的に係合するように配置
する工程; 該血流出口ポートの近位で該血管を閉塞するために、該閉塞バルーンを膨張さ
せる工程; 酸素化血液を受容するために、該血流入口ポートを、心肺バイパス機器に接続
する工程;ならびに 該血流出口ポートを介して、該酸素化血液を該血管に灌流させる工程、 を包含する、方法。 - 【請求項19】 請求項18に記載の方法であって、ここで、前記血管壁に
前記穿孔を作製する工程が、さらに以下: 鋭利な遠位端を有するスタイレットを、前記カテーテルの管腔に挿入する工程
であって、その結果、該スタイレットの遠位端が、前記血流出口ポートから延び
る、工程;および 該スタイレットの該鋭利な遠位端を、前記血管壁に挿入する工程、 を包含する、方法。 - 【請求項20】 請求項18に記載の方法であって、さらに以下: 心停止剤溶液の供給源を、前記心停止剤入口ポートに接続する工程;および 心停止剤溶液を、前記心停止剤出口ポートを介して大動脈根へと灌流させる工
程、 を包含する、方法。 - 【請求項21】 請求項18に記載の方法であって、ここで、前記第一およ
び第二のシーリング部材が第一および第二のバルーンを有し、そして該第一およ
び第二のシーリング部材を配置する工程が、該第一および第二のバルーンを膨張
させる工程をさらに包含する、方法。 - 【請求項22】 請求項18に記載の方法であって、ここで、前記カテーテ
ルを前記穿孔に挿入する工程が、前記スタイレットを静止させた状態で、前記カ
テーテルを該スタイレットから遠位にスライドさせる工程をさらに包含する、方
法。 - 【請求項23】 請求項18に記載の方法であって、ここで、前記カテーテ
ルを提供する工程が、内側シャフトおよび外側シャフトを有するカテーテルを提
供する工程をさらに包含し、前記第一シーリング部材が該内側シャフト上に配置
され、前記第二シーリング部材が該外側シャフト上に配置され、そして該第一お
よび第二のシーリング部材を配置する工程が、該外側シャフトを該内側シャフト
に対して並進させる工程を包含する、方法。 - 【請求項24】 患者の血管の開口部を通して該患者に酸素化血液を送達す
るために、心肺バイパス機器と共に使用するための、カテーテルシステムであっ
て、該カテーテルシステムが、以下: 近位端および遠位領域を有するカテーテルであって、該近位端は、酸素化血液
を受容するために、心肺バイパス機器に接続されるよう適合される血流入口ポー
トを有し、そして該遠位領域が、該血流入口ポートと流体連絡する血流出口ポー
ト、および予備形成されたバネを有し、該バネが、該遠位領域を、該血管に適合
得る湾曲形状に偏倚する、カテーテル、 心停止剤出口ポートの近位に配置される、第一シーリング部材であって、血管
壁の内側表面と圧迫的に係合する、第一シーリング部材;ならびに 該第一シーリング部材の近位かつ隣接位置に配置される、第二シーリング部材
であって、血管壁の外側表面に圧迫的に係合する、第二シーリング部材、 を備える、カテーテルシステム。 - 【請求項25】 請求項24に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記第一および第二のシーリング部材が、第一および第二のバルーンを有し、
前記カテーテルが、第一および第二の膨張ポートをさらに有し、該第一および第
二の膨張ポートが、第一および第二のバルーンにそれぞれ接続される、カテーテ
ルシステム。 - 【請求項26】 請求項24に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記カテーテルが、該カテーテルの前記遠位領域の、前記第一および第二のシ
ーリング部材の遠位に配置される、閉塞バルーンをさらに有する、カテーテルシ
ステム。 - 【請求項27】 請求項26に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記カテーテルが、心停止剤出口ポートに流体連絡して接続される、心停止剤
入口ポートをさらに有し、該心停止剤出口ポートが、前記閉塞バルーンの近位で
ありかつ前記第一および第二のシーリング部材の遠位である位置に配置される、
カテーテルシステム。 - 【請求項28】 請求項24に記載のカテーテルシステムであって、鋭利な
遠位端を有するスタイレットをさらに備え、該スタイレットは、該スタイレット
の遠位端が前記血流出口ポートから延びるように、前記カテーテルの管腔に挿入
されるよう構成される、カテーテルシステム。 - 【請求項29】 請求項24に記載のカテーテルシステムであって、ここで
、前記カテーテルが、内側シャフトを並進させるために配置される外側シャフト
をさらに有し、前記第一シーリング部材が該内側シャフト上に配置され、前記第
二シーリング部材が該外側シャフト上に配置される、カテーテルシステム。 - 【請求項30】 酸素化血液を、心肺バイパス機器から患者へと灌流させる
方法であって、以下: カテーテルを提供する工程であって、該カテーテルが、血流入口ポートを有す
る近位端、ならびに該血流入口ポートと流体連絡する血流出口ポート、予備形成
されたバネ、第一および第二のシーリング部材を有する遠位領域を有し、該バネ
は、血管に適合する湾曲形状に該遠位領域を偏倚させる、工程; 血管壁に、穿孔を作製する工程; 該予備形成されたバネが、該血流出口ポートを、該血管の軸に整列させるよう
に、該カテーテルを該穿孔に挿入する工程; 該血管壁の内側に圧迫的に係合するように、該第一シーリング部材を配置する
工程; 該血管壁の外側表面に圧迫的に係合するように、該第二シーリング部材を配置
する工程; 酸素化血液を受容するために、該血流入口ポートを心肺バイパス機器に接続す
る工程;ならびに 該酸素化血液を、該血流出口ポートを介して該血管内へと灌流させる工程、 を包含する、方法。 - 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって、ここで、前記血管壁に
前記穿孔を作製する工程が、さらに以下: 鋭利な遠位端を有するスタイレットを前記カテーテルの管腔に挿入し、その結
果、該スタイレットの遠位端が前記血流出口ポートから延びる、工程;および 該スタイレットの鋭利な遠位端を、前記血管壁に挿入する工程、 を包含する、方法。 - 【請求項32】 請求項30に記載の方法であって、ここで、前記カテーテ
ルを提供する工程が、前記遠位領域に配置される閉塞バルーンを有するカテーテ
ルを提供する工程をさらに包含し、そして前記血流出口ポートの近位で前記血管
を閉塞する工程が、該閉塞バルーンを膨張させる工程を包含する、方法。 - 【請求項33】 請求項30に記載の方法であって、さらに以下: 心停止剤溶液の供給源を、心停止剤入口ポートに接続する工程;および 心停止剤溶液を大動脈根に灌流させる工程、 を包含する、方法。
- 【請求項34】 請求項30に記載の方法であって、ここで、前記第一およ
び第二のシーリング部材が、第一および第二のバルーンを有し、そして該第一お
よび第二のシーリング部材を配置する工程が、該第一および第二のバルーンを膨
張させる工程をさらに包含する、方法。 - 【請求項35】 請求項30に記載の方法であって、ここで、前記穿孔に前
記カテーテルを挿入する工程が、前記スタイレットを静止させた状態で、該カテ
ーテルを該スタイレットから遠位にスライドさせる工程をさらに包含する、方法
。 - 【請求項36】 請求項30に記載の方法であって、ここで、前記カテーテ
