JP2002521086A - 歯科用インプラント要素 - Google Patents

歯科用インプラント要素

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JP2002521086A
JP2002521086A JP2000560837A JP2000560837A JP2002521086A JP 2002521086 A JP2002521086 A JP 2002521086A JP 2000560837 A JP2000560837 A JP 2000560837A JP 2000560837 A JP2000560837 A JP 2000560837A JP 2002521086 A JP2002521086 A JP 2002521086A
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レイヴ・ブルーベルイ
ハンスリューディ・カリシュ
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Abstract

(57)【要約】 義歯またはそのコア部分を製作するための歯科用インプラント要素(1;1′)であり、支持要素の支持端と係合する近位端(2;2′)および遠位端(7;7′)を有するベース部分(3;3′)と、このベース部分の遠位端から遠位方向に突出し、ベース部分の横方向寸法よりもかなり小さい横方向寸法を有する細長いポスト部分(5;5′)とを包含する。本発明の第1局面によれば、この歯科用インプラント要素は、少なくとも部分的に、ロスト・ワックス・キャスティング中に焼却するようになっている材料から作られ、それによって、ロスト・ワックス・キャスティングによって歯科用インプラント要素に製作された義歯またはコア部分が、せいぜい、歯科用インプラント要素の一部しか包含しない。本発明の第2局面によれば、細長いポスト部分は、ベース部分の遠位端上にオフセットして位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、義歯またはそのコア部分を作成するための歯科用インプラント要素
に関する。
【0002】
【発明の背景】
このような歯科用インプラント要素は、普通、この技術分野においては、「シ
リンダ」と呼ばれているが、この用語は、本発明と関わりのない構成要素の場合
には一定直径の円形横断面を意味するので、特に本発明に言及するときにはその
意味では使用しない。
【0003】 義歯は、1つまたはそれ以上の失われた自然歯と置き換えるために患者の顎骨
(上顎または下顎)に固定する構造である歯科用インプラントを構成する構成要
素の1つである。歯科用インプラントは、義歯を支持するように、まったくある
いは部分的に歯のない患者の顎骨に固定される義歯支持構造を包含する。この義
歯支持構造は、代表的には、(i)上顎または下顎の骨組織に移植した1つまた
はそれ以上の固定部材(固定具)によって形成される。この固定具の数は、歯科
用インプラントが、単一の固定具を使用する単歯置換のためか、あるいは、通常
、1つまたはそれ以上の複数の固定具を使用する多歯置換のためかに依存する。
そして、(ii)各固定具のための経粘膜部材(橋脚歯)によっても形成される。
各橋脚歯は、対応する固定具の冠状端部に連結され固定具部位に重なっている軟
組織層(歯肉)を架橋する。次に、1つまたはそれ以上の人工置換歯(義歯)を
与える構造を橋脚歯の冠状端部に連結する。たとえば、単歯置換の場合にはクラ
ウンであり、多数の失われた自然歯との置換の場合にはブリッジである。
【0004】 義歯が患者の口腔内の優勢状態、たとえば、自然歯がまだ上顎あるいは下顎に
残っている状態に確実に適合するためには、それ自体公知の方法で作成した歯の
ない顎の実物大模型を参照しながら義歯を作成する。通常、1つまたはそれ以上
の類似要素が模型内に組み込まれる。類似要素の数は上顎または下顎における固
定具の数に対応する。各類似要素は、義歯支持構造、たとえば、橋脚歯によって
与えられる冠状端部の類似物である端を有する。各類似要素は、類似端部が義歯
支持構造の関連した冠状端部が顎内に有するあるいは有することになる位置およ
び向きを正確に再現するように模型に組み込まれる。
【0005】 次に、義歯支持構造の冠状端部を補足する近位端部または先端部を有するシリ
ンダを、各類似要素の類似端部に着座させる。患者の口腔内の優勢状態と適合す
る義歯を、次に、シリンダを使用して作成する。その場合、義歯は、上顎または
下顎に固定するための義歯支持構造へ移す。
【0006】 義歯の製作でシリンダを使用する方法は、義歯が単歯置換のためのものか、あ
るいは、多数の歯を置換するためのものかに依存し、また、義歯が恒久義歯とな
