JP2002521896A - 軟組織胸部画像と標準胸部画像を利用したエネルギ差分法によるコンピュータ化肺小結節検出 - Google Patents

軟組織胸部画像と標準胸部画像を利用したエネルギ差分法によるコンピュータ化肺小結節検出

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JP2002521896A
JP2002521896A JP2000561584A JP2000561584A JP2002521896A JP 2002521896 A JP2002521896 A JP 2002521896A JP 2000561584 A JP2000561584 A JP 2000561584A JP 2000561584 A JP2000561584 A JP 2000561584A JP 2002521896 A JP2002521896 A JP 2002521896A
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シュウ、シン・ウエイ
ドイ、クニオ
マクマホン、ヒーバー
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アーチ・デベロップメント・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】標準ディジタル胸部画像(10)および軟組織ディジタル胸部画像を得るコンピュータ化された肺の異常を検出する方法、システム、および記憶媒体。 【解決手段】標準(20)、軟組織ディジタル胸部画像から第1、第2差分画像を生成し、第1、第2差分画像における異常候補を識別し、標準ディジタル胸部画像と第1差分画像から異常候補について予め定められた第1特徴を抽出し、軟組織ディジタル胸部画像と第2差分画像から異常候補について予め定められた第2特徴を抽出し、抽出された第1、第2特徴を解析しこれらの特徴に対応した偽陽性異常候補を識別、除外し、第1、第2差分画像から導出され偽陽性異常候補を除外した後に残っている異常候補から抽出された特徴を各人工神経回路網に印加し、第1、第2差分画像から導出された異常候補の論理OR演算を実行し、さらに偽陽性異常候補を除外する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願と文献の参照 本発明は、例えば、以下の米国特許出願、米国特許に記載されたディジタル画
像内の異常を自動的に検出する自動化技術に関する。
【0002】 米国特許第4,839,807号、同4,841,555号、同4,851,984号、同4,875,165号、同
4,907,156号、同4,918,534号、同5,072,384号、同5,133,020号、同5,150,292号
、同5,224,177号、同5,289,374号、同5,319,549号、同5,343,390号、同5,359,51
3号、同5,452,367号、同5,463,548号、同5,491,627号、同5,537,485号、同5,598
,481号、同5,622,171号、同5,638,458号、同5,657,362号、同5,666,434号、同5,
673,332号、同5,668,888号、同5,740,268号、及び米国出願第08/158,388号、同0
8/173,935号、同08/220,917号、同08/398,307号、同 08/428,867号、同08/523,2
10号、同08/536,149号、同08/515,798号、同 08/562,188号、同08/562,087号、
同08/757,611号、同08/758,438号、同 08/900,188号、同08/900,189号、同08/90
0,191号、同08/900,192号、同08/900,361号、同08/900,362号、同08/979,623号
、同08/979,639号、同 08/982,282号、同09/028,518号、同09/027,685号、同09/
053,798号。
【0003】 上記米国特許出願、米国特許の各々は参照のために本明細書に完全に組み込ま
れる。
【0004】 本発明は、付録に記載された各文献に記載の種々の技術にも関し、付録に列挙
された各文献はカギ括弧[ ]内の数字で本明細書中で参照される。各文献も参
照のために本明細書に組み込まれる。各文献は上記米国特許出願、米国特許に対
応しているものもある。 合衆国が資金提供した研究である旨の陳述 本発明はアメリカ合衆国の政府の援助(認可番号CA62625(国家健康協
会))を受けてなされた。合衆国政府は本発明に対して権利を有する。
【0005】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医用画像における肺小結節のコンピュータ支援検出に関し、特に、
肺小結節の検出性能を改良するための軟組織胸部X線画像および標準胸部X線画
像のコンピュータ支援診断に関する。
【0006】
【従来の技術】
肺癌は、米国民の癌による死亡原因の第1位を占めている。1996年には、
新たに177,000名の肺癌患者が発生し、158,700名の患者がこの病
気で死亡したとみられる。肺癌の早期発見により、手術および/または放射線と
化学療法とを組み合わせた適切な治療を受けた患者は、5年後の生存率が13%
から約41%に改善されている。[1]現在、胸部X線診断は、初期の肺癌の重
要な兆候である、胸部画像における孤立性の肺小結節を検出するために、今もな
お最も一般的に利用されている診断法である。しかし、標準的な胸部X線画像に
おける肺小結節を検出し、診断することは、経験の豊かな放射線専門医にとって
も非常に難しい。これは、主に、画像中の正常な解剖的構造によるバックグラウ
