JP2002520763A - 記録媒体を収納する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、記録媒体を収納する要素（１）と、装飾的付属品（２０，２１，２２）とを備えた記録媒体を収納する装置に関する。前記装置は、装置に玩具のような外観を与える楽しい形を備えていて、前記玩具の本体（１）は、収納しようとする記録媒体の幅を有している実質的に長方形のハウジングを備えていて、ハウジングの後部には前記記録媒体を収容する隔室（１５）が形成されていて、記録媒体の少なくとも一部が嵌め込まれていて部分的に保護されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、概略、録音、ディジタル、オーディオ、画像、ビデオ或いはマルチ
メディアの如何なるタイプを問わず、ディスケット、カセット、しばしばレーザ
ディスク或いは単に「ＣＤ」と呼称されているコンパクトディスクのような記録
媒体を収納する装置に関する。

【０００２】 これらの記録媒体の使用は益々増えて来ていて、現今では、家庭或いは事業所
においてハイファイセット或いはビデオレコーダに近接してあらゆる分野におい
て、コンピュータにこれらの幾つかが使用されており、収納手段に対する要請が
高まっている。

【０００３】 この目的のために、現在多くの収納装置が市場に提案されている。これらの装
置は、通常、小さな棚を組合せた形をしていて、２枚の平行な側板と、セパレー
タと、底とを備えていて、セパレータは側板の間で相互に平行に配列されてポケ
ットを形成し、そのポケットの中に記録媒体を保護する箱或いはスリーブが挿入
されている。

【０００４】 特にオーディオ媒体に使用されるような収納装置に対して多大の努力がなされ
ていて、ハイファイセットを置くような場所、通常、居間の室内装飾とそれ自体
がよく調和して一体になるような装飾的要素を備えた装置が提案されて来ている
。

【０００５】 ＷＯ９５／１９０３６号は、たとえば、コンパクトディスク収納装置を提案し
ているが、これは全体的な外観がギター或いはバンジョーのような楽器の形をし
ている。この装置はビームで構成された中央部を備えており、このビームは全横
断面が押しつぶしたようなΩの形状で装置の後方が開口しており、全体が垂直に
配設されている。さらに、この装置は、ネックのヘッドと、弦の両側に形成され
たボディ部とに似せた平らな装飾的要素を備えている。２枚の反対側に湾曲して
いる部分がビームの開口と接して補剛材となっていて剛性を確保している。弦楽
器のネックに形成されるフレットに似せた切り欠け加工は、ビームの閉部が構成
する前面に施されており、これらの切り欠け加工はネックの軸に垂直に施されて
いて、その高さは、コンパクトディスク収納箱がビームの反対の湾曲部を圧接す
る位置に来るまで挿入できる程度である。

【０００６】 この装置の欠点は、装置の中央収納部に配置されたコンパクトディスク箱が保
護されず、衝撃を受けるという事実に起因しており、さらに、側面から圧迫され
ると収納装置から脱落するという欠点がある。

【０００７】 さらに、これらの収納装置は、依然として簡素で飾りがなく、外観が堅苦しい
ものである。

【０００８】 従って、出願人は、コンパクトディスクの堅苦しい世界にユーモアのセンスを
与えもっと楽しくなり、且つ、コンパクトディスクケースを衝撃から保護し、居
間でも事業所でも或いは自分のハイファイセットを所有することが益々増えてき
ている少年或いは児童の部屋にも使用できるような収納装置を提供することを策
定してきた。

【０００９】 この目的のために、本発明は、記録媒体を収納することができる要素と、装飾
的付属品とから構成された記録媒体を収納する装置であって、玩具の外観を与え
る楽しい形状をしていて、この玩具の本体が、収納すべき記録媒体の幅を有する
実質的に長方形の凹部を備えていて、凹部の底面には記録媒体を収容するように
なっているポケットが設けられていて、記録媒体は、少なくとも一部が取り囲ま
れていて部分的に保護されていることを特徴とする記録媒体を収納する装置を提
供する。

【００１０】 さらに、本発明による装置は下記の特徴を備えている。

【００１１】 本体が、２枚の長手方向側面、２枚の横方向端面、前記凹部を形成する底面及
び互いに平行に配列されていてそれ自体の間にポケットを形成するセパレータと
を備えている。

【００１２】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に実在或いは想像上の生き物
の外観を与える。