るのか、あるいは、恒久義歯を作成している間の臨時期間使用するための仮義歯
となるのかにも依存する。
【0007】 恒久義歯は、代表的には、類似要素上に装着したシリンダにワックス・パター
ンを塗布し、ワックス・パターンと同じ輪郭を有するキャスト構造をロスト・ワ
ックス・キャスティング法によってシリンダ上に形成することによって形成され
る。この場合、シリンダ・ワックス・パターン組立体は、埋没材によって取り囲
まれ、次いで、加熱によって「消失」させ、鋳型を残す。この鋳型に、金のよう
な貴金属または半貴金属を、埋没材を貫通しているスプルーを経て注入する。こ
の点に関して、シリンダは、焼却材料、たとえば、ポリスチレンまたはDelrinTM (Du Pont)のようなプラスチックで全体的あるいは部分的に形成することがで
きる。この場合、焼却材料は、選択的に金属と取り替えてもよい。しかしながら
、埋没材を使用することで、シリンダの先端部に設けた表面特徴、たとえば雄型
または雌型多角形の面(シリンダを義歯支持構造の冠状端部に着座させることが
できる)を、焼却材料によって与えられるキャスト構造内に確実に保持すること
ができる。
【0008】 恒久単歯義歯の場合、ポーセレン層を内側キャスト・フレーム構造上へ焼成す
る。この内側キャスト・フレーム構造は、単一のシリンダを包含するか、単一の
シリンダ上に基礎を設けるかして義歯に自然歯外観を与える。ワックス・パター
ンは、内側キャスト・フレーム構造がそこに焼成されるポーセレンに対して歯状
外観を与えるように形付してもよいし、しなくてもよい。そうでない場合には、
ポーセレン層は、義歯に歯状形態を与えるようにフレーム構造上に構築される。
【0009】 多数の自然歯を恒久的に取り替えようとしている場合には、義歯は、代表的に
は、多数のシリンダを包含するか、あるいは、多数のシリンダ上に基礎を形成し
た内側キャスト・フレーム構造と、この内側キャスト・フレーム構造に装着した
人工歯(義歯)の列とを包含することになる。この例においては、ワックス・パ
ターンは、代表的には、模型の類似物上にシリンダを固定し、義歯支持構造の隔
たった冠状端部を横切って架橋できるキャスト・フレーム構造を形成する。そし
て、キャスティングが義歯支持構造の冠状端部上に装着される前か後に、義歯が
キャスティング上に装着されることになる。あるいは、義歯は、各シリンダに孤
立したワックス・パターンを塗布して個々のキャスティングを形成し、次いで、
それを義歯支持構造の冠状端部に取り付け、次に、このキャスティング上へ義歯
を装着することによって形成してもよい。
【0010】 恒久義歯形成の概要については、特に、「Dental Implants: A Guide for the
General Practitioner」(Michael Norton, Quintessence Publishing, 1995,
Chapters 4 and 5)を参照されたい。
【0011】 仮義歯の使用は、周知であり、仮義歯を必要とする環境は、米国特許第5,2
59,759号(Jorneus et al/Nobelpharma AB)に記載されている。単歯仮義
歯の場合、通常の手順では、模型における類似物の類似端部に装着したときにシ
リンダの外面にアクリル樹脂を塗布し、このアクリル樹脂を自然歯形態に整形し
てから硬化させることによって、シリンダ上にアクリル樹脂人工歯を形成する。
【0012】 1つまたはそれ以上のシリンダ上に作成した義歯またはそのコア部分を固定具
・橋脚歯組立体またはこのような組立体の列に装着するのが普通であるけれども
、1つまたはそれ以上のシリンダ上に作成した義歯またはそのコア部分を固定具
または固定具の列に直接装着することも知られている。この場合、各シリンダは
、各固定具の冠状端部を補足する近位端を有し、模型内の各類似要素が、固定具
の冠状端部の類似物となる端部を有することになる。
【0013】 本発明の目的は、この技術分野において従来提案されていたシリンダ以上の利
点を有する、義歯またはそのコア部分を製作するための歯科用インプラント要素
を提供することにある。
【0014】
【発明の概要】
本発明の第1の局面によれば、ロスト・ワックス・キャスティングによって義
歯またはそのコア部分を作成するための歯科用インプラント要素であって、支持
要素の支持端部と係合することができる近位端および遠位端を有するベース部分
と、ベース部分の遠位端から遠位方向に突出し、ベース部分の横方向寸法よりも
かなり小さい横方向寸法を有する細長いポスト部分とを包含し、歯科用インプラ
ント要素の少なくとも一部がロスト・ワックス・キャスティング中に焼却するよ
うになっている材料から作ってあることを特徴とする歯科用インプラント要素を