ンドの干渉のためである。標準的な胸部X線画像は、画像の中に肋骨、鎖骨、心
臓の陰影、および肺脈管などの正常な解剖的構造をバックグラウンドとして含ん
でおり、一般にスクリーンフィルムを用いた1回の照射で得られるものである。
多くの調査報告では、放射線専門医は実際の肺癌患者の30%までを見逃すおそ
れのあるとのことである。[2−4]これまでに、シカゴ大学の放射線医学部門
(The Department of Radiology,The Uni
versity of Chicago Hospitals)の研究者達が、
標準的な胸部X線画像における肺小結節検出の自動化のために改良されたコンピ
ュータ支援診断(CAD)システムを開発している。[5−6]放射線専門医は
、初期の肺癌を検出する際、診断精度を上げるために「別の医師の診断」として
CADシステムからのコンピュータ出力を利用することがある。
【0007】 しかしながら、標準的な胸部X線画像における正常な解剖的構造のバックグラ
ウンド、つまり、肋骨、鎖骨、心臓の陰影、および肺脈管により、CADシステ
ムの性能(1画像当りの偽陽性の感度と数)が低下する傾向がある。小結節の全
部または一部が肋骨または鎖骨と重なっている場合には、小結節がCADシステ
ムによって検出されないことがある。肋骨と肋骨、または肋骨と脈管が交差して
いると、これがCADシステムから偽陽性出力を検出する主要原因となる。それ
ゆえ、画像から骨組織影像を除外できれば、胸部X線画像用CADシステムの肺
小結節の検出性能は、改善されるものと期待される。
【0008】 最近、いくつかのコンピュータ胸部X線検査(CR)システムにおいて実施さ
れているエネルギ差分法では、軟組織胸部画像が得られており、この方法では、
適正加重の高エネルギX線による照射画像から適正加重の低エネルギX線による
照射画像を差し引くことで、骨組織影像を除外することができる。[7−11]
しかし、軟組織画像は、一般に雑音成分を多く含んでおり、画像のコントラスト
が標準的な胸部X線画像に比べて低い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、軟組織画像と標準胸部画像とを使用して、改良された自動化
肺小結節検出方式を提供することである。
【0010】 軟組織画像と標準胸部画像とを使用して、肺小結節検出のための改良されたC
ADシステムを提供することが本発明のもう1つの目的である。
【0011】 軟組織画像と標準胸部画像、およびこの両者の論理OR結合を使用して、肺小
結節検出ための改良されたCADシステムを提供することが本発明のさらにもう
1つの目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的および他の目的は、標準ディジタル胸部画像および軟組織ディジ
タル胸部画像を得ることを具備する、肺の異常をコンピュータにより検出するた
めの新規な方法、システム、およびコンピュータ読取り可能な媒体を提供する本
発明により実現される。すまわち、前記標準ディジタル胸部画像から第1の差分
画像と前記軟組織ディジタル胸部画像から第2の差分画像を生成し、前記第1の
差分画像と第2の差分画像における異常候補を識別し、前記標準ディジタル胸部
画像と前記第1の差分画像から前記第1の差分画像において識別された前記異常
候補のそれぞれについて予め定められた第1の特徴を抽出し、前記軟組織ディジ
タル胸部画像と前記第2の差分画像から前記第2の差分画像において識別された
前記異常候補のそれぞれについて予め定められた第2の特徴を抽出し、抽出され
た前記第1の特徴と抽出された前記第2の特徴とを解析してこれらの特徴にそれ
ぞれ対応した偽陽性異常候補を識別して除外し、前記第1および第2の差分画像
からそれぞれ導出され前記偽陽性異常候補を除外した後に残っている前記異常候
補の論理OR演算を実行し、前記論理OR演算の実行結果を示す信号を生成する
【0013】 本発明は、さらに、記憶されたプログラム命令がコンピュータに適切にロード
されているときに本発明の方法が実施可能なプログラム命令を記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な媒体、および本発明の方法を実施するためのシステムを具備
する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、同じ参照数字は、各図面中で同じ、つまり対応する部品を
示し、特に、図1は本発明によるコンピュータ支援診断(CAD)を実施するた
めのシステムの代表的なブロック図を示す。
【0015】 本発明により、合計で3一対の、つまり31名の患者の標準胸部および軟組織
胸部フィルム(たとえば、10”×12”)が使用されている。これらのフィル
ムはシカゴ大学病院の放射線医学部門において、1997年、4月から9月まで
の間に撮影されている。これらの患者のすべてが肺小結節に罹っていた。2名の
胸部放射線専門医が、本人の同意の下で、これらの31名の患者から合計65の
肺小結節を確認している。
【0016】 図1において、このシステムでは、コンピュータ300にディジタル画像取得
装置100が接続されている。ディジタル画像は、レントゲンフィルム出力装置
および画像収集装置などのディジタル画像取得装置100を経由して取得される
。たとえば、フィルムは、CRシステムなどのレントゲンフィルム出力装置を使
用して出力される。3一対の標準胸部および軟組織胸部フィルムのディジタル画
像は、コニカ社製、レーザディジタイザ(LD4500)などの画像収集装置を
使用して、これらのフィルムをディジタル化することにより取得される。このデ
ィジタル化の解像度と濃度階調は、たとえば、それぞれ0.175mmおよび1
0ビットである。その場合、たとえば、ディジタル画像は、有効画素サイズ0.