ルを提供する工程が、内側シャフトおよび外側シャフトを有するカテーテルを提
供する工程をさらに包含し、前記第一シーリング部材が該内側シャフト上に配置
され、前記第二シーリング部材が該外側シャフト上に配置され、そして該第一お
よび第二のシーリング部材を配置する工程が、該外側シャフトを該内側シャフト
に対して並進させる工程を包含する、方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/134,280 US6210365B1 (en) | 1998-08-14 | 1998-08-14 | Perfusion catheter system having sutureless arteriotomy seal and methods of use |
US09/134,280 | 1998-08-14 | ||
PCT/US1999/018523 WO2000009028A1 (en) | 1998-08-14 | 1999-08-13 | Perfusion catheter system having sutureless arteriotomy seal and methods of use |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002522149A true JP2002522149A (ja) | 2002-07-23 |
Family
ID=22462627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000564533A Withdrawn JP2002522149A (ja) | 1998-08-14 | 1999-08-13 | 無縫合動脈切開シールを有する灌流カテーテルシステムおよびその使用方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6210365B1 (ja) |
EP (1) | EP1105062A1 (ja) |
JP (1) | JP2002522149A (ja) |
AU (1) | AU5562599A (ja) |
CA (1) | CA2340425A1 (ja) |
WO (1) | WO2000009028A1 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013517814A (ja) * | 2010-01-22 | 2013-05-20 | ノール、サイード | 医学的な外科手術のための1人使用の心臓血管デバイス |
JP2013215589A (ja) * | 2007-07-18 | 2013-10-24 | Silk Road Medical Inc | 頚動脈血流の逆流を確立する方法およびシステム |
US9011467B2 (en) | 2008-08-13 | 2015-04-21 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US9179909B2 (en) | 2008-08-13 | 2015-11-10 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US9259215B2 (en) | 2007-07-18 | 2016-02-16 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US9623228B2 (en) | 2010-08-12 | 2017-04-18 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US10159479B2 (en) | 2012-08-09 | 2018-12-25 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US10182801B2 (en) | 2014-05-16 | 2019-01-22 | Silk Road Medical, Inc. | Vessel access and closure assist system and method |
US10238853B2 (en) | 2015-04-10 | 2019-03-26 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US11141259B2 (en) | 2017-11-02 | 2021-10-12 | Silk Road Medical, Inc. | Fenestrated sheath for embolic protection during transcarotid carotid artery revascularization |
Families Citing this family (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5928181A (en) * | 1997-11-21 | 1999-07-27 | Advanced International Technologies, Inc. | Cardiac bypass catheter system and method of use |
US6159178A (en) * | 1998-01-23 | 2000-12-12 | Heartport, Inc. | Methods and devices for occluding the ascending aorta and maintaining circulation of oxygenated blood in the patient when the patient's heart is arrested |
US6368304B1 (en) * | 1999-02-19 | 2002-04-09 | Alsius Corporation | Central venous catheter with heat exchange membrane |
US6682505B2 (en) * | 1999-03-12 | 2004-01-27 | Arteria Medical Science, Inc. | Catheter for removing emboli from saphenous vein grafts and native coronary arteries |
US7981126B2 (en) | 1999-04-16 | 2011-07-19 | Vital Access Corporation | Locking compression plate anastomosis apparatus |
US6623494B1 (en) * | 1999-04-16 | 2003-09-23 | Integrated Vascular Interventional Technologies, L.C. (Ivit, Lc) | Methods and systems for intraluminally directed vascular anastomosis |
US6544206B1 (en) * | 1999-10-14 | 2003-04-08 | Robert H. Johnston, Jr. | Dialysis access system and method |