【００１３】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に自動車の外観を与える。

【００１４】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に樹木の外観を与える。

【００１５】 付属品が、頭である。

【００１６】 付属品が、腕、手、或いは前足のような上方或いは前方部材である。

【００１７】 付属品が、脚、足、或いは後足のような下方或いは後方部材である。

【００１８】 本体と付属品が、相互に平行に配設され相互にフックされる相補手段を備えて
いて、容易に組立及び分解ができるようになっている。

【００１９】 本体に取付けられたフック手段が、本体の長手方向側面及び横方向端面に配置
されている。

【００２０】 本体に取付けられたフック手段が、付属品に取付けられたフック手段を構成す
るラグが適合できるようになっている開口を備えている。

【００２１】 本体が丸みを帯びていて、生き物の体に似せてある。

【００２２】 本体の一方の横方向端面が、他方の横方向端面の寸法より可成り小さい。

【００２３】 本発明は、添付した図面を参照して、限定するものでない実施の形態に関する
以下の記載からさらに理解されるであろう。

【００２４】 図に示したように、本発明による収納装置は、玩具の外観を与える楽しい形を
している。それは、人間、図示したような動物、昆虫、魚、鳥のような実在或い
は想像上の生き物、さらに樹木或いは自動車などのような外観をもつことができ
る。

【００２５】 意匠毎に金型を作る必要がない装置を提供するために、本発明による装置は、
記録媒体を収納することができる要素を備えていて、この要素は玩具の本体１か
ら構成されており、玩具の本体１には、頭２０、上方或いは前方部材２１、たと
えば腕、手或いは前足、下方或いは後方部材２２、たとえば脚、足、或いは後足
のような装飾的付属品が取り付けられている。この装置に自動車の外観を付与し
たい場合は、付属品２０をボンネットにして、付属品２１と２２を車輪にするこ
とができる。

【００２６】 本体１は、収納しようとする記録媒体の幅をもった概ね長方形の凹部を備えて
いて、凹部の底には記録媒体を収容するようになっているポケットが配列されて
いる。このように組み立てることによって、記録媒体のケースは、少なくともそ
れらの一部が取り囲まれているので、衝撃から保護され、且つ、滑落する恐れが
なくなる。

【００２７】 この目的のために、この装置は、２枚の長手方向側面１０と、２枚の横方向端
面１１及び１２と、凹部を形成している底面１３と、互いに平行に配列されてい
て間にポケット１５を形成しているセパレータ１４とからなる。図面には記載し
ていないが、それ自体周知の方法により、たとえば厚紙のスリップケース或いは
プラスチック箱或いは数枚のディスクを容れる箱に収容されるコンパクトディス
クのように、高さが異なる記録媒体を収容するケースの位置毎に、色々と高さが
異なるポケットを設けることができる。

【００２８】 添付図面には、本体１の色々な面を平らに示したが、それらに開口を設けたり
、或いはそれらを単純な側板に置き換えてフレームを形成することは本発明の範
囲内にある。

【００２９】 図２及び図３の側面図、或いは図４の斜視図に示したように、底面１３に対向
している長手方向側面１０の縁１７は直線ではなく、そして横方向端面１１に隣
接した前記長手方向側面の端部の寸法は、横方向端面１２の端部近傍の寸法より
実質的に小さくなっている。同じように、横方向端面１１の寸法は、横方向端面
１２の寸法より可成り小さくなっている。

【００３０】 さらに、図７に示したように、セパレータ１４の開口縁部は曲線を描いている
。

【００３１】 従って、セパレータ１４の間に形成されたポケットの底面１６は、ポケットの
深さが総て同じになるように配設されていて、且つ、セパレータの開口縁部が、
長手方向側面１０の外部縁部１７に湾曲して平行になるように配設されている。

【００３２】 このように組み立てることによって、本体１に膨らみを持たすことができ、生
き物の体に似せることができる。

【００３３】 図６に示した実施形態では、薄い壁体を備えた中空ケースの形状に成形するこ
とによって本体１が形成されている。従って、斯かる本体１の底面１３は、ポケ
ット１５の底面１６で構成されている。

【００３４】 図１〜図３に示したように、本体１は、小さな横方向端面１１（図１及び図２
）、或いは大きな横方向端面１２（図３）を上方に配置することによって、垂直
位置で使用することができる。また、図４に示したように、本体１は水平位置で
も使用することができ、その場合、頭２０は、勿論、小さな横方向端面１１に対
するか或いは大きな横方向端面１２に対して配設される。この後者の場合、尻尾
を表している付属品を、頭に対向する横方向端面に取り付ければ、動物を表すこ
とができる。本体１に膨らみを形成することによって、突き出た腹部或いは胸部
に似せることができる。

【００３５】 付属品を固定するために、互いに相補するフック手段３及び４を本体１及び付
属品に取付けて、容易に組立及び分解が出来るようにする。

【００３６】 本体１に取り付けられたフック手段は、長手方向側面或いは横方向端面に配置
されている。図５に示したように、２個以上のフック手段３を、本体の一方の長
手方向側面１０に設けることにより、本体が垂直或いは水平位置にあろうが、上
方部材２１或いは下方部材２２を形成する付属品の位置決めをすることができる
。