7mm(図示されていない)、マトリクスサイズ500×500に副標本化され
る。
【0017】 また、ディジタル画像は医用画像保管通信システム(PACS)などのディジ
タル画像取得装置100を使用しても取得できることは注目に値する。すなわち
、処理されるディジタル画像はディジタル形式で存在し、本発明を実施する際に
ディジタル形式に変換する必要がない場合が多い。
【0018】 本発明によるCADシステムは、取得したディジタル画像に基づき、Intelベ
ースのパーソナルコンピュータ、Macintoshパーソナルコンピュータなどの汎用
コンピュータ300を使用して実施され、後述のように、ネットワークやモデム
などを経由してディジタル画像取得装置100に接続される。
【0019】 図2は、本発明による(CAD)システムを示す代表的なフローチャートであ
る。図2では、ディジタル画像を取得するステップ10の後に、本発明によるC
ADシステムとして、標準画像に対して20〜50、軟組織画像に対して20′
〜50′のそれぞれ4つの主要な処理ステップがある。[5−6]前述のように
、たとえば、ディジタル画像を、(i)レントゲンフィルム出力装置および画像
収集装置、または(ii)PACSなどのディジタル画像取得装置100を経由し
て取得することもある。
【0020】 ステップ20と20′では、ステップ10において収集された各画像に基づい
て、標準胸部および軟組織胸部画像のそれぞれに対する差分画像が生成される(
たとえば、米国特許第4,907,156号および米国特許出願第08/562
,087号と第09/027,685号とに教示されているように)。次に、後
述のように、ステップ30と30′(たとえば、米国特許出願第08/900,
361号に教示されているように)における各差分画像から、初期の小結節候補
が選択される。
【0021】 ステップ40と40′では、適応ルールベース解析が、標準ディジタル胸部画
像とその差分画像に関して実施され(ステップ40)、これとは別に軟組織ディ
ジタル胸部画像とその差分画像に関しても実施され(ステップ40′)。ステッ
プ40では、標準ディジタル胸部画像とその各差分画像から特徴が抽出され、抽
出された特徴が解析されて偽陽性小結節候補が識別され、識別された偽陽性小結
節は以後の検討の対象から除外される。これに対して、ステップ40′では、軟
組織ディジタル胸部画像とその各差分画像から特徴が抽出され、抽出された特徴
が解析されて偽陽性小結節候補が識別され、識別された偽陽性小結節は以後の検
討の対象から除外される(たとえば、米国特許第5,289,374号と第5,
319,549号、および米国特許出願第08/562,087号と第08/9
00,361号に教示されているように)。[5−6]これらの抽出された特徴
は、有効径、真円度と不規則性、有効径と真円度と不規則性の勾配、平均勾配、
勾配の方向の標準偏差、コントラストと正味のコントラストなどの濃度値、形態
、またはエッジ勾配と関連している(米国特許出願第08/562,087号に
教示されているように)。
【0022】 ステップ50と50′では、ステップ40と40′の適応ルールベース解析の
後に残っている偽陽性の出力をさらに除外するために、学習済みの人工神経回路
網(ANN)が利用される(米国特許第5,463,548号、第5,622,
171号;および米国特許出願第08/562,087号;第08/562,1
88号;第08/758,438号;第08/900,361号;および第09
/027,685号にそれぞれ教示されているように)。ステップ60では、ス
テップ50と50′の結果に基づいて論理OR演算が実行され、論理OR演算の
実行結果を示す信号が出力される。
【0023】 ステップ70では、CADシステムの結果が矢印などで表示され(米国特許出
願第08/757,611号と第08/900,361号に教示されているよう
に)、ステップ50、50′および/またはステップ60で定められた軟組織画