US6666846B1 (en) * | 1999-11-12 | 2003-12-23 | Edwards Lifesciences Corporation | Medical device introducer and obturator and methods of use |
US6736825B2 (en) | 1999-12-14 | 2004-05-18 | Integrated Vascular Interventional Technologies, L C (Ivit Lc) | Paired expandable anastomosis devices and related methods |
US7118546B2 (en) * | 2000-01-11 | 2006-10-10 | Integrated Vascular Interventional Technologies, L.C. | Apparatus and methods for facilitating repeated vascular access |
US7131959B2 (en) * | 2003-01-23 | 2006-11-07 | Integrated Vascular Interventional Technologies, L.C., (“IVIT LC”) | Apparatus and methods for occluding an access tube anastomosed to sidewall of an anatomical vessel |
US7097635B2 (en) * | 2001-01-09 | 2006-08-29 | Rex Medical, L.P. | Guidewire retrieval member for catheter insertion |
US8323228B2 (en) | 2007-04-12 | 2012-12-04 | Rex Medical L.P. | Dialysis catheter |
US7077829B2 (en) * | 2001-01-09 | 2006-07-18 | Rex Medical, L.P. | Dialysis catheter |
US6986752B2 (en) * | 2001-01-09 | 2006-01-17 | Rex Medical, Lp | Peritoneal dialysis catheter and insertion method |
US6814718B2 (en) * | 2001-01-09 | 2004-11-09 | Rex Medical, L.P | Dialysis catheter |
US6953464B2 (en) * | 2001-02-21 | 2005-10-11 | Novare Surgical Systems, Inc. | Anastomosis occlusion device |
US6620177B2 (en) | 2001-02-15 | 2003-09-16 | Novare Surgical Systems, Inc. | Anastomosis occlusion device |
US6783511B2 (en) * | 2001-04-12 | 2004-08-31 | Heartport, Inc. | Methods and devices for occluding a patient's ascending aorta and delivering oxygenated blood to the patient |
US6878129B2 (en) * | 2001-12-21 | 2005-04-12 | Brigham And Women's Hospital | Atraumatic temporary arterial branch perfusion device |
US6758836B2 (en) * | 2002-02-07 | 2004-07-06 | C. R. Bard, Inc. | Split tip dialysis catheter |
DE10217559B4 (de) * | 2002-04-19 | 2004-02-19 | Universitätsklinikum Freiburg | Vorrichtung zur minimalinvasiven, intravasalen Aortenklappenextraktion |
US20030181843A1 (en) * | 2002-06-11 | 2003-09-25 | Scout Medical Technologies, Llc | Device and method providing arterial blood flow for perfusion of ischemic myocardium |
US7201870B2 (en) * | 2003-01-14 | 2007-04-10 | Medtronic, Inc. | Active air removal system operating modes of an extracorporeal blood circuit |
US7335334B2 (en) * | 2003-01-14 | 2008-02-26 | Medtronic, Inc. | Active air removal from an extracorporeal blood circuit |
US7189352B2 (en) * | 2003-01-14 | 2007-03-13 | Medtronic, Inc. | Extracorporeal blood circuit priming system and method |
US7204958B2 (en) * | 2003-01-14 | 2007-04-17 | Medtronic, Inc. | Extracorporeal blood circuit air removal system and method |
US7198751B2 (en) * | 2003-01-14 | 2007-04-03 | Medtronic, Inc. | Disposable, integrated, extracorporeal blood circuit |
US7124570B2 (en) * | 2003-01-23 | 2006-10-24 | Integrated Vascular Interventional Technologies, L.C. | Apparatus and methods for fluid occlusion of an access tube anastomosed to an anatomical vessel |
US7393339B2 (en) | 2003-02-21 | 2008-07-01 | C. R. Bard, Inc. | Multi-lumen catheter with separate distal tips |
US20040243095A1 (en) | 2003-05-27 | 2004-12-02 | Shekhar Nimkar | Methods and apparatus for inserting multi-lumen spit-tip catheters into a blood vessel |