【００３７】 図５、図８及び図９に示した実施形態では、フック手段３は、三角形に配置さ
れた３個の開口３０によって構成されていて、これら３個の開口３０は、付属品
となる図８及び図９における足２２が取り付けられるフック手段を構成する３個
のラグ４１が適合できるようになっている。

【００３８】 フック手段に関しては、互いにスナップ止めする手段、或いは滑入路のような
他の実施形態も、勿論、使用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施の形態による収納装置の正面図である。

【図２】 図１の装置の側面図である。

【図３】 本発明の第２の実施の形態による装置の側面図である。

【図４】 本発明の第３の実施の形態による装置の斜視図である。

【図５】 本発明による装置の本体の側面図である。

【図６】 本発明による装置の本体の縦断面図である。

【図７】 図６の２本の足を備えた本体の矢印ＶＩＩから視た図である。

【図８】 本発明による装置の基底部を示す部分断面図である。

【図９】 図８の足２２の線ＩＶ−ＩＶから視た図である。

【符号の説明】

１ 本体 ３，４ フック手段 １０ 長手方向側面 １１，１２ 横方向端面 １３ 底面 １４ セパレータ １５ ポケット １６ 底面 １７ 縁 ２０，２１，２２ 付属品 ３０ 開口 ４１ ラグ

【手続補正書】特許協力条約第３４条補正の翻訳文提出書

【提出日】平成１２年５月３０日（２０００．５．３０）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【請求項１】 一方では記録された媒体を収納する要素（１）と、他方では
装飾的付属品（２０，２１，２２）とから構成された記録媒体を収納する装置で
あって、前記装置が玩具の外観を与える楽しい外形をしていて、前記玩具の本体
（１）は記録された媒体を収納する要素から構成され、後者は２枚の長手方向側
面（１０）と、２枚の横方向端面（１１，１２）と、底面（１３）とから形成さ
れ、収納されるべき記録媒体の幅を有する実質的に長方形の凹部を備えていて、
凹部の底面には平行に配置されたセパレータ（１４）から形成され、前記記録媒
体を収容するようになっているポケット（１５）が配列され、少なくともその一
部が部分的に保護されるように包まれていることを特徴とする記録媒体を収納す
る装置。

【請求項２】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に実在或い
は想像上の生き物の外観を与えることを特徴とする請求項１に記載の装置。

【請求項３】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に自動車の
外観を与えることを特徴とする請求項１に記載の装置。

【請求項４】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に樹木の外
観を与えることを特徴とする請求項１に記載の装置。

【請求項５】 付属品（２０）が頭であることを特徴とする請求項１又は２
に記載の装置。

【請求項６】 付属品が、腕、手、或いは前足のような上方或いは前方部材
（２１）であることを特徴とする請求項１、２又は５に記載の装置。

【請求項７】 付属品が、脚、足、或いは後足のような下方或いは後方部材
（２２）であることを特徴とする請求項１、２、５又は６に記載の装置。

【請求項８】 本体（１）及びその付属品（２０，２１，２２）が、互いに
相補的なフック手段（３，４）を具備していて組立及び分解を容易にすることを
特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の装置。

【請求項９】 本体（１）が具備しているフック手段（３）が、本体の長手
方向側面及び横方向端面に配置されていることを特徴とする請求項８に記載の装
置。

【請求項１０】 本体（１）が具備しているフック手段（３）が、付属品に
取り付けられたフック手段（４）を構成するラグ（４１）が適合できるようにな
っている開口（３０）で構成されていることを特徴とする請求項８又は９に記載
の装置。

【請求項１１】 本体（１）が丸みを帯びていて生き物の体に似せてあるこ
とを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の装置。

【請求項１２】 本体（１）の一方の横方向端面（１１）の寸法が、他方の
横方向端面（１２）の寸法より可成り小さなことを特徴とする前記請求項のいず
れか一項に記載の装置。

【請求項１３】 本体（１）が、小さな横方向端面（１１）或いは大きな横
方向端面（１２）と共に最高位置か或いは水平位置に配置されることによって、
垂直位置で使用することができることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に
記載の装置。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００５