像と標準画像に関して最終的な小結節候補が示される。
【0024】 図3は、図2のステップ30と30′における初期の小結節候補の選択を示す
フローチャートである。図3では、ステップ20と20′で得られた各差分画像
の複数の濃度値閾値処理がステップ32と32′で実行され、続いてステップ3
4と34′において、各候補が6グループに分類される(たとえば、米国特許出
願第08/562,087号と第08/900,361号に教示されているよう
に)。要約すると、初期の小結節候補が複数の濃度値閾値処理により差分画像か
ら選択された後、これらの小結節候補は「開始%閾値」、すなわち、その小結節
候補が識別可能なパーセンテージ閾値レベルに従って、6グループに分類される
(たとえば、米国特許出願第08/562,087号参照)。[5−6] CADシステムは、当初、標準胸部画像用に開発されたものである。本発明に
よれば、このシステムは、CADシステムの基本手順を修正することなく軟組織
胸部画像にそのまま適用できることが分った。しかし、各候補グループの偽陽性
を除外するための適応ルールベース試験の適用ルールは、一般に、標準胸部画像
と軟組織胸部画像に対して個別に決定された(たとえば、図2のステップ40と
40′)。
【0025】 一般に、標準胸部画像と軟組織胸部画像に対して、適応ルールベーステストル
ールを個々に選択する必要がある。それは、導出される画像の特徴が一般に標準
胸部画像と軟組織胸部画像の小結節とでは異なるからである。たとえば、軟組織
画像の小結節に関する領域成長法によって得られる有効径(mm単位の)と真円
度は、標準胸部画像の同じ小結節のそれよりも大きくなる傾向がある。これは、
軟組織画像では、肋骨、つまり骨が領域成長処理に及ぼす影響が小さいため、小
結節に対して領域成長処理から生じる寸法と形状が実際の寸法と形状にきわめて
近くなることによる。しかし、標準胸部画像における同じ小結節の場合、領域成
長法によって得られる寸法と形状は、小結節の周辺に肋骨、つまり骨組織が存在
するために、本来の寸法と形状に比べて小さく、不規則になり易い。
【0026】 軟組織胸部画像は、一般に、画像のコントラストが小さく、雑音が大きいため
、小結節コントラストの画像特性は、領域成長処理前後に軟組織画像から得られ
る画素値の差として定義され、対応する標準胸部画像から得られるコントラスト
よりも小さい。しかし、各候補グループの偽陽性を除外するための適応ルールベ
ース試験の適用ルールは、一般に、標準胸部画像と軟組織胸部画像に対して個別
に定められるものの、同じ適応ルールベース試験を両方のタイプの画像に利用で
きる。さらに、図2のフローチャートでは、標準画像と軟組織画像の処理に対し
てそれぞれ並列の経路(たとえば、図2、ステップ20〜50と20′〜50′
)を示しているが、両タイプの画像を直列に処理することもでき(たとえば、図
2、ステップ20〜30と50)、特に同じ適応ルールベース解析を各タイプの
画像に対して実施する場合にはこのことが言える(たとえば、図2においては、
ステップ40と40′が同じになる)。
【0027】 標準画像と軟組織画像の両方に対して、本発明では、可能であれば偽陽性をさ
らに解析して除外するために、人工神経回路網(ANN)を利用する(図2、ス
テップ50と50′)。さらに、本発明の好ましい実施例では、残っている小結
節候補のOR演算を行い(図2、ステップ60)、これに関連する信号を出力し
て表示などに利用する(図2、ステップ70)。ステップ50では、標準胸部画
像から導出され、ステップ40の後に残っている各小結節候補に対して、この残
っている各小結節候補から抽出された特徴をANNに入力として供給する。ステ
ップ50では、残っている各小結節候補に対して、ステップ40において標準胸
部画像とその差分画像の両方から抽出した各特徴をANN入力として供給する。
ステップ50′において、同様の処理を軟組織画像とその差分画像から導出され