EP2260776A1 (en) | 2003-11-21 | 2010-12-15 | Vnus Medical Technologies, Inc. | Apparatus for treating the carotid artery |
US8080023B2 (en) * | 2003-12-12 | 2011-12-20 | Vitalitec International, Inc. | Device and method for performing multiple anastomoses |
US8992454B2 (en) | 2004-06-09 | 2015-03-31 | Bard Access Systems, Inc. | Splitable tip catheter with bioresorbable adhesive |
DE102004047970A1 (de) * | 2004-10-01 | 2006-04-06 | Sorin Group Deutschland Gmbh | Mehrlumige Aortenkanüle |
US20080103441A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-05-01 | Cook Incorporated | Inside out t-fastener system |
US20080109069A1 (en) * | 2006-11-07 | 2008-05-08 | Coleman James E | Blood perfusion graft |
EP2209517A4 (en) * | 2007-10-05 | 2011-03-30 | Maquet Cardiovascular Llc | DEVICES AND METHODS FOR MINIMALLY INVASIVE SURGICAL PROCEDURES |
EP2214765A4 (en) | 2007-10-17 | 2011-08-10 | Bard Access Systems Inc | MANUFACTURE OF CATHETERS WITH DIVIDED TIP |
US8292841B2 (en) | 2007-10-26 | 2012-10-23 | C. R. Bard, Inc. | Solid-body catheter including lateral distal openings |
US8066660B2 (en) | 2007-10-26 | 2011-11-29 | C. R. Bard, Inc. | Split-tip catheter including lateral distal openings |
US9579485B2 (en) | 2007-11-01 | 2017-02-28 | C. R. Bard, Inc. | Catheter assembly including a multi-lumen configuration |
CN103170050B (zh) | 2007-11-01 | 2015-04-29 | C·R·巴德股份有限公司 | 包括三个内腔末端的导管组件 |
US20090157099A1 (en) * | 2007-12-18 | 2009-06-18 | Wilson-Cook Medical, Inc. | Device and method for placement of tissue anchors |
EP2249750B8 (en) | 2008-02-05 | 2020-10-21 | Silk Road Medical, Inc. | Interventional catheter system |
US8545754B2 (en) | 2009-04-23 | 2013-10-01 | Medtronic, Inc. | Radial design oxygenator with heat exchanger |
WO2011005812A2 (en) * | 2009-07-07 | 2011-01-13 | Marwan Tabbara | Surgical methods, devices, and kits |
US20140155804A1 (en) * | 2009-07-07 | 2014-06-05 | Marwan Tabbara | Surgical devices and kits |
US8591450B2 (en) | 2010-06-07 | 2013-11-26 | Rex Medical L.P. | Dialysis catheter |
USD748252S1 (en) | 2013-02-08 | 2016-01-26 | C. R. Bard, Inc. | Multi-lumen catheter tip |
US10702678B2 (en) | 2013-10-14 | 2020-07-07 | Gerstner Medical, Llc | Multiple balloon venous occlusion catheter |
WO2015116004A1 (en) * | 2014-01-30 | 2015-08-06 | Singapore Health Services Pte Ltd | Arterial sheath which allows distal perfusion within a cannulated vessel |
WO2016011091A1 (en) | 2014-07-14 | 2016-01-21 | C. R. Bard, Inc. | Apparatuses, systems, and methods for inserting split tip catheters having enhanced stiffening and guiding features |
US9981119B2 (en) * | 2014-10-29 | 2018-05-29 | Edwards Lifesciences Corporation | Bi-directional cannula |
KR101794196B1 (ko) | 2015-03-19 | 2017-11-07 | 고려대학교 산학협력단 | 음식물을 공급하기 위한 위장용 튜브 |
US11738131B2 (en) | 2020-04-03 | 2023-08-29 | Tufts Medical Center, Inc. | Expandable ECMO extension cannula system |
US11331421B2 (en) | 2020-04-03 | 2022-05-17 | Tufts Medical Center, Inc. | Expandable ECMO extension cannula system |
US11547786B2 (en) | 2020-04-03 | 2023-01-10 | Tufts Medical Center, Inc. | Expandable ECMO extension cannula system |
CN113855133B (zh) * | 2021-09-29 | 2024-04-09 | 复旦大学附属中山医院 | 一种血管吻合口球囊血流隔绝器 |
WO2023220724A1 (en) | 2022-05-12 | 2023-11-16 | Tufts Medical Center, Inc. | Expandable cannula system for ecmo |