得ることができる。したがって、形成した義歯またはコア部分が、焼却材料から
作られる程度に依存して歯科用インプラント要素を包含しないかあるいはいくつ
か包含することになる。歯科用インプラント要素をロスト・ワックス・キャステ
ィング中に焼却するようになっている材料で部分的に形成する場合、義歯または
コア部分に含まれる歯科用インプラント要素の部分は、その近位端部を与える歯
科用インプラント要素部分であってもよい。
【0015】 本発明の第2局面によれば、義歯またはそのコア部分を作成するための歯科用
インプラント要素であって、支持要素の支持端部と係合することができる近位端
および遠位端を有するベース部分と、このベース部分の遠位端から遠位方向に突
出する細長いポスト部分とを包含し、この細長いポスト部分が、ベース部分の横
方向寸法よりかなり小さい横方向寸法を有し、ベース部分の遠位端上にオフセッ
トして位置していることを特徴とする歯科用インプラント要素を得ることができ
る。
【0016】 本発明による歯科用インプラント要素は、ベース部分の横方向寸法よりかなり
小さい横方向寸法を有するポスト部分によって外表面積が大きくなっており、そ
の結果、歯科用インプラント要素に塗布されたワックス・パターンがより急速な
率で冷えることになり、それによって、義歯の製作法をスピードアップすること
ができる。ポスト部分がベース部分の横方向寸法よりかなり小さい横方向寸法を
有するという事実は、また、ベース部分の遠位端の一部が、そこに形成された義
歯またはコア部のための支持面として作用することも可能にし、したがって、義
歯の安定性を向上させることができる。さらに、ポスト部分の長さは、選ばれる
ことができるその遠位部分が、技術者が組立体をピックアップすることができる
ように、歯科用インプラント要素に取り付けられたコアまたは義歯形成用ワック
ス・パターンまたはアクリル樹脂人工歯から突出するように選ぶことができる。
【0017】 支持要素は、義歯支持構造の一部材であってもよい。これは、義歯支持構造の
冠状端部を与える。たとえば、固定具あるいは橋脚歯スリーブまたは模型に埋め
込んだ義歯支持構造の部材の類似物であってもよい。
【0018】 後述するような本発明の実施例においては、ベース部分の遠位端のところでの
ポスト部分の横方向寸法は、ベース部分の遠位端の横方向寸法のほぼ半分以下で
ある。 後述するような第1局面による本発明の実施例においては、ポスト部分は、ベ
ース部分の遠位端上にオフセットして位置する。しかしながら、第1局面による
歯科用インプラント要素のポスト部分は、代わりに、ベース部分の遠位端の中央
に位置していてもよい。 後述するような本発明の実施例においては、ベース部分は、中空であり、近位
端の開口端部を有する内部空所を有し、ポスト部分は、中実である。
【0019】 後述するような本発明の別の実施例においては、歯科用インプラント要素は、
ベース部分およびポスト部分を貫いて延びる端部開口式チャンネルを有するスリ
ーブの形となっている。この構造は、義歯のコア部をロスト・ワックス・キャス
ティングによって歯科用インプラント要素上に作成し、義歯を顎骨に固定された
義歯支持構造にセメント接合しようとするときに特に有利である。これは、歯科
用インプラント要素における端部開口式チャンネルが義歯における通気チャンネ
ルを形成し、セメント接合に伴う静水圧を軽減するのを容易にするからである。
これらの利点は、また、後述する本発明の実施例におけるように、歯科用インプ
ラント要素が、中空で、近位端部にある開口端からベース部分を貫いてポスト部
分内へ遠位方向に延びる内部空所を有する場合に実現され得る。
【0020】 本発明の第2局面による歯科用インプラント要素は、特に、といって限定する
つもりはないが、ロスト・ワックス・キャスティングによって義歯またはそのコ
ア部分を作成する用途を有する。これを考慮して、歯科用インプラント要素は、
ロスト・ワックス・キャスティング中にそのままに留まるかあるいは焼却するよ
うになっている材料から全体的に形成するか、または、ロスト・ワックス・キャ
スティング中に焼却するようになっている材料から部分的に形成するかいずれで
もよい。形成した義歯またはコア部は、したがって、歯科用インプラント要素の
すべてを含むか、まったく含まないか、あるいはそのいくつかを含むことになる
。 以下、本発明の実施例を、添付図面を参照しながら説明する。
【0021】
【発明の実施例の詳述】
図1〜6において、ここには、本発明の第1実施例による歯科用インプラント
要素1が示してあり、これは、特別な例として、ロスト・ワックス・キャスティ
ングによって単歯義歯のコア部を製作するのに使用するようになっている。 これを考慮して、歯科用インプラント要素1は、ロスト・ワックス・キャステ