た後に残っている小結節候補に対して行なう。ANNを構成する際、本発明では
、データベースが比較的小さいので、ジャックナイフ法ではなく、たとえば、L
eave−one−out法を採用する。標準胸部画像と軟組織胸部画像に対す
るCADシステムの最終性能は、後述のように、FROC曲線で表される。
【0028】 図4の(a)、(b)は、それぞれ右肺中央部と左肺下部の2つの小結節を表
す標準胸部画像と軟組織胸部画像を示す。標準胸部画像と軟組織胸部画像に対応
する差分画像をそれぞれ図の(a)、(b)に示す。軟組織画像から得られる差
分画像は、対応する標準画像から得られるものよりもバックグラウンドが均一で
あることが分る。このため、軟組織画像から得られる差分画像には偽陽性が少な
いことが予想される。また、標準胸部画像の小結節には、図4の(a)に示す左
肺下部の小結節のように、肋骨と重なっているものもあることが分る。これらの
小結節は、差分画像法による場合でも、画質があまり向上しないことが多いため
、標準胸部画像では検出されにくい。しかし、軟組織画像では、図4の(b)に
示すように肋骨、つまり骨組織を排除しているので、これらの小結節が検出でき
ることもある。
【0029】 図6の(a)、(b)は、標準画像と軟組織画像に対する本発明によるCAD
システムからの各コンピュータ表示出力を示す。左肺下部の小結節は標準胸部画
像では検出されていないことが分る(図6の(a))。しかしながら、これに対
応した軟組織胸部画像(図6の(b))では、CADシステムは右肺中央部と左
肺下部の小結節の両方を、偽陽性出力を発生することなく検出している。一対の
標準胸部画像と軟組織画像に対して、論理OR結合出力もコンピュータに表示さ
れ(すなわち、米国特許出願第08/757,611号と第08/900,36
1号に教示されているように矢印で)、標準胸部画像では小結節が存在する可能
性のある場所が示される。しかし、これらの矢印は、標準胸部画像とそれに対応
した軟組織胸部画像で検出された小結節の場所の論理OR演算から導かれるもの
である。この場合、論理OR演算結合(図示せず)は、標準胸部画像または軟組
織胸部画像において、右中央部小結節、左下部小結節、左横隔膜の偽陽性をそれ
ぞれ指し示す合計3つの矢印となる。
【0030】 図7の(a)、(b)では、小結節が左肺の頂部に存在する。この軟組織胸部
画像(図7の(b))は、小結節の周辺で画像のコントラストが小さく、雑音レ
ベルが大きい。したがって、本発明によるCADシステムは、図8の(b)に示
されるような要因があるために、この軟組織胸部画像の小結節を検出しない(図
7の(b))。この小結節は標準胸部画像(図7の(a))では検出されるが、
図8の(a)に示されるように2つの偽陽性が現れている。この場合、論理OR
演算結合(示されない)は、標準胸部画像の出力と同じである(図8の(a))
【0031】 図9に、CADシステムを標準胸部画像、これに対応した軟組織画像、および
標準画像と軟組織画像の両方からの検出結果の論理OR結合に適用した場合のF
ROC曲線を示す。CADシステムを軟組織画像に適用した場合、標準胸部画像
に適用した場合に比べると、感度の高さと偽陽性率の低さの点で、一般に良好な
性能を示すことが分る。このようなきわめて限られたデータベースの場合、70
%の感度において、軟組織画像の偽陽性率が胸部画像当たり1よりも小さいが、
同じ感度レベルにおける標準胸部画像の偽陽性率は胸部画像当たり約2.2であ
る。論理OR結合では、図9に示されるように、胸部画像における肺小結節の検
出感度がはるかに高くなる。感度が90%よりも高くなると、論理OR結合に対
する偽陽性数は胸部画像当たり約3.2である。論理OR結合、および標準胸部
画像と軟組織胸部画像に対するFROC曲線を比較すると、70%から90%ま
での感度の増加があり、これは画像当たりの擬陽性数の増加(約2.2から3.