Family Cites Families (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3516412A (en) * | 1965-08-16 | 1970-06-23 | Electro Catheter Corp | Bipolar electrode having irregularity at inserting end thereof and method of insertion |
US3482575A (en) * | 1967-02-16 | 1969-12-09 | Single Cell Research Foundatio | Method for the extracorporeal oxygenation of blood |
US3769960A (en) | 1972-04-17 | 1973-11-06 | Us Health Education & Welfare | Intra-aortic balloon system |
US3833003A (en) | 1972-07-05 | 1974-09-03 | A Taricco | Intravascular occluding catheter |
US3952742A (en) * | 1974-06-12 | 1976-04-27 | Taylor Duane F | Needle-carried, transthoracic, cannula-type cardiac resuscitation instrument |
US4352358A (en) | 1979-12-28 | 1982-10-05 | Angelchik Jean P | Apparatus for effecting anastomotic procedures |
US4366819A (en) | 1980-11-17 | 1983-01-04 | Kaster Robert L | Anastomotic fitting |
US4368736A (en) | 1980-11-17 | 1983-01-18 | Kaster Robert L | Anastomotic fitting |
US4527549A (en) * | 1982-08-05 | 1985-07-09 | Shelhigh Inc. | Method of and means for intraaortic assist |
US4705507A (en) | 1984-05-02 | 1987-11-10 | Boyles Paul W | Arterial catheter means |
US4836204A (en) * | 1987-07-06 | 1989-06-06 | Landymore Roderick W | Method for effecting closure of a perforation in the septum of the heart |
US4784639A (en) * | 1987-07-06 | 1988-11-15 | Patel Piyush V | Catheter and method of inserting catheter |
US5514091A (en) * | 1988-07-22 | 1996-05-07 | Yoon; Inbae | Expandable multifunctional manipulating instruments for various medical procedures |
US4976261A (en) * | 1989-04-03 | 1990-12-11 | Advanced Pulmonary Technologies, Inc. | Endotracheal tube with inflatable cuffs |
JPH0358402U (ja) * | 1989-10-13 | 1991-06-06 | ||
SE465017B (sv) * | 1989-11-24 | 1991-07-15 | Lars Knutson | Anordning foer segmentell perfusion/aspiration av grovtarmen |
AR245376A1 (es) | 1991-02-25 | 1994-01-31 | Liliana Rosa Grinfeld Y Robert | Canula de perfusion arterial, para circulacion extracorporea y otros usos. |
US5188619A (en) | 1991-04-24 | 1993-02-23 | Gene E. Myers Enterprises, Inc. | Internal thoractic artery catheter |
US5167628A (en) | 1991-05-02 | 1992-12-01 | Boyles Paul W | Aortic balloon catheter assembly for indirect infusion of the coronary arteries |
US5558644A (en) * | 1991-07-16 | 1996-09-24 | Heartport, Inc. | Retrograde delivery catheter and method for inducing cardioplegic arrest |
US5584803A (en) * | 1991-07-16 | 1996-12-17 | Heartport, Inc. | System for cardiac procedures |
US5433700A (en) | 1992-12-03 | 1995-07-18 | Stanford Surgical Technologies, Inc. | Method for intraluminally inducing cardioplegic arrest and catheter for use therein |
US5330498A (en) | 1991-12-17 | 1994-07-19 | Hill John D | Blood vessel occlusion trocar |
US5312341A (en) * | 1992-08-14 | 1994-05-17 | Wayne State University | Retaining apparatus and procedure for transseptal catheterization |
US5409019A (en) * | 1992-10-30 | 1995-04-25 | Wilk; Peter J. | Coronary artery by-pass method |
US5256141A (en) * | 1992-12-22 | 1993-10-26 | Nelson Gencheff | Biological material deployment method and apparatus |
US5797960A (en) * | 1993-02-22 | 1998-08-25 | Stevens; John H. | Method and apparatus for thoracoscopic intracardiac procedures |