ィング中に焼却することになっているプラスチック材料から作られる。しかしな
がら、歯科用インプラント要素1は、部分的にのみ焼却材料から形成してもよい
し、あるいは、全体的に非焼却材料(たとえば、高融点金属)から形成してもよ
い。
【0022】 歯科用インプラント要素1は、近位端2およびルーフ7によって与えられる遠
位端を有するベース3を有する。ベース3は、中空であり、近位端2にある開口
13からルーフ7の内面まで延びる空所11を有する。空所11の開口13は、
部分的に歯のない患者の顎模型内で類似構造の端部における相補的な八角形の横
断面と回転防止接続・割り出しを行うための八角形の横断面12を有する。この
端部は、患者の顎骨組織に移植した、単歯義歯を固着することになっている固定
具(図示せず)に固定した、あるいは、固定することになっている橋脚歯スリー
ブ(図示せず)の冠状端部の類似物である。
【0023】 橋脚歯スリーブは、2分割式橋脚歯の一部であり、軸線方向に貫く端部開口式
チャンネルを有する。橋脚歯の第2の部分は、橋脚歯ねじであり、これは、橋脚
歯スリーブのチャンネルを通過し、固定具にある内ねじソケットに螺合して橋脚
歯スリーブを固定具にねじ止めするようになっている。
【0024】 歯科用インプラント要素1は、さらに、ベース3のルーフ7上にオフセットし
て位置する幅の狭い細長い中実ポストまたはチムニー5を包含する。ポスト5の
長さは、歯科用インプラント要素1上に構築されたワックス・パターンから突出
するような長さである。ワックス・パターンの支持のために、ベース3の底部に
は、環状の棚9が設けてある。ワックス・パターンは、ルーフ7によっても支持
されている。
【0025】 ロスト・ワックス・キャスティングによって単歯義歯のコア部分を製作してい
る際に歯科用インプラント要素1を使用するとき、歯科用インプラント要素1を
、まず、模型にある類似構造(「橋脚歯類似物」)の類似端部に装着する。次い
で、ワックス・パターンをポスト5のまわりで歯科用インプラント要素1上に構
築し、ポスト5がワックス・パターンから遠位方向に突出するようにする。
【0026】 次に、歯科用インプラント要素・ワックス・パターン組立体を橋脚歯類似物か
ら拾い上げ、ワックス・パターンを貫いて突出するポスト5の遠位部分を用いて
ロスト・ワックス・キャスティング装置に移す。次に、ポスト5の突出する遠位
部分を除去し、埋没材をワックス・パターンの外面まわりでベース3の空所11
内に詰め、鋳型を形成する。次に、歯科用インプラント要素1のワックスおよび
プラスチック材料を焼却した後、金のような溶融した貴金属を、埋没材を貫いて
延びているスプルーを経て鋳型に注入する。冷却後、金属キャスティングが形成
され、これは、ワックス・パターンの外面輪郭と、ベース3の空所11の、八角
形の横断面12を含む内面輪郭とを有する。
【0027】 次に、ポーセレン層をキャスティングに焼成し、自然歯の仕上げ、形状を有す
る単歯義歯とする。その後、単歯義歯を橋脚歯スリーブにセメント接合する。義
歯および橋脚歯スリーブの相補的な八角形横断面により、義歯は、口腔における
正しい向きを有し、固定具・橋脚歯組立体上に回転しないように固着される。
【0028】 歯科用インプラント要素1は、(i)ワックス・パターンを塗布した後、橋脚
歯類似物から歯科用インプラント要素1を取り外すための手段と、(ii)ベース
3とポスト5との間に形成された段部によって増大した外表面積であって、それ
によって、ワックスを冷却する速度をスピードアップすることができる外表面積
と、(iii)ベース3とポスト5の間の段部、すなわち、ルーフ7の形をした、
ワックス・パターンおよび鋳造したコア部分のための補助支持面とを提供すると
いう利点を有する。
【0029】 顎骨における義歯支持構造に対して上述のロスト・ワックス・キャスティング
によって形成した単歯義歯をセメント接合する際に発生する静水圧を軽減するた
めに、義歯に通気孔を設けることが一般的に必要である。これは、代表的には、
アクセス・ピンまわりにポーセレンを焼成してポーセレンにアクセス通路を形成
することによって義歯の咬合面に通気チャンネルを形成し、次に、ポーセレン層
にあるアクセス通路を経て鋳造コア部分の咬合面を貫いて穿孔することが必要で
ある。義歯のセメント接合後、通気チャンネルは、適当な美容整形材料で塞ぐ。
【0030】 図7には、本発明の第2実施例による歯科用インプラント要素1′が示してあ
り、これは、単歯義歯を義歯支持構造にセメント接合する際に発生する静水圧を
軽減するための通気チャンネルを設けるために鋳造コア部分を貫いて穿孔する際
の上記困難を軽減することができる。
【0031】 歯科用インプラント要素1′は、図1〜6を参照しながら先に説明した歯科用
インプラント要素1の変更態様であり、その理由のために、同様の部分を示すの