2まで)に比べて著しく大きいことは明らかである。放射線専門医は胸部画像を
読み取る際に実際の肺がん患者の最大30%を見逃す可能性があるので、検出感
度が90%で偽陽性率がごく普通の本発明によるCADシステムにより、胸部画
像における肺小結節を検出する際の放射線専門医の診断精度が大幅に改善される
可能性がある。
【0032】 本発明は、当業者には明らかなように、本明細書の教示によりプログラムされ
た従来の汎用ディジタルコンピュータまたはマイクロプロセッサを利用して容易
に実施できる。適切なソフトウェアのコーディングは、当業者には明らかなよう
に、本開示の教示に基づいてプログラミングの習熟者により容易に作成可能であ
る。
【0033】 本発明には、本発明のプロセスを実行するためのコンピュータプログラムに使
用可能な命令を含む記憶媒体であるコンピュータプログラム製品が含まれる。こ
の記憶媒体には、フロッピディスク、光ディスク、CD−ROM、および光磁気
ディスクなどのあらゆる種類のディスク、ROM、RAM、EPROM、EEP
ROM、磁気または光カード、または電子的命令の記憶に適したあらゆる種類の
媒体が含まれるが、これらに限られるものではない。
【0034】 図10は、図1の汎用コンピュータ300の詳細回路図である。図10におい
て、たとえば、コンピュータ300には、タッチスクリーンインターフェースを
備えたタッチスクリーンモニタなどの表示装置302、キーボード304、位置
入力装置306、マウスパッドまたはディジタイジングパッド308、ハードデ
ィスク310、またはその他の固定された高密度メディアドライバ、これらを接
続するSCSIバス、拡張IDEバス、PCIバスなど、フロッピドライブ31
2、テープまたはCD媒体316を含むテープまたはCD−ROM314、また
は光磁気媒体などの他のリムーバブルメディア装置およびマザーボード318が
含まれる。マザーボード318には、たとえば、プロセッサ320、RAM32
2、およびROM324、図1の画像収集装置200の接続に使用されるI/O
ポート326、およびサウンド処理、画像処理、信号処理、神経回路網処理など
、マイクロフォン330および1台または複数台のスピーカ340、などの特定
のハードウェア/ソフトウェア機能を実行するための専用ハードウェア328(
オプション)が含まれる。
【0035】 本発明には、コンピュータ300によるハードウェアの制御と、コンピュータ
300とオペレータとの対話の両方に対するプログラムが含まれ、これらは上述
の記憶媒体(コンピュータ読取り可能媒体)のいずれか1つに記憶される。こう
したプログラムには、装置ドライバ駆動用のソフトウェア、オペレーティングシ
ステム、およびユーザアプリケーションが含まれる場合もあるが、これらに限ら
れるものではない。こうしたコンピュータ読取り可能媒体には、さらに、汎用コ
ンピュータ300に本発明に従ってタスクを実行するよう指令するためのプログ
ラミング、つまりソフトウェア命令が含まれる。
【0036】 汎用コンピュータ300のプログラミングには、図1の画像収集装置200か
ら得られた画像をディジタル化し記憶するためのソフトウェアモジュールが含ま
れることもある。また、本発明は、他の手段で得た画像から導出されたディジタ
ルデータの処理も実施し得るものであることを理解されたい。
【0037】 さらに、本発明は、当業者には明らかであるように、特定用途用の集積回路を
製作するか、もしくは従来の適切な部品回路網を相互接続して実施し得るもので
ある。
【0038】 本発明では、ANN解析(図2、ステップ50と50′)の前に実行される適
応ルールベース解析(図2、ステップ40と40′)について記述したが、AN
N解析を適応ルールベース解析に先行させることも可能であることを理解された
い。また、好ましい実施例にはANN解析が含まれるが、適応ルールベース解析
の後に残っている小結節候補を本発明によりOR結合することにより、肺小結節
の検出を従来のシステムに対して改良できる。このため、処理の簡素化を優先す
る場合には、性能の低下が伴うものの、ANNステップ50、50′の一方また
は両方を省くことができる。
【0039】 当然ではあるが、前述の教示から、本発明は多くの修正および変更が可能であ
る。したがって、本発明は、添付の請求範囲内において、本明細書に具体的に記
述した方法とは異なる方法で実施し得ることを理解されたい。 付録 文献 [1]Cancer facts and figures - 1966, Atlanta: American Cancer Society, 19
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ation in Pulmonary Nodules Detection with Dual Energy Digital Radiograph
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【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるコンピュータ支援診断(CAD)システムを実施するためのシス
テムの代表的なブロック図である。
【図2】 本発明によるCADシステムを示すフローチャートである。
【図3】 本発明によるCADシステムの詳細を示すフローチャートである。
【図4】 (a)は標準胸部画像、(b)はそれに対応した軟組織胸部画像を示すもので
、ここでは右肺中央部と左肺下部の小結節が肋骨と重なっている。
【図5】 (a)は標準胸部画像の差分画像、(b)は軟組織胸部画像の差分画像を示す
もので、ここでは、軟組織画像の差分画像は標準胸部画像の差分画像よりもバッ
クグラウンドが均一である。
【図6】 本発明によるCADシステムからのコンピュータ出力を標準胸部画像(a)お
よび軟組織胸部画像(b)に対して示すもので、ここでは、CADシステムが軟
組織胸部画像の中に偽陽性異常なしで2つの小結節を検出し、標準胸部画像の中
では左下部の小結節を見逃している。
【図7】 (a)は標準胸部画像、(b)はそれに対応した軟組織胸部画像を示すもので
、ここでは、1つの小結節が左肺の頂部に存在する。
【図8】 本発明によるCADシステムからのコンピュータ出力を標準胸部画像(a)お
よび軟組織胸部画像(b)に対して示すもので、ここでは、CADシステムが、
軟組織画像において左肺の頂部の小結節を検出しておらず(この領域の画像のコ
ントラストが低く雑音レベルが高いため)、標準胸部画像においてこれを2つの
偽陽性異常とともに検出している。
【図9】 本発明によるCADシステムを軟組織胸部画像、標準胸部画像、およびこれら
の論理OR結合による胸部画像にそれぞれ適用して得られるFROC曲線を比較
したグラフである。
【図10】 本発明の教示によりプログラムされた汎用コンピュータ300の概略説明図で
ある。
【符号の説明】
200…画像収集装置 300…汎用コンピュータ 302…表示装置 304…キーボード 306…位置入力装置 308…マウスパッド 310…ハードディスク 320…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マクマホン、ヒーバー アメリカ合衆国、イリノイ州 60614 シ カゴ、エヌ・クレブランド 2144 Fターム(参考) 4C093 AA01 CA18 DA10 FD01 FF34 5B057 AA08 BA03 CA12 CA16 DA03 DB02 DC32 DC36 5L096 BA06 CA13 FA04 FA14 GA07 HA08 HA11