US5462529A (en) * | 1993-09-29 | 1995-10-31 | Technology Development Center | Adjustable treatment chamber catheter |
US5415636A (en) * | 1994-04-13 | 1995-05-16 | Schneider (Usa) Inc | Dilation-drug delivery catheter |
US5484412A (en) * | 1994-04-19 | 1996-01-16 | Pierpont; Brien E. | Angioplasty method and means for performing angioplasty |
US5478309A (en) * | 1994-05-27 | 1995-12-26 | William P. Sweezer, Jr. | Catheter system and method for providing cardiopulmonary bypass pump support during heart surgery |
US5728068A (en) * | 1994-06-14 | 1998-03-17 | Cordis Corporation | Multi-purpose balloon catheter |
US5695457A (en) | 1994-07-28 | 1997-12-09 | Heartport, Inc. | Cardioplegia catheter system |
US5800393A (en) * | 1997-03-07 | 1998-09-01 | Sahota; Harvinder | Wire perfusion catheter |
-
1998
- 1998-08-14 US US09/134,280 patent/US6210365B1/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-08-13 EP EP99942192A patent/EP1105062A1/en not_active Withdrawn
- 1999-08-13 CA CA002340425A patent/CA2340425A1/en not_active Abandoned
- 1999-08-13 WO PCT/US1999/018523 patent/WO2000009028A1/en not_active Application Discontinuation
- 1999-08-13 AU AU55625/99A patent/AU5562599A/en not_active Abandoned
- 1999-08-13 JP JP2000564533A patent/JP2002522149A/ja not_active Withdrawn
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10286139B2 (en) | 2007-07-18 | 2019-05-14 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US9011364B2 (en) | 2007-07-18 | 2015-04-21 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US11364332B2 (en) | 2007-07-18 | 2022-06-21 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US10952882B2 (en) | 2007-07-18 | 2021-03-23 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US10709832B2 (en) | 2007-07-18 | 2020-07-14 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US9259215B2 (en) | 2007-07-18 | 2016-02-16 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US10543307B2 (en) | 2007-07-18 | 2020-01-28 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US9655755B2 (en) | 2007-07-18 | 2017-05-23 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US9789242B2 (en) | 2007-07-18 | 2017-10-17 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US9833555B2 (en) | 2007-07-18 | 2017-12-05 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US10085864B2 (en) | 2007-07-18 | 2018-10-02 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US10485917B2 (en) | 2007-07-18 | 2019-11-26 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US10426885B2 (en) | 2007-07-18 | 2019-10-01 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
JP2013215589A (ja) * | 2007-07-18 | 2013-10-24 | Silk Road Medical Inc | 頚動脈血流の逆流を確立する方法およびシステム |
US9179909B2 (en) | 2008-08-13 | 2015-11-10 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US9011467B2 (en) | 2008-08-13 | 2015-04-21 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US11389155B2 (en) | 2008-08-13 | 2022-07-19 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US10357242B2 (en) | 2008-08-13 | 2019-07-23 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
JP2013517814A (ja) * | 2010-01-22 | 2013-05-20 | ノール、サイード | 医学的な外科手術のための1人使用の心臓血管デバイス |