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００５】 ＤＥ９１１０５６９号はベースと比較して背が高く垂直に配設された長方形の
平行六面形フレームの形状をしている収納装置を開示している。フレームの上面
は住居の屋根に似せた形状とされている。 この装置の側面には、規則的に設けられて間にコンパクトディスクのハウジン
グをすべり込ませる水平リブが備えられている。 このように組み立てられているので、収納中又は検索中にハウジングが割れて
しまうことがある。 ＷＯ９５／１９０３６号は、たとえば、コンパクトディスク収納装置を提案し
ているが、これは全体的な外観がギター或いはバンジョーのような楽器の形をし
ている。この装置はビームで構成された中央部を備えており、このビームは全横
断面が押しつぶしたようなΩの形状で装置の後方が開口しており、全体が垂直に
配設されている。さらに、この装置は、ネックのヘッドと、弦の両側に形成され
たボディ部とに似せた平らな装飾的要素を備えている。２枚の反対側に湾曲して
いる部分がビームの開口と接して補剛材となっていて剛性を確保している。弦楽
器のネックに形成されるフレットに似せた切り欠け加工は、ビームの閉部が構成
する前面に施されており、これらの切り欠け加工はネックの軸に垂直に施されて
いて、その高さは、コンパクトディスク収納箱がビームの反対の湾曲部を圧接す
る位置に来るまで挿入できる程度である。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００８

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００８】 アメリカ特許第５，６３２，３７５号は魅力的な装置を開示しているが、この
装置は児童が遊ぶために使用するのに適した玩具に過ぎず、本体には、物語が録
音されたおもちゃのオーディオカセットの位置決めをするために、玩具の内部に
出し入れできるような窓が設けられている。このような玩具は極めて少数のカセ
ットを収納できるだけであって、安全に収納しておくことを保証するために使用
することはできないものである。 従って、出願人は、コンパクトディスクの堅苦しい世界にユーモアのセンスを
与えもっと楽しくなり、且つ、コンパクトディスクケースを衝撃から保護し、居
間でも事業所でも或いは自分のハイファイセットを所有することが益々増えてき
ている少年或いは児童の部屋にも使用できるような収納装置を提供することを策
定してきた。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 記録された媒体を収納する要素（１）と、装飾的付属品（２
   ０，２１，２２）とから構成された記録媒体を収納する装置であって、前記装置
   が玩具の外観を与える楽しい形をしていて、前記玩具の本体（１）が、収納され
   るべき記録媒体の幅を有する実質的に長方形の凹部を備えていて、凹部の底面に
   は前記記録媒体を収容するようになっているポケット（１５）が配列され、記録
   媒体の少なくとも一部が取り囲まれていて部分的に保護されていることを特徴と
   する記録媒体を収納する装置。
2. 【請求項２】 本体（１）が、２枚の長手方向側面（１０）と、２枚の横方
   向端面（１１，１２）と、前記凹部を形成する底面（１３）と、平行に配置され
   間にポケット（１５）を形成しているセパレータ（１４）とを備えていることを
   特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に実在或い
   は想像上の生き物の外観を与えることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置
   。
4. 【請求項４】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に自動車の
   外観を与えることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置。
5. 【請求項５】 本体を装飾するようになっている付属品が、装置に樹木の外
   観を与えることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置。
6. 【請求項６】 付属品（２０）が頭であることを特徴とする請求項１乃至３
   のいずれか一項に記載の装置。
7. 【請求項７】 付属品が、腕、手、或いは前足のような上方或いは前方部材
   （２１）であることを特徴とする請求項１乃至３又は６のいずれか一項に記載の
   装置。
8. 【請求項８】 付属品が、脚、足、或いは後足のような下方或いは後方部材
   （２２）であることを特徴とする請求項１乃至３、６又は７のいずれか一項に記
   載の装置。
9. 【請求項９】 本体（１）及びその付属品（２０，２１，２２）が、互いに
   相補的なフック手段（３，４）を具備していて組立及び分解を容易にすることを
   特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
10. 【請求項１０】 本体（１）が具備しているフック手段（３）が、本体の長
    手方向側面及び横方向端面に配置されていることを特徴とする請求項９に記載の
    装置。
11. 【請求項１１】 本体（１）が具備しているフック手段（３）が、付属品に
    取り付けられたフック手段（４）を構成するラグ（４１）が適合できるようにな
    っている開口（３０）で構成されていることを特徴とする請求項９又は１０に記
    載の装置。
12. 【請求項１２】 本体（１）が丸みを帯びていて生き物の体に似せてあるこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の装置。
13. 【請求項１３】 本体（１）の一方の横方向端面（１１）の寸法が、他方の
    横方向端面（１２）の寸法より可成り小さなことを特徴とする前記請求項のいず
    れか一項に記載の装置。
14. 【請求項１４】 本体（１）が、小さな横方向端面（１１）或いは大きな横
    方向端面（１２）と共に最高位置か或いは水平位置に配置されることによって、
    垂直位置で使用することができることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に
    記載の装置。