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準ディジタル胸部画像と軟組織ディジタル胸部画像を得て
    、 前記標準ディジタル胸部画像から第1の差分画像を生成し、前記軟組織胸部画
    像から第2の差分画像を生成し、 前記第1の差分画像と第2の差分画像において異常候補を識別し、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から該第1の差分画像にお
    いて識別された異常候補のそれぞれについて予め定められた第1の特徴を抽出し
    、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から該第2の差分画像に
    おいて識別された各異常候補のそれぞれについて予め定められた第2の特徴を抽
    出し、 抽出された前記第1の特徴と抽出された前記第2の特徴を解析してこれらの特
    徴にそれぞれ対応する擬陽性異常候補を識別して除外し、 前記第1の差分画像と第2の差分画像からそれぞれ導出され、前記擬陽性異常
    候補を除外した後に残っている前記異常候補の論理OR演算を実行し、 前記論理OR演算の実行結果を示す信号を出力することを 具備するコンピュータによる肺異常の検出方法。
  2. 【請求項2】 前記出力するステップは、 前記標準ディジタル胸部画像と前記軟組織ディジタル胸部画像のそれぞれに対
    応した標準胸部画像と軟組織胸部画像の1つを表示し、 異常候補の位置を示すことを具備する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記異常候補を解析するステップは、 抽出された複数の前記特徴に適応ルールベース解析を適用することを具備する
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記異常候補を解析するステップは、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から抽出された特徴に固有
    の適応ルールベース解析を適用して前記第1の差分画像において識別された擬陽
    性異常候補を識別して除外し、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から抽出された特徴に固
    有の適応ルールベース解析を適用して前記第2の差分画像において識別された擬
    陽性異常候補を識別して除外することを具備する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記異常候補を解析するステップは、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、前記各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップの少なくとも1つを実行する請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記異常候補を解析するステップは、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除外
    するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップの少なくとも1つを実行する請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記異常候補を解析するステップは、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除外
    するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップの少なくとも1つを実行する請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】 標準ディジタル胸部画像と軟組織ディジタル胸部画像を得る
    ステップと、 前記標準ディジタル胸部画像から第1の差分画像を生成し、前記軟組織ディジ
    タル胸部画像から第2の差分画像を生成するステップと、 前記第1の差分画像と第2の差分画像における異常候補を識別するステップと
    、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から、該第1の差分画像に
    おいて識別された前記異常候補のそれぞれについて予め定められた第1の特徴を
    抽出するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から、該第2の差分画像
    において識別された前記異常候補のそれぞれについて予め定められた第2の特徴
    を抽出するステップと、 抽出された前記第1の特徴と抽出された前記第2の特徴を解析して、これらの
    特徴にそれぞれ対応した擬陽性異常候補を識別して除外するステップと、 前記第1の差分画像と第2の差分画像からそれぞれ導出され、前記擬陽性異常
    候補を除外した後に残っている異常候補の論理OR演算を実行するステップと、 前記論理OR演算の実行結果を示す信号を出力するステップとを具備し、 標準ディジタル胸部画像と軟組織ディジタル胸部画像における肺の異常をコン
    ピュータにより検出するためのコンピュータ命令を記憶するコンピュータ読取り
    可能な媒体。
  9. 【請求項9】 前記標準ディジタル胸部画像と前記軟組織ディジタル胸部画
    像のそれぞれに対応した標準胸部画像と軟組織胸部画像の1つを表示し、前記論
    理OR演算から導出された前記異常候補の位置をそこに示す出力ステップをコン
    ピュータに実行させるためのコンピュータ命令をさらに記憶する請求項8に記載
    のコンピュータ読取り可能な媒体。
  10. 【請求項10】 前記解析のステップを実行するために記憶されたコンピュ
    ータ命令が、複数の前記抽出された特徴に適応ルールベース解析を適用すること
    を具備する、請求項8に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
  11. 【請求項11】 前記解析のステップを実行するために記憶されたコンピュ
    ータ命令が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から抽出された特徴に固有
    の適応ルールベース解析を適用して、前記第1の差分画像において識別された擬
    陽性異常候補を識別して除外し、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から抽出された特徴に固
    有の適応ルールベース解析を適用して、前記第2の差分画像において識別された
    擬陽性異常候補を識別して排除する請求項8に記載のコンピュータ読取り可能な
    媒体。
  12. 【請求項12】 前記解析のステップを実行するために記憶されたコンピュ
    ータ命令が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除外
    するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップの少なくとも1つを実行するための命令を記憶している請求項8
    に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
  13. 【請求項13】 前記解析のステップを実行するために記憶されたコンピュ
    ータ命令が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除外
    するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップの少なくとも1つを実行するための命令を記憶している請求項1
    0に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
  14. 【請求項14】 前記解析のステップを実行するために記憶されたコンピュ
    ータ命令が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除外
    するステップと、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に印加し、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するステップの少なくとも1つを実行するための命令を記憶している請求項1
    1に記載のコンピュータ読取り可能な媒体。
  15. 【請求項15】 肺の異常をコンピュータにより検出するシステムであって
    、 標準ディジタル胸部画像と軟組織ディジタル胸部画像とを得るために形成され
    た機構と、 前記標準ディジタル胸部画像から第1の差分画像を生成し、前記軟組織ディジ
    タル胸部画像から第2の差分画像を生成するために形成された機構と、 前記第1の差分画像と第2の差分画像において、異常候補を識別するために形
    成された機構と、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から、該第1の差分画像に
    おいて識別された前記異常候補のそれぞれについて予め定められた第1の特徴を
    抽出するために形成された機構と、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から、該第2の差分画像
    において識別された前記異常候補のそれぞれについて予め定められた第2の特徴
    を抽出するために形成された機構と、 抽出された前記第1に特徴と抽出された前記第2の特徴を解析して、これらに
    それぞれ対応した擬陽性異常候補を識別して除外するために形成された機構と、 前記第1の差分画像と第2の差分画像からそれぞれ導出され、前記擬陽性異常
    候補を除外した後に残っている異常候補の論理OR演算を実行するために形成さ
    れた機構と、 前記論理OR演算の実行結果を示す信号を出力するために形成された機構とを
    具備するシステム。
  16. 【請求項16】 前記出力の機構が、標準画像と軟組織画像の少なくとも1
    つを表示するように形成され、 前記第1の差分画像から導出され、前記擬陽性異常候補を除外した後に残って
    いる異常候補と、 前記第2の差分画像から導出され、前記擬陽性異常候補を除外した後に残って
    いる異常候補と、 前記論理OR演算から導出された異常候補の少なくとも1つの位置を表示する
    請求項15に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記解析の機構が、適応ルールベース解析を複数の抽出さ
    れた前記特徴に適用して前記異常候補を解析するために形成された請求項15に
    記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記解析の機構が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から抽出された特徴に固有
    の適応ルールベース解析を適用して前記第1の差分画像において識別された異常
    候補を解析し、前記第1の差分画像において識別された擬陽性異常画像を識別し
    て除外するために形成された機構と、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から抽出された特徴に固
    有の適応ルールベース解析を適用して前記第2の差分画像において識別された異
    常候補を解析し、前記第2の差分画像において識別された擬陽性異常画像を識別
    して除外するために形成された機構とを具備する請求項15に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記解析の機構が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に適用して、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するために形成された機構と、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に適用して、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を
    除外するために形成された機構とを具備する請求項15に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記解析の機構が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に適用して、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するために形成された機構と、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に適用して、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を
    除外するために形成された機構とを具備する請求項17に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記解析の機構が、 前記標準ディジタル胸部画像と前記第1の差分画像から導出された各異常候補
    に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路網
    に適用して、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を除
    外するために形成された機構と、 前記軟組織ディジタル胸部画像と前記第2の差分画像から導出された各異常候
    補に対して、該各異常候補から抽出された複数の特徴を学習済みの人工神経回路
    網に適用して、該学習済みの人工神経回路網の出力に基づいて擬陽性異常候補を
    除外するために形成された機構とを具備する請求項18に記載のシステム。
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