に同様の参照符号を図7で使用している。
【0032】 図7の歯科用インプラント要素1′と図1〜6の歯科用インプラント要素1と
の差異は、歯科用インプラント要素1′のポスト5′にチャンネル14が形成し
てあり、このチャンネルが空所11′と連通していて、歯科用インプラント要素
1′が、ベース3′の近位端2′にある第1開口端13′と、ポスト5′の自由
端にある第2開口端15とを有するスリーブの形を採るという点にある。歯科用
インプラント要素1′をスリーブ形態とした結果、チャンネル14および空所1
1′が、チャンネル14および空所11′を満たしている埋没材によってロスト
・ワックス・キャスティングで歯科用インプラント要素1′に形成されたコア部
において再現されることになる。これにより、たとえば、黒鉛のロッドをチャン
ネル14に挿入してから、たとえば、コア部分上にポーセレン層を焼成すること
によって歯状材料を鋳造コア部分に取り付けることができる。次いで、黒鉛ロッ
ドを除去することで、義歯を貫く通気チャンネルを残すことになる。黒鉛ロッド
を簡単に引き抜くことができない場合には、ドリル操作によってロッドを除去し
てもよい。黒鉛ロッドをドリル操作で除去する方が、図1〜6を参照しながら先
に説明した歯科用インプラント要素1で必要とされるような金属キャスティング
を通して行うよりもはるかに簡単である。
【0033】 したがって、歯科用インプラント要素1′は、上記の図1〜6の歯科用インプ
ラント要素1の利点を有すると共に、製作した義歯のコア部分を貫いて通気チャ
ンネルを設け、顎骨に固定された義歯支持構造に義歯をセメント接合する際に発
生した静水圧を軽減することができるというさらなる利点を有する。さらなる利
点として、図1〜6の歯科用インプラント要素1の場合よりも歯科用インプラン
ト要素1′に位置する埋没材にエア・ポケットが形成される可能性が少ないとい
うことである。これは、埋没材が、図1〜6の歯科用インプラント要素1のルー
フ7のような内壁によって阻止されるというよりもむしろ、歯科用インプラント
要素1′を貫いて延びることになるからである。
【0034】 ポスト5′のチャンネル14がポスト5′の自由端で閉じられている場合でも
、義歯に通気チャンネルを形成することができる。これは、ワックス・パターン
から突出するポスト5′の遠位部分を除去することで、端部開口式チャンネルを
露出させ、その中に埋没材を詰め、鋳造コア部に端部開口式チャンネルを再現す
ることができるからである。歯科用インプラント要素1′のこのような変形例が
図8に示してある。
【0035】 ここで、実施例を参照しながら本発明を説明してきたが、本発明は添付の特許
請求の範囲内でさまざまな方法で変更可能であることは了解されたい。たとえば
、本発明の歯科用インプラント要素例を、ロスト・ワックス・キャスティングに
よって単歯義歯のコア部分の製作に関して説明してきたが、本発明の歯科用イン
プラント要素は、多歯義歯のコア部分、たとえば、ブリッジを同様の方法で形成
するのにも使用できるし、あるいは、仮義歯、たとえば、アクリル樹脂人工歯を
歯科用インプラント要素に形成した仮単歯義歯の形成にも使用し得る。さらに、
実施例の個々の特徴は、独立でもあるいはその実施例の他の特徴との組み合わせ
でも、本発明の他の実施例で同等に適用可能である。
【0036】 最後に、特許請求の範囲に、添付図面で用いた参照符号を記入しているが、こ
れはあくまでも説明のためであり、特許請求の範囲に限定要件を与えるものでは
ないと解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による歯科用インプラント要素の上から見た斜視図である
【図2】 図1の歯科用インプラント要素の側面図である。
【図3】 図1の歯科用インプラント要素の平面図である。
【図4】 図1の歯科用インプラント要素の下から見た斜視図である。
【図5】 図1の歯科用インプラント要素の下面図である。
【図6】 図1の歯科用インプラント要素の側断面図である。
【図7】 本発明の第2実施例による歯科用インプラント要素の側断面図である。
【図8】 図7の歯科用インプラント要素の変形例の側断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ハンスリューディ・カリシュ スイス国ツェー・ハー−2306ラショウ−ド ゥ−フォン.リュージャルディニエール 153.ハーダー・エス・アー (72)発明者 アンダーシュ・ホールメン スウェーデン国エス−431 21メルンダー ル.ピー・オー・ボックス14.アストラ・ テック・アクチエボラーグ Fターム(参考) 4C059 AA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロスト・ワックス・キャスティングによって義歯またはその