US10369346B2 (en) | 2010-08-12 | 2019-08-06 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US9623228B2 (en) | 2010-08-12 | 2017-04-18 | Silk Road Medical, Inc. | Systems and methods for treating a carotid artery |
US10159479B2 (en) | 2012-08-09 | 2018-12-25 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US11839372B2 (en) | 2012-08-09 | 2023-12-12 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US10881393B2 (en) | 2012-08-09 | 2021-01-05 | Silk Road Medical, Inc. | Suture delivery device |
US10182801B2 (en) | 2014-05-16 | 2019-01-22 | Silk Road Medical, Inc. | Vessel access and closure assist system and method |
US10973502B2 (en) | 2014-05-16 | 2021-04-13 | Silk Road Medical, Inc. | Vessel access and closure assist system and method |
US10238853B2 (en) | 2015-04-10 | 2019-03-26 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US11433226B2 (en) | 2015-04-10 | 2022-09-06 | Silk Road Medical, Inc. | Methods and systems for establishing retrograde carotid arterial blood flow |
US11141259B2 (en) | 2017-11-02 | 2021-10-12 | Silk Road Medical, Inc. | Fenestrated sheath for embolic protection during transcarotid carotid artery revascularization |
US11864988B2 (en) | 2017-11-02 | 2024-01-09 | Silk Road Medical, Inc. | Fenestrated sheath for embolic protection during transcarotid carotid artery revascularization |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2000009028A1 (en) | 2000-02-24 |
CA2340425A1 (en) | 2000-02-24 |
EP1105062A1 (en) | 2001-06-13 |
US6210365B1 (en) | 2001-04-03 |
AU5562599A (en) | 2000-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002522149A (ja) | 無縫合動脈切開シールを有する灌流カテーテルシステムおよびその使用方法 | |
JP3683587B2 (ja) | 心臓手術中の人工心肺ポンプサポートを提供するためのカテーテル装置 | |
US6042563A (en) | Methods and apparatus for occluding a blood vessel | |
US6315787B1 (en) | Sutureless vessel plug and methods of use | |
US6123725A (en) | Single port cardiac support apparatus | |
US6267747B1 (en) | Aortic catheter with porous aortic root balloon and methods for inducing cardioplegic arrest | |
JP3506253B2 (ja) | 経皮的補てつ接合 | |
AU742149B2 (en) | Cardioplegia occluder | |
US6086557A (en) | Bifurcated venous cannula | |
US6936057B1 (en) | Device and method for partially occluding blood vessels using flow-through balloon | |
US6695810B2 (en) | Endolumenal aortic isolation assembly and method | |
US20050177188A1 (en) | Medical device introducer and obturator and methods of use | |
US20140100430A1 (en) | Applicator, assembly, and method for connecting an inlet conduit to a hollow organ | |
US20010029349A1 (en) | Method and apparatus for treating aneurysms | |
JPH06277278A (ja) | 灌流カニューレ並びにそれに使用するガードルおよびトロカール | |
JP2002527157A (ja) | 弁修復手術のための経皮濾過カテーテルとその使用方法 | |
WO2002056955A1 (en) | Arterial cannula with perforated filter lumen | |
US7182727B2 (en) | Single port cardiac support apparatus | |
JP2003521961A (ja) | 圧力を制御する継続冠状静脈洞閉塞装置とその使用方法 | |
JPH10500587A (ja) | 心臓外科処置を行なう装置 | |
JP2000508949A (ja) | 血管内バルーン閉塞装置及びその使用方法 | |
JPH09509074A (ja) | 閉胸介入を行なうための心肺バイパスシステム | |
EP0983027B1 (en) | Device for partially occluding blood vessels | |
US20070156010A1 (en) | Single port cardiac support apparatus related applications | |
US6068608A (en) | Method of using integral aortic arch infusion clamp |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061107 |