    コア部分を作成するための歯科用インプラント要素(1;1′)であって、支持
    要素の支持端部と係合することができる近位端(2;2′)および遠位端(7; 7′)を有するベース部分(3;3′)と、ベース部分の遠位端から遠位方向
    に突出し、ベース部分の横方向寸法よりもかなり小さい横方向寸法を有する細長
    いポスト部分(5;5′)とを包含し、歯科用インプラント要素の少なくとも一
    部がロスト・ワックス・キャスティング中に焼却するようになっている材料から
    作られることを特徴とする歯科用インプラント要素。
  2. 【請求項2】 義歯またはそのコア部分を作成するための歯科用インプラン
    ト要素(1;1′)であって、支持要素の支持端部と係合することができる近位
    端(2;2′)および遠位端(7;7′)を有するベース部分(3;3′)と、
    このベース部分の遠位端から遠位方向に突出する細長いポスト部分(5;5′)
    とを包含し、この細長いポスト部分が、ベース部分の横方向寸法よりかなり小さ
    い横方向寸法を有し、ベース部分の遠位端上にオフセットして位置していること
    を特徴とする歯科用インプラント要素。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の歯科用インプラント要素において
    、ベース部分の遠位端のところでのポスト部分の横方向寸法が、ベース部分の遠
    位端の横方向寸法のほぼ半分以下であることを特徴とする歯科用インプラント要
    素。
  4. 【請求項4】 請求項1に従属する場合の、請求項1または3に記載の歯科
    用インプラント要素において、ポスト部分が、ベース部分の遠位端上にオフセッ
    トして位置していることを特徴とする歯科用インプラント要素。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯科用インプラント要
    素において、ベース部分(3)が、中空であり、近位端(2)に開口端部(13
    )を有する内部空所(11)を有し、また、ポスト部分が、中実であることを特
    徴とする歯科用インプラント要素。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯科用インプラント要
    素において、歯科用インプラント要素(1′)が、中空であって内部空所(11
    ′、14)を有し、この内部空所が、ベース部分(3′)を貫いて近位端(2′
    )の開口端部(13′)からポスト部分(5′)内へ遠位方向に延びていること
    を特徴とする歯科用インプラント要素。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の歯科用インプラント要
    素において、歯科用インプラント要素が、ベース部分、ポスト部分(3′、5′
    )を貫いて延びる端部開口式チャンネル(11′、14)を有するスリーブ(1
    ′)の形をしていることを特徴とする歯科用インプラント要素。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の、あるいは請求項2に従属した場合の、請
    求項3、5、6または7のいずれか一項に記載の歯科用インプラント要素であっ
    て、ロスト・ワックス・キャスティングによって義歯またはそのコア部分を作成
    するための歯科用インプラント要素であり、ロスト・ワックス・キャスティング
    中に焼却するようになっている材料から少なくとも部分的に形成されることを特
    徴とする歯科用インプラント要素。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載の、あるいは請求項2に従属した場合の、請
    求項3、5、6または7のいずれか一項に記載の歯科用インプラント要素であっ
    て、ロスト・ワックス・キャスティングによって義歯またはそのコア部分を作成
    するための歯科用インプラント要素であり、ロスト・ワックス・キャスティング
    中にそのままに残存するようになっている材料から全体的に形成されることを特
    徴とする歯科用インプラント要素。
  10. 【請求項10】 実質的に、添付図面の図1〜6、図7または図8を参照し
    ながら説明し、また、これらの図に図示したような義歯またはそのコア部分を作
    成するための歯科用インプラント要素(1;1′)。
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